JPH09238926A - 健康管理装置 - Google Patents

健康管理装置

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JPH09238926A
JPH09238926A JP8056231A JP5623196A JPH09238926A JP H09238926 A JPH09238926 A JP H09238926A JP 8056231 A JP8056231 A JP 8056231A JP 5623196 A JP5623196 A JP 5623196A JP H09238926 A JPH09238926 A JP H09238926A
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JP
Japan
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value
electronic notebook
weight
measurement
biological information
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JP8056231A
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English (en)
Inventor
Seiji Hashimoto
誠司 橋本
Shigeo Kawasue
繁雄 川末
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 体重計や身長計による計測は、記録作業が煩
雑で生体情報の変化が容易に得られにくい。集団健康診
断における定期的計測で自動化は進んでいるが自分が望
む時に計測し一定期間における生体情報の変化を即座に
知ることはできない。これらの問題点を解決する健康管
理装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも体重を計測しこの計測値信号
を出力する計測器1と、この計測器1からの前記出力信
号を受けてこれを計測毎に記録するとともに前記体重の
生体情報をパターンで表示できる液晶式表示手段を有す
るな電子手帳ENとからなるものである。この電子手帳
ENの操作で記憶された生体情報をパターン(経時的に
折れ線グラフまたは棒グラフ等)にて表示でき、自己に
よる健康管理や医師の診察に際してこの生体情報を液晶
表示部に表示でき、管理、診察の正確性が高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、体重や身長等を
計測しこの生体情報をパターン表示して健康管理に有効
に利用できる健康管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】体重値をはじめ身長値、体温、血圧等
は、その人の健康状態を表す非常に重要なバロメータと
なっている。特に体重値は食生活、運動などにも関係深
く、体調に直接的、間接的に関係し、さらに体重値と身
長値はその人の肥満度に関係し、また妊娠等においては
胎児の成長を間接的に示すものであり、いろいろな面で
健康管理、体調に深く関わっている。このように、これ
らの体重値をはじめとする生態情報を定期的に観察する
ことは健康管理の基本になっている。ところで、このよ
うな重要な体重値等の計測は、個人的に計測される場合
と集団的に計測される場合がある。
【0003】従来より個々人の体重値や身長値はそれぞ
れの測定機器即ち体重計や身長計によって計測し、各個
人個人がそれを観察して知るのが普通である。また、診
療所や健康クリニック等にて継続的または定期的に計測
し、それぞれの生体情報を記録保管して健康管理を行う
場合には、計測人数が多く情報量が膨大になることか
ら、計測値は大型コンピュータに入力されて演算処理さ
れ統計が出されたり健康管理に必要な情報が出力される
ようになっている。この場合、各個人はそれぞれIDカ
ードを所持して計測に際しては計測機器にIDカードを
挿入し、計測情報の処理についてのインデックス信号と
して入力するようになっている。またこれらの中間的な
健康管理機器として家庭でも利用できる計測機器(特公
昭56−52034「簡易健康機器」等)が提案されて
いる。これらの機器は、体重計測機器に計測値の記録部
や表示部とともに磁気カードに入力(挿入)部を有し、
計測機器のキーボード操作によって磁気カードに記録蓄
積された経時的な生体情報が取り出され、これら情報が
計測機器(パソコン等の端末機器)のディスプレイ上に
図表等で表示するもので、家庭でも当人が容易に測定し
自分の健康管理に利用するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、体重値や身
長値などを定期的にチェックして肥満度監視や妊娠時に
おける自己の健康管理をしていく場合、体重計や身長計
といった単機能計測機器による計測では、当人が計測の
都度測定結果を筆記具で記録メモしていく必要があり、
作業が煩雑でメモの紛失など問題は多く能率的でない。
また、集団健康管理における体重値や身長値などの定期
的計測では健康管理についての情報やアドバイスを得る
ことは可能であるが、自分が望む時に計測し一定期間に
おける生体情報の変化を即座に手元や目前にて観ること
ができ知るということは実現不可能である。また、この
場合IDカードは計測情報の処理についてのインデック
ス信号として入力するに利用されるのみで、そのIDカ
ードから生体情報を知ることはできない。さらに上記し
た簡易健康機器の場合、磁気カードは都度計測した生体
情報を記録(記憶)しているが、それを当人が知るため
には計測機器に挿入しなければ見ることはできない不便
がある。したがって、必要な時に適宜自分の経時的生体
情報を即座の見たいとか知りたいという場合は、それを
パソコン等の端末機器に挿入してその表示部に表示させ
て知る以外にない。しかもその表示はパターン表示では
なくて観にくく、判別しにくいという欠点を有してい
る。この発明はこのような問題点を解決する健康管理装
置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明が提供する健康
管理装置は、少なくとも体重を計測しこの計測値信号を
出力する計測器と、この計測器からの前記出力信号を受
けてこれを計測毎に記録する手段と前記体重値等に基づ
く生体情報をパターン表示できる液晶式表示手段を備え
た電子手帳とからなり、この電子手帳の液晶表示部上に
生体情報をパターン表示して健康管理に資することがで
きるよう構成したものである。このパターン表示は経時
的要素を含むものであるから、生体情報の経時的変化を
知ることが可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1から図5は、この発明の健康
管理装置すなわち体重情報そしてさらには身長情報、血
圧情報等の生体情報を計測する体重計や身長計体重計、
血圧計と電子手帳との組み合わせを斜視的に示してい
る。
【0007】図1は、単能器の体重計WMと電子手帳E
Nとがリード線Lにて接続された、この発明の基本的な
構成例を示している。体重計WMの原理や機能は通常の
体重計と同様であるが、その測定値が電気信号として出
力され、リード線Lを介して電子手帳ENに入力される
点が現存している既知の体重計と相違する。リード線L
の両端は体重計WMおよび電子手帳ENに対しては着脱
可能な接続端子で構成されている。体重計としては、被
測定者が本体1に乗ったとき即座に測定値を出力すると
いうものではなくて、被測定者が乗った直後は慣性で体
重表示値が短時間であるが変動しておりその後静止する
が、体重値のデータ信号出力はこの静止した時点で自動
的に行われるように構成されている。この自動測定方式
の構成は図1から図3の体重計において採用されてい
る。電子手帳ENについては、現在実用されているもの
を改良し、体重計等から直接的かつ自動的に入力され記
憶された生体情報を液晶表示部にて、経時的要素を含ん
だパターン表示ができるように構成された点に特徴があ
る。
【0008】図2は、体重計と身長計を結合したもの
で、身長体重計本体2の上方には踏台3が載置されると
ともに、身長計測用の支柱4が垂設されている。支柱4
にはカーソル5が上下動するもので、このカーソル5の
移動量によって身長が測定計測される。すなわち、カー
ソル5の上下動は、支柱4内に設置された上下駆動機構
により行われ、その移動量が電気的に測定されて身長情
報信号を出力するよう構成されている。そして本体側の
体重値信号と身長値の両出力信号がともにリード線Lを
通じて電子手帳EN側に入力される。図3も体重計と身
長計を結合したものであるが、身長計が赤外線式測定原
理によるものである。体重計6の上方には踏台3が載置
されるとともに身長計測用の支柱4が垂設されている点
は共通しているが、支柱4の頂部には赤外線式身長測定
器7が設置されている。この赤外線式身長測定器RMに
は、詳細な構成は図示されていないが、赤外線の発光部
と受光部が設けられ、発光時からその光が被測定者の頭
部に照射されて反射しその反射光を受光するまでの時間
から距離(身長)を計測するものであり、既知であって
詳細な説明は省略する。さらに、この身長体重計は無線
式で無線型電子手帳EDに生体情報を入力するよう構成
されていて、体重計6側には体重値信号を無線(光信号
等)で上方向に発信する発信器8が設置され、他方赤外
線式身長計7の側には身長値信号を無線(光信号等)で
下方向に発信する発信器9が設置されている。もちろん
無線型電子手帳EDの上面と下面にはこの無線信号を受
信する受信器10が設置されている。このような電子手
帳EDは、体重計6と電子手帳EDをリード線を介して
接続する必要がなく、特に妊婦などはその煩わしい作業
を抜きにして電子手帳EDを片手に持ったまま体重計6
に乗れば自動的に計測が行われるという利便さがある。
電子手帳EDの上面にはモニタ機能のランプMが設置さ
れており、計測信号を受信した場合は点灯し記憶が完了
すると点滅するように構成されている。この点灯、点滅
によって、被測定者は生体情報を電子手帳EDが受信し
記憶完了したことを確認できるようになっている。
【0009】さらに図4に示す体重計KMは可搬形のも
ので、踏盤11L、11Rが体重を検知し、その結果が
リード線12を経て体重計13にて計測される。この体
重計13がリード線Lを介して電子手帳ENに接続され
るようになっている。この体重計は外部から電力を得て
作動する外部電源接続形でもよいが、内方にバッテリ内
蔵形の場合は外部からの電力供給は不要で何処でも何時
でも計測できる利点がある。体重計13そして踏盤11
L、11Rを軽量に製作することによりハンドバックに
入れて持ち運び自在な可搬形となり、必要な時にその場
で計測できる利点がある。
【0010】このように体重値は健康管理上重要な値で
あることから、少なくとも体重計とこの体重計により計
測したデータを電子手帳に入力し表示できるようにした
点がこの発明の特徴であるが、健康管理をより高めてい
くことから生体情報としては体重値に限定されない。身
長値もその一つであるが、これら体重値や身長値に限定
されるものではなく、血圧値やその他の情報も含まれ
る。図5はその血圧情報を電子手帳ENに入力する形の
健康管理装置の一例を示している。
【0011】図5において14は血圧計本体で、15は
被測定者が腕を挿入する測定部である。最高血圧値は表
示器16にて表示され、最低血圧値は表示器17にて表
示されるが、信号出力端18にはリード線Lが接続され
ている。そして最高血圧値と最低血圧値は、電気信号に
てこの信号出力端18からリード線Lを介して電子手帳
ENに入力されるようになっている。血圧計測は図示の
とおり通常腕部分での計測が多いが、最近は指部分での
計測機器も開発されている。この発明はこの指部分での
計測機器から情報を電子手帳に取り入れるものも含まれ
る。
【0012】血圧値以外の生体情報としては、たとえば
胸囲値(バスト値)、ウエスト値、ヒップ値等の身体計
測値や眼圧値、眼底値、視力値、肺活量値、血中脂質
値、尿糖値、血糖値、血球値、肝臓や腎臓検査値、視力
値、聴力値、眼圧値、血液型等の生体情報が挙げられ、
これらも電子手帳に直接的かつ自動的に入力させるよう
にすることが望まれる。そしてこの場合もこれら各測定
機器にそのための測定値信号発信器が備えられる。
【0013】図6と図7は電子手帳EN(ED)の形状
と構成を示す図で、19は本体であり、20はこの本体
19に蝶番にて開閉自在に取り付けられたカバーであ
る。カバー20の内面には図示のように入力部を構成す
るキー群21、22が付設されている。したがって、こ
の入力部と本体19とは蝶番部を介して電気的に接続さ
れている。キー群21は数字、符号キーであり、キー群
22はローマ字と特殊記号キーである。
【0014】本体19の内部構造は後述するとして、表
面には上半分に液晶形表示部23が配置され、下半分に
は操作用キー群が設置されている。以下これら各キーを
簡略に説明する。
【0015】「メニュー」キーは、この電子手帳の使用
用途の種目(メニュー)を表示させるためのキー、「編
集」キーは、この電子手帳により編集を行うために使用
する状態をつくるためのキー、「機能」キーは、この電
子手帳に外部情報を取り込んで使用する状態をつくるた
めのキー、「メモ」キーは、このデータを即時記録する
ためのキー、「検索」キーは、この電子手帳にて検索を
行う場合に使用するためのキーである。また、「入
力」、「C」「表示」の3個のキーは、この発明に関係
する特別キーである。「入力」キーは、生体情報を電子
手帳に取り入れ入力するためのキーであり、「表示」キ
ーは、入力し記録した生体情報を電子手帳の液晶形表示
部23にて表示させるためのキーであり、「C」は入力
や表示内容を変換するためのキーである。また、下方左
部の2個の操作キー24、25は、後述するとおり表示
された生体情報を経時的に移動させるためのキーであ
る。「ON」「OFF」のキーは電子手帳のオンオフ用
であるが、「G」はこの電子手帳が外部の測定機器等例
えば体重計等の生体情報測定機器からのデータを取り入
れる時それを可能にするオンオフスイッチキーであり、
押すと点灯して取り入れ可能状態となり、再度押すと消
灯して取り入れ不可能な状態となる。
【0016】さて、つぎに電子手帳の内部構成である
が、図7に示すようにマイクロコンピュータ26を中心
として、生体情報の入力オンオフを行うゲート回路27
(上記G)、発信器30にて作動する時計回路31、デ
ータの記憶を行うROM回路32、マイクロコンピュー
タ26の作動を制御するRAM回路33、そして各種デ
ータの判別を行う判別回路34等が内蔵されている。2
8は液晶表示部23の駆動回路でマイクロコンピュータ
26からの指示により作動する。
【0017】この発明の特徴の一つは、この電子手帳に
おいて入力部から外部からのデータを経時的にかつ直接
的に投入できることであり、そのためのゲート回路Gが
あり、入力部(インターフェイス部)35が設置されて
いることである。
【0018】このような特徴を備えた電子手帳にて、生
体情報の入力とその記憶された情報を表示する例を図8
から図12にしたがって説明する。
【0019】まず、「メニュー」キーを押して、図8に
示すようにこの電子手帳の使用用途の種目(メニュー)
を表示させる。この「メニュー」には「生体情報」の他
に、身体の構造や解剖学などの知識辞典としての「身体
知識」や、「医事法律」、「医事相談」、「病気知
識」、自覚症状などから病状をある程度正確に判断でき
るための字引としての「自己診断」、「受信対策」、
「健康診断」、健康管理手法を示す「健康管理」、「病
気管理」そして「栄養学」や「食生活」など健康の管理
と維持増進に役立つ情報が蓄積(追加修正可能に蓄積)
されている。勿論、それ以外にも電子手帳としての「時
計」「カレンダ」「スケジュール」「メモ」「自宅」
「会社」さらには図示していないが「辞典」などのメニ
ューもある。
【0020】このメニューの中で「生体情報」を押す
と、図9に示すように、生体情報の中での「身体計測値
すなわち体重や身長、座高、胸囲値(バスト値)、ウエ
スト値、ヒップ値といった身体の計測値関連の情報と、
血圧値、血糖値、心拍数値などのような体内生体情報の
いずれに関するものかの選択を行うための上表示欄D1
と、生体情報を新規に入力する被測定者なのか既に入力
を終えて記憶している登録済みの被測定者のいずれを選
択するかの表示を行なう下欄D2が別枠で表示される。
これらの表示は電子手帳がウインドウズ方式のパソコン
であることを示している。
【0021】ここで、身体計測情報について登録済みの
特定者の生体情報を表示する例について以下説明する。
すなわち、表示欄D1では「身体計測情報」を押し、表
示欄D2では「登録」を指先または付設のペンで押す。
すると、図10のように表示欄D1の「身体計測情報」
の横枠内がマーク(点灯)されて表示欄D2には「身体
計測情報」が表示されていることを指し示す。と同時
に、表示欄D2には既登録の人名が表示される。この既
登録人名は五十音順に記録されていて、キーCを繰り返
し押すことによって、順に既登録の人名が表示される。
そこで、該当する人名欄を押して特定すると、図11に
示すようにその被測定者の生体情報が表示される。図1
1は「相田一郎」氏の「体重値」についての変化がパタ
ーン表示されている。
【0022】この表示形式は、横軸が経過日数を示し縦
軸が体重値を示している。具体的には横方向に1日間隔
で縦の罫線が引かれ、縦方向には3本の横罫線が引かれ
ている。体重値の数値をいくらに設定するかは電子手帳
の機能を利用し、すなわち入力部21、22の操作によ
り希望する値(Kg)または数値(指数値、肥満度の
%)等を入力し設定する。たとえば生体情報の測定が週
1回であれば、週単位の設定を行うことにより、横方向
の縦罫線の間隔は週単位で表記される。妊婦の場合は毎
日計測が必要な場合があり、その場合は日単位の設定を
行う。妊娠状況を知る場合やダイエットによる体重変化
を知る場合以外は、通常月単位で計測することになる
が、その場合は月単位の設定を行う。無設定の場合を月
単位とし、それ以外の年単位、週単位、日単位の場合は
それぞれの設定を行うように構成してもよい。これらは
時計回路31からの信号を受けて行われる。パターン表
示を折れ線グラフ方式にするか棒グラフ方式にするかの
選択はキーの操作、または表示器における選択表示内容
で指定して行うが、いずれの方法によるものもこの発明
に含まれる。
【0023】最初に表示されるデータは、測定開示時点
からのデータが表示されるが、長期間測定し情報が入力
されている場合で最近の情報がその画面に表示されてい
ない場合は、操作キー25を押すと表示データが左方に
移動して最新のデータが表示され、再び過去のデータが
見たい場合は操作キー24を押すと表示データが右方に
移動して過去(含む最初)のデータが表示される。ま
た、変換キー「C」を押すことによって、表示内容を変
更でき、例えば図12に示すように肥満度と体重値の変
化(推移)をパターン表示することも可能である。
【0024】この表示方式や表示形式等はこの図示例に
限定されるものではなく、他のいくつかの変形例を挙げ
ることができる。ただ、図12は体重値が棒グラフで示
されるとともに肥満度は折れ線グラフで示されている。
例えばダイエットを行っている女性の体重変化を示す場
合、そのダイエットの進行状況を肥満度(%)で示すこ
とができるが、体重値と身長値が割算処理されしかるべ
き定数が掛けられて算出される。最近、体重値(単位=
kg)÷身長(単位=m)÷身長(単位=m)の結果
(絶対値)で表示する方式が提案されているが、このよ
うな計算による表示でもよい。
【0025】表示内容は体重と身長でもよいし、体重と
その他の生体情報でもよい。表示パターンは折れ線グラ
フ式、棒グラフ式、あるいはこれらの組み合わせが考え
られる。ある時点を100値とする指数表示方式もあ
る。さらには、体重値と身長値や肥満度と指数値などを
それぞれ色分けして表示する、具体的には体重値は黄色
とし身長値は青色というように区別すると判別がより容
易である。あるいは肥満度パターンの色別を正常域と危
険域で異ならせ、具体的には正常域は青とし、危険域に
近付くと黄色となり、危険域に入ると赤色に変えるよう
にすることも可能である。目盛(罫線)とパターンを異
色として全体をカラー表示するようにすれば、生体情報
が一目瞭然となり判別を容易にする。また、記録情報と
して、本人の住所、氏名、電話番号、生年月日、測定日
時(年、月、時、分、秒)、血液型等を下欄に併記させ
るように構成することもできる。
【0026】電子手帳の情報を外部端末に表示させるよ
うに構成することもできる。すなわち、このような電子
手帳は図13に示されるが、外部端末機との接続用の出
力部36が設置されている。例えば被測定者が病院に行
って医師の診断を受けるに際に、生体情報を受信者とと
もに医師も同時に見れることが望ましく、計測され記憶
された生体情報が外部端末(パソコン等)に大きく表示
できれば有利である。具体的には診察に際しては、体重
値や身長値を測定する場合が多いが、この発明によれ
ば、電子手帳ENを取り出してリード線LSを介して病
院既設のパソコンPCに接続する。具体的には図14に
示すように電子手帳ENの出力部36にリード線LSを
接続し、他端をパソコンPCに接続する。そして、電子
手帳ENの本体19の画面では図13に示すようにパソ
コン表示可能の画面を出し、外部端末表示欄を特定す
る。すると、図14に示すように医師に前面で受診者の
生体情報が即座にして一目瞭然と表示されることにな
り、医師の早期診察を可能にしまたその正確性を高める
ことになる。この場合、体重値、身長値などは測定月日
等がグラフ上に表記されて判別できるが、体内生体情報
については計測日をその表示値に近接して表示させ、医
師の判断の正確性を期すようにする。図示例ではプリン
タPLにて表示内容をプリントアウトしている状態を示
している。なお、図15は大型液晶表示器DPを主体と
する端末機の例で、表示内容の制御はマウスMUで行わ
れる。
【0027】この発明は以上説明したとおりであるが、
上記ならびに図示例に限定されるものではない。例え
ば、生体情報としては、上記したとおり体重値の他に身
長値、座高値、胸囲、ウエスト値、ヒップ値等の身体計
測情報や血圧値、脈拍数値、肺活量値、血液型、赤血球
値、白血球値、視力値、眼底圧値、聴力値、腎臓や肝臓
関連情報、血糖値、血中脂質値、尿糖値、等生理、医学
上の体内生体情報が挙げられ、これらの値をそれらの測
定機器から直接的に電子手帳に入力するのが望ましい
が、直接的に入力できない情報特に上記体内生体情報に
ついては測定結果の値を手入力にて入力部21、22か
ら入力するものもこの発明に含まれる。ただし、この発
明は体内生体情報の入力を絶対的な条件とするものでは
なく、身体計測情報すなわち体重値や身長値、座高値、
胸囲、ウエスト値、ヒップ値等の情報を主体とするもの
である。特に健康のバロメータとなる体重値情報を少な
くとも必須の要件とするものである。さらに、この発明
においては、「電子手帳」の中にはいわゆる「パソコン
ノート」と称されるもので液晶表示部を有する機器も含
まれるものとする。また、これら「電子手帳」や「パソ
コンノート」の形式、大きさ、機能は上記に限定されな
いことは当然である。この発明はこれら全ての変形実施
例を包含するものである。
【0028】この発明をまとめるとつぎのとおりとな
る。
【0029】付記1 少なくとも体重を計測しこの計測値信号を出力する計測
器と、この計測器からの前記出力信号を受けてこれを計
測毎に記録するとともにこの体重値等の生体情報をパタ
ーン表示できる液晶式表示手段を備えた電子手帳とから
なり、この電子手帳の液晶表示部に生体情報をパターン
表示して健康管理できるようにしたことを特徴とする健
康管理装置。
【0030】付記2 体重と身長を計測しこれらの計測値信号を出力する各計
測器と、これらの計測器からの前記出力信号を受けてこ
れらを計測毎に記録するとともに前記体重値と身長値及
の生体情報をパターン表示できる液晶式表示手段を備え
た電子手帳とからなり、この電子手帳の液晶表示部に生
体情報をパターン表示して健康管理できるようにしたこ
とを特徴とする健康管理装置。
【0031】
【発明の効果】この発明が提供する健康管理装置は、以
上説明したとおりであるから、体重計や身長計といった
単機能計測機器による計測時における煩雑な測定結果の
記録メモ作業などが解消される。しかも必要とする時に
適宜計測できるという利点もある。そして、計測結果が
経時的要素を含んだパターンで表示されるので、ダイエ
ットの場合における進行状況チェックが容易であり、或
いは妊婦などにおいては胎児の発育状態監視にも極めて
有効である。また、肥満度や体重変化等を指数変化など
をもパターン表示で即時に判別でき、健康管理に有益で
ある。しかもこれらの表示が電子手帳の液晶表示部を利
用するので表示部が比較的大きく判別が容易である。さ
らに電子手帳の他の機能例えば検索機能やその他の機能
を即座にその場で利用でき、健康管理を推進していく上
で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による健康管理装置を示す斜視図であ
る。
【図2】この発明による健康管理装置を示す斜視図であ
る。
【図3】この発明による健康管理装置を示す斜視図であ
る。
【図4】この発明による健康管理装置を示す斜視図であ
る。
【図5】この発明による健康管理装置を示す斜視図であ
る。
【図6】この発明による電子手帳の構成を示す図であ
る。
【図7】この発明による電子手帳の構成を示す図であ
る。
【図8】この発明による電子手帳における表示例を示す
図である。
【図9】この発明による電子手帳における表示例を示す
図である。
【図10】この発明による電子手帳における表示例を示
す図である。
【図11】この発明による電子手帳における表示例を示
す図である。
【図12】この発明による電子手帳における表示例を示
す図である。
【図13】この発明による電子手帳における表示例を示
す図である。
【図14】この発明に関する変形例を示す図である。
【図15】この発明に関する変形例を示す図である。
【符号の説明】
1、2、6…体重計 3…踏台 19…電子手帳本体 20…カバー 21、22…入力用キー群 23…液晶表示機 24、25…操作ー 35…入力部 36…出力部 EN、ED…電子手帳 L…リード線 WM…体重計 HM、RM…身長体重計 KM…可搬式体重計 BP…血圧計

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも体重を計測しこの計測値信号を
    出力する計測器と、この計測器からの前記出力信号を受
    けてこれを計測毎に記録するとともにこの体重値等の生
    体情報をパターン表示できる液晶式表示手段を備えた電
    子手帳とからなり、この電子手帳の液晶表示部に生体情
    報をパターン表示して健康管理できるようにしたことを
    特徴とする健康管理装置。
JP8056231A 1996-03-13 1996-03-13 健康管理装置 Pending JPH09238926A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8056231A JPH09238926A (ja) 1996-03-13 1996-03-13 健康管理装置

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