JPH08293037A - 合成パターン出力装置 - Google Patents

合成パターン出力装置

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JPH08293037A
JPH08293037A JP11908695A JP11908695A JPH08293037A JP H08293037 A JPH08293037 A JP H08293037A JP 11908695 A JP11908695 A JP 11908695A JP 11908695 A JP11908695 A JP 11908695A JP H08293037 A JPH08293037 A JP H08293037A
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Hiroki Atsumi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意に指定された複数の部品に基づいて各部
品パターンを組み合せた合成パターンを生成出力するも
のにおいて、各部品毎に修飾情報を設定/変更する際
に、ある部品の修飾情報を設定/変更するだけで、これ
に関連する全ての部品についても当該修飾情報に統一す
る。 【構成】 入力部3から任意の部品が指定された際に、
CPU1は指定部品に対応付けてパーツ色等の修飾情報
を部品組み合せワークメモリ7に設定すると共に、指定
部品に関連する関連部品が既に指定されているかを部品
組み合せワークメモリ7をサーチすることによってチェ
ックする。関連部品が指定済であれば、関連部品と同様
の修飾情報を指定部品に対応付けて部品組み合せワーク
メモリ7に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワードプロセッサや
電子手帳等において、任意に指定された複数の部品に基
づいて各部品パターンを組み合せた合成パターンを生成
出力する合成パターン出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子手帳等の文書処理装置におい
て、予め記憶されている複数の部品を任意に指定して組
み合せることにより似顔絵(モンタージュ)の合成パタ
ーンを生成出力するものが知られている。この種のもの
においては、各部品毎にパーツ色を任意に指定すること
ができるようになっており、これによって例えば、色白
の似顔絵や日焼けした似顔絵等を生成出力することが可
能となり、個性的で表現力豊かなモンタージュが得られ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パーツ
色は部品毎に指定するようにしているため、例えば、顔
全体を日焼けしたイメージに変更する場合には、顔を構
成する各部品、つまり、顔輪郭、耳、鼻等を同一色で統
一しなければならず、その作業は煩雑なものとなり、ま
た、耳や鼻等、一部分だけその変更を忘れると、顔全体
が不自然なものとなる。この発明の課題は、任意に指定
された複数の部品に基づいて各部品パターンを組み合せ
た合成パターンを生成出力するものにおいて、各部品毎
に修飾情報を設定/変更する際に、ある部品の修飾情報
を設定/変更するだけで、これに関連する全ての部品に
ついても当該修飾情報に統一できるようにすることであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明(請求項
(1)記載の発明)の手段は次の通りである。任意に指
定された複数の部品に基づいて指定された各部品に対応
する部品パターンを予め決められた位置に組み合せた合
成パターンを生成出力すると共に、各部品毎に設定され
た修飾情報に基づいて各部品パターンを修飾する合成パ
ターン出力装置において、 (1)、判別手段は任意の部品が指定された際に、当該
指定部品に対して予め関連付けられている関連部品が既
に指定済か否かを判別する。 (2)、設定手段はこの判別手段によって関連部品が指
定済であることが判別された際に、この関連部品と同様
の修飾情報を前記指定部品に対応付けて設定する。 なお、前記修飾情報はパーツ色選択候補群の中から任意
に指定された色指定情報であり、この修飾情報に基づい
て対応する部品パターンの内部を指定色で塗り潰すよう
にしてもよい。また、前記関連部品は各部品毎に定めら
れている修飾選択候補群が同一の部品であったり、ある
いは予めリンク情報によって関連付けられている部品で
あってもよい。第2の発明(請求項(2)記載の発明)
の手段は次の通りである。任意に指定された複数の部品
に基づいて指定された各部品に対応する部品パターンを
予め決められた位置に組み合せた合成パターンを生成出
力すると共に、各部品毎に指定された修飾情報に基づい
て各部品パターンを修飾する合成パターン出力装置にお
いて、 (1)、第1の変更手段は任意の部品を指定して当該部
品に対応する修飾情報を変更する。 (2)、第2の変更手段はこの第1の変更手段によって
修飾情報が変更された際に、当該部品に対して予め関連
付けられている関連部品の修飾情報を、前記第1の変更
手段によって変更された修飾情報と同様に変更する。 なお、前記修飾情報は部品と対応するパーツ色選択候補
群の中から任意に指定された色指定情報であり、この修
飾情報に基づいて対応する部品パターンの内部を指定色
で塗り潰すようにしてもよい。また、前記関連部品は各
部品毎に定められている修飾選択候補群が同一の部品で
あったり、あるいは予めリンク情報によって関連付けら
れている部品であってもよい。
【0005】
【作用】第1の発明の手段の作用は次の通りである。任
意の部品が指定された際に、当該指定部品に対応して予
め関連付けられている関連部品が既に指定済であること
が判別手段によって判別されると、設定手段は関連部品
と同様の修飾情報を指定部品に対応付けて設定する。第
2の発明の手段の作用は次の通りである。任意の部品を
指定して当該部品に対応する修飾情報を変更すると、第
2の変更手段はこの第1の変更手段によって修飾情報が
変更された際に、当該部品に対して予め関連付けられて
いる関連部品の修飾情報を、前記第1の変更手段によっ
て変更された修飾情報と同様に変更する。したがって、
任意に指定された複数の部品に基づいて各部品パターン
を組み合せた合成パターンを生成出力するものにおい
て、各部品毎に修飾情報を設定/変更する際に、ある部
品の修飾情報を設定/変更するだけで、これに関連する
全ての部品についても当該修飾情報に統一することがで
きる。
【0006】
【実施例】
(第1実施例)以下、図1〜図10を参照して第1実施
例を説明する。図1は合成パターン出力装置のブロック
構成図である。CPU1はROM2等に格納されている
各種プログラムにしたがってこの合成パターン出力装置
の全体動作を制御する中央演算処理装置であり、入力部
3からモンタージュの作成が指示されると、CPU1は
表示画面の切り替えを行い、表示バッファ4に所定の画
像データをセットして表示部5にモンタージュ画面を表
示出力させる。
【0007】図2はこのモンタージュ画面の表示例で、
この画面内には合成パターン表示部5−1、パーツ大分
類表示部5−2、パーツ小分類表示部5−3、小分類イ
メージ一覧表示部5−4、メッセージ表示部5−5が設
けられており、またこの画面の下側にはファンクション
入力部5−6が設けられている。ここで、合成パターン
表示部5−1は任意に指定された複数の部品に基づいて
各部品パターンを組み合せた合成パターン(似顔絵)を
表示する。パーツ大分類表示部5−2は図示の如く、モ
ンタージュを構成するパーツ大分類として顔輪郭、目、
眉、鼻、口、髪、耳……等の文字列を選択候補として一
覧表示するタッチスクリーンであり、任意の候補位置を
タッチすることによりパーツ大分類の指定を行う。な
お、図中の主カーソルは指定分類位置に表示され、当該
分類を示す文字列は反転表示される。
【0008】パーツ小分類表示部5−3はパーツ大分類
を細分化したパーツ小分類を一覧表示するもので、図示
の如く、パーツ大分類として「顔輪郭」が指定される
と、パーツ小分類表示部5−3にはその小分類として丸
顔、四角、細長、ベース……の文字列が顔輪郭の選択候
補として一覧表示される。ここで、小分類イメージ一覧
表示部5−4はパーツ小分類表示部5−3に候補表示さ
れている各パーツ小分類のイメージパターンを一覧表示
するタッチスクリーンで、任意の位置をタッチすること
により当該イメージに対応するパーツ小分類表示部5−
3内の小分類位置には補助カーソルが表示される。な
お、メッセージ表示部5−5はキー操作手順等をメッセ
ージ表示し、またファンクション入力部5−6はタッチ
スクリーンによって構成され、各種ファンクションキー
に対応付けてその機能名が表示されている。この場合、
ファンクション入力部5−6には色修正キーAK、位置
調整キーBK等が設けられており、色修正キーAKは各
部品毎に設定されるパーツ色を変更する場合に操作され
るキーであり、また位置調整キーBKは部品位置を調整
する場合に操作されるキーである。
【0009】一方、入力部3からパーツ大分類およびパ
ーツ小分類が指定されると、CPU1は部品データメモ
リ6をアクセスし、指定分類に対応する部品情報を部品
データメモリ6から読み出し部品組み合せワークメモリ
7にセットする。図3は部品データメモリ6の内容を示
し、部品データメモリ6にはパーツ大分類のパーツ種毎
に、デフォルト色、パーツ色選択候補群、合成位置、パ
ーツ小分類のパーツ種を固定的に記憶する。ここで、パ
ーツ色選択候補群は部品内部を塗り潰す色の候補群であ
り、この中から任意の色を指定すると、デフォルト色に
代わって指定色が選択される。また、合成位置は部品の
配置位置を示す平面座標である。すなわち、合成パター
ン表示部5−1内のパターン枠の左上を原点とする座標
位置であり、図4に示す如く、部品パターンを構成する
矩形枠の左上位置に対応している。小分類パーツ種は部
品を構成する各線分毎にその座標データや塗り情報等を
記憶するもので、例えば丸顔の部品については、図5に
示すように4つのベジェール曲線、、、の座標
データ(開始点、終了点、制御点)と、どの部分を塗り
潰すのかを示す塗り情報とから成る。なお、図4に示す
「目」の部品において、色指定は瞳だけであり、この部
分が塗り情報として指定される。
【0010】部品組み合せワークメモリ7は任意に指定
された各部品毎にその部品情報を指定された順に一時記
憶するもので、図6に示すように大分類パーツ種、パー
ツ色、合成位置、小分類パーツ種を記憶する。なお、部
品組み合せワークメモリ7内の合成位置やパーツ色は、
任意に修正可能である。部品展開処理部8はこの部品組
み合せワークメモリ7の内容に基づいて各部品毎に部品
パターンを生成すると共に、各部品パターンをその合成
位置に配置して合成パターンを生成する。その際、部品
展開処理部8は部品展開順メモリ9内に設定されている
部品展開順(重ね合せ順)にしたがった順序で各部品パ
ターンを順次組み合せる。なお、部品展開順は本実施例
の場合、耳、顔輪郭、髪、眉毛……メガネの順であり、
部品展開処理部8は部品組み合せワークメモリ7の内容
をこの順序にしたがって読み出し、部品展開を行う。
【0011】塗り潰し処理部10は合成パターンを構成
する各部品毎に、部品組み合せワークメモリ7内の塗り
情報とパーツ色とに基づいて部品パターン内を指定色で
塗り潰すための色情報を生成する。ここで、表示バッフ
ァ4に展開された合成パターンを表示部5から表示出力
される際、表示部5がモノクローム表示の場合には、パ
ーツ色に応じた網かけパターンで部品内部が塗り潰され
る。また印字バッファ11に展開された合成パターンを
マルチカラー印刷部12で印刷出力させる際、パーツ色
通りの印刷色で部品内部が塗り潰される。ここで、印刷
部12はマルチカラーインクリボンを備え、このインク
リボンの重ね合せにより多色印刷を行うサーマルプリン
タである。なお、入力部3から保存指令が入力される
と、CPU1は部品組み合せワークメモリ7の内容を外
部記憶部13に転送し、登録保存させる。
【0012】次に、本実施例の動作を図7、図8に示す
フローチャートにしたがって説明する。図7は似顔絵作
成時の動作を示したフローチャートである。先ず、モン
タージュ画面に切り替えられた状態において(ステップ
A1)、パターン大分類が指定されると(ステップA
2)、CPU1は部品データメモリ6をアクセスして指
定分類に対応する大分類パーツ種を読み出し、部品組み
合せワークメモリ7にセットする(ステップA3)。次
に、指定大分類のパーツ種に対応する部品データメモリ
6内のパーツ色選択候補群を読み出すと共に(ステップ
A4)、部品組み合せワークメモリ7内に既に設定され
ている各大分類パーツ種に基づいて、部品データメモリ
6から対応するパーツ色選択候補群を全て読み出す(ス
テップA5)。そして、ステップA5で読み出した各候
補群の中に、ステップA4で読み出した候補群と一致す
るものが有るかをチェックする(ステップA6)。
【0013】すなわち、任意の大分類パーツ種が指定さ
れた場合、当該部品に対して予め関連付けられている関
連部品(大分類パーツ種)が既に指定済か(部品組み合
せワークメモリ7内にセット済)か否かを判断するため
に、ステップA3〜A6を実行するもので、関連部品か
否かは本実施例の場合、パーツ色選択候補群が一致する
か否かによって判断している。ここで、図3に示すよう
に部品データメモリ6内において、顔輪郭、耳、鼻のパ
ーツ色選択候補群はそれぞれ一致しており、これらの大
分類パーツ種は相互に関連する関連部品であることを示
している。
【0014】最初、部品組み合せワークメモリ7は初期
状態(クリア状態)にあり、その内には大分類パーツ種
がセットされていないので、ステップA6で不一致が検
出されてステップA7に進み、指定大分類に対応するデ
フォルト色を部品データメモリ6から読み出して部品組
み合せワークメモリ7にセットする。次に、指定大分類
に対応する合成位置を部品データメモリ6から読み出し
て部品組み合せワークメモリ7にセットする(ステップ
A9)。そして、ステップA2に戻るが、ここで、小分
類パーツ種が指定された場合には(ステップA10)、
指定された小分類のパーツ種を部品データメモリ6から
読み出して部品組み合せワークメモリ7にセットする
(ステップA11)。このようにして最初の1部品分の
部品情報が部品組み合せワークメモリ7にセットされる
と、CPU1は部品展開処理部8を起動させると共に
(ステップA12)、塗り潰し処理部10を起動させる
(ステップA13)。これにより、表示バッファ4内に
合成パターンが展開され、表示部5からパーツ色で塗り
潰された合成パターンが表示出力される。すなわち、部
品展開処理部8はこの部品情報に基づいて部品パターン
を生成して表示バッファ4に展開すると共に、塗り潰し
処理部10はその部品パターンの内部をパーツ色で塗り
潰す処理を行う。ここで、モノクローム表示の場合には
色の明度に対応する網かけでパターン内部が塗り潰され
る。
【0015】以下、同様に、1部品毎に大分類パーツ
種、小分類パーツ種を指定すると、上述の動作が繰り返
される。この結果、部品組み合せワークメモリ7内には
指定部品毎にその部品情報がセットされると共に、この
部品情報に基づいて部品パターンが生成され、合成パタ
ーン表示部5−1にはそれまで指定した各部品を組み合
せて成る合成パターンが表示される。この場合、後述す
る色修正を行わなければ、部品組み合せワークメモリ7
内には各部品に対応するパーツ色として全てデフォルト
色が設定されることになる。
【0016】いま、ファンクション入力部5−6の色修
正キーAKが操作されると(ステップA14)、色修正
処理が行われる(ステップA15)。図8はこの色修正
処理を示したフローチャートである。先ず、ファンクシ
ョン入力部5−6の機能を切り替え(ステップB1)、
図9に示す色修正ファンクションにセットする。この状
態において、修正対象としての大分類パーツ種が指定さ
れると(ステップB2)、部品組み合せワークメモリ7
内に指定大分類が有るかをチェックし(ステップB
3)、無ければこのフローから抜けるが、有れば、部品
組み合せワークメモリ7から指定大分類に対応するパー
ツ色選択候補群を読み出す(ステップB4)。次に、フ
ァンクション入力部5−6上の任意のキーが操作されて
変更色が指定されると(ステップB5)、CPU1内の
リードポインタPに初期値「1」をセットする(ステッ
プB6)。このリードポインタPは部品組み合せワーク
メモリ7の内容(大分類パーツ種)を1部品毎に読み出
すポインタであり、このリードポインタPの値に対応す
る大分類パーツ種に基づいて部品データメモリ6をアク
セスし、対応するパーツ色選択候補群をリードする(ス
テップB7)。ここで、ステップB4で読み出したパー
ツ色選択候補群をXとし、ステップB7で読み出したパ
ーツ色選択候補群をYとすると、ステップB8ではX=
Yかの判断を行い、部品組み合せワークメモリ7内に関
連部品がセットされているかのチェックを行う。
【0017】ここで、両者のパーツ色選択候補群が一致
すれば(X=Y)、リードポインタPの値に対応する部
品組み合せワークメモリ7内のパーツ色を指定色に変更
するが(ステップB9)、不一致が検出されると、ステ
ップB9はスキップされる。そして、リードポインタP
に「1」を加算してその値を更新し(ステップB1
0)、その結果、リードポインタPの値が部品組み合せ
ワークメモリ7の最終アドレスNを越えたかをチェック
し(ステップB11)、越えていなければステップB7
に戻り、上述の動作を繰り返す。このように部品組み合
せワークメモリ7内の任意の大分類パーツ種を指定して
その部品のパーツ色の変更を指示すると、この部品のパ
ーツ色選択候補群と一致する部品が部品組み合せワーク
メモリ7に有れば、部品組み合せワークメモリ7内の当
該部品に対応するパーツ色が全て指定色に変更される。
つまり、指定部品のパーツ色の他、この部品に関連する
関連部品のパーツ色も一括修正される。したがって部品
組み合せワークメモリ7内に例えば、顔輪郭、目、耳の
各部品がセットされている状態において、耳のパーツ色
を「黄土色」から「濃い肌色」に変更したものとする
と、この部品と関連する顔輪郭のパーツ色も同様に「濃
い肌色」に一括変更されることになる。そして、リード
ポインタPの値が部品組み合せワークメモリ7の最終ア
ドレスNを越えると、ファンクション入力部5−6の機
能を図2に示す元の状態に戻す(ステップB12)。
【0018】上述のような色修正を行ったのちステップ
A13に進む。次に大分類パーツ種として鼻を指定した
ものとすると、上述したステップA3〜A6が実行され
る。いま、部品組み合せワークメモリ7内に顔輪郭、耳
の部品が既に設定されていれば、鼻のパーツ色選択候補
群と顔輪郭、耳のパーツ色選択候補群とがそれぞれ一致
するため、ステップA6で指定部品に関連する関連部品
が部品組み合せワークメモリ7に設定済であることが判
別される。すると、ステップA8に進み、既設定のパー
ツ色を部品組み合せワークメモリ7から読み出すと共
に、このパーツ色を指定部品に対応付けて部品組み合せ
ワークメモリ7にセットする。したがって、関連部品で
ある顔輪郭、耳のパーツ色として「濃い肌色」が設定さ
れていれば、今回指定した鼻のパーツ色としては「デフ
ォルト色」ではなく、顔輪郭、耳と同様に「濃い肌色」
が設定されることになる。
【0019】なお、鼻の位置等を調整するために位置調
整キーBKが操作されると(ステップA16)、位置調
整処理が行われ、当該部品に対応する部品組み合せワー
クメモリ7内の合成位置が修正される(ステップA1
7)。また、ファンクション入力部5−6上の終了キー
が操作されれば、図7のフローは終了するが、その他の
キーが操作されれば(ステップA19)、それに応じた
処理が行われる(ステップA20)。この場合、保存キ
ーが操作されると、部品組み合せワークメモリ7の内容
が外部記憶部13に登録保存される。
【0020】以上のように本実施例においては、複数の
部品を任意に指定することにより各部品パターンを組み
合せた合成パターンを作成する際に、指定部品と関連す
る部品が既に指定されていれば、この関連部品と同様の
パーツ色が指定部品にも設定され、また、既に設定され
ている部品のうち任意の部品を指定してそのパーツ色を
変更すると、これに関連する部品のパーツ色も同様に変
更されるので、相互に関連する各部品のパーツ色を容易
に統一することが可能となる。すなわち、一部の部品の
パーツ色、例えば、図10(A)に示すように耳のパー
ツ色を「白」から「濃い肌色」に変更したものとする
と、従来においては同図Cに示すように耳の部分だけ色
が変更されるが、本実施例においては、顔輪郭、鼻も同
様に「白」から「濃い肌色」に一括変更されることにな
る(同図(B)参照)。
【0021】(第2実施例)以下、図11を参照して第
2実施例を説明する。なお、上記第1実施例においては
関連部品か否かの判断をパーツ色選択候補群が一致する
か否かによって行うようにしたが、第2実施例において
は予めリンク情報によって関連付けるようにしたもので
ある。すなわち、図11は部品データメモリ6の内容を
示し、部品データメモリ6は大分類パーツ種に対応して
デフォルト色、パーツ色選択候補群、合成位置、小分類
パーツ種の他、部品タイプを記憶する構成となってい
る。この部品タイプは相互に関連する部品同士をリンク
させるリンク情報であり、部品タイプ「1」は顔輪郭、
耳、鼻、口が関連部品であることを示している。
【0022】このように構成された第2実施例において
も、図7、図8に示すフローチャートにしたがって上記
第1実施例と略同様に動作するため、以下、その相違点
のみを説明し、第2実施例のフローチャートは図示省略
するものとする。先ず、図7に示すフローチャートにお
いてはステップA4、A5、A6が相違し、また図8に
示すフローチャートにおいてはステップB4、B7、B
8が相違し、他は第1実施例と同様である。すなわち、
図7において指定大分類に対応する部品タイプを部品デ
ータメモリ6から読み出す(ステップA4)。次に、部
品組み合せワークメモリ7に既に設定されている大分類
パーツ種を読み出し、このパーツ種に基づいて部品デー
タメモリ6をアクセスし、対応する部品タイプを読み出
す(ステップA5)。そして、ステップA4で読み出し
た部品タイプをXとし、ステップA5で読み出した部品
タイプをYとすると、ステップA6ではX=Yを判断
し、同一タイプか否かをチェックすることにより関連部
品か否かの判断を行い、この判断結果に基づいてデフォ
ルト色(ステップA7)あるいは既設定のパーツ色(ス
テップA8)を指定パーツ種に対応付けて設定する。ま
た、図8において、部品データメモリ6から指定パーツ
種に対応する部品タイプを読み出す(ステップB4)。
そして、変更色指定後(ステップB5)、リードポイン
タPを初期化し(ステップB6)、このリードポインタ
Pの値に対応する部品組み合せワークメモリ7内の大分
類パーツ種を読み出すと共にこのパーツ種に基づいて部
品データメモリ6をアクセスし、対応する部品タイプを
読み出す(ステップB7)。ここで、ステップB4で読
み出された部品タイプをXとし、ステップB7で読み出
された部品タイプをYとすると、ステップB8ではX=
Yを判断し、同一タイプか否かをチェックすることによ
り関連部品か否かの判断を行い、この判断結果に基づい
てリードポインタPに対応する部品組み合せワークメモ
リ7内のパーツ色を指定変更色に修正する(ステップB
9)。コノバアイ、シュウセイスルパーツと同タイプの
色はパーツ色選択候補群の同一格納位置の色が選択され
る。例えば、顔を「黄土色」から「白色」にすると、
耳、鼻は「白色」に修正され、口は「赤」から「ピン
ク」に修正される。以上のように構成された第2実施例
においても上記第1実施例と同様の効果を有する他、関
連部品か否かの判別を上記第1実施例よりも容易に行う
ことが可能となり、又、関連パーツは異なった色でも相
互的に関連づけることができる。
【0023】なお、上記各実施例においては似顔絵を作
成するようにしたが、顔、手、足、胴体等を部品として
組み合わせるようにしてもよく、また人間に限らず、動
物、植物等のモンタージュであってもよい。また、上記
各実施例は修飾情報としてパーツ色を例に挙げたが、網
かけ、その他の塗り種であってもよい。更に、部品を全
て指定して合成パターンを完成したのちに、パーツ色等
の修飾を変更するようにしてもよく、この場合において
も、この部品と関連する他の部品の修飾を同様に変更す
ることができる。
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、任意に指定された複
数の部品に基づいて各部品パターンを組み合せた合成パ
ターンを生成出力するものにおいて、各部品毎に修飾情
報を設定/変更する際に、ある部品の修飾情報を設定/
変更するだけで、これに関連する全ての部品についても
当該修飾情報に統一することができる。すなわち、複数
の部品を任意に指定することにより各部品パターンを組
み合せた合成パターンを作成する際に、指定部品と関連
する部品が既に指定されていれば、この関連部品と同様
のパーツ色が指定部品にも設定され、また、既に設定さ
れている部品のうち任意の部品を指定してそのパーツ色
を変更すると、これに関連する部品のパーツ色も同様に
変更されるので、相互に関連する各部品のパーツ色を容
易に統一することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】合成パターン出力装置のブロック構成図。
【図2】モンタージュ画面とファンクション入力部を示
した図。
【図3】部品データメモリ6の内容を示した図。
【図4】部品パターンとその合成位置を示した図。
【図5】小分類パターン種のデータ構造を示した図。
【図6】部品組み合せワークメモリ7の内容を示した
図。
【図7】モンタージュ作成時の動作を示したフローチャ
ート。
【図8】図7のステップA15(色修正処理)を示した
フローチャート。
【図9】色修正情報におけるファンクション入力部の機
能を示した図。
【図10】耳の色を変更した場合に似顔絵全体がどのよ
うな色に変更されるかを説明するための図で、同図
(C)は従来における変更例を示している。
【図11】第2実施例における部品データメモリ6の内
容を示した図。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 入力部 4 表示バッファ 5 表示部 6 部品データメモリ 7 部品組み合せワークメモリ 8 部品展開処理部 9 部品展開順メモリ 10 塗り潰し処理部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意に指定された複数の部品に基づいて指
    定された各部品に対応する部品パターンを予め決められ
    た位置に組み合せた合成パターンを生成出力すると共
    に、各部品毎に設定された修飾情報に基づいて各部品パ
    ターンを修飾する合成パターン出力装置において、 任意の部品が指定された際に、当該指定部品に対して予
    め関連付けられている関連部品が既に指定済か否かを判
    別する判別手段と、 この判別手段によって関連部品が指定済であることが判
    別された際に、この関連部品と同様の修飾情報を前記指
    定部品に対応付けて設定する設定手段とを具備したこと
    を特徴とする合成パターン出力装置。
  2. 【請求項2】任意に指定された複数の部品に基づいて指
    定された各部品に対応する部品パターンを予め決められ
    た位置に組み合せた合成パターンを生成出力すると共
    に、各部品毎に指定された修飾情報に基づいて各部品パ
    ターンを修飾する合成パターン出力装置において、 任意の部品を指定して当該部品に対応する修飾情報を変
    更する第1の変更手段と、 この第1の変更手段によって修飾情報が変更された際
    に、当該部品に対して予め関連付けられている関連部品
    の修飾情報を、前記第1の変更手段によって変更された
    修飾情報と同様に変更する第2の変更手段とを具備した
    ことを特徴とする合成パターン出力装置。
  3. 【請求項3】前記修飾情報は部品と対応するパーツ色選
    択候補群の中から任意に指定された色指定情報であり、
    この修飾情報に基づいて対応する部品パターンの内部を
    指定色で塗り潰すようにしたことを特徴とする請求項
    (1)あるいは(2)記載の合成パターン出力装置。
  4. 【請求項4】前記関連部品は各部品毎に定められている
    修飾選択候補群が同一の部品であることを特徴とする請
    求項(1)あるいは(2)記載の合成パターン出力装
    置。
  5. 【請求項5】前記関連部品は予めリンク情報によって関
    連付けられている部品であることを特徴とする請求項
    (1)あるいは(2)記載の合成パターン出力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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