JPH08305425A - Nc機械における加工進捗の表示方法 - Google Patents

Nc機械における加工進捗の表示方法

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JPH08305425A
JPH08305425A JP11326595A JP11326595A JPH08305425A JP H08305425 A JPH08305425 A JP H08305425A JP 11326595 A JP11326595 A JP 11326595A JP 11326595 A JP11326595 A JP 11326595A JP H08305425 A JPH08305425 A JP H08305425A
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JP
Japan
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machining
program
progress
machining program
machine
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JP11326595A
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English (en)
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Takehiko Shigefuji
毅彦 重藤
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 どのような機械オペレータでも加工の進捗を
安全かつ視覚的に把握できるようにする。 【構成】 第2記憶手段3の加工プログラムと第3記憶
手段5の実装金型データとを照合して加工プログラムの
全体に対応される板取り図を作成して表示させる処理が
第1表示機能部6がなされ、またブロック解釈手段4に
より示される加工プログラムの進捗と第3記憶手段5の
実装金型データとを照合して板取り図上に塗り潰し的に
パンチ完了領域を表示させる処理が第2表示機能部7で
なされることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工プログラムの各ブ
ロックを順次実行して素材シートを板取り及びパンチン
グするNC機械における加工進捗の表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パンチプレス及び成形加工機をN
C機械としたシステムにおいては、加工プログラムの全
体に対応される板取り図を作成し、作成された板取り図
を表示させるための自動プログラミングソフトを採用し
たものがある。また、NC機械がプログラム加工途中で
リセットまたは非常停止した時、NC機械は加工プログ
ラムのどのブロックの加工途中であるかを認識し得るよ
うに、現在実行中のプログラムのブロックをカーソル表
示することで、自動運転の加工進捗を機械オペレータに
認識せしめていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、加工プ
ログラムの全体に対応される板取り図を表示し、また現
在表示中のプログラムのブロックをカーソル表示して自
動運転の加工進捗を機械オペレータに視覚的に知らしめ
たとしても、NC機械で用いる金型についての金型デー
タと加工プログラムとの間には直接の結び付きがない。
そのため、NC機械を作動させるための加工プログラム
についての知識が不十分な者ではプログラムから板取り
を推量できない。しかも、近年広く採用されているネス
ティングソフトの利用で最適化したNCプログラムの如
くの加工プログラムは熟練した機械オペレータでも解析
して板取りを推量するのは難しい。
【0004】従って、従来の場合においては、プログラ
ムの進捗状況を把握するため、NC機械の作動領域を機
械オペレータがのぞき込む作業が必要となり、機械オペ
レータの安全性の観点で改善することが要望されてい
た。また、NC機械で用いられる金型についての設定違
いは加工が終って気付く事態となり、素材シートの無駄
使いや時間的な損失も大きくなることが多々生じた。
【0005】本発明は、上記した事情に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、どの様な機械
オペレータでも加工の進捗を安全かつ視覚的に把握でき
る加工進捗の表示方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明のNC機械における加工進捗の表示
方法は、加工プログラムの各ブロックを順次実行して素
材シートを板取り及びパンチングするNC機械における
記憶手段に実装金型データを保持し、加工プログラムと
実装金型データとを照合して加工プログラムの全体に対
応される板取り図を作成し、作成された板取り図を表示
させる第1の表示処理と、加工プログラムの進捗に実装
金型データを照合して加工プログラムの現ブロック位置
までのパンチ完了領域を順次作成し、加工プログラムの
進捗に周期させて前記板取り図上に塗り潰し的にパンチ
完了領域を表示させる第2の表示処理と、を行うことを
特徴とする。
【0007】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記第1及び第2の表示処理は、加工プログラム
の実行時に行うことを特徴とする。
【0008】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記第1及び第2の表示処理は、加工プログラム
の実行が中断された時に行うことを特徴とする。
【0009】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記第1及び第2の表示処理は、加工プログラム
の編集時に行うことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の発明のNC機械における加工進捗の
表示方法では、NC機械の記憶手段に予め実装金型デー
タを持たせておき、この状態で加工プログラムと実装金
型データとを照合して加工プログラムの全体に対応され
る板取り図を作成し、作成された板取り図を表示させる
第1の表示処理と、加工プログラムの進捗に実装金型デ
ータを照合して加工プログラムの現ブロック位置までの
パンチ完了領域を順次作成し、加工プログラムの進捗に
同期させて上記の板取り図上に塗り潰し的にパンチ完了
領域を表示させる第2の表示処理とを行うので、機械オ
ペレータは加工進捗を絵的に視認することができる。
【0011】請求項2の発明では、請求項1の発明での
第1の表示処理及び第2の表示処理をプログラムの実行
時に行うので、機械オペレータはプログラムの実行中に
加工進捗を常時監視することができる。
【0012】請求項3の発明では、請求項1の発明での
第1の表示処理及び第2の表示処理をプログラムの実行
が中断された時に行うので、機械オペレータはNC機械
の異常発生時に加工進捗の過程を認識する場合に好適で
ある。
【0013】請求項4の発明では、請求項1の発明での
第1の表示処理及び第2の表示処理をプログラムの編集
時に行うので、加工プログラムの編集作業が容易とな
る。
【0014】
【実施例】図1は、本発明が適用された一実施例のNC
機械の制御システムの概略を示す機能ブロック図であ
る。
【0015】この一実施例のNC機械の制御システムで
は、素材シートを板取り及びパンチングするNC機械を
作動させる加工プログラムをプログラム編集・選択手段
1により編集及び選択する。このプログラム編集・選択
手段1における所定の入力操作に応答してユーザプログ
ラム群が格納された第1記憶手段2からあるユーザプロ
グラムを選択してコピーすることにより作成された加工
プログラムが第2記憶手段3に格納される。そして、プ
ログラム編集・選択手段1でのプログラムの選択完了
後、手作業によりスタート鉛が押された場合、第2記憶
手段3に格納された加工プログラムの各ブロックをブロ
ック解釈手段4に順次読み込み、このブロック解釈手段
4において加工プログラムの各ブロックを解釈すること
により得られる動作指令をNC機械動作指令としてNC
機械(不図示)に対して加える。
【0016】一方、手作業によりスタート鉛が押された
場合、第2記憶手段2の加工プログラムと第3記憶手段
5に予め格納しておいて実装金型データとを照合して加
工プログラムの全体に対応される板取り図を作成し、作
成された板取り図を表示させる第1の表示処理が第1表
示機能部6によってなされる。また、ブロック解釈手段
4からNC機械に対して動作指令が加えられる過程では
加工プログラムの各ブロックの進捗(加工プログラムの
進捗)がブロック解釈手段4により示されているので、
この加工プログラムの進捗に第3記憶手段5の実装金型
データを照合して加工プログラムの現ブロック位置まで
のパンチ完了領域を順次作成し、加工プログラムの進捗
に同期させて上記の板取り図上に塗り潰し的にパンチ完
了領域を表示させる第2の表示処理が第2表示機能部7
によってなされる。
【0017】また、手作業によりプログラム内容表示鉛
が押された場合、第1表示機能部6による上記の第1の
表示処理を行える。
【0018】次に、前述した一連の動作の各処理につい
てその詳細を図2乃至図4を用いて説明する。
【0019】図2は、第3記憶手段5に予め格納してお
く実装金型データ例を示す図であり、同図に示すよう
に、各工具番号(T番号)に実装している金型の各種デ
ータを有する。
【0020】図3は、加工プログラムの全体に対応され
る板取り図の一例を示す図であり、同図に示される板取
り図は、上記した第1の表示処理において加工プログラ
ムと実装金型データとを照合して作成される。
【0021】図4(A),(B)は、上記した第2の表
示処理を説明するために用いた図であり、図4(A)は
加工プログラムの実行が開始される加工前の表示状態を
示し、図4(B)は加工プログラムを実行している加工
途中の表示状態を示している。
【0022】即ち、本実施例では上記した第2の表示処
理をカラー表示器を対象として行い、そして、図4
(A)に示す加工前では、プログラム全体の板取り図で
のパンチ境界を緑線、素材境界を白線、背景を黒色、ク
ランプを黄色で示す如くの表示状態となる。他方、図4
(B)に示す加工途中では、パンチングされた部位を表
すパンチ領域を白色に示す表示状態となる。要するに、
本実施例のようにカラー表示器を用いる場合では、配色
及び線種にて加工前と加工途中との相違を明らかにす
る。勿論、表示器として単色表示器を適用することがで
き、この場合では濃淡及び線種にて加工前と加工途中と
の相違を明らかにする。
【0023】なお、図1の実施例では、上記の第1及び
第2の表示処理を加工プログラムの実行時に行うことに
より、機械オペレータは加工プログラムの実行中に加工
進捗を常時監視することができるようにしているが、上
記第1及び第2の表示処理をプログラムの実行が中断さ
れた時に行うようにしてもよい。このようにプログラム
の実行の中断時に上記の第1及び第2の表示処理を行う
と、通常は画面を見ずに異常なときのみ見るようにした
いという要望に対処できる。これには手作業によるリセ
ットや非常停止した時が含まれる。また、上記の第1及
び第2の表示処理を加工プログラムの編集中であっても
利用できることは勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、加
工プログラムの全体に対応される板取り図を表示させる
ことができ、更にその加工プログラム全体の板取り図上
に塗り潰し的にパンチ完了領域を表示させることができ
るので、どの様な機械オペレータでも加工の進捗を完全
かつ視覚的に把握できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された一実施例のNC機械の制御
システムの概略を示す機能ブロック図である。
【図2】実装金型データ例を示す図である。
【図3】加工プログラム全体に対応される板取り図の一
例を示す図である。
【図4】板取り図上に塗り潰し的にパンチ完了領域を表
示させる一例を示す図である。
【符号の説明】
1 プログラム編集・選択手段 2 第1記憶手段 3 第2記憶手段 4 ブロック解釈手段 5 第3記憶手段 6 第1表示機能部 7 第2表示機能部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工プログラムの各ブロックを順次実行
    して素材シートを板取り及びパンチングするNC機械に
    おける記憶手段に実装金型データを保持し、 加工プログラムと実装金型データとを照合して加工プロ
    グラムの全体に対応される板取り図を作成し、作成され
    た板取り図を表示させる第1の表示処理と、 加工プログラムの進捗に実装金型データを照合して加工
    プログラムの現ブロック位置までのパンチ完了領域を順
    次作成し、加工プログラムの進捗に周期させて前記板取
    り図上に塗り潰し的にパンチ完了領域を表示させる第2
    の表示処理と、を行うことを特徴とするNC機械におけ
    る加工進捗の表示方法。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の表示処理は、加工プ
    ログラムの実行時に行うことを特徴とする請求項1記載
    のNC機械における加工進捗の表示方法。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の表示処理は、加工プ
    ログラムの実行が中断された時に行うことを特徴とする
    請求項1記載のNC機械における加工進捗の表示方法。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の表示処理は、加工プ
    ログラムの編集時に行うことを特徴とする請求項1記載
    のNC機械における加工進捗の表示方法。
JP11326595A 1995-05-11 1995-05-11 Nc機械における加工進捗の表示方法 Pending JPH08305425A (ja)

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JP (1) JPH08305425A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008004806A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Disco Abrasive Syst Ltd ウエーハの加工結果管理方法
JP2013186729A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Amada Co Ltd 部品管理加工システムおよび部品管理加工方法

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A02 Decision of refusal

Effective date: 20040810

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02