JPH09267718A - カーステレオ - Google Patents

カーステレオ

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JPH09267718A
JPH09267718A JP8034796A JP8034796A JPH09267718A JP H09267718 A JPH09267718 A JP H09267718A JP 8034796 A JP8034796 A JP 8034796A JP 8034796 A JP8034796 A JP 8034796A JP H09267718 A JPH09267718 A JP H09267718A
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control
crime prevention
vehicle
detection signal
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JP8034796A
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Hawaado Damian
ハワード ダミアン
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Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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    • B60R25/10Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles actuating a signalling device
    • B60R25/1001Alarm systems associated with another car fitting or mechanism, e.g. door lock or knob, pedals
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/10Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles actuating a signalling device
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60R25/10Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles actuating a signalling device
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両防犯機能の解除が正当者には容易なカ
ーステレオの実現。 【解決手段】 検出信号入力部(21〜24)と、防犯
信号出力部(26〜27)と、検出信号に応じて防犯モ
ードに入るモードイン制御と防犯モード中に搭車両10
の異常を監視する異常監視制御とその監視結果に応じて
防犯信号を送出するアラーム制御と防犯モードを解除す
るモードアウト制御とを行う制御部50とを具備したカ
ーステレオであって、検出信号入力部(24)は、少な
くとも車両10のドアロック状態の検出信号を入力可能
なものであり、制御部50は、防犯モード中に車両10
のドアロックが解かれたことを検知するとともにこの検
知結果に応じてモードアウト制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カーステレオす
なわち車載形の音響再生用電子機器に関し、詳しくは、
搭載車両の防犯機能が付加されたカーステレオの改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ステレオ本体の盗難防止機能
が付加されたカーステレオが知られている。かかるカー
ステレオの盗難防止機能を具現化する手段としては、デ
タッチパネルを利用する方式や、暗証コードを登録する
方式などが挙げられる。
【0003】デタッチパネルは、カーステレオの操作機
能や表示機能を担う操作部のことであり、ステレオ本体
に対し着脱可能に設けられる。また、デタッチパネルの
回路は、デタッチパネルがステレオ本体に対して適正に
取付けられたときだけ、ステレオ本体の回路との電気的
接続が確立されて、操作機能等を発揮するものである。
デタッチパネルの無いステレオ本体だけでは、カーステ
レオとしての用をなさない。そこで、カーステレオの使
用者は、カーステレオが搭載されている車両から下車し
て離れる際にデタッチパネルをステレオ本体から取り外
して携行することにより、カーステレオの盗難を防止す
ることができるのである。
【0004】暗証コードは、カーステレオの使用者がカ
ーステレオの搭載車両から下車する際にカーステレオの
操作パネルにおける選局用テンキー等を用いて登録され
るコードのことであり、登録設定を行った者だけが知っ
ている。また、暗証コード登録済みのカーステレオは、
機器の取り外し等によって一度でも電力供給が断たれる
とその後の電力供給再開時に、暗証コードの入力を要求
するとともに、この入力された暗証コードと予め登録さ
れていた暗証コードとが一致しているか否かを調べて一
致時のみ作動する。暗証コードを知らなければカーステ
レオを使用できない。そこで、暗証コードを登録するこ
とによっても、カーステレオの盗難を防止することがで
きる。以上がカーステレオの盗難防止対策である。
【0005】これに対し、車両そのものの盗難を防止す
るための装置も知られている。これは、車両ドアの開閉
に連動して異常時に警報音を発するものである。車両の
使用者が車両から下車して離れる際に車両に対しこの盗
難防止装置を設置して作動させておくことにより、使用
者が適正なキーを用いて車両ドアを開けたときには警報
音が出ないが、それ以外の手段で無理に車両ドアを開け
たときには、警報音が鳴り響くこととなる。そこで、車
両の盗難を防止することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のカー
ステレオでは、デタッチパネルや暗証コードを利用した
盗難防止機能を備えていたが、この盗難防止機能はカー
ステレオ自身の盗難防止を図るだけに留まっていた。そ
のため、車両の盗難防止も図るには、別個に車両盗難防
止装置が必要であった。これでは、車両と共にこれに搭
載のカーステレオも盗難から防ごうとする場合、それぞ
れに盗難防止装置等を備えなければならず、機器が複雑
となり、コストも増大する。また、車内のスペースも狭
くなる。さらに、下車や乗車の際に行う操作が煩雑で面
倒になり、時には車両盗難防止装置又はカーステレオの
何れかの操作を忘れてしまうことさえ有る。
【0007】そこで、同一出願人によって特願平7−1
68019号のカーステレオが案出された。これは、デ
タッチパネルの着脱に基づく警報機能に加えて、車両ド
アが開いてから一定期間経ってもデタッチパネルのステ
レオ本体への装着かイグニッションスイッチのACCオ
ン操作(アクセサリースイッチをオンさせる操作)が行
われないときにも警報を発するものである。このような
異常監視処理により、カーステレオのデタッチパネルの
着脱操作によって容易にカーステレオばかりかその搭載
車両についても盗難防止を図ることができるようになっ
た。現在ではほぼ総ての車両にカーステレオが搭載され
ているので、その効果は大きい。
【0008】しかしながら、このようなカーステレオで
は、異常監視や警報の機能が車両ドアの開閉および経過
時間に基づいて具現化されているので、使用者本人が車
両ドアを開けた場合でも一定時間以内にデタッチパネル
の装着やイグニッションスイッチの操作を行わなければ
使用者と認めて貰えないため、監視や警報の解除操作を
忘れたときや遅れたとき等には思わぬ警報音に慌てさせ
られることになる。また、カーステレオが搭載された車
両への侵入を防げればカーステレオの盗難も防止される
のであるから、デタッチパネル利用方式が必須とはいえ
ない。さらに、ドアを開けない行為、例えば窓からの侵
入や、盗むには至らなくても外部から殴打したり揺さぶ
ったりして損壊させる犯罪的な行為などには、対処し得
ない。
【0009】そこで、使用者本人等の正当な者による監
視・警報の解除操作について、さらなる容易化を図るこ
とが課題となる。しかも、盗難防止機能を損なうことな
く、デタッチパネル利用方式に代えて、又はデタッチパ
ネルと併用可能として、盗難防止機能を発展または拡張
することが望まれる。
【0010】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたものであり、車両防犯機能の解除が正当な
者にとっては容易なカーステレオを実現することを目的
とする。また、本発明は、車両防犯機能の解除が正当な
者にとっては容易であるが不正な者にとっては車両盗難
等が一層困難なカーステレオを実現することをも目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために発明された第1の解決手段について、その構成
および作用効果を以下に説明する。
【0012】第1の解決手段のカーステレオは(、出願
当初の請求項1に記載の如く)、搭載車両のセンサから
の検出信号を入力可能な検出信号入力部と、前記搭載車
両のホーン等のアクチュエータへ駆動用の防犯信号を出
力可能な防犯信号出力部と、動作モードの1つとして防
犯モードを有し前記検出信号入力部を介する前記検出信
号に応じて前記防犯モードを有効状態に設定するモード
イン制御と前記防犯モード中に前記検出信号に基づいて
前記搭載車両の異常を監視する異常監視制御とその監視
結果に応じて前記防犯出力部を介して前記防犯信号を送
出するアラーム制御と前記検出信号に応じて前記防犯モ
ードを解除するモードアウト制御とを行う制御部とを具
備したカーステレオであって、前記検出信号入力部は、
前記検出信号の1つとして少なくとも前記搭載車両のド
アロック状態の検出信号を入力可能なものであり、前記
制御部は、前記防犯モード中に、前記搭載車両のドアロ
ックが解かれたことを検知するとともに、この検知結果
に応じて前記モードアウト制御を行うものであることを
特徴とするものである。
【0013】ここで、上記の「入力可能な」及び「出力
可能な」とは、搭載車両のセンサやアクチュエータとの
電気的な接続が行えるようになっており、その接続確立
後は入出力機能を担って、搭載車両からその該当状態を
得たり搭載車両に警報を出させたりする機能を果たすと
いう意味である。
【0014】このような第1の解決手段のカーステレオ
にあっては、搭載車両のセンサやアクチュエータに対し
て検出信号入力部および防犯信号出力部が接続される
と、検出信号入力部を介して搭載車両のセンサから検出
信号が入力されるとともに、警報を発する際などには搭
載車両のアクチュエータに対して防犯信号を送出してそ
れを駆動することが可能となる。そして、この状態で
は、動作モードの1つとして防犯モードを有した制御部
によって、搭載車両を盗難等の犯罪から防ぐための制御
が、検出信号入力部を介して入力した検出信号に応じて
行われる。
【0015】すなわち、検出信号に応じて、ステレオ演
奏等の通常モード・オーディオモードから抜けて防犯モ
ードを有効状態に設定するモードイン制御や、逆に防犯
モードを解除して通常モードに戻るといったモードアウ
ト制御が行われる。しかも、この防犯モード中には、異
常監視制御によって搭載車両の状態等が監視され、搭載
車両に異常が発生した場合には、アラーム制御によって
防犯信号が搭載車両のホーン等へ送出される。そして、
ホーン等が駆動されて、警報が発せられる。こうして、
このカーステレオは、通常の音響装置としての機能に加
えて、車両防犯機能も発揮する。
【0016】特に、このカーステレオの制御にあって
は、搭載車両のドアロック状態の検出信号が明示的に入
力され、これに基づいて搭載車両のドアロック殊に集中
ドアロックが解かれたこと即ちアンロックが検知され
る。そして、防犯モード中に車両ドアがアンロックされ
た場合、この検知結果に応じてモードアウト制御がなさ
れる。
【0017】ドアロックをアンロックすることは、正当
な使用者が車両に戻って乗車する際に必ず行う行為であ
るから、デタッチパネルの装着やイグニッションスイッ
チの操作と異なり、その操作が忘れられることは無い。
しかも、乗車の際における最初の行為であるから、乗車
してからの一定期間内にしなければないないという制約
等も全く無い。これにより、正当な使用者は、監視や警
報の明示的な解除操作を意識する必要がなくなって容易
に、車両防犯機能を解除することができる。なお、正規
のキー等を保持した正当な使用者以外の者にとってドア
のアンロックは通常行えないことであるから、盗難防止
機能が損なわれることはほとんどないと言える。
【0018】したがって、この発明によれば、車両防犯
機能の解除が正当な者にとっては容易なカーステレオを
実現することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】このような第1の解決手段で達成
された本発明のカーステレオについて、これを実施する
ための形態を説明する。
【0020】[第1の実施の形態]本発明の第1の実施
形態は(、出願当初の請求項2に記載の如く)、上述し
た第1の解決手段のカーステレオであって、前記検出信
号入力部は、前記検出信号の1つとして前記搭載車両の
ドア開閉状態の検出信号を入力可能なものであり、前記
制御部は、前記搭載車両のドア開閉状態(又はドア開閉
状態およびドアロック状態)に応じて前記モードイン制
御を行うものであることを特徴とする。
【0021】このように下車時に通常伴うドア開閉さら
にはドアロック状態に基づいてモードイン制御を行うよ
うにしたことにより、その後のドアロック状態に基づく
モードアウト制御によって盗難防止機能が損なわれる確
率を最小限に留めることができる。また、モードイン中
におけるドア開閉状態さらにはドアロック状態の正常状
態が予め確定されるので、モードアウト制御を行うべき
か否かの判定処理を簡素化することもできる。
【0022】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
形態は(、出願当初の請求項3に記載の如く)、上述し
た第1の解決手段または第1の実施形態のカーステレオ
であって、前記検出信号入力部は、前記検出信号の1つ
として前記搭載車両の窓割れ状態の検出信号を入力可能
なものであり、前記制御部は、前記防犯モード中に前記
搭載車両の窓が割れたことに応じて前記アラーム制御を
行うものであることを特徴とする。
【0023】これにより、ドアを開けずに車内に侵入し
てカーステレオ等を抜き取ったり車両を盗んだりしよう
として窓を割っても、直ちに警報等が発せられるので、
車内への侵入を未然に防止することができる。したがっ
て、正当な者には車両防犯機能の解除を容易なものとし
ながらも、不正者の犯罪的な行為に対する防止機能は高
めることができる。
【0024】[第3の実施の形態]本発明の第3の実施
形態は(、出願当初の請求項4に記載の如く)、上述し
た第1の解決手段または第1の実施形態のカーステレオ
であって、前記検出信号入力部は、前記検出信号の1つ
として前記搭載車両の搖れ状態の検出信号を入力可能な
ものであり、前記制御部は、前記防犯モード中に前記搭
載車両が搖れたことに応じて前記アラーム制御を行うも
のであることを特徴とする。
【0025】これにより、ドアを開けて車内に侵入する
ことなく外部から殴打したり揺さぶったりして車両を損
壊させるような場合にも、直ちに警報等が発せられるの
で、かかる犯罪行為も未然に防止することができる。し
たがって、正当な者には車両防犯機能の解除を容易なも
のとしながらも、不正者の犯罪的な行為に対する防止機
能は高めることができる。
【0026】[第4の実施の形態]本発明の第4の実施
形態は(、出願当初の請求項5に記載の如く)、上述し
た第1の解決手段または第1の実施形態のカーステレオ
であって、前記制御部は、前記防犯モード中に前記搭載
車両のドア開閉状態に応じて前記アラーム制御を行うも
のであることを特徴とする。
【0027】これにより、ドアをロックすることなく下
車したため乗車時にドアをアンロックしなかった場合で
も、ドアを開けてから一定時間内に乗車してデタッチパ
ネルの装着やイグニッションスイッチの操作を行うなど
車両防犯機能の解除操作を行ったか否かによって適切
に、少なくとも既存の機能を損なうことなく、車両盗難
等を防止することができる。したがって、ドアロック状
態に基づく監視・警報の解除方式と、デタッチパネル利
用方式等の既存の解除方式とが併用されるので、一層便
利になる。
【0028】[第5の実施の形態]本発明の第5の実施
形態は(、出願当初の請求項6に記載の如く)、上述し
た第2,第3,第4の実施形態(出願当初請求項3,
4,5記載)のカーステレオであって、前記制御部は、
前記アラーム制御中に、前記搭載車両のドアロック解除
に応じて前記モードアウト制御することを停止するもの
であることを特徴とする。
【0029】これにより、アラーム制御がなされていて
犯罪の虞れがある場合は、ドアのアンロックによって簡
単に防止機能が解除されることはなくなるので、盗難防
止機能が確実に維持される。
【0030】[第6の実施の形態]本発明の第6の実施
形態は(、出願当初の請求項7に記載の如く)、上述し
た第2,第3,第4,第5の実施形態(出願当初請求項
3,4,5,6記載)のカーステレオであって、前記制
御部は、前記モードイン制御後に前記アラーム制御が一
度以上なされた後には、前記搭載車両のドアロック解除
に応じて前記モードアウト制御することを停止し続ける
ものであることを特徴とする。
【0031】これにより、ドアのアンロックによる容易
なモードアウト制御はアラーム制御がなされなかった場
合だけに限定されるので、一旦アラーム制御がなされて
少しでも犯罪の虞れがある場合は、ドアのアンロックに
よって簡単に防止機能が解除されることはなくなるの
で、盗難防止機能が一層確実に維持される。
【0032】[第7の実施の形態]本発明の第7の実施
形態は(、出願当初の請求項8に記載の如く)、上述し
た第3の実施形態(出願当初請求項4記載)のカーステ
レオであって、前記制御部は、前記搭載車両の搖れの程
度に応じて前記アラーム制御の継続時間を変えるもので
あることを特徴とする。これにより、車両被害のおそれ
の程度に応じた適切な警報等を出すことができる。
【0033】[第8の実施の形態]本発明の第8の実施
形態は(、出願当初の請求項9に記載の如く)、上述し
た第5,第6の実施形態(出願当初請求項6又は7に記
載)のカーステレオであって、前記制御部を具有したス
テレオ本体と、このステレオ本体に着脱可能なデタッチ
パネルとからなり、前記制御部は、前記防犯モード中
に、前記デタッチパネルが前記ステレオ本体に装着され
たことを検知するとともに、この検知結果に応じて前記
モードアウト制御を行うものであることを特徴とする。
【0034】これにより、デタッチパネル利用方式によ
るステレオ単体の盗難防止機能も併せて発揮される。
【0035】[第9の実施の形態]本発明の第9の実施
形態は(、出願当初の請求項10に記載の如く)、上述
した第5,第6,第8の実施形態(出願当初請求項6,
7,9記載)のカーステレオであって、前記検出信号入
力部は、前記検出信号の1つとして前記搭載車両のイグ
ニッションスイッチ状態の検出信号を入力可能なもので
あり、前記制御部は、前記防犯モード中に、前記搭載車
両のイグニッションスイッチが該当キーで操作されたこ
と又は前記搭載車両のイグニッションスイッチが所定時
間内に該当キーで所定の複数回以上オンオフ操作された
ことを検知するとともに、この検知結果に応じて前記モ
ードアウト制御を行うものであることを特徴とする。
【0036】これにより、車両の正当な使用者であるキ
ー保持者は確実に犯罪防止機能を解除することができ
る。特に、複数回以上のオンオフを条件とした場合は、
該当キーの盗難および不正使用がなされたときであって
も、その条件を知らない不正使用者に対し依然として犯
罪防止機能を発揮することができる。また、車両の正当
な使用者は、デタッチパネル等の他の解除手段を喪失し
たり忘れたりした場合でも、救済される。
【0037】[第10の実施の形態]本発明の第10の
実施形態は(、出願当初の請求項11に記載の如く)、
上述した第1の解決手段のカーステレオであって、前記
制御部は、前記防犯モード中に(総ての又は特定の検出
信号に基づく)前記アラーム制御が所定回数以上行われ
たとき前記モードアウト制御を行うものであることを特
徴とする。これにより、警報音を出しすぎてバッテリが
不所望に放電してしまうことが抑制されるので、バッテ
リを保護することができる。
【0038】[第11の実施の形態]本発明の第11の
実施形態は(、出願当初の請求項12に記載の如く)、
上述した第2,第4の実施形態(出願当初請求項3,5
記載)のカーステレオであって、前記防犯信号出力部
は、前記防犯信号の1つとして前記搭載車両のスタータ
の作動を妨げるスタータカットオフ信号を出力可能なも
のであり、前記制御部は、前記アラーム制御中にスター
タカットオフ信号を出力する制御を行うものであること
を特徴とする。
【0039】これにより、イグニッションスイッチを壊
してスタータ駆動電流ラインを電源ラインに直結させた
としてもスタータの作動が阻止されるので、車両の乗り
逃げを防ぐことができる。したがって、この発明によれ
ば、車両防犯機能の解除が正当な者にとっては容易であ
るが不正な者にとっては車両盗難等が一層困難なカース
テレオを実現することができる。
【0040】
【実施例】本発明のカーステレオの一実施例について、
その具体的な構成を、図面を引用して説明する。このカ
ーステレオは、車両防犯機能を発揮するために車両10
に搭載されるようになっているものであり、デタッチパ
ネル利用方式の盗難防止機能も発揮するためにステレオ
本体20からデタッチパネル30が分離可能なようにな
っている。図1は、そのカーステレオ20,30及びこ
れを搭載した車両10について、その防犯機能に関する
回路部分のブロック図である。また、図2は、ステレオ
本体20にデタッチパネル30を着脱するときの外観図
である。さらに、図3は、カーステレオにおける制御処
理についての概要フローチャートであり、図4〜図12
は、その制御処理についての詳細フローチャートであ
る。
【0041】車両10は、車両の状態を種々の観点から
検出するために各種のセンサが車内に配設されている。
車両の搖れ状態を検出するモーションセンサ11や、車
両ドアの開閉状態を検出するドア開閉スイッチ12、フ
ロントガラスやドアガラスについて窓割れ状態を検出す
る窓割れセンサ13、リモコンキー(リモートコントロ
ールキー)14a又はドアキー(エンジンキー)14b
で操作されて総てのドアを集中してロック・アンロック
するとともにそのドアロック状態の検出信号を出力する
ドアロック機構14、ドアキー14bあるいは特定のエ
ンジンキーで操作されるとともにそのスイッチ状態の検
出信号を出力するイグニッションスイッチ15などが設
けられているものである。
【0042】また、車両10には、警報や発進阻止用の
アクチュエータも設けられている。リレー16aの駆動
時に警報音を発するホーン16及びこれに連動して点灯
するハザードランプ16bや、バッテリ15aからヒュ
ーズ15b,リレー15c,リレー17aを順に介して
駆動電力を受けるスタータ17がそれである。スタータ
17は、リレー17aが導通状態を維持しているときに
イグニッションスイッチ15のエンジン作動位置への操
作によってリレー15cが導通させられると、作動して
エンジン回転をスタートさせるようになっている。
【0043】ステレオ本体20は、図示しないオーディ
オ信号処理部に加えて、車両10の各センサ(11〜1
5)からの検出信号を入力するための検出信号入力部
(21〜25)と、車両10の各アクチュエータ(1
6,17)及び内蔵のアクチュエータ(28)が駆動さ
れるように該当の防犯信号を出力するための防犯信号出
力部(26,27,28a)と、デタッチパネル30の
装着を検出するとともにその操作入力及びそれへの表示
出力を担うためのパネルインターフェイス部(41,4
2)と、プログラム処理によって各部の制御を行うMP
U50の制御部とからなるものである。
【0044】搖れ検出信号入力回路21は、ピンジャッ
ク51と共に検出信号入力部を構成し、ピンジャック5
1の接続が適切になされると、モーションセンサ11か
ら車両10の搖れ状態の検出信号を入力してMPU50
の処理に供する。この搖れ検出信号入力回路21は、搖
れの有無だけでなく搖れの程度も入力するためにA/D
変換回路等も具有したものとなっている。ドア開閉信号
入力回路22は、ピンジャック52と共に検出信号入力
部を構成し、ピンジャック52の接続が適切になされる
と、ドア開閉スイッチ12から車両10のドア開閉状態
の検出信号を入力してMPU50の処理に供するもので
ある。
【0045】窓割れ検出信号入力回路23は、ピンジャ
ック53と共に検出信号入力部を構成し、ピンジャック
53の接続が適切になされると、窓割れセンサ13から
車両10の窓割れ状態検出信号を入力してMPU50の
処理に供する。アンロック検出信号入力回路24は、ピ
ンジャック54と共に検出信号入力部を構成し、ピンジ
ャック54の接続が適切になされると、ドアロック機構
14からドアロック状態の検出信号を入力してMPU5
0の処理に供するものとなっている。
【0046】ACCオン信号入力回路25は、ピンジャ
ック55と共に検出信号入力部を構成し、ピンジャック
55の接続が適切になされると、イグニッションスイッ
チ15からACCオン操作の検出信号を入力してMPU
50の処理に供するようになっている。なお、これらの
検出信号入力回路21〜25は、詳細な図示は割愛した
が、信号値を保持するためのラッチ回路の他、各検出信
号の特性に適合したフィルタ回路や、MPU50からの
アクセスを可能とするためのアドレスデコーダなども具
有して構成されている。
【0047】リレー駆動回路26は、ピンジャック56
と共に防犯信号出力部を構成し、ピンジャック56の接
続が適切になされると、MPU50の制御に従ってリレ
ー16aを駆動する。そして、MPU50によるホーン
(防犯信号)の出力開始から出力停止までの間、リレー
16aを導通状態にさせてホーン16から警報を出させ
るとともにハザードランプ16bを点灯させるようにな
っている。
【0048】リレー駆動回路27は、ピンジャック57
と共に防犯信号出力部を構成し、ピンジャック57の接
続が適切になされると、MPU50の制御に従ってリレ
ー17aを駆動する。そして、MPU50によるスター
タカットオフ(防犯信号)の出力開始から出力停止まで
の間、リレー17aを遮断状態にさせてイグニッション
スイッチ15操作によるスタータ17の作動を阻止する
ようになっている。
【0049】スピーカ28は、本来オーディオ出力に用
いられるものであるが、アンプ28aの駆動によって警
報音を出すこともできるようになっている。そして、M
PU50によるスピーカ(防犯信号)の出力開始から出
力停止までの間、警報音が出るようになっている。
【0050】デタッチパネル30は、“1”〜“20”
の数字キーや上下左右方向の矢印キーが植設されたキー
マトリクス回路31と、押下キーの信号をステレオ本体
20へ伝達するための接点部32とを備えたものであ
る。そして、これに対応して、ステレオ本体20は、パ
ネル検出回路41と接点部42とを具備して、デタッチ
パネル30が装着されているか否かを検出するととも
に、その装着時には押下キーの信号を入力してMPU5
0の処理に供するようになっている。
【0051】MPU50は、動作モードとしてオーディ
オモードの他に防犯モードも持っている。オーディオモ
ードの下ではオーディオ処理回路を対象に通常のカース
テレオとしての制御を行う一方、防犯モードの下では以
下に詳述する各制御、具体的には、検出信号入力部(2
1〜25)を介する検出信号に応じて防犯モードを有効
状態に設定するモードイン制御と、防犯モード中に検出
信号に基づいて車両10の異常を監視する異常監視制御
と、その監視結果に応じて防犯出力部(26〜28)を
介して防犯信号を送出するアラーム制御と、検出信号に
応じて防犯モードを解除するモードアウト制御とを行う
ようにプログラムされている。
【0052】すなわち、MPU50は、スタートすると
(図3参照)、所定の初期化の他に特願平7−1680
19号で詳述の設定メニュー処理を選択的に行い(ステ
ップS31)、モードフラグを先ずオーディオモードに
セットしてから、モードイン判定処理を行うようになっ
ている(ステップS40)。
【0053】モードイン判定処理では(図4参照)、動
作モードをオーディオモードから防犯モードに変更する
か否かが判別される。具体的には、デタッチパネル30
が装着されていれば(ステップS41)、注意喚起用の
LEDを消灯して(ステップS42)、オーディオモー
ドを維持する。デタッチパネル30が外された場合、設
定メニューでアラームがONに設定されていれば(ステ
ップS43)LEDを点滅させ(ステップS44)、さ
らにイグニッションスイッチ15がACCオフに操作さ
れると(ステップS45)、30秒経過後に(ステップ
S46)車両ドアが閉まるのを待って(ステップS4
7)、モードフラグを防犯モードにセットする。これに
より、使用者が余裕をもって下車できるようにするとと
もに、下車を確認してから防犯モードに移るようになっ
ている。
【0054】防犯モードでは、先ず、異常監視制御(図
3のS32〜S35,図5参照)及びモードアウト制御
(図3,図5のS36〜S37)が行われる。異常監視
制御は、車両10の異常な搖れ,窓割れ,一定時間以上
のドア開放の何れかが検出されるのをループして待つこ
とで行われる(ステップS33〜35)。そして、何れ
かの異常が検出された場合は、それぞれ対応するアラー
ム出力等の防犯処理がなされる(ステップS80,S9
0,S100)。このループは、アラーム出力が所定回
数を超えるまで(ステップS120)、あるいはモード
アウト制御がなされるまで繰り返される。
【0055】モードアウト制御は、所定の解除操作がな
されたときに行われ(ステップS36)、総ての出力を
停止して(ステップS37)、オーディオモードに戻る
ようになっている。また、この防犯モードになってから
一度もドアが開けられたり窓が割られたりしていない状
態でドアロック機構14がアンロックされたときには
(ステップS32、ステップS32a〜32b)、異常
監視のループを抜けて確認のために所定の解除操作を待
ってから(ステップS60、図6)、オーディオモード
に戻る。これにより、防犯モード中に車両10のドアロ
ックが解かれたことを検知するとともにこの検知結果に
応じてモードアウト制御を行うものとなっている。しか
も、アラーム制御中に、及びモードイン制御後にアラー
ム制御が一度以上なされた後にはその後継続して、ドア
ロック解除に応じたモードアウト制御を停止するものと
なっている。
【0056】なお、所定の解除操作としては(ステップ
S36,S62,S83,…)、デタッチパネル30が
ステレオ本体20に装着されたこと(図7のステップS
71)に加えて、設定メニューでのフラグIGKEY設
定状態に応じて(ステップS72)1回(ステップS7
3)又は所定時間内に5回(ステップS74)以上イグ
ニッションスイッチ15がACCオンに操作されたこと
も考慮される。そして、このことが検知されると、モー
ドアウト制御が行われるようになっている。
【0057】異常監視制御中に、搖れが検出されると
(ステップS33)、アラーム出力と解除検出の処理が
行われる(図8のステップS80〜86)。具体的に
は、搖れが強いか否かに応じて出力タイマを10秒また
は30秒の何れかに設定してからこれをスタートさせる
(ステップS81等)。また、設定メニューでのスピー
カについての設定状態に応じてホーン出力だけ又はスピ
ーカ及びホーン双方の出力を開始させる(ステップS8
2等)。そして、所定の防犯モード解除操作を受けてモ
ードアウト制御を行うことにならない限り(ステップS
83,S84)、出力タイマがオーバーして設定時間が
経過するまで(ステップS85)、ホーン等のアラーム
出力を行う(ステップS86)。これにより、防犯モー
ド中に車両10が搖れたことに応じて、しかもその搖れ
の程度に応じて継続時間を変えて、アラーム制御を行う
ものとなっている。
【0058】また、異常監視制御中に、窓割れが検出さ
れると(ステップS34)、アラーム出力とスタータカ
ットオフ出力と解除検出の処理が行われる(図9のステ
ップS90〜99)。具体的には、30秒のホーン用出
力タイマと30分のスタータカットオフ用出力タイマと
の2つのタイマを用いて(ステップS91)、その間
(ステップS96,S98)、設定メニューに応じてホ
ーンあるいはスピーカからアラーム出力を行うとともに
(ステップS93等,S97)、スタータカットオフの
出力も行うようになっている。なお、その間に解除操作
があれば、モードアウト制御も行うようにもなっている
(ステップS94,95)。
【0059】さらに、異常監視制御中に、一定時間以上
継続してドアが開放されていることが検出されると(ス
テップS35、図5のステップS35a〜35d)、や
はり同様にしてアラーム出力とスタータカットオフ出力
と解除検出の処理が行われる(図10,図11参照)。
この一定時間は、正当な使用者がキー等でドアを開けて
から乗車して解除操作を行うまでに要する時間を基準に
してこれを超える値に設定される。なお、この場合、ア
ラーム出力終了後はスタータカットオフ出力を終えるま
で、他の異常についても併せて監視するようにもなって
いる(ステップS115、S116)。
【0060】なお、窓割れ検出およびドア開継続検出に
対する処理を終えた後には、それまでのアラーム出力の
総回数が5回以上に達したか否かが判別され(図3のス
テップS120)、達している場合にはそれ以上のアラ
ーム出力を行わないようにモードアウト制御を行ものと
なっている(図参照12)。なお、この回数は、バッテ
リ15aの容量等に応じて適宜設定されるものである。
【0061】この実施例のカーステレオについて、その
具体的な動作および使用態様を説明する。
【0062】先ず、車両10の使用者が、イグニッショ
ンスイッチ15をオフ操作してキーを抜取り、ステレオ
本体20からデタッチパネル30を外して携行し(図2
(a)参照)、さらに下車してドアを閉めると、30秒
経過後にステレオ本体20が車両10についての異常監
視を始める。このとき、車両10の使用者は、一般にド
アをロックしてショッピング等のために車両10を離れ
る。
【0063】そして、車両10に何事も起こらないうち
に使用者が戻って来ると、通常、使用者はリモコンキー
14a等でドアのロックを解除する。すると、これだけ
で、ステレオ本体20が異常監視を停止して解除操作を
待ち続けるようになる。そこで、使用者は、落ち着いて
ゆっくりと、デタッチパネル30をステレオ本体20に
装着させて(図2(b)参照)、カーステレオを本来の
オーディオ演奏等に用いることができる。さらに、車両
10のエンジンをスタートさせて運転することもでき
る。
【0064】また、使用者がデタッチパネル30を置き
忘れてきたり、僅かな車両移動の後に再度下車するよう
な場合でも、防犯モードを解除することができる。デタ
ッチパネル30の装着を行なわなくても、使用者は、落
ち着いてゆっくりと、イグニッションスイッチ15を所
定回数オンオフさせればよい。こうすることでも、車両
10の運転が可能となる。
【0065】ところで、使用者が戻る前に車両10に異
常が起きた場合、例えば窓が割られた場合には、30秒
に亘ってホーン16あるいはこれに加えてスピーカ28
が鳴り響いて警報が発せられる。このとき、警報は出し
すぎないように回数制限がなされるので、バッテリ15
aが完全放電することはない。また、30分間はスター
タの作動も阻止される。そして、その後は、ドアがアン
ロックされても、それだけで異常監視は停止しないよう
になる。こうして、車内のロック解除ボタンの不正操作
等によって案直に警報を止めることはできなくなる。そ
こで、犯罪者は、車両10を盗むのを諦めて退散する。
ドアをこじ開けたり、車体を壊そうとした場合も、同様
となる。
【0066】これに対し、正当な使用者であれば、デタ
ッチパネル30を携行しているのでこれをステレオ本体
20に装着することで、あるいはエンジンキーを保持し
ているのでこれを用いてイグニッションスイッチ15を
操作することで、防犯機能を解除するとともに、スター
タ17を作動させることができるのである。
【0067】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第1の解決手段のカーステレオにあっては、通常の音
響装置としての機能に加えて車両防犯機能も発揮するに
際し車両ドアのアンロックを検知してモードアウト制御
を行うようにしたことにより、盗難防止機能を損なうこ
となく、車両防犯機能の解除が正当な者にとっては容易
なカーステレオを実現することができたという有利な効
果が有る。
【0068】また、本発明の各実施形態のカーステレオ
にあっては、それぞれ車両異常検出の確度を高めるため
の具体的手段を構じたことにより、車両防犯機能の解除
が正当な者にとっては容易であるが不正な者にとっては
車両盗難等が一層困難なカーステレオを実現することが
できたという有利な効果を奏する。さらには、デタッチ
パネル利用方式との併用や、バッテリ保護も、可能とす
ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施したカーステレオ及び搭載車両
について、その防犯機能に関する回路部分のブロック図
である。
【図2】 そのデタッチパネルを着脱するときの外観図
である。
【図3】 その制御処理についての概要フローチャート
である。
【図4】 その制御処理でのモードイン判定のフローチ
ャートである。
【図5】 その制御処理での異常監視のフローチャート
である。
【図6】 その制御処理でのアンロック対応処理のフロ
ーチャートである。
【図7】 その制御処理での解除有無判断のフローチャ
ートである。
【図8】 その制御処理での搖れ対応処理のフローチャ
ートである。
【図9】 その制御処理での窓割れ対応処理のフローチ
ャートである。
【図10】 その制御処理でのドア開継続時処理の前半
部分である。
【図11】 その制御処理でのドア開継続時処理の後半
部分である。
【図12】 その制御処理でのバッテリ保護のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
10 車両 11 モーションセンサ(加振センサ;搖れ状態セン
サ) 12 ドア開閉スイッチ(ドア開閉状態センサ) 13 窓割れセンサ(窓割れ状態センサ) 14 ドアロック機構(ドアロック状態センサ) 14a リモコンキー 14b ドアキー 15 イグニッションスイッチ(ACC状態センサ) 15a バッテリ 15b ヒューズ 15c リレー 16 ホーン(車両の警報用アクチュエータ) 16a リレー(車両の警報用アクチュエータ) 16b ハザードランプ(車両の警報用アクチュエー
タ) 17 スタータ(車両の発進阻止用アクチュエータ) 17a リレー(車両の発進阻止用アクチュエータ) 20 ステレオ本体 21 搖れ検出信号入力回路(検出信号入力部) 22 ドア開閉信号入力回路(検出信号入力部) 23 窓割れ検出信号入力回路(検出信号入力部) 24 アンロック検出信号入力回路(検出信号入力
部) 25 ACCオン信号入力回路(検出信号入力部) 26 リレー駆動回路(防犯信号出力部) 27 リレー駆動回路(防犯信号出力部) 28 スピーカ(内蔵の警報用アクチュエータ) 28a アンプ(防犯信号出力部) 30 デタッチパネル 31 キーマトリクス回路 32 接点部 41 パネル検出回路 42 接点部 50 MPU(マイクロプロセッサ;制御部) 51〜55 ピンジャック(入力接続部;検出信号入力
部) 56、57 ピンジャック(出力接続部;防犯信号出力
部)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搭載車両のセンサからの検出信号を入力可
    能な検出信号入力部と、前記搭載車両のホーン等のアク
    チュエータへ駆動用の防犯信号を出力可能な防犯信号出
    力部と、動作モードの1つとして防犯モードを有し前記
    検出信号入力部を介する前記検出信号に応じて前記防犯
    モードを有効状態に設定するモードイン制御と前記防犯
    モード中に前記検出信号に基づいて前記搭載車両の異常
    を監視する異常監視制御とその監視結果に応じて前記防
    犯出力部を介して前記防犯信号を送出するアラーム制御
    と前記検出信号に応じて前記防犯モードを解除するモー
    ドアウト制御とを行う制御部とを具備したカーステレオ
    であって、前記検出信号入力部は、前記検出信号の1つ
    として少なくとも前記搭載車両のドアロック状態の検出
    信号を入力可能なものであり、前記制御部は、前記防犯
    モード中に前記搭載車両のドアロックが解かれたことを
    検知するとともにこの検知結果に応じて前記モードアウ
    ト制御を行うものであることを特徴とするカーステレ
    オ。
  2. 【請求項2】前記検出信号入力部は、前記検出信号の1
    つとして前記搭載車両のドア開閉状態の検出信号を入力
    可能なものであり、前記制御部は、前記搭載車両のドア
    開閉状態に応じて前記モードイン制御を行うものである
    ことを特徴とする請求項1記載のカーステレオ。
  3. 【請求項3】前記検出信号入力部は、前記検出信号の1
    つとして前記搭載車両の窓割れ状態の検出信号を入力可
    能なものであり、前記制御部は、前記防犯モード中に前
    記搭載車両の窓が割れたことに応じて前記アラーム制御
    を行うものであることを特徴とする請求項1又は2に記
    載のカーステレオ。
  4. 【請求項4】前記検出信号入力部は、前記検出信号の1
    つとして前記搭載車両の搖れ状態の検出信号を入力可能
    なものであり、前記制御部は、前記防犯モード中に前記
    搭載車両が搖れたことに応じて前記アラーム制御を行う
    ものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のカ
    ーステレオ。
  5. 【請求項5】前記制御部は、前記防犯モード中に前記搭
    載車両のドア開閉状態に応じて前記アラーム制御を行う
    ものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のカ
    ーステレオ。
  6. 【請求項6】前記制御部は、前記アラーム制御中に、前
    記搭載車両のドアロック解除に応じて前記モードアウト
    制御することを停止するものであることを特徴とする請
    求項3乃至請求項5の何れかに記載のカーステレオ。
  7. 【請求項7】前記制御部は、前記モードイン制御後に前
    記アラーム制御が一度以上なされた後には、前記搭載車
    両のドアロック解除に応じて前記モードアウト制御する
    ことを停止し続けるものであることを特徴とする請求項
    3乃至請求項6の何れかの請求項に記載されたカーステ
    レオ。
  8. 【請求項8】前記制御部は、前記搭載車両の搖れの程度
    に応じて前記アラーム制御の継続時間を変えるものであ
    ることを特徴とする請求項4記載のカーステレオ。
  9. 【請求項9】前記制御部を具有したステレオ本体と、こ
    のステレオ本体に着脱可能なデタッチパネルとからな
    り、前記制御部は、前記防犯モード中に、前記デタッチ
    パネルが前記ステレオ本体に装着されたことを検知する
    とともに、この検知結果に応じて前記モードアウト制御
    を行うものであることを特徴とする請求項6又は7に記
    載のカーステレオ。
  10. 【請求項10】前記検出信号入力部は、前記検出信号の
    1つとして前記搭載車両のイグニッションスイッチ状態
    の検出信号を入力可能なものであり、前記制御部は、前
    記防犯モード中に、前記搭載車両のイグニッションスイ
    ッチが該当キーで操作されたこと又は前記搭載車両のイ
    グニッションスイッチが所定時間内に該当キーで所定の
    複数回以上オンオフ操作されたことを検知するととも
    に、この検知結果に応じて前記モードアウト制御を行う
    ものであることを特徴とする請求項6、請求項7、及び
    請求項9のうち何れかの請求項に記載されたカーステレ
    オ。
  11. 【請求項11】前記制御部は、前記防犯モード中に前記
    アラーム制御が所定回数以上行われたとき前記モードア
    ウト制御を行うものであることを特徴とする請求項1記
    載のカーステレオ。
  12. 【請求項12】前記防犯信号出力部は、前記防犯信号の
    1つとして前記搭載車両のスタータの作動を妨げるスタ
    ータカットオフ信号を出力可能なものであり、前記制御
    部は、前記アラーム制御中にスタータカットオフ信号を
    出力する制御を行うものであることを特徴とする請求項
    3又は請求項5に記載のカーステレオ。
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