JPH10320340A - クライアントサーバシステムにおける、メッセージ制御方法ならびに装置、及び同方法がプログラムされ記録、伝播する記録媒体もしくは通信媒体 - Google Patents

クライアントサーバシステムにおける、メッセージ制御方法ならびに装置、及び同方法がプログラムされ記録、伝播する記録媒体もしくは通信媒体

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JPH10320340A
JPH10320340A JP9232806A JP23280697A JPH10320340A JP H10320340 A JPH10320340 A JP H10320340A JP 9232806 A JP9232806 A JP 9232806A JP 23280697 A JP23280697 A JP 23280697A JP H10320340 A JPH10320340 A JP H10320340A
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JP9232806A
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Nahoko Ozaki
奈帆子 尾崎
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、クライアントからアクセスすべき
サーバを検索する際、前回までにアクセスしたサーバを
記憶し、そのサーバへのアクセスを優先して実行させる
ことにより、ORBなどのサーバ決定の柔軟さを確保し
つつ、実行時のシステムやネットワークの負荷を軽減す
るメッセージ制御方法、装置、プログラムを提供もしく
は構築することを主な特徴とする。 【解決手段】 クライアントサーバシステムにおいて、
メッセージ制御装置100を構成するリクエストコント
ローラ101は、クライアント111からサーバ112
にアクセスするメッセージを、メッセージハンドラ10
2によって解釈されるサーバからの応答メッセージによ
って随時更新されるアクセスリポジトリ103に格納さ
れたサーバの位置情報に基づいて制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアントサー
バシステムにおける、メッセージ制御方法ならびに装
置、及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体、
もしくはプログラムとして伝搬される通信媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】オブジェクト指向が盛んに意識されて数
年たった今、パソコンクラスのコンピュータにも当然の
ように「オブジェクト」という言葉が使われるようにな
った。「オブジェクト」とは、データと処理手続き(メ
ソッド)が一体となったプログラムのことをいう。クラ
イアント/サーバというネットワークモデルは、インタ
ネットの普及とともに浸透し、「分散オブジェクト」の
コンセプトもだいぶ以前から考えられていたが、今に至
ってようやく実用的なソリューションが現れはじめ、あ
らゆる局面で取り入れられるようになった。「分散オブ
ジェクト」システムとは、ネットワーク上に散りばめら
れたオブジェクトが相互に連携しながら機能するシステ
ムのことをいう。オブジェクトは、あるときはサービス
を提供するサーバとして、またあるときはサービスを受
けるクライアントとして動作する。こうしたクライアン
トとサーバの関係がネットワーク上で動的に形成されな
がら、ネットワーク全体が一つの巨大なコンピュータと
して機能する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のクライアントサ
ーバシステムでは、ネットワーク接続されたコンピュー
タ上にインストールされているプログラムAから、同じ
くネットワーク接続されたコンピュータ上にインストー
ルされているプログラムBの機能を利用したい場合( 以
下、プログラムAをクライアント、Bをサーバと呼ぶ)
の、クライアントとサーバの組み合わせは固定的であ
り、実行時に変更することができなかった。
【0004】これを解決する手段として、ORB( Ob
ject Request Broker) などに代表
される分散オブジェクト技術があり、実行時にサーバを
探し出してアクセスできるなど、システムに柔軟性を持
たすことが可能となった。
【0005】しかしながら、実際のシステムでは、クラ
イアントとサーバの組み合わせが常に変わることは稀で
あり、ほとんどの場合、通常は同じサーバにアクセス
し、アクセスするサーバを変更するのは、特殊なサーバ
にアクセスする場合や、インストール場所を変更したり
する場合に限られる。ORBなど、従来の技術では、こ
のような状況を考慮していない。このためクライアント
からサーバを探し出す際のブロードキャストなど、ネッ
トワークの過負荷、実行速度の低下などの問題が懸念さ
れる。
【0006】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものであり、クライアントからアクセスすべきサー
バを検索する際、前回までにアクセスしたサーバを記憶
し、そのサーバへのアクセスを優先して実行させること
により、ORBなどのサーバ決定の柔軟さを確保しつ
つ、実行時のシステムやネットワークの負荷を軽減す
る、クライアントサーバシステムにおけるメッセージ制
御方法ならびに装置、及び同方法がプログラムとして格
納されるメモリ装置、もしくはプログラムとして伝搬さ
せることのできる通信媒体を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、オブジェクト
名をキーに、ネットワークを構成するコンピュータ上に
インストールされているオブジェクトにバインドしコネ
クションを確立するクライアントサーバシステムにおい
て、そのオブジェクトに対するアクセス記録が格納され
るファィルを参照し、そのファィルが空状態にあるとき
ブロードキャストメッセージを発行しそのオブジェクト
の応答を待ってバインド要求を発し、空状態にないと
き、ファイルに従うオブジェクトに対しバインド要求を
発するとともにアクセス記録を更新することを特徴とす
る。
【0008】このため、メッセージ制御装置は、リード
ライト可能なアクセスリポジトリと、メッセージを受信
して解釈し、必要な情報を抽出して上記アクセスリポジ
トリを更新するメッセージハンドラと、クライアントか
らサーバにアクセスするメッセージを、上記メッセージ
ハンドラによって解釈されるサーバからの応答メッセー
ジによって随時更新されるアクセスリポジトリに格納さ
れたサーバの位置情報に基づいて制御するリクエストコ
ントローラとを具備することを特徴とする。
【0009】更に、オブジェクトに対するアクセス記録
が格納されるアクセス記録格納手段を参照し、そのアク
セス記録情報格納手段が空状態にあるときブロードキャ
ストメッセージを発行しそのオブジェクトの応答を待っ
てバインド要求を発し、空状態にないとき、アクセス記
録情報格納手段ファイルに従うオブジェクトに対しバイ
ンド要求を発するとともにアクセス記録を更新する手順
をプログラムとしてメモリに格納させる、あるいは通信
媒体上を伝搬させ流通させることも特徴とする。このこ
とにより、ORB等のようにサーバ決定の柔軟さを維持
しつつ、実行時のシステムやネットワーク負荷を軽減さ
せることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
実施例について説明する。
【0011】図1は本発明の実施例を示すブロック図で
ある。図において、100は本発明のメッセージ制御装
置であり、リクエストコントローラ101、メッセージ
ハンドラ102、アクセスリポジトリ103から成る。
111はクライアント、112はサーバである。
【0012】メッセージ制御装置100を構成するリク
エストコントローラ101は、ネットワーク接続された
コンピュータに対して、1以上のメッセージを発行する
ことができる。発行できるメッセージの種類は、ブロー
ドキャストメッセージ、ホストを特定したメッセージの
二種類であり、後者は、1以上のホストに対して、同時
に複数のメッセージを発行する、逐次的にメッセージを
発行するの選択が可能である。リクエストコントローラ
101は、クライアント111からの要求に対し、アク
セスリポジトリ103の情報を読み出すことで、リクエ
ストの種類、送信する相手のホストを決定し、メッセー
ジを構成する。
【0013】メッセージハンドラ102は、リクエスト
コントローラ101から発行されたメッセージに対して
返される、他のコンピュータからのメッセージを受け取
り、どのコンピュータをアクセス対象とするかを決定す
る。同時に、メッセージから、決定したサーバ112の
物理的な位置情報を抽出し、アクセスリポジトリ103
に保存する。
【0014】アクセスリポジトリ103は、あるコンピ
ュータ上にインストールされているサーバオブジェクト
を特定するのに十分なだけの情報を保持する。リクエス
トコントローラ101からのリクエストは、クライアン
ト111からのリクエストメッセージM1と、アクセス
リポジトリ103の情報だけで、サーバを特定すること
が可能である。例えば、サーバオブジェクト名とインス
トールされているホスト名の組を保持する。
【0015】図2、図3に、本発明のメッセージ制御装
置の運用環境を示す。図中、ハッチング表示したブロッ
クは図1に示すメッセージ制御装置100中、リクエス
トコントローラ101とメッセージハンドラ102部分
に相当する。
【0016】クライアントプログラムC1がインストー
ルされているホストAには、図1のアクセスリポジトリ
103の実現方法として、キャッシュ領域キャッシュA
を置く。ここではキャッシュAはファイルである。第1
回目のクライアントプログラムの実行開始時、キャッシ
ュAは空である。通常、クライアントプログラム実行
時、クライアントC1からの、サーバオブジェクトへの
アクセス要求(図1のM1)に対して、オブジェクトの
名前によって、ネットワーク上のホスト上にインストー
ルされているいずれかのサーバオブジェクトに「バイン
ド」することによってコネクションが確立される。
【0017】このクライアントC1が、サーバオブジェ
クトS1にバインドするようなものである場合(同じイ
ンタフェースを提供するオブジェクトS1が、ホスト
B、Cにあるとする)を考える。キャッシュAが空の場
合、クライアントプログラムC1は、ネットワーク上の
ホストB、C、Dに対して、オブジェクト名をキーに、
ブロードキャストメッセージ(図1のM2)によってオ
ブジェクトS1のインストールの有無を問い合わせる。
このブロードキャストに対して、ホストBが応答した場
合(図1のM3)、クライアントC1は、ホストB上の
サーバオブジェクトS1にバインドし、目的とする機能
を実行して終了する。この時、クライアントC1のある
ホストAのキャッシュAに、サーバオブジェクトS1の
位置情報が保存される。この情報は、クライアントC1
が終了しても保存される(図3)。
【0018】次回、クライアントC1を実行する時(キ
ャッシュAは空でない)、クライアントC1は、キャッ
シュAの情報をもとに、ブロードキャストは行わず、ホ
ストBに対してバインド要求を発行する(図1のM
4)。ほとんどの場合、ホストBのサーバオブジェクト
S1が利用可能であると考えられるため、バインドは成
功し、クライアントC1とホストBのサーバオブジェク
トS1との間のコネクションが確立し、クライアントC
1は、目的とする機能を実行できる。
【0019】ホストがダウンしている等何等かの理由で
ホストBのサーバオブジェクトS1が利用不可能な場
合、クライアントC1は、タイムアウトによってそれを
知り、キャッシュAが空である時と同様、ブロードキャ
ストによって、サーバオブジェクトS1を検索する。
【0020】上述した本発明実施例により、ブロードキ
ャストが行われる回数を減らし、ネットワーク負荷を軽
減するとともに、クライアント実行時のバインド操作を
高速化する効果がある。
【0021】次に、上述した動作をソフトウェアとして
実現する例をフローチャートに従い図4を参照しながら
説明する。即ち、クライアントプログラムは、アクセス
リポジトリ103を参照してサーバの位置情報の存在を
チェックし、空であったとき、ブロードキャスト発行、
空でなかったときにアクセスリポジトリからそのサーバ
の位置情報を読み出しバインド要求を発行する。
【0022】尚、ブロードキャストを発行し、目的とす
るオブェクトを発見したときに上記同様バインド要求を
発行し、アクセスリポジトリの内容を更新し終了とな
る。
【0023】上述した手順がプログラムされ、基本ソフ
トに近いミドルウェアとしてフロッピーディスク、ハー
ドディスク等の磁気ディスク、CD−ROM、DVD−
ROM等の光ディスク、半導体メモリ等の記憶媒体に格
納され、標準品あるいはカスタマイズ品として各種コン
ピュータにインストールされ使用される。また、ダウン
ロード使用もしくは回線上での使い捨て使用も当然考え
られる。
【0024】以下、本発明の他の実施例について図5〜
図8を参照しながら説明する。
【0025】図5に示す実施例は、図1に示す実施例の
キャッシュ領域を1個のノードに対し複数持つことを許
すものである。即ち、単一のノードに、複数のクライア
ントプログラムC1、C2…Cnがあり、それぞれが独
自のキャッシュ領域A1、A2…Anを持つ。このよう
に、クライアント毎にキャッシュを分け、クライアント
に応じて、バインドするサーバオブジェクトのインスト
ールされているホストを変えて保持することを許す。こ
れにより、特に複数のクライアントを並行して動作させ
る場合や、開発と運用を並行する場合などに、オブジェ
クトの保護や負荷を分散させるのが容易になる。
【0026】図6に示す実施例は、図1に示す実施例に
比し、サーバオブジェクトへのバインドをより効率化す
るものである。クライアントC1は、サーバオブジェク
トS1にバインドするようなプログラムである。本発明
実施例ではこのクライアントC1に、更に、明示的なホ
スト指定を受け付けるインタフェース部F1を与える。
クライアントC1の実行時に、キャッシュAが空である
か空でないかに関わらず、インタフェースF1を通じて
ユーザ指示によるホストが与えられた場合、こちらが優
先されてバインド要求が発行される。
【0027】このようなインタフェースを設けることに
より、サーバのインストール場所が変更される等、キャ
ッシュされたサーバオブジェクトが有効でないことが明
らかであるような場合、バインド要求を発行するホスト
を指定できることで、アクセスリポジトリの情報に基づ
くバインドが失敗するのを待たずに、バインドするホス
トの変更、キャッシュの更新ができ、キャッシュ機構を
有効に利用可能となる。
【0028】図7に示す実施例は、更に、アクセスリポ
ジトリを管理するインタフェースF2を付加したもので
ある。ユーザは必要に応じて、クライアントを実行して
いない時でも、インタフェースF2を通じてキャッシュ
を管理できる。例として、キャッシュ領域のクリア、キ
ャッシュの更新が可能である。このようなインタフェー
スを設けることによって、キャッシュされているホスト
が有効でないことが明らかである場合に、そのホストへ
のバインド要求の発行を防ぐことができ、図6に示す第
3の運用環境例と同様、キャッシュ機構を有効に利用で
きる。
【0029】図8に示す実施例について説明する。アク
セスリポジトリ103には、1以上のサーバオブジェク
トの位置情報を保存することが可能である。リクエスト
コントローラ101は、記憶部に保存されている複数の
位置情報を利用して、サーバオブジェクトの問い合わせ
メッセージを発行する。この場合のメッセージ発行方法
は、図に示すとおり、二つの方法を選択することができ
る。aは、キャッシュされている複数のホストに対して
同時に問い合わせメッセージを発行するもので、「マル
チキャスト型」と呼ぶ。この場合、クライアントは最も
早く応答を返したホストにバインドする。一方、bは、
キャッシュされている複数のホストに、ある優先度に従
って、逐次的にメッセージを発行するものである。これ
を「優先度型」と呼ぶ。この場合、優先度付けの方法
は、キャッシュされているエントリに、最新アクセス日
時、アクセス回数、作成者等の付加的情報によって順位
を与えるものである。
【0030】この場合、優先度付けのカスタマイズ用の
インタフェースを追加することにより、ユーザカスタマ
イズも可能である。
【0031】このように、ただ1個のホストにのみリク
エストを発行し、失敗(サーバオブジェクトが有効でな
い)すると、ブロードキャストを行う方式と比べ、複数
のホストに対してリクエストを発行する機能を持たせる
ことにより、ネットワークへの負荷の軽減ができる。ま
た、同じ機能を提供するサーバオブジェクトがネットワ
ーク上に複数インストールされているような情報システ
ムにおいては、キャッシュを利用した、サーバの負荷分
散を期待できる。
【0032】尚、上述した手法は、コンピュータに実行
させることのできるプログラム情報として、例えば、磁
気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク
等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体
メモリ等の記録媒体に書き込んで各種装置に適用した
り、通信媒体により伝送して各種装置に適用することは
勿論可能である。この装置を実現するコンピュータは、
記録媒体に記録されたプログラム情報を読み取り、この
プログラム情報によって動作が制御されることにより上
述した処理が実行される。
【0033】
【発明の効果】以上説明のように本発明は、オブジェク
ト名をキーに、ネットワークを構成するコンピュータ上
にインストールされているオブジェクトにバインドしコ
ネクションを確立するクライアントサーバシステムにお
いて、そのオブジェクトに対するアクセス記録が格納さ
れるアクセス記録情報格納手段を参照し、そのアクセス
情報記録格納手段が空状態にあるときブロードキャスト
メッセージを発行しそのオブジェクトの応答を待ってバ
インド要求を発し、空状態にないとき、アクセス記録情
報格納手段に従うオブジェクトに対しバインド要求を発
するとともにアクセス記録を更新することを主な特徴と
するものであり、ORB等のようにサーバ決定の柔軟性
を確保しつつ、実行時のシステムやネットワークの負荷
を軽減できる。他に以下に列挙する効果も得られる。
【0034】(1) クライアントからアクセスすべき
サーバを検索する際、前回までにアクセスしたサーバを
記憶し、そのサーバへのアクセスが優先されて実行され
るため、通常行われるブロードキャストの回数を減らし
てネットワークへの負荷を軽減することができるととも
に、ブロードキャストによる検索よりもサーバの発見が
高速化される。
【0035】(2)アクセスする可能性の最も高いサー
バへのアクセスが失敗しても、他のサーバへのアクセス
は成功する可能性があるため、そのサーバへのアクセス
を試みることができる。これにより(1)で挙げた効果
をさらに向上させる。更に、同じ機能を提供する複数の
サーバがネットワーク上に存在するようなシステムにお
いては、キャッシュを利用した負荷分散が可能である。
【0036】(3)サーバの位置が変更された場合な
ど、アクセスリポジトリに保存されている情報が有効で
ないことが明らかな場合、クライアント実行時に、アク
セス失敗によってブロードキャストによる検索が行われ
る可能性を減じることができる。
【0037】(4)サーバの位置が変更された場合な
ど、アクセスリポジトリに保存されている情報が有効で
ないことが明らかな場合、任意の時点でのアクセスリポ
ジトリの情報のクリア、更新などの管理ができ、クライ
アント実行時まで遅延させることなく、最新の状態を得
ることができる。これによりアクセス失敗によってブロ
ードキャストによる検索が行われる可能性を減じること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の運用環境を示すブロック図。
【図3】本発明の運用環境を示すブロック図。
【図4】本発明をソフトウェァで実現した場合の動作手
順を示すフローチャート。
【図5】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図6】本発明の更に他の実施例を示すブロック図。
【図7】本発明の更に他の実施例を示すブロック図。
【図8】本発明の更に他の実施例を示すブロック図。
【符号の説明】
100…メッセージ制御装置、101…リクエストコン
トローラ、102…メッセージハンドラ、103…アク
セスリポジトリ、111…クライアントプログラム、1
12…サーバ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オブジェクト名をキーに、ネットワーク
    を構成するコンピュータ上にインストールされているオ
    ブジェクトにバインドしコネクションを確立するクライ
    アントサーバシステムにおいて、 そのオブジェクトに対するアクセス記録が格納されるア
    クセス記録情報格納手段を参照し、 そのアクセス記録情報格納手段が空状態にあるときブロ
    ードキャストメッセージを発行しそのオブジェクトの応
    答を待ってバインド要求を発し、 空状態にないとき、アクセス記録情報格納手段に従うオ
    ブジェクトに対して優先的にバインド要求を発するとと
    もにアクセス記録を更新することを特徴とするメッセー
    ジ制御方法。
  2. 【請求項2】 クライアントサーバシステムにおいて、
    リードライト可能なアクセスリポジトリと、 メッセージを受信して解釈し、必要な情報を抽出して上
    記アクセスリポジトリを更新するメッセージハンドラ
    と、 クライアントからサーバにアクセスするメッセージを、
    上記メッセージハンドラによって解釈されるサーバから
    の応答メッセージによって随時更新されるアクセスリポ
    ジトリに格納されたサーバの位置情報に基づいて制御す
    るリクエストコントローラとを具備することを特徴とす
    るメッセージ制御装置。
  3. 【請求項3】 アクセスリポジトリに格納されるサーバ
    の位置情報は少なくとも1以上であって、その情報をも
    とにリクエストコントローラから同時に少なくとも1以
    上のメッセージを発行することを特徴とする請求項1も
    しくは2記載のメッセージ制御方法ならびに装置。
  4. 【請求項4】 アクセスリポジトリに保存されている情
    報に優先してユーザからの明示的なサーバの指定を許す
    インタフェースを更に具備することを特徴とする請求項
    1もしくは2記載のメッセージ制御方法ならびに装置。
  5. 【請求項5】 アクセスリポジトリに保存されている情
    報を管理するインタフェースを更に具備し、任意時点に
    おけるアクセスリポジトリの内容更新を行うことを特徴
    とする請求項1もしくは2記載のメッセージ制御方法な
    らびに装置。
  6. 【請求項6】 オブジェクト名をキーに、ネットワーク
    を構成するコンピュータ上にインストールされているオ
    ブジェクトにバインドしコネクションを確立するクライ
    アントサーバシステムにおいて所望の機能を特定するた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体であって、オブジェクトに対するアクセス記録
    が格納されるアクセス記録情報格納手段を参照する手段
    と、そのアクセス情報記録が空状態にあるときブロード
    キャストメッセージを発行しそのオブジェクトの応答を
    待ってバインド要求を発し、空状態にないとき、アクセ
    ス情報記録格納手段に従うオブジェクトに対しバインド
    要求を発するとともにアクセス記録を更新する手段と、
    を実行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 オブジェクト名をキーに、ネットワーク
    を構成するコンピュータ上にインストールされているオ
    ブジェクトにバインドしコネクションを確立するクライ
    アントサーバシステムにおいて、オブジェクトに対する
    アクセス記録が格納されるアクセス記録情報格納手段を
    参照し、そのアクセス情報記録格納手段が空状態にある
    ときブロードキャストメッセージを発行しそのオブジェ
    クトの応答を待ってバインド要求を発し、空状態にない
    とき、アクセス情報記録格納手段に従うオブジェクトに
    対しバインド要求を発するとともにアクセス記録を更新
    するプログラムが伝搬され、これを実行することを特徴
    とする通信媒体。
JP9232806A 1997-03-14 1997-08-28 クライアントサーバシステムにおける、メッセージ制御方法ならびに装置、及び同方法がプログラムされ記録、伝播する記録媒体もしくは通信媒体 Pending JPH10320340A (ja)

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JP9-60279 1997-03-14
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