JPH1076732A - 郵便物宛先記録装置 - Google Patents

郵便物宛先記録装置

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JPH1076732A
JPH1076732A JP8233071A JP23307196A JPH1076732A JP H1076732 A JPH1076732 A JP H1076732A JP 8233071 A JP8233071 A JP 8233071A JP 23307196 A JP23307196 A JP 23307196A JP H1076732 A JPH1076732 A JP H1076732A
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JP
Japan
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postcard
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JP8233071A
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English (en)
Inventor
Shinichi Imaide
愼一 今出
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低価格で誰もが簡単に郵便物に宛先を記録でき
る郵便物宛先記録装置を提供すること。 【解決手段】使用者は、少なくとも差出人の住所、氏名
等の個人情報を含むマルチメディア情報が光学的に読み
取り可能なコードイメージ18で記録されている葉書1
2を葉書用宛先記録装置10にセットする。葉書用宛先
記録装置10は、この葉書12上の上記コードイメージ
18を画像読取部34にて光学的に読み取り、コード読
取部46にて元の個人情報を含むマルチメディア情報に
復元する。そして、差出人個人情報抽出部50にてこの
復元したマルチメディア情報から個人情報を抽出し、こ
の抽出した個人情報を差出人個人情報/印刷画像変換部
52にて当該差出人の住所、氏名等の印刷画像に変換し
て、宛先印刷処理部54で当該差出人に返信すべき葉書
上に印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、封書や小包等に貼
付されるタグシールや葉書等の郵便物に宛先等を印刷記
録する郵便物宛先記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ワードプロセッサやパーソナルコ
ンピュータ等の情報処理機器の普及に伴い、葉書の宛先
を手書きで行う代わりに、それらの情報処理機器を利用
して印刷することで、綺麗な読みやすい文字で宛名を表
記できるようになってきた。
【0003】このような情報処理機器で宛先を葉書に印
刷するときには、予め、キーボード入力によって相手の
住所、氏名等の宛先情報をデータベース化しておき、そ
のデータベース化されたものの中から、送付したい相手
の宛先情報を選択抽出して葉書にプリント出力するとい
う使用法が一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような宛先の機械印刷を行うためには、ワードプロセッ
サや、パーソナルコンピュータとプリンタのシステムが
必要であり、このような高価な情報処理機器を購入しな
ければならないという問題がある。
【0005】さらには、そのような情報処理機器を購入
しただけで簡単に上記のような宛先印刷ができるという
ものではなく、該情報処理機器を使いこなすためのトレ
ーニングが必要となり、また、宛先情報のデータベース
構築という面倒な作業も必要になり、誰でも簡単に宛先
を記録できるというものではなかった。本発明は、上記
の点に鑑みてなされたもので、低価格で誰もが簡単に郵
便物に宛先を記録できる郵便物宛先記録装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による郵便物宛先記録装置は、少なくとも
差出人の住所、氏名等の個人情報を含むマルチメディア
情報が光学的に読み取り可能なコードで記録されている
郵便物から、該コードを光学的に読み取る読取手段と、
該読取手段により読み取られたコードを処理して元の個
人情報を含むマルチメディア情報に復元する復元手段
と、該復元手段で復元された個人情報を当該差出人に返
信すべき郵便物の送信先個人情報として郵便物に記録す
る個人情報記録手段とを備えることを特徴とする。
【0007】即ち、本発明の郵便物宛先記録装置によれ
ば、読取手段によって少なくとも差出人の住所、氏名等
の個人情報を含むマルチメディア情報が光学的に読み取
り可能なコードで記録されている葉書等の郵便物から該
コードを読み取って、復元手段によって元のマルチメデ
ィア情報に復元し、個人情報記録手段により、上記復元
したマルチメディア情報に含まれる個人情報を当該差出
人に返信すべき郵便物の送信先個人情報として郵便物に
記録する。従って、送付されてきた郵便物に印刷されて
いる差出人の個人情報を容易に取得して、再度その差出
人を相手として郵便物を出したいとき、相手の住所、氏
名などは機械的にプリントアウト可能なので、宛名書き
の手間を省くことができる。
【0008】この場合、上記個人情報記録手段は、上記
復元手段で復元されたマルチメディア情報から当該差出
人に返信すべき郵便物の送信先個人情報を抽出するため
の個人情報抽出手段を含むものとすることで、送付され
てきた郵便物に印刷されている差出人の個人情報を人の
文字認識能力を働かせることなく容易に取得できる。
【0009】また、上記郵便物宛先記録装置は、音声情
報を入力するための音声情報入力手段と、該音声情報入
力手段により入力された音声情報を光学的に読み取り可
能なコードに変換するためのコード生成手段と、該コー
ド生成手段で生成されたコードを光学的に読み取り可能
に郵便物に記録するコード記録手段とを更に備え、上記
コード記録手段は、入力された音声情報と共に発信人と
しての自己の個人情報をコードで郵便物に記録するよう
に構成することで、発信人としての個人情報のみなら
ず、差出人に返信したい郵便物では従来不可能であった
音声情報の伝達を可能にし、文字や絵では伝えられなか
った情報を郵便物によって伝えることができるようにな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。なお、以下の説明では、郵便物
として葉書を例にして説明するが、宛先を印刷したタグ
シールを貼付する封書や小包等の他の郵便物において、
上記タグシールに対して宛先を印刷する場合について
も、この葉書に対する宛先印刷の場合と同様であること
は勿論である。
【0011】[第1の実施の形態]図1の(A)及び図
2の(A)は、本発明の郵便物宛先記録装置の第1の実
施の形態としての葉書用宛先記録装置10のブロック構
成図及び外観を示す図である。
【0012】本実施の形態においては、差出人から郵送
されてきて受け取った葉書12には、通常の絵などの画
像14及び手書文字や印刷文字などの文字画像16に加
えて、光学的に読み取り可能なコードイメージ18が印
刷記録されている。
【0013】この光学的に読み取り可能なコードイメー
ジ18は、例えば、本発明の出願人による特開平6−2
31466号公報に開示されたような、ドットコード1
8’を利用できる。このドットコード18’は、音声や
音楽等のオーディオ情報、カメラやビデオ機器等から得
られる映像情報、及びパーソナルコンピュータやワード
プロセッサ等から得られるディジタルコードデータ(テ
キストデータ)、等を含めた所謂マルチメディア情報
を、ファクシミリ伝送が可能で、また大量の複製が安価
に可能な画像情報即ち符号化情報としての複数のドット
を2次元に配置してなるものである。即ち、図3に示す
ように、1つのブロック20が、マーカ22、ブロック
アドレス24、及びアドレスのエラー検出,エラー訂正
データ26と、実際のデータに応じたデータドット28
が入るデータエリア30とから成り、このブロック20
が縦,横、2次元的に配列され、それが集まってドット
コード18’という形で形成されるものとなっている。
なお、このようなドットコード18’の記録及び再生装
置については、上記公報に詳細に説明されているので、
ここではその説明を省略する。
【0014】本実施の形態では、差出人の個人情報つま
り差出人の郵便番号、住所、氏名、電話番号等が上記マ
ルチメディア情報の一つとしてドットコード化されて、
葉書12に印刷記録されている。従って、差出人は、後
述するように、当人の個人情報をドットコード化したコ
ードイメージ18を葉書に記録するコード記録装置を有
していることが必要なことは勿論である。
【0015】このような葉書12を受け取った当該葉書
用宛先記録装置10の使用者は、この受け取った葉書1
2を用紙入力部32に入力する。該用紙入力部32は、
例えば当該葉書用宛先記録装置10に設けられた葉書挿
入部32A(図2の(A)を参照)である。この用紙入
力部32に入力された葉書上の画像が、例えばラインセ
ンサでなる画像読取部34にて読み取られ、結果として
得られたディジタル画像データが画像分割部36に供給
される。画像分割部36は、供給された画像データを例
えば所定の矩形領域に分割し、その分割領域単位で画像
データを次の特徴抽出部38に供給する。
【0016】特徴抽出部38は、分割領域毎に特徴量を
抽出し、その抽出した特徴量の情報を画像種認識部40
に供給する。該画像種認識部40は、与えられた特徴量
の情報に基づいて各分割領域がコードイメージ領域なの
か、画像文字領域なのかを認識する。
【0017】ここで、特徴抽出部38及び画像種認識部
40としては、図1の(B)に示すように、黒画素ラン
長ヒストグラム算出部38A及びヒストグラム形状パタ
ーン認識部40Aにより構成することができる。即ち、
黒画素ラン長ヒストグラム算出部38Aは、黒画素がど
れだけ続いているかを示すラン長を統計的にとり、ヒス
トグラムを算出する。ヒストグラム形状パターン認識部
40Aは、このヒストグラムの形状によりコードイメー
ジ18の画像なのか、それ以外の画像なのかを認識す
る。例えば、所定単位連続する黒画素のランが頻繁に出
てくるのであれば、それはマーカ22を含むドットコー
ド18’の画像である。
【0018】画像種認識部40の認識結果は、画像種判
定部42に供給され、ここで各分割領域がコードイメー
ジ領域であるのか画像文字領域であるのかを最終的に判
定する。つまり、例えば上記画像種認識部40におい
て、隣接する4つの分割領域の中で3つまでがコードイ
メージ領域であり、残りの1つが画像文字領域であると
認識された場合、その4つの分割領域を1つの塊として
みたとき、それはコードイメージ領域であると判断する
というものである。
【0019】そして、コード画像領域選択部44は、こ
の画像種判定部42の判定結果に基づいて、コードイメ
ージ画像の纏まった領域だけが選択され、この部分がコ
ード読取部46によって読み取られる。該コード読取部
46の動作については、本発明の出願人による特開平6
−231466号公報に詳細に開示されているので、こ
こではその説明を省略する。
【0020】而して、コード読取部46において復元さ
れた元のマルチメディア情報は、誤り訂正部48にて誤
り訂正が施された後、差出人個人情報抽出部50に供給
される。該差出人個人情報抽出部50は、供給されたマ
ルチメディア情報の中から差出人の個人情報に関するデ
ータ(以下、差出人個人情報データと記す)を抽出す
る。図1の(C)は、この差出人個人情報データ50A
の論理データ構造を示す図で、管理ID、氏名、住所、
…が順番に並んだ単純な構造とすることができる。これ
ら氏名や住所等は、JISコード等で表記される。
【0021】この抽出された差出人個人情報データは、
差出人個人情報/印刷画像変換部52に供給され、該差
出人個人情報/印刷画像変換部52にて、実際の氏名や
住所等の印刷画像に変換される。この場合、文字の拡大
/縮小やフォントの変換を行うことも可能である。そし
て、この差出人個人情報/印刷画像変換部52で変換さ
れた印刷画像が、宛先印刷処理部54において印刷され
る。これにより、図2の(A)に示すように、郵便番
号、住所、氏名等の印刷された当該差出人へ返信する送
付用葉書56が得られる。
【0022】このように、少なくとも差出人の住所、氏
名等の個人情報を含むマルチメディア情報が光学的に読
み取り可能なコードで記録されている葉書から該コード
を読み取って元のマルチメディア情報に復元し、その復
元したマルチメディア情報に含まれる個人情報を当該差
出人に返信すべき葉書の送信先個人情報として葉書に印
刷するようにしているので、送付されてきた葉書に印刷
されている差出人の個人情報を容易に取得して、再度そ
の差出人を相手として葉書を出したいとき、相手の住
所、氏名などは機械的にプリントアウト可能なので宛名
書きの手間を省くことができるし、また、書き間違いも
防止できる。従って、年賀状などの一度に多数の葉書を
書くときに労力の節約ができ効率が良い。また、相手か
ら送られてきた葉書の文面に対応付けながら宛名書きが
できるので、相手と送付葉書の文面とを間違えてしまう
ことが無くなる。
【0023】なお、図2の(B)及び図4は、上記のよ
うなコードイメージ18を葉書12に記録するコード記
録装置58の外観及び構成を示す図である。即ち、該コ
ード記録装置58は、マイクロホン60A等の音声情報
入力部60、ビデオカメラ62A(動画像情報入力用)
やパーソナルコンピュータ64A(動画像及び静止画像
入力用)等の画像情報入力部62、及びパーソナルコン
ピュータ64A等のテキストデータ(ディジタルコード
データ)入力部64が接続されている。そして、これら
入力されたマルチメディア情報をドットコードとして、
上記パーソナルコンピュータ64Aからのテキストや絵
(画像)などでなる紙面記録情報と共に記録して葉書1
2を得る。
【0024】ここで、上記マルチメディア情報の各入力
部60,62,64からのマルチメディア情報は、情報
素材入力部66に入力され、該情報素材入力部66にて
ディジタルデータに変換される。
【0025】これらディジタルデータに変換された各情
報は、それぞれ対応する加工部、即ち音声データ加工部
68、画像データ加工部70、テキストデータ加工部7
2に入力される。ここで、音声データ加工部68は、入
力された音声データの内の不要部分のカットや別の音声
データの挿入等の音声データの編集処理や、ゲイン調
整、イコライジング処理等の加工処理を利用者が適宜施
すためのものである。画像データ加工部70は、画像の
トリミングや拡大縮小等の画像データの編集処理や、フ
ィルタリング処理、補間処理等の加工処理を利用者が適
宜施すためのものである。また、テキストデータ加工部
72は、フォント等の調整や文字のデコレーション、サ
イズ変更、等のテキストデータの編集並びに加工処理を
利用者が適宜施すためのものである。
【0026】こうして各加工部で編集加工されたデータ
の内、画像データ及びテキストデータは、そのままプリ
エンコーディング部74及び素材割り付け編集部76に
入力される。即ち、画像データ及びテキストデータに関
しては、コード化してドットコードとして印刷されるも
のと、直接画像やテキストとして印刷されるものとの両
者が存在し、前者がプリエンコーディング部74に供給
され、後者が素材割り付け編集部76に供給される。
【0027】一方、音声データについては、音声をその
まま印刷することはできないので、直接素材割り付け編
集部76に供給されることはない。即ち、音声データ
は、上記プリエンコーディング部74に供給されるだけ
である。
【0028】ここで、プリエンコーディング部74と
は、各メディアのデータをコード化する際には必ずデー
タ圧縮処理が必要となるが、このデータ圧縮処理は非常
に処理負荷が重いものであり時間がかかる処理であるた
め、実際のデータ圧縮処理は行わずに、最終的なコード
イメージのサイズだけを求める処理を行うものである。
即ち、利用者である差出人が設定した各メディアのデー
タの圧縮率に基づいて圧縮後のデータサイズを求め、同
様に利用者が設定した誤り訂正レベルと予め規定された
ドットコードのデータフォーマットとに従って、この圧
縮されたであろうデータがドットコードにした場合に印
刷上ではどの位のサイズになるかを即座に求めることが
できる。
【0029】こうしてプリエンコーディング部74にて
求められた印刷上でのサイズのデータが素材割り付け編
集部76に入力される。該素材割り付け編集部76に
は、上述したように画像やテキスト等のコードイメージ
以外の実際に印刷するデータも供給されており、利用者
は適宜、これらコードイメージ以外のデータと上記コー
ドイメージのサイズデータに基づく例えば外形だけから
なるプリコードイメージとの割り付け配置を決定する。
【0030】而して、利用者所望の割り付けが行えたな
らば、コード化するデータはメインエンコーディング部
78に入力して、上記プリエンコーディング部74での
圧縮率等のパラメータ及び誤り訂正レベルを使用して、
実際のコード化処理を実施する。このコード化処理につ
いては、特開平6−231466号公報に開示されてい
るので、ここではその説明を省略する。
【0031】そして、メインエンコーディング部78で
生成されたコードイメージパターンは、上記素材割り付
け編集部76からのレイアウト情報及びコードイメージ
以外の実際に印刷するデータと共に、印刷ページデータ
生成部80に供給されて、印刷のするためのページデー
タ(イメージデータ)として展開され、印刷出力部82
によって印刷される。
【0032】本実施の形態では、このようなコード記録
装置58に、さらに差出人個人情報を入力するためのコ
ード読取部84が設けられている。このコード読取部8
4は、利用者が所有するコードシート86に記録された
上記個人情報に対応するコードイメージ18を読み取
り、復元した個人情報データを上記プリエンコーディン
グ部74に供給する。プリエンコーディング部74で
は、この供給された個人情報を、上記音声データ、画像
データ、テキストデータと併せてプリエンコーディング
を行う。
【0033】ここで、上記コードシート86は、利用者
88が自己の個人情報をコード化する手段を持たなくて
も、次のようにして入手することができる。例えば、利
用者88が当該コード記録装置58を購入したときにユ
ーザ登録葉書等をコード化サービスセンタ90に郵送す
ることで当該利用者88の個人情報のコード化依頼を行
い、これに応じてコード化サービスセンタ90でそのユ
ーザ登録葉書に記された個人情報に基づいてコードイメ
ージ18Aを作成し、それをコードシート86に記録し
て利用者88に郵送するという手順で、利用者88が得
ることができる。
【0034】利用者88は、住所の変更等がなければ、
このコードシート86を何回でも利用することが可能で
ある。 [第2の実施の形態]次に、本発明の第2の実施の形態
を説明する。
【0035】本実施の形態は、図5に示すように、上記
第1の実施の形態に於ける葉書用宛先記録装置10とコ
ード記録装置58とを一つに統合した葉書用宛先及びコ
ード記録装置92である。
【0036】即ち、この葉書用宛先及びコード記録装置
92は、上記コード記録装置58に上記葉書用宛先記録
装置10と同様の機能を果たすコード化送付先住所・名
前読取/印刷処理部94を付加してなる。
【0037】該コード化送付先住所・名前読取/印刷処
理部94は、上記用紙入力部32、画像読取部34、コ
ード画像領域選択部44、コード読取部46、差出人個
人情報抽出部50、及び差出人個人情報/印刷画像変換
部52に加えて、紙面割付書式規定部96を備える。
【0038】ここで、本実施の形態では、葉書12上の
どの位置にコードイメージ18が記録されるかが予め決
められており、上記紙面割付書式規定部96は、その位
置情報を記憶している。而して、該コード化送付先住所
・名前読取/印刷処理部94は、上記第1の実施の形態
のような画像分割部36、特徴抽出部38、画像種認識
部40、及び画像種判定部42を備えることなく、この
紙面割付書式規定部96に記憶された位置情報に基づい
て、コード画像領域選択部44において、画面読取部3
4で読み取った画像データからコードイメージ画像の纏
まった領域だけを選択することかできる。
【0039】その他の構成は、上記第1の実施の形態と
同様である。従って、本実施の形態では、受け取った差
出人からの葉書12に記録されているコードイメージ1
8を読み取って、差出人の個人情報を復元し、送付用葉
書56の表面にその差出人の郵便番号、住所、氏名等を
印刷記録することができる。また、コードシート86に
記録された自己の個人情報のコードイメージ18Aを読
み取って復元し、それを音声データ等の他のマルチメデ
ィア情報と共にコード化して、送付用葉書56の裏面の
上記予め決められた位置にコードイメージ18Bとして
印刷記録することができる。
【0040】即ち、相手からもらった葉書を使って、そ
の相手に送ろうとする葉書に住所や氏名等を印刷してし
まうと共に、発信人としての自分の住所や氏名もコード
イメージ化して相手に郵送することができる。この葉書
を受け取った相手も、これと同様のことができる。
【0041】このように、差出人の住所、氏名等の個人
情報を読み取りつつ当該差出人に返信すべき葉書にこの
個人情報を送信先個人情報として記録するようにしたの
で、差出人の葉書と一体化して差出人個人情報を扱うこ
とができ、送付葉書に宛名書き等ができるので、差出人
に対する宛名書き等の失敗を防止し、簡単に宛名書き等
の個人情報記録を行うことができる。また、一度差出人
個人情報を読み込んでから改めて差出人個人情報を印刷
するといった2重の手間を省き、効率の良い宛先印刷等
が実現できる。
【0042】[第3の実施の形態]次に、本発明の第3
の実施の形態を説明する。本実施の形態は、受け取った
葉書12に記録されているコードイメージ18から読み
取った差出人の個人情報を自分の住所録データベースに
蓄えておき、必要に応じて該住所録データベースから葉
書を送付しようとする相手の個人情報を読み出して印刷
するようにしたものである。
【0043】図6は、データベース機能付葉書用宛先記
録装置98の構成を示す図で、用紙入力部32は例えば
複数枚の葉書を順次1枚ずつローディングするADF(A
utomatic Document Feeder) 機能を持つ。該用紙入力部
32によってローディングされた葉書12の全面画像が
画像読取部34で読み取られ、コード画像領域選択部4
4は、紙面割付書式規定部96に記憶されたコードイメ
ージ18の記録位置情報に基づいてコードイメージ18
の画像を選択的にコード読取部46に供給する。差出人
個人情報抽出部50は、このコード読取部46で読み取
られ復元されたマルチメディア情報から差出人個人情報
を抽出し、それを住所データ管理部100に供給する。
【0044】住所データ管理部100は、供給された差
出人個人情報データを住所録データベースメモリ102
に記憶する。そして、上記用紙入力部32に再入力指示
を行い、次の葉書12のローディングを行わせる。
【0045】このようにして、複数枚の葉書12からそ
れぞれの差出人についての個人情報が住所録データベー
スメモリ102に順次蓄積される。而して、使用者が葉
書に宛先を印刷記録しようとする場合には、住所データ
管理部100により住所録データベースメモリ102か
ら蓄積してある複数の個人情報を読み出し、住所データ
選択部104によって使用者がその一つを選択して、宛
先印刷データ生成部106にその選択した個人情報を供
給する。該宛先印刷データ生成部106は、上記差出人
個人情報/印刷画像変換部52に相当するものであり、
供給された個人情報を実際の氏名や住所等の印刷画像に
変換し、これを宛先印刷処理部54に供給して印刷す
る。
【0046】勿論、このように一括登録/選択的印刷動
作だけでなく、前述した第1の実施の形態と同様の逐次
読取/印刷動作も可能である。この場合には、差出人個
人情報抽出部50で抽出された個人情報がそのまま宛先
印刷データ生成部106に供給されることになる。
【0047】なお、上記住所データ選択部104として
は、例えば図7の(A)及び(B)に示すような構成と
することができる。即ち、認識選択指示部108は、例
えば使用者による「セレクト」ボタン108Aの操作に
より検索開始命令を上記住所データ管理部100に出力
する。該住所データ管理部100は、上記住所録データ
ベースメモリ102から、個人情報データを読み出し、
住所データ読込部110に供給する。該住所データ読込
部110は、供給された個人情報データを所定数、内部
の不図示メモリに保持し、この保持した個人情報データ
を住所データ表示部112にて表示する。この場合、上
記所定数は、この住所データ表示部112で一度に表示
できる数もしくは上記不図示内部メモリに保持できる数
とする。
【0048】そして、利用者は、この表示を見て、所望
の個人情報データがあれば、認識選択指示部108の上
スクロールボタン108B又は下スクロールボタン10
8Cの操作により当該所望の個人情報データに反転表示
(図ではハッチングにより示す)を移動させ、「セレク
ト」ボタン108Aを操作することで選択する。
【0049】この操作に応じて、認識選択部108は、
選択住所データ出力部114に選択指示信号を出力し、
該選択住所データ出力部114は、これに従って住所デ
ータ読込部110に保持されている個人情報データの中
から選択されたものを上記宛名印刷データ生成部106
に供給する。
【0050】なお、上記住所データ表示部112に所望
の個人情報データが表示されていない場合には、使用者
はさらに上又は下スクロールボタン108B又は108
Cを操作することで、住所データ管理部100にさらな
る個人情報データの検索を指示し、住所データ読込部1
10にて次の所定数の個人情報データを保持して住所デ
ータ表示部112に表示させることができる。
【0051】また、途中で、選択処理を中止したいとき
には、「キャンセル」ボタン108Dの操作を行えば良
い。図8の(A)は、上記住所データ選択部104の別
の構成例を示す図である。即ち、認識選択指示部108
は、使用者による所定操作により検索開始命令を上記住
所データ管理部100に出力する。該住所データ管理部
100は、上記住所録データベースメモリ102から、
個人情報データを読み出し、住所データ読込部110に
供給する。該住所データ読込部110は、供給された個
人情報データを所定数、読込データ一時蓄積部116に
保持させ、この保持させた個人情報データを印刷データ
生成部118に供給させる。該印刷データ生成部118
は、個人情報データを印刷画像に変換し、住所データリ
スト印刷部120にてそれを用紙上に印刷する。
【0052】図8の(B)は、この住所データリスト印
刷部120により得られるチェックシート122を示す
図で、同図に示すように、所定数の個人情報データが印
刷される。
【0053】使用者は、このチェックシート122上の
氏名・住所左欄にマークすることで、葉書に宛先印刷し
ようとする個人情報を選択する。そして、このチェック
シート122を当該装置98にセットして、認識選択指
示部108によりチェックシート読取部124に選択指
示を行うことで、該チェックシート読取部124は、こ
のチェックシート122上のマークを読み取り、そのマ
ーク位置情報を選択住所データ出力部114に供給す
る。該選択住所データ出力部114は、このマーク位置
情報に従って使用者が選択した個人情報を読込データ一
時蓄積部116から読み出して上記宛名印刷データ生成
部106に出力する。なお、図8の(B)に示すよう
に、複数選択されている場合には、例えば上から順番
に、随時個人情報データが選択されて出力するものとす
る。
【0054】このように、本実施の形態では、読み取っ
た差出人の住所、氏名等の個人情報を随時記憶しておけ
るため、同一差出人の個人情報を葉書に出力したい場合
は記憶情報を利用することができ、一人の差出人に対し
て、コードイメージの読み取りは動作は一度で済むので
作業効率がよい。
【0055】以上実施の形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能である。
【0056】ここで、本発明の要旨をまとめると以下の
ようになる。 (1) 少なくとも差出人の住所、氏名等の個人情報を
含むマルチメディア情報が光学的に読み取り可能なコー
ドで記録されている郵便物から、該コードを光学的に読
み取る読取手段と、該読取手段により読み取られたコー
ドを処理して元の個人情報を含むマルチメディア情報に
復元する復元手段と、該復元手段で復元された個人情報
を当該差出人に返信すべき郵便物の送信先個人情報とし
て郵便物に記録する個人情報記録手段と、を具備するこ
とを特徴とする郵便物宛先記録装置。
【0057】即ち、送付されてきた葉書等の郵便物に印
刷されている差出人の個人情報を容易に取得して、再度
その差出人を相手として郵便物を出したいとき、相手の
住所、氏名などは機械的にプリントアウト可能なので宛
名書きの手間を省くことができる。従って、年賀状など
の一度に多数の葉書を書くときに労力の節約ができ効率
が良い。また、相手から送られてきた葉書の文面に対応
付けながら宛名書きができるので、相手と送付葉書の文
面とを間違えてしまうことが無くなる。
【0058】(2) 上記個人情報記録手段は、上記復
元手段で復元されたマルチメディア情報から当該差出人
に返信すべき郵便物の送信先個人情報を抽出するための
個人情報抽出手段を含むことを特徴とする上記(1)に
記載の郵便物宛先記録装置。
【0059】即ち、送付されてきた郵便物に印刷されて
いる差出人の個人情報を人の文字認識能力を働かせるこ
となく容易に取得できる。 (3) 上記郵便物宛先記録装置は、音声情報を入力す
るための音声情報入力手段と、該音声情報入力手段によ
り入力された音声情報を光学的に読み取り可能なコード
に変換するためのコード生成手段と、該コード生成手段
で生成されたコードを光学的に読み取り可能に郵便物に
記録するコード記録手段とを更に備え、上記コード記録
手段は、入力された音声情報と共に発信人としての自己
の個人情報をコードで郵便物に記録するように構成され
たことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の郵便
物宛先記録装置。
【0060】即ち、発信人としての自己の個人情報のみ
ならず、発信人は差出人に返信したい郵便物では従来不
可能であった音声情報の伝達を可能にし、文字や絵では
伝えられなかった情報を郵便物によって伝えることがで
きるようになる。音声には事務的情報伝達以外に個人的
感情表現が可能である。
【0061】(4) 上記郵便物宛先記録装置は、上記
読取手段が差出人の住所、氏名等の個人情報を読み取り
つつ上記個人情報記録手段が当該差出人に返信すべき郵
便物にこの個人情報を送信先個人情報として記録するよ
うに構成されたことを特徴とする上記(1)又は(2)
に記載の郵便物宛先記録装置。
【0062】即ち、差出人の郵便物と一体化して差出人
個人情報を扱うことができ、送付郵便物に宛名書き等が
できるので、差出人に対する宛名書き等の失敗を防止
し、簡単に宛名書き等の個人情報記録を行うことができ
る。また、一度差出人個人情報を読み込んでから改めて
差出人個人情報を印刷するといった2重の手間を省き、
効率の良い宛先印刷等が実現できる。
【0063】(5) 上記郵便物宛先記録装置は、上記
読取手段が読み取った差出人の住所、氏名等の個人情報
を記憶するための個人情報記憶手段を更に備えたことを
特徴とする上記(1)又は(2)に記載の郵便物宛先記
録装置。
【0064】即ち、読み取った差出人の住所、氏名等の
個人情報を随時記憶しておけるため、同一差出人の個人
情報を郵便物に出力したい場合は記憶情報を利用するこ
とができ、一人の差出人に対してコードイメージの読み
取り動作は一度で済むので作業効率がよい。
【0065】(6) 上記郵便物宛先記録装置は、上記
個人情報記録手段が、上記個人情報記憶手段に記憶され
た個人情報を一括して所定の記録媒体に記録するように
制御するための制御手段を更に備えたことを特徴とする
上記(5)に記載の郵便物宛先記録装置。
【0066】即ち、複数の差出人の個人情報を記録して
おくことができるため、郵便物を送付しようとしている
特定の相手の住所、氏名等を記録された中から迅速に検
索し宛名書きを行うことができる。
【0067】(7) 上記制御手段は、上記読取手段
が、上記個人情報記録手段により一括して記録された記
録媒体中の各個人情報に対応して操作者が表示したマー
ク情報を選択的に読み取って、上記個人情報記録手段が
該読み取られたマーク情報に基づいて所定の処理を行う
ように制御するための手段を更に含むことを特徴とする
上記(6)に記載の郵便物宛先記録装置。
【0068】即ち、郵便物を送付しようとする相手が複
数の場合、記憶されている複数の差出人の個人情報の中
から、それら相手を一度の選択動作で完了するので作業
効率がよい。さらに、選択方法として、例えば紙面上に
印刷されたリストに直にマークすることで相手の個人情
報を容易に選択できることは、従来の人間の操作感覚と
親和性がよく、パソコン等の他の電子的表示手段と選択
手段によるものよりも閲覧性に優れている。
【0069】(8) 上記所定の処理が、上記マーク情
報に対応した個人情報を郵便物の送信先個人情報として
郵便物に記録する処理であることを特徴とする上記
(7)に記載の郵便物宛先記録装置。
【0070】即ち、マークされ選択された個人情報は、
送付しようとしている郵便物に機械的に宛名書き印刷が
施されるので、従来の宛名書き動作を不要とし、非常に
簡便な宛名書き等の作業環境をもたらしてくれる。
【0071】(9) 少なくとも差出人の住所、氏名等
の個人情報を含むマルチメディア情報が光学的に読み取
り可能なコードで記録されている葉書から、該コードを
光学的に読み取る読取手段と、該読取手段により読み取
られたコードを処理して元の個人情報を含むマルチメデ
ィア情報に復元する復元手段と、該復元手段で復元され
た個人情報を当該差出人に返信すべき葉書の送信先個人
情報として葉書に記録する個人情報記録手段と、を具備
することを特徴とする葉書記録装置。
【0072】即ち、送付されてきた葉書に印刷されてい
る差出人の個人情報を容易に取得して、再度その差出人
を相手として葉書を出したいとき、相手の住所、氏名な
どは機械的にプリントアウト可能なので宛名書きの手間
を省くことができる。従って、年賀状などの一度に多数
の葉書を書くときに労力の節約ができ効率が良い。ま
た、相手から送られてきた葉書の文面に対応付けながら
宛名書きができるので、相手と送付葉書の文面とを間違
えてしまうことが無くなる。
【0073】(10) 上記個人情報記録手段は、上記
復元手段で復元されたマルチメディア情報から当該差出
人に返信すべき葉書の送信先個人情報を抽出するための
個人情報抽出手段を含むことを特徴とする上記(9)に
記載の葉書記録装置。
【0074】即ち、送付されてきた葉書に印刷されてい
る差出人の個人情報を人の文字認識能力を働かせること
なく容易に取得できる。 (11) 上記葉書記録装置は、音声情報を入力するた
めの音声情報入力手段と、該音声情報入力手段により入
力された音声情報を光学的に読み取り可能なコードに変
換するためのコード生成手段と、該コード生成手段で生
成されたコードを光学的に読み取り可能に葉書に記録す
るコード記録手段とを更に備え、上記コード記録手段
は、入力された音声情報と共に発信人としての自己の個
人情報をコードで葉書に記録するように構成されたこと
を特徴とする上記(9)又は(10)に記載の葉書記録
装置。
【0075】即ち、発信人としての自己の個人情報のみ
ならず、発信人は差出人に返信したい葉書では従来不可
能であった音声情報の伝達を可能にし、文字や絵では伝
えられなかった情報を葉書によって伝えることができる
ようになる。音声には事務的情報伝達以外に個人的感情
表現が可能である。
【0076】(12) 上記葉書記録装置は、上記読取
手段が差出人の住所、氏名等の個人情報を読み取りつつ
上記個人情報記録手段が当該差出人に返信すべき葉書に
この個人情報を送信先個人情報として記録するように構
成されたことを特徴とする上記(9)又は(10)に記
載の葉書記録装置。
【0077】即ち、差出人の葉書と一体化して差出人個
人情報を扱うことができ、送付葉書に宛名書き等ができ
るので、差出人に対する宛名書き等の失敗を防止し、簡
単に宛名書き等の個人情報記録を行うことができる。ま
た、一度差出人個人情報を読み込んでから改めて差出人
個人情報を印刷するといった2重の手間を省き、効率の
良い宛先印刷等が実現できる。
【0078】(13) 上記葉書記録装置は、上記読取
手段が読み取った差出人の住所、氏名等の個人情報を記
憶するための個人情報記憶手段を更に備えたことを特徴
とする上記(9)又は(10)に記載の葉書記録装置。
【0079】即ち、読み取った差出人の住所、氏名等の
個人情報を随時記憶しておけるため、同一差出人の個人
情報を葉書に出力したい場合は記憶情報を利用すること
ができ、一人の差出人に対してコードイメージの読み取
り動作は一度で済むので作業効率がよい。
【0080】(14) 上記葉書記録装置は、上記個人
情報記録手段が、上記個人情報記憶手段に記憶された個
人情報を一括して所定の記録媒体に記録するように制御
するための制御手段を更に備えたことを特徴とする上記
(13)に記載の葉書記録装置。
【0081】即ち、複数の差出人の個人情報を記録して
おくことができるため、葉書を送付しようとしている特
定の相手の住所、氏名等を記録された中から迅速に検索
し宛名書きを行うことができる。
【0082】(15) 上記制御手段は、上記読取手段
が、上記個人情報記録手段により一括して記録された記
録媒体中の各個人情報に対応して操作者が表示したマー
ク情報を選択的に読み取って、上記個人情報記録手段が
該読み取られたマーク情報に基づいて所定の処理を行う
ように制御するための手段を更に含むことを特徴とする
上記(14)に記載の葉書記録装置。
【0083】即ち、葉書を送付しようとする相手が複数
の場合、記憶されている複数の差出人の個人情報の中か
ら、それら相手を一度の選択動作で完了するので作業効
率がよい。さらに、選択方法として、例えば紙面上に印
刷されたリストに直にマークすることで相手の個人情報
を容易に選択できることは、従来の人間の操作感覚と親
和性がよく、パソコン等の他の電子的表示手段と選択手
段によるものよりも閲覧性に優れている。
【0084】(16) 上記所定の処理が、上記マーク
情報に対応した個人情報を葉書の送信先個人情報として
葉書に記録する処理であることを特徴とする上記(1
5)に記載の葉書記録装置。
【0085】即ち、マークされ選択された個人情報は、
送付しようとしている葉書に機械的に宛名書き印刷が施
されるので、従来の宛名書き動作を不要とし、非常に簡
便な宛名書き等の作業環境をもたらしてくれる。
【0086】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
低価格で誰もが簡単に郵便物に宛先を記録できる郵便物
宛先記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の郵便物宛先記録装置の第1の
実施の形態としての葉書用宛先記録装置のブロック構成
図、(B)は(A)中の特徴抽出部及び画像種認識部の
実際の構成を示す図であり、(C)は(A)中の差出人
個人情報抽出部で抽出された差出人個人情報データのデ
ータ構造を示す図である。
【図2】(A)は図1の(A)の葉書用宛先記録装置の
外観を示す図であり、(B)は図4のコード記録装置の
外観を示す図である。
【図3】本発明に適用されるドットコードのフォーマッ
トを示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態において差出人側で
使用されるコード記録装置のブロック構成図である。
【図5】本発明の郵便物宛先記録装置の第2の実施の形
態としての葉書用宛先及びコード記録装置のブロック構
成図である。
【図6】本発明の郵便物宛先記録装置の第3の実施の形
態としてのデータベース機能付葉書用宛先記録装置のブ
ロック構成図である。
【図7】(A)は図6中の住所データ選択部の構成例を
示すブロック図であり、(B)は図6のデータベース機
能付葉書用宛先記録装置の外観を示す図である。
【図8】(A)は図6中の住所データ選択部の別の構成
例を示すブロック図であり、(B)は(A)中の住所デ
ータリスト印刷部120により得られるチェックシート
を示す図である。
【符号の説明】
10 葉書用宛先記録装置 12 受け取った葉書 18,18A,18B コードイメージ 32 用紙入力部 34 画像読取部 36 画像分割部 38 特徴抽出部 40 画像種認識部 42 画像種判定部 44 コード画像領域選択部 46,84 コード読取部 48 誤り訂正部 50 差出人個人情報抽出部 52 差出人個人情報/印刷画像変換部 54 宛先印刷処理部 56 送付用葉書 58 コード記録装置 86 コードシート 88 利用者 90 コード化サービスセンタ 92 葉書用宛先及びコード記録装置 94 コード化送付先住所・名前読取/印刷処理部 96 紙面割付書式規定部 98 データベース機能付葉書用宛先記録装置 100 住所データ管理部 102 住所録データベースメモリ 104 住所データ選択部 106 宛先印刷データ生成部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも差出人の住所、氏名等の個人
    情報を含むマルチメディア情報が光学的に読み取り可能
    なコードで記録されている郵便物から、該コードを光学
    的に読み取る読取手段と、 該読取手段により読み取られたコードを処理して元の個
    人情報を含むマルチメディア情報に復元する復元手段
    と、 該復元手段で復元された個人情報を当該差出人に返信す
    べき郵便物の送信先個人情報として郵便物に記録する個
    人情報記録手段と、 を具備することを特徴とする郵便物宛先記録装置。
  2. 【請求項2】 上記個人情報記録手段は、上記復元手段
    で復元されたマルチメディア情報から当該差出人に返信
    すべき郵便物の送信先個人情報を抽出するための個人情
    報抽出手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の郵
    便物宛先記録装置。
  3. 【請求項3】 上記郵便物宛先記録装置は、音声情報を
    入力するための音声情報入力手段と、該音声情報入力手
    段により入力された音声情報を光学的に読み取り可能な
    コードに変換するためのコード生成手段と、該コード生
    成手段で生成されたコードを光学的に読み取り可能に郵
    便物に記録するコード記録手段とを更に備え、 上記コード記録手段は、入力された音声情報と共に発信
    人としての自己の個人情報をコードで郵便物に記録する
    ように構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の郵便物宛先記録装置。
JP8233071A 1996-09-03 1996-09-03 郵便物宛先記録装置 Withdrawn JPH1076732A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8233071A JPH1076732A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 郵便物宛先記録装置

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ID=16949354

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002077132A (ja) * 2000-08-29 2002-03-15 Dainippon Printing Co Ltd 情報提供システム、サーバコンピュータ、携帯端末、及び記録媒体
JP2008142585A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Seiko Epson Corp 宛名印刷装置、住所登録装置およびそれらの方法並びにコンピュータプログラム
JP2015074091A (ja) * 2013-10-04 2015-04-20 富士ゼロックス株式会社 画像形成物

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JP2008142585A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Seiko Epson Corp 宛名印刷装置、住所登録装置およびそれらの方法並びにコンピュータプログラム
JP2015074091A (ja) * 2013-10-04 2015-04-20 富士ゼロックス株式会社 画像形成物

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Effective date: 20031104