JPH08307495A - 電話機 - Google Patents

電話機

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JPH08307495A
JPH08307495A JP10856895A JP10856895A JPH08307495A JP H08307495 A JPH08307495 A JP H08307495A JP 10856895 A JP10856895 A JP 10856895A JP 10856895 A JP10856895 A JP 10856895A JP H08307495 A JPH08307495 A JP H08307495A
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JP
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screen
data
program
signal
reduced
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Withdrawn
Application number
JP10856895A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Kumagai
佳明 熊谷
Makoto Niijima
誠 新島
Yumie Sonoda
弓恵 園田
Hiroaki Nakano
広明 中野
Junichi Nagahara
潤一 永原
Hirobumi Tamori
寛文 田守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通話中においても、容易に遠隔操作を行える
ようにする。 【構成】 ジョイスティック410は、電話機本体40
5のスピーカ702が配置される面と異なる面上(コー
ドレス電話機(子機)5を正面から見た場合の左側面
上)に配置されているので、使用者が左手でコードレス
電話機(子機)5を持ち、通話する場合においても、左
手親指480でジョイスティック410を容易に操作す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機に関し、特に、
所定の電子機器を遠隔制御することが可能な電話機であ
って、ジョイスティックを、通話状態において、顔と対
向しない面に配置することにより、通話中においても電
子機器の遠隔制御を容易に行えるようにした電話機に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、テレビジョン受像機、ビデオテー
プレコーダ、ビデオディスクプレーヤなどの電子機器が
各家庭に普及してきた。これらの電子機器は、専用のリ
モートコマンダ(以下、リモコンという)により遠隔制
御することができるようになされている場合が多い。そ
の結果、家庭におけるリモコンの数が増え、所定の電子
機器を操作しようとするとき、多くのリモコンの中から
対応するリモコンを探し、さらにそのリモコンの多くの
ボタンの中から所望の機能が割り付けられているボタン
を探して操作する必要があり、迅速に所望の電子機器に
所望の機能を実行させることができない課題があった。
【0003】そこで、例えば、テレビジョン受像機を遠
隔制御する機能をコードレス電話機に付加することが、
例えば特開平2−31545号公報に提案されている。
このようなコードレス電話機においては、電話をかける
場合に用いられるプッシュボタンを操作することによっ
て、テレビジョン受像機等の遠隔制御も行うことができ
るようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コードレス
電話機のプッシュボタンは、電話機本体の筐体の腹の部
分(送受話のためのマイクロホンとスピーカが配置され
ている面(通話状態において顔に対向する面))に配置
されている。従って、テレビジョン受像機を遠隔制御す
るには、プッシュボタンを操作するためにコードレス電
話機を顔から離さなければならず、通話しながらテレビ
ジョン受像機を遠隔制御することが困難となるという課
題があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、通話状態においても、容易に遠隔操作を行
うことができるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電話機は、使用
状態において、顔と対向しない面上に配置され、方向を
指示する場合に操作される操作手段と、操作手段の操作
に対応する信号を所定の電子機器に送信する送信手段と
を備えることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の電話機においては、方向を指示する場
合に操作される操作手段は、顔と対向しない面上に配置
され、送信手段は、操作手段の操作に対応する信号を所
定の電子機器に送信する。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例を説明するが、その
前に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の実
施例との対応関係を明らかにするために、各手段の後の
括弧内に、対応する実施例(但し、一例)を付加して、
本発明の特徴を記述すると、次のようになる。
【0009】請求項1に記載の電話機は、電話回線を介
して通話する場合に用いられる電話機において、使用状
態において、顔と対向しない面上に配置され、方向を指
示する場合に操作される操作手段(例えば図13のジョ
イスティック410)と、操作手段の操作に対応する信
号を所定の電子機器に送信する送信手段(例えば図20
の送信回路682)とを備えることを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の電話機は、所定の表示を
行う表示手段(例えば図10の表示装置401)をさら
に備えることを特徴とする。
【0011】なお、勿論この記載は、各手段を上記した
ものに限定することを意味するものではない。
【0012】図1は、本発明において用いられる用語を
説明する図である。図1(A)は、通常の画面(番組の
画面)を表し、フルサイズ(720×480画素)でフ
レームレートが30フレーム/秒(30fps)のフル
モーションで表示されるオリジナルの画像が表示される
画面を意味する。
【0013】図1(B)は、マルチ画面(番組選択画面
または縮小画面の配列)を表し、フレームサイズが1/
9サイズ(240×160画素)の縮小画面を、3×3
のマトリックス状に配列した画像であって、それぞれの
縮小画面は、フルモーション(30fps)で表示され
る画像である。
【0014】図1(C)は仮想画面を表し、No.1乃
至No.6のマルチ画面を、2×3のマトリックス状に
配列した、仮想的な配列画像であって、仮想フレームメ
モリにフレームレート30fpsを満たすタイミングで
順次書き込まれる。それぞれの縮小画面が、フレームサ
イズが1/9サイズ(240×160画素)であって、
フルモーション(30fps)で表示されるように書き
込まれる。
【0015】図1(D)は、選択エリア(読みだす領
域)を表し、仮想フレームメモリに書き込まれた仮想画
面の中から、カーソル移動操作に応じて読み出すべきマ
ルチ画面を選択するためのエリアであり、カーソルの移
動に伴って、上下左右に移動する。それぞれの縮小画面
を番組カテゴリなどを単位として表示する場合は、仮想
画面の中の該当する縮小画面が所定の位置に予め配列し
直される。
【0016】選択エリアで選択された画像が、モニタ装
置に表示されると、マルチプレビュー画面(番組選択画
面)となる。このマルチプレビュー画面は、仮想フレー
ムメモリに書き込まれた仮想画面の中から、カーソル移
動操作に応じて読みだされたマルチ画面をモニタ装置に
表示したものであり、それぞれの縮小画面は、フレーム
サイズが1/9サイズ(240×160画素)であって
フルモーション(30fps)で表示される。
【0017】以下に本発明の実施例を説明するが、その
説明に先立って、本明細書において記述されるアーカイ
ブ化処理について、図2を参照して説明する。
【0018】すなわち、本発明においては、複数(以下
の実施例においては、9個)の番組の画面が、それぞれ
垂直方向と水平方向に1/3の画素数となるように間引
き処理によって縮小(圧縮)され、面積として1/9に
縮小された縮小画面が生成される。そして、この9個の
縮小画面を、1画面を3×3個に分割したマルチ画面の
各位置に配置することで、1つの画面に対応する(1つ
の放送チャンネルに対応する)複数(以下の実施例にお
いては、6画面)のマルチ画面No.1乃至No.6が
生成される。そして、図2に示すように、これらの6個
のマルチ画面は、MPEG方式により各々圧縮され、マ
ルチプレクサ211により、1つの伝送チャンネルで伝
送できるように多重化される。本明細書においては、圧
縮多重化処理をアーカイブ化処理として説明する。
【0019】マルチプレクサ211により、1つの伝送
チャンネルのデータとして多重化されたデータは、衛
星、ケーブルなどにより構成される伝送路を介して、受
信側に伝送される。
【0020】受信側においては、デマルチプレクサ24
により伝送路を介して伝送されてきた1つの伝送チャン
ネルのデータを分離し、元の6放送チャンネル分のデー
タ(9個の縮小画面を有するNo.1乃至No.6のマ
ルチ画面のデータ)に分離される。
【0021】そして、分離されたNo.1乃至No.6
のマルチ画面のデータ(番組選択画面のデータ)は、M
PEG方式で伸張(デコード)され、仮想フレームメモ
リ49に大きな仮想画面を構成するように記憶される。
【0022】そして、仮想画面の任意の3×3個の縮小
画面の領域が適宜選択され、出力表示される。
【0023】図3は、本発明を適用した放送システムの
一実施例の構成を示している。放送局では、例えばDS
Sによる番組放送が行われるようになされている。すな
わち、放送局では、1つあるいは複数の放送チャンネル
の番組(アナログ信号の画像および音声)が制作され、
ディジタル化部51に供給される。このディジタル化部
51には、他の放送局の番組も供給される。ディジタル
化部51では、番組を構成する画像および音声がディジ
タル化され、アーカイブ化部52に出力される。
【0024】アーカイブ化部52には、ディジタル化部
51から番組が供給される他、他の放送局からも、1つ
あるいは複数の放送チャンネルのディジタル化された番
組(ディジタル化された画像および音声)が供給される
ようになされている。アーカイブ化部52では、そこに
入力された複数チャンネルの番組それぞれの内容を表
す、各チャンネルごとの番組選択用のデータ(番組選択
画面のデータ)が生成される。すなわち、アーカイブ化
部52では、例えば、そこに入力された複数チャンネル
の番組の画面(画像)を縮小し、9個の縮小画面によっ
てマルチ画面の画像とする。そして、例えば9個の放送
チャンネルの番組が、1つの放送チャンネルのマルチ画
面とされる。
【0025】このように、通常放送される番組を、その
まま用いて、番組選択用のデータ(縮小画面)が作成さ
れるので、通常放送される番組とは別(独立)に、番組
選択用の番組を作成する手間を省くことができる。
【0026】なお、ここでは、アーカイブ化部52にお
いて、各チャンネルの番組の画面の縦および横が、例え
ば1/3に縮小されたもの(従って、面積で考えれば、
各放送チャンネルの番組の画面の1/9の画面)が生成
されるものとする。従って、この場合、視聴者側におい
ては、1画面に9個の放送チャンネルの番組の縮小画面
を、同時に表示することができる。
【0027】また、アーカイブ化部52では、そのマル
チ画面の各子画面の番組(ディジタル化部51および他
の放送局から供給される番組)の音声も、縮小画面とと
もに伝送される。
【0028】アーカイブ化部52では、さらにこれらの
データをMPEG方式で圧縮する。
【0029】アーカイブ化部52では、このようなマル
チ画面(番組選択画面)が複数(例えば6個)生成され
る(すなわち、合計54個(=6×9)の番組の縮小画
面が生成される)。そして、6個のマルチ画面のデータ
は、1つの伝送チャンネルのデータとしてまとめられる
(結合(アーカイブ化)される)。ここで、アーカイブ
化部52より出力される、複数の放送チャンネルの番組
を1つの伝送チャンネルのデータにまとめた複数の番組
選択画面のデータを、以下、適宜、アーカイブデータ
(「アーカイブ」とは、いわゆるコンピュータ用語で、
複数のデータを1つにまとめることを意味する)とい
う。
【0030】ビデオサーバ53には、アーカイブ化部5
2よりアーカイブデータが供給される他、ディジタル化
部51より、ディジタル化され、さらにMPEG方式で
圧縮された複数の放送チャンネルの番組が供給される
(なお、その詳細については、図6を参照して後述す
る)。
【0031】ビデオサーバ53では、そこに入力された
データが、一旦記憶され、送信部54に供給される。
【0032】送信部54では、ビデオサーバ53からの
データに対し、誤り訂正処理、変調(例えば、QPSK
変調など)処理、およびその他の必要な処理(例えば、
暗号化処理や、多重化処理、アップコンバートなど)が
施される。そして、その処理の結果得られた信号が、パ
ラボラアンテナ55を介して衛星(BS(放送衛星)ま
たはCS(通信衛星))61に伝送され、衛星61から
視聴者側に送信される。すなわち、送信部54では、複
数の放送チャンネルの番組とともに、番組選択画面のア
ーカイブデータが、衛星61を介して、視聴者側に送信
される。従って、各番組の画面をフルサイズの画面と考
えると、放送局からは、これらのフルサイズの画面およ
びフルサイズの画面を縮小した縮小画面が同時に送信さ
れる。
【0033】なお、複数の放送チャンネルの番組および
アーカイブデータは、衛星61を介して、視聴者側に送
信する他、例えばケーブルなどの有線の伝送路や、地上
波、その他の配信方法によって、ビデオサーバ53から
視聴者側に送信することが可能である。さらに、複数チ
ャンネルの番組およびアーカイブデータは、1種類の伝
送路ではなく、複数種類の伝送路によって、視聴者側に
送信すること(例えば、複数の放送チャンネルの番組
は、衛星61経由で送信し、アーカイブデータは、ケー
ブルを介して送信することなど)も可能である。
【0034】また、複数の放送チャンネルの番組(通常
の番組データ)は、ディジタル化部51でディジタル化
したものを送信するようにしたが、この他、複数の放送
チャンネルの番組は、そのままアナログ信号の状態(ア
ナログ番組)で、送信部54に供給し、ビデオサーバ5
3からのアーカイブデータとともに送信することも可能
である。
【0035】視聴者側では、放送局から衛星61を介し
て送信されてくるデータ(複数の放送チャンネルの番組
およびアーカイブデータ)がパラボラアンテナ3で受信
され、受信機(セットトップボックス)2に供給され
る。
【0036】受信機2では、パラボラアンテナ3からの
データに対し、必要な処理が施され、画像は、例えばテ
レビジョン受像機などでなるモニタ装置4に供給されて
表示され、音声は、図示せぬスピーカに供給されて出力
される。すなわち、受信機2において、特定の放送チャ
ンネルが選択されている場合には、モニタ装置4には、
その放送チャンネルの番組が表示される。また、受信機
2において、アーカイブデータが選択されている場合に
は、モニタ装置4には、複数の縮小画面のうちの、所定
数の放送チャンネル(上述したように、本実施例では、
9チャンネル)の番組のものが、同時に表示される。従
って、この場合、視聴者は、この番組選択画面を見るこ
とにより、いま放送されている複数の放送チャンネルの
番組それぞれの内容を認識することができる(その詳細
については後述する)。この番組選択用画面は、以下、
適宜、プレビューまたはプレビュー画面という。
【0037】なお、データが、放送局から、ケーブルな
どを介して送信されてきた場合には、そのデータは、受
信機2において、直接受信される。さらに、データが、
放送局から、地上波などによって送信されてきた場合に
は、そのデータは、図示せぬ地上波用のアンテナで受信
され、受信機2に供給される。また、図3においては、
2台の受信機2を図示してあるが、受信機2は、1台で
も、衛星61を介して送信されたデータ、およびその他
ケーブルや地上波などを介して送信されたデータの受信
が可能である。
【0038】図4は、アーカイブ化部52において、ア
ーカイブデータが生成される様子を示している。同図に
示すように、アーカイブ化部52では、9個の放送チャ
ンネルの番組の画面(画像)を縮小して1つのマルチ画
面が生成される。この1つのマルチ画面のデータは、視
聴者側において、1つの放送チャンネルのデータ、ある
いは番組選択のための独立したデータとして扱うことが
できる。そして、アーカイブ化部52では、このような
マルチ画面が6個生成され、それらが1つの伝送チャン
ネルのデータ(アーカイブデータ)としてまとまられる
(結合される)。
【0039】なお、図4に示す番組データには、上述し
たように、縮小画面データの他、各放送チャンネルの番
組の音声も含められる。
【0040】また、アーカイブ化部52には、複数の放
送チャンネルの番組の縮小画面を、そのままアーカイブ
データにさせて、ビデオサーバ53に出力させる他、例
えば番組のカテゴリ(ジャンル)ごとに分けて配列させ
るなどの所定の配列状態に配列させた後、アーカイブデ
ータにさせて、ビデオサーバ53に出力させることがで
きる。
【0041】すなわち、例えば図5に示すように、縦方
向には、番組のカテゴリが異なる縮小画面を配置(配
列)し、横方向に、番組のカテゴリが同一の縮小画面を
配置するようにすることができる。具体的には、例えば
第1行目にはニュース番組の縮小画面を配置し、第2行
目には映画番組の縮小画面を配置し、第3行目には音楽
番組の縮小画面を配置するようにする。そして、この場
合、横方向には、同一カテゴリの番組の縮小画面を、例
えば番組の放送チャンネルの昇順や、番組タイトルのア
ルファベット順などに配置するようにする。
【0042】カテゴリの数が4個以上存在するとき、お
よび、所定のカテゴリの番組が4個以上存在するとき、
それらは他の番組選択画面に配置される。そして、複数
(6個)の番組選択画面により1つの仮想フレームが構
成されるようにする(この点については後述する)。
【0043】視聴者側で、縮小画面を上述のように配置
したマルチプレビュー画面を表示するようにすることに
より、視聴者は、マルチプレビュー画面を、所望する番
組のカテゴリの行を横方向に見ていくことで、容易に、
所望する番組を見つけることができる。
【0044】さらに、この場合、図5に示したようなマ
ルチプレビュー画面を構成する縮小画面上の所定の1つ
にカーソルを表示するようにし、そのカーソルを移動す
ることにより、視聴者は、所望する番組を、容易に見つ
け、その選局をすることができる。
【0045】次に、図6を参照して、番組選択画面の生
成について、さらに詳しく説明する。ディジタル化部5
1は、入力されたアナログのビデオ信号およびオーディ
オ信号をA/D変換器231でA/D変換した後、番組
送出用MPEGビデオ/オーディオエンコーダ/マルチ
プレクサシステム232に出力するとともに、そのうち
の54チャンネル分のディジタルビデオ信号をアーカイ
ブ化部52のマルチ画面生成回路201−1乃至201
−6に供給する。ビデオ信号およびオーディオ信号がデ
ィジタル信号として供給された場合には、それらのディ
ジタル信号は、そのまま番組送出用MPEGビデオ/オ
ーディオエンコーダ/マルチプレクサシステム232と
マルチ画面生成回路201−1乃至201−6に供給さ
れる。
【0046】マルチ画面生成回路201−1は、9個の
RAM202−1−1乃至201−1−9を内蔵してお
り、入力された9個の番組の画面のデータがここに記憶
される。そして、9個の画面のデータは、垂直方向およ
び水平方向に1/3に縮小され、9個の縮小画面が生成
される。そして、その9個の縮小画面は、1つの画面を
3×3個の9個に分割したマルチ画面上に各々配置され
る。
【0047】例えば、1つの画面(1フレーム)が72
0×480画素で構成されている場合、この数が水平方
向および垂直方向に1/3に縮小され、すなわち画素が
間引かれて240×160画素の縮小画面の画像とされ
る。そして、これらの縮小画面の画像を水平方向と垂直
方向に3×3個配置することで、9個の縮小画面を有す
る1つのマルチ画面が生成される。このマルチ画面は、
1フレームが720×480画素で構成されることにな
る。
【0048】同様の処理が、他の5個のマルチ画面生成
回路201−2乃至201−6においても行われる。そ
の結果、それぞれ9個の縮小画面を有するマルチ画面
(番組選択画面)が6個生成されることになる。
【0049】このようにして、マルチ画面生成回路20
1−1乃至201−6により生成された6個のマルチ画
面のデータは、それぞれ対応するMPEGビデオエンコ
ーダ203−1乃至203−6に供給され、MPEG方
式で圧縮される。これにより、6個(6放送チャンネル
分)のアーカイブデータが得られたことになる。
【0050】また、アーカイブ化部52のEPG(El
ectrical ProgramGuide)データ
生成装置204は、番組送出用MPEGビデオ/オーデ
ィオエンコーダ/マルチプレクサシステム232から、
マルチ画面生成回路201−1乃至201−6に供給さ
れた54放送チャンネル分の番組の放送開始時刻、放送
チャンネル番号、カテゴリ、番組名、マルチ画面上の位
置、縮小画面の画素数(例えば240×160個)など
の電子番組ガイドデータ(EPGデータ)を生成する。
【0051】ビデオサーバ53は、必要に応じ、アーカ
イブ化部52のMPEGビデオエンコーダ203−1乃
至203−6より供給されたビデオデータおよびEPG
データ生成装置204より供給されたEPGデータを内
蔵するメモリに記憶させた後、これを読み出し、マルチ
プレクサ211で、1つの伝送チャンネル(1つのトラ
ンスポンダに対応するチャンネル)で伝送できるように
各データをパケット化し、多重化する(アーカイブ化す
る)。このとき、ビデオサーバ53には、番組送出用M
PEGビデオ/オーディオエンコーダ/マルチプレクサ
システム232から、アーカイブ化された54個の番組
のオーディオデータも入力され、これらのオーディオデ
ータもパケット化され、同一の伝送チャンネルで、伝送
できるように多重化される。
【0052】このようにして、それぞれ9個の縮小画面
を有する6個のマルチ画面(この6個のマルチ画面は、
1つの仮想フレームを構成する)を含むアーカイブデー
タは、1つの伝送チャンネルの信号として、送信部54
の伝送路符号化装置221−1に供給される。
【0053】伝送路符号化装置221−1の誤り訂正符
号化回路222−1は、マルチプレクサ211より入力
されたデータに誤り訂正符号化処理を施した後、QPS
K変調回路223−1に出力する。QPSK変調回路2
23−1は、入力されたデータをQPSK変調し、アッ
プコンバータ224−1に出力する。アップコンバータ
224−1は、入力されたデータを、所定の周波数帯域
の信号(衛星の1つのトランスポンダに対応する信号)
に変換し、混合器225に出力する。
【0054】このように、番組選択画面の伝送チャンネ
ルは、専用の伝送チャンネルとされている。
【0055】一方、少なくとも54個の番組(フルサイ
ズの画面としての番組)のビデオデータとオーディオデ
ータは、それぞれ番組送出用MPEGビデオ/オーディ
オエンコーダ/マルチプレクサシステム232におい
て、MPEG方式で圧縮され、さらに、例えば6個の放
送チャンネルの番組が1つの伝送チャンネルで伝送され
るようにパケット化され、多重化される。但し、その多
重化される放送番組(放送チャンネル)の数は、その画
像の複雑さにより変化する。
【0056】そして、1つの伝送チャンネルのデータが
伝送路符号化装置221−2に入力され、伝送路符号化
装置221−1における場合と同様に、誤り訂正符号化
処理とQPSK変調処理が施される。そして、伝送路符
号化装置221−2より出力されたデータが、アップコ
ンバータ224−2により衛星の他のトランスポンダに
対応する所定の周波数帯域の信号に変換された後、混合
器225に入力される。
【0057】以下、他の伝送路符号化装置221−3、
アップコンバータ224−3(図示せず)乃至伝送路符
号化装置221−nおよびアップコンバータ224−n
により、同様の処理が施されたデータが混合器225に
入力される。
【0058】混合器225は、アップコンバータ224
−1乃至224−nより入力されたデータを混合し、パ
ラボラアンテナ55を介して衛星61に伝送する。
【0059】ところで、視聴者側において、マルチプレ
ビュー画面として、複数の縮小画面とともに、放送チャ
ンネルの番号を表示するようにし、視聴者に、所望する
番組の放送チャンネルを番号を入力することで選択させ
るようにすることも可能である。しかしながら、その場
合には、例えば視聴者が放送チャンネルを見間違えた
り、放送チャンネルに対応する数字の入力操作を誤った
りすることが考えられる。そこで、図5のようなプレビ
ューが表示された状態からは、所望する番組に対応する
縮小画面を直接選択することで、その番組の親画面を表
示させるようにすることが好ましい。
【0060】そこで、アーカイブ化部52では、縮小画
面と、その縮小画面に対応する番組との間にリンクを張
っておくようにする。具体的には、例えば縮小画面のデ
ータに、その縮小画面に対応する番組の放送チャンネル
の番号を付加しておき、これをEPGデータとして伝送
する。このようにすることにより、例えば図7に示すよ
うに、プレビューを構成する縮小画面を選択すること
で、その縮小画面との間にリンクが張られている番組、
すなわち選択された縮小画面に対応するフルサイズの画
面(番組)が表示されるようにすることができる。な
お、図7においては、プレビューを構成する9個の縮小
画面のうちの、画面中央に配置されているものが選択さ
れ、これによりその縮小画面に対応する番組PROG2
が、プレビューに代えて表示された様子を示している。
【0061】図8は上述したDSSを受信するための受
信機2の内部の構成例を表している。パラボラアンテナ
3のLNB3aより出力されたRF信号は、フロントエ
ンド20のチューナ21に供給され、復調される。チュ
ーナ21の出力は、QPSK復調回路22に供給され、
QPSK復調される。QPSK復調回路22の出力は、
エラー訂正回路23に供給され、エラーが検出、訂正さ
れる。
【0062】例えばCPU,ROMおよびRAM等から
なるICカードにより構成されているCAM(Conditio
nal Access Module)33には、暗号を解読するのに必
要なキーが、解読プログラムとともに格納されている。
放送局が、データに対して暗号化処理を施して送信する
場合、この暗号を解読するにはキーと解読処理が必要と
なる。そこで、カードリーダインタフェース32を介し
てCAM33からこのキーが読み出され、デマルチプレ
クサ24に供給される。デマルチプレクサ24は、この
キーを利用して、暗号化された信号を解読する。
【0063】なお、このCAM33には、暗号解読に必
要なキーと解読プログラムの他、課金情報なども格納さ
れている。
【0064】デマルチプレクサ24は、フロントエンド
20のエラー訂正回路23の出力する信号の入力を受
け、これを、データバッファメモリ(SRAM:Static
Random Access Memory)35に一旦記憶させる。そし
て、適宜これを読み出して、上述したように解読を行
う。そして、デマルチプレクサ24は、解読結果が通常
の番組データである場合には、その番組データを構成す
る画像データまたは音声データを、それぞれマルチチャ
ンネルリアルタイムデコーダ25またはMPEGオーデ
ィオデコーダ26に供給する。EPGデータは、データ
バッファメモリ35の所定の領域に記憶される。
【0065】マルチチャンネルリアルタイムデコーダ2
5は、図21を参照して後述するように、6放送チャン
ネル分の番組の画面データをデコードできるように、M
PEGビデオデコーダ25−1乃至25−6と、DRA
M25a−1乃至25a−6を内蔵しており、入力され
た画像データ(ディジタル画像データ)をDRAM25
aに適宜記憶させ、MPEG方式により圧縮されている
ビデオ信号のデコード処理を実行する。
【0066】デコードされたビデオデータは、それが通
常の番組のものである場合、NTSCエンコーダ27に
供給され、NTSC方式の輝度信号(Y)、クロマ信号
(C)、およびコンポジット信号(V)に変換される。
輝度信号とクロマ信号は、バッファアンプ28Y,28
Cを介して、それぞれSビデオ信号として出力される。
また、コンポジット信号は、バッファアンプ28Vを介
して出力される。
【0067】また、マルチ画面のビデオデータは、仮想
フレームメモリ49に供給され、その仮想画面に記憶さ
れる。そして、所定の9個の縮小画面が必要に応じて読
み出され、NTSCエンコーダ27に供給されるように
なされている。
【0068】なお、図21のMPEGビデオデコーダ2
5−iとしては、SGS-Thomson Microelectronics社のM
PEG2復号化LSI(STi3500)を用いること
ができる。その概略は、例えば、日経PB社「日経エレ
クトロニクス」1994.3.14(no.603)第
101頁乃至110頁に、Martin Bolton氏により紹介
されている。
【0069】また、MPEG2のトランスポートストリ
ーム(MPEG2-Transportstream)に関しては、アスキー
株式会社1994年8月1日発行の「最新MPEG教科
書」第231頁乃至253頁に説明がなされている。
【0070】MPEGオーディオデコーダ26は、デマ
ルチプレクサ24より供給されたデジタルオーディオ信
号をDRAM26aに適宜記憶させ、MPEG方式によ
り圧縮されているオーディオデータのデコード処理を実
行する。デコードされたオーディオデータは、D/A変
換器30においてD/A変換され、左チャンネルのオー
ディオ信号は、バッファアンプ31Lを介して出力さ
れ、右チャンネルのオーディオ信号は、バッファアンプ
31Rを介して出力される。
【0071】RFモジュレータ41は、NTSCエンコ
ーダ27が出力するコンポジット信号と、D/A変換器
30が出力するオーディオ信号とをRF信号に変換して
出力する。また、このRFモジュレータ41は、地上波
によるテレビジョン放送信号を受信するTVモードが設
定されたとき、ケーブルボックス等のAV機器(図示せ
ず)から入力されるNTSC方式のRF信号をスルーし
て、VCR(VTR)や他のAV機器(いずれも図示せ
ず)にそのまま出力する。
【0072】本実施例では、これらのビデオ信号および
オーディオ信号が、AVライン11を介してモニタ装置
4に供給されることになる。
【0073】CPU(Central Processor Unit)29
は、ROM37に記憶されているプログラムに従って各
種の処理を実行する。例えば、チューナ21,QPSK
復調回路22、エラー訂正回路23、仮想フレームメモ
リ49などを制御する。また、AV機器制御信号送受信
部2Aを制御し、コントロールライン12を介して、他
のAV機器(この実施例の場合、モニタ装置4)に所定
のコントロール信号を出力し、また、他のAV機器から
のコントロール信号を受信する。
【0074】このCPU29に対しては、受信機2のフ
ロントパネル40に設けられた操作ボタン/スイッチ
(図示せず)を操作して、所定の指令を直接入力するこ
とができる他、リモートコマンダとしての機能を有する
コードレス電話機(子機)5(図10)を操作すること
によっても、所定の指令を入力することができる。
【0075】すなわち、コードレス電話機(子機)5を
操作すると、アンテナ681(図20)よりRF信号が
出射され、このRF信号がベースユニット(電話機親
機)600により受信されるようになされている。そし
てベースユニット600の出力は、モジュラジャック6
01と636を介してモデムユニット631に供給され
るようになさている。
【0076】CPU29と接続されているモデムユニッ
ト631は、DTMFデコーダ633を内蔵するモデム
632を有している。このモデム632はモジュラジャ
ック635を介して電話回線に接続されているととも
に、外接電話オフフック検出回路634を介してモジュ
ラジャック636に接続されている。
【0077】また、デマルチプレクサ24は、フロント
エンド20から供給される信号がEPGデータである場
合には、そのEPGデータを、データバッファメモリ3
5に供給して記憶させる。
【0078】EEPROM(Electrically Erasable Pr
ogramable Read Only Memory)38には、電源オフ後も
保持しておきたいデータ(例えば、チューナ21の4週
間分の受信履歴、電源オフの直前に受信していたチャン
ネル番号(ラストチャンネル))などが適宜記憶され
る。そして、例えば、電源がオンされたとき、ラストチ
ャンネルと同一のチャンネルを再び受信させる。ラスト
チャンネルが記憶されていない場合においては、ROM
37に、あらかじめデフォルトとして記憶されているチ
ャンネルが受信される。
【0079】また、CPU29は、スリープモードが設
定されている場合、電源オフ時であっても、フロントエ
ンド20、デマルチプレクサ24、データバッファメモ
リ35など、最低限の回路を動作状態とし、受信信号に
含まれる時刻情報から現在時刻を計時し、所定の時刻に
各回路に所定の動作(いわゆるタイマ録画など)をさせ
る制御なども実行する。例えば、外部のVCRと連動し
て、予約された番組のタイマ自動録画を実行する。
【0080】さらに、CPU29は、所定のOSD(On
-Screen Display)データを発生したいとき、MPEG
ビデオデコーダ25−iを制御する。MPEGビデオデ
コーダ25−iは、この制御に対応して所定のOSDデ
ータを生成して、DRAM25a−iのOSDエリアに
書き込み、さらに読み出して、出力する。これにより、
所定の文字、図形など(例えば、カーソルや、いま受信
機2から出力している番組の放送チャンネル、音量に応
じて長さの変化するバーなど)を、適宜モニタ装置4に
出力し、表示させることができる。
【0081】図9は、ベースユニット(親機)600の
構成例を表している。モジュラージャック601は回線
インタフェース(I/F)651に接続されている。こ
の回線インタフェース651にはまた、DTMFエンコ
ーダ652が接続されており、DTMFエンコーダ65
2は入力されたコマンドをDTMF信号にエンコードし
て出力する。
【0082】回線インタフェース651は子機5に伝送
すべき信号を送信回路(TX)653に出力する。送信
回路653は送信信号をデジタル化し、変調して、RF
信号としてアンテナ655より出力する。受信回路(R
X)654はアンテナ655を介して子機5より伝送さ
れてきたRF信号を受信、復調し、音声信号を回線イン
タフェース651に出力し、コマンドをマイクロコンピ
ュータ656に出力する。
【0083】CPU,ROM,RAMなどを内蔵するマ
イクロコンピュータ656はキー657からの入力に対
応して前記送信回路653と受信回路654を制御す
る。また、表示部658に所定の文字、記号などを表示
する。
【0084】なお、図9においては、説明の便宜上、マ
イクロホンとスピーカの図示を省略している。
【0085】次に、コードレス電話機(子機)5につい
て説明する。図10は、コードレス電話機(子機)5の
正面図であり、図11は、コードレス電話機(子機)5
の、図10に示すX−Y断面図である。このコードレス
電話機(子機)5は、ペンギンを模して形作られてお
り、基本的に、電話機本体405と、電話機本体405
に回動可能に取り付けられるマイク部703A(後述す
る)とから構成されている。
【0086】電話機本体405は、その上部に形成さ
れ、通話相手の音声を出力するスピーカ702と、チャ
ンネルキー、電話番号等の所定の表示(図においては、
キー群701(後述する)が表示されている)を行う表
示装置401(表示手段)(詳細は後述する)と、表示
装置401に表示される電話番号に電話をかける場合等
に操作されるコールボタン402と、電話番号等の情報
を記憶させる場合に操作されるメモリボタン403と、
モニタ装置4に表示されるカーソルを移動する場合等に
操作されるジョイスティック410(操作手段)(詳細
は後述する)とを有している。また、コードレス電話機
(子機)5はその内部に、アンテナ681(図20)を
具備しており、ベースユニット600(受信機2)との
間で、電波の授受を行っている。
【0087】コードレス電話機(子機)5にはまた、そ
れが机等に置かれた場合、マイク部703Aとともに電
話機本体405を支える脚部405Aが、電話機本体4
05の背面下部に形成され、マイク部703Aの図11
において反時計方向への回動を制限するストッパ部44
1が、電話機本体405の正面下部に形成されている。
さらに、マイク部703Aの回転軸としての円柱形状の
軸部441Aが、ストッパ部441の先端に形成されて
いる。また、このコードレス電話機(子機)5の電源ス
イッチとしての接触部452(後述する)がストッパ部
441の下面に配置されている。
【0088】図12は、図10及び図11に示すマイク
部703Aの構成を示しており、図12(A)は、マイ
ク部703Aの平面図であり、図12(B)は、マイク
部703AのA−B断面図であり、図12(C)はマイ
ク部703Aの背面図である。使用者の音声を集音する
マイクロホン703が、マイク部703Aの先端(図
中、左端)の中央に形成され、その反対側の端面(図
中、右端の端面)の中央部が円柱状にくり貫かれ、電話
機本体405に形成される軸部441Aが、くり貫かれ
た部分に勘合されるようになされている。従って、マイ
ク部703Aは、軸部441Aを軸として回動可能とな
っている。
【0089】また、マイク部703Aの図11において
時計方向と反時計方向への回動を制限するように、角部
460及び461が形成されており、角部460または
461が電話機本体405に形成されるストッパ部44
1の下面または上面に、それぞれ接触することによって
マイク部703Aの回動が制限される。また、図11に
示すバネ440がマイク部703Aを図11において反
時計方向へ付勢しているので、コードレス電話機(子
機)5が台上に置かれていない場合(コードレス電話機
(子機)5が持ち上げられている場合)、マイク部70
3Aは、図11の点線で示す位置に配置される。
【0090】コードレス電話機(子機)5の電源スイッ
チとしての接触部451が、角部460上の所定の位置
(ストッパ部441に配置される接触部452に対応す
る位置)(図12(C)に示すように、この実施例の場
合、中央の位置)に配置されており、マイク部703A
が、図11の点線で示す位置に配置されるとき(すなわ
ち、コードレス電話機(子機)5が持ち上げられたと
き)、上述したストッパ部441の下部に配置される接
触部452と接触し、コードレス電話機(子機)5の電
源がオンされる。一方、図11の実線で示す位置に配置
されるとき(すなわち、コードレス電話機(子機)5が
台上に載置されたとき)、接触部451と接触部452
との接触が解除され、コードレス電話機(子機)5の電
源がオフされる。
【0091】図13は、コードレス電話機(子機)5が
台上に置かれた場合(すなわち、未使用時)の斜視図で
ある。この場合、マイク部703Aが、バネ440の付
勢力に抗して、軸部441Aを軸に、図中、反時計方向
に回動し、角部461がストッパ部441の上面に当接
している。従って、コードレス電話機(子機)5は、マ
イク部703Aと脚部405Aによって支持され、自立
する。このとき、ストッパ部441の下面に配置される
接触部452と、角部460に配置される接触部451
とが接触しないので、コードレス電話機(子機)5の電
源はオフされている。
【0092】図14は、コードレス電話機(子機)5が
使用者によって持ち上げられた場合(すなわち、使用
時)の斜視図である。この場合、コードレス電話機(子
機)5が台上に置かれていないので、マイク部703A
は、バネ440に付勢され、図中、時計方向に回動し、
角部460がストッパ部441の下面に当接する。この
とき、ストッパ部441の下面に配置される接触部45
2と、角部460に配置される接触部451とが接触す
るので、コードレス電話機(子機)5の電源はオンされ
る。
【0093】また、図11に示すように、表示装置40
1は、情報を表示するLCD(Liquid Cristal Displa
y)よりなる表示部430と、表示部430の上部を覆
う、透明なタブレット431によって構成されている。
さらに、図10に示すキー群701が表示部430に表
示された場合に、使用者が各キーを押し易いように、タ
ブレット431の各キーの表示位置に対応する部分が突
出して形成されている。
【0094】キー群701は、図10の実施例の場合、
数字0乃至9が表示されているキー、*、および#マー
クが表示されているキーの他、TELの文字が表示され
たキーから構成されている。
【0095】また、数字2のキーには文字ABCが、数
字3のキーには文字DEFが、数字4のキーには文字G
HIが、数字5のキーには文字JKLが、数字6のキー
には文字MNが、数字7のキーには文字PRSが、数字
8のキーには文字TUVが、数字9のキーには文字WX
Yが、数字0のキーには文字QZが、それぞれ表示され
ている。
【0096】さらに、数字4のキーには再生点を巻き戻
すことをシンボライズした巻戻しのマーク715が、数
字5のキーには再生をポーズすることをシンボライズし
たポーズのマーク716が、そして数字6のキーには再
生点を早送りすることをシンボライズした早送りのマー
ク717が、それぞれ表示されている。
【0097】また、数字0のキーには、番組選択画面
(マルチ画面)を呼び出すための機能をシンボランズし
て表すマーク718が表示されている。
【0098】さらに、カーソルの移動をシンボライズし
た記号として、数字キー2の近傍には上方向を指向する
矢印711が、数字キー8の近傍には下方向の矢印71
2が、数字キー4の近傍には左方向の矢印713が、ま
た、数字キー6の近傍には右方向の矢印714が、それ
ぞれ表示されている。
【0099】図15は、電話機本体405の上部背面図
であり、ジョイスティック410の近傍のみ断面で表さ
れている。ジョイスティック410は、電話機本体40
5を背面から見た場合の右側面上(電話機本体405を
正面から見た場合の左側面上)であって、スピーカ70
2の下端部の近傍に配置されている。凹部411は、使
用者がジョイスティック410を多方向(8方向)に動
かすことができるように形成されている(図示は省略し
ているが、この凹部411はゴミなどが進入しないよう
に被覆されている)。
【0100】図16は、ジョイスティック410の構成
例を示す斜視図である。このジョイスティック410
は、本体161からレバー162が突出し、使用者の指
によって操作される半球状の操作ボール473がレバー
162の先端に取り付けられる構造とされている。そし
て、操作ボール473を水平面内における8個の方向に
方向操作したとき、レバー162は、その操作方向に対
応して回動し、また、操作ボール473をセレクト操作
(垂直操作)したとき、レバー162が垂直方向に押し
下げられるようになされている。
【0101】図17は、レバー162の水平面内におけ
る8個の操作方向を表している。同図に示すようにレバ
ー162は、A乃至Hで示す8個の水平面内の方向に方
向操作することができるようになされている。
【0102】本実施例においては、ジョイスティック4
10が、電話機本体405の側面(電話機本体405を
正面から見た場合の左側面)のスピーカ702の下端部
の近傍に配置されているので、通話状態においても、使
用者はジョイスティック410を、電話機本体405を
持つ手の所定の指で、容易に操作することができ、遠隔
制御を行うことができる。
【0103】例えば、図18に示すように、電話機本体
405を左手に持って通話する場合(すなわち、スピー
カ702から出力される音声を左耳で聴く場合)、使用
者は、ジョイスティック410を左手親指480で、容
易に操作することができ、遠隔制御を行うことができ
る。
【0104】一方、図19に示すように、電話機本体4
05を右手に持って通話する場合(すなわち、スピーカ
702から出力される音声を右耳で聴く場合)、使用者
は、ジョイスティック410を右手人差し指490で、
容易に操作することができ、遠隔制御を行うことができ
る。
【0105】また、例えば、表示装置401に電話番号
リストが表示されている場合において、ジョイスティッ
ク410を操作することによって、表示装置401に表
示される電話番号リストをスクロールさせるようにする
ことができる。
【0106】図20は、子機5の内部の構成例を表して
いる。マイクロホン703より入力された音声信号は、
送信回路682に入力され、デジタル化され、変調され
た後、アンテナ681を介してRF信号としてベースユ
ニット600に伝送されるようになされている。
【0107】受信回路683はアンテナ681を介して
受信したRF信号を復調し、復調信号のうち、音声信号
をスピーカ702に出力し、コマンドをマイクロコンピ
ュータ684に出力している。
【0108】マイクロコンピュータ684もCPU,R
OM,RAMを備え、タブレット431が出力する、表
示部430に表示されたキー群701の操作信号、ある
いはコールボタン402、メモリボタン403などのキ
ー群からの操作信号に対応して各種の動作制御を行う。
また、マイクロコンピュータ684は必要に応じて表示
部430に所定の表示を行なわせる。マイクロコンピュ
ータ684にはまた、ジョイスティック410(本体1
61)からの操作信号も供給されている。
【0109】次に、子機5の数字キー0(以下これを、
適宜、プレビューボタンと称する)が操作された場合の
受信機2の動作について説明する。表示部430に表示
されたキー群701のプレビューボタンが操作される
と、タブレット431よりプレビューボタンに対応する
信号が、マイクロコンピュータ684に入力される。こ
のときマイクロコンピュータ684は送信回路682を
制御し、入力に対応する信号を発生させる。送信回路6
82はキーに対応する信号を、アンテナ681を介して
ベースユニット600にRF信号(電波)として伝送す
る。
【0110】ベースユニット600の受信回路654は
アンテナ655を介してこのRF信号を受信、復調し、
復調結果をマイクロコンピュータ656に入力する。こ
のときマイクロコンピュータ656は、回線インタフェ
ース651を介してDTMFエンコーダ652を制御
し、入力に対応するDTMF信号を発生させる。発生さ
れたDTMF信号は回線インタフェース651を介して
モジュラジャック601から出力される。
【0111】ベースユニット600のモジュラジャック
601から出力されたDTMF信号は、受信機2のモジ
ュラジャック636を介してモデムユニット631に入
力される。モデムユニット631においては、このDT
MF信号が外接電話オフフック検出回路634を介して
モデム632に入力される。
【0112】モデム632は入力されたDTMF信号
を、内蔵するDTMFデコーダ633でデコードし、元
の数字(いまの場合、0)のコードに変換する。モデム
632は、先にTELキーに対応する入力が受け付けら
れていない状態において数字キーに対応するコードが入
力された場合、リモートコントロールモードを設定し、
これを電話番号の入力としてではなく、リモートコマン
ダとしての入力として処理する。このとき、モデム63
2はDTMF信号をデコードして得られたコードを、C
PU29に出力する。また、このリモートコントロール
モードのとき、モデム632は、外接電話オフフック検
出回路634のオフフックの検出出力を無視する。
【0113】受信機2のROM37には、リモートコマ
ンダとしての数字キー0に割り当てられている機能がマ
ルチプレビュー画面を表示させる機能であることが登録
されている。そこで、この登録に従って、CPU29
は、フロントエンド20に対し、アーカイブデータの伝
送チャンネルの受信を指示する。これによりフロントエ
ンド20からデマルチプレクサ24に、アーカイブデー
タが供給される。
【0114】すなわち、図21に示すように、チューナ
21は、マルチ画面専用の伝送チャンネルからの信号を
受信し、復調する。チューナ21の出力は、QPSK復
調回路22により、さらにQPSK復調された後、誤り
訂正回路23で誤り訂正処理が行われ、デマルチプレク
サ24に入力される。デマルチプレクサ24に入力され
るデータには、上述したNo.1乃至No.6の6個の
マルチ画面のビデオデータのパケットが含まれている。
【0115】仮に、これらのパケットには、番号1乃至
番号6のデータID(パケットID)が付加されている
ものとすると、それぞれ番号1乃至番号6のデータID
を有するデータは、分離される。そして、マルチチャン
ネルリアルタイムデコーダ25の対応するMPEGビデ
オデコーダ25−1乃至25−6によりデコードされ、
DRAM25a−1乃至25a−6に供給され、記憶さ
れる。すなわち、DRAM25a−1には、パケットI
D1のマルチ画面が記憶され、以下同様に、DRAM2
5a−2乃至25a−6には、データID2乃至6のマ
ルチ画面が、それぞれ記憶される。
【0116】そして、DRAM25a−1乃至25a−
6に記憶された6個のマルチ画面は、そこから読み出さ
れ、仮想フレームメモリ49に1つの仮想画面を構成す
るように展開されて、記憶される。図21の実施例にお
いては、データID1のNo.1のマルチ画面が仮想画
面の左上に配置され、データID2のNo.2のマルチ
画面がその右側に配置され、データID3のNo.3の
マルチ画面はデータID1のマルチ画面の下側に配置さ
れ、データID4のNo.4のマルチ画面はデータID
3のマルチ画面の右側に配置され、データID5のN
o.5のマルチ画面はデータID3のマルチ画面の下側
に配置され、データID6のNo.6のマルチ画面はデ
ータID5のマルチ画面の右側に配置される。
【0117】なお、上述したように、No.1乃至N
o.6の6個のマルチ画面のデータは、1つの伝送チャ
ンネルで(1つのトランスポンダから1つの搬送波で)
伝送されてくる。従って、図21に示すように、チュー
ナ21を含むフロントエンド20は1個でも、6個のM
PEGビデオデコーダ25−1乃至25−6を備えてお
けば、6個のマルチ画面を同時に受信し、仮想フレーム
メモリ49に記憶させることができる。
【0118】マルチ画面を構成するマルチ画面の1つ以
上を、他のトランスポンダが対応されている伝送チャン
ネルを介して伝送するようにすると、その伝送チャンネ
ルのマルチ画面を受信するために、チューナ21の受信
周波数を切り替えるようにしなければならず、結局、す
べてのマルチ画面を同時に受信することができなくなる
(勿論、フロントエンド20を複数個設ければ、それが
可能となるが、そのようにすると、構成が複雑となりコ
スト高となる)。そこで、マルチ画面を伝送する伝送チ
ャンネルは、1つの伝送チャンネル(共通の伝送チャン
ネル)とするのが好ましい。
【0119】1つの伝送チャンネル(アーカイブデー
タ)から、複数のマルチ画面を受信し、これを仮想フレ
ームメモリ49に記憶させる処理は、図22と図23に
模式的に表されている。
【0120】すなわち、デマルチプレクサ24は、6個
のマルチ画面がまとめられたアーカイブデータを受信す
ると、図22に示すように、それを個々のマルチ画面に
分離する。そして、図23に示すように、その結果得ら
れる6個のマルチ画面を、仮想フレームメモリ49の仮
想画面に、マトリクス状に配列して記憶させる。従っ
て、仮想画面は、放送局から送信されてくる複数の放送
チャンネルの番組の縮小画面を6×9個配置した画面で
あるということができる。そして、縮小画面は、通常の
番組の画面を縮小したものであるから、フレームレート
が30fpsのフルモーションの画像(完全な動画像)
であり、従って、仮に、仮想画面の全体を表示すれば、
放送局から送信されてくる54個の放送チャンネルの番
組の内容(縮小画面)をフルモーションで見ることがで
きることになる。
【0121】ここで、縮小画面を、仮想フレームメモリ
49に記憶させるときには、6個のマルチ画面を、仮想
フレームメモリ49の2×3個の所定の位置にそのまま
配置するのではなく、各縮小画面をCPU29で独立に
管理する(仮想フレームメモリ49の画素データを、2
40×160画素を単位として管理する)ようにするこ
とで、仮想フレームメモリ49の6×9個の領域の任意
の位置に配置できるように管理することもできる。
【0122】このようにした場合、例えば各縮小画面を
順番に、仮想フレームメモリ49の最上行の左端から右
方向に所定数だけ配列し、さらに次の行の左端から右方
向に所定数だけ配列し、以下同様にして配列することも
できるし、図5を参照して説明した場合と同様に、番組
のカテゴリごとに分けて配列することもできる。縮小画
面を、番組のカテゴリ毎に分けて配列する場合には、放
送局側(ビデオサーバ53側)において、縮小画面に、
その縮小画面に対応する番組のカテゴリをEPGデータ
として付加するようにし、受信機2では、縮小画面に付
加されている番組のカテゴリをEPGデータから読み取
り、各縮小画面を、仮想フレームメモリ49に、番組の
カテゴリ毎に分けて配列するようにすれば良い。
【0123】また、仮想フレームメモリ49には、視聴
者が所望する配列方法で、縮小画面を配列することも可
能である。すなわち、放送局側において、縮小画面に、
上述したように番組のカテゴリを付加するようにした場
合には、コードレス電話機(子機)5を操作して、所定
の指令を入力し、番組のカテゴリの順序を設定すること
によって、その設定順序で、仮想フレームメモリ49の
最上行から縮小画面を順次配列するようにすることがで
きる。
【0124】さらに、例えば、放送局側において、縮小
画面に、各縮小画面に対応する番組の放送チャンネルを
付加するようにした場合には、コードレス電話機(子
機)5を操作して、番組の放送チャンネルの順序を設定
することによって、その設定順序で、仮想フレームメモ
リ49の最上行から縮小データを順次配列するようにす
ることなども可能である。
【0125】また、この仮想フレームメモリ49に記憶
された縮小画面は、モニタ装置4に表示されるが、この
表示を見ながら、コードレス電話機(子機)5から所定
の指令を入力することによって、仮想フレームメモリ4
9に記憶された縮小データの配置位置を変更することも
可能である。
【0126】従って、この場合、視聴者の嗜好に合わせ
た縮小画面の配列を行うことができる。すなわち、縮小
画面の配列のカスタマイズを行うことができる。
【0127】さらに、図5で説明したように、放送局側
において、縮小画面が、番組のカテゴリ毎に分けて配列
されて送信されてきた場合などには、その配列状態で、
縮小画面を仮想フレームメモリ49に記憶させることが
できる。但し、縮小画面が、番組のカテゴリごとに分け
て配列されて送信されてきた場合であっても、上述した
ように、視聴者が所望する配列方法で、縮小画面を配列
することも可能である。
【0128】なお、配列方法(配列順序)の設定は、コ
ードレス電話機(子機)5の所定のキーを操作すること
によりモニタ装置4に表示される所定のメニュー画面に
従って、コードレス電話機(子機)5を操作することに
よって行うことができるようになされている。設定され
た配列方法は、例えばEEPROM38に記憶され、C
PU29は、EEPROM38に配列方法が設定されて
いる場合には、デマルチプレクサ24に対し、仮想フレ
ームメモリ49に縮小画面を記憶させるときの配列順序
を指定する。そして、デマルチプレクサ24は、CPU
29から指定された配列順序にしたがって、仮想フレー
ムメモリ49に縮小画面を記憶させる。
【0129】仮想フレームメモリ49に縮小画面が記憶
されると、そのうちの、モニタ装置4の1画面に同時に
表示することのできるだけの範囲(選択エリア)の縮小
画面が、CPU29により指令される。すなわち、本実
施例においては、上述したように、1つの縮小画面は、
通常の番組の画面の縦および横の長さが1/3にされた
ものであるので、例えば図24に示すように、図中太線
で囲んだ3×3個の縮小画面が読み出される。そして、
この3×3個の縮小画面は、受信機2よりモニタ装置4
に供給され、図25に示すように、マルチプレビュー画
面として表示される。
【0130】ここで、上述のように、仮想フレームメモ
リ49に記憶された縮小画面のうちの所定の3×3個の
範囲(選択エリア)を表示する場合には、モニタ装置4
の画面を、仮想フレームメモリ49上の縮小画面を部分
的に覗き見するようなメタファーとして使用していると
いうことができる。
【0131】そして、この場合、モニタ装置4において
は、マルチプレビュー画面の3×3個の縮小画面ととも
に、例えば図25に示すように、ある1つの縮小画面を
囲むような枠状のカーソル201も、画面にスーパイン
ポーズしてOSD表示される。なお、カーソル201
は、上述したような枠状のものに限定されるものではな
く、矢印やその他のマークなどの選択をイメージさせる
ようなグラフィックスであれば良い。
【0132】このカーソル201が、例えば3×3個の
縮小画面の中央のものに位置している場合において、コ
ードレス電話機(子機)5の数字キー5(上方向キ
ー)、数字キー8(下方向キー)、数字キー4(左方向
キー)、または数字キー6(右方向キー)が操作される
と、その操作方向に応じて、カーソル201は、上方
向、下方向、左方向、または右方向に表示されている縮
小画面を囲む位置に移動される。
【0133】ただし、コードレス電話機(子機)5で通
話中の場合、表示部430が顔に近接して配置されるこ
とになるので、表示部430に表示されている各キーは
操作することができない。そこでこの場合は、ジョイス
ティック410を操作してカーソルを移動させることが
できる。
【0134】ここで、もし、カーソル201が、モニタ
装置4の画面の上下左右の端まで移動された状態で、さ
らにこれらのキーによる方向操作が行われた場合、モニ
タ装置4の表示内容、すなわちマルチプレビュー画面が
スクロールする。例えば、マルチプレビュー画面の最下
行にカーソル201が位置している場合に、下方へ方向
操作された場合、マルチプレビュー画面は1行分上方へ
スクロールする。
【0135】このスクロールは、例えば図24において
太線で囲んだ3×3個の縮小画面に代えて、同図におい
て点線で囲んだ3×3個の縮小画面が、仮想フレームメ
モリ49から読み出され、モニタ装置4に供給されるこ
とによって行われる。なお、カーソル201は最下行で
止まったままの状態にあるので、結果として、図23
(図24)に示した仮想フレームメモリ49の中で、カ
ーソル201が1行分下方へ移動したことになる。
【0136】さらに、例えば図26に示すように、モニ
タ装置4に、仮想フレームメモリ49の最下行に配置
(配列)された縮小画面を含む3×3個の縮小画面(図
中、太線で囲んだ3×3個の縮小画面)が表示された状
態であって、かつ、カーソル201が、モニタ装置4の
画面の下の端まで移動された状態において、さらに下方
向への方向操作が行われた場合にも、モニタ装置4の画
面はスクロールし、これにより、モニタ装置4には、同
図において点線で囲んだ範囲の最下行およびその1つ上
の行における3×2個の縮小画面、並びに最上行の3×
1個の縮小画面が表示される。
【0137】従って、モニタ装置4に、図26で太線で
囲んだ3×3個の縮小画面が表示された状態であって、
かつ、カーソル201が、モニタ装置4の画面の下の端
まで移動された状態において、さらに数字キー8により
下方向への方向操作が、3回続けて行われた場合には、
モニタ装置4には、図26に斜線を付して示す、最上行
の縮小画面を含む3×3個の縮小画面が表示されること
になる。
【0138】上方向、左方向、および右方向に関して
も、同様にスクロールが行われる。
【0139】なお、このスクロールは、数字キー2,
8,4または6の方向操作、またはジョイスティック4
10の方向操作に対応する信号(操作信号)が受信機2
のCPU29に受信され、CPU29において、受信さ
れた操作信号に対応して、仮想フレームメモリ49の読
み出しアドレスが制御されることによって行われる。す
なわち、CPU29は、受信した操作信号に基づいて、
モニタ装置4に表示すべき縮小画面の範囲を認識する。
そして、CPU29は、仮想フレームメモリ49に対
し、その範囲の縮小画面を読み出すように指令する。こ
れにより、指令された範囲の縮小画面(一部の縮小画
面)が、仮想フレームメモリ49から読み出れて、モニ
タ装置4に出力され、その結果、画面がスクロールす
る。
【0140】従って、この場合、方向操作は、仮想フレ
ームメモリ49から読み出すべき縮小画面を指定するた
めの操作であるということができる。
【0141】以上のように、マルチプレビュー画面がス
クロールするので、番組の数が、モニタ装置4に縮小画
面を、同時に表示することのできる数より多くても、視
聴者に対し、すべての番組のマルチプレビュー画面を提
供することができる。
【0142】視聴者は、図25に示すようなモニタ装置
4に表示されたフルモーションの縮小画面を見ながら、
方向操作し、カーソル201を、所望する縮小画面に移
動させる。そして、所望する縮小画面に、カーソル20
1が位置している状態で、プログラム(番組)の選択を
確定するために、5の数字キー(YESキー)を操作す
るか、またはジョイスティック410を操作(セレクト
操作)すると、CPU29からフロントエンド20に対
し、その縮小画面との間にリンクが張られている放送チ
ャンネルの番組を受信するように、指令が送られる。
【0143】これにより、フロントエンド20のチュー
ナ21では、指令された番組の伝送チャンネルに同調周
波数が合わされ、その伝送チャンネルに含まれる複数の
番組のパケットデータが、マルチプレクサ24に出力さ
れる。デマルチプレクサ24は、CPU29からの指令
に対応して複数の番組のパケットの中から所定の番組の
パケットを分離し、MPEGビデオデコーダ25−1に
出力する。そこでデコードされたデータがNTSCエン
コーダ27で処理され、後段のブロックを介して、モニ
タ装置4に出力され、モニタ装置4では、マルチプレビ
ュー画面に代えて、受信機2から出力されたデータ(番
組)が表示される。
【0144】すなわち、視聴者は、カーソル201を、
所望する縮小画面に移動させ、セレクト操作することに
よって、直感的、かつ、直接的に、所望する番組を選択
し、見ることができる。
【0145】なお、マルチ画面には、音声が付随してお
り、マルチプレクサ24は、カーソル201が位置して
いる縮小画面に対応する音声(縮小画面に対応する番組
の音声)のパケットを分離してMPEGオーディオデコ
ーダ26に供給し、デコードさせる。これにより、視聴
者は、カーソル201が位置しているフルモーションの
縮小画面を見ることができるとともに、その縮小画面に
付随する音声を同時にリアルタイムで聴くこともでき
る。
【0146】以上、番組選択画面から所望の番組を選択
する場合の動作について説明したが、子機5の一般的な
使用方法をまとめると、図27のフローチャートに示す
ようになる。
【0147】すなわち、最初にステップS1において、
使用者は、この子機5を電話機として使用するのか、ま
たは電子機器としての受信機2(モニタ装置4)を遠隔
制御するリモートコマンダとして使用するのかを判定す
る。リモートコマンダとして使用する場合においてはス
テップS2に進み、プレビューボタン(数字キー0)を
操作する。このとき、上述したようにして、子機5から
のRF信号に対応して、ベースユニット600から、数
字0に対応するDTMF信号が発生され、モデム632
に伝送される。モデム632はこのDTMF信号をデコ
ードし、数字0に対応するコードをCPU29に出力す
る。そして、CPU29は、このコードに割り付けられ
ている機能を解釈し、その解釈に対応して、チューナ2
1を制御し、番組選択画面を受信し、表示させる。
【0148】次にステップS3に進み、使用者は、数字
キー2,8,4または6により構成される方向キーのい
ずれかを操作する。あるいはまた、ジョイスティック4
10を方向操作する。この操作をした場合においても、
操作されたキーに対応するDTMF信号がモデムユニッ
ト631に伝送され、モデム632から数字2,8,4
または6に対応するコード、またはジョイスティック4
10の8個の方向に対応するコードのいずれかがCPU
29に入力される。CPU29は、このコードに対応す
る機能を解釈し、その解釈(カーソル移動)に従って、
カーソルを、操作したキーに対応する方向に移動させ
る。
【0149】カーソル201を所望の番組(縮小画面)
上に移動させた後、使用者は、ステップS4においてY
ESキー(数字キー5)を操作するか、またはジョイス
ティック410をセレクト操作する。このときも、数字
5またはジョイスティック410のセレクト操作に対応
するDTMF信号がモデムユニット631に伝送され、
モデム632から数字5またはジョイスティック410
のセレクト操作に対応するコードがCPU29に入力さ
れる。CPU29は、この数字5またはジョイスティッ
ク410のセレクト操作に対応する機能を、番組の確定
として解釈する。CPU29は、この解釈に従って、チ
ューナ21を制御し、指定された番組を受信、表示させ
る。これにより、モニタ装置4に番組選択画面で指定し
た番組がフルサイズで表示される。
【0150】一方、使用者は、子機5を電話機として使
用すると、ステップS1において判定した場合において
はステップS5に進み、最初にTELキーを押す。上述
した場合と同様の処理を経て、TELキーに対応するD
TMF信号が入力されたとき、外接電話オフフック検出
回路634はオフフックを検出する。このときモデム6
32は電話モードを設定し、以後、DTMF信号として
入力される数字、記号を、電話操作のための入力として
処理する。従って、この場合においては、モデム632
は、入力されたDTMF信号をデコードしない。
【0151】そこで使用者は、ステップS6に進み、数
字キーを押して電話番号を入力する。子機5のマイクロ
コンピュータ684は、送信回路682を制御し、操作
されたキーに対応する信号をベースユニット600に送
信させる。
【0152】ベースユニット600のマイクロコンピュ
ータ656は、受信回路654を介してこの信号の入力
を受けたとき、DTMFエンコーダ652を制御し、操
作した数字キーに対応するDTMF信号を発生させる。
モデム632は電話モードにおいてDTMF信号が入力
されたとき、これをモジュラジャック635を介して電
話回線に伝送させる。これにより発呼動作が行われる。
【0153】モデム632は、相手側が、この発呼動作
に応答したことを、電話回線の極性の反転などから検出
すると、電話回線を閉結させる。
【0154】その結果、電話回線を介して、相手方から
伝送されてきた受話音声が、外接電話オフフック検出回
路634を介してベースユニット600に入力される。
回線インタフェース651はこの受話音声を送信回路6
53に供給し、アンテナ655を介して子機5に送信さ
せる。
【0155】子機5においては、この受話音声をアンテ
ナ681を介して受信回路683で受信し、スピーカ7
02から出力する。
【0156】またマイクロホン703から入力された送
話音声は、送信回路682からアンテナ681を介して
ベースユニット600に送信される。
【0157】ベースユニット600においては、アンテ
ナ655を介して受信回路654でこの送話音声を受信
し、回線インタフェース651を介して出力する。この
送話音声が外接電話オフフック検出回路634を介して
電話回線に送信される。このようにして、ステップS1
2における通話処理が実行される。
【0158】電話回線を介して相手方から呼び出し信号
が入力されたとき、この呼び出し信号がベースユニット
600に入力される。回線インタフェース651を介し
てこの呼び出し信号が入力されたとき、受信回路654
がこれを検出し、検出信号をマイクロコンピュータ65
6に出力する。
【0159】このとき、マイクロコンピュータ656は
送信回路653を制御し、リンガ音信号を発生し、図示
せぬスピーカから出力させる。このリンガ音信号はま
た、送信回路653からアンテナ655を介して子機5
に伝送される。子機5においては、このリンガ音信号が
受信回路683で受信され、スピーカ702から出力さ
れる。これにより、使用者は、着呼があったことを知る
ことができる。
【0160】なお、所定の設定を行うことにより、子機
5からはリンガ音が出力されないようにすることもでき
る。
【0161】使用者はこの着呼に対して応答するとき、
TELキーを操作する。このとき、マイクロコンピュー
タ684は、送信回路682を制御し、応答信号を発生
させる。
【0162】ベースユニット600のマイクロコンピュ
ータ656は、受信回路654からこの応答信号の検出
信号の入力を受けたとき、受信回路654を制御し、オ
フフック信号を発生させる。このオフフック信号は、回
線インタフェース651を介してモデムユニット631
の外接電話オフフック検出回路634で検出される。モ
デム632はオフフックが検出されたとき電話回線を閉
結させる。これにより通話が可能となる。
【0163】図28は、DTMF信号の構成を表してい
る。同図に示すように、DTMF(Dual Tone Muliti F
requency)信号は、各キーに対応して、低群周波数と高
群周波数の2つの周波数の混合信号が割り当てられてい
る。図28に示すように、低群周波数は、697Hz、
770Hz、852Hz、または941Hzのいずれか
であり、高群周波数は、1209Hz、1336Hz、
1477Hz、または1633Hzのいずれかであり、
各キーには、これらの周波数が割り付けられている。
【0164】例えば、数字キー1には、697Hzの低
群周波数と1209Hzの高群周波数が割り付けられて
いる。数字キー2には、697Hzの低群周波数と13
36Hzの高群周波数が割り付けられている。
【0165】なお、図10に示すTELキーには、図2
8において文字Aで示す位置の697Hzの低群周波数
と1633Hzの高群周波数が割り付けられている。
【0166】従って、例えば、DTMFエンコーダ65
2は、数字キー1が操作されたとき、697Hzと12
09Hzの2つの周波数の信号を混合した信号をDTM
F信号として出力する。また、数字キー2が操作された
場合においては、697Hzの周波数の信号と1336
Hzの周波数の信号との混合信号をDTMF信号として
発生する。
【0167】DTMFデコーダ633は、このDTMF
信号を受信したとき、対応する数字または記号に対応す
るコードを発生することになる。例えば697Hzと1
336Hzの周波数のDTMF信号を検出したとき、数
字2のコードを出力する。
【0168】電話機(ベースユニット600)から受信
機2に対して、キーやジョイスティック410の操作信
号を通知するのに、DTMF信号以外の信号を使用する
ことも可能である。しかしながらそのようにすると、そ
のための専用の検出回路を受信機2に設ける必要が生
じ、コスト高となる。モデム632は、電話回線との間
のインタフェースのために、本来DTMFデコーダを内
蔵しているので、本実施例のように、これをそのまま利
用するようにすることで、構成を簡略化し、コストを低
減することができる。
【0169】図29は、本発明の電話機の他の実施例の
構成を示す正面図である。このコードレス電話機(子
機)5の構成は、上述したコードレス電話機(子機)5
の構成と基本的に同様であるが、本実施例においては、
電話機本体405に対して開閉自在に蓋1003が設け
られている。そして蓋1002を開放したとき、電話機
本体405のフルキーボード1001が露出するように
なされている。また、蓋1002の裏側には、図示せぬ
透明タブレットが重ねられたLCDパネル1003及び
クレジットカード等に記録されている情報を読み取るカ
ードリーダ1004が取り付けられている。使用者は、
ペン等を用いてLCDパネル1003上に重ねられた図
示せぬ透明タブレットの上から情報を入力することがで
きる。
【0170】この場合においても、ジョイスティック4
10が、図10に示す場合と同様の位置に配置されてい
るので、通話状態においても、ジョイスティックを操作
することにより、容易に遠隔制御を行うことができる。
【0171】以上においては、ベースユニット600が
発生するDTMF信号を利用するようにしたが、子機5
がDTMFエンコーダを内蔵する場合には、子機5が発
生するDTMF信号を利用するようにすることも可能で
ある。
【0172】なお、本実施例においては、番組選択のた
めに、3×3個の縮小画面を、モニタ装置4に同時に表
示するようにしたが、モニタ装置4に同時に表示する縮
小画面の数は、これに限られるものではない。すなわ
ち、モニタ装置4には、例えばその解像度その他に対応
して、例えば4×4個の縮小画面や、3×2個の縮小画
面を同時に表示させることが可能である(但し、1つの
縮小画面の大きさは、最低でも、視聴者が見て、番組の
内容を理解することのできる程度とする必要がある)。
【0173】また、本実施例では、仮想フレームメモリ
49にマトリクス状に縮小画面を配置するようにした
が、この他、例えば縮小画面は、所定の記憶領域に記憶
させ、仮想フレームメモリ49には、各縮小画面が記憶
されているアドレスをマトリクス状に配置して記憶させ
るようにすることも可能である。この場合、仮想フレー
ムメモリ49に記憶されたアドレスを参照して、そのア
ドレスに記憶されている縮小画面を読み出して表示する
ようにすれば良い。また、縮小画面をカテゴリ毎にカス
タマイズして配列する処理も、仮想フレームメモリ49
上の配列は変更せず、所定のカテゴリの縮小画面だけを
読みだして、マルチプレビュー画面として表示させるよ
うにして行ってもよい。
【0174】さらに、本実施例においては、受信機2と
モニタ装置4とを独立した装置とするようにしたが、受
信機2とモニタ装置4とは一体に構成することも可能で
ある。
【0175】また、本実施例では、縮小画面を、カテゴ
リごとに分けて配列する場合に、行方向(横方向)に、
同一のカテゴリの縮小画面を配置するようにしたが、こ
の他、列方向(縦方向)に、同一のカテゴリの縮小画面
を配置するようにすることも可能である。
【0176】さらに、本実施例では、番組選択用のデー
タとして、通常の番組の画面を縮小した、動画である縮
小画面を送信するようにしたが、この他、番組選択用の
データとしては、番組の内容を表す静止画やテキストデ
ータを用いることができる。
【0177】また、本実施例においては、番組選択用の
データを送信するようにしたが、番組選択用のデータ
は、例えば視聴者側で生成させるようにすることも可能
である。すなわち、視聴者側において、受信した通常の
番組から縮小画面、あるいはその他の番組の内容を表す
データを生成するようにし、これを番組選択用のデータ
として用いることも可能である。
【0178】さらに、本実施例では、画面をスクロール
させることにより、すべての番組選択用のデータを見る
ことができるようにしたが、この他、例えばページめく
りのように画面を切り換えるようにして、すべての番組
選択用のデータを見ることができるようにすることも可
能である。
【0179】
【発明の効果】以上のように、本発明の電話機によれ
ば、方向を指示する操作手段を、使用状態において、顔
と対向しない面上に配置するようにしたので、通話中に
おいても、遠隔操作することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において用いられる用語を説明する図で
ある。
【図2】アーカイブ処理を説明する図である。
【図3】本発明を適用した放送システムの構成例を示す
図である。
【図4】アーカイブデータが生成される様子を示す図で
ある。
【図5】縮小画面の配置方法を説明する図である。
【図6】図3の各部のより詳細な構成例を示すブロック
図である。
【図7】通常の番組のデータとその縮小画面との間に張
られるリンクを説明する図である。
【図8】図3の受信機2の構成例を示すブロック図であ
る。
【図9】図8の通ベースユニット600の構成例を示す
ブロック図である。
【図10】コードレス電話機(子機)5の構成を示す正
面図である。
【図11】コードレス電話機(子機)5の構成を示す側
断面図である。
【図12】図10及び図11に示すマイク部703Aの
構成を示す図である。
【図13】コードレス電話機(子機)5の未使用時の状
態を表す斜視図である。
【図14】コードレス電話機(子機)5の使用時の状態
を表す斜視図である。
【図15】ジョイスティック410の電話機本体405
に対する取り付け状態を示す図である。
【図16】図14に示すジョイスティック410の構成
例を示す斜視図である。
【図17】図16に示すレバー162の水平面内におけ
る操作方向を示す図である。
【図18】コードレス電話機(子機)5を左手で持った
場合におけるジョイスティック410の操作を説明する
斜視図である。
【図19】コードレス電話機(子機)5を右手で持った
場合におけるジョイスティック410の操作を説明する
斜視図である。
【図20】コードレス電話機(子機)5の内部の構成例
を示すブロック図である。
【図21】図8の実施例の一部の動作を説明する図であ
る。
【図22】アーカイブデータを分離する様子を示す図で
ある。
【図23】仮想フレームメモリ49に縮小画面がマトリ
ックス状に配置されて記憶される状態を示す図である。
【図24】仮想画面と選択エリアの関係を説明する図で
ある。
【図25】モニタ装置4に番組選択画面が表示された状
態を示す図である。
【図26】選択エリアのスクロールを説明する図であ
る。
【図27】コードレス電話機(子機)の動作を説明する
フローチャートである。
【図28】DTMF信号を説明する図である。
【図29】コードレス電話機(子機)の他の構成例を示
す図である。
【符号の説明】
2 受信機 3 パラボラアンテナ 4 モニタ装置 5 コードレス電話機(子機) 20 フロントエンド 21 チューナ 22 QPSK復調回路 23 エラー訂正回路 24 デマルチプレクサ 25 マルチチャンネルリアルタイムデコーダ 26 MPEGオーディオデコーダ 27 NTSCエンコーダ 29 CPU 35 データバッファメモリ 36 SRAM 37 ROM 38 EEPROM 49 仮想フレームメモリ 51 ディジタル化部 52 アーカイブ化部 53 ビデオサーバ 54 送信部 201 カーソル 405 電話機本体 410 ジョイスティック 702 スピーカ 703 マイクロホン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 広明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 永原 潤一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 田守 寛文 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線を介して通話する場合に用いら
    れる電話機において、 使用状態において、顔と対向しない面上に配置され、方
    向を指示する場合に操作される操作手段と、 前記操作手段の操作に対応する信号を所定の電子機器に
    送信する送信手段とを備えることを特徴とする電話機。
  2. 【請求項2】 所定の表示を行う表示手段をさらに備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の電話機。
  3. 【請求項3】 前記送信手段は、電波で信号を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電話機。
JP10856895A 1995-05-02 1995-05-02 電話機 Withdrawn JPH08307495A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10856895A JPH08307495A (ja) 1995-05-02 1995-05-02 電話機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2359697A (en) * 2000-02-18 2001-08-29 Sensei Ltd Mobile telephone with improved display navigation
JP2003008693A (ja) * 2001-06-21 2003-01-10 Nec Access Technica Ltd 携帯型電話機

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