JPH08329154A - 判断結果情報回収システム - Google Patents

判断結果情報回収システム

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JPH08329154A
JPH08329154A JP13757595A JP13757595A JPH08329154A JP H08329154 A JPH08329154 A JP H08329154A JP 13757595 A JP13757595 A JP 13757595A JP 13757595 A JP13757595 A JP 13757595A JP H08329154 A JPH08329154 A JP H08329154A
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JP13757595A
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English (en)
Inventor
Yoko Kurihara
葉子 栗原
Misa Hara
みさ 原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 判断対象の情報に対する判断結果情報を確実
に回収すること。 【構成】 新たな判断対象の情報が入力されるに伴い、
その判断対象の情報を配布すべき判断担当者に関する所
属部署や氏名等の情報を判断担当者テーブルから取り出
し、該当する判断担当者の担当者端末に対して判断対象
の情報を送信し、その判断対象情報に対する判断結果情
報が受信されるまでは、該当する担当者端末を入力待ち
状態に維持し、判断結果情報を受信したならば、該当す
る担当者端末の判断結果情報の入力待ち状態を解除する
と共に、回答された判断結果情報を送受信履歴情報と共
に送受信履歴情報ファイルに記憶させ、管理者端末から
の指示に従ってリスト出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オンラインにより情報
の送受信を行い、その情報に関する判断結果情報を自動
的に返信させることにより、判断結果情報を回収する判
断結果情報回収システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オンラインにより情報の送受信を
行うコンピュータシステムにあっては、各種の送受信方
法が提案されている。
【0003】このようなコンピュータシステムを利用
し、ある課題に対する対策、会議への出席の可否、ある
要求に対する許諾など、判断対象の情報に対する判断結
果をオンラインで回収することを考えた場合、判断を下
す担当者から判断結果を如何にして確実に回収するかが
問題となる。
【0004】すなわち、判断結果の回収率は、判断担当
者の意識や姿勢に依存するため、如何にして意識的に返
信させるかが問題となる。
【0005】そこで、未回収の担当者に対しては判断結
果が回収されるまで所定周期で催促メッセージを送信す
ることが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、催促メ
ッセージを所定周期で送信するようにした場合、送信側
における回収状況の監視処理や催促メッセージの送信処
理が複雑になるうえ、通信回線の使用時間が増加してコ
ストが嵩むという問題が発生する。
【0007】また、判断担当者が複数人の場合、各担当
者からランダムに判断結果が返信されるため、各担当者
別に整理する処理が必要になるという問題がある。
【0008】本発明の第1の目的は、判断対象の情報に
対する判断結果の情報を、催促メッセージを送信するこ
となく回収することができる判断結果情報回収システム
を提供することにある。
【0009】本発明の第2の目的は、各担当者別に整理
された判断結果情報を得ることができる判断結果情報回
収システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明は、サーバコンピュータと、このサー
バコンピュータに対しネットワーク経由で接続される複
数の担当者端末とから構成し、サーバコンピュータに
は、判断対象の情報を配布すべき判断担当者に関する情
報を登録したテーブルと、前記判断対象の情報が入力さ
れたことにより、前記テーブルを参照して配布すべき判
断担当者に関する情報を取り出し、該当する判断担当者
の担当者端末に対して判断対象の情報を送信する送信手
段と、送信した判断対象の情報に対する判断結果情報が
受信されるまで該当する担当者端末を判断結果情報の入
力待ち状態に維持させる制御手段と、送信した判断対象
の情報に対して回答された判断結果情報を記憶する記憶
手段とを具備させ、前記担当者端末には、受信した判断
対象の情報を表示する表示手段と、表示された判断対象
の情報に対する判断結果情報を入力する入力手段と、入
力された判断結果情報をサーバコンピュータに送信する
送信手段とを具備させたことを主要な特徴とするもので
ある。
【0011】また、第2の目的を達成するために、サー
バコンピュータにおける各担当者端末との間の送受信履
歴情報を取得し、記憶する履歴情報取得手段を設け、こ
の履歴情報取得手段で取得した送受信履歴情報と対応付
けて担当者端末からの判断結果情報を前記記憶手段に記
憶させることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】上記手段によれば、サーバコンピュータに新た
な判断対象の情報が入力されると、サーバコンピュータ
はその判断対象の情報を配布すべき判断担当者に関する
所属部署や氏名等の情報をテーブルから取り出し、該当
する判断担当者の担当者端末に対して判断対象の情報を
送信する。
【0013】担当者端末は、受信した判断対象情報を表
示し、判断結果情報の入力待ち状態になる。そこで、判
断結果情報が入力されると、サーバコンピュータに送信
する。
【0014】サーバコンピュータは判断結果情報を受信
したならば、該当する担当者端末の判断結果情報の入力
待ち状態を解除する。具体的には、入力処理終了とす
る。そして、送信した判断対象の情報に対して回答され
た判断結果情報を記憶する。
【0015】しかし、判断結果情報が何等受信されなけ
れば、入力待ち状態を解除させない。具体的には、入力
処理終了とさせない。
【0016】従って、サーバコンピュータから判断を依
頼された担当者にあっては、なんらかの判断を下し、そ
の判断結果の情報を入力しなければ、入力処理が終了し
ないことになる。これにより、現実的には、判断結果情
報の入力が強制されることになり、依頼者側にあっては
判断結果情報を確実に回収することができるようにな
る。また、催促メッセージを何回も送る手法を採ってい
ないため、通信コストの増加も防止することができる。
【0017】さらに、判断結果情報を記憶手段に記憶さ
せる場合、履歴情報取得手段で取得した送受信履歴情報
と対応付けて記憶させることにより、担当者別に整理す
る処理を行うことなく、各担当者別に整理された判断結
果情報を得ることができる。
【0018】ところで、自分自身では判断を下せない場
合が想定される。このような事態に備え、判断結果情報
としては、判断を委任する他の担当者の情報の入力も許
し、他の担当者情報が入力された場合は入力待ち状態を
解除するようにする。
【0019】この場合、委任先の担当者は、テーブルに
登録されていない者でも構わない。
【0020】また、委任の「たらい回し」を回避するた
めに、既に他の担当者に委任している者へ委任した場合
は、入力待ち状態を解除しないようにする。
【0021】これによって、誰かが回答しなければなら
なくなり、判断対象情報に対する無回答をなくすことが
できる。
【0022】なお、判断担当者を決めるテーブルの内容
は、随時登録するようにしてもよいし、案件名毎に登録
しておき、どの分野あるいは種類の案件であるかを指定
させ、その指定された案件に属するテーブルを参照する
構成にしてもよい。
【0023】
【実施例】以下、図面に示す実施例により本発明を詳細
に説明する。
【0024】図1は、オンラインにより情報の送受信を
行い、その情報に関する判断結果情報を自動的に返信さ
せることにより、判断結果情報を自動的に回収するよう
にした本発明の一実施例を示すシステム構成図である。
【0025】この実施例の判断結果情報回収システム
は、判断状況リストの出力指示と判断対象情報を与える
管理者端末111と、判断対象情報の受信と判断結果情
報や判断適任者情報の受け付けを行う複数の担当者端末
121a,121bと、管理者端末111と担当者端末
121a,121bから受け付けた情報の格納と判断対
象情報の判断担当者への分類および判断状況リストの作
成を行うサーバコンピュータ131と、これらを接続す
るネットワーク141とから成っている。
【0026】管理者端末111は、処理部112、表示
部113、入力部114およびメモリ部115から構成
される。
【0027】担当者端末121a,121bは、処理部
122、表示部123、入力部124およびメモリ部1
25から構成される。
【0028】また、サーバコンピュータ131には、判
断担当者テーブル132および判断対象情報データベー
ス(DB)133と、送受信履歴情報ファイル134が
接続されている。
【0029】図2は、判断担当者テーブル132の構造
および内容の一例を示す説明図であり、判断担当の分野
1321として例えば特許国際分類表の分類記号「G0
6F11」等が挙げられ、その担当分野毎に、判断担当
者情報1322が登録されている。判断担当者情報13
22は、図2の例では、所属部署1323、氏名132
4、ID1325から構成され、担当分野毎に図示のよ
うな内容が登録されている。
【0030】図3は、この実施例において判断対象の情
報の判断結果を回収するまでの処理の流れを示すフロー
チャートである。
【0031】以下、図3を参照しつつ本実施例の動作に
ついて説明する。なお、この実施例は特許公報に対する
SDI処理を例にしたものである。
【0032】まず、管理者端末111の入力部114か
ら判断対象情報として新たに発行された特許公報情報の
入力を受け付ける(ステップ301)。この場合、入力
の仕方としては、文字入力またはイメージスキャナによ
る入力方法のいずれであってもよい。
【0033】管理者端末111の入力部114から受け
付けた特許公報情報は、処理部112によってネットワ
ーク141を介してサーバコンピュータ131に送ら
れ、サーバコンピュータ131によって判断対象情報D
B133に蓄積される。
【0034】サーバコンピュータ131は、判断対象情
報DB133に新たな情報が追加されると、その新たな
情報の担当分野1321をキーに判断担当者テーブル1
32とのマッチングを行う。
【0035】例えば、担当分野1321が「G06F1
5」の特許公報情報が新たに追加された場合、「G06
F15」をキーにして判断担当者テーブル132を検索
し、当該キー「G06F15」に対応した判断担当者情
報1322を取得する(ステップ302)。
【0036】図2の例であれば、「G06F15」に関
しては、「所属部署=開発1部」の「氏名=田中 美
和」、「ID=A654558」、……「所属部署=K
工場」の「氏名=市川 華子」、「ID=G56537
3」という5人の判断担当者情報を取得する。
【0037】なお、担当分野1321の情報が予め与え
られていない場合は、判断対象情報入力時に担当分野1
321の入力を受け付ける。また、判断担当者は1分野
に対し1人でも複数人でも登録可能である。
【0038】これによって、判断対象情報が判断担当者
別に分類される。
【0039】次に、サーバコンピュータ131は、判断
対象情報DB133に新たに蓄積された判断対象情報を
判断担当者テーブル132から得た判断担当者の担当者
端末に送信する(ステップ303)。例えば、「所属部
署=開発1部」の「氏名=田中 美和が通常使用してい
る担当者端末が121aであれば、新たに追加された
「G06F15」の特許公報情報すなわち判断対象情報
を担当者端末121aにネットワーク141を介して送
信する。
【0040】この場合、送信時の送受信履歴情報を取得
し(ステップ304)、送受信履歴情報ファイル134
に蓄積する。
【0041】図4に、送受信履歴情報ファイル134の
構造と蓄積内容の例を示している。
【0042】図4の例では、判断対象情報に対して管理
番号1341が設定され、その管理番号1341毎に送
信先1342の情報が登録されるようになっている。送
信先1342の情報は、判断対象情報を送信した送信先
の担当者の所属部署1343、氏名1344、ID13
45が登録される。
【0043】ネットワーク141を介して判断対象情報
を受信した担当者端末121aは、受信した判断対象情
報をメモリ部125に格納すると共に、表示部123に
表示し、担当者に対して判断結果の入力を促す(ステッ
プ305)。
【0044】そこで、担当者は受信した判断対象情報に
対し、自分自身で判断を下せるかどうかを判断し(ステ
ップ306)、判断を下せる場合はその判断結果情報を
担当者端末121aの入力部124から入力する(ステ
ップ314)。
【0045】入力された判断結果情報は、サーバコンピ
ュータ131に送られ、サーバコンピュータ131によ
って送受信履歴情報と共に送受信履歴情報ファイル13
4に蓄積される。
【0046】1人または複数の担当者に送信した判断対
象情報に対し、それぞれの担当者が自分自身で判断を下
し、判断結果を入力した場合は、それぞれの判断結果情
報が送受信履歴情報と共に図4に示す形式で送受信履歴
情報ファイル134に蓄積される。ここで、図4の取得
情報1346とは、各担当者から受信した判断結果情
報、および自分自身で判断が下せない場合に判断を依頼
した転送先の担当者に関する氏名等の情報である。
【0047】一方、担当者は受信した判断対象情報に対
し、自分自身で判断を下せないと判断した場合、自分以
外の適任者に関する所属部署,氏名等の情報を担当者端
末121aの入力部124から入力する(ステップ30
7)。
【0048】この判断適任者に関する情報は、判断担当
者情報テーブル132の判断担当者情報1322と同じ
データ形式で構成される。但し、ID1325の入力は
省略してもよい。
【0049】図4においては、「開発1部」の「田中
美和」が「開発1部」の「高橋 剛」を判断適任者とし
て入力した例を示している。
【0050】この場合、委任先の判断適任者は、判断担
当者テーブル132に登録されていない者でも構わな
い。
【0051】判断適任者情報を受付けた担当者端末12
1aの処理部122は、ネットワーク141を介してサ
ーバコンピュータ131に送信する。そこで、サーバコ
ンピュータ131は受信した適任者情報と送受信履歴情
報ファイル134の送信先1342とを比較し(ステッ
プ308)、判断適任者に対し既に判断対象情報を送信
しているかどうかを確認する(ステップ309)。
【0052】これは、1人の担当者に同一情報を複数回
送信する無駄を排除することを目的としている。
【0053】未送信であった場合、判断適任者情報を入
力した判断担当者の担当者端末121aに対し、判断適
任者に委任できることを表すメッセージ「判断委任O
K」を送信し、表示部123に表示させる(ステップ3
16)。
【0054】そして、判断適任者情報を含む送受信履歴
情報を送受信履歴情報ファイル134に追加情報として
格納し(ステップ317)、さらに判断適任者を判断担
当者に置き換え(ステップ318)、はじめに割り当て
られた判断担当者に対する処理と同様にステップ303
以降の処理を行う。
【0055】これによって、判断適任者情報を入力した
判断担当者の担当者端末121aは判断結果情報の入力
待ち状態が解除され、入力処理終了となる。
【0056】しかし、担当者端末121aから受け付け
た判断適任者情報で指定された判断適任者に対して判断
対象情報を送信済みであった場合、つまり判断適任者が
既に判断担当者になっていた場合、送受信履歴ファイル
134の取得情報1346として判断結果情報を取得し
ているかどうかを確認する(ステップ310)。
【0057】判断結果情報を既に取得している場合は、
判断適任者に委任できることを表すメッセージ「判断委
任OK」を判断適任者情報を入力した判断担当者の担当
者端末121aに対して送信し、表示部123に表示さ
せる(ステップ313)。
【0058】そして、判断適任者情報を含む送受信履歴
情報を取得し(ステップ315)、送受信履歴情報ファ
イル134に格納して終了する。これによって、前記と
同様に、判断適任者情報を入力した判断担当者の担当者
端末121aは判断結果情報の入力待ち状態が解除さ
れ、入力処理終了となる。
【0059】一方、委任先の担当者から判断結果情報を
未取得だった場合、取得情報として判断適任者情報を取
得しているかどうか、つまりさらに別の判断担当者に転
送しているかどうかを確認する(ステップ311)。
【0060】このステップ310とステップ311の確
認処理は、判断適任者に指名された担当者に同じ判断を
複数回させる無駄を排除することを目的としている。
【0061】転送していない、つまり判断適任者は判断
対象情報を受信しているが、まだ何らかのアクションを
起こしてない場合、委任元の担当者へは判断適任者に委
任できることを表すメッセージ「判断委任OK」を前記
と同様に担当者端末121aの表示部123に表示させ
(ステップ313)、さらに送受信履歴情報を取得し
(ステップ315)、送受信履歴情報ファイル134に
格納して終了する。
【0062】これによって、前記と同様に、判断適任者
情報を入力した判断担当者の担当者端末121aは判断
結果情報の入力待ち状態が解除され、入力処理終了とな
る。
【0063】しかし、委任を受けた判断適任者が既に別
の適任者に判断を委任していた場合、判断担当者の担当
者端末121aに対し、判断適任者に委任できないこと
を表すメッセージ「判断委任不可」を送信し、表示部1
23に表示させる(ステップ312)、ステップ306
以降の処理を繰り返す。
【0064】すなわち、他の担当者に判断を委任した場
合に、その委任した他の担当者が既に別の担当者に判断
を委任していた時には、委任元の担当者で判断を下す手
順に戻る。すなわち、委任元の担当者端末121aは判
断結果情報に入力待ち状態に維持される。
【0065】以上の手順は、1人の判断担当者の判断結
果情報を取得するまでの流れを表したものである。判断
対象者は1分野に対し1人でも複数人でも可能だが、複
数の場合、完全な判断結果情報を取得するには、判断担
当者全員がこの流れ図の処理を終了する必要がある。こ
こまでが判断結果情報回収までの処理の説明である。
【0066】なお、図3において、機械処理とは、サー
バコンピュータ131の処理に該当する。
【0067】サーバコンピュータ121が回収した判断
結果情報は、管理者端末111から受けた指示により編
集される。すなわち、サーバコンピュータ131は、管
理者端末111からの指示に従い、送受信履歴情報ファ
イル134の内容(送受信履歴情報)を編集し、判断状
況リストを出力する。
【0068】図5は判断状況リスト51の一例を示す説
明図である。
【0069】この判断状況リスト51において、例え
ば、「開発1部の田中 美和」は判断を下さず、「開発
1部の高橋 剛」に判断を委任し、「開発1部の高橋
剛」は「対策必要なし」の判断を下したことを表してい
る。
【0070】また、「開発2部」の「鈴木 健太」は、
判断担当者テーブル132に登録されていない「開発4
部」の「本田 雪絵」を判断適任者として選択したこと
を示している。このことが追加送付先としてリスト出力
されている。
【0071】管理者端末111からの判断状況リスト5
1の出力指示は、ステップ301の判断対象情報入力以
降いつでも受け付けられるが、出力内容は出力指示を受
け付けた時点で回収済みとなっている判断結果情報に限
定される。
【0072】なお、この実施例においては、回収期限を
設けていないが、判断結果情報の回収期限を設定するこ
ともできる。この場合、ステップ301の判断対象情報
入力時に回収期限の情報を受け付け、各担当者端末12
1a,121bから、期限になった時点で強制回収を行
うことになる。
【0073】以上のように、本実施例によれば、新たな
判断対象の情報が入力されるに伴い、その判断対象の情
報を配布すべき判断担当者に関する所属部署や氏名等の
情報を判断担当者テーブル132から取り出し、該当す
る判断担当者の担当者端末121aに対して判断対象の
情報を送信し、その判断対象情報に対する判断結果情報
が受信されるまでは、該当する担当者端末121aを入
力待ち状態に維持し、判断結果情報を受信したならば、
該当する担当者端末121aの判断結果情報の入力待ち
状態を解除すると共に、回答された判断結果情報を送受
信履歴情報と共に送受信履歴情報ファイル134に記憶
させ、管理者端末111からの指示に従ってリスト出力
するように構成したため、サーバコンピュータ132か
ら判断を依頼された担当者にあっては、何等かの判断を
下し、その判断結果の情報を入力しなければ、入力処理
が終了しないことになり、依頼者側にあっては判断結果
情報を確実に回収することができるようになる。
【0074】また、催促メッセージを何回も送る手法を
採っていないため、通信コストの増加も防止することが
できる。
【0075】さらに、判断結果情報を記憶させる場合、
送受信履歴情報と対応付けて記憶させているため、担当
者別に整理する処理を行うことなく、担当者別に整理さ
れた判断結果情報を得ることができる。
【0076】また、判断結果情報としては、判断を委任
する他の担当者の情報の入力も許し、他の担当者情報が
入力された場合は入力待ち状態を解除するようにしてい
るため、自分自身が判断を下せない場合に柔軟に対応で
きる。
【0077】さらに、既に他の担当者に委任している者
へ委任した場合は、入力待ち状態を解除しないようにし
ているため、委任の「たらい回し」を回避し、誰かが回
答しなければならなくなる状態が作り出され、判断対象
情報に対する無回答をなくすことができる。
【0078】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、要旨を逸脱しない範囲で変形できる。例え
ば、各部の代表者を集めて会議を開く場合の出席者情報
を回収する目的で使用する場合、図2の「担当分野」1
321を「各部の名称」、「判断担当者情報」1322
を「部長名」に置換し、さらに「所属部署」1323を
「出席の可否」、「氏名」1324を「会議出席者名」
に置換して実施例と同様の処理を行うと、回収されたリ
ストには、各部の部長の出席の可否、部長が出席できな
い場合はその代理の出席者の名簿を作成することができ
る。
【0079】また、判断対象の情報は、管理者端末から
サーバコンピュータに与えるようにしているが、担当者
端末から与える用にしてもよい。このようにした場合
は、管理者端末を特別に準備する必要がなくなり、シス
テムコストを低下させることが可能になる。
【0080】さらに、判断担当者を決めるテーブルの内
容は、随時登録するようにしてもよいし、案件名毎に登
録しておき、どの分野あるいは種類の案件であるかを指
定させ、その指定された案件に属するテーブルを参照す
る構成にしてもよい。
【0081】例えば、企業等にあっては、営業部、技術
部、製造部などの部門別にテーブルを作成しておき、該
当する部門のテーブルを選択して判断担当者を抽出する
とう構成にしてもよい。
【0082】また、病院等にあっては、症状別に診療担
当者を登録しておくことにより、その症状に対する処置
を回答してもらうなどの活用が図れる。
【0083】同様に、多数の教師と生徒が使用する端末
がオンラインで接続された学習教育システムにも適用す
ることができる。
【0084】また、判断担当者テーブルに登録された判
断担当者のうち、所定回数以上、他人に判断を委任した
者はテーブルから削除するようにしてもよい。これによ
り、回答を期待できない者に対する無駄な送受信を無く
すことができる。逆に、テーブルに登録されていなくて
も、所定回数以上、判断を委任された者については自動
的あるいは本人の承諾を得てテーブルに登録することに
より、回答の回収確率を向上させることができる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、新た
な判断対象の情報が入力されるに伴い、その判断対象の
情報を配布すべき判断担当者に関する所属部署や氏名等
の情報を判断担当者テーブルから取り出し、該当する判
断担当者の担当者端末に対して判断対象の情報を送信
し、その判断対象情報に対する判断結果情報が受信され
るまでは、該当する担当者端末を入力待ち状態に維持
し、判断結果情報を受信したならば、該当する担当者端
末の判断結果情報の入力待ち状態を解除すると共に、回
答された判断結果情報を送受信履歴情報と共に送受信履
歴情報ファイルに記憶させ、管理者端末からの指示に従
ってリスト出力するように構成したため、サーバコンピ
ュータから判断を依頼された担当者にあっては、なんら
かの判断を下し、その判断結果の情報を入力しなけれ
ば、入力処理が終了しないことになり、依頼者側にあっ
ては判断結果情報を確実に回収することができるように
なる。
【0086】また、催促メッセージを何回も送る手法を
採っていないため、通信コストの増加も防止することが
できる。
【0087】さらに、判断結果情報を記憶させる場合、
送受信履歴情報と対応付けて記憶させているため、担当
者別に整理する処理も不要になる。
【0088】また、判断結果情報としては、判断を委任
する他の担当者の情報の入力も許し、他の担当者情報が
入力された場合は入力待ち状態を解除するようにしてい
るため、自分自身が判断を下せない場合に柔軟に対応で
きる。
【0089】さらに、既に他の担当者に委任している者
へ委任した場合は、入力待ち状態を解除しないようにし
ているため、委任の「たらい回し」を回避し、誰かが回
答しなければならなくなる状態が作り出され、判断対象
情報に対する無回答をなくすことができるなど、判断を
必要とする情報の送信と判断結果情報の回収を確実にす
る点で極めて有用な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシステム構成図であ
る。
【図2】判断担当者テーブルの一例を示すテーブル構成
図である。
【図3】判断結果情報を回収するまでの手順を示すフロ
ーチャートである。
【図4】送受信履歴情報ファイルの一例を示す説明図で
ある。
【図5】判断状況リストの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
111…管理者端末、112…管理者端末の処理部、1
13…管理者端末の表示部、114…管理者端末の入力
部、115…管理者端末のメモリ部、121a,121
b…担当者端末、122…担当者端末の処理部、123
…担当者端末の表示部、124…担当者端末の入力部、
125…担当者端末のメモリ部、131サーバコンピュ
ータ、132…判断担当者テーブル、133…判断対象
情報DB、134…送受信履歴情報ファイル、141…
ネットワーク。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバコンピュータと、このサーバコン
    ピュータに対しネットワーク経由で接続される複数の担
    当者端末とから成り、 サーバコンピュータは、判断対象の情報を配布すべき判
    断担当者に関する情報を登録したテーブルと、前記判断
    対象の情報が入力されたことにより、前記テーブルを参
    照して配布すべき判断担当者に関する情報を取り出し、
    該当する判断担当者の担当者端末に対して判断対象の情
    報を送信する送信手段と、送信した判断対象の情報に対
    する判断結果情報が受信されるまで該当する担当者端末
    を判断結果情報の入力待ち状態に維持させる制御手段
    と、送信した判断対象の情報に対して回答された判断結
    果情報を記憶する記憶手段とを備え、 前記担当者端末は、受信した判断対象の情報を表示する
    表示手段と、表示された判断対象の情報に対する判断結
    果情報を入力する入力手段と、入力された判断結果情報
    をサーバコンピュータに送信する送信手段とを備えるこ
    とを特徴とする判断結果情報回収システム。
  2. 【請求項2】 サーバコンピュータにおける各担当者端
    末との間の送受信履歴情報を取得し、記憶する履歴情報
    取得手段をさらに備え、この履歴情報取得手段で取得し
    た送受信履歴情報と対応付けて担当者端末からの判断結
    果情報を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請
    求項1記載の判断結果情報回収システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバコンピュータは、担当者端末
    装置から受信した判断結果情報が判断を委任する他の担
    当者情報であるか否かを判断する第1の判断手段と、他
    の担当者情報であれば、該他の担当者に対して判断対象
    の情報を既に送信済みであるか否かを前記テーブルを参
    照して調べ、送信済みでなければ委任された他の担当者
    の担当者端末に対して判断対象情報を送信すると共に、
    委任元の担当者端末の判断結果情報の入力待ち状態を解
    除する第2の判断手段とをさらに備えることを特徴とす
    る請求項1または2記載の判断結果情報回収システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバコンピュータは、担当者端末
    装置から受信した判断結果情報が判断を委任する他の担
    当者情報であるか否かを判断する第1の判断手段と、他
    の担当者情報であれば、該他の担当者に対して判断対象
    の情報を既に送信済みであるか否かを前記テーブルを参
    照して調べ、送信済みでなければ委任された他の担当者
    の担当者端末に対して判断対象情報を送信すると共に、
    委任元の担当者端末の判断結果情報の入力待ち状態を解
    除する第2の判断手段と、前記他の担当者に対して送信
    済みであれば判断結果情報を既に受信しているか否かを
    前記送受信履歴情報によって調べ、判断結果情報の受信
    済みであれば委任元の担当者端末の判断結果情報の入力
    待ち状態を解除する第3の判断手段と、委任先の他の担
    当者がさらに別の担当者に判断を委任済であるか否かを
    調べ、委任済みでなければ委任元の担当者端末の判断結
    果情報の入力待ち状態を解除し、委任済みであれば入力
    待ち状態を維持させる第4の判断手段とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1または2記載の判断結果情報
    回収システム。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段に記憶された判断結果情報
    を担当者別に編集して出力する編集手段を備えることを
    特徴とする請求項2〜4記載のいずれかの判断結果情報
    回収システム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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