JPH09327071A - 通信制御方法 - Google Patents

通信制御方法

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JPH09327071A
JPH09327071A JP8142034A JP14203496A JPH09327071A JP H09327071 A JPH09327071 A JP H09327071A JP 8142034 A JP8142034 A JP 8142034A JP 14203496 A JP14203496 A JP 14203496A JP H09327071 A JPH09327071 A JP H09327071A
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JP
Japan
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cch
communication
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mobile
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Application number
JP8142034A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Hiramatsu
松 勝 彦 平
Mitsuru Uesugi
杉 充 上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP97108908A priority patent/EP0812118A3/en
Priority to CN97105467A priority patent/CN1087567C/zh
Priority to US08/862,964 priority patent/US5966664A/en
Publication of JPH09327071A publication Critical patent/JPH09327071A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/23Control channels or signalling for resource management in the downlink direction of a wireless link, i.e. towards a terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/56Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on priority criteria

Abstract

(57)【要約】 【課題】 Cchスロットが不足して待機状態にある移
動機は、スーパーフレーム構成のAchで通信再開情報
を待つために、Cchスロットを有効に使用することが
できない。 【解決手段】 基地局では、移動機#1と非優先データ
を用いて通信を行っている。そこに、A2上りで移動機
#2が優先データの通信の希望を送ると、基地局では、
スロットの利用状況を判断して移動機#2にCchの割
り当てを行うために、非優先データを通信している移動
機#1に待機情報を送って待機させ、基地局は移動機#
2の終話処理後、同じCchスロットを用いて待機中の
移動機#1に対して通信再開情報とUchの割り当て情
報を送信する。移動機#1は下りCchスロットを用い
て了解を返し、CchとUchを用いて通信を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TDMA/TDD
(Time Division Multiple Access /Time Division Du
plex) 方式のディジタル移動通信装置における通信制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8はこの種の移動通信装置におけるフ
レームフォーマットを示している。各スロットは以下の
機能を持つ。まずAch(Access Channel)は、A1下
りとA2上りで構成され、基地局に対して移動機がフレ
ーム同期を確立するのに用いられる。また、Achから
Cchに移行する制御情報の通信に用いられる。Cch
(Control Channel )は、Cch下りとCch上りで構
成され、Uchでデータの通信を行うための制御情報の
通信を行う。今回は簡単のためにC1からC8を下りに
割り当て、C9からC16を上りに割り当てる。そし
て、C1下りとC9上り、C2下りとC10上りのよう
な組み合わせで用いる。Uch(User Channel)は、毎
フレーム毎に1スロット毎に上り下りを個別に割り当て
られる。このUchを用いてデータの通信を行う。基地
局は上り/ 下りのデータの量に応じてCchを使用し
て、どのスロットを上りに使用し、どのスロットを下り
に使用するか指示し、移動機とデータの通信を行う。
【0003】このようなフレームフォーマットを用いた
場合の通信の開始手順について図7を用いて説明する。
移動機はまず、A1下りを受信して基地局に対してフレ
ーム同期を確立する。これで、基地局でどの時刻にどの
スロットが使用されているかわかる。移動機は、A2上
りを用いて登録を行う。基地局は、通信開始要求をA1
下りで送信する。移動機は、通信開始要求をA2下りで
送信する。通信開始要求が通信されると、基地局は移動
機に対してA1下りを用いて使用できるCchを指定す
る。例ではC1下りとC9上りの組み合わせを指定して
いる。移動機はこれに対してA2上りで了解を返す。こ
の時点でAchは開放する。図8ではA1下りで同期確
立した次のフレームで基地局からA1下りでCchの指
定を行っているが、Achは1スロットに1組しかない
ので、Nフレーム周期のスーパーフレーム構造をとり、
複数の移動機を回線の衝突なく収容する。次に、C1下
りで基地局から移動機に対してUchの指定を行う。例
ではU1からU3を下りに、U4からU5を上りに指定
している。移動機からC9上りで了解を返す。そしてU
chで通信を行う。以降、Cchで使用するUchを指
定してUchで送信するという手順を繰り返し、Cch
で終話してAchスーパーフレームを受信して次の通信
開始を待つ。以上の手順で通信を行うことができる。
【0004】上記のシステムでは、Cchが8組である
から同時に通信できるのは8台の移動機に対してであ
る。すべてのスロットが使用中の場合は、通信する情報
を優先データと非優先データに分類し、非優先データの
みを通信する移動機に対して待機するように制御し、優
先データを送信する移動機に対してはCchを割り当て
るように制御する。この制御方法について説明する。ま
ず、優先データを送信する移動機(移動機#2と記す)
がA2上りで通信要求を行う。基地局は非優先データを
通信している移動機(移動機#1と記す)に対して待機
情報を送信する。移動機#1は、これを受信してCch
を開放してAch同期を再獲得してスーパーフレーム受
信を行い、通信再開を待つ。基地局は移動機#2にA1
下りでCchの割り当てを通知し、移動機#2はA2上
りで了解を返す。以降、CchでUchの割り当て情報
を通信して、Uchで情報の通信を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
通信制御方法は、非優先データを通信している移動機を
待機させて優先データを通信する移動機にCchを割り
当てることにより、優先データを送信する移動機を確保
できる台数を増やすことができ、また、待機中の移動機
は、スーパーフレーム構成のAchを受信することによ
り、待機中の消費電力を削減することができるといった
特徴がある。しかしながら、待機中の移動機は、Cch
が空いた場合でも、スーパーフレーム構成のAchを受
信するまで待たなければならず、Cchの利用効率が低
下するといった問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、Cchの利用効果の高い通信制御方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、待機中の非優先データの移動機は、明け
渡したCchを受信して待機し、優先データの移動機の
通信終了後すぐに通信を再開できるように制御するもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、非優先データを通信している第1の移動機に対して
基地局がCch下りで待機情報を送信して待機させると
ともに、優先データを通信する第2の移動機に対してそ
のCchを割り当てて通信を行い、第2の移動機との通
信が終了したときに、そのCchで第1の移動機に対し
て通信再開情報を送信して待機中の第1の移動機と通信
を再開する通信制御方法であり、スーパーフレーム構造
のAchで通信再開情報を受信して通信を再開するより
も、短時間で通信を再開することができる。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、非優先デ
ータを通信している第1の移動機に対して基地局がCc
h下りで待機情報を送信して待機させるとともに、優先
データを通信する第2の移動機に対してそのCchを割
り当てて通信を行い、基地局はそのCch以外の別のC
chの空きが発生したときに、第2の移動機に対して1
フレーム待機させるとともに、待機中の第1の移動機に
対してその別のCchで通信を再開するようにスロット
移動情報を送信する通信制御方法であり、スーパーフレ
ーム構造のAchで通信再開情報を受信して通信を再開
するよりも、短時間で通信を再開することができる。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、非優先デ
ータを通信している第1の移動機に対して基地局がCc
h下りで待機情報を送信して待機させるとともに、優先
データを通信する第2の移動機に対してそのCchを割
り当てて通信を行い、基地局はそのCch以外の別のC
chの空きが発生したときに、第2の移動機に割り当て
られたCchを利用してスロット移動情報を送信し、こ
のスロット移動情報をCchで受信した待機中の第1の
移動機が次のフレームで別のCchで通信を再開する通
信制御方法であり、スーパーフレーム構造のAchで通
信再開情報を受信して通信を再開するよりも、短時間で
通信を再開することができる。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、基地局が
第1の移動機に対して待機情報を送信する際に、Cch
下りを間欠受信する周期も合わせて送信する請求項1か
ら3のいずれかに記載の通信制御方法であり、スーパー
フレーム構造のAchで通信再開情報を受信して通信を
再開するよりも、短時間で通信を再開することができ、
かつ、間欠受信により低消費電力化を図ることができ
る。
【0012】また、請求項5に記載の発明は、待機中の
第1の移動機が、Cchを間欠受信する空き時間を利用
して、隣接基地局のAchを受信してCch空き情報を
取得し、Cchに空きがある場合は、基地局の切り替え
を行う請求項4記載の通信制御方法であり、請求項4の
発明のように通信再開情報を間欠的に受信する待機中の
移動機において、隣接基地局のCchに空きがある場合
は、基地局の切り替えを行うことにより、効率的にハン
ドオーバを行うことができる。
【0013】また、請求項6に記載の発明は、待機中の
第1の移動機が、Cchを間欠受信する空き時間を利用
して、隣接基地局のAchを受信してCch空き情報を
取得し、Cchに空きがある場合は、待機情報を送信し
た基地局に対し基地局移動情報を送信した後に基地局の
切り替えを行う請求項4記載の通信制御方法であり、請
求項4の発明のように通信再開情報を間欠的に受信する
待機中のの移動機において、隣接基地局のCchに空き
がある場合は、待機状態を送信した基地局に対して、基
地局移動情報を送信してから基地局の切り替えを行なう
ことにより、待機状態を指示した基地局が、Cchスロ
ットを他の移動機に効率よく割り当てることできる。
【0014】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態について図面を用いて説明する。図1は本発明の実施
の形態1における通信制御方法を説明するためのシーケ
ンス図であり、フレームフォーマットおよびその中のス
ロットの役割については図8に示した従来例と同じであ
る。以下、図面に従って動作を説明する。まず、基地局
では、移動機#1と非優先データを用いて通信を行って
いるものとする。そこ、A2上りで移動機#2が優先デ
ータの通信の希望を送る。基地局では、スロットの利用
状況を判断して移動機#2にCchの割り当てを行なお
うとするが、すべてのスロットが使用中である場合は、
非優先データを通信している移動機#1に対しC1下り
で待機情報を送って待機させる。移動機#1は、待機情
報を受けてC9上りで了解を送信する。以降、移動機#
1は、C1を受信して通信再開を待つ。基地局は、移動
機#2にA1下りを用いてC1を割り当てる。移動機#
2は、A2上りで了解を返してC1下りを受信する状態
に入る。ここで、Achは開放される。基地局は、C1
下りで移動機#2にUchの割り当てを送信する。移動
機#2は、C1下りを受信してC9上りで了解を返す。
基地局はこのようにして移動機#2との通信を開始す
る。
【0015】基地局は、移動機#2との通信が終了する
と、移動機#1が受信待機しているC1下りで移動機#
1への通信再開情報を送信する。移動機#1は通信再開
情報を受信してC9上りで了解を送信する。このように
して移動機#1と基地局は通信を再開する。
【0016】このように、本実施の形態によれば、待機
中の移動機#1が、通信中に使用していたCch下りで
基地局から通信再開情報が送信されるのを待ち、この情
報を受けて通信を再開することにより、スーパーフレー
ム構造のAchで通信再開情報を受信して通信を再開す
るよりも、短時間で通信を再開することができる。
【0017】(実施の形態2)次に実施の形態2につい
て説明する。実施の形態1では、移動機#1は待機に移
行する前に使用していたCchを継続して受信して通信
再開情報を待ったが、移動機#2の通信時間が非常に長
い場合は、移動機#1の待機時間が長くなる。そこで、
基地局は、別の空きスロットを探して下りCchで移動
機#2に1フレーム待機させるとともに、移動機#1に
スロット移動情報を送信する。移動機#1は、そのスロ
ット移動情報を受信して、基地局が指定したスロットに
移行する。これにより、待機中の移動機#1を最短時間
で通信再開することができる。
【0018】以下、図2を参照して実施の形態2におけ
る通信制御方法ついてを説明する。まず、基地局では、
移動機#1と非優先データを用いて通信を行っているも
のとする。そこに、A2上りで移動機#2が優先データ
の通信の希望を送る。基地局では、スロットの利用状況
を判断して移動機#2にCchの割り当てを行おうとす
るが、すべてのスロットが使用中である場合は、非優先
データを通信している移動機#1に対しC1下りで待機
情報を送って待機させる。移動機#1は、待機情報を受
けてC9上りで了解を送信する。以降、移動機#1は、
C1を受信して通信再開を待つ。基地局は、移動機#2
にA1下りを用いてC1を割り当てる。移動機#2は、
A2上りで了解を返してC1下りを受信する状態に入
る。ここで、Achは開放される。基地局は、C1下り
で移動機#2にUchの割り当てを送信する。移動機#
2は、C1下りを受信してC9上りで了解を返す。基地
局はこのようにして移動機#2との通信を開始する。
【0019】基地局は、スロットの空きが発生したとき
に、移動機#2に対してC1下りを用いて1フレーム分
の待機情報を送信する。移動機#2は、C9上りで了解
を返し、次のC1を待機する。基地局は、次のC1下り
で移動機#1に対してスロットの移動情報を送信する。
例ではC2へ移動するとしている。移動機#1は、C1
下りでスロット移動情報を受信してC9で了解を返し、
次のフレームからC2で通信を再開する。以降、移動機
#1と移動機#2は、ともにCchとUchを用いて通
信を継続する。
【0020】このように、本実施の形態2によれば、待
機中の移動機#1が基地局が指定したC1下りで通信再
開情報が送信されるのを待ち、基地局では、スロットの
空きが発生したときに、待機している移動機#1が受信
しているC1を使用している移動機#2に対して1フレ
ーム分の待機情報を送信するとともに、その次のスロッ
トで移動機#1に対してスロットの移動情報を送信し、
移動機#1は新しいスロットで通信を再開することによ
り、スーパーフレーム構造のAchで通信再開情報を受
信して通信を再開するよりも、短時間で通信を再開する
ことができる。
【0021】(実施の形態3)次に実施の形態3につい
て説明する。実施の形態1では、移動機#1は待機に移
行する前に使用していたCchを継続して受信して通信
再開情報を待ったが、移動機#2の通信時間が非常に長
い場合は、移動機#1の待機時間が長くなる。そこで、
基地局は、別の空きスロットを探して移動機#2への下
りCchでスロット移動情報を送信する。待機中の移動
機#1は、そのスロット移動情報をCchで受信して、
基地局が指定したスロットに移行する。これにより、移
動機#1と最短時間で通信再開することができる。
【0022】以下、図3を参照して実施の形態3におけ
る通信制御方法について説明する。まず、基地局では、
移動機#1と非優先データを用いて通信を行っているも
のとする。そこに、A2上りで移動機#2が優先データ
の通信の希望を送る。基地局では、スロットの利用状況
を判断して移動機#2にCchの割り当てを行おうとす
るが、すべてのスロットが使用中である場合は、非優先
データを通信している移動機#1に対しC1下りで待機
情報を送って待機させる。移動機#1は、待機情報を受
けてC9上りで了解を送信する。以降、移動機#1は、
C1を受信して通信再開を待つ。基地局は、移動機#2
にA1下りを用いてC1を割り当てる。移動機#2は、
A2上りで了解を返してC1下りを受信する状態に入
る。ここで、Achは開放される。基地局は、C1下り
で移動機#2にUchの割り当てを送信する。移動機#
2はC1下りを受信してC9上りで了解を返す。基地局
は、このようにして移動機#2との通信を開始する。こ
こまでは、実施の形態2と同じである。
【0023】基地局では、スロットの空きが発生したと
きに、移動機#2に対するC1下り情報の中に移動機#
1へのスロット移動情報を合わせて送信する。移動機#
1は、C1下りでスロット移動情報を受信して新しいス
ロットに移動する。例では新しいスロットをC2として
いる。移動機#2は、通常の待機中の移動機のスロット
移動情報は関係ないので今まで通り通信を継続する。移
動機#1はC1下りでスロット移動情報を受信してC9
で了解を返し、次のフレームからC2で通信を再開す
る。これにより移動機#1は、再短時間で通信を再開す
ることができる。以降、移動機#1、移動機#2ともに
CchとUchを用いて通信を継続する。
【0024】このように、本実施の形態3によれば、待
機中の移動機が基地局が指定したC1下りで通信再開情
報が送信されるのを待ち、基地局では、スロットの空き
が発生したときに、待機している移動機#1が受信して
いるC1を使用している移動機#2に対してC1下り情
報の中に移動機#1へのスロット移動情報を合わせて送
信し、移動機#1は、これを受信して新しいスロットに
移動し、移動した先のスロットで通信を再開することに
より、スーパーフレーム構造のAchで通信再開情報を
受信して通信を再開するよりも、短時間で通信を再開す
ることができる。
【0025】(実施の形態4)次に実施の形態4につい
て説明する。実施の形態1から3までは、スーパーフレ
ーム構成のAchを受信するのではなく、Cchを連続
受信して、短時間で待機状態から通話状態に戻れるよう
にしているが、携帯端末のような場合は、受信している
だけといっても連続では消費電力が大きくなる。そこ
で、実施の形態4では、待機中の移動機に通信開始情報
を送るCchをある決められたフレーム周期で送信し、
間欠受信にすることにより低消費電力化を図ることがで
きる。
【0026】以下、図4を参照して実施の形態4におけ
る通信制御方法について説明する。まず、基地局では、
移動機#1と非優先データを用いて通信を行っているも
のとする。そこに、A2上りで移動機#2が優先データ
の通信の希望を送る。基地局では、スロットの利用状況
を判断して移動機#2にCchの割り当てを行おうとす
が、すべてのスロットが使用中である場合は、非優先デ
ータを通信している移動機#1に対しC1下りで待機情
報とCchを受信する周期を送って待機させる。この周
期はAchのスーパーフレームの周期よりも短くする。
移動機#1は、待機情報を受けてC9上りで了解を送信
する。以降、移動機#1は、指定された周期毎に引き続
き同じCchスロットで通信再開情報を待つ。基地局
は、移動機#2にA1下りを用いてC1を割り当てる。
移動機#2は、A2上りで了解を返してC1下りを受信
する状態に入る。ここで、Achは開放される。基地局
は、C1下りで移動機#2にUchの割り当てを送信す
る。移動機#2は、C1下りを受信してC9上りで了解
を返す。基地局は、このようにして移動機#2との通信
を開始する。
【0027】基地局は、移動機#2の通信を終了する
と、移動機#1が下りCchを受信する周期に合わせて
C1下りを用いて移動機#1に通信再開情報を送る。移
動機#1は、C1下りでこの通信再開情報を受信してC
9上りで了解を返す。以降、基地局と移動機#1はCc
hとUchを用いて通信を行う。
【0028】このように、本実施の形態4によれば、待
機中の移動機が基地局が指定したCch下りで通信再開
情報が送信されるのを待ち、かつ、通信再開情報をCc
h下りで送信する周期をAchのスーパーフレーム周期
よりも短くすることにより、スーパーフレーム構造のA
chで通信再開情報を受信して通信を再開するよりも、
短時間で通信を再開することができ、かつ、間欠受信に
より低消費電力化を図ることができる。
【0029】(実施の形態5)次に実施の形態5につい
て説明する。実施の形態4では、待機状態ではある決め
られたフレーム周期でCch下りを受信して通信再開情
報を待った。このような状態において、通信していない
時間に隣接基地局の空きスロット情報を受信することが
可能になる。実施の形態5では、このような待機状態の
Cch下り非受信時に、隣接基地局の空きスロット情報
を受信し、空きスロットがある場合は、そこで通信を開
始するものである。これにより、効率的にハンドオーバ
を行うことができる。
【0030】以下、図5を参照して実施の形態5におけ
る通信制御方法について説明する。基地局が、移動機#
1に待機情報とCchを受信する周期を送って移動機#
1を待機させ、移動機#2にCchを割り当てて移動機
#2と通信を行なうまでの動作は実施の形態4と同じで
ある。
【0031】次に、移動機#1は、基地局#1に対する
次のCch下りを受信するまでの間に、隣接基地局(基
地局#2と記す)の空きスロット情報を受信する。一般
的に基地局間は完全な同期系ではないので、移動機#1
は、基地局#2に対して連続受信してA1下りを検出
し、フレーム同期を確立する。次に、A2上りで通信要
求を送信すると、基地局#2は、空きスロットがある場
合は移動機#1に対して通信開始情報をA1下りで送
る。移動機#1は、A2上りで了解を送信し、基地局#
2との間でCchとUchを用いて送信を開始する。こ
こで、移動機#1は、基地局#1に対するフレームカウ
ンタを持ち、基地局#1からのCch下りを使用しての
通信再開情報を受信できるように制御する。
【0032】このように、本実施の形態5によれば、実
施の形態4のように、通信再開情報を間欠的に受信する
待機中の移動機において、間欠受信の空き時間を利用し
て隣接基地局のAchを受信し、Cch空き情報を獲得
し、Cchに空きがある場合は基地局の切り替えを行う
ことにより、効率的にハンドオーバを行うことができ
る。
【0033】(実施の形態6)次に実施の形態6につい
て説明する。実施の形態5のハンドオーバ手順では、移
動機は効率的に基地局を切り替えることができるが、切
り替えられて移動機がいなくなった側の基地局(基地局
#1と記す)では、移動機がいなくなったという情報が
ないため、基地局#1はCch上りを受信し続け、同期
が取れなくなった後に、初めて別の移動機にCchスロ
ットを割り当てることになる。しかし、別の移動機にC
chスロットに割り当てるまでに無用な時間が費やされ
ることになるので、本実施の形態6では、基地局#1に
対して移動機#1が基地局#2へ移行するという情報を
送信する。
【0034】以下、図6を参照して実施の形態6におけ
る通信制御方法について説明する。基地局が、移動機#
1に待機情報とCchを受信する周期を送って移動機#
1を待機させ、移動機#2にCchを割り当てて移動機
#2と通信を行なうまでの動作は実施の形態4と同じで
ある。
【0035】次に、移動機#1は、基地局#1に対する
次のCch下りを受信するまでの間に、隣接基地局(基
地局#2と記す)の空きスロット情報を受信する。一般
的に基地局間は完全な同期系ではないので、移動機#1
は、基地局#2に対して連続受信してA1下りを検出
し、フレーム同期を確立する。次に、A2上りで通信要
求を送信すると、基地局#2は、空きスロットがある場
合は移動機#1に対して通信開始情報と通信を開始する
Cchの受信される時刻、例えば1フレームに相当する
時間をA1下りで送る。この通信を開始するCchが受
信される時刻は、移動機#1が、基地局#1に対して移
動情報を通信するための時間を持てるようにするためで
ある。移動機#1は、A2上りで了解を送信する。移動
機#1は、基地局#1との通信を行う次のC9上りで基
地局移動情報を送信する。そして、移動機#1は、基地
局#2で指定されたCchを受信して、CchとUch
を用いて通信を行う。基地局#1は、移動機#1が基地
局#2へ移動したので、移動機#1が使用する予定であ
ったCchを他の移動機に割り当てる。
【0036】このように、本実施の形態6によれば、実
施の形態4のように、通信再開情報を間欠的に受信する
待機中のの移動機において、間欠受信の空き時間を利用
して隣接基地局のAchを受信してCch空き情報を獲
得し、Cchに空きがある場合は、待機状態を送信した
基地局に対して、基地局移動情報を送信してから基地局
の切り替えを行なうことにより、待機状態を指示した基
地局がCchスロットを他の移動機に効率よく割り当て
ることできる。
【0037】
【発明の効果】本発明は以下の効果を有する。 (1)非優先データで送信している第1の移動機を待機
させて優先データを送信する第2の移動機に通信を行わ
せ、かつ、第2の移動機の終話後すぐに第1の移動機の
通信を再開できる。 (2)待機中の移動機の低消費電力化を図れる。 (3)待機中の移動機が効率よく他の基地局に移動する
ことができ、かつ、移動された基地局が効率よく他の移
動機にCchスロットを割り当てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における動作説明のため
のシーケンス図
【図2】本発明の実施の形態2における動作説明のため
のシーケンス図
【図3】本発明の実施の形態3における動作説明のため
のシーケンス図
【図4】本発明の実施の形態4における動作説明のため
のシーケンス図
【図5】本発明の実施の形態5における動作説明のため
のシーケンス図
【図6】本発明の実施の形態6における動作説明のため
のシーケンス図
【図7】従来のおける動作説明のためのシーケンス図
【図8】従来のTDMA/TDD方式におけるフレーム
フォーマット図
【符号の説明】
A1〜A2 アクセスチャネル C1〜C16 コントロールチャネル U1〜U64 ユーザチャネル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非優先データを通信している第1の移動
    機に対して基地局がCch下りで待機情報を送信して待
    機させるとともに、優先データを通信する第2の移動機
    に対してそのCchを割り当てて通信を行い、第2の移
    動機との通信が終了したときに、そのCchで待機中の
    第1の移動機に対して通信再開情報を送信して第1の移
    動機と通信を再開する通信制御方法。
  2. 【請求項2】 非優先データを通信している第1の移動
    機に対して基地局がCch下りで待機情報を送信して待
    機させるとともに、優先データを通信する第2の移動機
    に対してそのCchを割り当てて通信を行い、基地局は
    そのCch以外の別のCchの空きが発生したときに、
    第2の移動機に対して1フレーム待機させるとともに、
    待機中の第1の移動機に対してその別のCchで通信を
    再開するようにスロット移動情報を送信する通信制御方
    法。
  3. 【請求項3】 非優先データを通信している第1の移動
    機に対して基地局がCch下りで待機情報を送信して待
    機させるとともに、優先データを通信する第2の移動機
    に対してそのCchを割り当てて通信を行い、基地局は
    そのCch以外の別のCchの空きが発生したときに、
    第2の移動機に割り当てられたCchを利用してスロッ
    ト移動情報を送信し、このスロット移動情報をCchで
    受信した待機中の第1の移動機が次のフレームで別のC
    chで通信を再開する通信制御方法。
  4. 【請求項4】 基地局が第1の移動機に対して待機情報
    を送信する際に、Cch下りを間欠受信する周期も合わ
    せて送信する請求項1から3のいずれかに記載の通信制
    御方法。
  5. 【請求項5】 待機中の第1の移動機が、Cchを間欠
    受信する空き時間を利用して、隣接基地局のAchを受
    信してCch空き情報を取得し、Cchに空きがある場
    合は、基地局の切り替えを行う請求項4記載の通信制御
    方法。
  6. 【請求項6】 待機中の第1の移動機が、Cchを間欠
    受信する空き時間を利用して、隣接基地局のAchを受
    信してCch空き情報を取得し、Cchに空きがある場
    合は、待機情報を送信した基地局に対し基地局移動情報
    を送信した後に基地局の切り替えを行う請求項4記載の
    通信制御方法。
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