JPH10285480A - 選局装置及び選局システム - Google Patents

選局装置及び選局システム

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JPH10285480A
JPH10285480A JP9354997A JP9354997A JPH10285480A JP H10285480 A JPH10285480 A JP H10285480A JP 9354997 A JP9354997 A JP 9354997A JP 9354997 A JP9354997 A JP 9354997A JP H10285480 A JPH10285480 A JP H10285480A
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Shirou Konishi
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Xing Inc
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Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易な操作で多チャンネル全ての番組を一覧
することができ、かつ、利用者が気に入った番組を適切
に選択することのできる選局装置及び選局システムを提
供する。 【解決手段】 スキャンされているTV画面の中から、
使用者300がお好みボタン6を押下する都度、該チャ
ンネルが記憶され、その後、更に、お好みスキャンキー
5を押下すると、記憶されたチャンネルが再度スキャン
され、更に、お好みボタン6を押下することにより、所
望のチャンネルを決定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばCATVホ
ームターミナルシステムにおいて使用される選局装置に
関し、特に、選局装置から順次送出されたチャンネル変
更信号のうち、使用者が気に入ったチャンネルを記憶
し、次回からは該記憶されたチャンネルの範囲で変更信
号を送る事により、選局における操作性の向上を図った
選局装置及び選局システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばCATV等のように複
数のチャンネルから種々の番組を提供するシステムにお
いては、利用者がそれらの番組から気に入った番組を選
局するための選局装置があり、その選局装置としてのリ
モコン装置に付随する機能の一つとしていわゆるチャン
ネルスキャンと言う、例えば該リモコン装置に取り付け
られているある所定のキーを押下することにより、該シ
ステムにおいて提供する複数のチャンネルを自動的に順
次、変更をする機能があった。
【0003】このようなチャンネルスキャン機能を有す
る従来のリモコン装置について、図15を参照して説明
する。
【0004】図15に示すように、リモコン装置50に
は、そのボタンを押下することにより例えば該ボタンの
表面に記された番号に相当するチャンネルを直接選局す
るための各ボタン51(いわゆるテンキー)と、チャン
ネルを順次送って選局するためのチャンネル順送りキー
53a、チャンネルを逆送りに選局するための逆送りキ
ー53bが取り付けられている。これら順、逆送りキー
53a、53bが形成されている下方に、ここでは図示
しないTV画面における音量をアップさせるための音量
アップキー54a及び音量をダウンさせるための音量ダ
ウンキー54bとが形成されている。更にその下方に
は、TV画面における音量を消去するための消音キー5
5が形成されている。この消音キー55を押下すると、
TV画面の音が全く消され、再度押下すると再び音声が
出力されることになる。
【0005】そして、これらのキーの左方には、前述し
たチャンネルスキャンをするためのスキャンキー56が
設定されている。
【0006】このスキャンキー56を押下することによ
り、このシステムが提供可能な番組のチャンネルを全
て、自動的に、順に切り替えることができる。従って、
利用者にとっては、該スキャンキー56を押下するとい
う1度の操作によって、システムが提供している全ての
番組を一通り一覧することができる。
【0007】なお、電源キー52は、例えばCATVホ
ームターミナルの電源をON、OFFするためのキーで
あり、この電源キー52を押下する毎に該CATVホー
ムターミナルの電源がON、OFFと交互に繰り返され
る。
【0008】また、前述した各キーが押下されることに
よって、該入力信号が、例えば赤外線信号57として変
換され、後述するCATVホームターミナルに対して出
力されることになる。
【0009】そこで、こうした構成のリモコン装置50
の送信信号を受信して、TV画面の選局をする従来のT
V受信装置について、例えば図16を参照して、特にC
ATVホームターミナルを例として説明する。
【0010】図16に示すように、CATVホームター
ミナル70のCATV入力端子81から入力された信号
aは、分配器79によって分岐信号1a及び2aとに分
岐される。
【0011】分岐信号1aは、チューナ78によって選
局したチャンネルのIF信号ifに変換された後、IF
増幅検波回路75にて増幅検波されて、映像信号pと音
声信号sとにそれぞれ検波され、それぞれOSD回路7
6及びRFモジュレータ77に入力される。
【0012】該映像信号pは、OSD回路76を通りア
ルファベット、数字、文字等と合成されて信号paとな
り、前述の音声信号sと共にRFモジュレータ77に加
えられて、テレビの空きチャンネルに対応する特定の周
波数信号rに変換され、出力端子82を介して、該出力
端子82に接続されたテレビ受像機83に出力する。一
方、分岐信号2aは、データ受信器80を通りデータ信
号bに復調され、制御部71に入力される。制御部71
は、周知のCPU、ROM、RAM等で構成され、デー
タ信号bの制御内容に基づきホームターミナル70全体
の制御を行う。
【0013】リモコン装置50は、前述した各ボタン5
1やチャンネル順、逆送りキー53a、53bを押すこ
とによりチャンネル変更信号を例えば赤外線信号等の光
信号で受光部72に対して出力される。
【0014】特に、スキャンキー56を押下すると、チ
ャンネル変更信号が連続的に出力されて、該出力に応じ
て制御部71はチューナ78に次々とチャンネル選局デ
ータを送り出す。それに伴って、チューナ78は、該選
局データによって特定されたチャンネルを選局し、そし
て周波数変換をし、IF信号をIF増幅回路25に送出
する。
【0015】その結果、TV受像機83の表示画面は次
々と切り替わる。例えば、12チャンネルの番組が提供
されているTVシステムの場合、スキャンボタン56の
押下によって該12チャンネルの番組が自動的に次々と
切り替わり極めて短時間でひと通りの番組内容を一覧す
ることができる。
【0016】受光部72においては、リモコン装置50
からの赤外線信号が電気信号cに変換され、制御部71
に入力される。
【0017】制御部71は、電気信号cのデータに基づ
いて、チューナ78へチャンネル選局データdを出力す
ると共に、その選局したチャンネルをチャンネル表示部
73に表示する。
【0018】なお、外部メモリ74は、例えばチャンネ
ル選局に関しては、ラストチャンネル等を記憶し、ホー
ムターミナル70の電源ON時に、前に視聴していたチ
ャンネルを選局するために使用される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在
は、例えば、都市型CATVが多数開局されており、こ
れら都市型CATVにおいては提供可能な番組数が、数
十チャンネルと増えてきている。さらには、最近は、デ
ジタル衛星TVも導入されはじめており、このデジタル
衛星TVとなると、数百チャンネルといった極めて多数
の番組の提供が可能となる。
【0020】従って、このような利用者にとっては視聴
可能な番組数が非常に多いTVにおいては、ひと通りの
番組を一覧しようとして前述したスキャンキー56を押
下してチャンネルをスキャンしても、順次スキャンしな
ければならないチャンネル数があまりにも多いので、利
用者は、スキャンがし終わる頃には、即ち提供している
番組が一通り一覧し終わる頃には、今まで順次観ていた
番組の中で、自分が気に入った番組のチャンネルはいっ
たいどれだったか忘れてしまう事が多い。
【0021】そうかといって、スキャンキー56を押し
て順次チャンネルをスキャンしている途中で自分が気に
入った番組を見つけ、そこでスキャンを終了させてしま
うとすると、それ以降スキャンする予定であった、まだ
一覧していないチャンネルの番組の内容を確認する事は
できない。
【0022】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、多チャンネルの番組を提供する
にも関わらず、容易な操作で該多チャンネル全ての番組
を一覧することができ、なおかつ利用者が気に入った番
組を適切に選択することのできる選局装置及び選局シス
テムを提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の選局装置は、チャンネルを切替可
能な切替手段と、前記切替手段により切り替えられたチ
ャンネルの中から複数のチャンネルを指定する指定手段
と、前記指定手段により指定されたチャンネル信号を記
憶可能な記憶手段と、前記記憶手段から読み出したチャ
ンネル信号に基づいてチャンネルを順次切り替える第二
切替手段と、前記第二切替手段により順次切り替えられ
たチャンネルの中から所望のチャンネルを決定する決定
手段とを備えたことを特徴とする。
【0024】本発明の選局装置は、切替手段がチャンネ
ルを切替可能であり、指定手段が該切替手段により切り
替えられたチャンネルの中から複数のチャンネルを指定
可能であり、記憶手段が該指定手段により指定されたチ
ャンネル信号を記憶可能であり、第二切替手段が該記憶
手段から読み出したチャンネル信号に基づいてチャンネ
ルを順次切り替え、決定手段が該第二切替手段により順
次切り替えられたチャンネルの中から所望のチャンネル
を決定する。
【0025】ゆえに、利用者は、提供可能な多数のチャ
ンネルを切替手段により切り替え、その切り替えられて
いるチャンネルの中からまず気に入ったチャンネルを指
定手段により指定し(この場合、気に入ったチャンネル
が複数あれば複数指定することになる)、該指定したチ
ャンネル信号を記憶手段に記憶させ、その後、第二切替
手段を操作することにより、該記憶手段が記憶したチャ
ンネル信号を順次読み出して、順次、チャンネルを切り
替え、それらのチャンネルの中から決定手段を操作する
ことにより所望のチャンネルを決定することができる。
【0026】この場合、切替手段は、例えば選局装置に
形成されている、それぞれのチャンネル番号を示すキー
の1つ1つを押下等することによって直接該チャンネル
に切り替える構成であってもよいし、あるいは、ある1
つのキーのみを押下することによって、提供可能な全て
のチャンネルを、自動的に順次切り替える構成をとって
もよい。
【0027】従って、例えば最近のCATVやデジタル
衛星TV等の極めて多くのチャンネルにて種々の番組を
提供するシステムにおいて、更に、1チャンネル毎に提
供する内容が毎日異なっていても、利用者は、前述した
ように切替手段を操作するといった手順を踏むことによ
り、容易な方法で、あらかじめ全ての番組を一覧し、気
に留めた番組のチャンネルをメモ的な感覚で記憶させて
おくことで、更にそれらの中から、第二切替手段を操作
することによりチャンネルを順次切り替え、それらを確
認することで最も気に入った番組を適切に選択すること
ができる。
【0028】即ち、多チャンネルの番組をサービスする
にも関わらず、容易な操作で該多チャンネル全ての番組
を一覧することができ、なおかつ利用者が気に入った番
組を適切に選択することができるのである。
【0029】更に、請求項2に記載の選局装置は、請求
項1に記載の選局装置であって、前記第二切替手段によ
る前記チャンネルの切り替え動作以降も更に複数のチャ
ンネルを指定する少なくとも1つの第二指定手段と、前
記第二指定手段により指定されたチャンネル信号を記憶
可能な少なくとも1つの第二記憶手段と、前記第二記憶
手段から読み出したチャンネル信号に基づいて更にチャ
ンネルを順次切り替える少なくとも1つの第三切替手段
とを備え、前記決定手段は前記第三切替手段により順次
切り替えられたチャンネルの中から所望のチャンネルを
決定するように構成されていることを特徴とする。
【0030】このような構成の選局装置は、少なくとも
1つの第二指定手段を操作することによって、第二切替
手段によるチャンネルの切り替え動作以降も更にチャン
ネルの絞り込みのために複数のチャンネルを指定し、少
なくとも1つの第二記憶手段が該第二指定手段により指
定されたチャンネル信号を記憶可能であり、少なくとも
1つの第三切替手段が、該第二記憶手段から読み出した
チャンネル信号に基づいて更に絞り込まれたチャンネル
を順次切り替え、決定手段を操作することにより、該第
三切替手段手段により順次切り替えられたチャンネルの
中から所望のチャンネルを決定する。
【0031】ゆえに、前述したような都市型CATVや
デジタル衛星TVのような非常に多くのチャンネルにて
番組を提供するサービスにおいて、利用者が所望のチャ
ンネルを選局する場合に、前述したように、利用者は、
切替手段の操作によりチャンネルを切り替え、該チャン
ネルの中からお好みのチャンネルを指定手段によって指
定し、その範囲で更にそれらのチャンネルを第二切替手
段によって順次切り替えた後でも、まだ所望の番組を最
終決定するのではなく、更にその中からチャンネルを絞
り込むために、複数のチャンネルを第二指定手段を操作
することによって指定し、第二記憶手段に該指定したチ
ャンネル信号を記憶しておいた後で、第三切替手段を操
作することにより該第二記憶手段から読み出した該チャ
ンネル信号を順次読み出し、該信号に基づいて更に順次
チャンネルを切り替え、再度のチャンネルの番組内容を
確認した後で、決定手段を操作することにより、所望の
チャンネルを決定することができる。
【0032】従って、利用者は、多数のチャンネルの番
組内容の全てを確実に認識しながら一覧し、お好みのチ
ャンネルを一時的に記憶させておくことによって、納得
のいくように所望のチャンネルを選択、決定することが
できる。
【0033】なお、これら、第二指定手段、第二記憶手
段及び第三記憶手段は1つだけ設けるとは限らず、提供
可能なチャンネル数や利用者の番組選択のパターン等を
考慮することによって、該第二指定手段、第二記憶手
段、第三記憶手段を2つ以上設けることにして、数段階
の選択回数を経ることによって所望のチャンネルを決定
することができるようにしてもよい。
【0034】そこで、請求項3に記載の選局装置は、請
求項1又は請求項2に記載の選局装置であって、前記決
定手段によるチャンネルの決定までに操作すべき前記第
二指定手段、第二記憶手段及び第三記憶手段の数を設定
可能な設定手段を備えたことを特徴とする。
【0035】このような構成の選局装置は、設定手段
が、決定手段によるチャンネルの決定までに操作すべき
前記第二指定手段、第二記憶手段及び第三記憶手段の数
を設定することができる。
【0036】従って、前述したように、利用者が利用し
ているTVシステムが提供しているチャンネルの数に応
じて、その選局パターンを設定手段により種々に設定す
ることができ、より選局パターンを柔軟に設定すること
ができるのである。
【0037】更に、請求項4に記載の選局装置は、請求
項1ないし請求項3のいずれかに記載の選曲装置であっ
て、前記切り替え手段は順次チャンネルを切り替えるこ
とを特徴とする。
【0038】ゆえに、利用者は、番組の選局にあたっ
て、最初に切り替え手段を操作することにより、提供可
能なチャンネルを順次切り替え、その番組スキャンの中
から指定手段によりお好みのチャンネルを複数指定し、
更に該第二切替手段を操作することにより、指定手段で
指定した指定番組間でさらにスキャンし、その中から所
望の番組を選局することができる。
【0039】従って、非常に多数のチャンネルにて番組
を提供するシステムにおいても、より容易に選局操作を
実行することができる。
【0040】また、請求項5に記載の選局システムは、
請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の選局装置
と、前記選局装置からの送信信号を受信する受信装置と
で構成されている選局システムであって、前記記憶手段
若しくは前記第二記憶手段の少なくとも一方が前記受信
装置側に備えられていることを特徴とする。
【0041】このような構成の選局システムは、指定手
段若しくは第二指定手段により指定されたチャンネル信
号を記憶する記憶手段若しくは第二記憶手段を、該選局
装置からの送信信号を受信する受信装置側に備えている
ので、利用者は、例えば、切替手段若しくは第二切替手
段を操作してチャンネルを順次切り替えるときに、選局
装置を継続して受信装置側に向け続けなければならない
手間を省くことができ、所望のチャンネルを選局する操
作がより簡易となる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0043】図1は、本発明の選局装置を具体化したリ
モコン装置及び該リモコン装置と受信装置とで構成され
た選局システムの外観を示す概略図である。
【0044】図1に示すように、本選局システムは、選
局装置としてのリモコン装置1と受信装置としてのCA
TVホームターミナル20とで構成されており、このC
ATVホームターミナル20には、チャンネルを直接選
択するためのテンキー3が取り付けられている。即ち、
利用者としての使用者300は、このテンキー3を押下
することにより、該テンキー3の各表示部に表示されて
いる数字に対応するチャンネル切替信号を赤外線70と
してTV200に送信することにより、直接、該チャン
ネルを選択することができる。
【0045】また、テンキー3の中に配列されている確
定キー3aは、例えばテンキー3等により選局したチャ
ンネルをロックするためのものであり、同じくテンキー
3中に配列されている取消キー3bは、該ロックを解除
するためのものである。
【0046】スキャンキー4は、提供可能な全てのチャ
ンネルを自動的に順次切り替えるものであり、使用者3
00は、このスキャンキー4を1回押下することによっ
て、自動的に順次切り替えられるチャンネルの番組内容
を一覧することができる。
【0047】また、チャンネル順次送りキー7aは、チ
ャンネルを順次切り替えるためのキーで、使用者300
は、このチャンネル順次送りキー7aを押下し続けるこ
とにより、チャンネルを、例えば、「1」、「2」、
「3」と順に1つづつ切り替えることができる。チャン
ネル逆送りキー7bは、チャンネルを逆次切り替えるた
めのキーで、使用者300は、このチャンネル逆次送り
キー7aを押下し続けることにより、チャンネルを、例
えば、「12」、「11」、「10」と逆に1つづつ切
り替えることができる。
【0048】以上説明した、これらテンキー3、スキャ
ンキー4、チャンネル順、逆送りキー7a、7bとが、
チャンネルを切り替える機能を有し、本発明における切
替手段に相当する。
【0049】スキャンキー4の下に取り付けられている
お好みスキャンキー5については後述する。
【0050】このお好みスキャンキー5の下に取り付け
られているお好みボタンキー6は、例えばスキャンキー
4によって自動的に順次切り替えられているチャンネル
の番組内容を一覧しながら、気に入ったチャンネルがあ
った場合に押下するためのものである。即ち、提供可能
なチャンネルが極めて多数ある場合に、それらのチャン
ネルの中から、最終的に所望のチャンネルを決定する前
に、まずはそれらの候補を複数選択するために、このお
好みボタンキー6を押下することにより、複数のチャン
ネルあらかじめ複数選択することができる。従って、切
替手段としての例えばスキャンキー4により切り替えら
れたチャンネルの中から該お好みボタンキー5を押下す
ることにより複数のチャンネルを指定することができる
ので、このお好みボタンキー5は、本発明における指定
手段に相当する。
【0051】なお、指定手段としてのお好みボタンキー
5が押下されることにより指定されるチャンネル信号
は、後述する記憶手段としての記憶装置12に記憶され
る。
【0052】このお好みボタンキー6とスキャンキー4
との間に位置するお好みスキャンキー5は、前述のお好
みボタンキー6の押下によって後述の記憶装置12に記
憶されたチャンネル信号を順次読み出し、赤外線70と
してTV200に対して送信するためのものである。
【0053】従って、使用者300は、お好みボタン6
の押下によりピックアップしたチャンネルの中から、更
に順次チャンネルを切り替えることにより、所望のチャ
ンネルを決定するために利用することが可能となる。即
ち、後述する記憶装置12に記憶から読み出したチャン
ネル信号に基づいてチャンネルを順次切り替えることが
できるため、このお好みスキャンキー5は、本発明にお
ける第二切替手段に相当する。
【0054】お好みスキャンキー5の押下によって順次
切り替えられているチャンネルは、再度お好みボタンキ
ー6を押下することによって所望のチャンネルを決定す
ることができるので、このお好みボタンキー6は、本発
明における決定手段に相当する。
【0055】なお、このお好みボタンキー6の代わり
に、確定キー6を押下することによって所望のチャンネ
ルを決定してもよい。
【0056】なお、以上説明した諸々のキーをまとめて
入力キー13とする。
【0057】続いて、図2を参照して、上述のような構
成を有するリモコン装置1の電気的構成について説明す
る。
【0058】図2に示すように、リモコン装置1は、制
御部10の指令によって動作するものであり、この制御
部10は、演算処理を実行するCPUで構成されてい
る。そして、この制御部10は、制御プログラムを格納
するROM14及びワークエリアとしてのRAM16と
で構成されている。
【0059】また、制御部10には、前述の入力キー1
3、電源供給部としての電源部11、記憶手段としての
記憶装置12、赤外線送出手段としての赤外線通信装置
15とが接続されている。
【0060】入力キー13の中の電源ボタン2の押下を
検知することにより、制御部10は、電源部11から電
気の供給を受けるように制御するのである。
【0061】ROM14には、例えば図3に示すよう
に、選局動作をするための選局プログラム14aが記憶
されている。本実施例においては、お好みスキャンが操
作が一度だけ可能な階層1の選局プログラム14a
(1)から、お好みスキャン操作が9度可能な階層9の
選局プログラム14a(9)までの9種類の選局プログ
ラムが格納されている。
【0062】そして、後述するように、使用者300
が、特に何も選局の階層を設定しなければ、制御部10
は、ROM14内の選局プログラム14aのうち、階層
1の選局プログラム14a(1)を起動させ、選局動作
を実行する。
【0063】また、このROM14には、例えば図4
(a)に示すように、提供可能な数のチャンネル変更用
データ14bが格納されており、入力キー13のいずれ
かのキーの押下に対応したチャンネル変更用データが制
御部10によって読み出され、赤外線通信装置15を介
して、赤外線70としてTV200に対して送信する。
あるいは、例えば入力キー13のうちスキャンキー4が
押下されることを検知すると、制御部10は、該スキャ
ンキー4の押下によるスキャン命令を受信することにな
り、ROM14内に格納されているチャンネル変更用デ
ータを順次読み取り、赤外線通信装置15を介して該一
通りのチャンネル変更用データを送信する。即ち、図4
(a)に示す例においては、チャンネル「1」から順に
チャンネル「100」までの変更用データを最後まで順
次読み出すことになる。
【0064】また、制御部10が順次ROM14内のチ
ャンネル変更用データを読み出し、赤外線信号として送
出している中で、使用者300が入力キー13のうち、
お好みボタン6を押下するのを検知すると、該お好みボ
タン6の入力時に送信していたチャンネル変更用信号
を、例えば、図4(b)に示すように、逐次記憶装置1
2に記憶していく。従って、この記憶装置12が、前述
した指定手段としてのお好みボタン5により指定された
チャンネル信号としてのチャンネル変更用信号を記憶す
るので、本発明における記憶手段に相当する。
【0065】例えば、図4(b)の例においては、使用
者300は、チャンネル番号「3」、「5」、「3
3」、「75」、「92」、「93」、「96」、「9
7」及び「100」を選択して記憶装置12内に該当す
るチャンネル変更用データが記憶されたことになる。
【0066】そして、該記憶装置12内にチャンネル変
更用信号が記憶されている中で、制御部10が更に入力
キー13におけるお好みスキャンキー5が押下されたこ
とを検知すると、該記憶装置12内のチャンネル変更用
信号を順次読み出し、赤外線通信装置15を介して赤外
線70を送出させる。
【0067】そして、制御部10が、記憶装置12内の
チャンネル変更用信号を順次読み出して赤外線通信装置
15を介して赤外線70としてTV200に対して送出
している間に、入力キー13におけるお好みボタン6が
押下されたことを検知すると、制御部10は、該検知時
にTV200に対して送出していたチャンネル変更用信
号を決定信号としてチャンネルを確定させる。
【0068】即ち、この選局装置としてのリモコン装置
1は、切替手段としてのテンキー3、チャンネル順次切
替キー7a、チャンネル逆次切替キー7b若しくはスキ
ャンキー4等によってチャンネルを切替可能であり、指
定手段としてのお好みボタン6の押下により、該切替手
段としての前述のキーによって切り替えられたチャンネ
ルの中から複数のチャンネルを指定可能であり、記憶手
段としての記憶装置12が該お好みボタン6により指定
されたチャンネル信号としてのチャンネル変更用データ
を記憶可能であり、第二切替手段としてのお好みスキャ
ンキー5の押下により該記憶装置12から読み出したチ
ャンネル信号としてのチャンネル変更用データに基づい
てチャンネルを順次切り替え、決定手段としてのお好み
ボタン6が押下されることにより、該お好みスキャンキ
ー5により順次切り替えられているチャンネルの中から
所望のチャンネルを決定するのである。
【0069】なお、このお好みボタン6の代わりに、決
定手段としての確定キー3aを使用してもよい。
【0070】続いて、図5を参照して本発明の受信装置
としてのCATVホームターミナル20の電気的構成に
ついて説明する。なお、CATVホームターミナル20
及びTV受像機33とで、TV200を構成する。
【0071】図5に示すように、このCATVホームタ
ーミナル20は、従来技術で説明した図16の受信装置
70と共通しているが、従来技術と比べて、制御部21
におけるマイコンのソフトが異なることと、外部メモリ
24のメモリ内容が異なる。このCATVホームターミ
ナル20のCATV入力端子31から入力された信号a
は、分配器29によって分岐信号1a及び2aとに分岐
される。
【0072】分岐信号1aは、チューナ28によって選
局したチャンネルのIF信号IFに変換された後、IF
増幅検波回路25にて増幅検波されて、映像信号pと音
声信号sとにそれぞれ検波され、OSD回路26及びR
Fモジュレータ27にそれぞれ入力される。
【0073】チューナ28は、制御部21から受信した
チャンネル変更用データに対応したチャンネルを選局す
る。
【0074】チューナ28によって選局された映像信号
pは、if増幅検波回路25及びOSD回路26を通
り、アルファベット、数字、文字等の図形データと合成
されて信号paとなり、前述の音声信号sと共にRFモ
ジュレータ27に入力され、テレビの空きチャンネルに
対応する特定の周波数信号rに変換され、出力端子32
を介して、該出力端子32に接続されたTV受像機33
に出力する。
【0075】従って、使用者300は、このTV受像機
33に表示されるTV画面を見ながら、所望のチャンネ
ルの選択をすることができる。
【0076】一方、分岐信号2aは、データ受信器30
を通りデータ信号bに復調され、制御部21に入力され
る。制御部21は、周知のCPU、ROM、RAM等で
構成され、データ信号bの制御内容に基づき、ホームタ
ーミナル20全体の制御を行う。
【0077】そこで、前述したリモコン装置1は、前述
した各入力キー13の押下により種々のデータを赤外線
70として送信し、受光部22が該赤外線70を受信す
る。例えば、受光部22が、スキャンキー4の押下によ
り順次リモコン装置1から送信されたチャンネル変更用
データを受信すると、制御部21は、該データを順次チ
ューナ28に送信し、次々と選局されるチャンネルを切
り替える。
【0078】また、リモコン装置1から、次々とそのよ
うなチャンネル変更用データが送られてくる中で、前述
した指定手段としてのお好みボタン6が押下されると、
受光部22は前述のスキャンキー4の押下によって送信
されているチャンネル変更用データを次々と受信しなが
ら、ホームターミナル20内の制御部21は該データを
チューナ28に送り、次々とチャンネルを切り替える
が、リモコン装置1の内部においては、前述したよう
に、該お好みボタン6の押下時に、その都度リモコン装
置1から送信したチャンネル変更用データをリモコン装
置1内部の記憶装置12に記憶させる(図4(b)参
照)。
【0079】なお、リモコン装置1におけるお好みボタ
ン6の押下に関する制御については、以下に述べる構成
をとってもよい。以下に述べる構成を第二の構成例と
し、前述した第一の構成例と区別する。
【0080】即ち、リモコン装置1におけるお好みボタ
ン6の押下の時点でホームターミナル20内の制御部2
1がチューナ28に送信しているチャンネル変更用デー
タを外部メモリ24に記憶させるのである。その意味
で、外部メモリ24はリモコン装置1における記憶装置
12に相当し、従って、本発明における記憶手段に相当
する。この場合、前述の「お好みボタン6の押下時に、
その都度リモコン装置1から送信したチャンネル変更用
データ」と、この「お好みボタン6の押下の時点で制御
部21がチューナ28に送信しているチャンネル変更用
データ」とは、ほとんどタイミング的には同時点におけ
るデータであると見ることができるので、それらのデー
タは、同じチャンネル変更用データであるとする。
【0081】このような、リモコン装置1におけるお好
みボタン6を押下することにより、チャンネル変更用デ
ータをホームターミナル20における外部メモリ24内
に記憶させる構成によれば、使用者300がリモコン装
置1におけるお好みボタン6を押下した都度、外部メモ
リ24には、例えば前述した図4(b)に示したような
チャンネル変更用データが記憶されることになる。
【0082】そして、スキャンが終わった後、更に、使
用者300によるリモコン装置1のお好みスキャンキー
5の押下により、ホームターミナル20内の受光部22
が該信号を受信すると、制御部21は前述した該チャン
ネル変更用データを外部メモリ24から読み出し、順
次、チューナ28に送信していく構成をとればよい。
【0083】従って、使用者は、一度、リモコン装置1
におけるお好みスキャンキー5を押下しさえすれば、あ
とはホームターミナル20内の制御部21が外部メモリ
24に記憶されたチャンネル変更用信号を順次読み出し
てチューナ28へ送信するので、リモコン装置1の赤外
線発信部をTV200側へ向け続ける必要はなく、より
簡易な操作によってチャンネル選択の確認をすることが
できる。
【0084】なお、あらかじめホームターミナル20に
おいて、データ受信器30を通して制御部21が受信し
たデータb内にチャンネル変更用データを持たせて、外
部メモリ24に該チャンネル変更用データを全て格納さ
せておくことによって、受光部22がリモコン装置1か
ら送られてくる信号を一時的に受信するだけで、後はホ
ームターミナル20の制御部21が該信号に基づいて、
外部メモリ24を読み出す構成をとれば、使用者300
にとっては、例えば、1度スキャンキー4を押下するだ
けで、後は該リモコン装置1の赤外線送信部をTV20
0側に向け続ける必要はなく、ホームターミナル20の
制御部21が、チャンネル変更用信号を外部メモリ24
から順次読み出し続けるので、より、簡易な操作で選局
が可能となる。
【0085】以上説明した第二の構成例においては、リ
モコン装置1から送信される信号は、ホームターミナル
20における制御部21が外部メモリ24からどのよう
に読み出すのかについて制御するための制御信号であ
り、該信号は、リモコン装置1におけるROM14に格
納されている。
【0086】続いて、上述した第一の構成例で述べたリ
モコン装置1の選局動作について、図6及び図7のフロ
ーチャートを参照して説明する。なお、リモコン装置1
の電源はONとなっていることを前提とする。
【0087】図3に示したリモコン装置1内の制御部1
0は、ROM14内に記憶されている選局プログラム1
4aのうち階層1の選局プログラム14a(1)を起動
させ、使用者300による入力キー13におけるスキャ
ンキー4が押下されたことを検知すると(S1)、例え
ば、図4(a)に示したように提供可能なチャンネル変
更用データの記憶されたROM14内から、最初に読み
出すべきチャンネル変更用データを読み出す(S3)。
これは、これは、特に設定していなければ、デフォルト
として「1」のチャンネルを選局するためのチャンネル
変更用データであってもよい。
【0088】そして、制御部10は、該読み出したチャ
ンネル変更用データを赤外線通信装置15を介して赤外
線70の選局信号として、ホームターミナル70に対し
て送信し、該選局信号に対応するTV番組を表示させる
(S5)。
【0089】その後、使用者300により、入力キー1
3におけるお好みボタンキー6が押下されたことを検知
すると(S7:YES)、次に、制御部10は、該ボタ
ンキー6の押下の検知時点でホームターミナル20に対
して送信していたチャンネル変更用信号を記憶装置12
に記憶させる(S9)。それから、S13の動作に移行
する。
【0090】一方、S5において送信したチャンネルに
対応するTV番組に対して、使用者300が、お好みボ
タンを押下しないと(S7:NO)、制御部10は、内
部タイマの計時により、ホームターミナル20に対する
赤外線70の送信後、所定時間が経過したか否かを判断
する(S11)。この所定時間とは、使用者300が、
表示されているTV番組の内容を概略確認することがで
きる程度の時間であって、例えば、5秒程度であっても
よい。あるいは、使用者300の好みに応じて該番組表
示時間を調整可能な構成としてもよい。
【0091】そして、所定時間経過したことを検知する
と(S11:YES)、S13に移行する。
【0092】S13において、制御部10は、ROM1
4内に記憶されているチャンネル変更用データのうち、
次に読み出すべきデータがあるかどうかを判断する(S
13)。
【0093】その結果、まだスキャンが終わっておら
ず、次に読み出すべきチャンネル変更用データがあれば
(S13:YES)、該ROM14内における次に読み
出すべきチャンネル変更用データを読み出し(S1
5)、引き続き、前述したS5からの動作に戻り、該デ
ータに対応する選局信号としての赤外線70を送信す
る。その結果、TV画面には、該選局信号に対応するT
V画面が表示され、使用者300は、チャンネルの選択
の都度、リモコン装置1におけるテンキー3を押下する
ことなく、順次自動的に番組内容を確認することができ
る。
【0094】そして、以後、使用者300によるお好み
ボタン6の押下の都度、送信していたチャンネル変更用
信号を記憶装置12に記憶させる動作を繰り返す。その
結果、記憶装置12内には、例えば、図4(b)に示す
ように、使用者300が選択したチャンネル変更用デー
タが記憶されることになる。
【0095】その動作を繰り返すうち、制御部10が、
ROM14内に記憶されたチャンネル変更用データを一
通り読み出し、次に読み出すべきチャンネル変更用デー
タがもうないと判断すると(S13:NO)、スキャン
動作を終了させる。
【0096】次に、図7のフローチャートを参照して、
お好みスキャン動作について説明する。
【0097】制御部10は、使用者300によってお好
みスキャンキー5が押下されたことを判断すると(S2
1)、前述のスキャン動作の中でチャンネル変更用デー
タが記憶された記憶装置12内から、最初に記憶された
チャンネル変更用データを読み出す(S23)。そし
て、該読み出したチャンネル変更用データを赤外線通信
装置15を介して、選局信号としての赤外線70をホー
ムターミナル20へ送信する(S25)。
【0098】その結果、使用者300は、お好みスキャ
ンされて順次切り替えられているTV画面を見ることに
よって、使用者300は、提供可能な全てのチャンネル
から、あらかじめピックアップしておいたお好みチャン
ネルの番組内容を確認することができる。
【0099】次に、制御部10は、使用者300によっ
て、入力キー13におけるお好みボタン6が押下された
かどうか判断する(S27)。
【0100】その結果、お好みボタン6が押下されてい
ない場合(S27:NO)、次に制御部10は、所定時
間経過したかどうかを判断する(S29)。この所定時
間とは、前述したように、使用者300が、表示されて
いるTV番組の内容を概略確認することができる程度の
時間である。
【0101】そして、制御部10は、所定の時間が経過
したことを検知すると(S29:YES)、次に、記憶
装置12内に記憶されたチャンネル変更用データのう
ち、次に読み出すべきデータがあるかどうかを判断する
(S31)。その結果、次に読み出すべきチャンネル変
更用データが記憶装置12内にあった場合は(S31:
YES)、該次に読み出すべきデータ、例えば、前述の
スキャン動作において記憶されたチャンネル変更用デー
タの中から次に読み出すべきチャンネル変更用データを
読み出す(S33)。そして、再びS25からの動作に
戻り、該データに対応する赤外線70を選局信号とし
て、CATVホームターミナルへ送信する(S25)。 一方、S27において、制御部10は、使用者300に
よって、入力キー13におけるお好みボタン6が押下さ
れたことを判断すると(S27:YES)、該ボタンの
押下時にホームターミナル20へ送信していたチャンネ
ル変更用データを決定チャンネルとして確定させ(S3
7)、リモコン装置1の選局動作を終了させる。
【0102】なお、このお好みボタン6の代わりに、チ
ャンネルを確定させるためのキーとして確定ボタン3a
を使用することができるようにしてもよい。
【0103】また、制御部10が、S25からS33ま
での、記憶装置12内に記憶されたチャンネル変更用デ
ータの読み出し動作を繰り返した結果、S31におい
て、記憶装置12内に次に読み出すべきチャンネル変更
用データがなくなった場合(S31:NO)、S23か
らの動作を再び繰り返すかどうかを判断する(S3
5)。これは、例えば使用者300が再度お好みスキャ
ンキー5を押下するかどうかで判断してもよい。
【0104】そして、再度お好みスキャンキー5が押下
されたことを検知すると(S35:YES)、再びS2
3からのお好みスキャン動作を繰り返す。
【0105】一方、所定の時間内に再度お好みスキャン
キー5が押されなかった場合は(S35:NO)、タイ
ムアウトとして、最初に読み出したチャンネル変更用デ
ータを決定チャンネルとして確定させ(S37)、リモ
コン装置1の選局動作を終了させる。
【0106】なお、このS35のステップを省略して、
S27におけるお好みボタン6の押下が一度もされず、
S31において記憶蔵置12内における次に読み出すべ
きチャンネル変更用データがなかった場合には、自動的
に所定のチャンネル、例えば記憶装置12内に最初に記
憶されたチャンネル変更用データに対応するチャンネル
を確定させてもよい。
【0107】以上の動作により、使用者300にとって
は、非常に多数のチャンネルが提供可能な番組提供シス
テムであっても、それらの全てのチャンネルを一通り見
ながら番組内容を確認し、かつ自分の好みの番組がどれ
とどれだったのかを曖昧にさせることなく、適切に所望
の番組を選局することができる。
【0108】続いて、上述した第二の構成例で述べたリ
モコン装置1及びホームターミナル20とで構成される
選局システムの選局動作について、図8及び図9のフロ
ーチャートを参照して説明する。なお、上述した第二の
構成例とは、繰り返しになるが、ホームターミナル20
における外部メモリ24内に提供可能な全てのチャンネ
ル変更用データが格納されている例とする。
【0109】使用者300が、リモコン装置1の入力キ
ー13におけるスキャンキー4が押下すると、該スキャ
ンキー4の押下によって赤外線送信部から発せられた赤
外線70をホームターミナル20における受光部22が
受信したことを、制御部21が検知すると(S51)、
制御部21は、外部メモリ24内に記憶されているチャ
ンネル変更用データのうち、最初に読み出すべきデータ
を、例えば、チャンネル「1」を選局するための選局デ
ータを読み出し(S53)、チューナー28へ該データ
を送信する(S55)。
【0110】続いて、制御部21は、使用者300によ
るリモコン装置1のお好みボタン6の押下に伴って送信
されるお好みボタン信号を受光部22によって受信した
ことを検知すると(S57:YES)、該検知時にチュ
ーナ28に送信していたチャンネル変更用データを外部
メモリ24における、既にあらかじめ記憶されているチ
ャンネル変更用データの記憶領域とは別の記憶領域に記
憶させる(S59)。その後、S63の動作に移行す
る。
【0111】一方、S57において、制御部21がリモ
コン装置1からのお好みボタン信号を受信しなかった場
合(S57:NO)、内部タイマの計時により、所定の
時間が経過したかどうかを判断する(S61)。この所
定時間とは、第一の構成例において説明したように、使
用者300が、表示されているTV番組の内容を概略確
認することができる程度の時間であって、例えば、5秒
程度であってもよい。あるいは、使用者300の好みに
応じて該番組表示時間を調整可能な構成としてもよい。
【0112】そして、所定時間経過後(S61:YE
S)、S63へ移行する。
【0113】S63において、制御部21が、外部メモ
リ24にあらかじめ記憶されている提供可能な全てのチ
ャンネル変更用データのうち、次に読み出すべきチャン
ネル変更用データがあるかどうかを判断する(S6
3)。その結果、次に読み出すべきチャンネル変更用デ
ータがあれば(S63:YES)、外部メモリ24内
の、該次に読み出すべきチャンネル変更用データを読み
出す(S65)。
【0114】その後、S55の動作へ戻り、制御部21
は該データに対応する選局信号をチューナ28へ送る。
その結果、TV画面には、該選局信号に対応するTV画
面が表示され、使用者300は、一旦リモコン装置1に
おけるスキャンキー4を押下しさえすれば、後は該リモ
コン装置1の送信部をホームターミナル20側へ向ける
ことなく、また、リモコン装置1におけるテンキー3を
押下することなく、順次自動的に番組内容を確認するこ
とができる。
【0115】制御部21が、上述したS55からS65
までのチャンネルスキャン動作を繰り返し、その結果、
S63において外部メモリ24内のチャンネル変更用デ
ータのうち次に読み出すべきデータがなくなった場合、
即ち、該チャンネル変更用データを全て読み出して、チ
ューナ28に送信し終わると(S63:YES)、スキ
ャン動作を終了させる。
【0116】続いて、図9のフローチャートを参照して
第二の構成例におけるお好みスキャン動作について説明
する。
【0117】制御部21は、リモコン装置1からお好み
スキャンキー5が押下されることに伴って送信されるお
好みスキャン信号の受信が受光部22において受信した
ことを検知すると(S71)、制御部21は、前述した
スキャン動作において外部メモリ24内に記憶されたチ
ャンネル変更用データのうち、最初に読み出すべきチャ
ンネル変更用データを、例えば、前述のスキャン動作に
おいて最初に外部メモリ24に記憶させたチャンネル変
更用データを読み出し(S73)、該データをチューナ
28へ送信する(S75)。
【0118】その結果、使用者300は、TV画面を見
ることによって、提供可能な全てのチャンネルから、あ
らかじめピックアップしておいたお好みチャンネルの番
組内容を確認することができる。
【0119】その後、制御部21は、使用者300によ
ってリモコン装置1におけるお好みスキャンボタン6が
押下されることにより確定信号として送信される赤外線
70の受信を待機する(S77)。そして、該確定信号
を受光部22によって受信されたことを検知すると(S
77:YES)、制御部21は、該確定信号の検知時に
チューナ28に送信していたチャンネル変更用データを
確定データとして、チャンネルを決定し(S87)、本
選局システムにおける選局動作を終了する。
【0120】一方、制御部21が、S77において確定
信号を受信しなかった場合(S77:NO)、内部タイ
マの計時動作により、所定時間経過したかどうか判断し
(S79)、その結果、所定時間が経過したことを判断
すると(S79:YES)、外部メモリ24内に記憶さ
れたチャンネル変更用データのうち、次に読み出すべき
データがあるかどうかを判断し(S81)、該読み出す
べきデータがあった場合は(S81:YES)、その読
み出すべきチャンネル変更用データを外部メモリ24か
ら読み出し(S83)、再びS75へ戻って、チューナ
28へ該データを送信する。このS75からS83まで
の動作を繰り返すことにより、お好みスキャン動作を行
う。
【0121】その結果、制御部21は、スキャン動作に
おいて外部メモリ24内に記憶されたチャンネル変更用
データを全て読み出し、次に読み出すべきデータがなく
なった場合には(S81:NO)、S73からの動作を
再び繰り返すかどうか判断する(S85)。これは、例
えばリモコン装置1からお好みスキャン信号を受信した
かどうかを検知することによって判断してもよい。
【0122】そして、制御部21が、再度お好みスキャ
ン信号を受信したことを検知すると(S85:YE
S)、再びS73からのお好みスキャン動作を繰り返
す。
【0123】一方、所定の時間内に再度お好みスキャン
信号を受信しなかった場合、タイムアウトとして、S7
3において最初に読み出したチャンネル変更用データを
決定チャンネルとして確定させ(S87)、リモコンシ
ステムにおける選局動作を終了させる。
【0124】なお、このS85のステップは、省略し
て、外部メモリ24内からの読み出すべきデータがなく
なったら自動的にS73において最初に読み出したチャ
ンネル変更用データを決定チャンネルとして確定させる
ことも可能である。
【0125】以上説明した選局システムによれば、使用
者300にとっては、選局のための種々の信号をホーム
ターミナル20へ送信する時だけにリモコン装置1の送
信部を該ホームターミナル20へ向ければよいので、よ
り選局操作が簡易となる。
【0126】さて、以上第一の構成例において説明した
リモコン装置1及び第二の構成例において説明した選局
システムは、使用者300が一度リモコン装置1におけ
るお好みスキャンキー5を押下して、一度ピックアップ
しておいたチャンネルを一覧し、その後、確定のための
キー(お好みボタン6若しくは確定ボタン3a)を押下
することによって所望のチャンネルを選局するとした構
成であるが、この構成に加えて、更に以下に述べる選局
のための構成をとってもよい。
【0127】即ち、使用者300が、最初にスキャンキ
ー4を押下することにより、全ての番組を一覧しなが
ら、お好みボタン6を押下し、いくつかのチャンネルを
ピックアップしておくステップを複数回経ることができ
るようにするのである。
【0128】この場合の構成は、使用者300が、前述
のお好みボタン6を押下することによって、まず、一次
的にお好みチャンネルに対応するチャンネル変更用デー
タを複数記憶させておき、該記憶されたチャンネル変更
用データをお好みスキャンキー5を押下することで順次
読み出し、更に、第二次お好みスキャンキー6を押下す
ることにより、二次的なチャンネルのスキャンを実行
し、使用者300は、そのスキャンされたチャンネルを
見て、更に番組の内容を確認することができるのであ
る。
【0129】そして、この選局の階層は使用者300に
よって任意に設定可能にしておけばよい。
【0130】例えば、リモコン装置1におけるスキャン
キー4及びお好みスキャンキー5を同時に押しながら、
テンキー3を押すことにより、使用者300の所望の選
局の階層を設定することができる。使用者300が、ス
キャンキー4及びお好みスキャンキー5を同時に押しな
がら、テンキー3における「3」のキーを押すことによ
り、使用者300は、最終的に所望のチャンネルを決定
するに至る前に、3回、お好みスキャンキー5を押すこ
とができるようになり、その分、より慎重かつ確実に、
例えば記憶にそれほど自信のない方でも所望のチャンネ
ルを決定することができる。この意味で、スキャンキー
4、お好みスキャンキー5及びテンキー3とで、本発明
における設定手段を構成する。そして、この場合は、制
御部10は、ROM14内に格納された選局プログラム
14aのうち、階層3の選局プログラム14a(3)を
起動させるのである。
【0131】従って、例えば、リモコン装置1における
記憶装置12内には、図10(a)に示すように、あら
かじめ提供可能な番組の全てのチャンネル変更用データ
が記憶されており、該記憶装置12における該チャンネ
ル変更用データの記憶領域とは別の記憶領域に、即ち該
記憶装置12における前述したあらかじめ全てのチャン
ネル変更用データが記憶されている箇所とは別の記憶領
域に、例えば図10(b)に示すように、使用者300
がお好みボタン6を押下することによって、該押下時に
送信していたチャンネル変更用データを記憶させる。な
お、この場合、図10(a)に示すように、あらかじめ
記憶されているチャンネル変更用データテーブル内の選
局済みの選局番号の箇所には、使用者300がピックア
ップとして選局した旨のフラグが立てられる。
【0132】上述した説明においては、その後は使用者
300は、確定キーとしてのお好みボタン6若しくは確
定ボタン3aを押下することにより、所望のチャンネル
を決定することになる。
【0133】なお、これから動作を説明する構成におい
ては、更に、使用者300が二次お好みスキャンをする
ために、お好みスキャンキー5を押下することができる
構成である。従って、リモコン装置1内の制御部10
は、後述するように、チャンネルスキャンによってスキ
ャンされているチャンネルの番組内容を確認しながらお
好みボタン6を押下することで、前述の図10(b)で
示したようにチャンネル変更用データが格納された記憶
装置12から、該チャンネル変更用データを順次読み出
し、赤外線として該チャンネル変更用データをホームタ
ーミナル20に送信するので、使用者300にとって
は、あらかじめピックアップしておいたチャンネルの番
組内容を更に全て確認することができる。
【0134】そして、その上で、使用者300は、お好
みボタン6若しくは確定ボタン3aを押下することによ
って、所望のチャンネルを決定することができるのであ
る。以下に述べる実施例は、使用者300が、スキャン
キー4及びお好みスキャンキー5とを同時に押下しなが
ら、テンキー3の「2」を押したことにより、選局の階
層を2に設定し、制御部10がROM14における選局
プログラム14a内の階層2の選局プログラム14
(2)を起動させる選局動作の場合を前提に説明する。
【0135】まず、図9を参照して、このような多階層
のリモコン装置1の選局動作について説明する。
【0136】なお、最初に行うスキャン動作について
は、前述の図6のフローチャートにおいて説明したS1
からS15までの動作と同様なので、説明を省略する。
【0137】以下、図11及び図12のフローチャート
を参照して、第1次お好みスキャン動作及び第2次お好
みスキャン動作について説明する。
【0138】まず、図11のフローチャートを参照し
て、第1次お好みスキャン動作について説明する。
【0139】制御部10は、使用者300によってお好
みスキャンキー5が押下されたことを判断すると(S1
01)、このお好みスキャン動作以前のスキャン動作の
中でチャンネル変更用データが記憶された記憶装置12
内から、最初に記憶されたチャンネル変更用データを読
み出す(S103)。そして、該読み出したチャンネル
変更用データを赤外線通信装置15を介して、選局信号
としての赤外線70をホームターミナル20へ送信する
(S105)。
【0140】その結果、使用者300は、お好みスキャ
ンされて順次切り替えられているTV画面を見ることに
よって、使用者300は、提供可能な全てのチャンネル
から、あらかじめピックアップしておいたお好みチャン
ネルの番組内容を確認することができる。
【0141】次に、制御部10は、使用者300によっ
て、入力キー13におけるお好みボタン6が押下された
かどうか判断する(S107)。
【0142】その結果、お好みボタン6が押下されてい
ない場合(S107:NO)、次に制御部10は、所定
時間経過したかどうかを判断する(S109)。この所
定時間とは、前述したように、使用者300が、表示さ
れているTV番組の内容を概略確認することができる程
度の時間である。
【0143】そして、制御部10は、所定の時間が経過
したことを検知すると(S109:YES)、次に、記
憶装置12内に記憶されたチャンネル変更用データのう
ち、次に読み出すべきデータがあるかどうかを判断する
(S113)。その結果、次に読み出すべきチャンネル
変更用データが記憶装置12内にあった場合は(S11
3:YES)、次に読み出すべきデータ、例えば、スキ
ャン動作において記憶されたチャンネル変更用データの
うちから次に読み出すべきチャンネル変更用データを読
み出す(S115)。そして、再びS105からの動作
に戻り、該データに対応する赤外線70を選局信号とし
て、CATVホームターミナルへ送信する(S10
5)。
【0144】一方、S107において、制御部10は、
使用者300によって、入力キー13におけるお好みボ
タン6が押下されたことを判断すると(S107:YE
S)、該ボタンの押下時にホームターミナル20へ送信
していたチャンネル変更用データを記憶装置12におけ
る、スキャン動作の際にチャンネル変更用データを記憶
させた記憶領域とは別の領域に記憶させる(S11
1)。その後、前述したS113の動作に移行する。
【0145】次に、図12のフローチャートを参照し
て、第2次お好みスキャン動作について説明する。
【0146】制御部10は、使用者300によってお好
みスキャンキー5が押下されたことを判断すると(S1
21)、前述の第1次お好みスキャン動作においてチャ
ンネル変更用データが記憶された記憶装置12内から、
最初に記憶されたチャンネル変更用データを読み出す
(S123)。そして、該読み出したチャンネル変更用
データを赤外線通信装置15を介して、選局信号として
の赤外線70をホームターミナル20へ送信する(S1
25)。
【0147】その結果、使用者300は、再度、お好み
スキャンされて順次切り替えられているTV画面を見る
ことによって、使用者300は、あらかじめピックアッ
プしておいたお好みチャンネルの番組から更に絞り込ん
でおいた番組内容を確認することができる。
【0148】次に、制御部10は、使用者300によっ
て、入力キー13におけるお好みボタン6が押下された
かどうか判断する(S127)。
【0149】その結果、お好みボタン6が押下されてい
ない場合(S127:NO)、次に制御部10は、所定
時間経過したかどうかを判断する(S129)。この所
定時間とは、前述したように、使用者300が、表示さ
れているTV番組の内容を概略確認することができる程
度の時間である。
【0150】そして、制御部10は、所定の時間が経過
したことを検知すると(S129:YES)、次に、記
憶装置12内に記憶されたチャンネル変更用データのう
ち、次に読み出すべきデータがあるかどうかを判断する
(S131)。その結果、次に読み出すべきチャンネル
変更用データが記憶装置12内にあった場合は(S13
1:YES)、該次に読み出すべきデータ、例えば、前
述の第1次お好みスキャン動作において記憶されたチャ
ンネル変更用データの中から次に読み出すべきチャンネ
ル変更用データを読み出す(S333)。そして、再び
S125からの動作に戻り、該データに対応する赤外線
70を選局信号として、CATVホームターミナルへ送
信する(S125)。
【0151】一方、S127において、制御部10は、
使用者300によって、入力キー13におけるお好みボ
タン6が押下されたことを判断すると(S127:YE
S)、該ボタンの押下時にホームターミナル20へ送信
していたチャンネル変更用データを決定チャンネルとし
て確定させ(S137)、リモコン装置1の選局動作を
終了させる。
【0152】なお、このお好みボタン6の代わりに、チ
ャンネルを確定させるためのキーとして確定ボタン3a
を使用することができるようにしてもよい。
【0153】また、制御部10が、S125からS13
3までの、記憶装置12内に記憶されたチャンネル変更
用データの読み出し動作を繰り返した結果、S131に
おいて、記憶装置12内に次に読み出すべきチャンネル
変更用データがなくなった場合(S131:NO)、S
23からの動作を再び繰り返すかどうかを判断する(S
135)。これは、例えば使用者300が再度お好みス
キャンキー5を押下するかどうかで判断してもよい。
【0154】そして、再度お好みスキャンキー5が押下
されたことを検知すると(S135:YES)、再びS
123からの第2次お好みスキャン動作を繰り返す。
【0155】一方、所定の時間内に再度お好みスキャン
キー5が押されなかった場合は(S135:NO)、タ
イムアウトとして、最初に読み出したチャンネル変更用
データを決定チャンネルとして確定させ(S137)、
リモコン装置1の選局動作を終了させる。
【0156】なお、このS135のステップを省略し
て、S127におけるお好みボタン6の押下が一度もさ
れず、S131において記憶蔵置12内における次に読
み出すべきチャンネル変更用データがなかった場合に
は、自動的に所定のチャンネル、例えば記憶装置12内
に最初に記憶されたチャンネル変更用データに対応する
チャンネルを確定させてもよい。
【0157】なお、前述したように、この構成において
も、お好みボタン6の代わりに、チャンネルを確定させ
るためのキーとして確定ボタン3aを使用することがで
きるようにしてもよい。
【0158】以上の動作により、使用者300にとって
は、非常に多数のチャンネルが提供可能な番組提供シス
テムであっても、それらの全てのチャンネルを一通り見
ながら番組内容を確認し、かつ自分の好みの番組がどれ
とどれだったのかを曖昧にさせることなく、2度にわた
って確認する手順を踏むことができ、より適切に所望の
番組を選局することができる。
【0159】続いて、前述した第二の構成に相当する、
多階層のリモコン装置1及びホームターミナル20とで
構成される選局システムの選局動作について、図13及
び図14のフローチャートを参照して説明する。なお、
この場合は、ホームターミナル20における外部メモリ
24内に提供可能な全てのチャンネル変更用データが格
納されているとする。
【0160】なお、使用者300が最初にスキャンキー
4を押下することによってなされるスキャン動作につい
ては、前述した、図8のフローチャートにおけるS51
からS65までの動作と同様なので、説明を省略する。
【0161】そこで、図13のフローチャートを参照し
て、第1次お好みスキャン動作について説明する。
【0162】使用者300が、リモコン装置1の入力キ
ー13におけるお好みスキャンキー5を押下すると、該
スキャンキー5の押下によって赤外線送信部から発せら
れた赤外線70をホームターミナル20における受光部
22が受信したことを、制御部21が検知すると(S2
11)、制御部21は、スキャン動作において外部メモ
リ24内に記憶されてたチャンネル変更用データのう
ち、最初に読み出すべきデータを、例えば、最初に記憶
させたチャンネル変更用データを読み出し(S21
3)、チューナー28へ該データを送信する(S21
5)。
【0163】続いて、制御部21は、使用者300によ
るリモコン装置1のお好みボタン6の押下に伴って送信
されるお好みボタン信号を受光部22によって受信した
ことを検知すると(S217:YES)、該検知時にチ
ューナ28に送信していたチャンネル変更用データを外
部メモリ24における、既にスキャン動作において記憶
されたチャンネル変更用データの記憶領域とは別の記憶
領域に記憶させる(S219)。その後、S223の動
作に移行する。
【0164】一方、S217において、制御部21がリ
モコン装置1からのお好みボタン信号を受信しなかった
場合(S217:NO)、内部タイマの計時により、所
定の時間が経過したかどうかを判断する(S221)。
この所定時間とは、前述したように、使用者300が、
表示されているTV番組の内容を概略確認することがで
きる程度の時間であればよい。あるいは、使用者300
の好みに応じて該番組表示時間を調整可能な構成として
もよい。
【0165】そして、所定時間経過後(S221:YE
S)、S223へ移行する。
【0166】S223において、制御部21が、外部メ
モリ24にあらかじめ記憶されている提供可能な全ての
チャンネル変更用データのうち、次に読み出すべきチャ
ンネル変更用データがあるかどうかを判断する(S22
3)。その結果、次に読み出すべきチャンネル変更用デ
ータがあれば(S223:YES)、外部メモリ24内
の、該次に読み出すべきチャンネル変更用データを読み
出す(S65)。
【0167】その後、S215の動作へ戻り、制御部2
1は該データに対応する選局信号をチューナ28へ送
る。その結果、TV画面には、該選局信号に対応するT
V画面が表示され、使用者300は、一旦リモコン装置
1におけるスキャンキー4を押下しさえすれば、後は該
リモコン装置1の送信部をホームターミナル20側へ向
けることなく、また、リモコン装置1におけるテンキー
3を押下することなく、順次自動的に番組内容を確認す
ることができる。
【0168】制御部21が、上述したS215からS2
25までのチャンネルスキャン動作を繰り返し、その結
果、S223において外部メモリ24内のチャンネル変
更用データのうち次に読み出すべきデータがなくなった
場合、即ち、該チャンネル変更用データを全て読み出し
て、チューナ28に送信し終わると(S223:YE
S)、スキャン動作を終了させる。
【0169】次に、図14のフローチャートを参照し
て、第2次お好みスキャン動作について説明する。
【0170】制御部21は、リモコン装置1からお好み
スキャンキー5が押下されることに伴って送信されるお
好みスキャン信号の受信が受光部22において受信した
ことを検知すると(S271)、制御部21は、前述し
た第1次スキャン動作において外部メモリ24内に記憶
されたチャンネル変更用データのうち、最初に読み出す
べきチャンネル変更用データを、例えば、前述の第1次
スキャン動作において最初に外部メモリ24に記憶させ
たチャンネル変更用データを読み出し(S273)、該
データをチューナ28へ送信する(S275)。
【0171】その結果、使用者300は、TV画面を見
ることによって、再度にわたって、絞り込み、ピックア
ップしておいたお好みチャンネルの番組内容を確認する
ことができる。
【0172】その後、制御部21は、使用者300によ
ってリモコン装置1におけるお好みスキャンボタン6が
押下されることにより確定信号として送信される赤外線
70の受信を待機する(S277)。そして、該確定信
号を受光部22によって受信されたことを検知すると
(S277:YES)、制御部21は、該確定信号の検
知時にチューナ28に送信していたチャンネル変更用デ
ータを確定データとして、チャンネルを決定し(S28
7)、本選局システムにおける選局動作を終了する。
【0173】一方、制御部21が、S277において確
定信号を受信しなかった場合(S77:NO)、内部タ
イマの計時動作により、所定時間経過したかどうか判断
し(S279)、その結果、所定時間が経過したことを
判断すると(S279:YES)、外部メモリ24内に
記憶されたチャンネル変更用データのうち、次に読み出
すべきデータがあるかどうかを判断し(S281)、該
読み出すべきデータがあった場合は(S281:YE
S)、その読み出すべきチャンネル変更用データを外部
メモリ24から読み出し(S283)、再びS275へ
戻って、チューナ28へ該データを送信する。このS2
75からS283までの動作を繰り返すことにより、お
好みスキャン動作を行う。
【0174】その結果、制御部21は、スキャン動作に
おいて外部メモリ24内に記憶されたチャンネル変更用
データを全て読み出し、次に読み出すべきデータがなく
なった場合には(S281:NO)、S273からの動
作を再び繰り返すかどうか判断する(S285)。これ
は、例えばリモコン装置1からお好みスキャン信号を受
信したかどうかを検知することによって判断してもよ
い。
【0175】そして、制御部21が、再度お好みスキャ
ン信号を受信したことを検知すると(S285:YE
S)、再びS73からのお好みスキャン動作を繰り返
す。
【0176】一方、所定の時間内に再度お好みスキャン
信号を受信しなかった場合、タイムアウトとして、S2
73において最初に読み出したチャンネル変更用データ
を決定チャンネルとして確定させ(S287)、リモコ
ンシステムにおける選局動作を終了させる。
【0177】なお、このS285のステップは、省略し
て、外部メモリ24内からの読み出すべきデータがなく
なったら自動的にS73において最初に読み出したチャ
ンネル変更用データを決定チャンネルとして確定させる
ことも可能である。
【0178】以上説明した選局システムによれば、使用
者300にとっては、リモコン装置1の赤外線送信部
を、該リモコン装置1から発せられる選局のための種々
の信号をホームターミナル20へ送信する時だけに該ホ
ームターミナル20へ向ければよいので、より選局操作
が簡易となる。
【0179】以上説明した構成の選局装置及び選局シス
テムは、制御部10がROM14内の選局プログラム1
4aのうち階層2の選局プログラム14a(2)を起動
させ、それに伴い、使用者300が、第二指定手段とし
てのお好みボタン6を押下すると、第二切替手段として
のスキャンキー4の押下によるチャンネルの切り替え動
作以降も更に複数のチャンネルを指定することができ、
それにより第二記憶手段としての記憶装置12若しくは
ホームターミナル20における外部メモリ24が該お好
みボタン6の押下により指定されたチャンネル信号を記
憶可能であり、第三切替手段としてのお好みスキャンキ
ー5を押下することにより、該記憶装置12若しくは外
部メモリ24から読み出したチャンネル信号に基づいて
更にチャンネルを順次切り替え、決定手段としてのお好
みボタン6が、前回にお好みボタン6の押下により順次
切り替えられたチャンネルの中から所望のチャンネルを
決定することができるのである。
【0180】なお、ここでいう第二指定手段としてのお
好みボタン6の代わりに別のキーを設定してもよい。ま
た、第三手段としてのお好みスキャンキー5の代わりに
別のキーを設定してもよい。更に、前述したように、決
定手段としてお好みボタン6の代わりに確定ボタン3a
を設定してもよい。
【0181】以上説明した選局装置及び選局システムに
よれば、非常に多くのチャンネルにて番組を提供するシ
ステムにおいて、該チャンネルをスキャンする途中、使
用者が気に入った番組を見つけた場合、「お好みボタ
ン」を押す事で、リモコン内に使用者が気に入った複数
のチャンネルを記憶し、その後「お好みスキャン」を使
用者が使う事により使用者が気に留めていた複数のチャ
ンネル間をスキャンできる機能を持つことにより、使用
者が気に入った番組を忘れることなくかつ全番組を観て
確かめる事ができる。
【0182】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の
応用が可能である。
【0183】例えば、本選局装置1が適用可能な受信装
置としては、CATVホームターミナル20の代わり
に、例えばデジタル衛星TV装置であっても構わない。
即ち、極めて多数のチャンネルにて番組を提供するTV
システムであれば適用可能である。
【0184】また、本実施例においては、使用者300
が設定可能な選局の階層が9まで存在したが、ROM1
4内に格納させる選局プログラムの内容によって、増減
させても構わない。
【0185】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
請求項1に記載の選局装置によれば、利用者は、提供可
能な多数のチャンネルを切替手段により切り替え、その
切り替えられているチャンネルの中からまず気に入った
チャンネルを指定手段により指定し、該指定したチャン
ネル信号を記憶手段に記憶させ、その後、第二切替手段
を操作することにより、該記憶手段が記憶したチャンネ
ル信号を順次読み出して、順次、チャンネルを切り替
え、それらのチャンネルの中から決定手段を操作するこ
とにより所望のチャンネルを決定することができる。
【0186】従って、例えば最近のCATVやデジタル
衛星TV等の極めて多くのチャンネルにて種々の番組を
提供するシステムにおいて、更に、1チャンネル毎に提
供する内容が毎日異なっていても、利用者は、前述した
ように切替手段を操作するといった手順を踏むことによ
り、容易な方法で、あらかじめ全ての番組を一覧し、気
に留めた番組のチャンネルをメモ的な感覚で記憶させて
おくことで、更にそれらの中から、第二切替手段を操作
することによりチャンネルを順次切り替え、それらを確
認することで最も気に入った番組を適切に選択すること
ができる。
【0187】請求項2に記載の選局装置によれば、利用
者が所望のチャンネルを選局する場合に、前述したよう
に、利用者は、切替手段の操作によりチャンネルを切り
替え、該チャンネルの中からお好みのチャンネルを指定
手段によって指定し、その範囲で更にそれらのチャンネ
ルを第二切替手段によって順次切り替えた後でも、まだ
所望の番組を最終決定するのではなく、更にその中から
チャンネルを絞り込むために、複数のチャンネルを第二
指定手段を操作することによって指定し、第二記憶手段
に該指定したチャンネル信号を記憶しておいた後で、第
三切替手段を操作することにより該第二記憶手段から読
み出した該チャンネル信号を順次読み出し、該信号に基
づいて更に順次チャンネルを切り替え、再度のチャンネ
ルの番組内容を確認した後で、決定手段を操作すること
により、所望のチャンネルを決定することができる。
【0188】従って、利用者は、多数のチャンネルの番
組内容の全てを確実に認識しながら一覧し、納得のいく
ように所望のチャンネルを選択、決定することができ
る。
【0189】また、請求項3に記載の選局装置によれ
ば、設定手段が、決定手段によるチャンネルの決定まで
に操作すべき前記第二指定手段、第二記憶手段及び第三
記憶手段の数を設定することができるので、利用者が利
用しているTVシステムが提供しているチャンネルの数
等に応じて、その選局パターンを設定手段により種々に
設定することができ、より選局パターンを柔軟に設定す
ることができるのである。
【0190】更に、請求項4に記載の選局装置によれ
ば、利用者は、番組の選局にあたって、最初に切り替え
手段を操作することにより、提供可能なチャンネルを順
次切り替え、その番組スキャンの中から指定手段により
お好みのチャンネルを複数指定し、更に該第二切替手段
を操作することにより、指定手段で指定した指定番組間
でさらにスキャンし、その中から所望の番組を選局する
ことができるので、非常に多数のチャンネルにて番組を
提供するシステムにおいても、より容易に選局操作を実
行することができる。
【0191】更に、請求項5に記載の選局システムによ
れば、指定手段若しくは第二指定手段により指定された
チャンネル信号を記憶する記憶手段若しくは第二記憶手
段を、該選局装置からの送信信号を受信する受信装置側
に備えているので、利用者は、例えば、切替手段若しく
は第二切替手段を操作してチャンネルを切り替えるとき
に、選局装置を継続して受信装置側に向け続けなければ
ならない手間を省くことができ、選局操作がより簡易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である選局システムの外観構
成を示す概略図である。
【図2】選局装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図3】選局装置におけるROM内の記憶構成を示す図
である。
【図4】選局装置若しくは選局システムにおける記憶装
置内の記憶構成を示す図である。
【図5】CATVホームターミナルの電気的構成を示す
ブロック図である。
【図6】選局装置の選局動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】選局装置の選局動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】選局システムの選局動作を示すフローチャート
である。
【図9】選局システムの選局動作を示すフローチャート
である。
【図10】選局装置若しくは選局システムにおける記憶
装置内の記憶構成を示す図である。
【図11】選局装置の選局動作を示すフローチャートで
ある。
【図12】選局装置の選局動作を示すフローチャートで
ある。
【図13】選局システムの選局動作を示すフローチャー
トである。
【図14】選局システムの選局動作を示すフローチャー
トである。
【図15】従来技術の選局装置の外観を示す図である。
【図16】従来技術のホームターミナルの電気的構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 リモコン装置 2 電源 3 テンキー 4 スキャンキー 5 お好みスキャンキー 6 お好みボタン 10 制御部 12 記憶装置 14 ROM 21 制御部 24 外部メモリ 28 チューナ 70 赤外線 200 TV 300 使用者

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンネルを切替可能な切替手段と、 前記切替手段により切り替えられたチャンネルの中から
    複数のチャンネルを指定する指定手段と、 前記指定手段により指定されたチャンネル信号を記憶可
    能な記憶手段と、 前記記憶手段から読み出したチャンネル信号に基づいて
    チャンネルを順次切り替える第二切替手段と、 前記第二切替手段により順次切り替えられたチャンネル
    の中から所望のチャンネルを決定する決定手段とを備え
    たことを特徴とする選局装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の選局装置において、 前記第二切替手段による前記チャンネルの切り替え動作
    以降も更に複数のチャンネルを指定する少なくとも1つ
    の第二指定手段と、 前記第二指定手段により指定されたチャンネル信号を記
    憶可能な少なくとも1つの第二記憶手段と、 前記第二記憶手段から読み出したチャンネル信号に基づ
    いて更にチャンネルを順次切り替える少なくとも1つの
    第三切替手段とを備え、 前記決定手段は前記第三切替手段により順次切り替えら
    れたチャンネルの中から所望のチャンネルを決定するよ
    うに構成されていることを特徴とする選局装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の選局装置
    において、 前記決定手段によるチャンネルの決定までに操作すべき
    前記第二指定手段、第二記憶手段及び第三記憶手段の数
    を設定可能な設定手段を備えたことを特徴とする選局装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の選曲装置において、 前記切り替え手段は順次チャンネルを切り替えることを
    特徴とする選曲装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の選局装置と、 前記選局装置からの送信信号を受信する受信装置とで構
    成されている選局システムにおいて、 前記記憶手段若しくは前記第二記憶手段の少なくとも一
    方が前記受信装置側に備えられていることを特徴とする
    選局システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100394009B1 (ko) * 2001-05-18 2003-08-09 엘지전자 주식회사 디지털 티브이의 선호채널 설정 및 전환방법
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JP2008288731A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Sharp Corp 表示処理装置、該表示処理装置を備えた表示装置、該表示処理装置と対応したリモコン装置、表示処理装置の制御方法、表示処理装置の制御プログラムおよび表示システム

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