JPH08241256A - 情報処理装置及びその方法 - Google Patents

情報処理装置及びその方法

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JPH08241256A
JPH08241256A JP7045427A JP4542795A JPH08241256A JP H08241256 A JPH08241256 A JP H08241256A JP 7045427 A JP7045427 A JP 7045427A JP 4542795 A JP4542795 A JP 4542795A JP H08241256 A JPH08241256 A JP H08241256A
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JP
Japan
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information processing
user
determination
processing apparatus
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Application number
JP7045427A
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English (en)
Inventor
Shiro Ito
史朗 伊藤
Makoto Hirota
誠 廣田
Shogo Shibata
昇吾 柴田
Takanari Ueda
隆也 上田
Yuji Ikeda
裕治 池田
Minoru Fujita
稔 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報を提示するタイミングを判断して、適切
な時期に情報を提示することを目的とする。 【構成】 情報保持部101に保持された情報の先頭か
ら、情報の重要度と情報の提示期限とを、それぞれ重要
度判定部104と提示期限判定部103とで判定する。
更に、ユーザが入力した多忙度と時計102から各時間
での多忙度を、多忙度推定部106で推定する。以上、
判定結果と多忙度より、前記情報を情報提示判定部10
7で情報提示部108に提示すべき時間か否か判断し、
提示すべき情報を情報提示部108で提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報源から情報を収集
しあるいはユーザに送られてくる情報を受け取りユーザ
に提示する情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報ネットワークの普及により、各種の
情報がネットワークを通してユーザのもとに常時送られ
てくるようになってきている。こうした情報の中には、
ユーザが緊急に処理すべきものも含まれるので、ユーザ
に送られてくる情報を受け取りユーザに提示する情報処
理装置では、情報の到着をユーザに知らせることが多
い。
【0003】従来のこの種の情報処理装置の例として、
電子メールの送受信システムがある。電子メールの送受
信システムでは、ユーザ宛の電子メールを常時観測して
いて、電子メールが到着すると即座にユーザに注意を喚
起する音の発生、グラフィカルユーザインタフェースの
変更などを行ない、ユーザにメールの到着を知らせる。
システムによっては、観測を一定の間隔ごとに行なうも
のもある。
【0004】ACM Transaction on
Office Information System
s5巻2号115頁から131頁に、Semistru
ctured Messages Are Surpr
isingly Useful for Comput
er−Supported Coordination
という題で掲載されているInformation L
ensという情報処理システムでは、情報を「急ぎ」か
そうでないものかに分類する機能をもっている。この機
能は、情報に付加されている属性値からユーザにとって
急ぎの情報かそうでないかを推論することにより実現さ
れている。
【0005】一方、情報ネットワークを通して様々な情
報源から、ユーザが必要とする情報を収集するタイプの
情報処理装置もある。この種の情報処理装置では、情報
を収集した場合に、ユーザにその情報を即座に提示する
あるいはユーザの問い合わせがあるまで保持する処理を
行なう。
【0006】従来のこの種の情報処理装置の例として、
ネットワークニュースの送受信システムがある。ネット
ワークニュースの送受信システムでは、ユーザが各ニュ
ースグループの提示を要求したときに、収集された情報
を一括して提示する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の装置では、情報を適切な時点でユーザに提示する
ことができないという欠点があった。そのため、全ての
情報を即時もしくは一定の間隔で提示する場合には、緊
急な処理を要する情報をその他の情報も同時に提示され
るため、情報が多い場合やユーザが多忙なときには、ユ
ーザは全ての情報を即座に処理することができないた
め、緊急な処理を要する情報を処理できなくなる。
【0008】また、緊急な処理を要する情報を他の情報
と分類する場合でも、例えば、会議中は緊急度が非常に
高い情報だけしか処理できないなど、ユーザの状況によ
って緊急に分類すべきかどうかは異なる。上記従来例の
情報処理装置では、こうしたユーザの状況に応じた判断
はできなかった。
【0009】ユーザの問い合わせがあるまで提示を行な
わない場合には、緊急の処理が必要な情報を適切な時点
で提示することができないことは言うまでもない。
【0010】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、ユーザの状況と情報の内容とに応じて、情
報のユーザへの提示時期を判断して、適切な時期にユー
ザに情報を提示する情報処理装置を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、本発明は、外部から情報を受け取り、該情報を出力
する情報処理装置であって、該情報の出力要求時刻を判
定する第1の判定手段と、ユーザの状況を判定する第2
の判定手段と、前記判定結果に基づいて前記情報の出力
を制御する出力制御手段と、を有することを特徴とする
情報処理装置を提供する。上記課題を解決する為に、本
発明は、好ましくは、前記第2の判定手段は、ユーザが
入力する情報により判定されることを特徴とする。上記
課題を解決する為に、本発明は、好ましくは、前記第2
の判定手段は、該情報処理装置の使用状況を監視するこ
とで判定することを特徴とする。前記第2の判定手段に
よる判定結果と各時点の時刻から、各時点でのユーザの
状況を推定する状況推定手段とを有することを特徴とす
る。上記課題を解決する為に、本発明は、好ましくは、
前記出力制御手段は、前記状況推定手段により推定され
たユーザの状況に基づいて前記情報の出力を制御するこ
とを特徴とする。
【0012】上記課題を解決する為に、本発明は、外部
から情報を受け取り、該情報を出力する情報処理装置で
あって、該情報の出力要求時刻を判定する第1の判定手
段と、該情報の種類を判定する第2の判定手段と、前記
判定結果に基づいて前記情報の出力を制御する出力制御
手段と、を有することを特徴とする情報処理装置を提供
する。
【0013】上記課題を解決する為に、本発明は、外部
から情報を受け取り、該情報を出力する情報処理装置で
あって、該情報の出力要求時刻を判定する第1の判定手
段と、該情報の種類を判定する第2の判定手段と、ユー
ザの状況を判定する第3の判定手段と、前記判定結果に
基づいて前記情報の出力を制御する出力制御手段と、を
有することを特徴とする情報処理装置を提供する。上記
課題を解決する為に、本発明は、好ましくは、前記第3
の判定手段は、ユーザが入力する情報により判定される
ことを特徴とする。上記課題を解決する為に、本発明
は、好ましくは、前記第3の判定手段は、該情報処理装
置の使用状況を監視することで判定することを特徴とす
る。上記課題を解決する為に、本発明は、好ましくは、
前記第3の判定手段による判定結果と各時点の時刻か
ら、各時点でのユーザの状況を推定する状況推定手段と
を有することを特徴とする。上記課題を解決する為に、
本発明は、好ましくは、前記出力制御手段は、前記状況
推定手段により推定されたユーザの状況と前記判定結果
とに基づいて前記情報の出力を制御することを特徴とす
る。
【0014】上記課題を解決する為に、本発明は、外部
から情報を受け取り、該情報を出力する情報処理装置の
情報処理方法であって、該情報の出力要求時刻を判定す
る第1の判定工程と、ユーザの状況を判定する第2の判
定工程と、前記判定結果に基づいて前記情報の出力を制
御する出力制御工程と、を有することを特徴とする情報
処理方法を提供する。上記課題を解決する為に、本発明
は、好ましくは、前記第2の判定工程は、ユーザが入力
する情報により判定されることを特徴とする。上記課題
を解決する為に、本発明は、好ましくは、前記第2の判
定手段は、情報処理装置の使用状況を監視することで判
定することを特徴とする。上記課題を解決する為に、本
発明は、好ましくは、前記第2の判定工程による判定結
果と各時点の時刻から、各時点でのユーザの状況を推定
する状況推定工程とを有することを特徴とする。上記課
題を解決する為に、本発明は、好ましくは、前記出力制
御工程は、前記状況推定工程により推定されたユーザの
状況に基づいて前記情報の出力を制御することを特徴と
する。
【0015】上記課題を解決する為に、本発明は、外部
から情報を受け取り、該情報を出力する情報処理装置の
情報処理方法であって、該情報の出力要求時刻を判定す
る第1の判定工程と、ユーザの状況を判定する第2の判
定工程と、前記判定結果に基づいて前記情報の出力を制
御する出力制御工程と、を有することを特徴とする情報
処理方法を提供する。
【0016】上記課題を解決する為に、本発明は、外部
から情報を受け取り、該情報を出力する情報処理装置の
情報処理方法であって、該情報の出力要求時刻を判定す
る第1の判定工程と、該情報の種類を判定する第2の判
定工程と、ユーザの状況を判定する第3の判定工程と、
前記判定結果に基づいて前記情報の出力を制御する出力
制御工程と、を有することを特徴とする情報処理方法を
提供する。上記課題を解決する為に、本発明は、好まし
くは、前記第3の判定工程は、ユーザが入力する情報に
より判定されることを特徴とする。上記課題を解決する
為に、本発明は、好ましくは、前記第3の判定工程は、
該情報処理装置の使用状況を監視することで判定するこ
とを特徴とする。上記課題を解決する為に、本発明は、
好ましくは、上記課題を解決する為に、本発明は、好ま
しくは、前記第3の判定工程による判定結果と各時点の
時刻から、各時点でのユーザの状況を推定する状況推定
工程とを有することを特徴とする。上記課題を解決する
為に、本発明は、好ましくは、前記出力制御工程は、前
記状況推定工程により推定されたユーザの状況と前記判
定結果とに基づいて前記情報の出力を制御することを特
徴とする。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施例に係る装置の基
本構成を示すブロック図である。同図において、101
は収集された情報を保持する情報保持部である。102
は時計である。103は情報保持部101に保持された
情報の提示期限を判定する提示期限判定部である。10
4は情報保持部101に保持された情報の重要度を判定
する重要度判定部である。105はユーザの多忙の度合
いを入力する多忙度入力部である。106はユーザが入
力した多忙度と時計102とから各時点での多忙度を推
定する多忙度推定部である。107は提示期限判定部1
03により判定された情報の提示期限と重要度判定部1
04により判定された情報の重要度と多忙度推定部10
6により推定されたユーザの多忙度と時計102が示す
現在時刻とから情報を提示するか否かを判定する情報提
示判定部である。108は情報提示判定部107により
提示すべきと判定された情報をユーザに提示する情報提
示部である。
【0019】図2は本実施例の情報処理装置のハードウ
ェア構成を示すブロック図である。同図において、20
1は制御メモリであり、後述の図3のフローチャートで
示されるような制御を実現する制御プログラム等を記憶
する。制御メモリ201はROMで構成されても、RA
Mで構成されてもよい。202は中央処理装置であり、
制御メモリ201に記憶されている制御プログラムを実
行することにより各種の処理を実現する。203はメモ
リであり、好ましくはRAMによって構成され、中央処
理装置202による処理の過程において種々のデータを
一時的に保持する。
【0020】204はキーボードであり、ユーザの多忙
の度合いを入力するのに用いる。上述の多忙度入力部1
05はキーボード204に構成される。205は、本情
報処理装置とイーサネット等のネットワークとを接続す
るネットワークインターフェイスである。206はディ
スプレイであり情報提示判定部107により提示すべき
と判定された情報をユーザに提示する。尚、ディスプレ
イ206はCRTであってもよいし、液晶ディスプレ
イ、その他のいかなる表示装置を用いてもよい。207
は各構成要素を接続するためのバスである。208はデ
ィスクであり、収集された情報を複数記憶している。上
述の情報保持部101はディスク208に構成される。
【0021】以下、フローチャートを参照して、上記の
ような構成を備えた本実施例の情報処理装置の処理を説
明する。
【0022】図3は、本実施例の情報処理装置の処理の
概略を説明するフローチャートである。本実施例では、
情報保持部101は、図4に示すように、複数の情報が
順序を持って保持される構造になっており、別の情報収
集手段もしくは情報受理手段により情報が収集もしくは
受理されるごとに情報保持部101の最後に当該情報が
保持される。
【0023】ステップS201では、情報保持部101
に情報が保持されているか否かを調べ、情報が保持され
ている場合はステップS202に移る。情報が保持され
ていない場合はステップS201を繰り返す。
【0024】ステップS202では、情報保持部101
から先頭の情報について、提示期限の判定を行なう。提
示期限の判定は、ディスク208に記憶された情報をメ
モリ203に読み出して、行っても良い。提示期限Td
は、情報の発信者の指定があればその指定された期限
を、指定がなければ到着時刻より3時間後を提示期限と
する。提示基板Tdは、指定がなければ到着時刻より3
時間後を提示期限としたが、これに限られるものではな
い。そしてステップS203に移る。
【0025】ステップS203では、情報保持部101
から先頭の情報について、重要度の判定を行なう。重要
度Iは、情報源による分類ごとに図5中の表401に示
すように0から1の間の実数値が付与される。1.0に
近いほど重要度は高くなる。そしてステップS204に
移る。
【0026】ステップS204では、ユーザの多忙度を
推定する。多忙度Bは、間近にユーザが設定したB
u(0u 1)とユーザが値Buを設定した時刻Tu
から、以下の関数b(t)
【0027】
【外1】 において、変数tに現在時刻を代入することで求まる。
1は適当な負の定数である。そしてステップS205
に移る。
【0028】ステップS205では、ステップS202
からステップS204で求めた提示期限Td、重要度
I、多忙度Bを用いて以下の式を満足するか否かを調べ
る。
【0029】
【外2】 ここで、k2およびTcは適当な正の定数である。上記の
式が満足される場合は、情報保持部101の先頭に保持
されている情報を情報提示部108においてユーザに提
示する。情報提示部108は、情報を表示すると共に注
意音を発生して、ユーザに情報の提示を知らせる。そし
てステップS201に戻る。上記の式が満足されない場
合は、情報保持部101の先頭に保持されている情報を
情報保持部101の最後に移し、ステップS201に戻
る。
【0030】以上の処理を、装置の実行終了まで継続す
る。
【0031】例として、各定数がk1=−0.1/時
間、k2=0.2/時間、Tc=0.5時間と設定されて
いるとする。ここで、13時にユーザが多忙度を1.0
に設定し、新聞からの情報が13時に到着し、期限を1
5時に指定された上司からのメールが13時30分に到
着したとする。この場合、上司からのメールは、14時
に上記条件式を満足し提示が行なわれる。新聞からの情
報は、16時に上記条件式を満足し提示が行なわれる。
同様の状況で、ユーザが15時に多忙度を0.5に再設
定したとする。すると、15時に新聞からの情報も上記
条件を満足するので、提示が行なわれる。
【0032】次に、図8を用いて上記の例について説明
する。
【0033】グラフは、横軸が時間軸であり、ユーザが
多忙度を入力した時間を0として0.5時間ごとに時間
を区切って表示している。この例の場合、ユーザは13
時に多忙度1.0を入力しており、多忙度のグラフb
(t)は、設定した13時から1時間経過する毎に、多
忙度が0.1減少している。
【0034】また、新聞からの情報は13時に到着して
おり、新聞I・h(t)のグラフで表される。上司から
のメールは、13:30分に到着しており、上司からの
メールI・h(t)のグラフで表されている。
【0035】ユーザに情報を提示する条件は、多忙度の
グラフb(t)と新聞I・h(t)のグラフ、上司から
のメールI・h(t)のグラフがそれぞれ交わるか、或
は、新聞I・h(t)のグラふ、上司からのメールI・
h(t)のグラフが多忙度のグラフより上にある状態で
ある。この例の場合は、上司からのメールはA点の14
時に条件を満たし、新聞からの情報はB点の16時に条
件を満たしている。
【0036】更に、ユーザが15時に多忙度を0.5に
再設定した場合は、点線のグラフb′(t)で表され、
上記の条件をC点の15時の時点で満たしているので、
15時に情報が提示される。
【0037】ユーザは多忙度を自由に再設定することが
できるので、忙しくない時間にタイミング良く必要な情
報を確認することができる。
【0038】この実施例のように、ユーザが忙しいとき
は、緊急度と重要度が高い情報だけが提示され、ユーザ
が忙しくなくなると他の情報が提示されるようになる。
【0039】上記実施例においては、情報を提示する条
件として、ユーザの多忙度B、情報の重要度I、情報の
提示期限Tdを用いたが、これに限定されるものではな
い。
【0040】例えば、ユーザの多忙度Bを考慮しない
で、情報の重要度Iと情報の提示期限Tdより得られる
I・h(t)の関数が適当な閾値を越えたとき提示する
ようにしてもよい。また、情報の重要度Iを考慮しない
で、ユーザの多忙度Bと情報の提示期限Tdよりh
(t)b(t)の条件を満たす情報を提示するように
してもよい。
【0041】上記実施例においては、保持している情報
について常時提示すべきかどうかの判定を行なう場合に
ついて説明したが、これに限定されるものでなく、一定
間隔ごとに判定してもよい。
【0042】上記実施例においては、一つの情報を提示
すべきかどうかの判定を行なうごとに情報の提示期限と
情報の重要度の判定を行なう場合について説明したが、
これに限定されるものでなく、始めに提示期限と重要度
の判定を行なった時に、提示期限と重要度を情報と共に
保持し、2回目以降はそれらの値を用いてもよい。
【0043】上記実施例においては、提示期限を発信者
の指定を用いて判定する場合について説明したが、これ
に限定されるものでなく、情報の内容から推定してもよ
い。これは、情報の内容を用いて分類を行なう分類ごと
の設定値を利用するなどして実現される。
【0044】上記実施例においては、重要度を情報源の
分類ごとに設定された値を用いることで判定する場合に
ついて説明したが、これに限定されるものでなく、他の
属性や情報の内容を用いて重要度を判定してもよい。
【0045】上記実施例においては、ユーザの多忙度を
推定する関数b(t)として1次関数を用いる場合につ
いて説明したが、これに限定されるものでなく、ユーザ
の設定時に値が設定値となる条件を満足する任意の単調
減少関数を用いてもよい。
【0046】上記実施例においては、多忙度としてユー
ザが数値を入力する場合について説明したが、これに限
定されるものでなく、「非常に忙しい」、「忙しい」、
「余裕がある」などの別の形で入力し数値に変換しても
よい。
【0047】(第2の実施例)上記実施例においては、
ユーザが入力する多忙度の値が時間とともに減少すると
いう仮定のもとに、ユーザの入力値を用いた多忙度を推
定する場合について説明したが、これに限定されるもの
でなく、例えば、ユーザが行なっている作業の内容を監
視して、作業内容からユーザの多忙度を推定してもよ
い。作業内容は、本情報処理装置が、複数の処理を同時
に実行可能な汎用計算機上に実現されている場合に、例
えばワードプロセッサなどユーザが他にどのような処理
を行なっているかを取り出すことができるので、これを
用いることなどが考えられる。
【0048】図6は、本実施例に係る装置の基本構成を
示すブロック図である。同図において、501は収集さ
れた情報を保持する情報保持部である。502は時計で
ある。503は情報保持部501に保持された情報の提
示期限を判定する提示期限判定部である。504は情報
保持部501に保持された情報の重要度を判定する重要
度判定部である。505はユーザが行なっている作業内
容を監視するユーザ監視部である。506はユーザ監視
部505により把握されるユーザの作業内容からユーザ
の多忙度を推定する多忙度推定部である。507は提示
期限判定部503により判定された情報の提示期限と重
要度判定部504により判定された情報の重要度と多忙
度推定部506により推定されたユーザの多忙度と時計
502が示す現在時刻とから情報を提示するか否かを判
定する情報提示判定部である。508は情報提示判定部
507により提示すべきと判定された情報をユーザに提
示する情報提示部である。
【0049】上記実施例においては、情報を提示するか
否かの判定に用いる関数h(t)として1次関数を用い
る場合について説明したが、これに限定されるものでな
く、提示期限に値が1となる条件を満足する任意の単調
増加関数を用いてもよい。
【0050】上記実施例においては、重要度、多忙度な
どの計算値を1に正規化する場合について説明したが、
これに限定されるものでなく、任意の範囲を数値を用い
て計算してもよい。
【0051】(第3の実施例)上記実施例では、全ての
情報を同一の方式で判定する場合について説明したが、
これに限定されるものでなく、情報を分類した上で、分
類ごとに上記実施例にあげた装置などで情報の提示の判
定を行なってもよい。
【0052】図7は、本実施例に係る装置の基本構成を
示すブロック図である。同図において、601は新たに
収集された情報を保持する新規情報保持部である。60
2は新規情報保持部601に保持された情報を分類する
情報分類部602である。603は情報分類部で第1の
分類に属すると判断された情報を保持し適切な時にユー
ザに提示する第1情報保持提示部である。604は情報
分類部で第2の分類に属すると判断された情報を保持し
適切な時にユーザに提示する第2情報保持提示部であ
る。
【0053】前記実施例では、情報を二つに分類してそ
れぞれ提示時期を判定する場合について説明したが、こ
れに限定されるものでなく、任意の数に分類してもよ
い。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザは情報を適切な時点で情報を得られるようになる
ので、情報の到着を気にすることなく他の仕事に専念で
きる一方、処理期限が限られている情報については見落
とすことなく処理ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理装置の実施例の基本構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る情報処理装置のハードウェア構成
を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例の処理の概要を示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明の実施例で用いる情報保持部の構成を示
す図である。
【図5】本発明の実施例で用いる重要度表を示す図であ
る。
【図6】本発明に係る別の情報処理装置の実施例の基本
構成を示すブロック図である。
【図7】本発明に係る別の情報処理装置の実施例の基本
構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施例を説明する図である。
【符号の説明】
201 制御メモリ 202 中央処理装置 203 メモリ 204 キーボード 205 ネットワークI/F 206 ディスプレイ 207 バス 208 ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 隆也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 池田 裕治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 藤田 稔 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から情報を受け取り、該情報を出力
    する情報処理装置であって、 該情報の出力要求時刻を判定する第1の判定手段と、 ユーザの状況を判定する第2の判定手段と、 前記判定結果に基づいて前記情報の出力を制御する出力
    制御手段と、 を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の判定手段は、ユーザが入力す
    る情報により判定されることを特徴とする請求項1記載
    の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の判定手段は、該情報処理装置
    の使用状況を監視することで判定することを特徴とする
    請求項1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の判定手段による判定結果と各
    時点の時刻から、各時点でのユーザの状況を推定する状
    況推定手段とを有することを特徴とする請求項1記載の
    情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記出力制御手段は、前記状況推定手段
    により推定されたユーザの状況に基づいて前記情報の出
    力を制御することを特徴とする請求項4記載の情報処理
    装置。
  6. 【請求項6】 外部から情報を受け取り、該情報を出力
    する情報処理装置であって、 該情報の出力要求時刻を判定する第1の判定手段と、 該情報の種類を判定する第2の判定手段と、 前記判定結果に基づいて前記情報の出力を制御する出力
    制御手段と、 を有することを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 外部から情報を受け取り、該情報を出力
    する情報処理装置であって、 該情報の出力要求時刻を判定する第1の判定手段と、 該情報の種類を判定する第2の判定手段と、 ユーザの状況を判定する第3の判定手段と、 前記判定結果に基づいて前記情報の出力を制御する出力
    制御手段と、 を有することを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記第3の判定手段は、ユーザが入力す
    る情報により判定されることを特徴とする請求項7記載
    の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記第3の判定手段は、該情報処理装置
    の使用状況を監視することで判定することを特徴とする
    請求項7記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記第3の判定手段による判定結果と
    各時点の時刻から、各時点でのユーザの状況を推定する
    状況推定手段とを有することを特徴とする請求項7記載
    の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記出力制御手段は、前記状況推定手
    段により推定されたユーザの状況と前記判定結果とに基
    づいて前記情報の出力を制御することを特徴とする請求
    項10記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 外部から情報を受け取り、該情報を出
    力する情報処理装置の情報処理方法であって、 該情報の出力要求時刻を判定する第1の判定工程と、 ユーザの状況を判定する第2の判定工程と、 前記判定結果に基づいて前記情報の出力を制御する出力
    制御工程と、 を有することを特徴とする情報処理方法。
  13. 【請求項13】 前記第2の判定工程は、ユーザが入力
    する情報により判定されることを特徴とする請求項12
    記載の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 前記第2の判定手段は、情報処理装置
    の使用状況を監視することで判定することを特徴とする
    請求項12記載の情報処理方法。
  15. 【請求項15】 前記第2の判定工程による判定結果と
    各時点の時刻から、各時点でのユーザの状況を推定する
    状況推定工程とを有することを特徴とする請求項12記
    載の情報処理方法。
  16. 【請求項16】 前記出力制御工程は、前記状況推定工
    程により推定されたユーザの状況に基づいて前記情報の
    出力を制御することを特徴とする請求項15記載の情報
    処理方法。
  17. 【請求項17】 外部から情報を受け取り、該情報を出
    力する情報処理装置の情報処理方法であって、 該情報の出力要求時刻を判定する第1の判定工程と、 該情報の種類を判定する第2の判定工程と、 前記判定結果に基づいて前記情報の出力を制御する出力
    制御工程と、 を有することを特徴とする情報処理方法。
  18. 【請求項18】 外部から情報を受け取り、該情報を出
    力する情報処理装置の情報処理方法であって、 該情報の出力要求時刻を判定する第1の判定工程と、 該情報の種類を判定する第2の判定工程と、 ユーザの状況を判定する第3の判定工程と、 前記判定結果に基づいて前記情報の出力を制御する出力
    制御工程と、 を有することを特徴とする情報処理方法。
  19. 【請求項19】 前記第3の判定工程は、ユーザが入力
    する情報により判定されることを特徴とする請求項18
    記載の情報処理方法。
  20. 【請求項20】 前記第3の判定工程は、該情報処理装
    置の使用状況を監視することで判定することを特徴とす
    る請求項18記載の情報処理方法。
  21. 【請求項21】 前記第3の判定工程による判定結果と
    各時点の時刻から、各時点でのユーザの状況を推定する
    状況推定工程とを有することを特徴とする請求項18記
    載の情報処理方法。
  22. 【請求項22】 前記出力制御工程は、前記状況推定工
    程により推定されたユーザの状況と前記判定結果とに基
    づいて前記情報の出力を制御することを特徴とする請求
    項22記載の情報処理方法。
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