JPH09507593A - 自動販売機遠隔監視システム - Google Patents

自動販売機遠隔監視システム

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JPH09507593A JP7507087A JP50708794A JPH09507593A JP H09507593 A JPH09507593 A JP H09507593A JP 7507087 A JP7507087 A JP 7507087A JP 50708794 A JP50708794 A JP 50708794A JP H09507593 A JPH09507593 A JP H09507593A
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ハーン、スティーブン
ロビンソン、イアン
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Abstract

(57)【要約】 複数の自動販売機(11−14)を中央コンピュータ(15)から遠隔監視するシステム。このシステムには、自動販売機の作動を監視し、監視した作動を機種の差異を問わず共通信号に置き換え、そして関連情報の入ったデータパケットを中央コンピュータ(15)まで送信する為の感知・伝達回路が含まれる。感知・伝達回路には、自動販売機に配置された複数のセンサーが含まれる。マイクロプロセッサは、センサーからの出力信号を読取り、センサーの数値と自動販売機の作動とを表示するデータパケットを発生させる。このマイクロプロセッサはモデムに接続されており、ネットワークによって、データパケットを中央コンピュータまで送信する。中央コンピュータにも同様にモデムが備えられ、データパケットが受信される。

Description

【発明の詳細な説明】 自動販売機遠隔監視システム 技術分野 この発明は、一般的には、伝達システムに関するものであり、具体的には、単 一又は複数の遠隔にある自動販売機の作動を監視し、遠隔の自動販売機から中央 コンピュータシステムにデータを送信するシステムに関する。 背景技術 この出願は、1993年8月18日付米国特許出願番号08/108,815号の「自動 販売機遠隔監視システム」の一部継続出願である。 自動販売機は、かつて清涼飲料水製造業者や小売店主により、宣伝や顧客の便 宜の為の副次的手段としてのみ提供されたものであるが、現在では重要な収入源 とみなされている。しかし、一連の自動販売機の作動から利潤を得る為には、保 安、メンテナンス、機械への現金投入とその取出しを適切に施す効率的なシステ ムが不可欠である。通常は、数々の自動販売機のルートを何人ものサービス技術 者が担当し、機械に在庫品を補充したり、現金を取り出したり、現場での簡単な 修理も行なわれる。技術者は、多くの場合、規定の一定時間毎に各自動販売機を 訪れるように予定が組まれている。具体的に規定された一定時間の幅は、多くの 場合、過去の経験から、機械の補充や両替箱が一杯になる頃合に調整されている 。技術者のサービス訪問の間隔が長すぎると、機械はその 間空のまま放置されることとなり、販売機会が見逃される。逆に、サービス訪問 が頻繁に行なわれ過ぎると、技術者によるサービスが効率的ではなくなる。また 、このような訪問は、通常、個別の機械のサービス・ニーズとは関係なく、地理 的グループの機械ルート別に予定が組まれている。 より効率的に自動販売機を作動できるよう、これまでにいくつかの自動販売機 の遠隔監視システムが提案されてきた。 例えば、セダムの米国特許第4,412,292号では、自動販売機の状態を監視し、 専用の電話線で中央のコンピュータにデータを送信するシステムが開示された。 セドロンの米国特許第4,766,548号 では、機械の作動を監査し、専用の電話線 を使わずに、機械から中央のコンピュータに定期的にデータを報告するシステム が開示された。 これらの技術システムは数年の間は利用することができたが、市場で広く活用 されるには至らなかった。この理由の一つには、これらのシステムが、遠隔にあ る個々の自動売機を別々の電話線で接続しなくてはならないことがある。個々の 自動販売機に電話線を接続するとなると、電話会社による各々の機械への電話線 取付業務等の膨大な問題が生じる。機械から電話線を引くと、破壊行為や無断使 用を招く恐れもあり、自動販売機を一旦電話線に接続すると、その位置を移動さ せることが困難になる。 自動販売機と中央のコンピュータ間の伝達装置が、ジャクソンの米国特許第5, 142,694号で開示されている。ジャクソンのシステムでは、遠隔自動販売機から 中央コンピュータに情報を送信する為の、特製専用ラジオの伝達装置が使用され る。ラジオ周波による伝達装置を用いる種類に見られる問題は、自動販売機の作 動主が、特別のラジオ伝達装置用機材を購入しなければならず、作動技術やメン テナンスの人材を欠いている場合があることである。また、オペレータは、膨大 なラジオ用無線電話機や中継器設置の為に、土地の一角を賃貸せざるを得ない場 合もある。最後に、このようなラジオ伝達装置は、ラジオ周波のスペクトラムの スペースを占有する為に、その購入や利用が法外に高いものとなる場合もある。 上記に加えて、自動販売機製造業者の多くは、固有の自動販売機内の配線と伝 達装置を使用しており、これらの配線や伝達装置は、同一種のモデルであっても シリーズによって異なることがある。ここに、単一機種にしか使用できない装置 によって、自動販売機の遠隔作動を監視しようと試みることの問題点がある。こ れでは、各機種に独自設計された監視・伝達装置が必要となり、機械別の保有情 報が異なる為に、正しい監視装置報告を制作するにも、個々の機械における専用 性が問題となる。 これまでの自動販売機の遠隔監視と伝達の技術システムに見られる問題点とい う観点に立ち、新型の自動販売機監視システムが必要となる。新しいシステムは 、個々 の機械を接続する専用電話線や、特別のラジオ周波による伝達用機材を要求する ものであってはならない。また、新しいシステムは、機械の商品販売個数、回収 現金、メインテナンス上の間題、そして、遠隔の自動販売機の警報条件等を、単 一又は複数の自動販売機の所有者やオペレータが自動的に探知できるようなもの でなければならない。また、このような情報は、オペレータに直感的に伝えられ 、利用者が直ちに遠隔の自動販売機の状態を判断できるようなものでなくてはな らない。更に、こうした情報は、利用者の事業に関して意味あるデータを伝達す る為に保管・整理され、条件別に報告書に要約されるものでなければならない。 加えて、このような情報は、オペレータがより容易に情報を把握し、それに基 づいて行動がとれるように、自動販売機の一切に関する情報が共通した方法でオ ペレータに連絡されるべきである。 発明の開示 この発明は、遠隔にある自動販売機の作動を監視するシステムである。機械の 作動や故障を感知する複数のサンサーが自動販売機内に配置されている。これら のサンサーは、配線部分に組み込まない程度に、直接接続されるのがよい。サン サーは、マイクロプロセッサ回路に接続されており、そこでサンサーが発生させ る信号が読み込まれる。マイクロプロセッサは、中央コンピュータに送信する出 力信号を示したデータパケットを作成する。 複数単位から成るデータパケットは、まとめて統一送信されることもある。ネッ トワークによる中央コンピュータへのデータパケットの送信には、モデムを使用 する。データパケットは、中央コンピュータシステムに接続された第二のモデム で受信され、サンサーの出力信号に関する情報はデータベースに保存される。 中央コンピュータシステムは、利用者が自動販売機の作動条件を容易に決定で きるよう、地域別等の交互のフォーマットを用いて、自動販売機から受信された 情報をスクリーン上に表示する。加えて、中央コンピュータシステムから、選択 的にデータパケットを遠隔の自動販売機に送り込み、販売機のマイクロプロセッ サの記憶装置を読み、それを上書きすることにより、警報条件を可動するよう販 売機の作動条件を設定したり、重要な警報条件を規定することもできる。 中央コンピュータは、また、選択的にサービス技術者がサービス・コールの間 に読むべき伝言や、販売機への訪問時に入力されるパスワードの設定データを送 信することもできる。この発明には、商品補充数量や販売機からの取出金額、両 替箱の残高等が現場で利用される場合、サービス技術者がそれをマイクロプロセ ッサに入力できる手動データ入力ターミナルも含まれる。手動ターミナルは、自 動販売機の連続プラグに取付られる赤外線のオプティカル・リンク、又は導線を 通して、マイクロプロセッサと交信することができる。データは中央のコンピ ュータに保存され、データを幅広く時間的に有意義に活用できるよう作動するこ とができる。 図面の簡単な説明 この発明に関する上述した点や多くの利点は、図面を参照して、以下の詳細な 説明がより良く理解されるにつれて、一層容易に理解されるであろう。添付の図 面において、 図1は、この発明による、複数の自動販売機を遠隔監視するシステムのブロッ ク図解である。 図2は、図1に示した、複数の自動販売機を監視するシステムの代表的なブロ ック図解である。 図3は、特徴の異なった自動販売機をこの発明である感知・伝達回路に接続す るのに使用される、アダプタ・アセンブリにあるタップの代表的なブロック図解 である。 図4は、遠隔の自動販売機内に配列される感知・伝達回路のブロック図解であ る。 図5は、遠隔の自動販売機内に配置される感知・伝達回路の作動状態を示す図 解である。 図6は、コントロール・モードにおける感知・伝達回路の作動を示すフローチ ャートである。 図7は、伝達モードにおける感知・伝達回路の作動を示すフローチャートであ る。 図8は、サービス・モードにおける感知・伝達回路の作動を示すフローチャー トである。 図9は、分析モードにおける感知・伝達回路の作動を 示すフローチャートである。 図10は、報知モードにおける感知・伝達回路の作動を示すフローチャートで ある。 図11は、遠隔の自動販売機と中央のコンピュータ間で送信されるデータパケ ットの構造を示す図解である。 図12は、図14の感知・伝達回路へ直接データを入力するのに使用される手 動データ入力ターミナルである。 図13は、手動データ入力ターミナルのブロック図解である。 図14は、中央コンピュータシステムで作成される遠隔自動販売機を図解的に 表示したものである。 図15は、この発明で監視される遠隔自動販売機のルートを図解的に表示した ものである。 発明の実施形態 図1は、この発明によって、複数の自動販売機を遠隔監視するシステム10の ブロック図解である。システム10は、複数の自動販売機11、12、13、1 4を遠隔から監視し、販売機の作動を表わすデータを中央コンピュータ装置15 に送信する。各自動販売機には、商品の販売数量、無断侵入や電源遮断の有無、 そして下に詳しく述べるその他の作動条件を決定する、機械作動監視用サンサー (図示せず。)が数個備えられている。サンサーは、配線部分に直接接続されて もよいし、又はその他の方法で存在してもよい。個々の自動販売機には、さらに モデム(図示せず。)が備えられており、ネットワ ークにあるリンク16を介して、中央コンピュータ15にデータを送信するのに 用いられる。 この発明は、自動販売機の説明から始まる。自動販売機は、何らかの支払いが なされることを条件に、消費者に商品、及び/又はサービスを提供する装置であ る。殆どの商品タイプの自動販売機は、消費者に提供する商品の在庫を有すると いう点で共通している。これらの商品の各々は、或る量で存在し、商品、及び/ 又はサービスの種類が異なれば、支払いも異なる。商品、及び/又はサービスの ための支払いを受けるために、自動販売機は、通常、コインのスロット、紙幣の 受入口を備え、時には、クレジッットカードやその他のIDカードの受入口を有 している。 自動販売機の中には、冷蔵装置や、加熱装置のような温度調節装置を備えてい るものもある。これに加えて、自動販売機は、在庫を補充したり、或いは、装置 のメンテナンスのために、係員が機械を物理的に開けるシステムを備えているこ とも多い。従って、典型的な自動販売機は、その提供する商品、及び/又はサー ビスが何であれ、製造者が誰であれ、共通するところが多い。 ところが、上述の共通性にも拘らず、自動販売機の実際の機械部品や電気部品 は、自動販売機毎に、また、製造者毎に著しく異なっている。さらに、単一の製 造者の場合でも、上述の場合よりは小さい差異としても、製造される自動販売機 のタイプ毎に、内蔵部品が異なるとい うことは稀ではない。 自動販売機毎に異なる電気的、機械的な違いを補償するために、この発明にお いでは、異なるタイプの自動販売機を単一の普遍的システムに接続すべく、デー タ獲得ユニット20を使用する。そして、比較的ユニフォームな信号を供給し、 このことによって、あらゆる自動販売機の共通要素を認識するものである。 以下に更に述べるように、個々の自動販売機には、感知・伝達回路があり、そ こで複数のサンサーからデータが読取られ、中央コンピュータに単一又は複数の データパケットが送信される。中央コンピュータ15にはデータパケット受信用 のネットワークに接続された適切なモデムがある。中央コンピュータシステムに は、各自動販売機から受信した情報を保存し、報告書を作成するデータベース1 7があり、中央コンピュータ15は、データベース17を読取り、中央コンピュ ータと連絡する自動販売機の作動状況を利用者に知らせることができる。 この発明は、自動販売機との関連上、特に清涼飲料水用の販売機について述べ られるが、この技術に知識を持つ者なら、この発明がたばこや製菓品販売機、電 話、コピー機、そして機械作動の遠隔監視が望まれる他の多くの種類の自動販売 機に活用できることが分かるだろう。 図2は、この発明によって、複数の自動販売機を遠隔作動する電子装置の例の ブロック図解である。 データ獲得装置20自体は、その位置にワイヤ固定さ れるか、又は接続され、或いは、自動販売機内の製造業者の配線部分と部分的、 又は全体的に内部接続するよう設計された装置であってもよい。後者の方がより 好ましいが、これは機種によって様々であり、特定の機種に独自のものや、或い は、遠隔監視システム内での異なった位置にあるカスタム・エレクトロニクスや スマート・チップ・タイプのプログラミングの有無によっても異なる。 その多様な機能を分けたり、遠隔監視システムの位置を変えることもできる。 いかなる場合も、データ獲得装置の目的は、販売機がいかに特殊なものであって も、比較的一定した信号の編成によって、単一型の出力をすることにある。従っ て、データ獲得装置は、特定商品の商品在庫残量や販売機の作動パラメーター、 そして多くの販売機にある他の作動要因を表示、又は指示する共通型信号を提供 する。製造業者の別を問わず、自動販売機の多様な性質を共通要因にまで低減す ることによって、システム10の残りは、あらゆる設置業務にほぼ同様のものと なり、同システムを多種類の自動販売機に利用することができる。 データ獲得ユニットシステムの一例を図3に示した。この図では、例示された 自動販売機に、コネクタ22、23、24のある結線部品が取付られている。こ れによって、あらゆる特定の自動販売機における装置の相違が認識される。これ ら特定のコネクタのうち、コネクタ22には、ワイヤ数を超過した複数機能が可 能になるよう に、マトリックスのコード化が成されている(マトリックスのコード化は頻繁に 利用されており、例として、ギアコモの米国特許第4.598,378号を参照)。これ らのワイヤの性質と作動及びその機能は、当業者には良く知られている。図3に 示した特定のデータ獲得装置20における入力数は40である(横列の情報が1 2、縦列の情報が12、警報が8、信号の長さ等他の情報が8)。警報入力は自 動的な直接送信、又は延滞送信のいずれかに設定できる。 ここに示した特定のデータ獲得ユニット20は、多様な装置に内部接続できる 汎用のデータ獲得装置である。従って、多くの自動販売機種と内部接続できる入 力数が多いが、特定の機械にこれら全てを接続に用いる必要はない(例に示した 入力の数は40)。このマトリックスの入力接続数を以て、データ獲得ユニット 20は、販売選択肢144や、あらゆる作動要因の共通信号の表示を、後に述べ る遠隔連動装置30に出力することができる。信号やマトリックス、その他の解 読や処理をデータ獲得ユニット20で行なうことは必要ない。具体的には、デー タ獲得ユニット20は、図3に示すように、信号の内容を販売機の種々のワイヤ やサンサーに単に記録することにとどまり、この信号の内容には同時発生する事 項が含まれる。従って、信号の内容は、その解読・活用を行なう特定の副プログ ラムのある遠隔監視現場のコンピュータに接続されるネットワーク(後に説明す る。)で送 信される。これによりコンピュータのソフトウェアはより複雑なものとなるが、 データ獲得ユニット20のコストを下げることができる。データ獲得ユニット2 0機能の分担作業において、共通信号の出力数は、可能なデータ情報の信号数( 例えば、一つのシステムにある全ての機械に対して40)であることが好ましく 、このような信号の幾つかは同時発生的なコード化についても言える。後に述べ るコンピュータ15で共通信号は解読され、その長さは解読後信号にまで短縮さ れる。また、好みによって、データ獲得ユニット20は、入力信号の内容を、実 際の情報を反映するよう解読することもできる。出力は解読後も共通信号の形を とどめる。共通信号の形に関係なく、送信中に変更されなかった情報の一切は無 視されたい。 これは、エンド・データ・コード等の入力を、横列の活動販売周期に続く横列 の後尾に短く無データ送信することによってできる。こうして特定の販売機の共 通信号は、特定の機械の状態を正確に表示するのに必要な長さにまで短縮される 。例えば、縦列が3つある機械には、ここで述べる141のマトリックスのコー ド化が成された販売指示事項は関係ない。従って、全体のシステムに妥協せずに 、特定の機械に関してはこれらを省略することができる。この処理は後に述べる 遠隔連動装置30で成されるのがよい。 共通信号は、データ獲得ユニット20で連続(serial) 形態に変換されるのが好適である。 データ獲得ユニット20の電気接点は、特注のタップ・ケーブル・アセンブリ 25を通して、自動販売機内のコネクタ22、23、24に内部接続されている 。このアセンブリー25は、自動販売機種の基本型ごとに特注され、種々の販売 機へ差込み、で簡単に内部接続することができる。従って、単にタップ・ケーブ ルを変えるだけで、一つのデータ獲得装置を複数の機械に利用することができる 。例のタップ・ケーブル・アセンブリーは、データ獲得ユニット20の性質を認 知できる機械に接続するのがよい。例では、横列信号から横列入力、縦列信号か ら縦列入力を示している。これにより、一切の機械に共通した出力を作成するこ とができる。 データ獲得ユニット20自体は、配線部品22、23、24の特定信号を後の システムで使用される共通型の出力信号に変換する。自動販売機内に既にある電 気・機械部品に加えて、元来は販売機に備わっていないサンサーが必要となるこ ともある。この例としては、コンプレッサの状態サンサー、温度やドア・スイッ チのサンサー、そしてディスプレーの故障表示のサンサー等がある。これらのサ ンサーは、遠隔感知を行なう会社によって提供され、システム17内で個別に機 能するであろう。これは、データ獲得ユニット20を通して直接的(機械13に 関連する)、又は間接的(機械14に関連する)に行なうことができる。後者は 、後に述べる汎用バスとの内 部接続用ワイヤの数が少なくて済む為に、より好ましい。個別配置を必要最小限 にできるよう、サンサーの幾つかを、データ獲得ユニット20の集積回路上に置 くのもよい。一例として、直接のドア用サンサーの代用として電子眼映像サンサ ーを使用することもできる。 データ獲得ユニット20からの出力信号には、通常、横列と縦列から、後に述 べる遠隔連動装置30に確認される販売事項が含まれる。これには、通常、断絶 信号が用いられる。 また、データ獲得ユニット20は、自動販売機の他の作動要素に関する情報も 提供する。例として、温度、コンプレッサの状態、釣銭不足、侵入警報等がある 。好ましい具体化例では、通常、これらにはオンとオフを表示する一定、又は長 い信号が用いられる。この後者はデータ獲得ユニット20にある特別警報に入力 され、警報事態が認知される。 上記の好ましい具体化例では、共通の伝達基準に、機種の違いを問わず、全て の自動販売機に同一信号が利用され、その基準は特定の販売機経営者の典型的で 最も複雑な機種を基本とするのがよい。例えば、各機種の情報には、所在地確認 コード、機械確認コード、縦横列の在庫状態(例えば、12x12)、入力状況 、圧縮状況、温度状況、釣銭の有無、電源状態、そして機械の接続状態等が含ま れる。これは、例えば、横列がなかったり、縦列が3つある機械、又は圧縮機械 、温度、釣銭状況の サンサーの備わっていない機械に関しても同様である。特定の信号のビットが全 く設定されなかったり、信号の内容が欠けていると、特定機種における実際の最 高能力が後に述べるコンピュータに連絡される。 信号の解読と処理は様々な場所で行なわれる。上の好ましい具体化例では、後 に述べるコンピュータで解読が行なわれる。 在庫量に関しては、特にそれを物理的に決定するのが難しい場合、例えば、特 定の使用済のコーヒーカップやスナックの数(販売事象)等に基づいた間接的な パラメーターによって、間接的に情報を更新できるのが好ましい。大体の数値で はあるが、これによって、別のサンサーで直接的に計量する必要がなくなる。こ の在庫は、自動販売機や後に述べる遠隔監視場所で維持できる。後者の方がより 好ましい。 例では、マトリックスのデータ獲得ユニット20を示したが、他のデータ獲得 装置を使用することもできる。使用するシステムによって、様々なデータ獲得装 置で共通信号を作成することができる。これに含まれるものには、既に述べた図 3のマトリックスのコード化が成されたユニット20、汎用の縦列のみが備わっ た装置、そして特別設計された特定の専用機械がある。更には、22、23、2 4等のケーブル信号にリバース・エンジニアリングを行なうことによって、個別 に配線を固定したデータ獲得装置を作り、データ獲得ユニット20が機械の各 部分の作動を探知し、汎用バス21における条件を共通形態で単一表示する信号 を作成することができる。また、適切なダイオード、トランジスタ、スマートチ ップのPROM 基本装置、そして集積回路等をデータ獲得装置で使用することもで きる。後者の技術は、製造業者がその製造ライン全体に共通の配線技術を用いて いたり、特定の機械が特定の一般技術に従っている場合には、特に適している。 また、既に述べたように、単に存在する信号は、例えば後に述べる遠隔リンク装 置30やコンピュータ16等の様々な場所で、情報の解読と活用が行なわれてか ら、汎用バスに送られる。時間はかかるが、データ獲得ユニット20を取付ける 際に、それを特定の自動販売機内の様々な感知部品と直接ワイヤで固定すること もでき、その接続は販売機の製造業者の別を問わず、同一方法で行なうのがよい 。 汎用バス21は、データ獲得ユニット20と遠隔連動装置30に内部接続され る。バス21の性質は重要ではない。バスは(X−10バスのように)電源線、 短距離ラジオ、ワイヤ固定等に使用することができる。技術的にはこのバス21 が並列型になっても問題はないが、この伝達技術からいって、後に述べるネット ワークによる連続的な伝達が好ましい。この理由から、自動販売機の状態を表示 する信号が、システム内で連続的形態をとっているのがよい。先の具体化例では 、集積されたデータ獲得ユニット20の位置で、この変換が行なわれる。こ れによって、既に述べた従属装置と主要伝達装置との間での連続的な伝達を可能 にしつつ、バス21を簡素化することができる。 遠隔連動装置30が単一の処理を行なえるよう、接続した各機械と連続的に連 絡するのに、バス21は二重方向で作動を行なえるのがよい。バス21は、ワイ ヤで固定されたRS-485バスである。遠隔連動装置30は、ネットワークで 特定位置にある自動販売機の作動を制御することができる。同型の遠隔連動装置 をあらゆる自動販売機に用いることもでき、これによって、後に述べるネットワ ーク16のコストを下げることができ、取付けも容易になる。 この遠隔連動装置30には、共通の記憶装置と伝達基準コマンドを使用された い。通常、遠隔連動装置30は一ヵ所に一つずつ置かれる為、システムにある各 自動販売機のコストを過度に増やさず伝達することに加えて(例えば、データ獲 得装置からバス21を通して信号解読や在庫等を記録する)、遠隔連動装置30 に、ある程度の処理能力を備えることもできる。 例にある特定の遠隔連動装置30には、中央の処理用連動制御装置と機械状態 の記憶装置が含まれる。 連動制御装置は、汎用21から送られる信号の状態や、選択的にコンピュータ 15から送られる指示に従って、ネットワーク16を作動する。前者の例として は、自動販売機13、14、15の様々な警報回路が可動したり、 システムが一日の特定時間に自動送信するよう設定される場合等がある。後者の 例としては、コンピュータ15が様々な自動販売機の状態を確認する為に、特定 の位置を探知する場合等がある。 自動販売機における状況の変化に従って、例の汎用バス21にある信号は販売 事象と状況記憶装置に保管される。この記憶装置は、電源遮断や他の酷使条件下 において情報を維持できるよう、揮発性でないことが望ましい。例えば、販売事 象等の日常的情報は、受信可能な時間帯にコンピュータ15まで送信される記憶 装置に保存される。例えば警報情報等の場合には、通常、情報がコンピュータ1 5で最初に受信されるよう、自動的に遠隔連動装置30からネットワーク16で 、コンピュータ15に送られる。これによって、自動販売機のオペレータがその 時に特定の販売機と連絡を取っていなくても、問題の販売機に関する情報を受信 することができる。 この自動送信は、例えば、データ獲得ユニット20への特定入力や、様々なサ ンサーからの信号出力の長さや性質等の警報決定要因に基づいて簡単に行なうこ とができる。前者に関しては、遠隔連動装置30は、データ獲得ユニット20の 警報入力(又は特定の入力のみ)の信号の全てを自動伝達するよう設定すること ができる。選択的に、データ獲得ユニット20に、直ちに送信すべき緊急警報入 力や、日常的に送信される非緊急警報入力を設定することもできる。後者に関し ては、日常的情報( 例えば、特定商品や釣銭用現金等の販売事象周期)には短い信号、非日常的情報 (例えば、ドアの開口や温度の不調整等)には、一般的に一定の長い信号が使用 される。従って、通常の送信用への短い信号が保管される一方で、後者を自動的 にネットワークで送信する方法を容易に作ることができる。非緊急警報であるの にも関わらず信号が長い場合は、例えば単発信号と短い信号を保持する回路を追 加し、これらの信号を感知のみして送信しないよう設定することもできる。非緊 急警報の長い信号の例には、縦列の在庫品切れサンサーによるものがある。別の 例には、遠隔連動装置30が設定される場合、特定の警報信号しか送信できず、 非緊急警報は通常の送信でしか送られないこともある。更に、オペレータが、遠 隔連動装置ににあるコンピュータに、特別な警報だけを認識・表示し、その他の ものは後で認識するよう設定した場合、その遠隔連動装置にて警報が自動的に送 信されることもある。 上記に加えて、このシステムを利用するオペレータには、緊急警報事態が連絡 されることが望ましい。 この理由から、後から述べるオペレータの見る全ての画面には、実際に、緑の 小点が付いており、非常報知条件が稼動するとそれが赤に変わる。この赤の小点 をクリックすると、オペレータは警報とその事態を表わすスクリーンを直接見る ことができる。複数の警報が生じた場合は、それらが連続表示される。 既に説明したように、好ましい具体化例では、共通の伝達基準に、機種の別を 問わず、全ての自動販売機に同一信号が利用され、その基準は特定の販売機業者 の典型的で最も複雑な機種を基本とするのがよい。信号のビットが全く設定され なかったり、信号の内容が欠けていると、特定機種の実際の最高能力が、後に述 べるコンピュータに連絡される。 通常、自動販売機が別個であろうと、他の販売機と一緒であろうと、一カ所に 一つのリモートリンクユニットが配置される。後者では、凡例バス21の後に続 く全ての処理が、一緒にされた他の自動販売機や内部接続された従属装置と共に 、単一の販売機や主要伝達装置に備えられているのがよい。この主要・従属装置 の導入によって、自動販売機をひとまとめにして遠隔伝達連動装置30を一つ設 置することが可能となり、コストを下げることができる。また、各地でまとめら れた機械の間に適当な接点を設けて(例えば短距離ラジオ、電源線X−10、ワ イヤ固定等)、一ヵ所に一つの遠隔連動装置30を設置することもできる。 遠隔伝達連動装置30は、個別接続を可能にする為に、通常、個々に独自のア ドレスが付けられている。更に、外部侵害を防いで安全を守る為に、通常、パス ワードや暗号化等の追加的保安対策が施されている。 遠隔連動装置30との関連において、サービスやメンテナンス係が装置に生じ た全ての問題を処理できるよう に、ローカル・インタフェース31を提供するのがよい。ローカル・インタフェ ース31とは、通常、ディスプレーの付いた手動のキーパッドを指す。 このインタフェースによって、係りの者が遠隔連動装置を各地で作動できるよう になる。 コストの理由から、遠隔連動装置30は、縦横列の販売事象数や、該当するな らば、特定機械における他の作動要因を表わす共通信号の主に保存・転送用装置 として作動できるのがよい(この情報は、変更がない場合は無信号で送られるの がよい)。繰り返すが、共通信号は、後に述べるコンピュータで解読、活用され る情報と共に同時発生的にコード化されたものか、又は販売周期や警報状態等を 表わす実際のデータである。コストへの配慮から、遠隔連動装置30を、後に述 べるネットワークから特定の時間帯に販売データを送信するよう設定して、送信 専用装置としてもよい。この販売データは、重複的にコンピュータで確実に受信 されるよう、一定期間をおいて何度送信してもよい。 別々の遠隔装置に各々の情報を時間差を設けて送信するよう設定することによ って、単一のチャンネルが重複するのを避けることもできる。サンサーーを使用 していれば、重複が生じた場合、延滞によって同時送信を防ぐことができる。複 数の遠隔装置が送信を延滞した場合でも、送信が全くなくなるまでその状態が保 たれるのがよい(好みによって、送信後に販売データを非活動的情報 として記憶装置に保存し、安全用のバックアップを行なうこともできる。しかし 、機械の物理的検査によって、同一情報は確認されるので、これは選択肢である )。繰り返すが、コストへの配慮のから、一切の非常警報を、記憶装置に保存せ ず、直接送信するよう設定することもできる(警報は、通常、一定の状態におか れ、指示条件が可動するまでその状態が保たれる)。 遠隔連動装置30は、選択的に種々の情報を設定したり、又は(自動再設定入 力の有無に関わらず)処理装置を取付ることによって、サービス周期の最後に事 前設定条件に自動再設定することができる。在庫に関しては、これらの事前設定 を自動販売機のスロットにある商品の最高数と合わせるのがよい。また、この事 前設定には、様々な最低数値、温度、警報条件、そして後で述べるコンピュータ 15の特定の指示事項等が含まれる。ローカル・インタフェース31によって、 特定の個別スロットに誤差が生じた場合、サービス係が在庫を補充したり、連動 制御装置や記憶装置の他の特徴を再規定することもできる。 遠隔連動装置30は、ネットワーク16でコンピュータ15と交信する。ネッ トワーク16は、遠隔連動装置30からコンピュータ15にデータを送信するあ らゆる伝達装置を指す。これには、ラジオや携帯電話、その他の伝達装置が含ま れる。ワイヤレスのものが好ましい。データは、ネットワーク16で送信される ものに限定さ れる為、速度、明瞭さ、ノイズの少なさへの必要条件は最小である。送信の重複 と比較的遅い速度は容認し得るものである。 二重方向性のあるネットワーク16は、コンピュータ15から遠隔連動装置3 0に交信する。これによって、コンピュータ15は、一切の情報を実際に遠隔連 動装置30から受信したことを確認できる。また、これによって、コンピュータ 15は、遠隔連動装置30での送信を開始し、連動制御装置の作動や遠隔連動装 置30の記憶装置を修正し、あるいはシステム10を遠隔作動することができる 。 より高性能な電子指示自動販売機では、種々の商品の価格変更に、二重方向性 のネットワーク16を使用することもできる。 この例としては、古い在庫を減らす為に、社員への恩給として特定時にコーヒ ーの値段を下げることがある。更に、例えば、需要が高く在庫の低い時には、特 定商品の価格を上げることもできる。 制御装置32は、ネットワーク16とコンピュータ15との間に位置している 。この制御装置32の目的は、コンピュータ15にネットワーク16を管理させ ることである。特定の具体化では、制御装置32が入力・出力データをネットワ ークで送信できる形態に変換する。 加えて、制御装置32は、別の警報指示機33と内部接続される。この警報指 示機は、入ってきた警報の状態 と場所について直接的な指示を与える。これによって、オペレータは、コンピュ ータ15をその他の個別処理に活用することができ、また、いかなる理由でコン ピュータ15が連絡を受信中でなくても、警報が指示される。複数業務を行なう コンピュータの場合、負荷計画や常勤計画により、受信による警報指示を稼働し 、入力された警報指示信号を不断に分析することもできる。 コンピュータ15は、ネットワーク16を作動する制御装置32と交信する。 例示した特定のコンピュータ15は、RS-232連続ケーブルを使用する制御 装置32に伝達する。加えて、コンピュータ15は、内部接続する様々な自動販 売機の状態を読取る為に、入力データを分析する。共通信号がコード化されてい る場合は、解読がデータ処理の前に行なわれるのがよい。 通常、コンピュータ15は、主な遠隔伝達ユニットで販売情報を探知し、デー タを獲得する。主要伝達装置には各々の身分証明コードが設けられており、単一 のコンピュータ15が複数の自動販売機から送信される情報を、混乱なく摘出で きるようになっている。コンピュータ15は、通常、この制御下で特定の一定時 間に連続的して様々な主要伝達装置を活発的に探知したり、データを自動受信す る。データ獲得ユニット20によって入力される情報の一切は、統一条件化され ている為に、探知対象にある自動販売機の製造元や型を問わず、統一のパラメー ターのある単一のデータベースを利用することができ る。 コストへの配慮から、コンピュータ15は、特定商品の販売周期数によって、 特定の販売機にある在庫を記録追跡することができる(例えば、遠隔連絡装置3 0を代用できる)。こうした販売周期は、販売機に設定された数から摘出された 結果(通常は販売機の最大収納数)と共に、コンピュータに累積追加される。こ の設定は、自動(例えば、特定の製造元や型の入力時)、又は手動で行なわれる 。コンピュータが、サービス・コール時の指示によって、販売機に設定された数 値を再設定できることが好ましい。サービス係はこの数値まで商品を補充し、コ ンピュータは論理的に在庫を記録追跡することができる。少々の誤差は、この簡 易システムへのコストとして容認できる。選択的に、ローカル・インタフェース を用いて、こうした誤差を記録追跡することも可能である。また、販売機の設定 数値を実際にサービス係が入力した数値まで自動更新するコンピュータやバーコ ードによる在庫管理も可能である。コンピュータ在庫必要条件を作成する為、販 売機が実際に発注した在庫に基づいて、コンピュータによる記憶装置の更新が行 なわれる。このようなシステムでは、複数の収納容器(例えば、24個の缶商品 等)を単位として、コンピュータに在庫必要条件を作成させることもできる。 コンピュータ15には、経時的データを保管する長期性記憶装置を備えるのが 理想である。この長期性記憶装 置により、オペレータは一定期間内に自動販売機に生じた事象を追跡することが できる。また、これによって、オペレータは、何が売れて何が売れないか、どこ で売上げがあるか、いつ在庫を交換・補充すべきか、販売機の保存条件がどうで あるか、どの販売機にどのような問題が生じたか、販売機にどのような経時的特 徴があるか等を判断することができる。 ここに示した特定のシステムには、これらに加えて、データ記録装置34と呼 出装置35が含まれる。 データ記録装置34は、コンピュータ15から独立した記録システムに、制御 装置32からのデータを直ちに保存する。これにより、コンピュータが破損、破 壊した場合に、自動販売機の状態に関するデータを自動的にバックアップするこ とができる。また、これによって、自動販売機からのデータを、例えば、アメリ カ人の購買習慣についての大学の研究機関等の第三者に提供することもできる。 呼出システム35は、特に警報発生時に、自動販売機の状態を遠隔の者まで直 接連絡する。これにより、コンピュータ15の位置にいない者が、直ちに警報の 連絡を受け、迅速に処置を施すことができる。呼出システム35は、自動販売機 の位置にいる者と警報の種類を自動的に提供できることが好ましい。この後者に より、緊急を要する侵入警報を受信する一方で、在庫低下警報等を選択的に無視 することができる。これにより、オペレータ が侵入警報と勘違いするようなものを排除できる。呼出送信機は、コンピュータ 15に付けられるのが好ましい。これによって、自動販売機の全ルートに一つの 呼出送信機を使用できる。 上のブロック図解は例で示したものあり、ここに述べる全体の作動から逸脱す ることなく、部品の位置を変えたり、組み合わせることができることを理解され たい。 図4は、この発明による、複雑な遠隔連動装置30を表わすワイヤ固定された 送信・伝達回路50のブロック図解である。この中にある遠隔の自動販売機の各 々には、販売機の作動を監視し、データパケットをネットワークで中央のコンピ ュータに送信する、送信・伝達回路50が備えられている。 この送信・伝達回路50には、自動販売機内にある120交流ボルトやその他 の電源信号を探知する複数のオプトカップラー52が含まれる。例えば、通常、 一つの信号は、販売機内の各商品に関する販売事象を意味する。オプトカップラ ーには、それぞれ54、56、58、60、62の導線が5つ付けられている。 この例では、最初の導線54は、電源の使用を感知する自動販売機内の要因に接 続する。2番目の入力導線56は中立線に接続され、出力導線58はI/0 ポイン ト80に接続する。ここに示した導線58は、入力導線54における120交流 ボルトの有無を指示する論理レベルのディジタル信号を搬送する。オプトカップ ラー52自体は、導線60で 供給される直流電圧を電源とし、導線62に接地するよう接続される。一般の自 動販売機では、モータ、コンプレッサ、そして指示灯の一切は、この場合120 交流ボルトである電源信号によって、電源と接続される。従って、複数のオプト カップラー52は、これらの要因を監視するのに用いられる。 送信・伝達回路50には、単一又は複数のスイッチ70が付いている。これら のスイッチは、大抵直流である。典型的な例には、装置の外部についた温度サン サーがある。この例では、各スイッチは、電圧供給(+V)と連結した抵抗器7 4により、論理的な高電圧(+5ボルト)にまで上昇した導線72が含まれる。 スイッチ70を切ると、導線76によって、導線72が接地するよう接続される 。導線72は、I/0 ポイント80に接続される。例の感知・伝達回路50には更 に他のサンサーが含まれ、この場合、自動販売機の温度を監視する温度サンサー 回路77がそれにあたる。温度サンサー77は、I/0 ポート80の出力に接続す る導線78で出力信号を提供する。この温度サンサー77は、自動販売機内の温 度が事前設定の最高温度を超過した場合に、高レベルの論理信号を作成する。事 前設定された最低温度を低下した場合は、低レベルの諭理信号を作成する。 I/0 ポート80は、従来のバスと制御導線82のセットによって、マイクロプ ロセッサ84に接続する。例のI/0 ポイント80には、最高24個のサンサーー から送 られる出力信号と接続する、8ビットから成る最低3つのレジスタ(別途には示 されない)が含まれる。従って、これらのサンサーの状態は、レジスタの8ビッ トの内の1ビットを読むことにより決定される。例えば、レジスタの2番目のビ ットは、オプトカップラーに接続されている場合、120交流ボルトの電源信号 がいつ自動販売機の「釣銭切れ」点灯ランプに送られるのかを探知することがで きる。2番目のビットを読むことにより、マイクロプロセッサは釣銭切れかどう かを探知できる。この種の長い信号は一回で簡単に探知することができる。自動 販売機のその他のパラメータは、一定期間におけるサンサーーの出力を記録追跡 することによって探知できる。例えば、自動販売機内のコンプレッサが電源を使 用する間、I/0 ポートにあるレジスタの3番目のビットがオプトカップラーに接 続されると想定する。3番目のビットを読み、それがいつ論理的であり、いつ論 理的でないかを一定期間内に記録追跡することによって、マイクロプロセッサは コンプレッサの周期数を決定することができる。圧縮機に故障がある場合は、周 期数が過度に多くなる。 さらに、バスと制御導線82のセットを通して、このマイクロプロセッサに接 続されているのは、ランダムアクセスメモリ(RAM)86とリードオンリーメモ リ(ROM)88である。このROM88は、適切なコンピュータのプログラムを 暗号化し、マイクロプロセッサに複数のサ ンサーから送られた信号を読取らせ、後から述べるようにサンサーの状態を中央 のコンピュータに送信する。例の感知・伝達回路には、汎用非同位相受信・送信 機(UART)90とモデム94が含まれていることが好ましい。汎用非同位相受信 ・送信機90は、バス82送信用の並列データを、導線92からモデム94へ送 信用の非同位相連続データに変換し、モデム94受信用の連続データを、マイク ロプロセッサの読取用の並列データに変換する。例のモデム94は1200ボー のモデムであり、ネットワークで送信用の変調アナログ搬送信号を使用し、デジ タル信号を受送信できるよう設計されたものである。他の送信基準も使用可であ る。例のモデム94に接続されるのは、ネットワークで信号を受送信できる適切 なアンテナ96である。プログラミングと互換性を簡易化する為、例のモデム9 4は、ヘイズ社製と互換性があり、プロトコルのよく規定されたデジタル信号を 受送信する。他のモデムや速度、伝達技術も使用可である。モデムなどのプログ ラミングは、コンピュータの伝達技術において既に普通の手段となっている。 例示された感知・伝達回路50には、導線102によって赤外線送信機104 と赤外線受信機106とに接続される、赤外線連続ポート100が含まれる。赤 外線連続ポイントは、サービス技術者の持つ手動データ入力ターミナルからのデ ータ受送信に使用される。 加えて、この装置では、連続(serial)ジャック108 が、そこに直接差込まれた手動データ入力ターミナルからデータを受送信できる よう、導線102に接続されている。 最後に、電池のバックアップ回路110を使用し、自動販売機の電源が断絶し た場合に、伝達回路を作動することもできる。 図5は、複数のモデムを示した状態を表示した図解であり、ここでは例のマイ クロプロセッサが機能し、感知・電送回路50を作動することができる。例のマ イクロプロセッサには、制御モード160、伝達モード190、サービスモード 250、分析モード290、そして警報モード340の最低5つのモードがある 。 感知・伝達回路の電源を入れると、例のマイクロプロセッサは、直ちに制御モ ード160に入る。例のマイクロプロセッサが、モデムを探知し、中央のコンピ ュータから受信された連絡信号の有無を確認する。連絡信号が受信されると、マ イクロプロセッサは制御モードを去り、中央のコンピュータ装置との間でデータ を受送信できるように、伝達モード190に入る。伝達連絡に過度のノイズが生 じたり、モデムが断絶信号を探知した場合、マイクロプロセッサは、伝達モード 190を去り、制御モード160に戻る。 信号が全く受信されない場合、例のマイクロプロセッサは、図4のI/0 ポイン ト80を探知し、自動販売機に配列された複数のサンサーの状態を判定する。サ ンサ ーの入力が警報を指示していれば、マイクロプロセッサは、制御モードを去り、 警報モード340に入る。例の警報モードでは、その警報の緊急性が判断される 。警報が緊急を要するものでなければ、マイクロプロセッサは制御モードに戻り 、中央コンピュータと遠隔の自動販売機が連絡を取る時に、中央コンピュータ装 置にその警報条件を連絡する。 警報が緊急性を要するものであれば、遠隔の自動販売機が中央のコンピュータ に連絡をとり、直ちに警報が連絡される。 例示されたマイクロプロセッサが(サンサーの入力を読取ることによって)探 知する別の条件には、サービス技術者からのサービス・コールがある。自動販売 機のドアに配置されたスイッチがドアを開けることによって稼働されると、例の マイクロプロセッサは、サービス技術者が暗号か事前設定された身分証明番号( PIN)を入力するまで、事前設定された一定時間待機する。万一、事前設定の一 定時間内に入力が行なわれると、マイクロプロセッサは、制御モード160を去 り、感知モード250に入る。サービス・モードでは、通常、サービス技術者に よって、自動販売機の補充在庫量や販売機からの取出金額、そして釣銭箱の残高 等に関するデータが入力される。例のマイクロプロセッサによって、一度サービ ス・コールの完了が確認されると、中央コンピュータ装置にそれを連絡するのに 、遠隔の自動販売機から連絡すべ きか、中央コンピュータ装置と直ちに連絡を取るべきか、又は中央のコンピュー タ装置から遠隔の自動販売機への連絡を待つべきかをチェックできることが好ま しい。サービス・コールの完了によって、中央コンピュータ装置に連絡するよう 自動販売機が設定されている場合、マイクロプロセッサはサービス・モード25 0を去り、伝達モード190に入る。もしくは、マイクロプロセッサがサービス ・モード250を去り、制御モード160に戻ることもある。 伝達モード190の例では、例のマイクロプロセッサと中央コンピュータ装置 がネットワーク16でデータパケットを受送信する。遠隔の自動販売機から中央 のコンピュータに一切のデータパケットが送信された後、自動販売機は中央のコ ンピュータに、自動販売機への送信用データの有無を尋ねることもある。 例示された分析モードでは、受信したデータパケットを検査し、マイクロプロ セッサの取るべき適切な行動が決定される。ここで決定される行動には、マイク ロプロセッサの記憶装置の内容の送信、マイクロプロセッサの記憶装置の再設定 、警報装置の検査、中央コンピュータ装置への伝達設定、そして警報条件や警報 の緊急性を規定する警報ビットの再設定等が含まれる。一旦受信したデータパケ ットを分析すると、例のマイクロプロセッサは、データパケットの指示する役割 を果たしてから分析モードを去り、伝達モードに戻り、別のデータパケット が送信されるのを待機する。受信したデータパケットが、例のマイクロプロセッ サに警報装置を検査するよう指示した場合、マイクロプロセッサは分析モード2 90を去り、非常警報モード340に入る。 図6は、上に述べた制御モード160でのマイクロプロセッサの作動手順を詳 細に示したフローチャートの例である。手順162から始まり、マイクロプロセ ッサは、手順164でヘイズ社製の1200ボーのモデムを基準のプロトコル1 64に設定する。例では、モデムのデータ送信には、一般の伝達媒体を介した変 調アナログ搬送信号が利用される。この例で更に詳しく説明するように、これは 、遠隔の自動販売機と中央コンピュータ装置の間で送信されるデータの量が比較 的少なく、そのデータが正確に受信されない場合には再送信される為に可能とな る。 従って、この発明は、送信時にエラーが生じても、また高速のディジタル・デ ータ送信用に特別設計されたモデムを使用しなくても利用することができる。例 のモデムが一度設定されると、次にマイクロプロセッサが、手順166で中央の コンピュータのコールが作成する連絡信号がネットワークに存在するかどうかを 、モデムで確認する。連絡信号が受信された場合、モデムは手順170の「オフ ・フック」に入るよう指示され、マイクロプロセッサは手順174の伝達モード に入る。連絡信号が全く受信されない場合、マイクロプロセッサはI/0 ポ ート80を読み取り、手順174で複数のサンサーによる入力の状況を判定する 。手順176では、警報の有無が判定される。サンサーの出力信号を単に読取る だけで、この判定を下せることもある。例えば、温度サンサーの出力信号が論理 1であれば、温度警報が存在する。その他の警報条件については、上に述べたよ うにコンプレッサの周期など、サンサーの出力における変化を一定期間追跡する ことによって判定できる。警報条件があれば、マイクロプロセッサは制御モード を去り、手順178警告モードに入る。 もし警報条件が全くなければ、マイクロプロセッサは、手順180の自動販売 機のドアに接続されたスイッチの状況を読み、販売機のドアが開けられたかどう かを判断する。もしドアが開けられていれば、マイクロプロセッサは手順182 のサービス・モードに入る。もしドアが開けられていなければ、マイクロプロセ ッサは手順166に再び戻り、モデムでの連絡信号の受信の有無を探知する。 図7は、伝達モード190におけるマイクロプロセッサの作動手順を示したフ ローチャートである。制御モードから伝達モードに入ると、マイクロプロセッサ は、モデムで、手順192のネットワークにおける過度のノイズや搬送信号の有 無を判定する。 手順192での判定結果が「有」であれば、マイクロプロセッサは手順194 の制御モードに戻る。伝達連絡 におけるノイズは過度でないが搬送信号があると想定した場合、マイクロプロセ ッサは、認定可能な「未承認」信号が手順196で受信されたかどうかをモデム で探知する。遠隔自動販売機と中央コンピュータ装置によって使用される伝達プ ロトコルでは、中央コンピュータ装置が、未承認信号を必ず先頭にしてデータパ ケットを送信するよう遠隔の販売機に指示を与える。末承認信号が受信されない 場合、マイクロプロセッサは、手順198の制御モードに戻る。 中央コンピュータに送信すべきデータパケットの各々は、例示されたマイクロ プロセッサのRAM内に配列される。各データパケットは、一般的に同一構造で ある。データパケットは、その内にある「パケットタイプ」バイトによって区別 される。 図11は、上に述べた図4の例のシステムにおける中央コンピュータ装置と遠 隔の自動販売機間で送信されるデータパケットの構造例を示したものである。各 データパケット360は、マーカー・バイト362から始められるのが好ましい 。コロンのASCII記号は、このマーカ・バイトに用いられる。マーカ・バイトの 次に送られるのが、パケット全長バイト364であり、これはマーカ・バイトを 除くデータパケットの全長を示すものである。一対のバイト366は、ユニット の識別番号を示す。監視伝達装置にある各自動販売機には独自の識別番号が付け られる。装置識別番号のバイトの次にあるのは連続番 号バイト368である。このバイトは、ユニットが中央コンピュータシステムに データパケットを発信するたびに増加する。連続番号の後を追うことによって、 中央コンピュータは、データパケットが失われたかどうかを決定することができ る。連続番号の次にあるのは、送信されるべきデータタイプ(型)を示すバケッ トタイプバイト370である。バイト372の後に連続的に送られるデータの解 釈方法を、中央コンピュータや自動販売機に指示するのがパケットタイプである 。そのデータの次に、例示されたデータパケットでは一対の合計確認バイトが含 まれ、これによって、受信用のマイクロプロセッサがデータパケット送信中に発 生したエラーの有無を判定することができる。次に説明するのは、自動販売機と 中央コンピュータシステム間の送信用データパケットにある5つの型の特定デー タ区画に挿入される連続したバイトである。例示されたデータパケットタイプは 、上に述べたパケットタイプのバイトにより指定される。例示されたパケットタ イプは、缶商品を収納する8つの縦列がある清涼飲料水用の自動販売機に関する 情報を送信するのに用いられる。この技術に知識のある者なら、このデータパケ ットタイプが、監視する自動販売機の種類によって簡単に修正できることが分か るだろう。例示されたシステムでは、縦列8つのみが使用されているが、技術的 には23個のセンサー入力数が備わっている。従って、縦列8つ以上の在庫デー タを提供することが可能である。 自動販売機から中央コンピュータシステムへの送信用データバケット タイプ 2 (サービスパケット)バイト名 内容 C1 縦列1補充商品 C2 縦列2補充商品 C3 縦列3補充商品 C4 縦列4補充商品 C5 縦列5補充商品 C6 縦列6補充商品 C7 縦列6補充商品 C8 縦列7補充商品 CARM 取出現金 CHLP 釣銭残高 タイプ 3 (警報ビット)バイト名 内容 0X0001 商品合計基準値以下 0X0002 縦列商品基準値以下 0X0004 釣銭切れ 0X0008 上限温度超過 0X0010 侵入警報 0X0020 コンプレッササイクル基準値超過 0X0040 RAMの合計確認故障 0X0080 リンクテスト 0X0100 サービス完了 0X0200 機械修理要連絡 0X0400 修理完了 タイプ 4 (RAMデータダンプ)バイト名 内容 ADDR 開始アドレス D0 データ・バイト0 D1 データ・バイト1 D2 データ・バイト2 D3 データ・バイト3 D4 データ・バイト4 D5 データ・バイト5 D6 データ・バイト6 D7 データ・バイト7 D8 データ・バイト8 D9 データ・バイト9 DA データ・バイトA DB データ・バイトB DC データ・バイトC DD データ・バイトD DE データ・バイトE DF データ・バイトF このデータパケットは例示であり、別のデータ・システムには別のデータパケ ットを使用することができる。 次に、図7の例に関しては、手順196にて一旦末承認(NAK)信号が受信さ れると、マイクロプロセッサは、まず、手順206でデータパケットを列に加え てから、中央のコンピュータへデータパケットの送信を開始する。データパケッ トは、次に手順208に送信される。送信に続いて、マイクロプロセッサは、手 順210で他の末承認信号が受信されたかを再びモデムで探知する。中央のコン ピュータから別の認知可能な未承認信号が送信された場合、マイクロプロセッサ は送信が確実に完了しなかったことを察知する。従って、マイクロプロセッサは 手順208まで戻り、データパーケットを再送信する。手順210で未承認信号 が全く受信されない場合、マイクロプロセッサは、手順212まで進み、モデム で別の承認済信号が受信されたかどうかを探知する。承認済信号が全く受信され なければ、プログラムは手順214の制御モードに戻る。もし承認済信号が受信 されれば、マイクロプロセッサは、中央コンピュータ装置が確実にデータパケッ トを受信し、送信されたデータパケットが手順216の列から取除かれたことを 察知する。 データパケットを列から除去した後、例示されたマイクロプロセッサは手順2 18の列が空いているかどうかを判定する。もし列が空でなければ、マイクロプ ロセッ サは手順218まで戻り、上に説明したように次のデータパケットを送信する。 データパケットの列が一度空になると、例示されたマイクロプロセッサは手順 220に進み、承認済信号を中央のコンピュータ装置まで送信する。この承認済 信号によって、遠隔の自動販売機がデータパケットの受信を待機していることが 中央コンピュータ装置まで指示される。データパケットが、中央のコンピュータ から遠隔自動販売機に送信される。この例では、これらのデータパケットは、下 記のパケットタイプで定義されている。 自動販売機から中央コンピュータへの 送信用データパケット タイプ 101 (開始アドレスからのマイクロプロセッサ記憶装置にある16バイトを送信) バイト名 内容 ADDR 開始アドレス(2バイト) タイプ 102 (開始アドレスからのマイクロプロセッサ記憶装置にあるNバイトを書き直す) バイト名 内容 ADDR 開始アドレス(2バイト) DO...DN nデータバイト(n= パケット長−9) タイプ 103 (中央コンピュータの電話番号を書き直す) バイト名 内容 PH1...PH36 36バイト電話番号 DO...DN (ブランク−外部向け警報 なし) タイプ 104 (自動販売機の警報の基準をセット) バイト名 内容 CA 1日当りコンプレッサ最大サイクル CI 1日当りコンプレッサ最小サイクル UNID 自動販売機のユニットIDを書き直す CB 警報回数チェック CC コンプレッサ周期警報稼働中 (enabled) -1 IN 非常侵入警報稼働中 -1 TE 温度超過警報稼働中 -1 CD 釣銭切れ警報稼働中 -1 CP 縦列商品警報基準 -1バイト TPBC 商品合計警報基準 -2バイト SV サービス完了によるサービス パケット送信警報稼働中 -1 タイプ 105 (自動販売機の警報ビットをリセット) バイト名 内容 BPBP 警報ビットのパターン設定 -2バイト タイプ 106 (サービス技術者の暗証番号設定) バイト名 内容 PWI ... PW7 暗証番号を規定する 7バイトの数字データ タイプ 107 (サービス技術者用伝言録音) バイト名 内容 ME1 ... ME16 サービス技術者用の16バイトの アルファベットや数字のデータ 手順222で、例示されたマイクロプロセッサは、コロンのシンボルであるAS CII表示が事前設定された通り送信されたかどうかを判定する。図11に示すよ うに、この認知可能な信号は、自動販売機と中央のコンピュータとの間で送信さ れる、一切のデータパケットの初めにマークされている。もし、コロンのシンボ ルが全く送信されなければ、マイクロプロセッサは手順224の制御モードに戻 る。一旦、コロンのシンボルが受信されれば、マイクロプロセッサは、手順22 6で、全てのデータパケットが確実に受信されたかを判定する。もし、データパ ケットが正確に受信されなければ、マイクロプロセッサはモデムで手順220の 未承認信号を送信し、データパケットが正確に受信されなかったことを連絡する 。マイクロプロセッサは、次に手順222に戻り、再送信さ れる同一のデータパケットの始まりを探知する。 データパケットが確実に受信されると、プログラムは分析モード290まで進 められ、下に詳しく述べるように、データパケットの指示する業務が遂行される 。分析モードから戻ると、マイクロプロセッサは、手順232にて、モデムで承 認済信号を送信した後、データパケットの受信と業務遂行が完了し、自動販売機 が次のデータパケットの受信体勢に入ったことを中央のコンピュータまで連絡す る。この過程は、中央のコンピュータがデータパケットを送信し損ねるまで継続 され、マイクロプロセッサは手順224の制御モードに戻る。 場合によっては、マイクロプロセッサが、中央コンピュータ装置への連絡を開 始することもある(緊急警報の発生時や、マイクロプロセッサが、サービス・コ ール完了後直ちに中央コンピュータ装置に警報するよう設定されている場合等) 。 手順220では、マイクロプロセッサが、中央のコンピュータと連絡するよう モデムに指示する。マイクロプロセッサは、次に、モデムで手順202における キャリアの有無を確認する。もしキャリアが全くなければ、マイクロプロセッサ は手順200に戻り、再びダイアルする。中央コンピュータへの連絡時にマイク ロプロセッサは、事前に配列された警報やサービス完了のデータパケットを送信 する。中央のコンピュータへのデータパケットの送信は、既に述べた通り行なわ れる。 図8は、サービス・モード250における例示されたマイクロプロセッサの操 作手順を示したフローチャートである。マイクロプロセッサが自動販売機のドア が開けられたことを探知し、制御モードからサービス・モードに移ると、マイク ロプロセッサは、事前設定された一定時間内(例えば10秒以内)に、サービス 技術者によって暗証番号や認知可能な信号が入力されたかどうかを判定する。特 定の暗証番号は、マイクロプロセッサの等速呼出記憶装置に保存され、中央コン ピュータ装置でいつでも変更することができる。 事前設定された一定時間内に暗証番号が入力されない場合、マイクロプロセッ サは、手順254の侵入警報を開始させ、手順256の制御モードに戻る。次に 、マイクロプロセッサは侵入警報のビットが設定されるのを確認してから警報モ ードに入る。 暗証番号が事前設定された一定時間内に入力された場合、マイクロプロセッサ は、次に、サービス完了に関する情報を入力するようサービス技術者に指示する 。手順258では、マイクロプロセッサが、技術者に自動販売機の各縦列への補 充商品合計を尋ねる。手順260では、マイクロプロセッサが機械からの取出金 額をサービス技術者に尋ねる。手順262では、マイクロプロセッサが釣銭箱の 残高をサービス技術者に尋ねる。 サービス完了後、マイクロプロセッサは、サービスのデータパケットを作成し 、それを手順264に配列する。 サービス・コールが一旦完了すると、マイクロプロセッサは、手順266にある 一対の警報反応コードのバイトにある、サービスのパケット・ビットの状態を読 み取る。このビットは、サービス・コールの完了時に、中央コンピュータと連絡 を取るべきか、中央のコンピュータから販売機に連絡があるまで、サービス技術 者の入力した情報を保留すべきかを、自動販売機に指示する。サービスのパケッ ト・ビットが、サービスの完了時に中央コンピュータに連絡するよう指示した場 合、マイクロプロセッサは、データパケットを手順268の伝達モードに進める 。 サービスのパケット・ビットが、サービス完了後に中央コンピュータへの連絡 を保留するようマイクロプロセッサに指示した場合、マイクロプロセッサは手順 270の制御モードに戻る。 図9は、分析モード290におけるマイクロプロセッサの操作手順を示したフ ローチャートの例である。マイクロプロセッサは、伝達モードから分析モードに 入ると、図11の受信したデータバケットの4番目のバイトが指示するパケット タイプを読取る。4番目のバイトは、取るべき行動をマイクロプロセッサに指示 する。手順294では、データパケットが101タイプであるかどうかを判定す る。もしデータパケットが101タイプであれば、マイクロプロセッサは、手順 296で受信したデータパケットにあるデータの開始アドレスの始めに、RA Mの中身を送信する。手順298では、マイクロプロセッサが、開始アドレスの 始めに、モデムで16バイトのデータを送信する。一旦データを送信すると、プ ログラムは手順334の伝達モードに戻る。 手順300では、データパケットが102タイプであるかを判定する。データ パケットの102タイプは、RAMの一部を中央コンピュータから受信したデー タ価値に上書きするようマイクロプロセッサに指示する。手順102では、マイ クロプロセッサは開始アドレスを読取り、上書きすべきバイトの数を決定する。 バイトの数は、パケットの全長バイトの価値から9を引いて決定される。手順3 04では、新しい記憶数値が読込まれ、手順302で判定される開始アドレスの 始めにRAMが上書きされる。RAMを上書きすると、マイクロプロセッサは伝 達モードに戻る。 手順306では、データパケットが103タイプであるかを判定する。このデ ータパケットタイプは、中央コンピュータへの伝達用パラメータを修正するよう マイクロプロセッサに指示する。手順308では、マイクロプロセッサは36バ イトのデータを読取る。 これらの36バイトは、手順310の中央のコンピュータで保存される。上書 きした後、マイクロプロセッサは伝達モードに戻る。 手順102では、データパケットが104タイプであるかを判定する。このデ ータパケットタイプは、自動販 売機の警報条件を設定する警報反応データを上書きするようマイクロプロセッサ に指示する。手順314では、マイクロプロセッサが新しい警報反応データを読 取り、手順316では、マイクロプロセッサが、以前の警報反応データを無効に する。警報反応データの上書きした後、マイクロプロセッサは伝達モードに戻る 。 手順318では、マイクロプロセッサが、データパケットが105タイプであ るかを判定する。105タイプのパケットは、一対のバイトにビットを人工設定 し、上に述べたように、自動販売機の警報条件を規定するようマイクロプロセッ サに指示する。警報バイトの設定後、マイクロプロセッサは、手順122の警報 モードに進み、そこから警報バイトを中央コンピュータ装置に送信する。 例示されたデータパケットが105タイプでない場合、マイクロプロセッサは 、手順124でそれが106型かどうか判定する。106タイプのデータパケッ トは、サービス技術者の暗証番号である7バイトを読むようマイクロプロセッサ に指示する。古い暗証番号は、伝達モードへ戻る前に、手順328で上書きされ る。 最後に、マイクロプロセッサは、手順330で受信したデータパケットが10 7タイプであるかを判定する。107タイプのデータパケットは、サービス技術 者が次のサービス・コール時に読む為の、アルファベットと数字から成る16バ イトのデータを記録する。 この伝言のバイトは、マイクロプロセッサが伝達モー ドに戻る前に、手順332で記憶装置に保存される。 図10は、非常警報モードにおけるマイクロプロセッサの操作手順を示したフ ローチャートの例である。マイクロプロセッサは、制御モードから警報モードに 入ると、手順342で警報反応バイトを読取る。手順346では、マイクロプロ セッサは上に述べた警報バイトを警報反応バイトと比較し、警報が緊急であるか を判断する。緊急事態であれば、マイクロプロセッサは、警報データパケットを 作成し、手順352の伝達モードに戻る前に、手順348に配列する。緊急事態 でなければ、マイクロプロセッサは、単に手順352の制御モードに戻る。図1 2は、サービス技術者が例示されたマイクロプロセッサにデータ入力する時に使 用する手動データ入力ターミナル400の図解例である。この装置によって、サ ービス技術者は、販売機への補充商品量、取出金額、釣銭箱の残高等のデータを システムに入力することができる。例示された手動ターミナル400には、一連 のキー406と入力ボタン408を含むケース402が付けられている。キー4 06は、ディスプレー408のアルファベットや数字の入力に用いられ、そのデ ータは入力キー408によって、マイクロプロセッサに送られる。マイクロプロ セッサと手動ターミナルの間の伝達は、410に示す通常の赤外線受送信器、又 はステレオのプラグ等の機械的な接続を用いて行なうのが好ましい。 ステレオのプラグでは、チャンネルの一つを手動ユニ ットからの送信用にし、もう一方のチャンネルを自動販売機からの連絡受信用に する。 図13は、上に述べた手動データ入力ターミナル400のブロック図解である 。この特定の手動ターミナルには、そのマイクロプロセッサ420と、ROM4 24、RAM426が含まれ、これらはバスと制御導線422のセット上のマイ クロプロセッサに接続している。加えて、キー406とディスプレー404も、 バス422のマイクロプロセッサに接続されている。例示されたマイクロプロセ ッサは、連続ポイント430を介して、自動販売機の送信伝達回路と伝達する。 例示されたポートは、赤外線通信機械432を可動するよう接続された連続ポー トである。加えて、送信伝達回路から手動ユニットへ送られる赤外線信号の受信 用に、赤外線受信機434が使用される。機械的プラグを使用した場合、受送信 の信号は、サービス技術者の挿入する従来のプラグに接続され、自動販売機に適 切なコネクターを使用することができる。手動ターミナル400は電池428を 電源とする。 自動販売機で電源を提供することも可能である。 遠隔リンクユニット30からネットワーク16で送られた自動販売機の情報は 、受信後にコンピュータで選択的に表示・操作することができる。 この発明では、データ獲得ユニットによって、事実上、自動販売機に関する必 要な一切の情報を単一のデータベースに保存し、同一設定で処理を行ない、実際 に一定数 のビデオ画面に分かりやすく表示することができる。 単一のデータベースに関して、単一システムにある個々の機械に関する一切の データは、単一のデータベースに保存され、そのデータベースには数々のフィー ルドが設けられ、共通信号の最高能力として名称を確認一致できることが好まし い。 これによって、各機械のデータを統一的に、分析・表示することができる。こ れには自動販売機の画像を表示したり、報告書等を作成することが含まれる。こ の種のシステムでは、フィールドが空白の場合がある。データベースの空白のフ ィールドは、このシステムで図解表示をしたり、報告書を作成する際には、無視 してよい。これは、空白のフィールドをブランク化する処理用ソフトウェアの副 プログラムで行なうことができる。 共通信号が(図3のマトリックス装置で述べたように)解読され、又はコンピ ュータで処理される場合、これをデータベースに保存する前に行なうことが好ま しい。同一設定に関しては、この設定は、図解の表示や報告書の作成をデータベ ースと同一方法で行なわれる。同一方法には、データを処理する際に、空白のフ ィールドを見分けるデータ阻害化やブランク化用の副プログラムのセットが含ま れ、自動的に可動できるのがよい。 図解表示に関しては、これに稼働中のフィールド情報のみを自動的に表示し、 ディスプレーを適切に修正することが含まれる。例えば、特定の販売機に在庫用 の縦列 が5つ、周期性のコンプレッサ、温度警報器、そして侵入警報があり、これらが 一旦設定・使用されると、温度警報器や侵入警報器のアイコンが可動中でなくて も(つまり正常な状態)、画面上にはそれらが表示される。更に、プログラムで 縦列の15ある事象を作成できても、表示されるのは稼働中の縦列5つのみであ る。オペレーターは、縦列全体に拡大したり、3分の1に縮小表示できる。しか し、例えば、釣銭切れのセンサーやフィールドが無ければ、釣銭用のアイコンは 画面に表示されない。 共通信号の内容を用いる画面上の限定に関しては、上に述べたようにデータの 無いパラメーターを無視したり、表示しないようプログラムされたソフトウェア を使用して、一つの画面を全ての販売機に利用することは技術的に可能である。 例えば、在庫用の縦列が12と侵入ドア開口スイッチがあり、温度センサーや圧 縮センサー等がない自動販売機では、稼働中の情報のみ(商品在庫用の縦列が1 2と侵入ドア開口スイッチ)が表示される。付属されていないセンサーは(もち ろん別の販売機には該当することがある)、この販売機に関しては表示されない 。従って、システム自体は画面に表示されたデータを追跡し、利用可能なデータ のみを処理でき、同時にソフトウェアが非常に複雑な画像表示できることが好ま しい。情報の欠落したものや空白のフィールドは無視される。更に、自動販売機 の情報を統一的に提供できる限定数のコンピュータの副プログラムにより、デー タを操作する ことも可能である。これによって、特定の機種の差異を問わず、単一の図解的表 示を全ての販売機に適用し、画一的な方法で自動販売機の共通要素を表示するこ とができる。 数百からなる(200以上)特定の自動販売機の種類がある中で、機械の基本 的な共通点により、基本的で重要なデータを数少ない画面に表示することができ る。例えば、自動販売機の基本的画像イメージを20使用すれば、今日の市場に ある大方の販売機を表示できることが確認されている。これら基本的画像用のデ ィスプレーに関する情報の備わった中央データベースのあることが好ましい。 手動や自動による適切な画像仕様に基づいて、コンピュータ15は、自動販売 機の適確なイメージを正確に表示できるように作成する。 画面の他の部分には、例えば、様々な条件のアイコン等を同様に作成すること ができる。商品の在庫が画面に表われた時、この在庫商品はイメージを表わすよ う作成されるとよい。例えば、缶商品の自動販売機には在庫用の縦列があり、そ こに缶の円形低部が並べられる。更に、釣銭の状況を示す場合は、釣銭の箇所に 小銭の端が長方形に並んで表示される。 共通信号の内容によっては、全ての自動販売機に同一の画面を使用することが 技術的に可能であり、機種の差異を問わず、共通の情報を表示することができる 。この 理由から、オペレータは、機種の違いにではなく、その状況に関心を払うことが でき、この状況は主に共通の操作要因に依存している。システムの作成する報告 書に大きく依存するオペレータもいる。 オペレータが直感的に操作できるよう、複数の画面で機種を表示できるのが好 ましい。 例えば、1)缶・容器、2)菓子、3)スナック、4)冷凍アイスクリーム・ アイスキャンデー、5)珈琲・ココア・紅茶、6)缶・清涼飲料水、そして7) 使用されるサービス用に画面を7つ用いて、オペレータが自動販売機でよく販売 される商品の種類を認識できるようにする(上に述べたように、画面を20使え ば、大方の機種を正確に表示することができる)。さらに、画面については、例 えば、伝達用やルート用の画面を使用することによって、システムへの接点を設 けることができる。画面は、既に述べたように、異なった編成で表示されるのが やや難しい機種等を含む、大方の自動販売機に関する最適な情報量を表示できる よう設計されていることが好ましい。例えば、各横列に約75缶が入り、各横列 に縦列の選択肢が9つある、大型の缶・容器用の自動販売機があり、一方で各々 に25缶入る縦列の3つある缶・容器用の自動販売機もあるとする。このような 場合、基本画面のプログラムは、大きい方の機種のデータを表示できるように設 計される。これは、画面の基本設定条件である。しかしながら、小さい方の機種 や能力を入力す れば、画面には自動修正される必要情報のみが表示される(つまり、最大収納能 力25缶の縦列が3つ示されるだけで、最大能力75缶の9つの縦列のうち3列 、又は3分の1のみが使用中であるというようには表示されない)。これによっ て、自動販売機の型や製造元が違っていても、業者は限られた数や単一の共通画 面を使用して、多数の自動販売機の操作状況を理解するのに必要な情報の一切を 入手することができる。 オペレータに統一的な方法で情報が視覚画面上に表示されることに加えて、シ ステムでは、前述したように、機械の製造元や機種の差異に全く関係なく、デー タを保存し、共通の報告書を作成することができる。これは、全ての機種に共通 の信号を提供するデータ獲得装置を使用することによって可能となる。これによ って、あらゆる商品に関する報告書を作成することができる。例えば、一定の場 所における、一定数量の缶・容器、菓子、そして珈琲の必要量等を、その在庫商 品を必要とする実際の販売機から独立した同一リストに印字することができる。 更に例をあげると、地理的に広範囲にある警報器の数や種類を印字することもで きる。更には、特定在庫に必要量や特定のオペレータへの最適ルートの販売分量 もある。 同様に、先に述べたように、全ての入手情報に単一のデータベースを使用する ことができ、このデータベースは、オペレーターの好む様々な方法で、ソフトウ ェアを用いて操作することができる。これによって、特定製造 元の特定機種ごとに独自のプログラムを開発する必要がなくなり、付加価値ある サービスを活用することができる。更に、オペレーターがデータベース全体に共 通の概要を作成することもできる。 使用中のシステムで最も複雑な自動販売機の情報を操作できるよう、データベ ースには、十分な名称とフィールドのあることが重要である。各自動販売機に共 通信号を使用することにより、これらのフィールドは自動的にシステムからの情 報で満たされる。 フィールドを追加して、例えば、特定の自動販売機の機種や物理的な所在地( 番地)、物理的な位置、ルート等の機械の伝達基準、連絡名称、証明・暗証番号 、様々な在庫商品の種類と価格、あらゆる利用可能な警報器とその可動点(上下 点),そしてその他のプログラム上の要因と共にある重要事項(即ち.可動条件 による自動送信)等を含むこともできる。 例えば、画面上の図解表示や処理用ソフトウェア等のデータ処理は、非活動的 な名称やフィールドを無視するようプログラムされるのがよい。例えば、49点 の在庫商品数を収納できる装置で缶用縦列が3つしか使用されていない販売機が ある場合、その画像イメージや一切の報告書の作成では、46の空白のフィール ドは無視される。更に例をあげると、乾燥スナック用の販売機では、コンプレッ サや温度のアイコンは使用されない。特定機械のデータ処理の基準を設定する際 に、その機種を確認 できる情報の入った別のデータベースを利用することもできる。 全てのシステムにおいて、報告書を作成し、複数のユニット収納箱で在庫を補 充することができる(例えば、通常の24缶収納用の箱)。これにより、オペレ ーターの便宜を最大限に図りつつ、販売数のロットを削減することができる。 図14について、ここには中央コンピュータ装置による典型的なユーザー・イ ンターフェースの図解を示した。この中央コンピュータ装置は、監視下にある個 々の自動販売機を表示する(例には缶・容器用自動販売機を示した)。別の種類 (電話、スナック、たばこ等)の販売機では、表示に機種が示されるのが好まし い。通常、限定数の汎用表示では、既に述べた必要情報が提供される。まさに、 共通信号の内容によって、単一画面の使用が可能となる(上にも述べたが、関連 情報だけが表示されるように、データによって自動的に適用されるのが好ましい )。 例示されたディスプレー450には、自動販売機の要因を表わす様々なアイコ ンや事象が含まれる。これらのアイコンは(後から例を示すように)、それらが 意味する事物に相応した外観で表わされるとよい。自動販売機の共通要因によっ て、最小数のアイコンを用いるべきである。使用される特定アイコンは、データ ベースに基づいてソフトウェアが自動作成したものであっても、別途 に入力されたものであってもよい。 ここにある特定のディスプレー450には、自動販売機を表わす自動販売機の アイコン452が含まれる。これにより、経験の浅いオペレーターにも特定販売 機の状況が察知できる。例示された特定のアイコン452には、縦列にある商品 数を数える縦列勘定ボックス456や、各縦列には、縦列全体に比較してその缶 数を視覚的に表わす棒グラフ458が含まれる。 使用中の自動販売機を表わす縦横列は、販売機にある縦列が満杯の時には棒グ ラフが100%を指し、又その数が実際の縦横列数と等しいことが好ましい。こ の種の表示は、コンピュータに初期設定を入力を行なう際に、販売機の一般的な 型、縦列数、そして各縦列の最大容器収容数から作成することができる。例えば 、缶・容器用の販売機では、各々に一定の最大収納数のある縦列数(横列はなし )を事前設定の表示として初期に作成し、缶・容器用の販売機の選定を行なう。 実際の縦横列数を入力すると、事前設定の表示が現実の縦横列数に変更される( 例えば、縦列12行が6行になる)。実際の最大収納数を入力すると、同様に事 前設定の表示が個々に変更される(例えば、75から50になる)。商品の棒グ ラフでは、(例に示したような)手動や自動による入力で縦列の各収納缶数が変 更されない限り、100%の状態が保たれる。この事前設定を使用すると、オペ レータが最小限の入力で、(最善最適とまではいかなくとも)シ ステムを使いこなせることが好ましい。代替案として、適当なデータが入手でき るまで、縦横列や容器数を一切表示しないこともできる。いかなる時も、価値入 力を行なう単一副プログラムを自動表示できることが好ましい。自動販売機の販 売元や型を入力して、事前にインストールされたデータベースから自動的に作成 することもできる。 他の一般機種で入力を変更すると、別の初期表示が作成されるが、その表示は 縦列型でないことがある。例えば、例に挙げた缶・容器用の自動販売機のように 、一般のたばこの自動販売機では縦列しか使用されないが、一般のスナック用の 自動販売機では、XとYからなる縦横列のマトリックス(例えば、7x7)にお ける多数の選択肢や、段階的に画面から突き出た立体的な棒の表示(各棒の後ろ に数々のスナックを表示)が使用されることもある。 加えて、表示には、増加や減少、あるいはこの両方の指示機能を付けることも できる。後者の場合、ホテル等では、滞在料金の支払い前に、客室のカード・キ ーに50ドル相当のサービスや物品のクレジットをつけることができる。滞在客 が缶ジュースを購入したり、電話を使用するに従って、最初の50ドルが増加棒 グラフに表わされ、使用合計が示される。料金を客室に直接請求することもでき る(利用限度額を設けることもできる)。加えて、この場合、棒グラフの下部に ではなく、上部に警 報指示が表わされる。このように、ディスプレー画面には一般的に数種類あるが 、実際の表示ではこれと異なることもある。 画面の解像度にもよるが、一般的には、縦列の方が好ましい。 歴史的な部類に入る情報もディスプレー画面に表示することができる。これは 、一定期間の販売周期を示す多数の図解表示が単一画面に(狭い縦列で)表示さ れることによって起こり、オペレータが特定の縦列をクリックすると、特定商品 やその他に関する歴史的データを表わす複数の特定縦列が表示される。 図解表示で作成されるアイコンは、起動中のデータや機械のプログラミングを 基にして完成されるのが好ましい。これらには、下記のものが含まれる。 例示した特定のディスプレー452には、自動販売機の電源接続を示す電源の アイコン460が含まれる。電源が遮断されると、アイコン460は点滅し、利 用者に遠隔自動販売機の電源遮断が連絡される。この種のセンサーや指示器等は 、電気を電源とする多くの機械に共通している。 例には特定の缶・容器用の自動販売機を示した。この他の機種や販売商品、サ ービスを使用することもできる。この種の缶・容器用の販売機には、通常、コン プレッサが付いている。コンプレッサの周期性に高低の異常がある場合、冷蔵用 ループや機械に一般の故障が見られ、加 えて、機械操作への電気料金が増加する。この理由から、温度変更機能(冷却・ 温熱)のついた装置には、コンプレッサ周期のセンサーや指示器が付けられてい ることが好ましい。コンプレッサを表わすコンプレッサアイコン460は、ディ スプレーに図解的に説明されており、24時間周期のあるコンプレッサ数を表わ すコンプレッサ周期ボックス464の下に位置している。コンプレッサの周期数 が事前設定の限度を超過したり低下すると、コンプレッサのアイコン460が点 灯する。 例示された特定機械では、冷蔵機能の低下が必ずしも傷害を招くことはない。 しかし、清涼飲料水はやはり生ぬるいものよりも冷たいものが好まれる為、温度 のセンサーと指示器がシステム10に取り付けられていることが好ましい。この 種のセンサーは、温度変更装置の付いた多くの機械に利用することができる。 温度計アイコン466は、温度が事前設定枠を出た時に指示するよう備えられ ている。同様に、温度領域が異常であれば、温度計アイコン466が点灯する。 この他の種類の汎用センサーを、別の種類の自動販売機に利用することもでき る。好ましい具体化例には、以下のものが含まれる。釣銭アイコン468が釣銭 切れを示す。釣銭アイコンが点滅していれば、釣銭の不足していることが利用者 に伝えられる。無断侵入を表わすキーのアイコン470は、自動販売機のドアが 開けられ、暗証番号が入力されなかったり、それが誤っていると点滅 する。伝達のアイコン472は遠隔の自動販売機と中央の自動販売機の間の伝達 連動を表わす。このアイコン472が点滅していれば、利用者は伝達連動に問題 の生じたことを察知できる。 いずれの時も、警報を自動送信するか、あるいは規定時間の通常の送信時まで 保留するかと共に、個々の警報器の稼働レベル等の設定がオペレータによって行 なわれることが好ましい。これにより、オペレータは、システムを独自の仕様に 従って設計することができる。特定の自動販売機への連絡を表示するコンピュー タ15で警報を無視することもできる。例えば、オペレータによっては、自動販 売機に販売商品が残っていれば、特定商品在庫の低下に関心が払われる場合もあ れば、全く払われない場合もある。別の例では、缶用の自動販売機が大気温度を 保っていても、商品自体には危害が及ばないこともある。このように、オペレー タは、(Y以下やX以上でコンプレッサ警報が稼働するよう設定していても)自 動送信や温度警報が認知されないように選定することもある。 上の図解的なインタフェースは例で説明した。この発明によって、他のものを 利用することが可能である。 この種の図解的なインタフェースによって、オペレータは、直ちに注目すべき 条件(ドア開等の警報)や、いずれは注目すべき条件(短い黄色のバーで指示さ れる商品在庫低下警報)等を設定するのに必要な情報を入手し、 特定の自動販売機を個々に表わす多くの個別ディスプレーを迅速に処理すること ができる。オペレータは、時間をかけて同様のデータをアルファベットや数字の 表記で読解する必要なく、直感的にこれらの作業を遂行することができる。更に 、一般機種の共通信号や汎用ディスプレーを使用することによって、図解的な情 報が分かりやすく表示される。オペレータは、この後に余った時間を利用してデ ィスプレーを簡単にチェックし、より具体的な追加情報を得ることもできる。 ディスプレー450には、複数の小さいウィンドウにある特定の追加情報が含 まれる。 この追加領域にある特定情報の例には、自動販売機にある商品の確認、販売機 内の商品位置、販売機内の陳列位置、表示される販売機の伝達パラメータや販売 機の物理的所在地がある。更に例をあげると、この追加情報には、最後に行なわ れたサービスの日時、サービス係の指名と呼出装置番号、最新の警報リスト・等 他の詳しい情報等も含まれる。 特定の具体化例では、自動販売機内の各縦列にある特定の収納商品が領域47 4に表わされる。様々な縦列にある商品を銘柄と共に、オペレータまで確認され るのが好ましい。この情報は、通常、手で入力しなければならない。これによっ て、オペレータは、図解的なディスプレーをより良く把握できる。例えば、緑色 の棒線が2つの縦列にある在庫の適量を示し、同時に赤色の棒線が縦 列の一つにあるダイエット・ペプシの非常に低い在庫数量を示している場合、オ ペレータとシステムには、赤色の警報を比較的無難に無視できることを察知でき る。また、オペレーターが必要な商品を注文したければ、ディスプレーにある種 々の縦列を補充することができる。これに関連して、多くの商品は複数の商品収 納箱で出荷・梱包される(例えば、一箱24缶)。在庫を複数の収納箱単位で管 理し、半端な数の在庫を防ぐことができる。これは、通常、缶商品に行なわれる 。 例示されたウィンドウ476には、特定の自動販売機の位置が、他の情報と共 に規定されている。具体化例では、この情報には、販売機のあるサービス・ルー トの確認(連絡の名称)、この販売機への連絡方法(連絡暗証番号)、正確な機 種(製造元とモデル番号)、そして販売機の物理的所在地(番地や所在地)等が 含まれる。 この情報によって、オペレータは、機械に関する一切の問題を処理することが できる。 ウィンドウ478は、ディスプレー450に示される特定の自動販売機に生じ た最新の警報を追跡する。これによって、オペレーターは、そこに表示された問 題に対して適切な処置が既に取られたかを確認できる。この情報は、自動的に作 成される。 これは、ディスプレーの追加領域が提供する追加情報の一例である。 ディスプレー450を作成する情報は、中央コンピュ ータ装置にあるデータベース22に保管される。遠隔の自動販売機からデータパ ケットを受信する度に、データベースが更新され、これによって、ディスプレー 450を表示する際にその構成が変更される。従って、利用者は、ディスプレー 450を見ることによって、特定の自動販売機に生じた問題を容易に確認するこ とができる。古いデータは、付加価値のある情報を作成する為に、別個のデータ ベースに保管されるとよい。この例には、商品傾向分析、目立った機械の故障、 在庫商品の老朽化、その他の時間的情報の条件等が含まれる。 コストへの配慮から、一切のディスプレーをコンピュータで作成し、送信を簡 易化できるのが好ましい。特に、初期設定が行なわれると、通常、各商品の販売 周期数のみがネットワークで伝達される。残りのデータは、停滞状態とみなされ る(つまり、無信号の保留条件設定)。 この特定機械のディスプレーに加えて、特定のルートや販売地域にある全ての 販売機の主要警報が表示されることが好ましい。中央のコンピュータで提供され るこの種の図解的表示の例を図15に示した。 このディスプレー500には、利用者に対して、特定のルートにある全ての自 動販売機が表示される。これらのルートは、一人、又は複数のサービス技術者に 任されている。 ディスプレーには、特定のルート数や、特定のルートに含まれる各自動販売機 の数を表わすウィンドウ502 が表示される。特定の各自動販売機数の隣には、自動販売機内の警報状態を指示 する、色別コード化されたドット504がある。ドットが緑色であれば、警報事 態は存在しない。警報事態は赤色のドットによって表示される。これにより、一 切の緊急事態に関する全ルートの状況報告書が瞬時にオペレータに提供される。 従って、利用者がウィンドウ502を開けると、どの自動販売機に警報が発生し たかを容易に見つけることができる。ディスプレー500には、小さいアイコン 506が含まれ、その底部には、データベースに保管される各ルートが表示され る。小さいアイコン506の一つを選択すると、ウィンドウ502が開き、選択 されたルートにある個々の自動販売機が表示される。 ディスプレー500の上部左手部分にあるのは、ドット510である。このド ットは、中央コンピュータ装置との連絡時に、全ての自動販売機から送られた警 報パケットを利用者に連絡する。ドット510は赤色をしており、自動販売機か ら警報パケットを受信した場合に、聴覚警報として設定することもできる。利用 者は、ウィンドウ502を開けて、警報パケットを送信した自動販売機の数の横 にあるドット504を探すことにより、どの自動販売機が警報を作動させたかが 分かる。 以上から理解されるように、この発明によって、利用者は中央コンピュータ装 置から複数の自動販売機の操作状況を監視することができる。各自動販売機は、 定期的 に中央のコンピュータによって統合され、販売機内の現金額や販売機内の商品残 量、そして販売機に生じた警報状態等の関連情報が利用者に図解的に解説される 。 このように、この発明によって、利用者は、効率的にサービス訪問の予定を組 み、問題に対処し、そして販売機が十分に補充されていることを確認することが できる。更に、モデムの使用により、遠隔の自動販売機に、従来は不可能であっ た、一定の便利さと簡易さが実現されることとなった。 この発明の好適実施例を説明したが、この発明の趣旨と範囲から逸脱すること なく、様々な変更を加えることが可能である。独占権が主張されるこの発明の態 様は、以下に規定される通りである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハーン、スティーブン アメリカ合衆国ワシントン州 98011 ボ セル、セブンティーンス・エヌ・イー 16113 (72)発明者 ロビンソン、イアン アメリカ合衆国ワシントン州 98249 フ リーランド、サウス・フィッシュ 5835

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.単一又は複数の機械を監視し、遠隔の中央コンピュータに販売機からデー タを送信するシステムであって、 各々が機械の作動を表わすデータ信号を発生させる個々の機械に配置された複 数のセンサーと、 センサーが発生させるデータ信号を読解する手段を含み、複数のセンサーの各 々と接続された個々の機械に備えられた制御回路、及び、 センサーが発生させるデータ信号をネットワークで遠隔のコンピュータに送信 する為の伝達回路と、 を有してなる、システム。 2.前記遠隔コンピュータが、さらに、機械内のセンサーが発生させるデータ 信号と一致する単一又は複数のアイコンを含む機械を表示する図解的表示手段と 、 遠隔のコンピュータに配置された、センサーが発生させるデータ信号の変化に 対応するアイコンを更新するための手段、 とを有している、請求項1のシステム。 3.センサーが発生させるデータ信号を機械内で、単一又は複数のデジタル式 データパケットに編成する手段と、 伝達回路にデジタル式のデータ・パーケットをネットワークで送信させる手段 、 とを有している、請求項2のシステム。 4.機械が自動販売機であり、遠隔のコンピュータで単一又は複数のアイコン が作成されるシステムであって、 複数の縦列のある自動販売機の表示と、 自動販売機から送信されたデータ信号に比例して、高低の棒グラフで表示され る個々の縦列、 とを含む、請求項3のシステム。 5.前記単一又は複数のアイコンが、 電源用コンセントの表示を含み、 前記表示が、自動販売機からのデータ信号が販売機の電源遮断を示すアイコン が点滅する中央コンピュータによって表示される、請求項4のシステム。 6.前記単一又は複数のアイコンが、 コンプレッサの表示を含み、 前記表示が、自動販売機からのデータ信号が、一定期間内におけるコンプレッ サ周期が少な過ぎたり多過ぎることを示すと、アイコンが点滅するような中央コ ンピュータによって表示される、請求項4のシステム。 7.前記単一又は複数のアイコンが、 コインの表示を含み、 前記表示が、自動販売機からのデータ信号が販売機の釣銭切れを示すとアイコ ンが点滅するような中央コンピュータによって表示される、請求項4のシステム 。 8.前記単一又は複数のアイコンが、 キーの表示を含み、 前記表示が、自動販売機からのデータ信号が販売機のドアの無断開口を示すと アイコンが点滅するような中央コンピュータによって表示される、請求項4のシ ステ 9.前記システムが、 制御装置回路と接続された第一連続ポートと、 第一連続ポートを通して制御装置回路と伝達する第二の連続ポートを含む手動 データ入力ターミナルを有しており、更に、前記手動入力ターミナルがサービス 技術者による業務を制御装置回路へデータ入力する手段を含んでいる、請求項1 のシステム。 10.前記システムは、 機械のドアの開口を探知する手段と、 データ入力ターミナルからの身分証明コードの受信を制御装置回路で判断する 手段、及び、 ドアが開口した後事前設定の一定時間以内に身分証明コードが入力されない場 合に内蔵された警報器を発動させる手段とを有する、請求項9のシステム。 11.前記データ入力ターミナルと前記制御装置回路との間のデータ入力が、赤 外線伝達信号を介して行なわれる、請求項9のシステム。 12.前記手動データ入力ターミナルと前記制御装置回路との間でデータを送信 するために、第一と第二連続ポートに接続された取り外し可能なデータ・ケーブ ルが含まれている、請求項9のシステム。。 13.一カ所にある複数の自動販売機を監視し、機械から遠隔のコンピュータま でデータを送信するシステムであって、 主制御装置が遠隔のコンピュータへデータを伝達し、 他の従属制御装置が前記主制御装置へデータを伝達する手段を有する改良。 14.前記主制御装置と伝達するための前記他の従属制御装置の前記手段が専用 の結線ワイヤを含んでいることを特徴とする、請求項13のシステム。 15.前記主制御装置と伝達するための前記他の従属制御装置の前記手段が専用 の連続バスを含むことを特徴とする、請求項13のシステム。 16.前記主制御装置と伝達するための前記他の従属制御装置の前記手段が専用 の短距離ラジオを含むことを特徴とする、請求項13のシステム。 17.前記主制御装置と伝達するための前記他の従属制御装置の前記手段がX -10電源線の信号送信装置を含むことを特徴とする、請求項13のシステム。 18.複数の所在地と複数の主要・従属装置があることをを特徴とする、請求項 13のシステム。 19.前記システムが特定の電気信号の信号表示を発生させるためのセンサー手 段と、 遠隔監視位置へ前記信号を送信するためのネットワーク手段と、前記遠隔監視 位置において前記信号を処理して意味ある作動要因データに解読する為の解読手 段、及び、 前記データを処理して自動販売機の作動要因を遠隔監視する遠隔監視手段を含 む為に、自動販売機のデータを処理する遠隔監視手段を含んでおり、 特定の電気信号を有する自動販売機のいくつかの作動要因を遠隔監視するシス テム。 21.自動販売機がワイヤリング部を有しており、前記サンサー手段がデータ獲 得装置、及び、データ獲得装置をワイヤリング部を接続するタップ・ケーブル・ アセンブリーを含んでいることを特徴とする、請求項19のシステム。 21.各々で異なった特定の電気信号が使用される自動販売機が2つ有している システムにおいて、更に、第二の自動販売機で使われる特定の電気信号を表示す る信号を発生させる第2のセンサー手段と、 前記ネットワーク手段で遠隔監視位置に信号を送信する手段、 前記信号を処理し、同一の情報を第二の自動販売機に関して意味のある作動要 因データに解読する為の前記遠隔の監視位置での第二の解読手段、 第二の自動販売機における作動要因を遠隔監視する為に、第二の自動販売機に 関する前記データを処理する為の前出の遠隔監視手段を含むことを特徴とする、 請求項19のシステム。 22.前記解読手段と前記第二の解読手段が共通型信号を発生させることを特徴 とする、請求項21のシステム。。 23.前記センサー手段と前記第2のセンサ手段が共通型の汎用データ獲得装置 を含んでいることを特徴とする、請求項21のシステム。 24.自動販売機と第2の自動販売機の各々にワイヤリング部が具えられている システムにおいて、 前記サンサー手段がタップ・ケーブル・アセンブリを含んでおり、自動販売機 と前記第2のサンサ手段のワイヤリング部と接続されている前記タップ・ケーブ ル・アセンブリは第2のタップ・ケーブル・アセンブリを含み、 前記第2タップ・ケーブル・アセンブリは第2の自動販売機のワイヤリング部 に接続され、前記タップ・ケーブル・アセンブリとは異なっているいることを特 徴とする、請求項21のシステム。 25.パラメーターを有する自動販売機を監視するシステムにおいて、監視が遠 隔地で行なれ、 パラメーターによって稼働する警報手段、及び、 遠隔地のパラメーターに関する前記警報装置を調整する調整手段が改良された 、自動販売機監視システム。 26.前記警報手段が選択的に稼働を禁止することができることを特徴とする、 請求項25のシステム。 27.パラメーターが変動する値を有しているシステムであって、前記調整手段 がパラメーターの値に基づいて、前記警報を多様に稼働させることを特徴とする 、請求項25のシステム。 28.警報手段の稼働に値の上限があることを特徴とする、請求項27のシステ ム。 29.警報手段の稼働に値の下限があることを特徴とする、請求項27のシステ ム。 30.パラメーターが数であることを特徴とする、請求項27のシステム。 31.パラメーターがレベルであることを特徴とする、請求項27のシステム。 32.前記システムが特定の自動販売機の作動要因を表わす共通型信号を発生さ せる獲得手段と、 前記共通型の信号を遠隔の監視地に送信するネットワーク手段、及び、 特定の自動販売機の作動要素を遠隔監視するように前記共通型信号を処理する 遠隔監視手段を含む、 電気的・機械的な差異のある様々な自動販売機の作動要因を遠隔監視するシス テム。 33.前記自動販売機がワイヤリング部品を有しており、前記獲得手段がデータ 獲得装置と、ワイヤリング部に前記データ獲得手段を接続するタップ・ケーブル ・アセンブリーを含むことを特徴とする、請求項32のシステム。 34.前記システムが、データ獲得ユニットを特定の自動販売機に接続する手段 であり、前記データ獲得ユニットが特定の自動販売機の作動要因の共通型信号を 発生させる手段であるデータ獲得ユニットと、 遠隔監視位置へ共通型信号を送信するネットワーク手段、及び、 特定の自動販売機の作動要因を遠隔監視するように、前記共通型信号を処理す る遠隔監視手段を含む、 電気的・機械的な差異のある様々な自動販売機の作動 要因を遠隔監視するシステム。 35.少なくとも2種類の自動販売機を遠隔に監視することができ、各々の特定 の自動販売機に別々のデータ獲得装置が具えられていることを特徴とする、請求 項34のシステム。 36.少なくとも2種類の自動販売機を遠隔監視することができ、各々の特定の 自動販売機に別々の回路が具え備えられているシステム、であって、 第1のデータ獲得ユニットであって前記データ獲得ユニットである、第1の自 動販売機の回路を前記第1データ獲得ユニットに接続している第1のタップ・ケ ーブル・アセンブリーと、 第2のデータ獲得ユニットであって、第2の自動販売機の回路を前記第2デー タ獲得ユニットに接続している第2のタップ・ケーブル・アセンブリーを追加し て具えており、前記第2タップ・ケーブル・アセンブリーは前記第1のタップ・ ケーブル・アセンブリーとは異なっていることを特徴とする、請求項34のシス テム。 37.第2データ獲得ユニットが第1データ獲得ユニットと異なっていることを 特徴とする、請求項36のシステム。 38.前記ネットワーク手段に前記データ獲得ユニットを内部接続する汎用バス 手段が加えられたことを特徴とする、請求項34のシステム。 39.特定の自動販売機に在庫商品が保管されるシステム において、前記遠隔監視手段によって、在庫残量を図解的に表示することができ ることを特徴とする、請求項34のシステム。 40.特定の自動販売機に最大収納数の異なった在庫商品が最低2種類保管され るシステムにおいて、 前記遠隔監視手段によって在庫の比較残量を図解的に表示することができ、更 に、その表示により同様に比較的な在庫最大数量を指示できることを特徴とする 、請求項39のシステム。 41.前記共通型信号に横列と縦列の情報が含まれる、請求項34のシステム。 42.前記システムが、前記データ獲得ユニットと前記ネットワーク手段の間に 接続され、記憶装置を有している遠隔連動装置を有し、前記記憶装置は、自動販 売機の作動要因の変化を表示したデータを保管しており、前記データを前記ネッ トワーク手段へ送信する前記遠隔連動装置の手段をも含まれることを特徴とする 請求項34のシステム。 43.前記共通型信号が自動販売機内の信号であり、この信号の少なくとも幾つ かには同時発生的に暗号化され、それは前記遠隔監視手段が共通型信号を利用可 能な情報に変換することを特徴とする、請求項34のシステム。 44.少なくとも2種類の自動販売機を遠隔監視することができ、個々の特定の 自動販売機が同一のデータ獲得装置を使用することを特徴とする、請求項43の システム。 45.自動販売機の作動要因を遠隔監視するシステムにおいて、 前記システムが前記信号の全長によって、機種の違いを表わす個々の出力信号 を有しているセンサーと、 自動送信手段を含んでいる、前記信号を遠隔監視地に送信するネットワーク手 段とを有しており、 前記自動送信手段は、前記出力信号の全長により稼働される、システム。 46.前記出力信号が短い販売周期信号と長い警報信号を含んでおり、また、前 記自動送信手段が前記長い警報信号によって稼働されることを特徴とする、請求 項45のシステム。 47.次の送信時まで短い販売周期信号を保存する為の記憶装置と前出した記憶 装置が追加されていることを特徴とする、請求項46のシステム。 48.ネットワークで前出の記憶装置からの短い販売周期信号の送信を開始する 為の誘因手段が追加されていることを特徴とする、請求項46のシステム。 49.独自の特徴をもつ様々な自動販売機の作動要因を遠隔監視するシステムに おいて、 画面に図解的なイメージを発生させる作成手段と、独自の特徴をもつ作動要因 を表わすイメージを発生させる前記作成手段を制御する制御手段を有している、 システム。 50.前記制御手段が自動販売機を表わす限定数のイメー ジのある記憶領域を含んでおり、 販売用の在庫商品のある自動販売機の種類に最も近似したイメージが選ばれる イメージ選定手段を有していることを特徴とする、 独自的な特徴に、様々な自動販売機と在庫商品の種類が含まれている請求項4 9のシステム。 51.自動販売機を表わす限定数のイメージをもつ記憶領域が含まれる制御手段 と、 特定の作動要因と最も近似したアイコンが選ばれるアイコンのイメージ選定手 段において特徴づけられる、 独自的な特徴に特定の作動要因が含まれている請求項49のシステム。 52.前記制御手段がある電源を表わすアイコンを含んでおり、電源のアイコン 表示を選定するアイコン選定手段によって特徴づけられる、 特定の機械の独自の特徴に電源が含まれている請求項51のシステム。 53.前記制御手段がコンプレッサを表わすアイコンを含んでおり、コンプレッ サのアイコン表示を選定するアイコン選定手段によって特徴づけられる、 特定機械の独自的の特徴にコンプレッサが含まれている請求項51のシステム 。 54.前記制御手段がコインを表わすアイコンを含んでおり、コインのアイコン 表示を選定するアイコン選定装置によって特徴づけられる、 特定機械の独自的特徴に転換装置が含まれている請求項51のシステム。 55.前記制御手段にあるアイコン表示キーと、アイコンを表示するアイコン選 定手段を特徴とする、特定機械の独自の特徴にドア開信号が含まれている請求項 41のシステム。 56.作動要因に特定種類の在庫が含まれており、前記制御手段が商品表示用の アイコンと、アイコンを表示するアイコン選定手段を含むことを追加することに よって特徴づけられる、請求項49のシステム。 57.在庫商品が缶容器であり、商品のアイコン選定手段が円を形作ることを特 徴とする、請求項56のシステム。 58.缶容器の商品在庫が一定数量であり、前記円形をその一定数量を反映する 数値に摸写する積載手段を特徴とする、請求項57のシステム。 59.商品在庫が釣銭であり、前記商品アイコン選出手段が長方形を形作ること を特徴とする、請求項56のシステム。 60.機械に一定額の釣銭があり、前記長方形を一定額の釣銭を反映する数値に 摸写する積載手段を特徴とする、請求項59のシステム。 61.機種の異なった複数の自動販売機からネットワークで遠隔位置にある処理 機に作動要因の情報が送信される自動販売機を遠隔監視するシステムにおいて、 商品在庫に横列を使用せず、縦列のみを使用する機械 を有しており、 様々な機械に共通した信号をネットワークで送信し、その信号に縦横列の情報 が含まれるよう改良した、システム。 62.前記システムが最高数の縦横列の付いた自動販売機にも、縦横列数が最高 数に満たない自動販売機にも使用することもでき、前記信号によって、自動販売 機の縦横列数が上限以下の場合でも、その横列数を伝達できることを特徴とする 、請求項61のシステム。 63.前記縦横列の情報が販売周期であることを特徴とする、請求項61のシス テム。 64.自動販売機がマトリックス・コード化された作動要因を含んでいるシステ ムであって 前記縦横列の情報がマトリックス・コード化された作動要因であり 、この自動販売機においてこのような縦横列の情報を解読する為の獲得であるこ とを特徴とする、請求項61のシステム。 65.在庫とは無関係の様々なセンサーの付いた自動販売機に使用でき、センサ ーの数が最高数であっても、それ以下であっても、使用することができる前記シ ステムであって、 前記信号により、自動販売機の縦横列数が上限以下でも、その横列数を伝達で きることを特徴とする、請求項61のシステム。 66.前記システムは、警報条件の付いた自動販売機に使用され、前記信号にそ の警報条件のあることを特徴とす る、請求項61のシステム。 67.自動販売機に在庫があるシステムであって、 遠隔地の処理機における在庫数量を確認する手段によって特徴づけられる、請 求項61のシステム。 68.遠隔地の処理機において在庫数量の経時的変化を確認する手段を追加する ことによって特徴づけられる、請求項67のシステム。 69.前記縦横列の情報が同時発生した情報と共にマトリックス・コード化され 、前記システムが前記情報を解読する手段を追加されして含んでいることを特徴 とする、請求項61のシステム。 70.前記解読手段が遠隔値の処理機に具えられていることを特徴とする、請求 項69のシステム。 71.自動販売機の作動要因に相対するセンサーによる手段と、遠隔の監視地に 作動要因の表示信号を送信する伝達ネットワークを有している自動販売機遠隔監 視システムにおいて、 図解的な表示手段を含む遠隔地監視を改良し、前記図解的な表示手段は少なく とも一種類の汎用自動販売機とその作動要因の図解的表示が含まれる、システム 。 72.作動要因に商品在庫が含まれているシステムであって、 前記図解的表示には在庫をグラフで表示できるよう改良が加えられている、請 求項71のシステム。 73.在庫に許容可能と不可能のレベルがあるシステムで あって、 前記図解的な手段によって、様々な色でその許容可能と不可能のレベルが指示 されることを特徴とする、請求項72のシステム。 74.在庫に様々な上限数値があり、前出したグラフの手段によって、様々な最 高数値が同一の比較指針で表示される、請求項72のシステム。 75.前記図解表示が同種の自動販売機に関する複数の一般表示を含んでいるこ とを特徴とする、請求項71のシステム。 76.警報を稼働させる特定の作動条件があるシステムであって、 様々な自動販売機の図解表示において警報条件を指示する指示手段によって特 徴づけられる、請求項のシステム。 77.前記指示手段を使用する警報条件のある自動販売機を図解的に表示する手 段を特徴とする、請求項76のシステム。 78.前記図解表示が様々な自動販売機の一般的な単一表示であることを特徴と する、請求項71のシステム。 79.作動要因に関連する経時的傾向の情報を提供する為の前記図解表示の手段 が追加されていることを特徴とする、請求項71のシステム。 80.様々なパラメーターと様々な機能のついた自動販売機に使用さるシステム であって、 様々なパラメーターと共に、前記図解的表示に前記図解表示の修正手段が含ま れることを特徴とする、請求項71のシステム。 81.自動販売機の在庫商品を常に確認する自動販売機の遠隔監視システムであ って、 自動販売機の在庫を表わす数値をコンピュータに設定する手段と、 自動販売機からコンピュータに実際の販売周期数を送信する手段、及び、 遠隔の自動販売機の在庫を表わすよう設定された数値から、実際の販売周期数 を差し引く手段からなる改良システム。 82.商品が一定数の大量出荷容器に梱包され、その一定数を超過すると品切れ となるシステムであって、 前記コンピュータによって、一定数の必要在庫に関する報告書が作成されるこ とを特徴とする、請求項81のシステム。 83.前記コンピュータによって、遠隔の自動販売機における一定必要在庫数量 を表わす数値が更新されることを特徴とする、請求項82のシステム。 84.自動販売機に補充された新規在庫を示す指示手段が追加され、前出の手段 で自動作動される更新手段のあることを特徴とする、請求項83のシステム。 85.機械から遠隔コンピュータに送信されるデータを含む自動販売機を監視す る個々のシステムであって、 データパケットで送られるデータが改良され、前記データパケットは、各々の 機械に独自に付けられる自動販売機のユニット識別番号信号が含まれており、ま た、これには連続番号信号も含まれ、この信号はコンピュータとの連絡で送信さ れる時間的データの単位の数であり更に、前記データ信号は、自動販売機の状態 に関する情報を続いて搬送する、システム。 86.前記データパケットがマーカー・バイト信号より先に送信され、前記マー カー・バイト信号が前記データパケットの始まりであることを示すことを特徴と する、請求項85の改良データパケット。 87.前記データパケットがパケット全長信号を含んでおり、前記パケット全長 信号が前記データパケットからぜマーカー・バイトを差し引いた長さを示すこと を特徴とする、請求項86のデータパケット。 88.前記パケット全長信号が前記バイト信号の直後に送信されることを特徴と する、請求項87のデータパケット。 89.前記データパケットを完了させ、送信のエラーの判断に用いられる合計確 認信号を追加することによって特徴づけられる、請求項86のデータパケット。 90.送信されたデータの種類とその解釈手段を示し、前記データ信号の直前に 送信されるパケット型信号によって特徴づけられる、請求項85のデータパケッ ト。 91.自動販売機を監視し、機械から遠隔のコンピュータ にデータを送信するシステムにおいて、前記データパケットの始まりを指示する マーカー信号を含む改良データパケットと、前記マーカー信号に続き、特定の自 動販売機を表わすユニット識別信号と、前記ユニット識別信号の後に続き、デー タパケットの送信毎に増加し、また、データがコンピュータへ接続することによ って送信される回数分の増加数値を表している連続番号信号、及び、自動販売機 の状態に関する情報を送信するデータ信号を有している、システム。 92.前記マーカー信号に続き、前記データパケットから前記マーカ信号を差し 引いた長さであることを示すデータパケットを加えることによって特徴づけられ る、請求項91のデータパケット 93.前記データ信号に続き、送信時にエラーが生じたかどうかを判断するため に使用される合計確認信号によて特徴付けられる、請求項92のデータパケット 。 94.機械的・電気的な差異のある様々な自動販売機の作動要因を遠隔監視する システムであって、 特定の自動販売機の作動要因に関する共通型信号の作成手段と、 遠隔位置にある統一データベースで前記共通信号を保管するためのデータの手 段を含んでいる、システム。 95.自動販売機から遠隔のコンピュータに前記共通信号を送信するネットワー ク手段を特徴とする、請求項94のシステム。 96.様々な自動販売機とは個々の在庫商品と予備機能が最大数備わっている機 械を含んでいるシステムであって、 前記データベースがフィールドを有しており、前記フィールドが全ての自動販 売機に関して、個々の在庫商品と予備機能の最高数値を同様に表わすことを特徴 とする、請求項94のシステム。 97.他の機械のフィールドが空白である場合のシステムであって、 他の機械に関するフィールドを空白化する手段を追加することによって特徴づ けられる、請求項96のシステム。 98.自動販売機が警報器を備えているシステムであって、 前記共通信号は各自動販売機の警報状況を表わす信号をと、警報のフィールド を有している前記単一のデータベース、及び、各自動販売機の警報指示の稼働を 調整する手段とを含んでいることを特徴とする、請求項94のシステム。 99.自動販売機が販売周期と商品在庫を有しているシステムであって、 前記共通型信号が個々の自動販売機の個々の販売周期を表わす信号を含み、前 記データベースが各機械の在庫を個別表示できる数値を含んでいる在庫のフィー ルドと、個々の自動販売機に前記販売周期数を個別に修正する手段とを有してい ることを特徴とする、請求項94のシステム。 100.最高商品在庫量に数値があるシステムであって、 前記データベースにある機械の在庫フィールドから、各機械の在庫必要リスト の作成手段が追加されていることを特徴とする、請求項99のシステム。 101.在庫商品が並列に並べられている商品を有している単一容器に収納され るシステムであって、 個々の機械の在庫要求リストを、複数の単一容器の収納商品に修正する手段が 追加されていることを特徴とする、請求項100のシステム。 102.自動販売機がサービス・エリアに設置されているシステムであって、 サービス・エリア内の自動販売機による在庫要求リストの作成手段を加えるこ とによって特徴付けられる、請求項100のシステム。 103.個々の自動販売機の在庫商品が各々の臨界値を有しているシステムであ って、 臨界値のある全ての在庫商品に関して、臨界在庫報告書の作成手段が追加され ていることを特徴とする、請求項99のシステム。 104.個々の自動販売機の在庫商品に関する臨界値を選択的に修正する手段に よって特徴付けられる、請求項103のシステム。 105.各々の臨界値条件に基づく自動販売機用の警報指示を発生させる手段が 追加されていることを特徴とする、請求項94のシステム。 106.個々の機械における条件の臨界値を選択的に修正する手段が追加されて いることを特徴とする、請求項105のシステム。 107.在庫を表わす歴史的なデータの保存手段と、この経時的なデータの分析 手段が加えられていることを特徴とする、請求項99のシステム。 108.遠隔のコンピュータから単一又は複数の自動販売機を監視するシステム において、 前記機械がデータに基づいた作動要因の記憶装置、遠隔連動装置、前記遠隔連 動装置が遠隔コンピュータからデータを獲得するネットワーク手段、及び、前記 遠隔連動装置が機械の記憶装置にあるデータを修正するためのプログラム手段を 有している、システム。 109.自動販売機が前記プログラム手段によりこの警報器が稼働又は稼働が禁 止されていれば、稼働されている場合に自動的に送信される警報器を有している ことを特徴とする、請求項108のシステム。 110.作動要因が個々の販売品の値段付けを含み、前記プログラム手段がその ような品の値段付けを変更することを特徴とする、請求項108のシステム。 111.作動要因に識別番号の入力で無効になるドア侵入警報が含まれており 前記プログラム手段が識別コードを変更することを特徴とする、請求項109の システム。
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