JPH09224097A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JPH09224097A
JPH09224097A JP8029166A JP2916696A JPH09224097A JP H09224097 A JPH09224097 A JP H09224097A JP 8029166 A JP8029166 A JP 8029166A JP 2916696 A JP2916696 A JP 2916696A JP H09224097 A JPH09224097 A JP H09224097A
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data
transmission
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processing terminal
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JP8029166A
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Masaya Kondo
正弥 近藤
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 状況により転送速度の変化するインターフェ
イスを介して外部の情報処理端末から受信したデータ
を、少ない容量のバッファメモリでも他の装置への送信
を行えるようにする。 【解決手段】 双方向セントロインターフェイスを介し
てサーバー118から受信した画像データを画像メモリ
104に格納し、サーバー118からのデータ転送速度
を測定し、測定したデータ転送速度により通信制御部1
09のモデムの送信速度を設定して画像メモリ104の
画像データを送信し、サーバー118からの画像データ
の受信と、通信回線116への受信画像データの送信を
並列して実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部の情報処理端
末から受信したデータを他の装置に送信するデータ通信
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、例えばイン
ターフェイスにより接続された外部の情報処理端末から
画像データを受信し、受信した画像データを回線を介し
て相手先に送信するファクシミリ装置が知られている。
このようなファクシミリ装置において、外部の情報処理
端末から受信した画像データを送信する場合、以下の2
つの方法がある。
【0003】(1)まず第1の方法としては、外部の情
報処理端末から画像データを受信し、受信した画像デー
タを蓄積メモリに格納する。こうして全データの受信終
了後に、蓄積メモリの受信画像データを送信するもので
ある。この方法では、蓄積メモリとして大容量のメモリ
が必要となるが、ファクシミリ装置は、外部の情報処理
端末からのデータ受信速度を考慮する必要が無く、装置
の有する任意の送信速度でメモリのデータを送信できる
というメリットがある。
【0004】(2)第2の方法としては、外部の情報処
理端末からデータを受信しながら送信するものである。
この方法では、小容量のバッファメモリでデータの転送
が行なえる反面、外部の情報処理端末からのデータを受
信速度とバッファメモリからデータ送信速度を合わせな
いとバッファメモリのオーバーフローやアンダーフロー
が発生してしまうというデメリットがある。
【0005】従来、上述の第2の方法による装置とし
て、外部の情報処理端末とファクシミリ装置をRS23
2Cのシリアルインターフェイスで接続するものであ
る。このRS232Cでは、外部の情報処理装置とファ
クシミリ装置との間で、RS手順が実行され、このRS
手順によりデータの転送速度(9600bps、720
0bps等)が設定される。次にファクシミリ装置は、
RS手順により設定したデータ転送速度に従って、送信
速度を上記RS手順で設定した速度以下に設定する。こ
の場合の送信速度は、相手装置の機能と回線品質も考慮
されて設定される。これによって、バッファメモリのア
ンダーフローは発生しない。そして、バッファメモリが
オーバーフローしそうになると外部情報処理端末からの
データ受信を一時中断し、データ送信は続行する。そし
て、バッファメモリの空き容量ができると中断していた
データ受信を再開する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の第2の方法によ
るデータの転送を行う場合、上述のRS232Cのイン
ターフェイスでは、RS手順で外部の情報処理端末から
のデータ受信速度が設定されるので、このデータ受信速
度を基準値にすればよい。
【0007】しかし、インターフェイスによっては、外
部の情報処理端末とのデータ転送速度が端末の性能や稼
働状況に応じて逐次変化するものがある。例えば、セン
トロニクス社のパラレルインターフェイスでは、各バイ
トの転送毎にハンドシェークを行いながらバイド単位で
データを転送する。この為に、端末又はファクシミリ装
置側のCPUの性能及びCPUにかかる負荷(稼働状
況)によって、ハンドシェークに要する時間が異なり、
結果として一定速度でデータ転送が行われず、RS23
2Cインターフェイスのように、送信速度を設定するた
めの基準を得ることができないという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、インターフ
ェイスを介して外部情報処理端末から受信したデータを
他の装置に送信するデータ通信装置において、前記外部
情報処理端末からのデータ転送速度を測定する測定手段
と、測定したデータ転送速度に基づいて前記他の装置へ
のデータ送信を制御する制御手段を設けたことにより、
一定の転送速度でなく状況によりデータ転送速度が変化
するインターフェイスを用いた場合にも少ない容量のバ
ッファメモリでデータ通信を行えるようにしたものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0010】尚、以下の実施の形態では、ファクシミリ
装置を例に説明するが、本発明は、モデム装置やデジタ
ル回線用の通信制御装置等にも適用できる。
【0011】図1は、本実施の形態のファクシミリ装置
の構成を示したブロック図である。
【0012】CPU101は、システム制御部であり、
マイクロコンピュータ等により構成され、システムバス
117を介してファクシミリ装置全体を制御する。
【0013】ROM102は、CPU101の制御プロ
グラムやオペレーティングシステム(OS)プログラム
などを格納するものである。RAM103は、SRAM
等で構成され、プログラム制御変数等を格納するための
ものである。また、オペレータが登録した設定値や装置
の管理データ等や各種ワーク用バッファもRAM103
も格納されるものである。画像メモリ104は、DRA
M等で構成され、画像データを蓄積するためのものであ
る。本実施例では、ROM102に格納されている各制
御プログラムは、ROM102に格納されたOSの管理
下でスケジューリングやタスクスイッチなどのソフトウ
ェア制御が行われるものとする。
【0014】操作部105は、各種キー、LED、LC
D等で構成され、オペレータによる各種入力操作や、フ
ァクシミリ装置の動作状況の表示などを行うものであ
る。
【0015】読取制御部107は、CSイメージセンサ
や原稿搬送機構などにより構成されるものである。読取
制御部107では、原稿をCSイメージセンサを用いて
光学的に読み取り、電気的な画像データに変換し、画像
処理制御部108により2値化処理、中間調処理などの
各種画像処理を施して高精細な画像データを出力するも
のである。変換された画像データは、読取記録用符号復
号化制御部112を介して所定の符号化方式に従い符号
化し、画像メモリ104に蓄積されるものである。
【0016】記録制御部114は、ページプリンタ、記
録画像処理制御部などにより構成されるものである。記
録制御部114では、記録する画像データを、読取記録
用符号復号化制御部112で復号化し、記録画像処理制
御部によりスムージング処理や記録濃度補正処理などの
各種画像処理を施して高精細な画像データに変換し、ペ
ージプリンタに出力するものである。
【0017】通信制御部109は、MODEM(変復調
装置)などにより構成され、ファクシミリの送受信信号
の変復調制御を行うものである。変復調装置の変調とし
て、V.34、V.17、V.29、V.27ter、
V.21等を有し、伝送スピードは、28.8kbps
〜300bpsである。NCU(網制御装置)110
は、アナログの通信回線(PSTN)116に選択信号
(ダイヤルパルスまたはトーンダイヤラ)を送出した
り、呼び出し信号を検出し、自動着信制御などの回線制
御を行うものである。画像メモリ104に蓄積された画
像データは、通信用符号復号化処理部111で復号化処
理され、解像度変換処理部106でミリ−インチ解像度
変換や拡大縮小処理などが行われる。解像度変換した画
像は、送信相手先の能力にあわせて通信用符号復号化処
理部111で復号化処理を行い送信制御されるものであ
る。
【0018】I/F制御部115は、外部に接続する情
報処理端末(サーバー)118とのインターフェイス制
御を行うものである。本実施例では、IEEE P12
84準処のパラレルインターフェイス(双方向セントロ
ニクスインターフェイス)である。また、サーバー11
8は、LAN119に接続されており、LAN上の情報
処理端末(クライアント)からの送信、プリントなどの
リモート操作要求を受け付けるものとする。
【0019】サーバー118からのファクシミリ装置へ
の送信、プリント、データ登録などのリモート操作は、
あらかじめ定められたコマンド・パラメータ・データ等
をI/F制御部115を介してファクシミリ装置に送信
することにより行われるものである。なお、本実施例で
はサーバー118には、前記リモート操作および前記リ
モート操作要求を制御するためのアプリケーションソフ
トおよびドライバソフトがインストールされているもの
とする。
【0020】図2は、本実施の形態のファクシミリ装置
の接続例を示した図である。
【0021】201は、外部情報処理端末と接続可能な
本例のファクシミリ装置である。
【0022】202は、LAN上の情報処理端末からの
ファクシミリ送信要求やプリント要求を受け付け、接続
されているファクシミリ装置201に対してリモート操
作などの制御を行うサーバーである。
【0023】203は、LANのプロトコルの管理や、
LAN上のファイルの管理などの制御を行うファイルサ
ーバーである。
【0024】204および205は、LANに接続され
たクライアントマシン(端末装置1、2)である。
【0025】本例における送信制御は、端末装置1(2
04)からサーバー202にログインし、サーバー20
2に対して送信開始要求を行い、サーバー202がスケ
ジューリングを行い、ファクシミリ装置201に対し
て、自動的にリモート操作を開始するものである。
【0026】次にサーバーとファクシミリ装置間の記録
制御の動作を図3を用いて説明する。
【0027】図3は、本例における情報処理端末118
とI/F制御部115の間のデータ送受信の概略を示し
たものである。
【0028】サーバー202とファクシミリ装置201
の間のデータ送受信制御は、各種動作ごとにコマンド、
画像データ、レスポンスなどをあらかじめ定められたイ
ンターフェィスプロトコルに従い行われるものである。
コマンドは、各コマンドを識別するためのコマンドコー
ドや、各コマンドの実行を行うために必要な設定値(送
信相手先電話番号、解像度、画像データ種別など)など
により構成されるものである。また画像データは、画像
データを要求するコマンドまたは画像データを転送する
コマンドに対して送出または受信するものである。
【0029】本例における送信制御は、送信制御を開始
するために必要は相手先電話番号などの通信パラメータ
を指定するホスト送信コマンドと、画像データの解像度
や画像サイズを指定するページ情報指示コマンドと、画
像データを転送するための画像データ転送指示コマンド
により構成されるものである。
【0030】次に図4に従いファクシミリ装置における
送信制御(ホスト送信制御)について説明する。なお、
本例におけるファクシミリ装置は、あらかじめROM1
02に格納されたOSの管理下で、情報処理端末(FA
Xサーバー)とのコマンドなどの制御を行うインターフ
ェイスタスクと、通信回線に接続し、通信相手先との送
信制御を司る通信制御タスクがそれぞれ独立して動作す
るものである。
【0031】まず、送信制御の開始要求であるホスト送
信コマンドを受信する(S401)。コマンド受け付け
後、通信制御部の稼働状況を監視し(S402)、通信
制御を実行中の場合は、ホスト送信コマンドを受け付け
不可能であるとし、レスポンスとして“BUSY”を情
報処理端末に送出し(S415)、ホスト送信制御を終
了する。ステップS402で通信可能と判断された場合
は、レスポンスとして“OK”を送出し(S403)、
情報処理端末に送信要求が受け付けられた旨を通知す
る。
【0032】次に通信制御を開始する(S404)。な
お、本例では、送信制御は情報処理とのコマンド制御と
非同期で動作する。また本例の送信制御についての詳細
な動作については後述する。
【0033】ステップS404で通信制御を開始すると
同時に、データ受信速度を計測するための転送速度計測
処理を開始する(S405)。この転送速度計測処理に
より計測したデータ受信速度を基準に送信制御の最大送
信速度を決定する。本例では、画像データの解像度など
を指定するページ情報指示コマンドのデータ転送速度を
計測するものとし、単位時間あたりの転送データ数をも
とに、転送速度SIFを決定するものである。前記転送速
度は、ファクシミリ装置の性能および稼働状況に応じて
変化するため、本例では、毎ページごとに転送速度を計
測するものである。
【0034】転送速度計測開始後、ページ情報指示コマ
ンドを受信し(S406)、計測したデータ転送速度を
転送速度Taに記憶する(S407)。この転送速度S
IFをもとに、送信制御タスクにおいて、最大送信速度S
T_MAXが設定されるものである。
【0035】転送速度の計測終了後、ページ情報指示コ
マンドを受け付けた旨を情報処理端末に通知する“O
K”レスポンスを送出し(S408)、画像データ転送
制御を開始する。なお、本例では、情報処理端末から転
送される画像データをファクシミリ装置内の画像メモリ
にいったん蓄積し、送信制御では、この画像メモリか順
次画像データを読み出して制御がおこなわれるものとす
る。
【0036】まず、画像メモリのメモリ残量を検出し、
画像処理端末から転送される画像データを蓄積可能か否
かの判定を行う(S409)。
【0037】画像メモリが十分でない場合は、画像メモ
リが解放され、蓄積可能になるまで待機する(S41
0)。本例では、通信相手先に送信された画像データが
格納された画像メモリは順次解放されるため、所定時間
経過後には、必ず画像メモリを獲得できる構成となって
いる。
【0038】転送される画像データを画像メモリに蓄積
可能であると判断された時点で、情報処理端末からの画
像転送コマンドおよびそのコマンドに付加される1ペー
ジ分の画像データを受信する(S411)。
【0039】画像データの受信を開始すると同時に、画
像データのデータ数を順次データカウントCnにセット
する(S412)。このデータカウントは、現在蓄積済
みの画像データのデータ数を示すものであり、後述の送
信制御において、送信速度を決定するために用いられる
ものである。1ページの画像データ転送後、画像転送制
御の処理が終了した旨のレスポンスである“OK”レス
ポンスを情報処理端末に送出する(S413)。
【0040】そして、次ページの有無を検出し(S41
4)、次ページがある場合はステップS405に移行し
ホスト送信制御を継続し、次ページがない場合はホスト
送信制御を終了する。
【0041】次に図5に従い本例における送信制御につ
いて説明する。本例における送信制御は、ホスト送信制
御のステップS404の時点で起動され、ホスト送信制
御と独立して動作されるものである。
【0042】まず、前記転送速度SIFから最大送信速度
T_MAXを図6に示した送信速度変換テーブルを用いて
設定する(S501)。本例におけるホスト送信制御で
は、情報処理端末からデータ転送の実行中に通信相手先
への送信制御を行うため、データ転送速度SIFは通信速
度SCOMに比べ早い速度である必要がある。このため、
データ転送速度SIFをもとに最大送信速度ST_MAXを設
定するものである。
【0043】次に通信相手先への発呼制御を開始し(S
502)、ITU−TのG3プロトコルに従い、送信制
御を開始する。通信相手先への発呼制御開始後、通信相
手先からのDIS信号を受信し(S503)、受信機の
通信速度能力を解析し、最大受信速度SR_MAXを設定す
る(S504)。
【0044】DIS受信後、最大受信速度SR_MAと最大
送信速度ST_MAXを比較し、最大受信速度SR_MAXを超え
ない最大の速度を選択し、送信速度SCOMを設定する
(S505)。送信速度の設定終了後、DCS信号で受
信機に送信速度を指示し、データ送信フェーズに移行す
る。データ送信フェーズに移行後、画像メモリ内に蓄積
された画像データを順次読み出し、あらかじめ定められ
た符号化方式に符号化した上で通信回線を介して順次画
像データの送信制御を行い(S507)、1ページのデ
ータ送信制御終了まで繰り返す(S508)。
【0045】1ページの送信制御終了後、通信制御を終
了するか否かの判定を行い(S509)、次ページがな
く送信制御を終了する場合は、EOP信号を送出し(S
517)、送信制御を終了する。
【0046】次ページがあり、通信制御を継続する場合
は、ステップS510に移行し、前記ホスト送信制御に
おける画像データの転送制御の進行状況を確認する。こ
の際、情報処理端末からのデータ転送制御が次ページで
ない、すなわち次ページがすでに画像メモリに蓄積済み
であると判断された場合は、前記最大受信速度SR_MAX
で送信制御を実行することが可能となる。また、情報処
理端末からのデータ転送制御が次ページを実行中、すな
わち送信制御を行うための画像データが十分に蓄積され
ていない場合は、情報処理端末からの転送速度SIFに対
応した送信速度を選択する必要がある。
【0047】ステップS510で次ページの画像データ
転送制御が終了していると判断した場合は、次ページ送
信速度SNEXTに前記受信最大速度SR_MAXを設定する
(S511)。
【0048】ステップS510で次ページの画像データ
転送制御が実行中であると判断した場合は、画像データ
の蓄積状況を示す前述のデータカウンタCnを読み出
し、蓄積済みの画像データ量に応じて、最大送信速度S
T_MAXを設定し(S514)、この値を次ページ送信速
度SNEXTに設定する(S515)。
【0049】次ページの送信速度SNEXTを選択後、現在
の送信速度SCOMと比較し(S512)、両者の値が同
じである場合は、送信速度を変更する必要がないと判断
し、MCF信号を送出し(S516)、ステップS50
7に移行し、送信制御を継続する。
【0050】ステップS512で、現在の送信速度より
早いまたは遅い速度で送信制御を行うと判断した場合
は、EOM信号を送出し(S513)、通信モードの変
更制御を行うため、ステップS503に移行し、送信制
御を継続する。この際、前記次ページ送信速度SNEXT
値を最大送信速度ST_MAXにセットし、送信制御は行わ
れるものとする。
【0051】上述のものでは、送信開始速度の設定は、
ページ情報指示コマンド受信時のデータ転送速度と、現
在蓄積されている画像データ量により制御が行われてい
たがこれに限られるものではない。
【0052】例えば、画像データ転送コマンドで、デー
タ転送速度を測定し、ページ単位で平均の転送速度を計
測し、この平均転送速度をもとに、最大送信速度を選択
することも可能である。
【0053】又、上述のものでは、送信制御の送信速度
変更制御は、毎ページの画像データ終了時に行っていた
がこれに限られるものではない。
【0054】例えば、ホスト送信制御によって転送され
た画像データの確定ページが所定ぺージ数以上になった
場合に受信最大速度に設定を変更することにより、送信
速度の変更回数を減らし、さらに送信時間を短縮するこ
とも可能である。
【0055】又、上述におけるホスト送信制御は、いっ
たんファクシミリ装置内の画像メモリに蓄積し、送信制
御時に順次読み出す制御を行っていたが、これに限られ
るものではない。
【0056】例えば、情報処理端末から転送された画像
データをあらかじめ確保されたバッファに蓄積し、この
バッファから順次読み出す構成を用いることも可能であ
る。これにより、最小限のメモリでホスト送信制御を実
現することが可能となる。
【0057】また、上述の例では、ホスト送信制御と送
信制御をそれぞれ独立したタスクで動作していたがこれ
に限られるものではなく、例えばホスト送信制御内で、
画像データの転送制御と同期しながら送信制御を行うこ
とも可能である。
【0058】又、上述の例における送信制御は、縮小制
御を行わない等倍送信制御であったがこれに限られるも
のではない。縮小制御を行う場合は、以下の様な制御が
行われる。
【0059】情報処理端末から転送される画像データの
主走査幅が受信機の受信能力を超える場合、送信側での
縮小制御が行われる。この際、情報処理端末から転送さ
れる画像データのデータ量と、通信相手先に送信される
画像データのデータ量が異なってしまう。このため縮小
送信実行時は、上述の最大送信速度ST_MAXを設定する
制御において、縮小率を考慮し、図6の転送速度範囲に
縮小率をかけた値で制御を行う。
【0060】以上説明したように、上述の実施の形態に
よれば、データ転送速度が逐次変わるインターフェイス
を介して外部情報処理装置からの受信するデータのデー
タ転送速度を測定する処理(構成)と、前記データ転送
速度から送信開始速度を選択する処理(構成)を設ける
ことにより、外部情報処理端末の性能や稼働状況によら
ず、最適の送信速度での送信制御を可能とするものであ
り、ファクシミリ装置のスループットを向上することが
できる。
【0061】また、外部情報処理端末から画像データを
転送中に送信制御を開始することにより、少ないメモリ
容量でファクシミリ装置を構築することが可能となるの
である。
【0062】さらに、外部情報処理端末のデータ転送速
度が遅いことにより遅い送信速度で送信制御が開始され
た場合でも、稼働状況に応じてページ単位で送信速度を
より早い送信速度に変更することが可能になるため、送
信時間の短縮をすることが可能になる。
【0063】又、本発明は、上述した実施の形態に限ら
ず種々の変形が可能である。
【0064】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、外部の情
報処理端末からのデータ転送速度を測定し、測定したデ
ータ転送速度に基づいて前記外部情報処理端末から受信
したデータの送信を制御するようにしたので、外部情報
処理端末の性能や装置の稼働状況により逐次データ転送
速度が変わるインターフェイスを用いた場合にも、少な
い容量のバッファメモリにより受信データの送信を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の構成を示したブロック図で
ある。
【図2】ファクシミリ装置の接続例を示した図である。
【図3】情報処理端末とI/F制御部間のデータ送受信
の概略を示したものである。
【図4】ファクシミリ装置のホスト送信制御を表すフロ
ーチャートである。
【図5】ファクシミリ装置の送信制御を表すフローチャ
ートである。
【図6】最大送信速度を選択するための送信速度変換テ
ーブルを示した図である。
【符号の説明】
101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 画像メモリ 105 操作部 106 解像度変換処理部 107 読取制御部 108 画像処理制御部 109 通信制御部 110 NCU 111 通信用符号復号化処理部 112 読取記録用符号復号化処理部 113 I/F用符号復号化処理部 114 記録制御部 115 I/F制御部 116 通信回線 117 システムバス 118 情報処理端末

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターフェイスを介して外部情報処理
    端末から受信したデータを他の装置に送信する通信装置
    において、 前記外部情報処理端末からのデータ転送速度を測定する
    測定手段と、 前記測定手段により測定された前記データ転送速度に基
    づいて、前記外部情報処理端末から受信したデータの送
    信を制御する制御手段を有することを特徴とするデータ
    通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記制御手段は、前
    記測定したデータ転送速度に基づいて、前記他の装置へ
    のデータの送信速度を制御することを特徴とするデータ
    通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記制御手段は、通
    信途中で前記測定手段により測定したデータ転送速度が
    変化した場合、変化したデータ転送速度に応じて送信速
    度を変更することを特徴とするデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記制御手段は、ペ
    ージ単位で送信速度を変更することを特徴とするデータ
    通信装置。
  5. 【請求項5】 インターフェイスを介して外部情報処理
    端末から受信したデータを他の装置に送信する通信装置
    において、 前記外部情報処理端末からのデータを受信する受信手段
    と、 前記受信手段により受信されたデータを蓄積するデータ
    蓄積手段と、 前記データ蓄積手段に蓄積されたデータ量を測定する測
    定手段と、 前記測定手段により測定されたデータ量に基づいて、前
    記データ蓄積手段のデータ送信を制御する制御手段とを
    有し、 前記制御手段は、前記測定されたデータ量に基づいて前
    記蓄積データの送信速度を制御することを特徴とするデ
    ータ通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、1ページの送信終了
    時に、前記測定手段により、測定した次ページのデータ
    蓄積量に応じて前記ページのデータの送信速度を変更す
    ることを特徴とするデータ通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項1又は請求項5において、前記外
    部情報処理端末から画像データを受信することを特徴と
    するデータ通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記受信した画像デ
    ータの画像サイズを検出するサイズ検出手段と、前記サ
    イズ検出手段による検出に従って、前記受信画像データ
    の画像サイズを前記他の装置の受信可能なサイズにサイ
    ズ変換する変換手段を有し、 前記制御手段は、前記変換手段によるサイズ変換に応じ
    て送信速度を制御することを特徴とするデータ通信装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1又は請求項5において、前記イ
    ンターフェイスは、前記外部情報処理端末の性能及び装
    置の稼働状況に応じてデータ転送速度が変わるインター
    フェイスであることを特徴とするデータ通信装置。
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