JPH10301864A - 分散ネットワークコンピューティングシステム、同システムに用いられる情報交換装置、情報交換方法及び記憶媒体 - Google Patents

分散ネットワークコンピューティングシステム、同システムに用いられる情報交換装置、情報交換方法及び記憶媒体

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JPH10301864A
JPH10301864A JP10039334A JP3933498A JPH10301864A JP H10301864 A JPH10301864 A JP H10301864A JP 10039334 A JP10039334 A JP 10039334A JP 3933498 A JP3933498 A JP 3933498A JP H10301864 A JPH10301864 A JP H10301864A
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terminal
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JP10039334A
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Masaki Uchiumi
正樹 内海
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各種端末機器が存在するネットワーク環境にお
いて、各端末機器の処理能力に応じた応用サービスの提
供を可能とし、さらに、複数の通信インフラが混在する
場合でも、その通信インフラの通信能力に応じた応用サ
ービスの提供を可能とする。 【解決手段】サーバ計算機1に情報交換装置10を設
け、端末属性により、応用サービスとして提供されるサ
ービス情報を通信相手となる端末機器の属性に基づいて
所定の形式に情報交換して送る。これにより、各種端末
機器31、41、51の処理能力の相対的な差を吸収し
て応用サービスを提供することできる。また、端末機器
が接続された通信網の属性に基づいて所定の形式に情報
交換して送ることで、各種通信網30、40、50の通
信能力の相対的な差を吸収して応用サービスを提供する
ことできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の端末機器を
結ぶ分散ネットワークコンピューティングシステムに係
り、特に公衆網、有線LAN(Local Area Network)、
無線LANなどの複数種類の通信網が混在し、これらの
通信網に接続された携帯情報端末、パーソナルコンピュ
ータ(PC)、携帯PCなどの処理能力の異なる各種端
末機器に対して、在庫管理サービスなどの各種アプリケ
ーションソフトウェア等の応用サービスを提供する分散
ネットワークコンピューティングシステムと、同システ
ムに用いられる情報交換装置、情報交換方法及び記憶媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータによる情報の処理
は、1つのメインとなるコンピュータに複数の端末を接
続して利用する集中処理システムが主流であった。これ
に対して、複数のコンピュータがネットワークなどで接
続され、それぞれのコンピュータが所有している資源を
共有し、効率の良い処理ができるように構成されたのが
分散処理システムであり、異機種間でアプリケーション
ソフトウェアを分散処理するための環境を分散コンピュ
ーティング環境と呼ぶ。
【0003】分散コンピューティングを実現したネット
ワーク環境では、ユーザはプログラムやデータがどこに
あるかを意識する必要がない。論理的には、ネットワー
ク全体があたかも1台のコンピュータであるかのように
ふるまうため、ユーザは自分の操作環境から必要な情報
や機能を利用することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うなネットワーク環境において、例えば在庫管理サービ
スなどの応用サービスを各端末機器に提供するシステム
を考えた場合、ユーザが利用する端末機器には、それぞ
れに処理能力(これを端末属性と呼び、CPUの能力を
はじめ、表示画面サイズやメモリ容量等を含む)に差が
あり、その差を吸収するためには、端末側あるいはサー
バ側で人手による情報操作が必要となる。
【0005】さらに、各端末機器は、例えば公衆網に接
続されていたり、有線や無線のLAN(Local Area Net
work)に接続されているなど、それぞれに利用している
通信網が異なる。したがって、各通信網毎に通信インフ
ラとしてのデータ伝送速度、伝送量、品質等の相対的な
差も存在する。
【0006】一般に、汎用機器としてのパーソナルコン
ピュータの処理能力を上のレベルとすると、携帯情報端
末は中、それ以外の端末機器は下のレベルとなる。ま
た、通信インフラとして、有線あるいは無線のLANは
伝送量、品質共に上のレベルであるが、ISDN(inte
grated services digital network :総合ディジタル通
信網)は中、アナログ有線、アナログあるいはデジタル
の無線は下のレベルとなる。
【0007】ネットワーク環境には、このような各端末
機器毎の処理能力の差、そして、通信インフラとしての
通信能力の差がある。したがって、このような環境下
で、各種端末機器に応用サービスを共通に提供するのは
非常に困難を要する問題があった。
【0008】また、システム内で利用される端末機器
は、システム設計時にその属性が決定され、その属性に
合わせて応用サービスが提供されるのが一般的である。
このため、新しい属性を持った端末機器が開発されても
容易にはシステム内に導入して利用することはできな
い、といった問題があった。
【0009】そこで、本発明は、各種端末機器が存在す
るネットワーク環境において、各端末機器の処理能力に
応じた応用サービスの提供を可能とし、さらに、複数の
通信インフラが混在する場合でも、その通信インフラの
通信能力に応じた応用サービスの提供を可能とする分散
ネットワークコンピューティングシステム、同システム
に用いられる情報交換装置、情報交換方法及び記憶媒体
を提供することを第1の目的とする。
【0010】一方、このような各端末機器毎の処理能力
の差や、通信インフラとしての通信能力の差を吸収して
サービス提供を行うためには、繁雑な処理を必要とする
ことから、それ相応の能力を持つ大型のサーバコンピュ
ータが必要となる問題があった。
【0011】そこで、本発明は、各種端末機器が存在す
るネットワーク環境において、大型のサーバコンピュー
タを必要とせずに、各端末機器の処理能力に応じた応用
サービスの提供を可能とし、さらに、複数の通信インフ
ラが混在する場合でも、その通信インフラの通信能力に
応じた応用サービスの提供を可能とする分散ネットワー
クコンピューティングシステム、情報交換方法及び記録
媒体を提供することを第2の目的とする。
【0012】一方、会社、工場などの事業所では、構内
の内線電話機相互間および内線電話機と加入者電話回線
(局線)の交換接続を行うための交換機を設置する必要
がある。一般に構内交換機あるいは構内交換設備をPB
X(privaye branch exchange )と称しており、特にデ
ジタル方式の構内交換機をデジタルPBXと呼んでい
る。デジタルPBXは、音声信号をデジタル信号に変換
して処理するので、構内で使用されているパーソナルコ
ンピュータ、ワードプロセッサ、計算機などのOA機器
をデジタルPBXに接続し、これらのデータと音声を1
元的に、かつ効率的に処理することが可能である。さら
に、デジタルPBXに各種ネットワーク機能を付加する
ことにより、オフィス内通信ネットワークから広域ネッ
トワークを構築することができる。
【0013】また、はじめてLANを構築するときは、
多くの場合、1本のEthernetケーブル(同軸ケ
ーブル)に数台のコンピュータ機器が接続されている。
しかし、ネットワーク化が進み、接続機器が増加してい
くと、ケーブルの物理的な長さの限界につき当たる。こ
の制約を超えてネットワークを物理的にも論理的にも拡
張する道具として、ルータなどがある。
【0014】ルータは、閉ループを持つようなネットワ
ークを構成でき、必要なパケットだけを最適な道筋を決
定して(ルーティング)通過させる。ルータは、インタ
ネット・プロトコル(ネットワーク層)にあるネットワ
ーク番号により判定し、次にノード番号により判定を行
い、最終到達地を決定する。
【0015】ネットワーク層にあるインタネット・プロ
トコルは、TCP/IP、OSIなどのプロトコルによ
って定義の方法が異なるので、ルータは基本的に1種類
のプロトコルをサポートすることになる。言い換えれ
ば、複数のプロトコルが混在するバックボーン・ネット
ワークから特定のプロトコルのネッワークだけを選択す
ることができ、Ethernetから回線へとスピード
による負荷率低下が必要なところでは効果的である。
【0016】しかしながら、このような交換機やルータ
のようなネットワーク接続装置上で、上述したような各
端末機器毎の処理能力の差や、通信インフラとしての通
信能力の差を吸収してサービス提供を行うようなシステ
ムは従来には提案されていなかった。
【0017】そこで、本発明は、各種端末機器が存在す
るネットワーク環境において、交換機やルータのような
ネットワーク接続装置上で、各端末機器毎の処理能力の
差や、通信インフラとしての通信能力の差を吸収/調整
してサービス提供を行うことのできる分散ネットワーク
コンピューティングシステム、情報交換方法及び記録媒
体を提供することを第3の目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
(1)上記第1の目的を解決するため、本発明は、以下
のような構成を有する。
【0019】(a)すなわち、本発明は、各種アプリケ
ーションソフトウェア等の応用サービスを提供する情報
処理装置と、この情報処理装置から応用サービスの提供
を受ける端末機器と、上記情報処理装置と上記端末機器
とを接続する通信網とからなる分散ネットワークコンピ
ューティングシステムにおいて、上記情報処理装置に情
報交換装置を設けたものである。
【0020】この情報交換装置は、上記端末機器の処理
能力を示す端末属性情報を管理する端末属性情報管理手
段と、この端末属性情報管理手段から通信相手となる端
末機器の端末属性情報を取得し、応用サービスとして提
供されるサービス情報を上記端末属性情報に基づいて特
定の形式に変換する変換手段と、この変換手段によって
変換された上記サービス情報を上記通信網を介して送信
する通信手段とを具備して構成される。
【0021】このような構成によれば、ネットワーク上
に複数種類の端末機器が存在する場合において、情報処
理装置によって提供されるサービス情報が各端末機器の
処理能力に応じて情報交換される。この場合の情報交換
とは、通信相手となる端末機器の処理能力に合わせて、
ある情報の形式を変えることである。例えば画像情報
(イメージ)を送る際に、その相手の端末機器に画像処
理能力がなければ、当該画像情報をシンボル情報に変換
して送る。
【0022】これにより、携帯性に優れているが、情報
処理能力(演算能力)や画面表示/ユーザインタフェー
ス提供能力が他の端末機器(PCなど)と比較して相対
的に劣っている端末機器(PDA(presonal digital a
ssistants )など)を用いて分散ネットワークコンピュ
ーティングシステムを構築することができ、端末側で
は、形式は変わっても、他の端末機器と同じようなサー
ビスを受けることができるようになる。
【0023】(b)また、本発明は、各種アプリケーシ
ョンソフトウェア等の応用サービスを提供する情報処理
装置と、この情報処理装置から応用サービスの提供を受
ける端末機器と、上記情報処理装置と上記端末機器とを
接続する通信網とからなる分散ネットワークコンピュー
ティングシステムにおいて、上記情報処理装置に情報交
換装置を設けたものである。
【0024】この情報交換装置は、上記通信網の通信能
力を示す通信インフラ情報を管理する通信インフラ情報
管理手段と、この通信インフラ情報管理手段から通信相
手となる端末機器が接続されている通信網の通信インフ
ラ情報を取得し、応用サービスとして提供されるサービ
ス情報を上記通信インフラ情報に基づいて特定の形式に
変換する変換手段と、この変換手段によって変換された
上記サービス情報を上記通信網を介して送信する通信手
段とを具備して構成される。
【0025】このような構成によれば、ネットワーク上
に複数種類の通信網が混在する場合において、情報処理
装置によって提供されるサービス情報が各通信網の通信
能力に応じた形式に情報交換される。この場合の情報交
換とは、通信相手となる端末機器が接続されている通信
網の通信能力に合わせて、ある情報の形式を変えること
である。例えば通信網のデータ伝送能力が高ければ、デ
ータの暗号化を行って送り、データ伝送能力が低けれ
ば、バイナリデータをテキストデータに変換したり、セ
ンタリングなどの書式情報を空白文字に変えたり、フォ
ント情報の無視するなどして送信データサイズを変更し
てから送る。なお、データ伝送能力が低い場合に、端末
側に適当な演算能力があれば、データを圧縮して送って
も良い。
【0026】これにより、各種の通信インフラが混在す
るシステムであっても、通信インフラのデータ伝送速度
/量/品質等の相対的な差を吸収することができ、端末
側では、形式は変わっても、他の端末機器と同じような
サービスを受けることができる。
【0027】(c)また、本発明は、各種アプリケーシ
ョンソフトウェア等の応用サービスを提供する情報処理
装置と、この情報処理装置から応用サービスの提供を受
ける端末機器と、上記情報処理装置と上記端末機器とを
接続する通信網とからなる分散ネットワークコンピュー
ティングシステムにおいて、上記情報処理装置に情報交
換装置を設けたものである。
【0028】この情報交換装置は、上記端末機器の処理
能力を示す端末属性情報を管理する端末属性情報管理手
段と、上記通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を
管理する通信インフラ情報管理手段と、上記端末属性情
報管理手段から通信相手となる端末機器の端末属性情報
を取得するとともに、上記通信インフラ情報管理手段か
ら同端末機器が接続されている通信網の通信インフラ情
報を取得し、応用サービスとして提供されるサービス情
報を上記端末属性情報および上記通信インフラ情報に基
づいて特定の形式に変換する変換手段と、この変換手段
によって変換された上記サービス情報を上記通信網を介
して送信する通信手段とを具備して構成される。
【0029】このような構成によれば、ネットワーク上
に複数種類の端末機器および複数種類の通信網が存在す
る場合において、情報処理装置によって提供されるサー
ビス情報が各端末機器の処理能力および各通信網に応じ
た形式に情報交換される。この場合の情報交換とは、通
信相手となる端末機器の処理能力と同端末機器が接続さ
れている通信網の通信能力に合わせて、ある情報の形式
を変えることである。
【0030】これにより、携帯性に優れているが、情報
処理能力(計算能力)や画面表示/ユーザインタフェー
ス提供能力が他の端末機器(PCなど)と比較して相対
的に劣っている端末機器(PDAなど)を用いて分散ネ
ットワークコンピューティングシステムを構築すること
ができ、端末側では、形式は変わっても、他の端末機器
と同じようなサービスを受けることができるようにな
る。さらに、各種の通信インフラが混在するシステムで
あっても、通信インフラのデータ伝送速度/量/品質等
の相対的な差を吸収することができ、端末側では、形式
は変わっても、他の端末機器と同じようなサービスを受
けることができるようになる。
【0031】(2)上記第2の目的を解決するため、本
発明は、以下のような構成を有する。
【0032】(a)すなわち、本発明は、応用サービス
を提供する第1の情報処理装置と、この第1の情報処理
装置から応用サービスの提供を受ける端末機器と、上記
第1の情報処理装置と上記端末機器とを接続する通信網
とからなる分散ネットワークコンピューティングシステ
ムにおいて、上記第1の情報処理装置とは別に上記通信
網に接続される第2の情報処理装置に、上記端末機器の
処理能力を示す端末属性情報を管理する端末属性情報管
理手段を設けたものである。
【0033】上記第1の情報処理装置は、1つ又は複数
の第2の情報処理装置の中から上記端末属性情報管理手
段を有する第2の情報処理装置を検索する検索手段と、
この検索手段によって検索された上記第2の情報処理装
置を対象として、上記端末属性情報管理手段から通信相
手となる端末機器の端末属性情報を取得し、応用サービ
スとして提供されるサービス情報を上記端末属性情報に
基づいて特定の形式に変換する変換手段と、この変換手
段によって変換された上記サービス情報を上記通信網を
介して送信する通信手段とを具備して構成される。
【0034】このような構成によれば、ネットワーク上
に複数種類の端末機器が存在する場合において、第1の
情報処理装置(応用サービスを行うメインのサーバコン
ピュータ)によって提供されるサービス情報が各端末機
器の処理能力に応じて情報交換される。この場合の情報
交換とは、通信相手となる端末機器の処理能力に合わせ
て、ある情報の形式を変えることである。例えば画像情
報(イメージ)を送る際に、その相手の端末機器に画像
処理能力がなければ、当該画像情報をシンボル情報に変
換して送る。
【0035】これにより、携帯性に優れているが、情報
処理能力(演算能力)や画面表示/ユーザインタフェー
ス提供能力が他の端末機器(PCなど)と比較して相対
的に劣っている端末機器(PDA(presonal digital a
ssistants )など)を用いて分散ネットワークコンピュ
ーティングシステムを構築することができ、端末側で
は、形式は変わっても、他の端末機器と同じようなサー
ビスを受けることができるようになる。
【0036】さらに、情報交換に必要な端末属性情報の
管理機能を第2の情報処理装置(サブのサーバコンピュ
ータ)に分散して持たすことで、第1の情報処理装置の
処理負担を軽減することができ、障害にも強いシステム
を実現することができる。
【0037】(b)また、本発明は、応用サービスを提
供する第1の情報処理装置と、この第1の情報処理装置
から応用サービスの提供を受ける端末機器と、上記第1
の情報処理装置と上記端末機器とを接続する通信網とか
らなる分散ネットワークコンピューティングシステムに
おいて、上記第1の情報処理装置とは別に上記通信網に
接続される第2の情報処理装置に、上記通信網の通信能
力を示す通信インフラ情報を管理する通信インフラ情報
管理手段を設けたものである。
【0038】上記第1の情報処理装置は、1つ又は複数
の第2の情報処理装置の中から上記通信インフラ情報管
理手段を有する第2の情報処理装置を検索する検索手段
と、この検索手段によって検索された上記第2の情報処
理装置を対象として、上記通信インフラ情報管理手段か
ら通信相手となる端末機器の通信インフラ情報を取得
し、応用サービスとして提供されるサービス情報を上記
通信インフラ情報に基づいて特定の形式に変換する変換
手段と、この変換手段によって変換された上記サービス
情報を上記通信網を介して送信する通信手段とを具備し
て構成される。
【0039】このような構成によれば、ネットワーク上
に複数種類の通信網が混在する場合において、第1の情
報処理装置(応用サービスを行うメインのサーバコンピ
ュータ)によって提供されるサービス情報が各通信網の
通信能力に応じた形式に情報交換される。この場合の情
報交換とは、通信相手となる端末機器が接続されている
通信網の通信能力に合わせて、ある情報の形式を変える
ことである。例えば通信網のデータ伝送能力が高けれ
ば、データの圧縮化や暗号化を行って送り、データ伝送
能力が低ければ、バイナリデータをテキストデータに変
換したり、センタリングなどの書式情報を空白文字に変
えたり、フォント情報の無視するなどして送信データサ
イズを変更してから送る。なお、データ伝送能力が低い
場合に、端末側に適当な演算能力があれば、データを圧
縮して送っても良い。
【0040】これにより、各種の通信インフラが混在す
るシステムであっても、通信インフラのデータ伝送速度
/量/品質等の相対的な差を吸収することができ、端末
側では、形式は変わっても、他の端末機器と同じような
サービスを受けることができる。
【0041】さらに、情報交換に必要な通信インフラ情
報の管理機能を第2の情報処理装置(サブのサーバコン
ピュータ)に分散して持たすことで、第1の情報処理装
置の処理負担を軽減することができ、障害にも強いシス
テムを実現することができる。
【0042】(c)また、本発明は、応用サービスを提
供する第1の情報処理装置と、この第1の情報処理装置
から応用サービスの提供を受ける端末機器と、上記第1
の情報処理装置と上記端末機器とを接続する通信網とか
らなる分散ネットワークコンピューティングシステムに
おいて、上記第1の情報処理装置とは別に上記通信網に
接続される第2の情報処理装置に、上記端末機器の処理
能力を示す端末属性情報を管理する端末属性情報管理手
段および上記通信網の通信能力を示す通信インフラ情報
を管理する通信インフラ情報管理手段を設けたものであ
る。
【0043】上記第1の情報処理装置は、1つ又は複数
の第2の情報処理装置の中から上記端末属性情報管理手
段および上記通信インフラ情報管理手段を有する第2の
情報処理装置を検索する検索手段と、この検索手段によ
って検索された上記第2の情報処理装置を対象として、
上記端末属性情報管理手段から通信相手となる端末機器
の端末属性情報を取得するとともに、上記通信インフラ
情報管理手段から通信相手となる端末機器の通信インフ
ラ情報を取得し、応用サービスとして提供されるサービ
ス情報を上記端末属性情報および上記通信インフラ情報
に基づいて特定の形式に変換する変換手段と、この変換
手段によって変換された上記サービス情報を上記通信網
を介して送信する通信手段とを具備して構成される。
【0044】このような構成によれば、ネットワーク上
に複数種類の端末機器および複数種類の通信網が存在す
る場合において、情報処理装置(応用サービスを行うメ
インのサーバコンピュータ)によって提供されるサービ
ス情報が各端末機器の処理能力および各通信網に応じた
形式に情報交換される。この場合の情報交換とは、通信
相手となる端末機器の処理能力と同端末機器が接続され
ている通信網の通信能力に合わせて、ある情報の形式を
変えることである。
【0045】これにより、携帯性に優れているが、情報
処理能力(演算能力)や画面表示/ユーザインタフェー
ス提供能力が他の端末機器(PCなど)と比較して相対
的に劣っている端末機器(PDAなど)を用いて分散ネ
ットワークコンピューティングシステムを構築すること
ができ、端末側では、形式は変わっても、他の端末機器
と同じようなサービスを受けることができるようにな
る。さらに、各種の通信インフラが混在するシステムで
あっても、通信インフラのデータ伝送速度/量/品質等
の相対的な差を吸収することができ、端末側では、形式
は変わっても、他の端末機器と同じようなサービスを受
けることができるようになる。
【0046】さらに、情報交換に必要な端末属性情報の
管理機能や通信インフラ情報の管理機能を第2の情報処
理装置(サブのサーバコンピュータ)に分散して持たす
ことで、第1の情報処理装置の処理負担を軽減すること
ができ、障害にも強いシステムを実現することができ
る。
【0047】(3)上記第3の目的を解決するため、本
発明は、以下のような構成を有する。
【0048】(a)すなわち、本発明は、各種アプリケ
ーションソフトウェア等の応用サービスを提供する情報
処理装置と、この情報処理装置から応用サービスの提供
を受ける端末機器と、上記情報処理装置と上記端末機器
とを接続する通信網とからなる分散ネットワークコンピ
ューティングシステムにおいて、ネットワークを相互接
続するためのネットワーク接続手段に情報交換装置を設
けたものである。
【0049】この情報交換装置は、上記端末機器の処理
能力を示す端末属性情報を管理する端末属性情報管理手
段と、この端末属性情報管理手段から通信相手となる端
末機器の端末属性情報を取得し、応用サービスとして提
供されるサービス情報を上記端末属性情報に基づいて特
定の形式に変換する変換手段と、この変換手段によって
変換された上記サービス情報を上記通信網を介して送信
する通信手段とを具備して構成される。
【0050】このような構成によれば、ネットワーク上
に複数種類の端末機器が存在する場合において、情報処
理装置によって提供されるサービス情報が各端末機器の
処理能力に応じて情報交換される。この場合の情報交換
とは、通信相手となる端末機器の処理能力に合わせて、
ある情報の形式を変えることである。例えば画像情報
(イメージ)を送る際に、その相手の端末機器に画像処
理能力がなければ、当該画像情報をシンボル情報に変換
して送る。
【0051】これにより、携帯性に優れているが、情報
処理能力(演算能力)や画面表示/ユーザインタフェー
ス提供能力が他の端末機器(PCなど)と比較して相対
的に劣っている端末機器(PDA(presonal digital a
ssistants )など)を用いて分散ネットワークコンピュ
ーティングシステムを構築することができ、端末側で
は、形式は変わっても、他の端末機器と同じようなサー
ビスを受けることができるようになる。
【0052】特に、このような情報交換をネットワーク
接続手段(回線交換機やルータなど)で行うことによ
り、利用者の端末機器に近いところで最終的な形式に情
報交換することができる。つまり、各サブネットワーク
からネットワークができる場合に、そのサブネットワー
クに適した形式に情報交換を行うことができる。
【0053】(b)また、本発明は、各種アプリケーシ
ョンソフトウェア等の応用サービスを提供する情報処理
装置と、この情報処理装置から応用サービスの提供を受
ける端末機器と、上記情報処理装置と上記端末機器とを
接続する通信網とからなる分散ネットワークコンピュー
ティングシステムにおいて、ネットワークを相互接続す
るためのネットワーク接続手段に情報交換装置を設けた
ものである。
【0054】この情報交換装置は、上記通信網の通信能
力を示す通信インフラ情報を管理する通信インフラ情報
管理手段と、この通信インフラ情報管理手段から通信相
手となる端末機器が接続されている通信網の通信インフ
ラ情報を取得し、応用サービスとして提供されるサービ
ス情報を上記通信インフラ情報に基づいて特定の形式に
変換する変換手段と、この変換手段によって変換された
上記サービス情報を上記通信網を介して送信する通信手
段とを具備して構成される。
【0055】このような構成によれば、ネットワーク上
に複数種類の通信網が混在する場合において、情報処理
装置によって提供されるサービス情報が各通信網の通信
能力に応じた形式に情報交換される。この場合の情報交
換とは、通信相手となる端末機器が接続されている通信
網の通信能力に合わせて、ある情報の形式を変えること
である。例えば通信網のデータ伝送能力が高ければ、デ
ータの暗号化を行って送り、データ伝送能力が低けれ
ば、バイナリデータをテキストデータに変換したり、セ
ンタリングなどの書式情報を空白文字に変えたり、フォ
ント情報の無視するなどして送信データサイズを変更し
てから送る。なお、データ伝送能力が低い場合に、端末
側に適当な演算能力があれば、データを圧縮して送って
も良い。
【0056】これにより、各種の通信インフラが混在す
るシステムであっても、通信インフラのデータ伝送速度
/量/品質等の相対的な差を吸収することができ、端末
側では、形式は変わっても、他の端末機器と同じような
サービスを受けることができる。
【0057】特に、このような情報交換をネットワーク
接続手段(回線交換機やルータなど)で行うことによ
り、利用者の端末機器に近いところで最終的な形式に情
報交換することができる。つまり、各サブネットワーク
からネットワークができる場合に、そのサブネットワー
クに適した形式に情報交換を行うことができる。
【0058】(c)また、本発明は、各種アプリケーシ
ョンソフトウェア等の応用サービスを提供する情報処理
装置と、この情報処理装置から応用サービスの提供を受
ける端末機器と、上記情報処理装置と上記端末機器とを
接続する通信網とからなる分散ネットワークコンピュー
ティングシステムにおいて、ネットワークを相互接続す
るためのネットワーク接続手段に情報交換装置を設けた
ものである。
【0059】この情報交換装置は、上記端末機器の処理
能力を示す端末属性情報を管理する端末属性情報管理手
段と、上記通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を
管理する通信インフラ情報管理手段と、上記端末属性情
報管理手段から通信相手となる端末機器の端末属性情報
を取得するとともに、上記通信インフラ情報管理手段か
ら同端末機器が接続されている通信網の通信インフラ情
報を取得し、応用サービスとして提供されるサービス情
報を上記端末属性情報および上記通信インフラ情報に基
づいて特定の形式に変換する変換手段と、この変換手段
によって変換された上記サービス情報を上記通信網を介
して送信する通信手段とを具備して構成される。
【0060】このような構成によれば、ネットワーク上
に複数種類の端末機器および複数種類の通信網が存在す
る場合において、情報処理装置によって提供されるサー
ビス情報が各端末機器の処理能力および各通信網に応じ
た形式に情報交換される。この場合の情報交換とは、通
信相手となる端末機器の処理能力と同端末機器が接続さ
れている通信網の通信能力に合わせて、ある情報の形式
を変えることである。
【0061】これにより、携帯性に優れているが、情報
処理能力(計算能力)や画面表示/ユーザインタフェー
ス提供能力が他の端末機器(PCなど)と比較して相対
的に劣っている端末機器(PDAなど)を用いて分散ネ
ットワークコンピューティングシステムを構築すること
ができ、端末側では、形式は変わっても、他の端末機器
と同じようなサービスを受けることができるようにな
る。さらに、各種の通信インフラが混在するシステムで
あっても、通信インフラのデータ伝送速度/量/品質等
の相対的な差を吸収することができ、端末側では、形式
は変わっても、他の端末機器と同じようなサービスを受
けることができるようになる。
【0062】特に、このような情報交換をネットワーク
接続手段(回線交換機やルータなど)で行うことによ
り、利用者の端末機器に近いところで最終的な形式に情
報交換することができる。つまり、各サブネットワーク
からネットワークができる場合に、そのサブネットワー
クに適した形式に情報交換を行うことができる。
【0063】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0064】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態に係る分散ネットワークコンピューティングシ
ステムの構成を示すブロック図である。図1において、
1はサーバ計算機であり、処理能力の高い汎用コンピュ
ータからなる。
【0065】このサーバ計算機1は、オフィス内に設置
され、ここでは応用サービス部20を有し、在庫管理サ
ービスなどの各種応用サービス(アプリケーションソフ
ト)を各端末機器に提供する。この応用サービス部20
によって提供されるサービスは、後述するイメージリー
ダ43やプリンタ42を入出力機器として利用すること
ができる。
【0066】サーバ計算機1には、公衆網30、有線L
AN(Local Area Network)40、無線LAN50とい
った通信能力の異なる3種類の通信網(以下、通信イン
フラと称す)が接続されている。
【0067】公衆網30には、携帯情報端末31、携帯
電話32、ポケットベル(ページャ)33、ファクシミ
リ装置(FAX)34が接続されている。公衆網30に
は、アナログ通信網とデジタル通信網があるが、アナロ
グ通信網はデジタル通信網と比較するとデータ伝送量は
一般に低い。また、携帯情報端末31は、公衆網30に
包含される移動体通信網にてサーバ計算機1と接続され
ている。移動体通信については、データ伝送量の低さの
みならず、移動という特性に伴う回線切断やデータ伝送
時のエラー発生などの品質の悪さを持っている。本実施
形態において、この携帯情報端末31は携帯性を重視し
た情報機器であり、画面サイズ/制御機能は低く、テキ
スト情報のみが使用できるものとする。また、CPUの
処理能力はパーソナルコンピュータと比較すると低く、
外部記憶装置も保持していないものとする。
【0068】有線LAN40には、パーソナルコンピュ
ータ(以下、PCと称す)41、プリンタ42、イメー
ジリーダ43が接続されている。有線LAN40は、一
般に携帯電話サービスなどの無線通信と比較した場合、
伝送データ量は多く、また、回線品質も安定している。
現時点での一般のオフィス向けの分散ネットワーク応用
サービスには、この有線LAN40を対象として設計さ
れることが多い。
【0069】プリンタ42とイメージリーダ43はオフ
ィスビル内の出力機器/入力機器として設置されてい
る。例えば在庫管理サービスでは、イメージリーダ43
にて在庫伝票を読み取り、そのデータを有線LAN40
を介してサーバ計算機1に送り、その集計結果をプリン
タ42で出力するといった利用となる。
【0070】無線LAN50には、携帯用PC51が接
続されている。無線LAN50と有線LAN40の通信
能力は同程度であるが、この無線LAN50に接続され
た携帯用PC51の処理能力は有線LAN40に接続さ
れたPC41の処理能力よりも劣る。
【0071】このように、ネットワーク環境には、各端
末機器の処理能力の差、そして、通信インフラの通信能
力の差が存在する。
【0072】そこで、本実施形態では、サーバ計算機1
に情報交換装置10を設け、ネットワーク上に存在する
各種端末機器や通信インフラの属性(処理能力の差、通
信能力の差)を吸収/調整するようにしている。
【0073】この情報交換装置10は、情報交換プロセ
ス部11、端末情報管理部12、応用サービスのユーザ
インタフェース情報管理部13、利用者情報管理部1
4、通信インフラ情報管理部15からなる。
【0074】以下、図2乃至図8を参照して情報交換装
置10の各部の構成を説明する。
【0075】図2は第1の実施形態における情報交換プ
ロセス部11の内部構成を示すブロック図である。情報
交換プロセス部11は、応用サービスとしての情報を各
端末機器や通信インフラの属性に合わせて他の情報に形
式交換するための一連の処理を担うところである。この
情報交換プロセス部11は、情報交換装置内部通信イン
タフェース部111、端末種別判断部112、情報交換
実行部113、サーバ内利用者データ情報管理部11
4、圧縮/暗号処理部115、情報交換装置外部通信イ
ンタフェース部116からなる。
【0076】情報交換装置内部通信インタフェース部1
11は、情報交換装置10内の他の要素と通信を行うた
めのインタフェースである。端末種別判断部112は、
利用者の端末機器がどのような種類(例えば大画面デス
クトップPC、携帯用小画面サブノート型PC、携帯情
報端末等)のものなのかを判定する。情報交換実行部1
13は、実際の情報交換処理(情報の分解、検索、抽
出、再加工)を実行する。サーバ内利用者データ情報管
理部114は、サーバ計算機1内に登録されている利用
者データの情報を管理する。圧縮/暗号処理部115
は、情報交換装置10内から外部に対して通信を行う場
合に、端末種別判断部112の判断結果に応じて、その
通信データの圧縮化や暗号化の処理を行う。情報交換装
置外部通信インタフェース部116は、情報交換装置1
0から外部に対して通信を行うためのインタフェースで
ある。
【0077】図3は第1の実施形態における端末情報管
理部12の内部構成を示すブロック図である。端末情報
管理部12は、サーバ計算機1に接続される各種端末機
器毎の例えばCPU能力、表示能力、メモリ容量といっ
た処理能力を示す属性情報を管理する。この端末情報管
理部12は、情報交換装置内部通信インタフェース部1
21、端末属性交渉部122、端末属性情報管理実行部
123からなる。
【0078】情報交換装置内部通信インタフェース部1
21は、情報交換装置10内の他の要素と通信を行うた
めのインタフェースである。端末属性交渉部122は、
端末情報管理部12が端末機器と端末属性についての各
種のやりとり、すなわち交渉(ネゴシエーション)を行
うときのインタフェースである。端末属性情報管理実行
部123は、各端末機器毎の端末属性情報が登録された
端末属性テーブルを管理/操作するインターフェースで
ある。
【0079】図4は第1の実施形態におけるユーザイン
タフェース情報管理部13の内部構成を示すブロック図
である。利用者が応用サービスを利用する場合に、端末
機器上でアイコンを操作したり、ボタンを操作したり、
コマンドを入力するなど、その操作方法は端末機器毎に
異なってくる。ユーザインタフェース情報管理部13
は、このような応用サービスを行う際の各端末機器毎に
固有の操作方法を示すユーザインタフェース情報を管理
する。このユーザインタフェース情報管理部13は、情
報交換装置内部通信インタフェース部131、応用サー
ビスインタフェーステーブル管理部132からなる。
【0080】情報交換装置内部通信インタフェース部1
31は、情報交換装置10内の他の要素と通信を行うた
めのインタフェースである。応用サービスインタフェー
ステーブル管理部132は、各応用サービス毎のユーザ
インタフェースに関する情報を管理している。
【0081】図5は第1の実施形態における利用者情報
管理部14の内部構成を示すブロック図である。例えば
画面表示を例にすると、利用者が応用サービスを利用す
る場合に、端末機器上でグラフなどの表示物は見やすい
位置に任意に移すなど、利用者によって色々な好みがあ
る。利用者情報管理部14は、このような応用サービス
を利用する際の画面表示嗜好を含む利用者毎に固有の操
作方法を示す利用者情報を管理する。この利用者情報管
理部14は、情報交換装置内部通信インタフェース部1
41、利用者情報テーブル管理部142、利用者認証部
143からなる。
【0082】情報交換装置内部通信インタフェース部1
41は、情報交換装置10内の他の要素と通信を行うた
めのインタフェースである。利用者情報テーブル管理部
142は、利用者名や、利用者と端末名/アドレス/通
信インフラ種別等の関連情報を管理する。利用者認証部
143は、情報交換装置10において利用者認証を必要
とする場合に動作する。
【0083】図6は第1の実施形態における通信インフ
ラ情報管理部15の内部構成を示すブロック図である。
通信インフラ情報管理部15は、データ伝送速度、伝送
量、品質といった各通信網毎の通信能力を示す属性情報
を管理する。この通信インフラ情報管理部15は、情報
交換装置内部通信インタフェース部151、通信インフ
ラ特徴管理部152、再送処理/回線切断対応管理部1
53からなる。
【0084】情報交換装置内部通信インタフェース部1
51は、情報交換装置10内の他の要素と通信を行うた
めのインタフェースである。通信インフラ特徴管理部1
52は、通信インフラとしての伝送品質や伝送速度など
の特徴情報を管理している。再送処理/回線切断対応管
理部153は、利用者が使用している通信インフラに応
じて再送処理や回線切断時の処理機能を実装している。
【0085】次に、同実施形態の動作を説明する。
【0086】まず、情報交換装置10を用いない場合の
一般的な応用サービスの処理動作について、在庫管理サ
ービスを例にして説明する。
【0087】図7は第1の実施形態における一般的な応
用サービスの処理動作を示すフローチャートである。サ
ーバ計算機1は、有線LAN40を介してメージリーダ
43からの入力を受け付け、在庫伝票などの情報を応用
サービス部20に引き渡す(ステップA11)。サーバ
計算機1において、応用サービス部20はイメージリー
ダ43によって読み取った伝票情報の中から必要とされ
る在庫量を抽出し、例えばPC41を使用している利用
者に対してその内容をPC41の表示画面に表示出力す
る(ステップA12)。
【0088】この表示により、利用者はサーバ計算機1
に接続されたPC41を用いて、在庫量を最新情報に更
新するなどの情報加工を行う(ステップA13)。利用
者からの修正情報を受けた応用サービス部20は、その
結果を反映させた新規の在庫伝票をプリンタ42に出力
する(ステップA14)。これにより、利用者はプリン
タ42の出力結果から新規の在庫伝票を得ることができ
る。
【0089】このような一般的な応用サービスでは、利
用者がPC41、プリンタ42、イメージリーダ43を
身近で利用できることが前提である。図1の例では、P
C41、プリンタ42、イメージリーダ43はオフィス
内にてサーバ計算機1と有線LAN40を介して接続さ
れている。
【0090】次に、オフィス外で携帯情報端末31や携
帯用PC51を使用する利用者に対して、応用サービス
を提供する場合を説明する。
【0091】図8は第1の実施形態における情報交換装
置10を用いた場合の応用サービスの処理動作を示すフ
ローチャートである。なお、情報交換装置10は、サー
バ計算機1内にて応用サービス部20の外部インタフェ
ース先に設置されている。
【0092】ある端末機器から要求があると、情報交換
装置10は、応用サービス部20からその端末機器の情
報を受信する(ステップB11)。その際、送信先の端
末機器がオフィス内のPC41の場合には、情報交換装
置10を必要としないため(ステップB12)、サーバ
計算機1は図7で説明した通常の処理を実行することに
なる(ステップB13)。
【0093】一方、送信先がオフィス外の携帯情報端末
31あるいは携帯用PC51の場合には、情報交換装置
10による情報交換処理を実行するルーチンに入る(ス
テップB12)。
【0094】情報交換装置10は、当該端末機器の端末
属性情報を端末情報管理部12から取得し(ステップB
14)、応用サービス部20から渡された情報をその端
末属性情報に基づいて情報交換する(ステップB15,
B16)。この場合の情報交換とは、その端末機器の処
理能力に合わせて、ある情報の形式を変えて端末属性を
吸収することである。
【0095】例えば画像情報(イメージ)を送る際に、
その相手の端末機器に画像処理能力がなければ、当該画
像情報をシンボルテキストに変換して送る。これによ
り、端末側では、形式は変わっても、他の端末機器と同
じようなサービスを受けることができる。このようにし
て、端末属性に応じた情報交換が行われると、情報交換
装置10はその変換後の情報をサービス情報として当該
端末機器に対して送る(ステップB17)。
【0096】ここで、端末属性情報管理部12からの端
末属性の読み取りについて説明する。なお、端末属性に
は、例えば画面サイズ、画面制御情報、画面に表示可能
なデータの種類などが含まれる。
【0097】端末属性の読み取りには、 (A)端末属性テーブルを端末情報管理部12内に持つ (B)端末機器から端末属性情報を入手する という2つの方法が考えられる。
【0098】本実施形態において、前者(A)の方法
は、端末機器が携帯情報端末31の場合に利用する。ま
た、後者(B)の方法は、端末機器が携帯PC51の場
合に利用する。(A)/(B)の選択は、利用者情報管
理部14において、利用者名と端末アドレスと通信イン
フラとの対応を利用者情報テーブル管理部142から得
て端末属性管理実行部123が判断する。端末側のCP
U能力が十分にあり、通信回線の品質が高い場合には、
端末側と端末属性の交渉を行う後者(B)の方法が採用
される。
【0099】(B)の方法については、端末とサーバ
(情報交換装置10)との間で端末属性を決定するプロ
トコルが決められている。プロトコルシーケンスの概念
を図9に示す。このプロトコルシーケンスに示すよう
に、端末側の制御コード系(改行コード、タブなど)
や、ビットマップ、画面サイズ、利用可能なフォント種
別(対応言語を含む)などを、端末とサーバ(情報交換
装置10)間で確認し合う。
【0100】次に、情報交換の方法について説明する。
【0101】情報交換は、端末側で表示能力がない場合
や、通信インフラの情報の伝送能力が乏しく、サーバで
情報の量的/質的変換が必要な場合などに実行される。
【0102】情報交換としては、具体的には、 ・バイナリデータからテキストデータへの変換 ・画像情報からシンボル情報への変換 ・アイコンデータからシンボル情報への変換 ・音声情報からテキストへの変換 ・カラー画像からモノクロ画像への変換 などがある。
【0103】このうちのバイナリデータからテキストデ
ータへの変換について説明すると、例えばPCなどで利
用されている文書作成用アプリケーションソフトウェ
ア、すなわちワープロソフトでは、作成された文書デー
タはバイナリデータにて保存されることが多い。これ
は、テキストデータだけではなく、文書の書式やフォン
トなどの種々の付属情報も保存する必要があるためであ
る。
【0104】ところが、一般にこのバイナリデータは、
単純なテキストデータに比べてデータサイズが大きい。
また、そのバイナリデータを表示させるためには、端末
側にはテキスト表示能力のみならず、各種の画像表示能
力が必要である。さらに、端末側の画面サイズは携帯性
を重視して小さく設計されることが多いため、サーバ側
での文書データを加工してから表示する必要があること
が多い。
【0105】このような問題を処理するために、情報交
換が有効となる。すなわち、バイナリデータをテキスト
データに変換して端末機器に送る。これにより、端末側
では、自身の処理能力に応じた処理を行い得るようにな
る。
【0106】このときの情報交換の処理動作を図10に
示す。
【0107】図10は第1の実施形態における端末属性
に応じた情報交換の処理動作を示すフローチャートであ
る。応用サービスとしてワープロソフトを例にすると、
情報交換装置10は、まず、文書データの所在をサーバ
内利用者データ情報管理部114にて検索し、その文書
データがどのような形式で保存されているのかを調べる
(ステップC11)。
【0108】その結果、文書データがバイナリデータで
あれば(ステップC12のYes)、情報交換装置10
は情報交換実行部113にて当該バイナリ文書データを
テキスト、書式、フォントなどの各要素毎に部品展開す
る(ステップC13)。そして、その各部品要素から必
要な情報を検索、抽出することにより(ステップC1
4、C15)、その情報を端末画面に合わせた情報フォ
ーマットに再加工する(ステップC16)。再加工され
た情報つまり端末に合わせて情報交換されたワープロソ
フトのサービス情報は、情報交換装置外部通信インタフ
ェース部116にて当該端末機器に提供される。
【0109】また、その他の情報交換についても同様で
あり、例えば端末側に画像処理能力がなければ、その画
像部分をシンボル情報に変換したり、アイコンをシンボ
ル情報に変換する。さらに、端末側に音声処理能力がな
ければ、音声をテキストに変換して送ることで、それぞ
れの処理能力に応じたサービスの提供が可能となる。
【0110】このように、ネットワーク上に複数種類の
端末機器が存在する場合において、応用サービスとして
提供されるサービス情報を各端末機器の処理能力に合わ
せた形式に情報交換して送ることで、携帯性に優れてい
るが、情報処理能力(演算能力)や画面表示/ユーザイ
ンタフェース提供能力が他の端末機器(PCなど)と比
較して相対的に劣っている端末機器(PDAなど)を用
いて分散ネットワークコンピューティングシステムを構
築することができ、端末側では、形式は変わっても、他
の端末機器と同じようなサービスを受けることができる
ようになる。
【0111】なお、このような情報交換は、端末機器そ
のものの処理能力とは別に、各端末機器毎の操作方法に
応じて実施するようにしても良い。
【0112】すなわち、利用者が応用サービスを利用す
る場合に、端末機器上でアイコンを操作したり、ボタン
を操作したり、コマンドを入力するなど、その操作方法
は端末機器毎に異なってくる。このような各端末機器毎
の操作方法をユーザインタフェース情報としてユーザイ
ンタフェース情報管理部13に予め登録しておき、各端
末機器毎に上記ユーザインタフェース情報に基づいて情
報交換を行うようにすれば、常に各端末機器に応じた操
作方法でサービスの提供を受けることができる。
【0113】また、その端末機器を扱う利用者の好みに
応じて情報交換を実施するようにしても良い。
【0114】すなわち、利用者が応用サービスを利用す
る場合に、端末機器上でグラフ関係は中央に移動させて
見たり、テキストはそのままの位置で見るなど、利用者
によって表示位置の好みが異なってくる。このような画
面表示の好み(画面表示嗜好情報)を利用者情報として
利用者情報管理部14に予め登録しておき、各利用者毎
に上記利用者情報に基づいて情報交換を行うようにすれ
ば、常に利用者の好みに応じた表示位置でサービスの提
供を受けることができる。
【0115】次に、通信インフラに応じて情報交換する
場合について説明する。
【0116】情報交換装置10は、通信インフラ情報管
理部15の中の通信インフラ特徴管理部152や、利用
者情報管理部14内の利用者情報テーブル管理部142
によって端末利用者が使用している通信インフラに関す
る情報を把握している。また、これらの情報に基づいて
データの再送処理制御も実施する。
【0117】このときの情報交換の処理動作を図11に
示す。
【0118】図11は第1の実施形態における通信イン
フラに応じた情報交換の処理動作を示すフローチャート
である。例えば利用者が携帯用PC51を使用している
場合には、端末機器としてのCPU能力は高いと判断で
きる(ステップD11のNo)。このとき、通信インフ
ラとしてのデータ伝送能力が高ければ(ステップD16
のNo)、情報交換装置10の情報交換プロセス11で
は、必要に応じて、圧縮/暗号処理部115を用いてデ
ータの圧縮化や暗号化を行ってデータを送信する(ステ
ップD17)。また、通信インフラとしてのデータ伝送
能力が低ければ(ステップD16のYes)、例えばバ
イナリデータをテキストデータに変換したり、センタリ
ングなどの書式情報を空白文字に変えたり、フォント情
報の無視するなどの情報交換処理を行って送信データサ
イズを変更してからデータを送信する(ステップD1
8)。
【0119】一方、CPU能力の低い携帯情報端末31
を使用している場合には(ステップD11のYes)、
通信インフラに関係なく、図10で説明したような情報
交換処理を行うことになる(ステップD12〜D1
5)。
【0120】このように、まず、端末機器の処理能力を
見て、その能力が高ければ、次に通信インフラの通信能
力を見て、その通信能力に応じた情報交換を行う。一
方、端末機器の処理能力が低い場合には、通信インフラ
の通信能力がいくら高くとも、端末機器の方が対応でき
ないので、その端末機器の処理能力に応じた情報交換を
行う。
【0121】これにより、各種の通信インフラが混在す
るシステムにおいても、通信インフラのデータ伝送速度
/量/品質等の相対的な差を吸収/調整することがで
き、端末側では、形式は変わっても、他の端末機器と同
じようなサービスを受けることができる。
【0122】なお、上述した情報変換の方法は、当該処
理方法が記述されたプログラム情報を記録した記録媒体
を用いて実現することもできる。
【0123】次に、データの暗号化を行う場合について
説明する。
【0124】オフィス外にて応用サービスを利用する場
合には、その応用サービスのセキュリティを確保するた
め、データを暗号化して送ることが重要となる。この場
合、端末側には暗号化データを解読する能力が必要であ
るため、全ての端末機器に暗号化データを送るわけには
いかない。また、データを暗号化すると、データ量が増
える可能性がある。そのような場合には、通信インフラ
のデータ伝送能力も高くなくてはいけない。
【0125】このときの処理動作を図12に示す。
【0126】図12は第1の実施形態におけるデータの
暗号化を行う場合の処理動作を示すフローチャートであ
る。応用サービス部20による各種アプリケーションソ
フトウェア等の応用サービスの提供に際し、情報交換装
置10は、まず、端末情報管理部12から通信相手とな
る端末機器の属性情報を取得し(ステップE11)、そ
の属性情報に基づいて端末機器の処理能力を判断する
(ステップE12)。
【0127】その結果、処理能力が高く、暗号化データ
を解読する能力があることが判明すると(ステップE1
2のYes)、情報交換装置10は、次に通信インフラ
情報管理部15から同端末機器が接続されている通信イ
ンフラ情報を取得し(ステップE13)、その通信イン
フラ情報に基づいて通信能力を判断する(ステップE1
4)。そして、通信能力が高い場合には(ステップE1
4のYes)、情報交換装置10は、情報交換プロセス
部11にて当該応用サービスの情報に暗号化を施した後
(ステップE15)、その暗号化されたサービス情報を
端末機器に送信する(ステップE16)。これにより、
端末側では、暗号化データを解読してからサービスを利
用することになる。
【0128】一方、端末機器の処理能力が低く、暗号化
データを解読する能力がない場合には(ステップE12
のNo)、情報交換装置10は当該応用サービスの情報
に暗号化を施すことなく(ステップE17)、そのまま
送信する(ステップE16)。その際、暗号化していな
い旨のメッセージをユーザに通知するようにしても良
い。あるいは、暗号化データを解読する能力がない場合
に(ステップE12のNo)、データを送信する前に、
送信して良いか否かの判断を端末側に求め、その応答に
応じて送信処理を行うようにしても良い。
【0129】また、端末機器に処理能力があっても、そ
の端末機器が接続されている通信網の通信能力が低い場
合にも(ステップE14のNo)、情報交換装置10は
当該応用サービスの情報に暗号化を施すことなく(ステ
ップE17)、そのまま送信する(ステップE15)。
あるいは、通信網の通信能力が低い場合に(ステップE
14のNo)、データを送信する前に、送信して良いか
否かの判断を端末側に求め、その応答に応じて送信処理
を行うようにしても良い。
【0130】このように、データ暗号化の機能を持たせ
ることで、オフィス外で応用サービスを受ける場合で
も、そのセキュリティを確保することができる。この場
合、端末属性や通信インフラの属性から、どのような種
類の暗号化が可能か、どのような暗号化データ量なら
ば、使用している通信インフラで送信可能かを判断し
て、適正な暗号化を行うことができる。
【0131】なお、データの暗号化には、単にスクラン
ブルをかけるだけのものから高度な暗号処理を施すもの
まで様々なレベルがあり、それぞれに端末機器や通信イ
ンフラにかかる負担も変わってくる。そこで、端末機器
の処理能力や通信インフラの通信能力に応じて暗号化の
レベルを適宜変更することもできる。
【0132】また、上述した暗号化の方法は、当該処理
方法が記述されたプログラム情報を記録した記録媒体を
用いて実現することもできる。
【0133】次に、データの圧縮化を行う場合について
説明する。
【0134】データの圧縮化は、画像データなどのデー
タ量の多い情報を送る場合に有効な手段となる。この場
合も、上述したデータの暗号化と同様、端末側には圧縮
化データを伸張して処理する能力が必要となる。なお、
通信インフラについては、時間さえかければ、圧縮化デ
ータを送ることができるため、ここでは通信インフラの
通信能力は問わないものとする。
【0135】このときの処理動作を図13に示す。
【0136】図13は第1の実施形態におけるデータの
圧縮化を行う場合の処理動作を示すフローチャートであ
る。応用サービス部20による応用サービスの提供に際
し、情報交換装置10は、まず、端末情報管理部12か
ら通信相手となる端末機器の属性情報を取得し(ステッ
プF11)、その属性情報に基づいて端末機器の処理能
力を判断する(ステップF12)。
【0137】その結果、処理能力が高く、圧縮化データ
を解読する能力があることが判明すると(ステップF1
2のYes)、情報交換装置10は、情報交換プロセス
部11にて当該応用サービスの情報に圧縮化を施した後
(ステップF13)、その圧縮化されたサービス情報を
端末機器に送信する(ステップF14)。これにより、
端末側では、圧縮化データを伸張してからサービスを利
用することになる。
【0138】一方、端末機器の処理能力が低く、圧縮化
データを伸張する能力がない場合には(ステップF12
のNo)、情報交換装置10は当該応用サービスの情報
に圧縮化を施すことなく(ステップF15)、そのまま
送信する(ステップF14)。その際、圧縮化していな
い旨のメッセージをユーザに通知するようにしても良
い。
【0139】このように、データ圧縮化の機能を持たせ
ることで、データの送信を効率良く行うことができる。
この場合、端末属性から、どのような種類のデータ圧縮
化が可能かを判断して、適正な圧縮化を行うことができ
る。
【0140】なお、図13の例では、端末機器の処理能
力だけでデータ圧縮化が可能か否かを判断したが、その
端末機器が接続されている通信網の通信能力を含めてデ
ータ圧縮化が可能か否かを判断するにしても良い。
【0141】また、端末機器の処理能力や通信インフラ
の通信能力に応じて圧縮化のレベルを適宜変更すること
もできる。
【0142】さらに、上述した暗号化の方法は、当該処
理方法が記述されたプログラム情報を記録した記録媒体
を用いて実現することもできる。
【0143】次に、入出力機器を用いて応用サービスを
利用する場合について説明する。
【0144】ここで言う入出力機器とは、計算機以外の
ものを指し、図1の例では、携帯電話32、ポケットベ
ル(ページャ)33、FAX34、プリンタ42、イメ
ージリーダ43である。
【0145】図14は第1の実施形態における入出力機
器を用いて応用サービスを利用する場合の処理動作を示
すフローチャートである。利用者から応用サービスの利
用を受ける旨の信号を受信すると(ステップG11)、
情報交換装置10は、利用者情報管理部14を通じて利
用者のユーザ認証を行った後(ステップG12)、その
利用者が使用している機器の種類を判断する(ステップ
G13)。
【0146】ここで、利用者が入出力機器を使用してい
れば(ステップG13のYes)、情報交換装置10は
その入出力機器に応じた情報交換を行い(ステップG1
4)、その情報交換後のサービス情報を送信する(ステ
ップG15)。
【0147】具体的には、入出力機器が携帯電話32で
あれば、情報交換装置10は、音声処理機能を利用し、
例えばテキストデータを音声データに変え、ボイスメッ
セージとしてサービスの提供を行うことになる。
【0148】また、ポケットベル33であれば、所定文
字数分のメッセージデータに変えて送信したり、FAX
34であれば、テキストデータをイメージデータに変え
て送信するなど、それぞれの入出力機器に応じた特定の
制限範囲内でサービスの提供を行うようにする。
【0149】一方、利用者が使用しているものが入出力
機器ではなく、CPU処理能力を持つ端末機器であれば
(ステップG13のNo)、情報交換装置10は通常の
応用サービスを実行する(ステップG16)。すなわ
ち、各端末機器毎にそれぞれの処理能力に応じた情報交
換を行ってサービスの提供を行う。
【0150】このように、入出力機器に応じた情報交換
を行うことで、例えは利用者がFAXなどを使用してい
る場合でも、それに応じた応用サービスの提供を行うこ
とができる。
【0151】なお、入出力機器と属性と通信インフラの
属性を合わせて、サーバからのサービス情報を情報交換
することも可能である。
【0152】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。
【0153】上記第1の実施形態では、サービス提供を
行うサーバコンピュータ内に情報交換装置を設けた場合
について説明したが、第2の実施形態では、情報交換に
必要な機能(処理)を別のサーバコンピュータに分散し
て持たす場合について説明する。
【0154】図15は本発明の第2の実施形態に係る分
散ネットワークコンピューティングシステムの構成を示
すブロック図である。なお、図1と同一部分には同一符
号を付して、ここではその説明を省略するものとする。
【0155】図15において、図1と異なる点はネット
ワーク上に複数のサーバ計算機1a〜1eが存在するこ
とである。ここでは、サーバ計算機1a〜1eがオフィ
ス内にて有線LAN2を介して相互に接続されている。
【0156】このうち、サーバ計算機1aはサービス提
供を行うメインのサーバコンピュータであり、応用サー
ビス部20を有する。このサーバ計算機1aには情報交
換プロセス部11が実装されており、情報交換全体の処
理を司る情報交換制御サーバとして動作する。
【0157】また、その他のサーバ計算機1b〜1eは
サブのサーバコンピュータである。サーバ計算機1bに
は、端末属性情報を管理するための端末情報管理部12
が実装されており、サーバ計算機1aの制御の下で端末
情報管理サーバとして動作する。サーバ計算機1cに
は、ユーザインタフェース情報を管理するためのユーザ
インタフェース情報管理部13が実装されており、サー
バ計算機1aの制御の下でユーザインタフェース情報管
理サーバとして動作する。サーバ計算機1dには利用者
情報管理部14が実装されており、サーバ計算機1aの
制御の下で利用者情報管理サーバとして動作する。サー
バ計算機1eには通信インフラ情報管理部15が実装さ
れており、サーバ計算機1aの制御の下で通信インフラ
情報管理サーバとして動作する。
【0158】これらのサーバ計算機1a〜1eには、各
種通信網(公衆網30、有線LAN40、無線LAN5
0等)を介して各種端末機器(携帯情報端末31、PC
41、携帯用PC51等)が接続されている。
【0159】すなわち、第2の実施形態では、端末情報
管理部12、ユーザインタフェース情報管理部13、利
用者情報管理部14、通信インフラ情報管理部15をそ
れぞれ別のサーバ計算機1b〜1eに実装させて分散処
理システムを構築しており、情報交換プロセス部11を
実装したサーバ計算機1aが各種処理を制御すること
で、全体として統一された情報交換処理機能を実現して
いる。
【0160】なお、その際には、図2に示す情報交換装
置内部通信インタフェース111は各サーバ間の通信制
御を司り、情報交換装置外部通信インタフェース部11
6は応用サービスや他の各種端末機器との通信処理を司
る。
【0161】また、図15の例では、情報交換に必要な
各機能の1つ1つをサーバ計算機1b〜1eのそれぞれ
に分散して持たせているが、2つ以上の機能を1つのサ
ーバ計算機に持たせたり、あるいは、同じ機能を複数の
サーバ計算機に持たせることもようにしても良い。
【0162】次に、第2の実施形態の動作を説明する。
【0163】図16は第2の実施形態における分散処理
によるサービス提供処理動作を示すフローチャートであ
る。ある端末機器に応用サービスを提供する際に、サー
バ計算機1aは、まず、情報交換に必要な機能を調べる
(ステップH11)。この場合の情報交換に必要な機能
とは、端末属性情報や通信インフラ情報の管理機能であ
ったり、ユーザインタフェース情報や利用者情報の管理
機能である。
【0164】ここで、例えば端末属性に応じて情報交換
を行う場合には、端末属性情報の管理機能が必要であ
り、サーバ計算機1aは他のサーバ計算機1b〜1eの
それぞれをアクセスして、当該管理機能を有するサーバ
計算機を調べる(ステップH12)。その際、複数のサ
ーバ計算機に同一機能を持たせている場合があるので、
サーバ計算機1aは、該当するサーバ計算機の1つ1つ
に確認を取り、当該機能を使用可能なサーバ計算機を選
択する(ステップH13、H14)。
【0165】図15の例では、サーバ計算機1bが該当
する。この場合、端末属性情報の管理機能を持っている
のはサーバ計算機1bの1つだけであるため、サーバ計
算機1aはサーバ計算機1bと交信し、サーバ計算機1
bからの使用許可を待つことになる。
【0166】サーバ計算機1bから使用許可があると
(ステップH14のYes)、サーバ計算機1aはサー
バ計算機1bが持つ端末情報管理部12から、通信相手
となる端末機器の端末属性情報を取得することにより、
上記第1の実施形態で説明したような情報交換によるサ
ービス提供処理を実行する(ステップH15)。
【0167】すなわち、サーバ計算機1aは、情報交換
プロセス部11にて、応用サービスとして提供されるサ
ービス情報を上記端末属性情報に基づいて特定の形式に
変換し、その変換後のサービス情報を当該端末機器が接
続される通信網を介して送信する。この場合の情報交換
とは、通信相手となる端末機器の処理能力に合わせて、
ある情報の形式を変えることである。
【0168】以上は端末属性に応じた情報交換を行う場
合の例であるが、上記同様に、例えば通信インフラの属
性に応じて情報交換を行う場合には、サーバ計算機1b
〜1eのそれぞれをアクセスして、通信インフラ情報の
管理機能を有するサーバ計算機を調べる。その結果、該
当するサーバ計算機1eが持つ通信インフラ情報管理部
15から、通信相手となる端末機器の通信インフラ情報
を取得することにより、第1の実施形態で説明したよう
な情報交換によるサービス提供処理を実行する。この場
合の情報交換とは、通信相手となる端末機器が接続され
ている通信網の通信能力に合わせて、ある情報の形式を
変えることである。
【0169】さらに、ユーザインタフェースの属性に応
じて情報交換を行う場合には、サーバ計算機1b〜1e
のそれぞれをアクセスして、ユーザインタフェース情報
の管理機能を有するサーバ計算機を調べる。その結果、
該当するサーバ計算機1cが持つユーザインタフェース
情報管理部13から、通信相手となる端末機器に対応す
るユーザインタフェース情報を取得することにより、上
記第1の実施形態で説明したような情報交換によるサー
ビス提供処理を実行する。この場合の情報交換とは、通
信相手となる端末機器の操作方法(アイコン、ボタン、
コマンドなどの応用サービスを受けるときの操作方法)
に合わせて、ある情報の形式を変えることである。
【0170】また、利用者の属性に応じて情報交換を行
う場合には、サーバ計算機1b〜1eのそれぞれをアク
セスして、利用者情報の管理機能を有するサーバ計算機
を調べる。その結果、該当するサーバ計算機1dが持つ
利用者情報管理部14から、通信相手となる端末機器に
対応する利用者情報を取得することにより、上記第1の
実施形態で説明したような情報交換によるサービス提供
処理を実行する。この場合の情報交換とは、通信相手と
なる端末機器を使用する利用者の操作方法(画面表示嗜
好などの利用者の好みの操作方法)に合わせて、ある情
報の形式を変えることである。
【0171】このように、情報交換装置としての各機能
を分散化することでも、上記第1の実施形態と同様の効
果が得られるものであり、さらには、各機能の分散化に
より、処理能力が相対的に高くない複数のサーバを組み
合せて、高度な情報交換処理機能を実現することができ
る。この場合、分散処理により、サービス提供を行うサ
ーバ(図15のサーバ計算機1a)としての処理負担が
軽威されるため、小型化のコンピュータでも対応できる
ようになる。また、複数のサーバを組み合わせて実現さ
れるため、集中型のシステムと比較するとシステム障害
があったときの対処に柔軟になり、新来意性の向上が図
れる。
【0172】なお、上記第2の実施形態では、オフィス
内の有線LAN2に共通に接続された複数のサーバを対
象として分散化を行うようにしたが、例えば公衆網30
などの各種通信網に接続された複数のサーバを対象とし
て分散化を行うことも可能である。
【0173】また、所望の機能を有するサーバを見付け
る場合に、上記第2の実施形態では、各サーバのそれぞ
れと連絡を取り合うようにしたが、本発明はこれに限る
ものではない。例えば各サーバがどのような機能を保持
しているのかを示すテーブルを参照して、該当するサー
バを見付けるようにしても良い。
【0174】また、データの暗号化を行う機能や、デー
タの圧縮化を行う機能を他のサーバに分散して持たすこ
とも可能である。この場合、データの暗号化であれば、
その機能を有すサーバ側で端末属性情報や通信インフラ
情報に基づいてデータの暗号化が可能か否かを判断し、
データの暗号化が可能である場合に、応用サービスとし
て提供されるサービス情報を暗号化する。応用サービス
を行うサーバは、その暗号化されたサービス情報を受け
て、これを通信相手となる端末機器に送る。
【0175】同様に、データの圧縮化であれば、その機
能を有すサーバ側で端末属性情報や通信インフラ情報に
基づいてデータの圧縮化が可能か否かを判断し、データ
の圧縮化が可能である場合に、応用サービスとして提供
されるサービス情報を圧縮化する。応用サービスを行う
サーバは、その圧縮化されたサービス情報を受けて、こ
れを通信相手となる端末機器に送る。
【0176】また、上述した情報変換の方法は、当該処
理方法が記述されたプログラム情報を記録した記録媒体
を用いて実現することもできる。
【0177】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態を説明する。
【0178】第3の実施形態では、情報交換装置を交換
機上で実現した場合について説明する。
【0179】図17は第3の実施形態における情報交換
装置を交換機上で実現した場合の統合サーバ60の構成
を示すブロック図である。ここでは、この回線交換機と
サーバコンピュータとを統合した装置のことを統合サー
バと呼ぶことにする。
【0180】図17に示すように、この統合サーバ60
には、情報交換装置61が設けられている。情報交換装
置61は、端末機器や通信インフラの属性等に応じて情
報交換を行うものであり、具体的な構成は図1の情報交
換装置10と同様であるため、ここではその説明を省略
するものとする。
【0181】また、統合サーバ60には、サーバコンピ
ュータとしてのオフィス系応用サービス部62aが設け
られている。応用サービス部62aは、在庫管理サービ
スなどのオフィス系の各種応用サービス(アプリケーシ
ョンソフトウェア)を行う。現状では、この応用サービ
ス部62aをリアルタイムオペレーティングシステム
(以下、リアルタイムOSと称す)67上に変更なしで
直接載せることができないので、ここでは仮想計算機6
4を介在させている。リアルタイムOS67は、実時間
処理用のOSであり、一般のOS(例えばUNIXやM
S−DOS)と異なり、応答の速さを重視するものであ
る。
【0182】なお、リアルタイムOS67上で起動可能
なオフィス系応用サービス部62bであれば、仮想計算
機64を介さずにリアルタイムOS67上に直接載せる
ことができる。仮想計算機64は、仮想的に作り出した
コンピュータであり、機能的には実際の1台のコンピュ
ータ(実計算機)と同等なものであって、1つの仮想計
算機上で1つのOSを稼働させることができる。本実施
形態では、仮想計算機64は回線交換機63内に組み込
まれている。
【0183】回線交換機63は、仮想計算機64、リア
ルタイム系応用サービス部65、交換機機能部66から
なる。リアルタイム系応用サービス部65は、例えば代
行受信(留守番)、メッセージ転送(ポケットベル)と
いった一般の電話系のサービスを行う。交換機機能部6
6は、回線接続や電話番号管理などの交換機としての機
能を有するものである。図18にその構成を示す。
【0184】図18に示すように、交換機機能部66
は、端末制御部71、サービス制御部72、保守運用部
73からなる。端末制御部71は、端末機器からの信号
を受信し、それを次のところに渡すなどの制御を行う。
サービス制御部72は、信号に応じて、どのようなサー
ビスを行うかの判断を行う。保守運用部73は、回線の
エラー情報の他、ここには電話番号情報なども含まれ
る。
【0185】また、ハードウェア68は、例えばCP
U、回線回路等の物理的な回路部分を示す。
【0186】このような構成により、電話通信網上に存
在する回線交換機と情報交換装置を兼ね備えた装置を実
現することができる。この場合、この統合サーバを実施
することで、利用者の端末機器に近いところで最終的な
形式に情報交換することができる。つまり、各サブネッ
トワークからネットワークができる場合に、そのサブネ
ットワークに適した形式に情報交換を行うことができ
る。
【0187】また、末端の統合サーバにデータを蓄積す
ることで、最終的にはその統合サーバをキャッシュとし
て利用し、通信相手となる端末機器には簡略化されたデ
ータ送信のみ、つまり、キャッシュにデータが登録され
た旨を通知する。これにより、データ量の損失を最小限
にし、また、サブネットワーク毎の特性を補うことがで
きる。
【0188】さらに、交換機を配置すれば、オフィスサ
ーバとしても利用することができる。この場合、交換機
はネットワーク上に多数配置されることが多いため、上
記第2の実施形態で説明したような分散処理が有効とな
る。
【0189】なお、図17の例では、サーバコンピュー
タ、交換機を一体化した統合サーバに情報交換装置を組
み込んだ構成を示したが、本発明はこれに限るものでは
なく、例えば情報交換装置を統合サーバ(サーバコンピ
ュータ+交換機)とは独立して設け、統合サーバから提
供される応用サービスを情報交換装置で所定の形式に変
換して送るようにしても良い。また、情報交換装置とし
ての各機能を複数の交換機に分散化して設けるようにし
ても良い。要するに、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲で種々変更して実施することができる。
【0190】以下では、交換機に情報交換装置を設けた
場合について説明する。
【0191】図19は第3の実施形態に係る分散ネット
ワークコンピューティングシステムの構成を示すブロッ
ク図である。今、オフィス81内に、PC82、PC8
3と、これらのPC82、PC83に有線LAN84を
介して接続される統合サーバ85が設けられているもの
とする。統合サーバ85は、サーバコンピュータとPB
X(構内交換機)とを一体化させたコンピュータであ
り、交換機として動作するとともにサーバコンピュータ
として応用サービスの提供を行う。一方、オフィス91
内には、PC92とこのPC92に有線LAN84を介
して接続される統合サーバ94が設けられているものと
する。統合サーバ94は、統合サーバ85と同様にサー
バコンピュータとPBX(構内交換機)とを一体化させ
たコンピュータである。
【0192】なお、100は公衆網、101は公衆網上
に存在する構外交換機である。また、102はサービス
の提供を受ける携帯端末機器である。この携帯端末機器
102は、オフィス91内にて構内無線95で統合サー
バ94と接続される。
【0193】このような構成において、オフィス81内
の統合サーバ85から提供される応用サービスは同じオ
フィス内に設置された端末機器(PC82、PC83)
で利用でき、また、他のオフィス91内に設置された端
末機器(PC92、携帯端末機器102)でも利用する
ことができる。
【0194】ここで、統合サーバ85のPBX85aに
情報交換機能を設けた場合には、図20(a)に示すよ
うに、統合サーバ85から提供されるサービス情報はP
BX85a、公衆網100を介して統合サーバ94に送
られる。このとき、ユーザが携帯端末機器102を使用
していれば、統合サーバ94から構内無線95を介して
サービス情報の提供を受けることになる。ただし、情報
量が多すぎるなどして携帯端末機器102でそのサービ
ス情報を受けることができないような場合には、統合サ
ーバ85のPBX85aで情報交換してから当該サービ
ス情報を再送してもらう必要がある。
【0195】一方、統合サーバ85のPBX85aと統
合サーバ94のPBX94aに情報交換機能を分散して
設けることもできる。この場合、図20(b)に示すよ
うに、PBX85aはユーザがどのような端末機器を使
用しているのかだけを判断し、サービス情報をそのまま
の形で末端の統合サーバ94に送ることができる。この
ときのサービス情報はPBX85a、公衆網100を介
して統合サーバ94に送られる。統合サーバ94のPB
X94aでは、ユーザが使用している端末機器の通信イ
ンフラを判断し、その通信インフラのデータ伝送能力に
応じて当該サービス情報を情報交換して送る。
【0196】その際、当該サービス情報の情報量が多
く、しかも、ユーザが携帯端末機器102を使用してい
る場合には、携帯端末機器102にサービス提供の通知
のみを行い、当該サービス情報をそのままの形でPC9
2にダウンロードすれば、統合サーバ85から改めてサ
ービス情報を再送してもらわなくとも、ユーザがPC9
2を直接見に行くか、携帯端末機器102を有線LAN
93に接続することにより、サービスの提供を受けるこ
とができるようになる。すなわち、サービスの提供を受
ける端末機器が接続される末端の統合サーバをキャッシ
ュとして利用することができ、その結果、無駄な時間を
節約できるとともに回線使用料も節約することができ
る。
【0197】このように、情報交換機能を回線交換機に
持たせることで、利用者の端末機器に近いところで最終
的な形式に情報交換することができる。つまり、各サブ
ネットワークからネットワークができる場合に、そのサ
ブネットワークに適した形式に情報交換を行うことがで
きる。
【0198】なお、上記第3の実施形態では、回線交換
機を対象として説明したが、本発明はこれに限るもので
はなく、例えばLAN同志を相互に接続するためのルー
タであっても良い。要は、ネットワーク(回線交換機で
は公衆網、ルータではLAN)を相互接続するためのネ
ットワーク接続装置であれば、そのネットワーク接続装
置に情報交換装置を実装することで上記同様の効果を得
ることができるものである。
【0199】また、上記各実施形態において、応用サー
ビスの提供を受ける端末機器はサーバコンピュータとし
て動作するものであっても良い。
【0200】また、上述した各実施形態において記載し
た手法は、コンピュータに実行させることのできるプロ
グラムとして、例えば図1に示すように、磁気ディスク
(フロッピーディスク、ハードディスク等)、光ディス
ク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記
録媒体に書き込んで各種装置に適用したり、通信媒体に
より伝送して各種装置に適用することも可能である。本
装置を実現するコンピュータ(つまり、第1の実施形態
におけるサーバ計算機1や、第1の実施形態におけるサ
ーバ計算機1a〜1e、第3の実施形態における統合サ
ーバ60)は、記録媒体に記録されたプログラムを読み
込み、このプログラムによって動作が制御されることに
より、上述した処理を実行する。
【0201】
【発明の効果】
(1)以上のように本発明によれば、ネットワーク上に
複数種類の端末機器が存在する場合において、応用サー
ビスとして提供されるサービス情報を各端末機器の処理
能力に応じた形式に情報交換して送ることで、携帯性に
優れているが、情報処理能力(運算能力)や画面表示/
ユーザインタフェース提供能力が他の端末機器(PCな
ど)と比較して相対的に劣っている端末機器(PDAな
ど)を用いて分散ネットワークコンピューティングシス
テムを構築することができ、端末側では、形式は変わっ
ても、他の端末機器と同じようなサービスを受けること
ができるようになる。
【0202】さらに、複数種類の通信網が混在する場合
に、応用サービスとして提供されるサービス情報を各通
信網の通信能力に応じた形式に情報交換して送ること
で、通信インフラのデータ伝送速度/量/品質等の相対
的な差を吸収することができ、端末側では、形式は変わ
っても、他の端末機器と同じようなサービスを受けるこ
とができるようになる。
【0203】また、各端末機器毎の操作方法(アイコ
ン、ボタン、コマンドなどの応用サービスを受けるとき
の操作方法)をユーザインタフェース情報として持ち、
そのユーザインタフェース情報に基づいて各端末機器毎
に情報交換を行うようにすれば、利用者は常に各端末機
器に応じた操作方法でサービスの提供を受けることがで
きる。
【0204】また、各端末機器を使用する利用者の好み
を利用者情報として持ち、その利用者情報に基づいて各
利用者毎に情報交換を行うようにすれば、利用者は常に
自分の好みに応じたサービスの提供を受けることができ
る。
【0205】また、データ暗号化の機能を持たせること
で、オフィス外で応用サービスを受ける場合でも、その
セキュリティを確保することができる。
【0206】また、データ圧縮化の機能を持たせること
で、データの送信を効率良く行うことができる。
【0207】また、例えは利用者がFAXなどの入出力
機器を使用している場合でも、その入出力機器に応じた
情報交換を行うことで、応用サービスの提供を行うこと
ができるようになる。
【0208】(2)また、本発明によれば、情報交換装
置としての各機能を分散化することにより、処理能力が
相対的に高くない複数のサーバを組み合せて、高度な情
報交換処理機能を実現することができる。これにより、
各種端末機器が存在するネットワーク環境において、大
型のサーバコンピュータを必要とせずに、各端末機器の
処理能力に応じた応用サービスの提供が可能となり、さ
らに、複数の通信インフラが混在する場合でも、その通
信インフラの通信能力に応じた応用サービスの提供が可
能となる。
【0209】その上、本発明によれば、従来のように機
能が局所集中しているためにサーバがダウンしたり、通
信網が使用不可ならばシステム全体が利用できなくな
る、といったような事態を解消でき、障害に強い応用サ
ービスの提供が可能となる。
【0210】(3)また、本発明によれば、情報交換機
能を回線交換機やルータに持たせることで、利用者の端
末機器に近いところで最終的な形式に情報交換すること
ができる。つまり、各サブネットワークからネットワー
クができる場合に、そのサブネットワークに適した形式
に情報交換を行うことができる。
【0211】また、キャッシュとして利用することがで
き、例えば通信相手となる端末機器には簡略化されたデ
ータ送信のみ、つまり、キャッシュにデータが登録され
た旨を通知することで、データ量の損失を最小限にし、
また、サブネットワーク毎の特性を補うことができる。
【0212】また、情報交換機能を交換機/ルータ毎に
分散させることで、個々の負担を軽減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る分散ネットワー
クコンピューティングシステムの構成を示すブロック
図。
【図2】第1の実施形態における情報交換装置の情報交
換プロセス部の内部構成を示すブロック図。
【図3】第1の実施形態における情報交換装置の端末情
報管理部の内部構成を示すブロック図。
【図4】第1の実施形態における情報交換装置のユーザ
インタフェース情報管理部の内部構成を示すブロック
図。
【図5】第1の実施形態における情報交換装置の利用者
情報管理部の内部構成を示すブロック図。
【図6】第1の実施形態における情報交換装置の通信イ
ンフラ情報管理部の内部構成を示すブロック図。
【図7】第1の実施形態における一般的な応用サービス
の処理動作を示すフローチャート。
【図8】第1の実施形態における情報交換装置を用いた
場合の応用サービスの処理動作を示すフローチャート。
【図9】第1の実施形態における端末属性を決定するプ
ロトコルシーケンスを示す図。
【図10】第1の実施形態における端末属性に応じた情
報交換の処理動作を示すフローチャート。
【図11】第1の実施形態における通信インフラに応じ
た情報交換の処理動作を示すフローチャート。
【図12】第1の実施形態におけるデータの暗号化を行
う場合の処理動作を示すフローチャート。
【図13】第1の実施形態におけるデータの圧縮化を行
う場合の処理動作を示すフローチャート。
【図14】第1の実施形態における入出力機器を用いて
応用サービスを利用する場合の処理動作を示すフローチ
ャート。
【図15】本発明の第2の実施形態に係る分散ネットワ
ークコンピューティングシステムの構成を示すブロック
図。
【図16】第2の実施形態における分散処理によるサー
ビス提供処理動作を示すフローチャート。
【図17】第3の実施形態における情報交換装置を交換
機上で実現した場合の統合サーバの構成を示すブロック
図。
【図18】第3の実施形態における回線交換機の交換機
機能部の構成を示すブロック図。
【図19】第3の実施形態に係る分散ネットワークコン
ピューティングシステムの構成を示すブロック図。
【図20】第3の実施形態におけるPBXに情報交換機
能を設けた場合の処理動作を説明するための図。
【符号の説明】
1…サーバ計算機 10…情報交換装置 11…情報交換プロセス部 12…端末情報管理部 13…ユーザインタフェース情報管理部 14…利用者情報管理部 15…通信インフラ情報管理部 20…応用サービス部 30…公衆網 31…携帯情報端末 32…携帯電話 33…ポケットベル 34…FAX 40…有線LAN 41…PC 42…プリンタ 43…イメージリーダ 50…無線LAN 51…携帯用PC 1a…サーバ計算機(情報交換制御サーバ) 1b…サーバ計算機(端末情報管理サーバ) 1c…サーバ計算機(ユーザインタフェース情報管理サ
ーバ) 1d…サーバ計算機(利用者情報管理サーバ) 1e…サーバ計算機(通信インフラ情報管理サーバ) 2…有線LAN 60…統合サーバ 61…情報交換装置 62a,62b…オフィス系応用サービス部 63…回線交換機 64…仮想計算機 65…応用サービス部 66…交換機機能部 67…リアルタイムOS 68…ハードウェア

Claims (189)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種アプリケーションソフトウェア等の
    応用サービスを提供する情報処理装置と、 この情報処理装置から応用サービスの提供を受ける端末
    機器と、 上記情報処理装置と上記端末機器とを接続する通信網と
    からなる分散ネットワークコンピューティングシステム
    において、 上記情報処理装置に情報交換装置を設け、 この情報交換装置は、 上記端末機器の処理能力を示す端末属性情報を管理する
    端末属性情報管理手段と、 この端末属性情報管理手段から通信相手となる端末機器
    の端末属性情報を取得し、応用サービスとして提供され
    るサービス情報を上記端末属性情報に基づいて特定の形
    式に変換する変換手段と、 この変換手段によって変換された上記サービス情報を上
    記通信網を介して送信する通信手段とを具備したこと特
    徴とする分散ネットワークコンピューティングシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 各種アプリケーションソフトウェア等の
    応用サービスを提供する情報処理装置と、 この情報処理装置から応用サービスの提供を受ける端末
    機器と、 上記情報処理装置と上記端末機器とを接続する通信網と
    からなる分散ネットワークコンピューティングシステム
    において、 上記情報処理装置に情報交換装置を設け、 この情報交換装置は、 上記通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を管理す
    る通信インフラ情報管理手段と、 この通信インフラ情報管理手段から通信相手となる端末
    機器が接続されている通信網の通信インフラ情報を取得
    し、応用サービスとして提供されるサービス情報を上記
    通信インフラ情報に基づいて特定の形式に変換する変換
    手段と、 この変換手段によって変換された上記サービス情報を上
    記通信網を介して送信する通信手段とを具備したこと特
    徴とする分散ネットワークコンピューティングシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 各種アプリケーションソフトウェア等の
    応用サービスを提供する情報処理装置と、 この情報処理装置から応用サービスの提供を受ける端末
    機器と、 上記情報処理装置と上記端末機器とを接続する通信網と
    からなる分散ネットワークコンピューティングシステム
    において、 上記情報処理装置に情報交換装置を設け、 この情報交換装置は、 上記端末機器の処理能力を示す端末属性情報を管理する
    端末属性情報管理手段と、 上記通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を管理す
    る通信インフラ情報管理手段と、 上記端末属性情報管理手段から通信相手となる端末機器
    の端末属性情報を取得するとともに、上記通信インフラ
    情報管理手段から同端末機器が接続されている通信網の
    通信インフラ情報を取得し、応用サービスとして提供さ
    れるサービス情報を上記端末属性情報および上記通信イ
    ンフラ情報に基づいて特定の形式に変換する変換手段
    と、 この変換手段によって変換された上記サービス情報を上
    記通信網を介して送信する通信手段とを具備したこと特
    徴とする分散ネットワークコンピューティングシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 上記端末機器は、ネットワーク上に複数
    存在することを特徴とする請求項1、請求項2又は請求
    項3記載の分散ネットワークコンピューティングシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 上記通信網は、ネットワーク上に複数存
    在することを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項
    3記載の分散ネットワークコンピューティングシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 上記端末機器および上記通信網は、ネッ
    トワーク上に複数存在することを特徴とする請求項1、
    請求項2又は請求項3記載の分散ネットワークコンピュ
    ーティングシステム。
  7. 【請求項7】 上記情報交換装置は、上記端末機器毎に
    固有の操作方法を示すユーザインタフェース情報を管理
    するユーザインタフェース情報管理手段を有し、 上記変換手段は、このユーザインタフェース情報管理手
    段から通信相手となる端末機器に対応するユーザインタ
    フェース情報を取得し、応用サービスとして提供される
    サービス情報を上記ユーザインタフェース情報に基づい
    て特定の形式に変換することを特徴とする請求項1、請
    求項2又は請求項3記載の分散ネットワークコンピュー
    ティングシステム。
  8. 【請求項8】 上記情報交換装置は、利用者毎に固有の
    操作方法を示す利用者情報を管理する利用者情報管理手
    段を有し、 上記変換手段は、この利用者情報管理手段から通信相手
    となる端末機器に対応する利用者情報を取得し、応用サ
    ービスとして提供されるサービス情報を上記利用者情報
    に基づいて特定の形式に変換することを特徴とする請求
    項1、請求項2又は請求項3記載の分散ネットワークコ
    ンピューティングシステム。
  9. 【請求項9】 上記情報交換装置は、 上記端末属性情報に基づいてデータの暗号化が可能か否
    かを判断する暗号化判断手段と、 この暗号化判断手段によってデータの暗号化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を暗号化する暗号化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項1記載の分散ネットワークコンピュ
    ーティングシステム。
  10. 【請求項10】 上記暗号化手段は、上記端末機器の処
    理能力に応じて暗号化のレベルを変更することを特徴と
    する請求項9記載の分散ネットワークコンピューティン
    グシステム。
  11. 【請求項11】 上記情報交換装置は、 上記通信インフラ情報に基づいてデータの暗号化が可能
    か否かを判断する暗号化判断手段と、 この暗号化判断手段によってデータの暗号化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を暗号化する暗号化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項2記載の分散ネットワークコンピュ
    ーティングシステム。
  12. 【請求項12】 上記暗号化手段は、上記通信網の通信
    能力に応じて暗号化のレベルを変更することを特徴とす
    る請求項11記載の分散ネットワークコンピューティン
    グシステム。
  13. 【請求項13】 上記情報交換装置は、 上記端末属性情報および上記通信インフラ情報に基づい
    てデータの暗号化が可能か否かを判断する暗号化判断手
    段と、 この暗号化判断手段によってデータの暗号化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を暗号化する暗号化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項3記載の分散ネットワークコンピュ
    ーティングシステム。
  14. 【請求項14】 上記暗号化手段は、上記端末機器の処
    理能力および上記通信網の通信能力に応じて暗号化のレ
    ベルを変更することを特徴とする請求項13記載の分散
    ネットワークコンピューティングシステム。
  15. 【請求項15】 上記情報交換装置は、 上記端末属性情報に基づいてデータの圧縮化が可能か否
    かを判断する圧縮化判断手段と、 この圧縮化判断手段によってデータの圧縮化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を圧縮化する圧縮化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項1記載の分散ネットワークコンピュ
    ーティングシステム。
  16. 【請求項16】 上記圧縮化手段は、上記端末機器の処
    理能力に応じて圧縮化のレベルを変更することを特徴と
    する請求項15記載の分散ネットワークコンピューティ
    ングシステム。
  17. 【請求項17】 上記情報交換装置は、 上記通信インフラ情報に基づいてデータの圧縮化が可能
    か否かを判断する圧縮化判断手段と、 この圧縮化判断手段によってデータの圧縮化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を圧縮化する圧縮化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項2記載の分散ネットワークコンピュ
    ーティングシステム。
  18. 【請求項18】 上記圧縮化手段は、上記通信網の通信
    能力に応じて圧縮化のレベルを変更することを特徴とす
    る請求項17記載の分散ネットワークコンピューティン
    グシステム。
  19. 【請求項19】 上記情報交換装置は、 上記端末属性情報および上記通信インフラ情報に基づい
    てデータの圧縮化が可能か否かを判断する圧縮化判断手
    段と、 この圧縮化判断手段によってデータの圧縮化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を圧縮化する圧縮化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項3記載の分散ネットワークコンピュ
    ーティングシステム。
  20. 【請求項20】 上記圧縮化手段は、上記端末機器の処
    理能力および上記通信網の通信能力に応じて圧縮化のレ
    ベルを変更することを特徴とする請求項19記載の分散
    ネットワークコンピューティングシステム。
  21. 【請求項21】 通信網を介して接続された端末機器に
    応用サービスを提供する情報処理装置に設けられる情報
    交換装置であって、 上記端末機器の処理能力を示す端末属性情報を管理する
    端末属性情報管理手段と、 この端末属性情報管理手段から通信相手となる端末機器
    の端末属性情報を取得し、応用サービスとして提供され
    るサービス情報を上記端末属性情報に基づいて特定の形
    式に変換する変換手段と、 この変換手段によって変換された上記サービス情報を上
    記通信網を介して送信する通信手段とを具備したことを
    特徴とする情報交換装置。
  22. 【請求項22】 通信網を介して接続された端末機器に
    応用サービスを提供する情報処理装置に設けられる情報
    交換装置であって、 上記通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を管理す
    る通信インフラ情報管理手段と、 この通信インフラ情報管理手段から通信相手となる端末
    機器が接続されている通信網の通信インフラ情報を取得
    し、応用サービスとして提供されるサービス情報を上記
    通信インフラ情報に基づいて特定の形式に変換する変換
    手段と、 この変換手段によって変換された上記サービス情報を上
    記通信網を介して送信する通信手段とを具備したことを
    特徴とする情報交換装置。
  23. 【請求項23】 通信網を介して接続された端末機器に
    応用サービスを提供する情報処理装置に設けられる情報
    交換装置であって、 上記端末機器の処理能力を示す端末属性情報を管理する
    端末属性情報管理手段と、 上記通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を管理す
    る通信インフラ情報管理手段と、 上記端末属性情報管理手段から通信相手となる端末機器
    の端末属性情報を取得するとともに、上記通信インフラ
    情報管理手段から同端末機器が接続されている通信網の
    通信インフラ情報を取得し、応用サービスとして提供さ
    れるサービス情報を上記端末属性情報および上記通信イ
    ンフラ情報に基づいて特定の形式に変換する変換手段
    と、 この変換手段によって変換された上記サービス情報を上
    記通信網を介して送信する通信手段とを具備したことを
    特徴とする情報交換装置。
  24. 【請求項24】 上記端末機器は、ネットワーク上に複
    数存在することを特徴とする請求項21、請求項22又
    は請求項23記載の情報交換装置。
  25. 【請求項25】 上記通信網は、ネットワーク上に複数
    存在することを特徴とする請求項21、請求項22又は
    請求項23記載の情報交換装置。
  26. 【請求項26】 上記端末機器および上記通信網は、ネ
    ットワーク上に複数存在することを特徴とする請求項2
    1、請求項22又は請求項23記載の情報交換装置。
  27. 【請求項27】 上記端末機器毎に固有の操作方法を示
    すユーザインタフェース情報を管理するユーザインタフ
    ェース情報管理手段を有し、 上記変換手段は、このユーザインタフェース情報管理手
    段から通信相手となる端末機器に対応するユーザインタ
    フェース情報を取得し、応用サービスとして提供される
    サービス情報を上記ユーザインタフェース情報に基づい
    て特定の形式に変換することを特徴とする請求項21、
    請求項22又は請求項23記載の情報交換装置。
  28. 【請求項28】 利用者毎に固有の操作方法を示す利用
    者情報を管理する利用者情報管理手段を有し、 上記変換手段は、この利用者情報管理手段から通信相手
    となる端末機器に対応する利用者情報を取得し、応用サ
    ービスとして提供されるサービス情報を上記利用者情報
    に基づいて特定の形式に変換することを特徴とする請求
    項21、請求項22又は請求項23記載の情報交換装
    置。
  29. 【請求項29】 上記端末属性情報に基づいてデータの
    暗号化が可能か否かを判断する暗号化判断手段と、 この暗号化判断手段によってデータの暗号化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を暗号化する暗号化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項21記載の情報交換装置。
  30. 【請求項30】 上記暗号化手段は、上記端末機器の処
    理能力に応じて暗号化のレベルを変更することを特徴と
    する請求項29記載の情報交換装置。
  31. 【請求項31】 上記通信インフラ情報に基づいてデー
    タの暗号化が可能か否かを判断する暗号化判断手段と、 この暗号化判断手段によってデータの暗号化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を暗号化する暗号化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項22記載の情報交換装置。
  32. 【請求項32】 上記暗号化手段は、上記通信網の通信
    能力に応じて暗号化のレベルを変更することを特徴とす
    る請求項31記載の情報交換装置。
  33. 【請求項33】 上記端末属性情報および上記通信イン
    フラ情報に基づいてデータの暗号化が可能か否かを判断
    する暗号化判断手段と、 この暗号化判断手段によってデータの暗号化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を暗号化する暗号化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項23記載の情報交換装置。
  34. 【請求項34】 上記暗号化手段は、上記端末機器の処
    理能力および上記通信網の通信能力に応じて暗号化のレ
    ベルを変更することを特徴とする請求項33記載の情報
    交換装置。
  35. 【請求項35】 上記端末属性情報に基づいてデータの
    圧縮化が可能か否かを判断する圧縮化判断手段と、 この圧縮化判断手段によってデータの圧縮化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を圧縮化する圧縮化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項21記載の情報交換装置。
  36. 【請求項36】 上記圧縮化手段は、上記端末機器の処
    理能力に応じて圧縮化のレベルを変更することを特徴と
    する請求項35記載の情報交換装置。
  37. 【請求項37】 上記通信インフラ情報に基づいてデー
    タの圧縮化が可能か否かを判断する圧縮化判断手段と、 この圧縮化判断手段によってデータの圧縮化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を圧縮化する圧縮化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項22記載の情報交換装置。
  38. 【請求項38】 上記圧縮化手段は、上記通信網の通信
    能力に応じて圧縮化のレベルを変更することを特徴とす
    る請求項37記載の情報交換装置。
  39. 【請求項39】 上記端末属性情報および上記通信イン
    フラ情報に基づいてデータの圧縮化が可能か否かを判断
    する圧縮化判断手段と、 この圧縮化判断手段によってデータの圧縮化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を圧縮化する圧縮化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項23記載の情報交換装置。
  40. 【請求項40】 上記圧縮化手段は、上記端末機器の処
    理能力および上記通信網の通信能力に応じて圧縮化のレ
    ベルを変更することを特徴とする請求項39記載の情報
    交換装置。
  41. 【請求項41】 通信網を介して接続された端末機器に
    応用サービスを提供する情報処理装置に用いられる情報
    交換方法であって、 上記端末機器の処理能力を示す端末属性情報を端末属性
    情報管理部に登録しておき、 この端末属性情報管理部から通信相手となる端末機器の
    端末属性情報を取得し、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記端末
    属性情報に基づいて特定の形式に変換した後、 この変換された上記サービス情報を上記通信網を介して
    送信するようにしたことを特徴とする情報交換方法。
  42. 【請求項42】 通信網を介して接続された端末機器に
    応用サービスを提供する情報処理装置に用いられる情報
    交換方法であって、 上記通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を通信イ
    ンフラ情報管理部に登録しておき、 この通信インフラ情報管理部から通信相手となる端末機
    器が接続されている通信網の通信インフラ情報を取得
    し、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記通信
    インフラ情報に基づいて特定の形式に変換した後、 この変換された上記サービス情報を上記通信網を介して
    送信するようにしたことを特徴とする情報交換方法。
  43. 【請求項43】 通信網を介して接続された端末機器に
    応用サービスを提供する情報処理装置に用いられる情報
    交換方法であって、 上記端末機器の処理能力を示す端末属性情報を端末属性
    情報管理部に登録し、上記通信網の通信能力を示す通信
    インフラ情報を通信インフラ情報管理部に登録してお
    き、 上記端末属性情報管理部から通信相手となる端末機器の
    端末属性情報を取得するとともに、上記通信インフラ情
    報管理部から同端末機器が接続されている通信網の通信
    インフラ情報を取得し、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記端末
    属性情報および上記通信インフラ情報に基づいて特定の
    形式に変換した後、 この変換された上記サービス情報を上記通信網を介して
    送信するようにしたことを特徴とする情報交換方法。
  44. 【請求項44】 上記端末機器毎に固有の操作方法を示
    すユーザインタフェース情報をユーザインタフェース情
    報管理部に登録し、 このユーザインタフェース情報管理部から通信相手とな
    る端末機器に対応するユーザインタフェース情報を取得
    し、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記ユー
    ザインタフェース情報に基づいて特定の形式に変換する
    ことを特徴とする請求項41、請求項42又は請求項4
    3記載の情報交換方法。
  45. 【請求項45】 利用者毎に固有の操作方法を示す利用
    者情報を利用者情報管理手部に登録し、 この利用者情報管理部から通信相手となる端末機器に対
    応する利用者情報を取得し、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記利用
    者情報に基づいて特定の形式に変換することを特徴とす
    る請求項41、請求項42又は請求項43記載の情報交
    換方法。
  46. 【請求項46】 上記端末属性情報に基づいてデータの
    暗号化が可能か否かを判断し、 データの暗号化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を暗号化するこ
    とを特徴とする請求項41記載の情報交換方法。
  47. 【請求項47】 上記サービス情報の暗号化に際し、上
    記端末機器の処理能力に応じて暗号化のレベルを変更す
    ることを特徴とする請求項46記載の情報交換方法。
  48. 【請求項48】 上記通信インフラ情報に基づいてデー
    タの暗号化が可能か否かを判断し、 データの暗号化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を暗号化するこ
    とを特徴とする請求項42記載の情報交換方法。
  49. 【請求項49】 上記サービス情報の暗号化に際し、上
    記通信網の通信能力に応じて暗号化のレベルを変更する
    ことを特徴とする請求項48記載の情報交換方法。
  50. 【請求項50】 上記端末属性情報および上記通信イン
    フラ情報に基づいてデータの暗号化が可能か否かを判断
    し、 データの暗号化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を暗号化するこ
    とを特徴とする請求項43記載の情報交換方法。
  51. 【請求項51】 上記サービス情報の暗号化に際し、上
    記端末機器の処理能力および上記通信網の通信能力に応
    じて暗号化のレベルを変更することを特徴とする請求項
    50記載の情報交換方法。
  52. 【請求項52】 上記端末属性情報に基づいてデータの
    圧縮化が可能か否かを判断し、 データの圧縮化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を圧縮化するこ
    とを特徴とする請求項41記載の情報交換方法。
  53. 【請求項53】 上記サービス情報の圧縮化に際し、上
    記端末機器の処理能力に応じて圧縮化のレベルを変更す
    ることを特徴とする請求項52記載の情報交換方法。
  54. 【請求項54】 上記通信インフラ情報に基づいてデー
    タの圧縮化が可能か否かを判断し、 データの圧縮化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を圧縮化するこ
    とを特徴とする請求項42記載の情報交換方法。
  55. 【請求項55】 上記サービス情報の圧縮化に際し、上
    記通信網の通信能力に応じて圧縮化のレベルを変更する
    ことを特徴とする請求項55記載の情報交換方法。
  56. 【請求項56】 上記端末属性情報および上記通信イン
    フラ情報に基づいてデータの圧縮化が可能か否かを判断
    し、 データの圧縮化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を圧縮化するこ
    とを特徴とする請求項43記載の情報交換方法。
  57. 【請求項57】 上記サービス情報の圧縮化に際し、上
    記端末機器の処理能力および上記通信網の通信能力に応
    じて圧縮化のレベルを変更することを特徴とする請求項
    56記載の情報交換方法。
  58. 【請求項58】 通信網を介して接続された端末機器に
    応用サービスを提供する情報処理装置に用いられる情報
    交換方法であって、 上記端末機器の処理能力を調べ、 上記端末機器の処理能力が高ければ、通信インフラの通
    信能力に応じた情報交換を行い、 上記端末機器の処理能力が低ければ、上記端末機器の処
    理能力に応じた情報交換を行うようにしたことを特徴と
    する情報交換方法。
  59. 【請求項59】 通信網を介して接続された端末機器に
    応用サービスを提供するコンピュータに用いられる記録
    媒体であって、 上記コンピュータに、 上記端末機器の処理能力を示す端末属性情報を端末属性
    情報管理部に登録させ、 この端末属性情報管理部から通信相手となる端末機器の
    端末属性情報を抽出させ、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記端末
    属性情報に基づいて特定の形式に変換させた後、 この変換された上記サービス情報を上記通信網を介して
    送信させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
    取り可能な記録媒体。
  60. 【請求項60】 通信網を介して接続された端末機器に
    応用サービスを提供するコンピュータに用いられる記録
    媒体であって、 上記コンピュータに、 上記通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を通信イ
    ンフラ情報管理部に登録させ、 この通信インフラ情報管理部から通信相手となる端末機
    器が接続されている通信網の通信インフラ情報を抽出さ
    せ、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記通信
    インフラ情報に基づいて特定の形式に変換させた後、 この変換された上記サービス情報を上記通信網を介して
    送信させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
    取り可能な記録媒体。
  61. 【請求項61】 通信網を介して接続された端末機器に
    応用サービスを提供するコンピュータに用いられる記録
    媒体であって、 上記コンピュータに、 上記端末機器の処理能力を示す端末属性情報を端末属性
    情報管理部に登録させるとともに、上記通信網の通信能
    力を示す通信インフラ情報を通信インフラ情報管理部に
    登録させ、 上記端末属性情報管理部から通信相手となる端末機器の
    端末属性情報を検索せるとともに、上記通信インフラ情
    報管理部から同端末機器が接続されている通信網の通信
    インフラ情報を抽出させ、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記端末
    属性情報および上記通信インフラ情報に基づいて特定の
    形式に変換させた後、 この変換された上記サービス情報を上記通信網を介して
    送信させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
    取り可能な記録媒体。
  62. 【請求項62】 上記コンピュータに、 上記端末機器毎に固有の操作方法を示すユーザインタフ
    ェース情報をユーザインタフェース情報管理部に登録さ
    せ、 このユーザインタフェース情報管理部から通信相手とな
    る端末機器に対応するユーザインタフェース情報を抽出
    させ、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記ユー
    ザインタフェース情報に基づいて特定の形式に変換させ
    るためのプログラムを記録した請求項59、請求項60
    又は請求項61記載の記録媒体。
  63. 【請求項63】 上記コンピュータに、 利用者毎に固有の操作方法を示す利用者情報を利用者情
    報管理手部に登録させ、 この利用者情報管理部から通信相手となる端末機器に対
    応する利用者情報を抽出させ、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記利用
    者情報に基づいて特定の形式に変換させるためのプログ
    ラムを記録した請求項59、請求項60又は請求項61
    記載の記録媒体。
  64. 【請求項64】 上記コンピュータに、 上記端末属性情報に基づいてデータの暗号化が可能か否
    かを判断させ、 データの暗号化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を暗号化させる
    ためのプログラムを記録した請求項59記載の記録媒
    体。
  65. 【請求項65】 上記コンピュータに、 上記サービス情報の暗号化に際し、上記端末機器の処理
    能力に応じて暗号化のレベルを変更させるためのプログ
    ラムを記録した請求項64記載の記録媒体。
  66. 【請求項66】 上記コンピュータに、 上記通信インフラ情報に基づいてデータの暗号化が可能
    か否かを判断させ、 データの暗号化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を暗号化させる
    ためのプログラムを記録した請求項60記載の記録媒
    体。
  67. 【請求項67】 上記コンピュータに、 上記サービス情報の暗号化に際し、上記通信網の通信能
    力に応じて暗号化のレベルを変更させるためのプログラ
    ムを記録した請求項66記載の記録媒体。
  68. 【請求項68】 上記コンピュータに、 上記端末属性情報および上記通信インフラ情報に基づい
    てデータの暗号化が可能か否かを判断させ、 データの暗号化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を暗号化させる
    ためのプログラムを記録した請求項61記載の記録媒
    体。
  69. 【請求項69】 上記コンピュータに、 上記サービス情報の暗号化に際し、上記端末機器の処理
    能力および上記通信網の通信能力に応じて暗号化のレベ
    ルを変更させるさせるためのプログラムを記録した請求
    項68記載の記録媒体。
  70. 【請求項70】 上記コンピュータに、 上記端末属性情報に基づいてデータの圧縮化が可能か否
    かを判断させ、 データの圧縮化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を圧縮化させる
    ためのプログラムを記録した請求項59記載の記録媒
    体。
  71. 【請求項71】 上記コンピュータに、 上記サービス情報の圧縮化に際し、上記端末機器の処理
    能力に応じて圧縮化のレベルを変更させるためのプログ
    ラムを記録した請求項70記載の記録媒体。
  72. 【請求項72】 上記コンピュータに、 上記通信インフラ情報に基づいてデータの圧縮化が可能
    か否かを判断させ、 データの圧縮化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を圧縮化させる
    ためのプログラムを記録した請求項60記載の記録媒
    体。
  73. 【請求項73】 上記コンピュータに、 上記サービス情報の圧縮化に際し、上記通信網の通信能
    力に応じて圧縮化のレベルを変更させるためのプログラ
    ムを記録した請求項72記載の記録媒体。
  74. 【請求項74】 上記コンピュータに、 上記端末属性情報および上記通信インフラ情報に基づい
    てデータの圧縮化が可能か否かを判断させ、 データの圧縮化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を圧縮化させる
    ためのプログラムを記録した請求項61記載の記録媒
    体。
  75. 【請求項75】 上記コンピュータに、 上記サービス情報の圧縮化に際し、上記端末機器の処理
    能力および上記通信網の通信能力に応じて圧縮化のレベ
    ルを変更させるためのプログラムを記録した請求項74
    記載の記録媒体。
  76. 【請求項76】 通信網を介して接続された端末機器に
    応用サービスを提供するコンピュータに用いられる記録
    媒体であって、 上記コンピュータに、 上記端末機器の処理能力を調べさせ、 上記端末機器の処理能力が高ければ、通信インフラの通
    信能力に応じた情報交換を行わせ、 上記端末機器の処理能力が低ければ、上記端末機器の処
    理能力に応じた情報交換を行わせるためのプログラムを
    記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  77. 【請求項77】 各種アプリケーションソフトウェア等
    の応用サービスを提供する第1の情報処理装置と、 この第1の情報処理装置から応用サービスの提供を受け
    る端末機器と、 上記第1の情報処理装置と上記端末機器とを接続する通
    信網とからなる分散ネットワークコンピューティングシ
    ステムにおいて、 上記第1の情報処理装置とは別に上記通信網に接続され
    る第2の情報処理装置に、上記端末機器の処理能力を示
    す端末属性情報を管理する端末属性情報管理手段を設
    け、 上記第1の情報処理装置は、 上記端末属性情報管理手段を有する第2の情報処理装置
    を検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された上記第2の情報処理装
    置を対象として、上記端末属性情報管理手段から通信相
    手となる端末機器の端末属性情報を取得し、応用サービ
    スとして提供されるサービス情報を上記端末属性情報に
    基づいて特定の形式に変換する変換手段と、 この変換手段によって変換された上記サービス情報を上
    記通信網を介して送信する通信手段とを具備したこと特
    徴とする分散ネットワークコンピューティングシステ
    ム。
  78. 【請求項78】 各種アプリケーションソフトウェア等
    の応用サービスを提供する第1の情報処理装置と、 この第1の情報処理装置から応用サービスの提供を受け
    る端末機器と、 上記第1の情報処理装置と上記端末機器とを接続する通
    信網とからなる分散ネットワークコンピューティングシ
    ステムにおいて、 上記第1の情報処理装置とは別に上記通信網に接続され
    る第2の情報処理装置に、上記通信網の通信能力を示す
    通信インフラ情報を管理する通信インフラ情報管理手段
    を設け、 上記第1の情報処理装置は、 上記通信インフラ情報管理手段を有する第2の情報処理
    装置を検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された上記第2の情報処理装
    置を対象として、上記通信インフラ情報管理手段から通
    信相手となる端末機器の通信インフラ情報を取得し、応
    用サービスとして提供されるサービス情報を上記通信イ
    ンフラ情報に基づいて特定の形式に変換する変換手段
    と、 この変換手段によって変換された上記サービス情報を上
    記通信網を介して送信する通信手段とを具備したこと特
    徴とする分散ネットワークコンピューティングシステ
    ム。
  79. 【請求項79】 各種アプリケーションソフトウェア等
    の応用サービスを提供する第1の情報処理装置と、 この第1の情報処理装置から応用サービスの提供を受け
    る端末機器と、 上記第1の情報処理装置と上記端末機器とを接続する通
    信網とからなる分散ネットワークコンピューティングシ
    ステムにおいて、 上記第1の情報処理装置とは別に上記通信網に接続され
    る第2の情報処理装置に、上記端末機器の処理能力を示
    す端末属性情報を管理する端末属性情報管理手段および
    上記通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を管理す
    る通信インフラ情報管理手段を設け、 上記第1の情報処理装置は、 上記端末属性情報管理手段および上記通信インフラ情報
    管理手段を有する第2の情報処理装置を検索する検索手
    段と、 この検索手段によって検索された上記第2の情報処理装
    置を対象として、上記端末属性情報管理手段から通信相
    手となる端末機器の端末属性情報を取得するとともに、
    上記通信インフラ情報管理手段から通信相手となる端末
    機器の通信インフラ情報を取得し、応用サービスとして
    提供されるサービス情報を上記端末属性情報および上記
    通信インフラ情報に基づいて特定の形式に変換する変換
    手段と、この変換手段によって変換された上記サービス
    情報を上記通信網を介して送信する通信手段とを具備し
    たこと特徴とする分散ネットワークコンピューティング
    システム。
  80. 【請求項80】 上記端末機器は、ネットワーク上に複
    数存在することを特徴とする請求項77、請求項78又
    は請求項79記載の分散ネットワークコンピューティン
    グシステム。
  81. 【請求項81】 上記通信網は、ネットワーク上に複数
    存在することを特徴とする請求項77、請求項78又は
    請求項79記載の分散ネットワークコンピューティング
    システム。
  82. 【請求項82】 上記端末機器および上記通信網は、ネ
    ットワーク上に複数存在することを特徴とする請求項7
    7、請求項78又は請求項79記載の分散ネットワーク
    コンピューティングシステム。
  83. 【請求項83】 上記端末機器は、サーバコンピュータ
    としても機能することを特徴とする請求項77、請求項
    78又は請求項79記載の分散ネットワークコンピュー
    ティングシステム。
  84. 【請求項84】 上記第2の情報処理装置は、上記端末
    機器毎に固有の操作方法を示すユーザインタフェース情
    報を管理するユーザインタフェース情報管理手段を有
    し、 上記検索手段は、上記ユーザインタフェース情報管理手
    段を有する第2の情報処理装置を検索し、 上記変換手段は、この検索手段によって検索された上記
    第2の情報処理装置を対象として、上記ユーザインタフ
    ェース情報管理手段から通信相手となる端末機器に対応
    するユーザインタフェース情報を取得し、応用サービス
    として提供されるサービス情報を上記ユーザインタフェ
    ース情報に基づいて特定の形式に変換することを特徴と
    する請求項77、請求項78又は請求項79記載の分散
    ネットワークコンピューティングシステム。
  85. 【請求項85】 上記第2の情報処理装置は、利用者毎
    に固有の操作方法を示す利用者情報を管理する利用者情
    報管理手段を有し、 上記検索手段は、上記利用者情報管理手段を有する第2
    の情報処理装置を検索し、 上記変換手段は、この検索手段によって検索された上記
    第2の情報処理装置を対象として、上記利用者情報管理
    手段から通信相手となる端末機器に対応する利用者情報
    を取得し、応用サービスとして提供されるサービス情報
    を上記利用者情報に基づいて特定の形式に変換すること
    を特徴とする請求項77、請求項78又は請求項79記
    載の分散ネットワークコンピューティングシステム。
  86. 【請求項86】 上記第2の情報処理装置は、 上記端末属性情報に基づいてデータの暗号化が可能か否
    かを判断する暗号化判断手段と、 この暗号化判断手段によってデータの暗号化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を暗号化する暗号化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項77記載の分散ネットワークコンピ
    ューティングシステム。
  87. 【請求項87】 上記暗号化手段は、上記端末機器の処
    理能力に応じて暗号化のレベルを変更することを特徴と
    する請求項86記載の分散ネットワークコンピューティ
    ングシステム。
  88. 【請求項88】 上記第2の情報処理装置は、 上記通信インフラ情報に基づいてデータの暗号化が可能
    か否かを判断する暗号化判断手段と、 この暗号化判断手段によってデータの暗号化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を暗号化する暗号化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項78記載の分散ネットワークコンピ
    ューティングシステム。
  89. 【請求項89】 上記暗号化手段は、上記通信網の通信
    能力に応じて暗号化のレベルを変更することを特徴とす
    る請求項88記載の分散ネットワークコンピューティン
    グシステム。
  90. 【請求項90】 上記第2の情報処理装置は、 上記端末属性情報および上記通信インフラ情報に基づい
    てデータの暗号化が可能か否かを判断する暗号化判断手
    段と、 この暗号化判断手段によってデータの暗号化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を暗号化する暗号化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項79記載の分散ネットワークコンピ
    ューティングシステム。
  91. 【請求項91】 上記暗号化手段は、上記端末機器の処
    理能力および上記通信網の通信能力に応じて暗号化のレ
    ベルを変更することを特徴とする請求項90記載の分散
    ネットワークコンピューティングシステム。
  92. 【請求項92】 上記第2の情報処理装置は、 上記端末属性情報に基づいてデータの圧縮化が可能か否
    かを判断する圧縮化判断手段と、 この圧縮化判断手段によってデータの圧縮化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を圧縮化する圧縮化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項77記載の分散ネットワークコンピ
    ューティングシステム。
  93. 【請求項93】 上記圧縮化手段は、上記端末機器の処
    理能力に応じて圧縮化のレベルを変更することを特徴と
    する請求項92記載の分散ネットワークコンピューティ
    ングシステム。
  94. 【請求項94】 上記第2の情報処理装置は、 上記通信インフラ情報に基づいてデータの圧縮化が可能
    か否かを判断する圧縮化判断手段と、 この圧縮化判断手段によってデータの圧縮化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を圧縮化する圧縮化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項78記載の分散ネットワークコンピ
    ューティングシステム。
  95. 【請求項95】 上記圧縮化手段は、上記通信網の通信
    能力に応じて圧縮化のレベルを変更することを特徴とす
    る請求項94記載の分散ネットワークコンピューティン
    グシステム。
  96. 【請求項96】 上記第2の情報処理装置は、 上記端末属性情報および上記通信インフラ情報に基づい
    てデータの圧縮化が可能か否かを判断する圧縮化判断手
    段と、 この圧縮化判断手段によってデータの圧縮化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を圧縮化する圧縮化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項79記載の分散ネットワークコンピ
    ューティングシステム。
  97. 【請求項97】 上記圧縮化手段は、上記端末機器の処
    理能力および上記通信網の通信能力に応じて圧縮化のレ
    ベルを変更することを特徴とする請求項96記載の分散
    ネットワークコンピューティングシステム。
  98. 【請求項98】 通信網を介して接続された端末機器に
    応用サービスを提供する第1の情報処理装置に用いられ
    る情報交換方法であって、 上記第1の情報処理装置とは別に上記通信網に接続され
    る第2の情報処理装置に端末属性情報管理部を設け、上
    記端末機器の処理能力を示す端末属性情報を上記端末属
    性情報管理部に登録しておき、 上記端末属性情報管理部を有する第2の情報処理装置を
    検索し、 この第2の情報処理装置を対象として、上記端末属性情
    報管理部から通信相手となる端末機器の端末属性情報を
    取得し、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記端末
    属性情報に基づいて特定の形式に変換した後、 この変換された上記サービス情報を上記通信網を介して
    送信すること特徴とする情報交換方法。
  99. 【請求項99】 通信網を介して接続された端末機器に
    応用サービスを提供する第1の情報処理装置に用いられ
    る情報交換方法であって、 上記第1の情報処理装置とは別に上記通信網に接続され
    る第2の情報処理装置に通信インフラ情報管理部を設
    け、上記通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を上
    記通信インフラ情報管理部に登録しておき、 上記通信インフラ情報管理部を有する第2の情報処理装
    置を検索し、 この第2の情報処理装置を対象として、上記通信インフ
    ラ情報管理部から通信相手となる端末機器が接続されて
    いる通信網の通信インフラ情報を取得し、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記通信
    インフラ情報に基づいて特定の形式に変換した後、 この変換された上記サービス情報を上記通信網を介して
    送信することを特徴とする情報交換方法。
  100. 【請求項100】 通信網を介して接続された端末機器
    に応用サービスを提供する第1の情報処理装置に用いら
    れる情報交換方法であって、 上記第1の情報処理装置とは別に上記通信網に接続され
    る第2の情報処理装置に端末属性情報管理部および通信
    インフラ情報管理部を設け、上記端末機器の処理能力を
    示す端末属性情報を上記端末属性情報管理部に登録し、
    上記通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を通信イ
    ンフラ情報管理部に登録しておき、 上記端末属性情報管理部および上記通信インフラ情報管
    理部を有する第2の情報処理装置を検索し、 この第2の情報処理装置を対象として、上記端末属性情
    報管理部から通信相手となる端末機器の端末属性情報を
    取得するとともに、上記通信インフラ情報管理部から同
    端末機器が接続されている通信網の通信インフラ情報を
    取得し、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記端末
    属性情報および上記通信インフラ情報に基づいて特定の
    形式に変換した後、 この変換された上記サービス情報を上記通信網を介して
    送信することを特徴とする情報交換方法。
  101. 【請求項101】 上記第2の情報処理装置にユーザイ
    ンタフェース情報管理部を設け、上記端末機器毎に固有
    の操作方法を示すユーザインタフェース情報を上記ユー
    ザインタフェース情報管理部に登録しておき、 上記ユーザインタフェース情報管理部を有する第2の情
    報処理装置を検索し、 この第2の情報処理装置を対象として、上記ユーザイン
    タフェース情報管理部から通信相手となる端末機器に対
    応するユーザインタフェース情報を取得し、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記ユー
    ザインタフェース情報に基づいて特定の形式に変換する
    ことを特徴とする請求項98、請求項99又は請求項1
    00記載の情報交換方法。
  102. 【請求項102】 上記第2の情報処理装置に利用者情
    報管理部を設け、利用者毎に固有の操作方法を示す利用
    者情報を上記利用者情報管理部に登録しておき、 上記利用者情報管理部を有する第2の情報処理装置を検
    索し、 この第2の情報処理装置を対象として、上記利用者情報
    管理手段から通信相手となる端末機器に対応する利用者
    情報を取得し、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記利用
    者情報に基づいて特定の形式に変換することを特徴とす
    る請求項98、請求項99又は請求項100記載の情報
    交換方法。
  103. 【請求項103】 上記第2の情報処理装置側にて、上
    記端末属性情報に基づいてデータの暗号化が可能か否か
    を判断し、 データの暗号化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を暗号化し、 この暗号化されたサービス情報を上記第1の情報処理装
    置が受け取るようにしたことを特徴とする請求項98記
    載の情報交換方法。
  104. 【請求項104】 上記サービス情報の暗号化に際し、
    上記端末機器の処理能力に応じて暗号化のレベルを変更
    することを特徴とする請求項103記載の情報交換方
    法。
  105. 【請求項105】 上記第2の情報処理装置側にて、上
    記通信インフラ情報に基づいてデータの暗号化が可能か
    否かを判断し、 データの暗号化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を暗号化し、 この暗号化されたサービス情報を上記第1の情報処理装
    置が受け取るようにしたことを特徴とする請求項99記
    載の情報交換方法。
  106. 【請求項106】 上記サービス情報の暗号化に際し、
    上記通信網の通信能力に応じて暗号化のレベルを変更す
    ることを特徴とする請求項105記載の情報交換方法。
  107. 【請求項107】 上記第2の情報処理装置側にて、上
    記端末属性情報および上記通信インフラ情報に基づいて
    データの暗号化が可能か否かを判断し、 データの暗号化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を暗号化し、 この暗号化されたサービス情報を上記第1の情報処理装
    置が受け取るようにしたことを特徴とする請求項100
    記載の情報交換方法。
  108. 【請求項108】 上記サービス情報の暗号化に際し、
    上記端末機器の処理能力および上記通信網の通信能力に
    応じて暗号化のレベルを変更することを特徴とする請求
    項107記載の情報交換方法。
  109. 【請求項109】 上記第2の情報処理装置側にて、上
    記端末属性情報に基づいてデータの圧縮化が可能か否か
    を判断し、 データの圧縮化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を圧縮化し、 この圧縮化されたサービス情報を上記第1の情報処理装
    置が受け取るようにしたことを特徴とする請求項98記
    載の情報交換方法。
  110. 【請求項110】 上記サービス情報の圧縮化に際し、
    上記端末機器の処理能力に応じて圧縮化のレベルを変更
    することを特徴とする請求項109記載の情報交換方
    法。
  111. 【請求項111】 上記第2の情報処理装置側にて、上
    記通信インフラ情報に基づいてデータの圧縮化が可能か
    否かを判断し、 データの圧縮化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を圧縮化し、 この圧縮化されたサービス情報を上記第1の情報処理装
    置が受け取るようにしたことを特徴とする請求項99記
    載の情報交換方法。
  112. 【請求項112】 上記サービス情報の圧縮化に際し、
    上記通信網の通信能力に応じて圧縮化のレベルを変更す
    ることを特徴とする請求項111記載の情報交換方法。
  113. 【請求項113】 上記第2の情報処理装置側にて、上
    記端末属性情報および上記通信インフラ情報に基づいて
    データの圧縮化が可能か否かを判断し、 データの圧縮化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を圧縮化し、 この圧縮化されたサービス情報を上記第1の情報処理装
    置が受け取るようにしたことを特徴とする請求項100
    記載の情報交換方法。
  114. 【請求項114】 上記サービス情報の圧縮化に際し、
    上記端末機器の処理能力および上記通信網の通信能力に
    応じて圧縮化のレベルを変更することを特徴とする請求
    項113記載の情報交換方法。
  115. 【請求項115】 通信網を介して接続された端末機器
    に応用サービスを提供する第1のコンピュータに用いら
    れる記録媒体であって、 上記第1のコンピュータとは別に上記通信網に接続され
    る第2のコンピュータに端末属性情報管理部を設け、上
    記端末機器の処理能力を示す端末属性情報を上記端末属
    性情報管理部に登録しておき、 上記第1のコンピュータに、 上記端末属性情報管理部を有する第2のコンピュータを
    検索させ、 この第2のコンピュータを対象として、上記端末属性情
    報管理部から通信相手となる端末機器の端末属性情報を
    抽出させ、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記端末
    属性情報に基づいて特定の形式に変換させた後、 この変換された上記サービス情報を上記通信網を介して
    送信させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
    取り可能な記録媒体。
  116. 【請求項116】 通信網を介して接続された端末機器
    に応用サービスを提供する第1のコンピュータに用いら
    れる記録媒体であって、 上記第1のコンピュータとは別に上記通信網に接続され
    る第2のコンピュータに通信インフラ情報管理部を設
    け、上記通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を上
    記通信インフラ情報管理部に登録しておき、 上記第1のコンピュータに、 上記通信インフラ情報管理部を有する第2のコンピュー
    タを検索させ、 この第2のコンピュータを対象として、上記通信インフ
    ラ情報管理部から通信相手となる端末機器が接続されて
    いる通信網の通信インフラ情報を抽出させ、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記通信
    インフラ情報に基づいて特定の形式に変換させた後、 この変換された上記サービス情報を上記通信網を介して
    送信させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
    取り可能な記録媒体。
  117. 【請求項117】 通信網を介して接続された端末機器
    に応用サービスを提供する第1のコンピュータに用いら
    れる記録媒体であって、 上記第1のコンピュータとは別に上記通信網に接続され
    る第2のコンピュータに端末属性情報管理部および通信
    インフラ情報管理部を設け、上記端末機器の処理能力を
    示す端末属性情報を上記端末属性情報管理部に登録し、
    上記通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を通信イ
    ンフラ情報管理部に登録しておき、 上記第1のコンピュータに、 上記端末属性情報管理部および上記通信インフラ情報管
    理部を有する第2のコンピュータを検索させ、 この第2のコンピュータを対象として、上記端末属性情
    報管理部から通信相手となる端末機器の端末属性情報を
    取得するとともに、上記通信インフラ情報管理部から同
    端末機器が接続されている通信網の通信インフラ情報を
    抽出させ、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記端末
    属性情報および上記通信インフラ情報に基づいて特定の
    形式に変換させた後、 この変換された上記サービス情報を上記通信網を介して
    送信させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
    取り可能な記録媒体。
  118. 【請求項118】 上記第2のコンピュータにユーザイ
    ンタフェース情報管理部を設け、上記端末機器毎に固有
    の操作方法を示すユーザインタフェース情報を上記ユー
    ザインタフェース情報管理部に登録しておき、 上記第1のコンピュータに、 上記ユーザインタフェース情報管理部を有する第2のコ
    ンピュータを検索させ、 この第2のコンピュータを対象として、上記ユーザイン
    タフェース情報管理部から通信相手となる端末機器に対
    応するユーザインタフェース情報を抽出させ、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記ユー
    ザインタフェース情報に基づいて特定の形式に変換させ
    るためのプログラムを記録した請求項115、請求項1
    16又は請求項117記載の記録媒体。
  119. 【請求項119】 上記第2のコンピュータに利用者情
    報管理部を設け、利用者毎に固有の操作方法を示す利用
    者情報を上記利用者情報管理部に登録しておき、 上記第1のコンピュータに、 上記利用者情報管理部を有する第2のコンピュータを検
    索させ、 この第2のコンピュータを対象として、上記利用者情報
    管理手段から通信相手となる端末機器に対応する利用者
    情報を抽出させ、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記利用
    者情報に基づいて特定の形式に変換させるためのプログ
    ラムを記録した請求項115、請求項116又は請求項
    117記載の記録媒体。
  120. 【請求項120】 上記第2のコンピュータに、 上記端末属性情報に基づいてデータの暗号化が可能か否
    かを判断させ、 データの暗号化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を暗号化させた
    後、 この暗号化されたサービス情報を上記第1のコンピュー
    タに受け取られるためのプログラムを記録した請求項1
    15記載の記録媒体。
  121. 【請求項121】 上記第2のコンピュータに、 上記サービス情報の暗号化に際し、上記端末機器の処理
    能力に応じて暗号化のレベルを変更させるためのプログ
    ラムを記録した請求項120記載の記録媒体。
  122. 【請求項122】 上記第2のコンピュータに、 上記通信インフラ情報に基づいてデータの暗号化が可能
    か否かを判断させ、 データの暗号化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を暗号化させ、 この暗号化されたサービス情報を上記第1のコンピュー
    タに受け取られるためのプログラムを記録した請求項1
    16記載の記録媒体。
  123. 【請求項123】 上記第2のコンピュータに、 上記サービス情報の暗号化に際し、上記通信網の通信能
    力に応じて暗号化のレベルを変更させるためのプログラ
    ムを記録した請求項122記載の記録媒体。
  124. 【請求項124】 上記第2のコンピュータに、 上記端末属性情報および上記通信インフラ情報に基づい
    てデータの暗号化が可能か否かを判断させ、 データの暗号化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を暗号化させ、 この暗号化されたサービス情報を上記第1のコンピュー
    タに受け取られるためのプログラムを記録した請求項1
    17記載の記録媒体。
  125. 【請求項125】 上記第2のコンピュータに、 上記サービス情報の暗号化に際し、上記端末機器の処理
    能力および上記通信網の通信能力に応じて暗号化のレベ
    ルを変更させるためのプログラムを記録した請求項12
    4記載の記録媒体。
  126. 【請求項126】 上記第2のコンピュータに、 上記端末属性情報に基づいてデータの圧縮化が可能か否
    かを判断させ、 データの圧縮化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を圧縮化させ、 この圧縮化されたサービス情報を上記第1のコンピュー
    タに受け取られるためのプログラムを記録した請求項1
    15記載の記録媒体。
  127. 【請求項127】 上記第2のコンピュータに、 上記サービス情報の圧縮化に際し、上記端末機器の処理
    能力に応じて圧縮化のレベルを変更させるためのプログ
    ラムを記録した請求項126記載の記録媒体。
  128. 【請求項128】 上記第2のコンピュータに、 上記通信インフラ情報に基づいてデータの圧縮化が可能
    か否かを判断させ、 データの圧縮化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を圧縮化させ、 この圧縮化されたサービス情報を上記第1のコンピュー
    タに受け取られるためのプログラムを記録した請求項1
    16記載の記録媒体。
  129. 【請求項129】 上記第2のコンピュータに、 上記サービス情報の圧縮化に際し、上記通信網の通信能
    力に応じて圧縮化のレベルを変更させるためのプログラ
    ムを記録した請求項128記載の記録媒体。
  130. 【請求項130】 上記第2のコンピュータに、 上記端末属性情報および上記通信インフラ情報に基づい
    てデータの圧縮化が可能か否かを判断させ、 データの圧縮化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を圧縮化させ、 この圧縮化されたサービス情報を上記第1のコンピュー
    タに受け取られるためのプログラムを記録した請求項1
    17記載の記録媒体。
  131. 【請求項131】 上記第2のコンピュータに、 上記サービス情報の圧縮化に際し、上記端末機器の処理
    能力および上記通信網の通信能力に応じて圧縮化のレベ
    ルを変更させるためのプログラムを記録した請求項13
    0記載の記録媒体。
  132. 【請求項132】 各種アプリケーションソフトウェア
    等の応用サービスを提供する情報処理装置と、 この情報処理装置から応用サービスの提供を受ける端末
    機器と、 上記情報処理装置と上記端末機器とを接続する通信網と
    からなる分散ネットワークコンピューティングシステム
    において、 ネットワークを相互接続するためのネットワーク接続手
    段と、 このネットワーク接続手段に設けられる情報交換装置で
    あって、 この情報交換装置は、 上記端末機器の処理能力を示す端末属性情報を管理する
    端末属性情報管理手段と、 この端末属性情報管理手段から通信相手となる端末機器
    の端末属性情報を取得し、変換手段と、 この変換手段によって変換された上記サービス情報を上
    記通信網を介して送信する通信手段とを具備したこと特
    徴とする分散ネットワークコンピューティングシステ
    ム。
  133. 【請求項133】 各種アプリケーションソフトウェア
    等の応用サービスを提供する情報処理装置と、 この情報処理装置から応用サービスの提供を受ける端末
    機器と、 上記情報処理装置と上記端末機器とを接続する通信網と
    からなる分散ネットワークコンピューティングシステム
    において、 ネットワークを相互接続するためのネットワーク接続手
    段と、 このネットワーク接続手段に設けられる情報交換装置で
    あって、 この情報交換装置は、 上記通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を管理す
    る通信インフラ情報管理手段と、 この通信インフラ情報管理手段から通信相手となる端末
    機器が接続されている通信網の通信インフラ情報を取得
    し、応用サービスとして提供されるサービス情報を上記
    通信インフラ情報に基づいて特定の形式に変換する変換
    手段と、 この変換手段によって変換された上記サービス情報を上
    記通信網を介して送信する通信手段とを具備したこと特
    徴とする分散ネットワークコンピューティングシステ
    ム。
  134. 【請求項134】 各種アプリケーションソフトウェア
    等の応用サービスを提供する情報処理装置と、 この情報処理装置から応用サービスの提供を受ける端末
    機器と、 上記情報処理装置と上記端末機器とを接続する通信網と
    からなる分散ネットワークコンピューティングシステム
    において、 ネットワークを相互接続するためのネットワーク接続手
    段と、 このネットワーク接続手段に設けられる情報交換装置で
    あって、 この情報交換装置は、 上記端末機器の処理能力を示す端末属性情報を管理する
    端末属性情報管理手段と、 上記通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を管理す
    る通信インフラ情報管理手段と、 上記端末属性情報管理手段から通信相手となる端末機器
    の端末属性情報を取得するとともに、上記通信インフラ
    情報管理手段から同端末機器が接続されている通信網の
    通信インフラ情報を取得し、応用サービスとして提供さ
    れるサービス情報を上記端末属性情報および上記通信イ
    ンフラ情報に基づいて特定の形式に変換する変換手段
    と、 この変換手段によって変換された上記サービス情報を上
    記通信網を介して送信する通信手段とを具備したこと特
    徴とする分散ネットワークコンピューティングシステ
    ム。
  135. 【請求項135】 上記端末機器は、ネットワーク上に
    複数存在することを特徴とする請求項132、請求項1
    33又は請求項134記載の分散ネットワークコンピュ
    ーティングシステム。
  136. 【請求項136】 上記通信網は、ネットワーク上に複
    数存在することを特徴とする請求項132、請求項13
    3又は請求項134記載の分散ネットワークコンピュー
    ティングシステム。
  137. 【請求項137】 上記端末機器および上記通信網は、
    ネットワーク上に複数存在することを特徴とする請求項
    132、請求項133又は請求項134記載の分散ネッ
    トワークコンピューティングシステム。
  138. 【請求項138】 上記端末機器は、サーバコンピュー
    タとしても動作することを特徴とする請求項132、請
    求項133又は請求項134記載の分散ネットワークコ
    ンピューティングシステム。
  139. 【請求項139】 上記ネットワーク接続手段は、ネッ
    トワーク上に複数存在し、 これらのネットワーク接続手段に上記情報交換装置とし
    ての各機能を分散化して設けたことを特徴とする請求項
    132、請求項133又は請求項134記載の分散ネッ
    トワークコンピューティングシステム。
  140. 【請求項140】 上記ネットワーク接続手段は、上記
    情報処理装置に一体に設けられ、上記情報処理装置と共
    に統合サーバを構成することを特徴とする請求項13
    2、請求項133又は請求項134記載の分散ネットワ
    ークコンピューティングシステム。
  141. 【請求項141】 上記情報交換装置は、上記情報処理
    装置および上記ネットワーク接続手段とは独立してネッ
    トワーク上に設けられることを特徴とする請求項13
    2、請求項133又は請求項134記載の分散ネットワ
    ークコンピューティングシステム。
  142. 【請求項142】 上記情報交換装置は、上記端末機器
    毎に固有の操作方法を示すユーザインタフェース情報を
    管理するユーザインタフェース情報管理手段を有し、 上記変換手段は、このユーザインタフェース情報管理手
    段から通信相手となる端末機器に対応するユーザインタ
    フェース情報を取得し、応用サービスとして提供される
    サービス情報を上記ユーザインタフェース情報に基づい
    て特定の形式に変換することを特徴とする請求項13
    2、請求項133又は請求項134記載の分散ネットワ
    ークコンピューティングシステム。
  143. 【請求項143】 上記情報交換装置は、利用者毎に固
    有の操作方法を示す利用者情報を管理する利用者情報管
    理手段を有し、 上記変換手段は、この利用者情報管理手段から通信相手
    となる端末機器に対応する利用者情報を取得し、応用サ
    ービスとして提供されるサービス情報を上記利用者情報
    に基づいて特定の形式に変換することを特徴とする請求
    項132、請求項133又は請求項134記載の分散ネ
    ットワークコンピューティングシステム。
  144. 【請求項144】 上記情報交換装置は、 上記端末属性情報に基づいてデータの暗号化が可能か否
    かを判断する暗号化判断手段と、 この暗号化判断手段によってデータの暗号化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を暗号化する暗号化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項132記載の分散ネットワークコン
    ピューティングシステム。
  145. 【請求項145】 上記暗号化手段は、上記端末機器の
    処理能力に応じて暗号化のレベルを変更することを特徴
    とする請求項144記載の分散ネットワークコンピュー
    ティングシステム。
  146. 【請求項146】 上記情報交換装置は、 上記通信インフラ情報に基づいてデータの暗号化が可能
    か否かを判断する暗号化判断手段と、 この暗号化判断手段によってデータの暗号化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を暗号化する暗号化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項133記載の分散ネットワークコン
    ピューティングシステム。
  147. 【請求項147】 上記暗号化手段は、上記通信網の通
    信能力に応じて暗号化のレベルを変更することを特徴と
    する請求項146記載の分散ネットワークコンピューテ
    ィングシステム。
  148. 【請求項148】 上記情報交換装置は、 上記端末属性情報および上記通信インフラ情報に基づい
    てデータの暗号化が可能か否かを判断する暗号化判断手
    段と、 この暗号化判断手段によってデータの暗号化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を暗号化する暗号化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項134記載の分散ネットワークコン
    ピューティングシステム。
  149. 【請求項149】 上記暗号化手段は、上記端末機器の
    処理能力および上記通信網の通信能力に応じて暗号化の
    レベルを変更することを特徴とする請求項148記載の
    分散ネットワークコンピューティングシステム。
  150. 【請求項150】 上記情報交換装置は、 上記端末属性情報に基づいてデータの圧縮化が可能か否
    かを判断する圧縮化判断手段と、 この圧縮化判断手段によってデータの圧縮化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を圧縮化する圧縮化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項132記載の分散ネットワークコン
    ピューティングシステム。
  151. 【請求項151】 上記圧縮化手段は、上記端末機器の
    処理能力に応じて圧縮化のレベルを変更することを特徴
    とする請求項150記載の分散ネットワークコンピュー
    ティングシステム。
  152. 【請求項152】 上記情報交換装置は、 上記通信インフラ情報に基づいてデータの圧縮化が可能
    か否かを判断する圧縮化判断手段と、 この圧縮化判断手段によってデータの圧縮化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を圧縮化する圧縮化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項133記載の分散ネットワークコン
    ピューティングシステム。
  153. 【請求項153】 上記圧縮化手段は、上記通信網の通
    信能力に応じて圧縮化のレベルを変更することを特徴と
    する請求項152記載の分散ネットワークコンピューテ
    ィングシステム。
  154. 【請求項154】 上記情報交換装置は、 上記端末属性情報および上記通信インフラ情報に基づい
    てデータの圧縮化が可能か否かを判断する圧縮化判断手
    段と、 この圧縮化判断手段によってデータの圧縮化が可能であ
    ると判断された場合に、応用サービスとして提供される
    サービス情報を圧縮化する圧縮化手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項134記載の分散ネットワークコン
    ピューティングシステム。
  155. 【請求項155】 上記圧縮化手段は、上記端末機器の
    処理能力および上記通信網の通信能力に応じて圧縮化の
    レベルを変更することを特徴とする請求項154記載の
    分散ネットワークコンピューティングシステム。
  156. 【請求項156】 ネットワークを相互接続するための
    ネットワーク接続装置に用いられる情報交換方法であっ
    て、 上記ネットワーク接続装置に端末属性情報管理部を設
    け、端末機器の処理能力を示す端末属性情報を上記端末
    属性情報管理部に登録しておき、 この端末属性情報管理部から情報処理装置の通信相手と
    なる端末機器の端末属性情報を取得し、 上記情報処理装置から上記端末機器に応用サービスとし
    て提供されるサービス情報を上記端末属性情報に基づい
    て特定の形式に変換することを特徴とする情報交換方
    法。
  157. 【請求項157】 ネットワークを相互接続するための
    ネットワーク接続装置に用いられる情報交換方法であっ
    て、 上記ネットワーク接続装置に通信インフラ情報管理部を
    設け、通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を上記
    通信インフラ情報管理部に登録しておき、 この通信インフラ情報管理部から情報処理装置の通信相
    手となる端末機器が接続されている通信網の通信インフ
    ラ情報を取得し、 上記情報処理装置から上記端末機器に応用サービスとし
    て提供されるサービス情報を上記通信インフラ情報に基
    づいて特定の形式に変換することを特徴とする情報交換
    方法。
  158. 【請求項158】 ネットワークを相互接続するための
    ネットワーク接続装置に用いられる情報交換方法であっ
    て、 上記ネットワーク接続装置に端末属性情報管理部および
    通信インフラ情報管理部を設け、端末機器の処理能力を
    示す端末属性情報を上記端末属性情報管理部に登録し、
    通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を上記通信イ
    ンフラ情報管理部に登録しておき、 上記端末属性情報管理部から情報処理装置の通信相手と
    なる端末機器の端末属性情報を取得するとともに、上記
    通信インフラ情報管理部から同端末機器が接続されてい
    る通信網の通信インフラ情報を取得し、 上記情報処理装置から上記端末機器に応用サービスとし
    て提供されるサービス情報を上記端末属性情報および上
    記通信インフラ情報に基づいて特定の形式に変換するこ
    とを特徴とする情報交換方法。
  159. 【請求項159】 上記ネットワーク接続装置にユーザ
    インタフェース情報管理部を設け、上記端末機器毎に固
    有の操作方法を示すユーザインタフェース情報を上記ユ
    ーザインタフェース情報管理部に登録しておき、 このユーザインタフェース情報管理部から通信相手とな
    る端末機器に対応するユーザインタフェース情報を取得
    し、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記ユー
    ザインタフェース情報に基づいて特定の形式に変換する
    ことを特徴とする請求項156、請求項157又は請求
    項158記載の情報交換方法。
  160. 【請求項160】 上記ネットワーク接続装置に利用者
    情報管理部を設け、利用者毎に固有の操作方法を示す利
    用者情報を上記利用者情報管理部に登録しておき、 この利用者情報管理部から通信相手となる端末機器に対
    応する利用者情報を抽出し、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記利用
    者情報に基づいて特定の形式に変換することを特徴とす
    る請求項156、請求項157又は請求項158記載の
    情報交換方法。
  161. 【請求項161】 上記端末属性情報に基づいてデータ
    の暗号化が可能か否かを判断し、 データの暗号化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を暗号化するこ
    とを特徴とする請求項156記載の情報交換方法。
  162. 【請求項162】 上記サービス情報の暗号化に際し、
    上記端末機器の処理能力に応じて暗号化のレベルを変更
    することを特徴とする請求項161記載の情報交換方
    法。
  163. 【請求項163】 上記通信インフラ情報に基づいてデ
    ータの暗号化が可能か否かを判断し、 データの暗号化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を暗号化するこ
    とを特徴とする請求項157記載の情報交換方法。
  164. 【請求項164】 上記サービス情報の暗号化に際し、
    上記通信網の通信能力に応じて暗号化のレベルを変更す
    ることを特徴とする請求項163記載の情報交換方法。
  165. 【請求項165】 上記端末属性情報および上記通信イ
    ンフラ情報に基づいてデータの暗号化が可能か否かを判
    断し、 データの暗号化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を暗号化するこ
    とを特徴とする請求項158記載の情報交換方法。
  166. 【請求項166】 上記サービス情報の暗号化に際し、
    上記端末機器の処理能力および上記通信網の通信能力に
    応じて暗号化のレベルを変更することを特徴とする請求
    項165記載の情報交換方法。
  167. 【請求項167】 上記端末属性情報に基づいてデータ
    の圧縮化が可能か否かを判断し、 データの圧縮化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を圧縮化するこ
    とを特徴とする請求項156記載の情報交換方法。
  168. 【請求項168】 上記サービス情報の圧縮化に際し、
    上記端末機器の処理能力に応じて圧縮化のレベルを変更
    することを特徴とする請求項167記載の情報交換方
    法。
  169. 【請求項169】 上記通信インフラ情報に基づいてデ
    ータの圧縮化が可能か否かを判断し、 データの圧縮化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を圧縮化するこ
    とを特徴とする請求項157記載の情報交換方法。
  170. 【請求項170】 上記サービス情報の圧縮化に際し、
    上記通信網の通信能力に応じて圧縮化のレベルを変更す
    ることを特徴とする請求項169記載の情報交換方法。
  171. 【請求項171】 上記端末属性情報および上記通信イ
    ンフラ情報に基づいてデータの圧縮化が可能か否かを判
    断し、 データの圧縮化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を圧縮化するこ
    とを特徴とする請求項158記載の情報交換方法。
  172. 【請求項172】 上記端末機器の処理能力および上記
    通信網の通信能力に応じて圧縮化のレベルを変更するこ
    とを特徴とする請求項171記載の情報交換方法。
  173. 【請求項173】 ネットワークを相互接続するための
    ネットワーク接続機能を備えたコンピュータに用いられ
    る記録媒体であって、 上記コンピュータに、 端末機器の処理能力を示す端末属性情報を端末属性情報
    管理部に登録させ、 この端末属性情報管理部から情報処理装置の通信相手と
    なる端末機器の端末属性情報を抽出し、 上記情報処理装置から上記端末機器に応用サービスとし
    て提供されるサービス情報を上記端末属性情報に基づい
    て特定の形式に変換させるためのプログラムを記録した
    コンピュータ読取り可能な記録媒体。
  174. 【請求項174】 ネットワークを相互接続するための
    ネットワーク接続機能を備えたコンピュータに用いられ
    る記録媒体であって、 上記コンピュータに、 通信網の通信能力を示す通信インフラ情報を通信インフ
    ラ情報管理部に登録させ、 この通信インフラ情報管理部から情報処理装置の通信相
    手となる端末機器が接続されている通信網の通信インフ
    ラ情報を抽出させ、 上記情報処理装置から上記端末機器に応用サービスとし
    て提供されるサービス情報を上記通信インフラ情報に基
    づいて特定の形式に変換させるためのプログラムを記録
    したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  175. 【請求項175】 ネットワークを相互接続するための
    ネットワーク接続機能を備えたコンピュータに用いられ
    る記録媒体であって、 上記コンピュータに、 端末機器の処理能力を示す端末属性情報を上記端末属性
    情報管理部に登録させるとともに、通信網の通信能力を
    示す通信インフラ情報を上記通信インフラ情報管理部に
    登録させ、 上記端末属性情報管理部から情報処理装置の通信相手と
    なる端末機器の端末属性情報を取得するとともに、上記
    通信インフラ情報管理部から同端末機器が接続されてい
    る通信網の通信インフラ情報を抽出させ、 上記情報処理装置から上記端末機器に応用サービスとし
    て提供されるサービス情報を上記端末属性情報および上
    記通信インフラ情報に基づいて特定の形式に変換させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な
    記録媒体。
  176. 【請求項176】 上記コンピュータに、 上記端末機器毎に固有の操作方法を示すユーザインタフ
    ェース情報をユーザインタフェース情報管理部に登録さ
    せ、 このユーザインタフェース情報管理部から通信相手とな
    る端末機器に対応するユーザインタフェース情報を抽出
    させ、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記ユー
    ザインタフェース情報に基づいて特定の形式に変換させ
    るためのプログラムを記録した請求項173、請求項1
    74又は請求項175記載の記録媒体。
  177. 【請求項177】 上記コンピュータに、 利用者毎に固有の操作方法を示す利用者情報を利用者情
    報管理部に登録させ、 この利用者情報管理部から通信相手となる端末機器に対
    応する利用者情報を抽出させ、 応用サービスとして提供されるサービス情報を上記利用
    者情報に基づいて特定の形式に変換させるためのプログ
    ラムを記録した請求項173、請求項174又は請求項
    175記載の記録媒体。
  178. 【請求項178】 上記コンピュータに、 上記端末属性情報に基づいてデータの暗号化が可能か否
    かを判断させ、 データの暗号化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を暗号化させる
    ためのプログラムを記録した請求項173記載の記録媒
    体。
  179. 【請求項179】 上記サービス情報の暗号化に際し、
    上記端末機器の処理能力に応じて暗号化のレベルを変更
    させるためのプログラムを記録した請求項178記載の
    記録媒体。
  180. 【請求項180】 上記コンピュータに、 上記通信インフラ情報に基づいてデータの暗号化が可能
    か否かを判断させ、 データの暗号化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を暗号化させる
    ためのプログラムを記録した請求項174記載の記録媒
    体。
  181. 【請求項181】 上記サービス情報の暗号化に際し、
    上記通信網の通信能力に応じて暗号化のレベルを変更さ
    せるためのプログラムを記録した請求項180記載の記
    録媒体。
  182. 【請求項182】 上記コンピュータに、 上記端末属性情報および上記通信インフラ情報に基づい
    てデータの暗号化が可能か否かを判断させ、 データの暗号化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を暗号化させる
    ためのプログラムを記録した請求項175記載の記録媒
    体。
  183. 【請求項183】 上記サービス情報の暗号化に際し、
    上記端末機器の処理能力および上記通信網の通信能力に
    応じて暗号化のレベルを変更させるためのプログラムを
    記録した請求項182記載の記録媒体。
  184. 【請求項184】 上記コンピュータに、 上記端末属性情報に基づいてデータの圧縮化が可能か否
    かを判断させ、 データの圧縮化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を圧縮化させる
    ためのプログラムを記録した請求項173記載の記録媒
    体。
  185. 【請求項185】 上記サービス情報の圧縮化に際し、
    上記端末機器の処理能力に応じて圧縮化のレベルを変更
    させるためのプログラムを記録した請求項184記載の
    記録媒体。
  186. 【請求項186】 上記コンピュータに、 上記通信インフラ情報に基づいてデータの圧縮化が可能
    か否かを判断させ、 データの圧縮化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を圧縮化させる
    ためのプログラムを記録した請求項174記載の記録媒
    体。
  187. 【請求項187】 上記サービス情報の圧縮化に際し、
    上記通信網の通信能力に応じて圧縮化のレベルを変更さ
    せるためのプログラムを記録した請求項186記載の記
    録媒体。
  188. 【請求項188】 上記コンピュータに、 上記端末属性情報および上記通信インフラ情報に基づい
    てデータの圧縮化が可能か否かを判断させ、 データの圧縮化が可能であると判断された場合に、応用
    サービスとして提供されるサービス情報を圧縮化させる
    ためのプログラムを記録した請求項175記載の記録媒
    体。
  189. 【請求項189】 上記端末機器の処理能力および上記
    通信網の通信能力に応じて圧縮化のレベルを変更させる
    ためのプログラムを記録した請求項188記載の記録媒
    体。
JP10039334A 1997-02-20 1998-02-20 分散ネットワークコンピューティングシステム、同システムに用いられる情報交換装置、情報交換方法及び記憶媒体 Pending JPH10301864A (ja)

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JP10039334A Pending JPH10301864A (ja) 1997-02-20 1998-02-20 分散ネットワークコンピューティングシステム、同システムに用いられる情報交換装置、情報交換方法及び記憶媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006260535A (ja) * 2005-02-15 2006-09-28 Canon Inc 検索処理を実行するための情報処理装置、検索処理方法、及びプログラム
JP2014032518A (ja) * 2012-08-02 2014-02-20 Ricoh Co Ltd 表示装置、ネットワークシステム、及びプログラム

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