JPH10254591A - 音響システム、及びアダプタ装置 - Google Patents

音響システム、及びアダプタ装置

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JPH10254591A
JPH10254591A JP5602697A JP5602697A JPH10254591A JP H10254591 A JPH10254591 A JP H10254591A JP 5602697 A JP5602697 A JP 5602697A JP 5602697 A JP5602697 A JP 5602697A JP H10254591 A JPH10254591 A JP H10254591A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロントユニット及びリアユニットのいづれ
にも外部機器との通信機構を設けなくてもよいように
し、これにより前面パネルのデザインや設計性の向上を
計り、またCD−ROMドライブ等の機構を追加しなく
ても手軽なメモリ更新動作ができるようにする。 【解決手段】 外部情報機器と接続できるアダプタ50
をリアユニット10に装着することで、メモリ22の更
新を行うことができるようにする。また、アダプタ50
の接続時には、リアユニット10とフロントユニット3
0の間に取り付けられるようにすることで、アダプタ使
用時にフロントユニット30の操作機能及び表示機能も
生かすことができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は再生音声信号や受信
音声信号を処理する音響システム及びその音響システム
に接続できるアダプタ装置に関し、例えば車載用の音響
システムなどとして好適なものである。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)やMD(ミ
ニディスク)、カセットテープなどの音楽・音声信号の
記録媒体に対応して再生を行なったり、AM/FMその
他の放送受信音声を出力できるうことのできる各種の音
響システムが普及しており、例えば車載用としても各種
の機器が開発されている。
【0003】ところで、近年の音響機器では、内部に制
御用のマイクロコンピュータを有して、その制御に基づ
いて各種動作が実行されるようにしている。またマイク
ロコンピュータが処理を実行するためのプログラムや各
種定数、演算係数などは、メモリに記憶されている。こ
のメモリとしては、いわゆるROMタイプのものの他、
特に電源バックアップが不要でROMと同様の使用形態
をとれるとともに、データ内容の書き換えを行うことの
できる不揮発性メモリも使用される。そして、書換可能
な不揮発性メモリを用いることにより、プログラムのバ
グの修正やバージョンアップ、プログラム追加、演算係
数の変更などが可能となり、ソフトウエア的な部分の将
来的な設定変更に対応できることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、機器内部の
不揮発性メモリの内容を書き換えるには、機器にメモリ
書換専用のコネクタ端子を設け、パーソナルコンピュー
タ等の情報機器とコネクタ接続できるようにしたり、機
器内部にCD−ROMドライブが搭載されている場合
は、バージョンアップ用のCD−ROMなどを用意し
て、そのCD−ROMから情報を読み込み、機器内部の
処理でメモリ内容を書き換えるようにすることができ
る。
【0005】ところが車載用音響機器などに関しては、
このような不揮発性メモリ書換に関して問題が生ずる。
まず車載用音響機器の場合、自動車の運転席近傍のコン
ソール内に配されることになるが、車内に取り付けられ
た状態で、その音響機器は表示部や操作キーが設けられ
ている前面パネル部分しか表出しないことになる。従っ
て、内部メモリの書換の利便を計ろうとするならば、そ
のコネクタ端子を前面パネル部分に設けなければならな
い。
【0006】しかしながら、さほど頻繁に実行される訳
ではないメモリ書換のために前面パネルにコネクタ端子
を設けることは、操作キーの配置や表示部のサイズなど
に制限を与えることになり、限られた面積の前面パネル
の使用形態としてあまり適切なものとはいえない。そし
てさらに、デザイン的にも非常に不都合なものとなって
しまう。
【0007】そこで前面パネル以外の部分、例えば本体
筐体の後面や側面にコネクタ端子を配することが考えら
れるが、この場合、メモリ書換を実行するたびにその音
響機器を自動車のコンソールから取り外さなければなら
ず、非常に面倒な作業となってしまう。
【0008】また、例えば車載用ナビゲーション装置の
ようにCD−ROMドライブを有するシステムの場合は
このような問題は生じないが、車載用の音響機器として
は、そのメモリ書換のためにCD−ROMドライブを設
けることは回路構成や機構の煩雑化、コストアップ等が
生じ、CD−ROMドライブを搭載することは現実的で
はない。
【0009】以上のような問題点は、車載用の音響装置
に限られず、例えばラックマウント形態の音響機器な
ど、通常使用時において機器本体の前面パネル以外は隠
れてしまうような形態のものでは同様に生じることとな
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、前面パネル上の不都合を解消し、かつメモ
リの更新を容易に実行できるような音響システムを実現
することを目的とする。
【0011】このために音響システムとして、音響装置
本体部と、フロントユニットを設け、通常はこの音響装
置本体部とフロントユニットが接続されて用いられるよ
うにする。そしてさらにフロントユニットをはずした状
態で音響装置本体部に接続できるアダプタ装置を設け
る。まず音響装置本体部は、音声信号処理手段と、この
音声信号処理手段の動作制御を行う制御手段と、この制
御手段の処理動作に用いられる情報が記憶されるメモリ
手段を有するものとする。またフロントユニットは、音
響装置本体部に対して着脱可能に形成されるとともに、
表示手段と、制御手段への操作信号出力を行うことので
きる操作手段とを有するものとする。さらにアダプタ装
置は、音響装置本体部に対して着脱可能に形成されると
ともに、音響装置本体部に着装された状態でその制御手
段との間で情報の送受信を行うことのできる本体部送受
信手段と、外部機器が接続された状態でその外部機器と
の間で情報の送受信を行うことのできる外部機器送受信
手段を有するようにする。そしてフロントユニットが音
響装置本体部に着装された状態で、制御手段は、操作手
段からの操作信号入力に応じて音声信号処理手段の動作
制御を行い、また表示手段に対して所要の表示動作制御
を実行できるとともに、アダプタ装置が音響装置本体部
に着装された状態で、制御手段は、アダプタ装置が外部
機器送受信手段を介して外部機器から受け取ったメモリ
更新情報を、本体部送受信手段を介して受け取り、その
メモリ更新情報に応じてメモリに記憶されている情報内
容の更新を行うことができるようにする。
【0012】即ち、外部機器との接続が可能とされたア
ダプタ装置を装着することで、音響装置本体部内のメモ
リ手段(例えば不揮発性メモリ)の書換を行うことがで
きるようにし、前面パネルとなるフロントユニットに外
部機器とのコネクタ端子を設けなくともよいようにす
る。
【0013】またアダプタ装置は、音響装置本体部に着
装された状態でさらにフロントユニットを着装できるよ
うに形成するとともに、アダプタ装置内には、音響装置
本体部とフロントユニットの間にアダプタ装置が介在す
る状態で接続された際に、制御手段と操作手段との間、
及び制御手段と表示手段との間での送受信可能状態を確
保する信号ラインを設ける。つまり、音響装置本体部と
フロントユニットの間にアダプタ装置が介在する状態で
接続された場合でも、フロントユニットの機能(操作機
能及び表示機能)が有効な状態となるようにする。
【0014】また、メモリ手段の更新の際の接続態様と
しては、少なくともアダプタ装置が音響装置本体部に着
装され、かつアダプタ装置と外部機器が接続された状態
として、アダプタ装置は、外部機器送受信手段により外
部機器から受信したメモリ更新情報を、本体部送受信手
段により前記制御手段に送信し、制御手段は、そのメモ
リ更新情報に応じてメモリ手段に記憶されている情報内
容の更新を行うことができるようにする。
【0015】また、アダプタ装置に更新情報記憶手段が
設けられるか、もしくはフロントユニット内に更新情報
記憶手段が設けられるとともにアダプタ装置とフロント
ユニットの間で情報の送受信が可能とされる構成がとら
れるようにし、アダプタ装置が外部機器と接続された或
る時点で外部機器から受信したメモリ更新情報を更新情
報記憶手段に記憶する。そして音響装置本体部に着装さ
れた例えば他の時点において、更新情報記憶手段に記憶
されていたメモリ更新情報を、制御手段に送信すること
ができるようにする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車載用音響機器に
おいて採用する場合の実施の形態として、第1の実施の
形態から第4の実施の形態を順に説明していく。
【0017】<第1の実施の形態>図1〜図8により第
1の実施の形態としての車載用音響再生装置の例を説明
する。この車載用音響再生装置は本体部分と前面パネル
部分が分離可能とされるとともに、前面パネル部分がは
ずされた状態でアダプタを本体部分に装着できるシステ
ム構成とされている。まず図1〜図6でシステム構成を
説明する。
【0018】図1は音響再生装置1としての本体部とな
るリアユニット10と、前面パネルとなるフロントユニ
ット30が接続された状態を示しており、これが通常の
音響再生時の使用状態となる。また図2はリアユニット
10からフロントユニット30が取り外され、リアユニ
ット10とフロントユニット30の装着機構部分が示さ
れている斜視図である。
【0019】図1、図2に示されるように、この車載用
の音響再生装置は、脱着可能なフロントユニット30と
リアユニット10から構成される。そしてそのリアユニ
ット10の外筺形状は1DINサイズ(正面サイズが縦
50mm,横178mm)とされており、図5に示すよ
うに、このようなリアユニット10を有する音響再生装
置1は、自動車内のフロントコンソールFCに装着され
る形状とされる。このように装着された状態で、図1、
図2に示す電源接続コード16は電源供給のためにカー
バッテリーからの電源ラインに接続され、またオーディ
オ接続コード17は、スピーカユニットに接続される。
なお、オーディオ接続コードは再生音声信号を当該音響
再生装置からスピーカユニットに供給するためのもので
あるが、2チャンネルステレオシステム、4チャンネル
ステレオシステムなどでは、当然ながらチャンネル数に
対応した本数のオーディオ接続コードが用意され、それ
ぞれ所定のスピーカユニットに接続されることになる。
【0020】フロントコンソールFC内には、リアユニ
ット10が固定装着されるが、この状態でユーザーは前
面パネルとなっているフロントユニット30のみを、ワ
ンタッチで任意に取り外し、また必要時に取り付けるこ
とができる。そして例えば車から離れる際にフロントユ
ニット30を取り外して所持するようにすることは、音
響再生装置1の盗難防止措置ともなる。
【0021】リアユニット10の前面側、及びフロント
ユニット30の背面側には、図2に示されるように、フ
ロントユニット30の脱着のための機構が設けられてい
る。リアユニット10の前面側には可動係止爪12が設
けられ、一方フロントユニット31の背面において可動
係止爪12と対応する位置には被係止部32が設けられ
ている。またリアユニット10の前面側には係止溝13
が設けられ、一方フロントユニット31の背面において
係止溝13と対応することになる位置には被係止突起部
33が設けられている。
【0022】フロントユニット30をリアユニット10
に装着する際には、被係止突起部33を係止溝13にあ
てがった状態で、被係止部32を可動係止爪12の方向
に押し付ける。詳しい機構説明は省略するが、被係止部
32を可動係止爪12の方向に押し付けることで、被係
止部32内に可動係止爪12が嵌入して6に係止され、
図1のようにフロントユニット1がリアユニット2の正
面側に装着されることになる。
【0023】可動係止爪12は、リリーススイッチ14
A又は14Fのいづれかが押されることで、前方へ持ち
上がるような動作を行う機構とされている。このリリー
ススイッチ14Fに対向することになるフロントユニッ
ト30側の背面部にはリリース突起34bが設けられ、
このリリース突起34bは、図1に示すように前面側に
配されているリリースキー34aが押されることで、リ
アユニット10側に突出する構成とされる。この突出時
には、リリース突起34bがリリーススイッチ14Fを
押圧することになる。
【0024】つまり図1の状態からリリースキー34a
を押すと、フロントユニット30の背面側からリリース
突起34bが押し出され、リリーススイッチ14Fが押
し込まれるため、内部の機構により可動係止爪12の係
止方向への付勢が解除され、被係止部32と可動係止爪
12の係止状態が解除される。これによってユーザーは
図2のように、フロントユニット30をリアユニット1
0から取り外すことができる。
【0025】例えばこの音響再生装置がCDもしくはM
Dなどのディスク再生装置とすると、図1、図2に示す
ようにリアユニット10にはディスクを内部のローディ
ング機構に挿入し、また装填されているディスクを排出
するディスク挿脱孔15が設けられているとともに、フ
ロントユニット30が装着された状態(通常状態)でデ
ィスク挿脱を可能とするため、フロントユニット30に
おいてディスク挿脱孔15に対向する位置に、ディスク
通過孔35が設けられている。
【0026】図1からわかるように、フロントユニット
30の正面側には例えば液晶パネルによる表示部37が
設けられ、当該音響再生装置の動作状況や動作モード、
再生中のディスクのトラックナンバ、再生時間情報、音
量レベルなどの表示が実行される。またこの音響再生装
置の操作に必要な各種操作キー36が設けられる。操作
キー36としては、例えばディスク再生に関して再生キ
ー、停止キー、AMS/サーチキー、一時停止キーなど
が設けられ、また再生動作モードや、イコライジングな
どの音響処理モード、表示モードなどに関する操作キー
が用意される。なお、以下説明上、各種操作キーをまと
めて操作部26と呼ぶ。
【0027】フロントユニット30の背面側に設けられ
ているコネクタ端子部31と、リアユニット10の前面
側に設けられているコネクタ端子部11とは、図1のよ
うにフロントユニット30がリアユニット10に装着さ
れた状態で接続され、これにより、リアユニット10と
フロントユニット30が電気的に接続されることにな
る。このコネクタ端子部11、31における端子として
は、電源系の端子(電源電圧Vcc及びグランドGN
D)や、表示部37での表示動作の制御信号、操作部3
6による操作信号の通信のための端子が設けられる。こ
のような電気的接続により、図1の状態において、操作
部36を用いたユーザーの操作情報がリアユニット10
に連絡され、リアユニット10内でディスク再生等、操
作に応じた動作が実行されるとともに、その動作状態な
どに応じた表示内容がフロントユニット30に連絡さ
れ、表示部37の表示動作が行われることとなる。
【0028】本例では、このようなリアユニット10、
フロントユニット30に対して装着可能なアダプタ50
が設けられる。アダプタ50の前面側及び背面側を示す
斜視図を図3(a)(b)に示す。まず図3(a)に示
すようにアダプタ50の前面側には、図2に示したリア
ユニット10の前面側と概略同様の着脱機構が形成され
る。即ち、アダプタ50の前面側には、リアユニット1
0の前面の可動係止爪12及び係止溝13と同様の配置
位置及びサイズ/形状による可動係止爪52及び係止溝
53が設けられている。ただし可動係止爪52はリリー
ススイッチ54Fが押された場合に、係止方向への付勢
が解除され、前方に起きあがるように動作される機構と
なっている。なお、図3(a)の方向でみたときの前面
左上方(すなわち、リアユニットのリリーススイッチ1
4Aに対応する位置)には、リリースキー54aが設け
られている。また、このアダプタ50の前面側には、リ
アユニット10の前面のコネクタ部11と同様の配置位
置、サイズ、端子形状によるコネクタ部61が設けられ
ている。
【0029】一方、図3(b)に示すようにアダプタ5
0の背面側には、図2に示したフロントユニット30の
背面側と概略同様の着脱機構が形成される。即ち、アダ
プタ50の背面側には、フロントユニット30の背面の
被係止部32及び被係止突起部33と同様の配置位置及
びサイズ/形状による被係止部62及び被係止突起部6
3が設けられている。また、フロントユニット30の背
面のコネクタ部31と同様の配置位置、サイズ、端子形
状によるコネクタ部51が設けられている。なお、フロ
ントユニット30の背面と同様にリリース突起54bが
設けられ、このリリース突起54bは、リリースキー5
4aが押されることで背面側に押し出されるが、その配
置位置は図示するようにフロントユニット30とは異な
る位置とされる。また、このアダプタ50には、フロン
トユニット30のディスク通過孔35と同様の位置及び
サイズによるディスク通過孔55が形成される。
【0030】このような着脱機構を有するアダプタ50
は、その前面側にフロントユニット30を装着するとと
もに、その背面側をリアユニット10に装着させること
ができ、つまり図4に示すようにアダプタ50がリアユ
ニット10とフロントユニット30に介在する状態で、
接合可能とされるものである。この状態でフロントユニ
ット30のコネクタ端子部31とアダプタ50のコネク
タ端子部61が接続され、またリアユニット10のコネ
クタ端子部11とアダプタ50のコネクタ端子部51が
接続されるため、リアユニット10、アダプタ50、フ
ロントユニット30は互いに電気的にも接続されている
状態となっている。
【0031】また、この図4の状態で、ディスク通過孔
35,55を介して、リアユニット10のディスク挿脱
孔15からディスクの挿入/脱却を行うことができる。
なお、図4のようにアダプタ50を接続するのは後述す
るようにリアユニット10内のメモリ内容更新の際であ
り、必ずしもディスクの出し入れが必要な場合ではない
ため、アダプタ50にディスク通過孔55は設けないよ
うにしてもよい。
【0032】図3、図4からわかるようにアダプタ50
には通信ケーブル93に対応する外部コネクタ端子56
が設けられており、図4のような装着状態のときに、外
部のコンピュータ機器100など通信ケーブル93を介
して接続することができる。例えば図5のように自動車
のコンソール内に取り付けられたリアユニット10に対
して図4のようにアダプタ50及びフロントユニット3
0が装着された際において、ノートブックタイプのパー
ソナルコンピュータなどの携帯可能なコンピュータ機器
100を車内に持ち込み、通信ケーブル93によりコン
ピュータ機器100とアダプタ50を接続できる。
【0033】図4の状態からフロントユニット30を取
り外す(つまりアダプタ50から取り外す)には、ユー
ザーはリアユニット10から取り外す場合と同様にリリ
ースキー34aを押す。するとフロントユニット30の
被係止部32とアダプタ50の可動係止爪52の係合状
態が解け、フロントユニット30を外すことができる。
またさらにアダプタ50をリアユニット10から取り外
す場合は、ユーザーはアダプタ50のリリースキー54
aを押す。するとリリース突起54bによってリアユニ
ット10のリリーススイッチ14Aが押圧され、アダプ
タ50の被係止部62とリアユニット10の可動係止爪
12の係合状態が解け、アダプタ50を外すことができ
る。
【0034】なお、取り外しのためのリリース操作機構
は他にも各種考えられ、例えばフロントユニット30と
アダプタ50を接続したままリアユニット10からはず
せるようなリリース機構を形成してもよい。また、図1
〜図4に示した、リアユニット10、フロントユニット
30、アダプタ50の着脱機構はあくまでも一例にすぎ
ず、これ以外に多様な構造が考えられる。本発明として
は、着脱機構として図6のような構成が取られればよ
い。
【0035】即ち、図6(a)に示すように、リアユニ
ット10に機構Ca、フロントユニット30に機構Cb
が形成されて、この機構Caと機構Cbの組み合わせ
が、互いに着装及び取り外しが可能となる着脱機構であ
るとする。このときアダプタ50としては、図6(b)
に示すように、リアユニット10に対応する着脱機構と
して機構Cbを備え、またフロントユニット30に対応
する着脱機構として機構Caを備えるようにする。この
ようにすることで、リアユニット10とフロントユニッ
ト30が着脱自在、かつリアユニット10とアダプタ5
0が着脱自在、かつアダプタ50とフロントユニット3
0が着脱自在、かつリアユニット10とアダプタ50と
フロントユニット30が接続可能な音響システムが形成
できる。
【0036】リアユニット10とフロントユニット30
の内部構成、及び図1のようにリアユニット10とフロ
ントユニット30が装着された状態での電気的接続形態
を図7で説明する。リアユニット10内には、カーバッ
テリー91から電源コード16を介して供給される電源
(直流12V)について、電圧変換等の所定の処理を行
い、装置内部的な動作電源電圧Vcc及びグランドライ
ンGNDを形成する電源回路23が搭載される。この電
源電圧Vccによりリアユニット10内の各回路系が動
作する。
【0037】上述したフロントユニット30のディスク
通過孔35を介してディスク挿脱孔15から装填された
ディスクは、ディスクプレーヤ部24において再生駆動
されることになる。詳細な説明は省くが、ディスクプレ
ーヤ部24としては、ディスクローディング機構、ディ
スク回転駆動機構、光学ピックアップ機構、サーボ機構
などディスク再生動作に必要な機構が形成されるととも
に、光学ピックアップ機構によりディスクから読みとら
れた情報をデコードするデコード回路系が搭載され、デ
ィスクから音声信号を再生することができる。ディスク
プレーヤ部24で再生された音声信号はアンプ部25に
送られ、増幅処理、イコライジングなどの音響処理、音
量レベル設定処理などが施されてリアユニット10から
出力される。そしてオーディオ接続コード17によりス
ピーカユニット92に送られ、スピーカユニット92か
ら音声として再生出力されることになる。
【0038】ディスクプレーヤ部24やアンプ部25の
動作制御はマイクロコンピュータにより形成されるコン
トローラ21によって行われる。またコントローラ21
は必要に応じて不揮発性メモリ22に対する情報の読出
/書込を行う。この不揮発性メモリ22には、処理プロ
グラム、処理定数、演算係数などが記憶されており(例
えば工場出荷前にファクトリープリセットとして記憶さ
れる)コントローラ21はユーザーの操作に応じて、不
揮発性メモリ22に保持されているプログラム、処理定
数、演算係数などを用いて、必要な動作制御を行うこと
になる。
【0039】一方、フロントユニット30には、前述の
ように操作部36、表示部37が設けられるが、この操
作部36、表示部37の動作はマイクロコンピュータに
より形成されるコントローラ38により制御される。
【0040】リアユニット10とフロントユニット30
が接合された状態では、コネクタ端子部11とコネクタ
端子部31が接続された状態となるが、コネクタ端子部
11,31内には、コントローラ21とコントローラ3
8の間での制御信号等の通信を行うための必要数の端子
から成る制御信号端子部11a、31aが形成される。
この制御信号端子部11a、31aが接続されることで
コントローラ21とコントローラ38との間で制御信号
通信ラインLsが形成され、各種信号の相互通信が実行
可能となる。即ち、ユーザーが操作部36を操作した場
合の操作情報は、コントローラ38からコントローラ2
1に送信され、コントローラ21はその操作情報に応じ
て、ディスクプレーヤ部24やアンプ部25の動作制御
を行う。例えばディスク再生動作やイコライジング制御
などが実行される。またコントローラ21は、ディスク
プレーヤ部24での再生状況に関する情報やディスクか
ら読み出された表示用の情報、さらにはアンプ部25の
動作に関する音量レベル、イコライジング状況等の表示
用の情報などについてコントローラ38に送信し、コン
トローラ38はそれらの表示用情報に応じて表示部37
の表示動作制御を行う。
【0041】またコネクタ端子部11,31内には、電
源電圧端子11b、31b、グランド端子11c、31
cが設けられ、端子部11b、31b及び端子部11
c、31cが接続されることで、フロントユニット30
の各回路部の動作電源として、電源回路23からの電源
電圧Vccが供給されることになる。
【0042】なお、コネクタ端子部11内には、コント
ローラ21が外部情報機器との間で通信を行うための必
要数の端子からなるインターフェース端子部11dが形
成されるが、フロントユニット30のコネクタ端子部3
1内にはこれに対応する端子部は形成されない。ただし
コネクタの形態として、コネクタ端子部31内において
インターフェース端子部11dの各端子と接続される端
子は形成されるが、それらはダミー端子とされる。
【0043】次にアダプタ50の内部構成、及び図4の
ようにリアユニット10、アダプタ50、フロントユニ
ット30が装着された状態での電気的接続形態を図8で
説明する。アダプタ50の内部には、外部機器として外
部コネクタ端子56に接続されるコンピュータ機器10
0との間で通信を行うためのインターフェース部58が
搭載される。またアダプタ50のコネクタ端子部51と
しては、制御信号端子部51a、電源電圧端子51b、
グランド端子51c、インターフェース端子部51dが
設けられる。またコネクタ端子部61としては、制御信
号端子部61a、電源電圧端子61b、グランド端子6
1cが設けられる。制御信号端子部51a、61aの端
子数は、リアユニット10及びフロントユニット30に
おける制御信号端子部11a、31aの端子数と同じと
なる。そして制御信号端子部51aと制御信号端子部6
1aとの間では、各対応端子間が接続されている。また
インターフェース端子部51dの端子数は、リアユニッ
ト10におけるインターフェース端子部11dの端子数
と同数となる。
【0044】図4のようにリアユニット10、アダプタ
50、フロントユニット30が接続されることで、図8
に示すように、リアユニット10とアダプタ50の間で
コネクタ端子部11とコネクタ端子部51が接続され
る。即ち制御信号端子部11aと制御信号端子部51
a、電源電圧端子11bと電源電圧端子51b、グラン
ド端子11cとグランド端子51c、インターフェース
端子部11dとインターフェース端子51dが接続され
る。さらにフロントユニット30とアダプタ50の間で
コネクタ端子部31とコネクタ端子部61が接続され
る。即ち制御信号端子部31aと制御信号端子部61
a、電源電圧端子31bと電源電圧端子61b、グラン
ド端子31cとグランド端子61cが接続される。
【0045】これにより、コントローラ21とコントロ
ーラ38との間の制御信号通信ラインLsは維持され、
操作情報や表示制御信号の通信は図1の接続の場合と同
様に実行可能とされる。また電源電圧Vccは電源回路
23からフロントユニット30内の各回路部にも供給さ
れる。さらに、アダプタ50内では、電源電圧端子51
b、61bの間の電源ライン、及びグランド端子51
c、61cの間のグランドラインが取り出されて、イン
ターフェース部58に対する電源電圧供給が行われる。
【0046】インターフェース部58は、コネクタ端子
部51におけるインターフェース端子部51dとリアユ
ニット10のインターフェース端子部11dが接続され
ることで、コントローラ21との間でインターフェース
ラインLioが形成されて通信可能とされている。従っ
て、外部コネクタ端子56に通信ケーブル93を介して
外部のコンピュータ機器100が接続されることで、イ
ンターフェース部58を介したコントローラ21と外部
コンピュータ機器100との間のデータ通信が可能とな
る。なお、この外部コンピュータ機器100とコントロ
ーラ21の通信方式は2線式や、クロックラインを有す
る3線式のシリアル通信方式、パラレル通信方式などの
ような形態でもよく、採用される通信方式によって外部
コネクタ端子56、インターフェース端子部11d、5
1dの形状や端子数、及びこれらの間の信号ライン数、
インターフェース部58の処理方式などが設定されるも
のである。
【0047】以上のような接続機構及び回路構成を持つ
本例の音響再生システムでは、次のような動作が可能と
なる。まず図1、図7に示した接続形態により、通常の
ディスク再生動作が可能となることは上述したとおりで
あるが、図4、図8に示す接続形態とされている間も、
操作部36からの操作に応じてディスク再生が行われた
り、表示部37の表示動作が行われるという通常のディ
スク再生動作は可能である。
【0048】そして図4、図8に示す接続形態が取ら
れ、さらに図4のようにコンピュータ機器100と接続
されることにより、コンピュータ機器100からコント
ローラ21に対して不揮発性メモリ22のデータ内容を
書き換えるための情報(以下、メモリ更新情報という)
を送信することができる。即ち、機器のバージョンアッ
プ、演算係数の変更、プログラムのバグの修正などの目
的のために不揮発性メモリ22の記憶内容を更新する必
要性が生じたときに、ユーザーはアダプタ50を用いて
音響再生装置1を図4、図8のように接続し、さらに自
動車内に持ち込んだラップトップタイプなどのパーソナ
ルコンピュータなどのコンピュータ機器100とアダプ
タ50を接続する。そしてコンピュータ機器100から
メモリ更新動作を起動し、メモリ更新情報をコントロー
ラ21に送信する。コントローラ21は、送信されてき
たメモリ更新情報に応じて不揮発性メモリの記憶内容を
書き換える。このような動作によってバージョンアップ
等のためのメモリ更新が手軽に実行できるようになる。
【0049】なお、例えばメモリ更新のための動作プロ
グラムをコントローラ21側で持っているようにし、操
作部36からの所定の操作によりそのメモリ更新プログ
ラムが起動されるようにしてもよい。この場合の所定の
操作とは、例えば再生キーと停止キーを同時に押すなど
のような、通常ではあり得ない組み合わせの操作キーの
操作とすれば、特に専用の操作キーを設けなくてもよい
ことになる。この場合、ユーザーはメーカー等から提供
されるバージョンアップ等のための情報を記憶したCD
−ROMもしくはフロッピーディスクをコンピュータ機
器10のディスクドライブに装填しておく。そして、コ
ントローラ21はメモリ更新プログラムに基づいてコン
ピュータ機器100に対してCD−ROMもしくはフロ
ッピーディスクからのメモリ更新情報の読出及び送信の
リクエストを送信する。それに応じてコンピュータ機器
100からはメモリ更新情報が送信されてくるが、コン
トローラ21はそのメモリ更新情報に応じて不揮発性メ
モリ22の更新を実行するという動作方式となる。
【0050】このように特にCD−ROMドライブ(も
しくはフロッピーディスクドライブ)を持たない音響再
生機器であっても、それらのドライブを追加装備するこ
となく、容易にバージョンアップ等のためのメモリ更新
が可能となる。そして、メモリ更新を実行するために外
部のコンピュータ機器100と接続する手段として、前
面パネル(フロントユニット30の前面)に外部機器用
のコネクタ端子を配さないでよく、外観デザイン的に支
障がないとともに、前面パネルにおける表示部や操作部
36のレイアウト、サイズ、操作キー数などの設定のた
めに、前面パネルの面積をフルに使用できることにな
る。またリアユニット10側に外部機器用のコネクタ端
子を設けるものではないので、当然ながら、外部のコン
ピュータ機器100と接続する際に自動車のフロントコ
ンソールFCからリアユニット10を取り外すといった
面倒もない。さらに、フロントユニット30の表示機
能、操作機能を使用できるため、メモリ更新時のユーザ
ーとの対話的な操作により、多様な更新処理が可能とな
る。
【0051】<第2の実施の形態>次に、図9から図1
1により、第2の実施の形態としての音響再生システム
を説明する。この例では、上記第1の実施の形態の例の
アダプタ50とは内部構成が異なるアダプタ50Aを用
いるものである。なお、上記第1の実施の形態例と同一
の機能部分は同一符号を付し、説明を省略する。
【0052】図10にアダプタ50Aの内部構成を示
す。このアダプタ50Aには、インターフェース部58
及び上記第1の実施の形態の例のアダプタ50と同様の
コネクタ端子部51,61、及び外部コネクタ端子56
の構造に加えて、CPU65(マイクロコンピュータ)
及び不揮発性メモリ66が搭載されていることを特徴と
している。
【0053】第1の実施の形態の例では、アダプタ50
をリアユニット10とっF30の間に接続し、例えば携
帯可能なパーソナルコンピュータを自動車内に持ち込ん
で不揮発性メモリ22の更新を行うようにしたが、本例
の場合は、例えば自動車内に運び入れることができない
デスクトップ型のパーソナルコンピュータや、ワークス
テーションなどの大型の情報機器を用いて不揮発性メモ
リ22の更新を実行できるようにしている。
【0054】即ち、まず図9及び図10に示すようにア
ダプタ50Aのみを例えばデスクトップ型のコンピュー
タ機器100などの設置してある場所に持ち込み、通信
ケーブル93によりアダプタ50Aとコンピュータ機器
100を接続する。この状態でコンピュータ機器100
からメモリ更新動作プログラムを起動し、メモリ更新情
報をアダプタ50Aに送信する。アダプタ50A側では
CPU65が、送信されてきたメモリ更新情報を不揮発
性メモリ66に記憶する。
【0055】なお、コンピュータ機器100からのメモ
リ更新情報読出のための動作プログラムをCPU65側
で持っているようにし、何らかの起動操作手段をアダプ
タ50Aに設けて、その操作によりそのメモリ更新プロ
グラムが起動され、コンピュータ機器100にメモリ更
新情報の読出及び送信のリクエストを送信するようにし
てもよい。そしてそれに応じてコンピュータ機器100
がCD−ROMの再生等を行ってメモリ更新情報を送信
してくるが、CPU65は送信されてきたメモリ更新情
報を不揮発性メモリ66に記憶することになる。
【0056】ところでこの第2の実施の形態の例の場
合、特に図示していないが図9の接続状態にあるときに
アダプタ50Aに動作電源電圧が供給される構成をとる
必要がある。例えば通信ケーブル93を介してコンピュ
ータ機器100側から電源供給がされるようにしたり、
もしくはアダプタ50Aが商用電源電圧の供給をうける
ための電源ケーブルを備えたり(着脱可能な電源アダプ
ターでもよい)、又はアダプタ50A内部に乾電池、充
電池などのバッテリーを内蔵してもよい。また、もしバ
ッテリーを内蔵した場合は、不揮発性メモリ66に代え
てD−RAM、S−RAMなどを用いることもできる。
【0057】図9、図10に示した接続状態での動作に
より、アダプタ50Aが不揮発性メモリ66にメモリ更
新情報を取り込んだら、続いてアダプタ50Aを自動車
内に持ち込み、図4の場合のように、リアユニット1
0、アダプタ50A、フロントユニット30を接続する
(この場合はパーソナルコンピュータ等のコンピュータ
機器100を接続する必要はない)。電気的な接続状態
は図11のようになる。
【0058】本例の場合は、アダプタ50Aの不揮発性
メモリ66に保持されているメモリ更新情報の読出のた
めの動作プログラムをコントローラ21が備えている。
そしてそのプログラムは操作部36の所定の操作により
起動されるようにしている。例えば操作部36にメモリ
更新動作起動のための専用キーを設けるか、もしくは通
常は行われない特殊操作(例えば再生キーと停止キーの
同時押し)を設定し、その操作に応じて起動されるよう
にする。
【0059】そのプログラムが起動されることによりコ
ントローラ21はCPU65に対してメモリ更新情報を
送信すべきリクエストを出し、それに応じて不揮発性メ
モリ66から読み出され、インターフェースラインLi
oを介して送信されてくるメモリ更新情報により、不揮
発性メモリ22の書換を実行することになる。
【0060】このような動作による第2の実施の形態の
場合、第1の実施の形態の例と同様の効果が得られるこ
とに加えて、特に外部のコンピュータ機器100を自動
車内に持ち込む必要はなくなり、より手軽にバージョン
アップ等のためのメモリ更新が実行できるようになる。
もちろん携帯不可能な大型のコンピュータ機器も利用で
きる。
【0061】<第3の実施の形態>次に、図12から図
14により、第3の実施の形態としての音響再生システ
ムを説明する。この例は、上記第2の実施の形態の例と
同様に、外部のコンピュータ機器を自動車内に持ち込ま
なくてもよい用にするものである。なお、上記第1又は
第2の実施の形態例と同一の機能部分は同一符号を付
し、説明を省略する。
【0062】この例では、図13に示すようにアダプタ
50Bとしては、第1の実施の形態の例におけるアダプ
タ50と同様の構成に加えて、コネクタ端子部61側に
インターフェース端子部61dを有するようにし、イン
ターフェース部58はインターフェース端子部61dを
介してフロントユニット30側と通信できるような構成
をとる。
【0063】またこの例におけるフロントユニット30
Bとしては、コントローラ38、操作部36、表示部3
7に加えて、不揮発性メモリ39を有するとともに、コ
ネクタ端子部31においてアダプタ50Bのインターフ
ェース端子部61dに対応する端子としてインターフェ
ース端子部31dが形成される。またこの場合、コント
ローラ38は、操作部36、表示部37に関する制御機
能及びリアユニット10との間の通信機能の他に、不揮
発性メモリ39の読出/書込機能、インターフェース3
1d、61dを介してインターフェース部58との通信
機能を備えることになる。さらに、インターフェース部
58を介して外部コンピュータ機器100との通信を行
い、メモリ更新情報の供給を受けるための動作プログラ
ムもコントローラ38が保持している。そのプログラム
は操作部36の特定の操作により起動される。
【0064】このような構成によるアダプタ50Bとフ
ロントユニット30について図13に示すように接続す
る。そして図12のように、このアダプタ50B及びフ
ロントユニット30を例えばデスクトップ型のコンピュ
ータ機器100などの設置してある場所に持ち込み、通
信ケーブル93によりアダプタ50Bの外部コネクタ端
子56とコンピュータ機器100を接続する。この状態
で操作部36の所定の操作(専用キーもしくは特殊操
作)によりメモリ更新情報読込プログラムが起動される
と、コントローラ38はコンピュータ機器100にCD
−ROM等からのメモリ更新情報の読出及び送信のリク
エストを送信する。そしてそれに応じてコンピュータ機
器100がCD−ROMの再生等を行ってメモリ更新情
報を送信してくるが、コントローラ38は送信されてき
たメモリ更新情報を不揮発性メモリ39に記憶すること
になる。
【0065】なお、この第3の実施の形態の例の場合
も、特に図示していないが図13の接続状態にあるとき
にアダプタ50B及びフロントユニット30Bに動作電
源電圧が供給される構成をとる必要がある。例えば通信
ケーブル93を介してコンピュータ機器100側から電
源供給がされ、その電源供給ラインがアダプタ50Bと
フロントユニット30B間の電源ライン及びグランドラ
インと接続されるようにする。もしくはアダプタ50B
かフロントユニット30Bの一方が、商用電源電圧の供
給をうけるための電源ケーブル(もしくは着脱可能な電
源アダプター)を備えたり、又はアダプタ50Bもしく
はフロントユニット30Bのいずれかの内部に乾電池、
充電池などのバッテリーを内蔵し、これらの電源ケーブ
ルもしくはバッテリーからの電源電圧が、電源ライン及
びグランドラインによりアダプタ50Bとフロントユニ
ット30Bの両方に供給されるようにしてもよい。もし
バッテリーを内蔵した場合は、不揮発性メモリ39に代
えてD−RAM、S−RAMなどを用いることもでき
る。
【0066】図12、図13に示した接続状態での動作
により、不揮発性メモリ39にメモリ更新情報が取り込
まれたら、続いてそのアダプタ50Bとフロントユニッ
ト30Bを自動車内に持ち込み、図4の場合のように、
リアユニット10、アダプタ50B、フロントユニット
30を接続する(ただしこの場合はパーソナルコンピュ
ータ等のコンピュータ機器100を接続する必要はな
い)。電気的な接続状態は図14のようになる。
【0067】本例の場合は、フロントユニット30Bの
不揮発性メモリ39に保持されているメモリ更新情報の
読出のための動作プログラムをコントローラ21が備え
ている。そしてそのプログラムは操作部36の所定の操
作(専用キー操作又は特殊操作:上記コンピュータ機器
100からのメモリ更新情報送信要求時と異なる操作と
しても、また同一の操作としてもよい)を設定し、その
操作に応じて起動されるようにする。
【0068】そのプログラムが起動されることによりコ
ントローラ21はインターフェースラインLioにより
コントローラ38に対してメモリ更新情報を送信すべき
リクエストを出し、それに応じて不揮発性メモリ39か
ら読み出され、インターフェースラインLioを介して
送信されてくるメモリ更新情報により、不揮発性メモリ
22の書換を実行することになる。
【0069】このような動作による第3の実施の形態の
場合、上述した第1の実施の形態及び第2の実施の形態
と同様の効果が得られる。なお、このような形態の場
合、不揮発性メモリ39に記憶したメモリ更新情報によ
り不揮発性メモリ22を更新する際に、アダプタ50B
を用いないようにすることも考えられる。つまり、図1
2のように接続して不揮発性メモリ39にメモり更新情
報を取り込んだ後、自動車内では図1のような通常の接
続形態とすることで不揮発性メモリ39に記憶したメモ
リ更新情報をリアユニット10側に送信し、不揮発性メ
モリ22を更新できるようにする方式である。
【0070】<第4の実施の形態>次に、図15から図
18により、第4の実施の形態としての音響再生システ
ムを説明する。この例は、上記各例とは異なり、不揮発
性メモリ22の更新動作の課程においてフロントユニッ
ト30は使用しなくてもよいようにしたものである。そ
して、特にこの例におけるアダプタ50Cは、フロント
ユニット30に対する接続機構はとられない。
【0071】この例では、リアユニット10及びフロン
トユニット30は、第1の実施の形態の例とほぼ同様の
構成がとられる。そして図15(a)に示すように通常
の使用時にはフロントユニット30がっR10に装着さ
れる。また使用しないときや後述するアダプタ50Cと
付け替える場合などには、図15(b)に示すようにフ
ロントユニット30を取り外すことができる。本例での
図16に示すアダプタ50Cは、図15(b)の状態の
リアユニット10に対して装着可能とされるが、アダプ
タ50Cを取り外すためのリリース機構としては、フロ
ントユニット30を取り外す場合と共通のリリーススイ
ッチ14が用いられればよい。つまり、アダプタ50C
においては、フロントユニット30と同一の位置にリリ
ースキー54a及びリリース突起54bが設けられれば
よい。
【0072】アダプタ50Cの形状としては、フロント
ユニット30と接続されないことを考えれば、当然なが
らアダプタ50C前面側には接続機構は不要となり、例
えば図16(a)に示すように前面位置に外部コンピュ
ータ機器100との接続のための外部コネクタ端子56
を配置することができる。背面側の形状としては、リア
ユニット10に対する着脱機構が設けられるものであ
り、図16(b)に示すように被係止部62、被係止突
起部63が形成され、また電気的接続のためのコネクタ
端子部61が設けられる。これらは図3(b)に示した
ものと同様のものとなる。そして図17に示すように、
フロントユニット30を外した状態でアダプタ50Cを
っR10の前面に装着することができる。
【0073】アダプタ50Cの内部構成は図18に示す
ようになる。即ち、第1の実施の形態の例におけるアダ
プタ50と概略同様に、コネクタ端子部51、インター
フェース部58、外部コネクタ端子56を有するが、フ
ロントユニット30側に対するコネクタ端子部は設けら
れず、また、コネクタ端子部51には、フロントユニッ
ト30とリアユニット10の制御信号通信を確保する制
御信号端子部は設けられない。
【0074】この例では、不揮発性メモリ22の更新処
理時には図17、図18に示すようにリアユニット10
にアダプタ50Cを装着する。そして図17のようにア
ダプタ50Cの外部コネクタ端子56に、通信ケーブル
93を用いてコンピュータ機器100(例えばラップト
ップ型パーソナルコンピュータ)を接続する。この状態
でコンピュータ機器100からメモリ更新動作プログラ
ムを起動し、メモリ更新情報をアダプタ50Cを介して
コントローラ21に送信する。コントローラ21は、送
信されてきたメモリ更新情報に応じて不揮発性メモリ2
2の記憶内容を書き換える。このような動作によってバ
ージョンアップ等のためのメモリ更新が実行できるよう
になる。
【0075】なお、メモリ更新動作プログラムをコント
ローラ21側で持っているようにするとともに、アダプ
タ50Cに何らかの起動操作部を設け、その操作により
メモリ更新プログラムが起動されるようにしてもよい。
メモリ更新プログラムが起動されると、コントローラ2
1はメモリ更新プログラムに基づいてコンピュータ機器
100に対してCD−ROM等からのメモリ更新情報の
読出及び送信のリクエストを送信する。それに応じてコ
ンピュータ機器100からはメモリ更新情報が送信され
てくるが、コントローラ21はそのメモリ更新情報に応
じて不揮発性メモリ22の更新を実行する
【0076】このような第4の実施の形態の例でも、第
1の実施の形態の例と同様の効果を得ることができる。
なお、第2の実施の形態のようにアダプタ50C内にC
PU及び不揮発性メモリを有するようにし、アダプタ5
0C単独でコンピュータ機器100と接続してメモり更
新情報を取り込み、その後アダプタ50Cのみをリアユ
ニット10に接続してメモり更新情報をコントローラ2
1に送信し、不揮発性メモリ22を更新させるようにす
ることもできる。
【0077】以上、各種の実施の形態の例を車載用のデ
ィスク再生装置に基づいて説明してきたが、本発明の音
響機器としては、CDプレーヤ、MDプレーヤなどの各
種音響ディスク再生装置、カセットテーププレーヤ、D
ATプレーヤなどのテープ再生装置、ラジオ等の放送受
信装置など、各種の音響機器として実現できる。また、
当然ながら車載用の機器に限られるものでもない。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、外部の情
報機器と接続できるアダプタ装置を音響装置本体部(リ
アユニット)に装着することで、音響装置本体部内のメ
モリ手段の更新を行うことができ、また、そのアダプタ
装置の接続時には、音響装置本体部とフロントユニット
の間にアダプタ装置が取り付けられるようにすること
で、アダプタ装置使用時にフロントユニットの機能(操
作機能及び表示機能)も生かすことができる。そして、
アダプタ装置を用いてメモり更新を実行できるようにす
ることで、フロントユニット及び音響装置本体部のいづ
れにも外部機器との通信を行う機構を設けなくてもよい
ことになる。これにより、フロントユニットの前面パネ
ルのデザインについて不利な点がなくなるとともに、操
作キーや表示部分の配置設定において設計自由度が増す
という利点が得られ、またメモリ更新時に音響装置本体
部を設置個所から取り外すといった面倒もなくなり、メ
モリ更新を手軽に実行できることになる。もちろん音響
装置内にCD−ROMドライブ等の機構を追加する必要
もない。
【0079】また、アダプタ装置に更新情報記憶手段が
設けられるか、もしくはフロントユニット内に更新情報
記憶手段が設けられるとともにアダプタ装置とフロント
ユニットの間で情報の送受信が可能とされる構成がとら
れるようにし、アダプタ装置が外部機器と接続された或
る時点で外部機器から受信したメモリ更新情報を更新情
報記憶手段に記憶できるようにするとともに、音響装置
本体部に着装された他の時点において、更新情報記憶手
段に記憶されていたメモリ更新情報を、制御手段に送信
することができるようにすることで、音響装置本体部の
配置された場所に持ち込むことのできない外部機器から
メモリ更新情報を得ることも可能となり、多様な使用形
態によりメモリ更新を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のフロントユニット
とリアユニットの装着状態の斜視図である。
【図2】第1の実施の形態においてリアユニットからフ
ロントユニットを外した状態の斜視図である。
【図3】第1の実施の形態のアダプタの斜視図である。
【図4】第1の実施の形態のリアユニット、アダプタ、
フロントユニットが装着された状態の斜視図である。
【図5】音響装置の自動車内での配置状態の説明図であ
る。
【図6】実施の形態の音響システムの着脱機構の説明図
である。
【図7】第1の実施の形態のフロントユニットとリアユ
ニットの接続時の構成のブロック図である。
【図8】第1の実施の形態のフロントユニット、アダプ
タ、リアユニット、外部機器の接続時の構成のブロック
図である。
【図9】第2の実施の形態のアダプタと外部機器の接続
時の斜視図である。
【図10】第2の実施の形態のアダプタと外部機器の接
続時の構成のブロック図である。
【図11】第2の実施の形態のフロントユニット、アダ
プタ、リアユニットの接続時の構成のブロック図であ
る。
【図12】第3の実施の形態のアダプタ、フロントユニ
ット、外部機器の接続時の斜視図である。
【図13】第3の実施の形態のアダプタ、フロントユニ
ット、外部機器の接続時の構成のブロック図である。
【図14】第3の実施の形態のフロントユニット、アダ
プタ、リアユニットの接続時の構成のブロック図であ
る。
【図15】第4の実施の形態のフロントユニットとリア
ユニットの斜視図である。
【図16】第4の実施の形態のアダプタの斜視図であ
る。
【図17】第4の実施の形態のアダプタ、リアユニッ
ト、外部機器の接続時の斜視図である。
【図18】第4の実施の形態のアダプタ、リアユニッ
ト、外部機器の接続時の構成のブロック図である。
【符号の説明】 1 音響再生装置、10 リアユニット、11,31,
51,61 コネクタ端子部、11a,31a,51
a、61a 制御信号端子部、11b,31b,51
b,61b 電源端子、11c,31c,51c,61
c グランド端子、11d,31d,51d,61d
インターフェース端子部、21,38 コントローラ、
22,39,66 不揮発性メモリ、23 電源回路、
24 ディスクプレーヤ部、25 アンプ部、30 フ
ロントユニット、36 操作部、37表示部、50,5
0A,50B,50C アダプタ、58 インターフェ
ース部、65 CPU、93 通信ケーブル、100
コンピュータ機器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号処理手段と、該音声信号処理手
    段の動作制御を行う制御手段と、該制御手段の処理動作
    に用いられる情報が記憶されるメモリ手段を有する音響
    装置本体部と、 前記音響装置本体部に対して着脱可能に形成されるとと
    もに、表示手段と、前記制御手段への操作信号出力を行
    うことのできる操作手段とを有するフロントユニット
    と、 前記音響装置本体部に対して着脱可能に形成されるとと
    もに、前記音響装置本体部に着装された状態で前記制御
    手段との間で情報の送受信を行うことのできる本体部送
    受信手段と、外部機器が接続された状態でその外部機器
    との間で情報の送受信を行うことのできる外部機器送受
    信手段を有するアダプタ装置と、 から構成され、 前記フロントユニットが前記音響装置本体部に着装され
    た状態で、前記制御手段は、前記操作手段からの操作信
    号入力に応じて前記音声信号処理手段の動作制御を行
    い、また前記表示手段に対して所要の表示動作制御を実
    行できるとともに、 前記アダプタ装置が前記音響装置本体部に着装された状
    態で、前記制御手段は、前記アダプタ装置が前記外部機
    器送受信手段を介して外部機器から受け取ったメモリ更
    新情報を、前記本体部送受信手段を介して受け取り、そ
    のメモリ更新情報に応じて前記メモリ手段に記憶されて
    いる情報内容の更新を行うことができるようにされてい
    ることを特徴とする音響システム。
  2. 【請求項2】 前記メモリ手段は不揮発性メモリである
    ことを特徴とする請求項1に記載の音響システム。
  3. 【請求項3】 前記アダプタ装置は、前記音響装置本体
    部に着装された状態でさらに前記フロントユニットを着
    装できるように形成されるとともに、 このアダプタ装置内には、前記音響装置本体部と前記フ
    ロントユニットの間に前記アダプタ装置が介在する状態
    で接続された際に、前記制御手段と前記操作手段との
    間、及び前記制御手段と前記表示手段との間での送受信
    可能状態を確保する信号ラインが設けられていることを
    特徴とする請求項1に記載の音響システム。
  4. 【請求項4】 前記アダプタ装置が前記音響装置本体部
    に着装され、かつ前記アダプタ装置と外部機器が接続さ
    れた状態において、前記アダプタ装置は、前記外部機器
    送受信手段により外部機器から受信したメモリ更新情報
    を、前記本体部送受信手段により前記制御手段に送信
    し、前記制御手段は、そのメモリ更新情報に応じて前記
    メモリ手段に記憶されている情報内容の更新を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の音響システム。
  5. 【請求項5】 前記アダプタ装置内に更新情報記憶手段
    が設けられ、 前記アダプタ装置は、外部機器と接続された時点で前記
    外部機器送受信手段により外部機器から受信したメモリ
    更新情報を前記更新情報記憶手段に記憶することができ
    るとともに、前記音響装置本体部に着装された時点にお
    いて、前記更新情報記憶手段に記憶されていたメモリ更
    新情報を、前記本体部送受信手段により前記制御手段に
    送信することができるようにされていることを特徴とす
    る請求項1に記載の音響システム。
  6. 【請求項6】 前記フロントユニット内に更新情報記憶
    手段が設けられるとともに、前記アダプタ装置と前記フ
    ロントユニットの間で情報の送受信が可能とされ、 前記アダプタ装置と前記フロントユニットが接続され、
    かつ前記アダプタ装置が外部機器と接続された時点で、
    前記アダプタ装置は前記外部機器送受信手段により外部
    機器から受信したメモリ更新情報を前記フロントユニッ
    トに送信して前記更新情報記憶手段に記憶させるととも
    に、 前記アダプタ装置と前記フロントユニットが前記音響装
    置本体部に着装された時点において、前記更新情報記憶
    手段に記憶されていたメモリ更新情報を、前記本体部送
    受信手段により前記制御手段に送信することができるよ
    うにされていることを特徴とする請求項1に記載の音響
    システム。
  7. 【請求項7】 音声信号処理手段、該音声信号処理手段
    の動作制御を行う制御手段、該制御手段の処理動作に用
    いられる情報が記憶されるメモリ手段を有する音響装置
    本体部と、この音響装置本体部に対して着脱可能に形成
    されるとともに、表示手段、前記制御手段への操作信号
    出力を行うことのできる操作手段を有するフロントユニ
    ットとから成る音響装置に対応するアダプタ装置とし
    て、 前記音響装置本体部に対して着脱可能に形成されるとと
    もに、前記音響装置本体部に着装された状態で前記制御
    手段との間で情報の送受信を行うことのできる本体部送
    受信手段と、 外部機器が接続された状態でその外部機器との間で情報
    の送受信を行うことのできる外部機器送受信手段とが設
    けられ、 前記音響装置本体部に着装された状態で、前記外部機器
    送受信手段を介して外部機器から受け取ったメモリ更新
    情報を、前記本体部送受信手段を介して前記制御手段に
    送信することができるように構成されていることを特徴
    とするアダプタ装置。
  8. 【請求項8】 前記音響装置本体部に着装された状態で
    さらに前記フロントユニットを着装できるように形成さ
    れるとともに、 前記音響装置本体部と前記フロントユニットの間に介在
    する状態で接続された際に、前記制御手段と前記操作手
    段との間、及び前記制御手段と前記表示手段との間での
    送受信可能状態を確保する信号ラインが設けられている
    ことを特徴とする請求項7に記載のアダプタ装置。
  9. 【請求項9】 更新情報記憶手段が設けられ、 外部機器と接続された時点で前記外部機器送受信手段に
    より外部機器から受信したメモリ更新情報を前記更新情
    報記憶手段に記憶することができるとともに、前記音響
    装置本体部に着装された時点において、前記更新情報記
    憶手段に記憶されているメモリ更新情報を、前記本体部
    送受信手段により前記制御手段に送信することができる
    ようにされていることを特徴とする請求項7に記載のア
    ダプタ装置。
  10. 【請求項10】 前記フロントユニットの間で情報の送
    受信が可能とされ、 前記フロントユニットが接続され、かつ外部機器と接続
    された或る時点で、前記外部機器送受信手段により外部
    機器から受信したメモリ更新情報を前記フロントユニッ
    トに送信することができるようにされていることを特徴
    とする請求項7に記載のアダプタ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007331751A (ja) * 2000-12-28 2007-12-27 Intel Corp 着脱可能で、使用可能なフェースプレートを持つオーディオシステム
JP2014139077A (ja) * 2006-08-18 2014-07-31 Delphi Technologies Inc 自動車用途のための軽量オーディオシステム

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