JPH1013545A - 電子メールサーバ装置 - Google Patents

電子メールサーバ装置

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JPH1013545A
JPH1013545A JP16736396A JP16736396A JPH1013545A JP H1013545 A JPH1013545 A JP H1013545A JP 16736396 A JP16736396 A JP 16736396A JP 16736396 A JP16736396 A JP 16736396A JP H1013545 A JPH1013545 A JP H1013545A
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Akihiro Miyazaki
秋弘 宮崎
Hiromi Wada
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電子メールアドレスを有するか否
かに関係なしに、利用者が予め電話番号等を登録するこ
ともなく、電話機を通じて電子メールの送受信ができる
電子メールサーバ装置を提供することを目的とする 【解決手段】 電話番号抽出手段11cが、電話番号を
含むアドレスを記述した電子メ−ルからこの電話番号を
抽出し、発呼手段12aが抽出した電話番号先へ発呼
し、文字コード変換手段16aが前記電子メールを表示
手段を有する被呼電話機によって表示可能な文字コ−ド
へ変換し、そして、メール送信手段16cがこの文字コ
ードに変換された電子メ−ルを被呼電話機へ送信するよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワーク化され
た複数のコンピュータ端末で構成される電子メールシス
テムに関し、特に電子メールの送受信を管理する電子メ
ールサーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータのネットワーク化が
進み、複数のコンピュータ間で手紙のやりとりを行うシ
ステム、いわゆる電子メールシステムと呼ばれるサービ
スが広く普及しつつある。一方、ネットワークの発達に
伴い、情報のマルチメディア化が進み、また、コンピュ
ータ端末のモバイル化、パーソナル化が脚光を浴びてお
り、このような流れの一環として既存の電子メールシス
テムと電話とを統合した電子メールシステムを構築しよ
うという動きがある。
【0003】例えば、特開平3−276940や、特開
平5−252199で開示されている電子メールシステ
ムでは、利用可能なコンピュータ端末が近くにない場合
でも、電話機を通じて電子メールの内容や電子メールの
到着の有無を音声で聞くことができる。即ち、これらに
開示されている電子メールシステムでは、まず、電子メ
ールアドレスとメールの転送先電話番号をあらかじめ対
応付けて登録しておき、登録された利用者宛の電子メー
ルを受信すると、対応付けられた転送先電話番号と呼接
続を行ない、利用者に電話機を通じて電子メールの到着
の有無を音声で知らせたり、電子メールアドレスと暗証
番号をあらかじめ登録しておき、利用者の電話機からの
暗証番号の入力により、受信メールの文字データを音声
変換し、メールの内容を音声で電話機に送信する。これ
により、電子メールシステムの利用者(受信者)は、メ
ールの到着の有無やメールの内容を電話機を通じて音声
で知ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術によれば、上記システムの利用希望者は電子メール
アドレスと電話番号や暗証番号の対応をあらかじめシス
テムに登録しておかなければならなず、繁雑であり、ま
た、必ず電子メールアドレスを有している必要があっ
た。システム側でも電子メールのアドレスと転送先電話
番号等を対応させる対応表を管理する必要がある。ま
た、上記の従来技術では電子メールの内容を音声で通知
するため、文字コードを音声変換するモジュールを電子
メールシステム内に実装する必要があった。一方、電子
メールで送受信される情報は、視覚で認識される情報が
多く含まれることもあり、電子メールシステムは手紙の
利点である視覚認識性および記録性を備えたシステムで
あるが、上記システムでは、電子メールを音声で通知す
るため、視覚認識性という手紙の利点を反映していな
い。さらに、上記従来技術では、電子メールの受信を電
話機を通じて行うことが可能であるが、電話機からの電
子メールの送信を行うことができない。
【0005】本発明は上記問題点に鑑み、電子メールア
ドレスを有するか否かに関係なしに、利用者が予め電話
番号等を登録することもなく、電話機を通じて電子メー
ルの受信ができるとともに、音声変換モジュールを実装
させず利用者がメール受信内容を視覚認識でき、さら
に、電話機から電子メールの送信が可能となる電子メー
ルサーバ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本願発明にかかる電子メールサーバ装置は、電話番
号を含むアドレスを記述した電子メールから、当該電話
番号を抽出する電話番号抽出手段と、抽出した電話番号
先へ発呼する発呼手段と、前記電子メールを、表示手段
を有する被呼電話機によって表示可能な文字コードへ変
換する文字コード変換手段と、この文字コードに変換さ
れた電子メールを被呼電話機へ送信するメール送信手段
とを設けている。
【0007】また、この電子メールサーバ装置において
は、前記メール送信手段からの送信に先立って、電子メ
ールの受信を通知する、前記文字コードによる文を前記
被呼電話機へ送信する案内表示送信手段を設けたり、電
子メールの受信を通知する、音声信号による文を前記被
呼電話機へ送信する案内音声送信手段を設けることがで
きる。
【0008】さらに、音声データを含む電子メールから
音声データを抽出し、前記被呼電話機が再生可能な音声
信号に変換する音声データ変換手段と、この音声信号を
前記被呼電話機に送信する音声信号送信手段を設けた
り、電子メールを電話番号ごとに記憶する受信メール蓄
積手段を設けることが望ましい。そして、前記受信メー
ル蓄積手段に記憶されている電子メールの発呼先が無線
電話機の場合に、当該無線電話機の交信が不可能な状態
から交信が可能な状態となったことを検出する交信状態
監視手段をさらに設け、前記発呼手段を、この交信状態
監視手段が発呼先の電話機が交信可能な状態となったこ
とを検出した時に、当該電子メールから前記電話番号抽
出手段によって抽出された電話番号先に発呼するように
すると好適である。
【0009】また、前記被呼電話機に、前記受信メール
蓄積手段に記憶された当該被呼電話機の電話番号に対応
して記憶されている電子メールに関する情報を前記文字
コードによって送信するメモリ情報文送信手段を設けた
り、同様に音声信号によって送信するメモリ情報音声送
信手段を設けたりすることができる。さらに、前記受信
メール蓄積手段を電子メールを所定の項目に分けて記憶
できるようにし、この所定の項目の内から、少なくとも
1以上の項目の記憶内容の送信要求を前記被呼電話機か
ら受け付けるメール項目送信要求受付手段と、このメー
ル項目送信要求受付手段が受け付けた送信要求に基づい
て、前記受信メール蓄積手段に記憶された項目の記憶内
容を前記文字コードによって前記被呼電話機へ送信する
メール項目送信手段とを設けることもできる。
【0010】それから、前記被呼電話機の表示手段が表
示できる文字数に合わせて、送信する前記文字コードの
データ量を制御する送信速度制御手段を設け、望ましく
は前記被呼電話機から送信する前記文字コードのデータ
量を制御するべき旨の要求を受け付ける送信速度制御要
求受付手段をさらに設けて、この受け付けた要求に従っ
て送信速度制御手段が前記文字コードのデータ量を制御
するようにすると好適である。
【0011】そして、この電子メールサーバ装置におい
ては、前記受信メール蓄積手段を電子メールの発信元を
特定する情報と発信元の電子メールアドレスを記憶でき
るようにし、前記受信メール蓄積手段に記憶された、発
呼先の電話番号に対応した電子メールの発信元を特定す
る情報を前記文字コードによって前記被呼電話機へ送信
する発信元送信手段と、発信元送信手段によって送信さ
れた電子メールの発信元を特定する情報の中から返送す
べき発信元の選択を前記被呼電話機より受け付ける送信
先受付手段とを設け、また、返送用の所定の定型文のデ
ータを蓄積する定型文蓄積手段と、前記定型文蓄積手段
に蓄積された定型文の中から返送すべき定型文の選択を
前記被呼電話機より受け付ける定型文受付手段と、被呼
電話機から送信要求を受け付ける送信要求受付手段とを
設け、さらには、この送信要求に従って、定型文受付手
段によって受け付けられた定型文のデータを、前記受信
メール蓄積手段に記憶されている、送信先受付手段によ
って受け付けられた発信元の電子メールアドレス先へ送
信する定型文送信手段を設けると効果的である。
【0012】また、この場合に上記定型文蓄積手段と定
型文受付手段の代わりに被呼電話から送信されるキー入
力信号による返送文を受け付ける返送文受付手段と、こ
の受け付けた前記キー入力信号による返送文を、電子メ
ールで送信可能なデータに変換して記憶する返送文記憶
手段を設け、定型文に変えてこの返送文を送信先受付手
段で受け付けた発信元の電子メールアドレス先へ送信す
るようにしてもよい。
【0013】また、電話機より送信されるキー入力信号
による電子メールのアドレスを受け付けて電子メールで
送信可能なデータに変換して記憶するメールアドレス記
憶手段と、送信用の所定の定型文のデータを蓄積する定
型文蓄積手段と、前記定型文蓄積手段に蓄積された定型
文の中から送信すべき定型文の選択を前記電話機より受
け付ける定型文受付手段とを設け、前記電話機から送信
要求を受け付ける送信要求受付手段と、この送信要求に
従って、定型文受付手段によって受け付けられた定型文
のデータを、メールアドレス記憶手段に記憶された電子
メールのアドレス先に送信する定型文送信手段とを設け
てもよい。
【0014】この場合に、定型文蓄積手段と定型文受付
手段の代わりに、前記電話機から送信されるキー入力信
号による送信文を受け付ける送信文受付手段と、送信文
受付手段で受け付けた前記キー入力信号による送信文を
電子メールで送信可能なデータに変換して記憶する送信
文記憶手段とを設け、定型文の代わりにこの送信文をメ
ールアドレス記憶手段に記憶された電子メールのアドレ
ス先に送信するようにしてもよい。
【0015】さらには、電話機から送信される音声信号
を電子メールによって送信可能な音声データに変換し記
憶する音声データ記憶手段と、前記電話機から音声送信
要求を受け付ける音声送信要求受付手段と、この音声送
信要求に従って、音声データ記憶手段に記憶された音声
データを、送信される文字データと共に電子メールアド
レス先へ送信する音声信号送信手段とを設けることもで
きる。
【0016】そして、上記の電子メールサーバ装置を公
衆回線や構内自営電話回線を介して複数の電子メール端
末と複数の電話とに接続することで、効果的な電子メー
ルシステムを構築することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本願発明の実施の形態を図
を用いて説明する。図1は本発明に係る電子メールサー
バ装置10を含む電子メールシステムの構成を示してい
る。図1における電子メールシステムは、電子メール端
末である複数のコンピュータ端末装置1A、1B、・・
・と電子メールサーバ装置10をインターネットなどの
ネットワークで接続したものであり、さらに電子メール
サーバ装置10は公衆交換機等の電話制御装置30を通
じて複数の電話機40A、40B・・・と接続されてい
る。なお、この電話制御装置30は自営CSCや構内P
BX等の構内電話回線網に接続してもよい。また、ここ
で接続されている電話機40A等は液晶等の画面を有し
表示機能を持つものであり、ここではPHS電話(パー
ソナルハンディホン:第2世代コードレス電話システ
ム)を例に挙げて説明する。最も、電話機40A、40
B・・・はPHS電話機でなくともISDN電話、セル
ラー電話、双方向ページャであっても実現可能であり、
電子メールを受信するだけの場合はページャでも実現可
能である。
【0018】PHS電話は、通信時に制御チャネルとデ
ータチャネルの2チャネルを使用するものであり、この
内の制御チャンネルから予め定めた規格に従って所定の
文字コードをPHS電話機へ送信制御することにより、
この規格に従ったPHS電話機の液晶表示部に英数字、
記号、半角カタカナ、漢字等を表示させるようにするこ
とができる。また、データチャンネルは主として音声を
送信するために用いられる。
【0019】図2に本実施の形態に係る電子メールサー
バ装置10の構成を示す。図2において電子メールサー
バ装置10は、電子メールシステムが利用できるコンピ
ュータ端末装置1Aと、電話制御装置30から電話回線
網を介して電話機40Aに接続される。電子メールサー
バ装置10は、電子メール処理部11と、呼接続要求処
理部12と、受信メール蓄積部13と、送信メール蓄積
部14と、メール管理部15と、送信制御部16と、受
信解析部17と、案内用データ蓄積部18とを備える。
【0020】電子メール処理部11は、電子メールの宛
先に電話番号を含んでいる電子メールを受信する電子メ
ール受信部11a、受信した電子メールから電話番号を
抽出する電話番号抽出部11c、送信メール蓄積部14
に蓄積されている送信用(返信用)の電子メールの送信
を行なう電子メール送信部11bを有している。呼接続
要求処理部12は、電子メール処理部11の電話番号抽
出部11cによって抽出された電話番号先に発呼する発
呼部12a、電子メールサーバ装置10に割り当てられ
た電話番号に対して電話機40Aやコンピュータ端末装
置1A等から呼接続要求があった場合に、これを受信す
る受信部12bを有する。そして、呼接続要求処理部1
2には、さらに発呼先の電話機が無線電話である場合
に、無線電話が受信可能圏外または電源が切られている
状態から、無線電話が受信可能圏内に入ったか又は電源
が入れられて、電話制御装置30が位置登録を受けた時
に、これを電話制御装置30から受けて発呼部12aに
発呼させる交信状態監視部12cを有している。
【0021】受信メール蓄積部13は、電話番号別に受
信した電子メールの必要な情報を所定の項目別に蓄積す
る。受信メール蓄積部13の記憶状態の一例を図3に示
す。ここでは受信メール蓄積部13は図3に示すよう
に、電子メールをサブジェクト、メールの本体、音声メ
ール、送信先アドレス、送信日時の各項目に分けて記憶
する。サブジェクトやメールの送信者アドレス、送信日
時などは、メールのヘッダ部分に含まれているため、容
易にこれらを取り出すことが可能である。
【0022】送信メール蓄積部14は、送信用の定型文
メールを蓄積する定型文蓄積部14a、受信解析部17
を介して電話機から入力される送信用の文を電子メール
で送信可能なデータに変換して記憶する送信文記憶部1
4b、受信解析部17を介して電話機から入力される送
信用の音声信号を電子メールで送信可能な音声データに
変換して記憶する音声データ記憶部14c、受信解析部
17を介して電話機から入力される送信先の電子メール
のアドレスを電子メールで送信可能なデータに変換して
記憶するメールアドレス記憶部14dを有する。
【0023】メール管理部15は、受信メール蓄積部1
3の記憶状況を管理し、記憶されている電子メールの有
無や数等の電子メールに関する情報を抽出する。送信制
御部16は、受信メール蓄積部13に記憶されている電
子メールのテキストデータを電話機40Aが表示可能な
文字コードに変換する文字コード変換部16a、受信メ
ール蓄積部13に記憶されている電子メールの音声デー
タを電話機40Aで再生可能な音声信号に変換する音声
データ変換部16b、文字コード変換部16aで変換し
た文字コードを電話制御装置30の制御チャネル上で送
信制御するメール送信部16c、音声データ変換部16
bで変換した音声信号を、電話制御装置30のデータチ
ャネル上で送信制御する音声信号送信部16dを有し、
さらに、電話機40Aの表示手段が表示できる文字数に
合わせて、送信する文字コードのデータ量を制御する送
信速度制御部16eを有する。
【0024】受信解析部17は、電話機40Aから制御
チャネル又はデータチャンネルを通じてキー入力信号や
音声データを受け付ける部分であり、受信メール蓄積部
13に記憶されている電子メールの所定の項目から、少
なくとも1以上の項目の記憶内容の送信要求を電話機4
0Aから受け付けるメール項目送信要求受付部17aを
有し、この送信要求に応じて、受信メール蓄積部13の
各項目の記憶内容が送信制御部16を通じて電話機40
Aに送信される。また、電話機40Aから送信する文字
コードのデータ量を制御するべき旨の要求を受け付ける
送信速度制御要求受付部17bを有し、この要求に従っ
て前記送信速度制御部16eは送信するデータ量を制御
する。
【0025】さらに、受信解析部17は電話機40Aか
ら任意の宛て先に電子メールを送る際に、当該電話機4
0Aからキー入力信号による当該宛て先の電子メールア
ドレスを受け付ける送信先受付部17c、定型文蓄積部
14aに蓄積された定型文の中から送信しようとする定
型文の選択を電話機40Aより受け付ける定型文受付部
17dと、電話機40Aからキー入力信号による送信文
を受け付る送信文受付部17eとを有している。なお、
電話機40Aからキー入力信号によって電子メールアド
レスや送信文を送信する方法として、例えば、ひらがな
や記号をマトリックス上に配置して、縦の並び順と横の
並び順を表す2つ数字を送信することで1つの文字を特
定したり、*のあとの数字はアルファベットにおいてA
から数えて当該数字までの順番にある文字を表すように
定め、JISコード等の汎用のコードで文字を送信する
等の決まりを予め定めておく方法等が考えられる。
【0026】そして、さらに受信解析部17は電話機4
0Aからの音声データを受け付ける音声信号受付部17
fと、電話機40Aから電子メールの送信要求を受け付
ける送信要求受付部17gとを有している。案内用デー
タ蓄積部18は、メールの受信およびメール蓄積状況等
の電子メールに関する情報を通知する案内文を文字コー
ドで記憶した案内表示蓄積部18aと、同じく案内文を
音声データで記憶した案内音声蓄積部18bとを有して
おり、送信制御部16を介してこの案内文は電話機40
Aに文字コードと音声データによって送信される。な
お、文字コードによる案内文と音声データによる案内文
の内容は同一である必要はないことは言うまでもない。
また、電子メールに関する情報は、メール管理部15が
抽出したデータを流用する。
【0027】なお、上記構成を有する電子メールサーバ
装置は汎用のコンピューターに、前記各部の動作を実現
させるプログラムを用いることによっての実現可能であ
り、かかるプログラムはCD−ROM等の記録媒体に記
録することができる。以上の構成を有する電子メールサ
ーバ装置10の動作について以下に説明する。最初に、
電子メールサーバ装置10から電話機40Aに発呼して
受信メールの送信を行ったり、返送用の電子メールを返
送する場合の動作について説明する。図5にこの場合の
動作を示すフローチャートを示し、図4にコンピュータ
端末装置1Aから電子メールの送信を行う場合の動作を
示すフローチャートを示す。
【0028】まず、図4のフローチャートに示す動作に
ついて説明する。最初に、送信元のコンピュータ端末装
置1Aが、電子メールサーバ装置10を通じて電話機4
0A宛に電子メールを送信しようとする場合は、まず電
子メールのアドレスに電話機40Aの電話番号含むアド
レスを指定する(S401)。具体的には、送信先の電
話機Aの電話番号を”×××1234567”と仮定す
ると、電子メールの宛先アドレス”To:”に、例え
ば”To:×××1234567@phs.mei.c
o.jp”と指定し、メールの送信を行なう。ただ
し、”@phs.mei.co.jp”は、電子メール
サーバ装置10のドメインを表し、電話機へ送信される
電子メールはすべて、一度このドメインに配送される。
次に、電子メールにサブジェクトと、メール本体を書
き、必要であれば音声メールとして音声を録音し(S4
02)、こうして作成された電子メールを送信する(S
403)。このようにして、送信された電子メールは全
て、まず電子メールサーバ装置10に配送される。
【0029】次に、図5に示す電子メールサーバ装置1
0の動作について説明する。電子メールサーバ装置10
には上述した動作により、コンピュータ端末より送信さ
れるドメイン”@phs.mei.co.jp”宛のす
べての電子メールが配送され電子メール処理部11の電
子メール受信部11aがこれを受信する(S501)。
そして、電子メール処理部11の電話番号抽出部11c
は受信した電子メールから電話番号を抽出する(S50
2)。例えば、前述したコンピュータ端末装置1Aから
送信されてきた電子メールアドレス”To:×××12
34567@phs.mei.co.jp”から電話機
40Aの電話番号”×××1234567”を抽出す
る。電話番号が抽出されると、次は、受信メール蓄積部
13が図3に示すように電話番号別に電子メールの必要
な情報のみを項目別に記憶する(S503)。
【0030】それから、呼接続要求処理部12の発呼部
12aが、S502で抽出された電話番号先へ発呼する
(S504)。ここで発呼先の電話機40Aと電子メー
ルサーバ装置10との呼接続ができない場合は、電子メ
ールサーバ装置10は処理を中止する。ただし、電話機
が無線電話である場合であって、電話機が受信可能圏外
または電源が切られているために交信ができない場合
は、交信状態監視部12cが電話制御装置30からの位
置登録を待って、この位置登録を受ければ改めて発呼部
12aに発呼させる。電話機40Aと電子メールサーバ
装置10との呼が確立すると、メール管理部15は受信
メール蓄積部13の蓄積状況をチェックする(S50
5)。
【0031】このチェック結果に応じて案内用データ蓄
積部18の内容が書き換えられ、それから案内表示蓄積
部18aに蓄積された案内用の文字コードを制御チャネ
ル上から、案内音声蓄積部18bに蓄積された案内用の
音声データを音声信号に変換してデータチャネル上か
ら、送信制御部16がそれぞれ送信を行なう(S50
6)。送信例を図6に示す。この送信の結果、図に示す
ように電子メールに関する情報として電話機40の表示
部61には受信メール蓄積部13に記憶されている当該
電話番号をアドレスに含む電子メールの件数が文字によ
って表示され、電話機40のスピーカーから同様に電子
メールの件数、案内文として、その後の操作を促すメッ
セージが音声で流れる。
【0032】この送信案内をうけて電話機40Aの使用
者が受信メールの内の1通を指定する所定のキー入力信
号を送信すると、受信解析部17がこれを受け付ける
(S510)。それから、電子メールサーバ装置10は
電話機40Aの使用者から、受信メール蓄積部13に記
憶されている電子メールの受信要求か、電子メールの発
信元への送信文の送信要求か、もしくはS510に戻る
かのいずれかの選択を意味するキー入力信号の受信待ち
となる(S511)。なお、このキー入力の受信待ち状
態に先だって電子メールサーバ装置10は、案内用デー
タ蓄積部18に記憶された、この選択を案内し促すメッ
セージを制御チャンネルおよびデータチャンネルを通じ
て、文字コード及び音声信号によって電話機40Aに送
信するが、ここでは繁雑を避けるためにこのステップは
省略してある。また、以下の各ステップにおいても、電
話機40Aからの送信を電子メールサーバ装置10が待
っている場合は、同様に電子メールサーバ装置10から
電話機40Aにキー入力等を促すメッセージが送信され
るが同様に省略してある。
【0033】S511で電話機40Aから電子メールの
受信要求を選択する旨のキー入力信号を受信した場合
は、さらに電話機40Aから電子メールの特定項目の送
信要求を意味する所定のキー入力信号(例えば”1”の
入力受信ならばサブジェクト、”2”ならばメールの本
体、”3”ならば音声データなど)の受信待ちとなり、
このキー入力信号が電話機40Aから送信されれば、受
信解析部17のメール項目送信要求受付部17aがこれ
を受け付ける(S521)。この受け付けたキー入力信
号及びS510で行った電子メールの指定を表すキー入
力信号を受信解析部17が解析して、受信メール蓄積部
13および送信制御部16とアクセスして、送信制御部
16が電話機40Aに指定された電子メールの選択され
た特定項目の内容を送信する(S522)。この際、こ
の電子メールの特定項目部分がテキストデータだけであ
れば、送信制御部16の文字コード変換部16aが電話
機40Aが表示可能な文字コードに変換して制御チャン
ネルから電話機40Aに送信する(S522a)。ま
た、この電子メールの特定部分が音声データを含むもの
であれば、送信制御部16の音声データ変換部16bが
電話機40Aが再生可能な音声信号に変換してデータチ
ャンネルから電話機40Aに送信する(S522b)。
【0034】また、文字コードを送出する場合に、電話
機40Aの表示部の表示できる文字数の限界により、す
べての送信文字が電話機40Aに表示できない場合は、
送信制御部16の送信速度制御部16eが送信する文字
コードのデータ量の制御を行い、スクロール制御などを
させることにより、すべての文字を電話機40Aに表示
させる。さらに、この文字コードのデータ量の制御が適
切でない場合等のときは、電話機40Aの使用者からの
文字コードのデータ量の制御を適切に行うことを要求す
る所定のキー入力信号を受信解析部17の送信速度制御
要求受付部17bが受信することにより送信速度制御部
16eに働きかけて適切な文字コードのデータ量の制御
を行わせることができる。さらに特定のキー入力を受信
することにより、送信制御部16が送信文字の制御を行
って、利用者が希望する電子メールの特定項目の特定部
分を送信し、電話機40Aに表示させることもできる。
例えば、”*”の入力により、10文字先を表示させた
り、”#”の入力により、10文字前を表示させる等の
ことができる。
【0035】このように1つの電子メールについての送
信が完了するとS511に戻り、電話機40Aからの電
子メールの新たな項目の受信要求か、この電子メールの
発信者への送信文の送信要求か、また、S510にもど
って他の電子メールを選択するかのいずれかの選択を意
味するキー入力信号の受信待ちとなる。なお、S510
で電話機40Aの使用者は処理の終了を選択することが
でき、これを受信することにより電子メールサーバ装置
10の処理は終了する。もっとも、電話機40Aから回
線を切断すれば、いつでも強制的に処理を終了させるこ
とができることはいうもでもない。
【0036】S511で電子メールの発信元への送信文
の送信要求を意味するキー入力信号を受信した場合は、
さらに、送信文を送信メール蓄積部14の定型文蓄積部
14aに蓄積された定型文の中から選ぶか、送信文を制
御チャンネルを通じてキー入力信号を送信することで入
力するかのいずれかの選択を意味する電話機40Aから
のキー入力信号の受信待ちとなる(S531)。
【0037】ここで送信文を定型文から選ぶことが選択
された場合は、さらに電話機40Aの使用者からの定型
文の指定を意味する特定のキー入力信号の受信待ちとな
り、これを受信解析部17の定型文受付部17dが受信
すると、定型文蓄積部14aへアクセスして送信用の定
型文の指定が行われる(S541)。なお、定型文蓄積
部14aに蓄積されている各定型文の内容は電話機40
Aからの所定のキー入力による表示要求によって、電子
メールサーバ装置10から電話機40Aが表示可能な文
字コードに変換して電話機40Aに送信するようにする
こともできる。
【0038】S531で送信文を入力することが選択さ
れた場合は、さらに電話機40Aからのキー入力信号に
よる送信文の受信待ちとなり、受信解析部17の送信文
受付部17eがこれを受け付けると(S551)、送信
メール蓄積部14の送信文記憶部14bが、電子メール
で送信可能なデータに変換して記憶する(S552)。
【0039】このようにして文字による送信文が定まる
と、さらに、電話機40Aから音声を録音して音声デー
タとして電子メールに含ませる旨の要求を受信する場合
もある(S560)。この場合は、受信解析部17の音
声信号受付部17fが、電話機40Aからの音声信号を
データチャンネルを通じて受け付け、送信メール蓄積部
14の音声データ記憶部14cが電子メールで送信可能
な音声データに変換して記憶する(S561)。この音
声の録音は、例えば、”0”のキー入力受信からもう一
度”0”のキー入力を受信するまでに送信された音声信
号を録音する等の操作によって行うことが考えられる。
【0040】最後に、受信解析部17の送信要求受付部
17gが、電話機40Aからの送信要求を意味するキー
入力信号を受け付けると、これを解析してS510で指
定された電子メールのアドレスを受信メール蓄積部13
から抽出し、電子メール処理部11の電子メール送信部
11bが、このアドレス先にS541で指定した定型文
による送信文、又はS551、552で入力した送信文
およびS561で録音した音声データを電子メールとし
て送信する(S562)。この送信の終了後はS510
に戻り、上述の操作が繰り返し行われる。なお、この返
送に際しては、S510で指定した電子メールと異なる
電子メールの発信者に返送するようにすることもでき、
この場合には、電話機40Aの使用者が特定のキー入力
によって受信メール蓄積部13とアクセスし、蓄積され
たアドレスリストから返送先の指定を行なうようにす
る。
【0041】次に、電話機40A側から電子メールサー
バ装置10へ発呼して、電子メールサーバ装置10に蓄
積されている受信メール確認や、電話機40Aから電子
メールを送信する場合の動作について説明する。図7に
この場合の動作を示すフローチャートを示す。なお、受
信メール蓄積部13には、すでに電話機40Aの電話番
号宛の電子メールが複数蓄積されているものとする。
【0042】まず、電話機40Aの利用者は、電子メー
ルサーバ宛の電話番号に呼接続要求を出す。すると電子
メールサーバ装置10は呼接続要求処理部12の受信部
12bによってこの呼接続要求を受信し(S701)、
呼接続処理をする(S702)。次に、電子メールサー
バ装置10は受信メール蓄積部13に蓄積されている電
子メールの受信要求か、電子メールを送信要求かのいず
れか選択を意味するキー入力信号の受信待ち状態となる
(S703)。
【0043】ここで、電話機40Aから所定のキー入力
信号による蓄積されている電子メールの受信要求を受信
解析部17が受信すると、今度は、電話機40Aからの
検索すべき電話番号の入力待ちとなり、電話機40Aか
らキー入力によって電話番号が入力されると受信解析部
17がこれを受信し、検索すべき電話番号を特定する
(S710)。なお、PHS電話やISDN電話などの
場合は、制御情報として発呼元の電話番号が発呼先に伝
達されるため、電話機の所持者が常に自己の電話機から
電子メールサーバ装置10に発呼するという条件のもと
で、この電話番号を特定する作業は省略可能である。そ
して、メール管理部15は、この電話番号に対応して受
信メール蓄積部13に記憶されている電子メールの記憶
情報をチェックする(S711)。これを受けて送信制
御部16から案内用データ蓄積部18に蓄積された案内
文等が電話機40Aに送信されるが、このステップ以下
の動作は図5に示すフローチャートのS506以下とほ
ぼ同様なので説明は省略する。
【0044】また、S703で電話機40Aから所定の
キー入力信号による電子メールの送信要求を受信解析部
17が受信すると、次は電話機40Aからの電子メール
の宛て先のアドレスの入力待ち状態となり、電話機40
Aからキー入力信号による電子メールの送信先アドレス
の入力を受信解析部17の送信先受付部17cが受信す
ると、送信メール蓄積部14のメールアドレス記憶部1
4dが、このアドレスを電子メールで送信可能なデータ
に変換して記憶する(S730)。次に、送信文を送信
メール蓄積部14の定型文蓄積部14aに蓄積された定
型文の中から選ぶか、送信文を制御チャンネルを通じて
キー入力信号を送信することで入力するかの選択を意味
する電話機40Aからのキー入力信号の受信待ちとなる
が(S731)、以下の動作は図5に示すフローチャー
トのS531以下の動作とほぼ同様なので説明を省略す
る。
【0045】なお、上記実施の形態では、電子メールサ
ーバ装置10のドメインと電話番号とを結合したアドレ
スが記載された電子メールを電話機へ送信したが、電子
メールアドレスと電話機の両方を持つ電子メールシステ
ム利用者は以下の簡単な設定を行なうことにより、利用
者の通常の電子メールアドレスに届けられた電子メール
を上述した電子メールサーバ装置10を介してこの利用
者の電話機に転送することが可能である。即ち、メール
を受信するコンピュータ端末(通常の電子メールアドレ
ス側)において、例えばUNIXシステムにおける”a
lias”や”forward”に、当該電子メールア
ドレスに対する転送先電子メールアドレスとして、電子
メールサーバ装置10のドメインと電話番号とを結合し
たアドレス(上記実施の形態では”×××123456
7@phs.mei.co.jp”)を記入および設定
すれば、利用者の通常の電子メールアドレスに届けられ
た電子メールは、電子メールサーバ装置10に転送され
た後に利用者の電話機へ送信されることになる。利用者
が状況に応じてこのような設定をすることにより、コン
ピュータ端末に長時間アクセスできない場合(例えば出
張時)などでも、利用者は自己の通常の電子メールアド
レス(コンピュータ端末)に届くメールを電話機からリ
アルタイムに受信することができる。
【0046】また、上述した実施形態においては、セキ
ュリティ上の問題として、第3者が他人のメールを読む
ことが可能となるが、既存の技術として存在する暗証番
号の入力等の操作を本発明のシステムに導入することに
より、この問題を解決することが可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上に説明した構成により本願発明は以
下のような効果を奏する。まず、本願発明に係る電子メ
ールサーバ装置では、電話番号抽出手段によって電話番
号を含むアドレスを記述した電子メールからこの電話番
号が抽出され、発呼手段が抽出した電話番号先へ発呼
し、文字コード変換手段が前記電子メールを表示手段を
有する被呼電話機によって表示可能な文字コードへ変換
し、そして、メール送信手段がこの文字コードに変換さ
れた電子メールが被呼電話機へ送信する。
【0048】このような動作によって、電子メールアド
レスを有していない利用者に対してこの利用者が電話番
号等を予め登録していなくても、表示手段を有する電話
機を介して電子メールを送ることができる。また、文字
コードによって電子メールの内容を送信するので音声変
換モジュールを実装することを不要とすることができ、
また、受信者は電子メールの内容を視覚認識することが
できる。また、電子メールが直接電話機に送信されるた
め、コンピュータにアクセスしていないときや利用者の
そばにコンピュータがない場合でも電話機を通じてリア
ルタイムに電子メールの受信が可能となる。
【0049】また、メール送信手段からの送信に先立っ
て、電子メールの受信を通知する、前記文字コードによ
る文を前記被呼電話機へ送信する案内表示送信手段を設
けたり、同様に音声信号による文を前記被呼電話機へ送
信する案内音声送信手段を設けたりすれば、案内表示送
信手段や案内音声送信手段から文字コードによる案内文
や案内音声が電話機へ送信されるので、電話機の使用者
は直ちに自己宛に電子メールが届いたことを知ることが
できるとともに、本願発明に係る電子メールサーバ装置
との応答も案内に従って円滑に行うことができる。
【0050】さらに、音声データを含む電子メールから
音声データを抽出し、前記被呼電話機が再生可能な音声
信号に変換する音声データ変換手段と、この音声信号を
前記被呼電話機に送信する音声信号送信手段とを設けれ
ば、電子メール中の音声データが音声データ変換手段に
よって抽出され電話機で再生可能な音声信号に変換され
て、音声信号送出手段によって電話機に送出されるの
で、電話機の使用者は音声データを含む電子メールでも
受信することができる。
【0051】そして、電子メールを電話番号ごとに記憶
する受信メール蓄積手段をさらに設ければ、受信メール
蓄積手段に電子メールが電話番号ごとに記憶されていく
ので、本願に係る電子メールサーバ装置において、電子
メールの管理を容易に行うことができる。ここでさら
に、受信メール蓄積手段に記憶されている電子メールの
発呼先が無線電話機である場合に当該無線電話機の交信
が不可能な状態から交信が可能な状態となったことを検
出する交信状態監視手段をさらに設け、前記発呼手段
が、この交信状態監視手段が発呼先の電話機が交信可能
な状態となったことを検出した時に、当該電子メールか
ら前記電話番号抽出手段によって抽出された電話番号先
に発呼するようにすれば、発呼先の無線電話機がたとえ
電源を切っていたり、受信可能圏外にあったりして交信
不可能な状態であっても、交信状態監視手段がこの交信
不可能な電話機が交信可能となったか否かを監視し、電
話機が交信可能となったことが検出されると直ちに、発
呼手段が電話機に発呼するので、可能な限り迅速に発呼
先の無線電話機に電子メールの到着を知らせることがで
きる。
【0052】また、前記受信メール蓄積手段に記憶され
た前記被呼電話機の電話番号に対応して記憶されている
電子メールに関する情報を前記文字コードによって当該
被呼電話機に送信するメモリ情報文送信手段を設けた
り、同様に音声信号によって送信するメモリ情報音声送
信手段を設けたりすれば、メモリ情報文送信手段やメモ
リ情報音声送信手段から、蓄積された電子メールに関す
る情報が文字コードや音声信号によって電話機に送信さ
れるので、電話機の利用者は自己宛に届いている電子メ
ールの有無や件数等の情報を容易に知ることができる。
【0053】それから、前記受信メール蓄積手段に、電
子メールを所定の項目に分けて記憶させるようにし、こ
の所定の項目の内から、少なくとも1以上の項目の記憶
内容の送信要求を前記被呼電話機から受け付けるメール
項目送信要求受付手段と、このメール項目送信要求受付
手段が受け付けた送信要求に基づいて、前記受信メール
蓄積手段に記憶された項目の記憶内容を前記文字コード
によって前記被呼電話機へ送信するメール項目送信手段
と設ければ、受信メール蓄積手段に項目に分けて蓄積さ
れた電子メールについて、電話機からメール項目送信要
求受付手段によって1以上の項目の送信要求が受け付け
られ、この送信要求に基づいてメール項目送信手段が、
受信メール蓄積手段に記憶された項目の記憶内容を文字
コードによって電話機へ送信する。このような動作によ
って、電話機の利用者は自己宛の電子メールから必要な
情報のみを抽出することができ、不要な情報を受信しな
くてもすむので、情報の利用の効率化を図ることができ
る。
【0054】そして、前記被呼電話機の表示手段が表示
できる文字数に合わせて、送信する前記文字コードのデ
ータ量を制御する送信速度制御手段を設ければ、送信速
度制御手段が電話機の表示手段が表示できる文字数に合
わせて、前記文字コードのデータ量を制御して送信する
ことになるので、電話機の利用者は文字コードによって
送信されてきた電子メールを、電話機の表示手段によっ
て適切な速度で読むことができる。
【0055】さらに、前記被呼電話機から送信する前記
文字コードのデータ量を制御するべき旨の要求を受け付
ける送信速度制御要求受付手段をさらに設け、前記送信
速度制御手段に、この送信速度制御要求受付手段が受け
付けた要求に従って前記文字コードのデータ量を制御す
るようにさせれば、送信速度制御要求受付手段が電話機
側から送信する文字コードのデータ量を制御するべき旨
の要求を受け付けて、これに従って、送信速度制御手段
が文字コードのデータ量を制御するので、電話機の利用
者は文字コードが適切な速度で送られていない場合に、
電子メールサーバに対して送信する文字コードのデータ
量を制御するよう要求でき、適切な表示速度で送信され
る電子メールを読むことができる。
【0056】そして、前記受信メール蓄積手段に、電子
メールの発信元を特定する情報と、発信元の電子メール
アドレスを記憶するようにさせ、前記受信メール蓄積手
段に記憶された、発呼先の電話番号に対応した電子メー
ルの発信元を特定する情報を前記文字コードによって前
記被呼電話機へ送信する発信元送信手段と、発信元送信
手段によって送信された電子メールの発信元を特定する
情報の中から返送すべき発信元の選択を前記被呼電話機
より受け付ける送信先受付手段とを設け、また、返送用
の所定の定型文のデータを蓄積する定型文蓄積手段と、
前記定型文蓄積手段に蓄積された定型文の中から返送す
べき定型文の選択を前記被呼電話機より受け付ける定型
文受付手段を設け、さらに、被呼電話機から送信要求を
受け付ける送信要求受付手段と、この送信要求に従っ
て、定型文受付手段によって受け付けられた定型文のデ
ータを、前記受信メール蓄積手段に記憶されている、送
信先受付手段によって受け付けられた発信元の電子メー
ルアドレス先へ送信する定型文送信手段とを設けると以
下のような作用を奏する。
【0057】即ち、受信メール蓄積手段に記憶された、
電子メールの発信元を特定する情報の中から、発呼先の
電話番号に対応した電子メールの発信元を特定する情報
が発信元送信手段により文字コードで前記被呼電話機へ
送信され、送信先受付手段がこの送信された電子メール
の発信元を特定する情報の中から返送すべき発信元の選
択を前記被呼電話機より受け付ける。一方、定型文受付
手段は定型文蓄積手段に蓄積された返送用の所定の定型
文のデータの中から返送すべき定型文の選択を被呼電話
機より受け付け、また、送信要求受付手段が被呼電話機
から送信要求を受け付ける。それから、定型文送信手段
が、この送信要求に従って、前記受信メール蓄積手段に
記憶されている、定型文受付手段によって受け付けられ
た定型文のデータを、送信先受付手段によって受け付け
られた発信元の電子メールのアドレス先へ送信する。こ
のような動作によって、電話機の利用者は、電話機を用
いて自己宛の電子メールの発信元に定型文により簡易に
電子メールを返送できる。
【0058】また、上記送信文を返送できるようにした
構成において、定型文蓄積手段と、定型文受付手段と、
定型文送信手段とに代えて、前記被呼電話機より送信さ
れるキー入力信号による返送文を受け付ける返送文受付
手段と、返送文受付手段で受け付けた前記キー入力信号
による返送文を、電子メールで送信可能なデータに変換
して記憶する返送文記憶手段とを設け、また、送信要求
受付手段からの送信要求に従って、返送文記憶手段に記
憶された返送文のデータを、送信先受付手段によって受
け付けられた電子メールアドレス先へ送信する返送文送
信手段を設ければ、返送文受付手段が電話機より送信さ
れるキー入力信号による返送文を受け付け、返送文記憶
手段がこの受け付けた前記キー入力信号による返送文
を、電子メールで送信可能なデータに変換して記憶し、
この記憶した返送文が前記の定型文の代わりに返送文送
信手段によって送信される。このような動作によって、
電話機の使用者は、自ら作成した電子メールを電話機を
通じて、自己宛の電子メールの発信元に返送できる。
【0059】さらに、電話機より送信されるキー入力信
号による電子メールのアドレスを受け付けて電子メール
で送信可能なデータに変換して記憶するメールアドレス
記憶手段と、送信用の所定の定型文のデータを蓄積する
定型文蓄積手段と、前記定型文蓄積手段に蓄積された定
型文の中から送信すべき定型文の選択を前記電話機より
受け付ける定型文受付手段とを設け、さらに、前記電話
機から送信要求を受け付ける送信要求受付手段と、この
送信要求に従って送信文記憶手段に記憶された送信文の
データを、メールアドレス記憶手段に記憶された電子メ
ールのアドレス先に送信する送信文送信手段とを設けれ
ば、以下のような作用を奏する。
【0060】即ちメールアドレス記憶手段が電話機から
送信されるキー入力信号による電子メールのアドレスを
受け付けて電子メールで送信可能なデータに変換して記
憶し、一方、定型文受付手段が前記電話機により定型文
蓄積手段に蓄積された定型文の中から送信すべき定型文
を受け付ける。そして、送信要求受付手段が前記電話機
から受け付けた送信要求に従って、定型文受付手段が受
け付けた送信文のデータを、メールアドレス記憶手段に
記憶された電子メールのアドレス先に送信する。かかる
動作によって、電話機の使用者は、電話機から任意の電
子メールアドレス先に、定型文により簡易に電子メール
を送信することができる。
【0061】また、上記任意の電子メールアドレス先に
電子メールを送信できる構成において、定型文蓄積手段
と、定型文受付手段と、定型文送信手段とに代えて、前
記電話機より送信されるキー入力信号による送信文を受
け付ける送信文受付手段と、送信文受付手段で受け付け
た前記キー入力信号による送信文を、電子メールで送信
可能なデータに変換して記憶する送信文記憶手段とを設
け、また、送信要求受付手段からの送信要求に従って、
送信文記憶手段に記憶された送信文のデータを、送信先
受付手段によって受け付けられた電子メールアドレス先
へ送信する送信文送信手段を設ければ、送信文受付手段
が電話機より送信されるキー入力信号による送信文を受
け付け、送信文記憶手段がこの受け付けたキー入力信号
による送信文を、電子メールで送信可能なデータに変換
して記憶し、この記憶した送信文が前記の定型文の代わ
りに送信文送信手段によって送信される。このような動
作によって、電話機の使用者は、自ら作成した電子メー
ルを電話機を通じて、任意の相手に対して送信できる。
【0062】さらに、電話機から送信される音声信号を
電子メールによって送信可能な音声データに変換し記憶
する音声データ記憶手段と、前記電話機から音声送信要
求を受け付ける音声送信要求受付手段と、この音声送信
要求に従って、音声データ記憶手段に記憶された音声デ
ータを送信する文字データとともに送信する音声信号送
信手段とを設ければ、音声データ記憶手段によって、電
話機から送信される音声信号が電子メールによって送信
可能な音声データに変換され記憶され、音声送信要求受
付手段に受け付けられた前記被呼電話機からの音声送信
要求に従って、音声信号送信手段が音声データ記憶手段
に記憶された音声データを返送文や送信文とともに送信
する。このような動作によって、電話機の使用者は音声
データを含む電子メールを電話機を通じて、自己宛の電
子メールの発信元に送信したり任意の相手先に送信した
りできる。
【0063】そして、上記の電子メールサーバ装置と複
数の電子メール端末と複数の電話機を公衆電話回線を介
して接続した電子メールシステムを構築すれば、公衆電
話回線上に電話番号を持つ、表示部を有する全ての電話
機が電子メールの送受信を行うことができる。また、上
記の電子メールサーバ装置と複数の電子メール端末と複
数の電話機を構内自営電話回線を介して接続した電子メ
ールシステムを構築すれば、例えば、会社内で全員がコ
ンピュータ端末を有していなかったり、コンピュータ端
末を共有したりしていなくても、電話機を有しさえして
いれば、この電話機を通じて電子メールの送受信が行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る電子メールシステムの構成を示
すブロック図である。
【図2】本願発明に係る電子メールサーバ装置の構成を
示すブロック図である。
【図3】受信メール蓄積部の記憶内容の例を示す図であ
る。
【図4】コンピュータ端末のメール送信手順を示すフロ
ーチャートである。
【図5】本願発明に係る電子メールサーバ装置から発呼
する場合の動作を示すフローチャートである。
【図6】実施の形態における電話機に送信される案内文
の例を示す図である。
【図7】本願発明に係る電子メールサーバ装置が発呼を
うける場合の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1A、1B、1C、1D コンピュータ端末装置 10 電子メールサーバ装置 11 電子メール処理部 11a 電子メール受信部 11b メール送信部 11c 電話番号抽出部 12 呼接続要求処理部 12a 発呼部 12b 受信部 12c 交信状態監視部 13 受信メール蓄積部 14 送信メール蓄積部 14a 定型文蓄積部 14b 送信文記憶部 14c 音声データ記憶部 14d メールアドレス記憶部 15 メール管理部 16 送信制御部 16a 文字コード変換部 16b 音声データ変換部 16c メール送信部 16d 音声信号送信部 16e 送信速度制御部 17 受信解析部 17a メール項目送信要求受付部 17b 送信速度制御要求受付部 17c 送信先受付部 17d 定型文受付部 17e 送信文受付部 17f 音声信号受付部 17g 送信要求受付部 18 案内用データ蓄積部 18a 案内表示蓄積部 18b 案内音声記憶部 30 電話制御装置 40A、40B 電話機
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/54 9744−5K H04L 11/20 101B 12/58

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話番号を含むアドレスを記述した電子
    メールから、当該電話番号を抽出する電話番号抽出手段
    と、 抽出した電話番号先へ発呼する発呼手段と、 前記電子メールを、表示手段を有する被呼電話機によっ
    て表示可能な文字コードへ変換する文字コード変換手段
    と、 この文字コードに変換された電子メールを被呼電話機へ
    送信するメール送信手段と、 を有する電子メールサーバ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子メールサーバ装置に
    おいて、 前記メール送信手段からの送信に先立って、電子メール
    の受信を通知する、前記文字コードによる文を前記被呼
    電話機へ送信する案内表示送信手段を、 さらに設けた電子メールサーバ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の電子メールサーバ
    装置において、 前記メール送信手段からの送信に先立って、電子メール
    の受信を通知する、音声信号による文を前記被呼電話機
    へ送信する案内音声送信手段を、 さらに設けた電子メールサーバ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか記載の電子メ
    ールサーバ装置において、音声データを含む電子メール
    から音声データを抽出し、前記被呼電話機が再生可能な
    音声信号に変換する音声データ変換手段と、 この音声信号を前記被呼電話機に送信する音声信号送信
    手段と、 を有する電子メールサーバ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか記載の電子メ
    ールサーバ装置において、 電子メールを電話番号ごとに記憶する受信メール蓄積手
    段を、 さらに設けた電子メールサーバ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の電子メールサーバ装置に
    おいて、 前記受信メール蓄積手段に記憶されている電子メールの
    発呼先が無線電話機であって、当該無線電話機の交信が
    不可能な状態から交信が可能な状態となったことを検出
    する交信状態監視手段をさらに設け、 前記発呼手段が、この交信状態監視手段が発呼先の電話
    機が交信可能な状態となったことを検出した時に、当該
    電子メールから前記電話番号抽出手段によって抽出され
    た電話番号先に発呼する、 請求項5記載の電子メールサーバ装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6の記載の電子メールサー
    バ装置において、 前記被呼電話機に、前記受信メール蓄積手段に記憶され
    た当該被呼電話機の電話番号に対応して記憶されている
    電子メールに関する情報を前記文字コードによって送信
    するメモリ情報文送信手段を、 さらに設けた電子メールサーバ装置。
  8. 【請求項8】 請求項5から7のいずれか記載の電子メ
    ールサーバ装置において、 前記被呼電話機に、前記受信メール蓄積手段に記憶され
    た当該被呼電話機の電話番号に対応して記憶されている
    電子メールに関する情報を音声信号によって送信するメ
    モリ情報音声送信手段を、 さらに設けた電子メールサーバ装置。
  9. 【請求項9】 前記受信メール蓄積手段が、電子メール
    を所定の項目に分けて記憶し、 この所定の項目の内から、少なくとも1以上の項目の記
    憶内容の送信要求を前記被呼電話機から受け付けるメー
    ル項目送信要求受付手段と、 このメール項目送信要求受付手段が受け付けた送信要求
    に基づいて、前記受信メール蓄積手段に記憶された項目
    の記憶内容を前記文字コードによって前記被呼電話機へ
    送信するメール項目送信手段と、 をさらに設けた請求項5から8のいずれか記載の電子メ
    ールサーバ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のいずれか記載の電子
    メールサーバ装置において、 前記被呼電話機の表示手段が表示できる文字数に合わせ
    て、送信する前記文字コードのデータ量を制御する送信
    速度制御手段を、 さらに設けた電子メールサーバ装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の電子メールサーバ装
    置のおいて、 前記被呼電話機から送信する前記文字コードのデータ量
    を制御するべき旨の要求を受け付ける送信速度制御要求
    受付手段をさらに設け、 前記送信速度制御手段が、この送信速度制御要求受付手
    段が受け付けた要求に従って前記文字コードのデータ量
    を制御する、 請求項9記載の電子メールサーバ装置。
  12. 【請求項12】 前記受信メール蓄積手段が、電子メー
    ルの発信元を特定する情報と、発信元の電子メールアド
    レスを記憶し、 前記受信メール蓄積手段に記憶された、発呼先の電話番
    号に対応した電子メールの発信元を特定する情報を前記
    文字コードによって前記被呼電話機へ送信する発信元送
    信手段と、 発信元送信手段によって送信された電子メールの発信元
    を特定する情報の中から返送すべき発信元の選択を前記
    被呼電話機より受け付ける送信先受付手段と、 返送用の所定の定型文のデータを蓄積する定型文蓄積手
    段と、 前記定型文蓄積手段に蓄積された定型文の中から返送す
    べき定型文の選択を前記被呼電話機より受け付ける定型
    文受付手段と、 被呼電話機から送信要求を受け付ける送信要求受付手段
    と、 この送信要求に従って、定型文受付手段によって受け付
    けられた定型文のデータを、前記受信メール蓄積手段に
    記憶されている、送信先受付手段によって受け付けられ
    た発信元の電子メールアドレス先へ送信する定型文送信
    手段と、 をさらに設けた請求項5から11いずれか記載の電子メ
    ールサーバ装置。
  13. 【請求項13】 前記受信メール蓄積手段が、電子メー
    ルの発信元を特定する情報と、発信元の電子メールアド
    レスを記憶し、 前記受信メール蓄積手段に記憶された、発呼先の電話番
    号に対応した電子メールの発信元を特定する情報を前記
    文字コードによって前記被呼電話機へ送信する発信元送
    信手段と、 発信元送信手段によって送信された電子メールの発信元
    の中から、返送すべき発信元の選択を前記被呼電話機よ
    り受け付ける送信先受付手段と、 前記被呼電話機より送信されるキー入力信号による返送
    文を受け付ける返送文受付手段と、 返送文受付手段で受け付けた前記キー入力信号による返
    送文を、電子メールで送信可能なデータに変換して記憶
    する返送文記憶手段と、 前記被呼電話機から送信要求を受け付ける送信要求受付
    手段と、 この送信要求に従って、返送文記憶手段に記憶された返
    送文のデータを、前記受信メール蓄積手段に記憶されて
    いる、送信先受付手段によって受け付けられた電子メー
    ルアドレス先へ送信する返送文送信手段と、 をさらに設けた請求項5から11いずれか記載の電子メ
    ールサーバ装置。
  14. 【請求項14】 電話機より送信されるキー入力信号に
    よる電子メールのアドレスを受け付けて、電子メールで
    送信可能なデータに変換して記憶するメールアドレス記
    憶手段と、 送信用の所定の定型文のデータを蓄積する定型文蓄積手
    段と、 前記定型文蓄積手段に蓄積された定型文の中から送信す
    べき定型文の選択を前記電話機より受け付ける定型文受
    付手段と、 前記電話機から送信要求を受け付ける送信要求受付手段
    と、 この送信要求に従って、定型文受付手段によって受け付
    けられた定型文のデータを、メールアドレス記憶手段に
    記憶された電子メールのアドレス先に送信する定型文送
    信手段と、 を有する請求項1記載の電子メールサーバ装置。
  15. 【請求項15】 電話機より送信されるキー入力信号に
    よる電子メールのアドレスを受け付けて、電子メールで
    送信可能なデータに変換して記憶するメールアドレス記
    憶手段と、 前記電話機から送信されるキー入力信号による送信文を
    受け付ける送信文受付手段と、 送信文受付手段で受け付けた前記キー入力信号による送
    信文を電子メールで送信可能なデータに変換して記憶す
    る送信文記憶手段と、 前記電話機から送信要求を受け付ける送信要求受付手段
    と、 この送信要求に従って、送信文記憶手段に記憶された送
    信文のデータを、メールアドレス記憶手段に記憶された
    電子メールのアドレス先に送信する送信文送信手段と、 を有する請求項1記載の電子メールサーバ装置。
  16. 【請求項16】 請求項12から15のいずれか記載の
    電子メールサーバ装置において、 電話機から送信される音声信号を電子メールによって送
    信可能な音声データに変換し記憶する音声データ記憶手
    段と、 前記電話機から音声送信要求を受け付ける音声送信要求
    受付手段と、 この音声送信要求に従って、音声データ記憶手段に記憶
    された音声データを送信する文字データと共に送信する
    音声信号送信手段と、 をさらに設けた電子メールサーバ手段。
  17. 【請求項17】 請求項1から16のいずれか記載の電
    子メールサーバ装置と複数の電子メール端末と複数の電
    話機とが公衆電話回線を介して接続されてなる電子メー
    ルシステム。
  18. 【請求項18】 請求項1から16のいずれか記載の電
    子メールサーバ装置と複数の電子メール端末と複数の電
    話機とが構内自営電話回線を介して接続されてなる電子
    メールシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000044136A1 (en) * 1999-01-19 2000-07-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Mobile terminal and data transmission system
US7065189B2 (en) 1998-01-20 2006-06-20 Nec Infrontia Corporation Voice mail apparatus and method of processing voice mail
JP2008092308A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Nakayo Telecommun Inc 簡易メール通信機能を有する電話システム
JP2012151602A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Nakayo Telecommun Inc 個人宛伝言情報中継装置および通信端末

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