JPH10326111A - プラント監視装置およびプラント監視システム - Google Patents

プラント監視装置およびプラント監視システム

Info

Publication number
JPH10326111A
JPH10326111A JP13529397A JP13529397A JPH10326111A JP H10326111 A JPH10326111 A JP H10326111A JP 13529397 A JP13529397 A JP 13529397A JP 13529397 A JP13529397 A JP 13529397A JP H10326111 A JPH10326111 A JP H10326111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
screen
screen data
plant monitoring
plant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13529397A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Fukumoto
亮 福本
Akira Sakuma
晃 佐久間
Kanji Inagaki
完治 稲垣
Nobuyuki Saijo
信之 西條
Chie Hayashi
千枝 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP13529397A priority Critical patent/JPH10326111A/ja
Publication of JPH10326111A publication Critical patent/JPH10326111A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転員と当直長との円滑な連携を確保
し、運転監視業務の効率向上を図ることにある。 【解決手段】 一方のプラント監視装置Aの画面データ
を圧縮処理し、この圧縮後の画面データおよび音声入力
機器12aから入力される音声データにそれぞれタイム
タグを付加して処理データ記憶装置16aに保存する。
再生要求があったとき、タイムタグの古い順に圧縮後の
画面データや音声データを読み出して他方のプラント監
視装置Bに転送し処理データ記憶装置16bに記憶す
る。この他方のプラント監視装置は、圧縮後の画面デー
タのタイムタグの古い順に読み出して伸長処理し、画面
データメモリ8bに書き込んで表示し、また音声データ
もタイムタグの古い順に読み出して音声出力機器14b
から出力するプラント監視システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力プラントや
火力プラントなど、大規模プラントの監視制御を行うプ
ラント監視装置およびプラント監視システムに係わり、
特に中央制御室と現場を含む複数のプラント監視装置間
で同一情報の同時監視を実現するプラント監視装置およ
びプラント監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】原子力プラントや火力プラントなどにお
いては、プラント全体の円滑な運転管理を行うために中
央制御室が設けられ、この中央制御室には、プラントの
各種情報表示および運転操作を行う中央制御盤およびこ
の中央制御盤に所定の情報を表示させたり、運転操作に
基づく運転指令を送出してプラントを制御する計算機シ
ステムが設置されている。最近のプラントの中央制御盤
は、主運転操作コンソール、大型表示盤および当直長コ
ンソールで構成されている。
【0003】主運転操作コンソールはCRTを主体とし
て運転操作を行う制御盤であって、運転員はCRTに表
示された情報を監視しつつ、タッチスクリーンでタッチ
運転操作を行うようになっている。
【0004】大型表示盤は、プラントの計装フロー構成
を表示するミミック表示盤や大型スクリーン等で構成さ
れ、中央制御室内の運転員に共通して伝達すべき情報や
警報などを表示・出力する、プラントの運転監視上重要
な表示盤である。
【0005】当直長コンソールは、運転員の長である当
直長用のコンソールであって、運転員とは別に、当直長
が主運転操作コンソールや大型表示盤に表示される情報
をCRT上に表示し、プラントの運転状態を把握するよ
うになっている。
【0006】以上のようにプラントの運転管理は専ら中
央制御室で行うようになっているものの、現場機器の運
転状態などの詳細については運転員の現場パトロールに
よる点検に頼っている。すなわち、運転員のうち、現場
パトロール担当者は、定期的にプラント内をパトロール
しながら機器の運転状態等を点検し、記録に残しておく
必要があるときメモや写真の形で記録をとり、パトロー
ル終了後にメモ内容を記述し、或いは写真を貼り付ける
などし、報告書にまとめて提出している。
【0007】また、パトロール中の運転員と中央制御室
の運転員との連絡は、プラント内に設置されているペー
ジング(電話)装置によって行われている。なお、中央
制御室には、以上のような設備の他、現場の状況を監視
するITVカメラと接続されている表示装置を設置する
ことにより、プラントの運転状態とあわせて現場の機器
を含む現場の状況をTV映像の形で監視できる構成とな
っている。また、中央制御室には、プラントの異常発生
時にプロセスデータの挙動を高速に記録する過渡現象記
録装置が設置され、異常が落ち着いたときまたは異常回
復後に異常原因を解析し、異常に対して迅速、かつ、適
切な対応処置がとれるような構成となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ようなプラント監視装置では、プラントの円滑な運転管
理に重点をおいて設備されているものの、運転監視の効
率や監視業務の省力化という観点から考えたとき、次の
ような問題が指摘されている。 (1) 中央制御室内の運転員と当直長との間の連携化 中央制御室においては、当直長の監督の下に運転員が運
転監視業務を行っている。つまり、運転員は、主運転操
作コンソール上のCRTに表示されるプラントの運転情
報を監視し、必要な場合には当直長の指示を仰ぎながら
運転操作を実施している。一方、当直長は、当直長コン
ソールに座し、プラント運転状態の全体的な把握と運転
員の監視操作状況の監視とを行っている。
【0009】しかしながら、当直長が運転員の監視操作
状況を確認する場合、運転員が位置する主運転操作コン
ソールと当直長が位置する当直長コンソールとが離れて
おり、しかも当直長コンソールの着座する位置が主運転
操作コンソールの後方にあるので、主運転操作コンソー
ルに運転員が位置したとき、主運転操作コンソールのC
RTが運転員の影に隠れてしまう場合が多く、当直長の
位置から見えなくなる。ゆえに、当直長は当直長コンソ
ールに着座した位置から運転員が実際にどのような操作
を行っているかを確認できない。運転員の操作を確認す
る場合には、当直長は運転員の位置まで近寄るか、音声
を媒介として確認をとる必要がある。特に複数の運転員
の監視操作状況の確認や把握を行う場合、当直長は中央
制御室内をくまなく移動する必要がある。
【0010】このことは、運転員と当直長との間で監視
操作に係わる情報の共有化が難しく、運転監視業務の円
滑な連携という観点から考えたとき、監視業務の効率低
下は否めない。 (2) 中央制御室と現場との間の情報の共有化 現場パトロール担当者は、現場機器の運転状況等を点検
しているが、このとき中央制御室内でしか表示されてい
ない情報が必要になる場合がある。例えばポンプの運転
状況を確認する際、現場パトロール担当者は、ポンプか
ら異常な回転音が発生していないか、ポンプから異常な
発熱が生じていないか、ポンプからリークが発生してい
ないかなどを確認しているが、このときポンプの吐出圧
力,流量,回転数などが必要になる場合がある。しか
し、これらの値はポンプ近傍に何ら表示されていないの
で、中央制御室に表示されている情報を取得する必要が
ある。
【0011】一方、中央制御室においては、逆に現場で
しか分からないプラントパラメータや機器の状況などが
必要になる場合がある。例えば原子力発電所では、定期
的にポンプ等の起動試験を行うことが義務づけられてい
るが、このときに中央制御室で確認できる流量や圧力の
他に、現場でなければ知り得ない振動,音響,発熱の有
無を確認する必要がある。このような場合、現場パトロ
ール担当者が現場をパトロールし、中央制御室に連絡す
る必要がある。この現場パトロール時の現場パトロール
担当者と中央制御室との連絡手段は、従来からのページ
ング装置を用いた音声による連絡の他、最近では携帯型
のハンディ端末やパソコンを用いて点検結果などを入力
する装置が使用されているが、このような装置を用いた
場合でも中央制御室の情報は電話等による音声の連絡に
頼っている状況であり、業務の効率面から未だ十分とは
いえなかった。 (3) 情報の記録と再生 プラント監視装置には、プラント異常時の分析のために
異常発生時のプロセスデータの挙動や警報の発生、イン
タロックの動作などを所定の時間間隔で記録する過渡現
象記録装置が設置されている。
【0012】しかしながら、このような記録形式では、
プロセスデータや警報,インタロックの動作などを信号
という形で記録するものであり、運転員が通常監視して
いる画面上の信号変化や異常時にどういう画面で表示さ
れていたか、或いは操作履歴がどうなっていたかなどの
状況,つまりマンマシンインタフェースの変化や過程が
記録されていない。その結果、異常時の原因を適切に分
析することが難しい場合がある。
【0013】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、運転員と当直長との円滑な連携を確保し、運転監視
業務の効率向上を図るプラント監視装置を提供すること
にある。
【0014】また、本発明の他の目的は、中央制御室の
運転員と現場パトロール担当者とが同じ情報を監視可能
とし、業務の効率向上を図るプラント監視システムを提
供することにある。
【0015】さらに、本発明の他の目的は、従来の記録
形式の他、操作状況などの記録・再生を可能にし、異常
時の原因分析を容易にするプラント監視装置およびプラ
ント監視システムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、プラントの監視に必要
なデータおよびタッチスクリーン,マウス等の操作によ
るプラント操作,画面制御指令に基づき、画面データを
作成して表示用画面データメモリに書き込み表示装置に
表示するプラント監視装置において、前記画面データメ
モリに書き込んだ画面データを圧縮する画面データ圧縮
処理手段と、圧縮された画面データを伸長する画面デー
タ伸長処理手段と、周囲の音響データを含む音声データ
を入力する音声入力手段と、前記画面データ圧縮処理手
段による圧縮後の画面データおよび前記音声データを記
憶する処理データ記憶手段と、この処理データ記憶手段
に記憶される音声データを読み出して出力する音声出力
手段と、前記処理データ記憶手段に記憶される圧縮後の
画面データおよび前記音声データを外部の所要の装置に
送信する通信制御手段とを設けたプラント監視装置であ
る。
【0017】このプラント監視装置においては、画面デ
ータ,音声データの記録・再生の他、他のプラント監視
装置に圧縮後の画面データや音声データを転送できる。
請求項2に対応する発明は、複数のプラント監視装置が
有線または無線の通信路で接続され、一方のプラント監
視装置は、プラントの監視に必要なデータおよび第1の
タッチスクリーン,第1のキーボード,第1のマウス等
の操作によるプラント操作,画面制御指令に基づき、画
面データを作成して第1の画面データメモリに書き込み
第1の表示装置に表示する第1の画面データ作成処理手
段と、前記第1の画面データメモリに書き込んだ画面デ
ータを圧縮する画面データ圧縮処理手段と、周囲の音響
データを含む音声データを入力する音声入力手段と、前
記圧縮された画面データおよび前記音声データを転送す
る前記第1の通信制御手段とを設け、他方のプラント監
視装置は、プラントの監視に必要なデータおよび第2の
タッチスクリーン,第2のキーボード,第2のマウス等
の操作によるプラント操作,画面制御指令に基づき、画
面データを作成して第2の画面データメモリに書き込み
第2の表示装置に表示する第2の画面データ作成処理手
段と、前記一方のプラント監視装置から転送されてくる
圧縮後の画面データおよび前記音声データを受信する前
記第2の通信制御手段と、この第2の通信制御手段で受
信された圧縮後の画面データを伸長し、前記第2の画面
データメモリに記憶する画面データ伸長処理手段と、前
記第2の通信制御手段で受信された音声データを出力す
る音声出力手段とを設けたプラント監視システムであ
る。
【0018】このプラント監視システムにおいては、一
方のプラント監視装置の画面データメモリに書き込んで
いる画面データの他、音声入力手段から入力される音声
データをオンラインにて他方のプラント監視装置に転送
するので、他方のプラント監視装置では、その圧縮後の
画面データを伸長処理して表示装置に表示でき、また音
声データを音声出力機器から出力できる。
【0019】請求項3に対応する発明は、一方のプラン
ト監視装置から転送されてくる圧縮後の画面データを他
方のプラント監視装置で受信した後、この圧縮後の画面
データを伸長処理し画面データメモリに書き込んで第2
の表示装置に表示するが、このとき表示画面に対し、マ
ウスを用いて操作すると、その操作信号を取り込んで前
記一方のプラント監視装置に転送すると、当該一方のプ
ラント監視装置ではその操作信号を自身のマウス操作の
信号と見なして処理することにより、他方のプラント監
視装置側で一方のプラント監視装置に接続されるプラン
ト機器を操作するものである。
【0020】請求項4に対応する発明は、請求項2およ
び請求項3での一方のプラント監視装置の画面データ圧
縮処理手段は、画面データを圧縮処理するとともに、こ
の圧縮された画面データにタイムタグを生成付加し、他
方のプラント監視装置の画面データ伸長処理手段は、圧
縮された画面データを伸長処理して画面データメモリに
書き込むとともに、この画面データのタイムタグと次に
表示すべき画面データのタイムタグとの時間差と、前記
画面データメモリに画面データを書き込んだ後の経過時
間とを求め、前記時間差が前記経過時間よりも短いと
き、前記次に表示すべき画面データを前記画面データメ
モリに書き込むようにした構成である。
【0021】請求項5に対応する発明は、プラントの監
視に必要なデータおよびタッチスクリーン,マウスの操
作によるプラント操作,画面制御指令に基づき、画面デ
ータを作成して表示用画面データメモリに書き込み表示
装置に表示するプラント監視装置において、前記画面デ
ータメモリに書き込んだ画面データを圧縮する画面デー
タ圧縮処理手段と、周囲の音響データを含む音声データ
を入力する音声入力手段と、これら圧縮後の画面データ
および音声データにそれぞれタイムタグを付加して処理
データ記憶手段に記憶する第1の画面記録再生制御手段
と、画面データまたは音声データの再生要求を受けたと
き、前記処理データ記憶手段からタイムタグの古い順に
順次前記圧縮後の画面データまたは音声データを読み出
す第2の画面記録再生制御手段と、この第2の画面記録
再生制御手段で読み出した圧縮後の画面データを伸長処
理し、この伸長後の画面データを前記画面データメモリ
に記憶し前記表示装置に再生表示する画面データ伸長処
理手段と、前記第2の画面記録再生制御手段で読み出し
た音声データを再生出力する音声出力手段とを設けたプ
ラント監視装置である。
【0022】このプラント監視装置においては、画面デ
ータを圧縮するとともに、この圧縮後の画面データおよ
び音声入力手段から入力される音声データにそれぞれタ
イムタグを付加し、処理データ記憶手段に記憶する。そ
の後、再生要求を受けたとき、処理データ記憶手段に記
憶されるタイムタグの古い順に順次前記圧縮後の画面デ
ータまたは音声データを読み出し、圧縮後の画面データ
については伸長処理を行って表示装置に表示し、また音
声データを音声出力機器から出力するので、過去の表示
データおよび音声データを必要なときに再生出力でき
る。
【0023】請求項6に対応する発明は、一方のプラン
ト監視装置において圧縮後の画面データおよび音声デー
タにそれぞれタイムタグを付加し第1の処理データ記憶
手段に記憶するとともに、他方のプラント監視装置にも
圧縮後の画面データおよび音声データを一括転送する。
【0024】他方のプラント監視装置は、転送されてく
るタイムタグ付きの圧縮後の画面データおよび音声デー
タを第2の処理データ記憶手段に記憶するとともに、タ
イムタグの古い順に順次圧縮後の画面データまたは音声
データを読み出し、圧縮後の画面データについては伸長
処理した後に第2の表示装置に再生表示し、また第2の
処理データ記憶手段から音声データを読み出して再生出
力する。
【0025】よって、一方のプラント監視装置の画面デ
ータおよび音声データを一定時間ごとに記憶し、他の装
置に転送に転送し、他の装置で画面データおよび音声デ
ータを同時に再生出力できる。
【0026】請求項7に対応する発明は、転送元プラン
ト監視装置において圧縮後の画面データおよび音声デー
タにそれぞれタイムタグを付加して第1の処理データ記
憶手段に記憶しておく。この状態において転送先プラン
ト監視装置からデータ要求のアクセスを受けたとき、第
1の処理データ記憶手段から読み出してタイムタグ付き
の圧縮後の画面データおよび音声データを転送先プラン
ト監視装置に転送する。
【0027】ここで、転送先プラント監視装置は、転送
元プラント監視装置から転送されてくるタイムタグ付き
の圧縮後の画面データおよび音声データを第2の処理デ
ータ記憶手段に記憶した後、タイムタグの古い順に順次
圧縮後の画面データまたは音声データを読み出す。さら
に、読み出した圧縮後の画面データを伸長処理し、この
伸長後の画面データを第2の画面データメモリに記憶し
て第2の表示装置に再生表示し、また読み出した音声デ
ータを音声出力手段から再生出力する。
【0028】よって、一方のプラント監視装置の画面デ
ータおよび音声データを一定時間ごとに記憶し、他の装
置に転送に転送し、他の装置で画面データおよび音声デ
ータを同時に再生出力できる。
【0029】請求項8に対応する発明は、転送元プラン
ト監視装置において圧縮後の画面データおよび音声デー
タにそれぞれタイムタグを付けて第1の処理データ記憶
手段に記憶した後、転送先プラント監視装置に一括転送
し、当該転送先プラント監視装置の第2の処理データ記
憶手段に記憶する。
【0030】そして、再生要求を受けたとき、再生要求
情報を転送した後、転送元プラント監視装置および転送
先プラント監視装置は、それぞれ第1の処理データ記憶
手段および第2の処理データ記憶手段から画面データ、
音声データを読み出してほぼ同時に再生出力する。
【0031】請求項9に対応する発明は、転送元プラン
ト監視装置においてタイムタグ付きの圧縮後の画面デー
タおよび音声データを第1の処理データ記憶手段に記憶
するが、転送先プラント監視装置に転送しないが、再生
要求があったとき、再生要求情報を転送先プラント監視
装置に転送する。
【0032】ここで、転送先プラント監視装置からデー
タ要求があったとき、圧縮後の画面データおよび音声デ
ータを一括転送する。そして、転送元プラント監視装置
および転送元プラント監視装置でほぼ同時に画面デー
タ、音声データを再生出力するものである。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係わるプラント監
視装置の一実施の形態を示す構成図である。このプラン
ト監視装置は、画面データ作成用プログラムその他画面
データ作成上必要なデータを記憶する画面データ作成用
プログラムメモリ1と、プラント機器に対して操作信号
を送出したり、プラント機器からのプロセスデータを選
択的に取込んで所要のデータに変換し入力するプラント
データ入出力部2と、表示装置3に設置されたタッチス
クリーン4やマウス5あるいはキーボード(図示せず)
からの操作信号を取込んで入力する運転操作入力部6
と、前記画面データ作成用プログラムメモリ1に記憶さ
れるプログラムを用いてプラント計装フロー画面を作成
するとともに、これらプラント計装フロー画面の所定個
所のプロセスデータをプラントデータ入出力部2からの
プロセスデータに基づいて変更したり、運転操作入力部
6から入力される運転操作に伴って必要な画面データを
作成するCPUで構成されたプラント画面データ作成処
理部7と、このプラント画面データ作成処理部7で作成
される画面データを記憶するVRAMなどで構成される
ビットマップメモリやフレームメモリなどの画面データ
メモリ8と、この画面データメモリ9に記憶されている
画面データを表示装置3に表示する表示制御部9と、プ
ロセスデータの挙動を高速に記録する過度現象記憶装置
10とがそれぞれバス11を介して相互に接続されてい
る。
【0034】さらに、プラント監視装置は、マイクロホ
ンなどの音声入力機器12から入力される音声信号を所
要の音声データに変換する音声入力変換手段13と、デ
ィジタル音声データをアナログ音声信号に変換してスピ
ーカなどの音声出力機器14から出力させる音声出力変
換手段15と、過去の画面データや音声データを記録す
る処理データ記憶装置16と、この処理データ記憶装置
16のデータを記録したり、画面データの圧縮,再生制
御を行う画面圧縮再生制御部17と、この制御部17の
制御の下に画面データを圧縮処理する画面データ圧縮処
理部18と、同じく制御部17の制御の下に圧縮画像を
再生する画面データ伸長処理部19と、他の監視システ
ムや携帯型現場端末との間にデータ通信を行う通信制御
部20とが設けられている。
【0035】次に、以上のように構成されたプラント監
視装置の動作について説明する。プラント画面データ作
成処理部7は、プラントデータ入出力部2または通信制
御部20から入力されるプロセスデータを受け取ると、
画面データ作成用プログラムに従って何れのポイントの
プロセスデータであるか判断した後、画面データ上の該
当個所のプロセスデータを書き替える。画面データメモ
リ8は画面1ドットごとに赤,青,緑の各色について輝
度を表す色データを記憶する最大8ビットをもつVRA
Mなどで構成されている。この画面データメモリ8に記
憶される色データは表示制御部9によってアナログデー
タに変換された後、表示装置3に表示される。
【0036】具体的には、例えば図2(a)に示すよう
な画面データメモリ8に記憶される8ビットのビット列
をもつ赤,青,緑の色データの並び通りに従って上側か
ら下側アドレスを順次指定して読み出すことにより、同
図(b)に示すようにX軸方向の1行目を表示し、次の
行に移ってX軸方向の2行目を表示し、このような処理
を順次繰返すことにより、表示装置3に例えば計装フロ
ー系統図などを表示する。
【0037】このように表示される表示装置3の画面に
対し、運転員はタッチスクリーン4またはマウス5ある
いはキーボード等を用いて必要な操作指令を入力する。
タッチスクリーン4は、表示装置3の画面上に重ね合わ
せて設置されるもので、例えば人手によって所要の個所
をタッチ操作すると、そのタッチ位置とタッチオン信号
またはタッチオフ信号が出力し、運転操作入力部6を介
してバス11上に送出する。一方、マウス5は、運転員
が表示装置近傍の机上で移動させながら画面上に矢印な
どのカーソルを任意の位置に移動させる。つまり、運転
員は、マウス5の移動によりカーソルを移動させること
により、タッチスクリーン4と同様に画面上で任意の位
置を指定する。なお、画面上の位置指定は、マウス5の
ボタンを押すことにより行う。
【0038】また、タッチスクリーン4またはマウス5
を用いた運転員の操作は、プラントに対する操作と画面
の制御に関する操作とに分けられる。プラントに対する
操作は、機器の操作指令を入力するものであって、表示
装置3の表示画面に例えば図3に示すように計装フロー
系統図が表示されている場合には次のように操作指令を
入力する。同図において31は表示ウインドウ、32は
計装フロー系統図表示エリア、33はタッチ操作スイッ
チである。このような計装フロー系統図の表示に際し、
例えばバルブなどの機器34をタッチ操作すれば、計装
フロー系統図表示エリア32以外の表示ウインドウ31
上に当該機器34を操作するためのタッチ操作スイッチ
33が表示されるので、このタッチ操作スイッチ33の
うち、開操作スイッチおよび閉操作スイッチの何れかを
タッチ選択すると、機器34を開いたり、閉じたりする
ことができる。
【0039】一方、画面制御に関する操作は、画面のプ
ラント機器の操作,拡大,縮小,移動,切り替えなどを
行うものであって、例えばプラント機器34をマウス5
でクリックすると、図4に示すように当該機器の操作メ
ニューに関するポップアップメニュー35が表示され、
このメニュー35の中の1つを選択し、かつ、選択され
たメニューに基づいてキーボード(図示せず)から必要
なデータを入力し、または当該選択されたメニューに基
づいてさらに下位のメニューが表示され、下位メニュー
の中の1つをマウス5でクリックすると、プラント画面
データ作成処理部7では、最終選択メニューなどに基づ
いて画面データの処理およびプラント機器の操作を行
う。すなわち、操作指令が機器の操作に関するものであ
れば、その操作信号をプラントデータ入出力部2を介し
てプラント機器に伝達する。一方、操作指令が画面制御
に関するものであれば、対応する画面データの作成を行
い、これを再び画面データメモリ8に書き込んで表示装
置3の画面を変更する。
【0040】以上のようにしてプラント状態を表す画面
を表示装置3に表示し、その画面を監視する運転員がタ
ッチスクリーン4やマウス5などの操作により、プラン
ト構成機器の操作や画面制御が可能となるように構成さ
れている。
【0041】また、過渡現象記録装置10は、スクラム
(例えば原子力プラントの緊急停止)などの異常事象が
発生したとき、プラントデータ入出力部2や通信制御部
20から入力されるプロセスデータを信号バス11を介
して取込み、所定の記憶エリアにポイント名および所定
周期ごとのプロセスデータ値を記録する。さらに、異常
時にタッチスクリーン4やマウス5を操作したとき、そ
の操作指令等や画面データメモリ8から表示用画面デー
タを取込んで記録する。そして、適宜な時期にタッチス
クリーン4やマウス5から表示要求があれば、プラント
画面データ作成処理部7が過渡現象記録装置10の記録
データを呼び出し、所要の画面データを作成し、画面デ
ータメモリ8に書き込んだ後、表示装置3に表示する。
【0042】ところで、従来の過渡現象記録装置10
は、異常時のプロセスデータ値のみ記録するものである
が、異常時の表示画面や同じく異常時における運転員の
タッチスクリーン4やマウス5を用いた操作指令は記録
しない。これに対し、本発明システムでは、異常時の表
示画面やタッチスクリーン4やマウス5を用いた操作指
令をも記録するので、異常時の異常原因を分析するとき
に有効となる。
【0043】さらに、本システムにおいては、次のよう
な機能を実現することが可能である。 (1) 表示画面および音声データをオンラインにて他
の装置に転送可能とすること。 (2) 表示画面および音声データを一定時間ごとに記
録し、同一の表示装置上に再生出力すること。 (3) 表示画面および音声データを一定時間ごとに記
録するとともに他の装置に転送し、他の装置で同時に再
生出力可能とすること。 (4) 表示画面および音声データを一定時間ごとに記
録するとともに他の装置に転送し、自装置および他の装
置で同時に再生出力可能とすること。
【0044】以下、前記各機能を実現するための動作に
ついて説明する。 (1) 表示装置の表示画面および音声データをオンラ
インにて他の装置に転送する例について。
【0045】この機能は、中央制御室内の異なる監視装
置例えば主運転コンソールに対する当直長コンソール、
或いは中央制御室の監視装置と現場の携帯型端末などと
の表示装置3に同じ画面データを転送し、さらに音声デ
ータも転送し、同一情報による監視を可能にすることに
ある。なお、この場合には、主運転コンソール、当直長
コンソール、現場の携帯型端末などがそれぞれプラント
監視装置と想定して説明する。
【0046】今、第1のプラント監視装置から第2のプ
ラント監視装置に画面データを転送するに際し、予め第
1および第2のプラント監視装置で共用する画面データ
作成用プログラムメモリを設け、第1のプラント監視装
置から第2のプラント監視装置に画面データのみを転送
すれば、各プラント監視装置では、同一の画面データ作
成用プログラムを共有し、同じ画面データを表示するこ
とができる。
【0047】しかし、このように各プラント監視装置が
同一の画面データ作成用プログラムを共有することによ
り、同じ表示画面データを表示できるが、タッチスクリ
ーン4やマウス5による運転の操作指令に対する画面の
変化は転送できない。その理由は、タッチスクリーン4
やマウス5は、各プラント監視装置ごとに接続されてお
り、あるプラント監視装置の例えばマウス5の操作は別
のプラント監視装置の表示画面に入り込むことができな
いためである。よって、両プラント監視装置は、全く同
じ画面データを表示できないことになる。
【0048】また、タッチスクリーン4やマウス5の操
作データも転送し、同じ画面データを表示することも考
えられるが、このような場合には転送元監視装置のタッ
チスクリーン4やマウス5の操作の動きと転送先監視装
置のタッチスクリーンやマウスの動きとを区別するして
表示する必要があるが、これはプログラムが非常に複雑
となり、さらに画面データ作成用プログラムが画面毎に
複数用意する必要があるが、プログラムが非常に複雑で
規模の大きなものとなる。例えば原子力発電所において
は、運転の信頼性および運転の安全性の確保という点か
らは、単に作成の労力が増えるのみでなく、プログラム
が正しく動作することを検証する試験の労力も多大なも
のとなる。
【0049】そこで、本発明装置では、シンプルな構成
を採用しつつ、他の装置に転送元監視装置のタッチスク
リーン4やマウス5の操作の動きを含む画面も転送し表
示可能にするものである。
【0050】以下、この動作例について図5を用いて説
明する。なお、第1のプロセス監視装置Aと第2のプロ
セス監視装置Bとが同一構成であるので、第1のプロセ
ス監視装置Aの各構成要素にaを付し、第2のプロセス
監視装置Bの各構成要素にbを付して説明する。
【0051】画面転送元の監視装置Aでは、画面データ
記録再生制御部17aがプラント画面データ作成処理部
7aで作成された画面データの画面データメモリ8aへ
の流れを監視し、次の条件のときに画面データメモリ8
aから画面データを取込んで画面データ圧縮処理部18
aに転送する。上記条件とは表示装置3aに表示する画
面データに変化が現れたことを条件とするという意味で
あり、例えば次のような場合が上げられる。 a.表示画面に表示される画面データのうち、プロセス
データ値が画面の有効表示桁数内で変化したとき。例え
ば有効表示桁数が小数点第1位までであった場合、0.
1よりも大きい値の変化があったときである。 b.表示画面中の表示データ値、メッセージ、機器のシ
ンボルの形状や色が運転状態に合わせて変化したとき。 c.表示画面中のメッセージの追加,削除があったと
き。 d.タッチスクリーン4aやマウス5a等を介して運転
員から操作指令があり、それに応じて画面の内容が前記
a〜cの他、画面全体の切り替え、一部画面の追加など
により何らかの変化があったとき。
【0052】以上のようにして表示装置3aの表示画面
が変化することを以後イベントと呼ぶ。このようなイベ
ント発生時、転送元の監視装置Aは次のような動作を行
う。
【0053】すなわち、画面記録再生制御部17aは、
画面データメモリ8aに記憶されている画面データを取
り出し、画面データ圧縮処理部18aに送出し、画面デ
ータを圧縮処理させる。この画面データの圧縮処理は、
例えばMPEG方式など,従来公知の画像圧縮技術を用
いて画面データの圧縮を行う。MPEG方式は、ビデオ
映像を圧縮するものであり、一定時間毎例えばビデオ映
像であれば、一秒間に30フレームの画像圧縮を行い、
圧縮した回数分の画面データを送信する必要があるが、
本発明ではイベントの発生を圧縮タイミングとして画面
データを圧縮するので、圧縮のデータ量や負担が大幅に
低減できる。
【0054】本発明装置においては、図6に示すように
画面記録再生制御部17aがイベントを検出すると(S
1)、これを圧縮タイミングと判断し画面データメモリ
8aから画面データを読み出し(S2)、画面データ圧
縮処理部18aに送出する(S3)。
【0055】この画面データ圧縮処理部18aは、画面
データをMPEG方式などを用いて圧縮し(S4)、さ
らに内蔵タイマーのクロックを用いて図7に示すように
圧縮年月日・時間のタイムタグを生成する(S5)。な
お、画面データの圧縮を定時間で行った場合、再生も同
じ時間間隔で再生すれば、圧縮タイミングと同タイミン
グで再生を行うことができるが、本発明のようにイベン
トの発生タイミングで圧縮を行う場合には、圧縮のタイ
ミングは一定とならず不定期となる。このため再生時に
はかかる不定期性を考慮して圧縮と同じタイミングで再
生処理を行う。
【0056】以上のようにして圧縮処理部18aでの画
面データの圧縮処理が終了すると、画面記録再生制御部
17aは、通信制御部20aに対し圧縮後の画面データ
にタイムタグを付加したデータの転送命令を発行する
(S6)。ここで、通信制御部20は、圧縮後の画面デ
ータとタイムタグとを転送先プラント監視装置Bに転送
する(S7)。
【0057】この転送先監視装置Bは、転送先通信制御
部20bで圧縮後の画面データおよびタイムタグを受信
すると(S8)、画面記録再生制御部17bの命令によ
り画面データ伸長処理部19bに送出する(S9)。こ
こで、画面データ伸長処理部19bは、圧縮方式と同じ
原理に基づく伸長方式を用いて画面データを伸長する
(S10)。そして、伸長処理が終了すると、その終了
した旨を画面記録再生制御部17bに伝達するととも
に、画面データ伸長処理部19bに内蔵するメモリに保
存し、後記するようにタイムタグを調べながら、画面デ
ータを画面データメモリ8bに書き込み(S11)、表
示装置3bに表示する。
【0058】この画面データの画面データメモリ8bへ
の書き込みは図8に示すような処理よって行う。つま
り、画面記録再生制御部17bは、画面データ伸長処理
部19bの内蔵メモリに保存される伸長後の画面データ
のタイムタグを監視し、画面データのうち、最初の画面
データ,すなわちタイムタグの一番古い画面データを取
り出し、画面データメモリ8bに書き込む(S21)。
これによって先ず最初の画面データを表示装置3bに表
示する。
【0059】引き続き、画面記録再生制御部17bは、
画面データ伸長処理部19b内に次の画面データが残っ
ているかどうかを調べ、残っていない場合には次の画面
データが通信制御部20bで受信され、画面データ伸長
処理部19bで伸長処理が終了するまで待つ。
【0060】次の画面データの伸長処理が終わった時点
でタイムタグを調べる(S22)。つまり、前に画面デ
ータメモリ8bに書き込んだ画面データのタイムタグと
今回の画面データのタイムタグとを比較し、その時間差
Aを計算する(S23)。さらに、前の画面データを画
面データメモリ8bに書き込んだ時間から現時点までの
経過時間Bを算出する(S24)。さらに、時間差Aと
経過時間Bとを比較し(S25)、時間差Aが経過時間
Bよりも短いとき、直ちに新しい画面データを画面デー
タメモリ8bに書き込む(S26)。また、最初の画面
データが画面データメモリ8bに書き込んだ時点で、既
に画面データが画面データ伸長処理部19bの内蔵メモ
リに保存されている場合、前述と同様の処理を行って画
面データメモリ8bに書き込む。
【0061】その結果、圧縮されたタイミングから大幅
に遅れることなく、ほぼ同様のタイミングで画面データ
を表示装置3bに再生表示できる。一方、音声に関して
は図9に示す手順に従って処理される。
【0062】マイクロホン等の音声入力機器12aから
音声信号を入力すると(S31)、音声入力変換手段1
3aでは、音声信号をディジタル音声データに変換し
(S32)、通信制御部20aに転送する(S33)。
【0063】他のプラント監視装置Bでは、通信制御部
20bが音声データを受信すると(S34)、音声出力
変換手段に送出し(S35)、ここでアナログ音声信号
に変換し(S36)、音声出力機器14bから出力す
る。
【0064】従って、以上の説明から明らかなように、
プラント監視装置Aから画面データを圧縮転送し、また
音声信号をディジタル変換した後に転送し、プラント監
視装置Bにて圧縮画面データを伸長処理し、タイムタグ
を参照しながら圧縮タイミングと同じタイミングで画面
データメモリ8bに書き込み、またディジタル変換され
た音声データをアナログ変換し出力するので、プラント
監視装置Aの画面データおよび音声信号をそのままプラ
ント監視装置Bで再現できる。
【0065】図10は例えば図4に示すマウス5による
操作画面を転送し監視装置Bの表示装置3bに表示した
例である。また、監視装置Aと監視装置Bとを逆にすれ
ば、監視装置Bの画面および音声信号を監視装置Aに転
送し、画面表示および音声信号を出力できる。しかも、
画面データメモリ8aの画面データをそのまま転送して
いるので、一方の画面の動的な変化はそのまま他の表示
装置3bに表示することができる。動的な変化にはプロ
セスデータの変化だけでなく、タッチ操作やマウス操作
による画面上のボタンやカーソルの変化も表示できる。
これによって、例えば当直長が居ながらにして運転員の
操作内容を把握でき、適切な指示を運転員に与えること
かできる。しかも、同一の画面を通信手段を介して複数
の監視装置例えば当直長コンソールや現場パトロール担
当者の携帯端末が共有でき、副数人が同じ画面を見なが
ら監視作業を行うことができ、情報伝達の手間が省け、
労力の削減および信頼性の向上を図ることができる。同
様にして、監視装置Aおよび監視装置Bどうしがほぼ同
時間に画面データなどを相互に伝送できる。
【0066】さらに、監視装置Aから監視装置Bに転送
された画面データを用いて、監視装置Bの運転員が監視
装置Aに接続されている機器の操作を行うことができ
る。以下、この点について具体的に説明する。
【0067】通常、CRT画面を用いたプラント操作
は、タッチスクリーン操作やマウス操作によって行われ
るが、これらタッチスクリーンやマウスはそれぞれ自身
の監視装置に接続されており、他の監視装置には接続さ
れていない。そのため監視装置Aの画面データを監視装
置Bに転送できたとしても、監視装置B側ではその画面
を利用して画面の変更や操作内容を監視装置Aに転送す
ることはできない。
【0068】そこで、本発明装置は、転送先監視装置B
側が転送元の画面を用いて転送元監視装置Aに接続され
る機器のプラント操作を可能とする例について説明す
る。今、転送先監視装置Bの表示装置3bには図10に
示すような転送元の画面が表示されているものとする。
なお、同図の41は転送されてきた画面である。
【0069】この画面内には、監視装置1のマウスカー
ソル42の他、監視装置2のマウスカーソル43が表示
されている。マウスカーソル42は監視装置A側の運転
員の操作に追随して画面内を移動し、マウスカーソル4
3は監視装置B側の運転員の操作に追随して画面内を移
動する。監視装置B側運転員がマウスカーソル43を用
いて、監視装置Aに接続されている機器を操作するには
以下のような処理を行う。
【0070】先ず、監視装置B側の運転員がマウス5b
を操作すると、運転操作入力部6bではマウスの位置お
よびボタン操作を取込み、通信制御部20bを介して監
視装置Aの通信制御部20aに伝送する。この通信制御
部20aでは送られてきたマウスカーソルおよびボタン
操作の位置信号をプラント画面データ作成処理部7aに
送出する。通常、タッチスクリーンやマウスを用いた監
視装置では、タッチ操作やマウスのボタン操作が行われ
た位置から、そこに表示されている表示シンボルが選択
されたと認識し、タッチ操作やボタン操作の内容に応じ
て予め定められている処理を行う。
【0071】この処理はプラント画面データ作成処理部
7aにより行う。すなわち、プラント画面データ作成処
理部7aは、監視装置Bから送られてきたマウス操作の
信号をあたかも自らの監視装置Aのマウス信号と見なし
て処理を行うことにより、監視装置Bの画面を用いて監
視装置Aに接続されている機器を操作することができ
る。これは、特に2つの監視装置が物理的に離れている
ときに有効であり、例えば原子力発電所などにおいて
は、現場側から中央制御室の画面を参照しつつプラント
の操作を行うことが可能となり、従来、電話等で中央制
御室に操作依頼を連絡していたものが、本発明装置で
は、現場側で監視,操作を行えない機器の監視や現場に
いながら操作が可能となり、連絡にかかる労力の削減、
連絡ミスによる誤操作などを防止できる。また、万が一
監視装置Aの表示装置3aが故障した場合でも、監視装
置B側で監視操作を行うことができ、監視システム全体
の信頼性を高めることができる。 (2) 表示画面および音声データを一定時間ごとに記
録し、同一の表示装置上に再生出力する例について図1
1ないし図13を参照して説明する。なお、図10はそ
の構成および画面データ・音声データの流れを説明する
図である。同図において一転鎖線は画面データ、点線は
音声データの流れを示す。図12は画面データおよび音
声データの一連の記録処理例を説明する図、図13は記
録されたデータの再生処理例を説明する図である。
【0072】画面記録再生制御部17は、図12(a)
に示すようにイベント発生などのときに表示装置3に表
示されている画面データを画面データメモリ8から読み
出し(S41)、画面データ圧縮処理部18に転送する
(S42)。この画面データ圧縮処理部18は、前述し
たような圧縮処理を行い(S43)、かつ、内蔵タイマ
ーのクロックからタイムタグを生成する(S44)。そ
して、圧縮処理された圧縮後のデータにタイムタグを付
加し、順次処理データ記憶装置16に記憶する(S4
5)。
【0073】一方、音声データの場合には、図12
(b)に示すように音声入力機器12から音声データを
入力すると(S51)、この音声データは音声入力変換
手段13でディジタル音声データに変換した後(S5
2)、このディジタル音声データに画面データと同様な
構造のタイムタグを生成付加し(S53)、通信制御部
20に送出せずに処理データ記憶装置16に記憶する
(S54)。
【0074】この処理データ記憶装置16に記憶された
画面データ、音声データは図13に示す一連の処理によ
って再生する。タッチスクリーン4やマウス5によって
再生要求を入力すると、運転操作入力部6を経由して画
面記録再生制御部17に送られる。この画面記録再生制
御部17は、処理データ記憶装置16からタイムタグを
調べながら一番古い画面データおよび音声データから順
次取り出す(S61)。しかる後、次のステップS62
に移行し、画面データか音声データかを判断する(S6
2)。
【0075】画面データの場合には、画面データ伸長処
理部19に転送し(S63)、画面データの伸長処理を
行う(S64)。さらに、タイムタグを参照し、図7の
処理でタイミングをとって伸長後のデータを画面データ
メモリ8に書き込み(S65)、表示装置3に表示す
る。
【0076】一方、音声データの場合には、タイムタグ
を参照し、画面データと同様の処理タイミングによって
音声出力変換手段15に転送する(S66)。ここで、
音声出力変換手段15はディジタル音声データをアナロ
グ音声データに変換し(S67)、音声出力機器14か
ら出力させる(S68)。
【0077】さらに、画面記録再生制御部17は、次に
古い画面データ,音声データについてステップS61〜
S68の処理を繰返すが、このときそれぞれのタイムタ
グを監視し、直前に処理された画面データ,音声データ
のタイムタグと次に処理すべきタイムタグとの時間差を
計算し、この時間差に合わせてステップS62〜S68
の処理を行うことにより、圧縮したタイミングと同じタ
イミングで再生する。
【0078】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、圧縮処理後の画面データ,音声データにタイムタグ
を付けて処理データ記憶装置16に順次記憶した後、再
生要求に基づいてタイムタグを監視しながら古い順から
順次画面データ、音声データを読み出し、伸長処理など
を行った後、同一監視装置の表示装置3に画面データを
表示し、音声出力機器14から音声を出力するので、画
面データ、音声データを容易に記録・再生できる。この
ような画面データの記録・再生は事故時などマンマシン
インタフェースの内容,つまり運転員の操作状況などを
記録し、それを再生することにより、事故の原因分析に
大きく貢献できる。
【0079】なお、記録開始の指示は、運転員の手動指
示による他、プラントの信号やオン・オフ信号の変化に
同期させて自動的に記録を開始するとか、常に一定時間
の間、エンドレスに記録させるなどの方法を用いてもよ
い。この場合、再生時の画面表示のイメージは、例とし
て図3のマウス操作の画面の記録を再生した場合には、
画面が転送された画面ではなく再生した画面となるこ
と、監視装置Bのマウスではなく、再生した監視装置の
現在のマウスカーソルとなることを除いて図10と同様
のイメージとなる。 (3) 表示画面および音声データを一定時間ごとに記
録するとともに他の装置に転送し、他の装置で同時に再
生出力する例について。
【0080】この再生出力について図5を参照して説明
する。。プラント監視装置Aが処理データ記憶装置16
に圧縮後の画面データおよび音声データを記憶した後、
他の監視装置Bに再生出力する場合には次の2通りの方
法が上げられる。
【0081】その1つは、処理データ記憶装置16から
圧縮後のデータや音声データを読み出し、通信制御部2
0aを経由し、他方のプロセス監視装置Bに転送する。
このプロセス監視装置Bでは、転送されてくる圧縮後の
画面データや音声データを通信制御部20bで受信し、
処理データ記憶装置16bに記憶する。
【0082】この処理データ記憶装置16bに記憶され
た画面データおよび音声データの再生出力は前記(2)
と同様の再生手順によって再生する。他の1つは、プロ
セス監視装置Bの画面記録生成処理部17bがタッチス
クリーン4bまたはマウス5bからのアクセス要求を受
けると、通信制御部20Bを経由してプラント監視装置
Aに対しアクセスする。このアクセス後の処理は前記
(2)と同様の再生手順によって再生する。特に後者の
方法は、転送先の処理データ記憶装置16bの記憶容量
が小さい場合に有効である。
【0083】この再生時の画面表示のイメージも、図3
のマウス操作の画面の記録を再生した場合には、画面が
転送された画面ではなく再生した画面となることおよび
監視装置Bのマウスではなく再生した監視装置のマウス
カーソルとなることを除き、図10と同様のイメージで
画面データを表示できる。 (4) 表示画面および音声データを一定時間記録し、
これを他監視装置に転送し、双方の監視装置で同時に再
生する例について。
【0084】この場合にも前記(3)に記載する2通り
の再生の方法がある。前者の再生について説明する。先
ず、画面データおよび音声データのうち、画面データは
画面データ圧縮処理部18aで圧縮処理した後、タイム
タグを付けて処理データ記憶装置16aに記憶する。一
方、音声データは同様にタイムタグを付けて処理データ
記憶装置16aに記憶する。これらデータ記憶が終了し
た後、記憶後のデータを転送先プラント装置Bに一括し
て転送する。ここで、転送先プラント装置Bは、転送元
プラント装置Aから転送されてくるタイムタグ付き圧縮
後の画面データおよび音声データを受信した後、処理デ
ータ記憶装置16bに記憶する。
【0085】以上のようにして同一の圧縮後の画面デー
タおよび音声データがそれぞれ処理データ記憶装置16
a,16bに記憶した後、転送元プラント監視装置Aに
おいて再生要求があったとき、その再生要求の情報を自
らの画面記録再生制御部17aだけでなく、もう一方の
転送先プラント監視装置Bの通信制御部20bを介して
画面記録再生制御部17bにも同時に送信する。
【0086】ここで、双方の画面記録再生制御部17
a,17bは、図13と同様な処理手順に従って処理デ
ータ記憶装置16a,16bから例えばタイムラグを調
べながら前述して所定の順序に従って画面データまたは
音声データを取り出し、画面データの場合にはそれぞれ
画面データ伸長処理部19a,19bに送出する。双方
の画面データ伸長処理部19a,19bは、画面データ
を伸長することにより再生し、それぞれの表示装置3
a,3bに表示する。一方、音声データは音声出力変換
手段15a,15bでアナログ音声データに変換し、音
声出力機器14a,14bから出力する。
【0087】次に、後者の再生について説明する。画面
データおよび音声データのうち、画面データは画面デー
タ圧縮処理部18aで圧縮処理した後、タイムタグを付
けて処理データ記憶装置16aに記憶する。一方、音声
データは同様にタイムタグを付けて処理データ記憶装置
16aに記憶する。
【0088】この状態において転送元プラント装置Aに
おいて再生要求があったとき、その再生要求の情報を自
らの画面記録再生制御部17aだけでなく、もう一方の
転送先プラント監視装置Bの通信制御部20bを介して
画面記録再生制御部17bにも同時に送信する。
【0089】双方の画面記録再生制御部17a,17b
は同時に再生処理を行うが、このとき処理データ記憶装
置16bに画面データおよび音声データが記憶されてい
ない画面圧縮再生制御部17bでは、転送元プラント監
視装置Aの通信制御部20aを介して画面データおよび
音声データのアクセスを行う。そして、処理データ記憶
装置16aから画面データを読み出し、画面データ伸長
処理部19bに送出する。ここで画面データの伸長処理
を行い、画面データを再生した後、画面データ記憶手段
8bに書き込み、表示装置3bに再生表示する。
【0090】再生時の画面表示のイメージは、図3のマ
ウス操作の画面の記録を再生した場合には、画面が転送
された画面ではなく再生した画面となることおよび監視
装置Bのマウスではなく再生した監視装置の現在のマウ
スカーソルとなることを除き、図10と同様のイメージ
で双方の監視装置にほぼ同時に画面データを再生表示で
きる。
【0091】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、過去のマンマシンインタフェースのデータを2個所
の離れた場所で同時に再生でき、複数の離れた場所で解
析する共同作業の効率が向上する。また、前記(1)の
ように時々刻々データを転送することが通信速度等の関
係で不可能な場合には、この(4)によって述べるよう
に記録時間分だけの時間遅れはあるが、短時間で離れた
場所に表示された情報を表示することが可能である。こ
の点は、原子力発電所の現場巡視の際の撮影映像などを
中央制御室に伝送する場合に有効である。
【0092】以上要するに、前記(1)〜(4)のよう
な処理を行うことにより、以上述べた種々の効果の他、
離れた場所にいる複数の運転員が作業を強調して行う場
合、さらに離れた場所の一方が教師(トレーナー)とな
り、他方が教育を受ける立場(トレーニー)となり、同
じ画面を参照しながら教育訓練を行う場合などのとき、
同一の画面を参照できるので、連絡に要する労力が削減
でき、同じ情報を見ないことによる情報の誤伝達、離れ
ていることによる情報伝達の遅延などの問題も解決で
き、万が一の場合にある監視装置の表示装置が故障した
場合でも、他の監視装置でバックアップすることがで
き、原子力プラントを始めとする産業プラントの運転管
理、教育の効率向上、信頼性の向上に大きく寄与でき
る。
【0093】なお、上記実施の形態では、2つの監視装
置A,Bを例に上げて説明したが、監視装置の台数は2
つ以上であってもよい。また、場所としては、中央制御
室と現場の他、中央制御室と本社、現場と本社など、様
々な利用形態にも適用できる。また、通信路は有線,無
線のどちらでもよく、イーサネット、電話回線その他の
回線を用いてもよい。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を奏する。請求項1の発明では、画面デー
タ、音声データの記録および再生を実現でき、また他の
所要の装置に画面データや音声データを転送可能であ
る。
【0095】請求項2の発明では、一方のプラント監視
装置の画面データ、音声データをオンラインにて他方の
プラント監視装置に転送し、当該他方のプラント監視装
置出再生出力可能である。
【0096】請求項3の発明では、転送先プラント監視
装置側で転送元画面をマウス操作しながら転送元プラン
ト監視装置に接続されるプラント機器を操作できる。請
求項4の発明では、画面データの圧縮タイミングと同じ
タイミングで画面データを再生できる。
【0097】請求項5の発明では、一方のプラント監視
装置の画面データ、音声データを一定時間ごとに記憶
し、再生が必要になっとき、速やかに画面データ、音声
データを再生して出力できる。
【0098】請求項6および請求項7の発明では、一方
のプラント監視装置の画面データ、音声データを一定時
間ごとに記憶した後、再生要求時或いは他方のプラント
監視装置からデータ要求があったとき、画面データ、音
声データを他方のプラント監視装置に転送し、再生出力
できる。
【0099】請求項8および請求項9の発明では、一方
のプラント監視装置の画面データ、音声データを一定時
間ごとに記憶した後、再生要求時或いは他方のプラント
監視装置からデータ要求があったとき、画面データ、音
声データを他方のプラント監視装置に転送し、一方のプ
ラント監視装置および他方のプラント監視装置からほぼ
同時に画面データ、音声データを再生出力できる。
【0100】その結果、以上のプラント監視装置および
監視システムにおいては、次のような具体的な効果を有
する。 (1) 離れた場所の監視装置に必要な情報を転送し、
双方の監視装置の運転員が共通の画面を監視しながら監
視操作を行うことができる。 (2) 一方の監視装置の表示装置が故障した場合で
も、他方の監視装置がバックアップの役目を果たすこと
ができる。 (3) 画面とマンマシンインタフェースが自らの監視
装置だけでなく、他の監視装置或いは双方の監視装置の
間で同タイミングで画面データ、音声データを再生で
き、離れた場所の複数の監視員が共通の画面を参照しつ
つ種々の分析が可能である。 (4) また、転送され、或いは再生された画面上のマ
ウスやタッチスクリーンなどの動きの他、現在操作中の
マウスカーソルやタッチ位置も並行して表示されるの
で、一方の運転員がマウスで画面上の表示シンボルを示
すながら。他方の運転員に音声にて適切な指示を出すこ
とができ、さらに過去の記録の再生時にも操作状況を再
生表示したり、音声を再生出力でき、事故の原因解析に
役立ち、教示・訓練にも有効な役割を果たすことができ
る。
【0101】よって、全般的には、連絡に要する労力を
軽減でき、同じ情報を見ないことによる情報の誤伝達、
離れていることによる情報伝達の遅延などの問題を解消
でき、また故障時のバックアップを初め、産業プラント
の運転管理、教育の効率向上、信頼性の向上に大きく寄
与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1に係わるプラント監視装置の一実施
の形態を示す構成図。
【図2】 図1の画面データメモリおよび画面データの
表示順序を説明する図。
【図3】 プラント機器の操作入力を行うための計装フ
ロー系統図。
【図4】 画面制御に関する操作を行うための画面メニ
ュー図。
【図5】 請求項2〜請求項5および請求項6〜請求項
9に係わるプラント監視システムの一実施の形態を示す
構成図。
【図6】 一方のプラント監視装置が他方のプラント監
視装置に画面データを転送し再生出力させる動作手順
図。
【図7】 画面データにタイムタグを付加した状態図。
【図8】 他方のプラント監視装置における画面データ
の再生出力を説明する図。
【図9】 一方のプラント監視装置から音声データを転
送し、他方のプラント監視装置から再生出力する動作説
明図。
【図10】 一方のプラント監視装置から図4に示す画
面データを転送したときの他方のプラント監視装置側表
示装置の画面構成図。
【図11】 請求項5に係わるプラント監視装置の一実
施の形態を示す構成図。
【図12】 画面データおよび音声データを順次記憶保
持する説明図。
【図13】 画面データ、音声データを再生出力する説
明図。
【符号の説明】
2…プラントデータ入出力部 3…表示装置 4…タッチスクリーン 5…マウス 7…プラント画面データ作成処理部 8…画面データメモリ 10…過渡現象記録装置 12…音声入力機器 14…音声出力機器 16…処理データ記憶装置 17…画面記録再生制御部 A…一方のプラント監視装置(転送元プラント監視装
置) B…他方のプラント監視装置(転送先プラント監視装
置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西條 信之 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 林 千枝 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントの監視に必要なデータおよび
    タッチスクリーン,キーボード,マウス等の操作による
    プラント操作,画面制御指令に基づき、画面データを作
    成して表示用画面データメモリに書き込み表示装置に表
    示するプラント監視装置において、 前記画面データメモリに書き込んだ画面データを圧縮す
    る画面データ圧縮処理手段と、圧縮された画面データを
    伸長する画面データ伸長処理手段と、周囲の音響データ
    を含む音声データを入力する音声入力手段と、前記画面
    データ圧縮処理手段による圧縮後の画面データおよび前
    記音声データを記憶する処理データ記憶手段と、この処
    理データ記憶手段に記憶される音声データを読み出して
    出力する音声出力手段と、前記処理データ記憶手段に記
    憶される圧縮後の画面データおよび前記音声データを外
    部の所要の装置に送信する通信制御手段とを備え、 画面データ,音声データの記録再生および他の装置への
    転送を可能としたことを特徴とするプラント監視装置。
  2. 【請求項2】 複数のプラント監視装置が有線または
    無線の通信路で接続され、 一方のプラント監視装置は、 プラントの監視に必要なデータおよび第1のタッチスク
    リーン,第1のキーボード,第1のマウス等の操作によ
    るプラント操作,画面制御指令に基づき、画面データを
    作成して第1の画面データメモリに書き込み第1の表示
    装置に表示する第1の画面データ作成処理手段と、前記
    第1の画面データメモリに書き込んだ画面データを圧縮
    する画面データ圧縮処理手段と、周囲の音響データを含
    む音声データを入力する音声入力手段と、前記圧縮され
    た画面データおよび前記音声データを転送する前記第1
    の通信制御手段とを備え、 他方のプラント監視装置は、 プラントの監視に必要なデータおよび第2のタッチスク
    リーン,第2のキーボード,第2のマウス等の操作によ
    るプラント操作,画面制御指令に基づき、画面データを
    作成して第2の画面データメモリに書き込み第2の表示
    装置に表示する第2の画面データ作成処理手段と、前記
    一方のプラント監視装置から転送されてくる圧縮後の画
    面データおよび前記音声データを受信する第2の通信制
    御手段と、この第2の通信制御手段で受信された圧縮後
    の画面データを伸長し、前記第2の画面データメモリに
    記憶する画面データ伸長処理手段と、前記第2の通信制
    御手段で受信された音声データを出力する音声出力手段
    と、 を備えたことを特徴とするプラント監視システム。
  3. 【請求項3】 一方のプラント監視装置と他方のプラ
    ント監視装置が有線または無線の通信路で接続され、 一方のプラント監視装置は、 プラントの監視に必要なデータおよび第1のタッチスク
    リーン,キーボード,第1のマウス等の操作によるプラ
    ント操作,画面制御指令に基づき、画面データを作成し
    て第1の画面データメモリに書き込んで第1の表示装置
    に表示する第1の画面データ作成処理手段と、前記第1
    の画面データメモリに書き込んだ画面データを圧縮する
    画面データ圧縮処理手段と、前記圧縮後の画面データを
    転送する前記第1の通信制御手段とを備え、 他方のプラント監視装置は、 前記一方のプラント監視装置から転送されてくる圧縮後
    の画面データを受信する第2の通信制御手段と、この第
    2の通信制御手段で受信された圧縮後の画面データを伸
    長し、前記第2の画面データメモリに書き込んで第2の
    表示装置に表示する画面データ伸長処理手段と、この第
    2の表示装置に表示される画面を操作する第2のマウス
    の操作信号を取込み、前記第2の通信制御手段を介して
    前記一方のプラント監視装置に転送する手段と、 を備え、第1の画面データ作成処理手段では、第1のマ
    ウスの操作によるプラント操作,画面制御指令と見な
    し、一方のプラント監視装置に接続されるプラント機器
    を操作可能とすることを特徴とするプラント監視システ
    ム。
  4. 【請求項4】 一方のプラント監視装置の画面データ
    圧縮処理手段は、画面データを圧縮処理するとともに、
    この圧縮された画面データにタイムタグを生成付加し、 他方のプラント監視装置の画面データ伸長処理手段は、
    圧縮された画面データを伸長処理して画面データメモリ
    に書き込むとともに、この画面データのタイムタグと次
    に表示すべき画面データのタイムタグとの時間差と、前
    記画面データメモリに画面データを書き込んだ後の経過
    時間とを求め、前記時間差が前記経過時間よりも短いと
    き、前記次に表示すべき画面データを前記画面データメ
    モリに書き込むようにしたことを特徴とする請求項2ま
    たは請求項3に記載のプラント監視システム。
  5. 【請求項5】 プラントの監視に必要なデータおよび
    タッチスクリーン,キーボード,マウス等の操作による
    プラント操作,画面制御指令に基づき、画面データを作
    成して表示用画面データメモリに書き込み表示装置に表
    示するプラント監視装置において、 前記画面データメモリに書き込んだ画面データを圧縮す
    る画面データ圧縮処理手段と、周囲の音響データを含む
    音声データを入力する音声入力手段と、これら圧縮後の
    画面データおよび音声データにそれぞれタイムタグを付
    加して処理データ記憶手段に記憶する第1の画面記録再
    生制御手段と、画面データまたは音声データの再生要求
    を受けたとき、前記処理データ記憶手段からタイムタグ
    の古い順に順次前記圧縮後の画面データまたは音声デー
    タを読み出す第2の画面記録再生制御手段と、この第2
    の画面記録再生制御手段で読み出した圧縮後の画面デー
    タを伸長処理し、この伸長後の画面データを前記画面デ
    ータメモリに記憶し前記表示装置に再生表示する画面デ
    ータ伸長処理手段と、前記第2の画面記録再生制御手段
    で読み出した音声データを再生出力する音声出力手段と
    を備えたことを特徴とするプラント監視装置。
  6. 【請求項6】 複数のプラント監視装置が有線または
    無線の通信路で接続され、 一方のプラント監視装置は、 プラントの監視に必要なデータおよび第1のタッチスク
    リーン,キーボード,第1のマウス等の操作によるプラ
    ント操作,画面制御指令に基づき、画面データを作成し
    て第1の画面データメモリに書き込み第1の表示装置に
    表示する第1の画面データ作成処理手段と、前記第1の
    画面データメモリに書き込んだ画面データを圧縮する画
    面データ圧縮処理手段と、周囲の音響データを含む音声
    データを入力する音声入力手段と、これら圧縮後の画面
    データおよび音声データにそれぞれタイムタグを付加し
    第1の処理データ記憶手段に記憶する第1の画面記録再
    生制御手段と、前記第1の処理データ記憶手段に記憶さ
    れるタイムタグ付きの圧縮後の画面データおよび音声デ
    ータを他方のプラント監視装置に転送する手段とを備
    え、 前記他方のプラント監視装置は、 一方のプラント監視装置から転送されてくるタイムタグ
    付きの圧縮後の画面データおよび音声データを第2の処
    理データ記憶手段に記憶する手段と、この第2の処理デ
    ータ記憶手段からタイムタグの古い順に順次圧縮後の画
    面データまたは音声データを読み出す第2の画面記録再
    生制御手段と、この第2の画面記録再生制御手段で読み
    出した圧縮後の画面データを伸長処理し、この伸長後の
    画面データを第2の画面データメモリに記憶し第2の表
    示装置に再生表示する画面データ伸長処理手段と、前記
    第2の画面記録再生制御手段によって読み出した音声デ
    ータを再生出力する音声出力手段と、 を備えたことを特徴とするプラント監視システム。
  7. 【請求項7】 転送元プラント監視装置と転送先プラ
    ント監視装置が有線または無線の通信路で接続され、 前記転送元プラント監視装置は、 表示用画面データメモリに書き込んだ画面データを圧縮
    する画面データ圧縮処理手段と、周囲の音響データを含
    む音声データを入力する音声入力手段と、これら圧縮後
    の画面データおよび音声データにそれぞれタイムタグを
    付加し第1の処理データ記憶手段に記憶する第1の画面
    記録再生制御手段と、前記転送先プラント監視装置から
    データ要求のアクセスを受けたとき、前記第1の処理デ
    ータ記憶手段に記憶されるタイムタグ付きの圧縮後の画
    面データおよび音声データを転送先プラント監視装置に
    転送する手段とを備え、 この転送先プラント監視装置は、 前記転送元プラント監視装置から転送されてくるタイム
    タグ付きの圧縮後の画面データおよび音声データを第2
    の処理データ記憶手段に記憶する手段と、この第2の処
    理データ記憶手段からタイムタグの古い順に順次圧縮後
    の画面データまたは音声データを読み出す第2の画面記
    録再生制御手段と、この第2の画面記録再生制御手段で
    読み出した圧縮後の画面データを伸長処理し、この伸長
    後の画面データを第2の画面データメモリに記憶し第2
    の表示装置に再生表示する画面データ伸長処理手段と、
    前記第2の画面記録再生制御手段で読み出した音声デー
    タを再生出力する音声出力手段と、 を備えたことを特徴とするプラント監視システム。
  8. 【請求項8】 転送元プラント監視装置と転送先プラ
    ント監視装置が有線または無線の通信路で接続され、 前記転送元プラント監視装置は、 表示用画面データメモリに書き込んだ画面データを圧縮
    する画面データ圧縮処理手段と、この圧縮後の画面デー
    タおよび音声データにそれぞれタイムタグを付けて第1
    の処理データ記憶手段に記憶する手段と、この第1の処
    理データ記憶手段に記憶後のタイムタグ付きの圧縮後の
    画面データおよび音声データを前記転送先プラント監視
    装置に一括転送し、第2の処理データ記憶手段に記憶す
    る手段と、再生要求を受けたとき、再生要求情報を転送
    するとともに、前記第1の処理データ記憶手段からタイ
    ムタグの古い順に順次圧縮後の画面データまたは音声デ
    ータを読み出す第1の画面記録再生制御手段と、この第
    1の画面記録再生制御手段で読み出した圧縮後の画面デ
    ータを伸長処理し、この伸長後の画面データを第1の画
    面データメモリに書き込んで第1の表示装置に再生表示
    する第1の画面データ伸長処理手段と、前記第1の画面
    記録再生制御手段で読み出した音声データを再生出力す
    る第1の音声出力手段とを備え、 前記転送先プラント監視装置は、 前記再生要求情報を受信したとき、前記第2の処理デー
    タ記憶手段からタイムタグの古い順に順次圧縮後の画面
    データまたは音声データを読み出す第2の画面記録再生
    制御手段と、この第2の画面記録再生制御手段で読み出
    した圧縮後の画面データを伸長処理し、この伸長後の画
    面データを第2の画面データメモリに書き込んで第2の
    表示装置に再生表示する第2の画面データ伸長処理手段
    と、前記第2の画面記録再生制御手段で読み出した音声
    データを再生出力する第2の音声出力手段と、 を備えたことを特徴とするプラント監視システム。
  9. 【請求項9】 転送元プラント監視装置と転送先プラ
    ント監視装置が有線または無線の通信路で接続され、 前記転送元プラント監視装置は、 表示用画面データメモリに書き込んだ画面データを圧縮
    する画面データ圧縮処理手段と、この圧縮後の画面デー
    タおよび音声データにそれぞれタイムタグを付けて第1
    の処理データ記憶手段に記憶する手段と、再生要求を受
    けたときに再生要求情報を転送し、前記転送先プラント
    監視装置からデータ要求があったとき、第1の処理デー
    タ記憶手段に記憶されたタイムタグ付きの圧縮後の画面
    データおよび音声データを前記転送先プラント監視装置
    に一括転送する手段と、前記第1の処理データ記憶手段
    からタイムタグの古い順に順次圧縮された画面データま
    たは音声データを読み出す第1の画面記録再生制御手段
    と、この第1の画面記録再生制御手段で読み出した圧縮
    後の画面データを伸長処理し、この伸長後の画面データ
    を第1の画面データメモリに書き込んで第1の表示装置
    に再生表示する第1の画面データ伸長処理手段と、前記
    第1の画面記録再生制御手段で読み出した音声データを
    再生出力する第1の音声出力手段とを備え、 前記転送先プラント監視装置は、 前記再生要求情報を受信した後、前記転送元プラント監
    視装置に前記データ要求を転送するとともに、前記転送
    元プラント監視装置から転送されてくるタイムタグ付き
    の圧縮後の画面データまたは音声データを第2の処理デ
    ータ記憶手段に記憶する手段と、この第2の処理データ
    記憶手段からタイムタグの古い順に順次圧縮後の画面デ
    ータまたは音声データを読み出す第2の画面記録再生制
    御手段と、この第2の画面記録再生制御手段で読み出し
    た圧縮後の画面データを伸長処理し、この伸長後の画面
    データを第2の画面データメモリに書き込んで第2の表
    示装置に再生表示する第2の画面データ伸長処理手段
    と、前記第2の画面記録再生制御手段で読み出した音声
    データを再生出力する第2の音声出力手段と、 を備えたことを特徴とするプラント監視システム。
JP13529397A 1997-05-26 1997-05-26 プラント監視装置およびプラント監視システム Pending JPH10326111A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13529397A JPH10326111A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 プラント監視装置およびプラント監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13529397A JPH10326111A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 プラント監視装置およびプラント監視システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10326111A true JPH10326111A (ja) 1998-12-08

Family

ID=15148320

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13529397A Pending JPH10326111A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 プラント監視装置およびプラント監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10326111A (ja)

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1020841A1 (fr) * 1999-01-14 2000-07-19 Enertec S.A. Système d'enregistrement d'écran pour reconstitution d'opération
JP2001359209A (ja) * 2000-06-13 2001-12-26 Toshiba Corp プラント監視装置
JP2003076420A (ja) * 2001-08-30 2003-03-14 Digital Electronics Corp 制御用表示装置、制御システム、制御プログラムならびにそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006330879A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Toshiba Corp プラント監視制御装置
WO2008038408A1 (en) * 2006-09-28 2008-04-03 System Integrate Co., Ltd. A system for monitoring/managing information leakage
JP2010531019A (ja) * 2007-06-21 2010-09-16 マイクロスキャン システムズ インコーポレイテッド 機械視覚ユーザインタフェースに関する装置、システム、及び方法
JP2010206985A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Toshiba Corp 電力系統監視制御装置
JP2013210806A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Mitsubishi Electric Corp 操作インタフェース装置
JP2013214238A (ja) * 2012-04-03 2013-10-17 Mitsubishi Electric Corp 監視制御システム
JP2014225236A (ja) * 2013-03-15 2014-12-04 フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド モバイル制御室におけるユーザインターフェースデバイス間でシームレスに状態を伝達するための方法及び装置
WO2016136747A1 (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 株式会社ハリーズ 機械装置管理システム、機械装置の管理装置、機械装置を管理するサーバ、機械装置、および、機械装置の管理方法
US10223327B2 (en) 2013-03-14 2019-03-05 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Collecting and delivering data to a big data machine in a process control system
US10282676B2 (en) 2014-10-06 2019-05-07 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Automatic signal processing-based learning in a process plant
US10296668B2 (en) 2013-03-15 2019-05-21 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Data modeling studio
US10386827B2 (en) 2013-03-04 2019-08-20 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Distributed industrial performance monitoring and analytics platform
US10503483B2 (en) 2016-02-12 2019-12-10 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Rule builder in a process control network
JP2020009253A (ja) * 2018-07-10 2020-01-16 株式会社安川電機 制御システム、制御装置及びプログラム
US10649424B2 (en) 2013-03-04 2020-05-12 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Distributed industrial performance monitoring and analytics
US10649449B2 (en) 2013-03-04 2020-05-12 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Distributed industrial performance monitoring and analytics
US10656627B2 (en) 2014-01-31 2020-05-19 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Managing big data in process control systems
US10678225B2 (en) 2013-03-04 2020-06-09 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Data analytic services for distributed industrial performance monitoring
US10866952B2 (en) 2013-03-04 2020-12-15 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Source-independent queries in distributed industrial system
US10909137B2 (en) 2014-10-06 2021-02-02 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Streaming data for analytics in process control systems
CN113691768A (zh) * 2020-08-13 2021-11-23 云南长耕农业科技股份有限公司 植物生长历程侦测系统及方法
US11385608B2 (en) 2013-03-04 2022-07-12 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Big data in process control systems

Cited By (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1020841A1 (fr) * 1999-01-14 2000-07-19 Enertec S.A. Système d'enregistrement d'écran pour reconstitution d'opération
FR2788618A1 (fr) * 1999-01-14 2000-07-21 Enertec Systeme d'enregistrement d'ecran pour reconstitution d'operation
JP2001359209A (ja) * 2000-06-13 2001-12-26 Toshiba Corp プラント監視装置
JP2003076420A (ja) * 2001-08-30 2003-03-14 Digital Electronics Corp 制御用表示装置、制御システム、制御プログラムならびにそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006330879A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Toshiba Corp プラント監視制御装置
WO2008038408A1 (en) * 2006-09-28 2008-04-03 System Integrate Co., Ltd. A system for monitoring/managing information leakage
WO2008038402A1 (en) * 2006-09-28 2008-04-03 System Integrate Co., Ltd. Information leakage monitoring and managing system of information processing device
JP2010531019A (ja) * 2007-06-21 2010-09-16 マイクロスキャン システムズ インコーポレイテッド 機械視覚ユーザインタフェースに関する装置、システム、及び方法
JP2010206985A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Toshiba Corp 電力系統監視制御装置
JP2013210806A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Mitsubishi Electric Corp 操作インタフェース装置
JP2013214238A (ja) * 2012-04-03 2013-10-17 Mitsubishi Electric Corp 監視制御システム
US10678225B2 (en) 2013-03-04 2020-06-09 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Data analytic services for distributed industrial performance monitoring
US10866952B2 (en) 2013-03-04 2020-12-15 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Source-independent queries in distributed industrial system
US10649449B2 (en) 2013-03-04 2020-05-12 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Distributed industrial performance monitoring and analytics
US11385608B2 (en) 2013-03-04 2022-07-12 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Big data in process control systems
US10649424B2 (en) 2013-03-04 2020-05-12 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Distributed industrial performance monitoring and analytics
US10386827B2 (en) 2013-03-04 2019-08-20 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Distributed industrial performance monitoring and analytics platform
US10223327B2 (en) 2013-03-14 2019-03-05 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Collecting and delivering data to a big data machine in a process control system
US10311015B2 (en) 2013-03-14 2019-06-04 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Distributed big data in a process control system
US10296668B2 (en) 2013-03-15 2019-05-21 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Data modeling studio
US11112925B2 (en) 2013-03-15 2021-09-07 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Supervisor engine for process control
JP2014225240A (ja) * 2013-03-15 2014-12-04 フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド モバイル制御室におけるユーザインターフェースデバイス間でシームレスに状態を伝達するための方法及び装置
US11169651B2 (en) 2013-03-15 2021-11-09 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Method and apparatus for controlling a process plant with location aware mobile devices
US10551799B2 (en) 2013-03-15 2020-02-04 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Method and apparatus for determining the position of a mobile control device in a process plant
US10691281B2 (en) 2013-03-15 2020-06-23 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Method and apparatus for controlling a process plant with location aware mobile control devices
US10649412B2 (en) 2013-03-15 2020-05-12 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Method and apparatus for seamless state transfer between user interface devices in a mobile control room
US11573672B2 (en) 2013-03-15 2023-02-07 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Method for initiating or resuming a mobile control session in a process plant
US10649413B2 (en) 2013-03-15 2020-05-12 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Method for initiating or resuming a mobile control session in a process plant
US10671028B2 (en) 2013-03-15 2020-06-02 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Method and apparatus for managing a work flow in a process plant
JP2014225236A (ja) * 2013-03-15 2014-12-04 フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド モバイル制御室におけるユーザインターフェースデバイス間でシームレスに状態を伝達するための方法及び装置
US10656627B2 (en) 2014-01-31 2020-05-19 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Managing big data in process control systems
US10909137B2 (en) 2014-10-06 2021-02-02 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Streaming data for analytics in process control systems
US10282676B2 (en) 2014-10-06 2019-05-07 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Automatic signal processing-based learning in a process plant
WO2016136747A1 (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 株式会社ハリーズ 機械装置管理システム、機械装置の管理装置、機械装置を管理するサーバ、機械装置、および、機械装置の管理方法
US11886155B2 (en) 2015-10-09 2024-01-30 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Distributed industrial performance monitoring and analytics
US10503483B2 (en) 2016-02-12 2019-12-10 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Rule builder in a process control network
KR20200006504A (ko) * 2018-07-10 2020-01-20 가부시키가이샤 야스카와덴키 제어 시스템, 제어 장치 및 프로그램
CN110703722A (zh) * 2018-07-10 2020-01-17 株式会社安川电机 控制系统、控制装置以及存储介质
JP2020009253A (ja) * 2018-07-10 2020-01-16 株式会社安川電機 制御システム、制御装置及びプログラム
CN113691768A (zh) * 2020-08-13 2021-11-23 云南长耕农业科技股份有限公司 植物生长历程侦测系统及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10326111A (ja) プラント監視装置およびプラント監視システム
JP2004102027A5 (ja)
CN101094397A (zh) 图像监视系统以及图像监视程序
JP2001309404A (ja) ビデオ処理機器の保守支援システム
CN101189655A (zh) 图像处理装置
JPH11331766A (ja) 設備ロギング装置
JPWO2006016405A1 (ja) エレベータ監視システム
JP4820073B2 (ja) 情報処理システム、電子機器、情報処理方法、コンピュータ処理可能なプログラム及び記録媒体
JP2000356944A (ja) 通信ネットワークを介した教材の提供
CN106603537A (zh) 一种移动智能终端标注视频信号源的系统及方法
JP3779147B2 (ja) 監視システム
JP2000010829A (ja) 障害解析支援装置および方法
JPH0534181A (ja) プラント監視システム
JPH11327634A (ja) 設備ロギング装置
CN102104794A (zh) 一种电视机测试重现方法和设备
JP5627320B2 (ja) 動画保存装置及び動画保存システム
JPH09214804A (ja) 映像通信端末及びそれを用いた多地点映像表示システム
CN114595147B (zh) 一种基于智慧屏幕的调试系统及其测试方法
JP2002205428A (ja) 印刷制御装置
JPH02285867A (ja) 編集装置
JP2003186385A (ja) 操作監視システム支援装置及び操作監視システム支援プログラムを記録した記録媒体
JPH0766919A (ja) 通信装置
JPH1066062A (ja) 多画面表示システム
JPS60163552A (ja) シリアル伝送モニタ装置
JP2538981B2 (ja) 機能分散型システムの構築方法