【発明の詳細な説明】
ボール発射機
この発明は、ボールゲーム、特にテニスおよびバドミントンのようなラケット
ゲームに関するが、それには限定されず、そのようなゲームの、例えばそのよう
なラケットゲームに使われるストロークの練習をする際に競技者を援助するため
に使うことができる機械に関する。
既知のテニスボール発射機は、長い管からボールを圧縮して押出すために加圧
空気流を使い、またはボールを１対の高速回転車輪の間に押込むことによって作
動して、このボールが車輪の間の隙間から発射されるようにする。そのような機
械は全て、ボール放出の角度および方向を調整するための手段を備え、車輪型の
機械は、ボールに垂直平面内である程度のスピンを与えるために車輪の角速度を
変えられ、その結果、純粋なトップスピンまたはアンダースピンが得られるが、
例えばボールを打出す高さのような、平均的テニス選手が使う他のボール特性、
または例えば、制御可能な角度での種々の横スピン若しくは”スライス”のよう
な、トップクラスのテニス選手だけがマスターした特性に対する備えがない。
”プログラム可能”という用語は、既存の発射機に関連して使うと、従来技術
の機械には、一つまたはその他の限られた数のパラメータの手動調整以外にプロ
グラムオプションはないという意味で、誤解させる。
他の機械は、”ランダム”モードができるが、この機械は、機械的スイッチに
よってセットして、一連のボールを様々なパラメータでランダムに送り出す。
いくつかの既知の機械は、プログラム能力があると主張するが、これは、繰り
返し行われる少数の所定の設定に限られ、ユーザによるボール弾道の調整に対す
る準備はない。
既知の機械は遠隔制御操作用の手段を備えるが、これらは、ボール特性、発射
高さおよびボール弾道形式の全範囲にわたる完全制御ができないということは、
従来技術の機械の更なる欠点である。
このようにテニスボール発射機は、次のような欠点に悩んでいる：
（ａ） 本当に現実的なボールサービスに対する準備がない；
（ｂ） 可変発射高さに対する準備がない；
（ｃ） 限定された範囲の特性でしかボールを発射できず、効果的練習には不満
である；および
（ｄ） 小数回のショットでボールが激しく損傷する。
この発明の目的は、既知の機械の欠点をなくしたボール発射機を提供すること
である。
それでこの発明は、テニス、バドミントン、バレーボール等のようなスポーツ
およびレクレーションゲームに使われるべき種々の形式の発射機を制御、調整、
および操作するための、機械的および電子的装置並びに方法を提供する。
この発明によれば、ボールの使用を伴うゲームを行う競技者の一般的方向にそ
のようなボールを発射するのに適した機械であって：
凹んだリムをもち、それらがそれらの間に隙間を形成するように隣接した、１
対のほぼ共面の離間した回転可能円盤；
使用する際、これらの円盤を反対方向に回転させられる駆動手段；
ボール等を上記隙間の一端の中へ送り、使用する際、それがこれらの回転する
円盤の隣接するリムによる隙間を通して引込まれ、この隙間の他端から放出され
るようにできる供給手段；並びに
これらの円盤の水平および垂直位置を変え、放出するボール等の方向を定める
軸の周りにこれらの円盤を回転するための手段；
を組合わせて含み、使用する際、競技者が、これらの回転する円盤の対の垂直お
よび水平平面内のそれぞれの位置を適当に調整することにより、並びにこれらの
円盤を上記軸周りに回転することにより、所望のボール特性が得られるように配
置された機械が提供される。
この発明の好ましい実施例では、この機械の動作は、マイクロプロセッサをベ
ースにしたシステムによって支配され、そのシステムは、所定の設定によるか、
または競技者の要求に応じることによって、この動作をモニタし、制御する。こ
のマイクロプロセッサは、前もってプログラムして、いくつかの機械的運動を制
御し、これらの運動を利用して活動している競技者を模倣することができる。こ
のマイクロプロセッサは、この機械を単一ショット用の必要なパラメータに、並
びに様々なショットおよびボール特性の完全なゲームパターンに調整するために
、上記運動のどれかの、別々の並びに組合わせた作動を可能にする。この発明の
機械は、前もってプログラムしたゲームパターンおよび特別注文に合せた特性を
保存すること、並びに実際のゲームパターンまたはショット特性を記録すること
ができる。このようにして、フルゲームを全部または一部模擬する。
好ましい実施例では、この競技者はリモコンを携え、それで実際のゲーム状態
で、全ての機械特性を完全に動作させることができる。
この発明の機械は、好ましい実施例において、以下のボール特性を提供するこ
とができる：
（ａ） ボール速度 − 円盤の回転速度の調整により制御する；
（ｂ） ボールスピン（トップスピンまたはアンダースピン） − 円盤の相対
回転速度の調整により制御 する；
（ｃ） 横スピンまたは”スライス”（スイベル） − ボール放出方向にある
軸に対する回転円盤の方位 を半径方向に変えることにより制御する；
（ｄ） 発射高さ − 回転円盤を種々の地上高に位置付ける高さ調整機構によ
り制御する；
（ｅ） スイープ（横角） − 回転円盤の水平位置の調整により制御する；お
よび
（ｆ） 傾斜角 − 回転円盤の垂直位置の調整により制御する。
上に列挙した特性を制御することにより、ボール弾道を制御できることが理解
されよう。それで、例えば湾曲した弾道は、速度とスピン調整を横スピン（スイ
ベル）、スイープ、および高さ位置決めと組合わせることによって得られる。
この発明を更によく理解し、それがどのようにして実施されるかを示すために
、例として、添付の図面を参照する。それらの図面で、
第１図は、ボール発射機の右側面図であり、
第２図は、第１図の機械の背面図であり、
第３図は、第１図の機械の垂直断面図であり、
第４図は、第１図の機械の部分断面左側面図であり、
第５図は、この機械用の高さ調整機構の左側面図であって、異なる位置ａ、ｂ
およびｃを示し、
第６図は、この機械用のもう一つの高さ調整機構の右側面図であって、異なる
位置ａ、ｂおよびｃを示し、
第７図は、テニスコートの一部の模式図であり、そして
第８図は、第１図の機械の正面図であって、異なる位置ＡおよびＢを示す。
さて、図面を参照すると、第１図および第２図に、この発明による好ましいボ
ール発射機が示され、それには１対の回転可能円盤１ａ、１ｂがあり、それらの
間に隙間２がある。各円盤のリム１５ａ、１５ｂは、凹んでいる（第２図参照）
。これらの円盤１ａ，１ｂは、ヨーク６に付いたＶ字形支持体７に取付けられ、
そのヨークは、回転可能スリーブ８を囲み、その中に供給管５が嵌められ、その
管を通してボール４を隙間２に供給し、そこからボール発射方向３に放出するこ
とができる。横角度（スイープ）駆動機構９は、スイープ軸受１４に関連して、
円盤１ａ，１ｂの水平位置を変えるようにスイープ歯車１２を作動することがで
き、傾斜駆動機構１０は、円盤１ａ，１ｂの垂直位置を変えるように作動するこ
とができる。同様に、スイベル（スピン角）駆動機構１１は、方向３に対する円
盤１ａ，１ｂの方位を変えるようにスイベル歯車１３を作動することができる。
この組立体は、回転可能ベース１６（第２図参照）に取付けられている。
第３図は、これらの回転可能円盤１ａ、１ｂを駆動する個々の電気モータ２０
を示し、それらは、放出したボールのスピンを制御するように、異なる速度で作
動できる。
第４図は、ケーシング１７とホッパ１８を示し、このホッパには、溝の付いた
ボール供給円盤があり、一連のボールをボール供給管５へ供給するようにこのホ
ッパ１８内で回転する。
このボール発射機用高さ調整機構の一つの形を第５図に示し、それは、種々の
高さに調整できる二つのセグメントアームを含み、高さの例をａ、ｂおよびｃに
示す。このアームは、任意に回り継手１９を付けてもよく、それを使って回転可
能円盤１ａ、１ｂの水平（横角度）位置を変えることができる。
高さ調整機構の代替形を第６図に示し、それは、種々の高さに調整できる伸展
可能なはさみ型機構を含み、高さの例をａ、ｂおよびｃに示す。
第７図に、テニスコートの模式描写を示し、水平面ｃ、ｂとボール方向ａとの
間の傾斜角α、および平面ａ、ｂとこのコートを直接横切ることにねらいを定め
た直線ｃとの間の横角βを示す。
第８図に、凹んだリムの間に隙間２がある、二つの円盤１ａ、１ｂの正面図を
示し、これらの円盤は、この回転可能なベース１６に固着された支持体７に取付
けられている。位置Ａでは、このテニスボールにサイドスピンは加えられないが
、位置Ｂでは、このボールはサイドスピンを掛けて放出される。放出機構
第１図に示すように、回転可能円盤１ａ、１ｂは、供給管５の開口部を囲む回
転スリーブ８に取付けられた二重支持体７に配置され、それらは放出されるボー
ル４の方向を定める軸３の周りに一斉に回転でき、一方円盤１ａ、１ｂの位置は
、上記ボールに伝えられるサイドスピンまたは”スライス”の程度を決める。
円盤１ａ、１ｂの相対角速度は、ボール４にトップまたはアンダースピンを加
えるために変えることができる。円盤１ａ、１ｂの各は、第２図に１５ａ、１５
ｂで示すように、リムがこのボールに対して凹面を呈する。この凹面半径と円盤
間の隙間２の大きさが、このボールの特性を変えることができる範囲を決める。
これらの円盤１ａ、１ｂは、例えば、凹部の半径５０ｍｍ、二つの円盤のリムの
最深表面点間の隙間３８ｍｍに作ることができる。
好ましい実施例では、これらの回転円盤を、第３図に２０で示すように、軸固
定・ケース回転直流モータに直接取付けて、駆動する。代替実施例では、二つの
標準高速直流モータによって、直接か、歯車、チエーンまたはベルト駆動で駆動
する。
いろいろな速度とスピンの強さは、人間の競技者が作るボール特性を精密に模
倣する能力を終始維持しながら、これらの円盤の凹部１５ａ、１５ｂを、半径が
３８から６８ｍｍまでの範囲内、隙間が２８から４８ｍｍまでの範囲内に作るこ
とによって実施することができる。
個々のモータ速度は、電子的に制御され、速度とスピンの調整を、前もってセ
ットするか、プログラム可能なショットにするか、それとも両者の組合せにでき
る。
この発明の更なる局面によれば、モータ速度は、ボール特性を特別注文に応じ
てセットするために、遠隔制御可能である。ボール供給機構
第４図に示すボール供給機構には、ホッパ１８と回転円盤（図示せず）がある
。
この円盤を回転すると、ホッパからのボールが、一時に一つずつ供給チャンネ
ルの開口部に導かれる。すると、この供給チャンネルは、このボールをボール容
器（ホッパ）１８の外部包被を通して方向転換して、供給管５の中へ送る。
この好ましい実施例の回転円盤は、ステッピング機構によって駆動される。供
給管５は、このボール発射ヘッドの中に配置され、ボールを円盤１ａ、１ｂの間
の隙間２の方向へ導き、そこでそれは、上記隙間２の中へ引込まれ、入力された
放出データに従って、そこから放出される。
この回転供給円盤は、ホッパ１８内の垂直位置に配置され、それがその軸周り
に回転するとき、ボールを集め、それらを供給チャンネルの中へ送る。代替実施
例では、この回転供給円盤は、ホッパのベースに水平に取付けられている。更な
る実施例によれば、この回転供給円盤には、ボールを導き、ボールの詰まりを避
けるための、いくつかの溝が刻まれている。
このボールは、重力によって、または小さな推進装置によって、回転円盤１ａ
、１ｂの間の隙間２の中央にある放出機構の中へ送られる。スイベルまたはスピン角機構
このスイベル機構は、スピン角または”スライス”を連続的に調整するための
手段を提供し、このスピン角と言うのは、水平線とスピン軸との間の角度である
。このスピン角の調整は、左手利きまたは右手利きの競技者が、任意の高さ、方
向、速度およびスピンの程度で、フォアハンドまたはバックハンドで打つことに
よって生ずるかも知れないような、ボールのどんなサイドスピンのモードも模倣
可能にする。実際の競技者が作るどんな種類のサイドスピンも考慮するために、
１８０゜の範囲のスイベル（各側に９０゜）が用意されている。
この好ましい実施例では、スイベルは、円盤１ａ、１ｂの調整によって行い、
上記円盤は、第１図に示す軸３の周りに回転可能であり、その軸は、上記回転円
盤１ａ、１ｂの間の隙間２の中央を通る、このボール４の放出方向を定める。ス
イベル（スピン角）範囲は、各側に９０゜である。
回転円盤１ａ、１ｂの調整は、それらを回転スリーブ８から突出する二重フレ
ーム７に取付けることによって行われ、上記回転スリーブ８は、ヨーク６の内側
に保持され、回転されながら、供給管５を囲む。回転は、回転円盤１ａ、１ｂを
、前もってセットされていてもよい角度に配置するために、ステッピング機構と
歯車１３を利用して、スイベル駆動装置１１によってもたらされ、それはプログ
ラム可能であり、調整可能である。この駆動機構は、ウォーム・ホィール機構で
あり、このホィールは、回転スリーブ８に取付けられている。第８図は、例とし
て、この放出手段の二つの異なる位置を示す。全体をＡで示す図面では、円盤が
垂直な位置にあって、スピンがゼロの結果となり、一方全体をＢで示す図面では
、円盤が対角線位置を採るように回転され、それで制御可能な速度のサイドスピ
ンが得られる。サイドスピン速度制御機構
二つの回転円盤１ａ、１ｂのどちらかを他より高い相対速度で回転するように
選び、それによって＋／−９０゜のスイベルと組合せて、どんな種類のサイドス
ピンも模倣することができる。傾斜機構
傾斜角は、第７図に示すように、ボール方向ａと水平面ｂｃとの間の角度αと
定義される。この傾斜機構は、傾斜角を連続的に調整するための手段を提供し、
それによって、与えられた速度および放出高さでの弾道の変化を可能にする。こ
の傾斜角は、第７図のように水平線の上に置いて見上げ角を作るようにしてもよ
いし、図示しないが、その下に置いて見下し角を作るようにしてもよいことは理
解されよう。角度は、完全に調整可能であり、プログラム可能であって、機械に
前もってセットすることもできる。
この傾斜角の制御は、競技者がネットから異なる距離で種々の高さからボール
を打つことの模倣は勿論、競技者が地上に打ち下すことの模倣を含めて、サービ
スの高さから下は地上までのショットの全範囲の模倣を可能にする。傾斜角の範
囲は、１５゜下から４５°上までである。
第１図に示すように、供給管５は、垂直平面内で傾斜を受けるヨーク６に取付
けられていて、この傾斜角の変更を可能にする。
傾斜は、ヨーク６に取付けられたウォーム・ホィールと共に歯車１３を含むス
テッピング機構を利用して傾斜駆動装置１０によってもたらされる。スイープまたは横角度機構
このスイープ機構は、この発射機からボールが放出される水平角を連続的に調
整するための手段を提供する。第７図に示す横角度βは、このコートを直接横切
ることにねらいを定めた直線ｃを含む垂直平面からのボールの方向のずれと定義
される。ずれは、線ｃの反対側に向いてもよいことが理解されよう。
上記水平角を制御することは、コート上の多様な位置をねらった多種の弾道を
作ることを可能にし、それによってベースラインとネットの間でコートの幅を横
切るどの点でも目標にしたショットの全範囲の模倣を可能にする。上記の制御機
構のために、この発明の装置は、簡単な機械によって一人以上の競技者に役立つ
。スイープ（横）角の範囲は、左に４５°、右に４５°である。
好ましい実施例では、この発射機は、第１図に示すように、ステッピング機構
と歯車１２を使ってスイープ駆動装置９によって駆動され、右から左へスイープ
する回転ベース１６上に支持されている。
代替実施例では、この駆動機構は、伝動装置を使うモータ、空気または油圧装
置のどれでもよく、また第５図に１９で示すように、地上でまたは地上近くで付
けて、この高さ制御機構を上の放出機構と共にまとめてスイープできるようにし
てもよい。持ち上げまたは高さ制御機構
この高さ制御機構は、放出機構からボールが放出される高さを連続的に調整す
るための手段を提供し、それによって種々の高さをねらった多様な弾道ができて
、ネットからの多様な距離で多様な高さにボールを打つ競技者を模倣する。持ち
上げの範囲は、地上０．３ｍから２．７５ｍまでである。
この好ましい実施例では、この持ち上げ機構は、第６図に示すはさみ機構から
成る。
例として第５図に示す代替実施例では、この放出機構を持ち上げるために二つ
、
三つまたは四つのセグメントアームを使ってもよい。この機構を上げるために要
する力を最少にするため、ばねまたはガスを入れた支柱を使ってもよい。ボール弾道の視覚表示
この好ましい実施例の特徴によれば、実際の運動が、この装置の放出ヘッドに
よって見えるように行われ、それによって放出されるべきボールの方向、傾斜、
高さおよびサイドスピンを競技者に視覚表示できる。この特徴は、全練習期間ま
たはフルゲームを行うとき非常に重要である。ボール損傷防止
この発明の更なる局面によれば、回転円盤のリムの凹面ならびに表面材料およ
び肌理は、テニスボールをしっかりと安定してつかみ、このボールへの損傷を最
少にして、それを、所望の速度およびスピンで、放出まで加速するように設計さ
れ、ここで損傷とは、ボール表面の繊維の喪失で、ボールの”シェービング”ま
たは削り取りと定義される。この発明は、ボールの損傷を、他の機械またはプロ
の競技者が行うより実質的に少なく、最少にする。
この好ましい実施例では、この表面材料は、ポリウレタンのような、合成プラ
スチック材料で、表面は滑らかで模様付けが最少になっている。
代替実施例で、この表面材料は、ウレタン若しくは類似の特性の他の材料の誘導
体、例えば熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、エラストマー、若しくはアロイプラス
チック材料、反応性プラスチック材料または天然産塗料のどれでもよい。着地点制御および発射点模倣
この発明の装置の機械部品、駆動装置、および電子装置は、この装置を較正の
ためにコート上の所定の点に置くならば、ボール特性を非常に正確に制御し、ボ
ールを放出して所望の点から１５ｃｍ以内に着地させるための手段を提供する。
この装置の実際の位置に妨げられることなく、ボール特性、弾道および発射高さ
を調整して、所望の位置から来るショットを模擬する弾道を作ることによって、
種々の位置から来るボールでの練習を模倣することができる。
この好ましい実施例では、弾道と着地点を正確に設計し、調整するために二つ
の手段が利用できる：
（ａ） どのテニスコートにも付いている共通ラインを使って、ベースラインの
中央に正確に位置決めするためにこの機械のベースに付けたはっきりし
たしるし、並びに
（ｂ） 較正と調整。既知のショットを較正用に使うことができ、この較正ショ
ットは、反対側のベースラインの（１）中央、および（２）ベースライ
ンの右隅をねらった、最大サービス高さからの直線ショットである。す
るとこの機械は、所望する新しい位置の座標を指定することによって、
どの位置にもディジタルで調整できる。コート周りの独立の移動
この発明の更なる局面によれば、このボール発射装置は、コートの周りを独立
に移動できる。この特徴は、全ゲームの完全な視覚的模倣、並びにコート上の異
なる位置から打たれる種々のボール特性による競技者の訓練を可能にする。
この機械は、赤外線若しくは超音波トランシーバまたはその両者がこの機械と
コートの脇にあって、その位置を特定するセンサを備える。このシステムは、こ
の機械を所定の方向、例えばネットに直面する方向に向けるように調整するため
の必要な手段を提供する。電源
この発明の装置は、どの主電源にも接続でき、バックアップ用に再充電可能密
封鉛酸電池のような代替電源を備えてもよい。この電池は、太陽充電システムを
使って充電してもよく、代替手段としては、主電力線からの急速充電がある。マイクロプロセッサをベースにしたシステム
この発明の装置の動作は、全てマイクロプロセッサをベースにしたサブシステ
ムによって制御され、そのマイクロプロセッサは、電子基板に埋込まれている。
上記の電子基板は、電線で接続したパソコンによるか、リモコン装置からの指示
を受け、ショット特性を個々に決定し、並びにプログラムの調整および練習期間
の設計を特別注文に合わせるようにするための手段を提供する。
前もってプログラムし、特別注文に応じて作ったパラメータは、プロセッサのメ
モリに記憶して、（ａ）所望のボール特性の組合わせを作る、（ｂ）ゲームパタ
ーンを作る、（ｃ）ボールの放出前に安全対策を行う、（ｄ）ボール特性、ボー
ル特性の系列およびショットに対する競技者の反応の評価を記録、検索、表示お
よび／またはプリントすることができる。
この発明の装置を作動するために、異なる種類のプロセッサを使う種々の種類
の電子回路を使ってもよいことは理解されよう。それで、例えばＩ／Ｏラインの
数は、種々のモデルの特徴および性能によって異なってもよいし、一方外部メモ
リは、適当な駆動装置を備えたフロッピディスクまたはＣＭＯＳメモリカードを
使った多様な手段で実行してもよい。遠隔制御
この装置の遠隔制御システムは、マイクロプロセッサの遠隔コンソールとして
使われ、ユーザにショット特性の決定並びに特別注文に合わせたプログラムおよ
び前もって設計した練習期間の選択を可能にする。
この好ましい実施例では、上記パラメータを決定するために、通信プロトコル
を利用する。この好ましい実施例の他の局面によれば、このマンマシンインタフ
ェースが、この決定過程を単純化するためにメニュー方式のオプションを使用で
きるようにする。
この発明の更なる実施例によれば、この遠隔制御装置は、この装置からフィー
ドバック情報を受け、トランシーバとコンソールが一体で動作する遠隔表示端末
でデータを表示することができる。練習期間
この発明の装置の電子サブシステムは、多様な特性のショットの大きなデータ
ベースを記憶することができる。上記の予め記憶したショットは、どんな順序で
も連続的に、または繰り返し使って練習プログラムを作ることができる。ショッ
トは、所定のパターンに従って、競技者の要求するときに発射することも、逐次
発射することもできる。各ショットの間の経過時間は、前もって決めることも、
競技者が調整することも、もし競技者がそう望むならランダムに選択することも
できる。
上記電子サブシステムは、更に、新しい特別注文の練習期間を記憶し、既存の
期間を更新することができる。
期間は、迅速な検索または将来使用するために、プロセッサのメモリまたは外部
メモリに記憶することができる。ゲームの模擬
上記電子サブシステムは、多数のゲームのデータベースを記憶することができ
る。各ゲームは、実際のゲームを模擬しても、競技者の好みに合わせて設計して
もよい。この電子サブシステムは、新しいゲームを特別注文に合わせて作り、記
録すること、並びに外部メモリ装置によって提供される新しい更新したゲームを
利用することを可能にする。ゲームと練習期間のプリント
この装置の電子サブシステムは、更に、プリンタを介して、設計したまたは実
際のゲームと練習期間をプリントするための手段を提供する。この好ましい実施
例では、データは、各ショットのボール特性の形で提示される。記録とプリント
は、練習計画立案の支援のためにコーチが使ってもよい。リターンショットの評価、記録およびプリント
この発明の更なる局面によれば、コーチまたは競技者が、選択したショットを
各ショットに対する生徒の反応の評価と共に記録することができる。この好まし
い実施例では、コーチが彼の評価を”ａ”ないし”ｎ”の尺度で選択し、”ａ”
は優秀で、”ｎ”は悪い反応で、生徒のリターンの評価と共にボールの特性を記
録する。コーチと生徒は、次に、評価したショットをプリントし、それらを分析
し、それに応じて生徒の次の練習期間を計画することができる。 Ball launcher this invention Detailed Description of the Invention, the ball game, but especially about the tennis and racket games like badminton, but are not limited to, used of such games, for example in such a racket game A machine that can be used to assist the athlete in practicing strokes. Known tennis ball launchers operate by using a stream of pressurized air to compress and extrude the ball from a long tube, or by pushing the ball between a pair of high speed rotating wheels to Make it fire from the gap between the wheels. All such machines are equipped with means for adjusting the angle and direction of ball ejection, and wheel-type machines are capable of varying the angular velocity of the wheels in order to impart some spin to the ball in the vertical plane, resulting in , Which gives a pure topspin or underspin, but other ball characteristics used by the average tennis player, for example, the height at which the ball is launched, or various lateral spins or "at a controllable angle," There is no provision for characteristics such as "slices" that only top-class tennis players have mastered. The term "programmable" when used in connection with existing launchers means that prior art machines have no programming options other than manual adjustment of one or a limited number of parameters. Mislead. Other machines are capable of a "random" mode, but this machine is set by mechanical switches to randomly send a series of balls with various parameters. Some known machines claim to be programmable, but this is limited to a small number of pre-determined settings that are repeated and there is no provision for ball trajectory adjustment by the user. Known machines are provided with means for remote control operation, but they are a further drawback of the prior art machines, in that they do not allow full control over the entire range of ball characteristics, firing height and ball trajectory type. As such, tennis ball launchers suffer from the following shortcomings: (a) Not prepared for truly realistic ball service; (b) Not prepared for variable launch height; (c) Limited. The ball can only be fired with a range of characteristics and is not satisfactory for effective practice; and (d) the ball is severely damaged by a few shots. It is an object of the invention to provide a ball launcher which eliminates the drawbacks of known machines. The present invention thus provides mechanical and electronic devices and methods for controlling, adjusting and operating various types of launchers to be used in sports and recreational games such as tennis, badminton, volleyball and the like. . According to the present invention, a machine suitable for launching such a ball in the general direction of a player playing a game involving the use of the ball, having a recessed rim with a gap between them. A pair of substantially coplanar spaced rotatable discs adjacent to each other to form a; drive means for rotating these discs in opposite directions when in use; feeding a ball or the like into one end of the gap, In use, it is drawn through the gap by the adjacent rims of these rotating discs so that it can be ejected from the other end of this gap; and the horizontal and vertical positions of these discs are changed and ejected. Means for rotating these discs about an axis defining the direction of the ball, etc .; in combination with and used by the competitor in the vertical and horizontal planes of these rotating disc pairs By suitably adjusting the position of les, and by rotating these discs around the shaft, arranged machine is provided such that the desired ball characteristics. In a preferred embodiment of the invention, the operation of this machine is governed by a microprocessor-based system, which monitors this operation either by means of predetermined settings or by responding to the demands of the athlete. ,Control. The microprocessor can be pre-programmed to control some mechanical movements and utilize these movements to mimic an active player. The microprocessor operates the separate and combined movements of any of the above movements to adjust the machine to the required parameters for a single shot, as well as to the complete game pattern of various shot and ball characteristics. To enable. The machine of the present invention is capable of storing pre-programmed game patterns and customized characteristics as well as recording actual game patterns or shot characteristics. In this way, the full game is simulated in whole or in part. In the preferred embodiment, the player carries a remote control that allows all mechanical characteristics to be fully operational in the actual game situation. The machine of the present invention can provide the following ball characteristics in a preferred embodiment: (a) ball speed-controlled by adjusting the rotational speed of the disk; (b) ball spin (top spin or under spin). -Controlled by adjusting the relative rotational speed of the disk; (c) lateral spin or "slice" (swivel) -controlled by changing the orientation of the rotating disk radially with respect to the axis in the ball ejection direction; (d) firing Height-controlled by a height adjustment mechanism that positions the rotating disk at various ground heights; (e) sweep (horizontal angle) -controlled by adjusting the horizontal position of the rotating disk; and (f) tilt angle-of the rotating disk. Control by adjusting the vertical position. It will be appreciated that the ball trajectory can be controlled by controlling the properties listed above. So, for example, a curved trajectory is obtained by combining velocity and spin adjustment with lateral spin (swivel), sweep, and height positioning. To better understand the invention and show how it may be implemented, reference is made by way of example to the accompanying drawings. In these drawings, FIG. 1 is a right side view of the ball launcher, FIG. 2 is a rear view of the machine of FIG. 1, and FIG. 3 is a vertical cross-sectional view of the machine of FIG. FIG. 4 is a left side view of the machine of FIG. 1 in a partial cross section, and FIG. 5 is a left side view of the height adjusting mechanism for this machine at different positions a, b and c. FIG. 6 is a right side view of another height adjusting mechanism for this machine, showing different positions a, b and c, and FIG. 7 is a schematic view of a part of a tennis court. And FIG. 8 is a front view of the machine of FIG. 1 showing different positions A and B. Referring now to the drawings, FIGS. 1 and 2 show a preferred ball launcher according to the present invention having a pair of rotatable discs 1a, 1b with a gap 2 therebetween. The rims 15a and 15b of each disk are recessed (see FIG. 2). These discs 1a, 1b are mounted on a V-shaped support 7 attached to a yoke 6, which encloses a rotatable sleeve 8 in which a supply pipe 5 is fitted, through which a ball 4 is passed. It can be supplied to the ball 2 and discharged from it in the ball firing direction 3. The lateral angle (sweep) drive mechanism 9 can operate the sweep gear 12 so as to change the horizontal position of the discs 1a and 1b in relation to the sweep bearing 14, and the tilt drive mechanism 10 can rotate the disc gears 1a and 1b. It can be operated to change the vertical position. Similarly, the swivel (spin angle) drive mechanism 11 can operate the swivel gear 13 to change the orientation of the disks 1 a and 1 b with respect to the direction 3. This assembly is attached to a rotatable base 16 (see Figure 2). FIG. 3 shows individual electric motors 20 for driving these rotatable discs 1a, 1b, which can be operated at different speeds so as to control the spin of the ejected ball. FIG. 4 shows the casing 17 and the hopper 18, which has a grooved ball feed disc, which rotates in the hopper 18 for feeding a series of balls to the ball feed tube 5. One form of this ball launcher height adjustment mechanism is shown in FIG. 5, which includes two segment arms that can be adjusted to various heights, and examples of heights are shown in a, b and c. This arm may optionally be equipped with a swivel joint 19, which can be used to change the horizontal (lateral angle) position of the rotatable disks 1a, 1b. An alternative form of height adjustment mechanism is shown in FIG. 6, which includes an extendable scissor mechanism that can be adjusted to various heights, and examples of heights are shown in a, b and c. FIG. 7 shows a schematic depiction of a tennis court, showing the inclination angle α between the horizontal planes c, b and the ball direction a, and the planes a, b and a straight line c aiming at directly crossing this court. The horizontal angle β between is shown. FIG. 8 shows a front view of two discs 1a, 1b with a gap 2 between the recessed rims, these discs being mounted on a support 7 fixed to this rotatable base 16. There is. At position A, no side spin is applied to this tennis ball, but at position B this ball is released with side spin. Discharge Mechanism As shown in FIG. 1, the rotatable discs 1a, 1b are arranged on a double support 7 mounted on a rotating sleeve 8 surrounding the opening of the supply tube 5, which of the balls 4 to be discharged. It can rotate in unison about an orienting axis 3, while the position of the discs 1a, 1b determines the degree of side spin or "slice" transmitted to the ball. The relative angular velocities of the discs 1a, 1b can be varied to add top or underspin to the ball 4. Each of the disks 1a, 1b has a rim which is concave with respect to this ball, as indicated by 15a, 15b in FIG. The radius of the concave surface and the size of the gap 2 between the disks determine the range in which the characteristics of the ball can be changed. These disks 1a, 1b can be made, for example, with a radius of the recess of 50 mm and a gap 38 mm between the deepest surface points of the rims of the two disks. In the preferred embodiment, these rotary disks are mounted and driven directly on a fixed shaft, case rotating DC motor, as shown at 20 in FIG. In an alternative embodiment, two standard high speed DC motors drive either directly or with gear, chain or belt drives. The various speeds and spin strengths keep these disc recesses 15a, 15b within a radius range of 38 to 68 mm, while maintaining the ability to precisely mimic the ball characteristics produced by a human player. It can be carried out by making the gap within the range of 28 to 48 mm. Individual motor speeds are electronically controlled and speed and spin adjustments can be preset, programmable shots, or a combination of both. According to a further aspect of the invention, the motor speed is remotely controllable for custom setting of ball characteristics. Ball Supply Mechanism The ball supply mechanism shown in FIG. 4 includes a hopper 18 and a rotating disk (not shown). When this disk is rotated, the balls from the hopper are guided one at a time to the opening of the supply channel. The feed channel then redirects the ball through the outer envelope of the ball container (hopper) 18 and into the feed tube 5. The rotating disc of this preferred embodiment is driven by a stepping mechanism. A supply tube 5 is arranged in this ball-firing head and guides the ball in the direction of the gap 2 between the discs 1a, 1b, where it is drawn into said gap 2 and according to the input discharge data. Emitted from there. This rotating feed disc is positioned in a vertical position within the hopper 18 and as it rotates about its axis collects the balls and feeds them into the feed channel. In an alternative embodiment, this rotary feed disc is mounted horizontally on the base of the hopper. According to a further embodiment, this rotary feed disc is engraved with several grooves to guide the balls and avoid clogging of the balls. This ball is fed by gravity or by a small propulsion device into the ejection mechanism in the center of the gap 2 between the rotating discs 1a, 1b. Swivel or Spin Angle Mechanism This swivel mechanism provides a means for continuously adjusting the spin angle or "slice", which is the angle between the horizon and the spin axis. This adjustment of the spin angle may be applied to any side of the ball, such as might occur by a left-handed or right-handed player striking in the forehand or backhand at any height, direction, speed and degree of spin. The spin mode can also be imitated. A swivel range of 180 ° (90 ° on each side) is provided to allow for any type of side spin made by a real competitor. In this preferred embodiment, the swivel is carried out by adjusting the discs 1a, 1b, said disc being rotatable about an axis 3 shown in FIG. 1, which axis is between the rotating discs 1a, 1b. The discharge direction of this ball 4 passing through the center of the gap 2 is determined. The swivel (spin angle) range is 90 ° on each side. The rotary disks 1a and 1b are adjusted by attaching them to the double frame 7 protruding from the rotary sleeve 8. The rotary sleeve 8 is held inside the yoke 6 and is rotated to feed the supply pipe 5. Surround. The rotation is brought about by a swivel drive 11, which utilizes a stepping mechanism and a gear 13 to position the rotating discs 1a, 1b at an angle which may be preset, which is programmable and adjustable. It is possible. This drive mechanism is a worm wheel mechanism, which is attached to the rotary sleeve 8. FIG. 8 shows, by way of example, two different positions of this ejection means. In the drawing shown generally at A, the disk is in a vertical position, resulting in zero spin, whereas in the drawing shown entirely at B, the disk is rotated to take a diagonal position, which results in a controllable speed. Side spin is obtained. Side Spin Velocity Control Mechanism Choose one of the two rotating discs 1a, 1b to rotate at a higher relative velocity than the other, thereby combining with a +/- 90 ° swivel to mimic any type of side spin. You can The tilting mechanism tilting angle is defined as an angle α between the ball direction a and the horizontal plane bc, as shown in FIG. 7. This tilting mechanism provides a means for continuously adjusting the tilt angle, thereby allowing the trajectory to change for a given velocity and ejection height. It is understood that this inclination angle may be placed on a horizontal line as shown in FIG. 7 to make a look-up angle, or it may be placed below it to make a look-down angle. See. The angle is fully adjustable, programmable and can be preset on the machine. This tilt angle control can be controlled from the height of the service, including imitating the player hitting the ball from different heights at different distances from the net, as well as imitating the player hitting the ground. Enables the imitation of the entire range of shots to the ground. The range of tilt angle is from 15 ° down to 45 ° up. As shown in FIG. 1, the supply pipe 5 is mounted on a yoke 6 which is tilted in a vertical plane, which makes it possible to change this tilt angle. The tilt is provided by the tilt drive 10 utilizing a stepping mechanism that includes a gear wheel 13 with a worm wheel mounted on the yoke 6. Sweep or Lateral Angle Mechanism This sweep mechanism provides a means for continuously adjusting the horizontal angle at which the ball is ejected from the launcher. The lateral angle β shown in FIG. 7 is defined as the deviation of the direction of the ball from a vertical plane containing a straight line c aimed at directly traversing this court. It will be appreciated that the offset may be on the opposite side of line c. Controlling the horizontal angle allows for the creation of a variety of trajectories aimed at different positions on the court, thereby allowing for a targeted shot at any point across the width of the court between the baseline and the net. Allows imitation of the entire range. Due to the control mechanism described above, the device of the invention serves one or more competitors by means of a simple machine. The range of the sweep (lateral) angle is 45 ° to the left and 45 ° to the right. In the preferred embodiment, the launcher is driven by a sweep drive 9 using a stepping mechanism and gear 12 and is supported on a rotating base 16 that sweeps from right to left, as shown in FIG. In an alternative embodiment, the drive mechanism can be a motor, air or hydraulic system using a transmission, and mounted on or near the ground, as shown at 19 in FIG. 5, to provide the height control mechanism. May be swept together with the above release mechanism. Lifting or Height Control Mechanism This height control mechanism provides a means for continuously adjusting the height at which the ball is ejected from the ejection mechanism, thereby providing a variety of trajectories aimed at various heights. Mimicking a player striking the ball at various heights from various distances from the net. The range of lifting is from 0.3m to 2.75m above the ground. In the preferred embodiment, the lifting mechanism comprises a scissor mechanism shown in FIG. By way of example, in the alternative embodiment shown in FIG. 5, two, three or four segment arms may be used to lift this ejection mechanism. To minimize the force required to raise this mechanism, springs or gas struts may be used. Ball Ball Visual Indication According to a feature of this preferred embodiment, the actual movement is visibly performed by the ejection head of the device to thereby determine the direction, tilt, height and side spin of the ball to be ejected. Can be visually displayed to the athlete. This feature is very important during the entire practice period or when playing the full game. Ball Damage Prevention According to a further aspect of the present invention, the concave surface of the rotating disc rim and the surface material and texture hold the tennis ball firmly and stably, minimizing damage to this ball and reducing it to the desired value. It is designed to accelerate to ejection at a velocity and spin of, where damage is defined as the loss of fibers on the surface of the ball, the "shaving" or scraping of the ball. The present invention results in substantially less and less damage to the ball than would be done by other machines or professional players. In the preferred embodiment, the surface material is a synthetic plastic material, such as polyurethane, with a smooth surface and minimal texture. In alternative embodiments, the surface material is any derivative of urethane or other material of similar properties, such as thermoplastics, thermosets, elastomers, or alloy plastics materials, reactive plastics materials or naturally occurring paints. Good. Landing Point Control and Launch Point Mimicry The mechanical components, drives, and electronics of the device of this invention control ball characteristics very accurately if the device is placed at a predetermined point on the court for calibration. , Provides a means for ejecting the ball to land within 15 cm of the desired point. Practice with balls coming from different positions by adjusting the ball characteristics, trajectory and firing height to create a trajectory that simulates a shot coming from the desired position without being disturbed by the actual position of this device. Can be imitated. In this preferred embodiment, two means are available for precisely designing and adjusting the trajectory and landing points: (a) Using a common line attached to any tennis court, accurate to the center of the baseline. Clear indicia on the base of this machine for positioning to, and (b) Calibration and adjustment. A known shot can be used for calibration, which is a straight line from the maximum service height aimed at (1) the center of the opposite baseline and (2) the right corner of the baseline. It is a shot. The machine can then be digitally adjusted to any position by specifying the coordinates of the desired new position. Independent Movement Around the Court According to a further aspect of the invention, the ball launcher is independently movable around the court. This feature allows for a perfect visual imitation of the entire game, as well as training the player with different ball characteristics struck from different positions on the court. The machine has an infrared or ultrasonic transceiver or both beside the machine and the coat and has a sensor to locate it. This system provides the necessary means for adjusting the machine to orient it in a predetermined direction, eg, facing the net. Power Supply The device of the present invention can be connected to any mains power supply and may include an alternative power supply such as a rechargeable sealed lead acid battery for backup. The battery may be charged using a solar charging system, an alternative is fast charging from the mains line. Microprocessor-Based System The operation of the device of the present invention is controlled by a microprocessor-based subsystem, which is embedded in an electronic board. The above-mentioned electronic board is a means for individually determining shot characteristics by a personal computer connected by an electric wire or by receiving an instruction from a remote control device, and adjusting the program and designing a training period to a special order. I will provide a. Pre-programmed and customized parameters are stored in the processor's memory to (a) create a desired combination of ball characteristics, (b) create a game pattern, (c) prior to ball release. (D) Ball characteristics, a series of ball characteristics and an assessment of the player's response to the shot can be recorded, retrieved, displayed and / or printed. It will be appreciated that various types of electronic circuitry using different types of processors may be used to operate the apparatus of the present invention. So, for example, the number of I / O lines may differ according to the characteristics and performance of different models, while the external memory can be obtained by various means using a floppy disk or CMOS memory card with a suitable drive. You may execute. Remote Control The remote control system of this device is used as a remote console for a microprocessor, allowing the user to determine shot characteristics and select a customized program and a pre-designed practice period. In the preferred embodiment, a communication protocol is utilized to determine the above parameters. According to another aspect of the preferred embodiment, the man-machine interface allows the use of menu driven options to simplify the decision process. According to a further embodiment of the invention, the remote control device is capable of receiving feedback information from the device and displaying the data on a remote display terminal in which the transceiver and console operate in unison. Exercise Period The electronic subsystem of the device of the present invention can store a large database of shots of various characteristics. The above pre-stored shots can be used continuously or repeatedly in any order to create a practice program. Shots can be fired at the player's request or sequentially, according to a predetermined pattern. The time elapsed between each shot can be predetermined, adjusted by the competitor, or randomly selected if the competitor so desires. The electronic subsystem may also store new custom practice periods and update existing ones. The time period can be stored in the processor's memory or external memory for quick retrieval or future use. Game Simulation The electronic subsystem can store a database of numerous games. Each game may mimic an actual game or may be designed to suit the taste of the player. This electronic subsystem allows customized creation and recording of new games as well as utilization of new updated games provided by external memory devices. Print Game and Practice Period The electronic subsystem of this device further provides a means for printing the designed or actual game and practice period via the printer. In this preferred embodiment, the data is presented in the form of ball characteristics for each shot. Records and prints may be used by the coach to assist in planning the practice. Return Shot Evaluation, Recording and Printing According to a further aspect of the present invention, a coach or athlete may record selected shots along with an evaluation of the student's response to each shot. In this preferred embodiment, the coach selects his rating on a scale of "a" to "n", where "a" is excellent, "n" is a bad reaction, and the ball characteristics along with the student's return rating. Record. The coach and student can then print the evaluated shots, analyze them and plan the student's next practice period accordingly.