JPH11110086A - 冷却構造を有する情報処理装置 - Google Patents

冷却構造を有する情報処理装置

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Publication number
JPH11110086A
JPH11110086A JP9268495A JP26849597A JPH11110086A JP H11110086 A JPH11110086 A JP H11110086A JP 9268495 A JP9268495 A JP 9268495A JP 26849597 A JP26849597 A JP 26849597A JP H11110086 A JPH11110086 A JP H11110086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
air
fan motor
axial fan
information processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP9268495A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Shimada
伊三男 島田
Noboru Hanaguchi
登 花口
Masayuki Nakayama
雅之 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9268495A priority Critical patent/JPH11110086A/ja
Publication of JPH11110086A publication Critical patent/JPH11110086A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理装置の厚さを変えることなく、空気
の乱流の発生を防ぎ、風量効率の劣化や騒音を発生する
ことのない冷却構造を有する情報処理装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 MPU3からの放熱は、自身の表面から
と、一面に密着させた軸流型ファンモータ4のケース4
bによって行われる。そして、軸流型ファンモータ4の
回転軸4aは放熱プレート部4cの取り付け面4dに対
して傾斜させており、吸入口4gの情報処理装置の筐体
1の底面1aからの距離が空気の吸入方向に広がり、ま
た、排出口4hの放熱プレート部4cからの距離が空気
の排出方向に対しても広がるようになっている。風量の
密度に比例した形で空間の大きさが変化しているため、
軸流型ファンモータ4内部への空気の流れと、外部への
空気の流れがスムーズになり、乱流は発生しにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ューターなどの情報処理装置に関し、詳しくは内部に有
する発熱部品の放熱のための冷却構造を有する情報処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピューターなどの
情報処理装置は、高性能化による発熱量の増大、及び携
帯用などのための省スペース化に伴い、内蔵する発熱部
品の放熱対策が望まれてきている。このため、軸流型フ
ァンモータなどを用いて強制的に放熱させるような冷却
構造を有するものも出てきている。
【0003】図2は従来の冷却構造を有する情報処理装
置の内部の構造を示す断面図である。図において、21
は情報処理装置の筐体、22はプリント配線基板、23
はMPUでプリント配線基板22に実装されている。2
4はアルミなどの熱伝導性の良い金属で形成される放熱
プレートでMPU23に取り付け面24aを密着させて
取り付けられる。放熱プレート24は取り付け面24a
の反対側の冷却面24bに複数の放熱フィン24cを備
えている。25は回転軸25aを中心に羽根を回転させ
ることにより空気を吸入し排出し空気の流れを発生させ
る軸流型ファンモータで、筐体21の底面21aと放熱
プレート24の間に取り付けられている。軸流型ファン
モータ25は空気を吸入するための吸入口25bと排出
するための排出口25cを備えており、放熱プレートの
取り付け面24aに対して回転軸25aが垂直方向にな
るように取り付けられている。
【0004】以下、従来の冷却構造を有する情報処理装
置について、動作を説明する。情報処理装置が動作中
は、プリント配線基板22上に実装された多数の電子部
品が発熱するが、特にMPU23は他の電子部品に比べ
て発熱量が格段に多い。MPU23からの放熱は、自身
の表面からと、一面に密着させた放熱プレート24によ
って行われる。放熱プレート24は複数のフィン24c
によって表面積を増やし冷却効果を高めている。そして
更に、軸流型ファンモータ25が回転軸25aを中心に
回転することにより、吸入口25bから空気を取り入
れ、軸方向に発生した空気の流れを排出口25cから排
出する。このとき、排出された空気が放熱プレート24
の取り付け面24aに対して垂直に吹き付けられ、放熱
プレート24が冷却される。このときの空気の流れを矢
印で示す。
【0005】このように、軸流型ファンモータ25が放
熱プレート24を空冷することによって、MPU23か
らの放熱を促進させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の冷却
構造を有する情報処理装置では、軸流型ファンモータ2
5への空気の吸入口25bと排出口25cの付近におい
て、空気の乱流が発生し、風量効率の劣化と、騒音を発
生する原因となっていた。これを改善するためには、吸
入口25b及び排出口25c付近の空間を大きく取る必
要があった。つまり、軸流型ファンモータ25と、筐体
21の底面21a間の距離L1、放熱プレート24間の
距離L2を大きくしなければならない。しかしながら、
近年の情報処理装置は、携帯型として用いられることが
多く、薄型化を図るため、情報処理装置の筐体21の底
面21aとプリント配線基板22との間の距離Lを大き
くすることは困難となっている。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決す
るもので、情報処理装置の厚さを変えることなく、空気
の乱流の発生を防ぎ、風量効率の劣化や騒音を発生する
ことのない冷却構造を有する情報処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、軸流型ファンモータの回転軸を前記発熱部
品の放熱プレート取付け面に対して傾斜させた構造とな
っている。
【0009】これにより、軸流型ファンモータの空気の
吸入口と排出口付近の空間を広くとることができ、情報
処理装置の厚さを変えることなく、空気の乱流の発生を
防ぎ、風量効率の劣化や騒音の発生を防止することがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、発熱部品の一面に接し前記発熱部品から発生した熱
を放熱するための放熱プレートと、前記放熱プレートに
向けて送風することにより、前記放熱プレートからの放
熱を促進させるための軸流型ファンモータとを備え、前
記軸流型ファンモータの回転軸を前記発熱部品の放熱プ
レート取付け面に対して傾斜させたもので、情報処理装
置の厚さを変えることなく、軸流型ファンモータへの空
気の吸入から排出において、風量密度に比例した形で空
間を確保することができ、乱流の発生を防止するという
作用を有する。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の冷却構造を有する情報処理装置において、軸流
型ファンモータの回転軸を空気の吸入及び排出方向に空
間が広くなるように傾斜させたもので、軸流型ファンモ
ータの吸入口と排出口付近の空間が広くなるため、風量
密度に比例した形で空間を確保することができ、それぞ
れの付近における乱流の発生を防止するという作用を有
する。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1記載の冷却構造を有する情報処理装置において、放熱
プレートと軸流型ファンモータのケースを一体に構成し
たもので、一体としているために、軸流型ファンモータ
への空気の流れを安定させるとともに、軸流型ファンモ
ータのケース自身も放熱に使用することができるという
作用を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図を
用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の冷却構造を有する情報
処理装置の内部の構造を示す断面図である。図におい
て、1は情報処理装置の筐体、2はプリント配線基板、
3はMPUでプリント配線基板2に実装されている。4
は回転軸4aを中心に羽根を回転させることにより空気
を吸入し排出し空気の流れを発生させる軸流型ファンモ
ータで、ケース4bをアルミなどの熱伝導性の良い金属
で形成しており、ケース4bの一部が放熱プレート部4
cとなっており、MPU3に取り付け面4dを密着させ
て取り付けられる。放熱プレート部4cは取り付け面4
dの反対側の冷却面4eに表面積を増やし冷却効果を高
めるための複数の放熱フィン4fを備えている。軸流型
ファンモータ4は空気を吸入するための吸入口4gと排
出するための排出口4hを備えている。ここで、軸流型
ファンモータ4の回転軸4aは放熱プレート部4cの取
り付け面4dに対して傾斜させており、吸入口4gの情
報処理装置の筐体1の底面1aからの距離が空気の吸入
方向に広がり、また、排出口4hの放熱プレート部4c
からの距離が空気の排出方向に対しても広がるようにな
っている。
【0014】以下、本発明の冷却構造を有する情報処理
装置について、動作を説明する。情報処理装置が動作中
は、プリント配線基板2上に実装された多数の電子部品
が発熱するが、特にMPU3は他の電子部品に比べて発
熱量が格段に多い。MPU3からの放熱は、自身の表面
からと、一面に密着させた軸流型ファンモータ4のケー
ス4bによって行われる。そして、軸流型ファンモータ
4が回転軸4aを中心に回転することにより、吸入口4
gから空気を取り入れ、軸方向に空気の流れを発生さ
せ、排出口4hから排出する。このとき、排出された空
気が放熱プレート部4cの冷却面4eに対して吹き付け
られ、放熱プレート部4cが冷却される。また、軸流型
ファンモータ4のケース4b全体も空気の流れにより空
冷されるため、より冷却効果が大きくなる。このときの
空気の流れを矢印で示す。
【0015】このように、空気の吸入方向と排出方向に
広くなるように、風量の密度に比例した形で空間の大き
さが変化しているため、軸流型ファンモータ4内部への
空気の流れと、外部への空気の流れがスムーズになり、
乱流は発生しにくい。また、従来の冷却構造に比べ騒音
も低くなる。また、軸流型ファンモータ4のケース4b
が放熱プレート部4cと一体化されているため、軸流型
ファンモータ4への空気の流れを安定させるとともに放
熱量をも増やすことができる。
【0016】なお、本実施の形態では、軸流型ファンモ
ータのケースが放熱プレート部と一体化させたが、分離
していても一体化させたことによる効果以外の効果につ
いては同様であることはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、軸流型フ
ァンモータに流入する空気の流れによる乱流を低く抑え
ることができ、その結果、乱流による風量の損失、騒音
の発生を抑えることができるという有利な効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の冷却構造を有する情報
処理装置の内部の構造を示す断面図
【図2】従来の冷却構造を有する情報処理装置の内部の
構造を示す断面図
【符号の説明】
3 MPU 4 軸流型ファンモータ 4a 回転軸 4b ケース 4c 放熱プレート部 4d 取り付け面 4e 冷却面 4g 吸入口 4h 排出口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱部品の一面に接し前記発熱部品から発
    生した熱を放熱するための放熱プレートと、前記放熱プ
    レートに向けて送風することにより、前記放熱プレート
    からの放熱を促進させるための軸流型ファンモータとを
    備え、前記軸流型ファンモータの回転軸を前記発熱部品
    の放熱プレート取付け面に対して傾斜させたことを特徴
    とする冷却構造を有する情報処理装置。
  2. 【請求項2】軸流型ファンモータの回転軸を空気の吸入
    及び排出方向に空間が広くなるように傾斜させたことを
    特徴とする請求項1記載の冷却構造を有する情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】放熱プレートと軸流型ファンモータのケー
    スを一体に構成したことを特徴とする請求項1記載の冷
    却構造を有する情報処理装置。
JP9268495A 1997-10-01 1997-10-01 冷却構造を有する情報処理装置 Pending JPH11110086A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102486600A (zh) * 2010-12-03 2012-06-06 中强光电股份有限公司 散热模组及其投影装置
CN110467069A (zh) * 2018-05-11 2019-11-19 上海三菱电梯有限公司 电梯控制装置

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CN102486600A (zh) * 2010-12-03 2012-06-06 中强光电股份有限公司 散热模组及其投影装置
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