【発明の詳細な説明】
身体障害者用の運動練習器具
本発明は運動練習器具に関し、さらに詳しくは、（一時的に、もしくは、恒久
的に）車椅子に頼らなければならない人用の運動練習器具に関する。
現在知られている運動練習用もしくは室内練習用の器具はたいてい、健常者用
に開発されており、肉体的にハンディキャップを有する人、特に車椅子を使用す
る人に特有の人間工学的なことを考慮して開発されたものはほとんどない。車椅
子使用者用の練習器具に関する従来技術として、米国特許第４１５３２４４号、
同第４７４７５９５号および同第５０４４６２９号があり、ここにはある種の練
習装置が開示されているが、これらに開示の装置では、車椅子使用者が車椅子に
座ったままで練習を行うことができるようになっている。ここでは車椅子が周囲
構造物に固定されるようになっており、このように使用者が車椅子に支持された
まま練習を行うという方法は、一般的に満足できるものではない。さらに、車椅
子使用者が独力で、すなわち外部の助力なしに練習器具にアクセスして（近づい
て）、これ練習を行うことができる位置につくことができないような場合もある
。
これら従来の装置では、練習を行っているときに、車椅子使用者はほぼ起立し
た状態で支持されるのに対して、車椅子の前後輪は練習器具が設置されている地
面もしくは床に載置された状態となる。このため、ロック器具により拘束されて
いないと、車椅子は周囲構造物に対
して相対移動しがちである。
本発明の目的は、車椅子およびこれに座っている人が、運動中において傾いて
安定した位置で支持されるように設計され、別個の拘束器具を用いなくても車椅
子が動かないように保持可能なような車椅子使用者用の運動練習器具を提供する
ことである。
本発明のもう一つ目的は、車椅子使用者による練習器具へのアクセスが簡単で
あり、外部の助力が得られたとしても最小限の助力だけでほとんど自分自身で練
習位置に移動することが可能なような運動練習器具を提供することである。
本発明の別の目的は、ほとんど修正することなく、もしくは極く僅かな修正の
みで、異なるタイプおよびサイズの車椅子を適用できるように設計された運動練
習器具を提供することである。
本発明のさらなる目的は、車椅子使用者、歩行可能な身体障害者および健常者
の全てが使用可能なように設計され、安全性および信頼性に優れ、練習の内容指
定および規定が行い易い運動練習器具を提供することである。
本発明における運動練習器具は、車椅子に座った各人が使用するようになった
器具であり、
支持手段と、プラットホームベースおよびこのベースから上方に延びた背中支
持手段を有してなる傾斜可能な車椅子支持構造とを備え、
この車椅子支持構造は、後端部もしくはその近傍において横方向に延びた水平
ピボット軸を中心として支持手段により回動自在に支持されて、第１車椅子受容
位置と第２後方傾斜運動練習位置との間で回動自在であり、第１車椅子受容位置
においては、車椅子がプラットホー
ムベース上に後退移動して車椅子の背当て部が背中支持手段に当接してほぼ起立
する位置に位置し、第２後方傾斜運動練習位置においては、車椅子およびこの椅
子に座った人が後方にリクライニングされて背中支持手段に対して安定支持され
た状態となり、
このように後方にリクライニングした位置において、車椅子に座った人が使用
する一つもしくは複数の練習手段を備えている。
なお、支持手段が、左右に対向して離隔設置された一対のサイドフレームとこ
れらサイドフレーム間を繋ぐリアエンドフレームからなる三側面を有した静止フ
レーム構造を備え、サイドおよびリアエンドフレームが車椅子が出入り可能な領
域を画成し、フレーム構造の前側開放部から車椅子をこの領域内に移動させるよ
うに構成し、車椅子支持構造がサイドフレーム間に位置して回動自在に取り付け
られるのが好ましい。
好ましくは、車椅子支持構造は油圧もしくは空圧作動される流体圧駆動ラムに
より駆動されて上記第１および第２位置の間で移動可能で且ついずれかの位置で
保持されるように構成される。これに代えて、支持構造を手動操作によりリクラ
イニング位置まで後方に傾動させ、背中支持手段の後部がサイドフレーム間に延
びて設けられたクロスバーもしくはレールに当接するようにしても良く、このと
きクロスバーもしくはレールは車椅子支持構造の後方傾斜限度を設定する。この
操作は、車椅子に座った人が手で静止フレームを押して行うことができる。
好ましくは、プラットホームベースに、前部ランプ部と、車椅子がプラットホ
ーム上に位置したときに車椅子の後輪を位置させるための後部くぼみ部と、前部
ランプ部と後部くぼみ部との間に延びて形成された中間平坦部とが設けられる。
さらに好ましくは、車椅子背中支持手段が、プラットホームベースに固設され
た起立支持フレームと、上下に列状に積み重なってこの支持フレーム上に配設さ
れた複数のクッション要素とから構成され、クッション要素のいくつかが支持フ
レームに着脱自在に取り付けられる。これにより背当て付背中支持部を変形、す
なわち、一つもしくは複数のクッション要素を取り外すことができ、異なるタイ
プおよびサイズを有した車椅子のシートバックフレームを受容可能となる。これ
により、車椅子がプラットホームベース上に完全に載ったときに、背中支持フレ
ームの下部と車椅子の背当て部とが当接する。車椅子に座った人が運動を行うと
きに、その人の背中および首部が背中支持手段によりしっかりと且つ心地よく支
持されるようにすることが重要である。
好ましくは、サイドフレームの長手方向中間部に取り付けられたピボットピン
もしくはボルトにより、支持構造がプラットホームの対向側面間に回動自在に支
持される。
本発明の好ましい実施例においては、支持構造が第１車椅子受容位置にある状
態で、プラットホームベースのランプ部前端が、この装置が設置された床もしく
は地面に接触する。
なお、この運動練習器具は床等に自由に設置可能であるように構成されるのが
好ましい。
この器具の使用に際しては、まず、車椅子に座った人がこの車椅子を支持構造
のプラットホーム上まで後退移動させ、次に、支持構造が後方に傾斜した位置に
回動され、これにより車椅子およびこれに座った人は、地面に対して後方に傾斜
して（リクライニングして）心地よく且つ動かないように安定支持される。これ
により車椅子は支持構造の一部となり、車椅子使用者が練習を行うに適した自然
な姿勢となるように予め設定される。車椅子使用者をリクライニング位置に位置
さ
せることにより、この人に作用する重力によりこの人を所定範囲内、すなわち車
椅子内に制限して自然に保持することができるという利点が得られる。さらに、
このようにリクライニング位置に位置させると、使用者自身の重量が体を前方に
動かすような予期しない動きも阻止できるという利点も得られる。
保持ストラップもしくはベルトにより車椅子およびその使用者を保持するよう
にしても良く、これにより使用者は車椅子およびプラットホームに対して常に所
定の位置関係内で保持される。必要ならば、ストラップにより車椅子を支持構造
に対して所定位置関係に保持しても良い。
好ましくは、静止フレーム構造のサイドフレームに設けられて車椅子に座った
人が操作可能なハンドコントロールスイッチによって、車椅子をリクライニング
位置に移動可能なように構成される。これにより、車椅子に座った人は、いずれ
かの手で（使える手で）前傾および後傾移動量および速度を制御可能となる。
練習を行うときに車椅子に座った人がリクライニング位置に位置することによ
り、この人がウエイトレバーアームに力をかけるときに、背骨に作用する押圧力
を和らげることができ、このときの反力をこの人の体全体に一様に分散させるこ
とができる。このことにより、二次的な併発症、例えば、床ずれを最小限に抑え
ることができる。
本発明についてさらに詳しく説明するために、二つの実施例について図面を参
照して以下に詳しく説明するが、ここで、
図１は、本発明の第１実施例に係る運動練習器具を前方から見た斜視図であり
、（破線で示す）車椅子を車椅子支持構造のプラットホームベース上までバック
させた状態で、まだこれを傾斜位置まで傾斜さ
せる前の状態を示し、
図２は、図１に示す装置の側面図であり、車椅子支持構造がほぼ起立した位置
および（破線で示すように）傾斜した位置にある状態を示すが、構成がよく分か
るようにメインとなる構造物の一部を省略して示しており、
図３は、図２に示す装置の正面図であり、
図４は、図１〜図３に示す装置の一部を後方から見て示す斜視図であり、車椅
子支持構造をほぼ起立した位置と後方に傾斜した位置との間で動かす駆動機構を
示し、
図５は、車椅子支持構造の背当て付背中支持部材を示す部分斜視図であり、支
持フレームに対して着脱自在なクッション要素もしくは部材を示し、
図６は、本発明の第２実施例に係る車椅子支持装置の側面図である。
特に図１〜図３に示すように、運動練習器具１０は、前側が開放して三側面が
囲まれ、（図１において破線で示す）車椅子１２を受容可能な寸法の静止フレー
ム構造１１を有する。このフレーム構造１１は、左右に対向して離隔設置された
一対のサイドフレーム１３，１３’と、これらサイドフレーム１３，１３’をそ
の後端もしくは後端近傍において連結するエンドフレーム１４とを有する。これ
ら各フレームは鋼管部材から構成されている。
車椅子支持構造１５が、サイドフレーム１３，１３’の間に回動自在に取り付
けられており、プラットホームベース１６と、このプラットホーム１６に一体結
合された背当て付背中支持部材１７とを有する。この例において、車椅子支持構
造１５はその両端部が、サイドフレーム１３，１３’のフレーム部材２０，２０
’にそれぞれ取り付けられ
て横方向において同軸に位置するピボット１９により支持されており、ほぼ起立
した第１位置から所定角度だけ傾斜した練習位置まで回動可能となっている（図
２参照）。少なくとも２５度の傾斜角が得られるまで、支持構造１５が回動可能
であることが望ましい。この傾斜角は所望の角度を選択可能とし、後方に傾斜し
た位置（リクライニング位置）にあるときに、車椅子に座った人の重心位置が十
分に後方に位置して車椅子上に固定させ、練習中に偶然に前方に動いてしまうよ
うな可能性を最小限に抑えるようにしている。
図１に示すように、背当て付背中支持部材１７を、エンドフレーム１４の上部
クロスフレーム部材２１によって、後方に傾いた位置に固定することができる。
後述するように、この器具には支持構造１５をほぼ起立した位置と後方に傾斜し
た位置（リクライニング位置）との間で移動させる駆動機構が設けられており、
支持構造１５は、駆動機構の駆動力によりこれらの位置に選択的に保持される。
もしこのような支持機構１５の移動を手動で行わせる場合には、安全のため、サ
イドフレーム１３，１３’間に保持ベルトもしくはストラップを用い、支持構造
１５および車椅子１２をリクライニング位置に固定保持させるようにすることが
望ましい。
図１および図２に示すように、プラットホームベース１６は、その前端に位置
するランプ部（傾斜部）２２と、プラットホームベース１６の後端に隣接した位
置に設けられた左右に離れた一対の車輪保持くぼみ部２４と、ランプ部２２とく
ぼみ部２４との間に位置する中間平坦部２５とからなる。支持構造１５が起立位
置にあるときには、ランプ部２２は好ましくは地面もしくは床面に接触し、車椅
子１２の車輪をプラットホーム１６の上に移動させることができる。車椅子が完
全にプラットホーム１６の上に位置したときに、車椅子１２の後輪２７
はくぼみ部２４の上に位置し、前輪２８はプラットホーム１６の中間平坦部２５
の上に位置する。このように後輪２７がくぼみ部２４の上に位置することにより
、車椅子はプラットホーム１６の上の所定位置に保持される。
車輪保持くぼみ部２４と背中支持部材１７とは所定の位置関係にあり、車椅子
１２がプラットホーム１６の上に載せられたときに、車椅子１２の背板２９は背
当て付背中支持部材１７の下部に当接する。これにより、車椅子１２とともに支
持構造１５がリクライニング位置に回動移動されたときに、椅子に座った人の背
の下部および上部がしっかりと且つうまく支持される。リクライニング位置にお
いては、車椅子に座った人の背中、首および頭全体が背中支持部材１７により支
持される。
図２および図５に示すように、背中支持部材１７は、プラットホームベース１
６の後端に取り付けられた固定支持フレーム３０と、上下に重なるように並んで
配設されたクッション要素３３とからなり、クッション要素はそれぞれフレーム
３０の背中側フレーム部材３４の前面に固定されている。図５に示すように、少
なくともクッション要素３３のいくつかは、着脱可能な接着手段によって部材３
４に着脱自在に取り付けられている。なお、この接着手段としては、例えば、部
材３４とクッション要素３３の裏面に取り付けられた商標名”ベルクロ”ファス
ナー（フック・ループタイプ接合手段で、面ファスナーとも称される）がある。
なお、クッション要素は背中側部材３４に他の手段、例えば、クリップや、鋲等
により着脱自在に取り付けてもよいのは無論である。
通常は、車椅子１２が完全にプラットホーム１６の上に載るまで後退したとき
に、車椅子１２の背中側フレームに後方に突出して設けら
れたプッシュバーもしくはレールを受容できるように、少なくとも一つのクッシ
ョン要素３３を取り除いて横方向に延びる凹部３５を形成する必要がある。この
プッシュバーもしくはレールの地上からの高さ位置は車椅子のメーカーおよびサ
イズにより異なるため、このように横方向に延びて形成される凹部３５の垂直方
向位置は調整可能である必要がある。この調整は、選択的に着脱可能な（しかも
、練習を終えた後は元の位置に取付可能な）多数のクッション要素を設けること
により可能であり、この結果、車椅子のプッシュバーもしくはレールを受容する
ために必要な適切な位置に凹部３５を形成することが可能となる。前述のように
、車椅子１２に座ったとき、その人の背中が背中支持部材１７によりしっかりと
支持されることが重要である。
図２にも示すように、背中支持部材１７のベースに片持ち状にシート３６が取
り付けられているが、このとき、シート６全体が支持構造１５から取り外せるよ
うに取り付けられるか、もしくは図２に示す通常の着席位置から格納位置まで下
方に揺動可能に取り付けられる。なお、格納位置においては、車椅子がプラット
ホーム１６の上に後退移動されるときに車椅子の移動をシートがじゃますること
はない。このシート３６は、車椅子の助けを必要としない人がこの練習器具１０
を使用することができるようにするためのものである。人がシート３６に座った
まま、支持構造１７がリクライニング位置に位置したときに、その人が練習する
ときに心地よい姿勢となる。
ばね付勢されたラッチ解除アーム３５がシート３６の下面側に設けられており
、これを引込めるとシート３６は下方に回動して格納位置に位置する。一方、こ
れを引き出してシート３６を上動した着席位置にロック保持させることができる
。
次に図４を参照するが、ここにはリクライニング駆動機構が示され
ている。この駆動機構は、本例の場合には、空圧ラム（シリンダ）３７から構成
され、この空圧ラム３７は、一端が横方向に延びたエンドフレーム部材３８に枢
結され、他端がプラットホーム１６の後端中央に枢結されている。この空圧ラム
は（図示しない）駆動モータユニットにより駆動される。ハンドコントロールス
イッチ４１が、サイドフレーム１３，１３’のフレーム部材２０，２０’に設け
られており、車椅子がプラットホーム１６の上まで後退移動したときに、車椅子
に座った人はこれらスイッチを容易に操作することができる。これらスイッチ４
１は空圧ラム３７の伸縮作動を制御するために用いられ、これにより支持部材１
５を後方および前方に回動させる制御が行われる。この駆動機構に（図示しない
）過移動防止リミットスイッチを設けることができ、これにより前方および後方
への過度の傾斜を制限する安全装置が構成される。
なお、リクライニング駆動機構を、電気的に制御されるリニアアクチュエータ
、流体圧ラムから構成したり、手動回転ハンドルにより駆動される機械ギヤ駆動
ユニットから構成したりしても良いのは無論のことである。
図１において破線で示すように、練習ユニットは、運動練習器具１０のフレー
ム構造１１の互いに対向する側面に配設された垂直管状フレーム４３に取り付け
られた左右一対のウエイト群４２を有する。既に良く知られているように、各ウ
エイト群４２はプーリー及びケーブル構成を介して、背中支持部材１７の後に位
置する上部クロスフレーム部材２１に回動可能に取り付けられた各引き下げクラ
ンクレバーアーム４５に接続されている。車椅子１２がプラットホーム１６の上
に完全に載置されるとともにプラットホーム１６がリクライニング位置まで傾動
された状態で、車椅子に座った人はレバーアーム４５をつか
んでこれを引き下ろす運動を行うことができる。（図示しない）スタックセレク
ターキーによるウエイト荷重の選択を、ほとんどの車椅子使用者が簡単に行える
ようになっており、このため、このキーは大きなヘッド４６を有して使用しやす
くしている。
なお、様々な練習ユニットをフレーム構造１１に設けることができるのは無論
のことであり、本発明は、ここに例示したウエイトを引き下げるレバーアームを
有した練習器具に限定されるものではない。
図１に示すように、運動練習器具１０には、垂直に延びた管状フレーム４３の
間に延びて繋がったオーバーヘッドクロスバー４９に取り付けられた押し上げバ
ー装置４８も設けられている。
本例においては、対向するサイドフレーム１３，１３’に取り付けられたピボ
ット１９に支持されたプラットホームベース１６を示しているが、プラットホー
ムをサイドフレーム１３，１３’に回動自在に取り付ける構成はほかにいくらで
もある。例えば、中央部をプラットホームベース１６の下面に固定したピボット
軸を設け、このピボット軸の両端をサイドフレーム１３，１３’の底部フレーム
部材に軸受けを介して回動自在に取り付けても良い。
この練習器具を用いるときには、まず、車椅子１２に座った人が車椅子の後輪
２７が車輪保持くぼみ２４内に入り込むまで車椅子を後退させ、この車椅子をプ
ラットホームベース１６の上に載せる。次に車椅子に座った人は、リクライニン
グ駆動機構を作動させるスイッチ４１を操作し、支持構造１５をリクライニング
位置まで後方に傾斜させる。これにより車椅子に座った人は練習開始が可能とな
る。
もし必要ならば、安全ベルトもしくはストラップを用いて車椅子に座った人を
背中支持部材１７に対して所定位置に保持させることができ、これにより、予期
せずに体が動くのを阻止することができる。胸
部保持ベルトもしくはストラップおよび安全膝ベルトを、回動可能な支持構造１
５の一部として設けてもよい。また、ストラップをサイドフレーム１３，１３’
に結合することができる。
図１に示すように、車椅子がプラットホーム上を後退移動するときに車椅子の
駆動力を増大させるために、プラットホームベース１６の上には適切なスリップ
防止マット５０が設けられている。この例では、マット５０はプラットホーム１
６の上面に所定のパターンを有して接合されており、車椅子をプラットホーム上
で練習位置まで後退移動させるときの可視移動ガイドとしての作用も有している
。車椅子使用者が首をあまり動かせないような場合もままあり、このような場合
には、車椅子を背中支持部材１７に正しく位置を合わせて移動させることが難し
い。ところがこのマットは車椅子の車輪の誘導経路を明瞭に示すので、車椅子１
７を背中支持部材１７に対して正しい位置に誘導させることができる。
図６に本発明の第２実施例を示す。車椅子支持構造５２は、起立リアフレーム
５３と、このリアフレーム５３に結合されるとともに前方に延びた矩形状のベー
スフレーム５４と、リアフレーム５３に固定された背当て５５と、ベースフレー
ム５４の両側部の間に配設されたプラットホーム５６とを有する。一対の傾斜駆
動ラム５７が、その一端がフロアに当接し他端がベースフレーム５４の前端コー
ナー部に接続されて配設されており、このラム５７によりベースフレーム５４の
前端を持ち上げて、支持構造５２をその後側底部端を中心として後方に傾動させ
ることができる。
後方且つ下方に向かって傾斜した支柱部材５８がリアフレーム５３の中央部に
枢結されており、支持構造５２に車椅子を載置した状態でこの支持構造５２がリ
クライニング位置に位置したときにこれを支え
るようになっている。支柱部材５８はその下部自由端に接地移動ころ５９を有し
ており、支持構造５２が後方に傾斜移動するのに応じてころ５９が床面上を転が
り移動して、支柱部材５８を後方に揺動させる。支柱部材５８のリアフレーム５
３への接続部には、フレーム５３に対して支柱部材５８が所定角以上傾斜するの
を制限する構造が設けられている。
ハンドコントロールスイッチ６０が、サイドレール６１の上に配設されており
、車椅子をプラットホーム５６の上にまで後退移動させたときに、車椅子使用者
がこれを操作して傾斜駆動ラム５７を駆動させることができるようになっている
。
運動練習器具は、支持構造５７に取り付けたり、支持構造５７の周囲に配設し
たりすることができる。
以上の実施例で説明したように、本発明によれば、構造が簡単で、軽量で、比
較的小型コンパクトな構成で、持ち運びが容易である身体障害者用の運動練習器
具を得ることができる。そのデザイン（構成）が簡単であるため、製造コストも
低廉とすることができる。さらに、本発明に係る運動練習器具によれば、車椅子
使用者が自分自身で車椅子を練習器具内における所定リクライニング位置に移動
させて、所望のウエイトを選択し、この練習器具を用いて安全に練習を行うこと
ができる。Detailed Description of the Invention
Exercise training equipment for the physically handicapped
The present invention relates to an exercise training device, and more specifically, to (temporarily or permanently
Specifically) for exercise training equipment for people who have to rely on wheelchairs.
Most of the currently known equipment for exercise or indoor practice is for healthy people.
Has been developed for people with physical disabilities, especially wheelchair users.
Few have been developed with consideration of the ergonomics peculiar to the people who use it. Wheelchair
As a prior art related to a training device for child users, US Pat. No. 4,153,244,
No. 4747595 and No. 5044629, which have a certain kind of kneading.
Although training devices are disclosed, these disclosed devices allow wheelchair users to
You can practice while sitting down. A wheelchair is around here
It is designed to be fixed to the structure and thus the user is supported by the wheelchair.
The practice of practicing as is is generally unsatisfactory. In addition, the wheelchair
The child user can access the exercise equipment by himself, that is, without external assistance (approach
In some cases, you may not be able to reach a position where you can practice this.
.
With these conventional devices, the wheelchair user is almost standing up while practicing.
The front and rear wheels of the wheelchair are supported by the training equipment.
It is placed on a surface or floor. For this reason, it is restrained by the locking device
Otherwise, the wheelchair will not face the surrounding structures.
Tend to move relative to each other.
It is an object of the present invention that a wheelchair and a person sitting on it can
Designed to be supported in a stable position, the wheelchair does not require a separate restraint.
Provide exercise training equipment for wheelchair users so that the child can be held stationary.
That is.
Another object of the present invention is to provide wheelchair users with easy access to the training equipment.
Yes, even if external help is obtained, most of the work is done by himself with a minimum of help.
An object is to provide an exercise training device that can be moved to a learning position.
Another object of the invention is to make little or no modification.
Exercise exercise designed to accommodate different types and sizes of wheelchairs
It is to provide learning equipment.
A further object of the present invention is to provide a wheelchair user, a physically handicapped person who can walk, and a healthy person.
Designed for use with all of the safe, reliable and practice content fingers
It is to provide exercise training equipment that can be easily set and prescribed.
The exercise training device according to the present invention is now used by each person sitting in a wheelchair.
An instrument,
The support means and the platform base and the back support extending upward from the base.
And a tiltable wheelchair support structure having a holding means,
This wheelchair support structure has a horizontal extension that extends laterally at or near the rear end.
The first wheelchair receiving member is rotatably supported by the supporting means about the pivot shaft.
Pivotable between a position and a second backward tilt exercise practice position, the first wheelchair receiving position
In the case of a wheelchair
Moves backwards on the base and the back rest of the wheelchair abuts the back support means to almost stand up.
In the second rear tilting exercise practice position, the wheelchair and this chair are
The person sitting on the child reclines backwards and is stably supported against the back support means.
Will be
In this reclining position, it can be used by people sitting in a wheelchair.
It is equipped with one or more practice tools.
In addition, the support means includes a pair of side frames that face each other and are spaced apart from each other.
A stationary frame with three sides consisting of a rear end frame connecting these side frames.
With ram structure, side and rear end frames allow wheelchair access
Bound the area and move the wheelchair into this area from the front opening of the frame structure.
The wheelchair support structure is located between the side frames and is rotatably mounted.
Preferably.
Preferably, the wheelchair support structure is a hydraulically or pneumatically actuated hydraulic drive ram.
Is driven to move between the first and second positions and in either position
Configured to be retained. Instead, the support structure is manually
Tilt backwards to the inning position so that the rear part of the back support means extends between the side frames.
You may make it contact with the crossbar or rail that is installed at the same time.
Crossbars or rails set the rearward tilt limit of the wheelchair support structure. this
The operation can be performed by a person sitting in a wheelchair by pushing the stationary frame with his hand.
Preferably, the platform base has a front ramp portion and a wheelchair has a platform.
Rear recesses for positioning the rear wheels of the wheelchair when positioned on the boom, and the front
An intermediate flat portion extending between the ramp portion and the rear recess portion is provided.
More preferably, the wheelchair back support means is fixed to the platform base.
Standing support frame stacked vertically and arranged on this support frame.
Multiple cushion elements, some of which are support
Removably attached to the rame. This transforms the back support with backrest
That is, one or more cushioning elements can be removed,
A seat back frame of a wheelchair having a size and a size can be received. this
Allows the back support frame to rest when the wheelchair is fully seated on the platform base.
The lower part of the arm and the backrest of the wheelchair contact. When a person in a wheelchair exercises
The person's back and neck should be supported firmly and comfortably by the back support means.
It is important to have it.
Preferably, a pivot pin attached to the longitudinal middle portion of the side frame
Alternatively, the support structure is rotatably supported between the opposite side surfaces of the platform with bolts.
Be held.
In a preferred embodiment of the invention, the support structure is in the first wheelchair receiving position.
In this state, the front end of the ramp part of the platform base is
Touches the ground.
It should be noted that this exercise practice device is configured so that it can be freely installed on the floor or the like.
preferable.
When using this device, first a person sitting in a wheelchair supports this wheelchair.
Back onto the platform of the
Swiveled, which allows the wheelchair and the person sitting on it to tilt backwards with respect to the ground
And (reclining) is supported comfortably and not to move. this
This makes the wheelchair part of the support structure, making it suitable for wheelchair users to practice.
It is set in advance so as to have a different posture. Wheelchair user in reclining position
Sa
By causing the gravity to act on the person,
The advantage is that it can be naturally restrained in a chair. further,
With the reclining position in this way, the weight of the user himself / herself moves the body forward.
It also has the advantage of preventing unexpected movements such as movements.
Hold the wheelchair and its users with a retention strap or belt
However, this ensures that the user is always on the wheelchair and platform.
It is maintained within a fixed positional relationship. Wheelchair support structure with straps if necessary
May be held in a predetermined positional relationship.
Preferably, it is mounted on a side frame of a stationary frame structure and seated in a wheelchair
Reclining the wheelchair with a human controllable hand control switch
It is configured to be movable to a position. As a result, people sitting in wheelchairs will eventually
It becomes possible to control the amount of forward movement and the amount of backward movement as well as the speed by using one hand (with a usable hand).
When a person in a wheelchair is in the reclining position when practicing,
The pressing force acting on the spine when this person applies force to the weight lever arm.
Can be softened and the reaction force at this time can be evenly distributed over the entire body of this person.
Can be. This minimizes secondary complications, such as bed sores.
Can be
To describe the invention in more detail, reference is made to the drawings for two embodiments.
I will explain in detail below, but here,
FIG. 1 is a front perspective view of an exercise training device according to a first embodiment of the present invention.
, Back the wheelchair (shown in dashed lines) onto the platform base of the wheelchair support structure
Still tilted to the tilted position.
Shows the state before
FIG. 2 is a side view of the device shown in FIG. 1, in which the wheelchair support structure is in a substantially upright position.
And shown in a tilted position (as indicated by the dashed line), but the configuration is well understood.
As shown, some of the main structures are omitted.
FIG. 3 is a front view of the device shown in FIG.
FIG. 4 is a perspective view showing a part of the device shown in FIGS. 1 to 3 as viewed from the rear side.
A drive mechanism that moves the child support structure between a substantially upright position and a rearwardly inclined position.
Shows,
FIG. 5 is a partial perspective view showing a back support member with a back support of a wheelchair support structure.
Shows a cushion element or member that is detachable from the holding frame,
FIG. 6 is a side view of the wheelchair support device according to the second embodiment of the present invention.
In particular, as shown in FIGS. 1 to 3, the exercise practice device 10 has an open front side and three side surfaces.
A stationary frame that is enclosed and sized to receive the wheelchair 12 (shown in phantom in FIG. 1).
It has a structure 11. The frame structure 11 was installed so as to be opposed to the left and right sides.
The pair of side frames 13, 13 'and the side frames 13, 13' are
And an end frame 14 connected at or near the rear end. this
Each frame is composed of a steel pipe member.
A wheelchair support structure 15 is rotatably mounted between the side frames 13 and 13 '.
It is attached to the platform base 16 and this platform 16 integrally.
And a back support member 17 with a back support that is combined. In this example, the wheelchair support structure
Both ends of the structure 15 are frame members 20, 20 of the side frames 13, 13 '.
’
And is supported by a pivot 19 that is coaxially located in the lateral direction and is almost upright.
It is possible to rotate from the first position to the practice position that is tilted by a predetermined angle (Fig.
2). Support structure 15 can be rotated until a tilt angle of at least 25 degrees is achieved
Is desirable. This tilt angle allows you to select the desired angle and tilt backwards.
When in the reclining position, the position of the center of gravity of the person sitting in the wheelchair is sufficient.
It's located in the rear and is fixed on the wheelchair, and accidentally moves forward during practice.
We try to minimize the possibility of such noise.
As shown in FIG. 1, the back support member 17 with a back support is attached to the upper part of the end frame 14.
The cross frame member 21 can be fixed in a position inclined rearward.
As will be described later, this device has a support structure 15 that is substantially upright and tilted rearward.
The drive mechanism to move between the position (reclining position)
The support structure 15 is selectively held in these positions by the driving force of the driving mechanism.
If the support mechanism 15 is moved manually as described above, for safety,
Support structure using a holding belt or strap between the id frames 13 and 13 '
15 and wheelchair 12 may be fixedly held in a reclining position.
desirable.
As shown in FIGS. 1 and 2, the platform base 16 is located at its front end.
The ramp part (sloping part) 22 and the position adjacent to the rear end of the platform base 16.
A pair of left and right wheel holding recesses 24 provided on the stand and the ramp 22
The intermediate flat portion 25 is located between the hollow portion 24 and the hollow portion 24. Support structure 15 is upright
When in the standing position, the ramp portion 22 preferably contacts the ground or floor surface,
The wheels of the child 12 can be moved onto the platform 16. Wheelchair complete
The rear wheels 27 of the wheelchair 12 when fully located on the platform 16.
Located on the recess 24, the front wheel 28 is an intermediate flat 25 of the platform 16.
Located on top of. In this way, the rear wheel 27 is located above the recess 24,
The wheelchair is held in place on the platform 16.
The wheel holding recess 24 and the back support member 17 are in a predetermined positional relationship,
When the 12 is placed on the platform 16, the backboard 29 of the wheelchair 12 is
The lower back support member 17 is contacted. This will support the wheelchair 12 together with
When the holding structure 15 is pivotally moved to the reclining position, the back of the person sitting in the chair
The lower and upper parts of the are firmly and well supported. In reclining position
In addition, the back support member 17 supports the entire back, neck and head of the person sitting in the wheelchair.
Be held.
As shown in FIGS. 2 and 5, the back support member 17 includes the platform base 1
6 and the fixed support frame 30 attached to the rear end of
And the cushion elements 33, each of which is a frame.
It is fixed to the front surface of the back side frame member 34 of 30. As shown in FIG.
At least some of the cushion elements 33 may be attached to the member 3 by means of removable adhesive means.
It is detachably attached to 4. The adhesive means may be, for example,
Trademark "Velcro" Fas attached to the back of the material 34 and cushion element 33
There is a gnar (hook / loop type joining means, also called a hook-and-loop fastener).
It should be noted that the cushion element may be provided on the back member 34 by other means such as a clip or a tack.
Needless to say, it may be detachably attached.
Usually when the wheelchair 12 is retracted until it rests completely on the platform 16.
Is provided on the back frame of the wheelchair 12 so as to project rearward.
At least one pusher so that it can receive a fixed push bar or rail.
It is necessary to remove the projection element 33 to form a laterally extending recess 35. this
The height of the push bar or rail above the ground is determined by the wheelchair manufacturer and
The vertical direction of the concave portion 35 formed by extending in the horizontal direction as described above
The facing position must be adjustable. This adjustment is selectively removable (and
Provide a number of cushioning elements that can be mounted in their original position after practice.
Is possible, which results in receiving a wheelchair pushbar or rail
Therefore, it becomes possible to form the concave portion 35 at an appropriate position necessary for that. As aforementioned
When sitting on the wheelchair 12, the back of the person is firmly held by the back support member 17.
It is important to be supported.
As shown in FIG. 2, the seat 36 is cantilevered on the base of the back support member 17.
The entire seat 6 can be removed from the support structure 15 at this time.
Mounted from the normal seated position to the stowed position shown in FIG.
It is attached so that it can be swung toward. In the storage position, the wheelchair is
Seat obstructs wheelchair movement when retreating over platform 16.
There is no. This seat 36 is for people who do not need the assistance of a wheelchair
To be able to use. The person sat on the seat 36
As it is, the person practices when the support structure 17 is in the reclining position.
Sometimes it takes a comfortable posture.
A spring-biased latch release arm 35 is provided on the lower surface side of the seat 36.
When this is retracted, the seat 36 pivots downward and is located at the storage position. On the other hand, this
It can be pulled out and the seat 36 can be locked and held in the raised sitting position.
.
Referring now to FIG. 4, where the reclining drive mechanism is shown
ing. In the case of this example, this drive mechanism is composed of a pneumatic ram (cylinder) 37.
The pneumatic ram 37 is pivoted on an end frame member 38 having one end extending laterally.
And the other end is pivotally connected to the center of the rear end of the platform 16. This pneumatic ram
Is driven by a drive motor unit (not shown). Hand controls
Switch 41 is provided on the frame members 20, 20 'of the side frames 13, 13'.
When the wheelchair moves backwards above the platform 16, the wheelchair
A person sitting at can easily operate these switches. These switches 4
1 is used to control the expansion and contraction operation of the pneumatic ram 37, whereby the support member 1
Control for rotating 5 back and forward is performed. This drive mechanism (not shown
) An overtravel limit switch can be provided, which allows front and rear
A safety device is constructed to limit excessive tilting to.
The reclining drive mechanism is a linear actuator that is electrically controlled.
, Mechanical gear drive consisting of hydraulic ram or driven by manual rotating handle
Of course, it may be composed of units.
As shown by a broken line in FIG. 1, the practice unit is a frame of the exercise practice device 10.
Attached to vertical tubular frames 43 arranged on opposite sides of the frame structure 11.
It has a pair of left and right weight groups 42. As is well known, each
The eight group 42 is positioned behind the back support member 17 via the pulley and the cable structure.
Each of the lowering clamps rotatably attached to the upper cross frame member 21 to be placed.
It is connected to the crank lever arm 45. Wheelchair 12 on platform 16
Fully mounted on the platform and the platform 16 tilts to the reclining position
The person sitting in the wheelchair holds the lever arm 45
Then you can do an exercise to pull it down. Stack Select (not shown)
Most wheelchair users can easily select the weight load with the turkey
Therefore, this key has a large head 46 and is easy to use.
Combing.
Of course, various practice units can be provided on the frame structure 11.
According to the present invention, a lever arm for pulling down the weight exemplified here is provided.
It is not limited to the training equipment that the user has.
As shown in FIG. 1, the exercise training device 10 includes a vertically extending tubular frame 43.
A push-up bar attached to an overhead crossbar 49 extending and connected between
A device 48 is also provided.
In this example, the pivots attached to the opposing side frames 13, 13 'are
The platform base 16 supported on the platform 19 is shown.
How much more is the structure to rotatably attach the frame to the side frames 13, 13 '?
There is also. For example, a pivot whose central portion is fixed to the lower surface of the platform base 16
A shaft is provided, and both ends of the pivot shaft are provided at the bottom frame of the side frames 13 and 13 '.
It may be rotatably attached to the member via a bearing.
When using this practice tool, first, the person sitting in the wheelchair 12 should use the rear wheel of the wheelchair.
Retract the wheelchair until the wheel 27 is in the wheel retention recess 24 and
Mount on the platform 16 of the platform. Then the person sitting in the wheelchair
Operating the switch 41 for operating the drive mechanism to recline the support structure 15.
Tilt backwards to position. This allows people sitting in wheelchairs to start practicing.
You.
If necessary, use a safety belt or strap to secure the person in the wheelchair.
It can be held in place with respect to the back support member 17, which allows
You can prevent the body from moving without doing so. breast
Support structure 1 that can rotate the part holding belt or strap and the safety knee belt
It may be provided as a part of 5. Also, attach the straps to the side frames 13, 13 '.
Can be combined with.
As shown in Figure 1, when the wheelchair moves backwards on the platform,
Proper slip on the platform base 16 to increase driving force
A prevention mat 50 is provided. In this example, the mat 50 is the platform 1
6 is joined to the top surface of the wheelchair with a predetermined pattern, and the wheelchair is mounted on the platform.
Also has a function as a visible movement guide when moving backward to the practice position.
. Wheelchair users often have difficulty moving their necks.
It is difficult to properly position the wheelchair on the back support member 17 and move it.
Yes. However, since this mat clearly shows the guide route of the wheel of the wheelchair, the wheelchair 1
The 7 can be guided to the correct position with respect to the back support member 17.
FIG. 6 shows a second embodiment of the present invention. The wheelchair support structure 52 is a standing rear frame.
53 and a rectangular base that is connected to the rear frame 53 and extends forward.
The frame 54, the backrest 55 fixed to the rear frame 53, and the base frame
And a platform 56 disposed between both sides of the frame 54. A pair of inclined drive
One end of the moving ram 57 abuts on the floor and the other end of the moving ram 57 is a front end cord of the base frame 54.
The ram 57 is provided so as to be connected to the corner portion of the base frame 54.
Lift the front end and tilt the support structure 52 rearward about the rear bottom end.
Can be
A pillar member 58 inclined rearward and downward is provided at the center of the rear frame 53.
The support structure 52 is pivotally connected to the support structure 52 with the wheelchair mounted on the support structure 52.
Supports this when it is in the reclining position
It has become so. The column member 58 has a ground moving roller 59 at its lower free end.
As the support structure 52 tilts backward, the rollers 59 roll on the floor surface.
And the column member 58 is swung backward. Rear frame 5 of the pillar member 58
The support member 58 is inclined at a predetermined angle or more with respect to the frame 53 at the connection portion to the frame 3.
A structure is provided to limit the.
The hand control switch 60 is arranged on the side rail 61.
, A wheelchair user when the wheelchair is moved back onto the platform 56.
Can operate this to drive the tilt drive ram 57.
.
The exercise training device may be attached to the support structure 57 or disposed around the support structure 57.
Or you can.
As described in the above embodiments, according to the present invention, the structure is simple, lightweight, and
Exercise training device for physically handicapped people with a relatively small and compact structure that is easy to carry
You can get the ingredients. Since the design (configuration) is simple, the manufacturing cost is also
It can be inexpensive. Further, according to the exercise training device according to the present invention, the wheelchair
The user himself moves the wheelchair to the designated reclining position in the training device.
Then, select the desired weight and practice safely using this training equipment.
Can be.
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，
ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ
Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ
，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，
ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)，
ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，Ｃ
Ｈ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ
，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，
ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，Ｍ
Ｎ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ
，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＴ，
ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ────────────────────────────────────────────────── ───
Continuation of front page
(81) Designated countries EP (AT, BE, CH, DE,
DK, ES, FR, GB, GR, IE, IT, LU, M
C, NL, PT, SE), OA (BF, BJ, CF, CG
, CI, CM, GA, GN, ML, MR, NE, SN,
TD, TG), AP (KE, MW, SD, SZ, UG),
AM, AT, AU, BB, BG, BR, BY, CA, C
H, CN, CZ, DE, DK, EE, ES, FI, GB
, GE, HU, IS, JP, KE, KG, KP, KR,
KZ, LK, LR, LT, LU, LV, MD, MG, M
N, MW, MX, NO, NZ, PL, PT, RO, RU
, SD, SE, SG, SI, SK, TJ, TM, TT,
UA, US, UZ, VN