JPH09181718A - 複数の交換機からユーザーをサービスするための電気通信ネットワーク - Google Patents

複数の交換機からユーザーをサービスするための電気通信ネットワーク

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JPH09181718A
JPH09181718A JP8143372A JP14337296A JPH09181718A JP H09181718 A JPH09181718 A JP H09181718A JP 8143372 A JP8143372 A JP 8143372A JP 14337296 A JP14337296 A JP 14337296A JP H09181718 A JPH09181718 A JP H09181718A
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ツザー アードン メナチェム
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    • H04Q2213/1338Inter-exchange connection

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 非常に大きな交換システムを持つと同時に、
バックアップ設備としてそのような非常に大きなシステ
ムを経済的に提供する。 【解決手段】 複数の電気通信交換機複合体の選択され
た回線に複数の交換機アクセスを提供するための装置の
方法。その出力がネットワークによって一群の交換機に
分配される周辺装置に、選択された回線とトランクは接
続される。交換機は、第二のネットワークによって相互
接続している。好都合には、一つの交換機の故障によっ
てこれらの回線のサービスがなくならないようにするた
めに、選択された回線はいくつかの交換機でサービスす
ることができる。好都合には、2つのネットワークと交
換機のグループは、高い信頼性を持つ巨大な交換機を形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気通信ユーザ
ーに提供されるサービスの信頼性と効率と柔軟性とを改
善するための方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気通信交換システムにおける最近の傾
向は、関係する大規模な団体を取り扱い、しかも各回線
に大量のトラフィックを処理するために、非常に大きな
システムとなることである。金融市場のような、高度の
電気通信ニーズを有する活動がますます集中することに
より、交換システムの大きさと容量を増加させる圧力も
また増大してきている。
【0003】同時にまた、そのような電気通信交換シス
テムへの信頼も増加する傾向にある。主要な交換機、例
えばニューヨークのウォール・ストリート地域の交換機
が、ほんの2、3分、故障することによって発生する損
失の可能性は、おそらく100万ドルにものぼるであろ
う。非常に大きなシステムは、概して特別の信頼性を持
たない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】先行技術の問題は、非
常に大きな交換システムを持つことと同時に、バックア
ップ設備としてそのような非常に大きなシステムを経済
的に提供することに対して、経済的に満足な解決策が見
つけられていないということである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に従って上記の
課題が解決され、先行技術の教訓を越えて前進が成され
た。本発明では、交換機がデータ・ネットワークによっ
て接続されているネットワーク複合体の選択された回線
は、複合体のすべての交換機が良好な動作状態にあると
きでさえも、電気通信の呼び出しを発信し受信するため
に、ネットワーク複合体の任意の複数の交換機(交換シ
ステム)にアクセスが提供される。しかし、ネットワー
ク複合体の一つの交換機が故障した場合、選択された回
線がアクセスを持つもう一方の交換機が、入力と出力の
両方の電気通信トラフィックに対してこれらの回線をサ
ービスすることができる。
【0006】この発明の好ましい実施例の一つに従う
と、回線とトランクは交換システムに周辺装置を通して
接続される。これらの周辺装置は、一つまたは複数の多
重化回線に接続され、それらはさらに順にネットワーク
複合体の一つまたは複数の交換システムに接続される。
「一つまたは複数」の少くとも一つは複数である。ネッ
トワーク複合体の交換機同志が、どちらの交換システム
がどちらの周辺装置に制御メッセージを知らせるかを判
定するために、お互いに通信する。周辺装置は、加入者
ループ・キャリヤー、またはプロセッサーを装備する回
線ユニットのような単純な装置であってもよく、あるい
は、プロセッサー制御で交換機能を実行する交換機モジ
ュール(AT&T(登録商標)の遠隔交換モジュールな
ど)、または、トランク接続でなく周辺装置接続を通し
て接続された完全な自律的な交換機のようなもっと複雑
な装置であってもよい。周辺装置は、PCM(パルス符
合変調)またはATM(非同期転送モード)信号を通し
て交換機/周辺装置ネットワーク7(図1)と通信す
る。好ましい実施例の中では、PCM信号が使用され
る。この発明の一側面に従うと、交換システムはさらに
お互いに通信して、どの交換システムが各周辺装置のど
のタイムスロットまたはどのATMパケット・ヘッダを
サービスするかを判定する。
【0007】周辺装置は典型的に、電気通信呼び出しを
サービスするために一つ以上の信号チャネルを通して、
または複数の通信チャネルを通して交換システムと通信
する。一つの好ましい実施例の中で、信号チャネルは設
備(ネットワーク7)を通して交換動作するように接続
され、ネットワーク複合体の周辺装置と複数の交換機
を、ネットワーク複合体の交換システムの一つに相互接
続させる。周辺装置の中で発呼が検出されると、メッセ
ージがその交換システムに送出され、その交換システム
は交換システムの一つに呼出し元を接続するためのチャ
ネルを割り当てるか、または複合体の中の他の交換機に
メッセージを渡して割り当てを実行する。その後、呼び
出しは基本的に通常の様式で進行する。しかし、ネット
ワーク複合体は、そのネットワーク内の交換機の間で自
由に通信することができるため、例えば、着信している
顧客またはネットワーク複合体を出るトランクを、その
発呼を処理している同じ交換機に接続することにより、
最小コストの接続を確立するように有効に使用すること
ができる。
【0008】この発明の一つの好ましい実施例に従う
と、各交換機は交換機相互間ネットワーク9(図1)に
接続され、各交換機は限定された数量のタイムスロット
またはATMヘッダへのアクセスをそのネットワーク内
に有する。一つの実施例の中では、タイムスロットまた
はATMヘッダを柔軟に交換するために、ネットワーク
に付属してタイムスロット変換器またはATM交換機
(好ましいモード)があり、一つの交換システムからの
タイムスロットまたはATMヘッダの任意のサブセット
または完全なセットを他の交換システムに接続できるよ
うにする。
【0009】この発明の一つの様相に従うと、各周辺装
置は一つの交換機に接続された信号チャネルを備えてい
る。あるいは、いくつかの交換機に接続されているが一
つの交換機で処理されるだけである。この交換機は、周
辺装置の呼び出しまたは回線のどれがどのネットワーク
複合体の交換機に割り当てられるかの記録を維持して、
その呼び出しまたは回線の全ての信号メッセージをその
交換機に送信する。一つの交換機が故障すると、信号チ
ャネルは再割り当てされ、他の交換機がポーリングされ
て、各周辺装置のどの呼び出しがその交換機で処理され
ているかを調べる。ネットワーク複合体に入りまたは出
る各々の呼び出しを制御するために一つの交換機だけが
必要とされる。
【0010】別の構成では、一つの交換機が呼び出しに
割り当てられるとすぐに、その呼び出しに関連した任意
のメッセージに対するヘッダがその交換機を識別する。
その後、そのようなメッセージは、データ・メッセージ
をネットワーク複合体の他の交換機に通信するためにそ
の交換システムによって使用されるデータ・ネットワー
クまたは同等物を通して、その交換機に自動的に発送さ
れる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一つの好まし
い実施例のネットワーク構成を図示しているブロック図
である。図には、選択された回線とトランクに複数の本
拠地を提供するために配列したグループの2つの交換シ
ステム1と2が示される。接続された回線5とトランク
11(束13で示される)の各々は、多重アクセス周辺
装置3または単一アクセス周辺装置4(すなわち、一つ
の交換システムだけに直接アクセス)に接続される。多
重アクセス周辺装置3は、交換機/周辺装置ネットワー
ク7内のマルチプレクス/デマルチプレクス(M/D)
装置12(図4参照)に接続され、大きな束のタイムス
ロットを収集し、M/D装置12は順に複数の交換シス
テム1・・・2に接続される。
【0012】M/D装置6は、各交換機の内部で、多重
アクセスを必要としないこれらの回線またはトランクを
サービスする単一アクセス周辺装置4に接続される。し
かし、この形式の構成の中で、単一アクセス周辺装置4
に対して、多重アクセス周辺装置3の余分なアクセスの
追加コストは低いので、特に技術の進展につれて、複数
の交換機へのアクセスの利点がコスト差より重要になる
可能性があることに注意してほしい。良好な動作状態に
ある全ての交換機は動作中であり呼び出しをサービスす
る。多重アクセス周辺装置3にほとんどの回線が接続さ
れるまで、複合体10全体はそのように巨大な交換機の
効率を有する、ほとんど一つの巨大交換機のように動作
する。その個々の構成装置が複数の交換システム1・・
・2にわたって分配されるので、その巨大交換機は信頼
性を高めている。
【0013】M/D装置6は、交換機内の一つまたは二
つ以上のタイムスロット変換器(TSI)8に接続され
た出力を備えている。好ましいモードではTSIを使用
する一方、ATMのような他のモードの交換方式も使用
することができて、接続されるブロックは適切に変更さ
れる。この発明の好ましい実施例の中で、タイムスロッ
ト変換器は、5ESS(登録商標)SM2000装置
(AT&Tネットワーク・システム製造)のそれであ
り、これは一面的であり十分に大きいので多くの交換シ
ステムはその装置を一つ含むだけである。TSI8は、
M/D装置6、ネットワーク7のM/D装置12、およ
び交換システム1・・・2を相互接続させるための交換
機間ネットワーク9に接続される。TSI8とネットワ
ーク9の間の接続は、各TSIが交換機1・・・2のグ
ループの中の他の交換機の全てにアクセスするようにし
ている。
【0014】ネットワーク7(図4参照)の目的は、い
ろいろな交換システム1・・・2の中でいろいろなTS
I装置8に、多重アクセス周辺装置3の出力を分配する
ことである。ネットワーク7は光ファイバ伝送システム
のグループから構成されていて、各伝送システムはM/
D装置12の一つから複数のTSI装置8の一つに接続
されて、ここで各M/D装置複数のTSI装置に接続さ
れる。その結果は、任意のM/D装置12は複数のタイ
ムスロットを通して複数のTSI装置8と通信するとい
うことである。多重アクセス周辺装置3の各々は、複数
のM/D装置12へのアクセスを有する。全体の構成
は、複合体10の多数のTSIの中の多数のタイムスロ
ットへのアクセスを各周辺装置3に与える。
【0015】図3A、Bの説明を明確にするために、電
話の呼び出しを下記のように分類する。複合体内部呼び
出し(複合体の任意の交換システムの回線から複合体の
任意の交換機の他の回線への呼び出し)、入接続呼(複
合体の交換システムによってサービスされる回線で着信
する複合体の交換システムへのトランクからの呼び出
し)、出接続呼(複合体の交換システムによってサービ
スされた回線で発呼されて、複合体の交換システムによ
ってサービスされるトランクへ接続される)、および、
中継呼び出し(複合体の交換機によってサービスされる
トランクで受信され、複合体の交換機によってサービス
される別のトランクで着信される呼び出し)。この明細
書の中で、冗長な説明なしで全てのこれらの呼び出しの
共通の機能を扱うために、どの呼び出しも、入口端末
(回線またはトランクのいずれか)から出口端末(やは
り回線またはトランクのいずれか)への呼び出しとして
扱う。
【0016】また、周辺装置を2個(または3個以上)
の別個のネットワーク7へ接続することにより、周辺装
置を2個(または3個以上)の複合体へ接続することも
可能である。各ネットワーク7はネットワーク9により
相互接続している交換機に接続されている。その場合、
そのような周辺装置の回線は非常に多数の回線への複合
体内部呼び出しを完了させることができ、多数のトラン
ク・グループにアクセスできる。
【0017】図2は、制御の構成を図示する。交換機1
・・・2の各々はプロセッサー101を備えている。こ
のプロセッサーは、メモリ111を含む。このメモリ内
に記憶されたデータは、各回線の監視状態のような過渡
的なデータと、その回線の翻訳データのような比較的恒
久的なデータとの両方を含む。(翻訳データは、回線に
利用できる機能の表示を提供して、顧客のディレクトリ
番号に関係するをデータを、交換機の交換ネットワーク
内の回線位置に提供する。)
【0018】交換機は、システム内の回線とトランクに
関する情報を交換するためにデータ・ネットワーク12
0により相互接続されている。この実施例の中のデータ
・ネットワークは、交換機1・・・2の各々から、一対
のデータ交換機121、122の各々へのデータリンク
を含む。信頼性のために二重化した交換機が用意され
る。
【0019】好ましい実施例の中で、特別の回線をサー
ビスすることのできる全ての交換機は、それ自身のデー
タベースの中に回線の監視状態と同様に最大限の翻訳情
報を維持する。そのような構成の中で、その回線をサー
ビスできる他の交換機に監視状態の変化を伝えることが
望ましい。それによって、各交換機が直接、回線がビジ
ーかどうかを判定するためにそれ自身のビジー試験を実
施することができる、しかし、指定のホーム交換システ
ムを使用して利用可能性の試験を行う。
【0020】別の実施例では、各々の複数のアクセス回
線、すなわち、多重アクセス周辺装置に接続された各回
線は、各々の単一アクセス回線と同様に、一つのホーム
交換機に割り当てられ、その回線のデータはその交換機
に記憶される。呼び出しが交換機2で発信され、そのホ
ーム交換機が交換機1である回線に着信される場合に
は、交換機2は交換機1から呼び出しを完了するための
データを取得する。いずれの実施例に対しても、呼び出
しが多重アクセス回線に対しての場合には、呼び出し全
体は交換機2によって扱うことができて、監視状態の変
化について交換機1に通知することが必要なだけである
ことに注意のこと。
【0021】記憶装置130は、信頼性のために2つの
データ・ベース131、132に二重化されていて利用
可能であり、データ・ネットワーク120に接続されて
いる。交換機の一つが故障の場合には、この記憶装置
が、その故障した交換機を以前に「ホーム」として扱っ
た複数のアクセス回線のための翻訳情報を、これらの回
線のための新しいホーム交換機になる他の交換機に初期
設定するために使用される。
【0022】米国および他の市場のための最近の交換シ
ステムの設計の中で考慮すべき重要な事項は、地域の交
換区域の中の競争の存在である。この競争の必要条件
は、複数のサービス・プロバイダ(キャリヤー)のどれ
が顧客のトラフィックを扱うかを顧客が選択できること
である。一般にキャリヤーは自分の交換機を供給すると
予想されるが、キャリヤーは別のキャリヤーの交換機の
サービスを賃貸することができると考えられる。キャリ
ヤーが自分の交換機を供給する事例については、そのキ
ャリヤーによりサービスされた回線またはそのキャリヤ
ーに属するトランクからのトラフィックは通常、そのキ
ャリヤーの交換機だけに接続される。特別な事例では、
高度な信頼性を必要とする場合、通常は第一のキャリヤ
ーがその顧客のトラフィックを運用する一方、非常の場
合には、別のキャリヤーが使用されるように、顧客が指
定することができる。さらに、トラフィックの一部を一
つのキャリヤーによってサービスさせ、別の一部を別の
キャリヤーによってサービスさせることを、顧客が選択
できる可能性がある。
【0023】しかし、最もありがちな事例については、
好ましいキャリヤーに属するまたは好ましいキャリヤー
に賃貸しされた交換機を使用して、呼び出しは通常確立
される。ネットワーク複合体10の外部からのその顧客
への呼び出しは、トランクを介しておよびそのキャリヤ
ーに属する交換機を通して、キャリヤーが各顧客をサー
ビスする情報を提供する番号ポータビリティのデータベ
ースにより供給されたデータに基づいて、経路指定され
る。
【0024】多重アクセス周辺装置に接続された入りト
ランクから、好ましいキャリヤーの交換機に到着する呼
び出しを振り向けるために、入力される共通線信号方式
メッセージを受信する交換機は、好ましいキャリヤーの
交換機であり、この交換機は周辺装置3の制御装置に信
号を送出して、好ましいキャリヤーの交換機の一つに接
続する。回線が呼び出しを発信する場合には、その入り
端末を含む多重アクセス周辺装置3はその回線に対する
好ましいキャリヤーを識別するメモリーを有し、その記
憶内容は制御装置によってアクセスされて該当する交換
機に発信メッセージを振り向ける。あるいは、周辺装置
3は接続された交換機に発信信号メッセージを送り出
し、その交換機は各回線の好ましいキャリヤーを知って
いて、好ましいキャリヤーの交換機に基本の発信メッセ
ージを送出する。
【0025】信号メッセージは、ある専用のタイムスロ
ット上に、信号を提供するための通信と同じ方法で送出
される。交換システム1・・・2の各々は、複合体10
内の任意の他の交換機にメッセージにを送るデータ交換
能力を提供する。その能力は、ヘッダを変更しメッセー
ジをデータ交換機121、122へ送る能力から単に構
成されており、このデータ交換機はヘッダー情報に基づ
いてメッセージを交換する。代案として、データ交換機
121、122は、加入者ループ・キャリヤーSLCの
ような、周辺装置の各回線の好ましいキャリヤーを示す
翻訳情報を包含することができ、自動的に各メッセージ
をそのキャリヤーの交換機へ発送する。代案として、周
辺装置はデータ・ネットワーク120にそのメッセージ
を送ることができて、データ・ネットワーク120は自
動的にそのキャリヤーの交換機に各メッセージを発送す
る。
【0026】この発明の好ましい実施例の中で、交換シ
ステム1・・・2の各々は、その交換機によりサービス
できる複合体の全ての回線とトランクに対する完全な翻
訳情報を保持する。複合体がいくつかのキャリヤーの回
線とトランクを含む場合には、一つのキャリヤーの回線
とトランクの情報は、回線とトランクが二つ以上のキャ
リヤーによってサービスされない限り、そのキャリヤー
の交換機の中だけで保持される。回線またはトランクの
各々は関連するホーム交換システムを備えていて、ホー
ム交換システムが故障した場合、このホーム交換システ
ムの識別は非常事態条件の下に変わる。それに加えて、
各交換システムは、そのような翻訳情報を備えている回
線の現在の監視状態を維持する。着信している呼び出し
がこれらの回線の一つのための交換機の中で受信された
とき、その監視状態がその交換システムの中で記憶され
た回線である場合、その交換システムは最初は、それ自
身の記録を調べることによってビジー試験を実施する。
最終的に回線の利用可能性に基づいて呼び出しを受信す
る前に、交換システムは、ホーム交換機の中でその回線
のために維持された記録の監視状態を変えるために要求
を行い、ホーム交換機はそれから他の交換機の回線の監
視状態の記録をアップデートする。
【0027】好都合なことには、各交換システムの翻訳
情報を維持することによって、呼び出しを受信する交換
システムにこの情報の全てを送信する必要はない。好都
合なことには、回線が利用可能かどうかを最終的に判定
する前にホーム交換システムの監視状態を使用すること
によって、入力への回線の競合状態と間違った接続が回
避できる。周辺装置が非常に柔軟な制御装置と相当なメ
モリ(そのような柔軟な周辺装置の一例は、AT&Tネ
ットワーク・システム製の5ESS(登録商標)交換機
のリモート交換機モジュールである)を備えた複雑な装
置である特別な事例について、そのような周辺装置に着
信している回線の監視状態は、周辺装置の中だけで維持
できる。各交換機がそのような回線のための翻訳情報を
備えているので、各交換機は、この監視状態を得るため
に周辺装置をアクセスすることができることを知ってい
る。
【0028】図3A、Bは、この発明に従った呼び出し
を確立するプロセスを図示する。多重アクセス周辺装置
の入口端末に関連する入口メッセージは、第一の交換シ
ステムの中で受信される(実行ブロック301)。
【0029】試験302は、入口端末が二つ以上のキャ
リヤーの交換機にホームを置くかどうかを判定する。複
合体10の一つ又は二つ以上の交換機1・・・2は、二
つ以上のキャリヤーからの呼び出しを交換することがで
きる。しかし概して、好ましいキャリヤーから交換機を
使用して呼び出しを処理することが必要である。交換機
が故障の場合には、サービスを提供し続けるために、異
なるキャリヤーに属している可能性のある別の交換機か
ら、呼び出しをサービスすることが望ましい。これは非
常呼び出しのための事例であって、高級で高度に信頼性
のあるサービスに申し込んだ顧客の呼び出しのための事
例であってもよい。
【0030】試験302の結果がノーである場合には、
実行ブロック303と次の実行ブロックの動作が実行さ
れる。試験302の結果がイエスである場合、すなわ
ち、入口端末が二つ以上のキャリヤーの交換機にホーム
を置く場合には、好ましいキャリヤーが利用可能である
かどうかを判定するために試験341が使用される。そ
の場合には、入口端末は好ましいキャリヤーの交換機に
発送される(実行ブロック343)。その後に、ブロッ
ク311以下のシーケンスの実行が続く。そうでない場
合には、そのような好ましい別のキャリヤーが指定され
ている場合には、入口端末は、別の好ましいキャリヤー
に発送される(実行ブロック345)。そのような別の
好ましいキャリヤーの指定がない場合には、呼び出しは
簡単にはサービスされない。
【0031】入口メッセージは回線による発信を表すメ
ッセージでありえるし、あるいは、入りトランクによる
占有を表すメッセージでありえる。後者の場合には、メ
ッセージは、着信している番号を識別するデータ全体を
含む共通線信号方式(SS7)メッセージか、あるい
は、多周波信号が使用される場合には、そのメッセージ
は、宛先を識別するために必要とされるデータ(数字)
を報告する多周波受信器に接続される要求を含む。第一
の交換システムは、入口端末がこの交換システムによっ
てサービスされるかどうかを判定する(試験303)。
試験303がノーという結果となる事例は、入口端末
が、第一の交換システムを所有または賃貸するキャリヤ
ー以外のキャリヤーによってサービスされる場合であ
る。試験303がノーという結果を有する場合には、入
口メッセージは、入口端末をサービスする第二の交換シ
ステムに伝送される(実行ブロック305)。それか
ら、第二の交換システムは入口端末への接続を確立する
(実行ブロック307)。続いて、第一の交換システム
とブロック311−319に関して以下に記述される動
作は、第二の交換システムの中で実行される。ブロック
307の動作はまた、第一の交換システムの中で実行さ
れる実行ブロック309に関してより詳細に論議され
る。
【0032】試験303の結果がイエスである場合に
は、入口端末は第一の交換システムに接続される(実行
ブロック309)。この議論を明確化して主要なフロー
に集中するために、全てのブロックの状況はこのフロー
チャートの中で示されない。実行ブロック309に関し
て、第一の交換機を入口端末に接続するためにいずれか
のチャネルが利用できるかを判定するために試験が実行
される。そのようなチャネルが利用できない場合には、
第一の交換システムと同じキャリヤーの別の交換機に入
口端末を接続する試みがなされる。そのような交換機が
利用でき、かつ、そのような交換機が入口端末に利用で
きるようなチャネルを有している場合には、もう一方の
サービスしている交換機は、第一の交換機が呼び出しを
処理するのと実質的に同様に、実行ブロック311ー3
19に関して以下に論議されるように、呼び出しを処理
する。第一の交換機と同じキャリヤーの他のいかなる交
換機も、入口端末への利用できるチャネルを備えていな
い場合には(あるいは、複合体10内に同じキャリヤー
の他の交換機がない場合には)、その呼び出しは閉塞さ
れるかまたは、閉塞されている場合に別のキャリヤーが
使用されるサービス(現在利用できない)を顧客が提供
されている場合には、別のキャリヤーのサービスしてい
る交換機を介して呼び出しを発送する試みがなされる。
【0033】第一の交換機は、出口端末を識別するため
のデータを受信するか、または以前に受信されたデータ
を処理する。以前に受信されたデータは、入口端末がS
S7トランクである場合を含み、この場合には最初のメ
ッセージが被呼者の電話番号を含んでおり、あるいはI
SDN(統合サービス・ディジタル・ネットワーク)端
末である場合には、オリジナルの信号メッセージが被呼
者の電話番号を含んでいる。データが以前に受信されて
なかった事例では、多周波トランク、または従来の電話
回線であり、入口端末が最初に受信器に接続され、ダイ
ヤルされるかまたは伝送された着信する電話番号を識別
する数字を受信する。その場合、数字の受信器への接続
は第一の交換機の中で確立される。
【0034】着信しているディレクトリ番号を識別する
ためのデータが受信された後に、出口端末が識別される
(実行ブロック313)。ディレクトリ番号が複合体1
0でサービスされる回線のそれの場合には、出口端末は
回線であって、複合体の中に記憶された翻訳データを使
用して識別される。そうでない場合はトランクが必要で
あり、翻訳が第一のトランク群および代わりのトランク
群の識別を提供する、その選択はサービスしている交換
機の中で実行される。グループ内のトランクの空き選択
が、この機能を割り当てられた交換機によって実行さ
れ、そのグループの全てのトランクの利用可能性のデー
タを維持する。このネットワーク複合体の中で、共通の
宛先と共通の特性を有する全ての出トランクまたは双方
向トランクを一つのトランク・リストに分類することが
望ましい。複数の交換機にわたり分散されるようなトラ
ンクのリスト内の空きトランクの選択は通常、そのリス
トの中で各々のトランクの状態(ビジー、利用可能、非
運用中)の記録を維持する交換機の一つに割り当てられ
る。
【0035】空き選択中の交換機はトランクを選択し
て、サービスしている交換機にその選択を通知する。こ
の選択は、単一アクセス周辺装置または多重アクセス周
辺装置のいずれかを通して、サービスしている交換機に
アクセスできる利用できるトランクを選択することによ
って、サービスしている交換機内の呼び出しの完了の方
へバイアスされることがある。これらの注目点はまた、
複数回線の空き選択グループの回線に適用できる。サー
ビスしている交換機が、好ましいローカル・キャリヤー
または全体キャリヤーの呼び出しを通常サービスするた
めのトランク・グループだけを選択するように、トラン
ク・グループが特定のキャリヤーに割り当てられる点に
注意のこと。(いつか将来、別のキャリヤーのトランク
へのオーバーフローが許容されないかぎり)
【0036】出口端末がいったん識別された場合、出口
端末がビジーかどうかを判定するために試験315が使
用される。出口端末がトランクである場合は、試験31
5の結果がノーだということに注意のこと。出口端末の
識別を判定するプロセスの部分は、その端末のホーム交
換機の判定である。ホーム交換機は、回線の監視状態の
マスター記録を維持するための責任を有している。回線
がどの交換機の中でもビジーとみなされる場合は、その
呼び出しに対してビジーと見なされる。回線がいずれか
の交換機で使用できると見なされた場合には、ホーム交
換機から承認によって確認されるまで、占有とビジーへ
の変化は容認されない。監視における変化の全ては、監
視状態が変化した回線をサービスしている全ての交換機
に転送される。
【0037】出口端末が利用可能な回線またはトランク
である場合には、出口端末がサービスしている交換機か
らアクセスできるかどうかを判定するために試験317
が使用される。試験317は、出口端末がサービスする
交換機からアクセスできるかどうかを判定するために使
用される。そうである場合には、入口端末は、サービス
している交換機を通して、サービスしている交換機から
出口端末までのチャネルを通して、出口端末に接続され
る。試験317の結果がノーである場合には、出口端末
へのパスの利用可能性が判定される(実行ブロック32
1)。パスがある場合、パスは出口端末に選択されて、
そのパスに接続できる交換機にパスは選択される(実行
ブロック323)。それから、パスは、サービスしてい
る交換機と他の交換機との間を、ネットワーク9を通し
て2台の交換機を接続することによって設定され、入口
端末と出口端末は2台の交換機を通して接続される。さ
らに他の交換機も入口端末に接続できる場合には、第一
の交換機から入口端末への当初のパスを切り離すことに
より、また第二の交換機の中で入口端末と出口端末の間
に他方の交換機のTSIを通して接続を確立することに
よって、パス全体を他方の交換機の中で設定できる(実
行ブロック319)。
【0038】ビジー試験が、ホーム交換機(回線の主要
な制御を持つとして指示される)のアクセスを要求する
ことがある。第一の交換機で実行されたビジー試験が、
回線がビジーであることを示す場合には、この結果はビ
ジー状態を表していると受けとられる。しかし、ビジー
試験が、回線が利用できることを示す場合は、着信して
いる回線のために主要な責任を持つ交換機をチェックす
ることが必要である。(これはサービスしている交換機
だが、複合体10の別の交換機であってもよい。)その
回線のビジー・アイドル状態をアップデートするため
に、また複合体の中の別の交換機に対してその回線のビ
ジー・アイドル状態のアップデートを制御するために、
ビジー試験は、着信している回線がすでにビジーか、ま
たビジーでないなら着信している回線の状態が変化した
かを調べるための両方のチェックである。
【0039】試験315のイエスという結果によって判
定されるように、着信する回線がビジーである場合に
は、試験331が出口端末が通話中着信を備えているか
どうか判定するために使用される。そうでない場合に
は、ビジー音が入口端末に返却される(端末の実行ブロ
ック333)。出口端末が通話中着信を実際に備えてい
る場合には、入口端末は出口端末への現在の呼び出しを
監視している交換機に接続される(実行ブロック33
5)。これはその交換機が、ビジー中の出口端末への現
在の呼び出しと、入口端末からの待ち合わせ中の呼び出
しの両方を取り扱わせるためである。
【0040】以前に述べたように、ネットワーク7の目
的は図4で示されるように、多重アクセス周辺装置(M
A/PU)3からいろいろな交換機にタイムスロットを
持ってくることである。各MA/PU3は、ネットワー
ク7を構成する複数のM/D装置12に接続される。各
M/D装置12は、少くとも一つの、望ましくは複数の
TSI装置8に接続される。単純な二重の本拠地付け
は、各MA/PU3を2つのM/D装置12へ接続する
ことによって達成することができる一方、さらに信頼性
を高めるために、また複合体内の呼び出しを有効に確立
することができる呼び出しの数量を最大にするために、
各周辺装置3をできるだけ多くのM/D装置に接続す
る。
【0041】M/D装置12への接続は済んだので、そ
れが望ましいことは確かであるが、各M/V装置を二つ
以上の交換機に接続する必要はもはやない。例えば、各
MA/PU3が4個のM/D装置12にアクセスを持
ち、8台の交換機が複合体全体にある場合は、これは有
利である。これらの状況の下に、各M/D装置12を2
台の交換機に接続することが望ましい。例えば、図4の
ような構成は4台の交換機の複合体をサービスすること
ができる。ここで、各MA/PU3は4台のM/D装置
12へのアクセスを持ち、各M/D装置12は一つの交
換機だけにアクセスを持っている。それから交換機は、
それらが接続されるM/D装置12を通して、任意の周
辺装置へのアクセスを持つ。代わりに、M/D装置が2
台以上の交換機をアクセスする場合には、MA/PU3
はただ一つのM/D装置12だけに接続することができ
る。理想的には、各周辺装置は複数のM/D装置をアク
セスして、各M/D装置は複数の交換機をアクセスす
る。
【0042】図4は、ネットワーク7の好ましい実施例
の一つを図示する。各多重アクセス周辺装置3は、複数
のM/D装置12に接続される。各M/D装置12は、
順に、一つまたは二つ以上のTSI装置8に接続され
て、TSI装置8は、交換機の数量に基づいて、一つ
の、または、いくつかの交換機の中にある。この好まし
い実施例の中で、各MA/PU3は交換機複合体の任意
のTSIをアクセスすることができる。一つの特定の事
例の中でMA/PU3とM/D装置12との間のリンク
は、Tキャリヤー・リンクであり、例えば4つのTキャ
リヤー・リンクは一つの加入者ループのキャリヤー・シ
ステムから発する。好ましい実施例では、M/D装置1
2からTSI装置8へのリンクはTSI装置の入力リン
クである。5ESS−2000の場合、これらの入力リ
ンクは、光ファイバー・システム上で伝えられ、各々が
512個の64キロビット/秒のチャネルを持つ。
【0043】図1は、ネットワーク7のための一つのネ
ットワークを示す。周辺装置の多くは遠く離れているの
で、交換機複合体10の中の複数の交換機に接続されて
いる、別々の交換機/周辺装置ネットワーク7をこれら
の周辺装置のグループに関連付けさせることが望まし
い。
【0044】「回線」への接続が無線で接続できるよう
に、MA/PU3のいくつかは無線局をサービスするこ
とができる。さらに、「回線」のいくつかは、私設交換
機(PBX)に接続することができる。さらに広げる
と、周辺装置は顧客の端末をサービスする。
【0045】図5は、ネットワーク9の好ましい実施例
の一つを図示する。これらの端末の各々が一つのアクセ
ス周辺装置4に接続され、一つのアクセス周辺装置4が
異なる交換システム1・・・2の一つに接続されると
き、ネットワーク9は入口端末と出口端末の間のトラフ
ィックを実行するために使用される。ネットワーク7の
出口端末に接続されたMA/PU3へのアクセスに閉塞
があり、かつ、その周辺装置にアクセスするために別の
交換機を通して行く必要があるときもまた、ネットワー
ク9を使用することができる。ネットワーク9はまた、
2台の交換機間の中継として使用して、第三の交換機を
接続に挿入するために使用することができる。
【0046】図5に示した特定の事例の中で、ネットワ
ーク9は4つのTSI装置8を相互接続する。これらの
4つのTSI装置の各々は異なる交換機の中にある。T
SI装置8の各々は、図5の一つの直接リンクによって
相互接続されており、それに加えて、4つの装置全ては
一つの共通のオーバーフロー・リンクによって相互接続
されている。他の代わりの相互接続パターンもまた可能
である。そのような相互接続パターンの原理は、交換ネ
ットワークの分野ではよく知られている。例えば、3つ
のTSIだけのサブセットが一緒に多重化されている、
ランダム・スリップ多重を使用することができる。
【0047】図6は、ネットワーク複合体10の交換機
を相互接続させるために、ネットワーク9の一部として
2つの交換ネットワーク601、602の使用を図示す
る。この機能を実現するためのネットワーク601、6
02の一例は、2つの大きなATM交換ネットワークで
ある。その場合、TSI装置へのインターフェースが提
供されなければならない、あるいは、ATM交換機がT
SI8の代わりにならなければならない。
【0048】多重アクセス能力を有している回線に対し
て、その回線に呼び出しを経路指定するために多くの異
なるトランク・グループを使用することができる。どの
電話番号がどのトランク・グループを通してアクセスさ
れるかを判定するために使用される、番号ポータビリテ
ィ・データベースのようなデータベースが、(通常、こ
れらのトランク・グループの順序づけられた試験へと導
くルート・インデックスを指定することによって)、呼
び出しを完了するためにより幅広い範囲のトランク・グ
ループを見込むためにデータを記憶することができる。
トランク・グループの選択は、呼び出しを完了しようと
しているキャリヤーの識別によってさらに影響される。
【0049】図7は、この発明を実行するために、交換
複合体10のいろいろな交換機の中で保持される情報を
図示する。図7は多重アクセス回線のために維持される
データを図示する。ブロック710は、この発明の原理
に従って、各々の交換機の中で維持される、回線がアク
セスする翻訳データである。各回線が全ての交換機には
アクセスを持たない交換複合体の場合、例えば、交換機
がいくつかの異なるキャリヤーに属していて、その回線
がこれらのキャリヤーの全てによってはサービスされな
い場合には、翻訳データ、そのことの監視データ、呼び
出し記録は、回線がアクセスを持たない交換機の中では
維持する必要はない。翻訳データは、回線がアドオンを
使用するか、通話中着信機能を備えているか、会議呼び
出しができるか、あるいは短縮ダイヤル・リストを備え
ているか、などの表示のような回線のための機能データ
を含んでいて、この発明に従うと、翻訳データは各々の
交換機の中で維持されていて、多重アクセス回線をサー
ビスすることができる。
【0050】別の実施例の中では、この翻訳データのい
くつかまたは全ては、ホーム交換機の中だけで保持され
ていて、呼び出しを処理するために必要とされる際にデ
ータ・ネットワークを通してアクセスすることができ
る。そのディレクトリ番号(ブロック713)によって
識別される回線の装置位置と、その装置位置(ブロック
712)によって識別される回線のディレクトリ番号も
また、ここで維持される。装置位置は、呼び出しを完了
するために、ディレクトリ番号を装置位置に変換するた
めに入接続呼に対して維持される。ディレクトリ番号
は、出接続呼のための課金記録を作成するために、また
呼び出しを進めるための自動番号識別(ANI)信号を
提供するために維持される。その上に、この発明に従う
と、ホーム交換機の識別が記憶される。この実施例の中
で、この識別は二度記憶される。一度は翻訳データ・ブ
ロックの中であり、このブロックは書き込みアクセスに
関する限り慎重に制御される。もう一度は、以下に記述
されるように使用される監視データ・ブロックの中であ
る。
【0051】多重アクセス回線のための監視データ・ブ
ロック(ブロック720)は、以下を含む。監視状態
(ブロック721)の情報(ビジー、アイドル、あるい
は一時的にまたは恒久的にサービス外)、着信している
回線が利用できることを確認するために入呼びに使用さ
れるホーム交換機識別(ブロック722)、例えば、第
二の呼び出しがその呼び出しをサービスしている交換機
に発送することができるようにするために、通話中着信
サービスを備えていて現に呼び出し中である回線のため
に使用される、呼び出しサービス交換機識別(ブロック
723)である。交換機が呼び出しサービスを運用して
いる場合は、呼び出し記録730は、従来の手法で、呼
び出しのいろいろな詳細部分を記録するために使用され
る。(例えば、呼び出しの接続を提供するために使用さ
れるパス、課金記録を作成するめに使用される応答時
間、通話中着信呼び出し、通話中着信状態の間一時的に
保留にされていた呼び出し。)
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電気通信複合体を図示しているブロ
ック図である。
【図2】複合体の交換システムの中でデータを交換する
ための構成を図示しているブロック図である。
【図3A】呼び出しを確立する方法を図示しているフロ
ーチャートである。
【図3B】呼び出しを確立する方法を図示しているフロ
ーチャートである。
【図4】図1の各ブロックを図示しているブロック図で
ある。
【図5】図1の各ブロックを図示しているブロック図で
ある。
【図6】図1の各ブロックを図示しているブロック図で
ある。
【図7】複合体の交換機で維持されるデータを図示して
いるメモリ配置図である。
【符号の説明】
1、2 交換システム 3 単一アクセス周辺装置 4 多重アクセス周辺装置 5 回線 6 マルチプレクス/デマルチプレクス装置 7 交換機/周辺装置ネットワーク 8 タイムスロット変換器 9 交換機間ネットワーク 10 交換機複合体 11 トランク 12 マルチプレクス/デマルチプレクス装置 13 束 101 プロセッサー 111 メモリ 120 データ・ネットワーク 121 データ交換機 122 データ交換機 130 記憶装置 131 データ・ベース 132 データ・ベース 601 交換ネットワーク 602 交換ネットワーク 710 翻訳データ 711 機能データ 712 装置位置 713 ディレクトリ番号 714 ホーム交換機識別 720 監視データ 721 監視状態 722 ホーム交換機識別 723 呼び出しサービス交換機識別 730 呼び出し記録

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の交換システムと複数の周辺装置と
    を有する電気通信ネットワーク複合体において、前記複
    合体は、 前記周辺装置を前記交換システムに相互接続させるため
    の第一のネットワークと、 前記交換システムを相互接続させるための第二のネット
    ワークとを有していて、 前記周辺装置の各々が複数の顧客端末をサービスして、 前記第一のネットワークが前記周辺装置の少くとも一つ
    を各々、二つ以上の前記交換システムに接続することを
    特徴とする、電気通信ネットワーク複合体。
  2. 【請求項2】 請求項1の複合体において、前記複数の
    交換システムの各々が少くとも一つのTSI(タイムス
    ロット変換)装置を備えていて、前記TSIは前記第一
    および前記第二のネットワークからのタイムスロットを
    相互接続させることを特徴とする、電気通信ネットワー
    ク複合体。
  3. 【請求項3】 請求項1の複合体において、前記第二の
    ネットワークが複数の交換できない接続と、前記交換シ
    ステムを柔軟に相互接続させるための前記第三の交換ネ
    ットワークとから構成されていて、前記第三の交換ネッ
    トワークは、ATM(非同期転送モード)交換機から構
    成されていることを特徴とする、電気通信ネットワーク
    複合体。
  4. 【請求項4】 請求項3の複合体において、前記交換シ
    ステムの各々が、少くとも一つのTSI(タイムスロッ
    ト変換)装置により前記第三のネットワークに接続され
    ていて、前記ATM交換機に接続された少なくとも一つ
    の前記TSI装置がPCM/ATM(パルス符合変調/
    ATM)変換機から構成されることを特徴とする、電気
    通信ネットワーク複合体。
  5. 【請求項5】 請求項1の複合体において、前記第一の
    ネットワークが、前記周辺装置と前記交換システムとを
    相互接続させるための交換できない接続から構成されて
    いて、前記複数の前記周辺装置の少なくとも前記一つ
    が、交換機能を実行するためのプロセッサー制御された
    交換モジュールであることを特徴とする、電気通信ネッ
    トワーク複合体。
  6. 【請求項6】 請求項1の複合体において、さらに、前
    記複数の交換システムを相互接続させ、前記複数の交換
    システム間に制御メッセージを送信させるためのデータ
    ・ネットワークから構成されることを特徴とする、電気
    通信ネットワーク複合体。
  7. 【請求項7】 複数の相互接続されている交換機から構
    成される電気通信ネットワーク複合体において、入口端
    末と出口端末との間に呼び出しを確立する方法であっ
    て、前記方法は、 サービスしている交換機の中で、二つ以上の前記複数の
    交換機へのアクセスを有する周辺装置に接続された入口
    端末のための入りメッセージを受信するステップと、 前記サービスしている交換機で前記呼び出しに対する出
    口端末を識別するためのデータを受信するステップと、 入口端末と出口端末とが、サービスしている交換機によ
    ってアクセスすることができるかどうかを判定するステ
    ップと、から構成されていて、 入口端末と出口端末とが両方共にサービスしている交換
    機によってアクセスすることができる場合は、サービス
    している交換機に入口端末と出口端末とを接続して、サ
    ービスしている交換機を通して入口端末と出口端末との
    間に接続を確立して、 また、該端末が、前記複合体の別の交換機によって、サ
    ービスしている交換機と出口端末によってアクセスする
    ことができる場合には、入口端末とサービスしている交
    換機との間の接続を確立して、出口端末と前記別の交換
    機との間の接続を確立して、そして前記複合体の交換機
    を相互接続させるためのネットワークを通して、サービ
    スしている交換機と前記別の交換機との間の接続を確立
    して、 複数の前記入口端末と出口端末とがネットワーク複合体
    の二つ以上の交換機によって各々アクセスできることを
    特徴とする、呼び出しの確立方法。
  8. 【請求項8】 請求項7の方法において、さらに、前記
    別の交換機が前記入口端末をアクセスすることができる
    かどうかを試験するステップとから構成されていて、前
    記試験ステップがイエスである場合は、前記別の交換機
    を通して、前記サービスしている交換機の中で接続を確
    立することなく、前記入口端末と前記出口端末との間の
    接続を確立することを特徴とする、呼び出しの確立方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項7の方法において、さらに、前記
    出口端末が、通話中着信サービスを持つ回線であって、
    前記サービスしている交換機によって監視されてない別
    の呼び出しを実行中であるかどうかを判定するステップ
    とから構成されていて、しかもそうである場合に、前記
    入口端末を、前記出口端末に対する前記別の呼び出しを
    監視する交換機に接続することを特徴とする、呼び出し
    の確立方法。
  10. 【請求項10】 請求項7の方法において、さらに、端
    末がアクセスする任意の交換機の端末に対しても監視状
    態を維持するステップとから構成されることを特徴とす
    る、呼び出しの確立方法。
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