JPH1022852A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JPH1022852A
JPH1022852A JP8172419A JP17241996A JPH1022852A JP H1022852 A JPH1022852 A JP H1022852A JP 8172419 A JP8172419 A JP 8172419A JP 17241996 A JP17241996 A JP 17241996A JP H1022852 A JPH1022852 A JP H1022852A
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frequency
signal
transmission
radio frequency
local signal
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JP8172419A
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Osamu Ichiyoshi
修 市▲吉▼
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D7/00Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
    • H03D7/16Multiple-frequency-changing
    • H03D7/161Multiple-frequency-changing all the frequency changers being connected in cascade
    • H03D7/163Multiple-frequency-changing all the frequency changers being connected in cascade the local oscillations of at least two of the frequency changers being derived from a single oscillator
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/40Circuits
    • H04B1/403Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency
    • H04B1/405Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency with multiple discrete channels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Signal Processing (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 微小な周波数ステップの周波数チャンネルを
設定可能で、位相雑音が小さく、周波数切替えが高速
で、且つ装置構成が簡単な無線通信装置を提供する。 【解決手段】 送信搬送波発生回路42、受信中間周波
局部発生回路43、送信無線周波局部発生回路44、お
よび受信無線周波局部発生回路45をすべて周波数シン
セサイザで構成する。通信路接続信号制御回路15は、
送信搬送波発生回路42と送信無線周波局部発生回路4
4とを連携制御し、受信中間周波局部発生回路43と受
信無線周波局部発生回路45を連携制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線通信に用いられ
る広汎な無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に第1の従来の無線通信装置の構成
を示す。図示の無線通信機は、無線通信網に接続して通
信を行なうための装置であり、アンテナ11と、このア
ンテナ11に接続されたアンテナ共用器(DPX)12
と、データ端末(DTE)13と、処理タイミング発生
回路14と、アンテナ共用器12とデータ端末13との
間に接続された送信部20と、アンテナ共用器12とデ
ータ端末13との間に接続された受信部30と、送信部
20および受信部30へ搬送波および局部信号を供給す
る周波数発生部40´と、通信路設定のための呼制御や
チャンネル設定動作を行なう通信路接続信号制御回路
(ACS)15´とを有する。データ端末13は例えば
送受話器である。
【0003】周波数発生部40´は、基準信号を発生す
る基準発振器41と、この基準信号に基づいて送信搬送
波信号を発生する送信搬送波発生回路42´と、基準信
号に基づいて受信中間周波局部信号を発生する受信中間
周波局部信号発生回路43´と、基準信号に基づいて送
信無線周波局部信号を発生する送信無線周波局部信号発
生回路44´と、基準信号に基づいて受信無線周波局部
信号を発生する受信無線周波局部信号発生回路45´と
を有する。送信無線周波局部信号発生回路44´と受信
無線周波局部信号発生回路45´の各々は固定周波数の
信号を発生する発振回路である。送信搬送波発生回路4
2´と受信中間周波局部信号発生回路43´の各々は、
通信路接続信号制御回路15´の制御によりチャンネル
周波数の設定が可能な周波数シンセサイザである。この
場合の周波数配置関係を図6[A]に示す。図6[A]
に示すように、送信受信中間周波数(TX/RX I
F)を自由に設定することができる。
【0004】送信部20は、データ端末13からの信号
を受けて通信網の信号形式に変換して送信基底帯域信号
を発生する送信基底帯域処理回路21と、この送信基底
帯域処理回路21の出力を受けて通信網所定の変調動作
を行なう基底帯域変調回路22と、送信搬送波発生回路
42´からの送信搬送波信号を受けて基底帯域変調回路
22の出力により直交振幅変調を行なって送信中間周波
信号を発生する直交振幅変調回路(QAM)23と、こ
の直交振幅変調回路23から出力される送信中間周波信
号を受け、この受信した送信中間周波信号を送信無線周
波局部信号によって通信網所定の無線周波数をもつ送信
無線周波信号に周波数アップ変換する周波数アップコン
バータ(U/C)24と、この周波数アップコンバータ
24の出力を受けて、所定の信号電力に電力増幅する高
電力増幅器(HPA)25とを有する。高電力増幅器2
5の出力はアンテナ共用器12を介してアンテナ11に
給電される。
【0005】受信部30は、アンテナ11にて受信した
無線周波数の無線周波信号をアンテナ共用器12を介し
て受け、低雑音増幅を行なう低雑音増幅器(LNA)3
1と、低雑音増幅器31の出力を受け、受信無線周波局
部信号によって無線周波数の受信無線周波信号から中間
周波数の受信中間周波信号に周波数ダウン変換を行なう
周波数ダウンコンバータ(D/C)32と、周波数ダウ
ンコンバータ32からの受信中間周波信号を受け、受信
中間周波局部信号によってA/D変換された複素基底周
波数帯域信号(受信基底帯域信号)に周波数変換する直
交振幅復調回路(QAD)33と、この直交振幅復調回
路33の出力を受け、ディジタル信号処理により復調を
行なう基底帯域復調回路(BB−DEM)34と、この
基底帯域復調回路34の復調出力を受けて、送信基底帯
域処理回路21の逆動作により情報信号を取出す受信基
底帯域処理回路(RX−BBP)35とを有する。受信
基底帯域処理回路35の出力は、データ端末13に供給
され、通信サービスが提供される。
【0006】図5に第2の従来の無線通信装置の構成を
示す。図示の無線通信機は、周波数発生部40´が、後
述するような周波数発生部40A´に変更されている点
を除いて図4に示されたものと同様の構成を有する。
【0007】周波数発生部40A´は、基準発振器41
と、送信搬送波発生回路42A´と、受信中間周波局部
信号発生回路43A´と、無線周波局部信号発生回路4
6´とを有する。すなわち、図4に示した送信無線周波
局部信号発生回路44´と受信無線周波局部信号発生回
路45´とを共通の無線周波局部信号発生回路46´に
置換えており、無線周波局部信号発生回路46´は通信
路接続信号制御回路15A´の制御によりチャンネル周
波数の設定が可能な周波数シンセサイザである。送信搬
送波発生回路42A´と受信中間周波局部信号発生回路
43A´の各々には、固定周波数の信号を発生する固定
発振回路が使用されている。
【0008】図7を参照すると、直交振幅変調回路(Q
AM)23は、第1及び第2のD/A変換器51−1及
び51−2と、第1及び第2のローパスフィルタ(LP
F)52−1及び52−2と、第1及び第2のミキサ
(MIX)53−1及び53−2と、π/2移相器54
と、信号合成器(HYB)55とから成る。
【0009】第1のD/A変換器51−1は標本化タイ
ミングに基づいて基底帯域変調回路22から出力される
実部デジタル信号を実部アナログ信号に変換する。第1
のローパスフィルタ52−1は実部アナログ信号を平滑
化して、第1の平滑化信号を出力する。第1のミキサ5
3−1は第1の平滑化信号と送信搬送波発生回路42´
からの送信搬送波信号とを混合して第1の混合した信号
を出力する。同様に、第2のD/A変換器51−2は標
本化タイミングに基づいて基底帯域変調回路22から出
力される虚部デジタル信号を虚部アナログ信号に変換す
る。第2のローパスフィルタ52−2は虚部アナログ信
号を平滑化して、第2の平滑化信号を出力する。第2の
ミキサ53−2は第1の平滑化信号と送信搬送波発生回
路42´からの送信搬送波信号をπ/2移相器54によ
りπ/2だけ移相した信号とを混合して第2の混合した
信号を出力する。信号合成器55は第1の混合した信号
と第2の混合した信号とを合成して、合成した信号を送
信中間周波信号TX IFとして出力する。
【0010】図8を参照すると、直交振幅復調回路(Q
AD)33は、第1及び第2のミキサ(MIX)61−
1及び61−2と、π/2移相器62と、第1及び第2
のローパスフィルタ(LPF)63−1及び63−2
と、第1及び第2のA/D変換器64−1及び64−2
とから成る。
【0011】第1のミキサ61−1は周波数ダウンコン
バータ32からの受信中間周波信号RX IFと受信中
間周波局部信号とを混合して第1の混合した信号を出力
する。第1のローパスフィルタ63−1は第1の混合し
た信号を平滑化して、第1の平滑化信号を出力する。第
1のA/D変換器64−1は標本化タイミングに基づい
て第1の平滑化信号を実部デジタル信号に変換する。同
様に、第2のミキサ61−2は周波数ダウンコンバータ
32からの受信中間周波信号RX IFと受信中間周波
局部信号をπ/2移相器62によりπ/2だけ移相した
信号とを混合して第2の混合した信号を出力する。第2
のローパスフィルタ63−2は第2の混合した信号を平
滑化して、第2の平滑化信号を出力する。第2のA/D
変換器64−2は標本化タイミングに基づいて第2の平
滑化信号を虚部デジタル信号に変換する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】移動通信においてはチ
ャンネル容量の増加のため、また移動体衛星通信におい
ては、信号電力の関係から小さな周波数間隔の周波数分
割多重方式が多く採用されている。そのような通信シス
テムにおいては、周波数ステップの小さな周波数シンセ
サイザが要求されるが、上述した従来の無線通信装置に
は次に述べるような欠点がある。
【0013】最初に、第1の問題点について説明する。
チャンネル周波数の設定は単一の周波数シンセサイザで
行なっているため、周波数ステップを小さくすると、周
波数信号の位相雑音が増大するという問題に直面する。
チャンネルが狭帯域で且つ電力制限されている系におい
て必要となる同期検波復調方式においては、位相雑音の
影響を受けやすいため、この問題はますます困難とな
る。
【0014】次に、第2の問題点について説明する。通
信端末の小型化のためにはアンテナ共用器を単純な無線
周波スイッチで構成できる時分割多重(TDMA)方式
と周波数分割多重(FDMA)方式とを組み合わせたT
DMA/FDMA方式が広く採用されている。このTD
MA/FDMA方式では、異なるユーザ間の干渉を防止
するため、高速の周波数切替えが可能な周波数シンセサ
イザが要求される。周波数間隔の微小化と切替え時間の
高速化は、相反する要求であり、技術的に困難な問題で
ある。
【0015】最後に、第3の問題点について説明する。
上述した問題点を解決するため、従来は周波数シンセサ
イザを二重ループにする方法がとられている。図9に二
重ループ型周波数シンセサイザの構成を示す。図9に示
す二重ループ型周波数シンセサイザは、ジェイズム・エ
イ.・クローフォード著、「周波数シンセサイザ設計ハ
ンドブック」アーテック・ハウス、第289頁(James
A. Crawford, "Frequency Synthesizer Design Handboo
k", Artech House, Page 289)(以下、先行技術1と呼
ぶ)に記載されている。
【0016】二重ループ型周波数シンセサイザは、基準
発振周波数Fstd の基準信号を発振する基準発振器10
0と、それぞれ第1乃至第2の分周比(1/R1 )及び
(1/R2 )を持つ第1及び第2の分周器101−1及
び101−2と、第1及び第2の位相比較器(θ)10
2−1及び102−2と、第1及び第2のループ・フィ
ルタ(LF)103−1及び103−2と、第1の電圧
制御発振器(VCO1)104−1及び第2の電圧制御
発振器(VCO2 )104−2と、第1乃至第2の分波
器105−1及び105−2と、増幅器106と、ミキ
サ107と、帯域通過フィルタ(BPF)108と、第
1及び第2の増幅器109−1及び109−2と、それ
ぞれ第1及び第2の可変分周比(1/N1 )及び(1/
2 )を持つ第1及び第2の可変分周器110−1及び
110−2とを有する。
【0017】基準発振器100から発振された基準発振
周波数Fstd の基準信号は、第1及び第2の分周器10
1−1及び101−2によってそれぞれ第1及び第2の
分周周波数Fstd /R1 およびFstd /R2 をもつ第1
および第2の分周信号に分周された後、それぞれ、第1
及び第2の位相比較器102−1及び102−2に供給
される。第1及び第2の位相比較器102−1及び10
2−2には、それぞれ、第1及び第2の可変分周器11
0−1及び110−2から第1及び第2の可変分周信号
が供給される。第1の位相比較器102−1は第1の分
周信号と第1の可変分周信号とを位相比較して第1の位
相誤差信号を出力する。同様に、第2の位相比較器10
2−1は第2の分周信号と第2の可変分周信号とを位相
比較して第2の位相誤差信号を出力する。第1及び第2
の位相誤差信号は、ぞれぞれ、第1及び第2のループ・
フィルタ103−1及び103−2によって第1及び第
2の制御電圧信号に変換された後、第1及び第2の電圧
制御発振器104−1及び104−2に供給される。第
1及び第2の電圧制御発振器104−1及び104−2
は、それぞれ、第1及び第2の制御電圧信号に応答して
第1及び第2の電圧制御された信号を出力する。第1の
電圧制御された信号は第1の分波器105−1で2つに
分波され、その一方の信号は増幅器106で増幅されて
出力周波数fout を持つ出力信号として出力される。
【0018】第2の電圧制御された信号は第2の分波器
105−2で2つに分波され、その一方の信号はミキサ
107に供給される。このミキサ107には第1の分波
器105−1で分波された他方の信号も供給される。ミ
キサ107はこれら2つの信号を混合して混合した信号
を出力する。この混合した信号は帯域通過フィルタ10
8で帯域通過され、第1の増幅器109−1で増幅され
た後、第1の可変分周器110−1に供給される。第1
の可変分周器110−1は第1の増幅器109−1の出
力を第1の可変分周比(1/N1 )で分周して上記第1
の可変分周信号を出力する。一方、第2の分波器105
−2で分波された他方の信号は、第2の増幅器109−
2で増幅された後、第2の可変分周器110−2に供給
される。第2の可変分周器110−2は第2の増幅器1
09−2の出力を第2の可変分周比(1/N2 )で分周
して上記第2の可変分周信号を出力する。
【0019】なお、この図9に示された二重ループ型周
波数シンセサイザの動作の詳細は上記先行技術1に詳述
されている。図9に示された二重ループ型周波数シンセ
サイザは、周波数ステップΔf; Δf=Fstd (1/R1 −1/R2 ) を実現できる。この場合、二重ループのステップ周波
数、即ち、Fstd /R1 、Fstd /R2 を大きく設定で
きるので、位相雑音を抑え、切替えを高速化できる。
【0020】なお、二重ループ型周波数シンセサイザの
応用例としては、特開昭61−216529公報(以
下、先行技術2と呼ぶ)に記載されているものがある。
この先行技術2では、2つのPLL回路によって発生さ
せた発振波の差周波数を抽出することにより、それぞれ
のPLL回路の発振安定度およびS/Nを必要とする品
質に維持し、かつ所要の誘導無線周波数チャンネルと周
波数間隔(ピッチ)を任意に設定可能にするとともに、
合成波出力の周波数の相対精度の劣化をなくし、不要高
周波の含有を少なくしている。すなわち、先行技術2で
は、基準発振器よりの基準周波数fr の基準信号は第1
及び第2の分周器においてそれぞれ1/n1 、1/n2
(n1 ,n2 は正の整数)に分周され、2つの異なる新
しい基準周波数fr1、fr2の各出力が発生する。基準周
波数fr1、fr2の信号は、それぞれ、第1及び第2の位
相同期(PLL)回路に同期して周波数Fs1、Fs2の出
力を発生させるが、この2つの出力は混合器に入力して
その混合出力MにはFs1とFs2の和の成分や差の成分を
含む混合出力が得られる。LPFは混合出力M中の差周
波数成分のみを抽出し、他の不要高周波成分は除去する
役目をもっているが、その出力ΔFs は所要の誘導無線
周波数となる合成波である。
【0021】以上のように、二重ループを用いる方法
は、技術的には一応の解決を与えているが、ループの二
重構造のために、装置構成が複雑になる欠点がある。
【0022】したがって、本発明の目的は、微小な周波
数ステップの周波数チャネルを設定可能な無線通信装置
を提供することにある。
【0023】本発明の他の目的は、位相雑音が小さい無
線通信装置を提供することにある。
【0024】本発明のもっと他の目的は、周波数切替え
が高速で且つ装置構成が簡単な無線通信装置を提供する
ことにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、送信搬送波信号を送信基底帯域信号で送信中間周
波信号に変調し、この送信中間周波信号を無線周波局部
信号によって送信無線周波信号に周波数アップ変換して
この送信無線周波信号を送信する送信部と;送信搬送波
信号を発生する搬送波発生回路と、無線周波局部信号を
発生する無線周波局部信号発生回路とを含む周波数発生
部と;を備えた無線通信装置において、搬送波発生回路
は第1のステップ周波数で送信搬送波信号の中間周波数
を可変な第1の周波数シンセサイザから成り、無線周波
局部信号発生回路は第1のステップ周波数とは異なる第
2のステップ周波数で無線周波局部信号の無線周波数を
可変な第2の周波数シンセサイザから成り、第1および
第2の周波数シンセサイザを連携して制御する制御回路
を有し、これによって第1のステップ周波数と第2のス
テップ周波数との差に等しい周波数ステップで送信チャ
ンネルを設定可能な無線通信装置が得られる。
【0026】本発明の第2の態様によれば、受信無線周
波信号を受信し、この受信無線周波信号を無線周波局部
信号によって受信中間周波信号に周波数ダウン変換し、
この受信中間周波信号を受信中間周波局部信号によって
受信基底帯域信号に復調する受信部と;無線周波局部信
号を発生する無線周波局部発生回路と、受信中間周波局
部信号を発生する受信中間周波局部信号発生回路とを含
む周波数発生部と;を備えた無線通信装置において、無
線周波局部発生回路は第1のステップ周波数で無線周波
局部信号の無線周波数を可変な第1の周波数シンセサイ
ザから成り、受信中間周波局部信号発生回路は第1のス
テップ周波数とは異なる第2のステップ周波数で受信中
間周波局部信号の中間周波数を可変な第2の周波数シン
セサイザから成り、第1および第2の周波数シンセサイ
ザを連携して制御する制御回路を有し、これによって第
1のステップ周波数と第2のステップ周波数との差に等
しい周波数ステップで受信チャンネルを設定可能な無線
通信装置が得られる。
【0027】本発明の第3の態様によれば、送信搬送波
信号を送信基底帯域信号で送信中間周波信号に変調し、
この送信中間周波信号を送信無線周波局部信号によって
送信無線周波信号に周波数アップ変換し、送信無線周波
信号を送信する送信部と;受信無線周波信号を受信し、
この受信無線周波信号を受信無線周波局部信号によって
受信中間周波信号に周波数ダウン変換し、この受信中間
周波信号を受信中間周波局部信号によって受信基底帯域
信号に復調する受信部と;送信搬送波信号を発生する送
信搬送波発生回路と、送信無線周波局部信号を発生する
送信無線周波局部信号発生回路と、受信無線周波局部信
号を発生する受信無線周波局部信号発生回路と、受信中
間周波局部信号を発生する受信中間周波局部信号発生回
路とを含む周波数発生部と;を備えた無線通信装置にお
いて、送信搬送波発生回路は第1のステップ周波数で送
信搬送波信号の中間周波数を可変な第1の周波数シンセ
サイザから成り、送信無線周波局部信号発生回路は第1
のステップ周波数とは異なる第2のステップ周波数で送
信無線周波局部信号の無線周波数を可変な第2の周波数
シンセサイザから成り、受信無線周波局部信号発生回路
は第3のステップ周波数で受信無線周波局部信号の無線
周波数を可変な第3の周波数シンセサイザから成り、受
信中間周波局部信号発生回路は第3のステップ周波数と
は異なる第4のステップ周波数で受信中間周波局部信号
の中間周波数を可変な第4の周波数シンセサイザから成
り、第1および第2の周波数シンセサイザを連携して制
御すると共に、第3および第4の周波数シンセサイザを
連携して制御する制御回路を有し、これによって第1の
ステップ周波数と第2のステップ周波数との差に等しい
送信周波数ステップで送信チャンネルを設定可能であ
り、第3のステップ周波数と第4のステップ周波数との
差に等しい受信周波数ステップで受信チャンネルを設定
可能な無線通信装置が得られる。
【0028】本発明の第4の態様によれば、送信搬送波
信号を送信基底帯域信号で送信中間周波信号に変調し、
この送信中間周波信号を無線周波局部信号によって送信
無線周波信号に周波数アップ変換し、送信無線周波信号
を送信する送信部と;受信無線周波信号を受信し、この
受信無線周波信号を無線周波局部信号によって受信中間
周波信号に周波数ダウン変換し、この受信中間周波信号
を受信中間周波局部信号によって受信基底帯域信号に復
調する受信部と;送信搬送波信号を発生する送信搬送波
発生回路と、無線周波局部信号を発生する無線周波局部
信号発生回路と、受信中間周波局部信号を発生する受信
中間周波局部信号発生回路とを含む周波数発生部と;を
備えた無線通信装置において、送信搬送波発生回路は第
1のステップ周波数で送信搬送波信号の中間周波数を可
変な第1の周波数シンセサイザから成り、無線周波局部
信号発生回路は第1のステップ周波数とは異なる第2の
ステップ周波数で無線周波局部信号の無線周波数を可変
な第2の周波数シンセサイザから成り、受信中間周波局
部信号発生回路は第2のステップ周波数とは異なる第3
のステップ周波数で受信中間周波局部信号の中間周波数
を可変な第3の周波数シンセサイザから成り、第1乃至
第3の周波数シンセサイザを連携して制御する制御回路
を有し、これによって第1のステップ周波数と第2のス
テップ周波数との差に等しい送信周波数ステップで送信
チャンネルを設定可能であり、第2のステップ周波数と
第3のステップ周波数との差に等しい受信周波数ステッ
プで受信チャンネルを設定可能な無線通信装置が得られ
る。
【0029】本発明の第5の態様によれば、送信搬送波
信号を送信基底帯域信号で送信中間周波信号に変調し、
この送信中間周波信号を無線周波局部信号によって送信
無線周波信号に周波数アップ変換し、送信無線周波信号
を送信する送信部と;受信無線周波信号を受信し、この
受信無線周波信号を無線周波局部信号によって受信基底
帯域信号に復調する受信部と;送信搬送波信号を発生す
る送信搬送波発生回路と、無線周波局部信号を発生する
無線周波局部信号発生回路とを含む周波数発生部と;を
備えた無線通信装置であって、送信搬送波発生回路は第
1のステップ周波数で送信搬送波信号の中間周波数を可
変な第1の周波数シンセサイザから成り、無線周波局部
信号発生回路は第1のステップ周波数とは異なる第2の
ステップ周波数で無線周波局部信号の無線周波数を可変
な第2の周波数シンセサイザから成り、第1および第2
の周波数シンセサイザを連携して制御する制御回路を有
し、これによって第1のステップ周波数と第2のステッ
プ周波数との差に等しい送信周波数ステップで送信チャ
ンネルを設定可能であり、第2のステップ周波数に等し
い受信周波数ステップで受信チャンネルを設定可能な無
線通信装置が得られる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0031】図1に本発明の第1の実施の形態による無
線通信装置を示す。図示の無線通信装置は、周波数発生
部および通信路接続信号制御回路が後述するように変更
されている点を除いて、図4に示したものと同様の構成
を有する。したがって、周波数発生部および通信路接続
信号制御回路に、それぞれ、参照符号40および15を
付してある。以下では重複する説明を省略する。
【0032】周波数発生部40は、基準発振器41と、
送信搬送波発生回路42と、受信中間周波局部信号発生
回路43と、送信無線周波局部信号発生回路44と、受
信無線周波局部信号発生回路45とからなる。送信搬送
波発生回路42、受信中間周波局部信号発生回路43、
送信無線周波局部信号発生回路44、受信無線周波局部
信号発生回路45の各々は、周波数シンセサイザで構成
され、通信路接続信号制御回路15によって周波数チャ
ンネルが設定される。
【0033】図1に示した無線通信装置の周波数配置図
を図6[A]に示す。送受中間周波数を独立に設定する
ことができるので、設計の自由度が高い。
【0034】本実施の形態の特徴は、周波数設定を一つ
の周波数信号発生回路ではなく、送信部20においては
送信搬送波発生回路42と送信無線周波局部信号発生回
路44との連携動作により、受信部においては、受信中
間周波局部信号発生回路43と受信無線周波局部信号発
生回路45との連携動作により周波数チャンネルの設定
を行う点にある。
【0035】今、送信搬送波発生回路42のステップ周
波数をδ、送信無線周波局部信号発生回路44のステッ
プ周波数をΔとすると、通信路接続信号制御回路15に
て適当な制御を行うことにより、周波数ステップ ε=|Δ−δ| 即ち、両者の差なる周波数ステップの送信チャンネル設
定が可能となる。ステップ周波数δおよびΔを十分大き
く選べば、位相雑音が小さく且つ切替え動作を高速に行
うことができる。また、両者の差を小さくすれば、微細
な周波数ステップのチャンネル設定が可能となる。受信
部の動作についても同様である。
【0036】次に、図1に示した無線通信装置の送信部
20および周波数発生部40の動作について説明する。
【0037】送信搬送波発生回路42のステップ周波数
をδとすると、直交振幅変調回路(QAM)23から発
生される送信中間周波信号の中間周波数f[TI]はN
・δ(Nは自然数)となる。同様に、送信無線周波局部
信号発生回路44のステップ周波数をΔとすると、それ
から発生される送信無線周波局部信号の無線周波数f
[TL]はM・Δ(Mは自然数)となる。
【0038】周波数アップコンバータ(U/C)24の
出力(送信無線周波信号)には、送信中間周波信号の出
力中間周波数f[TI]と送信無線周波局部信号の無線
周波数f[TL]との差および和周波数成分が発生する
が、ここでは和周波数成分を選択出力する場合について
考える。なお、差周波数成分を選択する場合も本質的に
は同じ動作となる。周波数アップコンバータ24の出力
周波数をf[T0]とすると、それは下記の数式1で表
される。
【0039】
【数1】 但し、上記数式1において、f[0]およびf[m,
n]はそれぞれ下記の数式2および数式3で表される。
【0040】
【数2】
【0041】
【数3】 ここで、M0 ,N0 は正の自然数であり、m,nは正負
の値をとる整数である。f[0]は固定周波数であり、
整数m,nを指定することにより周波数チャンネルを設
定できる。
【0042】今、チャンネルのステップ周波数εに対し
て、送信搬送波発生回路42のステップ周波数δおよび
送信無線周波局部信号発生回路44のステップ周波数Δ
を、それぞれ、下記の数式4および数式5のように選ぶ
とする。
【0043】
【数4】
【0044】
【数5】 その場合、次の表1に示すように、チャンネル周波数を
設定することが可能である。
【0045】
【表1】 具体例を下記の表2に示す。
【0046】
【表2】 すなわち、250kHzのステップ周波数δをもつ70
MHz帯直交振幅変調回路(QAM)23と275kH
zのステップ周波数ΔをもつLバンド周波数アップコン
バータ24とを連携制御することにより、25kHzの
周波数ステップεで動作する無線通信装置の送信部を実
現することができる。
【0047】図1に示した無線通信装置の受信部30の
動作は、上述した送信部20の動作と同様であるので、
その説明を省略する。
【0048】図2に本発明の第2の実施の形態による無
線通信装置を示す。図示の無線通信装置は、周波数発生
部および通信路接続信号制御回路が後述するように変更
されている点を除いて、図5に示したものと同様の構成
を有する。したがって、周波数発生部および通信路接続
信号制御回路にそれぞれ参照符号40Aおよび15Aを
付し、以下では重複する説明を省略する。
【0049】周波数発生部40Aは、基準発振器41
と、送信搬送波発生回路42と、受信中間周波局部信号
発生回路43と、無線周波局部信号発生回路46とから
なる。送信搬送波発生回路42、受信中間周波局部信号
発生回路43、および無線周波局部信号発生回路46の
各々は、周波数シンセサイザで構成され、通信路接続信
号制御回路15Aによって周波数チャンネルが設定され
る。換言すれば、周波数発生部40Aは、図1に示した
周波数発生部40の送信無線周波局部信号発生回路44
と受信無線周波局部信号発生回路45とを無線周波局部
信号発生回路46として一体化した構造を有する。この
ように、第2の実施の形態では、構造が簡単となる代わ
りに、図6[B]に示すように、送受中間周波数を独立
に設定する自由度は失われる。
【0050】図2に示した無線通信装置の動作は、図1
に示したものと同様なので、その説明を省略する。
【0051】図3に本発明の第3の実施の形態による無
線通信装置を示す。図示の無線通信装置は、周波数発生
部、通信路接続信号制御回路、および受信部が後述する
ように変更されている点を除いて、図2に示したものと
同様の構成を有する。したがって、周波数発生部、通信
路接続信号制御回路、および受信部にそれぞれ参照符号
40B、15B、および30Aを付し、以下では重複す
る説明を省略する。
【0052】周波数発生部40Bは、基準発振器41
と、送信搬送波発生回路42と、無線周波局部信号発生
回路46とからなる。送信搬送波発生回路42および無
線周波局部信号発生回路46の各々は、周波数シンセサ
イザで構成され、通信路接続信号制御回路15Bによっ
て周波数チャンネルが設定される。換言すれば、周波数
発生部40Bは、図2に示した周波数発生部40A中の
受信中間周波局部信号発生回路43を不要とした構造を
有する。
【0053】また、受信部30Aは、低雑音増幅器(L
NA)31と、直交振幅復調回路(QAD)33Aと、
基底帯域復調回路(BB−DEM)34Aと、受信基底
帯域処理回路(RX−BBP)35とを有する。直交振
幅復調回路33Aには、無線周波局部信号発生回路46
から無線周波局部信号が供給される。すなわち、受信部
30Aは、図2に示した受信部30中の周波数ダウンコ
ンバータ(D/C)32と直交振幅復調回路(QAD)
33とを直交振幅復調回路(QAD)33Aとして一体
化した構造を有する。
【0054】図3に示した無線通信装置の周波数配置図
を図6[C]に示す。
【0055】このように、第3の実施の形態は、最も構
造が簡単となるが、無線周波局部信号発生回路46のス
テップ周波数を大きく設定すると、受信信号を基底帯域
において0Hz中心に周波数変換する自由度も失われ
る。しかし、これは、後述するように、基底帯域復調回
路34Aにおける基底帯域信号処理によって容易に解決
することができる。
【0056】次に、図3に示した無線通信装置の動作に
ついて説明する。図3の送信部20の動作は、上述した
図1の送信部20の動作と全く同様なので説明を省略す
る。図3の受信部30Aの動作について説明する。受信
部30Aでは、無線周波局部信号発生回路46しかない
ので、周波数ステップはΔすなわち上の例では275k
Hzとなる。そのため、直交振幅復調回路33Aの出力
信号は、最大Δ/2=137.5kHzまで周波数がず
れる。この周波数のずれは、基底帯域復調回路34Aに
おいて容易に補正することができる。
【0057】なお、同様のことを送信部についても行
い、送信搬送波発生回路42を省略して、直交振幅変調
回路(QAM)23と周波数アップコンバータ(U/
C)24とを一体化して更に回路を簡単化する事は原理
的には可能である。但し、送信部については、不用波電
力についての厳しい規格が適用されるのが常であり、中
間周波数段を省略することには問題がある。
【0058】本発明は上述した実施形態に限定せず、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更・変形が可
能である。例えば、上述した実施の形態では、本発明を
送信部と受信部との両方に適用した場合について述べた
が、送信部のみ又は受信部のみに適用しても良い。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、中間周
波局部信号を発生する局部信号発生回路と無線周波局部
信号を発生する局部信号発生回路の両方を周波数シンセ
サイザで構成し、これら周波数シンセサイザを制御回路
によって連携制御しているので、次に述べるような効果
を奏する。
【0060】第1の効果は、狭い周波数ステップの周波
数分割多重方式に基づくFDMAあるいはTDMA/F
DMA無線通信網の無線通信装置を容易に実現する事が
できることである。その理由は、微小な周波数ステップ
のチャンネル周波数設定を、複数の大きなステップ周波
数をもつ局部信号発生回路の連携制御により実現できる
ので、位相雑音が小さく且つ周波数切替えが高速な無線
通信装置を構成することができるからである。
【0061】第2の効果は、無線通信装置の構成を簡単
にすることができることである。その理由は、図2又は
図3に示すように、局部信号発生回路を共通化してなお
本発明の原理により第1の効果を実現することができる
からである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による無線通信装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態による無線通信装置
の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態による無線通信装置
の構成を示すブロック図である。
【図4】第1の従来の無線通信装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】第2の従来の無線通信装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】周波数配置を示す図で、[A]は送受信で局部
信号発生回路を独立にした場合を示し、[B]は送受信
で局部信号発生回路を共通にした場合を示し、[C]は
送受信で局部信号発生回路を共通にし且つ受信側で無線
周波数を直接基底帯域に変換する場合を示している。
【図7】無線通信装置に使用される直交振幅変調回路
(QAM)の構成を示すブロック図である。
【図8】無線通信装置に使用される直交振幅復調回路
(QAD)の構成を示すブロック図である。
【図9】二重ループ型周波数シンセサイザの構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
11 アンテナ 12 アンテナ共用器(DPX) 13 データ端末(DTE) 14 処理タイミング発生回路 15,15A,15B 通信路接続信号制御回路(A
CS) 20 送信部 30,30A 受信部 40,40A,40B 周波数発生部 41 基準発振器 42 送信搬送波発生回路(周波数シンセサイザ) 43 受信中間周波局部信号発生回路(周波数シンセ
サイザ) 44 送信無線周波局部信号発生回路(周波数シンセ
サイザ) 45 受信無線周波局部信号発生回路(周波数シンセ
サイザ) 46 無線周波局部信号発生回路(周波数シンセサイ
ザ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信搬送波信号を送信基底帯域信号で送
    信中間周波信号に変調し、該送信中間周波信号を無線周
    波局部信号によって送信無線周波信号に周波数アップ変
    換し前記送信無線周波信号を送信する送信部と;前記送
    信搬送波信号を発生する搬送波発生回路と、前記無線周
    波局部信号を発生する無線周波局部信号発生回路とを含
    む周波数発生部と;を備えた無線通信装置において、 前記搬送波発生回路は第1のステップ周波数で前記送信
    搬送波信号の中間周波数を可変な第1の周波数シンセサ
    イザから成り、前記無線周波局部信号発生回路は前記第
    1のステップ周波数とは異なる第2のステップ周波数で
    前記無線周波局部信号の無線周波数を可変な第2の周波
    数シンセサイザから成り、 前記第1および第2の周波数シンセサイザを連携して制
    御する制御回路を有し、これによって前記第1のステッ
    プ周波数と前記第2のステップ周波数との差に等しい周
    波数ステップで送信チャンネルを設定可能な無線通信装
    置。
  2. 【請求項2】 受信無線周波信号を受信し、該受信無線
    周波信号を無線周波局部信号によって受信中間周波信号
    に周波数ダウン変換し、該受信中間周波信号を受信中間
    周波局部信号によって受信基底帯域信号に復調する受信
    部と;前記無線周波局部信号を発生する無線周波局部発
    生回路と、前記受信中間周波局部信号を発生する受信中
    間周波局部信号発生回路とを含む周波数発生部と;を備
    えた無線通信装置において、 前記無線周波局部発生回路は第1のステップ周波数で前
    記無線周波局部信号の無線周波数を可変な第1の周波数
    シンセサイザから成り、前記受信中間周波局部信号発生
    回路は前記第1のステップ周波数とは異なる第2のステ
    ップ周波数で前記受信中間周波局部信号の中間周波数を
    可変な第2の周波数シンセサイザから成り、 前記第1および第2の周波数シンセサイザを連携して制
    御する制御回路を有し、これによって前記第1のステッ
    プ周波数と前記第2のステップ周波数との差に等しい周
    波数ステップで受信チャンネルを設定可能な無線通信装
    置。
  3. 【請求項3】 送信搬送波信号を送信基底帯域信号で送
    信中間周波信号に変調し、該送信中間周波信号を送信無
    線周波局部信号によって送信無線周波信号に周波数アッ
    プ変換し、前記送信無線周波信号を送信する送信部と;
    受信無線周波信号を受信し、該受信無線周波信号を受信
    無線周波局部信号によって受信中間周波信号に周波数ダ
    ウン変換し、該受信中間周波信号を受信中間周波局部信
    号によって受信基底帯域信号に復調する受信部と;前記
    送信搬送波信号を発生する送信搬送波発生回路と、前記
    送信無線周波局部信号を発生する送信無線周波局部信号
    発生回路と、前記受信無線周波局部信号を発生する受信
    無線周波局部信号発生回路と、前記受信中間周波局部信
    号を発生する受信中間周波局部信号発生回路とを含む周
    波数発生部と;を備えた無線通信装置において、 前記送信搬送波発生回路は第1のステップ周波数で前記
    送信搬送波信号の中間周波数を可変な第1の周波数シン
    セサイザから成り、前記送信無線周波局部信号発生回路
    は前記第1のステップ周波数とは異なる第2のステップ
    周波数で前記送信無線周波局部信号の無線周波数を可変
    な第2の周波数シンセサイザから成り、前記受信無線周
    波局部信号発生回路は第3のステップ周波数で前記受信
    無線周波局部信号の無線周波数を可変な第3の周波数シ
    ンセサイザから成り、前記受信中間周波局部信号発生回
    路は前記第3のステップ周波数とは異なる第4のステッ
    プ周波数で前記受信中間周波局部信号の中間周波数を可
    変な第4の周波数シンセサイザから成り、 前記第1および第2の周波数シンセサイザを連携して制
    御すると共に、前記第3および第4の周波数シンセサイ
    ザを連携して制御する制御回路を有し、これによって前
    記第1のステップ周波数と前記第2のステップ周波数と
    の差に等しい送信周波数ステップで送信チャンネルを設
    定可能であり、前記第3のステップ周波数と前記第4の
    ステップ周波数との差に等しい受信周波数ステップで受
    信チャンネルを設定可能な無線通信装置。
  4. 【請求項4】 送信搬送波信号を送信基底帯域信号で送
    信中間周波信号に変調し、該送信中間周波信号を無線周
    波局部信号によって送信無線周波信号に周波数アップ変
    換し、前記送信無線周波信号を送信する送信部と;受信
    無線周波信号を受信し、該受信無線周波信号を前記無線
    周波局部信号によって受信中間周波信号に周波数ダウン
    変換し、該受信中間周波信号を受信中間周波局部信号に
    よって受信基底帯域信号に復調する受信部と;前記送信
    搬送波信号を発生する送信搬送波発生回路と、前記無線
    周波局部信号を発生する無線周波局部信号発生回路と、
    前記受信中間周波局部信号を発生する受信中間周波局部
    信号発生回路とを含む周波数発生部と;を備えた無線通
    信装置において、 前記送信搬送波発生回路は第1のステップ周波数で前記
    送信搬送波信号の中間周波数を可変な第1の周波数シン
    セサイザから成り、前記無線周波局部信号発生回路は前
    記第1のステップ周波数とは異なる第2のステップ周波
    数で前記無線周波局部信号の無線周波数を可変な第2の
    周波数シンセサイザから成り、前記受信中間周波局部信
    号発生回路は前記第2のステップ周波数とは異なる第3
    のステップ周波数で前記受信中間周波局部信号の中間周
    波数を可変な第3の周波数シンセサイザから成り、 前記第1乃至第3の周波数シンセサイザを連携して制御
    する制御回路を有し、これによって前記第1のステップ
    周波数と前記第2のステップ周波数との差に等しい送信
    周波数ステップで送信チャンネルを設定可能であり、前
    記第2のステップ周波数と前記第3のステップ周波数と
    の差に等しい受信周波数ステップで受信チャンネルを設
    定可能な無線通信装置。
  5. 【請求項5】 送信搬送波信号を送信基底帯域信号で送
    信中間周波信号に変調し、該送信中間周波信号を無線周
    波局部信号によって送信無線周波信号に周波数アップ変
    換し、前記送信無線周波信号を送信する送信部と;受信
    無線周波信号を受信し、該受信無線周波信号を前記無線
    周波局部信号によって受信基底帯域信号に復調する受信
    部と;前記送信搬送波信号を発生する送信搬送波発生回
    路と、前記無線周波局部信号を発生する無線周波局部信
    号発生回路とを含む周波数発生部と;を備えた無線通信
    装置であって、 前記送信搬送波発生回路は第1のステップ周波数で前記
    送信搬送波信号の中間周波数を可変な第1の周波数シン
    セサイザから成り、前記無線周波局部信号発生回路は前
    記第1のステップ周波数とは異なる第2のステップ周波
    数で前記無線周波局部信号の無線周波数を可変な第2の
    周波数シンセサイザから成り、 前記第1および第2の周波数シンセサイザを連携して制
    御する制御回路を有し、これによって前記第1のステッ
    プ周波数と前記第2のステップ周波数との差に等しい送
    信周波数ステップで送信チャンネルを設定可能であり、
    前記第2のステップ周波数に等しい受信周波数ステップ
    で受信チャンネルを設定可能な無線通信装置。
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