JPH09301126A - カーセキュリティ装置及びカーセキュリティシステム - Google Patents

カーセキュリティ装置及びカーセキュリティシステム

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JPH09301126A
JPH09301126A JP14863296A JP14863296A JPH09301126A JP H09301126 A JPH09301126 A JP H09301126A JP 14863296 A JP14863296 A JP 14863296A JP 14863296 A JP14863296 A JP 14863296A JP H09301126 A JPH09301126 A JP H09301126A
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sensor
unit
car security
vehicle
failure
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Takayuki Ogino
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の異常を検出するセンサが故障した場合
に、どのセンサが故障したのか容易に特定することがで
きるカーセキュリティ装置及びカーセキュリティシステ
ムを提供する。 【解決手段】 アームモードに移行したときに、出力が
異常であるセンサを故障しているものとみなし、メモリ
部に故障センサ情報として記憶する。そして、ユーザの
操作に応じて、故障センサ情報をケーブルを介してオー
ディオ装置等の車載装置に送信し、その車載装置のディ
スプレイ部に前記故障センサ情報を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の盗難やい
たずらを防止するカーセキュリティ装置に関し、特に外
部装置との間で信号の送受を行う機能を備えたカーセキ
ュリティ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カーセキュリティ装置としては、
車両のドア、ボンネット及びトランク等の開閉を監視す
るセンサ並びに車両の振動を検出するセンサ等を有し、
ユーザがセキュリティ機能をオンにすると、前記センサ
が異常を検出したときにサイレンを鳴らしたり、イグニ
ッションスイッチをオンにしてもエンジンスターターが
回転しないようにするものがある。
【0003】カーセキュリティ装置は、一般的に、電波
又は赤外線等により信号を送るリモートコントロールユ
ニット(以下、リモートユニットという)により操作す
るようになっている。そして、ユーザは、車両を運転す
る際にはセキュリティ機能をオフにしておき、車両から
降りた後、リモートユニットにより車外からカーセキュ
リティ装置に信号を送って、セキュリティ機能をオンに
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のカー
セキュリティ装置は、センサに故障が発生していてもユ
ーザがそれに気付かずに、車両がいたずらされたものと
判断してしまうことがある。なお、従来、セキュリティ
機能をオンにしたときにセンサの故障を検出すると、ブ
ザーを鳴らす等の方法によりセンサの故障を知らせる機
能を有するものもある。しかし、この場合も、ユーザは
どのセンサが故障しているのか分からないという欠点が
ある。
【0005】また、従来、複数の車両に取付けられたカ
ーセキュリティ装置を1台のリモートユニットで操作す
ることがあるが、この場合、ユーザは各カーセキュリテ
ィ装置に設定された車両番号に合わせてリモートユニッ
ト側の車両番号の選択を変更する必要がある。しかし、
ユーザが車両番号を忘れてしまうと、ユーザは例えばリ
モートユニット側での車両番号の選択を目的とする車両
のカーセキュリティ装置が動作するまで順番に替えて信
号を送信する必要があり、煩雑である。
【0006】以上から本発明の目的は、センサが故障し
た場合にどのセンサが故障したのを容易に知ることがで
きるカーセキュリティ装置及びカーセキュリティシステ
ムを提供することである。また、本発明の他の目的は、
カーセキュリティ装置に設定された車両番号をリモート
ユニットで知ることができるカーセキュリティシステム
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、車両各
部の状態を検出する1又は複数のセンサと、これらのセ
ンサの状態を監視するとともにセンサの故障を検出する
センサ監視手段と、このセンサ監視手段が検出したセン
サの故障を故障センサ情報として記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶された前記故障センサ情報を外部に
出力する通信手段とを有することを特徴とするカーセキ
ュリティ装置により解決する。
【0008】また、上記した課題は、車両各部の状態を
検出する1又は複数のセンサに接続され、センサの故障
を検出すると故障センサ情報として記憶するカーセキュ
リティ装置と、文字又は記号表示が可能なディスプレイ
部を備え、前記カーセキュリティ装置とケーブルを介し
て接続されて、該ケーブルを介して前記カーセキュリテ
ィ装置から送られてくる前記故障センサ情報を前記ディ
スプレイ部に表示する車載用オーディオ装置、オーディ
オビジュアル装置又はカーナビゲーション装置等の車載
装置とを有することを特徴とするカーセキュリティシス
テムにより解決する。
【0009】この場合に、前記車載装置のディスプレイ
部に替えて、又はこれらの装置のディスプレイ部と同時
に、双方向リモートコントロールユニットのディスプレ
イ部に前記故障センサ情報を表示してもよい。更に、上
記した課題は、車両の各部の状態を検出する1又は複数
のセンサと、これらのセンサの状態を監視するセンサ監
視手段と、このセンサ監視手段により車両の異常を検出
すると警報を発生する警報発生手段と、予め設定された
ID(Identity)コード及び車両番号を記憶する記憶手
段とにより構成されるカーセキュリティ装置と、文字又
は記号表示が可能なディスプレイ部を備え、コードレス
通信手段を介して前記カーセキュリティ装置との間で信
号の送受が可能なリモートコントロールユニットとを有
し、前記カーセキュリティ装置は前記リモートコントロ
ールユニットから受信した信号のIDコードが前記記憶
手段に登録されたIDコードと一致した場合に前記車両
番号を前記リモートコントロールユニットに送信し、前
記リモートコントロールユニットは受信した車両番号を
前記ディスプレイ部に表示することを特徴とするカーセ
キュリティシステムにより解決する。
【0010】本発明に係るカーセキュリティ装置におい
ては、センサ監視手段によりセンサの故障を検出する
と、故障したセンサ名等を故障センサ情報として記憶部
に記憶する。そして、この故障センサ情報をケーブルを
介してオーディオ装置、オーディオビジュアル装置若し
くはカーナビゲーション装置等の車載装置又は双方向リ
モートコントロールユニットに送信し、これらの装置の
ディスプレイ部に前記故障センサ情報を表示する。従っ
て、ユーザは、ディスプレイ部に表示された故障センサ
情報により、故障したセンサを容易に特定することがで
きる。
【0011】また、本願の他の発明においては、カーセ
キュリティ装置が双方向リモートコントローラから信号
を受信すると、信号に付加されているIDコードを調
べ、予め登録されているIDコードと一致する場合は、
カーセキュリティ装置に設定されている車両番号をリモ
ートコントロールユニットに送信する。そして、リモー
トコントロールユニットは、この信号を受信してディス
プレイ部に車両番号を表示する。これにより、ユーザ
は、リモートコントロールユニットの車両番号の選択が
間違っても、正しい車両番号に容易に訂正することがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態
に係るカーセキュリティシステムを示す図である。この
カーセキュリティシステムは、ケーブル6を介して接続
された複数のオーディオユニット(オーディオ装置)に
カーセキュリティユニット(カーセキュリティ装置)を
組み合わせて構成したものである。
【0013】図1において、1はFM/AMチューナや
カセットプレーヤが内蔵されたヘッドユニットであり、
このヘッドユニット1は例えば24文字分の情報を表示
可能な液晶ディスプレイ部1a及びシステムを操作する
ための各種操作キー(図示せず)等を備えている。2は
複数枚のCD(コンパクトディスク)を収納可能なCD
チェンジャーであり、ヘッドユニット1の操作キーによ
り、所望のCDの再生や停止、演奏曲目の順番の指定等
ができるようになっている。10はカーセキュリティユ
ニットである。このカーセキュリティユニット10の詳
細は後述する。3はサウンドプロセッサユニットであ
り、ケーブル6を介して入力したオーディオ信号に対
し、サウンドエフェクトを施したり、イコライジング
(音質調整)を施す。4はサウンドプロセッサユニット
3から出力されたオーディオ信号を増幅するアンプ、5
はアンプ4により駆動されるスピーカーである。
【0014】6は各ユニット間を接続するケーブルであ
り、デジタル信号を伝達するバスライン(通信線)とア
ナログオーディオ信号を伝達するオーディオ信号線とに
より構成されている。図2(a)に示すように、ケーブ
ル6のバスライン6aは、各ユニットUNT(ヘッドユ
ニット1、CDチェンジャー2、セキュリティユニット
10等)の内部でスルー接続されるとともに、各ユニッ
トUNTのバス入出力部POと接続される。すなわち、
各ユニットUNTは、ユニットUNT毎に設けられたバ
ス入出力部PO及びバスライン6aを介して相互に信号
の送受が可能になっている。
【0015】一方、図2(b)に示すように、オーディ
オ信号線6bは、ユニットUNT内部でセレクタSEL
に接続され、前段のユニットUNTから送られてくるオ
ーディオ信号とユニットUNT内部のオーディオソース
ADSから出力されるオーディオ信号とのいずれか一方
を出力するようになっている。図3はカーセキュリティ
ユニット10をより詳細に示すブロック図である。この
図3において、11は電波又は赤外線等によりデータの
送受が可能な双方向リモートユニットである。このリモ
ートユニット11は、セキュリティ機能オンボタン、セ
キュリティ機能オフボタン、車両のドアの施錠(ロッ
ク)及び解除(アンロック)を行うためのボタン等を備
えている。また、このリモートユニット11には、図4
に示すように、8文字分の英数字と時間の表示とが可能
なディスプレイ部11aを備えている。更に、このリモ
ートユニット11にはブザー(図示せず)が内蔵されて
いる。
【0016】12はリモートユニット11との間でデー
タの送受を行なう送受信部、13は各種操作キーが設け
られた操作部である。また、14はカーセキュリティ装
置として必要な機能を実現するためのプログラムが記憶
されているROMや、各種データを記憶するRAM、リ
モートユニットのIDコードが登録されたEEPROM
(Electrically Erasable Programable ROM )等により
構成されるメモリ部である。15は時刻を計測するクロ
ック部、16はバスライン6aと接続されて該バスライ
ン6aにデータを出力したり、該バスライン6aからデ
ータを入力するバスライン入出力部である。
【0017】17はマイクロコンピュータにより構成さ
れた制御部であり、前記送受信部12、操作部13、メ
モリ部14、クロック部15及びバス入出力部16に接
続されている。この制御部17は、後述する各種センサ
の状態を監視し、センサが異常を検出すると、異常を検
出したセンサ及び時刻をメモリ部14に書き込んだり、
警報を発生するための信号を生成したりする。26a,
27a,28aはセンサ感度調整部であり、これらの感
度調整部26a,27a,28aは、それぞれ後述する
レーダーセンサ26、インパクトセンサ27及びガラス
ブレイクセンサ28等に接続される。
【0018】31は車載電源(バッテリー)であり、カ
ーセキュリティユニット10は該電源31から電力が供
給される。また、カーセキュリティユニット10は、イ
グニッションスイッチ32のオン−オフ状態を検出でき
るようになっている。33はバレー(Valet )スイッチ
であり、ダッシュボードの下など目立たない所に設置さ
れる。このバレースイッチ33は、リモートユニット1
1なしでセキュリティ機能を解除するときなどに使用さ
れる。また、34は、リモートユニット11によりドア
の施錠(ロック)及び解除(アンロック)をするための
ドアロック部である。
【0019】以下、カーセキュリティユニット10に接
続される警報装置及びセンサ等について説明する。21
はスターターカットリレーであり、カーセキュリティユ
ニット10が異常を検出したときに、エンジンスタータ
ーが回転しないようにするものである。22はサイレン
駆動部であり、カーセキュリティユニット10が異常を
検出すると、このサイレン駆動部22を駆動してサイレ
ンを鳴らし、周囲に異常の発生を知らせる。また、23
はヘッドライト駆動部であり、カーセキュリティユニッ
ト10が異常を検出すると、このヘッドライト駆動部2
3を駆動してヘッドライトを点滅させ、周囲に異常の発
生を知らせる。
【0020】24はドアの開閉を検出するドアセンサ、
25はボンネットの開閉を検出するボンネットセンサで
ある。これらのセンサ24,25はオン−オフスイッチ
により構成され、ドア又はボンネットの開閉をスイッチ
のオン又はオフにより検出する。26はレーダー波によ
り車両の移動や車両に近づく物体(人間等)等を検出す
るレーダーセンサである。27は車両に加えられる衝撃
を検出するインパクトセンサ、28はガラスに加えられ
た衝撃を音で検出するガラスブレイクセンサである。こ
れらのセンサ26,27,28は感度調整が必要なセン
サであり、前述した感度調整部26a,27a,28a
を介して制御部17に接続される。
【0021】なお、カーセキュリティユニット10に
は、これらのセンサ以外にも、必要に応じて種々のセン
サを接続することができる。また、カーセキュリティユ
ニット10は、前述したケーブル6とは別の配線でヘッ
ドユニット1等の他のユニットに接続することにより、
他のユニットが外されたときにも警報を発生することが
できるようになっている。更に、カーセキュリティユニ
ット10は、カーセキュリティユニット10自体の盗難
も防止できるようになっている。すなわち、セキュリテ
ィ機能がオンの状態でカーセキュリティユニット10が
電源31から外されると、カーセキュリティユニット1
0はセキュリティ機能がオンの状態を保持し、その後、
例えばセキュリティユニット10が他の車両の電源に接
続されたときに、サイレンを鳴らす等により、盗難され
たものであることを周囲に知らせるようになっている。
【0022】カーセキュリティユニット10は、以下に
示す動作モードを備えており、ユーザによるリモートユ
ニット11又は操作部13の操作と各センサの状態等と
によって、動作モードを変更する。 (1)ドライブモード(Drive Mode) ユーザが車両を運転するときのモードであり、このと
き、イグニッションスイッチ32はオン、セキュリティ
機能はオフである。
【0023】(2)ディスアームモード(Disarm Mode
) セキュリティ機能がオフのモードであり、このモードで
はセンサが作動しても警報は発生しない。 (3)バレーモード(Valet Mode) イグニッションスイッチ32がオフの状態でセキュリテ
ィ機能を一時的に停止しているモードである。
【0024】(4)アームモード(Arm Mode) セキュリティ機能がオン状態のモードである。このアー
ムモードのときにセンサが作動すると、次のアラームモ
ードに移行する。 (5)アラームモード(Alarm Mode) サイレンを鳴らす等により異常の発生を周囲に知らせる
モードである。
【0025】以下、本実施の形態に係るカーセキュリテ
ィシステムの動作について、図6に示すフローチャート
を参照して説明する。ユーザが車両を運転しているとき
は、セキュリティユニット10はドライブモードになっ
ており、セキュリティ機能はオフになっている(ステッ
プS1)。ユーザがイグニッションスイッチ32をオフ
にすると、カーセキュリティユニット10はディスアー
ムモードに移行する(ステップS2)。その後、ユーザ
が車両を降りてドアを閉めた後、リモートユニット11
のセキュリティ機能オンボタンを押すと、カーセキュリ
ティユニット10はアームモードに移行する(ステップ
S3)。
【0026】その後、カーセキュリティユニット10の
制御部17は各センサの状態を調べる。そして、センサ
の異常を検出した場合(ステップS4でYES)、例え
ば、アームモードではオン状態であるはずのボンネット
センサ25がオフ状態であり、一定の時間経過した後も
オフ状態のままのときは、そのセンサが故障しているも
のとみなし、故障センサ情報としてメモリ部14に記憶
する。(ステップS5)。また、制御部17は、サイレ
ンを短く鳴らしてユーザにセンサの故障を知らせる(ス
テップ6)。
【0027】どのセンサが故障しているのかをユーザが
知りたい場合(ステップS7でYES)は、リモートユ
ニット11のセキュリティ機能オフボタンを押してディ
スアームモードにし、イグニッションスイッチをオンに
してカーセキュリティ装置10をドライブモードにする
(ステップS8,S9)。そして、ヘッドユニット1等
の電源をオンにした後、バレースイッチ33を押す(ス
テップS10)。そうすると、制御部17は、メモリ部
14から故障センサ情報を読み出し、この故障センサ情
報をバスライン6aを介してヘッドユニット1に出力す
る(ステップS11)。
【0028】ヘッドユニット1では、バスライン6aを
介して受信した故障センサ情報をディスプレイ部1aに
表示する(ステップS12)。複数のセンサが故障して
いる場合は、ユーザがバレースイッチ33を押す毎に制
御部17はメモリ部14から次の故障センサ情報を読み
出し、バスライン6aを介してヘッドユニット1に出力
する。ヘッドユニット1では、故障センサ情報を受信す
る毎にディスプレイ部1aにこの故障センサ情報を表示
する。このようにして全ての故障センサ情報を表示した
後、ユーザが次にバレースイッチ33を押す(ステップ
S13)と、故障センサ情報の表示を終了する。図5
に、ドアセンサが故障した場合の故障センサ情報の表示
例を示す。
【0029】その後、ユーザが車両を降りてドアを閉め
た後、リモートユニット11のセキュリティ機能オンボ
タンを押すと、ステップS3に戻ってカーセキュリティ
ユニット10はアームモードになる。ステップS4でN
Oの場合及びステップS7でNOの場合はステップS1
4に移行し、制御部17は各センサの状態を監視する。
そして、センサが異常を検出した場合、制御部17はサ
イレンを鳴らしたり、ヘッドライトを点滅させたりして
周囲に異常の発生を知らせる。また、異常を検出したセ
ンサ及び検出した時間等をメモリ部14に記憶する。
【0030】アームモードを解除する場合は、ユーザが
リモートユニット11のセキュリティ機能オフボタンを
押す。これにより、ディスアームモードに移行する(ス
テップS15)。その後、ユーザがイグニッションスイ
ッチ32をオンにすると、カーセキュリティユニット1
0はドライブモードに移行する(ステップS16)。そ
して、ユーザがバレースイッチ33を押すと、制御部1
7はメモリ部14をサーチし、アームモード中に異常を
検出したセンサ及び異常を検出した時間を読み出して、
バスライン6aを介してヘッドユニット1にこれらの情
報を出力する。ヘッドユニット1では、これらの情報を
ディスプレイ部1aに表示する(ステップS17)。
【0031】その後、ユーザがバレースイッチ33を押
すと、制御部17はメモリ部14から故障センサ情報を
読み出し、この故障センサ情報をバスライン6aを介し
てヘッドユニット1に出力する。ヘッドユニット1で
は、この故障センサ情報をディスプレイ部1aに表示す
る。故障センサ情報が複数ある場合は、ユーザがバレー
スイッチ33を押す毎に制御部17は次の故障センサ情
報をヘッドユニット1に出力し、ヘッドユニット1では
受信した情報をディスプレイ部1aに表示する(ステッ
プS18)。
【0032】なお、メモリ部14に記憶された故障セン
サ情報は、カーセキュリティユニット10が次にアーム
モードになるときまでメモリ部14に保持される。従っ
て、ユーザは、メモリ部14に故障センサ情報が記憶さ
れている間はいつでも、カーセキュリティユニット10
をディスアームモードにしてバレースイッチ33を押す
ことにより、故障センサ情報をヘッドユニット1のディ
スプレイ部1aに表示させることができる。
【0033】本実施の形態では、上述の如く、カーセキ
ュリティユニット10はアームモードに移行したときに
センサの状態を調べてセンサの故障の有無を判断し、故
障したセンサがあるときには故障センサ情報をメモリ部
14に記憶し、その後ユーザの操作により故障センサ情
報をバスライン6aを介してヘッドユニット1に送信し
てディスプレイ部1aに文字表示するので、ユーザは故
障したセンサを容易に特定することができる。
【0034】なお、上述の24文字分の情報を表示可能
なディスプレイ部1aを備えたヘッドユニット1に替え
て、フル画面のCRT(cathode-ray tube)又は液晶デ
ィスプレイ(TV用ディスプレイ)を搭載したAVヘッ
ドユニットを用いると、より詳細な情報を表示すること
ができる。 (第2の実施の形態)以下、本発明の第2の実施の形態
について説明する。本実施の形態は、リモートユニット
11のディスプレイ部11aに故障センサ情報を表示す
ること以外は基本的には第1の実施の形態と同様である
ので、図1〜図4を参照して説明する。
【0035】本実施の形態においては、カーセキュリテ
ィユニット10をアームモードにすると、カーセキュリ
ティユニット10の制御部17は各センサの状態を調
べ、出力が異常なセンサを故障しているものとみなし、
メモリ部14に故障センサ情報として記憶する。そし
て、制御部17は送受信部12を介してリモートユニッ
ト11に故障センサ有りを示す信号を出力する。リモー
トユニット11は、この信号を受信すると内蔵ブザーを
短く鳴らして、故障しているセンサがあることをユーザ
に知らせる。
【0036】一方、制御部17は、前記信号を送信した
後、メモリ部14から故障センサ情報を読み出し、送受
信部12を介して故障センサ情報をリモートユニット1
1に出力する。このとき、故障センサ情報が複数ある場
合は、制御部17はメモリ部14から例えば5秒毎に順
次故障センサ情報を読み出してリモートユニット11に
送信する。
【0037】リモートユニット11では、カーセキュリ
ティユニット10から故障センサ情報を受信すると、図
7(a)〜(e)に示すように、ディスプレイ部11a
に故障センサ情報を文字表示する。なお、図7(a)は
ドアセンサが故障したとき、図7(b)はフード/トラ
ンクセンサが故障したとき、図7(c)はレーダーセン
サが故障したとき、図7(d)はインパクトセンサが故
障したとき、図7(e)はガラスブレイクセンサが故障
したときの表示を示す。
【0038】本実施の形態においても、故障センサ情報
をリモートユニット11のディスプレイ部11aに文字
表示するので、第1の実施の形態と同様に、ユーザは故
障したセンサを容易に特定することができるという利点
がある。 (第3の実施の形態)以下、本発明の第3の実施の形態
について説明する。なお、本実施の形態が第1の実施の
形態と異なる点は、カーセキュリティユニット10にお
いて、リモートユニット11から受信した信号に付加さ
れている車両番号が予め設定されている車両番号と異な
る場合に、その設定されている車両番号をリモートユニ
ット11に送信する機能を備えている点に有り、その他
の構成は基本的には第1の実施の形態と同様であるの
で、図1〜図3を参照して説明する。
【0039】リモートユニット11にはユニット毎に固
有のIDコードが設定されており、予めカーセキュリテ
ィユニット10にリモートユニット11のIDコードを
登録しておく必要がある。本実施の形態のリモートユニ
ット11は、図8に示すように、車両番号選択ボタン1
1bを有し、ディスプレイ部11aには1番から4番ま
での車両番号を表示する車両番号表示部11cを備えて
いる。そして、車両番号選択ボタン11bを押す毎に車
両番号表示部11cの選択車両番号表示が順番に変化
し、信号送信時にはIDコードと車両番号とを付加した
信号を送信する。これにより、1台のリモートユニット
11で4台までのカーセキュリティユニット10を操作
することができるようになっている。
【0040】カーセキュリティユニット10にリモート
ユニット11のIDコードを登録する場合は、以下のよ
うにする。まず、イグニッションスイッチ32がオンで
カーセキュリティユニット10がドライブモードのとき
に、セキュリティユニット10のリセットボタン(図示
せず)を押すと、カーセキュリティユニット10はID
コード登録モードになる。その後、所定の時間(例え
ば、5秒間)以内にリモートユニット11のセキュリテ
ィ機能オンボタンを押すと、カーセキュリティユニット
10は、リモートユニット11から送信された信号から
IDコードを抽出し、このIDコードをメモリ部14の
EEPROMに登録する。その後、バレースイッチ33
を押すと、カーセキュリティユニット10はIDコード
登録モードからドライブモードに移行する。
【0041】また、車両番号は、カーセキュリティユニ
ット10に設けられたディップスイッチ(図示せず)に
より、1番から4番までのいずれか1つに設定する。こ
のようにしてカーセキュリティユニット10にIDコー
ド及び車両番号を設定した後、リモートユニット11か
らカーセキュリティユニット10に信号を送信する場
合、ユーザはリモートユニット11の車両番号選択ボタ
ン11bを押して所望の車両番号を選択する。この場
合、リモートユニット11は、図9(a)に示すよう
に、ディスプレイ部11aの車両番号表示部11cに選
択された車両番号(図では“1”)を白抜き数字で表示
する。
【0042】このようにして車両番号を選択した後、リ
モートユニット11の例えばセキュリティ機能オンボタ
ンを押すと、リモートユニット11はIDコード及び車
両番号を付加した信号をカーセキュリティユニット10
に送信する。カーセキュリティユニット10では、受信
した信号に付加されているIDコード及び車両番号を調
べ、IDコードがメモリ部14に登録されているものと
同一でないときには、受信した信号を無視する。また、
IDコード及び車両番号が登録されているものと一致し
た場合は、受信した信号に従った動作を行なう。
【0043】リモートユニット11から受信した信号に
付加されているIDコードがメモリ部14に登録されて
いるものと同一であり、車両番号が異なる場合は、制御
部17はリモートユニット11に設定されている車両番
号を送受信部14を介してリモートユニット11に送信
する。リモートユニット11は、カーセキュリティユニ
ット10から車両番号を受信すると、内蔵ブザーを短く
鳴らし、図9(b)に示すように、ディスプレイ部11
aの車両番号表示部11cにカーセキュリティユニット
10から受信した車両番号(図では“4”)を枠付き数
字で表示する。
【0044】本実施の形態においては、第1の実施の形
態と同様の効果が得られるのに加えて、カーセキュリテ
ィユニット10はリモートユニット11から受信したI
Dコードがメモリ部14に予め登録されているものと一
致し、車両番号だけが異なる場合に、予め設定されてい
る車両番号を送信し、リモートユニット11ではこの信
号を受信してディスプレイ部11aに車両番号を表示す
るので、ユーザはリモートユニット11の車両番号の設
定を間違えても、車両番号を容易に訂正することができ
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
センサ監視手段がセンサの状態を調べ、故障したセンサ
がある場合は故障センサ情報として記憶手段に記憶し、
ケーブルを介して接続された他の車載装置や、コードレ
ス通信手段により双方向通信が可能なリモートコントロ
ールユニットのディスプレイ部に前記故障センサ情報を
表示するので、故障したセンサを容易に特定することが
できる。
【0046】また、本願の他の発明によれば、リモート
コントロールユニットから送信された信号のIDコード
が同一で車両番号が異なる場合に、カーセキュリティ装
置は予め設定されている車両番号を送信し、リモートユ
ニットはカーセキュリティ装置から送られてきた車両番
号をディスプレイ部に表示するので、ユーザがリモート
ユニットの車両番号の設定を間違えても、正しい車両番
号に訂正することが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るカーセキュリ
ティシステムを示す図である。
【図2】各ユニット間の接続を示す図である。
【図3】カーセキュリティユニットをより詳細に示すブ
ロック図である。
【図4】リモートユニットのディスプレイ部を示す平面
図である。
【図5】故障しているセンサの情報のディスプレイ表示
の一例を示す図である。
【図6】第1の実施の形態に係るセキュリティシステム
の動作を示すフローチャートである。
【図7】リモートユニットのディスプレイ部に表示され
た故障センサ情報を示す図である。
【図8】リモートユニットを示す平面図である。
【図9】リモートユニットのディスプレイ部に表示され
た車両番号の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 ヘッドユニット 1a,11a ディスプレイ部 2 CDチェンジャー 3 サウンドプロセッサユニット 4 アンプ 5 スピーカー 10 カーセキュリティユニット 11 リモートユニット 12 送受信部 13 操作部 14 メモリ部 15 クロック部 16 バスライン入出力部 17 制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両各部の状態を検出する1又は複数の
    センサと、 これらのセンサの状態を監視するとともにセンサの故障
    を検出するセンサ監視手段と、 このセンサ監視手段が検出したセンサの故障を故障セン
    サ情報として記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された前記故障センサ情報を外部に
    出力する通信手段とを有することを特徴とするカーセキ
    ュリティ装置。
  2. 【請求項2】 車両各部の状態を検出する1又は複数の
    センサに接続され、センサの故障を検出すると故障セン
    サ情報として記憶するカーセキュリティ装置と、 文字又は記号表示が可能なディスプレイ部を備え、前記
    カーセキュリティ装置とケーブルを介して接続されて、
    該ケーブルを介して前記カーセキュリティ装置から送ら
    れてくる前記故障センサ情報を前記ディスプレイ部に表
    示する車載装置とを有することを特徴とするカーセキュ
    リティシステム。
  3. 【請求項3】 車両各部の状態を検出する1又は複数の
    センサに接続され、センサの故障を検出すると故障セン
    サ情報として記憶するカーセキュリティ装置と、 文字又は記号表示が可能なディスプレイ部を備えるとと
    もに、前記カーセキュリティ装置との間でコードレス通
    信手段を介して双方向にデータの送受が可能であって、
    前記コードレス通信手段を介して前記カーセキュリティ
    装置から送られてくる前記故障センサ情報を前記ディス
    プレイ部に表示するリモートコントロールユニットとを
    有することを特徴とするカーセキュリティシステム。
  4. 【請求項4】 車両の各部の状態を検出する1又は複数
    のセンサと、これらのセンサの状態を監視するセンサ監
    視手段と、このセンサ監視手段により車両の異常を検出
    すると警報を発生する警報発生手段と、予め設定された
    IDコード及び車両番号を記憶する記憶手段とにより構
    成されるカーセキュリティ装置と、 文字又は記号表示が可能なディスプレイ部を備え、コー
    ドレス通信手段を介して前記カーセキュリティ装置との
    間で信号の送受が可能なリモートコントロールユニット
    とを有し、 前記カーセキュリティ装置は前記リモートコントロール
    ユニットから受信した信号のIDコードが前記記憶手段
    に登録されたIDコードと一致した場合に前記車両番号
    を前記リモートコントロールユニットに送信し、 前記リモートコントロールユニットは受信した車両番号
    を前記ディスプレイ部に表示することを特徴とするカー
    セキュリティシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999036296A1 (fr) * 1998-01-14 1999-07-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Commande a distance situee dans un vehicule
WO2006049216A1 (ja) * 2004-11-02 2006-05-11 Fujitsu Ten Limited 車両用制御装置、および車両用制御方法

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