JPH09130532A - 画像処理システムおよび画像処理システム管理制御方法 - Google Patents

画像処理システムおよび画像処理システム管理制御方法

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JPH09130532A
JPH09130532A JP7305224A JP30522495A JPH09130532A JP H09130532 A JPH09130532 A JP H09130532A JP 7305224 A JP7305224 A JP 7305224A JP 30522495 A JP30522495 A JP 30522495A JP H09130532 A JPH09130532 A JP H09130532A
Authority
JP
Japan
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image forming
forming apparatus
processing system
image
image processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7305224A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Yamagishi
洋一 山岸
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置に対する管理性を損なうことな
く、画像形成装置の使用に関する便利性を向上させるこ
とができる画像処理システムを提供する。 【解決手段】 サーバー117は、LAN112に接続
された各コンピュータ101,102、画像形成装置1
07、ファクシミリ装置108に関する機器情報および
それらの機器を使用するユーザに関するユーザ情報を含
む管理情報が格納されているハードディスクなどの記憶
手段を有し、その管理情報に基づきLAN112に接続
された上述の各機器を管理する。具体的には、ユーザ毎
に各機器に対する使用許可条件を設定し、その設定され
た使用許可条件に基づきユーザの機器使用を管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の処理機能を
実行可能な少なくとも1つの画像形成装置を含む機器と
ともに、機器の管理情報を保持する通信網管理装置が通
信網に接続されている画像処理システムおよびその画像
処理システムに用いられる画像処理システム管理制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理の多様化により、コピー
機能に加えて、コンピュータで作成された画像、文字デ
ータを印刷するプリンタ機能と、原稿画像を読み取り、
その原稿画像を示す画像データをコンピュータに送出す
るスキャナ機能などを有する複合型の画像形成装置が出
現している。
【0003】この画像形成装置は、その機能の多様性に
よってコンピュータが相互にネットワークに接続されて
いるシステムに組み込まれ、コンピュータと画像形成装
置とをネットワークを介して接続する画像処理システム
が構築されている。
【0004】コンピュータと画像形成装置とをネットワ
ークを介して接続する画像処理システムにおいては、コ
ンピュータで作成された画像、文字データをネットワー
クを介して画像形成装置に送出し、画像形成装置でコン
ピュータから送出された画像、文字データの印刷を行
い、また、画像形成装置で原稿画像を読み取り、その原
稿画像を示す画像データをネットワークを介してコンピ
ュータに送出し、コンピュータで画像形成装置からの画
像データに処理を施すなどの画像処理が可能になる。
【0005】この画像処理システムとしては、ローカル
エリアネットワーク(LAN)を用いて構築されるもの
があるが、その画像処理システムは、LAN規格による
接続可能ノード数、ケーブル長さなどの制限から、一般
に、フロア、建物、事業所などのブロック単位毎に構築
される。
【0006】このLANを用いて構築されている画像処
理システムを、他の画像処理システムと公衆回線を介し
て結ぶことによって、WANサービスとして利用するこ
とも可能な画像処理システムが構築され、この画像処理
システムは例えば事業所間で利用可能になる。
【0007】各画像処理システムにおける機器は、各機
器の使用状況、使用に伴い発生する費用などの把握、機
密保持などを行うために、そのシステム毎に置かれてい
るシステム管理者によって管理されている。例えば、画
像形成装置を含む各機器に対する使用許可はシステム管
理者によって個々のユーザに対し設定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の画像処理システムでは、そのシステム毎に決定された
システム管理者によって、個々のユーザに対し画像形成
装置の使用許可を設定するから、すなわち個々のユーザ
に対し画像形成装置の使用許可を設定するから、あるユ
ーザがその所属事業所と異なる他の事業所において、画
像処理システムに組み込まれている画像形成装置を利用
する場合、そのあるユーザがその画像形成装置の使用者
として未登録であることによりその画像形成装置を使用
することができないことがあり、ひいては、画像形成装
置を介するWANサービスを享受することができないこ
とがあり、ユーザに不便さを与えることがある。
【0009】ユーザに不便さを与えないために、画像形
成装置の使用許可を設定しない、すなわちユーザを特定
することなく全てのユーザに対し画像形成装置の使用許
可を設定する方法を用いることも可能であるが、この方
法では、他の事業所において、画像処理システムに組み
込まれている画像形成装置の利用、画像形成装置を介す
るWANサービスの享受が可能になるが、その画像形成
装置の使用に伴い発生する費用の請求先などに対する管
理ができくなくなるとともに、画像形成装置を介するW
ANサービスへの無断侵入により機密が外部に漏洩する
など機密保持が困難になり、画像形成装置に対する管理
性が大きく損なわれることになる。
【0010】本発明の目的は、画像形成装置に対する管
理性を損なうことなく、画像形成装置の使用に関する便
利性を向上させることができる画像処理システムおよび
画像処理システム管理制御方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の処理機能を実行可能な画像形成装置を含む機器
と、前記機器の管理情報を保持する通信網管理装置とが
通信網に接続されている画像処理システムにおいて、前
記通信網管理装置は、前記管理情報に基づき前記画像形
成装置の使用に対する使用許可条件を設定することを特
徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像処理システムにおいて、前記使用許可条件は前記画像
形成装置の使用可能処理機能を示すことを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の画
像処理システムにおいて、前記使用許可条件は前記画像
形成装置の使用可能期間を示すことを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1記載の画
像処理システムにおいて、前記使用許可条件は前記画像
形成装置の使用を許されている使用許可者名を示すこと
を特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1記載の画
像処理システムにおいて、前記使用許可条件は、前記画
像形成装置の使用可能処理機能、使用可能期間、使用を
許されている使用許可者名を示すことを特徴とする。
【0016】請求項6記載の発明は、表示手段を有する
複数の処理機能を実行可能な画像形成装置を含む機器
と、前記機器の管理情報を保持する通信網管理装置とが
通信網に接続されている画像処理システムにおいて、前
記通信網管理装置は前記管理情報に基づき前記画像形成
装置の使用に対する使用許可条件を設定し、前記画像形
成装置は前記設定された使用許可条件を前記表示手段に
表示することを特徴とする。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項6記載の画
像処理システムにおいて、前記使用許可条件は前記画像
形成装置の使用可能処理機能を示すことを特徴とする。
【0018】請求項8記載の発明は、請求項6記載の画
像処理システムにおいて、前記使用許可条件は前記画像
形成装置の使用可能期間を示すことを特徴とする。
【0019】請求項9記載の発明は、請求項6記載の画
像処理システムにおいて、前記使用許可条件は前記画像
形成装置の使用を許されている使用許可者名を示すこと
を特徴とする。
【0020】請求項10記載の発明は、請求項6記載の
画像処理システムにおいて、前記使用許可条件は、前記
画像形成装置の使用可能処理機能、使用可能期間、使用
を許されている使用許可者名を示すことを特徴とする。
【0021】請求項11記載の発明は、操作手段および
表示手段を有する複数の処理機能を実行可能な画像形成
装置を含む機器と、前記機器の管理情報を保持する通信
網管理装置とが通信網に接続されている画像処理システ
ムにおいて、前記通信網管理装置は前記管理情報に基づ
き前記画像形成装置の使用に対する使用許可条件を設定
し、前記画像形成装置は前記設定された使用許可条件を
前記表示手段に表示するととともに、前記操作手段の入
力操作に応じて前記使用許可条件が示す条件内容を選択
可能であることを特徴とする画像処理システム。
【0022】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の画像処理システムにおいて、前記使用許可条件は前記
画像形成装置の使用可能な複数の処理機能を示し、各処
理機能の1つが前記操作手段の入力操作によって選択さ
れることを特徴とする。
【0023】請求項13記載の発明は、複数の処理機能
を実行可能な少なくとも1つの画像形成装置を含む機器
と、前記機器の管理情報を保持する通信網管理装置とが
通信網に接続されている画像処理システムにおいて、前
記通信網管理装置は、前記管理情報に基づき使用可能な
画像形成装置を選択するとともに、その選択した画像形
成装置の使用に対する使用許可条件を設定することを特
徴とする。
【0024】請求項14記載の発明は、請求項13記載
の画像処理システムにおいて、前記通信網管理装置によ
る前記画像装置の選択は、前記管理情報に含まれる前記
画像装置の設置場所に関する情報に基づき行われること
を特徴とする。
【0025】請求項15記載の発明は、請求項13また
は14記載の画像処理システムにおいて、前記使用許可
条件は前記選択した画像形成装置の使用可能処理機能を
示すことを特徴とする。
【0026】請求項16記載の発明は、請求項13また
は14記載の画像処理システムにおいて、前記使用許可
条件は前記選択した画像形成装置の使用可能期間を示す
ことを特徴とする。
【0027】請求項17記載の発明は、請求項13また
は14記載の画像処理システムにおいて、前記使用許可
条件は前記選択した画像形成装置の使用を許されている
使用許可者名を示すことを特徴とする。
【0028】請求項18記載の発明は、請求項13記載
の画像処理システムにおいて、前記通信網管理装置によ
る前記画像装置の選択は前記管理情報に含まれる前記画
像装置の設置場所に関する情報に基づき行われ、前記使
用許可条件は前記選択した画像形成装置の使用可能期間
を示し、前記使用期間は、前記管理情報に含まれる前記
選択した画像形成装置の使用許可者名およびその使用可
能者の使用期間に関するスケジュール情報に基づき決定
されることを特徴とする。
【0029】請求項19記載の発明は、複数の処理機能
を実行可能な画像形成装置を含む機器と、前記機器の管
理情報を保持する通信網管理装置とが通信網に接続され
ている画像処理システムに用いられ、前記通信網管理装
置で前記画像形成装置の使用管理を行う画像処理システ
ム管理制御方法において、前記通信網管理装置で前記管
理情報に基づき前記画像形成装置の使用に対する使用許
可条件を設定することを特徴とする。
【0030】請求項20記載の発明は、請求項19記載
の画像処理システム管理制御方法において、前記使用許
可条件は前記画像形成装置の使用可能処理機能を示すこ
とを特徴とする。
【0031】請求項21記載の発明は、請求項19記載
の画像処理システム管理制御方法において、前記使用許
可条件は前記画像形成装置の使用可能期間を示すことを
特徴とする。
【0032】請求項22記載の発明は、請求項19記載
の画像処理システム管理制御方法において、前記使用許
可条件は前記画像形成装置の使用を許されている使用許
可者名を示すことを特徴とする。
【0033】請求項23記載の発明は、請求項19記載
の画像処理システム管理制御方法において、前記使用許
可条件は、前記画像形成装置の使用可能処理機能、使用
可能期間、使用を許されている使用許可者名を示すこと
を特徴とする。
【0034】請求項24記載の発明は、表示手段を有す
る複数の処理機能を実行可能な画像形成装置を含む機器
と、前記機器の管理情報を保持する通信網管理装置とが
通信網に接続されている画像処理システムに用いられ、
前記通信網管理装置で前記画像形成装置の使用管理を行
う画像処理システム管理制御方法において、前記通信網
管理装置で前記管理情報に基づき前記画像形成装置の使
用に対する使用許可条件を設定し、前記画像形成装置で
前記設定された使用許可条件を前記表示手段に表示する
ことを特徴とする。
【0035】請求項25記載の発明は、請求項24記載
の画像処理システム管理制御方法において、前記使用許
可条件は前記画像形成装置の使用可能処理機能を示すこ
とを特徴とする。
【0036】請求項26記載の発明は、請求項24記載
の画像処理システム管理制御方法において、前記使用許
可条件は前記画像形成装置の使用可能期間を示すことを
特徴とする。
【0037】請求項27記載の発明は、請求項24記載
の画像処理システム管理制御方法において、前記使用許
可条件は前記画像形成装置の使用を許されている使用許
可者名を示すことを特徴とする。
【0038】請求項28記載の発明は、請求項24記載
の画像処理システム管理制御方法において、前記使用許
可条件は、前記画像形成装置の使用可能処理機能、使用
可能期間、使用を許されている使用許可者名を示すこと
を特徴とする。
【0039】請求項29記載の発明は、操作手段および
表示手段を有する複数の処理機能を実行可能な画像形成
装置を含む機器と、前記機器の管理情報を保持する通信
網管理装置とが通信網に接続されている画像処理システ
ムに用いれ、前記通信網管理装置で前記画像形成装置の
使用管理を行う画像処理システム管理制御方法におい
て、前記通信網管理装置で前記管理情報に基づき前記画
像形成装置の使用に対する使用許可条件を設定し、前記
画像形成装置で前記設定された使用許可条件を前記表示
手段に表示するととともに、前記操作手段の入力操作に
応じて前記使用許可条件が示す条件内容を選択可能とす
ることを特徴とする。
【0040】請求項30記載の発明は、請求項29記載
の画像処理システム管理制御方法において、前記使用許
可条件は前記画像形成装置の使用可能な複数の処理機能
を示し、各処理機能の1つが前記操作手段の入力操作に
よって選択されることを特徴とする。
【0041】請求項31記載の発明は、複数の処理機能
を実行可能な少なくとも1つの画像形成装置を含む機器
と、前記機器の管理情報を保持する通信網管理装置とが
通信網に接続されている画像処理システムに用いれ、前
記通信網管理装置で前記画像形成装置の使用管理を行う
画像処理システム管理制御方法において、前記通信網管
理装置は、前記管理情報に基づき使用可能な画像形成装
置を選択するとともに、その選択した画像形成装置の使
用に対する使用許可条件を設定することを特徴とする。
【0042】請求項32記載の発明は、請求項31記載
の画像処理システム管理制御方法において、前記通信網
管理装置による前記画像装置の選択は、前記管理情報に
含まれる前記画像装置の設置場所に関する情報に基づき
行われることを特徴とする。
【0043】請求項33記載の発明は、請求項31また
は32記載の画像処理システム管理制御方法において、
前記使用許可条件は前記選択した画像形成装置の使用可
能処理機能を示すことを特徴とする。
【0044】請求項34記載の発明は、請求項31また
は32記載の画像処理システム管理制御方法において、
前記使用許可条件は前記選択した画像形成装置の使用可
能期間を示すことを特徴とする。
【0045】請求項35記載の発明は、請求項31また
は32記載の画像処理システム管理制御方法において、
前記使用許可条件は前記選択した画像形成装置の使用を
許されている使用許可者名を示すことを特徴とする。
【0046】請求項36記載の発明は、請求項31記載
の画像処理システム管理制御方法において、前記通信網
管理装置による前記画像装置の選択は前記管理情報に含
まれる前記画像装置の設置場所に関する情報に基づき行
われ、前記使用許可条件は前記選択した画像形成装置の
使用可能期間を示し、前記使用期間は、前記管理情報に
含まれる前記選択した画像形成装置の使用許可者名およ
びその使用可能者の使用期間に関するスケジュール情報
に基づき決定されることを特徴とする。
【0047】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図を参照しながら説明する。
【0048】(実施の第1形態)図1は本発明の画像処
理システムの実施の第1形態の構成を示すブロック図で
ある。
【0049】画像処理システムは、図1に示すように、
2つの独立したローカルエリアネットワーク(以下、L
ANという)112,113を公衆回線116で結ぶ広
域エリアネットワーク(以下、WANという)上に構築
され、各LAN112,113上には、それぞれの画像
処理システムが構築されている。なお、WAN上に構築
されている画像処理システムを含む全体システムをWA
Nシステムといい、LAN112,113上に構築され
ている画像処理システムを含むローカルシステムをLA
Nシステムという。
【0050】LAN112上に構築されている画像処理
システムは、複数のコンピュータ101,102、画像
形成装置107、ファクシミリ装置108およびサーバ
ー117を有し、各コンピュータ101,102、画像
形成装置107、ファクシミリ装置108およびサーバ
ー117はネットワーク112で相互に通信可能に接続
されている。
【0051】各コンピュータ101,102は、それら
の間でLAN112を介して電子メールのやり取りを行
う電子メール機能、文書作成機能などを実行するための
アプリケーションを格納するハードディスクなどの記憶
手段を有し、その格納されているアプリケーションを起
動することによって電子メール機能、文書作成機能など
を実行する。また、コンピュータ102には、作成文書
中に貼り付けるための画像などを取り込むためのスキャ
ナユニット103と、作成文書を印刷するためのプリン
タ104とが接続されている。各コンピュータ101,
102は、作成した文書をハードディスクに格納する。
【0052】画像形成装置107は、コピー機能と、各
ホストコンピュータ101,102のプリンタとして使
用可能なプリンタ機能とを有する複合型装置からなる。
具体的には、コピー機能によって原稿読取装置で読み取
られた原稿画像を転写材に形成するとともに、プリンタ
機能によって各コンピュータ101,102による作成
文書をビットマップ画像に展開し、展開された画像を転
写材に形成する。画像形成装置107には、光磁気ディ
スクユニット114が接続され、光磁気ディスクユニッ
ト114によって電子ファイリング機能が構成される。
【0053】ファクシミリ装置108はG3規格のファ
クシミリ機能とともに、簡易的なコピー機能を有する。
ファクシミリ装置108は公衆回線116を介してLA
N113に接続され、LAN113に対するゲートウェ
イの役割を担う。
【0054】サーバー117は、LAN112に接続さ
れた各コンピュータ101,102、画像形成装置10
7、ファクシミリ装置108に関する機器情報およびそ
れらの機器を使用するユーザに関するユーザ情報を含む
管理情報が格納されているハードディスクなどの記憶手
段を有し、その管理情報に基づきLAN112に接続さ
れた上述の各機器を管理する。具体的には、ユーザ毎に
各機器に対する使用許可条件を設定し、その設定された
使用許可条件に基づきユーザの機器使用を管理する。
【0055】LAN113上に構築されている画像形成
システムは、複数のコンピュータ109(他のコンピュ
ータは図示せず)、画像形成装置110、ファクシミリ
装置111およびサーバー118を有し、各コンピュー
タ109、画像形成装置110、ファクシミリ装置11
1およびサーバー118はネットワーク113で相互に
通信可能に接続されている。
【0056】各コンピュータ109は、それらの間でL
AN113を介して電子メールのやり取りを行う電子メ
ール機能、文書作成機能などを実行するためのアプリケ
ーションを格納するハードディスクなどの記憶装置を有
し、その格納されているアプリケーションを起動するこ
とによって電子メール機能、文書作成機能などを実行す
る。
【0057】画像形成装置110は、画像形成装置10
7と同様に、コピー機能と、各ホストコンピュータ10
9のプリンタとして使用可能なプリンタ機能とを有する
複合型装置からなる。画像形成装置110には、光磁気
ディスクユニット115が接続され、光磁気ディスクユ
ニット115によって電子ファイリング機能が構成され
る。
【0058】ファクシミリ装置111はG3規格のファ
クシミリ機能とともに、簡易的なコピー機能を有する。
ファクシミリ装置111は公衆回線116を介してLA
N112に接続され、LAN112に対するゲートウェ
イの役割を担う。
【0059】サーバー118は、LAN113に接続さ
れたコンピュータ109、画像形成装置110、ファク
シミリ装置111に関する機器情報およびそれらの機器
を使用するユーザに関するユーザ情報を含む管理情報が
格納されているハードディスクなどの記憶手段を有し、
その管理情報に基づきLAN113に接続された上述の
各機器を管理する。具体的には、ユーザ毎に各機器に対
する使用許可条件を設定し、その設定された使用許可条
件に基づきユーザの機器使用を管理する。
【0060】サーバー118とサーバー117とはそれ
ぞれの管理情報および使用許可条件を公衆回線116を
介して相互に提供可能なように設定されている。
【0061】次に、画像形成装置107,110の構成
について図2を参照しながら説明する。図2は図1の画
像形成装置107の構成を示すブロック図である。な
お、画像形成装置107と画像形成装置110との構成
は同じであり、画像形成装置107の構成について説明
し、画像形成装置110の構成の説明は省略する。
【0062】画像形成装置107は、図2に示すよう
に、装置全体の制御を行うマイクロプロセッサからなる
制御手段201を備え、制御手段201はリアルタイム
OS(オペレーティングシステム)によって動作する。
制御手段201が実行する制御に関する制御プログラム
などの複数のプログラムはハードディスク(以下、HD
Dという)202に格納されている。
【0063】HDD202に格納されているプログラム
の中には、コピー機能を実行するためのコピー機能処理
プログラムと、スキャナ機能を実行するためのスキャナ
機能処理プログラムと、各コンピュータで作成された文
書ファイルなどのデータを印刷するためのプリンタ機能
処理プログラムと、単独に公衆回線211を介してファ
クシミリ機能を実行するためのファクシミリ処理機能と
が含まれている。
【0064】制御手段201のプログラムの実行に伴う
演算、処理の結果は、メモリ203に格納され、メモリ
203は制御手段201のワークエリアとして用いられ
る。
【0065】制御手段201、HDD202、メモリ2
03は、画像展開手段205、画像処理手段206、圧
縮/伸長手段207、およびパネルインターフェース
(以下、操作部I/Fという)215とともに高速CP
Uバス204に接続されている。高速CPUバス204
は、制御手段201が処理したデータを上述のメモリ2
03などの各ユニットに高速に転送し、また、各ユニッ
ト間で相互にデータを高速に転送(DMA転送)するた
めのバスからなる。
【0066】画像展開手段205は、各コンピュータ1
01,102からの文書ファイルデータを含む画像形成
コマンドを高速CPUバス204を介して取り込み、そ
の画像形成コマンドに基づき文書ファイルデータをビッ
トマップ画像に展開し、イメージ画像を生成する。その
イメージ画像は、高速イメージバス216に送出され
る。RIPが行う画像展開処理には、ポストスクリプ
ト、PCL、LIPS、CaPSLなどの記述言語が用
いられる。
【0067】画像処理手段206は、制御手段201の
処理命令に基づき高速イメージバス216から入力され
たイメージ画像に対しスムージング処理、エッジ処理な
どのフィルタリング処理を行う。
【0068】圧縮/伸長手段207は、高速イメージバ
ス216から入力されたイメージ画像に対しMH,M
R,MMR,JPEGなどの方式による圧縮処理を施
し、その圧縮されたデータを高速CPUバス204に送
出し、または高速イメージバス216に再び送出する。
また、圧縮/伸長手段207は、圧縮の逆の伸長処理に
よって、高速CPUバス204、高速イメージバス21
6の各バスから入力された圧縮データをその圧縮方式に
従い伸長し、その伸長したデータを高速イメージバス2
16に送出する。
【0069】高速イメージバス216は、制御手段20
1の管理下におかれず、高速イメージバス216による
データ転送はバスコントローラ(図示せず)によって制
御される。高速イメージバス216には、スキャナユニ
ットインターフェース(以下、スキャナI/Fという)
217を介してスキャナユニット218が接続されると
ともに、プリンタユニットインターフェース(以下、プ
リンタI/Fという)219を介してプリンタユニット
220が接続されている。
【0070】スキャナユニット218は、原稿自動送り
装置を備え、原稿台に送られた原稿画像を読取りセンサ
で読み取るための画像読取装置からなる。読取りセンサ
は、RGB3ラインのCCDカラーセンサまたは1ライ
ンの白黒のCCDラインセンサからなる。スキャナユニ
ット218で読み取られた原稿画像データは、スキャナ
I/F217に送出される。
【0071】スキャナI/F217は入力された原稿画
像データに対しその後の処理過程に対応させるための最
適な2値化処理を施すとともに、高速イメージバス21
6のデータ幅に合わせたシリアル・パラレル変換、R,
G,Bの3原色の入力カラーデータからC,M,Y,B
kのデータへの変換などを行う。スキャナI/F217
で処理された原稿画像データは高速イメージバス216
に送出される。
【0072】プリンタI/F219は、高速イメージバ
ス216から入力された画像データを転送するためのイ
ンターフェースからなり、そのインターフェースは、高
速イメージバス216のバス幅を出力先のプリンタユニ
ット220の階調に合わせたバス幅に変換するバス幅変
換機能およびプリンタユニット220の印刷速度と高速
イメージバス216の画像データの転送速度との差を吸
収するための機能を有する。
【0073】プリンタユニット220は、プリンタI/
F219から出力された画像データを転写材上に形成す
る画像形成処理を行う。この画像形成処理方式には、レ
ーザ光を利用して感光ドラム上に画像を形成し、その形
成された画像を転写材に転写する電子写真技術方式が用
いられ、この方式にはC,M,Y,Bkによるカラー方
式と、モノクロ方式とがある。なお、電子写真技術方式
に代えて、インクを転写材に吹き付けることによって転
写材上に画像を形成するバブルジェット方式を用いるこ
ともできる。
【0074】高速CPUバス204には、バスブリッジ
208を介して高速CPUバス204より転送速度が遅
い低速CPUバス209が接続されている。バスブリッ
ジ208は高速CPUバス204と低速CPUバス20
9との間の処理速度の差を吸収するための制御を行い、
この制御によって制御手段201から低速CPUバス2
09に接続されている、低い処理速度で動作する装置へ
のアクセスが可能になる。
【0075】低速CPUバス209はISAバスなどか
らなり、このバスには通信手段210、LANユニット
212およびコンピュータI/F214が接続されてい
る。
【0076】通信手段210は、単独に公衆回線211
を介して通信を行うためのモデムからなり、そのモデム
は、低速CPUバス209を介して転送されたデジタル
データを変調して公衆回線211に送出する機能と、公
衆回線211を介して転送された変調データを復調して
低速CPUバス209に送出する機能とを有する。LA
Nユニット212は、画像形成装置107をLAN11
2に接続するためのユニットからなり、そのユニットは
各コンピュータ101,102、ファクシミリ装置10
8およびサーバー117との間でデータの送受を行う。
【0077】コンピュータI/F214は、コンピュー
タ、光磁気ディスクなどの周辺機器を接続するためのイ
ンターフェースからなり、そのインターフェースとして
は、シリアル通信を行うためのRS−232C、パラレ
ル通信を行うためのセントロニクスインターフェース、
SCSIインターフェース、IEEE1394インター
フェース、Fibre Channelインターフェー
ス、SSAインターフェースなどが用いられている。コ
ンピュータI/F214にコンピュータが接続される
と、そのコンピュータとの間で制御コマンドなどの送受
が行われ、本画像形成装置107はコンピュータからの
データを印刷するプリンタとして動作する。
【0078】高速CPUバス204に接続されている操
作部I/F215は、操作手段222から入力された操
作指示を制御手段201に送出するなどの操作手段22
2と制御手段201との間のデータ送受を仲介するとと
もに、操作手段222の表示手段221に表示可能なよ
うに高速CPUバス204に送出された画像データの解
像度の解像度を変換する。その解像度が変換された画像
データは操作手段222に送出される。
【0079】操作手段222は、制御手段201に対す
る指示操作を行うためのタッチパネル入力装置が設けら
れている表示手段221と、制御手段201に対する指
示操作を行うためのハードキー群223とを有する。表
示手段221は液晶表示装置からなり、その表示手段2
21には、操作部I/F215から送出された画像デー
タが表示される。表示手段221に設けられたタッチパ
ネル入力装置は、各処理機能を選択するための機能キー
を形成し、ハードキー群223は、スタートキー、テン
キーなどから構成されている。
【0080】次に、サーバー117,118の構成につ
いて図3を参照しながら説明する。図3は図1のサーバ
ー117の構成を示すブロック図である。なお、サーバ
ー117とサーバー118とは同じ構成を有し、サーバ
ー117の構成について説明し、サーバー118の構成
の説明は省略する。
【0081】サーバー117は、図3に示すように、装
置全体の制御を行うマイクロプロセッサからなる制御手
段301を備え、制御手段301はリアルタイムOS
(オペレーティングシステム)によって動作する。制御
手段301が実行する制御に関する制御プログラム、ア
プリケーションプログラムなどの複数のプログラムは、
大容量のハードディスクなどからなる第1の記憶手段3
02に格納されている。
【0082】そのプログラムの中には、LAN112に
接続された各コンピュータ101,102、画像形成装
置107、ファクシミリ装置108に関する機器情報お
よびそれらの機器を使用するユーザに関するユーザ情報
を含む管理情報に基づきユーザ毎に各機器に対する使用
許可条件を設定し、その設定された使用許可条件に基づ
きユーザの機器使用を管理するための管理プログラムが
含まれている。上述の管理情報は、上述のプログラムと
ともに、第1の記憶手段302に格納されている。
【0083】制御手段301のプログラムの実行に伴う
演算、処理の結果は、第2の記憶手段303に格納さ
れ、第2の記憶手段303は制御手段301のワークエ
リアとして用いられる。
【0084】制御手段301、第1および第2の記憶手
段302,303は、表示手段322とともに、高速C
PUバス304に接続されている。高速CPUバス30
4は、制御手段301が処理したデータを上述の第1お
よび第2の記憶手段302,303、表示手段322の
各ユニットに高速に転送し、また、各ユニット間で相互
にデータを高速に転送(DMA転送)するためのバスか
らなる。
【0085】高速CPUバス304に接続されている表
示手段322は、CRT、液晶表示装置などの表示装置
と、スピーカなどから構成され、表示装置には制御手段
301のプログラム実行によって得られる文字、画像な
どのデータが表示され、スピーカからは制御手段301
のプログラム実行によって得られる音声情報が発せられ
る。
【0086】高速CPUバス304には、バスブリッジ
308を介して高速CPUバス304より転送速度が遅
い低速CPUバス309が接続されている。バスブリッ
ジ308は高速CPUバス304と低速CPUバス30
9との間の処理速度の差を吸収するための制御を行い、
この制御によって制御手段301から低速CPUバス3
09に接続されている、低い処理速度で動作する装置へ
のアクセスが可能になる。
【0087】低速CPUバス309はISAバスなどか
らなり、このバスには、通信手段310、LANユニッ
ト312、コンピュータI/F314、および操作手段
321が接続されている。
【0088】通信手段310は、単独に公衆回線311
を介して外部機器と通信を行うためのモデムであり、そ
のモデムは低速CPUバス309を介して転送されたデ
ジタルデータを変調して公衆回線311に送出する機能
と、公衆回線311を介して転送された変調データを復
調して低速CPUバス309に送出する機能とを有す
る。
【0089】LANユニット312は、サーバー117
をLAN112に接続するためのユニットからなり、そ
のユニットは各コンピュータ101,102、画像形成
装置107、およびファクシミリ装置108との間でデ
ータの送受を行う。
【0090】コンピュータI/F314は、周辺機器を
接続するためのインターフェースからなり、そのインタ
ーフェースとしては、シリアル通信を行うためのRS−
232C、パラレル通信を行うためのセントロニクスイ
ンターフェース、SCSIインターフェース、IEEE
1394インターフェース、Fibre Channe
lインターフェース、SSAインターフェースなどが用
いられている。
【0091】操作手段321は、制御手段301に対す
る指示入力、設定入力を行うためのキーボード、マイク
などから構成される。
【0092】次に、コンピュータ101,102,10
9の構成について図4を参照しながら説明する。図4は
図1のコンピュータ101の構成を示すブロック図であ
る。なお、各コンピュータ101,102,109は同
じ構成を有し、コンピュータ01の構成について説明
し、他のコンピュータに対する説明は省略する。
【0093】コンピュータ101は、図4に示すよう
に、装置全体の制御を行うマイクロプロセッサからなる
制御手段401を備え、制御手段401はリアルタイム
OS(オペレーティングシステム)によって動作する。
制御手段401が実行する制御に関する制御プログラ
ム、アプリケーションプログラムなどの複数のプログラ
ムは、大容量のハードディスクなどからなる第1の記憶
手段402に格納されている。
【0094】制御手段401のプログラムの実行に伴う
演算、処理の結果は、第2の記憶手段403に格納さ
れ、第2の記憶手段403は制御手段401のワークエ
リアとして用いられる。
【0095】制御手段401、第1および第2の記憶手
段402,403は、表示手段422とともに、高速C
PUバス404に接続されている。高速CPUバス40
4は、制御手段401が処理したデータを上述の第1お
よび第2の記憶手段402,403、表示手段422の
各ユニットに高速に転送し、また、各ユニット間で相互
にデータを高速に転送(DMA転送)するためのバスか
らなる。
【0096】高速CPUバス404に接続されている表
示手段422は、CRT、液晶表示装置などの表示装置
と、スピーカなどから構成され、表示装置には制御手段
401のプログラム実行によって得られる文字、画像な
どのデータが表示され、スピーカからは制御手段401
のプログラム実行によって得られる音声情報が発せられ
る。
【0097】高速CPUバス404には、バスブリッジ
408を介して高速CPUバス404より転送速度が遅
い低速CPUバス409が接続されている。バスブリッ
ジ408は高速CPUバス404と低速CPUバス40
9との間の処理速度の差を吸収するための制御を行い、
この制御によって制御手段401から低速CPUバス4
09に接続されている、低い処理速度で動作する装置へ
のアクセスが可能になる。
【0098】低速CPUバス409はISAバスなどか
らなり、このバスには、通信手段410、LANユニッ
ト412、コンピュータI/F414、および操作手段
421が接続されている。
【0099】通信手段410は、単独に公衆回線411
を介して通信を行うためのモデムからなり、そのモデム
は、低速CPUバス409を介して転送されたデジタル
データを変調して公衆回線411に送出する機能と、公
衆回線411を介して転送された変調データを復調して
低速CPUバス409に送出する機能とを有する。
【0100】LANユニット412は、コンピュータ1
01をLAN112に接続するためのユニットからな
り、そのユニットはコンピュータ102、画像形成装置
107、ファクシミリ装置108およびサーバー117
との間でデータの送受を行う。
【0101】コンピュータI/F414は、周辺機器を
接続するためのインターフェースからなり、そのインタ
ーフェースとしては、シリアル通信を行うためのRS−
232C、パラレル通信を行うためのセントロニクスイ
ンターフェース、SCSIインターフェース、IEEE
1394インターフェース、Fibre Channe
lインターフェース、SSAインターフェースなどが用
いられている。
【0102】操作手段421は、制御手段401に対す
る指示入力、設定入力を行うためのキーボード、マイク
などから構成される。
【0103】次に、LAN113の画像形成装置110
の制御手段201による制御動作について図5、図6お
よび図12を参照しながら説明する。図5および図6は
図1の画像形成装置110の制御手段201による制御
動作を示すフローチャート、図12は図1の画像形成装
置における表示手段の初期画面例を示す図である。
【0104】画像形成装置110に電源が投入される
と、図5に示すように、まず、初期設定が行われる(ス
テップS101)。この初期設定では、フラグや制御変
数などの初期を行い、第2の記憶手段203の領域の一
部に格納されているOSなどの制御プログラムを実行す
るとともに、各部の初期化を行う。
【0105】初期設定後、文字、数字、アイコンなどの
画像による、WANシステムへの使用開始許可手続き
(ログイン)に必要な所定情報が表示手段221に表示
される(ステップS102)。例えば、表示手段221
には、図12に示すように、コピー機能が設定された画
面が表示される。
【0106】次いで、利用者による操作手段222から
のログイン入力があると(ステップS103)、サーバ
ー問い合わせ処理が行われる(ステップS104)。こ
のサーバー問い合わせ処理では、WANシステムへの接
続を許可するための認証、その際に利用可能な機能、資
源の割り当てを行うために、必要な情報を格納している
サーバー117,118への問い合わせを行う。なお、
このサーバー問い合わせ処理の詳細については後述す
る。
【0107】サーバーへの問い合わせが成功すると(ス
テップS105)、問い合わせにより得られた情報に基
づき要求されているログインが有効か否かの判定が行わ
れる(ステップS106〜ステップS108)。具体的
には、ログインによって示す手続き情報が許可すべき登
録者である(ステップS106)、許可すべき日時の範
囲である(ステップS107)、許可すべき場所である
(ステップS108)ことを満足すると、WANシステ
ムへの接続が許可される(ステップS109)。
【0108】これに対し、サーバーへの問い合わせが無
効であると(ステップS105)、またはログインによ
って示す手続き情報が許可すべき登録者である(ステッ
プS106)、許可すべき日時の範囲である(ステップ
S107)、許可すべき場所である(ステップS10
8)ことのいづれか1を満足しないとき、表示手段22
1で音声、映像などによる警告または指示が出される
(ステップS110)。警告後、処理は再びステップS
102に戻る。
【0109】WANシステムへの接続許可が出される
と、図6に示すように、利用者に許可された機能を表示
手段221に表示する許可モード表示処理が行われる
(ステップS111)。利用者に許可された機能は、画
像形成装置110の機能または画像形成装置110を介
して使用するWANシステムの機能であり、この利用者
に許可された機能に関する情報は、サーバー問い合わせ
処理によって得られた情報に基づくものである。例え
ば、画像形成装置110の機能としては、上述したよう
に、コピー機能、ファクシミリ機能、ファイル機能、プ
リント機能などがあり、これらの機能の内の利用者に許
可された機能が表示される。また、画像形成装置110
を介して使用するWANシステムとしては、他のコンピ
ュータを利用するリモートPC接続機能、他の画像形成
装置を利用するリモート画像形成装置接続機能、他のフ
ァクシミリ装置を利用するリモートファクシミリ装置接
続機能、また、装置間にまたがる機能を利用する、リモ
ートプリント機能、メール送受機能などがあり、各機能
の内の利用者に許可された機能が表示される。なお、こ
の許可モード表示処理の詳細については後述する。
【0110】次いで、表示手段221に表示された許可
機能の中から所定の機能を選択するための操作手段22
2からの選択入力が予め設定された終了時間まで待たれ
(ステップS112,ステップS113)、その終了時
間までに操作手段222からの選択入力がないと、WA
Nシステムとの接続が所定の手続きに基づき切断され
(ステップS119)、処理は再びステップS102に
戻る。上述の終了時間はWANシステムとの接続が許さ
れている最終時間である。
【0111】これに対し、所定時間中に操作手段222
からの選択入力によって機能が選択されると(ステップ
S112)、選択された機能に応じた処理を実行する選
択モード実行処理が行われる(ステップS114)。こ
の選択モード実行処理の詳細については後述する。
【0112】選択モード実行処理が開始されると、上述
の終了時間の監視(ステップS115)、選択モード実
行処理終了の監視(ステップS117)が行われる。
【0113】選択モード実行処理が終了する(ステップ
S117)前に、上述の終了時間が到来すると(ステッ
プS115)、終了処理が行われる(ステップS11
6)。この終了処理では、処理を終了すべき時間が到来
したことを表示手段221に表示し、新たな処理の受付
を打ち切る。終了処理後、WANシステムとの接続が所
定の手続きに基づき切断され(ステップS119)、処
理は再びステップS102に戻る。
【0114】終了時間到来前(ステップS115)に選
択モード実行処理が終了すると(ステップS117)、
WANとの接続を切断するための所定の手続きが操作手
段222から入力されるまで(ステップS118)、ス
テップS111からの処理が繰り返される。
【0115】WANとの接続を切断するための所定の手
続きが操作手段222から入力されると(ステップS1
18)、WANシステムとの接続が所定の手続きに基づ
き切断され(ステップS119)、処理は再びステップ
S102に戻る。
【0116】次に、上述のサーバー問い合わせ処理(ス
テップS104)の詳細について図7、図15ないし図
18を参照しながら説明する。図7は図5のステップS
104のサーバー問い合わせ処理を示すフローチャー
ト、図15ないし図18は図1のサーバー118が保持
する管理情報の構成を示す図である。なお、本フローチ
ャートはシステム内のサーバーに対し、必要に応じて次
々にアクセスする例を示す。
【0117】図7を参照するに、まず、第1の記憶手段
202に格納されているサーバー登録テーブルが検索さ
れる(ステップS131)。
【0118】次いで、サーバー登録テーブルに登録され
ているサーバーの中から問い合わせ先となるサーバー例
えばサーバー118が選択され(ステップS132)、
そのサーバー118に対するアクセス要求がLANユニ
ット212、LAN113を介して出される(ステップ
S133)。
【0119】このアクセス要求をサーバー118が認め
ると(ステップS134)、上述のステップS103
(図5に示す)で入力されたログインに対応するデータ
の要求が行われる(ステップS135)。この要求され
たデータは、上述したように、WANシステムへの接続
を許可するか否か、そして、その際に利用可能な利用可
能な機能、資源の割り当てをいかに行うかの判断に用い
られる。
【0120】このデータは管理情報としてサーバー11
8の記憶装置に格納され、その管理情報の一例として、
図15に示すように、使用者名、その使用者に対する使
用許可が許されている事業所、接続が許される日付を示
す使用可能な日付、接続が許される時刻を示す開始能時
間、接続が切断される時刻を示す終了時間、現在のシス
テムとの接続状態などの項目から構成されているものが
用いられている。
【0121】また、管理情報の他の例として、図16に
示すように、使用者名、接続が許される日付を示す開始
日付、接続が許される時刻を示す開始時間、接続が切断
される日付を示す終了日付、接続が切断される時刻を示
す終了時間、その使用者に対する使用許可が許されてい
る事業所、システムに対する接続形態などの項目から構
成されているものがある。
【0122】さらに、管理情報のさらに他の例として、
図17に示すように、使用者名、接続が許される日付、
接続が許される時刻を示す開始時間、接続が切断される
時刻を示す終了時間、その使用者に対する使用許可が許
されている事業所、さらにその事業所において使用許可
が許されている会議室などの部屋などの項目から構成さ
れているものがある。
【0123】さらに、管理情報のさらに他の例として、
図18に示すように、使用者名、接続が許される日付、
その使用者に対する使用許可が許されている事業所、利
用可能な機能などの項目から構成されているものがあ
る。利用可能な機能を示す項目には、画像形成装置11
0の機能として、コピー機能、ファクシミリ機能、ファ
イル機能、プリント機能に対する項目が、また、画像形
成装置110を介して使用するWANシステムの機能と
して、リモートPC接続機能、リモートデバイス機能に
対する項目がそれぞれ設けられ、各項目には利用可能の
有無を示すフラグがセットされている。なお、リモート
デバイス機能は、リモート画像形成装置接続機能、リモ
ートファクシミリ装置接続機能、装置間にまたがる機能
を利用する、リモートプリント機能、メール送受機能な
どを含むものとする。
【0124】データ要求をサーバー118が認めると
(ステップS136)、サーバ118からログインに対
応する使用者のデータがネットワーク112に送出さ
れ、送出されたデータの受け取りがLANユニット21
2を介して行われる(ステップS137)。送出された
データの受け取ると、本処理は終了する。
【0125】これに対し、アクセス要求をサーバー11
8が認めず、サーバー118から拒否通知が出されると
(ステップS134)、またはデータ要求をサーバー1
18が認めず、サーバー118から無効通知が出される
と(ステップS136)、サーバー登録テーブルを検索
することによって次のサーバー例えばサーバ117が見
出し(ステップS138)、サーバー117に対しステ
ップS132からの処理が繰り返し行われる。
【0126】次のサーバーが見出されないとき(ステッ
プS138)、第2の記憶手段203の所定領域にエラ
ーフラグが書き込まれ(ステップS139)、本処理は
終了する。
【0127】このように、上述のデータを用いて設定さ
れた使用許可条件に応じて、会議室などの予約と連動し
て画像形成装置は管理され、画像形成装置に対する管理
性を損なうことなく、画像形成装置の使用に関する便利
性を向上させることができる。
【0128】次に、上述の許可モード表示処理(図6に
示すステップS111)の詳細について図8、図13お
よび図14を参照しながら説明する。図8は図6のステ
ップS111の許可モード表示処理を示すフローチャー
ト、図13および図14は図6のステップS111の許
可モード表示処理による表示例を示す図である。
【0129】図8を参照するに、まず、サーバー問い合
わせ処理(図5に示すステップS104)によって得ら
れたデータから使用者が使用可能な機能を示す許可モー
ドデータの読み出しが行われ(ステップS141)、許
可モードデータによって最初に示される許可モードが読
み出される(ステップS142)。
【0130】次いで、許可モードがローカル機能である
かリモート機能であるかの判定が行われる(ステップS
143)。ここで、ローカル機能とは、画像形成装置1
10が備える機能である、コピー機能、ファクシミリ機
能、ファイル機能をいい、リモート機能とは、画像形成
装置110を介して使用するWANシステムの機能であ
る、リモートPC接続機能、リモートデバイス接続機能
をいう。
【0131】許可モードがローカル機能であると、その
許可モードがコピー機能、ファクシミリ機能、ファイル
機能のいずれの機能であるかの判定が行われ(ステップ
S144)、その判定の結果に応じて使用可能な機能の
設定が行われる(ステップS145,S146,S14
7)。1つの機能が設定されると、次の許可モードを示
すデータがあるか否かの判定が行われ(ステップS15
1)、次の許可モードを示すデータがあると、ステップ
S143からの処理が再び行われる。
【0132】許可モードがリモート機能であるとき(ス
テップS143)、その許可モードがリモートPC接続
機能、リモートデバイス接続機能のいずれの機能である
かの判定が行われ(ステップS148)、その判定の結
果に応じて使用可能な機能の設定が行われ(ステップS
149,S150)、次の許可モードを示すデータがあ
るか否かの判定が行われ(ステップS151)、次の許
可モードを示すデータがあると、ステップS143から
の処理が再び行われる。
【0133】次の許可モードを示すデータがなくなる
と、設定された使用可能な機能を示す情報を音声、映像
などによって表示手段221に表示する表示処理が行わ
れ(ステップS152)、本処理は終了する。
【0134】例えば、設定された許可モードが、コピー
機能、ファクシミリ機能、ファイル機能の各ローカル機
能と、リモートPC接続機能、リモートデバイス接続機
能の各リモート機能とであるとき、図13に示すよう
に、表示手段221は、使用者である「鈴木太郎氏」
と、使用する画像形成装置の設置場所「B事業所の22
会議室」と、この画像形成装置の使用が許されている終
了時間「午後5時」とを表示するとともに、設定された
許可モードを送り操作によって順次に送り表示可能なよ
うに表示する。本画面例では、リモートPC接続機能を
示す情報「リモートPC使用できます」が表示されてい
る。
【0135】また、設定された許可モードが、リモート
PC接続機能、リモートデバイス接続機能の各リモート
機能とであるとき、図14に示すように、表示手段22
1は、使用者である「鈴木太郎氏」と、使用する画像形
成装置の設置場所「B事業所の22会議室」と、この画
像形成装置の使用が許されている終了時間「午後5時」
とを表示するとともに、設定された許可モードを示す情
報「リモートPC使用できます」を表示する。
【0136】次に、上述の選択モード実行処理(図6に
示すステップS114)の詳細について図9を参照しな
がら説明する。図9は図6のステップS114の選択モ
ード実行処理を示すフローチャートである。
【0137】図9を参照するに、まず、選択されたモー
ドがローカル機能であるかリモート機能であるかの判定
が行われる(ステップS161)。
【0138】選択されたモードがローカル機能である
と、そのモードがコピー機能、ファクシミリ機能、ファ
イル機能のいずれの機能であるかの判定が行われ(ステ
ップS162)、その判定の結果に応じてコピー機能、
ファクシミリ機能、ファイル機能のいずれかの機能に対
する処理が実行される(ステップS163,S164,
S165)。
【0139】選択されたモードがリモート機能であると
き(ステップS166)、そのモードがリモートPC接
続機能、リモートデバイス接続機能のいずれの機能であ
るかの判定が行われ(ステップS166)、その判定の
結果に応じてリモートPC接続機能、リモートデバイス
接続機能のいずれかの機能が実行される(ステップS1
67,S168)。
【0140】選択されたモードに対する処理が実行され
ると、本処理は終了する。
【0141】次に、サーバー117の制御手段301に
よる制御動作について図10を参照しながら説明する。
図10は図1のサーバー117の制御手段による制御動
作を示すフローチャートである。
【0142】サーバー117に電源が投入されると、図
10に示すように、まず、初期設定が行われる(ステッ
プS171)。この初期設定では、フラグや制御変数な
どの初期を行い、第2の記憶手段303の領域の一部に
格納されているOSなどの制御プログラムを実行すると
ともに、各部の初期化を行う。
【0143】次いで、画像形成装置110から、ネット
ワーク113、ファクシミリ装置111、公衆回線11
6、ファクシミリ装置108およびネットワーク112
を介してアクセス要求が出されると(ステップS17
2)、第1の記憶手段302の所定領域に格納されてい
る情報に基づき画像形成装置110からのアクセス要求
が正当なものであるか否かの判定が行われる(ステップ
S173)。
【0144】画像形成装置110からのアクセス要求が
正当なものでないと、拒否通知が画像形成装置110に
出され(ステップS174)、処理は再びステップS1
72に戻る。
【0145】これに対し、画像形成装置110からのア
クセス要求が正当なものであると(ステップS17
3)、アクセスを了承する通知を画像形成装置110に
出すとともに、ログインに対応するモードが問い合わせ
モードかデータ入力モードかの判定が行われる(ステッ
プS175)。
【0146】ログインに対応するモードが問い合わせモ
ードであると、読み出しモードでデータファイルが開か
れ(ステップS176)、データファイルからログイン
に対応する使用者のデータが検索される(ステップS1
77)。検索によって対応する使用者のデータが見出だ
されないと(ステップS178)、画像形成装置110
に無効通知が出され(ステップS181)、データファ
イルが閉じられる(ステップS188)。
【0147】データファイルが閉じられた後、処理は再
びステップS172に戻る。
【0148】検索によって対応する使用者のデータが見
出だされると(ステップS178)、そのデータはネッ
トワーク112、ファクシミリ装置108、公衆回線1
16、ファクシミリ装置111およびネットワーク11
3を介して画像形成装置110に転送される(ステップ
S179)。
【0149】次の対応するデータがなくるまで(ステッ
プS180)、ステップS177からの一連の処理が繰
り返し実行される。次の対応するデータがなくると、デ
ータファイルが閉じられ(ステップS188)、処理は
再びステップS172に戻る。
【0150】ログインに対応するモードがデータ入力モ
ードであると、書込モードでデータファイルが開かれ
(ステップS182)、ログインに対応する使用者の入
力データの受け取りが行われる(ステップS183)。
【0151】その入力データが正常であれば(ステップ
S184)、ログインに対応する使用者のデータファイ
ルの記載内容が更新される(ステップS185)。
【0152】続けて、他のデータ入力があると(ステッ
プS186)、ステップS183からの処理が実行さ
れ、データ入力が終了すると(ステップS186)、デ
ータファイルが閉じられ(ステップS188)、処理は
再びステップS172に戻る。入力データが正常でない
と(ステップS184)、無効通知が画像形成装置11
0に出され(ステップS187)、データファイルが閉
じられる(ステップS188)。その後、処理は再びス
テップS172に戻る。
【0153】上述のデータファイルの記載内容は、既に
述べたように、図15から図18に示す記載内容であ
り、その説明は省略する。
【0154】次に、コンピュータ101の制御手段40
1による制御動作について図11を参照しながら説明す
る。図11は図1のコンピュータ101の制御手段によ
る制御動作を示すフローチャートである。
【0155】コンピュータ101に電源が投入される
と、図11に示すように、まず、初期設定が行われる
(ステップS191)。この初期設定では、フラグや制
御変数などの初期を行い、第2の記憶手段403の領域
の一部に格納されているOSなどの制御プログラムを実
行するとともに、各部の初期化を行う。また、文字、数
字、アイコンなどの画像により、所定の情報の表示が表
示手段422で行われる。
【0156】次いで、操作手段422からの入力がある
と(ステップS192)、入力コマンドに基づきログイ
ンか否かの判定が行われる(ステップS193)。ログ
インでなければ、入力に応じた処理が実行され(ステッ
プS195)、処理は再びステップS192に戻る。
【0157】入力コマンドがログインであると、サーバ
ー問い合わせ処理が行われる(ステップS194)。こ
のサーバー問い合わせ処理では、WANシステムへの接
続を許可するための認証、その際に利用可能な機能、資
源の割り当てを行うために、必要な情報を格納している
サーバー117,118への問い合わせを行う。なお、
このサーバー問い合わせ処理の詳細については前述した
通りである。
【0158】サーバーがその問い合わせに対し拒否する
と(ステップS196)、表示手段421で音声、映像
などによる警告または指示が出され(ステップS19
7)、処理は再びステップS192に戻る。
【0159】サーバへの問い合わせに成功し(ステップ
S196)、問い合わせにより得られたデータに対しデ
ータ入力を行うならば(ステップS198)、書込モー
ドでデータファイルが開かれ(ステップS199)、設
定する使用者に関するデータが入力される(ステップS
200)。この入力されるデータは、既に述べたよう
に、図15ないし図18に示す記載内容のデータであ
り、その説明は省略する。
【0160】データ入力が行われないと(ステップS1
98)、処理は再びステップS192に戻る。
【0161】次いで、入力データが正常であるか否かの
判定が行われる(ステップS201)。入力データが正
常でないと、表示手段421で音声、映像などによる警
告または指示が出され(ステップS204)、処理はス
テップS205に移行する。
【0162】入力データが正常であると、データファイ
ルの更新が行われる(ステップS202)。そのデータ
ファイルの更新後、他のデータ入力があると(ステップ
S203)、ステップS200からの処理が実行され、
データ入力が終了すると(ステップS203)、データ
ファイルが閉じられ(ステップS205)、データファ
イルがネットワークを介して対応するサーバーに転送さ
れる(ステップS206)。データファイルの転送後、
処理は再びステップS192に戻る。
【0163】以上により、各サーバー117,118に
格納されているデータファイルの使用者毎に記述されて
いる使用可能処理機能、使用可能期間などに基づき画像
形成装置107,110に対する使用許可条件を設定す
るから、あるユーザの所属事業所と異なる他の事業所に
おける画像処理システムに組み込まれている画像形成装
置を利用可能なように、そのあるユーザがその画像形成
装置の使用者として容易に登録することができ、画像形
成装置107,110に対する管理性を損なうことな
く、画像形成装置107,110の使用に関する便利性
を向上させることができる。
【0164】また、画像形成装置側において設定された
許可モードを含む使用可能期間などの使用可能条件が表
示手段221に表示されるとともに、操作手段222の
入力操作に応じて許可モードが選択されるから、その画
像形成装置の使用者は容易にその画像形成装置に対する
使用条件を把握することができる。
【0165】(実施の第2形態)次に、本発明の実施の
第2形態について図19ないし図21を参照しながら説
明する。図19は本発明の画像処理システムの実施の第
2形態におけるサーバー問い合わせ処理を示すフローチ
ャート、図20および図21は図19の問い合わせ処理
によりアクセスされたサーバの制御動作を示すフローチ
ャートである。
【0166】本実施の形態は、実施の第1形態と同じ構
成を有し、本実施の形態では、実施の第1形態と問い合
わせ処理およびその問い合わせ処理によりアクセスされ
たサーバの制御動作が異なるが、その他の処理は図5、
図6、図8、図9、図11に示す処理と同じであるか
ら、その異なる部分について説明する。
【0167】次に、本実施の形態におけるサーバー問い
合わせ処理(図5に示すステップS104)の詳細につ
いて図19を参照しながら説明する。本実施の形態で
は、画像形成装置110から、まず、同一のノード内の
サーバーに対しアクセスし、必要に応じて、本サーバー
から他のサーバーへアクセスする例を示す。
【0168】図19を参照するに、まず、同一ノード内
のサーバー例えばサーバー118が問い合わせ先サーバ
ーとして選択され(ステップS211)、そのサーバー
118に対するアクセス要求がLANユニット212、
LAN113を介して出される(ステップS212)。
【0169】このアクセス要求をサーバー118が認め
ると(ステップS213)、ステップS103(図5に
示す)で入力されたログインに対応するデータの要求が
行われる(ステップS215)。この要求されたデータ
は、上述したように、WANシステムへの接続を許可す
るか否か、そして、その際に利用可能な利用可能な機
能、資源の割り当てをいかに行うかの判断に用いられ
る。
【0170】このデータは管理情報としてサーバー11
8の記憶装置に格納され、その管理情報は、実施の第1
形態と同じように、図15ないし図18に示すように構
成されている。
【0171】データ要求をサーバー118が認めると
(ステップS216)、サーバ118からログインに対
応する使用者のデータがネットワーク112に送出さ
れ、送出されたデータの受け取りがLANユニット21
2を介して行われる(ステップS217)。送出された
データを受け取ると、本処理は終了する。
【0172】これに対し、アクセス要求をサーバー11
8が認めず、サーバー118から拒否通知が出されると
(ステップS213)、またはデータ要求をサーバー1
18が認めず、サーバー118から無効通知が出される
と(ステップS216)、第2の記憶手段203の所定
領域にエラーフラグが書き込まれ(ステップS21
4)、本処理は終了する。
【0173】次に、サーバー118による制御動作につ
いて図20および図21を参照しながら説明する。
【0174】サーバー118に電源が投入されると、図
20に示すように、まず、初期設定が行われる(ステッ
プS221)。この初期設定では、フラグや制御変数な
どの初期を行い、第2の記憶手段303の領域の一部に
格納されているOSなどの制御プログラムを実行すると
ともに、各部の初期化を行う。
【0175】次いで、画像形成装置110から、ネット
ワーク113を介してアクセス要求が出されると(ステ
ップS222)、第1の記憶手段302の所定領域に格
納されている情報に基づき画像形成装置110からのア
クセス要求が正当なものであるか否かの判定が行われる
(ステップS223)。
【0176】画像形成装置110からのアクセス要求が
正当なものでないと、問い合わせがネットワーク11
3、ファクシミリ装置111、公衆回線116、ファク
シミリ装置108およびネットワーク112を介して他
のサーバー例えばサーバー117へ出される(ステップ
S224)。この問い合わせは必要に応じて次々に他の
サーバーに対し行われる。
【0177】この問い合わせに対し、他のサーバーがア
クセスを認めなければ(ステップS225)、拒否通知
が画像形成装置110に送出され(ステップS22
7)、本処理は終了する。
【0178】他のサーバーがアクセスを認めれば(ステ
ップS225)、他のサーバーからのデータの受け取り
が行われ(ステップS226)、ステップS229の処
理が実行される。
【0179】これに対し、画像形成装置110からのア
クセス要求が正当なものであると(ステップS22
3)、アクセスを了承する通知を画像形成装置110に
出すとともに、他のサーバーからのアクセスか否かの判
定が行われる(ステップS228)。
【0180】他のサーバーからのアクセスであると、図
21に示すように、そのアクセスがデータの読み出しか
書き込みかの判定が行われる(ステップS237)。ア
クセスがデータの読み出しであると、データファイルが
ネットワークを介して他のサーバーへ転送され(ステッ
プS238)、処理はステップS222に戻る。アクセ
スがデータの書き込みであると、データファイルの受け
取りが行われ(ステップS239)、処理はステップS
222に戻る。
【0181】他のサーバーからのアクセスでないと(ス
テップS228)、または他のサーバーからのデータの
受け取りが行われると(ステップS226)、ログイン
に対応するモードが問い合わせモードかデータ入力モー
ドかの判定が行われる(ステップS229)。
【0182】ログインに対応するモードが問い合わせモ
ードであると、読み出しモードでデータファイルが開か
れ(ステップS230)、データファイルからログイン
に対応する使用者のデータが検索される(ステップS2
31)。検索によって対応する使用者のデータが見出だ
されないと(ステップS232)、画像形成装置110
に無効通知が出され(ステップS235)、データファ
イルが閉じられる(ステップS236)。
【0183】データファイルが閉じられた後、処理は再
びステップS222に戻る。
【0184】検索によって対応する使用者のデータが見
出だされると(ステップS232)、そのデータはネッ
トワーク113を介して画像形成装置110に転送され
る(ステップS233)。
【0185】次の対応するデータがなくるまで(ステッ
プS234)、ステップS231からの一連の処理が繰
り返し実行される。次の対応するデータがなくると、デ
ータファイルが閉じられ(ステップS236)、処理は
再びステップS222に戻る。
【0186】ログインに対応するモードがデータ入力モ
ードであると、図21に示すように、書込モードでデー
タファイルが開かれ(ステップS240)、ログインに
対応する使用者の入力データの受け取りが行われる(ス
テップS241)。
【0187】その入力データが正常であれば(ステップ
S242)、ログインに対応する使用者のデータファイ
ルの記載内容が更新される(ステップS243)。
【0188】続けて、他のデータ入力があると(ステッ
プS244)、ステップS241からの処理が実行さ
れ、データ入力が終了すると(ステップS244)、デ
ータファイルが閉じられ(ステップS246)、そのデ
ータファイルのデータが他のサーバーのデータであるか
否かの判定が行われる(ステップS247)。
【0189】そのデータファイルのデータが他のサーバ
ーのデータであると、処理は再びステップS222に戻
り、そのデータファイルのデータが他のサーバーのデー
タであるないと、データファイルの書き出しが行われた
後(ステップS248)に、処理は再びステップS22
2に戻る。
【0190】入力データが正常でないと(ステップS2
42)、無効通知が画像形成装置110に出され(ステ
ップS245)、ステップS246からの処理が実行さ
れる。
【0191】なお、上述のデータファイルの記載内容
は、既に述べたように、図15ないし図18に示す記載
内容であり、その説明は省略する。
【0192】(実施の第3形態)次に、本発明の実施の
第3形態について図22ないし図25を参照しながら説
明する。図22および図23は本発明の画像処理システ
ムの実施の第3形態における画像形成装置110の制御
手段201による制御動作を示すフローチャート、図2
4は図23のステップS265の許可モード表示処理を
示すフローチャート、図25は図23のステップS26
7の選択モード実行処理を示すフローチャートである。
【0193】本実施の形態は、実施の第1形態と同じ構
成を有し、本実施の形態では、実施の第1形態と画像形
成装置110の制御動作が異なるから、その異なる部分
について説明する。なお、その他の処理は実施の第1形
態と同じであるから、その同じ部分についての説明は省
略する。
【0194】LAN113の画像形成装置110の制御
手段201による制御動作について図22および図23
を参照しながら説明する。
【0195】画像形成装置110に電源が投入される
と、図22に示すように、まず、初期設定が行われる
(ステップS251)。この初期設定では、フラグや制
御変数などの初期を行い、第2の記憶手段203の領域
の一部に格納されているOSなどの制御プログラムを実
行するとともに、各部の初期化を行う。
【0196】初期設定後、文字、数字、アイコンなどの
画像による、必要な所定情報が表示手段221に表示さ
れる(ステップS252)。
【0197】次いで、利用者による操作手段222から
の入力操作があると(ステップS253)、その入力操
作がログイン入力であるか否かの判定が行われる(ステ
ップS254)。
【0198】その入力操作がログイン入力であると(ス
テップS254)、文字、数字、アイコンなどの画像に
よる、使用開始手続(ログイン)に必要な所定情報が表
示手段221に表示される(ステップS255)。
【0199】次いで、ログインに関する入力操作がある
と(ステップS256)、サーバー問い合わせ処理が行
われる(ステップS258)。このサーバー問い合わせ
処理では、WANシステムへの接続を許可するための認
証、その際に利用可能な機能、資源の割り当てを行うた
めに、必要な情報を格納しているサーバー117,11
8への問い合わせを行う。なお、このサーバー問い合わ
せ処理の詳細については後述する。
【0200】サーバーへの問い合わせが成功すると(ス
テップS259)、問い合わせにより得られた情報に基
づき要求されているログインが有効か否かの判定が行わ
れる(ステップS260〜ステップS262)。具体的
には、ログインによって示す手続き情報が許可すべき登
録者である(ステップS260)、許可すべき日時の範
囲である(ステップS261)、許可すべき場所である
(ステップS262)ことを満足すると、WANシステ
ムへの接続が許可される(ステップS264)。
【0201】これに対し、サーバーへの問い合わせが無
効であると(ステップS259)、またはログインによ
って示す手続き情報が許可すべき登録者である(ステッ
プS260)、許可すべき日時の範囲である(ステップ
S261)、許可すべき場所である(ステップS26
2)ことのいづれか1を満足しないとき、表示手段22
1で音声、映像などによる警告または指示が出される
(ステップS263)。警告後、処理は再びステップS
252に戻る。
【0202】WANシステムへの接続許可が出される
と、図23に示すように、利用者に許可された機能を表
示手段221に表示する許可モード表示処理が行われる
(ステップS265)。なお、この許可モード表示処理
の詳細については後述する。
【0203】次いで、表示手段221に表示された許可
機能の中から所定の機能を選択するための操作手段22
2からの選択入力が予め設定された終了時間まで待たれ
(ステップS266,ステップS271)、その終了時
間までに操作手段222からの選択入力がないと、WA
Nシステムとの接続が所定の手続きに基づき切断され
(ステップS273)、処理は再びステップS252に
戻る。上述の終了時間はWANシステムとの接続が許さ
れている最終時間である。
【0204】これに対し、所定時間中に操作手段222
からの選択入力によって機能が選択されると(ステップ
S266)、選択された機能に応じた処理を実行する選
択モード実行処理が行われる(ステップS267)。こ
の選択モード実行処理の詳細については後述する。
【0205】選択モード実行処理が開始されると、上述
の終了時間の監視(ステップS268)、選択モード実
行処理終了の監視(ステップS269)が行われる。
【0206】選択モード実行処理が終了する(ステップ
S269)前に、上述の終了時間が到来すると(ステッ
プS268)、終了処理が行われる(ステップS27
2)。この終了処理では、処理を終了すべき時間が到来
したことを表示手段221に表示し、新たな処理の受付
を打ち切る。終了処理後、WANシステムとの接続が所
定の手続きに基づき切断され(ステップS273)、処
理は再びステップS252に戻る。
【0207】終了時間到来前(ステップS268)に選
択モード実行処理が終了すると(ステップS269)、
WANとの接続を切断するための所定の手続きが操作手
段222から入力されるまで(ステップS270)、ス
テップS265からの処理が繰り返される。
【0208】WANとの接続を切断するための所定の手
続きが操作手段222から入力されると(ステップS2
70)、WANシステムとの接続が所定の手続きに基づ
き切断され(ステップS273)、処理は再びステップ
S252に戻る。
【0209】次に、上述の許可モード表示処理(図23
に示すステップS265)の詳細について図24を参照
しながら説明する。
【0210】図24を参照するに、まず、サーバー問い
合わせ処理(図22に示すステップS258)によって
得られたデータから使用者が使用可能な機能を示す許可
モードデータの読み出しが行われ(ステップS28
1)、許可モードデータによって最初に示される許可モ
ードが読み出される(ステップS282)。
【0211】次いで、許可モードがリモート機能のリモ
ートPC接続機能、リモートデバイス接続機能のいずれ
であるかの判定が行われる(ステップS283)。
【0212】許可モードがリモートPC接続機能である
と、その許可モードとしてリモートPC接続機能が設定
され(ステップS284)、許可モードがリモート機能
のリモートデバイス接続機能であると、その許可モード
としてリモートデバイス接続機能が設定される(ステッ
プS285)。
【0213】1つの機能が設定されると、次の許可モー
ドを示すデータがあるか否かの判定が行われ(ステップ
S286)、次の許可モードを示すデータがあると、ス
テップS283からの処理が再び行われる。
【0214】次の許可モードを示すデータがなくなる
と、設定された使用可能な機能を示す情報を音声、映像
などによって表示手段221に表示する表示処理が行わ
れ(ステップS287)、本処理は終了する。
【0215】次に、上述の選択モード実行処理(図23
に示すステップS267)の詳細について図25を参照
しながら説明する。
【0216】図25を参照するに、まず、選択されたモ
ードがリモート機能のリモートPC接続機能、リモート
デバイス接続機能のいずれであるかの判定が行われる
(ステップS291)。
【0217】許可モードがリモートPC接続機能である
と、リモートPC接続機能が実行され(ステップS29
2)、許可モードがリモート機能のリモートデバイス接
続機能であると、そのリモートデバイス接続機能が実行
される(ステップS293)。
【0218】なお、上述の各実施の形態では、2つの独
立したネットワークを公衆回線で結ぶ画像処理システム
の例を説明したが、さらに多数のネットワークを相互に
公衆回線で結ぶ画像処理システムを構成することもでき
る。
【0219】また、ネットワーク毎にそのネットワーク
上の機器を管理するための1台のサーバーが設けられて
いるが、複数のサーバーを用いてネットワーク上の機器
を管理することも可能であることはいうまでもない。
【0220】公衆回線などで結ばれている複数のネット
ワーク上の機器を1台のサーバーで管理するように構成
することもできる。
【0221】なお、画像形成装置が処理可能な機能とし
て上述のローカル機能、リーモート機能などを例示した
が、処理可能な機能はこれに限定されることはない。
【0222】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
画像処理システムによれば、通信網管理装置で、管理情
報に基づき画像形成装置の使用に対する使用許可条件を
設定するから、画像形成装置に対する管理性を損なうこ
となく、画像形成装置の使用に関する便利性を向上させ
ることができる。
【0223】請求項2記載の画像処理システムによれ
ば、使用許可条件として画像形成装置の使用可能処理機
能を用いることができる。
【0224】請求項3記載の画像処理システムによれ
ば、使用許可条件として画像形成装置の使用可能期間を
用いることができる。
【0225】請求項4記載の画像処理システムによれ
ば、使用許可条件として画像形成装置の使用を許されて
いる使用許可者名を用いることができる。
【0226】請求項5記載の画像処理システムによれ
ば、使用許可条件として画像形成装置の使用可能処理機
能、使用可能期間、使用を許されている使用許可者名を
用いるから、画像形成装置の使用に関する便利性をさら
に向上させることができる。
【0227】請求項6記載の画像処理システムによれ
ば、通信網管理装置で管理情報に基づき画像形成装置の
使用に対する使用許可条件を設定し、画像形成装置で設
定された使用許可条件を表示手段に表示するから、画像
形成装置に対する管理性を損なうことなく、画像形成装
置の使用に関する便利性を向上させることができるとと
もに、使用者による画像形成装置の使用可能性に対する
確認を簡単に行うことができる。
【0228】請求項7記載の画像処理システムによれ
ば、使用許可条件として画像形成装置の使用可能処理機
能を用いることができる。
【0229】請求項8記載の画像処理システムによれ
ば、使用許可条件として画像形成装置の使用可能期間を
用いることができる。
【0230】請求項9記載の画像処理システムによれ
ば、使用許可条件として画像形成装置の使用を許されて
いる使用許可者名を用いることができる。
【0231】請求項10記載の画像処理システムによれ
ば、使用許可条件として、画像形成装置の使用可能処理
機能、使用可能期間、使用を許されている使用許可者名
を用いるから、画像形成装置の使用に関する便利性をさ
らに向上させることができる。
【0232】請求項11記載の画像処理システムによれ
ば、通信網管理装置で管理情報に基づき画像形成装置の
使用に対する使用許可条件を設定し、画像形成装置で設
定された使用許可条件を表示手段に表示するとととも
に、操作手段の入力操作に応じて使用許可条件が示す条
件内容を選択可能であるから、画像形成装置に対する管
理性を損なうことなく、画像形成装置の使用に関する便
利性を向上させることができるとともに、使用者による
画像形成装置の使用可能性に対する確認を簡単に行うこ
とができる。
【0233】請求項12記載の画像処理システムによれ
ば、使用許可条件として画像形成装置の使用可能な複数
の処理機能を示し、各処理機能の1つが操作手段の入力
操作によって選択されるから、画像形成装置の使用に関
する便利性をさらに向上させることができる。
【0234】請求項13記載の画像処理システムによれ
ば、通信網管理装置で、管理情報に基づき使用可能な画
像形成装置を選択するとともに、その選択した画像形成
装置の使用に対する使用許可条件を設定するから、画像
形成装置に対する管理性を損なうことなく、画像形成装
置の使用に関する便利性を向上させることができるとと
もに、使用者による使用可能な画像形成装置の選択範囲
を広げることができる。
【0235】請求項14記載の画像処理システムによれ
ば、通信網管理装置による画像装置の選択を、管理情報
に含まれる前記画像装置の設置場所に関する情報に基づ
き行うから、使用者に対し適切な画像形成装置の選択を
行うことができる。
【0236】請求項15記載の画像処理システムによれ
ば、使用許可条件として選択した画像形成装置の使用可
能処理機能を用いことができる。
【0237】請求項16記載の画像処理システムによれ
ば、使用許可条件として選択した画像形成装置の使用可
能期間を用いることができる。
【0238】請求項17記載の画像処理システムによれ
ば、使用許可条件として選択した画像形成装置の使用を
許されている使用許可者名を用いることができる。
【0239】請求項18記載の画像処理システムによれ
ば、通信網管理装置による画像装置の選択を管理情報に
含まれる前記画像装置の設置場所に関する情報に基づき
行い、使用許可条件として選択した画像形成装置の使用
可能期間を用い、使用期間を、管理情報に含まれる選択
した画像形成装置の使用許可者名およびその使用可能者
の使用期間に関するスケジュール情報に基づき決定する
から、画像形成装置の使用許可条件を適切に設定するこ
とができる。
【0240】請求項19記載の画像処理システム管理制
御方法によれば、通信網管理装置で管理情報に基づき画
像形成装置の使用に対する使用許可条件を設定するか
ら、画像形成装置に対する管理性を損なうことなく、画
像形成装置の使用に関する便利性を向上させることがで
きる。
【0241】請求項20記載の画像処理システム管理制
御方法によれば、使用許可条件として画像形成装置の使
用可能処理機能を用いることができる。
【0242】請求項21記載の画像処理システム管理制
御方法によれば、使用許可条件としては画像形成装置の
使用可能期間を用いることができる。
【0243】請求項22記載の画像処理システム管理制
御方法によれば、使用許可条件として画像形成装置の使
用を許されている使用許可者名を用いることができる。
【0244】請求項23記載の画像処理システム管理制
御方法によれば、使用許可条件として、画像形成装置の
使用可能処理機能、使用可能期間、使用を許されている
使用許可者名を用いるから、画像形成装置の使用に関す
る便利性をさらに向上させることができる。
【0245】請求項24記載の画像処理システム管理制
御方法によれば、通信網管理装置で管理情報に基づき画
像形成装置の使用に対する使用許可条件を設定し、画像
形成装置で設定された使用許可条件を表示手段に表示す
るから、画像形成装置に対する管理性を損なうことな
く、画像形成装置の使用に関する便利性を向上させるこ
とができるとともに、使用者による画像形成装置の使用
可能性に対する確認を簡単に行うことができる。
【0246】請求項25記載の画像処理システム管理制
御方法によれば、使用許可条件として画像形成装置の使
用可能処理機能を用いることができる。
【0247】請求項26記載の画像処理システム管理制
御方法によれば、使用許可条件として画像形成装置の使
用可能期間を用いることができる。
【0248】請求項27記載の画像処理システム管理制
御方法によれば、使用許可条件として画像形成装置の使
用を許されている使用許可者名を用いることができる。
【0249】請求項28記載の画像処理システム管理制
御方法によれば、使用許可条件として、画像形成装置の
使用可能処理機能、使用可能期間、使用を許されている
使用許可者名を用いるから、画像形成装置の使用に関す
る便利性をさらに向上させることができる。
【0250】請求項29記載の画像処理システム管理制
御方法によれば、通信網管理装置で管理情報に基づき画
像形成装置の使用に対する使用許可条件を設定し、画像
形成装置で設定された使用許可条件を表示手段に表示す
るととともに、操作手段の入力操作に応じて使用許可条
件が示す条件内容を選択可能とするから、画像形成装置
に対する管理性を損なうことなく、画像形成装置の使用
に関する便利性を向上させることができるとともに、使
用者による使用可能な画像形成装置の選択範囲を広げる
ことができる。
【0251】請求項30記載の画像処理システム管理制
御方法によれば、使用許可条件として画像形成装置の使
用可能な複数の処理機能を用い、各処理機能の1つが操
作手段の入力操作によって選択されるから、画像形成装
置の使用に関する便利性をさらに向上させることができ
る。
【0252】請求項31記載の画像処理システム管理制
御方法によれば、通信網管理装置で、管理情報に基づき
使用可能な画像形成装置を選択するとともに、その選択
した画像形成装置の使用に対する使用許可条件を設定す
るから、画像形成装置に対する管理性を損なうことな
く、画像形成装置の使用に関する便利性を向上させるこ
とができるとともに、使用者による使用可能な画像形成
装置の選択範囲を広げることができる。
【0253】請求項32記載の画像処理システム管理制
御方法によれば、通信網管理装置による画像装置の選択
を、管理情報に含まれる画像装置の設置場所に関する情
報に基づき行うから、使用者に対し適切な画像形成装置
の選択を行うことができる。
【0254】請求項33記載の画像処理システム管理制
御方法によれば、使用許可条件として選択した画像形成
装置の使用可能処理機能を用いることができる。
【0255】請求項34記載の画像処理システム管理制
御方法によれば、使用許可条件として選択した画像形成
装置の使用可能期間を用いることができる。
【0256】請求項35記載の画像処理システム管理制
御方法によれば、使用許可条件として選択した画像形成
装置の使用を許されている使用許可者名を用いることが
できる。
【0257】請求項36記載の画像処理システム管理制
御方法によれば、通信網管理装置による画像装置の選択
を管理情報に含まれる画像装置の設置場所に関する情報
に基づき行い、使用許可条件を選択した画像形成装置の
使用可能期間を示し、使用期間を、管理情報に含まれる
選択した画像形成装置の使用許可者名およびその使用可
能者の使用期間に関するスケジュール情報に基づき決定
するから、画像形成装置の使用許可条件を適切に設定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理システムの実施の第1形態の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の画像形成装置107の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1のサーバー117の構成を示すブロック図
である。
【図4】図1のコンピュータ101の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】図1の画像形成装置110の制御手段201に
よる制御動作を示すフローチャートである。
【図6】図1の画像形成装置110の制御手段201に
よる制御動作を示すフローチャートである。
【図7】図5のステップS104のサーバー問い合わせ
処理を示すフローチャートである。
【図8】図6のステップS111の許可モード表示処理
を示すフローチャートである。
【図9】図6のステップS114の選択モード実行処理
を示すフローチャートである。
【図10】図1のサーバー117の制御手段による制御
動作を示すフローチャートである。
【図11】図1のコンピュータ101の制御手段による
制御動作を示すフローチャートである。
【図12】図1の画像形成装置における表示手段の初期
画面例を示す図である。
【図13】図6のステップS111の許可モード表示処
理による表示例を示す図である。
【図14】図6のステップS111の許可モード表示処
理による表示例を示す図である。
【図15】図1のサーバー118が保持する管理情報の
構成を示す図である。
【図16】図1のサーバー118が保持する管理情報の
構成を示す図である。
【図17】図1のサーバー118が保持する管理情報の
構成を示す図である。
【図18】図1のサーバー118が保持する管理情報の
構成を示す図である。
【図19】本発明の画像処理システムの実施の第2形態
におけるサーバー問い合わせ処理を示すフローチャート
である。
【図20】図19の問い合わせ処理によりアクセスされ
たサーバの制御動作を示すフローチャートである。
【図21】図19の問い合わせ処理によりアクセスされ
たサーバの制御動作を示すフローチャートである。
【図22】本発明の画像処理システムの実施の第3形態
における画像形成装置110の制御手段201による制
御動作を示すフローチャートである。
【図23】本発明の画像処理システムの実施の第3形態
における画像形成装置110の制御手段201による制
御動作を示すフローチャートである。
【図24】図23のステップS265の許可モード表示
処理を示すフローチャートである。
【図25】図23のステップS267の選択モード実行
処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101,102,109 コンピュータ 107,110 画像形成装置 108,111 ファクシミリ装置 112,113 LAN(ネットワーク) 116 公衆回線 117,118 サーバー 201,301,401 制御手段 202 HDD 203 メモリ 221,321,421 表示手段 222,322,422 操作手段 302,402 第1の記憶手段 303,403 第2の記憶手段

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の処理機能を実行可能な画像形成装
    置を含む機器と、前記機器の管理情報を保持する通信網
    管理装置とが通信網に接続されている画像処理システム
    において、前記通信網管理装置は、前記管理情報に基づ
    き前記画像形成装置の使用に対する使用許可条件を設定
    することを特徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 前記使用許可条件は前記画像形成装置の
    使用可能処理機能を示すことを特徴とする請求項1記載
    の画像処理システム。
  3. 【請求項3】 前記使用許可条件は前記画像形成装置の
    使用可能期間を示すことを特徴とする請求項1記載の画
    像処理システム。
  4. 【請求項4】 前記使用許可条件は前記画像形成装置の
    使用を許されている使用許可者名を示すことを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理システム。
  5. 【請求項5】 前記使用許可条件は、前記画像形成装置
    の使用可能処理機能、使用可能期間、使用を許されてい
    る使用許可者名を示すことを特徴とする請求項1記載の
    画像処理システム。
  6. 【請求項6】 表示手段を有する複数の処理機能を実行
    可能な画像形成装置を含む機器と、前記機器の管理情報
    を保持する通信網管理装置とが通信網に接続されている
    画像処理システムにおいて、前記通信網管理装置は前記
    管理情報に基づき前記画像形成装置の使用に対する使用
    許可条件を設定し、前記画像形成装置は前記設定された
    使用許可条件を前記表示手段に表示することを特徴とす
    る画像処理システム。
  7. 【請求項7】 前記使用許可条件は前記画像形成装置の
    使用可能処理機能を示すことを特徴とする請求項6記載
    の画像処理システム。
  8. 【請求項8】 前記使用許可条件は前記画像形成装置の
    使用可能期間を示すことを特徴とする請求項6記載の画
    像処理システム。
  9. 【請求項9】 前記使用許可条件は前記画像形成装置の
    使用を許されている使用許可者名を示すことを特徴とす
    る請求項6記載の画像処理システム。
  10. 【請求項10】 前記使用許可条件は、前記画像形成装
    置の使用可能処理機能、使用可能期間、使用を許されて
    いる使用許可者名を示すことを特徴とする請求項6記載
    の画像処理システム。
  11. 【請求項11】 操作手段および表示手段を有する複数
    の処理機能を実行可能な画像形成装置を含む機器と、前
    記機器の管理情報を保持する通信網管理装置とが通信網
    に接続されている画像処理システムにおいて、前記通信
    網管理装置は前記管理情報に基づき前記画像形成装置の
    使用に対する使用許可条件を設定し、前記画像形成装置
    は前記設定された使用許可条件を前記表示手段に表示す
    るととともに、前記操作手段の入力操作に応じて前記使
    用許可条件が示す条件内容を選択可能であることを特徴
    とする画像処理システム。
  12. 【請求項12】 前記使用許可条件は前記画像形成装置
    の使用可能な複数の処理機能を示し、各処理機能の1つ
    が前記操作手段の入力操作によって選択されることを特
    徴とする請求項11記載の画像処理システム。
  13. 【請求項13】 複数の処理機能を実行可能な少なくと
    も1つの画像形成装置を含む機器と、前記機器の管理情
    報を保持する通信網管理装置とが通信網に接続されてい
    る画像処理システムにおいて、前記通信網管理装置は、
    前記管理情報に基づき使用可能な画像形成装置を選択す
    るとともに、その選択した画像形成装置の使用に対する
    使用許可条件を設定することを特徴とする画像処理シス
    テム。
  14. 【請求項14】 前記通信網管理装置による前記画像装
    置の選択は、前記管理情報に含まれる前記画像装置の設
    置場所に関する情報に基づき行われることを特徴とする
    請求項13記載の画像処理システム。
  15. 【請求項15】 前記使用許可条件は前記選択した画像
    形成装置の使用可能処理機能を示すことを特徴とする請
    求項13または14記載の画像処理システム。
  16. 【請求項16】 前記使用許可条件は前記選択した画像
    形成装置の使用可能期間を示すことを特徴とする請求項
    13または14記載の画像処理システム。
  17. 【請求項17】 前記使用許可条件は前記選択した画像
    形成装置の使用を許されている使用許可者名を示すこと
    を特徴とする請求項13または14記載の画像処理シス
    テム。
  18. 【請求項18】 前記通信網管理装置による前記画像装
    置の選択は前記管理情報に含まれる前記画像装置の設置
    場所に関する情報に基づき行われ、前記使用許可条件は
    前記選択した画像形成装置の使用可能期間を示し、前記
    使用期間は、前記管理情報に含まれる前記選択した画像
    形成装置の使用許可者名およびその使用可能者の使用期
    間に関するスケジュール情報に基づき決定されることを
    特徴とする請求項13記載の画像処理システム。
  19. 【請求項19】 複数の処理機能を実行可能な画像形成
    装置を含む機器と、前記機器の管理情報を保持する通信
    網管理装置とが通信網に接続されている画像処理システ
    ムに用いられ、前記通信網管理装置で前記画像形成装置
    の使用管理を行う画像処理システム管理制御方法におい
    て、前記通信網管理装置で前記管理情報に基づき前記画
    像形成装置の使用に対する使用許可条件を設定すること
    を特徴とする画像処理システム管理制御方法。
  20. 【請求項20】 前記使用許可条件は前記画像形成装置
    の使用可能処理機能を示すことを特徴とする請求項19
    記載の画像処理システム管理制御方法。
  21. 【請求項21】 前記使用許可条件は前記画像形成装置
    の使用可能期間を示すことを特徴とする請求項19記載
    の画像処理システム管理制御方法。
  22. 【請求項22】 前記使用許可条件は前記画像形成装置
    の使用を許されている使用許可者名を示すことを特徴と
    する請求項19記載の画像処理システム管理制御方法。
  23. 【請求項23】 前記使用許可条件は、前記画像形成装
    置の使用可能処理機能、使用可能期間、使用を許されて
    いる使用許可者名を示すことを特徴とする請求項19記
    載の画像処理システム管理制御方法。
  24. 【請求項24】 表示手段を有する複数の処理機能を実
    行可能な画像形成装置を含む機器と、前記機器の管理情
    報を保持する通信網管理装置とが通信網に接続されてい
    る画像処理システムに用いられ、前記通信網管理装置で
    前記画像形成装置の使用管理を行う画像処理システム管
    理制御方法において、前記通信網管理装置で前記管理情
    報に基づき前記画像形成装置の使用に対する使用許可条
    件を設定し、前記画像形成装置で前記設定された使用許
    可条件を前記表示手段に表示することを特徴とする画像
    処理システム管理制御方法。
  25. 【請求項25】 前記使用許可条件は前記画像形成装置
    の使用可能処理機能を示すことを特徴とする請求項24
    記載の画像処理システム管理制御方法。
  26. 【請求項26】 前記使用許可条件は前記画像形成装置
    の使用可能期間を示すことを特徴とする請求項24記載
    の画像処理システム管理制御方法。
  27. 【請求項27】 前記使用許可条件は前記画像形成装置
    の使用を許されている使用許可者名を示すことを特徴と
    する請求項24記載の画像処理システム管理制御方法。
  28. 【請求項28】 前記使用許可条件は、前記画像形成装
    置の使用可能処理機能、使用可能期間、使用を許されて
    いる使用許可者名を示すことを特徴とする請求項24記
    載の画像処理システム管理制御方法。
  29. 【請求項29】 操作手段および表示手段を有する複数
    の処理機能を実行可能な画像形成装置を含む機器と、前
    記機器の管理情報を保持する通信網管理装置とが通信網
    に接続されている画像処理システムに用いれ、前記通信
    網管理装置で前記画像形成装置の使用管理を行う画像処
    理システム管理制御方法において、前記通信網管理装置
    で前記管理情報に基づき前記画像形成装置の使用に対す
    る使用許可条件を設定し、前記画像形成装置で前記設定
    された使用許可条件を前記表示手段に表示するとととも
    に、前記操作手段の入力操作に応じて前記使用許可条件
    が示す条件内容を選択可能とすることを特徴とする画像
    処理システム管理制御方法。
  30. 【請求項30】 前記使用許可条件は前記画像形成装置
    の使用可能な複数の処理機能を示し、各処理機能の1つ
    が前記操作手段の入力操作によって選択されることを特
    徴とする請求項29記載の画像処理システム管理制御方
    法。
  31. 【請求項31】 複数の処理機能を実行可能な少なくと
    も1つの画像形成装置を含む機器と、前記機器の管理情
    報を保持する通信網管理装置とが通信網に接続されてい
    る画像処理システムに用いれ、前記通信網管理装置で前
    記画像形成装置の使用管理を行う画像処理システム管理
    制御方法において、前記通信網管理装置は、前記管理情
    報に基づき使用可能な画像形成装置を選択するととも
    に、その選択した画像形成装置の使用に対する使用許可
    条件を設定することを特徴とする画像処理システム管理
    制御方法。
  32. 【請求項32】 前記通信網管理装置による前記画像装
    置の選択は、前記管理情報に含まれる前記画像装置の設
    置場所に関する情報に基づき行われることを特徴とする
    請求項31記載の画像処理システム管理制御方法。
  33. 【請求項33】 前記使用許可条件は前記選択した画像
    形成装置の使用可能処理機能を示すことを特徴とする請
    求項31または32記載の画像処理システム管理制御方
    法。
  34. 【請求項34】 前記使用許可条件は前記選択した画像
    形成装置の使用可能期間を示すことを特徴とする請求項
    31または32記載の画像処理システム管理制御方法。
  35. 【請求項35】 前記使用許可条件は前記選択した画像
    形成装置の使用を許されている使用許可者名を示すこと
    を特徴とする請求項31または32記載の画像処理シス
    テム管理制御方法。
  36. 【請求項36】 前記通信網管理装置による前記画像装
    置の選択は前記管理情報に含まれる前記画像装置の設置
    場所に関する情報に基づき行われ、前記使用許可条件は
    前記選択した画像形成装置の使用可能期間を示し、前記
    使用期間は、前記管理情報に含まれる前記選択した画像
    形成装置の使用許可者名およびその使用可能者の使用期
    間に関するスケジュール情報に基づき決定されることを
    特徴とする請求項31記載の画像処理システム管理制御
    方法。
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