JPH081580A - 用紙カット機構 - Google Patents
用紙カット機構Info
- Publication number
- JPH081580A JPH081580A JP13172794A JP13172794A JPH081580A JP H081580 A JPH081580 A JP H081580A JP 13172794 A JP13172794 A JP 13172794A JP 13172794 A JP13172794 A JP 13172794A JP H081580 A JPH081580 A JP H081580A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- pressure
- movable
- shaped
- movable blade
- Prior art date
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- Handling Of Sheets (AREA)
- Details Of Cutting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ロール用紙のカット機構に関し、刃先の摩耗状
況に応じて、可動刃の固定刃への押し圧力を変化させる
ことにより、刃の耐久性を向上させる。 【構成】はさみ状可動刃２をはさみ状固定刃１に押し付
ける板ばね５の押し圧力を、調整ねじ６により変化させ
ることができるようにする。これにより、刃先の摩耗状
況に合わせて、板ばね５の圧力を徐々に強くしていくこ
とが可能となり、過度な板ばね圧力を与えず、刃先の摩
耗促進を防止し、耐久性を向上させる。
況に応じて、可動刃の固定刃への押し圧力を変化させる
ことにより、刃の耐久性を向上させる。 【構成】はさみ状可動刃２をはさみ状固定刃１に押し付
ける板ばね５の押し圧力を、調整ねじ６により変化させ
ることができるようにする。これにより、刃先の摩耗状
況に合わせて、板ばね５の圧力を徐々に強くしていくこ
とが可能となり、過度な板ばね圧力を与えず、刃先の摩
耗促進を防止し、耐久性を向上させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、レジスターやＰＯＳ端
末で使用するロール用紙のカット機構に関する。
末で使用するロール用紙のカット機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の公知例としては実開平４−７９０
９６号公報が知られている。
９６号公報が知られている。
【０００３】この従来の用紙カット機構について図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【０００４】図３は従来例のテープ状印字媒体のカット
機構の正面図、図４は図３の右側面図である。
機構の正面図、図４は図３の右側面図である。
【０００５】この従来例の用紙カット機構は、メインフ
レームに軸支された駆動カム１０と、メインフレームに
固定されたはさみ状の固定刃であるカッターブレード１
１と、駆動カム１０により駆動されるはさみ状の可動刃
であるカッターブレード１２と、カッターブレード１２
の概ね中央側面を圧する板ばね部材の圧力ばね１３およ
び固定ねじ１４とから構成されている。
レームに軸支された駆動カム１０と、メインフレームに
固定されたはさみ状の固定刃であるカッターブレード１
１と、駆動カム１０により駆動されるはさみ状の可動刃
であるカッターブレード１２と、カッターブレード１２
の概ね中央側面を圧する板ばね部材の圧力ばね１３およ
び固定ねじ１４とから構成されている。
【０００６】可動するはさみ状のカッターブレード１２
の刃部概ね中央に圧力ばね１３と固定ねじ１４とにより
圧力をかけるため、カッターブレード１２の逃げによる
テープ状印字媒体の未カットを防ぎ、圧力ばね１３と固
定ねじ１４によりねじ部材の締め調整によるカッターブ
レード１２の圧力調整・管理の廃止ができ、刃部材の厚
みを薄くできる。
の刃部概ね中央に圧力ばね１３と固定ねじ１４とにより
圧力をかけるため、カッターブレード１２の逃げによる
テープ状印字媒体の未カットを防ぎ、圧力ばね１３と固
定ねじ１４によりねじ部材の締め調整によるカッターブ
レード１２の圧力調整・管理の廃止ができ、刃部材の厚
みを薄くできる。
【０００７】次に、他の従来例について説明する。
【０００８】他の従来例のロール用紙カット機構は、は
さみ方式を用いて、固定されているはさみ状の固定刃
と、軸を中心に可動するはさみ状の可動刃と、可動刃を
固定刃方向に圧力を加える板ばねおよびコイル状ばねで
構成され、可動刃の軸の部分をコイルばねで一定圧で固
定刃に押し付け、軸から離れた可動刃の部分を板ばねで
一定圧で固定刃に押し付ける構造になっている。
さみ方式を用いて、固定されているはさみ状の固定刃
と、軸を中心に可動するはさみ状の可動刃と、可動刃を
固定刃方向に圧力を加える板ばねおよびコイル状ばねで
構成され、可動刃の軸の部分をコイルばねで一定圧で固
定刃に押し付け、軸から離れた可動刃の部分を板ばねで
一定圧で固定刃に押し付ける構造になっている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のロール
用紙カット機構は、可動刃の逃げによるロール用紙の未
カット防止および耐久性向上させるため、可動刃の軸の
部分を固定刃に押し付ける固定ねじまたは一定圧のコイ
ルばねおよび軸から離れた可動刃の部分を固定刃に押し
付ける一定圧の板ばねを有していた。
用紙カット機構は、可動刃の逃げによるロール用紙の未
カット防止および耐久性向上させるため、可動刃の軸の
部分を固定刃に押し付ける固定ねじまたは一定圧のコイ
ルばねおよび軸から離れた可動刃の部分を固定刃に押し
付ける一定圧の板ばねを有していた。
【００１０】この従来のはさみ方式のロール用紙カット
機構では、カット動作を繰り返すことにより、固定刃お
よび可動刃の刃先の摩耗が徐々に進行し、刃先の摩耗が
進んだ場合は、切れ味が悪くなるため可動刃をより強く
固定刃に押しつける必要が生じるが、ばね圧が弱いと固
定刃と可動刃の刃先の摩耗により可動刃の刃先がロール
用紙を切れずに逃げて、ロール用紙が固定刃と可動刃の
間にはさみこまれ、カット不良が発生するという問題が
あった。
機構では、カット動作を繰り返すことにより、固定刃お
よび可動刃の刃先の摩耗が徐々に進行し、刃先の摩耗が
進んだ場合は、切れ味が悪くなるため可動刃をより強く
固定刃に押しつける必要が生じるが、ばね圧が弱いと固
定刃と可動刃の刃先の摩耗により可動刃の刃先がロール
用紙を切れずに逃げて、ロール用紙が固定刃と可動刃の
間にはさみこまれ、カット不良が発生するという問題が
あった。
【００１１】また、従来のロール用紙カット機構では、
ばね圧が強すぎると過度に可動刃と固定刃がこすれるた
め刃先の摩耗が促進され、結果的に耐久性が短かくなる
という問題があった。
ばね圧が強すぎると過度に可動刃と固定刃がこすれるた
め刃先の摩耗が促進され、結果的に耐久性が短かくなる
という問題があった。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明のロール用紙カッ
ト機構は、ロール状印字媒体に印字を行うプリンタの軸
を中心に可動するはさみ状の可動刃と固定されているは
さみ状の固定刃とによるはさみ方式でロール状印字媒体
をカットする用紙カット機構において、可動刃を固定刃
方向に圧する板ばねと、板ばねを可動刃方向に押え板ば
ねの圧力を調整する調整ねじとを備えることを特徴とし
ている。
ト機構は、ロール状印字媒体に印字を行うプリンタの軸
を中心に可動するはさみ状の可動刃と固定されているは
さみ状の固定刃とによるはさみ方式でロール状印字媒体
をカットする用紙カット機構において、可動刃を固定刃
方向に圧する板ばねと、板ばねを可動刃方向に押え板ば
ねの圧力を調整する調整ねじとを備えることを特徴とし
ている。
【００１３】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１４】図１は本発明によるロール用紙カット機構
の一実施例の上面図、図２は図１のロール用紙カット機
構の正面図である。
の一実施例の上面図、図２は図１のロール用紙カット機
構の正面図である。
【００１５】はさみ状固定刃１ははさみ状可動刃２は軸
３を支点としてはさみを形成している。
３を支点としてはさみを形成している。
【００１６】はさみ状可動刃２は、コイルばね４および
板ばね５によりはさみ状固定刃１の方向に押し付けられ
ている。
板ばね５によりはさみ状固定刃１の方向に押し付けられ
ている。
【００１７】また、板ばね５は調整ねじ６によりはさみ
状可動刃２をはさみ状固定刃１に押しつける圧力を容易
に変えられるようになっている。
状可動刃２をはさみ状固定刃１に押しつける圧力を容易
に変えられるようになっている。
【００１８】次に、その動作を説明する。
【００１９】コイルばね４は、可動刃の軸３周辺を押え
る役目をしており、所定の圧力になっている。
る役目をしており、所定の圧力になっている。
【００２０】しかし、軸３周辺をコイルばね４で押える
のみでは、軸３より離れた可動刃の先端が逃げやすくな
るので、これを防ぐため、本実施例のロール用紙カット
機構は、板ばね５を使用して軸３より離れた部分を調整
ねじ６で調整した圧力で固定刃に押し付ける機構になっ
ている。
のみでは、軸３より離れた可動刃の先端が逃げやすくな
るので、これを防ぐため、本実施例のロール用紙カット
機構は、板ばね５を使用して軸３より離れた部分を調整
ねじ６で調整した圧力で固定刃に押し付ける機構になっ
ている。
【００２１】このカット機構の使用開始時は、はさみ状
固定刃１、はさみ状可動刃２ともに、刃先の摩耗が無い
ため、板ばね５の圧力をはさみ状可動刃２に与えないで
使用する。そして、刃先が徐々に摩耗し、未カットが出
始めた時点で、用紙カット時の刃先の逃げを防止するた
めに、オペレータが調整ねじ６を回して板ばね５がはさ
み状可動刃２に圧力を与える。
固定刃１、はさみ状可動刃２ともに、刃先の摩耗が無い
ため、板ばね５の圧力をはさみ状可動刃２に与えないで
使用する。そして、刃先が徐々に摩耗し、未カットが出
始めた時点で、用紙カット時の刃先の逃げを防止するた
めに、オペレータが調整ねじ６を回して板ばね５がはさ
み状可動刃２に圧力を与える。
【００２２】その後、再び未カットが発生した時点で再
度、オペレータが調整ねじ６を回して板ばね５の圧力を
強める。
度、オペレータが調整ねじ６を回して板ばね５の圧力を
強める。
【００２３】以後、この繰り返しにより刃先の摩耗に合
わせて調整ねじ６を回すことで、板ばね５を介してはさ
み状可動刃２をはさみ状固定刃１に押し付ける圧力を可
変させることが可能となる。
わせて調整ねじ６を回すことで、板ばね５を介してはさ
み状可動刃２をはさみ状固定刃１に押し付ける圧力を可
変させることが可能となる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のロール用
紙カット機構は、刃先の逃げによる未カットを防止する
ための板ばねの圧力を、調整ねじにより可変することを
可能としたことにより、カッタ刃の摩耗状態に合せて、
板ばねの圧力の適正値を与えることができる。
紙カット機構は、刃先の逃げによる未カットを防止する
ための板ばねの圧力を、調整ねじにより可変することを
可能としたことにより、カッタ刃の摩耗状態に合せて、
板ばねの圧力の適正値を与えることができる。
【００２５】これにより、本発明のロール用紙カット機
構は、過度な板ばね圧力を与えることによる刃先の摩耗
促進を防止し、カット機構の耐久性を向上させることが
できるという効果を奏する。
構は、過度な板ばね圧力を与えることによる刃先の摩耗
促進を防止し、カット機構の耐久性を向上させることが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるロール用紙カット機構の一実施例
の上面図である。
の上面図である。
【図２】図１のロール用紙カット機構の正面図である。
【図３】従来例のテープ状印字媒体のカット機構の正面
図である。
図である。
【図４】図３の右側面図である。
１ はさみ状固定刃 ２ はさみ状可動刃 ３ 軸 ４ コイルばね ５ 板ばね ６ 調整ねじ １０ 駆動カム １１ カッターブレード １２ カッターブレード １３ 圧力ばね １４ 固定ねじ
Claims (1)
- 【請求項１】 ロール状印字媒体に印字を行うプリンタ
の軸を中心に可動するはさみ状の可動刃と固定されてい
るはさみ状の固定刃とによるはさみ方式で前記ロール状
印字媒体をカットする用紙カット機構において、 前記可動刃を前記固定刃方向に圧する板ばねと、前記板
ばねを前記可動刃方向に押え前記板ばねの圧力を調整す
る調整ねじとを備えることを特徴とする用紙カット機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6131727A JP2520578B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 用紙カット機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6131727A JP2520578B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 用紙カット機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH081580A true JPH081580A (ja) | 1996-01-09 |
| JP2520578B2 JP2520578B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=15064793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6131727A Expired - Fee Related JP2520578B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 用紙カット機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2520578B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4945412A (en) * | 1988-06-14 | 1990-07-31 | Kramer Robert A | Method of and system for identification and verification of broadcasting television and radio program segments |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107009408A (zh) * | 2017-06-19 | 2017-08-04 | 张传开 | 一种可更换刀板的药材切割铡刀 |
-
1994
- 1994-06-14 JP JP6131727A patent/JP2520578B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4945412A (en) * | 1988-06-14 | 1990-07-31 | Kramer Robert A | Method of and system for identification and verification of broadcasting television and radio program segments |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2520578B2 (ja) | 1996-07-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960402 |
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