JPH10280267A - 柔軟性スパンボンド不織布 - Google Patents

柔軟性スパンボンド不織布

Info

Publication number
JPH10280267A
JPH10280267A JP9089366A JP8936697A JPH10280267A JP H10280267 A JPH10280267 A JP H10280267A JP 9089366 A JP9089366 A JP 9089366A JP 8936697 A JP8936697 A JP 8936697A JP H10280267 A JPH10280267 A JP H10280267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nonwoven fabric
crimped
thickness
spunbonded nonwoven
thermoplastic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9089366A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Yuasa
治夫 湯浅
Takeshi Hasegawa
猛 長谷川
Ryutaro Shirayanagi
龍太郎 白柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP9089366A priority Critical patent/JPH10280267A/ja
Priority to TW087104648A priority patent/TW384325B/zh
Priority to CN98114716A priority patent/CN1201846A/zh
Priority to KR1019980012372A priority patent/KR19980081186A/ko
Publication of JPH10280267A publication Critical patent/JPH10280267A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04HMAKING TEXTILE FABRICS, e.g. FROM FIBRES OR FILAMENTARY MATERIAL; FABRICS MADE BY SUCH PROCESSES OR APPARATUS, e.g. FELTS, NON-WOVEN FABRICS; COTTON-WOOL; WADDING ; NON-WOVEN FABRICS FROM STAPLE FIBRES, FILAMENTS OR YARNS, BONDED WITH AT LEAST ONE WEB-LIKE MATERIAL DURING THEIR CONSOLIDATION
    • D04H1/00Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres
    • D04H1/40Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres from fleeces or layers composed of fibres without existing or potential cohesive properties
    • D04H1/54Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres from fleeces or layers composed of fibres without existing or potential cohesive properties by welding together the fibres, e.g. by partially melting or dissolving
    • DTEXTILES; PAPER
    • D10INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10B2403/00Details of fabric structure established in the fabric forming process
    • D10B2403/02Cross-sectional features

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 熱可塑性樹脂の連続長繊維からなる層を1層
以上含み部分的に熱接着してなるスパンボンド不織布を
用いた、柔軟性や嵩高性を高め、医療資材・衛生材料等
に好適に使用できる柔軟性スパンボンド不織布を提供す
る。 【解決手段】 平均繊維径が10ないし50μmの範囲
にある円形断面の熱可塑性樹脂繊維を部分的に熱圧着し
てなる、目付が10ないし70g/m2 のスパンボンド
不織布であって、該不織布を構成する繊維が非捲縮もし
くは捲縮数が3個/cm未満で、非熱圧着部の繊維が弧
状であり、かつ、熱圧着部間の最短距離が0.5mm以
上で、圧着部の厚み(t1 )と非圧着部の厚み(t2
との比(t 2 /t1 )が12ないし100であって、剛
軟度が70mm以下であることを特徴とする柔軟性スパ
ンボンド不織布。本願発明のスパンボンド不織布は、ス
パンボンド不織布にメルトブロー不織布を積層した積層
不織布や、2層のスパンボンド不織布の間にメルトブロ
ー不織布を介した積層不織布でも良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柔軟性スパンボン
ド不織布に関するものであって、より詳しくは、熱可塑
性樹脂の連続長繊維からなる層を1層以上含み部分的に
熱接着してなるスパンボンド不織布を用いた、柔軟性や
嵩高性を高め、医療資材・衛生材料等に好適に使用でき
る柔軟性スパンボンド不織布に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスパンボンド不織布としては、ポ
リエステル、ポリプロピレン、ナイロン等の熱可塑性樹
脂の連続長繊維からなる層を1層以上含み、部分的に熱
接着、例えば、熱エンボス加工してなるものが知られて
いる。熱エンボス加工したスパンボンド不織布の特性と
しては、薄く密度を高くすることが出来る、比較的
低い目付の製品に適する、耐磨耗性・寸法安定性に優
れている、熱エンボス加工部分の柔軟性に欠ける、な
どが挙げられる。上記特性により、熱エンボス加工した
スパンボンド不織布は、主に紙おむつや生理用品などの
衛生材料、べたがけ・カーテンなどの農業資材、電線被
覆材、フィルター、生活雑貨品、包装資材などに使用さ
れ、逆に柔軟性や嵩高性を要求される医療資材、油吸着
材、衣料資材にはほとんど使用されていないのが現状で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記エンボス加工した
スパンボンド不織布は、柔軟性を除いた特性において、
他の製法、例えばニードルパンチ、ウオーターパンチに
よる他のスパンボンド不織布と比較して、特にばらけが
無く、強度面で丈夫であるのの、柔軟性に欠け、エンボ
ス部は無論のこと、非エンボス部であっても嵩高性に欠
けるため、その利用分野が限られていた。しかしなが
ら、ばらけが無く、強度面で丈夫である熱エンボス加工
したスパンボンド不織布の特性は、衛生材料、医療資
材、油吸着材、衣料資材など、この種の利用分野では極
めて重要であり、これら特性を保持しつつ柔軟性や嵩高
性を付与したものを要求する市場での機運が顕在化しつ
つある。
【0004】かかる熱エンボスしたスパンボンド不織布
の柔軟性を改良した不織布として、不織布を構成する繊
維が異型断面を有し、かつ捲縮した繊維からなる不織布
を熱エンボスした嵩高スパンボンド不織布が提案されて
いる(特公平4−29776号公報)。しかしながら、
かかる不織布を製造するには、わざわざ、異型断面を有
するノズルを用意しなければならないし、しかも、捲縮
のための工程を付加しなければならないという経済性な
らびに作業効率面での問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、熱エンボス加工
等の熱接着したスパンボンド不織布の特性を保持しつ
つ、柔軟性に富み嵩高性もあり、肌触りも良好な柔軟性
スパンボンド不織布を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意研究した結果、熱エンボス加工した
スパンボンド不織布に後加工、例えば、50℃以上熱可
塑性樹脂の融点以下の範囲内の気流や液体流による衝撃
からなる揉み工程を含む後加工を行うことにより、熱エ
ンボス加工したスパンボンド不織布の特性はそのまま
で、柔軟性や嵩高性が付与されることを見い出し、本発
明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明によれば、平均繊維径が
10ないし50μmの範囲にある円形断面の熱可塑性樹
脂繊維を部分的に熱圧着してなる、目付が10ないし7
0g/m2 のスパンボンド不織布であって、該不織布を
構成する繊維が非捲縮もしくは捲縮数が3個/cm未満
で、非熱圧着部の繊維が弧状であり、かつ、熱圧着部間
の最短距離が0.5mm以上で、圧着部の厚み(t1
と非圧着部の厚み(t 2 )との比(t2 /t1 )が12
ないし100であって、剛軟度が70mm以下であるこ
とを特徴とする柔軟性スパンボンド不織布が提供され
る。
【0008】また、本発明によれば、平均繊維径が10
ないし50μmの範囲にある円形断面かつ非捲縮もしく
は捲縮数が3個/cm未満である熱可塑性樹脂繊維から
なる、目付が5ないし50g/m2 のスパンボンド不織
布層と、平均繊維径が0.5ないし8μmの範囲にある
熱可塑性樹脂繊維からなる、目付が5ないし50g/m
2 のメルトブロー不織布層とを積層し、部分的に熱圧着
してなる、目付が10ないし70g/m2 の積層不織布
であって、かつ、少なくともスパンボンド不織布の非熱
圧着部の繊維が弧状であり、熱圧着部間の最短距離が
0.5mm以上で、圧着部の厚み(t1 )と非圧着部の
厚み(t2 )との比(t2 /t1 )が12ないし100
であって、剛軟度が70mm以下であることを特徴とす
る柔軟性スパンボンド不織布が提供される。
【0009】また、本発明によれば、平均繊維径が10
ないし50μmの範囲にある円形断面かつ非捲縮もしく
は捲縮数が3個/cm未満である熱可塑性樹脂繊維から
なる、目付が5ないし40g/m2 のスパンボンド不織
布層2層の間に、平均繊維径が0.5ないし8μmの範
囲にある熱可塑性樹脂繊維からなる、目付が2ないし5
0g/m2 のメルトブロー不織布層を挟んで積層し、部
分的に熱圧着してなる、目付が12ないし100g/m
2 の積層不織布であって、少なくともスパンボンド不織
布の非熱圧着部の繊維が弧状であり、かつ、熱圧着部間
の最短距離が0.5mm以上で、圧着部の厚み(t1
と非圧着部の厚み(t2 )との比(t2/t1 )が12
ないし100であって、剛軟度が70mm以下であるこ
とを特徴とする柔軟性スパンボンド不織布が提供され
る。
【0010】また、本発明によれば、前記部分的に熱圧
着したスパンボンド不織布を、50℃以上、素材の熱可
塑性樹脂の融点以下の気流または液体流による衝撃を伴
う揉み工程を含む後加工に付す、上記柔軟性スパンボン
ド不織布が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のスパンボンド不織布の素
材として用いられる熱可塑性樹脂としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリブテン等のポリオレフィン、
ポリエステル、ナイロンあるいはポリスチレンなどを例
示できる。そのなかでも、入手しやすく紡糸性の良いポ
リプロピレンがより好ましい。またポリエチレンやポリ
プロピレン等のポリオレフィンは、チーグラー触媒など
の従来の触媒を用いる重合法で製造されたものでもよい
が、メタロセン触媒に代表されるシングルサイト触媒を
用いる重合法で製造されたものの方が、より紡糸性に優
れるために生産コストの低減が図れるほか、繊維径をよ
り細くすることができ、得られたスパンボンド不織布の
剛性を小さくすることができる。これによって、同じ繊
維径においてより引張強さを大きくすることができると
いうメリットがある。
【0012】そして、スパンボンド不織布は、これら素
材から連続長繊維を作り、これら連続長繊維により層を
形成したものである。この層は1層に限定されず、2層
以上の複数であっても良い。更に複数の層からなるスパ
ンボンド不織布では、それぞれの層の素材が異なってい
てもよい。また、スパンボンド不織布を形成する繊維
は、単一の前記熱可塑性樹脂からなる繊維であっても、
融点の異なる二種以上の熱可塑性樹脂から構成される芯
/鞘構造繊維であってもよいが、芯/鞘構造繊維の場合
は、同心円構造が好ましい。スパンボンド不織布の製造
方法としては、自体公知のものがそのまま使用できるの
で、その詳細については説明を省略する。
【0013】本発明のスパンボンド不織布の平均繊維径
は10ないし50μm、とくに15ないし30μmの範
囲のものが好適に用いられる。10μm未満では強度が
低下し、50μmを超えると柔軟性や肌触りが損なわれ
る傾向があり好ましくない。また、このスパンボンド不
織布の目付は、10ないし70g/m2 、とくに15な
いし60g/m2 の範囲のものが好適に用いられる。目
付が10g/m2 未満では強度が低下し、70g/m2
を超えると柔軟性が損なわれる傾向がある。さらに、本
発明において用いる該不織布を構成する繊維は、非捲縮
または捲縮数が3個/cm未満のものであって、このよ
うな繊維からなる不織布であっても柔軟性スパンボンド
不織布を提供できることが本発明の重要な特徴でもあ
る。
【0014】本発明のスパンボンド不織布は、必要な強
度を保持しながら柔軟性を付与するために部分的に熱圧
着する必要があり、その方法は、任意の図柄を彫刻した
エンボスロールと鏡面ロールを加熱して、その間で熱圧
着する方法や超音波を用いて熱圧着する方法を用いるこ
とができる。この際、隣接する熱圧着部間の最短距離
は、0.5mm以上、好ましくは0.8mm以上である
ことが必要である。この距離が0.5mm未満では該不
織布を構成する繊維が不織布面に拘束されすぎて、後加
工によっても十分な柔軟性を付与することができない。
【0015】また、本発明のスパンボンド不織布の非圧
着部における繊維は弧状をなし、圧着部の厚み(t1
と非圧着部の厚み(t2 )との比(t2 /t1 )は、1
2ないし100、好ましくは15ないし70のものであ
る。この比が12未満では十分な柔軟性や嵩高性を付与
しているとはいえず、逆に100を超えると柔軟性や嵩
高性を付与し過ぎる結果となり、高強度などの部分的に
熱圧着したスパンボンド不織布としての利点が失われて
しまう。また、本発明のスパンボンド不織布の剛軟度
は、70mm以下のものである。剛軟度が70mmを超
えると、柔軟性が失われ、衛生材料や医療資材などの用
途には不向きなものとなる。
【0016】本発明のスパンボンド不織布の他の態様
は、スパンボンド不織布とメルトブロー不織布が積層さ
れた複合不織布である。該スパンボンド不織布層の平均
繊維径は10ないし50μm、とくに15ないし30μ
mの範囲のものが好適であり、10μm未満では強度が
低下し、50μmを超えると柔軟性や肌触りが損なわれ
る傾向がある。また、このスパンボンド不織布の目付
は、5ないし50g/m2、とくに5ないし40g/m2
のものが好適に用いられる。スパンボンド不織布の目
付が5g/m2 未満では強度が低下し、50g/m2
超えると柔軟性が損なわれる傾向がある。さらに、該ス
パンボンド不織布を構成する繊維は、非捲縮または捲縮
数が3個/cm未満のものである。
【0017】メルトブロー不織布の素材として用いられ
る熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテン等のポリオレフィン、ポリエステル、ナ
イロンあるいはポリスチレンなどを例示できる。そのな
かでも、入手しやすく紡糸性の良いポリプロピレンがよ
り好ましい。またポリエチレンやポリプロピレン等のポ
リオレフィンは、チーグラー触媒などの従来の触媒を用
いる重合法で製造されたものでもよいが、メタロセン触
媒に代表されるシングルサイト触媒を用いる重合法で製
造されたものの方が、より紡糸性に優れるために生産コ
ストの低減が図れるほか、繊維径をより細くすることが
でき、得られたスパンボンド不織布の剛性を小さくする
ことができる。これによって、同じ繊維径においてより
引張強さを大きくすることができるというメリットがあ
る。
【0018】そして、メルトブロー不織布は、これらの
素材から極細繊維を作り、これら極細繊維により層を形
成したものである。この層は1層に限定されるものでは
なく2層以上の複層であってもよい。さらに複数の層か
らなるメルトブロー不織布では、それぞれの層の素材が
異なっていてもよい。メルトブロー不織布の製造方法と
しては、自体公知の方法がそのまま使用できるので、そ
の詳細についての説明は省略する。
【0019】該メルトブロー不織布層の平均繊維径は
0.5ないし8μm、とくに0.5ないし5μmの範囲
のものが好適であり、0.5μm未満では紡糸が困難で
あり、8μmを超えると柔軟性や肌触りが損なわれる傾
向にある。また、このメルトブロー不織布の目付は、5
ないし50g/m2 、とくに5ないし30はg/m2
範囲のものが好ましい。目付が5g/m2 未満では強度
が低下し、30g/m2を超えると柔軟性が損なわれる
傾向にある。さらに、該複合不織布の目付は、10ない
し70g/m2 、とくに20ないし60g/m2 の範囲
のものが好ましい。この目付が10g/m2 未満では強
度が低下し、70g/m2 を超えると柔軟性が損なわれ
る傾向にある。
【0020】該複合不織布は、スパンボンド不織布層と
メルトブロー不織布層とを積層した後に部分的に熱圧着
したものであるが、積層前のスパンボンド不織布は、予
め部分的に熱圧着したものを用いてもよい。
【0021】本発明のスパンボンド不織布のさらに他の
態様とは、2層のスパンボンド不織布の間にメルトブロ
ー不織布を挟んで積層された複合不織布である。該スパ
ンボンド不織布層の平均繊維径は10ないし50μm、
とくに15ないし30μmの範囲のものが好適に用いら
れる。上記平均繊維径が10μm未満では、強度が低下
し、50μmを越えると、柔軟性や肌触りが損なわれる
傾向にある。
【0022】また、このスパンボンド不織布の目付は、
5ないし40g/m2 、とくに5ないし30g/m2
範囲のものが好ましい。この目付が5g/m2 未満では
強度が低下し、40g/m2 を超えると柔軟性が損なわ
れる傾向にある。さらに該スパンボンド不織布を構成す
る繊維は、非捲縮または捲縮数が3個/cm未満のもの
である。
【0023】該メルトブロー不織布の平均繊維径は0.
5ないし8μm、とくに0.5ないし5μmの範囲のも
のが好適である。平均繊維径が0.5μm未満では紡糸
が困難なため、低コストでの製造が難しく、8μmを超
えると、柔軟性や肌触りが損なわれる傾向にある。ま
た、このメルトブロー不織布の目付は、2ないし50g
/m2 、とくに2ないし30g/m2 の範囲のものが好
適に用いられる。この目付が2g/m2 未満では強度が
低下し、50g/m2 を超えると柔軟性が損なわれる傾
向にある。さらに、該複合不織布の目付は、12ないし
100g/m2 、とくに12ないし70g/m2 の範囲
のものが好ましく用いられる。この目付が12g/m2
未満では強度が低下し、100g/m2 を超えると柔軟
性が損なわれる傾向にある。
【0024】本発明の後加工は、部分的に熱圧着したス
パンボンド不織布を50℃以上、素材の熱可塑性樹脂の
融点以下の気流または液体流による衝撃からなる揉み工
程を含むものである。該気流または液体流の温度が50
℃未満では柔軟化の効果が不十分であり、また、素材の
熱可塑性樹脂の融点を超えると、該スパンボンド不織布
が溶融して柔軟性や嵩高性の付与ができない。
【0025】本発明の気流または液体流による衝撃から
なる揉み工程は、例えば図1に示すような直交流型気流
処理装置1にて行われる。この気流処理装置1は、フィ
ルター5により清浄化された空気をコンプレッサー6で
加圧し、熱交換器7で加熱して、多数の細孔を持つ噴射
口8から断続的または連続的に噴出する高温高圧気流発
生部と、吸引ボックス9と真空ポンプ10からなる吸引
部から構成される。
【0026】スパンボンド不織布2を駆動ロール3によ
って矢印A方向に移送して高温高圧気流発生部に導入
し、噴射口8から断続的または連続的に噴出する高温高
圧気流の衝撃によって柔軟化処理が行われる。高温高圧
気流は、該スパンボンド不織布に対して45度以上の角
度、好ましくは略直角で作用し、多孔板またはメッシュ
状のスクリーン4を介して吸引部から装置外に排出さ
れ、該スパンボンド不織布は、駆動ロール3によって巻
取りロール11に巻き取られる。
【0027】吸引部は必ずしも必要ではないが、気流効
果をより強くするために設けた方が良い。また、高温高
圧気流発生部と吸引部を複数設置し、気流処理を繰り返
したり、あるいは図1に示すように、該スパンボンド不
織布の両面から気流処理することがより効果的である。
【0028】本発明の気流または液体流による衝撃から
なる揉み工程の他の態様は、図2に示すような直交流型
液体流処理装置2にて行われる。この液体流処理装置2
は、フィルター5により清浄化された液体、一般的には
水を高圧ポンプ25で加圧し、熱交換器7で加熱して多
数の細孔を持つ噴射口8から断続的または連続的に噴出
する高温高圧液体流発生部と、吸引ボックス9、気液分
離器22および真空ポンプ10からなる吸引部と、フィ
ルター5により清浄化され、ブロアー23で送気し、熱
交換器7で加熱した空気を乾燥器24に導入する乾燥部
とから構成される。
【0029】スパンボンド不織布2を駆動ロール3によ
って高温高圧液体流発生部に導入し噴射口8から断続的
または連続的に噴出する高温高圧液体流の衝撃によっ
て、柔軟化処理が行われる。高温高圧液体流は、該スパ
ンボンド不織布に対して45度以上の角度、好ましくは
ほぼ直角で作用し、多孔板またはメッシュ状のスクリー
ン4を介して吸引ボックス9から気液分離器22を介し
て回収され、再びフィルター5に導入されて循環使用さ
れる。該スパンボンド不織布は、駆動ロール3によって
乾燥器24に導入され、乾燥された後、巻取りロール1
1に巻取られる。
【0030】本発明の気流または液体流による衝撃から
なる揉み工程のさらに他の態様は、図3に示すような平
行流気流処理装置31にて行われる。この気流処理装置
は、高速気流処理部35と布帛堆積部37からなり、高
速気流処理部35は、高速気流を発生する気流入射部3
2と気流通路34および気流噴出部33とから構成され
る。さらに、高速気流処理部35と布帛堆積部37とは
駆動ロール3およびフリーロール36とが図3のように
配置されており、全体として処理布帛流路は環状の風道
38を形成している。装置内において、布帛は末端同士
が接続されて環状となっている。
【0031】柔軟加工されるスパンボンド不織布2は、
フィルター5により清浄化された空気をコンプレッサー
6で加圧した後、熱交換器7で加熱された高温気流が、
気体入射部32から気流通路34へ入り、その高速気流
39の力によって気流通路34内を高速輸送されると共
に衝撃が加えられる。
【0032】次いで、スパンボンド不織布2は、駆動ロ
ール3を経由して布帛堆積部へと送られ、滞留圧縮され
ることにより揉み加工を受ける。その後、前述した高速
気流の力によりフリーロールを経由して高速気流処理部
35へと再び運ばれ、繰り返し処理が行われる。本加工
装置において、風道38の内部温度および気流温度は、
通常50℃以上、素材の熱可塑性樹脂の融点以下の温度
で行われる。
【0033】本発明の気流または液体流による衝撃から
なる揉み工程のさらに他の態様は、図4に示すような平
行流型気流処理装置41にて行われる。この気流処理装
置41は、フィルター5によって清浄化された空気をコ
ンプレッサー6で加圧し、熱交換器7で加熱して、例え
ば、エアエジェクターのような高温噴出流発生部42
と、拡散箱43からなる低圧部および引取りロール44
で構成される。
【0034】スパンボンド不織布2を駆動ロール3によ
って高温噴出流発生器に導入し、高温噴出流とともに低
圧の拡散箱に高速で噴出し、その時の衝撃によって柔軟
化処理が行われる。気流は回収され、再びフィルター5
に導入されて循環使用される。該スパンボンド不織布
は、引取りロール44によって引き取られ、巻取りロー
ル11に巻き取られる。好ましくは、図4に示したよう
に高温噴出流発生器、拡散箱からなる低圧部および引取
りロールからなるユニットを複数個設置し、上記操作を
繰り返すと、より効果的である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、熱接着加工したスパン
ボンド不織布に後加工して、柔軟性や嵩高性を付与する
ものであるから、このスパンボンド不織布が本来有する
特性を保持しつつ、柔軟性に富み、嵩高性を上げ肌触り
も良好な柔軟性スパンボンド不織布を得ることが出来、
今まで柔軟性等に欠けていたために利用出来なかった各
種の用途、例えば、医療用ガウンやドレーブ、紙おむつ
のトップシートなどの衛生材料、風呂敷等の包装材料、
テーブルクロスやふきん、ワイパー等の家庭用品などに
も好適に用いられる。
【0036】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
なお、この実施例は、本発明の好ましい一実施態様を説
明するためのものであり、発明の要旨を超えない限りこ
れに制限されるものではない。
【0037】実施例および比較例における各物性の試験
は、下記の測定法に従った。 融点:DSC(差動熱量計); メルトフローレート:ASTM D1238法(試験温
度:230℃); 目付:JIS L 1096 厚さ:電子顕微鏡拡大写真による目視測定(倍率50
倍); 引張強さ:JIS L 1096 A法(カットストリ
ップ法); 引裂強さ:JIS L 1096 A−1法(シングル
タング法); 通気度:JIS L 1096 A法; 耐水度:JIS L 1092 A法(低水圧法)の静
水圧法; 剛軟度:JIS L 1096 A法(45°カンチレ
バー法);
【0038】<実施例1,比較例1>素材としてポリプ
ロピレン(融点Tm:160℃、メルトフローレート:
35g/10分)を用い、押出機に供給して溶融混練
し、孔径0.6mmφ、孔数756個の紡糸孔を有する
紡糸口金から、単孔当り0.66g/分の吐出量で溶融
紡糸を行い、平均繊維径24μmのフィラメントを形成
し、捕集面上に堆積させた。これを熱エンボスロールに
よって部分的に熱圧着したスパンボンド不織布(熱圧着
部の面積率:18.3%,熱圧着部の最短距離:0.8
8mm)を形成した。この不織布を比較例1とし、次
に、図3に示す方法により柔軟加工を施した。加工条件
は、装置内および気流温度:120℃、圧力:0.3M
Pa、気流速度800m/minで処理し、20回循環
させた。その柔軟加工後のスパンボンド不織布につい
て、各種物性を測定し、結果を表1に示した。
【0039】<実施例2,比較例2>それぞれがポリプ
ロピレン(スパンボンド用PP;融点Tm:160℃、
メルトフローレート:35g/10分およびメルトブロ
ー用PP;Tm:159℃、メルトフローレート:70
0g/10分)からなるスパンボンド/メルトブロー/
スパンボンドの3層を熱エンボスロールによって部分的
に熱圧着した積層不織布を作成した(熱圧着部の面積
率:17.5%、熱圧着部の最短距離:1.25m
m)。スパンボンド不織布層は、実施例1と同様の条件
で形成し、目付量がほぼ20g/m2 となるように調整
した。またメルトブロー不織布層は、孔径0.51mm
φ。孔数2130個の紡出孔を有する紡糸口金から、単
孔当り0.17g/分の吐出量で溶融紡糸すると同時
に、1270Nm3 /時の高温エアで細化して平均繊維
径3μmのウエブを形成し、目付量がほぼ20g/m2
となるように調整した。こうして形成した該複合不織布
を比較例2とし、該複合不織布を実施例1と同様の条件
で処理した。その柔軟加工後該複合不織布の各種物性を
測定し、表1に示した。なお、電子顕微鏡写真で目視評
価したところ、スパンボンド不織布の非熱圧着部の繊維
は、未柔軟加工品の比較例1,2では直線状であるのに
対して、柔軟加工後の実施例1,2ではゆるやかな弧状
であった。
【0040】
【表1】
【0041】表1によれば、本発明のスパンボンド不織
布は、比較例1、2に比べ引張強さ、引裂強さがほとん
ど変わらず、不織布のバリア性を示す耐水度の低下も小
さいのに対して、剛軟度が柔軟な方向に大きく変化して
おり、嵩高さを示す厚さにおいても、かなり厚いことが
わかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる直交流型気流処理装置の概略図
である。
【図2】本発明に係わる直交流型液体流処理装置の概略
図である。
【図3】本発明に係わる平行流型気流処理装置の概略図
である。
【図4】本発明に係わる平行流型気流処理装置の概略図
である。
【符号の説明】
1 直交流型気流処理装置 2 スパンボンド不織布 3 駆動ロール 4 多孔板 5 フィルター 6 コンプレッサー 7 熱交換器 8 噴射口 9 吸引ボックス 10 真空ポンプ 11 巻取りロール 21 直交流型液体流処理装置 22 気液分離器 23 ブロアー 24 乾燥器 25 高圧ポンプ 31 平行流型気流処理装置 32 気流入射部 33 気流射出部 34 気流通路 35 高速気流処理部 36 フリーロール 37 布帛堆積部 38 風道 39 高速気流 41 平行流型気流処理装置 42 噴出流発生器 43 拡散箱 44 引取りロール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均繊維径が10ないし50μmの範囲
    にある円形断面の熱可塑性樹脂繊維を部分的に熱圧着し
    てなる、目付が10ないし70g/m2 のスパンボンド
    不織布であって、該不織布を構成する繊維が非捲縮もし
    くは捲縮数が3個/cm未満で、非熱圧着部の繊維が弧
    状であり、かつ、熱圧着部間の最短距離が0.5mm以
    上で、圧着部の厚み(t1 )と非圧着部の厚み(t2
    との比(t2 /t1 )が12ないし100であって、剛
    軟度が70mm以下であることを特徴とする柔軟性スパ
    ンボンド不織布。
  2. 【請求項2】 平均繊維径が10ないし50μmの範囲
    にある円形断面かつ非捲縮もしくは捲縮数が3個/cm
    未満である熱可塑性樹脂繊維からなる、目付が5ないし
    50g/m2 のスパンボンド不織布層と、平均繊維径が
    0.5ないし8μmの範囲にある熱可塑性樹脂繊維から
    なる、目付が5ないし50g/m2 のメルトブロー不織
    布層とを積層し、部分的に熱圧着してなる、目付が10
    ないし70g/m2 の積層不織布であって、かつ、少な
    くともスパンボンド不織布の非熱圧着部の繊維が弧状で
    あり、熱圧着部間の最短距離が0.5mm以上で、圧着
    部の厚み(t1 )と非圧着部の厚み(t2 )との比(t
    2 /t1 )が12ないし100であって、剛軟度が70
    mm以下であることを特徴とする柔軟性スパンボンド不
    織布。
  3. 【請求項3】 平均繊維径が10ないし50μmの範囲
    にある円形断面かつ非捲縮もしくは捲縮数が3個/cm
    未満である熱可塑性樹脂繊維からなる、目付が5ないし
    40g/m2 のスパンボンド不織布層2層の間に、平均
    繊維径が0.5ないし8μmの範囲にある熱可塑性樹脂
    繊維からなる、目付が2ないし50g/m2 のメルトブ
    ロー不織布層を挟んで積層し、部分的に熱圧着してな
    る、目付が12ないし100g/m2 の積層不織布であ
    って、かつ、少なくともスパンボンド不織布の非熱圧着
    部の繊維が弧状であり、熱圧着部間の最短距離が0.5
    mm以上で、圧着部の厚み(t1 )と非圧着部の厚み
    (t2 )との比(t2 /t1)が12ないし100であ
    って、剛軟度が70mm以下であることを特徴とする柔
    軟性スパンボンド不織布。
  4. 【請求項4】 前記部分的に熱圧着したスパンボンド不
    織布を、50℃以上、素材の熱可塑性樹脂の融点以下の
    気流または液体流による衝撃を伴う揉み工程を含む後加
    工に付す、請求項1ないし3のいずれか1記載の柔軟性
    スパンボンド不織布。
JP9089366A 1997-04-08 1997-04-08 柔軟性スパンボンド不織布 Pending JPH10280267A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9089366A JPH10280267A (ja) 1997-04-08 1997-04-08 柔軟性スパンボンド不織布
TW087104648A TW384325B (en) 1997-04-08 1998-03-27 Flexible spun-bonded nonwoven fabric
CN98114716A CN1201846A (zh) 1997-04-08 1998-04-08 柔软性纺粘型无纺织物
KR1019980012372A KR19980081186A (ko) 1997-04-08 1998-04-08 유연성 스팬 본드 부직포

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9089366A JPH10280267A (ja) 1997-04-08 1997-04-08 柔軟性スパンボンド不織布

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10280267A true JPH10280267A (ja) 1998-10-20

Family

ID=13968714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9089366A Pending JPH10280267A (ja) 1997-04-08 1997-04-08 柔軟性スパンボンド不織布

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JPH10280267A (ja)
KR (1) KR19980081186A (ja)
CN (1) CN1201846A (ja)
TW (1) TW384325B (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001159063A (ja) * 1999-12-01 2001-06-12 Mitsui Chemicals Inc 生理用ナプキン個別包装用シート
JP2002088633A (ja) * 2000-09-18 2002-03-27 Idemitsu Unitech Co Ltd 多層不織布およびその用途
JP2002105829A (ja) * 2000-09-21 2002-04-10 Unitika Ltd 生分解性不織布の柔軟加工方法
JP2002105833A (ja) * 2000-09-22 2002-04-10 Mitsui Chemicals Inc 柔軟性不織布積層体
JP2002129459A (ja) * 2000-10-23 2002-05-09 Unitika Ltd 生分解性不織布およびその製造方法
JP2002316359A (ja) * 2001-04-23 2002-10-29 Mitsui Chemicals Inc 多孔フィルム・不織布複合シート及びその製造方法
WO2007091444A1 (ja) 2006-02-06 2007-08-16 Mitsui Chemicals, Inc. スパンボンド不織布
JP2008512580A (ja) * 2004-09-10 2008-04-24 ファースト・クオリティー・ノンウォーヴンズ・インコーポレイテッド 吸水スパン溶融不織布
WO2012111724A1 (ja) * 2011-02-15 2012-08-23 三井化学株式会社 不織布積層体
WO2014030702A1 (ja) * 2012-08-22 2014-02-27 三井化学株式会社 不織布積層体
JP2015076416A (ja) * 2013-10-04 2015-04-20 旭化成せんい株式会社 不織布、及びそれを用いたセパレータ、並びに固体電解コンデンサ
JP2017065253A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 日東電工株式会社 層状物品
WO2017057027A1 (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 日東電工株式会社 層状物品
JP2020502386A (ja) * 2016-12-14 2020-01-23 ピーエフノンウーヴンズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 液圧処理された不織布及びその製造方法
JP2022510597A (ja) * 2018-11-30 2022-01-27 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー スルー流体接合連続繊維不織布ウェブ
US11686026B2 (en) 2018-11-30 2023-06-27 The Procter & Gamble Company Methods for producing through-fluid bonded nonwoven webs
US11767622B2 (en) 2018-11-30 2023-09-26 The Procter & Gamble Company Methods of creating soft and lofty nonwoven webs

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100335703C (zh) * 2003-11-27 2007-09-05 厦门翔鹭化纤股份有限公司 一种直接纺生产聚酯纺粘非织布的方法
US9682512B2 (en) 2009-02-06 2017-06-20 Nike, Inc. Methods of joining textiles and other elements incorporating a thermoplastic polymer material
US8906275B2 (en) 2012-05-29 2014-12-09 Nike, Inc. Textured elements incorporating non-woven textile materials and methods for manufacturing the textured elements
US20100199406A1 (en) 2009-02-06 2010-08-12 Nike, Inc. Thermoplastic Non-Woven Textile Elements
US20130255103A1 (en) 2012-04-03 2013-10-03 Nike, Inc. Apparel And Other Products Incorporating A Thermoplastic Polymer Material
CN105431285B (zh) * 2013-03-14 2018-04-17 伊梅里斯矿物有限公司 复合结构体
ES2835052T3 (es) * 2016-05-18 2021-06-21 Fibertex Personal Care As Tejido de laminado no tejido que comprende capas de soplado en estado fundido y de unión por hilado
CN106948091B (zh) * 2017-04-19 2023-06-20 广东必得福医卫科技股份有限公司 一种单向拉伸弹性无纺布生产设备
JP7145231B2 (ja) * 2018-12-13 2022-09-30 旭化成株式会社 不織布、該不織布の積層不織布、及びこれらを表皮材として用いた複合吸音材
JP6557440B1 (ja) * 2019-01-25 2019-08-07 三井化学株式会社 スパンボンド不織布、スパンボンド不織布の製造方法、エンボスロール
JP6831132B1 (ja) * 2019-12-18 2021-02-17 ヤマシンフィルタ株式会社 繊維積層体
CN111118742B (zh) * 2020-02-13 2020-11-17 安徽昊华环保科技有限公司 一种多层无纺布纤维纺丝装置及纺丝方法及无纺布及滤料

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56140153A (en) * 1980-04-01 1981-11-02 Asahi Chemical Ind Strong and flexible nonwoven fabric
JPH01229871A (ja) * 1988-03-04 1989-09-13 Mitsui Petrochem Ind Ltd エンボス加工されたスパンボンド不織布とそのエンボス加工方法
JPH05179558A (ja) * 1991-12-27 1993-07-20 Mitsui Petrochem Ind Ltd 積層不織布及びその製造方法
JPH05263353A (ja) * 1991-11-26 1993-10-12 New Oji Paper Co Ltd 長繊維不織布及びその製造方法
JPH06158507A (ja) * 1992-11-18 1994-06-07 Unitika Ltd 開孔交絡極細繊維不織布及びその製造方法
JPH0734369A (ja) * 1993-07-21 1995-02-03 Unitika Ltd 生分解性長繊維不織布
JPH0892859A (ja) * 1994-09-22 1996-04-09 Idemitsu Petrochem Co Ltd 不織布積層体の製造方法
JPH10158971A (ja) * 1996-11-21 1998-06-16 Teijin Ltd 不織布

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56140153A (en) * 1980-04-01 1981-11-02 Asahi Chemical Ind Strong and flexible nonwoven fabric
JPH01229871A (ja) * 1988-03-04 1989-09-13 Mitsui Petrochem Ind Ltd エンボス加工されたスパンボンド不織布とそのエンボス加工方法
JPH05263353A (ja) * 1991-11-26 1993-10-12 New Oji Paper Co Ltd 長繊維不織布及びその製造方法
JPH05179558A (ja) * 1991-12-27 1993-07-20 Mitsui Petrochem Ind Ltd 積層不織布及びその製造方法
JPH06158507A (ja) * 1992-11-18 1994-06-07 Unitika Ltd 開孔交絡極細繊維不織布及びその製造方法
JPH0734369A (ja) * 1993-07-21 1995-02-03 Unitika Ltd 生分解性長繊維不織布
JPH0892859A (ja) * 1994-09-22 1996-04-09 Idemitsu Petrochem Co Ltd 不織布積層体の製造方法
JPH10158971A (ja) * 1996-11-21 1998-06-16 Teijin Ltd 不織布

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001159063A (ja) * 1999-12-01 2001-06-12 Mitsui Chemicals Inc 生理用ナプキン個別包装用シート
JP2002088633A (ja) * 2000-09-18 2002-03-27 Idemitsu Unitech Co Ltd 多層不織布およびその用途
JP2002105829A (ja) * 2000-09-21 2002-04-10 Unitika Ltd 生分解性不織布の柔軟加工方法
JP2002105833A (ja) * 2000-09-22 2002-04-10 Mitsui Chemicals Inc 柔軟性不織布積層体
JP2002129459A (ja) * 2000-10-23 2002-05-09 Unitika Ltd 生分解性不織布およびその製造方法
JP2002316359A (ja) * 2001-04-23 2002-10-29 Mitsui Chemicals Inc 多孔フィルム・不織布複合シート及びその製造方法
JP2008512580A (ja) * 2004-09-10 2008-04-24 ファースト・クオリティー・ノンウォーヴンズ・インコーポレイテッド 吸水スパン溶融不織布
WO2007091444A1 (ja) 2006-02-06 2007-08-16 Mitsui Chemicals, Inc. スパンボンド不織布
US8067320B2 (en) 2006-02-06 2011-11-29 Mitsui Chemicals, Inc. Spunbonded nonwoven fabric
JP4943349B2 (ja) * 2006-02-06 2012-05-30 三井化学株式会社 スパンボンド不織布
WO2012111724A1 (ja) * 2011-02-15 2012-08-23 三井化学株式会社 不織布積層体
CN103370191A (zh) * 2011-02-15 2013-10-23 三井化学株式会社 非织造布叠层体
JP5744925B2 (ja) * 2011-02-15 2015-07-08 三井化学株式会社 不織布積層体
WO2014030702A1 (ja) * 2012-08-22 2014-02-27 三井化学株式会社 不織布積層体
KR20150036540A (ko) * 2012-08-22 2015-04-07 미쓰이 가가쿠 가부시키가이샤 부직포 적층체
JP5925322B2 (ja) * 2012-08-22 2016-05-25 三井化学株式会社 不織布積層体
JP2015076416A (ja) * 2013-10-04 2015-04-20 旭化成せんい株式会社 不織布、及びそれを用いたセパレータ、並びに固体電解コンデンサ
JP2017065253A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 日東電工株式会社 層状物品
WO2017057027A1 (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 日東電工株式会社 層状物品
US20180263830A1 (en) * 2015-09-29 2018-09-20 Nitto Denko Corporation Layered article
RU2744182C1 (ru) * 2015-09-29 2021-03-03 Нитто Денко Корпорейшн Слоистое изделие
JP2020502386A (ja) * 2016-12-14 2020-01-23 ピーエフノンウーヴンズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 液圧処理された不織布及びその製造方法
JP2022510597A (ja) * 2018-11-30 2022-01-27 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー スルー流体接合連続繊維不織布ウェブ
US11686026B2 (en) 2018-11-30 2023-06-27 The Procter & Gamble Company Methods for producing through-fluid bonded nonwoven webs
US11767622B2 (en) 2018-11-30 2023-09-26 The Procter & Gamble Company Methods of creating soft and lofty nonwoven webs

Also Published As

Publication number Publication date
TW384325B (en) 2000-03-11
CN1201846A (zh) 1998-12-16
KR19980081186A (ko) 1998-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10280267A (ja) 柔軟性スパンボンド不織布
JP3658884B2 (ja) 複合長繊維不織布の製造方法
JPH09143853A (ja) 積層不織布およびその製造方法
JPH08509786A (ja) 成型された不織布とその製造方法
JP3760599B2 (ja) 積層不織布及びそれを用いた吸収性物品
JPH0525763A (ja) 嵩高性シート及びその製造方法
JP3736014B2 (ja) 積層不織布
JP4083951B2 (ja) 筒状フィルタ
JP3102451B2 (ja) 三層構造不織布及びその製造方法
JPH10331063A (ja) 複合不織布およびその製造方法
JP2001248056A (ja) 複合長繊維不織布およびそれからなるフィルター
JPH04194013A (ja) 極細繊維発生繊維
JPH1161618A (ja) 極細繊維不織布及びその製造方法
JPH03860A (ja) 複合不織布およびその製造方法
JP4222925B2 (ja) 高強度長繊維不織布
JPH1037055A (ja) 複合不織布
JPH05230751A (ja) 柔軟性に優れ、高タフネスな短繊維不織布及びその製造方法
JP3666828B2 (ja) 帯状割繊区域を持つ不織布及びその製造方法
JP2003231196A (ja) 差別化シートおよびその製造方法
JP3262430B2 (ja) 生分解性積層不織構造体の製造方法
JP3259936B2 (ja) 積層不織布及びその製造方法
JP4026279B2 (ja) 分割型複合繊維及びこれを用いた繊維成形体
JP7057406B2 (ja) 不織布
JP3522360B2 (ja) 連続長繊維不織布および連続長繊維不織布の製造方法
JPH0959862A (ja) 易伸展性不織布の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050412