JPH0984112A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JPH0984112A
JPH0984112A JP23300595A JP23300595A JPH0984112A JP H0984112 A JPH0984112 A JP H0984112A JP 23300595 A JP23300595 A JP 23300595A JP 23300595 A JP23300595 A JP 23300595A JP H0984112 A JPH0984112 A JP H0984112A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ装置等の子通信端末装置と離れ
た場所にいても、その子通信端末装置の設置場所に出向
くことなく近くにある子機から通信管理情報を迅速かつ
容易に知ることができる無線通信システムを提供するこ
と。 【解決手段】 子機電話機の要求設定キーの操作、ある
いは子機ファクシミリ装置の指定キーの操作に基づき、
子機ファクシミリ装置には通信管理情報を通知すべき子
機電話機が設定される。この状態で、子機ファクシミリ
装置を使用してファクシミリ通信が行われると、その通
信終了後、通信管理情報が親機に報告される。親機は報
告された通信管理情報を、設定のあった子機電話機に対
して通知する。子機電話機は通知された通信管理情報を
LCDに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、有線電話回線に
接続された親機と、この親機と無線回線で接続された複
数の子機とで構成された無線通信システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】 この種の無線通信システムをオフィス
等において使用することが提案されている。この場合、
親機に無線回線で接続された子機として、電話機だけで
なくファクシミリ装置等の通信端末装置を設けることが
考えられる。通常、オフィス等では、子機電話機に比較
して子機通信端末装置の設置台数が少なく、少数の通信
端末装置を多人数で共用することが多い。このように、
少数の通信端末装置を多人数で共用するという環境で
は、大半の人は通信端末装置の設置場所から離れた場所
で仕事等を行うことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 そのため、通信端末
装置を使用するため、或いはその使用状況を確認するた
めには、その通信端末装置の設置場所まで逐一出向くと
いう必要が生じる。例えば、ファクシミリ受信が行われ
ても、ファクシミリ装置の近くにいなければ、その受信
を知ることはできない。このため、受信原稿を受信後に
早急に欲しいような場合には非常に不便であった。ま
た、ファクシミリ送信を行う際においても、送信が確実
に行われたかどうかを確認するには、送信終了後ファク
シミリ装置まで再度出向く必要があり不便であった。
【0004】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであって、その目的は、ファクシミリ
装置等の通信端末装置と離れた場所にいても、その通信
端末装置の設置場所に出向くことなく近くにある子機か
ら通信管理情報を迅速かつ容易に知ることができる無線
通信システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、有線電話回線に接続された
親機と、その親機と無線回線で接続された複数の子機と
からなる無線通信システムにおいて、複数の子機のうち
少なくとも1つはファクシミリ装置等の通信端末装置で
あり、同装置はファクシミリ通信終了後に通信管理情報
を親機に報告する報告手段を備え、親機はその通信管理
情報を他の少なくとも1つ以上の子機に通知する通知手
段を備えるものである。
【0006】請求項2の発明では、前記子機は通信管理
情報の受け取りを親機に対して要求する要求手段を備
え、親機の通知手段は通信管理情報の報告を受けたと
き、その通信管理情報を要求のあった子機に対してのみ
通知するものである。
【0007】請求項3の発明では、前記子通信端末装置
は通信管理情報を通知すべき子機を指定する指定手段を
備え、親機の通知手段は通信管理情報の報告を受けたと
き、その通信管理情報を指定のあった子機に対してのみ
通知するものである。
【0008】従って、請求項1の発明によれば、子通信
端末装置による通信が終了すると、その通信管理情報
(通信に関する情報)が親機を介して他の少なくとも1
つ以上の子機に通知される。従って、子通信端末装置と
離れた場所にいても、その子通信端末装置の設置場所に
出向くことなく近くにある子機から通信管理情報を迅速
かつ容易に知ることが可能となる。
【0009】請求項2の発明によれば、近くにある子機
の要求手段により通信管理情報の受け取りを親機に対し
て要求すれば、通信管理情報を近くの子機にて簡単かつ
確実に知ることができる。また、通信管理情報の受け取
り要求を近くの子機から簡単に行える。
【0010】請求項3の発明によれば、子通信端末装置
の指定手段により、通信管理情報を通知すべき子機を指
定すれば、指定された子機に対してのみ通信管理情報が
確実に通知される。
【0011】
【発明の実施の形態】 以下に、本発明の一実施形態を
図1〜図6に基づいて説明する。本発明の無線通信シス
テムの構成を図1に示す。親機#0は、例えば2回線の
PSTN回線(一般電話回線網)L1,L2に接続され
ている。8台の子機#1〜#8は親機#0に無線回線に
よって接続されている。子機#1〜#3,#5〜#7は
電話機であり、子機#4,#8は通信端末装置としての
ファクシミリ装置である。
【0012】親機#0と子機#1〜#8との間における
無線通信はPHS(Personal Handy-phone System) を利
用したものである。PHS用端末である子機#1〜#8
は、屋外では携帯電話機のように屋外基地局(図示しな
い)を介して通信する事ができ、屋内ではコードレス電
話機のように一般電話回線網に接続された屋内基地局で
ある親機#0を介して通信することができる。
【0013】PHSは、高速の移動には適さないが、伝
送方式にTDMA/TDD(Time Division Multiple Ac
cess / Time Division Duplex)方式を使用しているの
で、回線品質が良く、デジタルデータの伝送にも適す
る。従って、アナログ方式のコードレス電話機に比較し
て、高速のデータ伝送速度でファクシミリ通信等のデー
タ通信が可能となる。
【0014】次に、前記親機#0の構成を図2に従って
詳細に説明する。NCU(回線制御装置)1は各回線L
1,L2の接続及び開放を制御する。また、NCU1は
ハンドセット2の各回線L1,L2に対する接続及び開
放を制御する。ADPCMコーデック3はADPCM
(適応差分パルス符号変調)により、回線L1,L2か
ら到来した信号の符号化及び無線回線を経て子機#1〜
#8から受信した信号の復号を行う。
【0015】チャンネル・コーデック4はTDMA/T
DD方式に適合したデータの作成及び子機#1〜#8か
ら受信したデータから必要なデータの抽出を行う。変調
部5は子機#1〜#8へ送信するデータをπ/4シフト
QPSK方式により変調し、復調部6は子機#1〜#8
から受信したデータを同方式により復調する。RF部7
は変調部5から入力された信号をアンテナ8から子機#
1〜#8へ送信するとともに、アンテナ8から受信した
信号を復調部6へ出力する。
【0016】さらに、親機#0は、上述した各部を制御
するCPU(中央処理装置)9、その制御に必要なプロ
グラム等を記憶したROM(リードオンリメモリ)10
及び制御に必要なデータ等を一時的に記憶するRAM
(ランダムアクセスメモリ)11を備えている。本実施
形態では、CPU9、ROM10及びRAM11により
通知手段が構成されている。
【0017】次に、子機電話機#1〜#3,#5〜#7
の構成を図3に従って詳細に説明する。ADPCMコー
デック23は無線回線から受信したデータをADPCM
方式により復号してスピーカー21から出力するととも
に、マイク22から入力された音声を同方式により符号
化する。チャンネル・コーデック24はTDMA/TD
D方式に適合したデータの作成及び無線回線から受信し
たデータから必要なデータの抽出を行う。変調部25は
親機#0へ送信するデータをπ/4シフトQPSK方式
により変調し、復調部26は親機#0から受信したデー
タを同方式により復調する。RF部27は変調部25か
ら入力した信号をアンテナ28から親機#0へ送信し、
また、アンテナ28から受信した信号を復調部26へ出
力する。
【0018】さらに、子機電話機#1〜#3,#5〜#
7は、上述した各部を制御するCPU29、制御に必要
なプログラム等を記憶したROM30及び制御に必要な
データ等を一時的に記憶するRAM31を備えている。
キー入力部32は電話番号等を入力するためのテンキー
32a、後述する送信証要求設定キー32b及び受信証
要求設定キー32c等の各種操作キーを備えている。L
CD(液晶表示装置)33は入力された電話番号や子機
ファクシミリ装置#4,#8から通知された通信管理情
報等の各種情報を表示する。
【0019】次に、子機ファクシミリ装置#4,#8の
構成を図4に従って詳細に説明する。読取部41はCC
D等によって原稿を走査して得られた画信号を2値化す
る。記録部42は画データに基づき記録紙上に印字を行
う。FAXコーデック57は読取部41で2値化された
画データを冗長度圧縮のために符号化するとともに、無
線回線から受信した符号化画データを復号して、記録部
42へ出力する。FAXモデム58はFAXコーデック
57で符号化されたデータをみなし音声に変調するとと
もに、親機#0から受信したみなし音声を復調する。
【0020】ADPCMコーデック43は、FAXモデ
ム58から入力したみなし音声データをADPCM方式
により符号化する。また、ADPCMコーデック43
は、無線回線から受信したみなし音声データを同方式に
より復号してFAXモデム58へ出力する。チャンネル
・コーデック44はTDMA/TDD方式に適合したデ
ータの作成及び無線回線から受信したデータから必要な
データの抽出を行う。変調部45は親機#0へ送信する
データをπ/4シフトQPSK方式により変調し、復調
部46は親機#0から受信したデータを同方式により復
調する。RF部47は変調部45から入力した信号をア
ンテナ48から親機#0へ送信するとともに、アンテナ
48から受信した信号を復調部46へ出力する。
【0021】さらに、子機ファクシミリ装置#4,#8
におけるADPCMコーデック43及びチャンネル・コ
ーデック44には、CPU49、制御に必要なプログラ
ム等を記憶したROM50及び制御に必要なデータ等を
一時的に記憶するRAM51が接続されている。同様
に、FAXコーデック57及びFAXモデム58にはC
PU54、ROM55及びRAM56が接続されてい
る。RAM56には画データも記憶される。本実施形態
では、CPU54、ROM55及びRAM56により報
告手段が構成されている。キー入力部52は、電話番号
等を入力するためのテンキー52a、後述する送信証指
定キー52b及び受信証指定キー52c等の各種操作キ
ーを備えている。本実施形態では、CPU54、ROM
55、RAM56、送信証指定キー52b及び受信証指
定キー52cによって指定手段が構成されている。LC
D53は入力された電話番号等の各種情報を表示する。
【0022】前記RAM56は、ファクシミリ通信終了
後にその通信に関する情報(通信管理情報)を記憶する
ための通信管理記録メモリ56A及びその通信管理情報
をいずれの子機電話機#1〜#3,#5〜#7に通知す
べきかを設定するための通信管理記録通知先メモリ56
Bを備えている。通信管理記録メモリ56Aに記憶され
る通信管理情報としては、例えば、送信又は受信のいず
れであるか、通信開始時刻、通信時間、通信モード(例
えばノーマル、ファイン等)、原稿枚数、送信結果の良
否、通信相手番号等がある。
【0023】通信管理記録通知先メモリ56Bは、送信
に関する通信管理情報(送信証)及び受信に関する通信
管理情報(受信証)を何れの子機電話機#1〜#3,#
5〜#7に通知すべきかを設定するためのものである。
即ち、通信管理記録通知先メモリ56Bにおける送信証
の欄には、送信証を通知すべき子機電話機#1〜#3,
#5〜#7に対応して「1」が設定され、通知する必要
のない子機電話機#1〜#3,#5〜#7に対応して
「0」が設定される。尚、後に詳述するが、この設定
は、ファクシミリ装置#4,#8の送信証指定キー52
bの操作に基づき直接行うこともでき、子機電話機#1
〜#3,#5〜#7の送信証要求設定キー32bの操作
に基づき遠隔から行うこともできる。
【0024】又、通信管理記録通知先メモリ56Bにお
ける受信証の欄には、受信証を通知すべき子機電話機#
1〜#3,#5〜#7に対応して「1」又は送信相手の
電話番号が設定され、通知する必要のない子機電話機#
1〜#3,#5〜#7に対応して「0」が設定される。
尚、後に詳述するが、この設定は、ファクシミリ装置#
4,#8の受信証指定キー52cの操作に基づき直接行
うこともでき、子機電話機#1〜#3,#5〜#7の受
信証要求設定キー32cの操作に基づき遠隔から行うこ
ともできる。又、受信証の欄に「1」が設定されている
場合には、全てのファクシミリ受信に関する受信証が通
知され、送信相手の電話番号が設定されている場合に
は、その電話番号を有する送信相手からのファクシミリ
受信に関する受信証のみが通知される。
【0025】次に、上述した親機#0及び子機#1〜#
8から構成される無線通信システムの作用について説明
する。さて、図5は、子機電話機#1〜#3,#5〜#
7が子機ファクシミリ装置#4,#8からファクシミリ
受信に関する受信証を受け取る場合の動作を示すもので
ある。即ち、子機電話機#1〜#3,#5〜#7の使用
者がキー入力部42の受信証要求設定キー32cをオン
するとともに、受信証を要求すべき子機ファクシミリ装
置#4,#8の識別番号(例えば「#4」)及び送信相
手の電話番号をテンキー32aにより入力する(ステッ
プS1)。すると、受信証要求設定信号が無線回線を介
して子機電話機#1〜#3,#5〜#7から親機#0に
送信される(ステップS2)。この受信証要求設定信号
はTDMA/TDD方式に基づくSCCH(Signaling
Control Channel)であり、各子機#1〜#8から親機#
0に対してそれぞれ送信されるものである。そして、受
信証要求設定信号が親機#0にて受信されると、同親機
#0から受信証要求設定信号が子機ファクシミリ装置#
4に転送される(ステップS3)。この受信証要求設定
信号はTDMA/TDD方式に基づくPCH(Paging C
hannel) であり、親機#0から各子機#1〜#8に対し
てそれぞれ送信されるものである。
【0026】そして、受信証要求設定信号が子機ファク
シミリ装置#4,#8にて受信されると、通信管理記録
通知先メモリ56Bの各子機電話機#1〜#3,#5〜
#7に対応する受信証の欄に送信相手の電話番号が書き
込み設定される(ステップS4)。尚、子機電話機#1
〜#3,#5〜#7において、送信相手の電話番号の入
力がなかった場合には、通信管理記録通知先メモリ56
Bには「1」が設定される。この設定が完了すると、設
定の承認を示す信号がファクシミリ装置#4,#8から
親機#0を介して、対応する子機電話機#1〜#3,#
5〜#7に送信される(ステップS5,S6)。この承
認信号が子機電話機#1〜#3,#5〜#7で受信され
ると、設定完了の旨がLCD33に表示される(ステッ
プS7)。従って、この表示に基づき、使用者は受信証
の要求設定が行われた否かを確実に確認できる。
【0027】前述のようにして、受信証の要求設定を子
機電話機#1〜#3,#5〜#7から行うこともできる
が、子機ファクシミリ装置#4,#8から直接行うこと
もできる。すなわち、ファクシミリ装置#4,#8のキ
ー入力部52の受信証指定キー52cをオンするととも
に、受信証を通知すべき子機電話機#1〜#3,#5〜
#7の識別番号(例えば「#1」)及び送信相手の電話
番号をテンキー52aにより入力する(ステップS
8)。すると、前記の場合と同様にして通信管理記録通
知先メモリ56Bの各子機電話機#1〜#3,#5〜#
7に対応する受信証の欄に送信相手の電話番号が書き込
み設定される(ステップS4)。
【0028】この状態で、何れかの子機ファクシミリ装
置#4,#8に着信があると、同ファクシミリ装置#
4,#8と相手側との間でファクシミリ通信が行われ、
相手側から送信されてくる画データが親機#0を介して
ファクシミリ装置#4,#8で受信される(ステップS
9)。このファクシミリ受信時、画データの送信に先立
って相手側から送信されてくる所定のファクシミリ手順
信号に基づき、その相手側の電話番号が認識される。そ
して、その電話番号が通信管理記録通知先メモリ56B
の受信証の欄に設定されている電話番号と照合される
(ステップS10)。又、受信画データはRAM56に
一旦記憶され、受信終了後、記録部42にて記録紙上に
印字される(ステップS11)。受信が終了すると、そ
の受信に関する情報が通信管理情報として通信管理記録
メモリ56Aに記憶される。
【0029】更に、前記照合の結果、通信管理記録通知
先メモリ56Bの受信証の欄に設定されている電話番号
のなかに、画データの送信相手の電話番号と一致するも
のがある場合には、前記記憶された通信管理情報が受信
証として親機#0に報告される(ステップS12)。
尚、通信管理記録通知先メモリ56Bの受信証の欄に
「1」が設定されている場合にも同様に、通信管理情報
が受信証として親機#0に報告される。このとき、同時
に、受信証を通知すべき子機電話機の識別番号も親機#
0に報告される。すると、親機#0は、報告を受けた受
信証の内容を、その受信証を必要とする子機電話機に対
してのみ通知する(ステップS13)。
【0030】例えば図4に示すように、子機ファクシミ
リ装置#4における通信管理記録通知先メモリ56Bの
子機電話機#1に対応する受信証の欄に「023-456-789
0」が設定されていたとする。そして、この電話番号「0
23-456-7890」を有する相手側からファクシミリ装置#
4に対してファクシミリ受信があったときには、その受
信に関する情報が受信証としてファクシミリ装置#4か
ら親機#0を介して子機電話機#1に通知される。
【0031】受信証が子機電話機#1〜#3,#5〜#
7に通知されると、その受信証のデータが子機電話機#
1〜#3,#5〜#7のLCD33に表示される(ステ
ップS14)。従って、子機電話機#1〜#3,#5〜
#7の近くにいる人は、子機ファクシミリ装置#4,#
8から離れた場所にいても、ファクシミリ受信があった
ことを直ちに知ることができる。しかも、受信証を必要
とする通信相手の電話番号を入力しておけば、自身が必
要とする通信相手からのファクシミリ受信があったこと
のみを知ることができて、不要な受信証の通知によって
煩わされることはない。
【0032】次に、図6は、子機電話機#1〜#3,#
5〜#7が子機ファクシミリ装置#4,#8からファク
シミリ送信に関する送信証を受け取る場合の動作を示す
ものである。即ち、子機電話機#1〜#3,#5〜#7
の使用者がキー入力部42の送信証要求設定キー32b
をオンするとともに、送信証を要求すべき子機ファクシ
ミリ装置#4,#8の識別番号(例えば「#4」)をテ
ンキー32aにより入力する(ステップS21)。する
と、送信証要求設定信号が無線回線を介して子機電話機
#1〜#3,#5〜#7から親機#0に送信される(ス
テップS22)。そして、送信証要求設定信号が親機#
0にて受信されると、同親機#0から送信証要求設定信
号が子機ファクシミリ装置#4,#8に転送される(ス
テップS23)。
【0033】送信証要求設定信号が子機ファクシミリ装
置#4,#8にて受信されると、通信管理記録通知先メ
モリ56Bの各子機電話機#1〜#3,#5〜#7に対
応する送信証の欄に「1」が書き込み設定される(ステ
ップS24)。この設定が完了すると、設定の承認を示
す信号がファクシミリ装置#4,#8から親機#0を介
して、対応する子機電話機#1〜#3,#5〜#7に送
信される(ステップS25,S26)。この承認信号が
子機電話機#1〜#3,#5〜#7で受信されると、設
定完了の旨がLCD33に表示される(ステップS2
7)。従って、この表示に基づき、使用者は送信証の要
求設定が行われた否かを確実に確認できる。
【0034】前記送信証の要求設定は、前述した受信証
の要求設定の場合と同様に、子機電話機#1〜#3,#
5〜#7からだけでなく、子機ファクシミリ装置#4,
#8から直接行うこともできる。すなわち、ファクシミ
リ装置#4,#8のキー入力部52の送信証指定キー5
2bをオンするとともに、送信証を通知すべき子機電話
機#1〜#3,#5〜#7の識別番号(例えば「#
1」)をテンキー52aにより入力する(ステップS2
8)。すると、通信管理記録通知先メモリ56Bの各子
機電話機#1〜#3,#5〜#7に対応する送信証の欄
に「1」が書き込み設定される(ステップS24)。
【0035】この状態で、何れかの子機ファクシミリ装
置#4,#8から親機#0を介して相手先に画データが
送信され(ステップS29)、送信終了後、その送信に
関する情報が通信管理情報として通信管理記録メモリ5
6Aに記憶される。続いて、通信管理記録通知先メモリ
56Bの送信証の欄に「1」が設定されている場合に
は、通信管理情報が送信証として親機#0に報告される
(ステップS30)。同時に、送信証を通知すべき子機
電話機(通信管理記録通知先メモリ56Bの送信証の欄
に「1」の設定がある子機電話機)の識別番号も親機#
0に報告される。すると、親機#0は、報告を受けた送
信証の内容を、その送信証を必要とする子機電話機#1
に対してのみ通知する(ステップS31)。
【0036】例えば図4に示すように、子機ファクシミ
リ装置#4における通信管理記録通知先メモリ56Bの
子機電話機#1に対応する送信証の欄に「1」が設定さ
れていたとする。この状態で、子機ファクシミリ装置#
4からファクシミリ送信が行われたときには、その送信
に関する情報が送信証として親機#0を介して子機電話
機に通知される。
【0037】送信証が子機電話機#1〜#3,#5〜#
7に通知されると、その送信証のデータが子機電話機#
1〜#3,#5〜#7のLCD33に表示される(ステ
ップS32)。従って、子機電話機#1〜#3,#5〜
#7の近くにいる人は、子機ファクシミリ装置#4,#
8から離れた場所にいても、ファクシミリ送信の結果を
直ちに知ることができる。このため、子機ファクシミリ
装置#4,#8の設置場所においてファクシミリ送信操
作を行った後、その場を離れても、近くにある子機電話
機#1〜#3,#5〜#7からその送信が正常に行われ
た否か等を直ちにかつ容易に確認することができる。
【0038】以上詳述したように、この実施形態の無線
通信システムは次のような優れた効果を奏する。 (1)ファクシミリ装置#4,#8を用いて画データを
送信した後、その場所にいなくとも、送信証の通知を受
ける子機電話機#1〜#3,#5〜#7の近くにいれ
ば、送信が正常に行われたか否か等を直ちにかつ容易に
知ることができる。このため、送信の結果を確認するた
めに、送信完了までその場にいたり、送信終了後ファク
シミリ装置まで再度出向いたりするという不便は生じな
い。また、ファクシミリ装置#4,#8の近くにいなく
とも、受信証の通知を受ける子機電話機#1〜#3,#
5〜#7の近くにいれば、画データの受信があったこと
を直ちにかつ容易に知ることができる。このため、特に
受信原稿を受信後に早急に欲しいような場合には非常に
便利である。
【0039】(2)送信証や受信証を受け取るべき子機
電話機#1〜#3,#5〜#7を任意に指定できる。こ
のため、ファクシミリ通信が行われたとき、送信証や受
信証を、それらを必要とする子機電話機に対してのみ通
知でき、不要な通知によって煩わされることがない。特
に、受信証の通知に際しては、受信証を必要とする通信
相手の電話番号を入力しておけば、自身が必要とする通
信相手からのファクシミリ受信があったことのみを知る
ことができて、非常に便利である。
【0040】(3)送信証や受信証を受け取るべき子機
電話機#1〜#3,#5〜#7を、その子機電話機#1
〜#3,#5〜#7及び子機ファクシミリ装置#4,#
8の何れからでも指定することができる。このため、そ
の指定を自身のいる場所等の状況に応じて最も行い易い
方法で実施することができる。
【0041】(4)通知された送信証や受信証は、子機
電話機#1〜#3,#5〜#7のLCD33上に表示さ
れるので、その確認を文字にて簡単かつ確実に行うこと
ができる。
【0042】(5)本実施形態では、ファクシミリ装置
#4,#8を子機として使用しているため、ファクシミ
リ装置#4,#8の設置場所に自由度が生じ、任意の場
所に設置することができる。
【0043】本発明は以下のように具体化することもで
きる。 (1)前記実施形態において、ファクシミリ装置#4,
#8の通信管理情報を子機電話機#1〜#3,#5〜#
7のLCD33に表示する構成に代えて、子機電話機#
1〜#3,#5〜#7のスピーカ21から音声で報知す
るように構成すること。このように構成しても、通信管
理情報を確実に知らせることができる。
【0044】(2)前記実施形態の親機#0と子機ファ
クシミリ装置#4,#8との間では、「みなし音声」を
使用してファクシミリ通信を行っているので、データ伝
送速度は4800bps程度である。無線回線に「みな
し音声」を使用しないで、直接ファクシミリデータを無
線回線に送出することにより、データ伝送速度を144
00bps程度に高速化することができるとともに、デ
ータをより高品質に伝送できる。このためには、子機フ
ァクシミリ装置#4,#8のFAXコーデック57とチ
ャンネルコーデック44とを接続し、親機#0のチャン
ネルコーデック4とNCU1との間にFAXモデムを設
ければよい。
【0045】(3)有線回線としてPSTN回線に代え
てISDN(Integrated Services Digital Network) 回
線を使用し、親機#0のチャンネルコーデック4にIS
DNインターフェイスを介してISDN回線を接続する
こと。このように構成すれば、32Kbpsの伝送速度
でデータの送受信を行え、より高速のデータ通信が可能
となる。
【0046】(4)通信管理記録メモリ56A及び通信
管理記録通知先メモリ56Bを子機ファクシミリ装置#
4,#8ではなく、親機#0のRAM11に設けるこ
と。このように構成すると、通信管理情報やその通信管
理情報を通知すべき子機電話機の識別番号等の各種デー
タが親機#0にて記憶される。従って、複数の子機ファ
クシミリ装置#4,#8を使用する場合においても、通
信管理情報等の各種データを1台の親機#0で一括して
管理できる。
【0047】(5)子機電話機#1〜#3,#5〜#7
に通信管理情報を通知する際に、呼び出し音を鳴動させ
ること。このように構成すれば、通知される通信管理情
報を見逃すおそれがなくなる。
【0048】(6)子通信端末装置として、ファクシミ
リ装置#4,#8以外に、例えば通信機能を備えたパー
ソナルコンピュータ等を使用すること。次に、上記の形
態によって把握される技術的思想を述べる。
【0049】(イ)前記親機と子機との無線通信はPH
S(Personal Handy-Phone System)を使用して行われる
請求項1〜3の何れかに記載の無線通信システム。以上
のように構成すれば、PHSを用いたデジタル通信が可
能となるので、従来のコードレス電話と比較してデータ
を高品質且つ高速に伝送することができる。
【0050】(ロ)前記子機は通知された通信管理情報
を出力する出力手段を含む請求項1〜3のいずれかに記
載の無線通信システム。以上のように構成すれば、通知
された通信管理情報を子機にて確実に確認することがで
きる。
【0051】(ハ)前記出力手段は通信管理情報を文字
表示する表示装置である前記ロ項に記載の無線通信シス
テム。以上のように構成すれば、通信管理情報を文字に
て確実に確認することができる。
【0052】(ニ)前記出力手段は通信管理情報を音声
で出力する音声発生装置である前記ロ項に記載の無線通
信システム。以上のように構成すれば、通信管理情報は
音声で報知されるため、子機の周囲にいるだけで、その
通信管理情報を簡単に知ることができる。
【0053】
【発明の効果】 以上詳述したように、本発明によれば
以下の優れた効果を奏する。請求項1の発明によれば、
ファクシミリ装置等の通信端末装置と離れた場所にいて
も、その通信端末装置の設置場所に出向くことなく近く
にある子機から通信管理情報を迅速かつ容易に知ること
ができる。
【0054】請求項2及び3の発明によれば、通信管理
情報を知る必要がある子機に対してのみ親機から通知を
行わせることができるため、不要な通知によって煩わさ
れることがない。特に、請求項2の発明によれば、通信
管理情報を受けるための要求を子通信端末装置に出向く
ことなく、子機電話機から遠隔操作で簡単に行うことが
できる。また、請求項3の発明によれば、子通信端末装
置において通信管理情報の通知を受ける子機を指定する
ことができるため、例えば子通信端末装置でデータの送
信操作を行う際に、併せて通信管理情報を通知すべき子
機を指定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の無線通信システムの一実施形態を示
す構成図。
【図2】 親機の構成を示すブロック図。
【図3】 子機電話機の構成を示すブロック図。
【図4】 子機ファクシミリ装置の構成を示すブロック
図。
【図5】 受信証の通知手順を示す説明図。
【図6】 送信証の通知手順を示す説明図。
【符号の説明】
#0…親機、#1〜#3,#5〜#7…子機電話機、#
4,#8…子機ファクシミリ装置、9…通知手段を構成
するCPU、10…通知手段を構成するROM、11…
通知手段を構成するRAM、29…要求手段を構成する
CPU,30…要求手段を構成するROM、31…要求
手段を構成するRAM、32b…要求手段を構成する送
信証要求設定キー、32c…要求手段を構成する受信証
要求設定キー、49…報告手段を構成するCPU、50
…報告手段を構成するROM、51…報告手段を構成す
るRAM、52b…指定手段を構成する送信証指定キ
ー、52c…指定手段を構成する受信証指定キー、54
…指定手段を構成するCPU,55…指定手段を構成す
るROM、56…指定手段を構成するRAM、56A…
通信管理記録メモリ、56B…通信管理記録通知先メモ
リ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有線電話回線に接続された親機と、その
    親機と無線回線で接続された複数の子機とからなる無線
    通信システムにおいて、複数の子機のうち少なくとも1
    つはファクシミリ装置等の通信端末装置であり、同装置
    は通信終了後に通信管理情報を親機に報告する報告手段
    を備え、親機はその通信管理情報を他の少なくとも1つ
    以上の子機に通知する通知手段を備える無線通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記子機は通信管理情報の受け取りを親
    機に対して要求する要求手段を備え、親機の通知手段は
    通信管理情報の報告を受けたとき、その通信管理情報を
    要求のあった子機に対してのみ通知する請求項1に記載
    の無線通信システム。
  3. 【請求項3】 前記子通信端末装置は通信管理情報を通
    知すべき子機を指定する指定手段を備え、親機の通知手
    段は通信管理情報の報告を受けたとき、その通信管理情
    報を指定のあった子機に対してのみ通知する請求項1に
    記載の無線通信システム。
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