JPH1027070A - データバックアップシステム - Google Patents

データバックアップシステム

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JPH1027070A
JPH1027070A JP8179294A JP17929496A JPH1027070A JP H1027070 A JPH1027070 A JP H1027070A JP 8179294 A JP8179294 A JP 8179294A JP 17929496 A JP17929496 A JP 17929496A JP H1027070 A JPH1027070 A JP H1027070A
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JP8179294A
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English (en)
Inventor
Kyoichi Sasamoto
享一 笹本
Akihiro Moriya
明浩 守屋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 RAID手法によりストライピングされたデ
ータを高速かつ安全にバックアップする。 【解決手段】 本発明は、RAID手法によりストライ
ピングされたデータを伝送する複数のデータ伝送路(1
4)にそれぞれ少なくとも1つ接続され、データを記憶
するデータ記憶手段(10)と、各データ伝送路にそれ
ぞれ接続され、データ伝送路に接続された各データ記憶
手段に記憶されたデータを記憶するためのデータバック
アップ記憶媒体を格納可能なデータバックアップ記憶媒
体格納手段(11)と、外部からのデータのバックアッ
プ要求時に、各データ伝送路に接続されたデータ記憶手
段に記憶されたデータをデータ記憶手段に対応するデー
タバックアップ記憶媒体格納手段に格納されたデータバ
ックアップ記憶媒体に順次記憶するデータバックアップ
手段(2,10)とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、RAID手法によ
りストライピングされたデータのバックアップを行なう
データバックアップシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスクアレイ装置に接続された
ハードディスク装置のデータを、装置故障などによりデ
ータが消失した場合にそのデータを復元できるよう、定
期的に磁気テープなどのバックアップ媒体にデータを保
存している。
【0003】図5は、従来のデータバックシステムを示
す図である。同図に示すように、このデータバックアッ
プシステムは、ディスクアレイ装置51とは独立した磁
気テープ装置や光磁気ディスク装置などのバックアップ
装置52をSCSIバス53を介してホスト計算機54
に接続し、このバックアップ装置52に装着された媒体
にデータを複写している。
【0004】ディスクアレイ装置51のデータをバック
アップ媒体52へ複写する場合、ホスト計算機54は、
ディスクアレイ装置51からデータを読み出し、そのデ
ータを主記憶メモリに一時的に格納する。
【0005】そして、この主記憶メモリの内容を次にバ
ックアップ装置52へ転送する。この処理をディスクア
レイ装置51の全有効データサイズの分だけ繰り返すこ
とによりディスクアレイ装置51の内容をバックアップ
媒体52に複写する。
【0006】ディスクアレイ装置51では、多数のハー
ドディスク装置が内蔵される上、またそれぞれハードデ
ィスク装置についても小型化・大容量化が進み、バック
アップを実施する際の対象となるデータは飛躍的に増加
してきている。
【0007】これにともない、ディスクアレイ装置51
の大量なデータをバックアップする際のバックアップ所
要時間の短縮ならびにバックアップされたデータを格納
するバックアップメディアの信頼性の向上が大きな課題
となっている。すなわち、高速で安全なバックアップシ
ステムが望まれている。
【0008】従来のバックアップシステムでは、ディス
クアレイ装置51のデータをバックアップ装置52へ転
送する場合、ホスト計算機54を介して実施されてい
る。したがって、ディスクアレイ装置51のデータをそ
れとは独立したバックアップ装置52へ転送する場合、
ホスト計算機54とディスクアレイ装置51またはバッ
クアップ装置52とを接続するインタフェースの性能、
ならびにホスト計算機54内部のデータ転送能力の影響
を大きく受ける。
【0009】ディスクアレイ装置51の多くは、ハード
ティスク装置側のインタフェースを複数備えるため、ハ
ードディスク側のインタフェースのスループット性能に
比べホスト計算機54側のインタフェースの性能が劣っ
ている。
【0010】したがって、ほとんどの場合このホスト計
算機54との接続インタフェースの性能がデータバック
アップ時の性能のボトルネックとなる。また、ホスト計
算機54を経由してディスクアレイ装置51からバック
アップ装置52へデータを転送するため、複数のディス
クアレイ装置51が接続された大規模なシステムでは、
これらのバックアップを同時に行なう場合、ホスト計算
機54内でのスループット性能がボトルネックとなる場
合も存在する。
【0011】何れの場合もバックアップ処理に要する時
間がディスクアレイ装置51の大容量化にともない長時
間化してきている。また、大容量のデータをバックアッ
プした場合、そのバックアップ媒体の対障害性も重要と
なってくる。従来の技術ではバックアップ媒体の信頼性
向上対策として、(1)バックアップ媒体を2重化する
方法、(2)バックアップ装置もディスクアレイ装置と
同様RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disk
s)手法により冗長化する方法の2種類の方法がとられて
きた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
(1)の方法の場合、同じデータを2つのバックアップ
媒体へ合計2回複写する必要があり、必要なデータ転送
量が増加しバックアップの処理時間が更に長くなる欠点
を持つ。
【0013】また、(2)の方法の場合、ディスクアレ
イ装置とは独立して、バックアップ装置にもRAID手
法を実現する高機能な制御装置が必要となり、バックア
ップ装置が大幅にコストアップする欠点がある。
【0014】さらに、ディスクアレイ装置とバックアッ
プ装置間でのデータ転送はホスト計算機を介して行なわ
れるため、前述のとおりホスト計算機とのインタフェー
スならびにホスト計算機内でのスループット性能がボト
ルネックとなる。
【0015】さらに、ディスクアレイ装置とバックアッ
プ装置とは完全に独立しているため、ディスクアレイ装
置にて生成されたRAID手法によるパリティ情報はバ
ックアップの際破棄され、バックアップ装置側で再度パ
リティ情報を生成し直す必要があり、これによるスルー
プット性能の低下が発生する。
【0016】さらに、従来の何れの方法においても、ホ
スト計算機などを介してデータ転送する分、データが経
由する構成要素が増え信頼性が低くなる。本発明は、上
記実情に鑑みてなされたものであり、RAID手法によ
りストライピングされたデータを高速かつ安全にバック
アップすることのできるデータバックアップシステムを
提供することを目的とする。
【0017】また、本発明は、バックアップ記憶媒体に
記憶されたデータを再度バックアップ媒体からデータ記
憶媒体に高速に復元することができるデータバックアッ
プシステムを提供することを目的とする。
【0018】さらに、本発明は、バックアップされたデ
ータの一部に障害が発生した場合にも、障害が発生した
データを復元することのできるデータバックアップシス
テムを提供することを目的とする。
【0019】さらに、本発明は、データバックアップ記
憶媒体がデータバックアップ記憶媒体格納手段に誤挿入
されている場合に、データバックアップ記憶媒体からデ
ータ記憶媒体に誤ってデータが復元されてしまうことを
防止することができるデータバックアップシステムを提
供することを目的とする。
【0020】さらに、本発明は、バックアップを実施し
た際のデータバックアップ記憶媒体格納手段の動作環境
をデータと同時に記録し、障害発生時にこの情報を読み
だすことによりデータの復元と同時に動作状態を自動的
に復元することができるデータバックアップシステムを
提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】従って、まず、上記目的
を達成するために請求項1に係る発明は、RAID手法
によりストライピングされたデータを伝送する複数のデ
ータ伝送路にそれぞれ少なくとも1つ接続され、前記デ
ータを記憶するデータ記憶手段と、前記各データ伝送路
にそれぞれ接続され、前記データ伝送路に接続された各
データ記憶手段に記憶されたデータを記憶するためのデ
ータバックアップ記憶媒体を格納可能なデータバックア
ップ記憶媒体格納手段と、外部からのデータのバックア
ップ要求時に、前記各データ伝送路に接続されたデータ
記憶手段に記憶されたデータを前記データ記憶手段に対
応する前記データバックアップ記憶媒体格納手段に格納
されたデータバックアップ記憶媒体に順次記憶するデー
タバックアップ手段とを具備したことを特徴とする。
【0022】また、請求項2に係る発明は、請求項1記
載のデータバックアップシステムにおいて、RAID手
法によりストライピングされたデータのパリティデータ
を伝送するパリティ伝送路に前記各データ伝送路に接続
されたデータ記憶手段に対応して接続され、前記パリテ
ィデータを記憶するパリティデータ記憶手段と、前記パ
リティ伝送路に接続され、前記パリティ伝送路に接続さ
れたパリティデータ記憶手段に記憶されたパリティデー
タを記憶するためのパリティデータバックアップ記憶媒
体を格納可能なパリティデータバックアップ記憶媒体格
納手段と、外部からのデータのバックアップ要求時に、
前記パリティ伝送路に接続されたパリティデータ記憶手
段に記憶されたパリティデータを前記パリティデータバ
ックアップ記憶媒体手段に格納されたパリティデータバ
ックアップ記憶媒体に順次記憶するパリティデータバッ
クアップ手段とをさらに具備したことを特徴とする。
【0023】さらに、請求項3に係る発明は、請求項1
記載のデータバックアップシステムにおいて、外部から
のデータの復元要求時に、前記各データ伝送路に接続さ
れたデータバックアップ記憶媒体格納手段に格納された
データバックアップ記憶媒体に記憶されたデータをバッ
クアップが行なわれたデータ記憶手段に復元するデータ
復元手段をさらに具備したことを特徴とする。
【0024】さらに、請求項4に係る発明は、請求項2
記載のデータバックアップシステムにおいて、外部から
のデータの復元要求時に、前記パリティ伝送路に接続さ
れたパリティデータバックアップ記憶媒体格納手段に格
納されたパリティデータバックアップ記憶媒体に記憶さ
れたパリティデータをバックアップが行なわれたパリテ
ィデータ記憶手段に復元するパリティデータ復元手段を
さらに具備したことを特徴とする。
【0025】さらに、請求項5に係る発明は、請求項2
記載のデータバックアップシステムにおいて、前記デー
タバックアップ記憶媒体格納手段に格納されたデータバ
ックアップ記憶媒体に記憶されたデータのうち、いずれ
かのデータの読み込みができない場合に、前記パリティ
データバックアップ記憶媒体格納手段に格納されたパリ
ティデータバックアップ記憶媒体に記憶されたパリティ
データ及び読み込み可能なデータバックアップ記憶媒体
格納手段に格納されたデータバックアップ記憶媒体に記
憶されたデータに基づいて、前記読み込みを行なうこと
ができないデータバックアップ記憶媒体格納手段に格納
されたデータバックアップ記憶媒体に記憶されたデータ
を復元するデータバックアップ復元手段をさらに具備し
たことを特徴とする。
【0026】さらに、請求項6に係る発明は、請求項5
記載のデータバックアップシステムにおいて、外部から
のデータの復元要求時に、前記各データ伝送路に接続さ
れたデータバックアップ記憶媒体格納手段に格納された
データバックアップ記憶媒体に記憶されたデータをバッ
クアップが行なわれたデータ記憶手段に復元するデータ
復元手段をさらに具備したことを特徴とする。
【0027】さらに、請求項7に係る発明は、請求項3
記載のデータバックアップシステムにおいて、前記デー
タ記憶手段に記憶されたデータを前記データ記憶手段に
対応する前記バックアップ記憶媒体格納手段に格納され
たデータバックアップ記憶媒体に格納する際に、前記各
データ記憶手段が接続された伝送路に対応する番号を前
記データにそれぞれ付加する番号付加手段と、前記デー
タ復元手段に、前記番号付加手段により付加された前記
データバックアップ記憶媒体格納手段に格納されたデー
タバックアップ記憶媒体に記憶された復元対象となるデ
ータに付加された番号と、前記データバックアップ記憶
媒体格納手段が接続されているデータ伝送路に付加され
た番号とが一致していない場合にデータの復元処理を中
止する復元中止手段とをさらに具備したことを特徴とす
る。
【0028】さらに、請求項8に係る発明は、請求項4
記載のデータバックアップシステムにおいて、前記パリ
ティデータ記憶手段に記憶されたパリティデータを前記
パリティデータ記憶手段に対応する前記パリティデータ
バックアップ記憶媒体格納手段に格納されたパリティバ
ックアップ記憶媒体に格納する際に、前記各パリティデ
ータ記憶手段が接続された伝送路に対応する番号を前記
パリティデータにそれぞれ付加する番号付加手段と、前
記パリティデータ復元手段に、前記番号付加手段により
付加された前記パリティデータバックアップ記憶媒体格
納手段に格納されたパリティデータバックアップ記憶媒
体に記憶された復元対象となるパリティデータに付加さ
れた番号と、前記パリティデータバックアップ記憶媒体
格納手段が接続されているパリティデータ伝送路に付加
された番号とが一致していない場合にパリティデータの
復元処理を中止する復元中止手段とをさらに具備したこ
とを特徴とする。
【0029】さらに、請求項9に係る発明は、請求項3
記載のデータバックアップシステムにおいて、前記デー
タ記憶手段に記憶されたデータを前記データ記憶手段に
対応する前記データバックアップ記憶媒体格納手段に格
納されたデータバックアップ記憶媒体に格納する際に、
バックアップ実施時点を特定できるバックアップ履歴情
報を前記データにそれぞれ付加する履歴情報付加手段
と、前記データ復元手段に、前記履歴情報付加手段によ
り付加された復元対象となる各データに付加された履歴
情報が一致していない場合にデータの復元処理を中止す
る復元中止手段とをさらに具備したことを特徴とする。
【0030】さらに、請求項10に係る発明は、請求項
4記載のデータバックアップシステムにおいて、前記パ
リティデータ記憶手段に記憶されたパリティデータを前
記パリティデータ記憶手段に対応する前記パリティデー
タバックアップ記憶媒体格納手段に格納されたパリティ
データバックアップ記憶媒体に格納する際に、バックア
ップ実施時点を特定できるバックアップ履歴情報を前記
パリティデータにそれぞれ付加する履歴情報付加手段
と、前記パリティデータ復元手段に、前記履歴情報付加
手段により付加された復元対象となる各パリティデータ
に付加された履歴情報が一致していない場合にパリティ
データの復元処理を中止する復元中止手段とをさらに具
備したことを特徴とする。
【0031】さらに、請求項11に係る発明は、請求項
3記載のデータバックアップシステムにおいて、前記デ
ータ記憶手段に記憶されたデータを前記データ記憶手段
に対応する前記データバックアップ記憶媒体格納手段に
格納されたデータバックアップ記憶媒体に格納する際
に、前記データ記憶手段の動作環境を示す動作環境情報
をそれぞれ付加する動作環境情報付加手段と、前記デー
タ復元手段に、前記動作環境情報付加手段により付加さ
れた動作環境情報に基づいて、データ復元時に前記各デ
ータ記憶手段の動作環境を復元する動作環境復元手段を
さらに具備したことを特徴とする。
【0032】さらに、請求項12に係る発明は、請求項
4記載のデータバックアップシステムにおいて、前記パ
リティデータ記憶手段に記憶されたパリティデータを前
記パリティデータ記憶手段に対応する前記パリティデー
タバックアップ記憶媒体格納手段に格納されたパリティ
データバックアップ記憶媒体に格納する際に、前記パリ
ティデータ記憶手段の動作環境を示す動作環境情報をそ
れぞれ付加する動作環境情報付加手段と、前記パリティ
データ復元手段に、前記動作環境情報付加手段により付
加された動作環境情報に基づいて、パリティデータ復元
時に前記各パリティデータ記憶手段の動作環境を復元す
る動作環境復元手段をさらに具備したことを特徴とす
る。
【0033】次に、各請求項に係る発明の作用について
説明する。請求項1に係る発明は、データバックアップ
手段により、外部からのデータのバックアップ要求時
に、各データ伝送路に接続されたデータ記憶手段に記憶
されたデータをデータ記憶手段に対応するデータバック
アップ記憶媒体格納手段に格納されたデータバックアッ
プ記憶媒体に順次記憶するので、RAID手法によりス
トライピングされたデータを高速かつ安全にバックアッ
プすることができる。
【0034】請求項2に係る発明は、請求項1記載のデ
ータバックアップシステムにおいて、パリティデータバ
ックアップ手段により、外部からのデータのバックアッ
プ要求時に、パリティ伝送路に接続されたパリティデー
タ記憶手段に記憶されたパリティデータをパリティデー
タバックアップ記憶媒体手段に格納されたパリティデー
タバックアップ記憶媒体に順次記憶するので、RAID
手法によりストライピングされたパリティデータを高速
かつ安全にバックアップすることができる。
【0035】請求項3に係る発明は、請求項1記載のデ
ータバックアップシステムにおいて、データ復元手段に
より、外部からのデータの復元要求時に、各データ伝送
路に接続されたデータバックアップ記憶媒体格納手段に
格納されたデータバックアップ記憶媒体に記憶されたデ
ータをバックアップが行なわれたデータ記憶手段に復元
するので、データバックアップ記憶媒体に記憶されたデ
ータを再度データバックアップ媒体からデータ記憶媒体
に高速に復元することができる。
【0036】請求項4に係る発明は、請求項2記載のデ
ータバックアップシステムにおいて、パリティデータ復
元手段により、外部からのデータの復元要求時に、前記
パリティ伝送路に接続されたパリティデータバックアッ
プ記憶媒体格納手段に格納されたパリティデータバック
アップ記憶媒体に記憶されたパリティデータをバックア
ップが行なわれたパリティデータ記憶手段に復元するの
で、パリティデータバックアップ記憶媒体に記憶された
データを再度パリティデータバックアップ記憶媒体から
データ記憶媒体に高速に復元することができる。
【0037】請求項5に係る発明は、請求項2記載のデ
ータバックアップシステムにおいて、データバックアッ
プ復元手段により、データバックアップ記憶媒体格納手
段に格納されたデータバックアップ記憶媒体に記憶され
たデータのうち、いずれかのデータの読み込みができな
い場合に、パリティデータバックアップ記憶媒体格納手
段に格納されたパリティデータバックアップ記憶媒体に
記憶されたパリティデータ及び読み込み可能なデータバ
ックアップ記憶媒体格納手段に格納されたデータバック
アップ記憶媒体に記憶されたデータに基づいて、読み込
みを行なうことができないデータバックアップ記憶媒体
格納手段に格納されたデータバックアップ記憶媒体に記
憶されたデータを復元するので、バックアップ記憶媒体
に記憶されたデータを再度バックアップ媒体からデータ
記憶媒体に高速に復元することができる。
【0038】請求項6に係る発明は、請求項5記載のデ
ータバックアップシステムにおいて、データ復元手段に
より、外部からのデータの復元要求時に、前記各データ
伝送路に接続されたデータバックアップ記憶媒体格納手
段に格納されたデータバックアップ記憶媒体に記憶され
たデータをバックアップが行なわれたデータ記憶手段に
復元するので、データバックアップ記憶媒体に記憶され
たデータを再度データバックアップ媒体からデータ記憶
媒体に高速に復元することができる。
【0039】請求項7に係る発明は、請求項3記載のデ
ータバックアップシステムにおいて、復元中止手段によ
り、番号付加手段により付加されたデータバックアップ
記憶媒体格納手段に格納されたデータバックアップ記憶
媒体に記憶された復元対象となるデータに付加された番
号と、データバックアップ記憶媒体格納手段が接続され
ているデータ伝送路に付加された番号とが一致していな
い場合にデータの復元処理を中止するので、データバッ
クアップ記憶媒体がデータバックアップ記憶媒体格納手
段に誤挿入されている場合に、データバックアップ記憶
媒体からデータ記憶媒体に誤ってデータが復元されてし
まうことを防止することができる。
【0040】請求項8に係る発明は、請求項4記載のデ
ータバックアップシステムにおいて、復元中止手段によ
り、前記番号付加手段により付加された前記パリティデ
ータバックアップ記憶媒体格納手段に格納されたパリテ
ィデータバックアップ記憶媒体に記憶された復元対象と
なるパリティデータに付加された番号と、前記パリティ
データバックアップ記憶媒体格納手段が接続されている
パリティデータ伝送路に付加された番号とが一致してい
ない場合にパリティデータの復元処理を中止するので、
パリティデータバックアップ記憶媒体がパリティデータ
バックアップ記憶媒体格納手段に誤挿入されている場合
に、パリティデータバックアップ記憶媒体からパリティ
データ記憶媒体に誤ってデータが復元されてしまうこと
を防止することができる。
【0041】請求項9に係る発明は、請求項3記載のデ
ータバックアップシステムにおいて、復元中止手段によ
り、履歴情報付加手段により付加された復元対象となる
各データに付加された履歴情報が一致していない場合に
データの復元処理を中止するので、データバックアップ
記憶媒体がデータバックアップ記憶媒体格納手段に誤挿
入されている場合に、データバックアップ記憶媒体から
データ記憶媒体に誤ってデータが復元されてしまうこと
を防止することができる。
【0042】請求項10に係る発明は、請求項4記載の
データバックアップシステムにおいて、復元中止手段に
より、履歴情報付加手段により付加された復元対象とな
る各パリティデータに付加された履歴情報が一致してい
ない場合にパリティデータの復元処理を中止するので、
パリティデータバックアップ記憶媒体がパリティデータ
バックアップ記憶媒体格納手段に誤挿入されている場合
に、パリティデータバックアップ記憶媒体からパリティ
データ記憶媒体に誤ってデータが復元されてしまうこと
を防止することができる。
【0043】請求項11に係る発明は、請求項3記載の
データバックアップシステムにおいて、動作環境復元手
段により、動作環境情報付加手段により付加された動作
環境情報に基づいて、データ復元時に制御手段の動作環
境を復元するので、ユーザがデータのバックアップと同
時に再度、制御手段の動作環境を再設定する手間を省略
することができる。
【0044】請求項12に係る発明は、請求項4記載の
データバックアップシステムにおいて、動作環境復元手
段により動作環境情報付加手段により付加された動作環
境情報に基づいて、パリティデータ復元時に制御手段の
動作環境を復元するので、ユーザがデータのバックアッ
プと同時に再度、制御手段の動作環境を再設定する手間
を省略することができる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施の
形態に係るディスクアレイ装置のデータバックアップシ
ステムの構成を示す図である。
【0046】同図に示すように、本実施の形態のデータ
バックアップシステムは、ホスト計算機1からのコマン
ドに基づいてディスクアレイ装置の制御を行なうディス
クアレイ制御装置10、各SCSIバス14に接続され
たハードディスク装置10及びバックアップ装置11か
らなる。
【0047】ホスト計算機1は、バックアップ処理要
求、バックアップデータの復元要求などのベンダーユニ
ークなSCSIコマンドをディスクアレイ制御装置2に
送信する。
【0048】ディスクアレイ制御装置2は、RAID手
法に従い複数のハードディスク装置10とホスト計算機
1との間のデータ転送や、バックアップ実施の際のハー
ドディスク装置10とバックアップ装置11との間のデ
ータ転送を実行する。
【0049】また、RAID手法によるパリティデータ
の生成やデータの復元処理を行なう。なお、RAID手
法の詳細については、既知の内容であるため、ここでは
詳細を省略する。
【0050】このディスクアレイ制御装置2は、ハード
ディスク装置10側に同時に動作可能な5本のインター
フィス14を有し、RAID手法のレベル3をサポート
するものとする。
【0051】上記RAID手法のレベル3におけるハー
ドディスク装置10へのデータのストライピングは、図
2に示すように、4台のハードディスク装置10をデー
タを格納するハードディスク装置とし、1台のハードデ
ィスク装置10をパリティデータを格納するハードディ
スク装置とする。
【0052】また、ディスクアレイ制御装置2は、プロ
セッサチップ3、ワークメモリ(RAM)4、不揮発性
メモリ5、変換回路6、データバッファメモリ7、イン
タフェース回路8,9を備えている。
【0053】プロセッサチップ3は、ディスクアレイ制
御装置2の各種処理を実行する。このプロセッサは、例
えば、マイクロプロセッサである。ワークメモリ(RA
M)4は、プロセッサ3のコード情報ならびにプログラ
ムにて使用する各種変数を格納する。
【0054】不揮発性メモリ5は、プロセッサのコード
情報を格納する。変換回路6は、プロセッサバス12と
内部データバス13との間でのデータ転送を行なう場合
のバスプロトコルの変換を行なう。
【0055】データバッファメモリ7は、ホスト計算機
1とハードディスク装置10またはバックアップ装置1
1とハードディスク装置10の間でデータ転送を行なう
場合にデータを一時的に格納する。
【0056】インタフェース回路8は、ホスト計算機1
とディスクアレイ制御装置2を接続するためのインタフ
ェースを実現する。インタフェース回路9は、ハードデ
ィスク装置10ならびにバックアップ装置11とディス
クアレイ制御装置を接続する。
【0057】ハードディスク装置10は、ユーザデータ
を格納する。また、ハードディスク装置10は、SCS
Iをサポートするものとする。バックアップ装置11
は、大容量のデータのバックアップを行なうことのでき
るSCSIをサポートする磁気テープ装置である。な
お、この磁気テープ装置は、光磁気ディスク装置であっ
てもよい。
【0058】プロセッサバス12は、マイクロプロセッ
サとその周辺回路を接続する内部バスであり、プロセッ
サに固有のバスである。内部データバス13は、ホスト
計算機1、データバッファメモリ7、ハードディスク装
置10またはバックアップ装置11の間でデータを転送
するバスであり、業界標準のPCIバスである。
【0059】SCSIバス14は、ハードディスク装置
ならびにバックアップ装置を接続するバスである。SC
SIバス15は、ホスト計算機1とディスクアレイ制御
装置2とを接続するインターフェイスである。
【0060】次に、上述の如く構成されたデータバック
アップシステムの動作について説明する。 <バックアップ処理>ディスクアレイ制御装置2は、S
CSIバス15を介して、ホスト計算機1からバックア
ップ処理要求のベンダーユニークなSCSIコマンドを
受信すると、バックアップ処理の対象となるハードディ
スク装置10に記憶されたデータを対応するバックアッ
プ装置11へコピーする。
【0061】すなわち、各々のハードディスク装置10
に記憶されたデータは、そのハードディスク装置10が
接続されたSCSIバス14に接続されたバックアップ
装置11の磁気テープに記憶される。
【0062】図1に示したバックアップシステムの構成
の場合、同一のSCSIバス14上の3台のハードディ
スク装置10で1台のバックアップ装置11を共有する
ことになる。
【0063】また、図1に示したバックアップシステム
の構成の場合、ハードディスク装置10及びバックアッ
プ装置11の接続された各々のSCSIバス14は、時
分割データ伝送方法が採用されていることから、最大5
台のハードディスク装置10の内容を同時にバックアッ
プ装置11へバックアップすることが可能となり、これ
により、ハードディスク装置10の内容を短時間でバッ
クアップすることができる。
【0064】ハードディスク装置10の内容のバックア
ップ装置11への書き込みは、RAIDの手法によりス
トライピングされたデータ及びパリティデータをそのま
ま各バックアップ装置11の磁気テープに複写すること
により行なわれる。
【0065】これにより、後に述べるように、バックア
ップ時に改めてパリティデータを生成しなくても、バッ
クアップ装置11の磁気テープが同時にRAIDの手法
により冗長化されたパリティデータを有することにな
り、単一のバックアップ装置11が磁気テープに障害が
発生し、読み込みを行なうことができなくなった場合に
も確実にデータを復元することが可能になる。
【0066】ハードディスク装置10の内容をバックア
ップ装置11の磁気テープに書き込む方法としては、以
下の2通りの方法がある。まず、第1の方法としては、
図3の実線の矢印で示されるように、SCSIにおいて
サポートされるCOPY機能を利用する。このCOPY
機能は、ターゲット装置、すなわち、ハードディスク装
置10とバックアップ装置11との間でDMA転送を行
なう機能である。
【0067】この機能を利用すると、ディスクアレイ制
御装置2は、COPYコマンドを発行するのみで、実際
のコピーデータの転送は、ターゲット装置同士で自動的
に実施される。この場合、ディスクアレイ制御装置2の
内部のデータバッファメモリ7及び内部データバス13
は使用されない。
【0068】また、第2の方法は、ディスクアレイ制御
装置2内部のデータバッファメモリ7を使用する方法で
ある。ディスクアレイ制御装置2は、ハードディスク装
置10からデータを読みだし、データバッファメモリ7
に格納する。次に、図3の波線で示すように、データバ
ッファメモリ7内のデータをバックアップ装置11の磁
気テープに書き込む。なお、この方法は、SCSIのC
OPYコマンドをサポートしない装置においても実現す
ることが可能である。
【0069】上述のいずれの方法においても、バックア
ップの際には、ホスト計算機1側のSCSIバス15を
使用することなく、またハードディスク装置10側のS
CSIバスはすべて同時に動作することが可能であるた
め、5台のハードディスク装置10へのデータ転送が並
列に行なわれる。
【0070】また、図1に示すように、同一のSCSI
バス14上に複数のハードディスク装置10が接続され
ている場合には、前のハードディスク装置10のデータ
転送が全て完了した後に、順次、次のハードディスク装
置10のバックアップが行なわれる。
【0071】本実施の形態のバックアップシステムの場
合には、同一のSCSIバス14上に接続された3台の
ハードディスク装置10の内容が順次、同一のSCSI
バス14に接続されたバックアップ装置11の磁気テー
プに書き込まれることになる。
【0072】従って、このようなバックアップ処理を行
なうことにより、ハードディスク装置10の内容をバッ
クアップ装置11の磁気テープにバックアップする際
に、ホスト計算機1を介することなくディスクアレイ制
御装置2がバックアップ処理を実施するため、ホスト計
算機1との接続インターフェイスまたはホスト計算機1
自身の性能に影響されることなく高速にバックアップ処
理を行なうことが可能である。
【0073】また、ディスクアレイ制御装置2に接続さ
れた複数のSCSIバス14全てがデータ転送を実施す
るため、高速にハードディスク装置10の内容をバック
アップ装置11の磁気テープへ複写することが可能にな
る。
【0074】さらに、このようなディスクアレイ制御装
置2がホスト計算機1に複数台接続されている場合に
も、データのバックアップには、ホスト計算機1が関与
しないため、すべてのディスクアレイ制御装置2で同時
にバックアップ処理を行なうことが可能であり、ホスト
計算機1またはホスト計算機1とのインターフェイスに
よる性能のボトルネックが発生することなく、短時間で
全ディスクアレイ制御装置2のバックアップを行なうこ
とができる。すなわち、ディスクアレイ制御装置2の接
続台数によらず、一定時間でバックアップ処理を行なう
ことが可能になる。 <復元処理>ハードディスク装置10やディスクアレイ
制御装置2に障害が発生し、復旧後に前回バックアップ
したデータを復元する場合、まず、前回バックアップし
たバックアップ装置11の磁気テープをバックアップし
たときと同一のバックアップ装置11へ装着する。
【0075】全てのバックアップ装置11へ磁気テープ
を装着後に、ホスト計算機1からSCSIバス15を介
して復元要求のベンダーユニークなSCSIコマンドを
送信されると、ディスクアレイ制御装置2は、この復元
要求に基づいてバックアップ処理とは逆の処理を行な
う。
【0076】この場合にも、バックアップ処理のときと
同様に、2種類の方法、すなわち、SCSIのCOPY
コマンドによる方法と、ディスクアレイ制御装置2のデ
ータバッファメモリ7を使用する方法がある。
【0077】このいずれかの方法により、バックアップ
装置11の磁気テープに記憶されたバックアップデータ
及びバックアップパリティデータを対応するハードディ
スク装置10に復元する。
【0078】従って、このような復元処理を行なうこと
により、ハードディスク装置10の内容をパリティデー
タを含めて一括して保存するため、バックアップの際に
改めてパリティデータを生成する必要がなく、バックア
ップ時のパリティ生成によるスループットの低下を招く
ことがない。 <バックアップデータの復元>上述の復元処理時に、バ
ックアップ装置11のバックアップ媒体である磁気テー
プのいずれかの読み込みを行なうことができない場合に
は、ディスクアレイ制御装置2は以下の処理を行なう。
【0079】図2は、ハードディスク装置10に格納さ
れた内容と、このハードディスク装置10の内容がバッ
クアップされたバックアップ装置11の磁気テープの内
容との関係を示す。
【0080】同図に示すように、異なる4本のSCSI
バス14に接続されたハードディスク装置10には、R
AIDのレベル3の手法により一定のサイズ毎にストラ
イピングされたData0,Data1,Data
2,..が格納されている。
【0081】また、4台分のストライプデータに対する
パリティデータを残る1台のハードディスク装置10に
格納している。たとえば、Data0〜Data3まで
のデータに対するパリティデータがParity0−3
である。
【0082】ディスクアレイ制御装置2は、RAIDの
レベル3の手法に従い、ホスト計算機1から受信したデ
ータをハードディスク装置10に格納する際に、図2に
示すように、データを分割してストライピングすると同
時に、同一パリティグループのデータに対するパリティ
を計算し、冗長のハードディスク装置10にこのパリテ
ィデータを書き込む。
【0083】これにより、ハードディスク装置10のい
ずれかが故障した場合に、残りの4台のハードディスク
装置10の内容の排他的論理和をとることにより、故障
したハードディスク装置10の内容を復元することがで
きる。
【0084】上述のように、バックアップ処理時には、
RAIDのレベル3の手法によりストライプならびにパ
リティ冗長されたハードディスク装置10の内容を、ス
トライプやパリティを意識することなく、異なるSCS
Iバス14に接続された5台のハードディスク装置10
の内容をそのままバックアップ装置11の磁気テープに
同時に保存する。
【0085】従って、バックアップデータを格納する磁
気テープは、それぞれ異なるバックアップ装置11に格
納された最低5巻で1組となる。バックアップデータを
ハードディスク装置10に復元する際には、これら1組
の磁気テープをそれぞれバックアップ装置11に装着し
て行なうことになる。
【0086】ここで、仮に、バックアップ装置11の磁
気テープのいずれか1巻のデータが敢然に破壊されたケ
ースについて考える。この場合、ディスクアレイ制御装
置2は、不具合の発生した磁気テープ以外の正常な磁気
テープ4巻の内容をそれぞれ対応するハードディスク装
置10へ復元する。
【0087】しかしながら、このままでは不具合の発生
した磁気テープに対応するSCSIバス14上のハード
ディスク装置10の内容が復元されない。ここで、RA
IDのレベル3の手法によるパリティデータも同時にバ
ックアップ装置11の磁気テープに保存されているた
め、この状態は同一パリティグループ内の何れか1台の
ハードディスク装置10が故障した場合と同様である。
【0088】従って、ディスクアレイ制御装置2は、正
常な磁気テープの内容を4台のハードディスク装置10
に復元した後に、これら4台のハードディスク装置10
の内容の排他的論理を生成することにより、磁気テープ
から復元することができなかったハードディスク装置1
0の内容を生成し、これを対応するハードディスク装置
10に書き込む。
【0089】このことは、バックアップに際して、スト
ライプされた磁気テープにパリティによる冗長を付加す
るに当たって、改めてパリティを生成する必要がないこ
とを現している。
【0090】従って、本実施の形態のバックアップデー
タの復元処理方法によれば、RAID手法によりパリテ
ィ冗長されたハードディスク装置10の内容をそのまま
バックアップ装置11の磁気テープに同様のストライピ
ングにより保存するため、単一の任意のバックアップ媒
体に障害が発生した場合にも、これらパリティ冗長によ
りデータを確実に復元することができ、バックアップ媒
体の信頼性を向上させることが可能となる。 <履歴情報、バス番号の付加>図4に示すように、ディ
スクアレイ制御装置2は、バックアップデータを格納す
る磁気テープ各々に、ヘッダ情報として、当該磁気テー
プが格納されているバックアップ装置11が接続された
SCSIバス14の番号とバックアップ履歴情報として
バックアップを実施した日時とを記録しておく。
【0091】このデータは、ディスクアレイ制御装置2
がバックアップ実施時にバックアップ装置11に格納さ
れた磁気テープに書き込みを行ない、磁気テープからハ
ードディスク装置10へデータを復元する際に読み出さ
れる。
【0092】バックアップ処理を実施してから、このデ
ータ復元が実施されるまで、磁気テープがバックアップ
装置11に格納されたままで挿脱されていなければ特に
問題とはならないが、一旦、バックアップ装置11から
磁気テープが取り出された場合には、データを復元する
際に、バックアップを実施したときとは異なるSCSI
バス14上のバックアップ装置11へ誤って磁気テープ
を装着したり、またはバックアップを実施した磁気が異
なる(履歴の異なるテープ)磁気テープを混在して装着
してしまう危険がある。
【0093】このように、バックアップ装置11に磁気
テープを誤装着したままデータを復元するとユーザのデ
ータが破壊されてしまう。このデータ破壊を防止するた
めに、ディスクアレイ制御装置2は、各々のバックアッ
プ装置11に格納された磁気テープに記録されたSCS
Iバス14の番号と当該磁気テープを読みだしたSCS
Iバス14の番号とを比較し、一致していることを確認
する。
【0094】不一致の場合には、磁気テープの誤装着と
判断し、ハードディスク装置10へのデータの復元処理
を中止し、ホスト計算機1にエラーを報告する。また、
ディスクアレイ制御装置2は、各々のバックアップ装置
11に格納された磁気テープに記録された履歴情報を読
みだし、全て一致していることを確認する。
【0095】不一致の場合には、バックアップ履歴の異
なる磁気テープが混在しているものとして、同様に、ホ
スト計算機1にエラーを報告する。従って、磁気テープ
に記録されたSCSIバス14の番号に基づいて、デー
タの復元処理を行なうことにより、異なるバスのバック
アップ装置11の磁気テープが誤装着された場合に、デ
ータの復元が行なわれることによりデータが破壊される
のを防止することができる。
【0096】また、磁気テープに記録された履歴情報に
基づいて、データの復元処理を行なうことにより、異な
る履歴の磁気テープが誤装着された場合に、データの復
元が行なわれることによりデータが破壊されるのを防止
することができる。 <動作環境情報の付加>図4に示すように、ディスクア
レイ制御装置2は、バックアップデータを格納する磁気
テープ各々に、バックアップを実施している時点での各
動作環境を格納する。
【0097】ここで言う動作環境とは、RAIDのスト
ライプサイズなどの基本情報の他に、たとえば、ディス
クキャッシュの動作モードや最適化パラメータなど、直
接的には、データ並びにデータ構造とは関係しないチュ
ーニングパラメータなどを含んでいる。
【0098】ディスクアレイ制御装置2は、バックアッ
プデータを復元する際に、これらの動作環境情報を読み
だし、ハードディスク装置10へのデータの復元と同時
に、読みだしたパラメータに基づいて、ディスクアレイ
制御装置2の各種動作環境もバックアップ実施時点の状
態の動作環境に再設定することができる機能を選択でき
るものとする。
【0099】このような機能を選択することにより、デ
ィスクアレイ制御装置2は、データ以外にその動作環境
も自動的に復元し、バックアップを実施したときの動作
環境を自動的に且つ完全に再現することができる。これ
により、ユーザがデータのバックアップと同時に再度、
ディスクアレイ制御装置2の動作環境を再設定する手間
が不要となる。
【0100】なお、上述の実施の形態の説明において
は、RAIDのレベル3の手法について説明したが、他
のレベルのデータバックアップシステムにも適用するこ
とができることはいうまでもない。
【0101】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
RAID手法によりストライピングされたデータを高速
かつ安全にバックアップすることができる。また、バッ
クアップ記憶媒体に記憶されたデータを再度バックアッ
プ媒体からデータ記憶媒体に高速に復元することができ
る。
【0102】さらに、バックアップされたデータの一部
に障害が発生した場合にも、障害が発生したデータを復
元することができる。さらに、データバックアップ記憶
媒体がデータバックアップ記憶媒体格納手段に誤挿入さ
れている場合に、データバックアップ記憶媒体からデー
タ記憶媒体に誤ってデータが復元されてしまうことを防
止することができる。
【0103】さらに、バックアップを実施した際のデー
タバックアップ記憶媒体格納手段の動作環境をデータと
同時に記録し、障害発生時にこの情報を読みだすことに
よりデータの復元と同時に動作状態を自動的に復元する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るディスクアレイ装
置のデータバックアップシステムの構成を示す図であ
る。
【図2】ハードディスク装置に格納されたデータと、ハ
ードディスク装置の内容がバックアップされたバックア
ップ装置の磁気テープの内容との関係を示す。
【図3】ハードディスク装置に格納されたデータのバッ
クアップ方法を説明するための図である。
【図4】磁気テープに記録される情報を示す図である。
【図5】従来のディスクアレイ装置制御システムの構成
を示す図である。
【符号の説明】
1…ホスト計算機、 2…ディスクアレイ制御装置、 3…プロセッサチップ、 4…ワークメモリ(RAM)、 5…不揮発性メモリ、 6…変換回路、 7…データバッファメモリ、 8…ホスト計算機とディスクアレイ制御装置とのインタ
フェース回路、 9…ハードディスクとバックアップ装置とのインタフェ
ース回路、 10…ハードディスク装置、 11…バックアップ装置、 12…プロセッサバス、 13…内部データバス、 14…インタフェース、 15…SCSIバス、 51…ディスクアレイ装置、 52…磁気テープ装置、 53…SCSIバス、 54…ホスト計算機。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RAID手法によりストライピングされ
    たデータを伝送する複数のデータ伝送路にそれぞれ少な
    くとも1つ接続され、前記データを記憶するデータ記憶
    手段と、 前記各データ伝送路にそれぞれ接続され、前記データ伝
    送路に接続された各データ記憶手段に記憶されたデータ
    を記憶するためのデータバックアップ記憶媒体を格納可
    能なデータバックアップ記憶媒体格納手段と、 外部からのデータのバックアップ要求時に、前記各デー
    タ伝送路に接続されたデータ記憶手段に記憶されたデー
    タを前記データ記憶手段に対応する前記データバックア
    ップ記憶媒体格納手段に格納されたデータバックアップ
    記憶媒体に順次記憶するデータバックアップ手段とを具
    備したことを特徴とするデータバックアップシステム。
  2. 【請求項2】 RAID手法によりストライピングされ
    たデータのパリティデータを伝送するパリティ伝送路に
    前記各データ伝送路に接続されたデータ記憶手段に対応
    して接続され、前記パリティデータを記憶するパリティ
    データ記憶手段と、 前記パリティ伝送路に接続され、前記パリティ伝送路に
    接続されたパリティデータ記憶手段に記憶されたパリテ
    ィデータを記憶するためのパリティデータバックアップ
    記憶媒体を格納可能なパリティデータバックアップ記憶
    媒体格納手段と、 外部からのデータのバックアップ要求時に、前記パリテ
    ィ伝送路に接続されたパリティデータ記憶手段に記憶さ
    れたパリティデータを前記パリティデータバックアップ
    記憶媒体手段に格納されたパリティデータバックアップ
    記憶媒体に順次記憶するパリティデータバックアップ手
    段とをさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の
    データバックアップシステム。
  3. 【請求項3】 外部からのデータの復元要求時に、前記
    各データ伝送路に接続されたデータバックアップ記憶媒
    体格納手段に格納されたデータバックアップ記憶媒体に
    記憶されたデータをバックアップが行なわれたデータ記
    憶手段に復元するデータ復元手段をさらに具備したこと
    を特徴とする請求項1記載のデータバックアップシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 外部からのデータの復元要求時に、前記
    パリティ伝送路に接続されたパリティデータバックアッ
    プ記憶媒体格納手段に格納されたパリティデータバック
    アップ記憶媒体に記憶されたパリティデータをバックア
    ップが行なわれたパリティデータ記憶手段に復元するパ
    リティデータ復元手段をさらに具備したことを特徴とす
    る請求項2記載のデータバックアップシステム。
  5. 【請求項5】 前記データバックアップ記憶媒体格納手
    段に格納されたデータバックアップ記憶媒体に記憶され
    たデータのうち、いずれかのデータの読み込みができな
    い場合に、前記パリティデータバックアップ記憶媒体格
    納手段に格納されたパリティデータバックアップ記憶媒
    体に記憶されたパリティデータ及び読み込み可能なデー
    タバックアップ記憶媒体格納手段に格納されたデータバ
    ックアップ記憶媒体に記憶されたデータに基づいて、前
    記読み込みを行なうことができないデータバックアップ
    記憶媒体格納手段に格納されたデータバックアップ記憶
    媒体に記憶されたデータを復元するデータバックアップ
    復元手段をさらに具備したことを特徴とする請求項2記
    載のデータバックアップシステム。
  6. 【請求項6】 外部からのデータの復元要求時に、前記
    各データ伝送路に接続されたデータバックアップ記憶媒
    体格納手段に格納されたデータバックアップ記憶媒体に
    記憶されたデータをバックアップが行なわれたデータ記
    憶手段に復元するデータ復元手段をさらに具備したこと
    を特徴とする請求項5記載のデータバックアップシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記データ記憶手段に記憶されたデータ
    を前記データ記憶手段に対応する前記バックアップ記憶
    媒体格納手段に格納されたデータバックアップ記憶媒体
    に格納する際に、前記各データ記憶手段が接続された伝
    送路に対応する番号を前記データにそれぞれ付加する番
    号付加手段と、 前記データ復元手段に、 前記番号付加手段により付加された前記データバックア
    ップ記憶媒体格納手段に格納されたデータバックアップ
    記憶媒体に記憶された復元対象となるデータに付加され
    た番号と、前記データバックアップ記憶媒体格納手段が
    接続されているデータ伝送路に付加された番号とが一致
    していない場合にデータの復元処理を中止する復元中止
    手段とをさらに具備したことを特徴とする請求項3記載
    のデータバックアップシステム。
  8. 【請求項8】 前記パリティデータ記憶手段に記憶され
    たパリティデータを前記パリティデータ記憶手段に対応
    する前記パリティデータバックアップ記憶媒体格納手段
    に格納されたパリティバックアップ記憶媒体に格納する
    際に、前記各パリティデータ記憶手段が接続された伝送
    路に対応する番号を前記パリティデータにそれぞれ付加
    する番号付加手段と、 前記パリティデータ復元手段に、 前記番号付加手段により付加された前記パリティデータ
    バックアップ記憶媒体格納手段に格納されたパリティデ
    ータバックアップ記憶媒体に記憶された復元対象となる
    パリティデータに付加された番号と、前記パリティデー
    タバックアップ記憶媒体格納手段が接続されているパリ
    ティデータ伝送路に付加された番号とが一致していない
    場合にパリティデータの復元処理を中止する復元中止手
    段とをさらに具備したことを特徴とする請求項4記載の
    データバックアップシステム。
  9. 【請求項9】 前記データ記憶手段に記憶されたデータ
    を前記データ記憶手段に対応する前記データバックアッ
    プ記憶媒体格納手段に格納されたデータバックアップ記
    憶媒体に格納する際に、バックアップ実施時点を特定で
    きるバックアップ履歴情報を前記データにそれぞれ付加
    する履歴情報付加手段と、 前記データ復元手段に、 前記履歴情報付加手段により付加された復元対象となる
    各データに付加された履歴情報が一致していない場合に
    データの復元処理を中止する復元中止手段とをさらに具
    備したことを特徴とする請求項3記載のデータバックア
    ップシステム。
  10. 【請求項10】 前記パリティデータ記憶手段に記憶さ
    れたパリティデータを前記パリティデータ記憶手段に対
    応する前記パリティデータバックアップ記憶媒体格納手
    段に格納されたパリティデータバックアップ記憶媒体に
    格納する際に、バックアップ実施時点を特定できるバッ
    クアップ履歴情報を前記パリティデータにそれぞれ付加
    する履歴情報付加手段と、 前記パリティデータ復元手段に、 前記履歴情報付加手段により付加された復元対象となる
    各パリティデータに付加された履歴情報が一致していな
    い場合にパリティデータの復元処理を中止する復元中止
    手段とをさらに具備したことを特徴とする請求項4記載
    のデータバックアップシステム。
  11. 【請求項11】 前記データ記憶手段に記憶されたデー
    タを前記データ記憶手段に対応する前記データバックア
    ップ記憶媒体格納手段に格納されたデータバックアップ
    記憶媒体に格納する際に、前記データ記憶手段の制御を
    行なう制御手段の動作環境を示す動作環境情報をそれぞ
    れ付加する動作環境情報付加手段と、 前記データ復元手段に、 前記動作環境情報付加手段により付加された動作環境情
    報に基づいて、データ復元時に前記制御手段の動作環境
    を復元する動作環境復元手段をさらに具備したことを特
    徴とする請求項3記載のデータバックアップシステム。
  12. 【請求項12】 前記パリティデータ記憶手段に記憶さ
    れたパリティデータを前記パリティデータ記憶手段に対
    応する前記パリティデータバックアップ記憶媒体格納手
    段に格納されたパリティデータバックアップ記憶媒体に
    格納する際に、前記パリティデータ記憶手段の制御を行
    なう制御手段の動作環境を示す動作環境情報をそれぞれ
    付加する動作環境情報付加手段と、 前記パリティデータ復元手段に、 前記動作環境情報付加手段により付加された動作環境情
    報に基づいて、パリティデータ復元時に前記制御手段の
    動作環境を復元する動作環境復元手段をさらに具備した
    ことを特徴とする請求項4記載のデータバックアップシ
    ステム。
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