JPH10509264A - 現存する関係データベーススキーマから意味オブジェクトモデルを作成するコンピュータシステム - Google Patents

現存する関係データベーススキーマから意味オブジェクトモデルを作成するコンピュータシステム

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JPH10509264A JP9501119A JP50111997A JPH10509264A JP H10509264 A JPH10509264 A JP H10509264A JP 9501119 A JP9501119 A JP 9501119A JP 50111997 A JP50111997 A JP 50111997A JP H10509264 A JPH10509264 A JP H10509264A
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Abstract

(57)【要約】 現存する関係データベーススキーマから意味オブジェクトモデルを作成するコンピュータシステム。コンピュータシステムは関係データベーススキーマのカタログ情報を解析して、カタログに規定されている各テーブルに対する意味オブジェクトを作成する。テーブルで規定されている各列に対して、単値属性が、そのテーブルに対して作成された意味オブジェクトに追加される。その後システムはカタログ中に記憶されている関係情報を解析して、2以上意味オブジェクト間の関係を規定するオブジェクトリンク属性を作成するとともに、多値化グループ属性および多値化単値属性を作成する。データベースカタログが関係情報を含んでいない場合には、関係する意味オブジェクトを示すようにユーザは促される。

Description

【発明の詳細な説明】 現存する関係データベーススキーマから 意味オブジェクトモデルを作成するコンピュータシステム 発明の分野 本発明は一般的にコンピュータシステムに関し、特に関係データベース中に情 報を記憶し、関係データベース中から情報を検索するコンピュータシステムに関 する。 発明の背景 いくつかの時点において、多くのコンピュータユーザは何種類かの情報を検索 および記憶させる必要がある。一般的に、情報は多くの市販のデータベースプロ グラムの任意の1つを使用してコンピュータ上に記憶される。これらのプログラ ムによりユーザはデータベースに記憶させるべき情報のタイプを規定することが できるとともに、これらのプログラムは、データをデータベースに入力するユー ザに対してフォームをまた以前に記憶された情報を検索しようとしている人々に 対してプリントレポートを提供する。 最も人気があるタイプのデータベースの1つは、関係データベースである。関 係データベースでは、記憶されているデータのタイプを規定している1以上の列 を有する2次元テーブルの行にデータが記憶される。伝統的に初心者や洗練され ていないユーザにとって、データベースにデータをどのように記憶させるべきか についてのユーザの考えを正確に反映させる方法で、(データベーススキーマと も呼ばれる)関係データベーステーブルを作成することは困難であった。 ユーザが関係データベーススキーマを作成できるようにする新しい方法は、ワ シントン州シアトルのウォールデータインコーポレーティッドにより開発された SALSAと呼ばれるデータベースモデリングシステムである。このシステムに より、ユーザがデータベースに記憶させるべきデータのモデルを作成することが できる。モデルは、人や種類や会社やデータベースに記憶される一意的なエンテ ィティに関係するとユーザが考える他のもののような完全なアイテムを表してい る1以上の意味オブジェクトから構成されている。それぞれの意味オブジェクト には、意味オブジェクトに関する識別情報を記憶する1以上の属性が含まれてお り、また、2以上の意味オブジェクト間の関係を規定しているオブジェクトリン ク属性が含まれていることがある。一旦ユーザが意味オブジェクトモデルを完成 させると、SALSAデータベースモデリングシステムが意味オブジェクトモデ ルを解析して、データをコンピュータに記憶させる、対応する関係データベース スキーマを作成する。SALSAデータベースモデリングシステムの詳細は、19 93年10月29日に出願され譲渡された留保中の米国特許出願第08/145,997号に示さ れおり、この出願は参照のためにここに組込まれている。 SALSAデータベースモデリングシステムの利点は、コンピュータのメモリ および/またはハードディスクにどのようにデータを記憶させるかを制御する基 礎的なデータベース管理システムについてユーザが何も知らなくても、データベ ースに記憶させるべきデータとともにデータ間の関係をユーザが容易に規定する ことができるようにすることである。ユーザは意味オブジェクトモデルのビルデ ィングブロックを簡単に処理することができ、テーブルや列や主キーや外来キー や共通部分テーブルやこれらに類するもののような関係データベースコンセプト について心配する必要がない。 '997号特許出願に記載されているデータベースモデリングシステムはデータベ ースモデリングの技術分野で重要な改良を示しているが、従来の関係データベー スプログラムにより作成されている現存するデータベーススキーマの意味オブジ ェクトモデルを自動的生成する機構は設けられていない。 発明の要約 本発明は、現存する関係データベーススキーマから意味オブジェクトモデルを 自動的に作成するようにプログラムされているコンピュータシステムである。ス キーマは、関係データベースのカタログ情報を読み、データベースに規定されて いる各テーブルに対して対応する意味オブジェクトを作成することにより解析さ れる。データベースのテーブルに対して規定された各列は、対応する意味オブジ ェクト内に対応する単値属性(simple value attribute)を作成するために使用 される。データベースカタログが関係情報を含んでいる場合には、カタログが解 析されてテーブルが外来キーを含んでいるか否かが決定される。外来キー情報は 、2以上の意味オブジェクト間の関係を規定している対応するオブジェクトリン ク属性を作成するとともに、意味オブジェクト内に多値化グループ属性(multiv alued group attribute)や多値化単値属性(multivalued,simple value attrib ute)を作成するために使用される。 データベースカタログが関係情報を提供しない場合には、関係するデータベー ス中のテーブルを示すとともに、テーブル中のどの列が外来キーを表しているか を示すようにユーザは促される。この情報は、意味オブジェクトモデルを変更し て、意味オブジェクトモデル内の関係と多値化属性を反映させるために使用され る。 図面の簡単な説明 前述の観点および本発明の付随する効果は、添付した図面を考慮に入れ、以下 の詳細な説明を参照することにより、さらに容易に理解できるであろう。 図1は、典型的な関係データベーススキーマの図表表現である。 図2は、図1に示されているデータベーススキーマに対応している、本発明に より作成された意味オブジェクトモデルの図表表現である。 図3は、現存する関係データベーススキーマから意味オブジェクトモデルを作 成するようにプログラムされている本発明にしたがったコンピュータシステムの ブロック図である。 図4A〜図4Dは、現存する関係データベーススキーマから意味オブジェクト モデルを作成するために、本発明のコンピュータシステムにより実行されるステ ップを示している一連のフローチャートである。 図5は、関係データベースカタログが関係情報を提供する時に共通部分テーブ ルを検出するために、本発明のコンピュータシステムにより実行されるステップ を示しているフローチャートである。 図6は、意味オブジェクトモデル中の多値化グループまたは多値化単値属性に 変換すべき、関係データベーススキーマ中のテーブルを検出するために、本発明 のコンピュータシステムにより実行されるステップを示しているフローチャート である。 図7Aおよび図7Bは、関係データベースカタログが関係情報を含んでいる場 合に、意味オブジェクトモデル内の意味オブジェクトをオブジェクトリンク属性 に変換するために、本発明のコンピュータシステムにより実行されるステップを 示しているフローチャートである。 図8は、関係データベースカタログが関係情報を含んでいる場合に、共通部分 テーブルを1対の多値化オブジェクトリンク属性に変換するために、本発明のコ ンピュータシステムにより実行されるステップを示しているフローチャートであ る。 図9A〜図9Dは、意味オブジェクト内に多値化グループ属性を作成するため に、本発明のコンピュータシステムにより実行されるステップを示している一連 のフローチャートである。 図10は、関係データベーススキーマ中のテーブルに対応させるために、意味 オブジェクト内に多値化単値属性を作成するために、本発明のコンピュータシス テムにより実行されるステップを示しているフローチャートである。 図11は、意味オブジェクトモデル内の単値またはグループ属性に関係するプ ロフィールをユーザが選択できるようにするために、本発明のコンピュータシス テムにより実行されるステップを示しているフローチャートである。 図12A〜図12Dは、対応する関係データベースカタログが関係情報を含ん でいない場合に、オブジェクトリンク属性、多値化グループ属性、多値化単値属 性を意味オブジェクトモデル中に作成するために、本発明のコンピュータシステ ムにより実行されるステップを示している一連のフローチャートである。 好ましい実施形態の詳細な説明 先に示したように本発明は、コンピュータシステムのメモリ内に存在している 現存する関係データベーススキーマに対応している意味オブジェクトモデルを作 成するシステムである。一旦完了すると、意味オブジェクトモデルは、意味オブ ジェクトモデルの構成要素を処理することによりユーザがデータベーススキーマ を容易に更新または変更できるようにする。この方法では、関係データベース管 理システムや、スキーマを編集するために通常使用される質問言語について理解 する必要なく、ユーザが関係データベースを処理することができる。 図1は、関係データベーススキーマの表示を示している。このスキーマは、ア ートギャラリーのオーナーにより操作されるコンピュータシステムにデータベー ス情報を記憶させる。このスキーマには6つの関係テーブルが含まれている。テ ーブル5 は、ギャラリーの顧客に関する情報を記憶している。テーブル5 には、 顧客の名前と顧客の電話番号を記憶する“名前”と“電話”とラベルが付された 2つの列が含まれている。関係データベースの当業者により理解されるように、 データベース管理システムは、テーブル5 の主キーが名前列であることを示すレ コードを保持している。テーブルの主キーは、テーブル中の一意的なエントリ、 すなわちギャラリーの特定の顧客を識別する。 テーブル7 は、ギャラリーにおいて展示されているアーティストに関する情報 を記憶している。テーブル7 には、アーティストの名前とアーティストが生まれ た年を記憶する、“名前”と“誕生年”とラベルが付された2つの列が含まれて いる。テーブル7 の主キーは、名前列中のエントリとして規定される。 テーブル9 は、アーティストが製作に用いるさまざまな媒体に関する情報を記 憶している。このテーブルには2つの列が含まれている。第1の列は“名前”と ラベルが付されており、第2の列中のエントリを関係テーブル7 中の特定のアー ティストにリンクさせるように機能する。第2の列は“媒体”とラベルが付され 、油絵、水彩画、ガラス、セラミックなどのような特定の芸術的な媒体を識別す るテキストを記憶している。テーブル9 の主キーは、名前と媒体の列中のエント リの組合わせとして規定される。 テーブル11は、ギャラリーに展示されている特定の絵画に関する情報を記憶し ている。このテーブルには、絵画の名前と、絵画が描き終えられた日付と、絵画 をそのアーティストにリンクさせるためにテーブル7 の列に対する外来キーとを 記憶する、“名前”、“描かれた日付”、“名前_1”とラベルが付された3つ の列が含まれている。テーブル11の主キーは名前列中のエントリである。 テーブル13は、アートギャラリーの顧客による購入に関する情報を記憶してい る。このテーブルには、“名前_1”、“日付”、“価格”、“名前_2”とラ ベルが付された4つの列が含まれている。名前_1のラベルが付された列は、顧 客の名前を保持している一方、日付とラベルが付された列は、絵画が購入された 日付を記憶している。価格のラベルが付された列は、絵画に対して支払われた価 格を記憶している。最後に名前_2とラベルが付された列は絵画の名前を保持し ている。名前_1はテーブル5 に対する外来キーであり、名前_2はテーブル11 に対する外来キーである。 データベース中の最後のテーブルは、テーブル5 中のエントリをテーブル7 中 のエントリに関係付けるテーブル15である。テーブル15には2つの列、すなわち “名前_1”と“名前_2”が含まれている。各列はそれぞれ、テーブル5 とテ ーブル7 に対する外来キーを記憶している。テーブル15により、データベース管 理システムがギャラリーの顧客をギャラリーに展示されているアーティストにリ ンクさせることができる。テーブル15の主キーは、2つの列、名前_1と名前_ 2中のエントリの組合わせとして選択される。 図1に表わされているデータベーススキーマは、従来の関係データベースプロ グラムで作成された関係データベーススキーマの典型的なものである。関係デー タベースプログラムに不慣れなコンピュータユーザは、熟練したデータベースプ ログラマの助けなしでスキーマを作成することが困難であると思うかもしれない 。図1に示されているスキーマの作成には、テーブル、主キー、外来キー、共通 部分テーブルのようなデータベースコンセプトの知識が要求される。 先に示したように、SALSAデータベースモデリングシステムにより、関係 データベースコンセプトを知らずにユーザがデータベーススキーマを作成するこ とができる。図2は、図1に示されている関係データベーススキーマに対応して いる意味オブジェクトモデル20を示している。意味オブジェクトモデルは、3つ の意味オブジェクトから構成されている。意味オブジェクト22はギャラリーの顧 客を表わしている。意味オブジェクト30はギャラリーに作品が展示されているア ーティストを表わしており、意味オブジェクト40はギャラリーに展示されている 絵画を表わしている。 オブジェクトモデル20中の各意味オブジェクトは多数の属性を持っている。こ の属性は、データベースに記憶されている各意味オブジェクトに関する情報を表 わしている。例えば、意味オブジェクト22は、データベースに記憶されている顧 客の名前を表わしている“名前”とラベルが付された属性、顧客の電話番号を表 わしている“電話”とラベルが付された属性を持っている。さらに顧客には、ギ ャラリーにおいてなされた売買を表わしている“購入”とラベルが付されたグル ープ属性が含まれている。グループ属性、購入は、購入がなされた日付と、購入 された絵画の価格と、意味オブジェクト40のインスタンスにより表わされている 特定の絵画の購入に関係するオブジェクトリンク属性とを表わしている3つの単 値属性を含んでいる。意味オブジェクトのインスタンスを一意的に規定する属性 は、属性名の左に2つの星を付けて示されている。意味オブジェクトモデル中の 2つの意味オブジェクト間の関係を規定するオブジェクトリンク属性は、意味オ ブジェクト中の他の単値またはグループオブジェクトと区別するためにボックス で囲まれている。 '997号特許出願に記載されているように、属性の中には、属性名の下右角にお ける添字として表示されているその最小および最大の基数を持つものもある。最 小基数は、意味オブジェクトが有効でなければならない属性のインスタンスの最 小数に関係する一方、最大基数は、有効でなければならない属性のインスタンス の最大数に関係している。例えば、意味オブジェクト22中の“購入”とラベルが 付されたグループ属性は0の最小基数を持ち、これはギャラリーの顧客が購入を していないことを示している。同様に、グループ購入の最大基数はNであり、こ れは顧客がギャラリーから1回より多く購入したことを示している。この基数の 数は、オブジェクトリンク属性にも適用される。例えば、顧客が興味を持ってい るアーティストを追跡するために、意味オブジェクト22には、データベース中の 顧客をアーティストにリンクさせる“アーティスト”とラベルが付されたオブジ ェクトリンク属性が含まれている。“アーティスト”とラベルが付されたオブジ ェクトリンクは多値化されている。すなわちこのオブジェクトリンクはNの最大 基数を持ち、これにより、顧客が多くのアーティストに興味を持っているかもし れないことが示される。 意味オブジェクト30は、作品がギャラリーに展示されているアーティストを表 わしている。アーティストの意味オブジェクトには、“名前”と“誕生年”とラ ベルが付された2つの単値属性が含まれており、これらはアーティストについて 記憶さされている伝記的情報を表わしている。この属性、名前は、データベース 中の2人のアーティストが同じ名前を持っていないことを意味ために一意的であ るものとして示されている。さらに意味オブジェクト30には、“媒体”とラベル が付された多値化単値属性が含まれており、これはアーティストが製作している さまざまな媒体を表わしている。最後に意味オブジェクト30には、アーティスト を絵画にそしてアーティストを顧客にリンクさせる“絵画”と“顧客”とラベル が付された2つの多値化オブジェクトリンク属性も含まれている。 意味オブジェクトモデル中の最後の意味オブジェクト40は、ギャラリーで展示 中の絵画を表わしている。意味オブジェクト40には、“名前”と“描かれた一日 付”とラベルが付された2つの単値属性が含まれている。絵画の名前は、データ ベース中に記憶されている絵画名の中で一意的なものであるとして示される。意 味オブジェクト40には、2つのオブジェクトリンク属性も含まれている。第1の オブジェクトリンク属性は“アーティスト”とラベルが付されており、絵画とア ーティストとの間の関係を表わしている。この関係の基数は1.1 であり、絵画は 少なくとも1人のアーティストを持っていなければならず、多くて1人のアーテ ィストを持つことができることを示している。“顧客”とラベルが付されたオブ ジェクトリンク属性は、絵画と顧客との間の関係を表わしている。この属性は0. N の基数を持っており、絵画に興味を持っている顧客がいないか、絵画に興味を 持っている多くの顧客がいることを示している。 先に示したように、従来のデータベースプログラムに対するものとして、図2 に示されている意味オブジェクトモデル20の利点は、意味オブジェクトの追加ま たは削除により、あるいは意味オブジェクト内の属性の追加または削除により、 ユーザがデータベースを更新または変更することができることである。意味オブ ジェクトモデルの構成要素を処理することにより、図1に示されているスキーマ を作成するのに必要とされる関係データベースコンセプトを理解する必要なく、 データベースに記憶されるべきデータに関してユーザがどのように考えているか を反映させる方法で、ユーザは関係データベースを作成または変更することがで きる。 先に示したように、ウォールデータインコーポレーティッドにより開発された SALSAデータベースモデルにより、ユーザが意味オブジェクトモデルを作成 し、対応する関係データベーススキーマを作成するためにモデルを解析できるよ うになる。しかしながら、多くのコンピュータユーザは、マイクロソフトアクセ スや、ボアランドパラドックスのような、現在入手可能な関係データベースプロ グラムを使用して既にデータベーススキーマを作成している。洗練されていない ユーザがこれらのデータベースを容易に更新または変更できるようにするために 、本発明は現存する関係データベーススキーマから対応する意味オブジェクトモ デルを作成する。 図3に移ると、本発明を実現するためのコンピュータシステムが示されている 。このコンピュータシステムは一般的に、内部メモリ72とディスクドライブ74の ような永久記憶手段とを持つ中央処理ユニット70を備えている。コマンドは、キ ーボード78を使用してそしてマウス80のようなポインディングデバイスを使用し てCPUに入力される。CPUは、表示スクリーンすなわちモニタ76上に示され るグラフィックユーザインターフェイスを発生させる。 メモリ72内に存在しているものは1組のプログラムされた命令であり、これら の命令は、現存する関係データベーススキーマをCPUに解析させて、ディスプ レイ76上でユーザに示される、対応するオブジェクトモデルを作成させる。プロ グラムされている命令は、読み取り専用メモリに永久的に記憶させてもよく、あ るいは、フロッピーディスク、CD−ROMからまたはCPUに接続されている モデムでコンピュータシステムによって受け取ってもよい。本発明の現在の好ま しい実施形態では、CPU70は、C++のようなオブジェクト指向言語でプログ ラムされている。しかしながら、所望される場合には他のプログラム言語を使用 することができることを当業者は認識するであろう。 以下のフローチャートは、現存する関係データベーススキーマから意味オブジ ェクトモデルを生成するために中央処理ユニットにより実行されるコンピュータ プログラムの動作を説明している。'997号特許出願に記載されているように、コ ンピュータシステムは、意味オブジェクトモデルの表示を記憶するために一連の C++クラスを使用する。参照を容易にするため、本発明の理解に重要であるこ れらのクラスのデータ要素をここで再度示す。意味オブジェクトモデルを作成す る各クラスの手順および方法は示さないが、手順の動作を以下で論じる。コンピ ュータプログラミングの当業者は、本発明の以下の説明から必要な方法を作成す ることができるであろう。 図4A〜図4Dに移ると、本発明にしたがってプログラムされているコンピュ ータシステムの全体的な動作が示されている。最初のステップ100 において、コ ンピュータシステムは、コンピュータメモリ中に存在する関係データベーススキ ーマを作成するために使用された関係データベースプログラムのタイプまたはブ ランドを入力するようにユーザを促す。一般的に、2つのタイプの関係データベ ースがある。第1のタイプのものは、関係情報を含むカタログを持っている。以 下に説明するように、関係情報は、テーブルのどの列がデータベース中の他のテ ーブルに対する外来キーとして規定されているかを示している。第2のタイプの データベースは、データベースカタログ中に関係情報を含んでいない。本発明は いずれのタイプのデータベースとでも動作するように設計されている。 現存する関係データベーススキーマを作成するのに使用された関係データベー スプログラムのタイプをユーザが入力した後に、ステップ102 において、プログ ラムは、コンピュータの内部メモリ内またはディスクドライブ上に記憶されてい る(示されていない)ルックアップテーブルを使用して、カタログが関係情報を 含んでいるか否かを決定する。 カタログが関係情報を含んでいない場合には、コンピュータシステムは、以下 に説明するように図12A〜図12Dに示されているステップを使用して対応す る意味オブジェクトモデルを作成する。 関係データベースのカタログが関係情報を含んでいる場合には、ステップ106 において、コンピュータシステムは最初に関係データベースカタログをオープン させる。カタログには、データベース中の各関係テーブルの定義とともに、特定 のテーブル内の各列の定義が含まれている。 ステップ108 において、コンピュータシステムは最初に先に規定されているア ルバムクラスのインスタンスを作成する。このアルバムクラスは、意味オブジェ クトモデル中の各意味オブジェクトを追跡するために使用される。アルバムクラ スのインスタンスを作成した後に、ステップ110 において、コンピュータシステ ムは、データベースカタログ中に規定されている各テーブルを解析するループを 開始する。ステップ112 において、コンピュータシステムは、データベースカタ ログ中に規定されている各テーブルに対する意味オブジェクトクラスのインスタ ンスを作成する。意味オブジェクトクラスの各インスタンスは、ユーザに表示さ れる、対応する意味オブジェクトモデル中の意味オブジェクトを表わしている。 ステップ114 において、意味オブジェクトクラスのインスタンスに、一意的な 識別数が割り当てられる。ステップ116 において、意味オブジェクトが作成され たデータベース中に規定されているテーブルの名前に、名前要素変数が初期化さ れる。ステップ118(図4B)において、空のストリングとして、見出しおよび 記述要素変数が初期化される。図1および図2に示されている例では、ステップ 110-118 が、テーブル5 から顧客意味オブジェクト22を、テーブル7 からアーテ ィスト意味オブジェクト30を、テーブル11から絵画意味オブジェクト11を作成す る。 先に示したように、意味オブジェクトモデルに対して作成されたアルバムクラ スのインスタンスは、モデル内に含まれている各意味オブジェクトのリストを保 持している。ステップ120 において、アルバムのコンテンツリスト中の意味オブ ジェクトクラスの新しく作成されたインスタンスに対してポインタが置かれる。 作成された各意味オブジェクトに対して、コンピュータシステムはオブジェク トリンクプロフィールクラスのインスタンスを作成する。'997号特許出願で説明 されているようにプロフィールはテンプレートとして使用され、このテンプレー トから対応する属性が作成される。プロフィールは、それらから得られた属性の リストを保持する。ユーザがプロパティ、すなわちプロフィールの要素変数のデ フォルト値を変えた場合、コンピュータシステムは、プロフィールから作成され た、それぞれ得られた属性中のプロパティを更新することができ、これにより、 グローバルな属性プロパティの変更を容易かつ効率的にすることができる。 ステップ124 において、オブジェクトリンクプロフィールのID要素変数に一 意的な数が割り当てられる。ステップ126 において、対応する意味オブジェクト からのオブジェクトリンクプロフィールの名前、見出し、記述の要素変数が初期 化される。ステップ128 において、要素変数ID_ステータスは“なし”に初期 化される。ID_ステータス要素変数は、列挙されている値“なし”、“一意的 でない”または“一意的”のいずれにも設定することができる。ステップ130 に おいて、オブジェクトリンクプロフィールを作成させる意味オブジェクトのアド レスに、ベース意味オブジェクトポインタが初期化される。 図4Cに移ると、一旦意味オブジェクトとオブジェクトリンクプロフィールが 作成されると、ステップ140 において、コンピュータシステムは、関係データベ ース内のテーブルに対してデータベースカタログ中に規定されている各列を解析 するループを開始する。ステップ142 において、テーブル中に規定されている各 列に対して、コンピュータシステムは、先に規定されている単値属性クラスのイ ンスタンスを作成する。 例えば、テーブル5 において“電話”とラベルが付された列は、顧客意味オブ ジェクト22中で“電話”とラベルが付された単値属性を作成するために使用され る。新しく作成された単値属性のID要素変数は、ステップ144 において一意的 な数に割り当てられ、記述および見出し要素変数はステップ146 において空のス トリングとして初期化される。ステップ148 において、最小基数要素変数が0に 初期化され、最大基数要素変数が1に初期化される。ステップ150 において、単 値属性のコンテナポインタは、属性が論理的に含まれている意味オブジェクトの アドレスに初期化される。一般的にコンテナポインタは、以下で論じるように、 意味オブジェクトクラスのインスタンスまたはグループ属性のいずれかを指す。 一旦単値属性が作成されると、ステップ152 において、コンピュータシステム は単値プロフィールクラスのインスタンスを作成する。ステップ154 において、 以前に作成された対応する単値属性からの、名前、記述、見出し、ID_ステー タス、最小基数、最大基数の要素変数が初期化される。 図4Dに移ると、ステップ156 において、対応する単値属性に対するポインタ は、得られた属性の単値プロフィールリスト中に置かれ、プロフィールのアドレ スは対応する属性のベースプロフィールポインタを初期化するために使用される 。ステップ160 において、コンピュータシステムは、考慮中のテーブルに対して 規定されたすべての列が解析されたか否かを決定する。解析されていない場合に は、コンピュータシステムはステップ140(図4C)にループバックする。一旦 特定のテーブルにおけるすべての列が解析されると、ステップ162 において、コ ンピュータはデータベースカタログ中に規定されているすべてのテーブルが解析 されたか否かを決定する。解析されていない場合には、コンピュータはステップ 110 (図4A)にループバックし、以下に説明するように意味オブジェクトクラ スの他のインスタンスを作成する。 コンピュータにより、図4A〜図4Dに示されているステップを終了させた後 は、対応する意味オブジェクトモデルは、対応する関係データベーステーブル中 に規定されている各列に対する単値属性をそれぞれ含んでいる複数の意味オブジ ェクトを含むことになる。意味オブジェクトを作成した後に、コンピュータシス テムはデータベースカタログ中に記憶されている関係情報を解釈して、適切なオ ブジェクトリンク属性と、多値化グループ属性または多値化単値属性を作成する 。 データベースカタログ中のテーブルを意味オブジェクトの代わりに多値化オブ ジェクトリンク属性に変換すべきか否かを決定するために、コンピュータシステ ムは、外来キーとして規定されている列のみを含んでいる共通部分テーブルに対 するデータベースカタログを調べる。図1に示されている例では、“名前_1” と“名前_2”とラベルが付されたその列がそれぞれテーブル5 とテーブル7 に 対する外来キーであることから、テーブル15が共通部分テーブルである。 図5に示されているように、コンピュータシステムは、ステップ200 において データベースカタログ中の各テーブルの定義を解析する外側ループを開始するこ とにより共通部分テーブルを検出するようにプログラムされる。ステップ202 に おいて、コンピュータシステムは、テーブルに対して規定された各列を解析する 内側ループを開始する。ステップ204 において、各列に対してコンピュータシス テムは、カタログ中に記憶されている関係情報を読み取る。ステップ206 におい て、コンピュータシステムは、列が外来キーとして規定されているか否かを決定 する。いいえの場合には、コンピュータシステムはそのテーブルが共通部分テー ブルでないことを決定するようにプログラムされ、プロセスはデータベースカタ ログ中に規定されている次のテーブルに進む。 ステップ206 に対する回答がはいの場合、コンピュータシステムはテーブル中 のすべての列が解析されたか否かを決定する。いいえの場合には、コンピュータ システムはステップ202 にループバックし、テーブル中の残りの列を解析する。 テーブル中の各列が外来キーとして規定されている場合、ステップ210 において 、コンピュータシステムはそのテーブルを共通部分テーブルとしてマークする。 ステップ212 において、そのテーブルの名前は共通部分テーブルのリストに加え られる。 そのテーブルを共通部分テーブルのリストに加えた後に、プロセスは決定ブロ ック214 に進み、ここでコンピュータシステムは、データベースカタログ中のす べてのテーブルが解析されたか否かを決定する。いいえの場合には、データベー スカタログ中の次のテーブルが解析される。一旦データベースカタログ中のすべ てのテーブルが解析されると、コンピュータシステムはデータベーススキーマ内 に規定されている各共通部分テーブルのリストを持つことになり、プロセスはス テップ216 において停止する。 データベース中のすべての共通部分テーブルが一旦見つけられると、コンピュ ータシステムは、多値化グループ属性または多値化単値属性に変換すべきであっ たテーブルに対するデータベースカタログを調べる。例えば、図1に示されてい るテーブル9 は意味オブジェクトを表わしていないが、アーティストが製作して いる多くの媒体のレコードを保持している。したがってコンピュータシステムは 、このテーブルに対して作成された意味オブジェクトモデルを削除し、それを、 意味オブジェクト30内のNの最大基数を有する“媒体”とラベルが付された単値 属性と置換するように動作する。 図6に示されているようにステップ240 において、コンピュータシステムは、 共通部分テーブルとして以前にマークされていない、データベースカタログ中に 規定されている各テーブルを解析するループを開始する。決定ブロック242 にお いて、コンピュータシステムは、考慮中のテーブルの主キーが2以上の列を含ん でいるか否かを決定する。2以上の列を含んでいない主キーを持つテーブルは、 多値化グループまたは多値化単値属性としてモデル化されない。プロセスはステ ップ244 に進み、ここで、テーブルカタログ中のすべての非共通部分テーブルが 解析されたか否かの決定がなされる。 ステップ242 に対する回答がはいの場合には主キーは少なくとも2つの列を含 んでおり、ステップ246 において、コンピュータシステムはテーブルの主キーの 一部として規定されている各列を解析する内部ループを開始する。ステップ248 において、テーブルの主キーの一部として規定されている各列に対する関係情報 が読み取られる。決定ブロック250 において、コンピュータシステムは、考慮中 の列が他の関係テーブル中の列に対する外来キーとしても規定されているか否か を決定する。いいえの場合には、ステップ252 においてコンピュータシステムは 、テーブルの主キーとして規定されているすべての列が解析されたか否かを決定 する。いいえの場合には、プロセスはステップ246 にループバックし、主キーと して規定されている次の列が解析される。ステップ252 に対する回答がはいの場 合 には、プロセスはステップ244 に進み、データベースカタログ中の次の非共通部 分テーブルが解析される。 決定ステップ250 に対する回答がはいの場合には、ステップ254 においてコン ピュータシステムは、考慮中のテーブルが1より多い非外来キー列を持っている か否かを決定する。いいえの場合には、ステップ256 においてそのテーブルは多 値化単値属性としてマークされ、そのテーブルの名前が多値化単値属性のリスト に加えられる。テーブルが1より多い非外来キー列を持っている場合には、ステ ップ258 においてそのテーブルは多値化グループとしてマークされ、そのテーブ ルのテーブル名は多値化グループのリストに加えられる。多値化グループのリス トにテーブルを追加することに加えて、以下に説明する理由のために、コンピュ ータはテーブルの主キーとして規定されている列の数を記録する。 プロセスは、データベースカタログ中のすべての非共通部分テーブルが解析さ れたか否かを決定するステップ244 に進む。いいえの場合には、ステップ240 に おいて、カタログ中に規定されている次のテーブルが解析される。すべての非共 通部分テーブルが解析されている場合には、プロセスはステップ260 で終了する 。コンピュータシステムが図6に示されているステップを実行した後に、多値化 グループおよび多値化単値属性を表わす、データベース中のすべてのテーブルの リストが作成されたことになる。 図6に示されているステップを実行した後に、コンピュータシステムは、デー タベース中の他のテーブルに対する外来キーを含んでいる、共通部分テーブル、 多値化グループ、または多値化単値属性としてマークされていないテーブルを見 つけようとデータベースカタログを探す。外来キーがテーブルの主キーの一部で ない場合には、本発明は2つの意味オブジェクト間の関係を規定する対応するオ ブジェクトリンク属性に外来キーを変換する。図1に示されている例ではテーブ ル11には、アーティスト意味オブジェクト30を絵画意味オブジェクト40にリンク させるためにオブジェクトリンク属性に変換すべき“名前_1”とラベルが付さ れた列が含まれている。 図7Aおよび図7Bに示されているように、ステップ280 において、コンピュ ータシステムは、共通部分テーブル、多値化グループ、または多値化単値属性と して以前にマークされていないデータベース中の各テーブルを解析するループを 開始する。ステップ281 において、コンピュータシステムは、残りのテーブルに 対して規定されている各列を解析する内側ループを開始する。列に対する関係情 報がステップ282 において読み取られ、その列が関係データベースの他のテーブ ル中の列に対する外来キーとして規定されているか否かの決定がステップ284 に おいてなされる。 当業者は、外来キーがテーブル中で複数の列として規定されているかもしれな いことを認識するであろう。このケースでは、全体的な外来キーに対してオブジ ェクトリンク属性の1つの対のみが作成されるように、ステップ284 は完全な外 来キーを解析しなければならない。考慮中の列が外来キーでない場合には、プロ セスはステップ286 に進み、ここで、テーブル中のすべての列が解析されたか否 かの決定がなされる。いいえの場合には、プロセスはステップ281 にループバッ クし、テーブル中の次の列が解析される。 一旦テーブル中のすべての列が解析されるとプロセスはステップ288 に進み、 ここで、データベースカタログ中の残りのすべてのテーブルが解析されたか否か が決定される。いいえの場合には、プロセスはステップ280 に戻り、次の非共通 部分、多値化グループ、または多値化属性のテーブルが解析される。このプロセ スはこのようなテーブルすべてが解析されるまで進み、プロセスはステップ289 で終了する。 決定ブロック284 に対する回答がはいの場合には、テーブルが他のテーブルの 列に対する外来キーとして規定されている列を含んでいることを意味しており、 コンピュータシステムは、ステップ290 においてオブジェクトリンク属性クラス の2つのインスタンスを作成する。 オブジェクトリンク属性クラスのインスタンスが作成された後、外来キーによ り規定された関係を表わすために、属性が対応する意味オブジェクト中に配置さ れる。例えば図1に示されているように、アーティストに関するデータを記憶す るテーブル7 は、名前_1とラベルが付された列中に記憶されている外来キーに よって、絵画に関するデータを記憶するテーブル11にリンクされる。この関係は 、意味オブジェクト30内の“絵画”とラベルが付されたオブジェクトリンク属性 と 意味オブジェクト40内にある“アーティスト”とラベルが付された対応するオブ ジェクトリンク属性とによって、(図2に示されている)対応する意味オブジェ クトモデル中で表わされる。 新しく作成されたオブジェクトリンク属性を正しい意味オブジェクト中に論理 的に配置するために、コンピュータシステムはステップ292 において最初に、外 来キーを持つテーブルを表わしている意味オブジェクトと、外来キーが関係して いるテーブルを表わしている意味オブジェクトとに関係しているオブジェクトリ ンクプロフィールの得られた属性リスト中に、新しく作成されたオブジェクトリ ンク属性に対するポインタを配置する。先に説明したアーティスト絵画の例では 、オブジェクトリンク属性に対するポインタは、アーティスト意味オブジェクト 30と関係しているオブジェクトリンクプロフィールの得られた属性リストと、絵 画意味オブジェクト40に関係しているオブジェクトリンクプロフィールの得られ た属性リストととの中に配置される。さらにオブジェクトリンク属性のベースプ ロフィールポインタは、関係するオブジェクトリンクプロフィールのアドレスと 等しいようにセットされる。 ステップ294 において、関係するオブジェクトリンクプロフィールからのオブ ジェクトリンク属性の要素変数が初期化される。ステップ295 において、オブジ ェクトリンク属性の対のポインタはそれぞれ他を指すようにセットされる。 (図7Bの)ステップ296 において、外来キーを持つテーブルに関係している オブジェクトリンク属性に対するポインタが、外来キーが関連するテーブルに関 係している意味オブジェクトのコンテンツリストに追加される。ステップ298 に おいて、外来キーが関連しているテーブルと関係しているオブジェクトリンク属 性に対するポインタは、外来キーを持つテーブルに関係している意味オブジェク トのコンテンツリストに追加される。ステップ300 において、オブジェクトリン ク属性のコンテナポインタは、それらが論理的に含まれている意味オブジェクト のアドレスで更新される。 ステップ302 において、外来キーを持っていないテーブルに関係している意味 オブジェクト中に含まれているオブジェクトリンク属性の最大基数が,1対多数 の関係を表わすためにNに初期化される。例えば、先に説明したアーティスト− 絵画の例では、アーティスト意味オブジェクト30内の“絵画”とラベルが付され たオブジェクトリンク属性は、1人のアーティストが多くの絵画を描いたかもし れない事実を示しているNの最大基数を持っていることが分かる。ステップ304 において、コンピュータシステムはステップ280(図7A)にループバックし、 データベースカタログ中の次のテーブルが解析される。 当業者は、図7Aおよび図7Bに示されているステップが1対1の関係を1対 多数の関係として誤って識別することを認識するであろう。しかしながらユーザ は、意味オブジェクトモデル全体が完成した後にオブジェクトリンク属性の最大 基数プロパティを変更することにより、これを容易に訂正することができる。代 わりに、コンピュータシステムは外来キーが一意的であるか否かを決定するため にデータベースカタログを見ることができる。そうであるならば、外来キーを持 たないテーブルに関係する意味オブジェクト中のオブジェクトリンク属性の最大 基数が1にセットされる。 1対多数(外来キーが一意的であるならば1対1)の関係を表わしているオブ ジェクトリンク属性が意味オブジェクトモデルに追加された後に、コンピュータ システムは共通部分テーブルのリストを解析して、多数対多数の関係を表わして いる多値化オブジェクトリンク属性を意味オブジェクトモデル中に作成する。 図8に移ると、ステップ350 で始まるようにコンピュータシステムは、共通部 分テーブルのリスト内の各テーブルを解析することにより、多数対多数の関係を 表わしているオブジェクトリンク属性を作成する。ステップ352 において、オブ ジェクトリンク属性クラスの2つのインスタンスが作成される。ステップ354 に おいて、新しく作成されたオブジェクトリンク属性に対するポインタは、共通部 分テーブル中の外来キーが関連しているテーブルと関係するオブジェクトリンク プロフィールの得られた属性リストに追加される。ステップ356 において、対応 するオブジェクトリンクプロフィールからのオブジェクトリンク属性の要素変数 が初期化される。ステップ358 において、互いに示し合うように、2つのオブジ ェクトリンク属性の1対のポインタが初期化される。 ステップ360 において、コンピュータシステムは、オブジェクトリンク属性に 対するポインタを対応する意味オブジェクトのコンテンツリストに追加すること により、オブジェクトリンク属性を関係する意味オブジェクト中に論理的に配置 する。例えば図1に示されているように、テーブル15は、顧客とアーティストと の間の多数対多数の関係を表わしている共通部分テーブルである。図2に示され ている意味オブジェクトモデルでは、共通部分テーブルは、意味オブジェクト22 内の“アーティスト”とラベルが付された多値化オブジェクトリンク属性および 意味オブジェクト30において見られる“顧客”とラベルが付された多値化オブジ ェクトリンク属性として表わされている。したがって、顧客意味オブジェクト22 に関係するオブジェクトリンクプロフィールからの初期化されたオブジェクトリ ンク属性は、アーティスト意味オブジェクト30のコンテンツリストに追加され、 アーティスト意味オブジェクト30に関係するオブジェクトリンクプロフィールか らの初期化されたオブジェクトリンク属性は、顧客意味オブジェクト22のコンテ ンツリストに追加される。ステップ362 において、各オブジェクトリンク属性の コンテナポインタは、それらが論理的に含まれている意味オブジェクトのアドレ スと等しくなるように更新される。ステップ364 において、両オブジェクトリン ク属性の最大基数が“N”に初期化される。 コンピュータシステムが、データベース中に見られる各テーブルに対する意味 オブジェクトを最初に作成することから、意味オブジェクトは、データベースス キーマ中に規定されている各共通部分テーブルに対して不適切に作成される。し たがって、ステップ366 において、コンピュータシステムは、共通部分テーブル に対して作成された意味オブジェクトとその対応するオブジェクトリンクプロフ ィールを削除する。 ステップ368 において、コンピュータシステムは、共通部分テーブルのリスト 中の各テーブルが解析されたか否かを決定する。いいえの場合には、システムは ステップ350 にループバックし、共通部分テーブルのリスト中の次のエントリを 検索する。一旦共通部分テーブルのリスト中のすべてのエントリが解析されると 、処理は終了する。 図7A〜図7Bおよび図8に示されているステップが終了した後に、意味オブ ジェクトモデルは、1対多数および多数対多数の関係を表わしているオブジェク トリンク属性を含むことになる。 図9〜図9Dは、多値化グループ属性に配置されるべき属性を正しくモデル化 するために本発明によりとられるステップを示している。図2に見られるように 、顧客意味オブジェクト22には、“購入”とラベルが付された多値化グループが 含まれている。多値化グループには、意味オブジェクト22を意味オブジェクト40 に関連付ける“絵画”とラベルが付されたオブジェクトリンク属性とともに、“ 日付”と“価格”とラベルが付された2つの単値属性が含まれている。多値化グ ループは関係データベース中のそれら自体のテーブルに記憶されることから、コ ンピュータシステムは解析の第1のパスの間には、多値化グループテーブルに対 応する意味オブジェクトを誤って作成する。したがって、図9A〜図9Dに示さ れているステップは、多値化グループのデータを記憶するテーブルに対して作成 された意味オブジェクトを削除するように動作し、多値化グループ属性内のテー ブルの列に対応する属性を適切な意味オブジェクト内に配置する。 ステップ380 で始まるように、コンピュータシステムは、主キー中の列の数に よって、図6に示されているステップにより作成された多値化グループのリスト 中のエントリを分類する。一旦これが終了すると、ステップ382 において、コン ピュータシステムは、主キー中で最大の列を有するエントリで始めて、多値化グ ループのリスト中の各エントリを処理する。 ステップ384 において、コンピュータシステムは多値化グループのリスト中の 各エントリを解析する。ステップ386 において、リスト中の各多値化グループテ ーブルに対して、コンピュータシステムはグループ属性クラスのインスタンスを 作成する。ステップ388 においてID要素変数が一意的な数に割り当てられ、ス テップ390 において見出しおよび記述の要素変数が空のストリングに初期化され る。ステップ392 において、グループの最小基数が0に初期化され、最大基数が Nに初期化される。 各グループ属性は、グループ全体に対して有効であるように、存在しなければ ならないグループ内の要素属性の最小数の表示を記憶する。ステップ394 におい て、最小カウント要素変数に記憶されているこの数は0に初期化される。同様に 、要素変数最大カウントは、グループに対して有効であるように、グループ中に 存在するかもしれない要素変数の最大数を記憶する。 図9Bに移ると、ステップ398 において、多値化グループテーブルの主キーの 一部である外来キーにより参照されるテーブルに関係する意味オブジェクトのア ドレスと等しくなるように、グループ属性のコンテナポインタがセットされる。 最後にステップ400 において、コンピュータシステムは新しく作成されたグルー プ属性に対するポインタを、含有意味オブジェクトのコンテンツリストに追加す る。 一旦グループ属性が作成されると、ステップ402 において、コンピュータシス テムは、グループプロフィールクラスの対応するインスタンスを作成する。ステ ップ404 においてID要素変数が一意的な数に割り当てられ、ステップ406 にお いて、関係グループ属性からの名前、記述、見出し、最小基数、最大基数、最小 カウント、最大カウントの要素変数が初期化される。 意味オブジェクトモデルを作成するためにコンピュータシステムが行なう最初 のパスの間に、コンピュータシステムは、主キーの一部である外来キー列に対し て単値属性を作成する。したがってコンピュータシステムは、意味オブジェクト モデルから、1つの単値属性(外来キーが複数の列として規定されている場合に は複数の単値属性)とその対応するプロフィールを削除する。 多値化グループテーブルの列が、単値属性として誤って識別された外来キーを 含んでいることもあり得る。したがってコンピュータシステムは、ステップ410 において、テーブルの残りの列すなわち主キーの一部として規定されていない列 を解析するループを開始する。ステップ412 において、コンピュータシステムは 各列に対する関係情報を読み取り、ステップ414 において列が外来キーであるか 否かを決定する。いいえの場合には、コンピュータシステムはステップ416 に進 み、ここで、テーブルのすべての列が解析されたか否かが決定される。テーブル 中の残りのすべての列が解析されるまで、このプロセスは繰り返される。 ステップ414 に対する回答がはいの場合には、列が外来キーとして規定されて いたことを意味し、コンピュータシステムは図9Cに示されているステップを実 行する。再度説明すると、外来キーが2以上の列として規定されていた場合には 、図9Cのステップは、外来キー中に含まれている各列に対して実行される。ス テップ420 で始まるように、コンピュータシステムは、意味オブジェクトモデル か ら、外来キーの列に対してもともと作成された単値属性とプロフィールを削除す る。ステップ422 において、コンピュータシステムはオブジェクトリンク属性ク ラスの2つのインスタンスを作成する。ステップ424 において、多値化グループ 属性テーブルに対して作成された意味オブジェクトと関係する対応するオブジェ クトリンクプロフィールと、外来キーに関連するテーブルから作成された意味オ ブジェクトと関係するオブジェクトリンクプロフィールとからのオブジェクトリ ンク属性クラスの要素変数が初期化される。 ステップ426 において、オブジェクトリンク属性の1対のポインタは互いに指 し合うようにセットされる。ステップ428 において、多値化グループテーブルか ら作成された意味オブジェクトに関係するオブジェクトリンク属性に対するポイ ンタは、外来キーに関連するテーブルと関係する意味オブジェクトのコンテンツ リストに追加される。同様に、ステップ430 において、外来キーが関連するテー ブルから作成された意味オブジェクトと関係するオブジェクトリンク属性に対す るポインタが、多値化グループテーブルと関係する意味オブジェクトのコンテン ツリストに追加される。 ステップ432 において、各オブジェクトリンク属性のコンテナポインタが、そ れらの含有意味オブジェクトを指すように更新される。ステップ434 において、 外来キーが関連しているテーブルと関係する意味オブジェクト中に含まれている オブジェクトリンク属性の最大基数が“N”に初期化される。ステップ436 にお いて、処理は図9Bのステップ416 に戻り、テーブルの残りの列が解析される。 多値化グループ属性テーブル中の各列が解析された後に、処理は図9Dに示さ れているステップに進む。ステップ440 において、多値化グループテーブルに対 してもともと作成された意味オブジェクトのコンテンツリストが、新しく作成さ れたグループ属性のコンテンツリストにコピーされる。 ステップ442 において、新しいグループ属性を含むようにグループ属性プロフ ィールの得られた属性リストが更新され、グループ属性のベースプロフィールポ インタが、新しく作成されたグループ属性プロフィールを指すようにセットされ る。ステップ444 において、グループ属性のコンテナポインタは、含有意味オブ ジェクトのアドレスと等しくなるようにセットされる。 多値化グループ内の任意のオブジェクトリンク属性は、他の意味オブジェクト 中に配置されている対応するオブジェクトリンク属性と対にされる。例えば図2 に見られるように、“購入”とラベルが付されたグループ属性には、意味オブジ ェクト22内に含まれている“絵画”とラベルが付されたオブジェクトリンク属性 が含まれている。オブジェクトリンク属性と対とされるものは、意味オブジェク ト40内に見られる“顧客”とラベルが付された対応するオブジェクトリンク属性 である。1対のオブジェクトリンク属性が作成される時に、購入とラベルが付さ れた多値化グループに対して規定された意味オブジェクトに対応させるために、 “顧客”として示されているオブジェクトリンク属性が最初に作成される。しか しながら、本発明はオブジェクトリンク属性が意味オブジェクトをグループ属性 と関連させることを許容しない。したがって、多値化グループが含まれている意 味オブジェクトと関係するように、1対の意味オブジェクト中に配置されるオブ ジェクトリンク属性を更新しなければならない。図2に示されている例では、意 味オブジェクト22に対して作成されたオブジェクトリンクプロフィールで、“顧 客”とラベルが付されたオブジェクトリンク属性を再初期化しなければならない 。 これを達成するために、ステップ446 において、コンピュータシステムは、多 値化グループを含んでいる意味オブジェクトのコンテンツリストを検索するルー プを開始する。ステップ448 において、コンピュータシステムはコンテンツリス ト中の各エントリを解析し始める。ステップ450 において、コンピュータシステ ムは、コンテンツリスト中の各属性のタイプ、すなわち単値属性、グループ属性 、オブジェクトリンク属性を読み取る。ステップ452 において、コンピュータシ ステムは、コンテンツリスト中の属性がグループであるか否かを決定する。そう であるならば、コンピュータシステムはステップ454 においてグループ属性のコ ンテンツリストを獲得し、プロセスはステップ448 に戻り、ここで新しいコンテ ンツリスト内の各属性が解析される。付加的な入れ子のグループ属性が見つから なくなるまで、この反復的なプロセスは続く。 ステップ452 に対する回答がいいえの場合には、ステップ456において、コン ピュータシステムは属性がオブジェクトリンクタイプの属性であるか否かを決定 する。そうであるならばステップ458において、コンピュータシステムは、属性 の1対のポインタにより参照されるオブジェクトリンク属性を検索する。ステッ プ460 において、グループ属性が追加された意味オブジェクトに関係するオブジ ェクトリンクプロフィールに基づいて、1対のポインタにより参照されるオブジ ェクトリンク属性が再初期化される。先に説明したように図2に示されている例 において、意味オブジェクト40中の“顧客”とラベルが付されたオブジェクトリ ンク属性は、“購入”とラベルが付された意味オブジェクトと関係するオブジェ クトリンクプロフィールからもともと最初に作成されたものである。ステップ46 0 は、顧客意味オブジェクト22から作成されたオブジェクトリンクプロフィール に基づいて、オブジェクトリンク属性を再初期化するように機能する。オブジェ クトリンク属性が再初期化された後に、処理はステップ462 に進み、ここでコン テンツリスト中のすべての属性が解析されたか否かが決定される。いいえの場合 には、処理はステップ448 に戻り、次のエントリが解析される。ステップ464 に おいて、多値化グループテーブルに対してもともと作成された意味オブジェクト とその対応するオブジェクトリンクプロフィールが、意味オブジェクトモデルか ら削除される。 共通部分テーブルと多値化グループテーブルが解析された後に、コンピュータ システムは意味オブジェクトを更新して、自己の意味オブジェクトとして以前に 識別された多値化単値属性に対して訂正を行なう。図10のステップ490 で始ま っているように、コンピュータシステムは、多値化単値属性のリスト中の各エン トリを解析する。ステップ492 において、単値属性のコンテナポインタが、テー ブルの外来キーにより参照されるテーブルと関係する意味オブジェクトのアドレ スとなるように更新される。ステップ494 において、コンピュータシステムは、 新しく追加された単値属性に対するポインタを、含有意味オブジェクトのコンテ ンツリストに追加する。ステップ496 において、多値化単値属性テーブルに対し て作成された意味オブジェクトとその対応するオブジェクトリンクプロフィール が意味オブジェクトモデルから削除される。ステップ498 において、コンピュー タシステムは、多値化属性リスト中のすべてのエントリが解析されたか否かを決 定する。いいえの場合には、先に示したように、不適切にクラス分けされたすべ ての意味オブジェクトが削除され、対応する多値化単値属性が適切な意味オブジ ェクトに挿入されるまで処理は進む。 図10の論理を説明するために図1を参照すると、意味オブジェクトモデルが 最初に作成される時に、コンピュータシステムは、テーブル9 に対する意味オブ ジェクトと対応するオブジェクトリンクプロフィールとを作成する。しかしなが ら、1人のアーティストが多くの媒体で描くこともあるので、テーブル9 に対し て作成される、意味オブジェクトにおいて見られる“媒体”とラベルが付された 単値属性は、テーブル7 に対して作成される意味オブジェクト中に適切に配置さ れなければならない。したがってこの論理は、テーブル9 に対して作成された意 味オブジェクトと関係プロフィールを削除し、“媒体”とラベルが付された単値 属性を意味オブジェクト30内に配置するように動作する。 先に説明したように本発明は、データベース中の各テーブルに対する意味オブ ジェクトを作成するように動作する。テーブル内の各列は、対応する単値属性と ともに対応する単値属性プロフィールに変換される。これは、意味オブジェクト モデル内の各属性に対して作成されたプロフィールとなる。しかしながら、多く の単値属性が同じプロフィールから作成されることもある。例えば、“名前”と ラベルが付された属性の多くは、SALSAデータベースモデリングシステムに より予め規定された“識別子テキスト”と呼ばれる一般的な属性プロフィールか ら作成されることもある。したがって、本発明によりユーザが共通のプロフィー ルから得られた属性を識別できるようになる。 図11に示されているように、ステップ522 において、アルバムのコンテンツ リスト中に規定されている各意味オブジェクトを解析するループを開始すること により共通のプロフィールが解析される。ステップ524 において、コンピュータ システムは、所定の意味オブジェクトのコンテンツリスト内の各単値属性を解析 する内側ループを開始する。ステップ526 において、対応するプロフィールのプ ロパティ値(すなわちその要素変数の値)がプロパティシート上に表示される。 プロパティシートは、プロパティの名前とその対応する値を示すグラフィックユ ーザインターフェイス上に現れる(図示されていない)ウィンドウである。ステ ップ528 において、コンピュータシステムは、プロフィール中のプロパティが属 性のプロパティと異なっているか否かを決定する。そうであるならば、ステップ 530 において、対応する属性に対して新しいプロフィールを選択しようと思って いるか否かを示すようにユーザを促す。ユーザが新しいプロフィールを選択しよ うと思っているのであれば、ステップ534 において、どのプロフィールが属性と 関係しているかを示すようにユーザに依頼する。ステップ536 において、属性に 対するポインタが、選択されたプロフィールの得られた属性リストに追加される 。ステップ538 において、新しく選択されたプロフィールのアドレスと等しくな るように、属性のベースプロフィールポインタが更新される。最後にステップ54 0 において、古いプロフィールに対するポインタが、削除されるべきプロフィー ルのリストに追加される。 ステップ530 に対する回答がいいえの場合には、ユーザが新しいプロフィール を選択しようと思っていないことを意味しており、処理はステップ550 に進み、 コンピュータシステムは、考慮中の意味オブジェクト中のすべての単値属性に対 するプロフィールが解析されたか否かを決定する。いいえの場合には、処理はス テップ524 にループバックされる。意味オブジェクト中のすべての単値属性に対 するプロフィールが解析されていた場合には、コンピュータシステムは、アルバ ム中のすべての意味オブジェクトが解析されたか否かを決定する。いいえの場合 には、処理はステップ552 に戻り、アルバム中の次の意味オブジェクトが解析さ れる。 一旦アルバム中のすべての意味オブジェクトが解析されると、コンピュータシ ステムは、ステップ554 において削除されるべきプロフィールのリスト中の各プ ロフィールを削除し、処理はステップ556 で終了する。 先の論議は、DBMSカタログが関係情報を提供する場合に、データベースス キーマから意味オブジェクトモデルがどのように作成されるかを説明したもので ある。しかしながら、データベースプログラムの中には、この関係情報を記憶し ないものもある。したがって、これらのタイプのデータベースに対して意味オブ ジェクトモデルを作成するために、データベース中のさまざまなテーブルがどの ように関係しているかを示すようにユーザを促す必要がある。図12A〜図12 Dは、このような関係情報を提供しないデータベースに対して対応する意味オブ ジェクトモデルを作成するために、本発明により実行されるステップを示してい る。 ステップ600 において始まっていように、コンピュータシステムは最初に図4 A〜図4Dで概略説明したステップを実行する。先に示したように、これは、関 係データベースカタログに規定されている各テーブルに対する意味オブジェクト とともに、テーブルに対して規定された各列に対する単値属性を含む意味オブジ ェクトモデルを作成する。 ステップ602 において、コンピュータシステムは、グラフィックユーザインタ ーフェイス上に、ユーザが、関係している2つの意味オブジェクトを示せるよう にダイアログボックスを提供する。ステップ604 において、コンピュータシステ ムは、関係の両サイドの最大基数を示すようにユーザに促す。この関係は、1対 1、1対多数、多数対1、または多数対多数の関係である。 ステップ606 において、コンピュータシステムは、関係が多数対多数であるこ とをユーザが示したか否かを決定する。そうであるならば、ステップ608 におい て、コンピュータシステムはデータベース中の対応する共通部分テーブルと関係 する意味オブジェクトを識別するようにユーザに依頼する。ステップ610 におい て、コンピュータシステムは、識別された意味オブジェクトと関係する関係デー タベーステーブルを共通部分テーブルのリストに追加する。その後処理はステッ プ612 に進み、ここでユーザは関係情報の提供をやめることも継続することもで きる。 決定606 に対する回答がいいえの場合には、関係は多数対多数のタイプでなく 、処理は図12Bに示されているステップ620 に進む。ステップ620 において、 コンピュータシステムは、ユーザにより示された関係が1対多数または多数対1 のタイプであるか否かを決定する。そうであるならば、ステップ624 において、 関係の多くのサイドにおいて意味オブジェクトに関係するテーブル中の外来キー を識別するようにユーザを促す。ステップ626 において、コンピュータシステム は、外来キーがこのテーブルの主キーの一部であるか否かを決定する。そうであ るならば、処理はステップ628 に進み、コンピュータシステムは、テーブルが1 つより多い非外来キー列を持っているか否かを決定する。ステップ630 において 、1つより多い非外来キー列を持っているテーブルが、多値化グループテーブル のリ ストに追加される。さらに、多値化グループテーブルの主キーにおける列数が記 憶される。ステップ628 に対する回答がいいえの場合には、テーブルは多値化単 値属性を表わしていると仮定され、ステップ632 において、多値化単値属性リス トに追加される。その後処理は図12Aのステップ612 に戻る。 ステップ626 に対する回答がいいえの場合には、コンピュータシステムは、意 味オブジェクトが1対多数のオブジェクトリンク属性により関係付けられなけれ ばならないことを決定する。したがって、処理は図12Cに示されているステッ プ650 に進み、ここでオブジェクトリンク属性クラスの2つのインスタンスが作 成される。ステップ652 において、オブジェクトリンク属性に対するポインタが 、外来キーを持つテーブルと外来キーが関連するテーブルとに関係するオブジェ クトリンクプロフィールの得られた属性リストに追加される。ステップ654 にお いて、対応するオブジェクトリンクプロフィールからのオブジェクトリンク属性 が初期化される。 ステップ656 において、互いに指し合うように、新しく作成されたオブジェク トリンク属性の1対のポインタがセットされる。ステップ658 において、オブジ ェクトリンク属性に対するポインタが、先に説明した方法で、正しい意味オブジ ェクトコンテンツリストに追加される。 ステップ660 において、各オブジェクトリンク属性のコンテナポインタが、そ の含有意味オブジェクトのアドレスで更新される。コンテナポインタを更新した 後に、外来キーを持たないテーブルに関係する意味オブジェクト中のオブジェク トリンク属性の最大基数が“N”にセットされる。 ステップ664 において、コンピュータシステムは、現在オブジェクトリンク属 性により表わされている、外来キー列に対して作成された単値属性とプロフィー ルを削除する。その後プロセスは図12Aに示されているステップ612 に戻る。 図12Bのステップ620 に対する回答がいいえの場合には、関係は1対1のオ ブジェクトリンク属性により表わされると仮定される。したがって、ステップ62 2 において、関連する意味オブジェクトと関係するテーブル中のどの列が外来キ ーであるかを識別するように、コンピュータシステムのユーザに依頼する。その 後処理は図12Dのステップに進む。 ステップ670 で始まっているように、コンピュータシステムは、オブジェクト リンク属性クラスの2つのインスタンスを作成する。ステップ672 において、外 来キーを持つ関係テーブルと関係するオブジェクトリンクプロフィールと、外来 キーが関連しているテーブルに関係するオブジェクトリンクプロフィールとの得 られた属性リストに対して、オブジェクトリンク属性に対するポインタが追加さ れる。ステップ674 において、その対応するプロフィールからのオブジェクトリ ンク属性が初期化される。その後ステップ678 において、互いに指し合うように 、オブジェクトリンク属性の1対のポインタがセットされる。 ステップ680 において、コンピュータシステムは、先に説明した方法により、 正しいオブジェクトリンク属性に対するポインタで意味オブジェクトコンテンツ リストを更新する。その後ステップ682 において、オブジェクトリンク属性のコ ンテナポインタが、それらの含有意味オブジェクトのアドレスで更新される。 ステップ684 において、両オブジェクトリンク属性の最大基数は、1に等しく なるようにセットされる。最大基数が初期化された後に、コンピュータシステム は、外来キー列に対して作成された単値化属性とプロフィールを削除し、処理は 図12Aに示されているステップ612 に戻る。 理解されるように、本発明は、現存する関係データベーススキーマから意味オ ブジェクトモデルを作成するように動作する。この意味オブジェクトモデルによ り、基礎となるデータベース管理システムやデータベース質問言語を理解するよ うにユーザに要求することなく、ユーザが現存する関係データベースを容易に処 理および変更することができるようにする。 本発明の好ましい実施形態を図示し説明してきたが、本発明の技術的範囲を逸 脱することなく、多くの変更をなし得ることが理解できるであろう。したがって 、本発明の技術的範囲は、以下の請求の範囲のみから決定されることが企図され ている。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年5月1日 【補正内容】 請求の範囲 1.現存する関係データベーススキーマから意味オブジェクトモデルを作成する コンピュータシステムにおいて、 データベースカタログが、データベーススキーマ内に含まれている複数の関係 データベーステーブルと、各関係データベーステーブル内に含まれている少なく とも1つの列とを規定し、記憶されているデータベースカタログを持つメモリと 、 ユーザに対して意味オブジェクトモデルを表示する表示装置と、 前記メモリと前記表示装置とに結合され、中央処理ユニットに、 a)現存する関係データベーススキーマ中に規定されている各関係データベー ステーブルを決定するためにデータベースカタログを解析し、 b)意味オブジェクトモデル内に、前記関係データベーススキーマ中に規定さ れている関係データベーステーブルの少なくとも1つに対応する意味オブジェク トを作成し、 c)前記作成された意味オブジェクトに対応する関係データベーステーブルに 対して関係データベーススキーマ中に規定されている各列を解析し、 d)作成された意味オブジェクト内に、意味オブジェクトが対応している関係 データベーステーブルに対して規定されている列に対応する少なくとも1つの単 値属性を作成する機能を実行するようにさせるコンピュータプログラムを含む中 央処理ユニットとを具備するコンピュータシステム。 2.前記データベースカタログは、テーブルに含まれている列が、前記関係デー タベーススキーマ中の他の関係データベーステーブルに含まれている列に対する 外来キーであるか否かを規定する関係情報を含み、 前記コンピュータプログラムがさらに中央処理ユニットに、 a)各列が前記関係データベーススキーマ中の他のテーブルに対する外来キー として規定されているか否かを決定するために、各関係データベーステーブル内 に含まれている各列を解析し、 b)1対のオブジェクトリンク属性を作成し、 c)外来キーとして規定されている列を含んでいるテーブルに関係する意味オ ブジェクトに1つのオブジェクトリンク属性を追加し、他の関係データベーステ ーブルと関係する意味オブジェクトに1対のオブジェクトリンク属性の他のオブ ジェクトリンク属性を追加するようにさせる請求項1記載のコンピュータシステ ム。 3.前記データベースカタログはテーブルのどの列が主キーであるかを規定し、 前記コンピュータプログラムがさらに中央処理ユニットに、 a)列が、関係データベーススキーマ中の他の関係データベーステーブルに対 する外来キーおよび関係データベーステーブルの主キーの両方として規定されて いるか否かを決定するために、各関係データベーステーブル内に含まれている各 列を解析し、 b)関係テーブルが、他のテーブルに対する外来キーであり、2より多い列を 含む主キーの両方である列を持つか否かを決定し、 c)テーブルが、外来キーであり2より多い列を持つ主キーの両方である列を 持つ場合に、外来キーが関連するテーブルに関係する意味オブジェクト内に多値 化グループ属性を作成するようにさせる請求項2記載のコンピュータシステム。 4.前記コンピュータプログラムがさらに中央処理ユニットに、 a)列が、前記関係データベーススキーマ中の他の関係データベーステーブル に対する外来キーおよび前記関係データベーステーブルの主キーの両方として規 定されているか否かを決定するために、各関係データベーステーブル中に含まれ ている各列を解析し、 b)関係テーブルが、他のテーブルに対する外来キーおよび2以下の列を持つ 主キーの両方である列を持つか否かを決定し、 c)テーブルが、外来キーでありかつ2以下の列を持つ主キーの両方である列 を持っている場合に、外来キーが関連するテーブルに関係する意味オブジェクト 中に多値化単値属性を作成するようにさせる請求項3記載のコンピュータシステ ム。 5.前記コンピュータプログラムがさらに中央処理ユニットに、 a)現存する関係データベーススキーマ中に規定されてる各関係データベース テーブルに対して意味オブジェクトを作成するようにさせる請求項1記載のコン ピュータシステム。 6.前記データベースカタログは、テーブルに含まれている列が、前記関係デー タベーススキーマ中の他の関係データベーステーブルに対する外来キーであるか 否かを規定する関係情報を含み、 前記コンピュータプログラムがさらに中央処理ユニットに、 a)テーブルが、前記関係データベーススキーマ中に規定されている1対のテ ーブルに対する外来キーとして規定されている列のみを含んでいるか否かを決定 するために、前記関係データベーススキーマ中に規定されている各テーブルを解 析し、 b)外来キーにより参照されるテーブルに関係する意味オブジェクト中に1対 の多値化オブジェクトリンク属性を作成し、 c)外来キーとして規定されている列のみを含んでいるテーブルに対して作成 された意味オブジェクトを意味オブジェクトモデルから削除するようにさせる請 求項5記載のコンピュータシステム。 7.永久記憶装置メカニズムに記憶されている現存する関係データベーススキー マに対応する意味オブジェクトモデルを作成するために、中央処理ユニット、メ モリ、永久記憶装置メカニズム、表示スクリーンを含むタイプのコンピュータシ ステムを動作させる方法において、 前記現存する関係データベーススキーマ中に含まれている1以上の関係データ ベーステーブルとともに、各関係データベーステーブルに対して規定されている 1以上の列を規定するデータベースカタログを検索し、このテーブルカタログを 前記コンピュータシステムの前記メモリに記憶し、 前記現存する関係データベーススキーマ中に規定されている各関係データベー ステーブルを決定するために、前記データベースカタログを解析し、 前記現存する関係データベーススキーマ中に規定されている各関係データベー ステーブルに対して意味オブジェクトを作成するために、前記メモリ中に空間を 割り当て、 前記現存する関係データベーススキーマ中の各テーブル内に含まれている各列 を決定するために、前記データベースカタログを解析し、 各関係データベーステーブル内に含まれている各列に対して単値属性を作成す るために、前記メモリ中に空間を割り当て、 関係データベーステーブル中に含まれている列に対して作成された各単値属性 を前記関係データベーステーブルに対して作成された意味オブジェクトとリンク し、 前記意味オブジェクトの少なくともいくつかと作成された単値属性とを前記表 示スクリーン上に表示するステップを含む方法。 8.前記データベースカタログは、テーブル中の列が前記現存するデータベース スキーマ中の他のテーブルに対する外来キーであるか否かを規定する関係情報と 、関係テーブルに含まれているどの列が、前記関係テーブルの主キーとして規定 されているかを規定する主キー情報を含み、 テーブルに含まれている列が、前記現存するデータベーススキーマ中の他の関 係テーブルに対する外来キーであり、かつ関係データベーステーブルの主キーと して規定されているか否かを決定するために、前記カタログを解析し、 外来キーおよび主キーの両方である列を持つテーブルが、1よりも多い非外来 キー列を持っているか否かを決定するために、前記カタログを解析し、 テーブルが外来キーと主キーの両方である列を持っている場合に、多値化グル ープ属性を作成するために、前記メモリ中に空間を割り当て、 前記外来キーにより参照される関係データベーステーブルに対して作成された 意味オブジェクトを前記多値化グループとリンクするステップをさらに含む請求 項7記載の方法。 9.テーブルが、1つの非外来キー列のみを持ち、テーブルが外来キーと主キー として規定されている列を持っている場合に、多値化単値属性を作成するために 、前記メモリ中に空間を割り当て、 前記外来キーにより参照される関係データベーステーブルに対して作成された 意味オブジェクトを前記多値化単値属性とリンクするステップをさらに含む請求 項8記載の方法。 10.外来キーとして規定されている列のみを持つテーブルが存在するか否かを 決定するために、前記データベースカタログを解析し、 外来キーとして規定されている列のみを持つ各テーブルに対する1対の多値化 オブジェクトリンク属性に対して前記メモリに空間を割り当て、 前記テーブルの外来キーにより参照される関係データベーステーブルと前記1 対の多値化オブジェクトリンク属性をリンクするステップをさらに含む請求項9 記載の方法。 11.外来キーとして規定されている列のみを持つ関係データベーステーブルに 対して作成された各意味オブジェクトに対して割り当てられた前記空間を前記メ モリから削除するステップをさらに含む請求項10記載の方法。 12.前記テーブルが2よりも多い列を含み、外来キーと主キーとして規定され ている列を有する関係データベーステーブルに対して作成された各意味オブジェ クトに対して割り当てられた前記空間を前記メモリから削除するステップをさら に含む請求項8記載の方法。 13.テーブルが2つの列のみを持ち、外来キーと主キーである列を有する関係 データベーステーブルに対して作成された各意味オブジェクトに対して割り当て られた空間を前記メモリから削除するステップをさらに含む請求項9記載の方法 。 14.作成された各意味オブジェクトのリストを記憶するために、前記メモリ内 に空間を割り当て、 意味オブジェクトが作成される毎に前記リストに参照を追加するステップをさ らに含む請求項7記載の方法。 15.作成された各意味オブジェクトに対してオブジェクトリンクプロフィール を作成するために、前記メモリ内に空間を割り当てるステップをさらに含む請求 項7記載の方法。 16.前記データベースカタログが、関係データベーステーブルの主キーを示す 情報を提供するが関係情報を提供せず、 ユーザが、関係している意味オブジェクトモデル中の2つの意味オブジェクト を指示できるようにするダイアログボックスを前記表示スクリーン上に表示し、 前記意味オブジェクトが、1対1、1対多数、多数対1、または多数対多数の 関係に関係しているか否かを示すようにユーザを促し、 ユーザにより入力された関係情報を記録するステップをさらに含む請求項7記 載の方法。 17.関係する意味オブジェクト間の関係が多数対多数であることをユーザが示 したか否かを決定し、 現存する関係データベーススキーマ中の他の関係テーブルに対する外来キーを 含む列を有する、現存する関係データベーススキーマ中の共通部分テーブルを示 すようにユーザを促し、 1対の多値化オブジェクトリンク属性を作成するために、前記メモリ中に空間 を割り当て、 1対の多値化オブジェクトリンク属性の各オブジェクトリンク属性を、外来キ ーにより参照される関係データベーステーブルに対して作成された意味オブジェ クトにリンクするステップをさらに含む請求項16記載の方法。 18.関係する意味オブジェクト間の関係が1対多数または多数対1であること をユーザが示したか否かを決定し、 1対多数の関係の一方のサイドと関係する意味オブジェクトと、関係の多数の サイドに関係する意味オブジェクトとを決定し、 関係の一方のサイドにおいて意味オブジェクトと関係する関係テーブルに対す る外来キーを持つ、現存する関係データベース中の関係テーブルを示すようにユ ーザを促し、 示されたテーブルが1よりも多い非外来キー列を持っているか否か、外来キー がテーブルの主キーであるか否かを決定し、 示されたテーブルが2よりも多い列を持ち、外来キーがテーブルの主キーの一 部である場合に、多値化グループ属性を作成するために、前記メモリ中に空間を 割り当て、 示されたテーブルが非外来キー列を1つだけ持ち、外来キーがテーブルの主キ ーの一部である場合に、多値化単値属性を作成するために、前記メモリ中に空間 を割り当て、 多値化グループまたは多値化単値属性を、1対多数の関係により関係付けられ た意味オブジェクトにリンクするステップをさらに含む請求項16記載の方法。 19.関係が1対1であるか否かを決定し、1対1であるならば、1対のオブジ ェクトリンク属性を作成するために、前記メモリ中に空間を割り当て、 1対のオブジェクトリンク属性の各オブジェクトリンク属性を、1対1の関係 により関係付けられた意味オブジェクトにリンクするステップをさらに含む請求 項17記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.現存する関係データベーススキーマから意味オブジェクトモデルを作成する コンピュータシステムにおいて、 データベースカタログが、データベーススキーマ内に含まれている複数の関係 データベーステーブルと、各関係データベーステーブル内に含まれている少なく とも1つの列とを規定し、記憶されているデータベースカタログを持つメモリと 、 ユーザに対して意味オブジェクトモデルを表示する表示装置と、 前記メモリと前記表示装置とに結合され、中央処理ユニットに、 a)現存する関係データベーススキーマ中に規定されている各関係データベー ステーブルを決定するためにデータベースカタログを解析し、 b)意味オブジェクトモデル内に、前記関係データベーススキーマ中に規定さ れている関係データベーステーブルの少なくとも1つに対応する意味オブジェク トを作成し、 c)前記作成された意味オブジェクトに対応する関係データベーステーブルに 対して関係データベーススキーマ中に規定されている各列を解析し、 d)作成された意味オブジェクト内に、意味オブジェクトが対応している関係 データベーステーブルに対して規定されている列に対応する少なくとも1つの単 値属性を作成する機能を実行するようにさせるコンピュータプログラムを含む中 央処理ユニットとを具備するコンピュータシステム。 2.前記データベースカタログは、テーブルに含まれている列が、前記関係デー タベーススキーマ中の他の関係データベーステーブルに含まれている列に対する 外来キーであるか否かを規定する関係情報を含み、 前記コンピュータプログラムがさらに中央処理ユニットに、 a)各列が前記関係データベーススキーマ中の他のテーブルに対する外来キー として規定されているか否かを決定するために、各関係データベーステーブル内 に含まれている各列を解析し、 b)1対のオブジェクトリンク属性を作成し、 c)外来キーとして規定されている列を含んでいるテーブルに関係する意味オ ブジェクトに1つのオブジェクトリンク属性を追加し、他の関係データベーステ ーブルと関係する意味オブジェクトに1対のオブジェクトリンク属性の他のオブ ジェクトリンク属性を追加するようにさせる請求項1記載のコンピュータシステ ム。 3.前記データベースカタログはテーブルのどの列が主キーであるかを規定し、 前記コンピュータプログラムがさらに中央処理ユニットに、 a)列が、関係データベーススキーマ中の他の関係データベーステーブルに対 する外来キーおよび関係データベーステーブルの主キーの両方として規定されて いるか否かを決定するために、各関係データベーステーブル内に含まれている各 列を解析し、 b)関係テーブルが、他のテーブルに対する外来キーであり、2より多い列を 含む主キーの両方である列を持つか否かを決定し、 c)テーブルが、外来キーであり2より多い列を持つ主キーの両方である列を 持つ場合に、外来キーが関連するテーブルに関係する意味オブジェクト内に多値 化グループ属性を作成するようにさせる請求項2記載のコンピュータシステム。 4.前記コンピュータプログラムがさらに中央処理ユニットに、 a)列が、前記関係データベーススキーマ中の他の関係データベーステーブル に対する外来キーおよび前記関係データベーステーブルの主キーの両方として規 定されているか否かを決定するために、各関係データベーステーブル中に含まれ ている各列を解析し、 b)関係テーブルが、他のテーブルに対する外来キーおよび2以下の列を持つ 主キーの両方である列を持つか否かを決定し、 c)テーブルが、外来キーでありかつ2以下の列を持つ主キーである列を持っ ている場合に、外来キーが関連するテーブルに関係する意味オブジェクト中に多 値化単値属性を作成するようにさせる請求項3記載のコンピュータシステム。 5.前記コンピュータプログラムがさらに中央処理ユニットに、 a)現存する関係データベーススキーマ中に規定されてる各関係データベース テーブルに対して意味オブジェクトを作成するようにさせる請求項1記載のコン ピュータシステム。 6.前記データベースカタログは、テーブルに含まれている列が、前記関係デー タベーススキーマ中の他の関係データベーステーブルに対する外来キーであるか 否かを規定する関係情報を含み、 前記コンピュータプログラムがさらに中央処理ユニットに、 a)テーブルが、前記関係データベーススキーマ中に規定されている1対のテ ーブルに対する外来キーとして規定されている列のみを含んでいるか否かを決定 するために、前記関係データベーススキーマ中に規定されている各テーブルを解 析し、 b)外来キーにより参照されるテーブルに関係する意味オブジェクト中に1対 の多値化オブジェクトリンク属性を作成し、 c)外来キーとして規定されている列のみを含んでいるテーブルに対して作成 された意味オブジェクトを意味オブジェクトモデルから削除するようにさせる請 求項5記載のコンピュータシステム。 7.永久記憶装置メカニズムに記憶されている現存する関係データベーススキー マに対応する意味オブジェクトモデルを作成するために、中央処理ユニット、メ モリ、永久記憶装置メカニズム、表示スクリーンを含むタイプのコンピュータシ ステムを動作させる方法において、 前記現存する関係データベーススキーマ中に含まれている1以上の関係データ ベーステーブルとともに、各関係データベーステーブルに対して規定されている 1以上の列を規定するデータベースカタログを検索し、このテーブルカタログを 前記コンピュータシステムの前記メモリに記憶し、 前記現存する関係データベーススキーマ中に規定されている各関係データベー ステーブルを決定するために、前記データベースカタログを解析し、 前記現存する関係データベーススキーマ中に規定されている各関係データベー ステーブルに対して意味オブジェクトを作成するために、前記メモリ中に空間を 割り当て、 前記現存する関係データベーススキーマ中の各テーブル内に含まれている各列 を決定するために、前記データベースカタログを解析し、 各関係データベーステーブル内に含まれている各列に対して単値属性を作成す るために、前記メモリ中に空間を割り当て、 関係データベーステーブル中に含まれている列に対して作成された各単値属性 を前記関係データベーステーブルに対して作成された意味オブジェクトとリンク し、 前記意味オブジェクトの少なくともいくつかと作成された単値属性とを前記表 示スクリーン上に表示するステップを含む方法。 8.前記データベースカタログは、テーブル中の列が前記現存するデータベース スキーマ中の他のテーブルに対する外来キーであるか否かを規定する関係情報と 、関係テーブルに含まれているどの列が、前記関係テーブルの主キーとして規定 されているかを規定する主キー情報を含み、 テーブルに含まれている列が、前記現存するデータベーススキーマ中の他の関 係テーブルに対する外来キーであり、かつ関係データベーステーブルの主キーと して規定されているか否かを決定するために、前記カタログを解析し、 外来キーおよび主キーの両方である列を持つテーブルが、1よりも多い非外来 キー列を持っているか否かを決定するために、前記カタログを解析し、 テーブルが外来キーと主キーの両方である列を持っている場合に、多値化グル ープ属性を作成するために、前記メモリ中に空間を割り当て、 前記外来キーにより参照される関係データベーステーブルに対して作成された 意味オブジェクトを前記多値化グループとリンクするステップをさらに含む請求 項7記載の方法。 9.テーブルが、1つの非外来キー列のみを持ち、テーブルが外来キーと主キー として規定されている列を持っている場合に、多値化単値属性を作成するために 、前記メモリ中に空間を割り当て、 前記外来キーにより参照される関係データベーステーブルに対して作成された 意味オブジェクトを前記多値化単値属性とリンクするステップをさらに含む請求 項8記載の方法。 10.外来キーとして規定されている列のみを持つテーブルが存在するか否かを 決定するために、前記データベースカタログを解析し、 外来キーとして規定されている列のみを持つ各テーブルに対する1対の多値化 オブジェクトリンク属性に対して前記メモリに空間を割り当て、 前記テーブルの外来キーにより参照される関係データベーステーブルと前記1 対の多値化オブジェクトリンク属性をリンクするステップをさらに含む請求項9 記載の方法。 11.外来キーとして規定されている列のみを持つ関係データベーステーブルに 対して作成された各意味オブジェクトに対して割り当てられた前記空間を前記メ モリから削除するステップをさらに含む請求項10記載の方法。 12.前記テーブルが2よりも多い列を含み、外来キーと主キーとして規定され ている列を有する関係データベーステーブルに対して作成された各意味オブジェ クトに対して割り当てられた前記空間を前記メモリから削除するステップをさら に含む請求項8記載の方法。 13.テーブルが2つの列のみを持ち、外来キーと主キーである列を有する関係 データベーステーブルに対して作成された各意味オブジェクトに対して割り当て られた空間を前記メモリから削除するステップをさらに含む請求項9記載の方法 。 14.作成された各意味オブジェクトのリストを記憶するために、前記メモリ内 に空間を割り当て、 意味オブジェクトが作成される毎に前記リストに参照を追加するステップをさ らに含む請求項7記載の方法。 15.作成された各意味オブジェクトに対してオブジェクトリンクプロフィール を作成するために、前記メモリ内に空間を割り当てるステップをさらに含む請求 項7記載の方法。 16.前記データベースカタログが、関係データベーステーブルの主キーを示す 情報を提供するが関係情報を提供せず、 ユーザが、関係している意味オブジェクトモデル中の2つの意味オブジェクト を指示できるようにするダイアログボックスを前記表示スクリーン上に表示し、 前記意味オブジェクトが、1対1、1対多数、多数対1、または多数対多数の 関係に関係しているか否かを示すようにユーザを促し、 ユーザにより入力された関係情報を記録するステップをさらに含む請求項7記 載の方法。 17.関係する意味オブジェクト間の関係が多数対多数であることをユーザが示 したか否かを決定し、 現存する関係データベーススキーマ中の他の関係テーブルに対する外来キーを 含む列を有する、現存する関係データベーススキーマ中の共通部分テーブルを示 すようにユーザを促し、 1対の多値化オブジェクトリンク属性を作成するために、前記メモリ中に空間 を割り当て、 1対の多値化オブジェクトリンク属性の各オブジェクトリンク属性を、外来キ ーにより参照される関係データベーステーブルに対して作成された意味オブジェ クトにリンクするステップをさらに含む請求項16記載の方法。 18.関係する意味オブジェクト間の関係が1対多数または多数対1であること をユーザが示したか否かを決定し、 1対多数の関係の一方のサイドと関係する意味オブジェクトと、関係の多数の サイドに関係する意味オブジェクトとを決定し、 関係の一方のサイドにおいて意味オブジェクトと関係する関係テーブルに対す る外来キーを持つ、現存する関係データベース中の関係テーブルを示すようにユ ーザを促し、 示されたテーブルが1よりも多い非外来キー列を持っているか否か、外来キー がテーブルの主キーであるか否かを決定し、 示されたテーブルが2よりも多い列を持ち、外来キーがテーブルの主キーの一 部である場合に、多値化グループ属性を作成するために、前記メモリ中に空間を 割り当て、 示されたテーブルが非外来キー列を1つだけ持ち、外来キーがテーブルの主キ ーの一部である場合に、多値化単値属性を作成するために、前記メモリ中に空間 を割り当て、 多値化グループまたは多値化単値属性を、1対多数の関係により関係付けられ た意味オブジェクトにリンクするステップをさらに含む請求項16記載の方法。 19.関係が1対1であるか否かを決定し、1対1であるならば、1対のオブジ ェクトリンク属性を作成するために、前記メモリ中に空間を割り当て、 1対のオブジェクトリンク属性の各オブジェクトリンク属性を、1対1の関係 により関係付けられた意味オブジェクトにリンクするステップをさらに含む請求 項17記載の方法。 20.コンピュータによって使用される時に、請求項7に規定されているように 機能するようにコンピュータに命令するために使用することができるコンピュー タが読み取り可能なメモリ。
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