JPH10254531A - プラント監視装置 - Google Patents

プラント監視装置

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Publication number
JPH10254531A
JPH10254531A JP6902597A JP6902597A JPH10254531A JP H10254531 A JPH10254531 A JP H10254531A JP 6902597 A JP6902597 A JP 6902597A JP 6902597 A JP6902597 A JP 6902597A JP H10254531 A JPH10254531 A JP H10254531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
plant
database
operation terminal
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP6902597A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Sekiguchi
博文 関口
Itsuro Suzuki
逸郎 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6902597A priority Critical patent/JPH10254531A/ja
Publication of JPH10254531A publication Critical patent/JPH10254531A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない操作で目的の操作端ウインドウを表示
する。 【解決手段】 操作端指令信号カウント手段20は、操
作端指令入力がされたとき、操作端指令履歴データの実
行要求回数をカウントアップさせる。操作端データソー
ト手段22は、操作端指令履歴データの実行要求回数が
多い順に並び変える。高頻度操作端画面表示手段24
は、操作端指令履歴データベースに格納される実行要求
回数の多い順に識別可能にした複数の操作端ウィンドウ
をまとめて並べて出力装置6へ表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントの状態を
監視、操作しプラントを運転制御するプラント監視装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CRT画面上に操作端操作用ウィ
ンドウを表示するためには、メニュー画面より選択操作
を繰り返して操作端操作用ウィンドウを探し出し、画面
表示する手段と、目的とする操作端操作用ウィンドウに
表示されるタグナンバーを記憶しておき、そのタグナン
バーを入力装置等から直接入力することでCRT画面上
に表示する手段の2通りがあった。
【0003】上記手段の内で、操作端操作用ウィンドウ
の数が多ければ多いほど、後者の手段は難しく、かかる
場合には、メニュー画面から展開させる手段の方が得策
と考えられる。
【0004】図18は従来のプラント監視装置の基本構
成を示している。
【0005】プラント監視装置は、ユニット計算機8と
入力装置7と出力装置6とで構成されている。
【0006】ユニット計算機8は、プラントデータ管理
手段2とプラントデータベース3と、各機能実行手段4
とメニュー表示手段12とメニュー情報テーブル10と
を備え、CRT入出力装置は、出力装置6と入力装置7
からなっている。
【0007】上記構成で、ユニット計算機8では、プラ
ント1から送出される各種プロセス信号を一定周期毎に
取込む。取込んだ信号はプラントデータ管理手段2によ
って、プラントデータベース3に格納される。
【0008】一方、入力装置7を介して運転員からのメ
ニュー表示要求が受付られるとメニュー受付手段11を
介してメニュー表示手段12にメニュー表示指令が送ら
れる。メニュー表示手段12は、メニュー情報テーブル
10内の全ての情報をメニューとして出力装置6に表示
する。運転員は表示されたメニューの中から希望する機
能を選択し、入力装置7より指定する。
【0009】メニュー受付手段11は入力装置7より指
定された機能に応じて各機能実行手段4を起動させる。
【0010】各機能実行手段4は、要求された機能に応
じてプラントデータベース3よりデータを抽出、加工
し、要求された情報を出力する。
【0011】一方、入力装置7を介して運転員からのタ
グ番号入力要求が受付られると、タグ番号入力受付手段
13にタグ番号入力要求信号が送られる。
【0012】タグ番号入力受付手段13は、各機能実行
手段4を起動させる。各機能実行手段4は、要求された
機能に応じて操作端データベース5より要求されたタグ
番号の操作端操作用ウィンドウが属する系統画面番号を
取り出し、目的操作端表示系統画面表示手段14を介し
て要求されたタグ番号の操作端操作用ウィンドウが属す
る系統画面を出力装置6に出力する。
【0013】メニュー画面から展開する場合、目的とす
る操作端操作用ウィンドウをCRT画面上に表示するた
めには、次の手続きを必要とする。
【0014】まず、メニュー画面を表示させて、その画
面上で、グループ操作画面の項目を選択し、グループ操
作画面のメニューに移行する。グループ操作画面のメニ
ュー内で、目的とする操作端の属する系統を選択し、グ
ループ操作オーバービュー画面を表示する。
【0015】グループ操作オーバービュー画面が表示さ
れると、目的とする操作端操作用ウィンドウ名称を探索
し、その操作端操作用ウィンドウに属するグループを選
択して、グループ操作画面を表示し、目的の操作端操作
用ウィンドウを画面表示する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図18
に示す如くの従来のプラント監視装置は、操作端操作用
ウィンドウ数が増加すればするほど、特定の操作端操作
用ウィンドウを画面へ迅速に表示することは難しくな
り、迅速な監視・制御の妨げとなり、また、過大な操作
負担となるという問題がある。
【0017】例えば、目的の操作端操作用ウィンドウを
表示するために、4アクションの手続きをその都度踏ま
なければならなかった。また、複数のCRTオペレーシ
ョン装置を有するものについては、それぞれのCRTに
どの操作端操作用ウィンドウが表示されて、制御される
のかを一括管理することができなかった。
【0018】また、異常状態とする理由による札掛け操
作に関しては、サブウィンドウ内に表示される異常状態
を確認して札掛けをすることのみを行っていた。このた
め札掛けをする場合、その操作端操作用ウィンドウに割
り付いている画面へ一旦画面展開して、その画面で札掛
けモードにして、札掛け操作を行い、終了後、また、異
常一覧画面に画面展開して他に札掛けするべき操作端操
作用ウィンドウを探すといった作業を繰り返していた。
【0019】そこで、本発明は、運転員の過大な操作負
担を軽減すると共に、的確なプラント監視を可能とする
プラント監視装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プラ
ントから取込まれるプラントデータを加工してプラント
データベースへ格納するプラントデータ管理手段と、プ
ラントの操作端に関するウインドウ画面のデータを格納
する操作端データベースとを有して、各種操作端に関す
るウインドウ画面を出力装置に表示し、入力装置から対
話処理によって操作端指令入力をするプラント監視装置
において、前記出力装置に表示された操作端ウィンドウ
毎に実行要求回数を含む実行要求データを操作端指令履
歴データとして格納する操作端指令履歴データベース
と、前記出力装置に表示される操作端操作用ウィンドウ
で対話処理によって操作端指令入力がされたとき、前記
操作端指令履歴データベースへ通知して該当操作端ウィ
ンドウの前記操作端指令履歴データの実行要求回数をカ
ウントアップさせる操作端指令信号カウント手段と、実
行要求回数の高い操作端ウィンドウの表示要求を受付け
る高頻度操作端表示要求受付手段と、この手段により高
頻度操作端画面表示要求を受付ると前記操作端指令履歴
データに基づき実行要求回数の多い順に複数の操作端ウ
ィンドウを並べて出力装置へ表示させる高頻度操作端画
面表示手段とを設けるようにしたものである。この手段
によれば、操作端ウィンドウで操作端指令入力がされる
毎に該当する操作端ウィンドウ番号が操作端指令履歴デ
ータベースへ通知され、操作端指令履歴データの実行要
求回数がカウントアップされ、適宜、操作端指令履歴デ
ータの操作端ウィンドウ番号が実行要求回数の多い順に
並び変えられる。運転員によって、実行要求回数の高い
操作端ウィンドウの表示要求がされると、操作端指令履
歴データに基づいて実行要求回数の多い順にまとめて並
べた複数の操作端ウィンドウが表示される。これによっ
て、運転員が必要とする蓋然性の高い操作端ウィンドウ
が即座に表示され、従来のように少なくとも4アクショ
ンの操作をその都度しなければならなかったのに比べ運
転員の操作負担が軽減され、迅速な対応操作ができる。
【0021】請求項2の発明は、プラントから取込まれ
るプラントデータを加工してプラントデータベースへ格
納するプラントデータ管理手段と、プラントの操作端に
関するウインドウ画面のデータを格納する操作端データ
ベースとを有して、各種操作端に関するウインドウ画面
を出力装置に表示し、入力装置から対話処理によって操
作端指令入力をするプラント監視装置において、手動モ
ードの操作端操作用ウィンドウ番号を格納する操作端手
動モード抽出データベースと、前記プラントデータベー
スあるいは操作端データベースから手動モードの操作端
操作用ウィンドウを抽出して該当番号を前記操作端手動
モード抽出データベースへ格納する操作端ウィンドウ手
動モード抽出手段と、手動モードの操作端ウィンドウの
表示要求を受付ける操作端手動モード表示要求受付手段
と、この手段により手動モードの操作端ウィンドウの表
示要求を受付けると、前記操作端手動モード抽出データ
ベースに格納される手動モードの操作端ウィンドウを出
力装置へ表示させる操作端手動モード画面表示手段とを
設けるようにしたものである。この手段によれば、プラ
ントデータベースを探して現在手動モードの操作端操作
用ウィンドウの番号が抽出され、操作端手動モード抽出
データベースへ格納され、適宜、前記番号順に並び変え
られる。運転員によって手動モードの操作端ウィンドウ
の表示要求があると操作端手動モード抽出データベース
に格納される手動モード操作端操作用ウィンドウの番号
に基づいて前記番号順にまとめて並べて識別可能にした
複数の操作端操作用ウィンドウが表示される。これによ
って、操作端ウィンドウが手動モードのものが、直ちに
運転員へ知らされ、従来のように多数の操作を要したの
に比べ、迅速な対応操作ができ、運転員の負担も軽減で
きる。
【0022】請求項3の発明は、プラントから取込まれ
るプラントデータを加工してプラントデータベースへ格
納するプラントデータ管理手段と、プラントの操作端に
関するウインドウ画面のデータを格納する操作端データ
ベースとを有して、各種操作端に関するウインドウ画面
を出力装置に表示し、入力装置から対話処理によって操
作端指令入力をするプラント監視装置において、操作端
ウィンドウ上で操作指令入力された時刻を操作端ウィン
ドウ毎に要求順に格納する操作端選択データベースと、
各操作端の履歴データを格納する操作端履歴データベー
スと、前記プラントデータベースから各操作端の履歴デ
ータを取込み前記操作端履歴データベースへ格納する操
作端履歴データ格納手段と、操作端トレンドグラフ表示
要求を受付ける操作端トレンドグラフ表示要求受付手段
と、この手段からの操作端トレンドグラフ表示要求によ
り操作端選択データベースに格納される要求順の順序に
沿って操作端履歴データベースから対応する操作端履歴
データを抽出して出力装置へトレンドグラフ表示させる
操作端トレンドグラフ表示手段とを設けるようにしたも
である。この手段によれば、操作端ウィンドウ上で操作
指令入力がされた要求順に操作端選択データベースへ操
作端ウィンドウ番号が格納される。操作端トレンドグラ
フ表示要求があると、操作端選択データベースに格納さ
れる要求順に複数の操作端履歴データがトレンド表示さ
れる。これによって、運転員が過去どのような操作端か
らどのような操作をしたのかが判る。従って、従来、複
数の入力装置と出力装置を有して、操作指令入力される
場合に、各操作端の操作履歴を把握することが困難なこ
とがあったが、かかる問題が解消される。
【0023】請求項4の発明は、プラントから取込まれ
るプラントデータを加工してプラントデータベースへ格
納するプラントデータ管理手段と、プラントの操作端に
関するウインドウ画面のデータを格納する操作端データ
ベースとを有して、各種操作端に関するウインドウ画面
を出力装置に表示し、入力装置から対話処理によって操
作端指令入力をするプラント監視装置において、前記出
力装置に表示された操作端ウィンドウ毎に実行要求回数
を含む操作端指令履歴データを格納する操作端指令履歴
データベースと、前記出力装置に表示される操作端操作
用ウィンドウで対話処理によって操作端指令入力がされ
たとき、操作端指令履歴データベースへ通知して該当操
作端ウィンドウの前記操作端指令履歴データの実行要求
回数をカウントアップさせる操作端指令信号カウント手
段と、実行要求回数の高い操作端ウィンドウの表示要求
を受付ける高頻度操作端表示要求受付手段と、この手段
により高頻度操作端画面表示要求を受付ると前記操作端
指令履歴データベースに格納される実行要求回数の多い
順に複数の操作端ウィンドウをまとめて並べた高頻度操
作端表示メニュー画面を出力装置へ表示させる高頻度操
作端メニュー画面表示手段と、前記高頻度操作端メニュ
ー画面で任意に選択された操作端ウィンドウから操作端
指令を入力する入力受付手段と、操作端ウィンドウ番号
から操作端データベースを参照して選択された操作端を
系統的に表示する操作用系統図と選択された操作端操作
用ウィンドウとを表示する目的操作端表示系統画面表示
手段とを設けるようにしたものである。この手段によれ
ば、操作端ウィンドウで操作端指令入力がされる毎に該
当する操作端ウィンドウ番号が操作端指令履歴データベ
ースへ通知され、操作端指令履歴データの実行要求回数
がカウントアップされ、適宜、操作端指令履歴データの
操作端ウィンドウ番号が実行要求回数の多い順に並び変
えられる。運転員によって、実行要求回数の高い操作端
ウィンドウの表示要求がされると、操作端指令履歴デー
タに基づいて実行要求回数の多い順にまとめて並べた複
数の操作端ウィンドウメニューが表示される。この操作
端ウィンドウメニューの中から選択がされると選択信号
によって操作端ウィンドウ番号が抽出され、選択された
操作端ウィンドウが表示される。これにより、運転員が
必要とする蓋然性の高い頻度で使用された順で操作端ウ
ィンドウメニューが表示されるので、即座に必要とする
操作端ウィンドウ番号が判る。さらに、操作端ウィンド
ウメニューの中から選択すると目的の操作端ウィンドウ
が表示される。従って、運転員の求める操作端ウィンド
ウが即座に表示でき、迅速な操作ができる。
【0024】請求項5の発明は、プラントから取込まれ
るプラントデータを加工してプラントデータベースへ格
納するプラントデータ管理手段と、プラントの操作端に
関するウインドウ画面のデータを格納する操作端データ
ベースとを有して、各種操作端に関するウインドウ画面
を出力装置に表示し、入力装置から対話処理によって操
作端指令入力をするプラント監視装置において、前記出
力装置に表示された操作端ウィンドウ毎に実行要求時刻
を操作端指令履歴データとして格納する操作端指令履歴
データベースと、前記出力装置に表示される操作端操作
用ウィンドウで対話処理によって操作端指令入力がされ
たとき、操作端指令履歴データベースへ通知して該当操
作端ウィンドウの前記操作端指令履歴データの実行要求
時刻を記憶する操作端指令信号カウント手段と、最近使
用操作端ウィンドウメニューの表示要求を受付ける最近
使用操作端メニュー表示要求受付手段と、この手段によ
り最近使用操作端画面表示要求を受付ると前記操作端指
令履歴データベースに格納される実行要求時刻の新しい
順に並べられた操作端ウィンドウ番号を含むメニューを
最近使用操作端表示メニュー画面として出力装置へ表示
させる最近使用操作端画面表示手段と、前記最近使用操
作端メニュー画面で任意に選択された操作端ウィンドウ
から操作端指令を入力する入力受付手段と、操作端ウィ
ンドウ番号から操作端データベースを参照して選択され
た操作端を系統的に表示する操作用系統図と選択された
操作端操作用ウィンドウを表示する目的操作端表示系統
画面表示手段とを設けるようにしたものである。この手
段によれば、操作端ウィンドウで操作端指令入力がされ
る毎に該当する操作端ウィンドウ番号が操作端指令履歴
データベースへ通知され、操作端指令履歴データの操作
端ウィンドウ番号の実行要求時刻が更新され、適宜、操
作端指令履歴データの操作端ウィンドウ番号が実行要求
時刻の新しい順に並び変えられる。運転員によって、実
行要求時刻の新しい操作端ウィンドウメニューの表示要
求がされると、操作端指令履歴データに基づいて実行要
求時刻の新しい順にまとめて並べた最近使用操作端ウィ
ンドウメニューが表示される。この最近使用操作端ウィ
ンドウメニューの中から選択がされると選択信号によっ
て操作端ウィンドウ番号が抽出され、選択された操作端
ウィンドウが表示される。これにより、運転員が必要と
する蓋然性の高い最近使用された順で操作端ウィンドウ
メニューが表示されるので、即座に必要とする操作端ウ
ィンドウ番号が判る。さらに、操作端ウィンドウメニュ
ーの中から選択すると目的の操作端ウィンドウが表示さ
れる。従って、運転員の求める操作端ウィンドウが即座
に表示でき、迅速な操作ができる。
【0025】請求項6の発明は、プラントから取込まれ
るプラントデータを加工してプラントデータベースへ格
納するプラントデータ管理手段と、プラントの操作端に
関するウインドウ画面のデータを格納する操作端データ
ベースとを有して、各種操作端に関するウインドウ画面
を出力装置に表示し、入力装置から対話処理によって操
作端指令入力をするプラント監視装置において、前記プ
ラントデータベースから異常な操作端を抽出する異常状
態操作端抽出手段と、異常状態一覧画面表示要求がある
と、前記異常状態操作端抽出手段によって抽出され、異
常状態の操作端を一覧表示させる異常状態一覧表示画面
表示手段と、札掛け一覧表示要求があると、操作端デー
タベースを参照して札掛けした操作端を抽出する札掛け
操作端抽出手段と、この手段によって抽出された札掛け
状態操作端の一覧表示を出力装置へ出力する札掛け一覧
表示手段と、前記出力装置へ出力される前記異常状態の
操作端の一覧表示または前記札掛け状態の操作端一覧表
示において選択された操作端を受付けて札掛け設定ウィ
ンドウ表示を表示させ、札掛け設定あるいは変更をする
札掛け設定ウィンドウ表示手段とを設けるようにしたも
のである。この手段によれば、異常状態一覧表示要求が
あると異常状態の操作端を一覧表示がされる。また、札
掛け一覧表示要求があると、札掛けした操作端の一覧表
示がされる。これらのいずれかの一覧表示画面上で、操
作端の選択がされると、札掛け設定ウィンドウ画面が表
示され札掛けの設定や変更ができる。これにより、少な
い操作回数で異常状態による札掛けをまとめて設定した
り、変更できるので、迅速な処理ができ、運転員の操作
負担が軽減できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0027】図1は、本発明の第1実施の形態を示すプ
ラント監視装置の構成図である。
【0028】図1において、従来技術を示す図18と異
なる主な点は、図18の手段に操作端指令信号カウント
手段20と操作端指令履歴データベース21と操作端デ
ータソート手段22と高頻度操作端表示要求受付手段2
3と高頻度操作端画面表示手段24とを追設したことで
ある。
【0029】上記構成で、ユニット計算機8では、プラ
ント1から送出される各種プロセス信号を一定周期毎に
取込む。取込んだ信号はプラントデータ管理手段2によ
って、プラントデータベース3に格納される。
【0030】運転員が出力装置6と入力装置7との間で
対話処理を行い、出力装置6へ系統図画面またはグルー
プ操作画面を表示させる。または、出力装置6へ表示さ
れる操作端シンボルをタッチ選択して操作端操作用ウィ
ンドウを表示させる。これらの各状態で、操作指令入力
ボタンが選択され、かつ、入力装置7から実行キーが押
されると操作端指令入力が操作端指令信号カウント手段
20へ通知される。
【0031】操作端指令信号カウント手段20は、図2
に示す処理を実行し、入力装置7より実行キーの通知を
受けると操作端指令入力として該当する操作端操作用ウ
ィンドウのタグ番号を求める(S1,S2)。そして、
図3に示す操作端指令履歴データベース21上の該当す
る操作端操作用ウィンドウのタグ番号に対応した実行要
求回数をカウントアップする(S3)。
【0032】この図3に示す操作端指令履歴データベー
ス21には、タグ番号エリア21aと実行要求回数エリ
ア21bと要求最新時刻エリア21c等がある。
【0033】操作端データソート手段22では、操作端
指令履歴データベース21に記憶された操作端操作用ウ
ィンドウのタグ番号を実行要求回数でソートし実行要求
回数の多い順、つまり、使用頻度の高い順にタグ番号を
並び変える。
【0034】次に、運転員により入力装置7を介して高
頻度操作端画面表示の表示要求が行われると、高頻度操
作端表示要求受付手段23が要求信号を受付けて高頻度
操作端画面表示手段24へ通知する。
【0035】高頻度操作端画面表示手段24によって、
高頻度操作端表示要求受付手段23からの要求信号を受
取ると、操作端データソート手段22により実行回数の
多い順にタグ番号を並び変えられたデータが操作端指令
履歴データベース21から取出される。そして、高頻度
操作端画面表示手段24は、出力装置6に、図4に示す
ように、イメージで高頻度操作端画面53を表示する。
【0036】この図4に示す高頻度操作端画面53に
は、1頁に8サブウィンドウが使用頻度の多い順に表示
され、1サブウィンドウには、上端に操作端名が表示さ
れ下に開閉等の入力が表示されこの画面から操作端指令
入力ができる。そして、全体が複数の頁からなって、
「前頁」「後頁」「消去」が画面上で実行できるように
なっている。
【0037】以上のように、第1実施の形態によれば過
去の一定時間内における運転員の操作端操作用ウィンド
ウ表示、操作回数をカウントし使用頻度の高い順に画面
上に並べて表示させることにより頻繁に使用されている
操作端操作用ウィンドウをまとめて表示、操作でき、し
かも、1アクションで表示でき、運転員の負担軽減、プ
ラント監視・制御の効率向上を図ることができる。
【0038】図5は、本発明の第2実施の形態を示すプ
ラント監視装置の構成図である。
【0039】図5において、従来技術を示す図18と異
なる主な点は、図18に操作端データソート手段22と
操作端手動モード抽出データベース30と操作端手動モ
ード表示要求受付手段31と操作端手動モード画面表示
手段32と操作端ウィンドウ手動モード抽出手段33と
を追設したことである。
【0040】以上の構成で、運転員による出力装置6と
入力装置7との対話処理において、系統図画面またはグ
ループ操作画面を表示させた後に、操作端シンボルがタ
ッチ選択されると、入力装置7に操作端操作用ウィンド
ウが表示される。ここで、操作端手動モードボタンが選
択され、さらに、入力装置7にて実行キーが押される
と、操作端ウィンドウ手動モード抽出手段33によって
プラントデータベース3上に格納されている操作端情報
のうち現在手動モードにある操作端操作用ウィンドウの
みが抽出され、図6に示す操作端手動モード抽出データ
ベース30へ格納される。この図6に示す操作端手動モ
ード抽出データベース30は、現在手動モードにある操
作端ウィンドウ番号が格納されている。
【0041】操作端データソート手段22では、図6に
示す操作端手動モード抽出データベース30に格納され
ている手動モードのみの操作端情報を適宜タグ番号順に
並び変える。
【0042】運転員が入力装置7より操作端手動モード
表示要求を行うと、その信号が操作端手動モード表示要
求受付手段31に通知され、操作端手動モード画面表示
手段32に渡される。
【0043】操作端手動モード画面表示手段32では、
操作端手動モード表示要求受付手段31からの表示要求
番号を受け、操作端データソート手段22によってタグ
番号順に並び変えたデータを操作端手動モード抽出デー
タベース30から受取る。そして、操作端手動モード画
面表示手段32は各機能実行手段4を起動させプラント
データベース3と操作端データベース5から操作端操作
用ウィンドウ情報を生成させる。生成された操作端操作
用ウィンドウ情報はグループ操作画面同様に画面上に8
操作端操作用ウィンドウずつ多頁に渡って出力装置6に
図4に示すと同様にイメージで画面を表示する。
【0044】以上、第2実施の形態によれば運転員の操
作端操作用ウィンドウの実行履歴を記憶し、計算機自動
モードでない手動モードの操作端に対応する操作端操作
用ウィンドウを抜き出して両面上に表示することによ
り、現在手動モードにある操作端操作用ウィンドウを即
座に表示することができる。従って、操作端操作用ウィ
ンドウを操作するべきかあるいは計算機自動モードにす
べきか等の判断を明確に把握でき運転員の負担の軽減、
プラント監視・制御の効率向上を図ることができる。
【0045】図7は、本発明の第3実施の形態を示すプ
ラント監視装置の構成図である。
【0046】図7において、従来技術を示す図18と異
なる主な点は、操作端データソート手段22と操作端履
歴データベース40と操作端選択データベース41と操
作端トレンドグラフ表示要求受付手段42と操作端トレ
ンドグラフ表示手段43とを追設したことである。
【0047】以上の構成で、操作端履歴を時間順にトレ
ンド表示する処理がされる。ここで述べる操作端履歴と
は、複数のCRTにおいて系統図画面またはグループ操
作画面を表示させ選択した操作端を記憶し、その操作端
の動作状況を時々刻々保存しトレンド表示するデータを
指す。
【0048】まず、運転員が複数のCRTへ系統図画面
またはグループ操作画面を各表示させ、操作端シンボル
をタッチ選択して操作端操作用ウィンドウを表示させ
る。そして、操作ボタンが選択された時点で、その操作
端操作用ウィンドウのタグ番号および選択した時点の時
刻が、図8に示すように、操作端選択データベース41
へ要求順に格納される。
【0049】図8に示す操作端選択データベース41に
は、タグ番号エリア41aと選択要求時間エリア41b
がある。
【0050】操作端履歴データベース40は、図9に示
すようにタグ番号エリア40aと状態値を時系列に格納
するエリア40bとからなり、全ての操作端の現在値を
周期的にプラントデータベース3より取込み操作端の履
歴データを保存する。
【0051】操作端データソート手段22は、操作端選
択データベース41に記憶された操作端のタグ番号を選
択時間順にソートする。
【0052】運転員により入力装置7から操作端トレン
ドグラフ表示要求が行われると操作端トレンドグラフ表
示要求受付手段42で受けられ、その信号が操作端トレ
ンドグラフ表示手段43に通知される。
【0053】操作端トレンドグラフ表示手段43は、操
作端データソート手段22によりソートされたタグ番号
を基に操作端履歴データベース40よりそのタグ番号に
対する履歴データを取出し操作端トレンドグラフ表示手
段43へ渡す。
【0054】操作端トレンドグラフ表示手段43は、操
作端トレンドグラフ表示要求受付手段42からのトレン
ド表示要求を受けて操作端データソート手段22でソー
トされたタグ番号に関する履歴データのトレンドグラフ
画面を、図10に示すように、イメージで出力装置6に
表示する。
【0055】図10に示す操作端のトレンドグラフ画面
44には、時間を横軸として、上下に分割して複数のグ
ラフ画面44aを設け、各グラフ画面にトレンドグラフ
とタグ番号と操作端名称と現在値44bとが表示されて
いる。さらに、スクロール44c,44dにより画面が
スクロールできる。
【0056】以上、第3実施の形態によれば複数のCR
Tより操作端操作用ウィンドウを操作する場合に、時系
列に操作端の動作状況をトレンドグラフ表示することに
よりどの操作端がど時点で選択され、また実行されたか
が容易に判断、監視することが可能でありプラント制御
の監視性向上を図ることができる。
【0057】図11は本発明の第4実施の形態を示すプ
ラント監視装置の構成図である。
【0058】図11において、従来技術を示す図18と
異なる主な点は、操作端指令信号カウント手段20と操
作端指令履歴データベース21と操作端データソート手
段22と高頻度操作端メニュー表示要求受付手段50と
高頻度操作端メニュー画面表示手段51と高頻度操作端
メニュー選択表示手段52とを追設したことである。
【0059】まず、運転員による対話処理によりCRT
において、系統図画面またはグループ操作画面を表示さ
せる。そして、操作端シンボルがタッチ選択されて操作
端操作用ウィンドウが表示され操作指令入力ボタンが押
下される。そして、入力装置7から実行キーが押される
と、操作端指令信号カウント手段20によって選択され
た操作端操作用ウィンドウのタグ番号と実行要求回数と
がカウントされ操作端指令履歴データベース21へ格納
される。
【0060】また、所定時または適宜、操作端データソ
ート手段22により操作端指令履歴データベース21に
記憶された操作端操作用ウィンドウのタグ番号が実行要
求回数によりソートされ実行要求回数の多い順、つま
り、使用頻度の高い順にタグ番号が並び変えられる。
【0061】次に、入力装置7より高頻度操作端表示メ
ニューの表示要求がされると、高頻度操作端メニュー表
示要求受付手段50によって要求信号が受けられ高頻度
操作端メニュー画面表示手段51へ通知される。
【0062】高頻度操作端メニュー表示要求受付手段5
0からの要求信号が高頻度操作端メニュー画面表示手段
51によって受取ると、高頻度操作端メニュー画面表示
手段51は、実行回数の多い順にタグ番号を並び変えた
データが取出され、各機能実行手段4によりプラントデ
ータベース3と操作端データベース5からタグ番号に該
当する操作端操作用ウィンドウメニューが生成され出力
装置6へ出力される。
【0063】図12は、出力装置6へ表示されるメニュ
ー形式の高頻度操作端画面53の一例を示しタグ番号エ
リア53aと操作端名称エリア53b等があり、実行要
求回数の多い順にNo.1から表示される。
【0064】また、出力装置6に表示された高頻度操作
端表示メニューの中から任意の操作端操作用ウィンドウ
メニューが入力装置7により選択されると、選択信号が
高頻度操作端メニュー選択表示手段52に入力される。
【0065】次に、高頻度操作端メニュー選択表示手段
52では、選択信号をタグ番号入力受付手段13に通知
し、タグ番号入力受付手段13は、各機能実行手段4を
起動する。
【0066】各機能実行手段4では、タグ番号入力受付
手段13から受取ったタグ番号をキーとし、操作端操作
用ウィンドウが割り付いている系統図画面番号を操作端
データベース5より取出し、目的操作端表示系統画面表
示手段14へ渡す。
【0067】目的操作端表示系統画面表示手段14で
は、各機能実行手段4から受取ったタグ番号及び系統図
画面番号により、選択された操作端操作用ウィンドウが
割り付いている系統図画面54を出力装置6へ図示12
に示すように表示させると共に、選択された操作端操作
用ウィンドウを図12に示すようなイメージで系統図画
面上に表示させる。
【0068】このような第4実施の形態によれば過去の
一定時間内における運転員の操作端操作用ウィンドウ表
示、操作回数をカウントし使用頻度の高い順にメニュー
表示させて、その中で選択することにより目的操作端操
作用ウィンドウをスムーズに表示でき運転員の負担軽
減、プラント監視・制御の効率向上を図ることができ
る。
【0069】図13は、本発明の第5実施の形態を示す
プラント監視装置の構成図である。
【0070】図13において、従来技術を示す図18と
異なる主な点は、操作端指令信号カウント手段20と操
作端指令履歴データベース21と操作端データソート手
段22と最近使用操作端メニュー表示要求受付手段60
と最近使用操作端メニュー表示手段61と最近使用操作
端メニュー選択受付手段62とを追設したことである。
【0071】以上の構成で、運転員による対話処理によ
ってCRTにおいて、系統図画面またはグループ操作画
面が表示され、操作端シンボルがタッチ選択されて操作
端操作用ウィンドウが表示される。そして、操作入力ボ
タンが選択され入力装置7から実行キーが押されると、
操作端指令信号カウント手段20により選択された操作
端操作用ウィンドウのタグ番号と実行要求時刻とが操作
端指令履歴データベース21へ格納される。
【0072】操作端データソート手段22では、操作端
指令履歴データベース21に記憶された操作端操作用ウ
ィンドウのタグ番号を実行要求時刻の新しい順、つま
り、運転員が最近使用した順にタグ番号を並び変える。
【0073】ここで、運転員によって入力装置7から最
近使用操作端表示メニューの表示要求がされると、最近
使用操作端メニュー表示要求受付手段60により要求信
号が受けられ最近使用操作端メニュー表示手段61へ通
知される。
【0074】最近使用操作端メニュー表示手段61で
は、最近使用操作端メニュー表示要求受付手段60から
の要求信号を受取ると、操作端データソート部22によ
り実行要求時刻順にタグ番号を並び変えたデータが取出
され、各機能実行手段4によりタグ番号に該当する操作
端操作用ウィンドウ情報をプラントデータベース3と操
作端データベース5から生成し、出力装置6へ図12に
示すと同様にイメージで最近使用操作端表示メニューを
表示する。
【0075】次に、出力装置6に表示された最近使用操
作端表示メニューから任意の操作端操作用ウィンドウを
入力装置7により選択すると、選択信号が最近使用操作
端メニュー選択受付手段62に入力される。
【0076】最近使用操作端メニュー選択受付手段62
では、選択信号をタグ番号入力受付手段13に通知し、
各機能実行手段4を起動する。各機能実行手段4では、
タグ番号入力受付手段13から受取ったタグ番号をキー
とし、操作端操作用ウィンドウが割り付いている系統図
画面番号を操作端データベース5より取出し、目的操作
端表示系統画面表示手段14へ渡す。
【0077】目的操作端表示系統画面表示手段14で
は、各機能実行手段4から受取ったタグ番号及び系統図
画面番号により、選択された操作端操作用ウィンドウが
割り付いている系統図画面を出力装置6へ表示させると
共に、選択された操作端操作用ウィンドウを系統図画面
上に表示させる。
【0078】このように第5実施の形態によれば運転員
の操作端操作用ウィンドウ実行履歴を記憶し、操作実行
時間順にメニュー表示させて、その中で選択することに
より運転員が最近操作した操作端操作用ウィンドウの割
り付いている画面と操作端操作用ウィンドウ自身を表示
することができる。従って、運転員の負担軽減、プラン
ト監視・制御の効率向上を図ることができる。
【0079】図14は、本発明の第6実施の形態を示す
プラント監視装置の構成図である。
【0080】図14において、従来技術を示す図18と
異なる主な点は、操作端指令履歴データベース70と異
常状態操作端抽出手段71と異常状態一覧表示要求受付
手段72と異常状態一覧表示画面表示手段73と札掛け
操作端抽出手段74と札掛け一覧表示要求受付手段75
と札掛け一覧表示手段76と一覧選択操作端受付手段7
7と札掛け設定ウィンドウ表示手段78とを追設したこ
とである。
【0081】以上の構成で、運転員により入力装置7か
ら異常状態一覧画面表示要求を行うと、その信号が異常
状態一覧表示要求受付手段72から受けられ、異常状態
一覧表示画面表示手段73へ通知される。一方、異常状
態操作端抽出手段71では、操作端操作用ウィンドウに
係わる異常が発生した場合に異常状態信号をプラントデ
ータベース3より抽出する。
【0082】異常状態一覧表示画面表示手段73は、異
常状態一覧表示要求受付手段72からの表示要求がある
と異常情報を有する操作端操作用ウィンドウの一覧表示
を図15のように表示する。この図15に示す異常状態
表示例79は、タグ番号エリア79a、操作端名称エリ
ア79b、異常状態エリア79c、札掛け状況エリア7
9dで構成されている。
【0083】一方、札掛け操作端抽出手段74では、操
作端操作用ウィンドウを札掛けした場合に札掛け状態信
号を格納する操作端データベース5から札掛け情報を抽
出する。
【0084】運転員が入力装置7より、札掛け一覧表示
要求を行うと、その信号を札掛け一覧表示要求受付手段
75で受け、札掛け一覧表示手段76へ通知する。
【0085】札掛け一覧表示手段76は、札掛け状態情
報を有する操作端操作用ウィンドウの一覧表示画面を図
16に示す札掛け一覧表示例80の如く表示する。
【0086】図16に示す札掛け一覧表示例80は、タ
グ番号エリア80a、操作端名称80b、札エリア80
c、札掛け理由エリア80d、異常/正常エリア80e
から構成されている。
【0087】上記異常状態一覧表示または札掛け一覧表
示画面において、運転員が入力装置7より一覧表示中に
ある操作端表示名称が選択されると、その選択された操
作端のタグ番号が一覧選択操作端受付手段77で受けら
れ、札掛け設定ウィンドウ表示手段78へ通知する。
【0088】札掛け設定ウィンドウ表示手段78では、
一覧選択操作端受付手段77からの選択情報によってそ
の操作端操作用ウィンドウの札掛けを設定する札掛け設
定ウィンドウを、図17に示すように、イメージで表示
する。この図17に示す札掛け設定ウィンドウ表示例8
1には、タグ番号エリア81a、操作端名称エリア81
b、札掛け理由エリア81c、実行入力エリア81d、
解除入力エリア81e、取消入力エリア81f等があ
る。
【0089】表示された札掛け設定ウィンドウの中にあ
る「解除」「実行」を選択することにより札掛け設定、
解除を行う。札掛けを行う場合は、まず札掛け設定ウィ
ンドウの中の札掛け理由(「異常状態項目による」ある
いは「その他」のエリア)を選択してから行う。
【0090】以上、第6実施の形態によれば異常状態一
覧および札掛け一覧から任意の操作端を選択することに
より札掛け設定ウィンドウを表示させ札掛けの設定、解
除をタイミング良く、まとめて行うことができ運転員の
負担の軽減、プラント監視・制御の効率向上を図ること
ができる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、実行要求回数の多い順にまとめて並べた複数の操
作端ウィンドウを表示するので、運転員が必要とする蓋
然性の高い操作端ウィンドウを即座に表示でき、従来の
ように少なくとも4アクションの操作をその都度しなけ
ればならなかったのに比べ運転員の操作負担が軽減さ
れ、迅速な対応操作ができる。
【0092】請求項2の発明によれば、手動モードの操
作端を番号順にまとめて並べて識別可能にした操作端ウ
ィンドウを表示するので、操作端が手動モードのものが
直ちに運転員へ知らされ、従来のように多数の操作を要
したのに比べ、迅速な対応操作ができ、運転員の負担も
軽減できる。
【0093】請求項3の発明によれば、操作端ウィンド
ウ上で操作指令入力がされた選択要求順に複数の操作端
履歴データをトレンド表示するので、運転員が過去どの
ような操作端からどのような操作をしたのかが判り、従
来、複数の入力装置と出力装置を有して、各操作端の操
作履歴を把握することが困難なことがあったが、かかる
問題を解消できる。
【0094】請求項4の発明によれば、実行要求回数の
多い順にまとめて並べた複数の操作端ウィンドウメニュ
ーを表示し、かつ、操作端ウィンドウメニューの中から
選択した操作端ウィンドウを表示するので、運転員が必
要とする目的の操作端ウィンドウを表示でき、迅速な操
作ができる。
【0095】請求項5の発明によれば、実行要求時刻の
新しい順にまとめて並べた最新使用操作端ウィンドウメ
ニューを表示し、選択された操作端ウィンドウを表示す
るので、即座に目的の操作端ウィンドウを表示でき、運
転員の求める操作端ウィンドウが即座に表示でき、迅速
な操作ができる。
【0096】請求項6の発明によれば、異常状態一覧表
示と札掛け一覧表示とのいずれかの一覧表示画面上で、
操作端の選択をすると札掛け設定ウィンドウ画面を表示
するので、少ない操作回数で異常状態による札掛けをま
とめて設定したり、変更でき、迅速な処理ができ、運転
員の操作負担が軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示すプラント監視装
置の構成図である。
【図2】図1のプラント監視装置に備える操作端指令信
号カウント手段の処理を示すフローチャートである。
【図3】図1のプラント監視装置に備える操作端指令履
歴データベースの構成図である。
【図4】第1実施の形態及び第2実施の形態の画面表示
例である。
【図5】本発明の第2実施の形態を示すプラント監視装
置の構成図である。
【図6】図5のプラント監視装置に備える操作端手動モ
ード抽出データベースの構成図である。
【図7】本発明の第3実施の形態を示すプラント監視装
置の構成図である。
【図8】図7のプラント監視装置に備える操作端選択デ
ータベースの構成図である。
【図9】図7のプラント監視装置に備える操作端履歴デ
ータベースの構成図である。
【図10】第3実施の形態の画面表示例である。
【図11】本発明の第4実施の形態を示すプラント監視
装置の構成図である。
【図12】第4実施の形態及び第5実施の形態の画面表
示例である。
【図13】本発明の第5実施の形態を示すプラント監視
装置の構成図である。
【図14】本発明の第6実施の形態を示すプラント監視
装置の構成図である。
【図15】第6実施の形態の異常状態一覧表示例であ
る。
【図16】第6実施の形態の札掛け一覧表示例である。
【図17】第6実施の形態の札掛け設定ウィンドウ表示
例である。
【図18】従来のプラント監視装置を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 プラント 2 プラントデータ管理手段 3 プラントデータベース 4 各機能実行手段 5 操作端データベース 6 出力装置 7 入力装置 8 ユニット計算機 20 操作端指令信号カウント手段 21 操作端指令履歴データベース 22 操作端データソート手段 23 高頻度操作端表示要求受付手段 24 高頻度操作端画面表示手段 30 操作端手動モード抽出データベース 31 操作端手動モード表示要求受付手段 32 操作端手動モード画面表示手段 33 操作端ウィンドウ手動モード抽出手段 40 操作端履歴データベース 41 操作端選択データベース 42 操作端トレンドグラフ表示要求受付手段 43 操作端トレンドグラフ表示手段 45 操作端履歴データ格納手段 50 高頻度操作端メニュー表示要求受付手段 51 高頻度操作端メニュー画面表示手段 52 高頻度操作端メニュー選択表示手段 60 最近使用操作端メニュー表示要求受付手段 61 最近使用操作端メニュー表示手段 62 最近使用操作端メニュー選択受付手段 70 操作端指令履歴データベース 71 異常状態操作端抽出手段 72 異常状態一覧表示要求受付手段 73 異常状態一覧表示画面表示手段 74 札掛け操作端抽出手段 75 札掛け一覧表示要求受付手段 76 札掛け一覧表示手段 77 一覧選択操作端受付手段 78 札掛け設定ウィンドウ表示手段78

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントから取込まれるプラントデータ
    を加工してプラントデータベースへ格納するプラントデ
    ータ管理手段と、プラントの操作端に関するウインドウ
    画面のデータを格納する操作端データベースとを有し
    て、各種操作端に関するウインドウ画面を出力装置に表
    示し、入力装置から対話処理によって操作端指令入力を
    するプラント監視装置において、 前記出力装置に表示された操作端ウィンドウ毎に実行要
    求回数を含む実行要求データを操作端指令履歴データと
    して格納する操作端指令履歴データベースと、 前記出力装置に表示される操作端操作用ウィンドウで対
    話処理によって操作端指令入力がされたとき、前記操作
    端指令履歴データベースへ通知して該当操作端ウィンド
    ウの前記操作端指令履歴データの実行要求回数をカウン
    トアップさせる操作端指令信号カウント手段と、 実行要求回数の高い操作端ウィンドウの表示要求を受付
    ける高頻度操作端表示要求受付手段と、 この手段により高頻度操作端画面表示要求を受付ると前
    記操作端指令履歴データに基づき実行要求回数の多い順
    に複数の操作端ウィンドウを並べて出力装置へ表示させ
    る高頻度操作端画面表示手段とを備えることを特徴とす
    るプラント監視装置。
  2. 【請求項2】 プラントから取込まれるプラントデータ
    を加工してプラントデータベースへ格納するプラントデ
    ータ管理手段と、プラントの操作端に関するウインドウ
    画面のデータを格納する操作端データベースとを有し
    て、各種操作端に関するウインドウ画面を出力装置に表
    示し、入力装置から対話処理によって操作端指令入力を
    するプラント監視装置において、 手動モードの操作端操作用ウィンドウ番号を格納する操
    作端手動モード抽出データベースと、 前記プラントデータベースあるいは操作端データベース
    から手動モードの操作端操作用ウィンドウを抽出して該
    当番号を前記操作端手動モード抽出データベースへ格納
    する操作端ウィンドウ手動モード抽出手段と、 手動モードの操作端ウィンドウの表示要求を受付ける操
    作端手動モード表示要求受付手段と、 この手段により手動モードの操作端ウィンドウの表示要
    求を受付けると、前記操作端手動モード抽出データベー
    スに格納される手動モードの操作端ウィンドウを出力装
    置へ表示させる操作端手動モード画面表示手段とを備え
    ることを特徴とするプラント監視装置。
  3. 【請求項3】 プラントから取込まれるプラントデータ
    を加工してプラントデータベースへ格納するプラントデ
    ータ管理手段と、プラントの操作端に関するウインドウ
    画面のデータを格納する操作端データベースとを有し
    て、各種操作端に関するウインドウ画面を出力装置に表
    示し、入力装置から対話処理によって操作端指令入力を
    するプラント監視装置において、 操作端ウィンドウ上で操作指令入力された時刻を操作端
    ウィンドウ毎に要求順に格納する操作端選択データベー
    スと、 各操作端の履歴データを格納する操作端履歴データベー
    スと、 前記プラントデータベースから各操作端の履歴データを
    取込み前記操作端履歴データベースへ格納する操作端履
    歴データ格納手段と、 操作端トレンドグラフ表示要求を受付ける操作端トレン
    ドグラフ表示要求受付手段と、 この手段からの操作端トレンドグラフ表示要求により操
    作端選択データベースに格納される要求順の順序に沿っ
    て操作端履歴データベースから対応する操作端履歴デー
    タを抽出して出力装置へトレンドグラフ表示させる操作
    端トレンドグラフ表示手段とを備えることを特徴とする
    プラント監視装置。
  4. 【請求項4】 プラントから取込まれるプラントデータ
    を加工してプラントデータベースへ格納するプラントデ
    ータ管理手段と、プラントの操作端に関するウインドウ
    画面のデータを格納する操作端データベースとを有し
    て、各種操作端に関するウインドウ画面を出力装置に表
    示し、入力装置から対話処理によって操作端指令入力を
    するプラント監視装置において、 前記出力装置に表示された操作端ウィンドウ毎に実行要
    求回数を含む操作端指令履歴データを格納する操作端指
    令履歴データベースと、 前記出力装置に表示される操作端操作用ウィンドウで対
    話処理によって操作端指令入力がされたとき、操作端指
    令履歴データベースへ通知して該当操作端ウィンドウの
    前記操作端指令履歴データの実行要求回数をカウントア
    ップさせる操作端指令信号カウント手段と、 実行要求回数の高い操作端ウィンドウの表示要求を受付
    ける高頻度操作端表示要求受付手段と、 この手段により高頻度操作端画面表示要求を受付ると前
    記操作端指令履歴データベースに格納される実行要求回
    数の多い順に複数の操作端ウィンドウをまとめて並べた
    高頻度操作端表示メニュー画面を出力装置へ表示させる
    高頻度操作端メニュー画面表示手段と、 前記高頻度操作端メニュー画面で任意に選択された操作
    端ウィンドウから操作端指令を入力する入力受付手段
    と、 操作端ウィンドウ番号から操作端データベースを参照し
    て選択された操作端を系統的に表示する操作用系統図と
    選択された操作端操作用ウィンドウとを表示する目的操
    作端表示系統画面表示手段とを備えることを特徴とする
    プラント監視装置。
  5. 【請求項5】 プラントから取込まれるプラントデータ
    を加工してプラントデータベースへ格納するプラントデ
    ータ管理手段と、プラントの操作端に関するウインドウ
    画面のデータを格納する操作端データベースとを有し
    て、各種操作端に関するウインドウ画面を出力装置に表
    示し、入力装置から対話処理によって操作端指令入力を
    するプラント監視装置において、 前記出力装置に表示された操作端ウィンドウ毎に実行要
    求時刻を操作端指令履歴データとして格納する操作端指
    令履歴データベースと、 前記出力装置に表示される操作端操作用ウィンドウで対
    話処理によって操作端指令入力がされたとき、操作端指
    令履歴データベースへ通知して該当操作端ウィンドウの
    前記操作端指令履歴データの実行要求時刻を記憶する操
    作端指令信号カウント手段と、 最近使用操作端ウィンドウメニューの表示要求を受付け
    る最近使用操作端メニュー表示要求受付手段と、 この手段により最近使用操作端画面表示要求を受付ると
    前記操作端指令履歴データベースに格納される実行要求
    時刻の新しい順に並べられた操作端ウィンドウ番号を含
    むメニューを最近使用操作端表示メニュー画面として出
    力装置へ表示させる最近使用操作端画面表示手段と、 前記最近使用操作端メニュー画面で任意に選択された操
    作端ウィンドウから操作端指令を入力する入力受付手段
    と、 操作端ウィンドウ番号から操作端データベースを参照し
    て選択された操作端を系統的に表示する操作用系統図と
    選択された操作端操作用ウィンドウを表示する目的操作
    端表示系統画面表示手段とを備えることを特徴とするプ
    ラント監視装置。
  6. 【請求項6】 プラントから取込まれるプラントデータ
    を加工してプラントデータベースへ格納するプラントデ
    ータ管理手段と、プラントの操作端に関するウインドウ
    画面のデータを格納する操作端データベースとを有し
    て、各種操作端に関するウインドウ画面を出力装置に表
    示し、入力装置から対話処理によって操作端指令入力を
    するプラント監視装置において、 前記プラントデータベースから異常な操作端を抽出する
    異常状態操作端抽出手段と、 異常状態一覧画面表示要求があると、前記異常状態操作
    端抽出手段によって抽出され、異常状態の操作端を一覧
    表示させる異常状態一覧表示画面表示手段と、 札掛け一覧表示要求があると、操作端データベースを参
    照して札掛けした操作端を抽出する札掛け操作端抽出手
    段と、 この手段によって抽出された札掛け状態操作端の一覧表
    示を出力装置へ出力する札掛け一覧表示手段と、 前記出力装置へ出力される前記異常状態の操作端の一覧
    表示または前記札掛け状態の操作端一覧表示において選
    択された操作端を受付けて札掛け設定ウィンドウ表示を
    表示させ、札掛け設定あるいは変更をする札掛け設定ウ
    ィンドウ表示手段とを備えることを特徴とするプラント
    監視装置。
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