JPH11110248A - リモートメンテナンス装置 - Google Patents

リモートメンテナンス装置

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JPH11110248A
JPH11110248A JP9265716A JP26571697A JPH11110248A JP H11110248 A JPH11110248 A JP H11110248A JP 9265716 A JP9265716 A JP 9265716A JP 26571697 A JP26571697 A JP 26571697A JP H11110248 A JPH11110248 A JP H11110248A
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JP
Japan
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computer
data
computers
maintenance device
remote maintenance
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JP9265716A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Iwaki
喜久 岩城
Hiroshi Maeda
博 前田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 障害発生につながるシステムの異常状態を検
知した時点で情報を効率的に収集してログファイルに記
録し、システムの運転に影響をあたえず障害調査のため
のログを保守センターに送ることができるリモートメン
テナンス装置を得る。 【解決手段】 保守対象の計算機105と保守用端末1
01とが回線103を通して接続されたリモートメンテ
ナンス装置において、計算機105に、計算機の異常状
態を統計的に検出する異常検出手段105Aと、この異
常検出手段のデータ収集機能により収集されたデータを
記録する手段(ログファイル)105Gを備え、回線1
03を通して保守用端末101により上記記録したデー
タ(ログ)内容のチェックを可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば遠隔地の
複数の計算機から構成されるシステムの保守を行うため
のリモートメンテナンス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば特開平4−338854号
公報に示された従来のリモートメンテナンス装置で用い
られる情報収集方式を示す構成図であり、(a)は構成
例を示し、(b)はサービスプロセッサ(SVP)で実
行することができるコマンドの例を示している。
【0003】この従来の方式は、複数のユーザ計算機シ
ステム1と、少なくとも、1つの遠隔保守センタシステ
ム2を備えた遠隔保守システムにおいて、遠隔保守セン
タシステム2内の遠隔保守センタ20で、事前に、ユー
ザ毎に収集する情報の種別をユーザ情報テーブルとし
て設定し、かつ、ユーザからの接続要因に対応して、転
送すべき情報の種類と優先順位を決定する事象テーブル
とを設けて、ユーザ計算機システム1で障害が発生し
て、このユーザ計算機システム1内のサービスプロセッ
サ(SVP)12から遠隔保守センタ20に接続する
際、接続要因と、ユーザ識別情報とを遠隔保守センタ2
0に通知し、通知を受けた遠隔保守センタ20では、そ
の接続要因を解読して、接続要因に対する情報収集のた
めの処理を、上記事象テーブルを参照してコマンド列
(FLE、DISC)として生成し、ユーザ計算機シス
テム1のサービスプロセッサ(SVP)12に通知する
ことで、サービスプロセッサ(SVP)12からのコマ
ンドの実行応答に従い、上記接続要因と、上記ユーザ識
別情報に対応して、上記事象テーブルと、ユーザ情報
テーブルとを参照して転送ログの種類を決定して、ユ
ーザのサーピスプロセッサ(SVP)12に転送要求を
行い、サービスプロセッサ(SVP)12が転送要求に
対応したログ情報を転送するようにして、ユーザ単位に
収集する情報を制御するものである。
【0004】また、上記の遠隔保守システムにおいて、
遠隔保守センタ20で、事前にユーザ情報を登録する時
の上記ユーザ識別情報として、各々のユーザのサービス
プロセッサ(SVP)12に対応した保守コードを遠
隔保守センタ20から発行し、発行された保守コード
をユーザのサービスプロセッサ(SVP)12に設定す
る機構を設けて、上記ユーザ計算機システム1で障害が
発生して、ユーザ計算機システム1内のサービスプロセ
ッサ(SVP)12から遠隔保守センタ20に接続する
際、接続要因と、保守コードとを遠隔保守センタ20
に通知する。
【0005】また、上記の遠隔保守システムにおいて、
遠隔保守センタ10で情報収集中に、新たな、優先順位
の高い事象の接続要因がユーザ計算機システム1内で発
生したときに、上述した情報収集機構により通知された
事象要因の優先順位を、上記事象テーブルで判定し
て、この事象の優先順位が高いと認識したときには、現
在収集途中の処理を一時中断し、優先順位の高い事象要
因に対する処理を開始し、その処理終了後に、上記中断
していた処理の再開を指示するコマンド列を、ユーザ側
のサービスプロセッサ(SVP)2に通知するものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のリモートメンテ
ナンス装置は以上のように構成されているので、障害が
発生した時点での計算機の状態の収集と、定常的に収集
しているログの収集しか行うことができず、障害の原因
を特定するために十分な情報を得ようとすると、定常的
に収集するログの量が大きくなり、システムに大きな負
荷をかけるという問題点があった。また、複数の計算機
から構成されているシステムにおいて、障害の発生した
計算機からログを収集する際、システム内のLANを経
由してログを転送する必要があり、システムの運転に支
障が出るという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、障害発生につながるシステ
ムの挙動を効率的に収集し、システムの運転に影響をあ
たえず障害調査のためのログを保守センターに送ること
ができるリモートメンテナンス装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るリモート
メンテナンス装置は、保守対象の計算機と保守用端末と
が回線を通して接続されたものにおいて、上記計算機
に、計算機の異常状態を統計的に検出する異常検出手段
と、この異常検出手段のデータ収集機能により収集され
たデータを記録する手段(ログファイル)を備え、上記
回線を通して上記保守用端末により上記記録したデータ
(ログ)内容のチェックを可能にしたものである。
【0009】また、上記構成において、保守対象の計算
機を、LANで結ばれたシステムを構成する複数の計算
機としたものである。
【0010】また、保守用端末は、LANで結ばれた複
数の計算機を管理する計算機(サーバマシン)を介して
各計算機にアクセスするようになされたものである。
【0011】また、保守対象の計算機は、異常検出手段
およびこの異常検出手段のデータ収集機能により収集さ
れたデータを記録する手段の他に、計算機内部のアプリ
ケーションプログラムが検知した異常状態から必要な情
報を収集し、上記記録手段に記録する手段を備えたもの
である。
【0012】また、複数の計算機の各々は、LAN経由
でシステムを構成する他の計算機へ計算機の運転状態を
示すデータの収集を指示する手段と、LAN経由でシス
テムを構成する他の計算機から自計算機の運転状態を示
すデータの収集の指示を受けデータを収集記録する手段
とを備えたものである。
【0013】また、複数の計算機がLANで接続された
保守対象のシステムを保守用端末と接続するゲートウェ
ー計算機を備え、このゲートウェー計算機は、計算機の
運転状態を示すデータを、各計算機に、単位時間当たり
に送信するデータ量を定めた値以下で送信するように要
求する手段と、そのデータを受信し記録する手段(シス
テムログファイル)とを有するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係るリ
モートメンテナンス装置を示す構成図である。図1にお
いて、105は計算機で、その内部に異常検出手段10
5Aと、この異常検出手段105Aから出力されるデー
タ収集を行った結果を記録するログファイル105Gが
設けられている。上記計算機105は、リモートメイン
テナンスの対象となるシステム109を構成する計算機
の内の一つであり、他に計算機105と同構成の計算機
106や107などがLAN104により接続されてい
る。LAN104には、ゲートウェー計算機102およ
び公衆回線例えばインターネット103を通して、保守
センターに設置された保守用端末101が接続されてい
る。
【0015】図2は上記計算機105が内蔵する異常検
出手段105Aの構成を示すもので、構成要素として、
統計的推測機能105a、メッセージ判断機能105
b、データ記憶部105c、およびデータ収集機能10
5dを有している。なお、図2に示したものと同構成の
異常検出手段、およびログファイルが計算機106、1
07にも搭載されている。
【0016】次に、動作を説明する。計算機105内部
に実装された異常検出手段105Aは、自律的に動作
し、定期的に計算機の状態やメッセージを監視してい
る。定期的な情報の監視および異常検出は、統計的推測
機能105aで行われており、これは正規分布やF分布
といった分布情報を保持している。
【0017】一例として、計算機の負荷状況についての
動作を図3に示すフローチャートにより説明する。計算
機負荷について、自身の計算機負荷状況を1秒おきに収
集し(ステップ11B)、収集したデータをもとに、異
常検出手段105Aの統計的推測機能105aが保持し
ている分布情報、たとえば正規分布から、危険率5%と
してしきい値を検出する(ステップ11C)。検出した
値がそれ以上であった場合(ステップ11D)は、異常
検出手段105Aが、負荷が高いと自動的に判断し、そ
のときの計算機情報を取得するために、データ収集機能
105dが動作してデータを収集する(11E)。収集
されたデータはログファイル105Gに記録される(ス
テップ11F)。その後、メンテナンスを行うべき計算
機(例えば105)に対して、保守用端末101からイ
ンターネット103を経由して保守対象のシステムのゲ
ートウェー計算機102を通してアクセスを行い、ログ
ファイル105Gの内容をチェックし、異常状態時のロ
グが記録されていればそのログを取得する。
【0018】上述のように、異常検出手段は各計算機1
05、106、107にそれぞれ実装されており、異常
状態を検出するのに必要な統計情報や、異常と判断した
ときに採取するデータの種類などを決めておくことがで
き、保守用端末101が常時メンテナンスのために計算
機にアクセスする必要がない。
【0019】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2に係るリモートメンテナンス装置を示す構成図であ
る。図4において、205は計算機で、その内部に異常
検出手段205A、エラーログ収集機能205I、ログ
フアイル205G、アプリケーションプログラム205
Hが内蔵されている。計算機205は、リモートメイン
テナンスの対象となるシステムを構成する計算機の内の
一つであり、他に上記計算機205と同構成の計算機2
06がLAN204により接続されている。208はサ
ーバマシンで、LAN204に接続されており、計算機
205や206といった個々の計算機全体を管理してい
る。201は保守用端末で、公衆回線例えばインターネ
ット203を通してサーバマシン208に接続されてい
る。
【0020】次に、動作を説明する。計算機205のア
プリケーションプログラム205Hがエラーを検知した
場合、エラー情報をエラーログ収集機能205Iに通知
する。エラーログ収集機能205Iは異常検出手段20
5Aにエラー状態が生じたことを知らせる。異常検出手
段205Aは、図示していないが、図2に示した異常検
出手段105Aと同様の機能を備えており、異常検出手
段205Aの内部にあるメッセージ判断機能でどういっ
たエラー情報やメッセージ内容のデータ収集が必要かを
判断して、データ収集機能に実行すべき要求を通知す
る。そして、採取したデータをログファイル205Gに
記録する。さらに、エラーが生じて、データ採取を行っ
たことをサーバマシン208に破線で示す210の経路
を通して通知する。サーバマシン208はデータ採取情
報を記録しておく。
【0021】保守を行うときは、保守用端末201から
インターネット203を通してサーバマシン208にア
クセスする。保守用端末201はサーバマシン208の
データ採取情報を確認し、どの計算機がいつデータ採取
を行ったかを確認し、実際にデータ収集を行った計算機
にアクセスしてデータを採取する。
【0022】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3に係るリモートメンテナンス装置を示す構成図であ
る。図5において、301は保守センターに置かれる保
守用端末、302は保守対象システムのある現地に置か
れるゲートウェー計算機、303は保守用端未301と
ゲートウェー計算機302を結ぶ公衆回線、304は保
守対象となるシステムを構成する計算機を結ぶシステム
LAN、305はシステムを構成する第1の計算機で、
異常検出手段305A、データ収集手段305B、デー
タ記録手段305C、LANデータ収集指示送信手段3
05D、LANデータ収集指示受信手段305E、デー
タ送信手段306F、およびログファイル305Gを内
蔵している。306は保守対象のシステムを構成する第
N番目の計算機で、第1の計算機305と同様の構成を
有している。306A乃至306Gはそれぞれ305A
乃至305Gに相当する。
【0023】次に動作を説明する。第1乃至第N番目の
複数の計算機から構成されるシステムにおいて、第1の
計算機305の異常検出手段305Aが異常を検出する
と、データ収集手段305Bが、あらかじめ設定されて
いる計算機の運転状態(メモリ利用状況、CPU負荷、
ネットワークインタフェース状態、ディスク状態、プロ
グラム実行状態等)のデータを収集し、データ記録手段
305Cによりログをログファイル305Gに記録す
る。また、異常検出手段305Aが異常を検出すると、
LANデータ収集指示送信手段305Dによりシステム
を構成する全計算機にデータ収集指示をシステムLAN
304を経由して送信する。システムを構成する第N番
目の計算機306のLANデータ収集指示受信手段30
6Eが異常を検出した第1の計算機305からデータ収
集指示を受信すると、データ収集手段306Bがあらか
じめ設定されている計算機の運転状態のデータを収集
し、データ記録手段306Cによりログをログファイル
306Gに記録する。
【0024】システムに障害が発生すると、現地より保
守センターに連絡が入り、保守センター作業者は保守用
端末301を操作し、公衆回線303を介して現地シス
テムのゲートウェー計算機302と接続し、現地システ
ムを形成する計算機全てのデータ送信手段305F、3
06Fにログデータの送信を要求する。データ送信手段
305F、306Fはログデータの送信要求を受信する
とログファイル305G、306Gを読み出し、ゲート
ウェー計算機302と公衆回線303経由し保守用端末
301に送信する。
【0025】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4に係るリモートメンテナンス装置を示す構成図であ
る。図6において、401は保守センターに置かれる保
守用端末、402は保守対象システムのある現地に置か
れるゲートウェー計算機で、インターバルタイマー40
2A、ログデータ受信手段402B、ログデータ送信手
段402C、およびシステムを構成する全計算機のログ
を記録するシステムログファイル402Dを備えてい
る。403は保守用端末401とゲートウェー計算機4
02を結ぶ公衆回線、404は保守対象となるシステム
を構成する計算機を結ぶシステムLAN、405はシス
テムを構成する第1の計算機で、異常検出手段405
A、データ収集手段405B、データ記録手段405
C、LANデータ収集指示送信手段405D、LANデ
ータ収集指示受信手段405E、データ送信手段405
F、ログファイル405G、およびインターバルタイマ
ー405Hから構成されている。406は保護対象シス
テムを構成する第N番目の計算機で、第1の計算機40
5と同様の構成を有している。406A乃至406Hは
それぞれ405A乃至405Hに相当する。
【0026】図7はゲートウェー計算機402のログデ
ータ受信手段402Bの動作を示すフローチャートであ
り、図8は第1の計算機405のデータ送信手段405
Fの動作を示すフローチャートである。
【0027】次に動作を説明する。第1乃至第N番目の
複数の計算機から構成されるシステムにおいて、第1の
計算機405の異常検出手段405Aが異常を検出する
と、データ収集手段405Bが、あらかじめ設定されて
いる計算機の運転状態(メモリ利用状況、CPU負荷、
ネットワークインタフェース状態、ディスク状態、プロ
グラム実行状態等)を収集し、データ記録手段405C
によりログをログファイル405Gに記録する。また、
異常検出手段405Aが異常を検出すると、LANデー
タ収集指示送信手段405Dによりシステムを構成する
全計算機にデータ収集指示をシステムLAN404を経
由して送信する。システムを構成する第N番目の計算機
406のLANデータ収集指示受信手段406Eが異常
を検出した第1の計算機405からデータ収集指示を受
信すると、データ収集手段406Bがあらかじめ設定さ
れている計算機の運転状態のデータを収集し、データ記
録手段406Cによりログをログファイル406Gに記
録する。
【0028】現地システムのゲートウェー計算機402
はインターバルタイマー402Aにより起動されるログ
データ受信手段402Bによりシステムを構成する各計
算機のログを収集しシステムログファイル402Dに記
録する。ログの収集はシステムLAN404に単位時間
当たりに一定以上のデータを送らないよう、図7と図8
のフローに従って行われる。
【0029】先ず、図7に従って動作を説明する。ゲー
トウェー計算機402のログデータ受信手段402Bは
インターバルタイマー402Aにより起動される(ステ
ップ41A)。起動されると、記録されている前回受信
完了時間から所定時間が経過しているか判断する(ステ
ップ41B)。所定時間が経過していない場合は終了し
次のインターバルタイマーを待つ(ステップ41C)。
所定時間が経過している場合は、記録されている前回収
集した計算機の次の計算機に対しログ送信要求を送る
(ステップ41D)。計算機からのログを受信すると、
それをシステムログファイル402Dに追加し(ステッ
プ41E)、収集した計算機とログの受信を完了した時
間を記録して(ステップ41F)、終了し(ステップ4
1G)、次のインターバルタイマーによる起動を待つ。
【0030】次に、図8により、ゲートウェー計算機か
らログ送信要求を受けたシステムを構成する計算機の動
作を説明する。システムを構成する計算機のデータ送信
手段はログデータ送信要求を受信すると起動される(ス
テップ42A)。単位時間当たりに送信する量(サイ
ズ)のログを読み出す(ステップ42B)。読み出しの
結果を判定し(ステップ42C)、ログがない場合は送
信したデータをログから削除し(ステップ42D)、終
了(ステップ42E)し、ログデータ送信要求を待つ。
ログがある場合は読み出したデータをゲートウェー計算
機402に送信(ステップ42F)し、次のデータを送
るまでの所定時間(インターバル)を待ち(ステップ4
2G)、所定時間が経過すると再度ログを読み出す(ス
テップ42B)。
【0031】システムに障害が発生すると、現地より保
守センターに連絡が入り、保守センター作業者は保守用
端末401を操作し、公衆回線403を介して現地シス
テムのゲートウェー計算機402と接続し、システムロ
グの送信を要求する。現地ゲートウェー計算機402の
ログデータ送信手段402Cはシステムログ送信の要求
を受信すると、システムログファイル402Dを読み出
し、公衆回線403経由で保守用端末401にデータを
送る。
【0032】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、計算機
の異常状態を見極め、その時点で必要なデータ採取を行
うため、障害発生につながるシステムの挙動を効率的に
収集し、障害解析時の大きな手助けとなる。
【0033】また、計算機自身の異常状態だけでなく、
アプリケーションプログラムの異常通知によるデータ採
取が可能となり、より広範囲のメンテナンスが行えると
ともに、異常状態を判断して必要な情報のみを記録する
ことでシステムの負担が減り、運転に影響を与えないよ
うデータ収集が行える。
【0034】また、複数の計算機から構成されるシステ
ムにおいて、その構成要素である1台の計算機が異常を
検出した時点の他の構成要素の計算機の運転状態も記録
するよう構成したので、障害が発生した際、その障害に
いたるシステム全体の挙動をより詳細に掴むことが可能
となり、障害の解決を容易にする効果がある。
【0035】また、複数の計算機から構成されるシステ
ムにおいて、障害が発生した際の情報収集が現地システ
ムLANに負荷をかけることなく行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るリモートメン
テナンス装置を示すブロック図である。
【図2】 この発明で使用される異常検出手段を示すブ
ロック図である。
【図3】 実施の形態1の動作を計算機負荷について説
明するフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態2に係るリモートメン
テナンス装置を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態3に係るリモートメン
テナンス装置を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態4に係るリモートメン
テナンス装置を示すブロック図である。
【図7】 実施の形態4のゲートウェー計算機によるロ
グデータ収集手段の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図8】 実施の形態4の保守対象計算機のデータ送信
手段の動作を説明するフローチャートである。
【図9】 従来のリモートメンテナンス装置の構成
(a)とコマンド例(b)を示す図である。
【符号の説明】
101、201、301、401 保守用端末、 102、302、402 ゲートウェー計算機、 103、203、303、403 公衆回線、 104、204、304、404 LAN、 105、106、107、205、206、305、3
06、405、406 計算機、 105A、205A、305A、306A、405A、 406A 異常検出手段、 205G、305G、306G、405G、406G
ログファイル、 205H アプリケーションプログラム、 205I エラーログ収集機能、 305B、306B、405B、406B データ収集
手段、 305C、306C、405C、406C データ記録
手段、 305D、306D、405D、406D LANデー
タ収集指示送信手段、 305E、306E、405E、406E LANデー
タ収集指示受信手段、 305F、306F、405F、406F データ送信
手段、 402A インターバルタイマー、 402B ログデータ受信手段、 402C ログデータ送信手段、 402D システムログファイル。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保守対象の計算機と保守用端末とが回線
    を通して接続されたリモートメンテナンス装置におい
    て、上記計算機に、計算機の異常状態を統計的に検出す
    る異常検出手段と、この異常検出手段のデータ収集機能
    により収集されたデータを記録する手段を備え、上記回
    線を通して上記保守用端末により上記記録したデータ内
    容のチェックを可能にしたことを特徴とするリモートメ
    ンテナンス装置。
  2. 【請求項2】 保守対象の計算機は、LANで結ばれた
    システムを構成する複数の計算機であることを特徴とす
    る請求項1記載のリモートメンテナンス装置。
  3. 【請求項3】 保守用端末は、LANで結ばれた複数の
    計算機を管理する計算機(サーバマシン)を介して各計
    算機にアクセスするようになされていることを特徴とす
    る請求項2記載のリモートメンテナンス装置。
  4. 【請求項4】 保守対象の計算機は、異常検出手段およ
    びこの異常検出手段のデータ収集機能により収集された
    データを記録する手段の他に、計算機内部のアプリケー
    ションプログラムが検知した異常状態から必要な情報を
    収集し、上記記録手段に記録する手段を備えたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載のリ
    モートメンテナンス装置。
  5. 【請求項5】 複数の計算機の各々は、LAN経由でシ
    ステムを構成する他の計算機へ計算機の運転状態を示す
    データの収集を指示する手段と、LAN経由でシステム
    を構成する他の計算機から自計算機の運転状態を示すデ
    ータの収集の指示を受けデータを収集記録する手段とを
    備えたことを特徴とする請求項2記載のリモートメンテ
    ナンス装置。
  6. 【請求項6】 複数の計算機がLANで接続された保守
    対象のシステムを保守用端末と接続するゲートウェー計
    算機を備え、このゲートウェー計算機は、計算機の運転
    状態を示すデータを、各計算機に、単位時間当たりに送
    信するデータ量を定めた値以下で送信するように要求す
    る手段と、そのデータを受信し記録する手段とを有する
    ことを特徴とする請求項5記載のリモートメンテナンス
    装置。
JP9265716A 1997-09-30 1997-09-30 リモートメンテナンス装置 Pending JPH11110248A (ja)

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