JPH09258949A - 深さ付きウィンドウ表示方式 - Google Patents

深さ付きウィンドウ表示方式

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JPH09258949A
JPH09258949A JP8093418A JP9341896A JPH09258949A JP H09258949 A JPH09258949 A JP H09258949A JP 8093418 A JP8093418 A JP 8093418A JP 9341896 A JP9341896 A JP 9341896A JP H09258949 A JPH09258949 A JP H09258949A
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】各々のウィンドウが3次元空間内で重なってい
る印象を明確に利用者に持たせるようにし、各々のウィ
ンドウの境界領域や位置関係を利用者に直観的に知覚さ
せ、ウィンドウシステムを利用する際の作業負荷を低減
させる。 【解決手段】ディスプレイ・ターミナル18上に複数のウ
ィンドウ群を重畳して表示するウィンドウ処理システム
17において、表示される全てのウィンドウに対して深さ
(Z方向座標)の量を属性として与えて各ウィンドウが3
次元空間内に配置されているようにみなすと共に、その
3次元空間内に視点変化用入力デバイス22により移動可
能な仮想的な視点を置き、この視点と各々のウィンドウ
の3次元空間内の配置を考慮し、画面上でのウィンドウ
の表示座標や表示倍率、明度等の効果に対して実時間で
滑らかな多段階の変化を与えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータによ
り制御されるキャラクタ及び/又はグラフィック表示用
のディスプレイ画面上に一又は複数のウィンドウを重畳
して表示するウィンドウシステムに関し、特に各ウィン
ドウの重なり具合を利用者に直感的に分かりやすく伝え
るためのウィンドウ表示方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のウィンドウを重畳して表示
する、いわゆるマルチウィンドウシステムにおいては、
(1)各ウィンドウの上下関係を“分かりやすく”表現
するための方式や、(2)各ウィンドウの上下関係につ
いて“効率よく”描画するための方式等に関連して、多
くの発明がなされている。
【0003】本発明は、前記(1)の方式に関するもの
であるが、この方式、すなわち多数のウィンドウの重な
り具合(ディスプレイ画面におけるZ方向での深さの順
番がどのようになっているか)を2次元のディスプレイ
画面上でいかに“分かりやすく”表現するかという方式
については、例えば以下のような提案がなされている。
【0004】特開平2−250113号公報(特願平1
−196464号)には、画面の描画要素を陰影を用い
て立体的に表現するグラフィック・ディスプレイが記載
されている。このグラフィック・ディスプレイでは、ウ
ィンドウ枠も立体的に描画されるため、他のウィンドウ
との境界がより明確になり、ウィンドウの上下関係をよ
り“分かりやすく”表現することができる。
【0005】さらに、このグラフィック・ディスプレイ
では、ウィンドウ内の描画要素にも陰影を付け、ウィン
ドウ自体が他のより深い(遠い)ウィンドウに落とす陰
等も立体を意識して描画することにより、すなわちウィ
ンドウ間の上下関係や画面を構成する個々の部品等の立
体的形状及び配置に対して1つの光源を設定し、その光
源により作られるであろう陰影を描画することにより、
画面全体の立体的ないし三次元的配置情報を視覚的に分
かりやすく伝えることができる。
【0006】また、特開平1−261722号公報(特
願昭63−90874号)には、現在着目しているウィ
ンドウよりも手前(より浅い位置)にあるウィンドウを
全て非表示状態にするマルチウィンドウ表示制御方式が
記載されている。このマルチウィンドウ表示制御方式で
は、ウィンドウの上下の順序関係を変更することなく、
現在着目しているウィンドウのみを表示することができ
る。また、ウィンドウの上下関係を変更しないため、ウ
ィンドウの上下関係で混乱する機会も減少する。
【0007】このように、ウィンドウの上下関係を“分
かりやすく”表現するための従来の方式においては、ウ
ィンドウ等の三次元的配置を効果的に伝えるための静的
な(静止状態での)画面を形成する点で共通している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の方式には、以下のような問題点がある。
【0009】第1の問題点は、前述した従来の方式で
は、ウィンドウの境界領域、すなわちウィンドウの外枠
を目立つように表現することでウィンドウ間の境界を明
確化させようとしているため、状況に応じてウィンドウ
の境界領域が明瞭でなくなる場合があるということであ
る。
【0010】すなわち、前述した従来の方式では、ウィ
ンドウ枠を太くする、目立つ色で表現する、立体的に表
現する等によりウィンドウの外枠を目立つように表現し
ているが、このような手法では、ウィンドウ枠がどれほ
ど目立つかがウィンドウ枠内に描画されている表示内容
により相対的に決まってしまう。
【0011】具体的には、ウィンドウ枠内の描画内容
が、(1)ウィンドウ枠よりも視覚的に目立つ色使いや
デザインをしている場合、(2)ウィンドウ枠とよく似
た色使いやデザインを含んでいる場合等に相対的にウィ
ンドウ枠が目立たなくなる。なお、ウィンドウ枠内の領
域にどのような描画を行うかは利用者の自由であるた
め、前述したような手法では、ウィンドウ枠が相対的に
目立たなくなる可能性を本質的に回避することができな
い。
【0012】第2の問題点は、前述した従来の方式で
は、ウィンドウ枠の識別性が十分にあることを前提とし
た上で、より前面のウィンドウがそれよりも奥にあるウ
ィンドウを隠すこと、すなわち他のウィンドウに隠され
るウィンドウ領域を描画しないことでウィンドウの上下
関係(深さ関係)を表現しようとしているため、多数の
ウィンドウの上下関係を認識することが難しいというこ
とである。
【0013】すなわち、前述した従来の方式では、
(1)ウィンドウ枠が目立たない場合に必然的にウィン
ドウの上下関係を認識することが難しくなると共に、
(2)静的に固定されたある画面状態において、ウィン
ドウやそのウィンドウ枠内の表示内容である図形等の隠
され方に基づいて、(本来的には続いているがこのウィ
ンドウに隠されているであろうというようにして)ウィ
ンドウの上下関係を推測しているため、ウィンドウの重
なり具合が複雑になればなる程、ウィンドウの上下関係
を認識することが難しくなる。
【0014】従って、本発明は前記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、ウィンドウの深さ方向(Z方向)の配
置を考慮し、利用者により操作される仮想的な視点の移
動に実時間で応答して各々のウィンドウの表示座標や表
示倍率等に動的な変化を与えることにより、各々のウィ
ンドウが3次元空間内で重なっている印象を利用者に持
たせるようにして、各々のウィンドウの境界領域や位置
関係を利用者に直観的に理解させ、ウィンドウシステム
を利用する際の作業負荷を低減させることができる深さ
付きウィンドウ表示方式を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、一又は複数のウィンドウをディスプレイ
画面上に重畳して表示するウィンドウシステムにおい
て、前記一又は複数のウィンドウに対しての仮想的な視
点を有し、前記一又は複数のウィンドウの各々が前記デ
ィスプレイ画面における深さ方向の属性を有し、前記仮
想的な視点の移動に従って、前記各ウィンドウの前記デ
ィスプレイ画面上での表示状態を前記各ウィンドウの前
記深さ方向の属性に応じて実時間で変化させて前記各ウ
ィンドウの重なり具合を容易に認識できるようにしたこ
とを特徴とする深さ付きウィンドウ表示方式を提供す
る。
【0016】また、本発明の深さ付きウィンドウ表示方
式は、前記仮想的な視点の前記ディスプレイ画面に略平
行な平面内での移動に従って、前記各ウィンドウの前記
ディスプレイ画面上での表示座標を前記各ウィンドウの
深さ方向の属性に応じて変化させるようにするとよい。
【0017】さらに、本発明の深さ付きウィンドウ表示
方式は、前記仮想的な視点の前記ディスプレイ画面に略
垂直な方向への移動に従って、前記各ウィンドウの前記
ディスプレイ画面上での表示倍率を前記各ウィンドウの
深さ方向の属性に応じて変化させるようにするとよい。
【0018】さらにまた、本発明の深さ付きウィンドウ
表示方式は、前記各ウィンドウの深さ方向の属性に応じ
て前記各ウィンドウの明度及び/又は透明度を変化させ
るようにするとよい。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0020】本発明の深さ付きウィンドウ表示方式の実
施の形態として、コンピュータにより制御されるキャラ
クタ又はグラフィック表示用のディスプレイ画面上に複
数のウィンドウ群を重畳して表示するウィンドウシステ
ムにおいて、ウィンドウシステム全体で唯一の仮想的な
視点を保持すると共に、表示される全てのウィンドウに
対して深さ(Z方向座標)の量を属性として保持し、こ
の仮想的な視点の移動に従って、表示されている全ての
ウィンドウの表示状態をその深さの量に応じて変化させ
る。
【0021】具体的には、仮想的な視点をウィンドウ群
に平行な平面内で移動する場合、例えば仮想的な視点が
ウィンドウ群に平行な平面内で右に移動した場合には、
視点により近いウィンドウはより遠いウィンドウよりも
相対的に大きく左へ移動するようにする。なお、この場
合の極端な例として無限遠点にあるウィンドウを想定す
ると、そのようなウィンドウの左への移動量はゼロとな
る。
【0022】また、仮想的な視点をウィンドウ群に垂直
な方向へ移動する場合、例えば仮想的な視点がより深く
へ移動した場合には、全てのウィンドウをその表示内容
と共に拡大するようにし、逆により浅くへ移動した場合
には、全てのウィンドウをその表示内容と共に縮小する
ようにする。なお、ウィンドウの表示倍率(拡大率及び
縮小率)は、仮想的な視点からの距離に応じて異なるよ
うにするとよい。一例としては、仮想的な視点を、物理
的なディスプレイ画面から利用者の実際の眼球表面まで
の平均距離を考慮して設定し、その位置からウィンドウ
を見たときの見かけの大きさに合致するように計算する
とよい。
【0023】なお、仮想的な視点をウィンドウ群に平行
な平面内で移動した際のウィンドウの表示座標の変位
と、垂直な方向へ移動した際のウィンドウの表示倍率
(拡大率及び縮小率)の変化と、を組み合わせることに
より、ウィンドウ群が存在する3次元座標内において仮
想的な視点を自由に移動させることもできる。
【0024】さらに、前述したようにしてウィンドウ群
に対して表示座標の変位や表示倍率(拡大率及び縮小
率)の変化を与える他、ウィンドウ及びそのウィンドウ
の表示内容に対してウィンドウ毎に次のような特殊効果
を与えるようにしてもよい。
【0025】すなわち、(1)例えばより深く(仮想的
な視点から見て遠く)にあるウィンドウ全体をより暗く
表示するようにしたり、(2)視点に非常に近くかつ極
めて大きく拡大されたウィンドウが、さらに視点に近づ
くにつれて半透明になり、より遠くのウィンドウ群を透
かして見ることができるようにするとよい。なお、前記
(2)では、ウィンドウが視点の近傍にきたり、一致し
たり、又は視点より後ろに存在することになった場合に
は、ウィンドウを完全に透明(非表示)にするようにす
るとよい。
【0026】このように、本発明の実施の形態に係る深
さ付きウィンドウ表示方式によれば、より遠くのウィン
ドウは視点の移動に対してもゆっくりしか動かず、より
近くのウィンドウは視点の移動に対して相対的に大きく
移動するため、このような実時間応答による現実世界の
視野との同じ見え方により、各々のウィンドウまでの距
離を直感的に知覚することができ、結果としてウィンド
ウの重なり具合や3次元空間内での配置を容易に把握す
ることができるようになる。
【0027】また、本発明の実施の形態に係る深さ付き
ウィンドウ表示方式によれば、より遠くのウィンドウは
小さく見え、より近くのウィンドウは大きく見えるよう
にするため、このような実時間応答による現実世界の視
野との同じ見え方によって、各々のウィンドウまでの距
離を直感的に知覚することができ、結果としてウィンド
ウの重なり具合や3次元空間内での配置を容易に把握す
ることができるようになる。
【0028】さらに、本発明の実施の形態に係る深さ付
きウィンドウ表示方式によれば、仮想的な視点の近くに
光源があるとして、より遠くのウィンドウは暗く見え、
より近くのウィンドウは明るく見えるようにするため、
このような実時間応答による現実世界の視野との同じ見
え方によって、各々のウィンドウまでの距離を直感的に
知覚することができ、結果としてウィンドウの重なり具
合や3次元空間内での配置を容易に把握することができ
るようになる。ただし、本発明では、最も手前のウィン
ドウのみを明るくし、それより奥にあるウィンドウの全
てを暗くすることで最も手前のウィンドウのみを目立た
せるような方式は対象としていない。
【0029】
【実施例】次に、本発明の実施の形態をより具体的に説
明するために、本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0030】図1は、本発明の一実施例に係る深さ付き
ウィンドウ表示方式を適用したウィンドウシステムの構
成を示すブロック図である。以下、図1に示したウィン
ドウシステムを通常のウィンドウ処理システムの部分と
本発明により加えられた部分とに分けて説明する。
【0031】まず、通常のウィンドウ処理システムの部
分では、アプリケーション(A)10、アプリケーショ
ン(B)11、及びこれらを管理するウィンドウマネー
ジャ12が、それぞれ適切なウィンドウ処理ライブラリ
13、14、15を介して、ウィンドウ処理システム1
7内で、ディスプレイ・ターミナル18上での表示領域
(ウィンドウ)を割り当てたり、そのウィンドウの内部
に様々な内容を描画したりする。
【0032】次に、本発明により加えられた部分を説明
すると、本実施例においては、ウィンドウ処理システム
17の内部に視点処理部20を備え、この視点処理部2
0により、ディスプレイ・ターミナル18上の各々のウ
ィンドウに対して通常のウィンドウ処理システムと同様
の動作に従って描画すべき内容及びウィンドウの表示位
置が決定されている状態で、さらに、各ウィンドウの保
持しているZ座標(深さ)の属性と、ウィンドウ処理シ
ステム17が仮想的に持っている唯一の視点と、に基づ
いて、ディスプレイ・ターミナル18上で実際にウィン
ドウが表示される位置や表示内容の倍率、ウィンドウ全
体に対する明度、透明度等を計算して変化させる。な
お、本実施例に係るウィンドウシステムにおいては、こ
れらの計算の結果が即時に、すなわち利用者の操作に連
動して実時間で表示に反映される。
【0033】また、ウィンドウ処理システム17は、外
部から入力される視点の位置を受け取るためのインタフ
ェースとして視点入力ライブラリ21を備えている。な
お、実際に視点を移動させるためには、視点変化用入力
デバイス22をウィンドウ処理システム17に接続して
用いるようにする。
【0034】以下、本実施例に係るウィンドウシステム
の特徴的な構成である視点処理部20、視点入力ライブ
ラリ21及び視点変化用入力デバイス22について詳細
に説明する。
【0035】まず前提として、ウィンドウ処理システム
17は、従来のウィンドウシステムが備えていたディス
プレイ画面平面内でのウィンドウ等の配置情報(X,
Y)の他に、各ウィンドウ毎にZ座標(深さ)の属性を
保持し、全てのウィンドウの3次元空間内での配置が把
握されているものとする。また、ウィンドウ処理システ
ム17は、ウィンドウシステム全体で唯一の仮想的な視
点を同様の3次元空間内の1点として保持しているもの
とする。
【0036】視点処理部20は、このような仮想的な視
点から3次元空間内に配置されたウィンドウ群を見た場
合に、各ウィンドウがディスプレイ・ターミナル18上
のどこに配置されるべきかを計算する。例えば、ウィン
ドウの配置される表示座標や、ウィンドウの表示内容を
どのような倍率で描画すればよいかを計算する。ディス
プレイ・サーバ16は、この計算された情報を基に実際
にディスプレイ・ターミナル18上への描画処理を行
う。
【0037】なお、視点処理部20は、3次元空間内に
配置されたウィンドウ群の2次元平面内への投影結果で
あるディスプレイ・ターミナル18上のある座標
(Xt,Yt)から、視点処理前のウィンドウ座標系に対
応する座標(Xt′,Yt′)を計算する。これにより、
視点処理部20によって変換されたディスプレイ・ター
ミナル18上の1点を利用者が所定の方法、例えばタッ
チパネルやマウス等により指示した際に、座標(Xt
t)から視点を考慮する前のウィンドウ座標系の座標
(Xt′,Yt′)を計算し、どのウィンドウに対して利
用者が指示したのかを正確に判断できるようにする。
【0038】次に、本実施例に係る深さ付きウィンドウ
表示方式の動作を説明する。
【0039】図2は、本発明の一実施例に係る深さ付き
ウィンドウ表示方式によりディスプレイ画面上の表示状
態が変化する様子を示す図である。以下、図1及び図2
を参照してディスプレイ・ターミナル18上で実際にウ
ィンドウがどのような状態で表示されるかについて説明
する。なお、本発明では、表示の動的な変化にその本質
があり、図2に示した静的な2つの状態の間にも多数の
中間的な状態が存在している。
【0040】図2に示すように、ディスプレイ・ターミ
ナル18上の表示の初期状態として(状態1)がある。
ここでは、Z座標の順に、最も近くにある(深さ的に上
にある)トップウィンドウ31、その奥にあるミドルウ
ィンドウ32、3枚のウィンドウの中では最も遠くにあ
る(深さ的に下にある)ボトムウィンドウ33がある。
従来のウィンドウシステムと同様に、この静的状態にお
いては、ウィンドウ33はウィンドウ32と重なってい
る部分が隠されており、またウィンドウ33及びウィン
ドウ32は、ウィンドウ31と重なっている部分が隠さ
れている。
【0041】まず、この初期状態である(状態1)か
ら、仮想的な視点をこれらのウィンドウ群に平行な平面
内で左へ移動させた場合のディスプレイ・ターミナル1
8上での表示状態の変化を説明する。なお、変化した後
の表示が(状態2)として示されている。
【0042】(状態1)では、ボトムウィンドウ33の
左上に、文字列“PQ”が見えているが、この文字列の
続きはミドルウィンドウ32によって隠されていた。こ
こで、視点を左にずらすと、丁度ウィンドウ32に隠さ
れている続きの部分を覗いて見るような動作となり、そ
の結果、(状態2)のボトムウィンドウ33′では、文
字列“PQRS”がディスプレイ・ターミナル18上で
見えるようになる。
【0043】このように、視点の移動に伴ってより遠く
にある(深さ的に下にある)ウィンドウのこれまで隠さ
れていた部分が見えてくることがあり、隠れた部分を一
時的に見たい場合等において利用者に快適な手段を提供
することになる。これは、本発明の副次的な効果であ
る。
【0044】なお、以上のような表示の動きにより、利
用者は(状態1)のミドルウィンドウ32とボトムウィ
ンドウ33との上下関係をより明確に知覚することがで
きる。また、ミドルウィンドウ32からミドルウィンド
ウ32′への移動(変位)と、ボトムウィンドウ33か
らボトムウィンドウ33′への移動(変位)と、の差異
の大きさ、すなわち移動速度によって、ウィンドウの深
さをより具体的に知覚することができる。
【0045】ある量の視点の移動に対して、視点のすぐ
近くにあるもの(ウィンドウ)は視界(ディスプレイ・
ターミナル18)の中を大きく移動し、非常に遠くにあ
るものはほとんど動かない。この関係は、(状態1)の
トップウィンドウ31の中央底辺に表示されている文字
列“123456”と、それに縦方向を合わせて表示さ
れているミドルウィンドウ32及びボトムウィンドウ3
3上の同じ文字列“123456”とが、視点を左に動
かした結果の(状態2)において、より近くにあるトッ
プウィンドウ31′でより大きく右に移動していること
により表現されている。実際には、この移動量(移動速
度)の違いから、単なるウィンドウ間の上下関係だけで
なく、ウィンドウ間の距離も知覚することができる。
【0046】次に、初期状態である(状態1)から、仮
想的な視点をこれらのウィンドウ群に平行な平面内で上
へ移動させた場合のディスプレイ・ターミナル18上で
の表示状態の変化を説明する。なお、変化した後の表示
が(状態3)として示されている。
【0047】この場合には、視点の移動の方向が(状態
1)から(状態2)への場合と直交していることだけが
相違し、両者の原理は全く同じである。表示の変化の様
子を概念的に説明すれば、ウィンドウ群を下から覗き込
むようにして見ていた(状態1)から、視点を上方向に
戻して(状態3)となることにより、より遠くにある
(深さ的に下にある)ウィンドウのこれまで見えていた
一部分が隠される結果となっている。
【0048】なお、図2に例示した(状態1)から(状
態2)への表示の遷移、及び(状態1)から(状態3)
への表示の遷移においては、図示した状態の間にも極力
多数の中間状態を設けるようにし、遷移が滑らかに行わ
れているように見えるようにするとよい。なお、本発明
は、このような条件を満たすときに特によい効果を発揮
する。
【0049】以上、ウィンドウ群に対して平行な平面内
での視点の移動について、その表示上の変化を見てきた
が、実際には、視点がよりウィンドウ群に近づいた場
合、すなわちウィンドウに対して垂直な方向でより深く
へ視点が移動した場合には、各ウィンドウが拡大されて
見えるようになる。なお、この場合の拡大は、単純な拡
大ではなく、仮想的な視点から3次元空間内を見た場合
の2次元平面内への写像であるため、表示座標も変化す
ることになる。
【0050】図3は、本発明の一実施例に係る深さ付き
ウィンドウ表示方式を適用したウィンドウシステムにお
ける視点変化用入力デバイスの具体的な構成を説明する
ためのブロック図である。図3において、図1と同一の
符号を付した部分の機能は前述と同一であるため、ここ
での説明は省略する。
【0051】ウィンドウ処理システム17で設定されて
いる仮想的な視点は、3次元空間内を自由に移動するこ
とができるものであるが、この機能の一部分のみを利用
することも可能である。
【0052】例えば、入力デバイスとしてマウス25を
利用する場合について説明する。マウス25は、ウィン
ドウシステムにおける画面平面上の1点を利用者が指示
するためのポインティングデバイスであるが、この移動
量を視点入力ライブラリ21にも入力できるようにする
ことにより、視点をウィンドウ群に平行な平面内で移動
させるようにすることができる。すなわち、従来のウィ
ンドウシステムで利用されている入力デバイスに何らの
追加を行うことなく、本発明のウィンドウシステムへの
拡張が可能となる。
【0053】利用者は、必要に応じてマウス25からの
入力を視点入力ライブラリ21に送るか否かを選択す
る。一例としては、マウス25に付属しているボタンの
1つを押しながらマウスを移動させたときのみ視点入力
ライブラリ21を介して視点の移動を行えるようにする
という方法を採用することができる。これにより、視点
を移動した後は、利用者は従来のウィンドウシステムと
同様に、ウィンドウ処理システム17を利用することが
できる。
【0054】また、利用者の頭部に取り付けた頭部固定
位置同定器26により視点の移動を行うようにしてもよ
い。この場合、ディスプレイ・ターミナル18から利用
者の眼球の位置までの距離等を3次元空間的に把握し、
これを視点入力ライブラリ21に入力するようにすると
よい。この他、視線入力器27や、ジョイスティック2
8によって視点を移動させてもよい。また、これらの入
力デバイスを適宜組み合わせ、入力マルチプレクサ24
を介して視点入力ライブラリ21と接続されるようにし
てもよい。例えば、ウィンドウ群に平行な平面内での視
点の移動はマウス25により行ない、垂直方向への移動
はジョイスティック28により行なう等のように組み合
わせることができる。
【0055】なお、マウス25や頭部固定位置同定器2
6、視線入力器27、ジョイスティック28等の入力デ
バイスに連動してディスプレイ・ターミナル18上の表
示を実時間で変化させるという機構自体には、従来から
存在するよく知られた技術を用いることができる。
【0056】以上、本発明の実施例を説明してきたが、
本発明はこのような実施例に限定されることなく、ウィ
ンドウ群の上下関係を3次元空間内のZ座標として表現
し、この3次元空間内に置かれた仮想的な視点からこれ
らのウィンドウ群を見ることにより、すなわちこの仮想
的な視点を利用者が自由に動的に移動させることによ
り、ウィンドウ間の配置関係を直感的に知覚できるよう
にするという原理に準ずる各種の実施例を含む。
【0057】例えば、以下のような変形例は本発明の自
然な拡張であり、本発明の範囲に含まれる。
【0058】例えば、前述した実施例に係るウィンドウ
システムにおいて、ウィンドウ群に垂直な方向にのみ視
線方向を設定するのではなく、視線方向自体を利用者が
変更できるようにしてもよい。
【0059】また、前述した実施例に係るウィンドウシ
ステムにおいて、ウィンドウの拡大率に合わせて、より
遠くにあるウィンドウをより暗く表示し、より近くにき
たウィンドウを明るく表示するというように多段階の明
度を実時間で表現することにより、ウィンドウの遠近感
を直感的に知覚できるようにしてもよい。
【0060】さらに、前述した実施例に係るウィンドウ
システムにおいて、仮想的な視点の近傍にあるウィンド
ウの透明度を多段階的に上げて、ウィンドウがごく近傍
にくるか、ウィンドウが視線方向に対して反対方向に移
動した際には完全に透明にして見えなくすることによ
り、3次元空間内を視点が移動している様子をより自然
に知覚できるようにしてもよい。
【0061】さらにまた、前述した実施例に係るウィン
ドウシステムにおいて、視点の移動をウィンドウ群に平
行な平面内に固定し、かつウィンドウのZ座標に拘わら
ず拡大率は常に1とし(すなわち、遠くにあるウィンド
ウの表示を縮小せず)、視点の移動に対して画面平面内
のウィンドウの各々の変位のみで、ウィンドウの上下関
係を知覚できるようにしてもよい。
【0062】なお、ディスプレイ・ターミナル18上の
表示が、利用者の操作に実時間で応答するのではなく、
計算の結果としてそのような表示が静的に得られるよう
な場合には、仮にその表示が本実施例の最終的な表示と
同一であったとしても、本実施例の範囲には含まれな
い。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者の操作による仮想的な視点の移動に従って各々の
ウィンドウの3次元空間内での位置に応じて移動、拡
大、縮小等の実時間応答を示すことにより、すなわち従
来のウィンドウシステムで平面的にしか表現されていな
かった複数のウィンドウに利用者の操作に合わせた動き
を加えて奥行き等を表現することにより、ウィンドウの
Z方向における重なり具合や3次元空間内の位置関係を
直感的に知覚することができ、複数のウィンドウが複雑
に重なりあっている場合でも操作性を向上することがで
きる。
【0064】また、本発明によれば、各々のウィンドウ
が有する深さ方向の属性に応じて視点を移動させたとき
の移動量が異なるため、利用者は同一の速度で移動して
いる領域をもって1つのウィンドウと認識することがで
き、ウィンドウの境界領域を明確に把握することができ
る。これにより、目立つウィンドウ枠を描画せず、ウィ
ンドウ枠以上に目立つウィンドウの表示内容を用いた場
合であっても、どこまでが着目するウィンドウ領域であ
るのかについて利用者が混乱することがなくなる。
【0065】さらに、本発明によれば、より手前にある
ウィンドウは、それに平行な平面内での視点の移動に対
して、より奥にあるウィンドウよりも速く移動し、この
速度の差分で奥のウィンドウの一部分が見えるため、よ
り深くにあるウィンドウのうちで手前にあるウィンドウ
に隠されている部分を一時的に見ることができ、これに
より、ウィンドウの上下関係を変えずに、より深くにあ
るウィンドウの情報を利用者が参照することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る深さ付きウィンドウ表
示方式を適用したウィンドウシステムの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の一実施例に係る深さ付きウィンドウ表
示方式によりディスプレイ画面上の表示状態が変化する
様子を示す図である。
【図3】本発明の一実施例に係る深さ付きウィンドウ表
示方式を適用したウィンドウシステムにおける視点変化
用入力デバイスの具体的な構成を説明するためのブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10 アプリケーションA 11 アプリケーションB 12 ウィンドウマネージャ 13、14、15 ウィンドウ処理ライブラリ 16 ディスプレイ・サーバ 17 ウィンドウ処理システム 18 ディスプレイ・ターミナル 20 視点処理部 21 視点入力ライブラリ 22 視点変化用入力デバイス 24 入力マルチプレクサ 25 マウス 26 頭部固定位置同定器 27 視線入力器 28 ジョイスティック 31 (状態1)におけるトップウィンドウ 32 (状態1)におけるミドルウィンドウ 33 (状態1)におけるボトムウィンドウ 31′ (状態2)におけるトップウィンドウ 32′ (状態2)におけるミドルウィンドウ 33′ (状態2)におけるボトムウィンドウ 31″ (状態3)におけるトップウィンドウ 32″ (状態3)におけるミドルウィンドウ 33″ (状態3)におけるボトムウィンドウ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一又は複数のウィンドウをディスプレイ画
    面上に重畳して表示するウィンドウシステムにおいて、 前記一又は複数のウィンドウに対しての仮想的な視点を
    有し、 前記一又は複数のウィンドウの各々が前記ディスプレイ
    画面における深さ方向の属性を有し、 前記仮想的な視点の移動に従って、前記各ウィンドウの
    前記ディスプレイ画面上での表示状態を前記各ウィンド
    ウの前記深さ方向の属性に応じて実時間で変化させて前
    記各ウィンドウの重なり具合を容易に認識できるように
    したことを特徴とする深さ付きウィンドウ表示方式。
  2. 【請求項2】前記仮想的な視点の前記ディスプレイ画面
    に略平行な平面内での移動に従って、前記各ウィンドウ
    の前記ディスプレイ画面上での表示座標を前記各ウィン
    ドウの深さ方向の属性に応じて変化させることを特徴と
    する請求項1記載の深さ付きウィンドウ表示方式。
  3. 【請求項3】前記仮想的な視点の前記ディスプレイ画面
    に略垂直な方向への移動に従って、前記各ウィンドウの
    前記ディスプレイ画面上での表示倍率を前記各ウィンド
    ウの深さ方向の属性に応じて変化させることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の深さ付きウィンドウ表示方式。
  4. 【請求項4】前記表示倍率を前記仮想的な視点から前記
    深さ方向の属性を反映した前記各ウィンドウまでの距離
    に応じて変化させることを特徴とする請求項3記載の深
    さ付きウィンドウ表示方式。
  5. 【請求項5】前記各ウィンドウの深さ方向の属性に応じ
    て前記各ウィンドウの明度を変化させることを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれか一項に記載の深さ付きウ
    ィンドウ表示方式。
  6. 【請求項6】前記各ウィンドウの深さ方向の属性に応じ
    て前記各ウィンドウの透明度を変化させることを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれか一項に記載の深さ付き
    ウィンドウ表示方式。
  7. 【請求項7】前記仮想的な視点から前記深さ方向の属性
    を反映した前記各ウィンドウまでの距離に応じて前記各
    ウィンドウの明度を変化させることを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれか一項に記載の深さ付きウィンドウ
    表示方式。
  8. 【請求項8】前記仮想的な視点から前記深さ方向の属性
    を反映した前記各ウィンドウまでの距離に応じて前記各
    ウィンドウの透明度を変化させることを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれか一項に記載の深さ付きウィンド
    ウ表示方式。
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