JPH11109488A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH11109488A
JPH11109488A JP9271491A JP27149197A JPH11109488A JP H11109488 A JPH11109488 A JP H11109488A JP 9271491 A JP9271491 A JP 9271491A JP 27149197 A JP27149197 A JP 27149197A JP H11109488 A JPH11109488 A JP H11109488A
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JP
Japan
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input
data
information
display
card
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JP9271491A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Mizumo
義之 水藻
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ入力装置を備えたカメラのデータ入力
機能の向上を図る。 【解決手段】 カメラはフィルムFへの磁気データの記
録機能と着脱可能なICカード11へのデータの記録機
能とを有している。ICカード11のROM111には
スケジュール等の用途に対して予め設定された入力形式
が記憶され、ICカード11が装着されると、その入力
形式がLCD表示部13に表示され、データが入力可能
となる。この入力形式に従ってキー操作部14のキース
イッチ群142を操作してデータが入力されると、その
データがICカード11のEEPROM112に記録さ
れる。磁気データとリンクしてデータをICカード11
に記録することで撮影画像に関する情報やそれ以外の情
報を簡単且つ自由に入力できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば新写真シス
テムに適用される磁気情報(フィルムの磁気記録領域に
記録される情報)が入力可能なカメラに係り、特に情報
の入力装置を利用して磁気情報以外の情報が入力可能な
カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、新写真システムに適用されるカメ
ラにおいて、撮影コマに対応してフィルムの磁気記録領
域に記録されるそのコマのタイトル等の情報が入力可能
なカメラが知られている。
【0003】また、電子手帳等の携帯用の情報端末機器
においては、デジタルカメラを備え、撮影画像を画像デ
ータとして取り込むことのできるものが商品化されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の新写真システム
に適用されるカメラでは、フィルムの磁気記録領域に記
録される記録容量が限定されるため、タイトル等のメモ
的な項目に対する記録容量も多くはなく、更には表示装
置の表示内容もシンボリックな表示に制限されているの
で、入力機能の自由度が限定されたものとなっている。
従って、文字等の情報が入力可能であるにもかかわら
ず、その機能が十分に活かされていなかった。
【0005】一方、デジタルカメラを備えた携帯用の情
報端末機器は、メモ、スケジュール、住所録等の文字情
報の他にデジタルカメラにより画像情報も入力可能にな
されているが、この情報端末機器のデジタルカメラは、
銀塩フィルムを使用するものに比べると画素数が極めて
少なく、解像度の高い写真撮影を行うことは困難であ
る。また、情報端末機器のデジタルカメラは、入力対象
の情報を画像情報にまで拡張するに過ぎず、キー等の入
力手段から入力されたメモ等の文字情報をデジタルカメ
ラで撮影された画像にリンクして撮影画像に関する情報
を充実させる機能は有していない。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、撮影に関する情報が入力可能なカメラの情報入
力機能を拡張し、フィルムに記録し得ない種々の文字情
報を自由に且つ簡単に記録し得るカメラを提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報記録可能
なフィルムに撮影に関する情報を記録するべく、その情
報を入力する入力手段と、入力された情報をモニタ表示
する表示手段とを備えたカメラにおいて、予め設定され
た所定の情報を入力するための入力形式が記録された第
1の記録手段と、上記入力形式に従って入力された所定
の情報が記録される第2の記録手段と、上記入力形式に
従って情報を入力するための所定の入力モードを設定す
るモード設定手段と、上記入力モードが設定されると、
上記所定の情報を入力可能にするべく上記第1の記録手
段から上記入力形式を読み出して上記表示手段に表示す
る表示制御手段と、上記入力モードにおいて、上記表示
手段に表示された上記入力形式に従って上記入力手段に
より入力された情報を上記第2の記録手段に記録する記
録制御手段とを備えたものである(請求項1)。
【0008】上記構成によれば、モード設定手段により
入力モードが設定されると、第1の記録手段から所定の
情報を入力するための入力形式が読み出され、表示手段
に表示される。そして、操作者が表示手段に表示された
入力形式に従って入力手段を操作して所望の情報を、例
えば文字、数字等で入力すると、その情報が第2の記録
手段に記録される。例えば入力形式が撮影コマに関する
情報の場合、表示手段に撮影日時、タイトル(イベント
名等)、撮影場所、被撮影者、一口メモ等の項目が表示
され、操作者が各入力項目に文字、数字等により所望の
内容を入力すると、その情報が入力項目にリンクして第
2の記録手段に記憶される。
【0009】また、本発明は、上記カメラにおいて、上
記所定の情報をスケジュールに関する情報としたもので
ある(請求項2)。
【0010】上記構成によれば、モード設定手段により
入力モードが設定されると、第1の記録手段からスケジ
ュールを入力するための入力形式が読み出され、表示手
段に表示される。例えば表示手段に、予定日時、タイト
ル(イベント名等)、場所(目的地等)、関係者(参加
者等)、一口メモ等の項目が表示され、操作者が各入力
項目に文字、数字等により所望のスケジュールの内容を
入力すると、その情報が入力項目にリンクして第2の記
録手段に記憶される。
【0011】また、本発明は、上記カメラにおいて、上
記第1及び第2の記録手段は、着脱可能な同一の記録媒
体内に構成されているものである(請求項3)。
【0012】上記構成によれば、第1及び第2の記録手
段は、ICカード等の着脱可能な同一の外部記録媒体内
に構成されている。例えば第1の記録手段はROM(Re
ad Only Memory)で構成され、第2の記録手段はEEP
ROM(Electrically erasable and programmable RO
M)で構成され、この外部記録媒体がカメラ本体に装着
された状態で、入力モードが設定されると、外部記録媒
体内のROMから所定の情報の入力形式が読み出され、
表示手段に表示される。そして、操作者が表示手段に表
示された入力形式に従って所望の情報を文字等で入力す
ると、その情報が、例えばコードデータに変換されてE
EPROMに記録される。
【0013】また、本発明は、上記カメラにおいて、上
記所定の情報には、上記フィルムに撮影されたコマにリ
ンクする情報が含まれているものである(請求項4)。
【0014】上記構成によれば、所定の情報にはフィル
ムに撮影されたコマにリンクする情報(例えばコマ番号
等の情報)が含まれ、操作者がコマ番号等の情報を入力
しておくと、フィルムの撮影コマをCRT(Cathode Ra
y Tube)等に表示させる場合、撮影コマの画像情報の取
込みにリンクして外部記録媒体からそのコマの情報を読
み出し、CRTへのコマ画像の表示とともにその情報を
表示させることが可能となる。
【0015】例えば撮影済みフィルムから各コマの撮影
画像が取込可能であるとともに、ICカードから入力情
報が読取可能なフィルム画像読取システムにおいて、I
Cカードに撮影に関する情報がコマ番号を付して記録さ
れている場合、フィルムの各コマの画像をCRTに表示
させる際、ICカードから読み取った撮影に関する情報
の中からコマ番号を検索してそのコマの撮影に関する情
報をCRTに同時に表示させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係るカメラについて、新
写真システム用のカメラを例に説明する。
【0017】図1は、新写真システム用のカメラの一実
施の形態の正面図、図2は、同カメラの背面図、図3
は、同カメラの右側面図である。
【0018】カメラ1は、カメラ本体2の正面略中央に
撮影レンズ3が設けられ、この撮影レンズ3の上部に測
距部4、測光部5及びファインダ光学系6が設けられて
いる。また、カメラ本体2の正面右端上部に内蔵フラッ
シュ7が設けられ、上面左端部にシャッタボタン(レリ
ーズボタン)8が設けられている。また、本体内部の内
蔵フラッシュ7の下部にフィルムが収納されたフィルム
カートリッジを装填するカートリッジ装填室9が設けら
れ、このカートリッジ装填室9にはカメラ本体2の底面
側からフィルムカートリッジが装填されるようになって
いる。
【0019】新写真システムに適用されるフィルムは、
図4に示すように、概略円筒状のフィルムカートリッジ
KTに完全に収納されており、フィルムカートリッジK
Tをフィルム装填室9内に装填すると、カメラ1のフィ
ルムローディング機構によりフィルムカートリッジKT
からフィルムFが押し出され、先頭コマの露光領域Fa
が所定の露光位置(撮影レンズ3の光軸後方に設けられ
た露光枠に対向する位置)に設定されるようになってい
る。
【0020】フィルムFの押出方向に対して左側縁部
(図4では上側の側縁部)には各コマの露光領域Faの
両端部に一対のパーフォーレーションFb,Fb′が穿
設され、フォトリフレタ等の光センサによるこのパーフ
ォーレーションFb,Fb′の検出信号を用いてフィル
ムFのローディング、フィルム巻上げ及びフィルム巻戻
し等のフィルム給送制御が行われるようになっている。
また、フィルムFの押出方向に対して右側縁部(図4で
は下側の側縁部)裏面には各コマの露光領域Faに沿っ
て磁気記録部Fcが設けられ、この磁気記録部Fcに各
コマの露光領域Faに撮影された画像に関する情報、例
えば撮影日、撮影画面の方向(縦/横)、露出制御値、
撮影倍率等の情報(2ビットデータ)が磁気的に記録で
きるようになっている。
【0021】図1に戻り、本体内部のカートリッジ装填
室9の反対側の下端部にICカード11が装填されるカ
ード装填室10が設けられ、図3に示すように、カメラ
本体2の右側面の下部に設けられたカード装填口10a
からICカード11が装着脱されるようになっている。
【0022】ICカード11は、撮影に関する情報、ス
ケジュール、顧客管理、イベント情報等の情報を記録す
るための専用のカードである。ICカード11は、図5
に示すように、長方形状の薄板を成し、内部にデータを
入力するための予め設定された入力形式のデータが記憶
されたROM(Read Only Memory)111とこの入力形
式に従って入力されたデータが書換可能に記録されるE
EPROM112とがパッケージされている。ICカー
ド11の一方端部には複数個の電極端子113が設けら
れ、この電極端子113を介して後述するカメラ本体2
内に設けられたカメラ1の撮影動作を集中制御する制御
部22(図15参照)に外部接続されるようになってい
る。
【0023】ICカード11は、撮影情報カード、スケ
ジュールカード、ビジネスカード(顧客管理用)のよう
に所定の用途毎に専用のカードとなっており、カード内
のROM111にはそのカードの用途に応じた入力形式
のデータが予め記憶されている。この入力形式について
は後述する。なお、1枚のカードに複数個の入力形式の
データを記憶しておき、所望の用途を選択してその入力
形式に従ってデータ入力を可能にするようにしてもよ
い。
【0024】カメラ本体2の背面には、図2に示すよう
に、左端部上部にファインダ窓12が、また、中央上部
に電源スイッチ15が設けられ、これらの下部に表示部
13が設けられている。表示部13は、図6に示すよう
に、ドットマトリックスタイプの液晶表示装置で構成さ
れている。表示部13(以下、LCD(Liquid Crystal
Display)表示部13と呼ぶ。)の各ドット(画素)の
発光制御は、表示駆動回路15から出力される縦方向の
駆動信号と横方向の駆動信号とにより行われ、例えば両
駆動信号がハイレベルとなる位置(交点)のドットが点
灯され、いずれか一方の駆動信号がローレベルとなる位
置のドットは消灯される。
【0025】なお、本実施の形態では、ドットマトリッ
クスタイプの液晶表示装置で表示部13を構成している
が、従来のシンボル表示を行う液晶表示装置と組み合わ
せて表示部13を構成するようにしてもよい。このよう
にすると、ドットマトリックスタイプの液晶表示装置の
ドット数を低減でき、表示部13の構成及び駆動制御の
簡素化が可能となる。
【0026】LCD表示部13の右側にはキー操作部1
4が設けられている。キー操作部14は、LCD表示部
13に表示されたデータの入力位置を指定するための方
向指示キー141とデータを仮名文字、数字等により入
力したり、モード変更したり、入力データのメモリ/ク
リアを指示するためのキースイッチ群142とから構成
されている。
【0027】方向指示キー141は、上下左右方向に傾
動可能に成された丸形の操作ボタンからなり、矢印方向
に方向指示キー141を傾斜させると、その方向の指示
が入力される。また、項目選択においては、傾斜してい
ない状態で方向指示キー141を没入すると、選択候補
の項目の選択が入力される。
【0028】キースイッチ群142は、4×4個(合計
16個)のキースイッチからなり、左端列を除く15個
のキースイッチ(以下、文字/数字キーという。)は、
仮名文字及び数字(*印,#印を含む)を入力するキー
スイッチである。各キーは「*」のキースイッチを除い
て多重化されており、例えば「1 ア」の文字/数字キ
ーは、数字の「1」と「ア」行の仮名文字を入力するこ
とができるようになっている。また、「0 ワ ン」のキ
ースイッチは、数字の「0」と仮名文字の「ワ」,
「ン」とが入力できるようになっている。
【0029】左端列の4個のキースイッチ(以下、機能
キーという。)は、文字/数字キーにより入力されたデ
ータの記憶/削除、モード設定、仮名文字/数字の変更
等を行うものである。機能キー「メモリ」は、LCD表
示部13に表示された入力データのICカード11への
記憶を指示するキースイッチであり、機能キー「カナ/
数」は、文字/数字キーの仮名文字入力と数字入力とを
切り換えるキースイッチである。また、機能キー「クリ
ア」は、LCD表示部13に表示された入力データの削
除を指示するキースイッチであり、機能キー「モード」
は、表示に関するモードを設定するキースイッチであ
る。
【0030】本実施の形態では、表示に関するモードと
して少なくとも「磁気データ入力モード」、「データ入
力モード」、「入力データ確認モード」及び「デート表
示モード」を有している。「磁気データ入力モード」
は、フィルムFの磁気記録領域Fbに記録されるデータ
を入力するモードである。また、「データ入力モード」
は、ICカード11に記憶された所定の入力形式に従っ
て入力され、その入力データをICカード11に記録す
るモードである。また、「入力データ確認モード」はI
Cカード11に記録された入力データの内容を確認し、
修正するモードである。更に、「デート表示モード」
は、現在時刻を表示するモードで、カメラ1の起動時に
初期設定され、通常状態での表示モードである。
【0031】各モードには、例えば「デート表示モー
ド」=「00」、「データ入力モード」=「01」、
「入力データ確認モード」=「02」及び「磁気データ
入力モード」=「03」のように、2桁の数字からなる
コードが割り当てられ、「モード」キーの操作の後、所
定の2桁の数字を入力することによりその数字に対応す
るモードが設定される。
【0032】例えば「モード」+「0」+「1」の順に
キースイッチを操作すると、データ入力モードが設定さ
れ、ICカード11に記憶された所定の入力形式に従っ
てそのICカード11の目的とする所定の情報の新規入
力が可能となる。また、「モード」+「0」+「2」の
順にキースイッチを操作すると、入力データ確認モード
が設定され、ICカード11に記録された入力データが
LCD表示部13に表示され、その内容の確認及び修正
を行うことができる。また「モード」+「0」+「3」
の順にキースイッチを操作すると、磁気データ入力モー
ドが設定され、キー操作部14から入力されたデータが
フィルムFの磁気記録領域Fbに記録可能となる。ま
た、「モード」+「0」+「0」の順にキースイッチを
操作すると、デート表示モードが設定され、LCD表示
部13にデート表示が行われる。
【0033】なお、カメラ1を起動したときは、「デー
ト表示モード」が初期設定され、LCD表示部13に
は、図7に示すように、日付けが表示される。
【0034】データ入力モードにおいては、ICカード
11のROM111から入力形式のデータが読み出さ
れ、LCD表示部13に表示される。この入力形式は、
入力項目の選択と選択された項目に対するデータの入力
とで構成されている。入力項目の選択は、LCD表示部
13に表示された選択項目を方向指示キー141により
選択することで行われ、選択された項目に対するデータ
の入力は、その項目の入力位置でキー入力部141の文
字/数字キーを操作して文字、数字等を1文字ずつ入力
することで行われる。
【0035】例えば旅行スケジュール用のICカード1
1がカメラ1に装着されている場合にデータ入力モード
が設定されると、図8〜図10に示す表示画面がLCD
表示部13に表示される。図8の表示画面は、入力項目
の選択画面である。この画面では、「行き先」、「乗り
物」、「日時」及び「メモ」の4項目が選択可能で、選
択候補の項目は反転表示等で分かるようになっている。
そして、方向指示キー141を上下方向に操作すること
により反転表示される項目が変更され、所望の項目で方
向指示キー141を中央で押圧することによりその項目
が選択される。
【0036】図9は、図8に示す表示画面で「日時」の
項目が選択された場合の入力画面の一例である。この画
面では、旅行日時が「年(西暦)」,「月」,「日」で
入力可能で、反転表示により未入力位置が示されるよう
になっている。なお、図9では「1997.2.14」
のデータが既に入力されている。
【0037】「年(西暦)」,「月」,「日」の順に日
付データが入力されると、LCD表示部13の表示内容
が図10に示す入力画面に切り換えられ、その日に利用
する交通機関が入力可能になる。この入力画面の入力方
法も「年月日」の入力方法と同様で、反転表示された入
力位置に文字/数字キーを操作して所望のデータが入力
される。ミス入力した場合は「クリア」キーを操作すれ
ば、反転表示された入力データが消去され、再度、その
位置にデータを入力することができる。
【0038】以上のようにしてすべての項目にデータが
入力され、最後に「メモリ」キーが操作されると、入力
されたデータがICカード11のEEPROM112に
記録され、図8の表示画面に戻り、次のスケジュールが
入力可能となる。
【0039】入力データ確認モードが設定されると、I
Cカード11から入力形式のデータと既に入力された入
力データとが読み出され、LCD表示部13に表示され
る。上述の例では、図8〜図10に示すように、入力形
式に既に入力されたデータが書き込まれた状態で表示さ
れる。この表示画面は、データの確認とともに、データ
の修正を行うことも可能になっているので、各選択項目
や各入力項目の内容を修正することなく順次、選択項目
又は入力項目を更新することにより入力データを確認す
ることができる。また、必要に応じて新規にデータを入
力することによりデータを修正することもできる。
【0040】上記のように、ICカード11には用途に
応じた情報が階層的に入力できるように所定の入力形式
が記憶されているので、データ入力モードでは、この入
力形式に従って簡単に必要な情報を入力することができ
るとともに、入力したデータを確認することができるよ
うになっている。
【0041】上述の例では旅行スケジュール用の入力形
式の一例を説明したが、例えばビジネスにおける顧客情
報の管理においても階層的に情報を入力することで簡単
に顧客情報の管理を行うことができる。
【0042】図11〜図13は、顧客情報管理用のIC
カードに記録されている入力形式の一例を示す図であ
る。図11は、初期画面を示し、「会社名」、「顧客
名」、「電話番号」、「面会・打合せ日時」び「メモ」
の5項目が選択可能になっている。この入力画面で「会
社名」が選択されると、LCD表示部13の表示内容が
図12に示す会社名のリストに変更され、更にこのリス
ト表示画面で「○○○カブシキカイシャ」が選択され
と、LCD表示部13の表示内容が図13に示すその会
社の顧客名のリストに変更される。そして、このリスト
表示画面で所望の顧客名が選択されると、その顧客に関
する情報(所属名、電話番号、面会・打合予定、その他
のメモ等の情報)がLCD表示部13に表示される。
【0043】なお、上述の入力形式の例は、撮影に直接
関係しない情報を入力するものであったが、フィルムF
の磁気記録領域Fbに記録される撮影に関する情報(以
下、撮影情報という。)を補助的に入力することも可能
である。すなわち、磁気記録領域Fbに記録される情報
量及び記録内容には、新写真システムの規格により一定
の制限があるので、規格以上の情報量及び記録内容をI
Cカード11に記録することで、撮影情報の自由度を高
めるものである。
【0044】図14は、撮影情報の入力形式の一例を示
す図である。撮影情報記録用のICカード11をカメラ
1に装着してデータ入力モードが設定されると、図14
に示す初期画面がLCD表示部13に表示される。同図
に示す入力画面では、「コマ番号」、「タイトル」、
「撮影場所」、「撮影日時」、「撮影者」、「被撮影
者」及び「メモ」を選択的に入力することができるよう
になっている。
【0045】「コマ番号」は、フィルムFのコマとリン
クさせるためのものである。撮影済みフィルムの各コマ
の画像をフィルムスキャナで読み取ってパーソナルコン
ピュータを介してCRTに表示させる場合、ICカード
11から対応するコマ番号の撮影情報を読み取ってコマ
画像と同時に撮影情報をCRTに表示させることができ
る。また、「タイトル」等のようにフィルムFに磁気的
に記録される内容と同一内容が含まれているが、入力で
きる情報量が磁気データより多いので、より細かい内容
を入力可能にするものである。また、露出条件や光源情
報(色温度)、フラッシュ発光の有無、使用したフィル
タの種類等の撮影技術に関する情報は、単独の入力項目
としていないが、これらは単独の入力項目としてもよ
く、あるいは、撮影条件として階層的に入力させるよう
にしてもよい。
【0046】図15は、本発明に係るカメラ1の撮影及
び表示に関するブロック構成の一実施の形態を示す図で
ある。
【0047】同図において、上述した部材と同一の部材
には同一の番号を付している。スイッチS1は、シャッ
タボタン8の半押しでオンになる撮影準備を指示するス
イッチであり、スイッチS2は、シャッタボタン8の全
押しでオンになるレリーズ(露出制御)を指示するスイ
ッチである。
【0048】また、測距部4は、被写体距離を検出する
ものであり、測光部5は、被写体輝度を検出するもので
ある。検出された被写体距離及び被写体輝度は、カメラ
1の撮影動作及び表示動作を集中制御する制御部22に
入力され、AF制御値及び露出制御値の演算に利用され
る。
【0049】電池Bは、カメラ1の駆動電源である。電
源スイッチ15をオンにすると、電池Bから制御部22
及びその他の回路に電源が供給され、カメラ1が起動す
る。
【0050】磁気記録回路17は、フィルムFの各コマ
の磁気記録領域Fbに磁気データを記録する回路であ
る。磁気記録回路17は、撮影後の1コマ巻上げ時に制
御部22から出力されるその撮影コマに対する磁気デー
タを磁気記録領域Fbに記録する。
【0051】シャッタ18及びシャッタ駆動回路19
は、撮影時の露光時間を制御するものである。シャッタ
駆動回路19は、制御部22から出力されるシャッタス
ピードに基づいてシャッタ18を駆動することにより露
光量を所定の露光量に制御する。
【0052】フラッシュ発光回路20は、内蔵フラッシ
ュ7の発光タイミングを制御するものである。フラッシ
ュ発光回路20は、制御部22から出力される発光タイ
ミングで内蔵フラッシュ7を全発光させる。
【0053】フォーカスレンズ駆動回路21は、撮影レ
ンズ3の焦点を調節するものである。フォーカスレンズ
駆動回路21は、制御部22から出力されるAF制御値
に基づいて撮影レンズ3内のフォーカシングレンズを駆
動することにより撮影レンズ3のピントを調節する。
【0054】制御部22は、カメラ1の撮影動作とLC
D表示部13でのデータ入力動作を集中制御するもので
ある。制御部22は、マイクロコンピュータで構成さ
れ、内部にROM23、RAM(Random Access Memor
y)24、データ入力制御部25、表示制御部26、日
付データ生成部27、磁気データ生成部28、露出制御
部29、シャッタ制御部30、FL発光制御部31及び
AF制御部32を備えている。
【0055】ROM23は、撮影動作やデータ入力動作
等の各種の制御シーケンスのプログラムやこのプログラ
ムを実行するために必要なデータが記録されたメモリで
ある。また、RAM24は、上記プログラムに従って各
種制御の演算処理を行う際のデータ保存メモリである。
【0056】データ入力制御部25は、データ入力モー
ド及び入力データ確認モードにおけるデータの入力処理
を制御するものである。データ入力制御部25には入力
形式読出回路251、表示データ生成回路252及び入
力データ書込回路253が含まれている。
【0057】入力形式読出回路251は、ICカード1
1内のROM111から入力形式のデータを読み出すも
のである。表示データ生成回路252は、ICカード1
1から読み出された入力形式のデータやLCD表示部1
3に表示された入力形式に従ってキー操作部14から入
力されたデータを表示用のデータに変換するものであ
る。すなわち、入力形式を構成する文字等のデータやキ
ー操作部14から入力される文字、数字等のデータはコ
ードデータで構成されており、表示データ生成回路25
2は、このコードデータを予め設定された変換テーブル
を用いてドット表示用のデータ(ドットデータ)に変換
するものである。なお、この変換テーブルはROM23
に記憶されている。
【0058】データ入力モード及び入力データ確認モー
ドが設定されると、データ入力制御部25は、入力形式
読出回路251によりICカード11内のROM111
から入力形式のデータを読み出し、表示データ生成回路
252により表示用のドットデータに変換した後、表示
制御部26に出力する。表示制御部26は、入力された
ドットデータを表示駆動回路16に出力してLCD表示
部13に入力形式を表示させ、データを入力可能にす
る。
【0059】また、データ入力モード及び入力データ確
認モードにおいて、LCD表示部13に表示された入力
形式に従ってキー操作部14からデータが入力される
と、データ入力制御部25は、表示データ生成回路25
2によりそのデータを表示用のドットデータに変換した
後、表示制御部26に出力する。表示制御部26は、入
力されたドットデータを表示駆動回路16に出力してL
CD表示部13の所定の表示位置に入力された文字又は
数字を表示させる。
【0060】入力データ書込回路253は、キー操作部
14から入力形式に従って入力されたデータ(コードデ
ータ)をICカード11内のEEPROM112に書き
込むものである。
【0061】表示制御部26は、設定されたモードに応
じてLCD表示部13の表示内容を制御するものであ
る。表示制御部26は、データ入力モード又は入力デー
タ確認モードが設定されているときは、データ入力制御
部から入力される表示用のドットデータを表示動作回路
16に出力してLCD表示部13の表示内容をデータ入
力表示(図8〜図14参照)とし、デート表示モード
(通常のモードで初期設定されているモード)が設定さ
れるときは、日付データ生成部27から入力される日付
けのデータ(ドットデータ)を表示動作回路16に出力
してLCD表示部13の表示内容をデート表示(図7参
照)にする。
【0062】日付データ生成部27は、現在日時(年/
月/日)データを生成するものである。日付データ生成
部27は基準クロックと日付演算回路とを有し、基準ク
ロックでカウントされた時間を年(西暦)/月/日の表
示モードに変換して表示制御部26に出力する。なお、
年(平成)/月/日等の他の表示形式が設定されている
場合は、その表示形式に変換される。
【0063】磁気データ生成部28は、フィルムFの磁
気記録領域Fbに記録される磁気データを生成するもの
である。この磁気データには、磁気データ入力モードに
おいて、キー操作部14から入力されたデータも含まれ
る。生成された磁気データは、磁気記録回路17に出力
され、磁気記録回路17によってフィルムFの磁気記録
領域Fbに記録される。
【0064】露出演算部29は、測光部5で検出された
被写体輝度を用いて露出制御値(絞り値、シャッタスピ
ード)を演算するものである。シャッタ制御部30は、
露出演算部29で演算されたシャッタスピードに基づい
て露出制御時の露光時間(シャッタ時間)を制御するも
のである。シャッタ制御部30は、シャッタ18の開閉
タイミングを制御して露光時間を制御する。また、FL
発光制御部31は、内蔵フラッシュ7の発光動作を制御
するものである。FL発光制御部31はフラッシュ撮影
時のフラッシュ発光タイミングを制御する。AF制御部
32は、撮影レンズ3の自動焦点調節の動作を制御する
ものである。AF制御部32は、測距部4で検出された
被写体距離を用いてフォーカスレンズの駆動制御値を算
出し、この駆動制御値をフォーカスレンズ駆動回路21
に出力する。
【0065】次に、カメラ1の撮影動作及びデータ入力
動作について、図16及び図17のフローチャートに従
って説明する。
【0066】図16は、撮影動作及びデータ入力動作の
基本的なシーケンスを示すフローチャートである。な
お、このフローチャートでは、スケジュール用のICカ
ード11が使用された場合について作成している。
【0067】電源スイッチ15がオンになり、カメラ1
が起動すると、まず、制御部22及びその他の各種回路
の初期化(初期データ、初期モード等の設定、フラグの
リセット等)が行われる(#1)。続いて、カード装填
室10にICカード11が装填されているか否かが判別
され(#3)、ICカード11が装填されていると(#
3でYES)、ICカード11内のEEPROM112
から記録されているデータが制御部22内に読み込みま
れる(#5)。
【0068】続いて、読み込まれたデータがスケジュー
ルの場合、スケジュール内容の予定時刻を検索すること
により現在時刻に応じたスケジュールが存在するか否か
が判別され(#7)、スケジュールが存在すれば(#7
でYES)、初期設定されているデート表示モードを入
力データ確認モードに変更して、そのスケジュールがL
CD表示部13に表示される(#9)。例えばその日に
予定されているものや現在時刻が午前であれば、午前中
の予定等、現在時刻に比較的近い予定がLCD表示部1
3に表示される。
【0069】このスケジュール表示は、本実施の形態に
係るカメラ1はキー操作部14を利用して撮影に関する
情報だけでなく、スケジュール等のその他の情報をも記
録可能になされ、情報記録機器としての機能も備えてい
るので、カメラ1のスケジュール管理の機器としての利
便性を高めるものであり、操作者のスケジュールの忘失
を防止するものである。
【0070】一方、スケジュールが存在しなければ(#
7でYES)、現在時刻がLCD表示部13に表示され
る(#11)。そして、このデート表示又はスケジュー
ル表示は、スイッチS1がオンになるまで継続される
(#13)。
【0071】シャッタボタン8が半押しされてスイッチ
S1がオンになると(#13でYES)、測光部5によ
り被写体輝度が検出され、この検出結果を用いて露出演
算部29で露出制御値が演算されるとともに、測距部4
により被写体距離が検出され、この検出結果を用いてA
F制御部32によりAF制御値が演算される(#1
5)。 続いて、演算されたAF制御値に基づいて撮影
レンズ2の焦点調節が行われるとともに、露出制御値に
基づいて絞り及びシャッタスピードの調節が行われ(#
17)、レリーズ指示の待機状態となる(#19,#2
1のループ)。
【0072】そして、この待機状態でシャッタボタン8
が全押しされ、スイッチS2がオンになると(#19で
YES)、写真撮影(露出制御)処理が行われる(#2
3)。なお、この待機中にシャッタボタン8の半押し状
態が解除されると(#21でNO)、ステップ#7に戻
り、上述の撮影準備の処理が再度行われる。
【0073】撮影が終了すると、フィルムFが1コマ分
巻き上げられ(#25)、次の撮影を行うべくステップ
#7に戻る。なお、このフィルム巻上時に磁気記録回路
17によりその撮影コマに対する磁気データがフィルム
Fの磁気記録領域Fbに記録される。このとき、ICカ
ード11に撮影コマに関連するデータが記録されている
場合は、そのデータとリンクさせるデータ(例えばコマ
番号やICカード11に記録されるデータに管理ナンバ
ーがついている場合は、その管理ナンバーなど)が磁気
データに含められる。
【0074】このように磁気データにICカード11に
記録されたデータ(以下、カードデータという。)とリ
ンクさせるデータを含めるのは、図18に示すように、
カードデータ及びフィルムFの磁気データが読取可能な
フィルム画像を読み取るフィルムスキャナ33、パーソ
ナルコンピュータ34及びCRT35でフィルム画像を
再生表示するフィルム画像再生システムを構成した場
合、CRT35にフィルムFのコマ画像の表示に併せて
カードデータと磁気データとを同時に表示させることが
できるようにするためである。
【0075】図18に示すフィルム画像再生システムで
は、フィルムスキャナ33でフィルムカートリッジ9内
に収納されたフィルムFの全コマに撮影された画像と磁
気データとが読み取られるとともに、ICカード11に
記録されたデータが全て読み取られ、これらの画像デー
タ、磁気データ及びカードデータ(コードデータ)がパ
ーソナルコンピュータ34に転送され、フィルム画像の
再生準備が行われる。そして、パーソナルコンピュータ
34のキーボード341から再生すべきコマ(コマ番
号)が指定されると、このコマ番号に基づいてフィルム
スキャナ33から読み込まれた画像データ、磁気議デー
タ及びカードデータが検索され、指定されたコマ番号の
画像がCRTに再生されるとともに、CRTの表示画面
の所定の位置に磁気データ及びカードデータとして記録
されたタイトル、撮影日時、撮影場所等の文字情報が表
示される。
【0076】なお、スケジュール用のICカード11
は、撮影情報用のICカードのようにフィルムFの撮影
画像とカードデータとが常にリンクするものではない
が、撮影者が撮影画像をスケジュールにリンクさせてお
けば、そのスケジュールを実行したときに撮影された画
像に対して撮影場所等の情報が自動的に記録され、便利
である。
【0077】図17は、キー操作部14の操作により割
込みが入ったときの処理を示すフローチャートである。
【0078】図16に示す基本的なシーケンスの処理が
行われているとき、キー操作部14によるキー操作が行
われると、図17に示す割込み処理が行われる。
【0079】すなわち、キー操作が行われると(#3
1)、操作されたキーの種類が判別される(#33)。
操作されたキーがモード変更に関するものであると(#
33でNO)、設定されたモードにLCD表示部13の
表示モードが変更される(#35)。例えば「デート表
示モード」において、「データ入力モード」が入力され
ると、表示モードが「デート表示モード」から「データ
入力モード」に変更され、LCD表示部13の日付表示
がICカード11から読み出された入力形式の表示に変
更される。
【0080】操作されたキーがモード変更に関するもの
でなければ(#33でYES)、データ入力に関するキ
ー操作であるから、そのキー操作に応じたデータの入力
処理が行われる(#37)。なお、このキー操作はデー
タ入力モード又は入力データ確認モードにおける操作で
あるから、デート表示モードでは実質的に受け付けられ
ない。
【0081】データ入力モード、入力データ確認モード
又は磁気データ入力モードにおいては、入力されたデー
タが表示用のデータ(ドットデータ)に変換されてLC
D表示部13の所定の表示位置に表示される。
【0082】そして、キー操作がある度にこの割込処理
が行われ、キー操作部14のキー操作に応じた表示処理
が行われる。
【0083】上記のように、所定の用途に対応して予め
設定された入力形式のデータが記録されたICカード1
1を装着可能にし、この入力形式に従ってキー操作部1
4による所定の情報の入力と入力された情報のICカー
ド11への記録とを行うようにしているので、磁気記録
では十分に記録できない撮影に関する情報を自由にかつ
簡単に入力及び記録することができる。特に記録媒体を
ICカード11としているので、用途に応じてICカー
ド11を交換することにより入力容量の制限が緩和さ
れ、入力の自由度が向上し、しかも入力データの整理も
容易に行うことができる。更に、カメラの入力機能を拡
張し、撮影以外のスケジュール等の情報も入力可能にし
ているので、カメラの入力機能を有効活用することがで
きる。
【0084】なお、本実施の形態では、新写真システム
用のカメラについて説明したが、本発明は、これに限定
されず、従来のカメラにも適用することができる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報記録可能なフィルムに撮影に関する情報を記録する
べく当該情報を入力する入力手段とその入力情報をモニ
タ表示する表示手段とを備えたカメラにおいて、既存の
情報入力機能を拡張し、入力モードにおいて、予め設定
された入力形式に従って所定の情報を入力可能にしたの
で、フィルムに記録し得ない大量の撮影に関する情報や
スケジュール等のこれ以外の種類の情報を自由にかつ簡
単に入力することができる。
【0086】また、入力形式を記録した第1の記録手段
と入力形式に従って入力される情報を記録する第2の記
録手段とを着脱可能な同一の記録媒体に設けたので、入
力内容(用途)に応じて記録媒体を構成することにより
スケジュール、顧客名簿、イベントスケジュール等の種
々の情報を整理して簡単に入出力することができる。
【0087】また、所定の情報にフィルムに撮影された
コマにリンクする情報を含めるようにしたので、フィル
ムへの記録情報を拡張することができるとともに、撮影
済みフィルムの各コマの画像を表示装置に再生表示させ
る際、第2の記録手段から対応するコマの情報を読み出
して表示装置に同時に表示させることができ、記録情報
を有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る新写真システム用のカメラの一実
施の形態の正面図である。
【図2】本発明に係る新写真システム用のカメラの一実
施の形態の背面図である。
【図3】本発明に係る新写真システム用のカメラの一実
施の形態の右側面図である。
【図4】フィルムの構成を示す図である。
【図5】ICカードの構成を示す図である。
【図6】LCD表示部の構成を示す図である。
【図7】「デート表示モード」におけるLCD表示部の
日付表示の一例を示す図である。
【図8】旅行スケジュールの初期画面の一例を示す図で
ある。
【図9】旅行スケジュールの初期画面で「日時」の項目
が選択されたときの入力画面の一例を示す図である。
【図10】「日時」の入力画面でデータの入力が完了し
たときの次の入力画面の一例を示す図である。
【図11】顧客情報の初期画面の一例を示す図である。
【図12】顧客情報の初期画面で「会社名」の項目が選
択されたときの入力画面の一例を示す図である。
【図13】顧客情報の「会社名」の入力画面で「○○○
カブシキカイシャ」が選択されたときの入力画面の一例
を示す図である。
【図14】撮影情報の入力形式の一例を示す図である。
【図15】本発明に係るカメラの撮影及び表示に関する
ブロック構成の一実施の形態を示す図である。
【図16】本発明に係るカメラの撮影動作及びデータ入
力動作の基本的なシーケンスを示すフローチャートであ
る。
【図17】キー操作が割り込まれたときの処理を示すフ
ローチャートである。
【図18】撮影済みフィルムの画像とICカードのデー
タとをリンクしてパーソナルコンピュータのCRT上に
再生表示するシステムの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 カメラ 2 カメラ本体 3 撮影レンズ 4 測距部 5 測光部 6 ファインダ光学系 7 内蔵フラッシュ 8 シャッタボタン 9 フィルムカートリッジ 10 カード装填室 11 ICカード 111 ROM(第1の記録手段) 112 EEPROM(第2の記録手段) 12 ファインダ窓 13 LCD表示部(表示手段) 14 キー操作部(入力手段,モード設定手段) 141 方向指示キー 142 キー入力部 15 電源スイッチ 16 表示駆動回路 17 磁気記録回路 18 レンズシャッタ 19 シャッタ駆動回路 20 フラッシュ発光回路 21 フォーカスレンズ駆動回路 22 制御部(表示制御手段) 23 ROM 24 RAM 25 データ入力制御部(記録制御手段) 251 入力形式読出回路 252 表示データ生成回路 253 入力データ書込回路 26 表示制御部 27 日付データ生成部 28 磁気データ生成部 29 露出演算部 30 シャッタ制御部 31 FL発光制御部 32 AF制御部 33 フィルムスキャナ 34 パーソナルコンピュータ 35 CRT F フィルム Fa 露光領域 Fb,Fb′ パーフォレーション Fc 磁気記録領域 KT フィルムカートリッジ S1,S2 スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録可能なフィルムに撮影に関する
    情報を記録するべく、その情報を入力する入力手段と、
    入力された情報をモニタ表示する表示手段とを備えたカ
    メラにおいて、予め設定された所定の情報を入力するた
    めの入力形式が記録された第1の記録手段と、上記入力
    形式に従って入力された所定の情報が記録される第2の
    記録手段と、上記入力形式に従って情報を入力するため
    の所定の入力モードを設定するモード設定手段と、上記
    入力モードが設定されると、上記所定の情報を入力可能
    にするべく上記第1の記録手段から上記入力形式を読み
    出して上記表示手段に表示する表示制御手段と、上記入
    力モードにおいて、上記表示手段に表示された上記入力
    形式に従って上記入力手段により入力された情報を上記
    第2の記録手段に記録する記録制御手段とを備えたこと
    を特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカメラにおいて、上記所
    定の情報は、スケジュールに関する情報であることを特
    徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のカメラにおいて、
    上記第1及び第2の記録手段は、着脱可能な同一の記録
    媒体内に構成されていることを特徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載されたカ
    メラにおいて、上記所定の情報には上記フィルムに撮影
    されたコマにリンクする所定の情報が含まれていること
    を特徴とするカメラ。
JP9271491A 1997-10-03 1997-10-03 カメラ Withdrawn JPH11109488A (ja)

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