JPH08299273A - 眼科装置 - Google Patents

眼科装置

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JPH08299273A
JPH08299273A JP7129691A JP12969195A JPH08299273A JP H08299273 A JPH08299273 A JP H08299273A JP 7129691 A JP7129691 A JP 7129691A JP 12969195 A JP12969195 A JP 12969195A JP H08299273 A JPH08299273 A JP H08299273A
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Kyoji Sekiguchi
恭司 関口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡素な構成で撮影画像に合成する文字・図形
情報を選択的に外部表示手段に出力する。 【構成】 被検眼Eを撮像素子12で撮像し、合成部1
3においてこの映像信号に文字・図形情報を合成して表
示手段15に表示する。この画像から必要情報を選択し
て出力端子16から外部表示手段17に合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼科病院等において使
用され、被検眼の観察・撮影や眼科情報の測定を行う眼
科装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の眼科装置には、徹照像観察機能を
有する眼屈折力測定装置や、無散瞳眼底カメラ、非接触
式角膜内皮観察装置等があり、これらの装置では内蔵さ
れたテレビモニタ等の表示手段に観察光学系で撮像した
被検眼画像が表示されるようになっており、その表示画
面には被検眼画像と重ね合わせて、位置合わせマーク、
操作説明、測定値、装置の状態等を示す文字・図形等の
多くの情報が合成されて映出されている。
【0003】これらの眼科装置として、特開平6−14
2044号公報に開示されている眼科測定装置ではモニ
タへの信号がそのまま外部出力端子に接続されている。
また、特開平6−154169号公報に開示されている
眼球観察測定装置では、フリーズ手段から外部出力が出
力され、この外部出力には角膜内皮細胞画像に文字をス
ーパーインポーズした画像が出力されており、内蔵の表
示手段にも同じ画像が表示されるようになっている。
【0004】(1) 図7は観察及び測定機能を合わせ持つ
装置、例えば徹照機能を有する眼屈折力測定装置の構成
図を示し、眼科装置1の内部には被検眼Eに対向する位
置に対物レンズ2が設けられ、対物レンズ2の背後の光
路上に被検眼像を撮像して映像信号に変換する撮像素子
3が配置されており、この間の光路中には被検眼に照明
光を投影しその反射光を撮影測定する図示しない光学系
が配置されている。撮像素子3の出力は文字や図形情報
を合成する合成回路4を介して表示手段5に接続され、
合成回路4にはこれらの動作を制御するマイクロコンピ
ュータ6の出力が接続されている。また、合成回路4の
出力の一部は眼科装置1の表面に設けられた出力端子7
を介して、テレビモニタ、ビデオ録画装置、ビデオプリ
ンタ等の外部表示手段8に接続されている。
【0005】被検眼Eの画像は対物レンズ2を介して撮
像素子3に結像し、映像信号に変換される。マイクロコ
ンピュータ6からの制御信号により、合成回路4におい
て映像信号に文字や図形情報が合成されて表示手段5及
び外部表示手段8に表示される。
【0006】図8は表示手段5の表示画面を示し、画面
の中央部には光彩Es、瞳孔Pt、眼屈折力測定時に測定光
軸とアライメントするアライメントマークMが表示され
ている。画面の上部にはキャラクタC1が表示され、例え
ば眼科装置1が徹照観察機能を有する眼屈折力測定装置
の場合には、測定又は観察眼の方向、患者のID、日付
及び時間、測定値等が「ABCDEF」と表示される。
また、画面の下部にはキャラクタC2が表示され、眼科装
置1を操作する際の操作説明等に関する情報項目が「1
23456」と表示される。なお、この明細書において
は「ABCDEF」、「123456」は説明の都合
上、このように略記したが、実際はそれぞれ情報伝達に
必要な文字、数字、記号として表示される。
【0007】図9は外部表示手段8に表示又は記録され
る画面を示し、図8と同様の画面が表示される。このよ
うに、従来の眼科装置1においては、装置本体の表示手
段5と外部の表示手段8には同じ画面が映出されるよう
になっている。
【0008】(2) 図10はスチルビデオ等の電子写真を
使用して被検眼Eを撮影することを主目的とする無散瞳
眼底カメラの構成図を示し、撮像素子3からの出力は途
中で2つに分岐され、眼科装置1内においては第1の合
成回路4aを介して表示手段5に接続され、第1の合成
回路4aにはマイクロコンピュータ6の出力が接続され
ている。撮像素子3からの他方の出力は、出力端子7か
ら眼科装置1の外部に設けられた第2の合成回路4bを
介して、外部表示手段8に接続されている。
【0009】撮像素子3によって撮像された被検眼Eの
画像は映像信号に変換され、第1の合成回路4aにおい
て文字・図形情報等が合成され、表示手段5に表示され
る。なお、撮像素子3からの被検眼Eの画像は一旦フレ
ームメモリに記憶されたものでもよい。一方、撮像素子
3からの映像信号は、出力端子7を通じて第2の合成回
路4bにおいて文字・情報等が合成され、外部表示手段
8に映出されたり録画等が行われる。
【0010】図11は表示手段5の画面を示し、画面の
中央部には彩光Es、瞳孔Ptが表示され、画面の上部には
キャラクタC3として、撮影眼の方向、患者のID、日付
及び時間等の情報「ABCDEF」が表示される。ま
た、画面の下部にはキャラクタC4として、操作説明、撮
影フィルムのISO感度、充電完了表示マーク等の情報
項目「123456」が表示される。
【0011】図12は外部表示手段8に映出される画面
を示しており、この場合は撮像素子3からの直接出力さ
れた映像信号が外部に出力される。従って、日付及び時
間、患者ID等の情報を画像に合成するために、別に設
けた第2の合成回路4bを間に入れて外部表示手段8に
表示している。この場合のキャラクタC5は、第2の合成
回路4bで合成された文字等が表示され、日付及び時
間、患者ID等が「A’B’C’」として示される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
(イ) しかしながら上述の従来例(1) においては、内部表
示手段5と外部表示手段8には共に多種多様な情報を含
む画面が表示されるので、この画面の内容は装置を操作
する専門の担当者には理解できるが、外部表示手段8の
画面を患者やその家族に示す場合には、被検眼画像と日
付及び時間以外の文字は意味不明であり、表示すること
が逆に観察の邪魔になる。
【0013】更に、患者自身に外部表示手段8を示す場
合には、測定値等は表示しない方がよいこともあり、ま
た外部表示手段8で画像を録画、印字記録する場合に
は、被検眼画像を隠してしまうアライメントマークMや
画面下部にある操作説明等の文字情報のキャラクタC2は
不要であり、日付及び時間、患者ID、測定眼の方向、
測定値等の情報のキャラクタC1のみが必要となる。ま
た、徹照観察をしていて白内障の混濁程度を記録したい
場合には、キャラクタC1の中の測定値は不要である。
【0014】(ロ) 更に、上述の従来例(2) においては、
外部表示手段8には撮像素子3からの映像信号が直接出
力されているが、これは眼科装置1が眼底カメラ等の場
合には、画像が重要なので文字等の情報は入れたくない
という理由による。しかし、最低限必要とする情報、日
付及び時間、患者IDだけは外部に設けた第2の合成回
路4bにより合成し、外部表示手段8で表示したり録画
やプリント出力するようにし、このとき眼科装置1内部
の時計と外部の第2の合成回路4bが有する時計とは、
撮影する度に確認して合わせておく必要がある。
【0015】また、患者のID情報は眼科装置1と第2
の合成回路4bの両方に毎回入力しなければならず、撮
影眼方向等も眼底血管パターンから明らかに左右眼の判
別が可能な場合以外は毎回入力する必要があり、操作が
複雑となり入力ミスが続出する等の問題が生ずる。ま
た、別に第2の合成回路4bを必要とするためにシステ
ムが高価になるという問題もあり、更に眼屈折力測定装
置等の測定機能を有する機器を図10に示すように構成
しても、複数回測定する眼屈折力等の測定値を第2の合
成回路4bから毎回入力することは極めて煩雑な操作と
なる。
【0016】また、眼科装置1内部に内部表示手段5用
の合成回路4aと外部表示手段8用の合成回路4bの2
つを備えることも考えられるが、この方式は構成が複雑
化し信頼性が劣る等の欠点がある。
【0017】本発明の目的は、上述の問題点(イ) 、(ロ)
を解消し、簡素な構成でかつ撮影画像に合成する文字・
図形情報を選択的に外部表示手段に出力可能な眼科装置
を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1発明に係る眼科装置は、被検眼を撮像する撮像手
段と、該撮像手段の出力を表示する表示手段と、前記撮
像手段の出力を前記表示手段とは別手段に出力する出力
手段と、前記表示手段及び前記出力手段に文字・図形情
報を合成して出力する合成手段とを有し、該合成手段は
前記表示手段に出力する合成情報の所定範囲を前記出力
手段への出力に合成することを特徴とする。
【0019】第2発明に係る眼科装置は、被検眼を撮像
する撮像手段と、該撮像手段の出力に文字・図形情報を
合成する合成手段と、該合成手段の出力を表示する表示
手段と、該表示手段に表示する合成情報の領域を選択す
る選択手段と、該選択手段で選択された領域内であるこ
とを示す領域信号を出力する領域信号発生手段と、該領
域信号発生手段の出力によって前記合成手段の出力及び
前記撮像手段の出力を切換えて出力手段に出力するよう
に制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0020】
【作用】上述の構成を有する第1発明の眼科装置は、被
検眼を撮像手段により撮像し、撮像手段の出力に合成手
段により文字・図形情報を合成して表示手段に出力し、
更に合成手段は表示手段に出力した合成情報の所定範囲
を出力手段に合成する。
【0021】第2発明の眼科装置は、被検眼を撮像手段
により撮像し、撮像手段の出力に合成手段により文字・
図形情報を合成して表示手段に出力する。そして、表示
手段に表示される情報の領域を選択手段により選択し、
選択領域内であれば領域信号発生手段から領域信号を発
生し、この出力によって合成手段と撮像手段の出力を切
換えて出力手段に出力するように制御を行う。
【0022】
【実施例】本発明を図1〜図6に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1は実施例の構成図を示し、被検
眼Eに対向する位置に眼科装置10の対物レンズ11が
配置され、対物レンズ11の背後の光軸上に撮像素子1
2が配置されている。対物レンズ11と撮像素子12の
間には、眼屈折力測定装置や眼底カメラ等における照明
光学系や観察・撮影光学系が配置されているが、図では
省略している。
【0023】撮像素子12の出力は、合成回路と表示領
域制御回路から成る合成部13に接続され、合成部13
にはマイクロコンピュータ14の出力が接続され、マイ
クロコンピュータ14は合成部13の制御の他に合成デ
ータの制御や記憶、更に眼科装置10自体の撮影や測定
等の制御を行うようになっている。
【0024】合成部13は2系統の分配出力を有し、一
方の出力は眼科装置10内部の表示手段15に接続さ
れ、他方の出力は出力端子16を介して眼科装置10の
外部に設けられたテレビモニタ、ビデオプリンタ、ビデ
オレコーダ等の画像表示や記録部を含む外部表示手段1
7に接続されている。
【0025】図示しない照明光学系からの光束が対物レ
ンズ11を介して被検眼Eに照射され、その反射光は光
路を戻り、対物レンズ11から図示しない観察・撮影光
学系を通って撮像素子12に結像し、被検眼像が観察・
撮影される。この映像信号はマイクロコンピュータ14
の指示により合成部13の合成回路において文字・図形
情報が合成され、表示手段15に出力表示される。一
方、合成部13の表示領域制御回路において合成された
情報の内、外部表示に必要な情報が選択され、選択され
た情報だけが出力端子16から外部表示手段17に出力
表示され、選択された情報以外の合成情報は元の映像信
号に戻される。
【0026】図2は眼科装置10の本体内部に配置され
た表示手段15に映出された画面を示し、例えば眼科装
置10が徹照観察機能を有する眼屈折力測定装置の場合
には、キャラクタC6には測定又は観察眼方向、患者のI
D、日付及び時間、測定値等の情報を示す文字が「AB
CDEF」と表示される。また、キャラクタC7には、眼
科装置10を操作する際に必要な操作説明等の情報、例
えばどのスイッチを押せばどのモードになる等の情報が
含まれ「123456」と表示される。なお、画面の中
心部には眼屈折力測定を行う際に、測定光軸とアライメ
ントするためのアライメントマークMが表示されてい
る。
【0027】図3は外部表示手段17に表示される画面
を示し、図3(a) では画面上部のキャラクタC6の左半分
のキャラクタC8の「ABC」のみが合成されて表示さ
れ、(b) では画面下部のキャラクタC7の右半分のキャラ
クタC9の「456」のみが合成されて表示されている。
なお、図3(a) 、(b) 共に中心のアライメントマークM
は合成されていない。
【0028】このようにして、操作者が観察する眼科装
置10内に配置した表示手段15には、被検眼画像と文
字・図形情報を合成した画像を映出し、装置の外部に接
続した外部表示手段17には、表示手段15上に表示し
てある情報から外部表示手段17に表示すべき情報だけ
を表示するようにすることができる。
【0029】図4は表示領域制御回路の動作により、表
示手段15の画面に表示されている文字・図形情報の
内、どの範囲の合成情報を外部表示手段17に出力する
かを設定する際の表示手段15の画面を示している。
【0030】図4(a) においては、1本線L1で範囲設定
を行い、この線L1はマイクロコンピュータ14によって
合成部13内のビットマップメモリに書き込まれて表示
され、図示しない操作ダイアルによって移動することが
できる。なお、この線L1は表示範囲を設定するときにの
み画面に表示され通常は表示されない。この場合は、画
面の上部に合成表示されているキャラクタC6だけを外部
表示手段17に出力するように設定を行っているが、線
L1の下部の文字・図形情報を外部表示手段17に出力す
るように切換えることも可能である。
【0031】図4(b) においては、2本線L2、L3を使用
し、2本線L2、L3が交叉する交点の右上部の範囲の文字
・図形情報だけを外部表示手段17に出力することがで
き、この場合も他の範囲に切換えることが可能である。
図4(b) ではキャラクタC6の内「EF」だけが出力端子
16を通じて外部へ出力される。
【0032】図4(c) においては、水平方向の2本線L
4、L5を使って範囲を設定している。この線L4、L5も図
4(a) と同様の原理で画面上に表示され、図示しない操
作ダイアルによって互いに独立に上下し、2本線L4、L5
の外側の文字・図形情報が外部へ出力される。キャラク
タC6及びC7の中心に線L4、L5が掛かっているが、それぞ
れの位置で2段に文字が合成されているときに、その最
上段と最下段とだけを外部表示手段17に出力したい場
合にこのように設定する。
【0033】図3の外部表示手段17の画面でも、図4
(b) の方式を使用して出力したい文字情報を交叉線で囲
み、どの範囲を外部表示手段17に出力すればよいかを
設定してもよい。
【0034】図5は図4の表示領域制御回路の動作を示
すタイミングチャート図を示し、図5(a) 〜(c) がそれ
ぞれ図4の(a) 〜(c) に対応している。撮像素子12か
らの映像信号の垂直同期信号をVD、同じく水平同期信号
をHDで示し、ゲート信号G1〜G5においてハイレベルHLの
期間は文字・図形情報が合成された映像信号が外部表示
手段17へ出力されることを意味しており、その他はロ
ーレベルLLである。
【0035】図5(a) では、垂直同期信号VDの立ち下が
りからゲート信号G1はハイレベルHLとなり、垂直同期信
号VD周期のおよそ1/4経過後にローレベルLLに落ち
る。即ち、表示手段15の画面上の上側1/4の範囲で
ゲート信号G1を出力し、図4(a) の線L1の上側の文字・
図形情報が外部表示手段17へ出力される。
【0036】図5(b) では、図4(b) の2本線L2、L3を
使用して表示領域選択を行い、ゲート信号G2が線L2に対
応し、ゲート信号G3が線L3に対応している。線L2はゲー
ト信号G2のエッジに対応する位置に表示されるようにな
っているので、ゲート信号G2の立ち下がりエッジに線L2
が対応することになる。同様に、ゲート信号G3の立ち上
がりエッジが線L3に対応する。標準設定ではゲート信号
G2、G3が共にハイレベルHLである領域の文字・図形情報
が外部表示手段17に出力されるようになっているが、
ゲート信号G2、G3の論理レベルは簡単にインバートでき
るようになっているので、線L2、L3で象限に区切られた
どの領域でも任意に出力できるように切換えることがで
きる。(b) ではゲート信号G2、G3が共にハイレベルHLで
ある領域は図4(b) の画面では右上側になり、キャラク
タC6の「EF」部分を選択することに対応する。
【0037】図5(c) では、図4(c) の水平方向の2本
線L4、L5を使用し、ゲート信号G4、G5がそれぞれ線L4、
L5に対応する。この場合も同様に、ゲート信号G4とG5の
論理和した出力がハイレベルHLである区間の合成情報が
外部表示手段17へ出力される。これは、図4(c) の画
面においてキャラクタC6の上半分側とキャラクタC7の下
半分側の領域にあたる。
【0038】図5の各ゲートパルスはプリセットカウン
タから構成されており、マイクロコンピュータ14によ
り表示手段15の画面上に表示された線Lnに合わせた値
をカウンタにプリセットし、水平方向であればキャラク
タクロックを使用して駆動し、垂直方向であれば水平同
期信号HDをカウントクロックとして使用して駆動し、図
示しない範囲設定ダイアルからの信号に応じてプリセッ
トを変更し線位置を更新する。
【0039】図6はゲートパルスで駆動される受光回路
の構成図であり、撮像素子12の出力はスイッチ18a
とスイッチ18bに接続されている。スイッチ18aの
一方の側には文字・図形情報を合成して表示するときの
白レベルに相当する電圧レベル電源19が接続されてお
り、スイッチ18aのコモン側は表示手段14とスイッ
チ18bの一方の側に接続されており、スイッチ18b
のコモン側が外部表示手段17に接続されている。な
お、実際の電気回路では、黒レベルを合わせるためのク
ランプ回路やドライブ回路等がこれらの出力信号に接続
されているが、図では省略している。
【0040】図示しないドライブ回路によって、文字・
図形情報を構成するドット信号に同期してスイッチ18
aがスイッチングされ、撮像素子12から出力された映
像信号に白レベルが合成される。そして、スイッチ18
aのコモン出力をモニタ等の表示手段15で見ると、図
2に示すように文字・図形情報が合成された画像が表示
される。スイッチ18bは図5のG1〜G5ゲート信号によ
って駆動され、通常は撮像素子12からの信号を出力す
るように接続されているが、ゲートパルスがハイレベル
HLになると、スイッチ18bは切換ってスイッチ18a
のコモン側からの信号に接続される。このとき、スイッ
チ18bの出力は撮像素子12からの直接の映像信号か
ら文字・図形情報が合成された映像信号に切換わる。
【0041】このようにして、操作者は眼科装置10に
配置した表示手段15に表示された被検眼画像と文字・
図形情報とが合成された画像を見ながら、外部に表示す
べき情報の表示領域を選択し、その選択された領域の情
報だけを装置外部に接続された外部表示手段17に表示
することができる。
【0042】また、表示領域を選択する際に、表示手段
15にパターンを表示するようにしたので操作が容易に
なり、パターンとして1本の水平線を使用すれば、操作
が簡単であると共に回路構成も非常に簡素化され安価で
済む。なお、表示手段15に表示される文字情報は殆ど
が横向きに書かれ、行を分けて内容の選別をしているた
めに、横線1本によるパターン範囲の選択で実用上殆ど
問題はない。
【0043】また、パターンとして2本の交叉した線を
使用すれば、表示すべき行を選択し更にその行の左右半
分を選択することができ、パターンとして2本水平線を
使用すれば、画面の上側、下側の情報を選択表示するこ
とが可能となり、中央の画像を欠くことなく表示すべき
文字等の情報を外部に表示することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように第1発明に係る眼科
装置は、本体に配置された操作者用の表示手段には、検
査や測定及び操作に必要な文字・図形情報を被検眼画像
に合成して表示し、装置外部に配置接続された外部表示
手段には、画像と共に用途又はそれを観察する人に応じ
て必要となる情報のみを選択して合成し表示することが
可能である。
【0045】第2発明に係る眼科装置は、表示する情報
領域の選択のためにパターンを表示するようにしたの
で、非常に使い勝手が良くなり、パターンを横線1本に
すれば操作が簡便になり構成が簡素化されるので安価な
装置となり、パターンに2本の交叉線を使用すれば、表
示する行及びその行の左右の半分を選択することがで
き、パターンを水平2本線とすれば画面の上下を選択で
き、中央の画像を遮ぎることがないので、自由度の高い
情報表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成図である。
【図2】表示画面の説明図である。
【図3】外部表示画面の説明図である。
【図4】表示領域選択画面の説明図である。
【図5】タイミングチャート図である。
【図6】ゲートパルスで駆動する電気回路の構成図であ
る。
【図7】従来例の眼屈折力測定装置の構成図である。
【図8】表示画面の説明図である。
【図9】外部表示画面の説明図である。
【図10】従来例の無散瞳眼底カメラの構成図である。
【図11】表示画面の説明図である。
【図12】外部表示画面の説明図である。
【符号の説明】 11 対物レンズ 12 撮像素子 13 合成部 14 マイクロコンピュータ 15 表示手段 17 外部表示手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼を撮像する撮像手段と、該撮像手
    段の出力を表示する表示手段と、前記撮像手段の出力を
    前記表示手段とは別手段に出力する出力手段と、前記表
    示手段及び前記出力手段に文字・図形情報を合成して出
    力する合成手段とを有し、該合成手段は前記表示手段に
    出力する合成情報の所定範囲を前記出力手段への出力に
    合成することを特徴とする眼科装置。
  2. 【請求項2】 被検眼を撮像する撮像手段と、該撮像手
    段の出力に文字・図形情報を合成する合成手段と、該合
    成手段の出力を表示する表示手段と、該表示手段に表示
    する合成情報の領域を選択する選択手段と、該選択手段
    で選択された領域内であることを示す領域信号を出力す
    る領域信号発生手段と、該領域信号発生手段の出力によ
    って前記合成手段の出力及び前記撮像手段の出力を切換
    えて出力手段に出力するように制御する制御手段とを有
    することを特徴とする眼科装置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は前記表示手段上に移動可
    能なパターンを表示して領域を選択する請求項2に記載
    の眼科装置。
  4. 【請求項4】 前記パターンは前記表示手段上で水平方
    向の横線とした請求項3に記載の眼科装置。
  5. 【請求項5】 前記パターンは前記表示手段上で水平及
    び垂直方向に交叉する2本の線とした請求項3に記載の
    眼科装置。
  6. 【請求項6】 前記パターンは前記表示手段上で水平方
    向の横線2本とした請求項3に記載の眼科装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012034788A (ja) * 2010-08-05 2012-02-23 Nidek Co Ltd 眼科測定装置

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JP2012034788A (ja) * 2010-08-05 2012-02-23 Nidek Co Ltd 眼科測定装置

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