JPH0833857B2 - システム間デ−タベ−ス共用システムジヤ−ナルマ−ジ方式 - Google Patents
システム間デ−タベ−ス共用システムジヤ−ナルマ−ジ方式Info
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- JPH0833857B2 JPH0833857B2 JP62033279A JP3327987A JPH0833857B2 JP H0833857 B2 JPH0833857 B2 JP H0833857B2 JP 62033279 A JP62033279 A JP 62033279A JP 3327987 A JP3327987 A JP 3327987A JP H0833857 B2 JPH0833857 B2 JP H0833857B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数のデータ処理装置が共用のデータ資源
をアクセスするコンピュータシステムに係り、複数のデ
ータ処理装置上で分散取得しているジャーナルのマージ
方式に関する。
をアクセスするコンピュータシステムに係り、複数のデ
ータ処理装置上で分散取得しているジャーナルのマージ
方式に関する。
複数のデータ処理装置で共用データ資源をアクセス
し、ジャーナルをマージする方式として、特開昭59−85
554号公報に示されるようにジャーナルをマージするた
めに特別な制御装置をデータ処理装置とは別途設ける方
式がある。この方式は、別途設けたファイル管理装置
が、ジャーナルファイル装置の書込みブロックアドレス
を順次付与することにより、複数のデータ処理装置で取
得するジャーナルを時系列に格納する方式である。
し、ジャーナルをマージする方式として、特開昭59−85
554号公報に示されるようにジャーナルをマージするた
めに特別な制御装置をデータ処理装置とは別途設ける方
式がある。この方式は、別途設けたファイル管理装置
が、ジャーナルファイル装置の書込みブロックアドレス
を順次付与することにより、複数のデータ処理装置で取
得するジャーナルを時系列に格納する方式である。
上記従来技術は、複数のデータ処理装置で発生するジ
ャーナルを、１つの装置に集中管理させることによりジ
ャーナルをマージする方式であり、特別な装置を必要す
るという問題があった。
ャーナルを、１つの装置に集中管理させることによりジ
ャーナルをマージする方式であり、特別な装置を必要す
るという問題があった。
本発明の目的は、特別な装置を必要とせず、システム
間データベース共用環境における、複数のデータ処理装
置で取得したジャーナルに、マージするためのキーを付
与し、ジャーナルマージを可能とすることにある。
間データベース共用環境における、複数のデータ処理装
置で取得したジャーナルに、マージするためのキーを付
与し、ジャーナルマージを可能とすることにある。
上記目的は、上記各々のサブシステムの開始・再開始
・終了・異常終了時にロックマネジャがカウントアップ
するダウン／リスタートカウンタと、上記各々のサブシ
ステムがカウントアップするトランザクション終了カウ
ンタを、排他制御情報とともにシステムを構成する全て
のデータ処理装置上の各サブシステムに転送し、各サブ
システムのトランザクション終了時に取得するトランザ
クション終了ジャーナル内に格納して取得し、上記取得
された各サブシステムごとのジャーナルを、各々のサブ
システム対応に比較することにより達成される。
・終了・異常終了時にロックマネジャがカウントアップ
するダウン／リスタートカウンタと、上記各々のサブシ
ステムがカウントアップするトランザクション終了カウ
ンタを、排他制御情報とともにシステムを構成する全て
のデータ処理装置上の各サブシステムに転送し、各サブ
システムのトランザクション終了時に取得するトランザ
クション終了ジャーナル内に格納して取得し、上記取得
された各サブシステムごとのジャーナルを、各々のサブ
システム対応に比較することにより達成される。
上記データ処理装置上のロックマネジャは、上記デー
タ処理装置上の各サブシステムの開始，再開始，終了，
異常終了時に各サブシステム対応のダウン／リスタート
カウンタをカウントアップし、システムの動作状況を記
録するファイル装置に記録する。上記データ処理装置上
の各サブシステムは、トランザクションと呼ぶ単位で処
理を実行し、トランザクション終了時にトランザクショ
ンの終了順序が識別できるトランザクション終了カウン
タをカウントアップし、トランザクション終了ジャーナ
ルをジャーナルファイル装置に記録する。上記トランザ
クションは、共用データ資源をアクセスする場合、ロッ
クマネジャにロック要求を行ないデータ資源のロックを
獲得して共用データファイル装置よりデータ資源を読み
込む。その後上記トランザクションはデータファイルの
更新履歴であるファイルジャーナルとトランザクション
終了ジャーナルを取得しデータファイル装置に更新後情
報を書き込み、ロックマネジャにデータ資源のアンロッ
ク要求を行い、ロックの解放を行ってトランザクション
を終了する。上記トランザクションは、共用データファ
イルを更新する場合、ロックマネジャより獲得したロッ
クを、トランザクション終了時まで解放しない。上記ト
ランザクションは、トランザクション終了ジャーナルを
取得する時、自サブシステムのトランザクション終了カ
ウンタをロックマネジャに報告するとともに、システム
全てのサブシステムの最新のトランザクション終了カウ
ンタとダウン／リスタートカウンタをロックマネジャよ
り得てトランザクション終了ジャーナル内に格納する。
上記ロックマネジャは、サブシステムより得たトランザ
クション終了カウンタと、ダウン／リスタートカウンタ
を、排他制御情報とともに、上記複数のデータ処理装置
上に送信する。トランザクション終了カウンタとダウン
／リスタートカウンタの送信は、排他制御情報の送信直
前に、当該データ処理装置が保有している全サブシステ
ムの情報を送り、受信時は排他制御の処理を行う前に、
受信したトランザクション終了カウンタ及びダウン／リ
スタートカウンタと、受信したデータ処理装置が保有し
ているトランザクション終了カウンタ及びダウン／リス
タートカウンタを各サブシステム対応にカウンタのラッ
プアランドを考慮して比較し、受信したトランザクショ
ン終了カウンタ及びダウン／リスタートカウンタが大き
い場合のみ、受信したデータ処理装置が保有しているト
ランザクション終了カウンタ及びダウン／リスタートカ
ウンタを更新し、その後、排他制御の処理を行う。上記
手順により各サブシステムごとに取得したジャーナル
は、同一共用データファイル装置の同一共用データ資源
をアクセスした場合、各サブシステムのトランザクショ
ン終了ジャーナル内のジャーナルマージキーに大小関係
が発生し、順序性が識別でき、上記目的が達成できる。
タ処理装置上の各サブシステムの開始，再開始，終了，
異常終了時に各サブシステム対応のダウン／リスタート
カウンタをカウントアップし、システムの動作状況を記
録するファイル装置に記録する。上記データ処理装置上
の各サブシステムは、トランザクションと呼ぶ単位で処
理を実行し、トランザクション終了時にトランザクショ
ンの終了順序が識別できるトランザクション終了カウン
タをカウントアップし、トランザクション終了ジャーナ
ルをジャーナルファイル装置に記録する。上記トランザ
クションは、共用データ資源をアクセスする場合、ロッ
クマネジャにロック要求を行ないデータ資源のロックを
獲得して共用データファイル装置よりデータ資源を読み
込む。その後上記トランザクションはデータファイルの
更新履歴であるファイルジャーナルとトランザクション
終了ジャーナルを取得しデータファイル装置に更新後情
報を書き込み、ロックマネジャにデータ資源のアンロッ
ク要求を行い、ロックの解放を行ってトランザクション
を終了する。上記トランザクションは、共用データファ
イルを更新する場合、ロックマネジャより獲得したロッ
クを、トランザクション終了時まで解放しない。上記ト
ランザクションは、トランザクション終了ジャーナルを
取得する時、自サブシステムのトランザクション終了カ
ウンタをロックマネジャに報告するとともに、システム
全てのサブシステムの最新のトランザクション終了カウ
ンタとダウン／リスタートカウンタをロックマネジャよ
り得てトランザクション終了ジャーナル内に格納する。
上記ロックマネジャは、サブシステムより得たトランザ
クション終了カウンタと、ダウン／リスタートカウンタ
を、排他制御情報とともに、上記複数のデータ処理装置
上に送信する。トランザクション終了カウンタとダウン
／リスタートカウンタの送信は、排他制御情報の送信直
前に、当該データ処理装置が保有している全サブシステ
ムの情報を送り、受信時は排他制御の処理を行う前に、
受信したトランザクション終了カウンタ及びダウン／リ
スタートカウンタと、受信したデータ処理装置が保有し
ているトランザクション終了カウンタ及びダウン／リス
タートカウンタを各サブシステム対応にカウンタのラッ
プアランドを考慮して比較し、受信したトランザクショ
ン終了カウンタ及びダウン／リスタートカウンタが大き
い場合のみ、受信したデータ処理装置が保有しているト
ランザクション終了カウンタ及びダウン／リスタートカ
ウンタを更新し、その後、排他制御の処理を行う。上記
手順により各サブシステムごとに取得したジャーナル
は、同一共用データファイル装置の同一共用データ資源
をアクセスした場合、各サブシステムのトランザクショ
ン終了ジャーナル内のジャーナルマージキーに大小関係
が発生し、順序性が識別でき、上記目的が達成できる。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第２図は、本発明が適用される典型的なコンピュータ
システムのブロック図である。第２図では、３台のデー
タ処理装置1,2,3上で動作する３個のサブシステム31〜3
3が、ファイル装置61〜66を共用してアクセスする例を
示してある。データ処理装置（以下、ホストまたはホス
トコンピュータと呼ぶ）は、通信装置４を介して相互接
続されている。各ホストコンピュータは、１つのオペレ
ーティングシステム（11〜13）,1つのロックマネジャ
（21〜23）,1つまたは複数のサブシステム（31〜33）を
含む。共用データ資源は、共用ファイル装置（61〜66）
に記録される。共用ファイル装置（61〜66）は、各ホス
トコンピュータ（１〜３）に接続され、サブシステムは
（31〜33）は、ロックマネジャ（21〜23）にロック要求
を行って、共用データ資源に対するロックを獲得した
後、オペレーティングシステム（11〜13）を介して共用
データ資源にアクセスする。各サブシステム（31〜33）
は、ジャーナルファイル装置（51〜53）を備える。
システムのブロック図である。第２図では、３台のデー
タ処理装置1,2,3上で動作する３個のサブシステム31〜3
3が、ファイル装置61〜66を共用してアクセスする例を
示してある。データ処理装置（以下、ホストまたはホス
トコンピュータと呼ぶ）は、通信装置４を介して相互接
続されている。各ホストコンピュータは、１つのオペレ
ーティングシステム（11〜13）,1つのロックマネジャ
（21〜23）,1つまたは複数のサブシステム（31〜33）を
含む。共用データ資源は、共用ファイル装置（61〜66）
に記録される。共用ファイル装置（61〜66）は、各ホス
トコンピュータ（１〜３）に接続され、サブシステムは
（31〜33）は、ロックマネジャ（21〜23）にロック要求
を行って、共用データ資源に対するロックを獲得した
後、オペレーティングシステム（11〜13）を介して共用
データ資源にアクセスする。各サブシステム（31〜33）
は、ジャーナルファイル装置（51〜53）を備える。
ロックマネジャ（21〜23）は、ジャーナルマージキー
テーブル（41〜44）を備える。また、ロックマネジャ
（21〜23）は、共用システム制御ファイル（７）に、シ
ステムの履歴を記録する。
テーブル（41〜44）を備える。また、ロックマネジャ
（21〜23）は、共用システム制御ファイル（７）に、シ
ステムの履歴を記録する。
サブシステム（31〜33）は、トランザクションと呼ぶ
単位で処理を行い、トランザクションの履歴として、業
務履歴であるユーザ任意ジャーナル，ファイル更新履歴
であるファイルジャーナル，トランザクション終了履歴
であるトランザクション終了ジャーナルなどを、ジャー
ナルファイル装置（51〜53）に記録する。また、サブシ
ステム（31〜33）は、サブシステム内にトランザクショ
ン終了カウンタを備える。トランザクション終了カウン
タは、サブシステム内のトランザクション終了の順序性
が識別できるものであればよい。複数のホストコンピュ
ータ間の通信は、オペレーティングシステムの有する機
能を使用して行う。
単位で処理を行い、トランザクションの履歴として、業
務履歴であるユーザ任意ジャーナル，ファイル更新履歴
であるファイルジャーナル，トランザクション終了履歴
であるトランザクション終了ジャーナルなどを、ジャー
ナルファイル装置（51〜53）に記録する。また、サブシ
ステム（31〜33）は、サブシステム内にトランザクショ
ン終了カウンタを備える。トランザクション終了カウン
タは、サブシステム内のトランザクション終了の順序性
が識別できるものであればよい。複数のホストコンピュ
ータ間の通信は、オペレーティングシステムの有する機
能を使用して行う。
複数のホストコンピュータが、ブロック単位での排他
制御を行いながら共用データ資源をアクセスする方式と
して、例えば、特開昭57−64850号公報および特開昭57
−64861号公報に示されるように、複数のホストコンピ
ュータ間を通信装置で結合し、ロック情報をやりとりす
るものが知られているので、排他制御に関する説明は省
略する。
制御を行いながら共用データ資源をアクセスする方式と
して、例えば、特開昭57−64850号公報および特開昭57
−64861号公報に示されるように、複数のホストコンピ
ュータ間を通信装置で結合し、ロック情報をやりとりす
るものが知られているので、排他制御に関する説明は省
略する。
第３図は、ロックマネジャ（21〜23）の、本発明に関
するテーブル構成図である。システム管理テーブル100
は、自系ホストのホストコンピュータ番号、ホスト管理
テーブル110のチェーン情報、サブシステム管理テーブ
ル120のチェーン情報、ジャーナルマージキーテーブル1
30のチェーン情報を格納している。ホスト管理テーブル
110には、各ホストコンピュータが稼動中か障害中かま
た終了かのホストステータスと、各ホストへ通信可能か
否かという通信ステータスと、各ホストのホストコンピ
ュータ番号、該ホストコンピュータ上で稼動しているサ
ブシステム管理テーブル120のチェーン情報を格納して
いる。サブシステム管理テーブル120には、サブシステ
ムの識別子、サブシステムが稼動中か障害中かまた終了
かのサブシステムのステータス，ジャーナルマージキー
テーブル130の該サブシステムに対応するトランザクシ
ョン終了カウンタ格納位置を示すチェーン情報、ジャー
ナルマージキーテーブル130の該サブシステムに対応す
るダウン／リスタートカウンタ格納位置を示すチェーン
情報を格納している。ダウン／リスタートカウンタは、
各サブシステムが開始，再開始，終了，異常終了の各事
象が発生するごとに、ロックマネジャがカウントアップ
するカウンタである。
するテーブル構成図である。システム管理テーブル100
は、自系ホストのホストコンピュータ番号、ホスト管理
テーブル110のチェーン情報、サブシステム管理テーブ
ル120のチェーン情報、ジャーナルマージキーテーブル1
30のチェーン情報を格納している。ホスト管理テーブル
110には、各ホストコンピュータが稼動中か障害中かま
た終了かのホストステータスと、各ホストへ通信可能か
否かという通信ステータスと、各ホストのホストコンピ
ュータ番号、該ホストコンピュータ上で稼動しているサ
ブシステム管理テーブル120のチェーン情報を格納して
いる。サブシステム管理テーブル120には、サブシステ
ムの識別子、サブシステムが稼動中か障害中かまた終了
かのサブシステムのステータス，ジャーナルマージキー
テーブル130の該サブシステムに対応するトランザクシ
ョン終了カウンタ格納位置を示すチェーン情報、ジャー
ナルマージキーテーブル130の該サブシステムに対応す
るダウン／リスタートカウンタ格納位置を示すチェーン
情報を格納している。ダウン／リスタートカウンタは、
各サブシステムが開始，再開始，終了，異常終了の各事
象が発生するごとに、ロックマネジャがカウントアップ
するカウンタである。
第４図は、共用システム制御ファイル装置（７）内の
サブシステム情報レコードの内容を示した図である。サ
ブシステム情報レコード140は、サブシステム情報をサ
ーチするときに識別するためのサブシステム識別子、サ
ブシステムのステータス、サブシステムのダウン／リス
タートカウンタ情報を格納する。
サブシステム情報レコードの内容を示した図である。サ
ブシステム情報レコード140は、サブシステム情報をサ
ーチするときに識別するためのサブシステム識別子、サ
ブシステムのステータス、サブシステムのダウン／リス
タートカウンタ情報を格納する。
第５図は、サブシステムがトランザクション終了ジャ
ーナルをジャーナルファイル装置に取得するときの手順
のフローチャートである。
ーナルをジャーナルファイル装置に取得するときの手順
のフローチャートである。
第６図から第８図までは、ロックマネジャ21〜23によ
る本発明の手順のフローチャートである。第６図は、排
他制御メッセージを他系ホスト上のロックマネジャに転
送する手順のフローチャート、第７図から第８図まで
は、他系ホスト上のロックマネジャから、排他制御メッ
セージを受信した時の手順のフローチャートである。
る本発明の手順のフローチャートである。第６図は、排
他制御メッセージを他系ホスト上のロックマネジャに転
送する手順のフローチャート、第７図から第８図まで
は、他系ホスト上のロックマネジャから、排他制御メッ
セージを受信した時の手順のフローチャートである。
第９図は、ロックマネジャ21〜23が行うサブシステム
の開始，再開始処理における本発明の手順のフローチャ
ート、第10図は、同じくロックマネジャ21〜23が行うサ
ブシステムの終了，異常終了処理における本発明の手順
のフローチャート、第11図は、ジャーナルマージの方法
例を示したものである。
の開始，再開始処理における本発明の手順のフローチャ
ート、第10図は、同じくロックマネジャ21〜23が行うサ
ブシステムの終了，異常終了処理における本発明の手順
のフローチャート、第11図は、ジャーナルマージの方法
例を示したものである。
第１図は、本発明を時間的経過をもとにして表わした
図である。第１図では、２台のデータ処理装置（1,2）
上で動作する２個のサブシステム（31,32）が、ロック
マネジャ（21,22）を介して共用データファイル装置（6
1）上の共用データ資源をアクセスする場合の、トラン
ザクション終了ジャーナル内のジャーナルマージキー情
報（311〜313,321〜322），ロックマネジャ（21,22）内
にあるジャーナルマージキーテーブルの更新推移（411
〜416,421〜427）と、排他制御メッセージ中に付加され
るジャーナルマージキー情報（451〜453）を時間的経過
をもとに表わした例である。ジャーナルマージキー情報
（411〜416,421〜427,451〜453,311〜313,321〜322）内
の各数値は、最左端よりそれぞれサブシステム31のトラ
ンザクション終了カウンタ値，サブシステム32のトラン
ザクション終了カウンタ値，サブシステム31のダウン／
リスタートカウンタ値，サブシステム32のダウン／リス
タートカウンタ値を表わす。
図である。第１図では、２台のデータ処理装置（1,2）
上で動作する２個のサブシステム（31,32）が、ロック
マネジャ（21,22）を介して共用データファイル装置（6
1）上の共用データ資源をアクセスする場合の、トラン
ザクション終了ジャーナル内のジャーナルマージキー情
報（311〜313,321〜322），ロックマネジャ（21,22）内
にあるジャーナルマージキーテーブルの更新推移（411
〜416,421〜427）と、排他制御メッセージ中に付加され
るジャーナルマージキー情報（451〜453）を時間的経過
をもとに表わした例である。ジャーナルマージキー情報
（411〜416,421〜427,451〜453,311〜313,321〜322）内
の各数値は、最左端よりそれぞれサブシステム31のトラ
ンザクション終了カウンタ値，サブシステム32のトラン
ザクション終了カウンタ値，サブシステム31のダウン／
リスタートカウンタ値，サブシステム32のダウン／リス
タートカウンタ値を表わす。
本発明を第１図をもとに説明する。トランザクション
521は、共用データファイル装置（61）上の共用データ
資源をアクセスする前に、ロックマネジャ22に対してロ
ック要求を行う。ロックマネジャ22は、共用データ資源
のロック要求を受け排他制御を行うために、必要に応じ
て他ホスト上のロックマネジャ21に排他制御メッセージ
を送信する。この時、ロックマネジャ21は、排他制御メ
ッセージを送信用バッファにセット（第６図のステップ
201）し、ジャーナルマージキーテーブル421をサーチ
（第６図ステップ202）し、ジャーナルマージキー情報
を送信用バッファにセット（第６図ステップ203）し、
メッセージを送信する（第６図ステップ204）。この時
の排他制御メッセージに付加されたジャーナルマージキ
ー情報が第１図の451である。該排他制御メッセージを
ロックマネジャ21が受信するが（第７図ステップ30
1）、排他制御の処理を行う前に、第７図から第８図に
示す処理を行う。ロックマネジャ21は、受信用バッファ
内ジャナルマージキー情報をサーチし（第７図ステップ
302）、先頭のサブシステム管理テーブルをサーチする
（第７図ステップ303）。サーチした該サブシステム管
理テーブルよりジャーナルマージキーテーブルの該当す
るトライザクション終了カウンタエリアとダウン／リス
タートカウンタエリアの位置をサーチし（第７図ステッ
プ304）、トランザクション終了カウンタのラップアラ
ンドを考慮して大小比較を行う（第７図ステップ30
5）、その結果、メッセージ中のトランザクション終了
カウンタが大きい場合にのみ自系ホスト上のジャーナル
マージキーテーブルの該トランサクション終了カウンタ
を、メッセージ内容に置き換える（第７図ステップ30
6）。この時、メッセージまたはテーブル内のトランザ
クション終了カウンタ値が０の場合、テーブル内のカウ
ンタを更新しない。テーブル内のトランザクション終了
カウンタ値を０にするのは、後で説明するサブシステム
の終了，異常終了処理（第10図）、０から０以外の値に
更新するのはサブシステムの開始，再開始処理（第９
図）で行う。ダウン／リスタートカウンタもトランザク
ション終了カウンタと同じ手順で更新し（第７図ステッ
プ307〜308）、サブシステムの数だけ繰り返えす（第７
図ステップ309〜311）。この結果、更新されたジャーナ
ルマージキーテーブルの内容が第１図の412である。そ
の後ロックマネジャ21は、排他制御の処理を行い（第７
図ステップ312〜313）、他系ホストのロックマネジャか
らの問合せであれば（第８図ステップ401）、排他制御
の応答メッセージの送信要求（第８図ステップ402）を
行う。この時のメッセージの送信処理も第６図に示す手
順で行い、排他制御メッセージに自系ホストの最新のジ
ャーナルマージキー情報が付加される（第１図452）。
ロックマネジャ22が該応答メッセージを受信すると、同
様に第７図〜第８図に示す処理を行い、ロックマネジャ
22内のジャーナルマージキーテーブルが、第１図のジャ
ーナルマージキー情報422に示す情報に更新される。そ
の後ロックマネジャ22は、トランザクション521にロッ
ク要求の応答を返す。トランザクション521は、共用デ
ータ資源のロックを獲得したのち、共用ファイル装置
（61）上の共用データ資源をアクセスし、ファイルジャ
ーナルとトランザクション終了ジャーナル321（第１図3
21）をジャーナルファイル装置（52）に取得する。トラ
ンザクション521がトランザクション終了ジャーナル321
を取得するとき、トランザクション終了ジャーナルの編
集処理を行い（第５図ステップ101）、自サブシステム
のトランザクション終了カウンタをカウントアップする
（第５図ステップ102）。その後、ロックマネジャ22に
対し、自サブシステムのトランザクション終了カウンタ
を報告するとともに、全てのサブシステムのトランザク
ション終了カウンタおよびダウン／リスタートカウンタ
のジャーナルマージキー情報を得、トランザクション終
了ジャーナル内に編集し（第５図ステップ103）、ジャ
ーナルを取得する（第５図ステップ104）、第５図のス
テップ103の処理の結果、ジャーナルマージキーテーブ
ルの内容が、ジャーナルマージキー情報423に示す内容
に更新される。トランザクション521は、その後、共用
ファイル装置（61）上の共用データ資源を更新し、ロッ
クマネジャ22にアンロック要求を行いトランザクション
処理を終了する。ロックマネジャ22は、トランザクショ
ン521より共用データ資源のアンロック要求を受ける
と、第６図に示す同様な手順で、ジャーナルマージキー
情報453に示すジャーナルマージキー情報を排他制御メ
ッセージに付加し、ロックマネ21に送信する。該メッセ
ージをロックマネジャ21が受け、第７図から第８図に示
す処理を行い、ジャーナルマージキー情報412をジャー
ナルマージキー情報413に示す情報に更新した後、排他
制御の処理を行う。データ処理装置１上のトランザクシ
ョン511が、トランザクション521と同一共用データ資源
をロックマネジャ21にロック要求を行うと、トランザク
ション521が、該共用データ資源のアンロックを行うま
で待たされる。トランザクション521のアンロックをロ
ックマネジャ21が受けると、トランザクション511の待
ちを解除し、ロックを付与する。その後トランザクショ
ン511は、トランザクション521と同じ手順で処理を行う
と、トランザクション終了ジャーナル312が取得され、
ジャーナルマージキーテーブルがジャーナルマージ情報
414に示す情報に更新される。同様な手順でトランザク
ション終了ジャーナル311が取得されている。トランザ
クション終了ジャーナル321と312内のジャーナルマージ
キー情報を比較すると、サブシステム31用のトランザク
ション終了カウンタ値が異なり、大小関係で両ジャーナ
ルの取得順位を決定することができる。
521は、共用データファイル装置（61）上の共用データ
資源をアクセスする前に、ロックマネジャ22に対してロ
ック要求を行う。ロックマネジャ22は、共用データ資源
のロック要求を受け排他制御を行うために、必要に応じ
て他ホスト上のロックマネジャ21に排他制御メッセージ
を送信する。この時、ロックマネジャ21は、排他制御メ
ッセージを送信用バッファにセット（第６図のステップ
201）し、ジャーナルマージキーテーブル421をサーチ
（第６図ステップ202）し、ジャーナルマージキー情報
を送信用バッファにセット（第６図ステップ203）し、
メッセージを送信する（第６図ステップ204）。この時
の排他制御メッセージに付加されたジャーナルマージキ
ー情報が第１図の451である。該排他制御メッセージを
ロックマネジャ21が受信するが（第７図ステップ30
1）、排他制御の処理を行う前に、第７図から第８図に
示す処理を行う。ロックマネジャ21は、受信用バッファ
内ジャナルマージキー情報をサーチし（第７図ステップ
302）、先頭のサブシステム管理テーブルをサーチする
（第７図ステップ303）。サーチした該サブシステム管
理テーブルよりジャーナルマージキーテーブルの該当す
るトライザクション終了カウンタエリアとダウン／リス
タートカウンタエリアの位置をサーチし（第７図ステッ
プ304）、トランザクション終了カウンタのラップアラ
ンドを考慮して大小比較を行う（第７図ステップ30
5）、その結果、メッセージ中のトランザクション終了
カウンタが大きい場合にのみ自系ホスト上のジャーナル
マージキーテーブルの該トランサクション終了カウンタ
を、メッセージ内容に置き換える（第７図ステップ30
6）。この時、メッセージまたはテーブル内のトランザ
クション終了カウンタ値が０の場合、テーブル内のカウ
ンタを更新しない。テーブル内のトランザクション終了
カウンタ値を０にするのは、後で説明するサブシステム
の終了，異常終了処理（第10図）、０から０以外の値に
更新するのはサブシステムの開始，再開始処理（第９
図）で行う。ダウン／リスタートカウンタもトランザク
ション終了カウンタと同じ手順で更新し（第７図ステッ
プ307〜308）、サブシステムの数だけ繰り返えす（第７
図ステップ309〜311）。この結果、更新されたジャーナ
ルマージキーテーブルの内容が第１図の412である。そ
の後ロックマネジャ21は、排他制御の処理を行い（第７
図ステップ312〜313）、他系ホストのロックマネジャか
らの問合せであれば（第８図ステップ401）、排他制御
の応答メッセージの送信要求（第８図ステップ402）を
行う。この時のメッセージの送信処理も第６図に示す手
順で行い、排他制御メッセージに自系ホストの最新のジ
ャーナルマージキー情報が付加される（第１図452）。
ロックマネジャ22が該応答メッセージを受信すると、同
様に第７図〜第８図に示す処理を行い、ロックマネジャ
22内のジャーナルマージキーテーブルが、第１図のジャ
ーナルマージキー情報422に示す情報に更新される。そ
の後ロックマネジャ22は、トランザクション521にロッ
ク要求の応答を返す。トランザクション521は、共用デ
ータ資源のロックを獲得したのち、共用ファイル装置
（61）上の共用データ資源をアクセスし、ファイルジャ
ーナルとトランザクション終了ジャーナル321（第１図3
21）をジャーナルファイル装置（52）に取得する。トラ
ンザクション521がトランザクション終了ジャーナル321
を取得するとき、トランザクション終了ジャーナルの編
集処理を行い（第５図ステップ101）、自サブシステム
のトランザクション終了カウンタをカウントアップする
（第５図ステップ102）。その後、ロックマネジャ22に
対し、自サブシステムのトランザクション終了カウンタ
を報告するとともに、全てのサブシステムのトランザク
ション終了カウンタおよびダウン／リスタートカウンタ
のジャーナルマージキー情報を得、トランザクション終
了ジャーナル内に編集し（第５図ステップ103）、ジャ
ーナルを取得する（第５図ステップ104）、第５図のス
テップ103の処理の結果、ジャーナルマージキーテーブ
ルの内容が、ジャーナルマージキー情報423に示す内容
に更新される。トランザクション521は、その後、共用
ファイル装置（61）上の共用データ資源を更新し、ロッ
クマネジャ22にアンロック要求を行いトランザクション
処理を終了する。ロックマネジャ22は、トランザクショ
ン521より共用データ資源のアンロック要求を受ける
と、第６図に示す同様な手順で、ジャーナルマージキー
情報453に示すジャーナルマージキー情報を排他制御メ
ッセージに付加し、ロックマネ21に送信する。該メッセ
ージをロックマネジャ21が受け、第７図から第８図に示
す処理を行い、ジャーナルマージキー情報412をジャー
ナルマージキー情報413に示す情報に更新した後、排他
制御の処理を行う。データ処理装置１上のトランザクシ
ョン511が、トランザクション521と同一共用データ資源
をロックマネジャ21にロック要求を行うと、トランザク
ション521が、該共用データ資源のアンロックを行うま
で待たされる。トランザクション521のアンロックをロ
ックマネジャ21が受けると、トランザクション511の待
ちを解除し、ロックを付与する。その後トランザクショ
ン511は、トランザクション521と同じ手順で処理を行う
と、トランザクション終了ジャーナル312が取得され、
ジャーナルマージキーテーブルがジャーナルマージ情報
414に示す情報に更新される。同様な手順でトランザク
ション終了ジャーナル311が取得されている。トランザ
クション終了ジャーナル321と312内のジャーナルマージ
キー情報を比較すると、サブシステム31用のトランザク
ション終了カウンタ値が異なり、大小関係で両ジャーナ
ルの取得順位を決定することができる。
以上が正常ケースの場合のジャーナルマージキーの付
与の流れである。
与の流れである。
異常ケースの場合として、通信装置障害、ホスト障害
（オペレーティングシステム障害とロックマネジャ障害
を含む）とサブシステム障害がある。通信装置障害の場
合は、該通信装置に関係するホスト間の通信が行えない
ため、該通信装置に関係するホスト間で、共用データフ
ァイル装置への交互アクセスが行えない。このため、ジ
ャーナルマージも正確に行う必要がなく、他サブシステ
ムのジャーナルマージキー情報は、通信装置障害発生直
前の情報でよい。
（オペレーティングシステム障害とロックマネジャ障害
を含む）とサブシステム障害がある。通信装置障害の場
合は、該通信装置に関係するホスト間の通信が行えない
ため、該通信装置に関係するホスト間で、共用データフ
ァイル装置への交互アクセスが行えない。このため、ジ
ャーナルマージも正確に行う必要がなく、他サブシステ
ムのジャーナルマージキー情報は、通信装置障害発生直
前の情報でよい。
ホスト障害とサブシステム障害の場合、ロックマネジ
ャは、共用システム制御ファイル装置（７）内のサブシ
ステム情報レコードの該サブシステムのステータスとダ
ウン／リスタートカウンタを更新（第10図ステップ601
〜606）し、該ダウン／リスタートカウンタをジャーナ
ルマージキーテーブルにセット（第10図ステップ605）
するとともに、トランザクション終了カウンタ値を０に
する（第10図ステップ607）。ジャーナルマージキー情
報414は、サブシステム32の障害をロックマネジャ21が
検知して、ジャーナルマージキーテーブルを更新した情
報であり、その後、取得されたトランザクション終了ジ
ャーナルがトランザクション終了ジャーナル313であ
る。同様にしてサブシステム31の障害を検知した後にサ
ブシステム32が再開始し、取得したトランザクション終
了ジャーナルが、トライザクション終了ジャーナル322
である。サブシステムが、開始および再開始する場合
は、該サブシステムより、ロックマネジャに開始要求が
行われる。ロックマネジャは、該サブシステムが自系ホ
スト上のサブシステムの場合にのみ、共用システム制御
ファイル装置（７）内、サブシステム情報レコードのス
テータスとダウン／リスタートカウンタを更新（第９図
ステップ501〜506）し、サブシステム管理テーブル内の
ステータス更新（第９図ステップ507）とともに、ジャ
ーナルマージキーテーブルに、該サブシステムより得た
トランザクション終了カウンタ値をジャーナルマージキ
ーテーブルにセットする（第９図ステップ508）。サブ
システム32の再開始時に更新されたジャーナルマージキ
ーテーブルの内容が、ジャーナルマージキー情報425で
ある。
ャは、共用システム制御ファイル装置（７）内のサブシ
ステム情報レコードの該サブシステムのステータスとダ
ウン／リスタートカウンタを更新（第10図ステップ601
〜606）し、該ダウン／リスタートカウンタをジャーナ
ルマージキーテーブルにセット（第10図ステップ605）
するとともに、トランザクション終了カウンタ値を０に
する（第10図ステップ607）。ジャーナルマージキー情
報414は、サブシステム32の障害をロックマネジャ21が
検知して、ジャーナルマージキーテーブルを更新した情
報であり、その後、取得されたトランザクション終了ジ
ャーナルがトランザクション終了ジャーナル313であ
る。同様にしてサブシステム31の障害を検知した後にサ
ブシステム32が再開始し、取得したトランザクション終
了ジャーナルが、トライザクション終了ジャーナル322
である。サブシステムが、開始および再開始する場合
は、該サブシステムより、ロックマネジャに開始要求が
行われる。ロックマネジャは、該サブシステムが自系ホ
スト上のサブシステムの場合にのみ、共用システム制御
ファイル装置（７）内、サブシステム情報レコードのス
テータスとダウン／リスタートカウンタを更新（第９図
ステップ501〜506）し、サブシステム管理テーブル内の
ステータス更新（第９図ステップ507）とともに、ジャ
ーナルマージキーテーブルに、該サブシステムより得た
トランザクション終了カウンタ値をジャーナルマージキ
ーテーブルにセットする（第９図ステップ508）。サブ
システム32の再開始時に更新されたジャーナルマージキ
ーテーブルの内容が、ジャーナルマージキー情報425で
ある。
トランザクション終了ジャーナル313と322の各サブシ
ステム対応のトランザクション終了カウンタを比較する
と、カウンタ値０が、それぞれに存在するため比較でき
ず、順序性が不明となる。このときに、ダウン／リスタ
ートカウンタを比較する。ダウン／リスタートカウンタ
をサブシステム対応に比較するとカウンタ値が異なり、
大小関係で両ジャーナルの取得順位を決定することがで
きる。しかし、各サブシステムが、それぞれ別な共用デ
ータ資源、またはサブシステム固有な専用資源をアクセ
スした場合は、上記手順で比較しても順序性が不明な場
合がある。この場合は、正確なジャーナルマージを行う
必要がなく、各サブシステムで取得しているジャーナル
内に存在するジャーナル取得時刻等で順序性を決定して
よい。
ステム対応のトランザクション終了カウンタを比較する
と、カウンタ値０が、それぞれに存在するため比較でき
ず、順序性が不明となる。このときに、ダウン／リスタ
ートカウンタを比較する。ダウン／リスタートカウンタ
をサブシステム対応に比較するとカウンタ値が異なり、
大小関係で両ジャーナルの取得順位を決定することがで
きる。しかし、各サブシステムが、それぞれ別な共用デ
ータ資源、またはサブシステム固有な専用資源をアクセ
スした場合は、上記手順で比較しても順序性が不明な場
合がある。この場合は、正確なジャーナルマージを行う
必要がなく、各サブシステムで取得しているジャーナル
内に存在するジャーナル取得時刻等で順序性を決定して
よい。
ジャーナルマージは上記手順で行うが、ファイルジャ
ーナルやユーザ任意ジャーナル等、個々のジャーナルに
ジャーナルマージキーを格納してもよい（この場合、個
々のジャーナル内のジャーナルマージキーをサブシステ
ム対応に比較する）。
ーナルやユーザ任意ジャーナル等、個々のジャーナルに
ジャーナルマージキーを格納してもよい（この場合、個
々のジャーナル内のジャーナルマージキーをサブシステ
ム対応に比較する）。
第１図は、トランザクション終了ジャーナル内にのみ
ジャーナルマージキーを格納した場合であり、この場
合、各サブシステムの各トランザクションが取得したジ
ャーナルを、トランザクション単位に１つにまとめ、ト
ランザクション単位にマージしなければならない。
ジャーナルマージキーを格納した場合であり、この場
合、各サブシステムの各トランザクションが取得したジ
ャーナルを、トランザクション単位に１つにまとめ、ト
ランザクション単位にマージしなければならない。
第11図は、ジャーナルマージの方法例を示したもので
ある。第11図では、３個のサブシステム（31,32,33）で
それぞれ取得されたジャーナルファイル装置（51,52,5
3）の、ジャーナルレコード内のジャーナルマージキー
（311,321,331）を表わしたものである。
ある。第11図では、３個のサブシステム（31,32,33）で
それぞれ取得されたジャーナルファイル装置（51,52,5
3）の、ジャーナルレコード内のジャーナルマージキー
（311,321,331）を表わしたものである。
ジャーナルマージの方法例を第11図をもとに説明す
る。ワークカウンタ（801〜803）と順次決定カウンタ
（811〜813）を初期化（０）し、各サブシステムのジャ
ーナルレコードをトランザクション単位で読込む。ジャ
ーナルレコード内ジャナルマージキーの比較は、２つの
サブシステム間で比較し、トランザクションの終了が早
いか遅いかを決定する。の比較では、トランザクショ
ン終了カウンタで決着がつかないため、ダウン／リスタ
ートカウンタの比較を行った場合であり、その結果を順
位決定カウンタに反映する。との比較では、トラン
ザクション終了カウンタで決着がついているため、その
結果を順位決定カウンタに反映する。以上の比較の結
果、順位決定カウンタが最っとも小さい値のサブシステ
ムのジャーナルレコードが早く取得されたものである。
この時、最小の順位決定カウンタが２つ以上である場合
は、ジャーナル取得時刻等で、ジャーナル取得順位を決
定する。上記手順で最っとも早く取得されたトランザク
ション単位のジャーナルレコードを、マージ出力媒体に
出力する。その後、該出力したトランザクションに対応
するサブシステムのジャーナルをジャーナルファイル装
置よりトランザクション単位で読込み、ワークカウンタ
（801〜803,811〜813）を初期化（０）し、上記と同様
なジャーナルマージキーの比較を行いマージ処理を繰り
返す。
る。ワークカウンタ（801〜803）と順次決定カウンタ
（811〜813）を初期化（０）し、各サブシステムのジャ
ーナルレコードをトランザクション単位で読込む。ジャ
ーナルレコード内ジャナルマージキーの比較は、２つの
サブシステム間で比較し、トランザクションの終了が早
いか遅いかを決定する。の比較では、トランザクショ
ン終了カウンタで決着がつかないため、ダウン／リスタ
ートカウンタの比較を行った場合であり、その結果を順
位決定カウンタに反映する。との比較では、トラン
ザクション終了カウンタで決着がついているため、その
結果を順位決定カウンタに反映する。以上の比較の結
果、順位決定カウンタが最っとも小さい値のサブシステ
ムのジャーナルレコードが早く取得されたものである。
この時、最小の順位決定カウンタが２つ以上である場合
は、ジャーナル取得時刻等で、ジャーナル取得順位を決
定する。上記手順で最っとも早く取得されたトランザク
ション単位のジャーナルレコードを、マージ出力媒体に
出力する。その後、該出力したトランザクションに対応
するサブシステムのジャーナルをジャーナルファイル装
置よりトランザクション単位で読込み、ワークカウンタ
（801〜803,811〜813）を初期化（０）し、上記と同様
なジャーナルマージキーの比較を行いマージ処理を繰り
返す。
本発明により、複数データ処理装置間で共用データ資
源をアクセスするシステムにおいて、特別なハードウエ
アを用いることなく、ジャーナルマージのためのキーを
付与し、各サブシステムで取得したジャーナルをマージ
することができ、経済的なデータベース共用システムが
構築できる効果がある。
源をアクセスするシステムにおいて、特別なハードウエ
アを用いることなく、ジャーナルマージのためのキーを
付与し、各サブシステムで取得したジャーナルをマージ
することができ、経済的なデータベース共用システムが
構築できる効果がある。
第１図は、本発明を時間的経過をもとに表わした図、第
２図は、本発明を含む典型的なコンピュータシステムの
ブロック図、第３図は、本発明に関するロックマネジャ
のブロック図、第４図は、共用システム制御ファイル装
置（７）内のサブシステム情報レコードの構成図、第５
図は、サブシステムが行うトランザクション終了ジャー
ナルの取得手順の流れ図、第６図から第８図は、ロック
マネジャがメッセージ送受信時に行うジャーナルマージ
キーテーブル更新手順の流れ図、第９図から第10図は、
ロックマネジャが行うサブシステムの開始・再開始・終
了・異常終了処理手順の流れ図、第11図は、ジャーナル
マージの方法例を示す。 1,2,3…データ処理装置（ホスト，ホストコンピュー
タ）、４…通信装置、11,12,13…オペレーティングシス
テム、21,22,23…ロックマネジャ、31,32,33…サブシス
テム、41,42,43…ジャーナルマージキーテーブル、51,5
2,53…ジャーナルファイル装置、61,62,63,64,65,66…
共用ファイル装置、７…共用システム制御ファイル装
置、311,312,313…サブシステム31のトランザクション
終了ジャーナル、321,322…サブシステム32のトランザ
クション終了ジャーナル、411,412,413,414,415,416…
ジャーナルマージキーテーブル41の更新推移、421,422,
423,424,425,426,427…ジャーナルマージキーテーブル4
2の更新推移、451,452,453…排他制御情報に付加された
ジャーナルマージキー、511,112…サブシステム31のト
ランザクション、521,522…サブシステム32のトランザ
クション、801,802,803…ワークカウンタ、811,812,813
…順位決定カウンタ。
２図は、本発明を含む典型的なコンピュータシステムの
ブロック図、第３図は、本発明に関するロックマネジャ
のブロック図、第４図は、共用システム制御ファイル装
置（７）内のサブシステム情報レコードの構成図、第５
図は、サブシステムが行うトランザクション終了ジャー
ナルの取得手順の流れ図、第６図から第８図は、ロック
マネジャがメッセージ送受信時に行うジャーナルマージ
キーテーブル更新手順の流れ図、第９図から第10図は、
ロックマネジャが行うサブシステムの開始・再開始・終
了・異常終了処理手順の流れ図、第11図は、ジャーナル
マージの方法例を示す。 1,2,3…データ処理装置（ホスト，ホストコンピュー
タ）、４…通信装置、11,12,13…オペレーティングシス
テム、21,22,23…ロックマネジャ、31,32,33…サブシス
テム、41,42,43…ジャーナルマージキーテーブル、51,5
2,53…ジャーナルファイル装置、61,62,63,64,65,66…
共用ファイル装置、７…共用システム制御ファイル装
置、311,312,313…サブシステム31のトランザクション
終了ジャーナル、321,322…サブシステム32のトランザ
クション終了ジャーナル、411,412,413,414,415,416…
ジャーナルマージキーテーブル41の更新推移、421,422,
423,424,425,426,427…ジャーナルマージキーテーブル4
2の更新推移、451,452,453…排他制御情報に付加された
ジャーナルマージキー、511,112…サブシステム31のト
ランザクション、521,522…サブシステム32のトランザ
クション、801,802,803…ワークカウンタ、811,812,813
…順位決定カウンタ。
Claims (1)
- 【請求項１】複数のデータ処理装置と、前記データ処理
装置を相互接続する通信装置と、前記データ処理装置に
よって共用されるデータ資源を記憶する共用ファイル装
置と、前記データ処理装置によって共用されるシステム
の動作状況を記憶するファイル装置と、前記データ処理
装置で稼働するオンラインデータベースシステムの稼働
履歴を記録するジャーナルファイル装置とを備え、前記
データ処理装置が各々、前記共用データ資源へアクセス
を行なう単数または複数のオンラインデータベースアク
セスシステム（以降サブシステムと呼ぶ）と、これらサ
ブシステムの共用データ資源へのアクセスに対する排他
制御を行なうロックマネジャを含むコンピュータシステ
ムにおけるシステム間データベース共用システムジャー
ナルマージ方式であって、 前記各サブシステムは、該サブシステムのトランザクシ
ョンの終了順序を示す終了順序情報作成手段を備え、 前記各ロックマネジャは、前記サブシステムの開始、再
開始、終了、異常終了の状態の変化を示す変化識別情報
作成手段と、前記排他制御時に前記終了順序情報及び変
化識別情報を排他制御情報とともに前記複数のデータ処
理装置に前記通信装置を介して転送する手段と、前記転
送された全サブシステムの終了順序情報と変化識別情報
をジャーナルマージキーとしてサブシステムに付与する
手段を備え、 前記各サブシステムは、トランザクション終了時に、前
記ジャーナルマージキーをジャーナルレコード内に格納
してジャーナルファイル装置に取得し、該取得された各
ジャーナルレコードのジャーナルマージキーを比較して
複数のサブシステムのジャーナルファイル装置上のジャ
ーナルレコードを一つのジャーナルファイルにマージす
ることを特徴とするシステム間データベース共用システ
ムジャーナルマージ方式。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62033279A JPH0833857B2 (ja) | 1987-02-18 | 1987-02-18 | システム間デ−タベ−ス共用システムジヤ−ナルマ−ジ方式 |
| GB8801879A GB2201270B (en) | 1987-02-18 | 1988-01-28 | Intersystem data base sharing system journal merge method and apparatus |
| US07/579,110 US5151988A (en) | 1987-02-18 | 1990-09-06 | Intersystem data base sharing journal merge method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62033279A JPH0833857B2 (ja) | 1987-02-18 | 1987-02-18 | システム間デ−タベ−ス共用システムジヤ−ナルマ−ジ方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63201846A JPS63201846A (ja) | 1988-08-19 |
| JPH0833857B2 true JPH0833857B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=12382089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62033279A Expired - Lifetime JPH0833857B2 (ja) | 1987-02-18 | 1987-02-18 | システム間デ−タベ−ス共用システムジヤ−ナルマ−ジ方式 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5151988A (ja) |
| JP (1) | JPH0833857B2 (ja) |
| GB (1) | GB2201270B (ja) |
Families Citing this family (49)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5062045A (en) * | 1990-02-23 | 1991-10-29 | International Business Machines Corporation | System for maintaining a document and activity selective alterable document history log in a data processing system |
| JP2667039B2 (ja) * | 1990-05-18 | 1997-10-22 | 株式会社東芝 | データ管理システムおよびデータ管理方法 |
| FR2662831B1 (fr) * | 1990-05-29 | 1992-08-07 | Cit Alcatel | Procede de gestion d'un reseau de bases de donnees. |
| EP0465019B1 (en) * | 1990-06-29 | 1997-05-14 | Oracle Corporation | Method and apparatus for managing state identifiers for efficient recovery |
| JP3425156B2 (ja) * | 1991-06-26 | 2003-07-07 | 株式会社日立製作所 | 処理履歴管理方法および計算機システム |
| US5247684A (en) * | 1991-10-03 | 1993-09-21 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Light update notification mechanism for shared data structures |
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