JPH10149321A - 情報処理方法及び装置及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理方法及び装置及び記憶媒体

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Publication number
JPH10149321A
JPH10149321A JP8306561A JP30656196A JPH10149321A JP H10149321 A JPH10149321 A JP H10149321A JP 8306561 A JP8306561 A JP 8306561A JP 30656196 A JP30656196 A JP 30656196A JP H10149321 A JPH10149321 A JP H10149321A
Authority
JP
Japan
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mail
search condition
information processing
input
search
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Pending
Application number
JP8306561A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanari Ueda
隆也 上田
Shogo Shibata
昇吾 柴田
Tsuyoshi Yagisawa
津義 八木沢
Minoru Fujita
稔 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8306561A priority Critical patent/JPH10149321A/ja
Publication of JPH10149321A publication Critical patent/JPH10149321A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが所望するメールを選択的に出力す
る。 【解決手段】 入力された検索条件に一致する電子メー
ルを検索する電子メール検索部(205)と、この検索
に一致した電子メールを音声合成し、出力する音声合成
部(204)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信した電子メー
ルを出力する為の情報処理方法及び装置及び記憶媒体に
関するものである。
【0002】本発明は、電話などを利用し、公衆回線を
介して、受信した電子メールの内容を確認する情報処理
方法及び装置及び記憶媒体に関するものである。
【0003】
【従来の技術】ネットワークの発達により、電子メール
は必要不可欠なツールになってきている。
【0004】このため、外出などで、自分宛ての電子メ
ールが配信されるコンピュータから長い間離れてると、
コンピュータ上で電子メールを出力することができなく
なり、大切な情報を知ることができないので、ユーザが
システムに電話をかけることにより、公衆回線を介して
ユーザとシステムを接続し、システムが電子メールを音
声に変換して読み上げ、ユーザが確認できる、メール読
み上げシステムがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】時間が十分になくて全
ての電子メールを聞いている余裕がないような場合は、
特定の送信者からの電子メールだけを聞きたいことや、
特定の内容に関する電子メールだけを聞きたいことがあ
る。しかし、従来の装置では、保持されている順番にし
か電子メールを読み上げさせることができなかったた
め、上記の要求にこたえることができない。また、従来
の装置の中には、「何番目の電子メール」という指定を
してその電子メールを読み上げさせることができるよう
な構成にしたものもあるが、目的の電子メールが何番目
にあるかは全てのメールを一度聞いてみない限りわから
ないので、この場合も上記の要求にこたえることはでき
ない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、本発明は、検索条件を入力し、前記入力され
た検索条件に一致する電子メールを検索し、前記検索さ
れた電子メールを公衆回線を介して出力する情報処理方
法及び装置及び記憶媒体を提供する。
【0007】上記従来の課題を解決するために、本発明
は、前記検索条件は、公衆回線を介して入力する。
【0008】上記従来の課題を解決するために、本発明
は、前記検索条件は、送信者を特定する情報とする。
【0009】上記従来の課題を解決するために、本発明
は、前記検索条件は、キーワードを特定する情報とす
る。
【0010】上記従来の課題を解決するために、本発明
は、前記検索条件は、メールの長さを特定する情報とす
る。
【0011】上記従来の課題を解決するために、本発明
は、前記検索条件は、日時を特定する情報とする。
【0012】上記従来の課題を解決するために、本発明
は、前記検索条件は、複数の条件とする。
【0013】上記従来の課題を解決するために、本発明
は、前記複数の検索条件に、優先順位を指定する。
【0014】上記従来の課題を解決するために、本発明
は、前記検索された電子メールを音声合成して出力す
る。
【0015】上記従来の課題を解決するために、本発明
は、前記検索条件は、プッシュホン信号により入力す
る。
【0016】上記従来の課題を解決するために、本発明
は、前記検索条件は、入力した信号に対応して予め記憶
されているものとする。
【0017】上記従来の課題を解決するために、本発明
は、前記検索条件は公衆回線を介して接続された電話に
より入力する。
【0018】上記従来の課題を解決するために、本発明
は、前記検索条件は前記公衆回線を介して接続された情
報端末より入力する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施の形態に係る情報
処理装置の構成を示すブロック図である。
【0021】101は、メモリ102或いはディスク1
03に記憶されている制御プログラムに従って、本発明
に係る各処理を実行及び制御するための中央処理装置で
あり、後述するフローチャートに示す処理は、この中央
処理装置101の制御のもと、実行される。
【0022】102は、RAM或はROM等のメモリで
あって、中央処理装置101が各種処理を実行するため
の制御プログラムや、各種処理の実行に必要なパラメー
タ、或は処理途中のデータを保持するための記憶領域を
提供するメモリである。
【0023】103は、大容量のデータを記憶し得るデ
ィスクであって、中央処理装置101が各種処理を実行
するための制御プログラムや、各種処理の実行に必要な
パラメータ、大容量のデータベース等を実現し、或は処
理途中のデータを記憶するための記憶領域を提供するメ
モリである。
【0024】104は、外部記憶媒体105を装着し、
該外部記憶媒体105に記憶されているデータの読み出
し、及び該外部記憶媒体105へのデータの書き込みを
行うためのドライバである。
【0025】105は、フロッピーディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テ
ープ、不揮発性のメモリカード等の、本情報処理装置に
着脱可能な外部記憶媒体であり、この外部記憶媒体に記
憶されているデータはドライバを介して装置内部のメモ
リ102、103にダウンロードされて利用されても良
いし、直接外部記憶媒体にアクセスして利用しても良
い。
【0026】106は、電話107等の入出力部と他の
構成部とのデータの授受を仲介するモデムである。
【0027】107は、モデム106の仲介により公衆
回線を介して本情報処理装置にデータの入出力を行うた
めの入出力部であり、例えば、電話である。
【0028】108は音声出力部であり、音声合成信号
に基づいて、音声を生成、出力し、変調装置などを介し
てユーザに合成音声を提供する。
【0029】110はある言語から他の言語へと、入力
した文書或は音声を翻訳して出力する翻訳サーバであ
り、本情報処理装置外の、回線を介して接続される他端
末に設けられたものである。
【0030】111は電子メール記憶部112に記憶さ
れている電子メールに対する処理をするメールサーバで
あり、112は、本情報処理装置に配信された電子メー
ルを記憶する電子メール記憶部である。
【0031】113はバスであり、各構成間のデータの
授受を可能とする。
【0032】図2は、本発明に係る文書処理装置の構成
を示すブロック図である。
【0033】同図において、図1と同じ構成には同じ番
号を付した。
【0034】107は電話である。電話107は、ユーザがコ
マンドや条件を入力する手段と合成音声を出力する手段
にも利用される。
【0035】202は電話107や他の情報端末と本装置
とを接続するための公衆網である。
【0036】203はユーザが入力したコマンドを認識す
るコマンド認識部、204は電子メールやシステムのメッ
セージを合成音声に変換する音声合成部、205は検索条
件に合致する電子メールを検索する電子メール検索部、
206はユーザによって指定された送信者のアドレスを保
持する送信者アドレス保持部、207は電子メールを検索
する際の検索条件を生成する検索条件生成部、208は検
索条件生成部207で生成された検索条件を保持する検索
条件保持部、209は電子メール検索部205での検索結果を
保持する検索結果保持部、210は番号・送信者名・電子
メールアドレスからなる送信者リストを保持する送信者
リスト保持部、211はシステムの出力するメッセージを
生成するメッセージ生成部、111は電子メールサーバ、1
12はユーザ宛の電子メールを保持する電子メール記憶部
である。
【0037】ここで、送信者アドレス保持部106、検索
条件保持部107、検索結果保持部109はメモリ102によ
り実現される。
【0038】送信者リスト保持部210はディスク10
3により実現される。
【0039】また、コマンド認識部203、音声合成部
204、電子メール検索部205、検索条件生成部20
7、メッセージ生成部211は、メモリ102或いはデ
ィスク103に記憶されている制御プログラム及びパラ
メータに従って、中央処理装置101により実現され
る。
【0040】図3は図2に示した装置における動作の処
理手順を示すフローチャートである。
【0041】本図を参照しながら本発明に係る動作を説
明する。本処理は、電話107が公衆回線を介して本装
置と接続された時点でスタートする。
【0042】ステップ301とステップ302ではユーザから
のコマンド入力を受け付ける。ここで、コマンドは電話
107のプッシュボタンによって入力されたものとす
る。コマンドの一例を図4に示す。いずれかのコマンド
が入力されるまでステップ301、302を繰り返す。ステッ
プ303では、入力されたコマンドが送信者指定のコマン
ドかどうかを調べる。図4の場合であれば'5'が入力され
たかどうかを調べる。これ以外のコマンドが入力された
場合はステップ312に移り、各コマンドの処理を行な
う。
【0043】送信者指定のコマンドが入力された場合
は、ステップ304でどの送信者からの電子メールを聞き
たいかをユーザが入力する。これに際して入力を促すメ
ッセージ(「送信者を指定して下さい」等)を音声合成部
204により生成して電話107に出力してもよい。こ
こでは、あらかじめ番号・送信者名・電子メールアドレ
スからなる送信者リストをユーザが作成し、送信者リス
ト保持部210に保持しているものとする。送信者リスト
保持部210の内容は例えば図5のようになる。ユーザはこ
のリスト上の番号をプッシュボタンから入力することに
より送信者を指定することが可能となり、また、ステッ
プ304でも送信者を判断できる。この際、一つの番号
の終わりを示すための区切り記号(例えば'#')と、入力
終了を示す入力も定めておく(例えば'0'を入力したら入
力終了とする)。BBBさんからの電子メールを聞きたい場
合はユーザは'2#'を入力する。また、ステップ304
で'2#'が入力されたと判断された場合、送信者として'B
BB'が特定されたと判断する。ステップ305では入力終了
を示す入力がされたかどうかを調べる。そうでない場合
は、ステップ306で、入力された送信者の電子メールア
ドレスを送信者アドレス保持部206に保持し、ステップ3
04に戻る。
【0044】入力終了が指示されたとステップ305で
判断された場合はステップ307において、検索条件生成
部207で検索条件を生成し、結果を検索条件保持部208に
保持する。検索条件は、実際の電子メールに対して検索
を行なう際に電子メール検索部205で用いられる条件で
ある。例えば条件として「送信者'BBB'が入力された場
合には、「ヘッダのFrom行に"bbb@abc.zzz"という文字
列が存在する」というのを表現する検索条件を生成する
ことになる。この検索条件の書式は電子メール検索部20
5の入力仕様に合わせる。
【0045】ステップ308では、電子メール検索部205に
おいて、電子メール記憶部112に保持された電子メール
の中から、検索条件保持部208に保持された検索条件に
合致するものを検索する。この際の検索方法は通常の全
文検索の手法によればよい。検索結果は検索結果保持部
209に保持する。この際、電子メールの本文を保持して
もよいし、電子メールのIDだけ保持してもよい。
【0046】ステップ309では、検索結果があったかど
うかを調べる。あった場合は、ステップ310で、検索結
果保持部209に保持された電子メールを読み上げる。こ
の際、「該当するメールは*件あります」のようなメッ
セージを生成し、電話107に出力してもよい。なおス
テップ308で電子メールのIDだけを保持した際には対応
する電子メールを電子メール記憶部112から読み出して
読み上げる。検索結果がなかった場合は、ステップ311
で、指定された送信者からの電子メールがなかった旨の
メッセージを生成し、電話107に出力する。
【0047】次に実例を示して、本実施の形態のさらな
る説明を行なう。図6に示すような五つの電子メールが
電子メール記憶部112に保持されているとする。ここ
で、ステップ304で送信者指定の際に2(BBBさん)と3
(CCCさん)の指定が入力されると、ステップ307で生
成される検索条件は「ヘッダのFrom行に"bbb@abc.zzz"
という文字列か"ccc@zzz.xyz"という文字列が存在す
る」となる。そこで、ステップ308の検索の結果、
(a)と(e)の電子メールが選択され、この二つの電子メー
ルだけがステップ310で読み上げられる。
【0048】上記例では、電子メールを指定する条件と
して送信者を用いたが、受信者(Toフィールド)を条件と
して用いてもよい。この場合は受信者リストを設け、リ
スト中の番号で受信者を指定する。検索は上記実施例と
同様に全文検索によって行なえる。なお、受信者を指定
することによって、例えば、ユーザ個人宛にきた電子メ
ールを選択することが可能になる。
【0049】上記例では、電子メールを指定する条件と
して送信者を用いたが、Subject中のキーワードを条件
として用いてもよい。この場合はキーワードリストを設
け、リスト中の番号でキーワードを指定する。検索は上
記実施例と同様に全文検索によって行なえる。
【0050】上記例では、電子メールを指定する条件と
して送信者を用いたが、本文中のキーワードを条件とし
て用いてもよい。この場合はキーワードリストを設け、
リスト中の番号でキーワードを指定する。検索は上記実
施例と同様に全文検索によって行なえる。
【0051】上記例では、電子メールを指定する条件と
して送信者を用いたが、電子メールの長さ(文字数)を条
件として用いてもよい。この場合はプッシュボタンによ
って、数値を入力し、それに加えて「それ以上」/「そ
れ以下」を示すコマンドをプッシュボタンによって入力
するようにすればよい。全文検索ではなく、数値の大小
関係によって条件を満たすかどうか判定する。これによ
り、ある長さ以下の電子メール、もしくは、ある長さ以
上の電子メールが選択できる。
【0052】上記例では、電子メールを指定する条件と
して送信者を用いたが、日時(送信日時/受信日時)を条
件として用いてもよい。この場合は、プッシュボタンに
よって、日時を入力し、それに加えて「それより前」/
「それより後」を示すコマンドをプッシュボタンによっ
て入力するようにすればよい。全文検索ではなく、数値
の大小関係によって条件を満たすかどうか判定する。こ
れにより、ある時点より前に送信された(受信した)電子
メール、もしくは、ある時点より後に送信された(受信
した)電子メールが選択できる。
【0053】先の例では、単一の条件を指定するように
したが、送信者およびこれらの条件のうち任意のものを
組み合わせて条件を指定してもよい。この場合、個々の
条件指定のコマンドと、AND/ORを指定するコマンドを用
意する。検索条件保持部には組み合わされた検索条件を
保持する。入力された条件を全て満たす電子メール(AND
条件)、もしくはそのうちの一つを満たす電子メール(OR
条件)を検索する。例えば「送信者がBBBさんで、Subjec
tに"meeting"という語がある電子メール」という指定が
できる。
【0054】上記例において、送信者等の条件によって
電子メールを指定するようにしたが、送信者等の条件を
複数指定した際に特に優先度は設けなかった。しかし、
例えば、指定した順に優先度をつける、あるいは明示的
に優先度を指定するコマンドを用意するなどして、優先
度の高い条件に合致する電子メールから順に読み上げる
ようにしてもよい。例えば、送信者としてBBBさん、CCC
さんの順に指定した場合、まずBBBさんからのメールを
読み上げ、次にCCCさんからのメールを読み上げるよう
にする。他の実施例6におけるOR条件指定の場合も同様
である。例えば、送信者がBBBさんの電子メール、Subje
ctに"meeting"という語がある電子メール、という順にO
R条件を指定した場合、まずBBBさんからのメールを読み
上げ、次にSubjectに"meeting"という語がある電子メー
ルを読み上げるようにする。
【0055】上記例では、電話をかけて電子メールを聞
く際に条件を指定するようにしたが、あらかじめシステ
ムの入力装置から、あるいは電話のプッシュボタンによ
って条件を設定しておき、常に、その条件を満たすもの
だけを読み上げるようにしてもよい。この場合、設定さ
れた検索条件は変更があるまで検索条件保持部に保持し
ておく。
【0056】上記例では、送信者リスト等を用意してお
き、リスト中の番号によって送信者等を指定するように
したが、番号は1、2、3、…という序数でなくてもかま
わない。例えば、送信者と電話番号の対応を送信者リス
トに保持し、電話番号によって送信者を指定してもよ
い。
【0057】上記例では、送信者リスト等を用意してお
き、リスト中の番号によって送信者等を指定するように
したが、プッシュボタンと文字の対応関係を定め、プッ
シュボタンから文字への変換手段を設けておき、プッシ
ュボタンによって文字列を直接入力するようにしてもよ
い。例えば2桁の数字と、アルファベット・数字・カナ
の対応関係を定める。
【0058】更に、入力された文字に対応する音を返す
ようにしてもよい。これは、文字に変換した後に、その
文字を音声合成部に送ることによって実現できる。これ
によって、入力した文字が正しいかどうかをユーザが確
認することができる。
【0059】上記例では、送信者リスト等を用意してお
き、リスト中の番号によって送信者等を指定するように
したが、音声認識手段を設け、音声によって直接送信者
等を入力するようにしてもよい。
【0060】上記例では、送信者リストを用意してお
き、リスト中の番号によって送信者を指定するようにし
たが、電子メールを送信者別に並べ替える手段とユーザ
が選択する手段とを設け、電子メール読み上げの最初
に、「AAAさんから1通」、「BBBさんから2通」、…とい
うようにメッセージを出力し、ユーザがプッシュボタン
から選択のコマンドを入力したら、その送信者の電子メ
ールを読み上げるようにしてもよい。
【0061】先の例では、Subject中に指定したキーワ
ードがある電子メールを選択したが、関連する電子メー
ルを判定する手段を設け、さらに特定の電子メールを指
定するコマンドを用意し、指定された電子メールに関連
する電子メールを選択するようにしてもよい。
【0062】関連する電子メールの判定方法としては、
(a)同じSubjectを有するものを関連すると見なす、(b)
一連の電子メールのMessage-IDを保持して"In-reply-t
o"フィールドにこれらのMessage-IDがあらわれるものを
関連すると見なす、などの方法が使える。
【0063】更に、リプライメールを選択する手段を設
け、ユーザが自分で出した電子メールに対するリプライ
メールのみを選択するようにしてもよい。リプライメー
ル選択手段では、ユーザが出した電子メールのMessage-
IDを保持し、各電子メールの"In-reply-to"フィールド
にこれらのMessage-IDがあらわれるかどうかで判定し、
選択する。
【0064】上記例では、条件を満たす電子メールだけ
を読み上げたが、条件を満たす電子メールをまず読み上
げ、その後に残りの電子メールを読み上げるようにして
もよい。これによって、ユーザにとって必要な電子メー
ルを先に読み上げさせることができる。
【0065】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフ
トウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、シ
ステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置の
コンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。
【0066】この場合、記録媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体
は本発明を構成することになる。
【0067】プログラムコードを供給するための記録媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、磁
気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いる
ことができる。
【0068】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって
前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とは言うまでもない。
【0069】更に、記録媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
検索条件を入力し、前記入力された検索条件に一致する
電子メールを検索し、前記検索された電子メールを公衆
回線を介して出力することにより、ユーザが指定する条
件に一致する電子メールのみを出力でき、効率的とな
る。
【0071】以上説明したように、本発明によれば、前
記検索条件は、公衆回線を介して入力することにより、
公衆回線を介して所望のものを特定できる。
【0072】以上説明したように、本発明によれば、前
記検索条件は、送信者を特定する情報とすることによ
り、ユーザの所望する送信者のメールだけを選択的に得
ることができる。
【0073】以上説明したように、本発明によれば、前
記検索条件は、キーワードを特定する情報とすることに
より、ユーザの所望するキーワードのメールだけを選択
的に得ることができる。
【0074】以上説明したように、本発明によれば、前
記検索条件は、メールの長さを特定する情報とすること
により、ユーザの所望する長さのメールだけを選択的に
得ることができる。
【0075】以上説明したように、本発明によれば、前
記検索条件は、日時を特定する情報とすることにより、
ユーザの所望する日時のメールだけを選択的に得ること
ができる。
【0076】以上説明したように、本発明によれば、前
記検索条件は、複数の条件とすることにより、ユーザが
所望する条件のメールをより確実に絞り込むことができ
る。
【0077】以上説明したように、本発明によれば、前
記複数の検索条件に、優先順位を指定することにより、
ユーザが所望する条件のメールをより確実に絞り込むこ
とができる。
【0078】以上説明したように、本発明によれば、前
記検索された電子メールを音声合成して出力することに
より、ユーザが所望するメッセージを効率よく聞き取る
ことができる。
【0079】以上説明したように、本発明によれば、前
記検索条件は、プッシュホン信号により入力するプッシ
ュホン信号を入力することさえできれば、どこでも所望
のメールを効率よく得ることができる。
【0080】以上説明したように、本発明によれば、前
記検索条件は、入力した信号に対応して予め記憶されて
いるものとすることにより、条件の指定操作が容易とな
る。
【0081】以上説明したように、本発明によれば、前
記検索条件は公衆回線を介して接続された電話により入
力することにより、電話がつながるところならどこでも
所望のメールを効率よく得ることができる。
【0082】以上説明したように、本発明によれば、前
記検索条件は前記公衆回線を介して接続された情報端末
より入力することにより、情報端末がつながるところな
らどこでも所望のメールを効率よく得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置の構成を示すブロック図。
【図2】本発明に係る装置の機能的構成を示すブロック
図である。
【図3】本発明に係る処理手順を示すフローチャート。
【図4】本発明の一の実施形態におけるコマンドの例を
示す図。
【図5】本発明の一実施形態に係る送信者リスト保持部
の内容を示す図。
【図6】本発明の一実施形態の動作を説明するための
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 稔 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索条件を入力し、 前記入力された検索条件に一致する電子メールを検索
    し、 前記検索された電子メールを公衆回線を介して出力する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  2. 【請求項2】 前記検索条件は、公衆回線を介して入力
    することを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 【請求項3】 前記検索条件は、送信者を特定する情報
    とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理方
    法。
  4. 【請求項4】 前記検索条件は、キーワードを特定する
    情報とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    方法。
  5. 【請求項5】 前記検索条件は、メールの長さを特定す
    る情報とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処
    理方法。
  6. 【請求項6】 前記検索条件は、日時を特定する情報と
    することを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
  7. 【請求項7】 前記検索条件は、複数の条件とすること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
  8. 【請求項8】 前記複数の検索条件に、優先順位を指定
    することを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  9. 【請求項9】 前記検索された電子メールを音声合成し
    て出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    方法。
  10. 【請求項10】 前記検索条件は、プッシュホン信号に
    より入力することを特徴とする請求項1に記載の情報処
    理方法。
  11. 【請求項11】 前記検索条件は、入力した信号に対応
    して予め記憶されているものとすることを特徴とする請
    求項1に記載の情報処理方法。
  12. 【請求項12】 前記検索条件は公衆回線を介して接続
    された電話により入力することを特徴とする請求項1に
    記載の情報処理方法。
  13. 【請求項13】 前記検索条件は前記公衆回線を介して
    接続された情報端末より入力することを特徴とする請求
    項1に記載の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 検索条件を入力する入力手段と、 前記入力された検索条件に一致する電子メールを検索す
    る検索手段と、 前記検索された電子メールを公衆回線を介して出力する
    出力手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  15. 【請求項15】コンピュータが読み取り可能な記憶媒体
    であって、 検索条件を入力する工程と、 前記入力された検索条件に一致する電子メールを検索す
    る工程と、 前記検索された電子メールを公衆回線を介して出力する
    工程とのプログラムを記憶する記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008041103A (ja) * 2007-09-03 2008-02-21 Fuji Xerox Co Ltd 情報検索支援装置

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