JPH10133457A - モジュール化された光学ユニット - Google Patents

モジュール化された光学ユニット

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JPH10133457A
JPH10133457A JP8305692A JP30569296A JPH10133457A JP H10133457 A JPH10133457 A JP H10133457A JP 8305692 A JP8305692 A JP 8305692A JP 30569296 A JP30569296 A JP 30569296A JP H10133457 A JPH10133457 A JP H10133457A
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JP
Japan
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optical unit
plate
mirror assembly
shaped chassis
side wall
Prior art date
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JP8305692A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Ichinokawa
和宏 市ノ川
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • G03G15/041Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with variable magnification

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複写機等の光学装置に組み込むべくモジュー
ル化された光学ユニットにおいて、それが机等の面上に
置かれた際にシャーシの開口部から下側に突出したミラ
ー組立体の突出部分を保護し、ミラー組立体の側面から
回り込む迷走光の侵入を防止する。 【解決手段】 ミラー組立体41は板状シャーシ21の
上面側に搭載され、該板状シャーシにはミラー組立体の
一部を該板状シャーシの下面側に突出させる開口部25
が形成される。板状シャーシの開口部からその下面側に
突出したミラー組立体の突出部分を保護するために、該
突出部分の突出長さよりも長い保護用側壁が板状シャー
シの開口部の周囲の少なくとも一部に沿って下方に吊下
される。保護用側壁はミラー組立体の側面から回り込む
迷走光の侵入を防止する遮光用側壁としても機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は種々の光学装置例え
ば複写機等に組み込まれるようにモジュール化された光
学ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の光学装置に組み込まれるよう
にモジュール化された光学ユニットとして、変倍光学ユ
ニットが知られている。この種の変倍光学ユニットは板
状シャーシからなり、この板状シャーシの上面側には少
なくとも変倍光学ユニットの一構成要素となる可動ミラ
ー組立体が搭載される。可動ミラー組立体は結像レンズ
に対して相対的に移動可能とされ、これにより複写像の
倍率が変更させられるようになっている。また、可動ミ
ラー組立体は複写像情報を持つ光束を板状シャーシの上
面側からその下面側に偏向させて複写像記録部に導く機
能も有し、このため板状シャーシには可動ミラー組立体
の一部をその下面側に突出させる開口部が形成される。
【0003】また、別の光学ユニットとして、板状シャ
ーシと、この板状シャーシの上面側に不動に固定された
固定ミラー組立体とからなるものであって、該板状シャ
ーシの上面側からその下面側に光束を導くように構成さ
れたものも知られている。 この場合においても、かかる
板状シャーシには固定ミラー組立体の一部をその下面側
に突出させる開口部が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにモジュール
化された光学ユニットは独立した製品として取り引きさ
れ、光学装置のメーカ等で例えば複写機に組み込まれ
る。光学ユニットが製品として出荷される際には包装さ
れて保護された状態となっているが、しかし複写機への
組込み時には、光学ユニットは包装が解かれて、作業
台、机あるいは床上に一時的に置かれ得る。このときミ
ラー組立体の下側部分即ち板状シャーシの開口部から突
出した部分が作業台等の面上に当り、ミラー組立体の位
置決め調整がずれたり、 あるいはミラー組立体自体が損
傷を受けたりする。
【0005】特に、可動ミラー組立体を含む変倍光学ユ
ニットにあっては、可動ミラー組立体の下側部分即ち板
状シャーシの開口部から突出した部分が作業台等の面上
に当ると、結像レンズの光軸に対する可動ミラー組立体
の直角度調整がずれ易いという点で問題は一層深刻であ
る。
【0006】また、上述したような光学ユニットが複写
機に組み込まれる場合、原稿複写時に点灯される原稿読
取り照明光源から射出される照明光の一部が迷走光とし
てミラー組立体の側面から回り込んで複写機の複写像記
録部まで到達し得ることが問題となる。迷走光が複写機
の複写像記録部に到達した場合には、かかる迷走光は複
写像にノイズとして現われてその画質を損う。
【0007】従って、本発明の目的は上述したようなタ
イプのモジュール化された光学ユニットであって、それ
が作業台、机あるいは床の面上に置かれた際にミラー組
立体の下側部分が確実に保護され得るように構成された
光学ユニットを提供することである。
【0008】本発明の別の目的は上述したようなタイプ
のモジュール化された変倍光学ユニットであって、ミラ
ー組立体の側面から回り込む迷走光の侵入を防止し得る
ように構成された光学ユニットを提供することである。
【0009】本発明の更に別の目的は上述したようなタ
イプのモジュール化された光学ユニットであって、それ
が作業台、机あるいは床等の面上に置かれた際にミラー
組立体の下側部分が確実に保護され得るだけでなく、ミ
ラー組立体の側面から回り込む迷走光の侵入を防止し得
るように構成された光学ユニットを提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の局面によ
る光学ユニットは例えば複写機等の光学装置に組み込ま
れるようにモジュール化された光学ユニットであって、
板状シャーシと、この板状シャーシの上面側に搭載され
たミラー組立体とを具備し、板状シャーシにはミラー組
立体の一部を該板状シャーシの下面側に突出させる開口
部が形成され、板状シャーシの開口部から該板状シャー
シの下面側に突出したミラー組立体の突出部分を保護す
るために、該突出部分の突出長さよりも長い保護用側壁
が板状シャーシの開口部の周囲の少なくとも一部に沿っ
て下方に吊下されることを特徴とするものである。
【0011】本発明の第1の局面による光学ユニットに
おいて、ミラー組立体は板状シャーシに移動可能に搭載
されてもよく、この場合には板状シャーシの開口部には
ミラー組立体の移動範囲に応じた広さが与えられる。一
方、保護用側壁はミラー組立体の側面から回り込む迷走
光の侵入を阻止する遮光用側壁としても機能させられて
もよく、この場合には、好ましくは、遮光用側壁として
機能する保護用側壁はミラー組立体の移動範囲にわたっ
て該ミラー組立体の両側面に沿って延在させられる。
【0012】本発明の第2の局面による光学ユニットは
光学装置に組み込まれるようにモジュール化された光学
ユニットであって、板状シャーシと、この板状シャーシ
の上面側に搭載されたミラー組立体とを具備し、板状シ
ャーシにはミラー組立体の一部を該板状シャーシの下面
側に突出させる開口部が形成され、ミラー組立体の側面
から回り込む迷走光の侵入を防止するための遮光用側壁
が板状シャーシの開口部の周囲の少なくとも一部に沿っ
て下方に吊下させられることを特徴とするものである。
【0013】本発明の第2の局面による光学ユニットに
おいても、ミラー組立体は板状シャーシの上面側に移動
可能に搭載されてよく、このとき板状シャーシの開口部
にはミラー組立体の移動範囲に応じた広さが与えられ
る。好ましくは、遮光用側壁はミラー組立体の移動範囲
にわたって該ミラー組立体の両側面に沿って延在させら
れる。
【0014】本発明の第3の局面による光学ユニットは
複写機に組み込まれるようにモジュール化された変倍光
学ユニットとして構成されるものであって、板状シャー
シと、複写像の倍率を変えるべく板状シャーシの上面側
に移動可能に搭載された可動ミラー組立体とを具備し、
板状シャーシには可動ミラー組立体の一部を該板状シャ
ーシの下面側に突出させる開口部が形成され、板状シャ
ーシの開口部から該板状シャーシの下面側に突出した前
記可動ミラー組立体の突出部分を保護するために、該突
出部分の突出長さよりも長い保護用側壁が板状シャーシ
の開口部の周囲の少なくとも一部に沿って下方に吊下さ
れることを特徴とするものである。
【0015】本発明の第3の局面による変倍光学ユニッ
トにおいて、保護用側壁は複写機の作動時に点灯させら
れる原稿読取り照明光源からの迷走光に対する遮光用側
壁としても機能させられてもよく、この場合には、好ま
しくは、遮光用側壁として機能する保護用側壁は可動ミ
ラー組立体の移動範囲にわたって該可動ミラー組立体の
両側面に沿って延在させられる。
【0016】本発明の第4の局面による光学ユニットも
複写機に組み込まれるようにモジュール化された変倍光
学ユニットとして構成されるものであって、板状シャー
シと、複写像の倍率を変えるべく板状シャーシの上面側
に移動可能に搭載された可動ミラー組立体とを具備し、
板状シャーシには可動ミラー組立体の一部を該板状シャ
ーシの下面側に突出させる開口部が形成され、複写機の
原稿読取り時に点灯させられる原稿読取り照明光源から
の迷走光に対する遮光用側壁が板状シャーシの開口部の
周囲の少なくとも一部に沿って下方に吊下させられるこ
とを特徴とするものである。
【0017】本発明の第4の局面による変倍光学ユニッ
トにおいて、好ましくは、遮光用側壁は可動ミラー組立
体の移動範囲にわたって該可動ミラー組立体の両側面に
沿って延在させられる。
【0018】本発明の第1の局面、第2の局面、第3の
局面及び第4の局面において、好ましくは、板状シャー
シの開口部が打抜き加工によって形成され、保護用側壁
あるいは遮光用側壁は打抜き加工時に打抜かれるべき該
板状シャーシの材料の一部を残してその材料の一部を下
方に吊下するような態様で折曲げ加工したものとして形
成される。
【0019】更に、本発明の第5の局面による光学ユニ
ットは光学装置に組み込まれるようにモジュール化され
たものであって、板状シャーシと、この板状シャーシに
搭載されたミラー組立体とを具備し、板状シャーシの上
面側には光学要素が搭載され、該板状シャーシの下面側
にはミラー組立体が搭載され、板状シャーシの下面側に
は前記ミラー組立体の高さよりも長く突出した保護用側
壁を設けることを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照して、本
発明による変倍光学ユニットの一実施形態について説明
する。
【0021】図1及び図2を参照すると、そこには本発
明による変倍光学ユニットの一実施形態の概略構成が図
示され、この変倍光学ユニットは電子写真式複写機に組
み込まれたものとされる。なお、図1には複写倍率が1.
0 である状態が例示され、また図2には複写倍率が2.0
である状態が例示されている。
【0022】図1及び図2おいて、参照符号11は複写
機の原稿読取り面を規定するガラス板を示し、このガラ
ス板11上に置かれた原稿は図示されない原稿読取り光
源によって照明される。原稿によって反射された反射光
はミラー12、13及び14によって結像レンズ15に
導かれ、この結像レンズ15を経た光はミラー16、1
7及び18とを介して感光ドラム19の感光面に導か
れ、これにより原稿は光学像として該感光面に結像され
る。
【0023】ミラー12は読取り走査用ミラーとして機
能し、ガラス板11の下方に沿って矢印Dの方向に移動
させられる。読取り走査用ミラー12の反射光路上には
ガラス板11側からの読取り光を下方に偏向する第1の
反射ミラー13が配設され、この第1の反射ミラー13
の反射光路上にはその反射光を水平方向に偏向する第2
の反射ミラー14が配設される。第1の反射ミラー13
及び第2の反射ミラー14は可動ミラー組立体として一
体化されて、複写機の機枠によって適宜支持される。第
1の反射ミラー13及び第2の反射ミラー14は矢印D
の方向に沿って移動可能であり、その移動速度は読取り
走査用ミラー12の移動速度の半分となる。なお、各ミ
ラー12、13、14の反射面は種々の原稿サイズ幅を
カバーし得るように延在し、その長手方向軸線は図1及
び図2の紙面に対して垂直方向となる。
【0024】第2の反射ミラー14の反射光路上には固
定焦点距離を持つ結像レンズ15が配設され、この結像
レンズ15はその光軸に沿って即ち矢印Dの方向に沿っ
て移動可能である。結像レンズ15は後述するように可
動レンズ組立体の主要構成要素となる。
【0025】結像レンズ15の光軸上であって第2の反
射ミラー14とは反対側には第3の反射ミラー16が配
設され、この第3の反射ミラー16は結像レンズ15を
経た光を下方にへ偏向させる。第3の反射ミラー16の
下方にはその反射光を結像レンズ15側に向かって水平
方向に戻す第4の反射ミラー17が配設される。第3の
反射ミラー16及び第4の反射ミラー17は後述するよ
うに可動ミラー組立体として一体化されて、矢印Dの方
向に沿って移動可能である。第4の反射ミラー17の反
射光路上には第5の反射ミラー18が配設され、この第
5の反射ミラー18は後述するように固定ミラー組立体
の構成要素となる。第5の反射ミラー18は第4の反射
ミラー17からの反射光を感光ドラム19の感光面に向
けて反射させる。なお、各ミラー16、17、18の反
射面も種々の原稿サイズ幅をカバーし得るように延在
し、その長手方向軸線は図1及び図2の紙面に対して垂
直方向となる。
【0026】図1及び図2から明らかなように、結像レ
ンズ15から成る可動レンズ組立体と第3の反射ミラー
16及び第4の反射ミラー17から成る可動ミラー組立
体とが互いに所定の相対位置関係で移動させられると、
感光ドラム19の感光面に結像される複写像の倍率が変
えられる。なお、図2では、複写倍率が2.0 倍となる例
が図示されているが、しかしかかる双方の組立体の相対
位置関係を適宜変えることにより、1.0 倍以下の複写倍
率を得ることも可能である。
【0027】図3ないし図6を参照すると、本発明によ
る変倍光学ユニットの具体的構成が示される。なお、図
3には本発明による変倍光学ユニットが平面図として示
され、図4は図3のA−A線に沿う断面図であり、図5
は図3のB−B線に沿って見た側面図であり、図6は図
3のC−C線に沿う断面図である。
【0028】変倍光学ユニットは矩形状を呈した金属製
板状シャーシ21を具備し、この板状シャーシ21は例
えばプレス成形加工によって得られる。また、変倍光学
ユニットは板状シャーシ21に搭載された可動レンズ組
立体22を具備し、この可動レンズ組立体22はその主
要構成要素として上述した結像レンズ15を包含するも
のである。可動レンズ組立体22は長尺のボックス状フ
レーム22aからなり、このボックス状フレーム22a
上には結像レンズ15が設置され、 このとき結像レンズ
15はその光軸がボックス状フレーム22aの長手方向
に対して直角となるように配置される。
【0029】ボックス状フレーム22aの一端部には摺
動スリーブ23がそこから一体的に張り出した連結片2
3aを介して接続され、該摺動スリーブ23は板状シャ
ーシ21の一側縁に沿って設けられた第1のガイドロッ
ド24に摺動自在に嵌合させられる。一方、図5に示す
ように、ボックス状フレーム22aの他方の端部側の底
部には適当な低摩擦材料例えばポリアセタール樹脂から
形成された摺動シュー22bが取り付けられ、この摺動
シュー22bは板状シャーシ21の上面に対して摺動係
合すると共にボックス状フレーム22aの他方の端部側
を支える。かくして、可動レンズ組立体22は板状シャ
ーシ21上で第1のガイドロッド24に沿って即ち結像
レンズ15の光軸に沿って移動可能となる。なお、摺動
スリーブ23は適当な金属材料製の管状体の内側面に低
摩擦材料樹脂例えばポリアセタール樹脂をコートしたも
のとして構成され得る。
【0030】可動レンズ組立体22は参照符号31で全
体的に示す駆動機構によって移動させられ、この駆動機
構31は板状シャーシ21の下面であって第1のガイド
ロッド24側に取り付けられたパルスモータ32を包含
し、このパルスモータ32の出力シャフト33(図5)
は板状シャーシ21を貫通してその上面に突出し、その
突出先端にはギヤ34が固着され、このギヤ34は板状
シャーシ21の上面に回転自在に設けられた駆動プーリ
35の外周歯35aと係合させられる。一方、板状シャ
ーシ21の上面側には第1のガイドロッド24の両端部
側に従動プーリ36及び37がそれぞれ回転自在に軸支
され、これら従動プーリ36及び37と駆動プーリ35
とには駆動ワイヤ38が巻回され、しかも駆動ワイヤ3
8の一部は摺動スリーブ23に連結される。
【0031】要するに、可動レンズ組立体22の駆動機
構31はパルスモータ32、ギヤ34、駆動プーリ3
5、従動プーリ36、37及び駆動ワイヤ38から構成
され、パルスモータ32の駆動により、駆動ワイヤ38
が第1のガイドロッド24に沿って駆動されると、摺動
スリーブ23が第1のガイドロッド24に沿って移動さ
せられ、これに伴って可動レンズ組立体22が結像レン
ズ15の光軸に沿って移動させられる。なお、可動レン
ズ組立体22の移動方向についてはパルスモータ32の
駆動回転方向に依存する。
【0032】図3に示すように、摺動スリーブ23から
一体的に張り出した連結片23a上には被検出ドッグ3
9が設けられる。一方、板状シャーシ21の角部上面で
あって従動プーリ37が接近した側の角部上面の上方個
所にはブラケット40が配置され、このブラケット40
の下面には原点検出センサ例えばフォトインタラプタ形
センサ40aが取り付けられる。可動レンズ組立体22
がフォトインタラプタ形センサ40aに向って移動させ
られているとき、被検出ドッグ39がフォトインタラプ
タ形センサ40aによって検出されると、可動レンズ組
立体22は停止され、その停止位置が可動レンズ組立体
22の原点位置となる。
【0033】変倍光学ユニットは更に板状シャーシ21
に搭載された可動ミラー組立体41を具備し、この可動
ミラー組立体41はその構成要素の1つとして上述した
第3の反射ミラー16及び第4の反射ミラー17を包含
するものである。可動ミラー組立体41は板状フレーム
42からなり、この板状フレーム42は可動ミラー組立
体22のボックス状フレーム22aに対して平行に延在
する。
【0034】板状フレーム42の両端部側のそれぞれに
は垂直支持板45及び46が取り付けられ、図4から明
らかなように、各垂直支持板45、46のほぼ下側半分
は板状シャーシ21に形成された矩形状開口部25(図
3)を貫通して該板状シャーシ21の下面側に突出す
る。垂直支持板45及び46は第3の反射ミラー16及
び第4の反射ミラー17を支持するために用いられる。
なお、開口部25はプレス成形後の板状シャーシ21に
例えば打抜き加工によって形成され得る。
【0035】詳述すると、図6に最もよく図示するよう
に、垂直支持板46の上部側には水平方向に対して45°
の角度で傾斜する長孔71が形成され、同様な長孔71
は垂直支持板45の上部側にも形成され、第3の反射ミ
ラー16の両端部はそれら長孔71に挿通させられる。
楔状板ばね73が第3の反射ミラー16の裏側で各長孔
71に押し込まれ、これにより第3の反射ミラー16の
両端部のそれぞれはその該当長孔71内で弾性的に保持
される。
【0036】また、図6に示すように、各長孔71の一
方の側縁、 即ち第3の反射ミラー16の反射面と向き合
う側縁には一対の位置決め突起72が形成され、楔状板
ばね73の押込み時に第3の反射ミラー16の反射面が
一対の位置決め突起72に当接し、これにより第3の反
射ミラー16の反射面が適正に位置決めされ得ることに
なる。
【0037】一方、垂直支持板46の下部側には水平方
向に対して45°の角度で傾斜しかつその上部側の長孔7
1に対して直角を成す長孔74が形成され、同様な長孔
74は垂直支持板45の下部側にも形成され、第4の反
射ミラー17の両端部はそれら長孔74に挿通させられ
る。図6に示すように、楔状板ばね76が第4の反射ミ
ラー17の裏側で各長孔74に押し込まれ、これにより
第4の反射ミラー17の両端部のそれぞれはその該当長
孔74内で弾性的に保持される。
【0038】また、図6に示すように、各長孔74の一
方の側縁、 即ち第4の反射ミラー17の反射面と向き合
う側縁には一対の位置決め突起75が形成され、楔状板
ばね76の押込み時に第4の反射ミラー17の反射面が
一対の位置決め突起75に当接し、これにより第4の反
射ミラー17の反射面が適正に位置決めされ得ることに
なる。
【0039】図3及び図4から明らかなように、板状フ
レーム42の一端部の両側には一対の隔設直立部42
a、42aが形成され、この一対の隔設直立部42a、
42aには互いに整列した挿通孔が形成されると共に各
挿通孔には摺動リング要素43が取り付けられる。一対
の摺動リング要素43は板状シャーシ21上に第1のガ
イドロッド24とは反対側に設けられた第2のガイドロ
ッド44に摺動自在に嵌合させられる。
【0040】一方、図3及び図4に示すように、板状フ
レーム42の他方の端部側の底部には適当な低摩擦材料
例えばポリアセタール樹脂から形成された摺動シュー4
2bが取り付けられ、この摺動シュー42bは板状シャ
ーシ21の上面に対して摺動係合すると共に板状フレー
ム42の他方の端部側を支える。かくして、可動ミラー
組立体41は板状シャーシ21上で第2のガイドロッド
44に沿って移動可能となる。なお、摺動リング要素4
3は例えば潤滑油を含浸させた銅焼結材料から形成され
得る。
【0041】可動ミラー組立体41は参照符号51で全
体的に示す駆動機構によって移動させられ、この駆動機
構51は板状シャーシ21の下面であって第2のガイド
ロッド44側に取り付けられたパルスモータ52を包含
する。パルスモータ52の出力シャフト53は板状シャ
ーシ21を貫通してその上面に突出し、その突出先端に
はギヤ54が固着される。
【0042】一方、板状シャーシ21の上面には駆動ギ
ヤ55及び駆動プーリ56が配設され、これら駆動ギヤ
55及び駆動プーリ56は同軸構成でしかも一体構造と
され、図3から明らかなように、駆動ギヤ55の径の方
が駆動プーリ56の径よりも大きい。また、板状シャー
シ21の上面には第1の中間ギヤ57及び第2の中間ギ
ヤ58も配設され、これら中間ギヤ57及び58は同軸
構成でしかも一体構造とされ、第1の中間ギヤ57の径
の方が第2の中間ギヤ58の径よりも大きい。パルスモ
ータ52の出力シャフト53(図5)に設けられたギヤ
54は第1の中間ギヤ57に係合させられ、第2の中間
ギヤ58は駆動ギヤ55に係合させられる。
【0043】更に、図3に示すように、板状シャーシ2
1の角部上面であって第2のガイドロッド44の一方の
端部が近接した角部上面の上方個所にはブラケット61
が設けられ、このブラケット61にはガイドプーリ62
がその回転軸を水平とさせるような態様で軸支される。
ガイドプーリ62と上述した駆動プーリ56との間には
駆動ワイヤ63が巻回され、該駆動ワイヤ63の両端は
可動ミラー組立体41の板状フレーム42に連結され
る。詳述すると、駆動ワイヤ63の一端はコイルばね6
4を介して板状フレーム42の第1の連結個所47に連
結され、そこから延びる駆動ワイヤ63はガイドプーリ
62に1/2回巻回された後に駆動プーリ56に好まし
くは複数回巻回され、次いで該駆動ワイヤ63の他端は
板状フレーム42の第2の連結個所48に連結される。
【0044】要するに、可動ミラー組立体41の駆動機
構51はパルスモータ52、ギヤ54、駆動ギヤ55、
駆動プーリ56、第1の中間ギヤ57、第2の中間ギヤ
58、ガイドプーリ62及び駆動ワイヤ63から構成さ
れ、パルスモータ52の駆動により、駆動ワイヤ63が
駆動されると、可動ミラー組立体41が第2のガイドロ
ッド44に沿って移動させられる。なお、可動ミラー組
立体41の移動方向についてはパルスモータ52の駆動
回転方向に依存し、また板状シャーシ21に形成される
開口部25は可動ミラー組立体41の移動範囲に応じた
広さが与えられることは明らかであろう。
【0045】図3に示すように、可動ミラー組立体41
の板状フレーム42の一端部、即ち一対の摺動リング4
3が設けられた側の端部の上面には被検出ドッグ65が
設けられ、 この被検出ドッグ65はブラケット61の下
面に設けられた原点検出センサ例えばフォトインタラプ
タ形センサ66によって検出されるようになっている。
可動ミラー組立体41がフォトインタラプタ形センサ6
6に向って移動させられているとき、被検出ドッグ65
がフォトインタラプタ形センサ66によって検出される
と、可動ミラー組立体41は停止され、その停止位置が
可動ミラー組立体41の原点位置となる。
【0046】変倍光学ユニットは更にまた板状シャーシ
21に搭載された固定ミラー組立体67を具備し、この
固定ミラー組立体67はその主構成要素として上述した
第5の反射ミラー18を包含するものである。図4に示
すように、固定ミラー組立体67は板状シャーシ21の
下面に固着された長尺フレーム68からなり、この長尺
フレーム68は可動レンズ組立体22の結像レンズ15
の光軸に対して直角となるように配置される。長尺フレ
ーム68には第5の反射ミラー18が可動ミラー組立体
41の第4の反射ミラー17と平行となるように取り付
けられ、この第5の反射ミラー18は可動ミラー組立体
41の第4の反射ミラー17からの反射光を感光ドラム
19(図1及び図2)に向けて反射するように傾斜させ
られる。
【0047】以上の記載から明らかなように、上述した
変倍光学ユニットにあっては、可動ミラー組立体41は
可動レンズ組立体22に対する相対位置を変えることに
よって複写像の倍率を変更する機能を有し、また複写作
動時には可動レンズ組立体22の結像レンズを通し得ら
れる光束、即ち複写像情報を持つ光束を板状シャーシ2
1の上面側からその下面側に偏向させる機能も有する。
このため可動ミラー組立体41の下側部分は板状シャー
シ21の開口部25から下方に突出させられた状態とな
る。
【0048】従って、 上述したような変倍光学ユニット
が独立した製品として取り扱われる場合には、その製品
は作業台、机あるいは床等の面上に置かれる機会に屡々
遭遇し得ることなり、このとき可動ミラー組立体41が
かかる面上に当てられると、可動レンズ組立体22に対
する可動ミラー組立体41の平行度調整が損われたり、
あるいは可動ミラー組立体41自体が損傷を受けたりす
る。
【0049】しかしながら、上述した実施形態にあって
は、図4に示すように、開口部25の両側方縁辺からは
保護用側壁70が吊下し、その吊下長さは可動ミラー組
立体41が開口部25から下方に突出させられる突出長
さよりも長くされる。従って、 上述の変倍光学ユニット
が作業台、机あるいは床等の面上に置かれても、保護用
側壁70がかかる面上に当り、このため可動ミラー組立
体41の下側の突出部分は保護されることになる。
【0050】また、保護用側壁70は複写機の作動時に
点灯させられる原稿読取り照明光源から射出される迷走
光に対する遮光用側壁としても機能し得る。即ち、かか
る照明光の一部が迷走光として可動ミラー組立体41の
側面を回り込んで複写機の感光ドラム19(図1及び図
2)まで到達することが保護用側壁70によって防止さ
れ得る。このように保護用側壁70に遮光用側壁として
の機能も与える場合には、保護用側壁即ち遮光用側壁7
0は好ましくは可動ミラー組立体41の移動範囲にわた
って延在させられ、これにより可動ミラー組立体41の
側面を回り込む迷走光の侵入が確実に阻止され得る。
【0051】保護用側壁70については、板状シャーシ
21とは独立した個別の部材として形成し、それを板状
シャーシ21の開口部の周囲縁に沿って適宜取り付ける
ことが可能であるが、しかし好ましくは保護用側壁70
については図7及び図8を参照して以下に説明するよう
に板状シャーシ21に対して一体的に形成される。
【0052】図7には板状シャーシ21だけが部分的に
示され、 この板状シャーシ21にはプレス成形加工後に
開口部25が打抜き加工により形成され、このとき打抜
き加工によって打抜かれるべき板状シャーシ21の材料
の一部が参照番号70′で示すように残される。こよう
なに残された板状シャーシ21の材料の一部70′は図
8に示すように矩形開口部25の縁に沿って折曲げ加工
されて保護用側壁70とされる。
【0053】本発明にあっては、板状シャーシ21の開
口部25の周囲縁の少なくとも一部に沿って吊下させら
れる側壁70については遮光用側壁としてのみ機能させ
るようにしてもよく、この場合には該側壁の吊下長さに
ついては可動ミラー組立体41が開口部25から下方に
突出させられる突出長さよりも必ずしも長くする必要は
ない。
【0054】上述の実施形態では、保護用側壁あるいは
遮光用側壁70は開口部25の周囲縁の一部に沿って形
成されているが、しかしそのような側壁については必要
に応じて開口部25の周囲縁の大部分あるいはその全体
にわたって形成することも可能である。
【0055】上述の実施形態の説明では、本発明による
光学ユニットは複写機に組み込まれるようにモジュール
化された変倍光学ユニットとして構成されているが、本
発明による光学ユニットは複写機以外の光学装置に組み
込まれるようにモジュール化されたものとしても構成さ
れ得ることが理解されるべきであり、また本発明による
光学ユニットに含まれるミラー組立体は可動であっても
固定であってもよいことが理解されるべきである。
【0056】更に、本発明による光学ユニットには、板
状シャーシの下面側に搭載されたミラー組立体を保護す
るために該下面に該ミラー組立体の高さよりも長く突出
した保護用側壁を設けた光学ユニットも含まれ得ること
が理解されるべきである。
【0057】
【発明の効果】以上の記載から明らかなように、本発明
によれば、複写機等の光学装置に組み込まれるべくモジ
ュール化された光学ユニットが作業台、机あるいは床等
の面上に置かれた場合でも、該面上に対するミラー組立
体の当接が保護用側壁によって防止されるので、光学ユ
ニットの作動信頼性がかかる当接によって損われること
はない。
【0058】また、上述した保護用側壁はミラー組立体
の側面から回り込む迷走光の侵入に対する遮光用側壁と
しても機能し得るので、例えば複写機の作動時に点灯さ
せられる原稿読取り照明光源から射出される照明光の一
部が複写機の複写部にまで到達することが阻止され、こ
のため複写機で得られる複写画像の高品位化に寄与し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による変倍光学ユニットの一実施形態の
変倍光学系を示す概略図であって、変倍光学系の複写倍
率が1.0 倍となる状態を示す図である。
【図2】図1と同様な概略図であって、変倍光学系の複
写倍率が2.0 倍となる状態を示す図である。
【図3】本発明による変倍光学ユニットの一実施形態を
概略的に示す平面図である。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図である。
【図5】図3のB−B線に沿って見た側面図である。
【図6】図3のC−C線に沿う断面図である。
【図7】本発明による変倍光学ユニットの板状シャーシ
の一部だけを部分的に示す平面図である。
【図8】図7のD−D線に沿って見た側面図である。
【符号の説明】
15 結像レンズ 16・17 反射ミラー 21 板状シャーシ 22 可動レンズ組立体 25 開口部 41 可動ミラー組立体 70 保護用側壁

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学装置に組み込まれるようにモジュー
    ル化された光学ユニットであって、板状シャーシと、こ
    の板状シャーシの上面側に搭載されたミラー組立体とを
    具備し、前記板状シャーシには前記ミラー組立体の一部
    を該板状シャーシの下面側に突出させる開口部が形成さ
    れている光学ユニットにおいて、 前記板状シャーシの開口部から該板状シャーシの下面側
    に突出した前記ミラー組立体の突出部分を保護するため
    に、該突出部分の突出長さよりも長い保護用側壁が前記
    板状シャーシの開口部の周囲の少なくとも一部に沿って
    下方に吊下されることを特徴とする光学ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光学ユニットにおい
    て、前記保護用側壁が前記ミラー組立体の側面から回り
    込む迷走光の侵入を阻止する遮光用側壁としても機能す
    ることを特徴とする光学ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光学ユニットにおい
    て、前記ミラー組立体が前記板状シャーシに移動可能に
    搭載され、前記板状シャーシの開口部には前記ミラー組
    立体の移動範囲に応じた広さが与えられることを特徴と
    する光学ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の光学ユニットにおい
    て、前記保護用側壁が前記ミラー組立体の側面から回り
    込む迷走光の侵入を阻止する遮光用側壁としても機能す
    ることを特徴とする光学ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の光学ユニットにおい
    て、遮光用側壁として機能する前記保護用側壁が前記ミ
    ラー組立体の移動範囲にわたって該ミラー組立体の両側
    面に沿って延在することを特徴とする光学ユニット。
  6. 【請求項6】 請求項1から5までのいずれか1項に記
    載の光学ユニットにおいて、前記板状シャーシの開口部
    が打抜き加工によって形成され、前記保護用側壁が前記
    打抜き加工時に打抜かれるべき前記板状シャーシの材料
    の一部を残してその材料の一部を下方に吊下するような
    態様で折曲げ加工したものとして形成されることを特徴
    とする光学ユニット。
  7. 【請求項7】 光学装置に組み込まれるようにモジュー
    ル化された光学ユニットであって、板状シャーシと、こ
    の板状シャーシの上面側に搭載されたミラー組立体とを
    具備し、前記板状シャーシには前記ミラー組立体の一部
    を該板状シャーシの下面側に突出させる開口部が形成さ
    れている光学ユニットにおいて、 前記ミラー組立体の側面から回り込む迷走光の侵入を防
    止するための遮光用側壁が前記板状シャーシの開口部の
    周囲の少なくとも一部に沿って下方に吊下させられるこ
    とを特徴とする光学ユニット。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の光学ユニットにおい
    て、前記ミラー組立体が前記板状シャーシに移動可能に
    搭載され、前記板状シャーシの開口部には前記ミラー組
    立体の移動範囲に応じた広さが与えられることを特徴と
    する光学ユニット。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の光学ユニットにおい
    て、前記遮光用側壁が前記ミラー組立体の移動範囲にわ
    たって該ミラー組立体の両側面に沿って延在することを
    特徴とする光学ユニット。
  10. 【請求項10】 請求項7から9までのいずれか1項に
    記載の光学ユニットにおいて、前記板状シャーシの開口
    部が打抜き加工によって形成され、前記遮光用側壁が前
    記打抜き加工時に打抜かれるべき該板状シャーシの材料
    の一部を残してその材料の一部を下方に吊下するような
    態様で折曲げ加工したものとして形成されることを特徴
    とする光学ユニット。
  11. 【請求項11】 複写機に組み込まれるようにモジュー
    ル化された変倍光学ユニットであって、板状シャーシ
    と、複写像の倍率を変えるべく前記板状シャーシの上面
    側に移動可能に搭載された可動ミラー組立体とを具備
    し、前記板状シャーシには前記可動ミラー組立体の一部
    を該板状シャーシの下面側に突出させる開口部が形成さ
    れている変倍光学ユニットにおいて、 前記板状シャーシの開口部から該板状シャーシの下面側
    に突出した前記可動ミラー組立体の突出部分を保護する
    ために、該突出部分の突出長さよりも長い保護用側壁が
    前記板状シャーシの開口部の周囲の少なくとも一部に沿
    って下方に吊下されることを特徴とする変倍光学ユニッ
    ト。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の変倍光学ユニット
    において、前記保護用側壁が複写機の作動時に点灯させ
    られる原稿読取り照明光源からの迷走光に対する遮光用
    側壁としても機能させられることを特徴とする変倍光学
    ユニット。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の変倍光学ユニット
    において、遮光用側壁として機能する前記保護用側壁が
    前記可動ミラー組立体の移動範囲にわたって該可動ミラ
    ー組立体の両側面に沿って延在することを特徴とする変
    倍光学ユニット。
  14. 【請求項14】 請求項11から13までのいずれか1
    項に記載の変倍光学ユニットにおいて、前記板状シャー
    シの開口部が打抜き加工によって形成され、前記保護用
    側壁が前記打抜き加工時に打抜かれるべき前記板状シャ
    ーシの材料の一部を残してその材料の一部を下方に吊下
    するような態様で折曲げ加工したものとして形成される
    ことを特徴とする変倍光学ユニット。
  15. 【請求項15】 複写機に組み込まれるようにモジュー
    ル化された変倍光学ユニットであって、板状シャーシ
    と、複写像の倍率を変えるべく前記板状シャーシの上面
    側に移動可能に搭載された可動ミラー組立体とを具備
    し、前記板状シャーシには前記可動ミラー組立体の一部
    を該板状シャーシの下面側に突出させる開口部が形成さ
    れている変倍光学ユニットにおいて、 複写機の原稿読取り時に点灯させられる原稿読取り照明
    光源からの迷走光に対する遮光用側壁が前記板状シャー
    シの開口部の周囲の少なくとも一部に沿って下方に吊下
    させられることを特徴とする変倍光学ユニット。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の変倍光学ユニット
    において、前記遮光用側壁が前記可動ミラー組立体の移
    動範囲にわたって該可動ミラー組立体の両側面に沿って
    延在することを特徴とする変倍光学ユニット。
  17. 【請求項17】 請求項15または16に記載の変倍光
    学ユニットにおいて、前記板状シャーシの開口部が打抜
    き加工によって形成され、前記遮光用側壁が前記打抜き
    加工時に打抜かれるべき該板状シャーシの材料の一部を
    残してその材料の一部を下方に吊下するような態様で折
    曲げ加工したものとして形成されることを特徴とする変
    倍光学ユニット。
  18. 【請求項18】 光学装置に組み込まれるようにモジュ
    ール化された光学ユニットであって、板状シャーシと、
    この板状シャーシに搭載されたミラー組立体とを具備
    し、前記板状シャーシの上面側には光学要素が搭載さ
    れ、該板状シャーシの下面側にはミラー組立体が搭載さ
    れる光学ユニットにおいて、 前記板状シャーシの下面側には前記ミラー組立体の高さ
    よりも長く突出した保護用側壁が設けられることを特徴
    とする光学ユニット。
JP8305692A 1996-10-31 1996-10-31 モジュール化された光学ユニット Withdrawn JPH10133457A (ja)

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