JPH1011228A - ディスクアレイ制御装置 - Google Patents

ディスクアレイ制御装置

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JPH1011228A
JPH1011228A JP8163054A JP16305496A JPH1011228A JP H1011228 A JPH1011228 A JP H1011228A JP 8163054 A JP8163054 A JP 8163054A JP 16305496 A JP16305496 A JP 16305496A JP H1011228 A JPH1011228 A JP H1011228A
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JP
Japan
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disk array
backup
disk
data
information
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8163054A
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English (en)
Inventor
Yuujirou Maki
雄治郎 牧
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1011228A publication Critical patent/JPH1011228A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はRAIDを構成するディスクアレイ
装置に関わり、ディスクアレイ制御装置がディスクアレ
イ装置の障害を検出するときに、バックアップ装置に情
報をバックアップするディスクアレイ制御装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 本発明はディスクアレイを構成するディ
スクアレイ装置およびディスクアレイの情報を退避する
ためのバックアップ装置を制御するディスクアレイ制御
装置であって、ディスクアレイ装置の障害を検出する障
害検出手段と、ディスクアレイ装置からバックアップ装
置へディスクアレイの情報の退避を指示し実行させるバ
ックアップ手段から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクアレイを
構成するディスクアレイ装置とディスクアレイの情報を
退避するためのバックアップ装置を制御するディスクア
レイ制御装置に関わる。
【0002】
【従来の技術】複数のハードディスクをアレイ構造にす
るディスクアレイは、電源供給を停止することなく、故
障した1台のハードディスクを交換し、データを復元す
ることで高信頼かつ大記憶容量を実現している。
【0003】周知の通り、RAID(Redandan
cy Array of Inexpensive D
isks:低価格ディスクによる冗長アレイ)−5アー
キテクチャの採用により、ハードディスクが1台故障し
ても、新しいハードディスクと交換後、他の正常なハー
ドディスクから故障したハードディスクのデータを復元
することが可能になる。
【0004】また活性保守ハードディスクの採用によ
り、ハードディスク(ディスクアレイ装置)の交換作業
を、システムの運用を止めることなく連続して行うこと
が可能になっている。
【0005】更に、ディスクアレイ装置の予備機を用意
して、ディスクアレイ装置が1台故障しても予備機に切
り換えて、システムの運用を縮退することなく継続する
ことも可能になっている。
【0006】図4にRAID−5の情報のロケーション
を示す。RAID−5では、セクタ単位のデータを、ハ
ードディスクに分割して記憶する。また、そのデータの
パリティも各ハードディスクに分割して記憶する。
【0007】図5にRAID−4の情報のロケーション
を示す。RAID−4では、セクタ単位のデータを、ハ
ードディスクに分割して記憶する。また、そのデータの
パリティはパリティ専用に1台のハードディスクを使用
する。
【0008】たとえば、ディスク2のセクター0とディ
スク3のセクター1を更新する場合を考える。RAID
−4ではディスク5のセクター0とセクター1の両方を
順次更新する必要があるが、RAID−5ではパリティ
がディスク5のセクター0とディスク4のセクター1に
分散しているので並列処理が可能になる。このようにR
AID−4よりRAID−5の方が高速アクセスを可能
にしている。
【0009】RAID−4ではこのように、パリティデ
ィスクを専用ディスクにしているため、少量であっても
書込みがある場合は、必ずパリティディスクの読出しお
よび書込みを実行しなければならない。
【0010】RAID−4とRAID−5では、パリテ
ィが専用ディスクか分散かの相違があるが、旧データま
たは旧パリティから新パリティまたは新データを作成す
ることが可能であり、RAID−4とRAID−5のい
ずれにおいてもデータパリティまたはデータから、デー
タまたはデータパリティを復元可能にする。
【0011】このように、1回目の故障については、故
障した1台のハードディスクを交換し、データを復元す
ることが可能になる。しかしながら、2台以上のディス
クアレイ装置が故障すると全てのデータを消失すること
になってしまい、運用を継続することも、システムを縮
退して運用することも不可能になってしまう。
【0012】そのため、2台以上のハードディスクが故
障する前に、データをバックアップして保存しておく必
要があり、従来より、システムの運用開始前や運用終了
後など、定期的にディスクアレイの情報を退避しバック
アップ情報として世代管理が行われてきた。
【0013】バックアップデータは一般的には磁気テー
プに保存される。ディスクアレイを構成するハードディ
スクからバックアップ装置としての磁気テープ装置にデ
ータを転送する時間は、磁気テープ装置のデータ転送速
度に依存するので、長くかかる。
【0014】そのためハードディスクを予備機とし、予
備機を故障時の代替機として使用して、予備機にバック
アップするときのバックアップデータを転送し転送時間
を短縮するための技術(例えば特開平6−242888
ディスクアレイ装置、コンピュータシステム及びデー
タ記憶装置)が考案されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】RAID−5 アーキテ
クチャのシステムであっても、1台のハードディスクが
故障し、その故障装置を除外して縮退運用しているとき
や、予備機に切り換える作業中に、残りのハードディス
クが1台でも故障してしまう場合は、システムの運用継
続が不可能になり、一世代前のバックアップ情報から再
実行しなければならないという問題があった。
【0016】また、従来よりディスクアレイ装置におい
ては、ハードディスクが故障すると、それをシステムの
管理者に通知するために、LEDでできているフォール
トランプを用意してある。
【0017】システムの管理者は、フォールトランプが
点灯すると、できるだけ早い時期に故障したハードディ
スクを良品と交換する必要がある。ディスクアレイシス
テムは、故障したハードディスクを除外して自動的に縮
退運用に入ってしまう。このように、システムの管理者
は、常にディスクアレイ装置の状態を監視していなけれ
ばならないという問題があった。
【0018】本発明はこのような点にかんがみて、ディ
スクアレイ制御装置の障害処理を改善し、データの保護
機能を強化するために、障害発生時のディスクアレイの
情報をバックアップ装置に自動的に退避させるディスク
アレイ制御装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の如く
に構成された本発明のディスクアレイ制御装置によって
解決される。本発明のディスクアレイ制御装置は、ディ
スクアレイを構成するディスクアレイ装置、およびディ
スクアレイの情報を退避するためのバックアップ装置を
制御し、ディスクアレイ装置の障害を検出する障害検出
手段と、ディスクアレイ装置からバックアップ装置へデ
ィスクアレイの情報の退避を指示し実行させるバックア
ップ手段とを備え、ディスクアレイ装置の障害を検出す
る場合にディスクアレイの情報をバックアップ装置に退
避させる。
【0020】図1は本発明の原理図である。図1の1は
ディスクアレイ装置であり、ディスクアレイ装置1は複
数ある。図1の2はバックアップ装置、図1の3はディ
スクアレイ制御装置である。図1の4は障害検出手段、
図1の5はバックアップ手段である。
【0021】ディスクアレイ装置1およびバックアップ
装置2は、ディスクアレイ制御装置3に接続され、制御
される。またディスクアレイ制御装置3は、障害検出手
段4およびバックアップ手段5を備える。
【0022】本発明では、障害検出手段4がディスクア
レイ装置1の故障を検出すると、バックアップ手段5に
よって、故障したディスクアレイ装置1を除く他の全て
のディスクアレイ装置1の情報を、バックアップ装置2
に退避させる。
【0023】これにより、ディスクアレイ装置が2回目
に故障した時点から一世代前のバックアップ情報まで戻
らなくても、ディスクアレイ装置が1回目に故障した時
点の情報からシステムを運用することが可能になると共
に、システム管理者がディスクアレイ装置のフォールト
ランプを常に監視していなくてもよいことになる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて詳細に説明する。図2は本発明実施の形態を示
すディスクアレイ制御装置の構成を示す。図2の6は、
ステータス検出手段であり、図1の障害検出手段4に相
当する。図2の7と8は、それぞれ電源制御手段とデー
タ退避手段であり、両方で図1のバックアップ手段5に
相当する。図2の他の符号の意味は図1と同じである。
但し、図2のバックアップ装置2は、実施の形態では磁
気テープ装置を用いている。
【0025】図3は本発明ディスクアレイ制御装置の処
理フロー図である。まずステップS1では、ディスクア
レイ制御装置3が、ステータス検出手段6によってディ
スクアレイ装置1の状況を監視している。障害ステータ
スが検出され、ディスクアレイ装置3すなわちハードデ
ィスクが故障していることが判明するとステップS2に
進む。
【0026】ステップS2では、ディスクアレイ制御装
置3が、電源制御手段7によって当該のハードディスク
の電源の供給を停止する。ハードディスクには通常+5
ボルトおよび+12ボルトが供給されている。
【0027】ステップS2で故障したハードディスクの
電源の供給を停止するとステップS3に進む。一方、故
障したハードディスクの電源供給停止後の処理について
はステップS10で行う。
【0028】ステップS3では、バックアップ装置2の
電源の状態を判別する。既に電源が投入済みであればス
テップS5に進む。バックアップ装置2の電源が未投入
の場合はステップS4に進む。
【0029】ステップS4では、ディスクアレイ制御装
置3が、電源制御手段7によってバックアップ装置2の
電源を投入する。バックアップ装置2である磁気テープ
装置にも通常+5ボルトおよび+12ボルトが供給され
る。バックアップ装置2に電源が投入されるとステップ
S5に進む。
【0030】ステップS5では、バックアップ装置2が
レディ状態かどうかを判別する。バックアップ装置2が
レディ状態であればステップS7へ進む。バックアップ
装置2がレディ状態でなければステップS6へ進む。
【0031】ステップS6では、ディスクアレイ装置の
情報を退避できるようにバックアップ媒体である磁気テ
ープの初期化を行い、ステップS7に進む。ステップS
7では、ディスクアレイ制御装置3がデータ退避手段8
によりバックアップ媒体にディスクアレイ情報を退避す
る。順次、ディスクアレイ装置1の情報をバックアップ
装置2の磁気テープに退避して行きステップS8に進
む。
【0032】ステップS8では、必要な全てのデータを
退避したかを判定し、終了していなければステップS7
に進み、終了していればステップS9に進む。ステップ
S9では、ディスクアレイ制御装置3が、電源制御手段
7によってバックアップ装置2の電源の供給を停止し、
処理を終了する。
【0033】一方、故障して、ステップS2で電源供給
を停止されたハードディスクは、ステップS10で、良
品のハードディスクに交換される。ステップS11で
は、ディスクアレイ制御装置3が、電源制御手段7によ
って交換されたハードディスクの電源を投入し、処理を
終了する。
【0034】尚、本発明実施の形態においては、バック
アップ装置として記憶媒体が可搬型であることから磁気
テープ装置を採用したが、ハードディスク装置を用いて
も一向に差し支えない。
【0035】また、バックアップ装置として固定ディス
ク装置を用いる場合は、情報のバックアップを行う前に
初期化処理が必要であることは言うまでもない。また、
本発明実施の形態においては、ディスクアレイ制御装置
にバックアップ装置およびディスクアレイ装置の電源制
御手段を備えたが、バックアップ装置を常に通電状態に
しておいたり、故障したディスクアレイ装置の電源供給
を人手で停止したりしても一向に差し支えない。
【0036】更にまた、本発明実施の形態においては、
ディスクアレイ制御装置にバックアップ装置およびディ
スクアレイ装置の電源制御手段を備えたが、これら装置
の電源制御手段をホストコンピュータに備え、ディスク
アレイ制御装置から障害ステータスや電源のオンオフ状
態をホストコンピュータに報告し、電源制御をホストコ
ンピュータが実行するようにしても一向に差し支えな
い。
【0037】更にまた、本発明実施の形態においては、
ディスクアレイ制御装置がバックアップ装置のレディ状
態を判別し、バックアップ媒体の初期化を指示したが、
これらの判別や指示をホストコンピュータが実行するよ
うにしてよいことも言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、ディスクアレイ制御装置がディスクアレイ装置
の障害を検出すると、障害発生時点のディスクアレイの
情報の退避を自動的に行うのでデータの消失を最小限に
抑止することが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明ディスクアレイ制御装置の構成図
【図3】 ディスクアレイ制御装置の処理フロー図
【図4】 RAID−5の情報のロケーション
【図5】 RAID−4の情報のロケーション
【符号の説明】
1 ディスクアレイ装置 2 バックアップ装置 3 ディスクアレイ制御装置 4 障害検出手段 5 バックアップ手段 6 ステータス検出手段 7 電源制御手段 8 データ退避手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクアレイを構成するディスクアレ
    イ装置およびディスクアレイの情報を退避するためのバ
    ックアップ装置を制御するディスクアレイ制御装置であ
    って、 前記ディスクアレイ装置の障害を検出する障害検出手段
    と、 前記ディスクアレイ装置から前記バックアップ装置へデ
    ィスクアレイの情報の退避を指示し実行させるバックア
    ップ手段とを備え、 前記障害を検出する場合にディスクアレイの情報を前記
    バックアップ装置に退避させることを特徴とするディス
    クアレイ制御装置。
JP8163054A 1996-06-24 1996-06-24 ディスクアレイ制御装置 Withdrawn JPH1011228A (ja)

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JP8163054A JPH1011228A (ja) 1996-06-24 1996-06-24 ディスクアレイ制御装置

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JP8163054A JPH1011228A (ja) 1996-06-24 1996-06-24 ディスクアレイ制御装置

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ID=15766305

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JP8163054A Withdrawn JPH1011228A (ja) 1996-06-24 1996-06-24 ディスクアレイ制御装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7152149B2 (en) 2003-11-27 2006-12-19 Hitachi, Ltd. Disk array apparatus and control method for disk array apparatus
JP2008165455A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Hitachi Ltd バックアップ機能を備えたストレージシステム
JP2011512588A (ja) * 2008-02-14 2011-04-21 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション I/o動作の状態を判別するコンピュータ・プログラム、装置、及び方法(i/o動作の状態を判別するコンピュータ・コマンド及び応答)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030902