JPH10262964A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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Publication number
JPH10262964A
JPH10262964A JP7006497A JP7006497A JPH10262964A JP H10262964 A JPH10262964 A JP H10262964A JP 7006497 A JP7006497 A JP 7006497A JP 7006497 A JP7006497 A JP 7006497A JP H10262964 A JPH10262964 A JP H10262964A
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JP
Japan
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tomographic image
ultrasonic
image
display
linear
Prior art date
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Application number
JP7006497A
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English (en)
Inventor
Takahiro Echizenya
孝博 越前谷
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波振動子の三次元走査とモニタの表示画
像との関係がわかりやすく、生体内の位置関係の把握が
容易にできる超音波断層像表示を行う。 【解決手段】 超音波プローブ3の超音波振動子3aに
よって生体へ超音波を送受波して三次元走査を行い、得
られた三次元領域のエコーデータを1走査毎の音線デー
タとして画像データ記憶装置13に記憶し、この音線デ
ータを基にCPU11及び演算プロセッサ14によりラ
ジアル断層像とリニア断層像を構築してフレームバッフ
ァ18を介してモニタ20に出力して画像表示する。モ
ニタの表示画面には、ラジアル断層像及びリニア断層像
と共に、構築したリニア断層像に対応するラジアル断層
像上のリニア断面を示すラジアルラインカーソル、リニ
ア断層像とリニア走査位置の関係を示すリニア走査位置
表示バー等を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波を被検体へ
送受信して得られるエコーデータに基づいて被検体の超
音波画像を表示する超音波診断装置に関し、特に三次元
的な超音波エコーデータを取り込み、二次元ディスプレ
イ上に画像表示する超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医療分野において、生体へ超音波を送受
波して三次元走査を行い、得られた三次元領域のエコー
データを用いて前記生体内の超音波断層像を表示して超
音波診断をするための超音波診断装置が従来より種々提
案されている。
【0003】例えば、特開平7−47066号公報に
は、三次元領域のエコーデータを取り込んで超音波画像
を二次元ディスプレイ上に立体的に画像表示可能な装置
が開示されている。また、特開平7−155328号公
報には、三次元走査によるエコーデータを用いて形成し
た超音波断層像にマーキングして縦断面位置指定を行
い、関心領域近傍の縦断像を体動等に影響されることな
く迅速に表示可能な装置が開示されている。また、特開
平8−265734号公報には、三次元領域のエコーデ
ータを用いて超音波断層像を表示する装置において、保
存すべきデータを限定して効率的に三次元画像データを
保存することのできる三次元画像の保存方法が開示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したような従来の
超音波診断装置では、超音波断層像の表示画面におい
て、三次元表示画像と実際の超音波振動子の走査状況と
の関連がわかりにくいため、超音波振動子の走査位置や
走査方向の把握がしづらく、診断を行う際に画像上での
病変部位の位置認識が難しいという問題点があった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、超音波振動子の三次元走査とモニタ上の画面表示と
の対比が可能で走査状況と表示画像との関係がわかりや
すく、表示画像に対応する生体内の位置関係の把握が容
易にできる超音波断層像表示を行うことが可能な超音波
診断装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による超音波診断
装置は、生体へ超音波を送受波して三次元走査を行い、
得られた三次元領域のエコーデータを用いて前記生体内
の超音波断層像を表示する超音波診断装置において、前
記三次元走査により得られた三次元領域のエコーデータ
から複数の断層像を形成して表示する断層像表示手段
と、前記複数の断層像間の関係を示す指標を表示する指
標表示手段と、前記三次元走査に応じて前記断層像と走
査位置の関係を表す情報を表示する走査情報表示手段
と、を備えたものである。
【0007】この構成により、表示画面において複数の
断層像間の関係、及び走査状況と表示画像との関係の把
握が行い易く、三次元走査の状況を画面上で容易に確認
可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図6は本発明の第1実
施形態に係り、図1は超音波診断装置の構成を示すブロ
ック図、図2は超音波プローブ及び駆動部の構成を示す
断面図、図3は超音波プローブの制御系の構成を示すブ
ロック図、図4は超音波の三次元走査方法を示す説明
図、図5及び図6はモニタ上に表示される超音波断層像
の表示画面を示す説明図である。
【0009】本実施形態の超音波診断装置は、図1に示
すように、超音波の送受信及びリアルタイムのエコー画
像(超音波断層像)の表示を行う超音波観測部1と、こ
の超音波観測部1で得られたエコーデータを基に各種画
像処理を行う画像処理部2とを有している。また、超音
波観測部1には、超音波を送受波する超音波振動子3a
を有する超音波プローブ3、及びこの超音波プローブ3
を駆動する駆動部4が接続されている。
【0010】上記超音波観測部1は、駆動部4に対して
超音波を送受信する送受信部5と、この送受信部5で取
り込まれたエコーデータを記憶するフレームメモリ6
と、このフレームメモリ6に記憶された1走査毎の音線
データを所望のテレビジョン方式の画像データに変換す
るデジタルスキャンコンバータ(DSC)7と、このD
SC7のデジタル画像信号をアナログ信号に変換するD
/A変換回路8と、このD/A変換回路8の出力信号を
入力してリアルタイムの超音波断層像の表示を行うモニ
タ9と、前記駆動部4,送受信部5,フレームメモリ6
各部の制御を行うシステムコントローラ10とを備えて
構成されている。
【0011】また、前記画像処理部2は、画像処理部等
の制御を行うCPU11と、各画像処理結果のデータ等
を記憶する主記憶装置12と、超音波観測部1からの音
線データを記憶する画像データ記憶装置13と、音線デ
ータを所望のテレビジョンデータに変換するDSC処理
及び輝度値変換処理等の各種画像処理を高速に行うため
の演算プロセッサ14と、処理プログラムやバックアッ
プデータ等の情報を記録する外部記憶装置15と、コマ
ンド等のデータを入力するキーボード等の操作用端末1
6と、画像領域の設定等に用いられる入力指示装置であ
る例えばトラックボール17と、画像処理後のデータが
一時記憶されるフレームバッファ18と、このフレーム
バッファ18の出力のデジタル画像信号をアナログ信号
に変換するD/A変換回路19と、このD/A変換回路
19の出力画像信号を入力して画像処理後の画像の表示
を行うモニタ20と、画像データ記憶装置13に記憶さ
れているデータを交換可能な媒体に記録する記録装置で
ある例えば光磁気ディスク装置21とを備えて構成され
ている。また、画像処理部2の各部及び超音波観測部1
は、データ転送バス22を介して接続され、処理画像デ
ータ等の受け渡しが行われるようになっている。
【0012】図2により、三次元走査を行う駆動部4と
超音波プローブ3の構成について説明する。
【0013】超音波送受波部となる超音波振動子3a
は、軸状の駆動伝達部23と接続され、これらは、先端
部が球面状に閉塞された可撓性を有する外筒24内に収
納されている。外筒24の内部の先端側には、シール材
25及びOリング26が設けられ、これらによって前記
駆動伝達部23を保持している。また、外筒24及びシ
ール材25,Oリング26によって密閉された外筒24
の先端部内の空間には、音響媒体27が充填されてい
る。
【0014】駆動伝達部23の後端部は、外筒24の後
端部から延出され、接続部28を介してステッピングモ
ータからなる回転駆動部A29に接続されている。この
回転駆動部A29は、回転位置を検出するエンコーダか
らなる位置検出部A30と組み合わせて構成され、回転
駆動部外装31内に収納、保持されている。
【0015】回転駆動部外装31は、進退運動伝達部3
2に取り付けられ、この進退運動伝達部32は、ボール
ネジからなる進退機構部33に螺合している。前記進退
機構部33は、ステッピングモータからなる回転駆動部
B34の駆動部に接続され、回転駆動部B34により回
転されるようになっている。また、回転駆動部B34
は、回転位置を検出するエンコーダからなる位置検出部
B35と組み合わせて構成されている。
【0016】前記接続部28,回転駆動部A29,位置
検出部A30,回転駆動部外装31,進退運動伝達部3
2,進退機構部33,回転駆動部B34,位置検出部B
35は、外装36によって囲まれ、外筒24の後端部は
この外装36に固定されている。また、外装36内には
回転駆動部B34が固定されている。
【0017】図3により、超音波プローブ3の三次元走
査を行う制御系の構成を説明する。図3は図1のシステ
ムコントローラ10における超音波走査制御部の機能構
成を示したものである。
【0018】システムコントローラ10は、超音波振動
子3aの回転と進退を制御する制御回路37と、制御回
路37からのスタート信号strを入力しクロック信号
clcを出力するクロック発振器38と、クロック発振
器38からのクロック信号clcを入力しこのクロック
信号clcを1/4周期遅らせた信号DLYを出力する
遅延回路39とを備えている。
【0019】前記クロック信号clcと信号DLYは、
切り換えスイッチ40を介して、回転駆動部A29のス
テッピングモータと回転駆動部B34のステッピングモ
ータとにそれぞれ2相の駆動信号として入力される。切
り換えスイッチ40は、制御回路37からの制御信号J
によって制御され、クロック信号clcをA相として信
号DLYをB相とする状態と、クロック信号clcをB
相として信号DLYをA相とする状態とに切り換える。
【0020】前記回転駆動部A29に連結された位置検
出部A30のエンコーダのA相出力C及びこのエンコー
ダの一回転毎に出力されるZ相出力Zは、制御回路37
に入力される。同様に、回転駆動部B34に連結された
位置検出部B35のエンコーダのA相出力G及びこのエ
ンコーダの一回転毎に出力されるZ相出力Hは、制御回
路37に入力される。
【0021】次に、本実施形態の超音波診断装置の作用
について説明する。超音波観測を行う際には、超音波プ
ローブ3を体腔内等の被検部位に挿入し、システムコン
トローラ10の制御に基づき送受信部5及び駆動部4に
よって超音波振動子3aを回転及び移動させつつ生体内
に超音波を送受波することによって、生体内の断層像の
エコーデータが取り込まれるようになっている。こうし
て得られたエコーデータはフレームメモリ6に記憶さ
れ、DSC7,D/A変換回路8を経てモニタ9にリア
ルタイムの超音波断層像として表示される。
【0022】また、同時にDSC7の前段からデジタル
信号としてエコーデータが音線データの形で画像処理部
2へ送られるようになっている。
【0023】画像処理部2へ送られた音線データは、超
音波断層像1枚を形成する画像データ毎に画像データ記
憶装置13に格納される。画像データ記憶装置13に記
憶された画像データは、演算プロセッサ14によってD
SC処理、輝度値変換処理等の画像処理が行われる。ま
た画像処理の結果は、フレームバッファ18に送られて
一時記憶され、D/A変換回路19を経てモニタ20へ
送出されて画像処理後の超音波断層像が表示される。
【0024】さらに、前記画像データ及び画像処理結果
は、外部記憶装置15または光磁気ディスク装置21に
保存することができる。
【0025】ここで、超音波プローブ3により三次元走
査を行うときの動作について説明する。
【0026】まず、制御回路37により、スタート信号
strがハイレベルとなり、クロック発振器38に入力
される。このクロック発振器38では、スタート信号s
trがハイレベルになると、クロック信号clcを出力
する。このクロック信号clcは、遅延回路39に入力
され、遅延回路39ではクロック信号clcの周期Tの
1/4である1/4Tだけ信号を遅らせて信号DLYを
出力する。前記クロック信号clcと信号DLYは、制
御回路37からの制御信号Jによって制御される切り換
えスイッチ40を介して、回転駆動部A29のステッピ
ングモータと回転駆動部B34のステッピングモータと
に、それぞれ、A相、B相の駆動信号として入力され
る。この駆動信号によって、両ステッピングモータが回
転することとなる。
【0027】回転駆動部A29のステッピングモータ
は、接続部28,駆動伝達部23を介して超音波振動子
3aを回転させる。また、回転駆動部B34のステッピ
ングモータは、進退機構部33であるボールネジを回転
させる。すると、このボールネジに螺合連結された進退
運動伝達部32が進退運動を行う。この進退運動伝達部
32が進退運動を行うと、これに連結された回転駆動部
外装31が進退運動を行い、この進退運動により、駆動
伝達部23を介して超音波振動子3aが進退運動を行う
こととなる。
【0028】前記回転駆動部A29の回転位置は、位置
検出部A30のエンコーダによって読み取られ、このエ
ンコーダのA相出力C及びZ相出力Zが、制御回路37
に入力される。また、前記回転駆動部B34の回転位置
は、位置検出部B35のエンコーダによって読み取ら
れ、このエンコーダのA相出力G及びZ相出力Hが、制
御回路37に入力される。この制御回路37は、例え
ば、前記Z相出力Hに基づいて制御信号Jを生成し、こ
れによって切り換えスイッチ40を切り換える。
【0029】上述のような超音波プローブ3の駆動制御
により、図4に示すように超音波振動子3aは長手軸方
向に移動しながらラジアル走査する三次元走査を行うこ
ととなり、この三次元走査により、一定の範囲の複数の
ラジアル断層像の音線データが画像処理部2に取り込ま
れる。例えば、図4においてリニア走査方向にピッチL
ごとにラジアル走査を行って音線データの取り込みを行
う。
【0030】上記画像処理部2への音線データ取り込み
と三次元走査制御により、モニタ20には以下のように
超音波断層像が表示される。
【0031】図5はモニタ20上に表示される超音波断
層像の表示画面を示したものである。モニタ表示画面5
0は、病院名,患者情報,日付,ゲイン・コントラスト
・STC・ポストプロセス等の設定値などの検査情報を
文字表示するキャラクタ表示エリア51と、ラジアル断
層像表示エリア52と、リニア断層像表示エリア53
と、グレースケール54と、プローブ先端マーカー55
と、リニア走査位置表示バー56とを有している。
【0032】モニタ表示画面50のラジアル断層像表示
エリア52に表示されるラジアル断層像は、超音波観測
部1から画像処理部2に送られてくる音線データに基づ
く超音波断層像であり、この音線データの入力に従い、
すなわち超音波プローブ3のラジアル走査に同期して更
新される。
【0033】また、リニア断層像表示エリア53に表示
されるリニア断層像は、超音波観測部1から画像処理部
2に送られてくる複数のラジアル走査の音線データを基
にCPU11により再構築された超音波断層像である。
このリニア断層像は、ラジアル断層像表示エリア52上
のラジアルラインカーソル57で指定された断面におけ
る画像となる。ここで、ラジアルラインカーソル57の
位置を変更することにより、任意の位置のリニア断層像
を得ることができる。リニア断層像は、超音波プローブ
3でラジアル走査と同時にリニア走査を行うことによ
り、画面左から右方向にリニア走査に同期して更新され
る。
【0034】図5では、リニア断層像表示エリア53の
リニア断層像において、リニア走査がなされて更新され
た画像は走査済エリア58の部分となり、リニア走査が
済んでいない画像は未走査エリア59の部分となってい
る。また、走査済エリア58と未走査エリア59との境
界(リニア走査位置)はリニアラインカーソル60で示
されている。
【0035】本実施形態では、超音波プローブ3によっ
て連続して超音波の三次元走査を行った場合、リニア断
層像上の走査済エリア58と未走査エリア59をわかり
やすくするために、リニア走査位置表示バー56を画面
上に設けている。リニア走査位置表示バー56では、走
査完了部分61と未走査部分62とを色分けして表示し
ている。
【0036】図5の状態からリニア走査が進むと、超音
波断層像の表示画面は図6に示すようになる。すなわ
ち、リニア断層像表示エリア53のリニア断層像におい
て走査済エリア58がリニア走査に同期して図中右側に
拡がり、リニア走査位置表示バー56もリニア断層像と
同様に走査完了部分61の範囲が図中右側に延びて広く
なる。
【0037】リニア走査位置表示バー56を表示するた
めに、本実施形態では以下の処理を行っている。システ
ムコントローラ10は、位置検出部B35のA相出力G
とZ相出力Hより超音波プローブ3の超音波振動子3a
の進退位置を算出し、この振動子位置情報を画像処理部
2のCPU11に出力する。CPU11では、演算プロ
セッサ14で演算処理された三次元画像データをフレー
ムバッファ18に書き込むよう制御するとともに、シス
テムコントローラ10から得られた振動子位置情報を基
にリニア走査位置表示バー56の画像データをフレーム
バッファ18に書き込む。また、CPU11は、超音波
プローブ3の先端位置を示すプローブ先端マーカー55
の画像データをフレームバッファ18に書き込む。
【0038】このように画像データが書き込まれたフレ
ームバッファ18の出力は、D/A変換回路19を介し
て映像信号としてモニタ20に送られ、画面上に表示さ
れる。モニタ20の表示画面には、図5及び図6に示す
ように、ラジアル断層像及びリニア断層像が表示されて
超音波プローブ3の超音波振動子3aの動きと共に更新
されると同時に、リニア走査位置表示バー56の表示に
より超音波振動子3aの進退位置が示される。
【0039】また、リニアラインカーソル60の位置を
操作用端末16あるいはトラックボール17により変更
することで、このリニアラインカーソル60により指定
された対応するラジアル断層像をラジアル断層像表示エ
リア52に表示することが可能となっている。
【0040】また、リニア走査位置表示バー56は、外
部記憶装置15または光磁気ディスク装置21から記録
された画像データを読み出して画像表示を行う場合に
は、画像データの読み出し状況に従ってバー表示が移動
するようにすることも可能である。
【0041】以上説明したように、第1実施形態によれ
ば、超音波プローブにおいてどの位置を走査しているの
かを表示画面を見るだけで容易に確認することができ、
これにより、病変部位が走査範囲に入っているか否かを
容易に確認できる。また、リニア断層像上で超音波プロ
ーブの先端方向が明確になり、表示画像と生体内の位置
関係が容易に把握できるようになる。
【0042】また、従来の構成では切断面の情報が無い
ので断層像を再現する際に不便でどこの断面における断
層像であるかが把握しづらかったが、本実施形態では画
面上のラジアル断層像とリニア断層像との関係、画面の
設定状態もわかりやすく、超音波画像診断を正確かつ容
易に行うことが可能となる。
【0043】図7は本発明の第2実施形態に係る超音波
断層像の表示画面を示す説明図である。第2実施形態
は、第1実施形態からモニタの画面表示を変更した例で
あり、第1実施形態と同様な構成で実現できる。
【0044】モニタ20に表示される超音波断層像の表
示画面の構成は図7に示すようになる。第2実施形態の
モニタ表示画面64は、リニア断層像表示エリア53の
下部において、第1実施形態のリニア走査位置表示バー
56の代わりに、プローブ表示65が設けられ、このプ
ローブ表示65の超音波振動子表示66によってリニア
走査位置が示されている。
【0045】第2実施形態では、モニタ表示画面64の
プローブ表示65において、超音波プローブ3による三
次元走査に同期して、超音波振動子表示66の表示位置
が移動して表示される。このプローブ表示65は、CP
U11によって画像データを重畳することにより画面上
に表示される。
【0046】この第2実施形態によれば、プローブ表示
によって超音波プローブの先端位置と走査状況を一目で
把握することができる。
【0047】図8は本発明の第3実施形態に係る超音波
断層像の表示画面を示す説明図である。第3実施形態
は、第1実施形態からモニタの画面表示を変更した例で
あり、第1実施形態と同様な構成で実現できる。
【0048】モニタ20に表示される超音波断層像の表
示画面の構成は図8に示すようになる。第3実施形態の
モニタ表示画面68は、リニア断層像表示エリア53の
下部において、第1実施形態のリニア走査位置表示バー
56の代わりに、リニア走査位置表示マーカー69が設
けられ、リニア走査位置が示されている。
【0049】第3実施形態では、モニタ表示画面68に
おけるリニア走査位置表示マーカー69は、超音波プロ
ーブ3による三次元走査のリニア方向の移動量に同期し
て、表示位置が移動する。すなわち、第1実施形態にお
けるリニア断層像上のラジアル断面指定の機能とリニア
走査位置を示すリニア走査位置表示バーの機能をリニア
走査位置表示マーカー69で兼ねるようにしている。こ
のリニア走査位置表示マーカー69は、CPU11によ
って画像データを重畳することにより画面上に表示され
る。
【0050】この第3実施形態によれば、超音波プロー
ブによるリニア走査の状況と表示されている超音波断層
像のリニア断面及びラジアル断面の位置関係とを同時に
確認することができる。
【0051】図9は本発明の第4実施形態に係る超音波
断層像の表示画面を示す説明図である。第4実施形態
は、第1実施形態からモニタの画面表示を変更した例で
あり、第1実施形態と同様な構成で実現できる。
【0052】モニタ20に表示される超音波断層像の表
示画面の構成は図9に示すようになる。第4実施形態の
モニタ表示画面71は、ラジアル断層像表示エリア52
及びリニア断層像表示エリア53の下部に断層像位置情
報表示エリア72が設けられている。この断層像位置情
報表示エリア72には、ラジアルラインカーソル57の
回転角または始点及び終点の座標が数値表示されると共
に、現在表示されているラジアル断層像がプローブ先端
位置(リニア走査開始位置)から何番目の画像であるか
を示すラジアル画像ナンバーが表示されている。ラジア
ル画像ナンバーの表示により、リニア走査における超音
波プローブ3の超音波振動子3aの位置が示されること
となる。
【0053】第4実施形態では、ラジアル断層像表示エ
リア52のラジアルラインカーソル57によりリニア断
面の位置が指定され、このリニア断面における断層像が
リニア断層像表示エリア53に表示される。例えば、ラ
ジアル断層像表示エリア52における位置を(0,0)
から(200,200)までの座標で表し、断層像位置
情報表示エリア72にラジアルラインカーソル57の始
点及び終点位置を座標で数値表示する。図9の例では、
始点(0,10)と終点(200,190)の各座標が
断層像位置情報表示エリア72に表示されている。
【0054】一方、ラジアル画像ナンバーは、超音波プ
ローブ3における三次元走査のリニア走査方向移動量に
同期して数値が更新される。これと共に、リニア断層像
表示エリア53のリニアラインカーソル60が移動して
走査済エリア58が拡大する。図9の例では、リニア走
査方向に全部で40枚の画像中の12番目の位置の超音
波断層像であることが断層像位置情報表示エリア72に
示されている。
【0055】この断層像位置情報表示エリア72におけ
るラジアルラインカーソルの座標及びラジアル画像ナン
バーは、CPU11によってキャラクタ画像データを重
畳することにより画面上に表示される。
【0056】また、外部記憶装置15または光磁気ディ
スク装置21から記録された画像データを読み出して画
像表示を行う場合には、読み出している画像データに対
応するラジアル断層像の番号を断層像位置情報表示エリ
ア72に表示する。
【0057】なお、ラジアル断層像表示エリア52にお
いてリニア断面の選択を行う際に、ラジアルラインカー
ソル57を回転させるのではなく、ラジアルラインカー
ソル57を固定してラジアル断層像の方を回転させてリ
ニア断面を指定するようにしてもよい。この場合は、ラ
ジアル断層像の回転角を断層像位置情報表示エリア72
に表示する。
【0058】この第4実施形態によれば、超音波プロー
ブによる走査位置を容易に把握することができると共
に、リニア断層像上から対応するラジアル断層像が容易
に確認できる。また、リニア断面の位置をラジアル断層
像上で容易に把握することができる。
【0059】図10ないし図12は本発明の第5実施形
態に係る超音波断層像の表示画面を示す説明図である。
第5実施形態は、ラジアル走査型の超音波プローブを用
いた場合の超音波断層像の表示例を示したものである。
装置構成は第1実施形態と同様な構成で実現できる。
【0060】第5実施形態では、超音波プローブ3によ
ってラジアル走査のみ行い、ラジアル断層像の画像デー
タを得る。そして、ラジアル走査によって得られた複数
のラジアル断層像の画像データが画像処理部2の主記憶
装置12に記憶される。CPU11は、主記憶装置12
に記憶した画像データのうち任意のラジアル断層像の画
像データを読み出して出力し、モニタ20に表示する。
このとき、画面表示するラジアル断層像の選択は、操作
用端末16によって行う。
【0061】図10は超音波断層像の表示画面の第1の
表示例を示したものである。モニタ表示画面74は、キ
ャラクタ表示エリア51,ラジアル断層像表示エリア5
2,グレースケール54と共に、ラジアル断層像表示エ
リア52の下部には現在画面上に表示しているラジアル
断層像の番号を示す選択画像ナンバー表示75が設けら
れている。本実施形態では主記憶装置12への記憶画像
を20枚に設定してあり、図10の例では選択画像ナン
バー表示75によって20枚の記憶画像中の5番目の画
像が選択され画面上に表示されていることが示されてい
る。
【0062】図11は超音波断層像の表示画面の第2の
表示例を示したものである。モニタ表示画面77は、ラ
ジアル断層像表示エリア78においてラジアル断層像の
一覧表示がなされ、これらの複数のラジアル断層像の中
から選択カーソル79によって選択された画像の番号が
選択画像ナンバー表示75で数値表示されている。
【0063】図12は超音波断層像の表示画面の第3の
表示例を示したものである。モニタ表示画面81は、第
2の表示例と同様にラジアル断層像表示エリア78にお
いてラジアル断層像の一覧表示がなされ、このラジアル
断層像の一覧表示の中から選択カーソル79によって選
択された画像を示す選択画像表示バー82が設けられて
いる。
【0064】前記複数のラジアル断層像、及び選択画像
ナンバー表示75,選択カーソル79,選択画像表示バ
ー82は、CPU11によって画像データを重畳するこ
とにより画面上に表示される。
【0065】この第5実施形態によれば、ラジアル走査
によって得られた複数のラジアル断層像を表示する際
に、記憶している画像のうち何枚目の画像を表示してい
るかを容易に確認することができる。
【0066】図13は本発明の第6実施形態に係る超音
波断層像の表示画面を示す説明図である。第6実施形態
は、第1実施形態からモニタの画面表示を変更した例で
あり、第1実施形態と同様な構成で実現できる。
【0067】モニタ20に表示される超音波断層像の表
示画面の構成は図13に示すようになる。第6実施形態
では、ラジアル断層像とリニア断層像を同一画面上に表
示し、ラジアル断層像の表示レンジとリニア断層像の走
査ストロークのスケールを一致させて画面表示する。モ
ニタ表示画面84は、ラジアル断層像表示エリア52に
ラジアル断層像が、リニア断層像表示エリア53にリニ
ア断層像の一部がそれぞれ表示され、リニア断層像表示
エリア53の下部にはリニア断層像の表示範囲を示すス
ライドバー85が表示されている。
【0068】例えば、ラジアル断層像の表示レンジを4
cm、リニア断層像の走査ストロークを6cmとした場
合、各々のスケールを一致させて画面表示すると、従来
の構成では図14のように両方の断層像が画面に入り切
らなくなったり、図15のように双方の断層像が小さく
なってしまう。このように、従来はラジアル断層像とリ
ニア断層像の複合表示を行う場合に、各々の画像のスケ
ールをあわせると表示画像のレンジ設定によっては一方
の画像を全て表示できなかったり、表示される画像が小
さくなってしまうという問題点があった。
【0069】そこで、第6実施形態では、リニア断層像
を全範囲表示せずに、一部のみを表示して表示範囲をス
ライドさせることにより、ラジアル断層像とリニア断層
像を両方共大きく表示可能とすると共に、リニア断層像
全体を診断できるようにしている。
【0070】リニア断層像の表示範囲をスライドさせる
際に、スライドバー85のバー表示によって現在表示し
ているリニア断層像の位置を確認できる。図13の例で
は、スライドバー85において黒色で示された部分のリ
ニア断層像が画面上のリニア断層像表示エリア53に表
示されている。
【0071】前記リニア断層像は、CPU11によって
音線データが選択的に読み出され表示範囲の画像が再構
築されて表示され、スライドバー85は、CPU11に
よって画像データを重畳することにより画面上に表示さ
れる。
【0072】この第6実施形態によれば、表示画面にお
いてラジアル断層像とリニア断層像のスケールが一致し
ており、両方の断層像を大きくかつ画像全体を表示可能
であるので、正確な診断ができると共に、大きな画面で
診断が可能となる。
【0073】図16は本発明の第7実施形態に係るモニ
タ上に表示される超音波断層像を示す説明図である。第
7実施形態は、第1実施形態からモニタの画面表示を変
更した例であり、第1実施形態と同様な構成で実現でき
る。
【0074】モニタ20の画面上における超音波断層像
の表示を図16に示す。第7実施形態では、三次元走査
により得られた画像データを演算プロセッサ14により
再構築し、モニタ表示画面において超音波断層像の斜視
表示90を行う。このとき、CPU11及び演算プロセ
ッサ14における画像処理により、切断面I・91と切
断面II・92を角度A=角度Bとなるように表示し、両
切断面が左右対称となるようにする。
【0075】この第7実施形態によれば、切断面が均等
に見えるようになり、超音波断層像をより見やすく表示
することができる。
【0076】図17は本発明の第8実施形態に係るモニ
タ上に表示される超音波断層像を示す説明図である。第
8実施形態は、第1実施形態からモニタの画面表示を変
更した例であり、第1実施形態と同様な構成で実現でき
る。
【0077】モニタ20の画面上における超音波断層像
の表示を図17に示す。第8実施形態では、三次元走査
により得られた画像データを演算プロセッサ14により
再構築し、モニタ表示画面において超音波断層像の斜視
表示94を行う。このとき、CPU11及び演算プロセ
ッサ14における画像処理により、斜視表示94に寸法
表示用のスケールとなる格子表示95を重畳して表示す
る。この格子表示95により、病変部位96などの寸法
を把握できる。
【0078】従来の構成では、三次元表示した断層像に
おいて病変部位などの大きさを把握するためには、複雑
な処理が必要であり、容易に行えなかった。これに対
し、第8実施形態によれば、格子表示により超音波断層
像において病変部位などの対象物の大きさを容易に確認
することが可能である。
【0079】図18は本発明の第9実施形態に係る超音
波の三次元走査方法を示す説明図である。第9実施形態
は、第1実施形態から超音波の走査方法を変更した例で
あり、第1実施形態と同様な構成で実現できる。
【0080】第9実施形態では、超音波プローブ3によ
り三次元走査を行う際に、システムコントローラ10の
制御に基づき、図18の斜線で示すようにラジアル走査
の音線データの取り込み範囲を半周とし、この半周分の
音線データを画像処理部2へ取り込んで超音波断層像を
構築する。この場合、音線データの容量が半減するた
め、ラジアル断層像1枚当たりに必要なメモリ容量が半
分になる。従って、ラジアル断層像の音線データの取り
込み範囲を半周とした分、リニア走査のピッチを図4に
比べて半分(L/2)として、リニア走査の密度を倍に
することで、リニア断層像の画質を向上させることが可
能である。
【0081】詳細な超音波断層像の三次元画像表示を行
うためには、取り込むデータ容量が増えるため、それに
伴って必要なメモリ容量も増えて装置のコストが増大し
てしまうという問題点がある。
【0082】これに対し、第9実施形態によれば、ラジ
アル断層像の音線データを記憶するメモリの容量を少な
くできるので、装置コストを低減することができる。ま
た、ラジアル断層像の音線データの容量を少なくした
分、三次元走査におけるリニア走査のピッチを細かくで
き、コスト上昇を抑えつつより詳細な超音波断層像を表
示することができる。
【0083】[付記] (1) 生体へ超音波を送受波して三次元走査を行い、
得られた三次元領域のエコーデータを用いて前記生体内
の超音波断層像を表示する超音波診断装置において、前
記三次元走査により得られた三次元領域のエコーデータ
から複数の断層像を形成して表示する断層像表示手段
と、前記複数の断層像間の関係を示す指標を表示する指
標表示手段と、前記三次元走査に応じて前記断層像と走
査位置の関係を表す情報を表示する走査情報表示手段
と、を備えたことを特徴とする超音波診断装置。
【0084】この構成により、複数の断層像間の関係、
及び走査状況と表示画像との関係がわかりやすく、三次
元走査の状況をモニタ画面上で容易に確認することが可
能となる。
【0085】(2) 生体へ超音波を送受波して三次元
走査を行い、得られた三次元領域のエコーデータを用い
て前記生体内の超音波断層像を表示する超音波診断装置
において、前記三次元走査により得られた三次元領域の
エコーデータから複数の断層像を形成して表示する断層
像表示手段と、前記複数の断層像間の関係を示す指標を
表示する指標表示手段と、前記複数の断層像のスケール
を合わせるスケール適合手段と、前記スケールを合わせ
た複数の断層像をモニタ画面上に表示可能となるように
表示範囲を調整する表示範囲調整手段と、を備えたこと
を特徴とする超音波診断装置。
【0086】この構成により、最適な大きさの断層像を
モニタ上に表示でき、正確な診断を行い易い超音波断層
像を得ることが可能となる。
【0087】(3) 生体へ超音波を送受波して三次元
走査を行い、得られた三次元領域のエコーデータを用い
て前記生体内の超音波断層像を表示する超音波診断装置
において、前記三次元走査により得られた三次元領域の
エコーデータから複数の断層像を形成して表示する断層
像表示手段と、前記複数の断層像間の関係を示す指標を
表示する指標表示手段と、前記三次元走査におけるラジ
アル走査またはリニア走査の少なくとも一方の走査間隔
を変更する走査間隔変更手段と、前記走査間隔の変更に
伴って超音波断層像を形成するエコーデータの取り込み
範囲を設定するデータ取得範囲設定手段と、を備えたこ
とを特徴とする超音波診断装置。
【0088】この構成により、超音波診断装置の画像デ
ータ記憶用のメモリを増やすことなく、すなわちコスト
を増加させることなく、詳細なピッチの三次元走査を行
うことが可能となる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、超
音波振動子の三次元走査とモニタ上の画面表示との対比
が可能で走査状況と表示画像との関係がわかりやすく、
表示画像に対応する生体内の位置関係の把握が容易にで
きる超音波断層像表示を行うことが可能となる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る超音波診断装置の構成
を示すブロック図
【図2】超音波プローブ及び駆動部の構成を示す断面図
【図3】超音波プローブの制御系の構成を示すブロック
【図4】超音波の三次元走査方法を示す説明図
【図5】第1実施形態に係る超音波断層像の表示画面を
示す説明図
【図6】第1実施形態に係る超音波断層像の表示画面を
示す説明図
【図7】第2実施形態に係る超音波断層像の表示画面を
示す説明図
【図8】第3実施形態に係る超音波断層像の表示画面を
示す説明図
【図9】第4実施形態に係る超音波断層像の表示画面を
示す説明図
【図10】第5実施形態に係る超音波断層像の表示画面
の第1の表示例を示す説明図
【図11】第5実施形態に係る超音波断層像の表示画面
の第2の表示例を示す説明図
【図12】第5実施形態に係る超音波断層像の表示画面
の第3の表示例を示す説明図
【図13】第6実施形態に係る超音波断層像の表示画面
を示す説明図
【図14】超音波断層像の表示画面の従来例を示す説明
【図15】超音波断層像の表示画面の従来例を示す説明
【図16】第7実施形態に係るモニタ上に表示される超
音波断層像を示す説明図
【図17】第8実施形態に係るモニタ上に表示される超
音波断層像を示す説明図
【図18】第9実施形態に係る超音波の三次元走査方法
を示す説明図
【符号の説明】
1…超音波観測部 2…画像処理部 3…超音波プローブ 3a…超音波振動子 10…システムコントローラ 11…CPU 12…主記憶装置 13…画像データ記憶装置 14…演算プロセッサ 15…外部記憶装置 16…操作用端末 18…フレームバッファ 20…モニタ 50…モニタ表示画面 52…ラジアル断層像表示エリア 53…リニア断層像表示エリア 55…プローブ先端マーカー 56…リニア走査位置表示バー 57…ラジアルラインカーソル 60…リニアラインカーソル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体へ超音波を送受波して三次元走査を
    行い、得られた三次元領域のエコーデータを用いて前記
    生体内の超音波断層像を表示する超音波診断装置におい
    て、 前記三次元走査により得られた三次元領域のエコーデー
    タから複数の断層像を形成して表示する断層像表示手段
    と、 前記複数の断層像間の関係を示す指標を表示する指標表
    示手段と、 前記三次元走査に応じて前記断層像と走査位置の関係を
    表す情報を表示する走査情報表示手段と、 を備えたことを特徴とする超音波診断装置。
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