JPH08502156A

JPH08502156A - 通信システムから情報を要求できる選択呼出受信機およびその方法

Info

Publication number: JPH08502156A
Application number: JP6509089A
Authority: JP
Inventors: ジャスインスキ，レオン
Original assignee: Motorola Inc
Current assignee: Motorola Solutions Inc
Priority date: 1992-10-01
Filing date: 1993-09-17
Publication date: 1996-03-05
Anticipated expiration: 2013-09-17
Also published as: EP0663121A1; CN1046075C; US5555446A; AU4922893A; EP0663121A4; TW234799B; HU9500948D0; CA2146132C; CZ284419B6; RU2155457C2; AU666776B2; JP2797713B2; HUT71135A; CN1087458A; SK42895A3; WO1994008403A1; SG44554A1; CA2146132A1; MX9305999A; BR9307174A

Abstract

(57)【要約】通信システムは、複数の情報サービスに関する複数の情報ファイル内に情報を格納するためのメモリを具備する基地局を有する。受信機は、選択呼出受信機から、複数の情報ファイルの少なくとも１つ内の情報を要求する情報サービス要求を受信する。送信機は、少なくとも１つの情報サービス・ファイル内から要求された情報を選択呼出受信機に送信する。選択呼出受信機は、情報サービス要求を生成する発生器と、情報サービス要求を送信する送信機とを含む。選択呼出受信機は、情報サービス要求に応答して基地局から送信された情報を受信し、ディスプレイは受信された情報を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】通信システムから情報を要求できる選択呼出受信機およびその方法発明の分野本発明は、一般に、通信システムに関し、さらに詳しくは、通信システムにおいて情報を要求できる選択呼出受信機に関する。発明の背景一般に、ページング・システムに加入する選択呼出受信機は、ページング・システムから放送され、１つまたは選択呼出受信機のグループに宛てられたメッセージを受信できる。選択呼出受信機は、割り当てられた周波数を監視することにより、中央送信機からメッセージを受信できる。特定の選択呼出受信機に宛てられた各メッセージは、この選択呼出受信機のアドレスで符号化され、これはメッセージが中央送信機から送信されることを選択呼出受信機に通知する。一部の選択呼出受信機は、肯定応答（aknowledge-back）機能を有する、すなわち、選択呼出受信機は、自局のアドレスの受信を確定するため、あるいはメッセージを別の選択呼出受信機に再送出するため、短いメッセージを中央ページング・システムに送信することにより、中央ページング・システムからのアドレスの送信に応答できる。同様に、肯定応答ページング・システムは、肯定応答機能を有する１つの選択呼出受信機またはそのグループにメッセージを放送する中央局と、このメッセージの受信時に、好ましくはグループ内の選択呼出受信機に割り当てられる異なる周波数サブバンド上で中央局に肯定応答を送信する選択呼出受信機のグループとを含む。さらに、例えば、株式市場，スポーツ，気象およびニュース・レポートなど各種の情報サービスから多重受取（multi-recipient）メッセージまたは情報を受信できる選択呼出受信機もある。多重受取メッセージが送信されると、この多重受取メッセージは、多重受取メッセージにアクセスする権限があるページャによってのみ受信できる。従って、選択呼出受信機が多重受取メッセージにアクセスする権限を得ると、この選択呼出受信機は、ページャがオフでない限り、この種のメッセージを送信時に受信する。従って、選択呼出受信機は、ページング中央局が送信しているときにのみメッセージを受信し、きわめて長いメッセージを受信することに大量の時間を先費やすことがあり、それによりバッテリ寿命が短縮する。なぜならば、バッテリ節電機能は、選択呼出受信機が情報サービスから多重受取メッセージを受信しているときは機能停止されるためである。従って、複数の情報サービスに加入する便利で簡単な方法が必要とされる。発明の概要通信システムは、複数の情報サービスに関する複数の情報ファイル内に情報を格納するためのメモリを有する基地局によって構成される。受信機は、複数の情報ファイルの少なくと１つ内の情報を要求するため情報サービス要求を選択呼出受信機から受信する。送信機は、少なくとも１つの情報サービス・フアイル内から要求された情報を選択呼出受信機に送信する。選択呼出受信機は、情報サービス要求を生成するための発生器と、情報サービス要求を送信するための送信機とを含む。選択呼出受信機は、情報サービス要求に応答して基地局から送信された情報を受信し、ディスプレイは受信された情報を表示する。通信システムにおいて、情報を要求する方法は、（ａ）基地局において、複数の情報サービスに関する複数の情報ファイル内に情報を格納する段階；（ｂ）選択呼出受信機から、複数の情報ファイルの１つ内の情報に対する要求を受信する段階；（ｃ）少なくとも１つの情報サービス・ファイル内で要求された情報を、該情報を要求する選択呼出受信機に送信する段階；（ｄ）選択呼出受信機において、情報サービス要求を生成する段階；（ｅ）情報サービス要求を基地局に送信する段階（ｆ）選択呼出受信機によって要求された情報サービスに応答して、基地局から送信された情報を受信する段階；および（ｇ）受信された情報を表示する段階；によって構成される。図面の簡単な説明第１図は、本発明の好適な実施例による通信システムのブロック図である。第２図は、本発明の好適な実施例による複数の情報サービスの階層ツリー構造のブロック図である。第３図は、本発明の好適な実施例により情報が要求される情報サービスを指定する符号化されたコードワードを示す情報サービス要求である。第４図は、本発明の好適な実施例により情報を要求できる選択呼出受信機の電気ブロック図である。第５図は、第１図の基地局および第４図の選択呼出受信機において用いられるマイクロコンピュータの電気ブロック図である。第６図は、第１図の通信システムの動作を示すフロー図である。第７図は、第４図の選択呼出受信機の動作を示すフロー図である。好適な実施例の説明第１図において、本発明の好適な実施例による通信システムのブロック図を示す。基地局１００は、当業者に周知の情報を送受信できる無線周波数（ＲＦ）送信機／受信機１０６を含む。送信機／受信機１０６は、プロセッサ１０４に結合され、このプロセッサ１０４は、送信機／受信機１０６によって受信される情報サービス要求や他の情報を復号するためのデコーダ１１８を有する。メモリ１１６は、複数の情報サービス提供業者（または情報サービスまたは情報サービス・フアイル）１２０〜１３０に関する情報を格納する。複数の情報サービス提供業者１２０〜１３０は、好ましくは、電話インタフェース１２０に結合され、この電話インタフェースはプロセッサ１０４に結合される。プロセッサ１０４が複数の情報サービス１２０〜１３０から情報を受信すると、この情報はメモリに格納される。情報ファイルへのアクセスは、各選択呼出受信機が加入する情報サービスに固有の階層ツリー構造によって行われ、これについては以下で詳細に説明する。複数の情報サービス１２０〜１３０は、図示のように、電話インタフェース１２０を介してプロセッサ１０４に結合され、周期的に情報を受信して、メモリ１１６を更新する。選択呼出受信機２００は、図示のように、以下で詳細に説明する基地局１０に情報サービス要求を送信することにより、この選択呼出受信機が加入する選択された情報サービスから情報を要求できる。基地局１００は、情報サービス要求を受信すると、複数の情報サービス・ファイルの選択された情報サービスファイルから、または直接サービス提供業者１２０〜１３０から情報をアクセスする。第２図は、本発明の好適な実施例による複数の情報サービス提供業者の階層ツリー構造の図である。よって、基地局１００は、複数の情報サービス提供業者の少なくともサブセットに結合して示される。情報サービス提供業者の一部は、それぞれの情報サービス提供業者から周期的に受信される情報をメモリ１１６に格納するための対応する情報サービス・ファイルを有する。あるいは、複数の情報サービス提供業者は、基地局１００と複数の情報サービス提供業者との間で通信を行うため送信機および受信機（図示せず）に結合できることが当業者に理解される。情報サービス・フアイルは、各情報サービス提供業者から受信される最新の情報を格納する。この情報は、この情報サービスに加入する選択呼出受信機２００にとって容易にアクセス可能である。情報サービスに対するアクセスは、本発明の好適な実施例により４つのブロックで分類されるが、それ以外の数の分類も同様に適している。４レベルの分類を用いることにより、各４つの情報サービスは、情報サービス要求における２ビットを符号化することにより、例えば、通信を「００」，情報を「０１」，サービスを「１０」およびその他を「１１」と符号化することによりアクセスできる。さらに第３図において、本発明の好適な実施例による符号化された情報サービス要求３００を示す。図示のため、もし選択呼出受信機２００のユーザが「私有株（ＭＹＳＴＯＣＫ）」からの情報を要求している場合（ここで第２図は、要求側の選択呼出受信機２００の加入リストを示す）、ユーザは、適切なスイッチを選択することにより、「情報（ＩＮＦＯＲＭＡＴＩＯＮ）」（第２図）を選択し、これは情報サービス要求位置１において「０１」を符号化する。さらに「金融（ＦＩＮＡＮＣＥ）」の選択は、情報要求位置２において「１１」を符号化する。次に、第２図において太い矢印によって示されるように、「国内（ＤＯＭＥＳＴＩＣ）」，「株式市場（ＳＴＯＣＫＭＡＲＫＥＴ）」，「ＮＹＳＥ」そして最後に「私有株（ＭＹＳＴＯＣＫ）」を選択することにより、情報サービス要求は一連のビット「０１１１１００１１０００」位置１〜６で符号化される。次に、情報サービス要求３００は、選択呼出受信機２００のアドレスで符号化され、このアドレスから、基地局１００は、選択呼出受信機２００が選択された情報サービスにアクセスできるかどうかを調ベ、もしアクセスできる場合、基地局１００は要求された情報を検索する。同様な階層ツリー・アクセス情報は、情報サービスと各選択呼出受信機によってアクセス可能な情報へのアクセスとを識別する各選択呼出受信機について、基地局のメモリに格納される。各選択呼出受信機２００は異なる情報サービスに加入できるので、各選択呼出受信機は、自局の階層ツリー構造において異なる情報サービスを有することができることが当業者に理解される。よって、選択呼出受信機２００の加入リストは、情報を要求側の選択呼出受信機２００に返送するため、情報サービス要求３００のアドレスを用いる基地局のメモリ１１６に格納される。このように、各選択呼出受信機は、情報が必要な情報サービスにのみ加入し、基地局は、各選択呼出受信機に割り当てられるアドレスによって決定される、各選択呼出受信機にとって利用可能な情報サービスのリストを格納する。さらに、各選択呼出受信機が加入する情報サービスの各サブセットを階層ツリー構造で整理することにより、情報サービス要求はＮビットで符号化され、これは２^N個の情報サービス提供業者にアクセス情報を提供する。第４図は、本発明の好適な実施例による選択呼出受信機の電気ブロック図である。選択呼出受信機２００は、送信された無線周波数（ＲＦ）信号を受信するアンテナによって構成され、このＲＦ信号は受信機２０４の入力に結合される。ＲＦ信号は好ましくは選択呼出（ページング）メッセージ信号であり、受信機アドレスと数字または英数字メッセージなどの関連メッセージとを与える。ただし、トーン専用（tone-only）信号方式またはトーンおよび音声信号方式など他の周知のページング信号フォーマットも用いるのに適している。受信機２０４は、ＲＦ信号を処理して、復調されたアドレスおよびメッセージ情報を表すデータ・ストリームを出力において生成する。復調されたアドレスおよびメッセージ情報は、当技術分野で周知の方法で情報を処理するデコーダ／コントローラ２０６の入力に結合される。デコーダ／コントローラ２０６に結合される電源スイッチ２１０は、受信機２０４に対する電源を制御するために用いられ、それにより選択呼出受信機で用いるために周知なようにバッテリ節電機能を行う。また、電源スイッチ２１０は、情報サービス要求３００（第３図）を基地局１００に送信する送信機２１２にも電源を供給する。この図面に限り、当技術分野で周知のＰＯＣＳＡＧ信号フォーマットを用いることが想定されるが、他の信号フォーマットも利用できる。デコーダ／コントローラ２０６によってアドレスが受信されると、受信されたアドレスはコード・プラグ（またはコード・メモリ）２２２に格納された１つまたはそれ以上のアドレスと比較され、一致が検出されると、アラート信号が生成され、選択呼出メッセージまたはページが受信されたことをユーザに報知する。このアラート信号は、可聴アラートを生成するための可聴報知器２１４または無音振動アラートを生成するための触覚報知器２１６に送られる。スイッチ類２００により、選択呼出受信機のユーザは、当技術分野で周知なように可聴報知２１４と触覚報知２１６との間で選択できる。その後受信されるメッセージ情報はメモリ（図示せず）に格納され、リセット，読出，削除などの追加機能を提供する１つまたはそれ以上のスイッチ類２２０を用いて、ユーザによってアクセスして、表示できる。特に、スイッチ類２２０によって提供される適切な機能を利用して、格納されたメッセージをメモリから取り出し、デコーダ／コントローラ２０６によって処理して、ディスプレイ２０８で表示して、ユーザがメッセージを見ることを可能にする。特に、スイッチ類２２０は、加入者リストに含まれる情報サービス提供業者の選択するスイッチや、上記のように情報サービス要求３００を符号化するためのスイッチを含む。また、スイッチ類２２０は、好適な実施例により情報サービス要求３００を基地局１００に送信するための送信スイッチ（図示せず）を含む。このように、ユーザは、スイッチ類２２０のうち適切なスイッチを選択することにより、情報サービス要求３００を符号化し、この要求は、スイッチ類２２０のうち送信スイッチ（図示せず）を押すことにより送信される。第４図のコントローラ／デコーダ２０６は、第５図に示すようなマイクロコントローラを利用して構築できる。第５図は、第４図の選択呼出受信機または第１図のプロセッサにおいて用いるのに適したマイクロコンピュータ方式のデコーダ／コントローラの電気ブロック図である。図示のように、マイクロコンピュータ２０６は、好ましくはMotorola Inc.社製のMC68HC05マイクロコンピユータであり、オンボード・ディスプレイ・ドライバ５１４を含む。マイクロコンピュータ２０６は、マイクロコンピユータ２０６の動作で用いられるタイミング信号を生成する発振器５１８を含む。水晶または水晶発振器（図示せず）は、発振器５１８の入力に結合され、マイクロコンピュータ・タイミングを確立するための基準信号を与える。タイマ／カウンタ５０２は発振器５１８に結合し、受信機またはプロセッサの動作を制御するために用いられるプログラム可能なタイミング機能を与える。ＲＡＭ（ランダム・アクセス・メモリ）５０４は、処理中に導出される変数を格納するため、ならびに選択呼出受信機としての動作中に受信されるメッセージ情報を格納するために用いられる。ＲＯＭ（読み出し専用メモリ）５０６は、当業者に周知なように、受信機またはプロセッサの動作を制御するサブルーチンを格納する。多くのマイクロコンピュータ構成では、プログラマブルＲＯＭ（ＰＲＯＭ）メモリ領域は、ＥＥＰＲＯＭ（electrically erasable programmable read onlymemory）によって提供できる。発振器５１８，タイマ／カウンタ５０２，ＲＡＭ５０８およびＲＯＭ５０６は、アドレス／データ／制御バス５０８を介して中央処理ユニット（ＣＰＵ）５１０に結合され、このＣＰＵ５１０は命令を実行し、マイクロコンピュータ２０６の動作を制御する。受信機によって生成された復調データは、入力／出力（Ｉ／Ｏ）ポート５１２を介してマイクロコンピュータ２０６に結合される。復調データはＣＰＵ５１０によって処理され、受信アドレスがＩ／Ｏポート５１３を介してマイクロコンピュータに結合するコード・プラグ・メモリと同じ場合には、メッセージは受信され、ＲＡＭ５０４に格納される。格納済みメッセージの復元および所定の宛先アドレスの選択は、Ｉ／Ｏポート５１２に結合されるスイッチによって行われる。次に、マイクロコンピュータは格納済みメッセージを復元し、データ・バス５０８上でこの情報をディスプレイ・ドライバ５１４に送り、ディスプレイ・ドライバ５１４は情報を処理して、ＬＣＤ（液晶ディスプレイ）などのディスプレイで表示するために情報をフォーマットする。選択呼出受信機アドレスが受信されるのと同時に、アラート信号が生成され、このアラート信号はデータ・バス５０８を介してアラート発生器５１６７に送られ、アラート発生器５１６はアラート信号を生成し、アラート信号は上で説明した可聴報知器に結合される。あるいは、前述のようにバイブレータ・アラートが選択された場合には、マイクロコンピュータはアラート・イネーブル信号を生成し、この信号はデータ・バス５０８を介してＩ／Ｏポート５１３に結合され、振動または無音アラートの生成を可能にする。バッテリ節電動作は、バッテリ節電信号でＣＰＵ５１０によって制御され、バッテリ節電信号は、電源スイッチに結合するＩ／Ｏポート５１２にデータ・バス５０８を介して送られる。電源は受信機に周期的に供給され、受信された選択呼出受信機アドレス信号および受信機または送信機に宛てられた任意のメッセージ情報の復号を可能にする。第６図は、第１図の通信システムの動作を示すフロー図である。動作的には、基地局１００は、電源投入（ステップ６００）後に、ステップ６０２において情報を受信するのを待つ。本発明の好適な実施例により、受信された情報は、選択呼出受信機２００からの情報サービス要求か、基地局に結合された任意の複数の情報サービス提供業者または情報サービスのいずれかによって構成される。ステップ６０４は、受信された情報が情報サービス要求かどうかを調べる。情報サービス要求でないと判断された場合、ステップ６０６において、受信情報はこの種のサービス情報用に割り当てられた情報サービス・ファイルに格納される。しかし、受信情報が情報サービス要求である場合には、ステップ６０８において、基地局のプロセッサは、情報を要求する選択呼出受信機のアドレスを復号し、ステップ６１０において、情報サービス要求を復号して、好適な実施例の階層ツリー構造に基づいて情報が要求される情報ファイルを決定する。ステップ６１２において、プロセッサは、この選択呼出受信機が要求された情報サービスに対してアクセスを有するかどうかを調べる。選択呼出受信機が要求された情報に対してアクセスがない場合、ステップ６１４において、基地局はそれ以上の処理を中止する。アクセスがある場合、すなわち、選択呼出受信機がこの選択呼出受信機が加入する情報サービスから情報を要求した場合、ステップ６１６において、要求された情報がメモリにおいて複数の情報サービス・フアイルの１つに格納されているかどうかを基地局は調べる。格納されていない場合、ステップ６１８において、基地局は、モデムまたは当技術分野で周知の他の適切な送信手段を介して要求を送出する。このような要求には、救助要求（request for help）、例えば、医療または警察サービスなどの要求が含まれる。ステップ６１６において、要求された情報が複数の情報ファイルの１つに格納されている場合には、ステップ６２０において、要求情報は検索され、その後送信するために周知の方法によって符号化される。次に、ステップ６２２において、情報は通信チャネルを介して第１データ・レートで選択呼出受信機に送信される。周知なように、選択呼出受信機に送信される情報は、基地局で利用可能な高パワー送信機のため、例えば３２ｋｂｐｓ，６４ｋｂｐｓなどの広バンド・チャネルにおいて高データ・レートで好ましくは送信される。さらに第７図において、第４図の選択呼出受信機の動作のフロー図を示す。動作的には、選択呼出受信機のユーザが加入した複数の情報サービスの任意のサブセットに関する情報を希望する場合、ユーザは、電源投入（ステップ７００）の次に、ステップ７０２において、第４図で説明したようにスイッチを押して、所望の情報サービスから情報を要求するために情報サービス要求を符号化する。情報サービス要求は、ステップ７０４において、選択された情報サービスを指定するため階層ツリー構造に基づいて符号化される。次に、ステップ７０６において、符号化された情報サービス要求は、選択呼出受信機のアドレスと合成され、ステップ７０８において、基地局に送信される。このように、情報サービスを指定するため階層ツリー構造で符号化される情報により、選択呼出受信機は、情報サービス要求における最小限のビット数で、複数の情報サービスまたは情報サービス提供業者にアクセスできる。また、選択呼出受信機は低電力装置であるため、例えば、５０ｂｐｓまたは１００ｂｐｓの低いデータ・レートを有する狭バンド・チャネルに送信が制限される場合に、情報サービス要求を送信するために低い電力しか消費しないので、最小限のビット数を用いることは有利である。さらに、情報サービス要求が送信された後、ステップ７１０において、選択呼出受信機は要求された情報を待つ。選択呼出受信機が自局のアドレスを検出すると、ステップ７１２において、基地局を介して情報サービス提供業者に要求した情報を受信する。従って、選択呼出受信機は、階層ツリー構想において最小限のビット数で決定されるアクセスを有する複数の情報サービス提供業者に加入することができ、それにより選択呼出受信機のユーザは、選択呼出受信機が加入している任意の情報サービス提供業者から情報を要求するために、情報サービス要求を容易に符号化できる。さらに、選択呼出受信機は要求されたときにのみ情報を受信するので、選択呼出受信機は、多くの異なる情報サービスに対してアクセスでき、そのための指定されたアクセス・コードは、階層ツリー構造を介して符号化することにより最小限に抑えられる。このように、情報が選択呼出受信機のユーザによって要求されたかどうかに関係なく、選択呼出受信機には利用可能となる情報が殺到しない。従って、選択呼出受信機はそのバッテリ節電機能を維持でき、それにより必要なバッテリ寿命を維持または改善できる。以上、本発明の好適な実施例は、基地局と複数の選択呼出受信機とによって構成される通信システムを含む。基地局は、複数の情報サービス提供業者に結合された複数の情報ファイルを有する。情報および情報サービス要求を処理するマイクロコンピュータは、選択呼出受信機からの情報サービス要求を復号する。好ましくはマイクロコンピュータに含まれるメモリは、各複数の選択呼出受信機ごとに、複数の情報サービス提供業者の少なくともサブセットへの加入に関するアクセス情報を格納する。基地局は、複数の選択呼出受信機から情報サービス要求を受信し、かつ複数の情報サービス提供業者から情報を受信する受信機を有する。情報サービス提供業者からの情報は、その情報サービス提供業者からの情報を基地局内に格納するために指定されたそれぞれの情報サービス・ファイルに格納される。マイクロコントローラに結合された送信機は、情報を要求する選択呼出受信機に情報を送信する。複数のサービス提供業者の少なくともサブセットに加入する各選択呼出受信機は、情報サービス提供業者のサブセットの１つからデータを要求できる。選択呼出受信機は、情報が要求される情報サービス提供業者を指示するために符号化された情報サービス要求を、無線通信チャネルを介して低いデータ・レートで送信する送信機を含む。送信機に結合されたマイクロコンピュータは、情報サービス要求を処理して、データ情報が要求される情報サービス提供業者のサブセットから情報サービス提供業者を識別するため、情報サービス要求をコードワードで符号化する。コードワードは、情報サービス提供業者を識別するため、フレーム単位で整理された複数のビットからなり、選択呼出受信機が加入する情報サービス提供業者のサブセットに対するアクセスは、各基地局内で階層ツリー構造で整理される。好ましくは、コードワードは、階層ツリー構造においてＮ個のレベルを表すＮビットで符号化され、２^Nは、２ ×Ｎビットで符号化されたコードワードを有する選択呼出受信機によってアクセスできる情報サービス提供業者の数を表す。基地局は、コードワードを受信すると、階層ツリー構造を表す複数のビットを復号して、選択呼出受信機によって情報が要求される情報サービス提供業者を決定することにより、情報サービス提供業者を識別する。マイクロコンピュータに結合された受信機は、情報サービス要求を送信するために用いられるデータ・レートよりも実質的に高いデータ・レートで、基地局を介して情報サービス提供業者から情報を受信する。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＵ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＫ，ＵＡ，ＶＮ

Claims

【特許請求の範囲】１．基地局であって：複数の情報サービスに関する複数の情報ファイル内に情報を格納する手段；選択呼出受信機から、前記複数の情報ファイルの少なくとも１つ内の情報を要求するため情報サービス要求を受信する手段；および前記少なくとも１つの情報サービス・フアイル内から要求された情報を前記選択呼出受信機に送信する手段；を含む基地局と；前記選択呼出受信機であって：前記情報サービス要求を生成する手段；前記情報サービス要求を送信する手段；前記情報サービス要求に応答して前記基地局から送信される情報を受信する手段；および受信された情報を表示する手段；を含む前記基地局と；によって構成されることを特徴とする通信システム。２．前記基地局は、前記複数の情報ファイルに情報を提供できる複数の情報サービス提供業者に結合され、前記複数の情報サービス提供業者は、前記複数の情報ファイルに格納された各情報を周期的に更新することを特徴とする請求項１記載の通信システム。３．前記選択呼出受信機の前記生成する手段は、前記情報ファイルを識別するため一連のビットを有するコードワードで前記情報サービス要求を生成し、要求されたサービス情報の識別は、階層ツリー構造で整理されることを特徴とする請求項１記載の通信システム。４．情報サービス要求を生成できる選択呼出受信機であって：前記情報サービス要求を生成する手段；複数の情報サービスに結合された基地局から情報を要求する前記情報サービス要求を第１周波数上で送信する手段；前記情報サービス要求に応答して、第２周波数上で前記基地局から送信された情報を受信する手段；および受信された情報を表示する手段；によって構成されることを特徴とする選択呼出受信機。５．前記生成する手段は、情報サービス・フアイルを識別するため一連のビットを有するコードワードで前記情報サービス要求を生成し、前記情報サービス要求の識別は、階層ツリー構造で整理されることを特徴とする請求項４記載の選択呼出受信機。６．前記コードワードは、前記階層ツリー構造のＮ個のレベルに相当するＮビット数で符号化され、２^Nビットは、２Ｎビット・コードワードで前記情報サービス要求を送信する前記選択呼出受信機によってアクセスできる情報サービス・ファイルの数を表すことを特徴とする請求項４記載の選択呼出受信機。７．前記情報サービス提供業者を選択するために情報を入力する入力手段をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項４記載の選択呼出受信機。８．通信システムにおいて、情報を要求する方法であって：（ａ）基地局において、複数の情報サービスに関する複数の情報ファイル内に情報を格納する段階；（ｂ）選択呼出受信機から、前記複数の情報フアイルの１つ内の情報に対する要求を受信する段階；（ｃ）前記少なくとも１つの情報サービス・フアイル内で要求された情報を、該情報を要求する前記選択呼出受信機に送信する段階；（ｄ）前記選択呼出受信機において、前記情報サービス要求を生成する段階；（ｅ）前記情報サービス要求を前記基地局に送信する段階；（ｆ）前記選択呼出受信機よる前記情報サービス要求に応答して、前記基地局から送信された情報を受信する段階；および（ｇ）受信された情報を表示する段階；によって構成されることを特徴とする方法。９．基地局と；複数の選択呼出受信機と；によって構成され、前記基地局は複数の情報サービス提供業者に結合された複数の情報フアイルを有する、通信システムにおいて、前記基地局は：情報および情報サービス要求を処理する処理手段であって、前記情報サービス要求を復号する復号手段をさらに含む処理手段；前記処理手段に結合され、各複数の携帯無線装置ごとに、前記複数の情報サービス提供業者の少なくともサブセットへの加入に関するアクセス情報を格納するメモリ手段；前記複数の選択呼出受信機から情報サービス要求を受信し、かつ前記複数の情報サービス提供業者から情報を受信する基地局受信手段；前記処理手段に結合され、情報を要求する前記選択呼出受信機に情報を送信する基地局送信手段；によって構成され、各選択呼出受信機は、前記複数の情報サービス提供業者の少なくともサブセットに加入し、各選択呼出受信機は、情報サービス提供業者のサブセットの１つからデータを要求でき、各選択呼出受信機は：情報が要求される情報サービス提供業者を示す情報サービス要求を、無線通信チャネルを介して第１データ・レートで前記基地局に送信する携帯送信手段；前記携帯送信手段に結合され、前記情報サービス要求を処理する携帯処理手段であって、データ情報が要求される情報サービス提供業者の前記サブセットから情報サービス提供業者を識別するため、前記情報サービス要求をコードワードで符号化する符号化手段を含み、前記コードワードは、情報サービス提供業者を識別するためフレーム単位で整理された複数のビットからなり、前記選択呼出受信機が加入する情報サービス提供業者の前記サブセットへのアクセスは、基地局内で階層ツリー構造で整理され、前記基地局により前記コードワードが受信されると、前記基地局は、前記階層ツリー構造を示す複数のビットを復号して、前記選択呼出受信機によって情報が要求される情報サービス提供業者を決定することにより、情報サービス提供業者を識別する携帯処理手段；および前記処理手段に結合され、前記第１データ・レートよりも実質的に高い第２データ・レートで、前記基地局を介して前記情報サービス提供業者から情報を受信する携帯受信手段；によって構成されることを特徴とする通信システム。１０．外部基地局に結合された複数の情報サービス提供業者の少なくともサブセットに加入する選択呼出受信機であって：情報が要求される情報サービス提供業者を示す情報サービス要求を前記外部基地局に送信する送信手段であって、前記情報サービス要求は、無線通信チャネルを介して第１データ・レートで送信される送信手段；前記送信手段に結合され、前記情報サービス要求を処理する処理手段であって、前記処理手段は、情報が要求される情報サービス提供業者の前記サブセットから情報サービス提供業者を識別するコードワードで前記情報サービス要求を符号化する符号化手段をさらに含み、前記コードワードは、前記情報サービス提供業者を識別するためフレーム単位で整理された複数のビットからなり、前記選択呼出受信機が加入する情報サービス提供業者の前記サブセットに対するアクセスは、階層ツリー構造で整理される処理手段；および前記処理手段に結合され、前記第１データ・レートよりも実質的に高いデータ・レートで、前記外部基地局を介して前記情報サービス提供業者から情報を受信する受信手段；によって構成されることを特徴とする選択呼出受信機。