JPH0926993A - ショッピングシステム - Google Patents

ショッピングシステム

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JPH0926993A
JPH0926993A JP17454095A JP17454095A JPH0926993A JP H0926993 A JPH0926993 A JP H0926993A JP 17454095 A JP17454095 A JP 17454095A JP 17454095 A JP17454095 A JP 17454095A JP H0926993 A JPH0926993 A JP H0926993A
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JP
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terminal
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JP17454095A
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English (en)
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Taichi Sugiyama
太一 杉山
Takafumi Morimoto
隆文 森本
Yoshiyuki Tsushimo
善幸 津下
Yukio Akimoto
幸雄 秋元
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 買い物客が商品を購入する際に購入するべき
商品の示唆を与える。 【構成】 店舗1においてPOS端末2に登録された購
入情報、販売促進情報等の商品情報をICカード6に書
き込み、家庭7にてICカード6に書き込まれた前記情
報をパーソナルコンピュータ9に登録し、前記商品情報
から購入履歴ファイルをハードディスク12に作成し、
購入履歴情報を基に商品毎の平均的な購入間隔を計算し
て次回の買い物予定日を入力することによりその買い物
予定日に購入するべき商品を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、店舗で商品を購入する
ショッピングシステムに関し、特に、家庭で家計簿管理
を行なって、量販店や店舗などで買い物をするショッピ
ングシステムに適用して有効な技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、量販店などで買い物を行う場合、
店舗でレシート用紙を受け取り、そのレシート用紙を家
庭に持ち帰り、家計簿に転記したり、パーソナルコンピ
ュータの表計算ソフトにタイプして入力し家計簿管理が
行われている。また、買い物をする時、例えば一週毎に
まとめ買いする場合には、家庭内の不足品を調べて次回
の購入品を決定することが通常行われている。
【0003】家計簿に関する技術として特開昭62−2
71194号公報には、買い物をする際に電子式キャッ
シュレジスタに入力された購入データを費目別に分類し
て買い物客が所持するICカードに書き込み、家計簿情
報として使えるようにするという電子式キャッシュレジ
スタの技術が開示されている。特開平1−120665
号公報には、店舗のPOS端末、銀行のコンピュータお
よび家庭の端末を接続し、IDカードを持った利用者が
銀行の端末で現金を引き出した時にIDカード内の電話
番号に従って家庭の端末に接続し、家計簿の収入欄に記
帳し、同様に、POS端末で購入した時に家庭端末の家
計簿の支出に記帳するという自動家計簿作成方式に関す
る技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の家計簿に記帳し
たりパーソナルコンピュータに直接タイプして入力する
場合には、転記もしくはタイプのミスが発生しやすく、
また、手間がかかるという問題がある。
【0005】また、上記の電子式キャッシュレジスタや
自動家計簿作成方式に関する技術ではPOS端末、IC
カード等を用いて自動的に家計簿を管理するものではあ
るが、家計簿の管理を補助するにすぎず、買い物客が習
慣的に商品を購入する場合に買い忘れもしくは重複購入
を防止する等の商品購入の意志決定支援を行うものでは
ない。
【0006】さらに、高度に発達した情報処理システム
を背景に、蓄積された商品の販売情報等を活用して、合
理的な商品購入計画の意志決定支援システムが望まれて
いる。
【0007】本発明の目的は、買い物客がレシート用紙
から、家計簿に記帳したり、パーソナルコンピュータに
タイプして入力する手間を省き、入力のミス等も同時に
無くして、家計管理の省力化、正確化を実現することに
ある。
【0008】本発明の他の目的は、買い物客が習慣的に
商品を購入する場合、買い忘れまたは重複して購入する
ことを防止して、商品購入の的確化を実現することにあ
る。
【0009】本発明のさらに他の目的は、過去の商品購
入の履歴情報による商品購入の計画決定支援を行うのみ
ならず、将来の販売情報をも考慮して、より合理的によ
り安く商品を購入するための的確な商品購入計画の立案
を可能にすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、店舗で商品を
購入するときに、その商品の購入情報、販売促進情報等
の商品情報の登録を行う店舗用端末を有し、家庭でその
商品情報を登録する家庭用端末を有するショッピングシ
ステムであって、店舗で商品を購入時に、購入者が持つ
可搬型端末を店舗用端末に接続して該可搬型端末に前記
商品情報を書き込み、家庭で該可搬型端末からその商品
情報を読み取って家庭用端末に蓄積し、その蓄積された
商品情報に基づいて次回の購入予定品を決定するショッ
ピングシステムである。
【0011】また、本発明は、店舗で商品を購入すると
きに、その商品の購入情報、販売促進情報等の商品情報
の登録を行う店舗用端末を持ち、前記店舗用端末から商
品情報を可搬型情報端末に書き込んでその内部に蓄積
し、この蓄積された商品情報に基づいて次回の購入予定
品を決定し、店舗での購入時にこの可搬型情報端末を参
照しつつ購入するショッピングシステムである。
【0012】ここで、上記の家庭用端末には店舗用端末
との間に商品情報を授受できるように可搬型端末を設
け、また、上記の可搬型情報端末には店舗用端末と直接
接続できるようにし、購入情報の集計処理手段、編集処
理手段を設けたものである。
【0013】さらに、本発明のショッピングシステムで
は、次回の購入予定品の決定は、前記商品情報に含まれ
る購入情報を蓄積した商品毎の購入履歴情報に基づいて
過去の平均的な購入間隔を求め、次回の買い物予定日を
含む購入者情報を入力することにより当該予定日の商品
保有状況を推定し、購入予定品を決定する論理を用いる
ことができる。このとき、前記の購入者情報に商品の実
際の保有状況を含めてこれを考慮し、購入予定品を決定
する論理を用いることもできる。また、前記商品情報に
販売促進情報を含めて、次回買い物予定日におけるこの
販売促進情報を考慮し、購入予定品を決定する論理を用
いることもできる。さらに、前記の商品保有状況の推定
には指数分布、ポアソン分布、誤差分布等をモデル関数
とした統計的手法を用いて推定する論理や過去の購入履
歴情報に時間のパラメータを導入して購入実績の時間変
化を考慮した推論手法を用いることも可能である。
【0014】
【作用】上記した手段によれば、店舗での商品購入の際
に、POS等の店舗用端末から商品名、分類、価格、購
入日等の購入情報を購入者の持つPCカード等の可搬型
端末に入力して家庭に持ち帰り、この可搬型端末に保存
されている購入情報をパーソナルコンピュータ等の家庭
用端末に転送して入力するため、入力の手間が省けた
り、入力ミスが無くなり家計管理の省力化、正確化を実
現できる。さらに、前記の購入情報を購入履歴情報とし
て蓄積して過去の商品購入履歴より、商品毎の平均購入
間隔を求めて将来の購入予定を推定することができる。
これにより次回の買い物日を入力することにより、その
日における購入予定品を決定することができる。また、
前記の購入情報に加えて販売者側から提供される将来の
販売促進情報を商品情報に含めることにより、前記の購
入予定品の決定に際して、この販売促進情報を参照し、
同品目の購入予定品がより安く販売されることが販売促
進情報により判明した場合には前回購入した商品に代え
てこの販売促進情報によるより安い商品を選択すること
ができる。
【0015】また、前記の可搬型端末に代えて演算機
能、記憶機能、情報表示機能等を備えた可搬型情報端
末、たとえばハンディーターミナル等にすることによ
り、上記した次回購入商品の決定を行う作用に加えて、
買い物の際に、当該可搬型情報端末を携帯して、前記の
購入予定品の決定結果を参照しながら買い物を行うこと
ができる。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しながら詳
細に説明する。なお、以下の実施例を説明するための全
図において同一の機能を有するものには同一の符号を付
し、重複した説明は省略する。
【0017】(実施例1)本実施例では、商品情報とし
て商品の購入情報をPOS端末より受け取る場合を述べ
る。
【0018】図1は、本実施例のショッピングシステム
システムの一例を示すブロック図である。店舗1には店
舗内端末としてPOS端末2を有し、POS端末2に
は、可搬型端末としてのICカード6にデータを読み書
きするICカード制御装置5と、買い物客が商品を購入
したときに手渡されるレシート用紙4を出力するレシー
トプリンタ3が接続もしくは内蔵されている。家庭7に
は、家庭内端末としてのパーソナルコンピュータ9を有
する。このパーソナルコンピュータ9には、前記のIC
カード6にデータを読み書きするICカード制御装置8
と、パーソナルコンピュータ9において処理した結果を
プリンタ用紙11に出力するパソコンプリンタ10と、
購入ジャーナルファイル、家計簿ファイル、購入履歴フ
ァイルなどを格納するハードディスク12と、画面表示
を行うCRT13とが接続もしくは内蔵されている。
【0019】買い物客が店舗1で買い物をすると、PO
S端末2により商品登録が行われ、レシート用紙4が発
行されると同時に、ICカード6への購入情報の書き込
みが行われる。この時、レシート用紙4を出力しないで
ICカード6のみにすれば、ぺーパーレス化による省資
源となる。
【0020】買い物客はICカード6を家庭7に持ち帰
り、ICカード制御装置8で前記の購入情報を読み取っ
て、パーソナルコンピュータ9に入力する。パーソナル
コンピュータ9は、既にハードディスク12に格納され
ている購入ジャーナルファイルに購入情報をマージし
て、ハードディスク12に登録する。
【0021】図2は本実施例のショッピングシステムで
使用されるICカード6内に記録される購入情報のフォ
ーマットの一例を示した説明図である。購入情報20
は、レシート用紙4と同様に、購入した日付時刻がセッ
トされているヘッダー部分21と、商品名22a、単価
22b、数量22c、小計22dがセットされている明
細部分22と、合計がセットされているフッター部分2
3とから構成される。ハードディスク12内の、購入ジ
ャーナルファイルにも、同様のフォーマットで追加書き
込みされる。
【0022】図3(a),(b)は、本実施例のショッピ
ングシステムに用いられる家計簿ファイルのレコードフ
ォーマットの一例を示した概念図である。家計簿ファイ
ルレコード30の最初と最後には家計簿ファイルレコー
ド30の区切りを示す識別子31が付加される。家計簿
ファイルレコード30の内部は、日付32、収入である
ことを示す収入コード33aもしくは支出であることを
示す支出コード33b、品目34、金額35、合計36
がセットされている。収入コード33a、支出コード3
3b、品目34、金額35に関しては、複数個セットさ
れ得る。
【0023】図4は、本実施例のショッピングシステム
に用いられる購入履歴ファイルのレコードフォーマット
の一例を示した概念図である。購入履歴ファイルレコー
ド40の最初と最後には購入履歴ファイルレコード40
の区切りを示す識別子41が付加される。購入履歴ファ
イルレコード40の内部は、商品名42、前回購入日4
3、過去の購入回数44、平均購入間隔45がセットさ
れている。前回購入日43に関しては、複数個セットさ
れ得る。
【0024】図5は、本実施例のショッピングシステム
におけるパーソナルコンピュータ9によるICカード6
からの購入情報20の読み取りおよび購入履歴ファイル
の更新についての一例を示すフローチャートである。
【0025】ICカード6から購入情報20を読み込み
(ステップ501)、その購入情報20をハードディス
ク12内の購入ジャーナルファイルに追加書き込みする
(ステップ502)。次に、ハードディスク12内の家
計簿ファイルの該当月の支出部に購入情報20のフッタ
ー部分23にセットされた合計金額を追加する(ステッ
プ503)。一方、ICカード6から購入情報20を商
品名22aの順にソートし、各レコードに購入情報20
のヘッダー部分21にセットされた購入日付を挿入して
購入履歴ファイルと同様のフォーマットにレコードを編
集する(ステップ504)。編集された新レコードを参
照しながら、ハードディスク12内の購入履歴ファイル
の該当商品の購入履歴ファイルレコード40を更新す
る。この時、同時に各商品名42毎の平均購入間隔45
を再計算し更新することも行われる(ステップ50
5)。
【0026】図6は本実施例のショッピングシステムに
用いられる家計簿ファイルを編集したものの一例を示し
た説明図である。月毎の収支対照60は該当月を示す月
欄64、収入部を示す収入欄61、支出部を示す支出欄
62、当月残高を示す残額欄63より構成され、収入部
および支出部には各々日付欄61a,62a、品目欄6
1b,62b、金額欄61c,62c、合計欄61d,
62dが設けられている。ICカード6から読み込まれ
る購入情報20は、支出欄62の日付欄62a、品目欄
62b、金額欄62cに各々対応するヘッダー部分にセ
ットされた日付、品目としての買い物、フッター部分2
3にセットされた合計金額がマージされる。これによ
り、POS端末2から受け取った購入情報20は、ハー
ドディスク12内の月別に分類されたいわゆる家計簿情
報に追加集計され、家計簿の記帳を自動化することがで
きる。
【0027】図7は本実施例のショッピングシステムに
用いられる購入履歴ファイルの一例を示した説明図であ
る。購入履歴ファイル70は、購入情報20をこれまで
に購入した商品名42毎に最新の前回購入日43、過去
の購入回数より計算して求めた今までの平均購入間隔4
5などを編集加工してセットしたもので構成される。本
実施例では、前回購入日43を最も最近の一の日のみと
し、平均購入間隔45も単純な算術平均値として求めて
いるが、単純な平均でなく指数分布、ポアソン分布、誤
差分布等をモデル関数とした統計的分析を加えるなら
ば、さらに時間を遡って履歴を分析できるように過去の
購入日を複数個記録しておくことが望ましい。前記に示
した統計分布関数の中では待ち行列モデルに適用できる
指数分布が本実施例のような場合には好ましい。また、
過去の購入履歴情報に時間のパラメータを導入して購入
実績の時間変化を考慮した推論手法を用いることも可能
である。
【0028】図8は本実施例のショッピングシステムに
用いる購入品決定の論理の概略の一例を示すフローチャ
ートであり、図9は本実施例のショッピングシステムに
用いる購入品決定の論理に係る購入品決定処理の詳細な
論理の一例を示したフローチャートであり、図10は本
実施例のショッピングシステムに用いる購入品決定にお
ける画面表示の一例を示した説明図である。
【0029】まず購入品決定の論理の概略について図8
のフローチャートに沿って説明する。最初にハードディ
スク12より購入履歴ファイル70を読み込む(ステッ
プ801)。読み込んだ商品名42、前回購入日43、
平均購入間隔45を図10に示すようにパーソナルコン
ピュータ9に接続されたCRT13の画面上に表示する
(ステップ802)。図10では、前記項目以外も表示
された状態を示しているが、現段階では未表示の状態で
ある。また、購入履歴ファイルレコード40の過去の購
入回数44は、平均購入間隔45を求めるために使用す
るもので、あえて表示する必要はない。つぎに今回買い
物予定日101および次回買い物予定日102をキーボ
ードより入力する(ステップ803)。つぎに、各商品
の現在保有状況107をキーボードより入力する(ステ
ップ804)。商品の保有が十分である場合には○を、
無いかまたは残り少ない場合には×を入力する。以上の
情報をもとに、パーソナルコンピュータ9で購入品決定
処理(ステップ805)が実行される。その結果が、図
10に示すように購入決定108として表示される(ス
テップ806)。また、その結果はパソコンプリンタ1
0もしくはハンディターミナルに出力される(ステップ
807)。
【0030】次にステップ805の購入品決定処理の詳
細な手順について図9のフローチャートに沿って説明す
る。購入履歴ファイル70の前回購入日43に平均購入
間隔45を加えたものとキーボードより入力された今回
買い物予定日101および次回買い物予定日102の入
力とを比較する(ステップ901)。購入履歴ファイル
70の前回購入日43に平均購入間隔45を加えたもの
が、今回買い物予定日101以前に成立しているか(ス
テップ902)、または、(今回買い物予定日101≦
購入履歴ファイル70の前回購入日43に平均購入間隔
45を加えたもの≦次回買い物予定日102)により次
回買い物予定日102の前に品切れになるおそれがない
か(ステップ903)をチェックする。いずれかが成立
する場合、今回購入予定候補106に対象品として○を
セットする(ステップ904)。今回購入予定候補10
6が○および、現在保有状況107が×のものを購入決
定108に購入対象品として○をセットする(ステップ
905)。最後に、表示にない商品で新しく購入する場
合は、図10の表示の商品名42、購入決定108の各
欄に追加すればよい(ステップ906)。
【0031】以上で、今回購入すべき商品が決定された
ことになる。決定された図10の情報はプリンタ用紙1
1に印字するかハンディターミナルに出力することによ
り、店舗1において、これを参照しながら買い物をする
ことができる。
【0032】本実施例のショッピングシステムによれ
ば、買い物をする毎にレシート用紙4を参照しながら家
計簿に転記したり、家計簿ソフトへのタイプ入力が不要
になり、転記、入力ミスを無くすことができる。また、
過去の購入履歴情報、現在の保有状況を参照して次回の
購入予定品を決定するため、買い物時の買い忘れや購入
する必要のない保有品を重複して購入することを防止す
ることができる。
【0033】(実施例2)上記実施例1ではPOS端末
から受け取る商品情報が商品の購入情報だけの場合につ
いて述べたが、本実施例では購入情報に加えて販売促進
情報が付加された商品情報をPOS端末から受け取る場
合について説明する。
【0034】本実施例では、ショッピングシステムの構
成、購入ジャーナルファイル、購入履歴ファイル、家計
簿ファイル等は上記実施例1の場合と同じものを用い、
上記実施例1と異なる構成のみを説明する。
【0035】図11は本実施例のショッピングシステム
に用いる商品情報のフォーマットの一例を示した説明図
であり、図12は本実施例のショッピングシステムに用
いられる購入履歴ファイルの一例を示した説明図であ
る。商品情報には上記実施例1で述べた購入情報20に
加えて販売促進情報24が含まれている。販売促進情報
24には商品毎の販促商品名24a、販促単価24b、
対象期間24cがセットされている。購入情報20に基
づいて購入ジャーナルファイル、家計簿ファイルが上記
実施例1と同様に作成される。本実施例の購入履歴ファ
イル120は、上記実施例1で述べた商品名42、前回
購入日43、平均購入間隔45の他に前回購入単価12
1が付加された構成で作成される。購入履歴ファイルに
基づいて購入品が決定される論理の概略は、購入品決定
処理を除き同一である。以下に販売促進情報を考慮した
場合の購入品決定処理の詳細について説明する。
【0036】図13は本実施例のショッピングシステム
に用いる詳細な購入品決定処理の手順の一例を示したフ
ローチャートを示し、図14は本実施例のショッピング
システムに用いる購入品決定における画面表示の一例を
示した説明図である。図13において購入履歴ファイル
120に基づいて購入品の購入決定108を行うまでの
フローであるステップ905までは上記の実施例1と同
じである。
【0037】次に販売促進情報24の販促商品名24a
を参照して、購入履歴ファイル120の商品名42のう
ち購入決定で○とされたものを対象として前記商品名4
2を検索し、対応する商品が存在する場合にはその該当
商品の前回購入単価121と販売促進情報24の販促単
価24bを比較する(ステップ907)。今回買い物予
定日101が販売促進情報24の対象期間24c内にあ
り、販売促進情報24に含まれる商品の方が単価的に有
利な場合はステップ908に進んで該当商品の購入決定
108を○から×にし、販売促進情報の該当商品の購入
決定109を○にする。販売促進情報24に有利な商品
がない場合にはステップ906に進む。図14の例では
販売促進情報のはみがき(B)がはみがき(A)より単
価的に有利なため、購入決定108が×になり販促商品
の購入決定109が○となっている。表示にない商品を
新しく購入する場合はステップ906で、商品名42、
購入決定108の各欄に追加すればよいことは上記実施
例1と同様である。
【0038】本実施例のショッピングシステムを用いれ
ば、購入履歴情報による購入品の決定ができるだけでな
く、販売促進情報24を参照して将来の販売情報を取り
込んだ合理的な購入予定品の決定をすることができる。
これにより買い物客はより安価な商品を購入することが
可能となり、販売者にとっては迅速かつ効果的に販売情
報を顧客に流すことができるため販売計画、流通計画等
の経営計画を合理的に策定することができる。
【0039】上記実施例1および2では購入決定を行う
上で商品名毎の判定を行ったが、個々の商品名を単位と
するのではなく、たとえば、はみがきをはみがき類、醤
油を調味料のように部門コードを付加して部門単位の判
定を行う処理とすることも可能である。
【0040】(実施例3)上記実施例1および2では、
パーソナルコンピュータ9により処理した例を示した
が、本実施例ではICカードの代わりに処理機能、表示
機能などを備えたハンディターミナル等に代表される可
搬型情報端末にした場合を説明する。
【0041】図15は、本実施例のショッピングシステ
ムシステムに可搬型情報端末を用いた場合の一例を示す
ブロック図である。本実施例のショッピングシステムで
は、レシート用紙4を出力するレシートプリンタ3とI
Cカード6を制御するICカード制御装置5を備えたP
OS端末2から、ICカード6を介してハンディターミ
ナル19に購入情報、販売促進情報等の商品情報を転送
することができる。ハンディターミナル19にはICカ
ード6を制御する内蔵されたICカード制御装置14、
プリンタ用紙18を出力する内蔵プリンタ17、表示装
置15およびキーボード16を備えている。また記憶装
置として図示しないハードディスクを備えている。これ
らを具備したことにより、上記実施例1および2では家
庭7に持ち帰ってパーソナルコンピュータ9で行わせて
いた処理を家庭7に持ち帰ることなく本実施例のハンデ
ィターミナル19で処理させることができる。なお、P
OS端末2からの商品情報はICカード6を介すること
なく、適当なインターフェースを介して直接パーソナル
コンピュータ9に転送することも可能である。
【0042】本実施例のショッピングシステムにより、
家庭7に帰ることなく他の売場、他の店への買い物を継
続することができる。また、購入予定品の決定結果を参
照しながら買い物を行うことができる。さらに当該可搬
型情報端末を用いたショッピングシステムに別の機能を
付加することによる拡張性に優れ、汎用性を有するとい
う利点もある。すなわち、当該ハンディーターミナルに
自己の店舗内における位置を認識させる機能と購入予定
品に対応した商品棚を関連づけて買い物経路を誘導する
機能を備えると、買い物客は購入予定品の買い忘れをす
ることなく、合理的な買い物経路に沿って商品購入がで
き、手間がかからず時間の節約もできて、さらに店舗内
の混雑を緩和する効果も期待できる。
【0043】
【発明の効果】本発明のショッピングシステムによれ
ば、買い物客がレシート用紙から、家計簿に記帳した
り、パーソナルコンピュータにタイプして入力する手間
を省き、入力のミス等も同時に無くすことができ、家計
管理の省力化および正確化を実現できる、という効果が
得られる。
【0044】また、本発明のショッピングシステムによ
れば、買い物客が習慣的に商品を購入する場合、買い忘
れもしくは、重複して購入することを防止し、商品購入
の的確化を実現することができる、という効果が得られ
る。
【0045】さらに、本発明のショッピングシステムに
よれば、過去の商品購入の履歴情報による商品購入の計
画決定支援を行うのみならず、将来の販売情報をも考慮
して、より合理的により安く商品を購入するための的確
な商品購入計画の立案を可能にする、という効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるショッピングシステム
システムの一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例であるショッピングシステム
の購入情報のフォーマットの一例を示した説明図であ
る。
【図3】(a),(b)は、本発明の一実施例であるショ
ッピングシステムの家計簿ファイルのレコードフォーマ
ットの一例を示した概念図である。
【図4】本発明の一実施例であるショッピングシステム
の購入履歴ファイルのレコードフォーマットの一例を示
た概念図である。
【図5】本発明の一実施例であるショッピングシステム
の購入履歴ファイルの更新の一例を示すフローチャート
である。
【図6】本発明の一実施例であるショッピングシステム
の家計簿ファイルを編集したものの一例を示す説明図で
ある。
【図7】本発明の一実施例であるショッピングシステム
の購入履歴ファイルの一例を示した説明図である。
【図8】本発明の一実施例であるショッピングシステム
の購入品決定手順の概略の一例を示すフローチャートで
ある。
【図9】本発明の一実施例であるショッピングシステム
の購入品決定手順に係る購入品決定処理の詳細の一例を
示したフローチャートである。
【図10】本発明の一実施例であるショッピングシステ
ムの購入品決定における画面表示の一例を示した説明図
である。
【図11】本発明の他の実施例であるショッピングシス
テムの商品情報のフォーマットの一例を示した説明図で
ある。
【図12】本発明の他の実施例であるショッピングシス
テムの購入履歴ファイルの一例を示した説明図である。
【図13】本発明の他の実施例であるショッピングシス
テムの詳細な購入品決定処理手順の一例を示したフロー
チャートである。
【図14】本発明の他の実施例であるショッピングシス
テムの購入品決定における画面表示の一例を示した説明
図である。
【図15】本発明のさらに他の実施例であるショッピン
グシステムシステムに可搬型情報端末を用いた場合の一
例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…店舗、2…POS端末、3…レシートプリンタ、4
…レシート用紙、5,8,14…ICカード制御装置、
6…ICカード、7…家庭、9…パーソナルコンピュー
タ、10…パソコンプリンタ、11,18…プリンタ用
紙、12…ハードディスク、13…CRT、15…表示
装置、16…キーボード、17…内蔵プリンタ、19…
ハンディターミナル、20…購入情報、21…ヘッダー
部分、22…明細部分、22a,42…商品名、22b
…単価、22c…数量、22d…小計、23…フッター
部分、24…販売促進情報、24a…販促商品名、24
b…販促単価、24c…対象期間、30…家計簿ファイ
ルレコード、31,41…識別子、32…日付、33a
…収入コード、33b…支出コード、34…品目、35
…金額、36…合計、40…購入履歴ファイルレコー
ド、43…前回購入日、44…購入回数、45…平均購
入間隔、60…収支対照、61…収入欄、61a,62
a…日付欄、61b,62b…品目欄、61c,62c
…金額欄、61d,62d…合計欄、62…支出欄、6
3…残額欄、64…月欄、70,120…購入履歴ファ
イル、72…前回購入日、73…平均購入間隔、101
…今回買い物予定日、102…次回買い物予定日、10
6…今回購入予定候補、107…現在保有状況、10
8,109…購入決定、121…前回購入単価。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋元 幸雄 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも商品の購入情報を含む商品情
    報の登録を行う店舗用端末と、前記店舗用端末に接続す
    ることにより前記商品情報を読み取ることのできる購入
    者用の可搬型端末と、前記可搬型端末より前記商品情報
    を読み取って前記商品情報を登録する家庭用端末とを含
    むショッピングシステムであって、 前記家庭用端末には、当該家庭用端末に登録された前記
    商品情報を用いて、将来の購入予定品を決定する論理を
    備えていることを特徴とするショッピングシステム。
  2. 【請求項2】 少なくとも商品の購入情報を含む商品情
    報の登録を行う店舗用端末と、前記店舗用端末に接続す
    ることにより前記商品情報を読み取ることのできる購入
    者用の可搬型情報端末とを含むショッピングシステムで
    あって、 前記可搬型情報端末には、前記商品情報が登録され、当
    該商品情報を用いて将来の購入予定品を決定する論理を
    備えていることを特徴とするショッピングシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のショッピングシ
    ステムにおいて、前記家庭用端末および可搬型情報端末
    には、過去の購入情報を蓄積して記憶する機能と、前記
    購入情報の蓄積により作成された商品毎の購入履歴情報
    により平均的購入間隔を求める論理と、少なくとも次回
    の買い物予定日を含む購入者情報の入力により次回買い
    物時の購入予定品の決定を行う論理とを含むことを特徴
    とするショッピングシステム。
JP17454095A 1994-10-06 1995-07-11 ショッピングシステム Pending JPH0926993A (ja)

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JP17454095A JPH0926993A (ja) 1995-07-11 1995-07-11 ショッピングシステム
US08/538,643 US5870716A (en) 1994-10-06 1995-10-04 Home terminal and shopping system

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