JPH0877650A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH0877650A
JPH0877650A JP6214920A JP21492094A JPH0877650A JP H0877650 A JPH0877650 A JP H0877650A JP 6214920 A JP6214920 A JP 6214920A JP 21492094 A JP21492094 A JP 21492094A JP H0877650 A JPH0877650 A JP H0877650A
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JP6214920A
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Inventor
Shusuke Miyoshi
秀典 三好
Tetsuo Nishigaki
哲男 西垣
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ユーザの操作性の向上を図ることができる電子
機器を得る。 【構成】VTR100のデッキ部1の動作をマイクロプ
ロセッサ2からの制御データCNDで制御し、デッキ部
1よりプロセッサ2にはデッキ部1の状態を示すステー
タスデータSTDを供給する。表示回路12にはプロセ
ッサ2よりデッキ部1の状態で実行可能なコマンドを表
示するための表示データIMDを供給する。表示回路1
2では、デッキ部1の各状態に応じて実行可能なコマン
ドが例えば優先順位メモリ5に予め定められた順番で表
示されるように表示データIMDをイメージデータ(ド
ットデータ)に変換してビデオ信号SVoutに所定のタ
イミングで重畳する。モニタテレビ200の画面上には
デッキ部1のそのときの状態で実行可能なコマンドが表
示される。画面上でカーソル移動させてコマンドを指定
した後に実行キーを操作することで、任意のコマンドの
実行が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばビデオテープ
レコーダ等のAV機器に適用して好適な電子機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダを代表とする現在
のAV機器は多機能になっているため、キャビネットに
配設される操作キーの数は多く、キーサイズが小さくな
ってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように操作キ
ーの数が多く、しかもキーサイズが小さくなってきてい
るため、操作したい操作キーが即座に見つからないとい
った問題点があった。なお、基本的な操作キーのキーサ
イズを大きくすることが提案されているが、操作キーの
数が多いことには変わりはなく、使いにくさを感じさせ
る等の問題点があった。
【0004】そこで、この発明では、ユーザの操作性の
向上を図ることができる電子機器を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る電
子機器は、機器本体の状態を判別する状態判別手段と、
この状態判別手段で判別された機器本体の状態に応じて
実行可能なコマンドを選択するコマンド選択手段と、こ
のコマンド選択手段で選択されるコマンドを画像表示素
子の表示面に表示するための表示データを発生する表示
データ発生手段と、画像表示素子の表示面に表示される
コマンドより所定のコマンドを指定して実行させるコマ
ンド実行手段とを備えるものである。
【0006】請求項2の発明に係る電子機器は、請求項
1の発明において、画像表示素子の表示面に表示される
コマンドが使用頻度の高いと思われる順番で表示される
ように表示データ発生手段より表示データを発生するも
のである。
【0007】請求項3の発明に係る電子機器は、それぞ
れのコマンドの使用回数をカウントするカウント手段を
有し、画像表示素子の表示面に表示されるコマンドが実
際の使用頻度の高い順番で表示されるように表示データ
発生手段より表示データを発生するものである。
【0008】請求項4の発明に係る電子機器は、請求項
1の発明において、画像表示素子の表示面に表示される
コマンドが機器本体の機能動作部に対応した領域に表示
されるように表示データ発生手段より表示データを発生
するものである。
【0009】請求項5の発明に係る電子機器は、請求項
1の発明において、画像表示素子の表示面に表示される
コマンドの表示位置を変更する表示位置変更手段を有す
るものである。
【0010】請求項6の発明に係る電子機器は、請求項
1の発明において、画像表示素子の表示面に表示される
コマンドの表示パターンを変更する表示パターン変更手
段を有するものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明においては、画像表示素子の表
示面に機器本体の状態に応じて実行可能なコマンド(操
作キー)を表示でき、ユーザは表示されたコマンドより
所定のコマンドを指定して実行させることができる。こ
の場合、画像表示素子の表示面に表示されるコマンドは
少なく、ユーザは指定すべきコマンドを容易に見つける
ことができ、操作性の向上が可能となる。
【0012】請求項2の発明においては、画像表示素子
の表示面には使用頻度の高いと思われる順番でコマンド
が表示されるため、ユーザの使い勝手の向上が可能とな
る。
【0013】請求項3の発明においては、画像表示素子
の表示面には実際の使用頻度の高い順番でコマンドが表
示されるため、ユーザの各コマンドの使用頻度に応じて
コマンドの表示順番が変化し、従ってユーザの一層の使
い勝手の向上が可能となる。
【0014】請求項4の発明においては、画像表示素子
の表示面に機器本体の機能動作部に対応してコマンドが
表示されるため、ユーザはコマンドの指定によってどの
機能動作部の操作を行い得るかを視覚的に判断でき、ユ
ーザの操作性の向上が可能となる。
【0015】請求項5の発明においては、画像表示素子
の表示面に表示されるコマンドの表示位置をユーザが自
由に変更できるため、ユーザの使い勝手の向上が可能と
なる。
【0016】請求項6の発明においては、画像表示素子
の表示面に表示されるコマンドの色、形状、内容(文字
にするか、マークにするか)等の表示パターンをユーザ
が自由に変更できるため、ユーザの使い勝手の向上が可
能となる。
【0017】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。本例はビデオテープレコーダに
適用した例である。
【0018】図において、100はビデオテープレコー
ダを全体として示している。1は回転ヘッド装置、記録
再生処理回路等で構成され、磁気テープの記録トラック
に対してビデオ信号を記録再生するためのデッキ部であ
る。デッキ部1にはマイクロプロセッサ2より制御デー
タCNDが供給されて動作が制御される。なお、デッキ
部1よりマイクロプロセッサ2にはデッキ部1の状態を
示すステータスデータSTDが供給される。
【0019】また、3はマイクロプロセッサ2に接続さ
れた状態−コマンド対応メモリである。このメモリ3に
はデッキ部2の各状態に対応して実行可能なコマンドの
データが予め書き込まれている。4はマイクロプロセッ
サ2に接続されたコマンド使用頻度メモリである。マイ
クロプロセッサ2では各コマンドの使用回数がカウント
され、メモリ4には各コマンドの使用頻度データが書き
込まれている。
【0020】5はマイクロプロセッサ2に接続された優
先順位メモリである。後述するように、デッキ部1の状
態に応じてモニタTVに表示されるコマンドは所定の順
番で表示され、固定モードでは使用頻度が高いと思われ
る固定の優先順位で表示されるが、変更モードでは各コ
マンドの使用頻度に応じた優先順位でもって表示され
る。メモリ5には固定の優先順位データが初期値として
書き込まれている。6はマイクロプロセッサ2に接続さ
れた表示情報メモリである。このメモリ6には、各コマ
ンドに対応して表示データ(文字や図形のコードデー
タ)が予め書き込まれている。
【0021】また、7はアップキー、ダウンキー、実行
キー、固定モードおよび変更モードの切換キー等が配さ
れたキー入力部であり、このキー入力部7はマイクロプ
ロセッサ2に接続される。8はキー入力部7と同様の操
作キーが配されたリモコン送信機(コマンダ)9より出
力される例えば赤外線のリモコン信号を受信するリモコ
ン信号受信部であり、このリモコン信号受信部8で受信
されたリモコン信号はマイクロプロセッサ2に供給され
る。
【0022】また、10はチューナ部であり、このチュ
ーナ部10より出力されるビデオ信号SVrはデッキ部
1に記録ビデオ信号として供給されると共に、切換スイ
ッチ11のR側に供給される。デッキ部1からの再生ビ
デオ信号SVpは切換スイッチ11のP側の固定端子に
供給される。チューナ部10の選局等の動作および切換
スイッチ11の切り換えはマイクロプロセッサ2によっ
て制御される。切換スイッチ11は再生時(再生には早
送り再生や巻戻し再生も含まれる)にはP側に接続さ
れ、その他の期間はR側に接続される。
【0023】切換スイッチ11より出力されるビデオ信
号SVoutは表示回路12に供給される。この表示回路
12にはマイクロプロセッサ2よりデッキ部1のそのと
きの状態で実行可能なコマンドに対応した表示データI
MDが表示位置データPSDと共に供給される。そし
て、表示回路12では、その実行可能なコマンドが表示
位置データPSDで示される位置に表示されるように表
示データIMDがイメージデータ(ドットデータ)に変
換されてビデオ信号SVoutに所定のタイミングで重畳
される。
【0024】表示回路12でイメージデータが重畳され
たビデオ信号SVoutは出力端子13より出力されてモ
ニタテレビ200に供給される。これにより、モニタテ
レビ200の画面上にはビデオ信号SVoutによる背景
画像にデッキ部1のそのときの状態で実行可能なコマン
ドが文字やマークでもってスーパーインポーズ表示され
る。この場合、コマンドの表示と同時にカーソルも表示
され、キー入力部7やコマンダ9のカーソルのアップキ
ーやダウンキーの操作でもってカーソルを任意のコマン
ドに対向した位置に移動させてコマンドを指定した後に
実行キーを操作することで、その指定したコマンドの動
作が行われるようにマイクロプロセッサ2によってデッ
キ部1の動作等が制御される。
【0025】図2はモニタテレビ200の画面上でのコ
マンドの表示例を示している。なお、図面の簡単化のた
めに背景画面の表示は省略している。図2Cはデッキ部
1が停止状態にある場合を示しており、この停止状態で
実行可能なコマンドは「再生」、「早送り」、「巻戻
し」、「録画」、「高速巻戻し」である。上述せずも、
画面上にはデッキ部1の状態も表示される。ここで、各
コマンドの表示枠の右側および下側は黒色とされると共
に、その上側および左側は白抜きとされて、各コマンド
の表示部分が視覚的に凸状となるようにされている。ま
た、カーソル20の対向位置にあるコマンドの表示部分
は他のコマンドの表示部分とは輝度や色が異なるように
されている。
【0026】図2Cの状態からカーソルのダウンキーを
1回押圧すると、カーソル20は図2Aに示すように
「早送り」のコマンドに対向した位置に移動する。一
方、図2Cの状態からカーソルのアップキーを1回押圧
すると、カーソル20は図2Bに示すように「高速巻戻
し」のコマンドに対向した位置に移動する。また、図2
Cの状態から実行キーを押圧すると、図2Dに示すよう
に「再生」のコマンドの表示部分の輝度や色が変化する
と共に、その表示枠の左側および上側は黒色とされると
共に、下側および右側は白抜きとされて、「再生」のコ
マンドの表示部分が視覚的に凹状となるようにされる。
【0027】このようにカーソル20で「再生」のコマ
ンドが指定されて実行キーが押圧されると、マイクロプ
ロセッサ2の制御によってデッキ部1は再生状態となる
ので、モニタテレビ200の画面上には、図2Eに示す
ようにデッキ部1が再生状態で実行可能なコマンド、す
なわち「停止」、「一時停止」、「早送り再生」、「巻
戻し再生」が表示される。
【0028】図3および図4は、デッキ部1の各状態に
おけるモニタテレビ200の画面上でのコマンドの表示
例を示している。図3Aは早送り時の場合であり、「停
止」、「再生」、「早送り再生」、「巻戻し」のコマン
ドが表示される。同図Bは巻戻し時の場合であり、「停
止」、「再生」、「早送り」、「巻戻し再生」、「高速
巻戻し」のコマンドが表示される。同図Cは早送り再生
時の場合であり、「停止」、「再生」、「早送り」、
「巻戻し再生」のコマンドが表示される。同図Dは巻戻
し再生時の場合であり、「停止」、「再生」、「早送り
再生」、「巻戻し」のコマンドが表示される。
【0029】また、図4Aは録画時の場合であり、「停
止」、「一時停止」のコマンドが表示される。同図Bは
録画一時停止時の場合であり、「停止」、「録画開
始」、「再生」のコマンドが表示される。同図Cは再生
時の場合であり、「停止」、「一時停止」、「早送り再
生」、「巻戻し再生」のコマンドが表示される。同図D
は再生一時停止時の場合であり、「停止」、「再生」、
「早送り再生」、「巻戻し再生」、「録画」のコマンド
が表示される。
【0030】次に、図5および図6のフローチャートを
使用してマイクロプロセッサ2の動作を説明する。ま
ず、図5のフローチャートを使用して、コマンドの表示
が固定の優先順位に基づく順番で行われる固定モードに
ある場合を説明する。
【0031】ステップST1でデッキ部1より供給され
るステータスデータSTDでもってデッキ部1の状態を
認識し、ステップST2で状態−コマンド対応メモリ3
より認識されたデッキ部1の状態で実行可能なコマンド
のデータを得る。そして、ステップST3で優先順位メ
モリ5から表示するコマンドの表示位置を決定する。す
なわち、優先順位メモリ5に初期値として書き込まれて
いる順番で表示されるように各コマンドの表示位置が決
定される。
【0032】次に、ステップST4で表示情報メモリ6
より表示するコマンドに対応した表示データIMDを
得、ステップST5でその表示データIMDを表示位置
データPSDと共に表示回路12に送る。これにより、
切換スイッチ11より出力されるビデオ信号SVoutに
表示すべきコマンドのイメージデータが表示位置に対応
して重畳され、従ってモニタテレビ200の画面上には
ビデオ信号SVoutによる背景画像にそのときのデッキ
部1の状態で実行可能なコマンドが優先順位メモリ5に
予め設定された順番で表示される。
【0033】上述せずも、表示情報メモリ6には、コマ
ンドを画面上のどの領域に表示するかを示す表示領域デ
ータARDも書き込まれており、マイクロプロセッサ2
は表示情報メモリ6より表示領域データARDを読み出
し、その表示領域データARDで示される画面上の領域
にコマンドが表示されるように表示位置データPSDが
形成される。なお、コマンドを画面上のどの領域に表示
するかは、ユーザがキー入力部7あるいはコマンダ9の
キー操作で任意に設定でき、設定変更があるときは表示
情報メモリ6に記憶されている表示領域データARDも
変更される。
【0034】また、上述せずも、表示情報メモリ6に
は、コマンドを画面上にどのようなパターンで表示する
かを示す表示パターンデータIPDも書き込まれてい
る。マイクロプロセッサ2は表示情報メモリ6より表示
パターンデータIPDを読み出しし、その表示パターン
データIPDに基づいた表示データIMD等を表示回路
12に供給する。
【0035】例えば、表示パターンデータIPDがコマ
ンドを文字表示するかマーク表示するかを示すと共に、
どの色で表示するかを示すものであるときは、表示パタ
ーンデータIPDに基づいて表示回路12に供給される
表示データIMDが文字表示用またはマーク表示用とさ
れると共に、マイクロプロセッサ2より表示回路12に
色データが供給される。なお、コマンドを画面上にどの
ようなパターンで表示するかは、ユーザがキー入力部7
あるいはコマンダ9のキー操作で任意に設定でき、設定
変更があるときは表示情報メモリ6に記憶されている表
示パターンデータARDも変更される。
【0036】図5に戻って、次にステップST6で、キ
ー入力部7あるいはコマンダ9のキー操作によるコマン
ドの供給があるか否かを判定する。ステップST6でコ
マンドの供給がないときはステップST1に戻る。ステ
ップST6でコマンドの供給があるときは、ステップS
T7でカーソルアップまたはカーソルダウンのコマンド
であるか否かを判定する。
【0037】ステップST7でカーソルアップまたはカ
ーソルダウンのコマンドであるときは、ステップST8
でマイクロプロセッサ2は新しいカーソル位置を計算
し、その表示位置データPSDを表示回路12に送った
後にステップST1に戻る。これにより、画面上のカー
ソル20の表示位置の移動が行われる。ステップST7
でカーソルアップまたはカーソルダウンでないときは、
ステップST9で実行のコマンドであるか否かを判定す
る。
【0038】ステップST9で実行のコマンドであると
き、ステップST10でデッキ部1の状態とカーソル2
0の位置からコマンドが何であるかを判断した後にステ
ップST11に進む。ステップST9で実行のコマンド
でないときもステップST11に進む。ステップST1
1では、デッキ部1の動作を制御する等コマンド処理を
してステップST1に戻る。これにより、コマンド処理
によってデッキ部1の状態が変化するときは、ステップ
ST1〜ステップST5の処理によってモニタテレビ2
00の画面上に表示されるコマンドが変更されることに
なる。
【0039】次に、図6および図7のフローチャートを
使用して、コマンドの表示が各コマンドの使用頻度に応
じて変更される優先順位に基づく順番で行われる変更モ
ードにある場合を説明する。
【0040】ステップST21でデッキ部1より供給さ
れるステータスデータSTDでもってデッキ部1の状態
を認識し、ステップST22で状態−コマンド対応メモ
リ3より認識されたデッキ部1の状態で実行可能なコマ
ンドのデータを得る。そして、ステップST23で優先
順位メモリ5から表示するコマンドの表示位置を決定す
る。すなわち、優先順位メモリ5に初期値として書き込
まれている順番で表示されるように各コマンドの表示位
置が決定される。
【0041】次に、ステップST24で表示情報メモリ
6より表示するコマンドに対応した表示データIMDを
得、ステップST25でその表示データIMDを表示位
置データPSDと共に表示回路12に送る。これによ
り、切換スイッチ11より出力されるビデオ信号SVou
tに表示すべきコマンドのイメージデータが表示位置に
対応して重畳され、従ってモニタテレビ200の画面上
にはビデオ信号SVoutによる背景画像にそのときのデ
ッキ部1の状態で実行可能なコマンドが使用頻度の高い
順番で表示される。
【0042】なお、この変更モードにおいても、表示情
報メモリ6よりマイクロプロセッサ2によって表示領域
データARDが読み出され、その表示領域データARD
で示される画面上の領域にコマンドが表示されるように
表示位置データPSDが形成されて表示回路12に供給
される。また、表示情報メモリ6よりマイクロプロセッ
サ2によって表示パターンデータIPDが読み出され、
その表示パターンデータIPDで示される表示パターン
で画面上にコマンドが表示されるように表示データIM
D等が表示回路12に供給される。
【0043】次に、ステップST26で、キー入力部7
あるいはコマンダ9のキー操作によるコマンドの供給が
あるか否かを判定する。ステップST26でコマンドの
供給がないときはステップST21に戻る。ステップS
T26でコマンドの供給があるときは、ステップST2
7で初期化のコマンドであるか否かを判定する。
【0044】ステップST27で初期化のコマンドであ
るときは、ステップST28でコマンド使用頻度メモリ
4をクリアし、優先順位メモリ5の記憶内容を初期値に
戻し、その後にステップST21に戻る。これにより、
例えばユーザが変更した場合に、前のユーザの影響を排
除することができる。
【0045】ステップST27で初期化のコマンドでな
いときは、ステップST29でカーソルアップまたはカ
ーソルダウンのコマンドであるか否かを判定する。ステ
ップST29でカーソルアップまたはカーソルダウンの
コマンドであるときは、ステップST30でマイクロプ
ロセッサ2は新しいカーソル位置を計算し、その表示位
置データPSDを表示回路12に送った後にステップS
T21に戻る。これにより、画面上のカーソル20の表
示位置の移動が行われる。ステップST29でカーソル
アップまたはカーソルダウンでないときは、ステップS
T31で実行のコマンドであるか否かを判定する。
【0046】ステップST31で実行のコマンドである
とき、ステップST32でデッキ部1の状態とカーソル
20の位置からコマンドが何であるかを判断した後にス
テップST33に進む。ステップST31で実行のコマ
ンドでないときもステップST33に進む。ステップS
T33では、デッキ部1の動作を制御する等コマンド処
理をする。
【0047】次に、ステップST34で、そのコマンド
の使用回数が最大値であるか否かを判定する。最大値で
ないときは、ステップST35でコマンド使用頻度メモ
リ4内のそのコマンドの使用回数を1つ増やしてステッ
プST36に進む。ステップST34で最大値であると
きもステップST36に進む。ステップST36では、
優先順位メモリ5に書き込まれている優先順位をメモリ
4に記憶されている各コマンドの使用回数の多い順と
し、その後にステップST21に戻る。
【0048】このように変更モードでは、各コマンドの
使用頻度に応じて優先順位メモリ5に書き込まれている
優先順位が変更されるため、各コマンドの表示の順番が
使用頻度に応じて変更されることになる。なお、上述せ
ずも、固定モードから変更モードに切り換えられる場合
には、優先順位メモリ5に書き込まれている優先順位は
メモリ4に記憶されている各コマンドの使用回数の多い
順とされ、一方変更モードから固定モードに切り換えら
れる場合には、優先順位メモリ5に書き込まれている優
先順位は初期値に戻される。
【0049】ところで、上述ではモニタテレビ200の
画面上に表示されるコマンドの表示領域をキー入力部7
またはコマンダ9のキー操作でもって任意に変更できる
旨を説明したが、デッキ部1が例えば図8に示すように
VHS部1Aおよび8mm部1Bの機能動作部を備える
場合には、それぞれの機能動作部に対応する表示領域に
自動的に表示されるようにしてもよい。この場合、デッ
キ部1よりステータスデータSTDと共に、デッキ部1
のVHS部1Aおよび8mm部のどの機能動作部が選択
されているのかという情報も同時にマイクロプロセッサ
2に供給され、その情報に基づいて表示回路12に供給
される表示位置データPSDが決定される。
【0050】図9はコマンドの表示例を示している。同
図Aはデッキ部1でVHS部1Aが選択され、かつ再生
状態にある場合を示しており、コマンドはビデオテープ
レコーダのVHS部1Aの位置に対応して画面上の左側
領域に表示されている。同図Cは、この状態から「停
止」のコマンド表示にカーソル20を対向させて実行キ
ーを押圧して停止状態とした場合を示している。一方、
同図Bはデッキ部1で8mm部1Bが選択され、かつ早
送り状態にある場合を示しており、コマンドはビデオテ
ープレコーダの8mm部1Bの位置に対応して画面上の
右側領域に表示されている。同図Dは、この状態から
「停止」のコマンド表示にカーソル20を対向させて実
行キーを押圧して停止状態とした場合を示している。
【0051】以上説明したように本例においては、モニ
タテレビ200の表示面にデッキ部1の状態から実行可
能なコマンド(操作キー)を表示でき、ユーザはキー入
力部7やコマンダ9のアップキー、ダウンキー、実行キ
ー等のキー操作でもって表示されたコマンドより所定の
コマンドを指定して実行させることができる。この場
合、モニタテレビ200の表示面に表示されるコマンド
は少なく、ユーザは指定すべきコマンドを容易に見つけ
ることができ、しかも簡単なキー操作で所定のコマンド
を実行させることができ、ユーザの操作性の向上を図る
ことができる。
【0052】また、固定モードでは、モニタテレビ20
0の画面上には優先順位メモリ5に初期値として設定さ
れた使用頻度の高いと思われる順番でコマンドが表示さ
れるため、ユーザの使い勝手の向上を図ることができ
る。一方、変更モードでは、モニタテレビ200の画面
上にはコマンド使用頻度メモリ4に書き込まれた各コマ
ンドの実際の使用頻度の高い順番でコマンドが表示され
るため、ユーザの各コマンドの使用頻度に応じてコマン
ドの表示順番が変化し、従ってユーザの一層の使い勝手
の向上を図ることができる。
【0053】また、デッキ部1の複数の機能操作部(図
8のVHS部1Aおよび8mm部1Bを参照)に対応し
てコマンドが表示されるため、ユーザはコマンドの使用
によってどの機能操作部の操作を行うことができるかを
視覚的に判断でき、ユーザの操作性の向上を図ることが
できる。また、モニタテレビ200の画面上に表示され
るコマンドの表示領域をユーザが自由に変更できると共
に、その表示パターンも自由に変更でき、ユーザの使い
勝手を向上させることができる。
【0054】なお、上述実施例では、モニタテレビ20
0の画面上には常にコマンドが表示されるように説明し
たが、コマンド表示はキー入力部7あるいはコマンダ9
のキー操作によって表示、非表示を選択でき、また表示
後にアップキー、ダウンキー、実行キー等の操作が所定
時間(例えば1分間)ないときは自動的に非表示状態と
される。これにより、ビデオ信号SVoutによる再生画
像にコマンド表示が邪魔となることを防止できる。ま
た、上述実施例においては、電子機器がビデオテープレ
コーダである場合を説明したが、その他のオーディオ機
器、ビデオ機器である場合にも同様に適用できることは
勿論である。
【0055】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、画像表示素子
の表示面に機器本体の状態に応じて実行可能なコマンド
(操作キー)を表示でき、ユーザは表示されたコマンド
より所定のコマンドを指定して実行させるものであり、
画像表示素子の表示面に表示されるコマンドは少なく、
ユーザは指定すべきコマンドを容易に見つけることがで
き、操作性の向上を図ることができる。
【0056】請求項2の発明によれば、画像表示素子の
表示面には使用頻度の高いと思われる順番でコマンドが
表示されるため、ユーザの使い勝手の向上を図ることが
できる。
【0057】請求項3の発明によれば、画像表示素子の
表示面には実際の使用頻度の高い順番でコマンドが表示
されるため、ユーザの各コマンドの使用頻度に応じてコ
マンドの表示順番が変化し、従ってユーザの一層の使い
勝手の向上を図ることができる。
【0058】請求項4の発明によれば、画像表示素子の
表示面に機器本体の機能動作部に対応してコマンドが表
示されるため、ユーザはコマンドの指定によってどの機
能動作部の操作を行い得るかを視覚的に判断でき、ユー
ザの操作性の向上を図ることができる。
【0059】請求項5の発明によれば、画像表示素子の
表示面に表示されるコマンドの表示位置をユーザが自由
に変更できるため、ユーザの使い勝手の向上を図ること
ができる。
【0060】請求項6の発明によれば、画像表示素子の
表示面に表示されるコマンドの色、形状、内容(文字に
するか、マークにするか)等の表示パターンをユーザが
自由に変更できるため、ユーザの使い勝手の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電子機器の一実施例を示す構成
図である。
【図2】コマンドの表示例を示す図である。
【図3】コマンドの表示例を示す図である。
【図4】コマンドの表示例を示す図である。
【図5】マイクロプロセッサの動作(固定モード)を示
すフローチャートである。
【図6】マイクロプロセッサの動作(変更モード)を示
すフローチャート(1/2)である。
【図7】マイクロプロセッサの動作(変更モード)を示
すフローチャート(2/2)である。
【図8】ビデオテープレコーダの例を示す外観図であ
る。
【図9】コマンドの表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 デッキ部 2 マイクロプロセッサ 3 状態−コマンド対応メモリ 4 コマンド使用頻度メモリ 5 優先順位メモリ 6 表示情報メモリ 7 キー入力部 8 リモコン信号受信部 9 リモコン送信機(コマンダ) 10 チューナ部 11 切換スイッチ 12 表示回路 20 カーソル 100 ビデオテープレコーダ 200 モニタテレビ CND 制御データ STD ステータスデータ IMD 表示データ PSD 表示位置データ ARD 表示領域データ IPD 表示パターンデータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体の状態を判別する状態判別手段
    と、 この状態判別手段で判別された上記機器本体の状態に応
    じて実行可能なコマンドを選択するコマンド選択手段
    と、 このコマンド選択手段で選択されるコマンドを画像表示
    素子の表示面に表示するための表示データを発生する表
    示データ発生手段と、 上記画像表示素子の表示面に表示されるコマンドより所
    定のコマンドを指定して実行させるコマンド実行手段と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 上記画像表示素子の表示面に表示される
    コマンドが使用頻度の高いと思われる順番で表示される
    ように上記表示データ発生手段より上記表示データを発
    生することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 それぞれのコマンドの使用回数をカウン
    トするカウント手段を有し、 上記画像表示素子の表示面に表示されるコマンドが実際
    の使用頻度の高い順番で表示されるように上記表示デー
    タ発生手段より上記表示データを発生することを特徴と
    する請求項1に記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 上記画像表示素子の表示面に表示される
    コマンドが上記機器本体の機能動作部に対応した領域に
    表示されるように上記表示データ発生手段より上記表示
    データを発生することを特徴とする請求項1に記載の電
    子機器。
  5. 【請求項5】 上記画像表示素子の表示面に表示される
    コマンドの表示位置を変更する表示位置変更手段を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 上記画像表示素子の表示面に表示される
    コマンドの表示パターンを変更する表示パターン変更手
    段を有することを特徴とする請求項1に記載の電子機
    器。
JP6214920A 1994-09-08 1994-09-08 電子機器 Pending JPH0877650A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7755785B2 (en) 1996-05-14 2010-07-13 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7755785B2 (en) 1996-05-14 2010-07-13 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
US7952744B2 (en) 1996-05-14 2011-05-31 Ricoh Company, Ltd. Controlling a configuration of an image forming apparatus
US8102556B2 (en) 1996-05-14 2012-01-24 Ricoh Company, Ltd. Controlling a configuration of an image forming apparatus using a Java application

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