JPH10104016A - 車両トリップデータ計測方法及びその装置 - Google Patents

車両トリップデータ計測方法及びその装置

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JPH10104016A
JPH10104016A JP25901296A JP25901296A JPH10104016A JP H10104016 A JPH10104016 A JP H10104016A JP 25901296 A JP25901296 A JP 25901296A JP 25901296 A JP25901296 A JP 25901296A JP H10104016 A JPH10104016 A JP H10104016A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IGNがON時から車速入力時まで前回の走
行状態を表示する。 【解決手段】 車速判定部17は、イグニッションがオ
ンした後に車両の車速が所定の車速値以上となったか否
かを判定し、算出部21〜25は車両の車速が所定の車
速値以上となった時から所定時間または所定距離毎に車
両の短距離走行におけるトリップデータを計測しイグニ
ッションがオフ時にトリップデータの計測を停止し、表
示部35は、計測された車両のトリップデータを表示す
る。表示制御部26は、表示部に車両のトリップデータ
を表示させイグニッションがオンした時から車両の車速
が所定の車速値になる時まで車両の前回のトリップデー
タを表示部に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の区間走行距
離,平均車速,平均燃費等の車両のトリップデータを計
測する車両トリップデータ計測方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両は、車両トリップデー
タ計測装置を有し、車両が所定の各区間を走行すると
き、車両トリップデータ計測装置は、車両が所定の各区
間を走行するために要する区間走行時間をトリップデー
タ(短距離走行データ)として計測している。
【0003】また、この車両トリップデータ計測装置
は、区間走行距離,平均車速,平均燃費,瞬間燃費等の
車両のトリップデータを計測している。
【0004】図7に、従来のこの種の車両トリップデー
タ計測装置により実現される車両トリップデータ計測方
法のフローチャートを示す。
【0005】まず、イグニッション(以下、IGNと略
称する。)がONした時(ステップS101)、区間走
行距離,平均車速,平均燃費等の各トリップデータを記
憶するデータエリアを有するランダムアクセスメモリ
(RAM)の内容がクリア(初期化)される(ステップ
S103)。
【0006】そして、車両の平均車速処理が行なわれ
(ステップS105)、次いで、車両の平均燃費処理が
行なわれ(ステップS107)、最後に、車両の区間走
行距離処理が行なわれる(ステップS109)。
【0007】平均車速処理では、図8に示すように、I
GNがONした後に、エンジンの回転数が例えば、40
0rpm以上になったかどうかが、TCONF(タコオ
ンフラグ)が1かどうかによって判定される(ステップ
S121)。TCONFが1となった場合には、エンジ
ンの回転数が400rpm以上になったとして、平均車
速が算出され(ステップS123)、算出された平均車
速が表示部に表示される(ステップS125)。
【0008】次に、平均燃費処理では、図10に示すよ
うに、TCONFが1かどうかによって判定され(ステ
ップS131)。TCONFが1となった場合には、平
均燃費が算出され(ステップS133)、算出された平
均燃費が表示部に表示される(ステップS135)。
【0009】また、平均車速処理及び平均燃費処理で
は、図9に示すように、IGN信号が時刻t1でONと
なった後、時刻t2で回転数信号がONとなり、さら
に、車速信号が時刻t3でONとなる。
【0010】この場合、IGNがONの時に表示部に表
示された平均車速,平均燃費をリセットする。さらに、
時刻t2で回転数信号がONとなった時に平均車速,平
均燃費の計測を開始し、例えば10秒経過毎に新たな平
均車速,平均燃費のデータを算出し、算出されたデータ
を表示し、IGNがOFFとなるときに計測を終了す
る。
【0011】次に、区間走行距離処理では、図11に示
すように、区間走行距離計測処理が行なわれ(ステップ
S141)、計測された区間走行距離が表示部に表示さ
れる(ステップS143)。
【0012】この区間走行距離処理では、図12に示す
ように、IGNがONの時に表示部に表示された平均車
速,平均燃費をリセットすると同時に区間走行距離の計
測を開始し、例えば100m走行毎(図12中のa部
分)に新たな区間走行距離のデータを算出し、算出され
たデータを表示し、IGNがOFFとなるときに計測を
終了する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように、IGNが
ONした時に、各トリップデータをクリアするので、平
均車速は0km/hと表示され、平均燃費は0.0km
/lと表示され、区間走行距離は0.0kmと表示され
る。
【0014】しかしながら、IGNがONの時に各トリ
ップデータをクリアしてしまうと、特別なバックアップ
データエリアがないために、前回の走行状態が不明にな
ってしまうという問題があった。
【0015】本発明は、IGNがONの時から所定時間
経過時まで前回の走行状態を表示することのできる車両
トリップデータ計測方法及びその装置を提供することを
課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために以下の手段を採用した。請求項1の発明は、
イグニッションがオンした後に車両の車速が所定の車速
値以上となったか否かを判定する車速判定部と、車両の
車速が所定の車速値以上となった時から所定時間または
所定距離毎に車両の短距離走行におけるトリップデータ
を計測しイグニッションがオフした時にトリップデータ
の計測を停止する計測部と、この計測部により計測され
た車両のトリップデータを表示する表示部と、この表示
部に車両のトリップデータを表示させると共に、イグニ
ッションがオンした時から車両の車速が所定の車速値に
なる時まで車両の前回のトリップデータを前記表示部に
表示させる表示制御部とを備えることを要旨とする。
【0017】この発明によれば、車速判定部はイグニッ
ションがオンした後に車両の車速が所定の車速値以上と
なったか否かを判定し、計測部は車両の車速が所定の車
速値以上となった時から所定時間または所定距離毎に車
両の短距離走行におけるトリップデータを計測しイグニ
ッションがオフした時にトリップデータの計測を停止
し、表示部は計測部により計測された車両のトリップデ
ータを表示し、表示制御部は表示部に車両のトリップデ
ータを表示させると共に、イグニッションがオンした時
から車両の車速が所定の車速値になる時まで車両の前回
のトリップデータを前記表示部に表示させる。従って、
表示部の表示内容により車両の前回の走行状態がわか
る。
【0018】請求項2の発明において、前記表示制御部
は、前記計測部により所定時間または所定距離毎に計測
されたトリップデータを記憶するデータメモリと、イグ
ニッションがオンした時に前記データメモリに記憶され
たトリップデータが前記車両の前回のトリップデータと
して書き込まれる表示用メモリと、この表示用メモリに
前記車両の前回のトリップデータを書き込み、前記車両
の車速が所定の車速値以上となった時に前記表示用メモ
リに書き込まれた車両の前回のトリップデータをリセッ
トする表示リセット部とを備えることを要旨とする。
【0019】この発明によれば、計測されたトリップデ
ータをデータメモリに記憶し、イグニッションがオンし
た時にデータメモリに記憶されたトリップデータを車両
の前回のトリップデータとして表示用メモリに書き込
み、車両の車速が所定の車速値以上となった時に表示用
メモリに書き込まれた車両の前回のトリップデータを表
示リセット部がリセットするので、表示部にはイグニッ
ションがオンした時から車両の車速が所定の車速値以上
となった時まで車両の前回のトリップデータが表示され
る。
【0020】請求項3の発明は、イグニッションがオン
した後に車両のエンジンの回転数が所定の回転数値以上
となったか否かを判定する回転数判定部を備え、前記計
測部は、前記エンジンの回転数が所定の回転数値以上と
なり、かつ、前記車両の車速が所定の車速値以上となっ
た時からイグニッションがオフする時まで平均車速を算
出する平均車速算出部と、前記エンジンの回転数が所定
の回転数値以上となり、かつ、前記車両の車速が所定の
車速値以上となった時からイグニッションがオフする時
まで平均燃費を算出する平均燃費算出部と、前記車両の
車速が所定の車速値以上となった時からイグニッション
がオフする時まで区間走行距離を算出する区間走行距離
算出部とを備えることを要旨とする。
【0021】この発明によれば、回転数判定部は、イグ
ニッションがオンした後に車両のエンジンの回転数が所
定の回転数値以上となったか否かを判定すると、平均車
速算出部は、エンジンの回転数が所定の回転数値以上と
なり、かつ、前記車両の車速が所定の車速値以上となっ
た時からイグニッションがオフする時まで平均車速を算
出し、平均燃費算出部は、エンジンの回転数が所定の回
転数値以上となり、かつ、前記車両の車速が所定の車速
値以上となった時からイグニッションがオフする時まで
平均燃費を算出し、区間走行距離算出部は、車両の車速
が所定の車速値以上となった時からイグニッションがオ
フする時まで区間走行距離を算出することになる。
【0022】請求項4の発明は、イグニッションがオン
した後に車両の車速が所定の車速値以上となったか否か
を判定する車速判定ステップと、車両の車速が所定の車
速値以上となった時から所定時間または所定距離毎に車
両の短距離走行におけるトリップデータを計測しイグニ
ッションがオフした時にトリップデータの計測を停止す
る計測ステップと、計測された車両のトリップデータを
表示する表示ステップと、表示部に車両のトリップデー
タを表示させると共に、イグニッションがオンした時か
ら車両の車速が所定の車速値になる時まで車両の前回の
トリップデータを前記表示部に表示させる表示制御ステ
ップとを含むことを要旨とする。
【0023】請求項5の発明において、前記表示制御ス
テップは、前記所定時間または所定距離毎に計測された
トリップデータをデータメモリに記憶する記憶ステップ
と、イグニッションがオンした時に前記データメモリに
記憶されたトリップデータを前記車両の前回のトリップ
データとして表示用メモリに書き込む表示書込ステップ
と、前記車両の車速が所定の車速値以上となった時に前
記表示用メモリに書き込まれた車両の前回のトリップデ
ータをリセットする表示リセットステップとを含むこと
を要旨とする。
【0024】請求項6の発明は、イグニッションがオン
した後に車両のエンジンの回転数が所定の回転数値以上
となったか否かを判定する回転数判定ステップを含み、
前記計測ステップは、前記エンジンの回転数が所定の回
転数値以上となり、かつ、前記車両の車速が所定の車速
値以上となった時からイグニッションがオフする時まで
平均車速を算出する平均車速算出ステップと、前記エン
ジンの回転数が所定の回転数値以上となり、かつ、前記
車両の車速が所定の車速値以上となった時からイグニッ
ションがオフする時まで平均燃費を算出する平均燃費算
出ステップと、前記車両の車速が所定の車速値以上とな
った時からイグニッションがオフする時まで区間走行距
離を算出する区間走行距離算出ステップとを含むことを
要旨とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両トリップデー
タ計測方法及びその装置の実施の形態を図面を参照して
詳細に説明する。
【0026】図1に本発明の車両トリップデータ計測装
置の実施の形態の構成図を示す。図1に示す車両トリッ
プデータ計測装置は、エンジンの回転数を検出する回転
検出センサ5、車両の車速を検出する車速センサ7、中
央処理装置(CPU)11、このCPU11に接続され
る表示部35を備える。
【0027】CPU11は、回転数判定部13、回転数
フラグ部15、車速判定部17、車速フラグ部19、平
均車速算出部21、平均燃費算出部23、区間走行距離
算出部25を備える。また、前記CPU11は、データ
メモリ27、表示リセット部29、表示用メモリ31、
表示処理部33とを備える。
【0028】データメモリ27、表示リセット部29、
表示用メモリ31、表示処理部33は、表示制御部26
を構成する。表示制御部26は、表示部35に車両のト
リップデータを表示させると共に、イグニッションがオ
ンした時から車両の車速が所定の車速値になる時まで車
両の前回のトリップデータを前記表示部35に表示させ
る。
【0029】回転数判定部13は回転検出センサ5で検
出された回転数信号によるエンジン回転数が所定の回転
数値以上かどうかを判定する。所定のエンジン回転数値
としては、例えば、400rpmである。
【0030】回転数フラグ部15は、入力されたIGN
信号によりIGNがONとなった後に、エンジン回転数
が所定の回転数値以上と判定された時には、その時から
IGNがOFFする時までの期間中、TCONF(タコ
オンフラグ)を”1”に設定する。また、回転数フラグ
部15は、前記期間中以外の期間では、TCONFを”
0”に設定する。
【0031】車速判定部17は、車速センサ7で検出さ
れた車速信号による車速が所定の車速値以上かどうかを
判定する。所定の車速値としては、例えば、1km/h
である。
【0032】車速フラグ部19は、入力されたIGN信
号によりIGNがONした後に、車速センサ7で検出さ
れた車速信号による車速が所定の車速値以上と判定され
た時には、その時からIGNがOFFする時までの期間
中、SPONF(スピードオンフラグ)を”1”に設定
する。また、車速フラグ部19は、前記期間中以外の期
間では、SPONFを”0”に設定する。
【0033】平均車速算出部21は、回転数フラグ部1
5からのTCONFが”1”であり、かつ、車速フラグ
部19からのSPONFが”1”であるとき、すなわ
ち、エンジンの回転数が所定の回転数値以上であって、
検出された車速が所定の車速値以上であるときに、車速
センサ7からの車速を平均して平均車速を算出する。
【0034】平均燃費算出部23は、回転数フラグ部1
5からのTCONFが”1”であり、かつ、車速フラグ
部19からのSPONFが”1”であるとき、平均燃費
を算出する。
【0035】区間走行距離算出部25は、車速フラグ部
19からのSPONFが”1”であるとき、区間走行距
離を算出する。これら平均車速算出部21、平均燃費算
出部23、区間走行距離算出部25は、計測部を構成す
る。
【0036】データメモリ27は、平均車速算出部21
からの平均車速,平均燃費算出部23からの平均燃費,
区間走行距離算出部25からの区間走行距離の各々のト
リップデータを記憶する。
【0037】表示リセット部29は、IGNがONした
とき、IGNが一つ前にOFFとなった時の直前の各ト
リップデータをデータメモリ27から読み出してバック
アップデータ(前回の走行状態を示す前回のトリップデ
ータ)として表示用メモリ31に記憶させ、同時にデー
タメモリ27の各トリップデータをクリアする。
【0038】表示リセット部29は、車速フラグ部19
から”1”に設定されたSPONFを入力したとき、す
なわち、車速が所定の車速値以上となった時、表示用メ
モリ31に記憶されたバックアップデータをリセットす
る。
【0039】表示処理部33は、データメモリ27に記
憶された各トリップデータを表示部35に表示させた
り、表示用メモリ31に記憶されたバックアップデータ
をIGNがONの時から車速が所定の車速値になる時ま
での期間中に表示部35に表示させる。
【0040】次に、このように構成された車両トリップ
データ計測装置により実現される車両トリップデータ計
測方法を図2乃至図6を参照して説明する。
【0041】まず、図2に示すフローチャート及び図4
に示すタイミングチャートを参照して平均車速の処理を
説明する。
【0042】回転数フラグ部15は、IGNがONとな
った後に、回転数判定部13によりエンジン回転数が所
定の回転数値以上と判定された時には、その時からIG
NがOFFする時までの期間中、TCONFを”1”に
設定する。
【0043】車速フラグ部19は、IGNがONした後
に、車速センサ7で検出された車速が所定の車速値以上
と判定された時には、その時からIGNがOFFする時
までの期間中、SPONFを”1”に設定する。
【0044】平均車速算出部21は、回転数フラグ部1
5からのTCONFが”1”であるかどうかを判定する
(ステップS11)。さらに、平均車速算出部21は、
車速フラグ部19からのSPONFが”1”であるかど
うかを判定する(ステップS13)。
【0045】平均車速算出部21は、回転数フラグ部1
5からのTCONFが”1”であり、かつ、車速フラグ
部19からのSPONFが”1”であるとき、すなわ
ち、エンジンの回転数が所定の回転数値であって、検出
された車速が所定の車速値であるとき(図4に示す時刻
t3のタイミングから)から、平均車速を算出する(ス
テップS15)。
【0046】そして、算出された平均車速データは例え
ば、10秒毎に表示処理部33により表示部35に表示
される(ステップS17)。
【0047】一方、回転数フラグ部15からのTCON
Fが”0”であるか、あるいは、車速フラグ部19から
のSPONFが”0”であるときには、IGNがONと
なったときに、表示リセット部29は、表示用メモリ3
1に前回の平均車速データをセットするとともに、デー
タメモリ27に記憶された平均車速データをクリアする
(ステップS19)。
【0048】次に、表示処理部33は、図4のタイミン
グチャートに示すように、IGNがONとなった時刻t
1から表示用メモリ31に記憶された前回の平均車速デ
ータを表示部35に表示する(ステップS17)。
【0049】さらに、車速フラグ部19からSPONF
の値として”1”が入力された時刻t3、すなわち、車
速が所定の車速値になった時には、表示リセット部29
は表示用メモリ31に記憶されている前回の平均車速デ
ータをリセットするので、表示部35に表示される前回
の平均車速データがリセットされる。
【0050】なお、前記平均車速算出部21は、この前
回の平均車速データをリセット時から前記平均車速の計
測を開始し、IGNがOFFで計測を終了するが、IG
NがOFFとなる直前の平均車速データ(図4に示す<
a>部分のデータ)がバックアップデータとなり、この
バックアップデータが次回にIGNがONした時に、前
回の平均車速データとして表示される。
【0051】次に、図3に示すフローチャート及び図4
に示すタイミングチャートを参照して平均燃費の処理を
説明する。
【0052】まず、平均燃費算出部23は、回転数フラ
グ部15からのTCONFが”1”であるかどうかを判
定する(ステップS21)。さらに、平均燃費算出部2
3は、車速フラグ部19からのSPONFが”1”であ
るかどうかを判定する(ステップS23)。
【0053】平均燃費算出部23は、回転数フラグ部1
5からのTCONFが”1”であり、かつ、車速フラグ
部19からのSPONFが”1”であるとき、すなわ
ち、エンジンの回転数が所定の回転数値であって、検出
された車速が所定の車速値であるとき(図4に示す時刻
t3のタイミングから)から、平均燃費を算出する(ス
テップS25)。
【0054】そして、算出された平均燃費データは例え
ば、10秒毎に表示処理部33により表示部35に表示
される(ステップS27)。
【0055】一方、回転数フラグ部15からのTCON
Fが”0”であるか、あるいは、車速フラグ部19から
のSPONFが”0”であるときには、IGNがONと
なったときに、表示リセット部29が表示用メモリ31
に前回の平均燃費データをセットすると共に、データメ
モリ27に記憶された平均燃費データをクリアする(ス
テップS29)。
【0056】次に、表示処理部33は、図4のタイミン
グチャートに示すように、IGNがONとなった時刻t
1から表示用メモリ31に記憶された前回の平均燃費デ
ータを表示部35に表示する(ステップS27)。
【0057】さらに、車速フラグ部19からSPONF
の値として”1”が入力された時刻t3、すなわち、車
速が所定の車速値になった時には、表示リセット部29
は表示用メモリ31に記憶されている前回の平均燃費デ
ータをリセットするので、表示部35に表示される前回
の平均燃費データがリセットされる。
【0058】なお、前記平均燃費算出部23は、この前
回の平均燃費データをリセット時から前記平均燃費の計
測を開始し、IGNがOFFで計測を終了するが、IG
NがOFFとなる直前の平均燃費データ(図4に示す<
a>部分のデータ)がバックアップデータとなり、この
バックアップデータが次回にIGNがONした時に、前
回の平均燃費データとして表示される。
【0059】次に、図5に示すフローチャート及び図6
に示すタイミングチャートを参照して区間走行距離の処
理を説明する。
【0060】まず、区間走行距離算出部25は、車速フ
ラグ部19からのSPONFが”1”であるかどうかを
判定する(ステップS31)。
【0061】区間走行距離算出部25は、車速フラグ部
19からのSPONFが”1”であるとき、すなわち、
検出された車速が所定の車速値となった時(図6に示す
時刻t3のタイミングから)から、区間走行距離を算出
する(ステップS33)。
【0062】そして、算出された区間走行距離は例えば
100m毎に表示処理部33により表示部35に表示さ
れる(ステップS35)。
【0063】一方、車速フラグ部19からのSPONF
が”0”であるときには、IGNがONとなったとき
に、データメモリ27の内容をリセットし、表示リセッ
ト部29が表示用メモリ31に前回の区間走行距離デー
タをセットする(ステップS37)。
【0064】次に、表示処理部33は、図6のタイミン
グチャートに示すように、IGNがONとなった時刻t
1から表示用メモリ31に記憶された前回の区間走行距
離データを表示部35に表示する(ステップS35)。
【0065】さらに、車速フラグ部19からSPONF
の値として”1”が入力された時刻t3、すなわち、車
速が所定の車速値になった時には、表示リセット部29
は表示用メモリ31に記憶されている前回の区間走行距
離データをリセットするので、表示部35に表示される
前回の区間走行距離データがリセットされる。
【0066】なお、前記区間走行距離算出部25は、こ
の前回の区間走行距離データをリセット時から前記区間
走行距離の計測を開始し、IGNがOFFで計測を終了
するが、IGNがOFFとなる直前の区間走行距離デー
タ(図6に示す<a>部分のデータ)がバックアップデ
ータとなり、このバックアップデータが次回にIGNが
ONした時に、前回の区間走行距離データとして表示さ
れる。
【0067】以上説明したように、表示リセット部29
は、IGNがONとなった時に表示用メモリ31に前回
のトリップデータをバックアップデータとして記憶さ
せ、車速が所定の車速以上となった時、表示用メモリ3
1に記憶されたバックアップデータをリセットするの
で、表示処理部33は、表示用メモリ31に記憶された
バックアップデータをIGNがONの時から車速が所定
の車速になる時までに表示部35に表示させる。
【0068】従って、IGNがONの時から車速が所定
の車速になる時まで前回のトリップデータが表示される
ので、前回の走行状態がわかるようになる。
【0069】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではない。実施の形態では、エンジンの所定の回
転数を400rpmとし、所定の車速を1km/hとし
たが、前記所定の回転数及び前記所定の車速に限定され
ることなく、その他の回転数及び車速であってもよい。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、車速判定部はイグニッ
ションがオンした後に車両の車速が所定の車速値以上と
なったか否かを判定し、計測部は車両の車速が所定の車
速値以上となった時から所定時間または所定距離毎に車
両の短距離走行におけるトリップデータを計測しイグニ
ッションがオフした時にトリップデータの計測を停止
し、表示部は計測部により計測された車両のトリップデ
ータを表示し、表示制御部は表示部に車両のトリップデ
ータを表示させると共に、イグニッションがオンした時
から車両の車速が所定の車速値になる時まで車両の前回
のトリップデータを表示部に表示させる。従って、表示
部の表示内容により車両の前回の走行状態がわかる。
【0071】また、計測されたトリップデータをデータ
メモリに記憶し、イグニッションがオンした時にデータ
メモリに記憶されたトリップデータを車両の前回のトリ
ップデータとして表示用メモリに書き込み、車両の車速
が所定の車速値以上となった時に表示用メモリに書き込
まれた車両の前回のトリップデータを表示リセット部が
リセットするので、表示部にはイグニッションがオンし
た時から車両の車速が所定の車速値以上となった時まで
車両の前回のトリップデータが表示される。
【0072】また、回転数判定部は、イグニッションが
オンした後に車両のエンジンの回転数が所定の回転数値
以上となったか否かを判定すると、平均車速算出部は、
エンジンの回転数が所定の回転数値以上となり、かつ、
車両の車速が所定の車速値以上となった時からイグニッ
ションがオフする時まで平均車速を算出し、平均燃費算
出部は、エンジンの回転数が所定の回転数値以上とな
り、かつ、車両の車速が所定の車速値以上となった時か
らイグニッションがオフする時まで平均燃費を算出し、
区間走行距離算出部は、車両の車速が所定の車速値以上
となった時からイグニッションがオフする時まで区間走
行距離を算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両トリップデータ計測装置の実施の
形態を示す構成図である。
【図2】実施の形態の平均車速の処理を示すフローチャ
ートである。
【図3】実施の形態の平均燃費の処理を示すフローチャ
ートである。
【図4】実施の形態の平均車速及び平均燃費を計測時の
各信号のタイミングチャートである。
【図5】実施の形態の区間走行距離の処理を示すフロー
チャートである。
【図6】実施の形態の区間走行距離を計測時の各信号の
タイミングチャートである。
【図7】従来の車両トリップデータ計測方法を示すフロ
ーチャートである。
【図8】従来の平均車速の処理を示すフローチャートで
ある。
【図9】従来の平均車速及び平均燃費を計測時の各信号
のタイミングチャートである。
【図10】従来の平均燃費の処理を示すフローチャート
である。
【図11】従来の区間走行距離の処理を示すフローチャ
ートである。
【図12】従来の区間走行距離を計測時の各信号のタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
5 回転検出センサ 7 車速センサ 11 CPU 13 回転数判定部 15 回転数フラグ部 17 車速判定部 19 車速フラグ部 21 平均車速算出部 23 平均燃費算出部 25 区間走行距離算出部 27 データメモリ 31 表示用メモリ 33 表示処理部 35 表示部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01P 11/00 G01P 11/00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イグニッションがオンした後に車両の車
    速が所定の車速値以上となったか否かを判定する車速判
    定部と、 車両の車速が所定の車速値以上となった時から所定時間
    または所定距離毎に車両の短距離走行におけるトリップ
    データを計測しイグニッションがオフした時にトリップ
    データの計測を停止する計測部と、 この計測部により計測された車両のトリップデータを表
    示する表示部と、 この表示部に車両のトリップデータを表示させると共
    に、イグニッションがオンした時から車両の車速が所定
    の車速値になる時まで車両の前回のトリップデータを前
    記表示部に表示させる表示制御部と、を備えることを特
    徴とする車両トリップデータ計測装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御部は、前記計測部により所
    定時間または所定距離毎に計測されたトリップデータを
    記憶するデータメモリと、 イグニッションがオンした時に前記データメモリに記憶
    されたトリップデータが前記車両の前回のトリップデー
    タとして書き込まれる表示用メモリと、 この表示用メモリに前記車両の前回のトリップデータを
    書き込み、前記車両の車速が所定の車速値以上となった
    時に前記表示用メモリに書き込まれた車両の前回のトリ
    ップデータをリセットする表示リセット部とを備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両トリップデータ計測
    装置。
  3. 【請求項3】 イグニッションがオンした後に車両のエ
    ンジンの回転数が所定の回転数値以上となったか否かを
    判定する回転数判定部を備え、 前記計測部は、前記エンジンの回転数が所定の回転数値
    以上となり、かつ、前記車両の車速が所定の車速値以上
    となった時からイグニッションがオフする時まで平均車
    速を算出する平均車速算出部と、 前記エンジンの回転数が所定の回転数値以上となり、か
    つ、前記車両の車速が所定の車速値以上となった時から
    イグニッションがオフする時まで平均燃費を算出する平
    均燃費算出部と、 前記車両の車速が所定の車速値以上となった時からイグ
    ニッションがオフする時まで区間走行距離を算出する区
    間走行距離算出部と、を備えることを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の車両トリップデータ計測装置。
  4. 【請求項4】 イグニッションがオンした後に車両の車
    速が所定の車速値以上となったか否かを判定する車速判
    定ステップと、 車両の車速が所定の車速値以上となった時から所定時間
    または所定距離毎に車両の短距離走行におけるトリップ
    データを計測しイグニッションがオフした時にトリップ
    データの計測を停止する計測ステップと、 計測された車両のトリップデータを表示する表示ステッ
    プと、 表示部に車両のトリップデータを表示させると共に、イ
    グニッションがオンした時から車両の車速が所定の車速
    値になる時まで車両の前回のトリップデータを前記表示
    部に表示させる表示制御ステップと、を含むことを特徴
    とする車両トリップデータ計測方法。
  5. 【請求項5】 前記表示制御ステップは、前記所定時間
    または所定距離毎に計測されたトリップデータをデータ
    メモリに記憶する記憶ステップと、 イグニッションがオンした時に前記データメモリに記憶
    されたトリップデータを前記車両の前回のトリップデー
    タとして表示用メモリに書き込む表示書込ステップと、 前記車両の車速が所定の車速値以上となった時に前記表
    示用メモリに書き込まれた車両の前回のトリップデータ
    をリセットする表示リセットステップとを含むことを特
    徴とする請求項4記載の車両トリップデータ計測方法。
  6. 【請求項6】 イグニッションがオンした後に車両のエ
    ンジンの回転数が所定の回転数値以上となったか否かを
    判定する回転数判定ステップを含み、 前記計測ステップは、前記エンジンの回転数が所定の回
    転数値以上となり、かつ、前記車両の車速が所定の車速
    値以上となった時からイグニッションがオフする時まで
    平均車速を算出する平均車速算出ステップと、 前記エンジンの回転数が所定の回転数値以上となり、か
    つ、前記車両の車速が所定の車速値以上となった時から
    イグニッションがオフする時まで平均燃費を算出する平
    均燃費算出ステップと、 前記車両の車速が所定の車速値以上となった時からイグ
    ニッションがオフする時まで区間走行距離を算出する区
    間走行距離算出ステップと、を含むことを特徴とする請
    求項4または請求項5記載の車両トリップデータ計測方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012245896A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Denso Corp 車両用表示装置
JP2014148201A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Daihatsu Motor Co Ltd 車両用表示装置
JP2016190634A (ja) * 2016-04-27 2016-11-10 株式会社ユピテル 制御システム及びプログラム

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