JPH08110998A - 車両用ポートシステム - Google Patents

車両用ポートシステム

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Publication number
JPH08110998A
JPH08110998A JP24625094A JP24625094A JPH08110998A JP H08110998 A JPH08110998 A JP H08110998A JP 24625094 A JP24625094 A JP 24625094A JP 24625094 A JP24625094 A JP 24625094A JP H08110998 A JPH08110998 A JP H08110998A
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JP
Japan
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vehicle
icvs
port
station
area
Prior art date
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Application number
JP24625094A
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English (en)
Inventor
Hajime Yamada
一 山田
Toru Saito
徹 斎藤
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ポート内の安全性を確保すると共に、ポート
内のスペースの有効活用を図ることができる。 【構成】 共用車両、運行システム車両(ICVS車
両)を自動走行させる。ICVS車両7が、ICVS車
両用ポートの開閉扉402の所まで来ると、光センサー
403によってICVS車両が検出され(a)、開閉扉
402が開かれる(b)。ICVS車両7の運転手は、
この車両7を運転して、開閉扉402内の車重計404
の上にICVS車両7を移動させ、その後、ICVS車
両7から降りる(c)。車重計404により検出した車
重が規定の範囲内の場合には開閉扉402が閉められ
(d)、ICVS車両7は、駐車区域まで自動走行する
(e)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICVS(Intel
ligent Community Vehicle
System)車両、すなわち、共用の超小型の1人乗
りまたは2人乗りの車両を用いる共用車両運用システム
のポートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、自動車は人々が地域的な移動を行
なうために用いる最も普及した移動手段となっており、
その台数は世界的な規模で増加しつづけている。この自
動車はバスに代表される公共大量移動機関及びマイカー
等の個人的な移動機関に分類することができるが、いず
れの移動機関も通勤及びレジャー等に用いられている。
【0003】ここで、大都市近郊の中核都市に存在する
鉄道の駅を中心とする一定の範囲に限定して考慮した場
合には、マイカーは通勤の際に駅までの移動機関として
使用されることが多い。すなわち、このような地域にお
いては、人口がまだ少なく地方公共団体等が整備するバ
スによる移動手段の確保がなされていないためである。
【0004】従って、従来は、マイカーを自分で運転し
て駅まで行き、駅周辺の駐車場にマイカーを駐車してお
くか、または、駅まで家族等におっくてもらって大都市
に鉄道で通勤する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、駅周辺
の地域が開発されるにしたがって、駅の近くで駐車場を
確保することが困難となり、また、家族に駅まで送って
もらう場合には、その人の労力も無駄に費やされること
になる。さらに、個人個人がマイカーを用いて駅まで移
動することにより、駅までの道路の交通量の増加を招
き、慢性的な交通渋滞、交通事故の多発等の問題が生じ
ている。しかも、上述のような、マイカー等の個人的な
移動手段の多用は、石油エネルギーの浪費につながり、
世界的な規模でみれば、石油エネルギーの枯渇、二酸化
炭素の排出量の増加に伴う地球の温暖化の問題等を生じ
させている。
【0006】そこで、車両を複数の者が共用すると共
に、この車両を効率的に運用するシステムの提供が望ま
れるが、このシステムに用いられる共用車両用ポート内
の安全性を確保すると共に、ポート内のスペースの有効
活用を図る必要が有る。
【0007】この発明の課題は、ポート内の安全性を確
保すると共に、ポート内のスペースの有効活用を図るこ
とができる車両用ポートシステムを提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の車両用ポート
システムは、手動走行及び自動走行の切り換えが可能な
車両と、この車両を駐車するポートと、前記車両に人が
乗っていないことを検出する検出手段と、この検出手段
が、前記車両に人が乗っていないことを検出すると前記
車両に対し、前記ポート内の自動走行を指示する指示手
段とを備える。
【0009】また、前記検出手段は、車重を計測する車
重計であってもよい。
【0010】さらに、前記指示手段は、ポート内の駐車
区域まで誘導電波により車両を誘導するようにしてもよ
い。
【0011】また、この発明の車両用ポートシステム
は、手動走行及び自動走行の切り換えが可能な車両とこ
の車両を駐車するポートと、前記車両の自動走行を指定
する指定手段と、この指定手段による指定を解除する解
除手段と、前記指定手段による自動走行の指定後、所定
の時間内に、前記解除手段により前記自動走行の指定の
解除が行なわれなかった場合に、前記車両に対し、前記
ポート内の自動走行を指示する指示手段とを備えるよう
にしてもよい。
【0012】
【作用】この発明の車両用ポートシステムによれば、検
出手段が、車両に人が乗っていないことを検出すると、
前記指示手段は、前記車両に対し、前記ポート内の自動
走行を指示する。
【0013】従って、ポート内の安全性を確保すること
ができると共に、人が歩くためのスペースを確保する必
要が無いため、ポート内のスペースを有効に活用するこ
とができる。
【0014】
【実施例】以下、図1〜図9を参照して、第1の実施例
を説明する。
【0015】図1は、共用車両運用システムを導入する
のに適する地域を説明するための概略図である。
【0016】この共用車両運用システムを導入するのに
適する地域は、大都市に鉄道を利用して通勤可能な範囲
に存在する都市である。例えば、図1に示すように、地
域の中心に、鉄道の駅1が存在するとともに、この駅1
から自動車、バス等を利用して通勤可能な範囲内(駅か
らの距離が10KM程度)に団地等の居住地域2が存在
し、更に駅の近郊に中小の工場の施設3、駅周辺に病
院、学校の施設4およびショッピングセンター等を中心
とする商店街5が存在する都市である。この様な都市
の、前記駅1の近傍に、前述の、共用車両運用システム
において中核的な役割を果たす、ICVS車両用ポート
6が設けられている。
【0017】なお、この地域においては、一日のうち最
も早い時間帯に、団地等の居住地域2から駅1に向かっ
て人の移動が始まる。この駅1に向かう人は、大都市の
勤務先に鉄道を利用して出勤する人である。次に、駅1
から駅周辺に存在する工場の施設3への人の移動が始ま
る。この駅1から工場へ向かう人は駅周辺の工場の施設
3に出勤する人である。次に、駅1から学校、病院の施
設4に向かう人の移動が始まる。この学校、病院の施設
4に向かう人は、学校に登校する人および病院で診察を
受ける人である。次に、駅1から駅周辺の商店街5への
人の流れが始まる。この商店街5に向かう人は、駅周辺
の商店街5で買い物をする人である。
【0018】また、午後の時間帯においては、駅周辺の
商店街5から駅1に向かう人、学校、病院の施設4から
駅1に向う人、駅周辺に存在する工場の施設3から駅1
に向う人、駅1から団地等の居住地域2に向う人の移動
が異なる時間帯に生じる。
【0019】このように、人の移動の中心となる拠点が
存在するとともに、目的地間の人の移動が一定の集団ご
とに異なる時間帯に生じる地域が、前述のICVS車両
7を用いた共用車両運用システムを導入するために最適
な地域である。
【0020】次に、ICVS車両7について説明する。
【0021】図2(a)は、ICVS車両7の外観図で
ある。この図に表わされているICVS車両7は、4輪
1人乗りの超小型電気自動車である。このICVS車両
7には,図2(b)に示されているように、運転手用の
座席21が備えられていると共に、車両推進用のモータ
を駆動するためのバッテリー22を備えている。このI
CVS車両7は、バッテリー22により、車両推進用の
モータを駆動し、手動走行または自動走行をする。
【0022】ここで、ICVS車両7を超小型の車両と
することで、駐車スペースを有効に利用することができ
る。
【0023】また、ICVS車両7を電気自動車とする
ことで、騒音を小さくすることができると共に、排気ガ
スの発生も無くすことができる。
【0024】なお、ICVS車両7は、4輪に限らず3
輪であってもよく、さらに、ICVS車両7は、1人乗
りに限らず、図2(c)に示すように、2人乗りであっ
てもよい。ここで、ICVS車両7を3輪とすれば、更
に車両7を小型化でき、駐車スペースの有効活用を図る
ことができる。
【0025】図3は、ICVS車両7の航続距離とエネ
ルギー密度との関係を示している。ここで、エネルギー
密度とは、ICVS車両7に搭載される鉛バッテリーと
人の体重を含めた車重との比率(バッテリー重量/(車
重+人(60Kg)))をいう。この図3の符号31の
領域で示されているように、1人乗りのICVS車両7
は、航続距離が20キロメートル〜40キロメートルで
あり、エネルギー密度が29パーセント〜33パーセン
トの車両である。また、図3の符号32の領域で示され
ているように、2人乗りのICVS車両7は、航続距離
が15キロメートル〜30キロメートルであり、エネル
ギー密度が27パーセント〜30パーセントの車両であ
る。
【0026】ここで、鉛バッテリーの性能は電極板の
数、換言すれば鉛バッテリーの重量によって決定される
が、性能を向上させたことにより鉛バッテリーのコスト
が上がり過ぎては、このシステムを運用することができ
なくなるため、ICVS車両7の性能を、上述の領域3
1、32に限定している。
【0027】なお、この実施例では鉛バッテリーを用い
ているが、鉛バッテリーに限らずニッケル・カドミウム
電池等を用いることも可能である。ここで、ニッケル・
カドミウム電池を用いた場合には、鉛バッテリーに比較
して重量を軽くできると共に、大電流特性が良好で、低
温特性にも優れ、過充電に強く、保守が容易である。
【0028】また、ICVS車両7としてガソリンエン
ジン車両を用いることも可能である。この場合には、電
気自動車を用いる場合に比較して車両自体の価格を低く
押さえることができる。
【0029】次に、前記駅1に併設される前記ICVS
車両用のポート6について説明する。
【0030】図4は、前記駅1に併設されるICVS車
両用のポート6の構造を示している。図中401は、建
造物の壁であり、この壁401の一部には開閉式扉40
2が設けられている。この開閉式扉402の近傍には、
ICVS車両7の存在を検知するための光センサー40
3が設けられている。また、開閉式扉402の内側に
は、ICVS車両7の車重を計測するための車重計40
4(検出手段)が設けられている。
【0031】なお、この建造物の中は、人が進入するこ
とができないように、前記建造物の壁により外界と遮断
されている。
【0032】また、前記建造物の中には、A区、B区、
C区の3区域に区分されたICVS車両用の駐車区域4
05が設けられ、それぞれの区域には、5台ずつのIC
VS車両用の定圧式充電器(A区:406−1〜406
−5、B区:406−6〜406−10、C区:406
−11〜406−15)が備えられている。この定圧式
充電器のなかで、A区に備えられている定圧式充電器
(406−1〜406−5)は、電源供給ゲート407
−1に、定圧式充電器(406−6〜406−10)
は、電源供給ゲート407−2に、定圧式充電器(40
6−11〜406−15)は、電源供給ゲート407−
3にそれぞれ接続され、電源の供給を受けている。
【0033】また、電源供給ゲート(407−1〜40
7−3)は、外部電源408に接続され、電力供給を受
けると共に、制御信号ケーブル409により、電源制御
装置410(制御装置)に接続され、電源供給ゲート
(407−1〜407−3)を制御するための信号を受
けている。
【0034】更に、ICVS車両用のポート6には、I
CVS車両7の駐車区域を決定する駐車区域制御装置4
11および決定された駐車区域に基づきICVS車両7
をA区〜C区の何れかの区域に案内する車両案内装置4
13(指示手段)が設けられている。ここで、この駐車
区域制御装置411と車両案内装置413は、データ転
送ケーブル412で接続されている。
【0035】次に、図5を参照して、ICVS車両7を
ICVS車両用の駐車区域405に駐車する場合のIC
VS車両用のポート6の作用を説明する。
【0036】ICVS車両7が、前記ポート6の開閉扉
402の所まで来ると、光センサー403によってIC
VS車両が検出され(図5(a)参照)、前記開閉扉4
02が開かれる(図5(b)参照)。ICVS車両7の
運転手は、この車両7を運転して、前記開閉扉402内
の車重計404の上にICVS車両7を移動させ、その
後、ICVS車両7から降りる(図5(c)参照)。
【0037】前記車重計404により検出した車重が規
定の範囲内の場合には前記開閉扉402が閉められ(図
5(d)参照)、その後、バッテリー残量、車両使用時
間等の車両の状態情報が、無線信号により駐車区域制御
装置411に送信される。駐車区域制御装置411は、
車両から受け取った車両の状態情報および駐車位置制御
装置411自体が持っている現在時刻情報等の駐車区域
決定情報から、当該車両の駐車区域を決定すると共に、
この決定された駐車区域は、データ転送ケーブル412
を介して、車両案内装置413に転送する。この車両案
内装置413は、転送された駐車区域に基づき、ICV
S車両7に対して誘導電波を発生する。
【0038】従って、ICVS車両7は、前述の車両状
態情報に基づいて、決定された駐車区域405まで自動
走行する(図5(e)参照)。
【0039】このように、ICVS車両用のポート6内
への人の進入を遮断し、ICVS車両7を自動走行させ
ることにより、ICVS車両用のポート6内における、
人身事故を無くすことができる。また、人が乗降するた
めのスペース、駐車位置まで移動するためのスペースを
無くすことができ、駐車スペースを有効に活用すること
ができる。
【0040】その後、駐車区域405に誘導されたIC
VS車両7のバッテリーの充電は、電源制御装置410
により制御される前記定圧式充電器(406−1〜40
6−15)により行なわれる。
【0041】次に、ICVS車両用のポート6に設けら
れている前記電源制御装置410の動作について説明す
る。
【0042】この電源制御装置410は、電源供給ゲー
ト(407−1〜407−3)を制御することにより、
各区域の定圧式充電器(406−1〜406−15)
に、電力を供給するか否かを指定する。即ち、電源制御
装置410は、時刻、曜日、天候、気温等の車両使用予
測情報に基づいて、各区域に備え付けられている定圧式
充電器(406−1〜406−15)に対して急速充
電、通常充電、非充電の充電パターンを指示する。
【0043】ここで、各区域に備え付けられている定圧
式充電器(406−1〜406−15)の充電パターン
は、図6に示されているように、パターン1〜パターン
4が定められており、パターン1は、A区:非充電、B
区:非充電、C区:通常充電であり、パターン2は、A
区:非充電、B区:通常充電、C区:急速充電であり、
パターン3は、A区:非充電、B区:急速充電、C区:
急速充電であり、パターン4は、A区:通常充電、B
区:急速充電、C区:急速充電である。
【0044】従って、例えば、平日の午前11〜午後2
時の時間帯においては、午後2時〜午後5時における車
両使用台数は少ないと予想されるため充電パターン1が
選択され、C区に駐車されている車両についてのみ通常
充電が行なわれる。また、平000000000000
000000000000000000日の午後2〜午
後5時の時間帯においては、午後5時〜午後8時におけ
る車両使用台数は、駅から自宅に帰宅する人が利用する
通常の台数と予想されるため充電パターン2が選択さ
れ、B区に駐車されている車両について通常充電が行な
われるとともに、C区に駐車されている車両について急
速充電が行なわれる。
【0045】さらに、平日の午後2時〜午後5時の時間
帯において、午後5時〜午後8時に降雨が予想される場
合には、午後5時〜午後8時における車両使用台数は、
駅から自宅に帰宅する人が利用する通常の台数よりも多
いと予想される。従って、充電が完了した車両を多量に
用意する必要が生じるため、充電パターン4が選択さ
れ、A区に駐車されている車両について通常充電が行な
われるとともに、B区及びC区に駐車されている車両に
ついて急速充電が行なわれる。
【0046】このように、利用が予想される車両の台数
に応じた充電パターンを選択することにより、ICVS
車両7の利用効率を向上させることができる。
【0047】なお、ICVS車両7に、人、荷物等が乗
っていないことを確認するために車重を検出するだけで
なく、画像認識によることも可能である。即ち、ICV
S車両7の運転席等の画像を予め記憶しておき、この記
憶している画像と開閉式扉402の内側に入ってきたI
CVS車両7の運転席等の画像を比較することにより
人、荷物等が乗っていないことを確認する。
【0048】更に、人が乗っていないことを確認するた
めに熱センサーを用いることも可能である。
【0049】また、降車した運転手が、開閉式扉402
を閉じるためのボタン(指定手段)を押すことにより、
開閉式扉402を閉じるようにすることもできる。ただ
し、この場合には、扉が閉じた後一定時間は、ICVS
車両7の自動走行は行なわず、その位置で待機させると
共に、開閉式扉402を開くためのボタン(解除手段)
を操作することにより、再度、扉を開けられるようにす
る必要がある。このようにすることで、荷物等を乗せた
まま扉を閉めた場合でも、その後、取り出すことができ
る。
【0050】更に、この実施例では、車両の状態情報を
駐車区域制御装置411に転送する場合に、無線信号を
用いたが、これに限らず、データ転送用のケーブルを用
いることも可能である。この場合には、ICVS車両7
にデータ伝送用ケーブルを接続するための端子を設ける
必要がある。 また、この実施例では、ICVS車両7
を駐車区域405に誘導する場合に、車両案内装置41
3が誘導電波を発しているが、これに限らず、地中に埋
め、或いは地上に這わせたケーブルから磁界或いは電界
を発生させ、これをICVS車両7で検出させることに
より、前記車両7を駐車区域405に誘導することも可
能である。
【0051】次に、共用車両運用システムの稼動状態に
ついて説明する。
【0052】図7は、ICVS車両用のポート6から貸
し出されるICVS車両7の台数、及びICVS車両用
のポート6に返却されるICVS車両7の台数を説明す
るための図である。
【0053】この図7において、縦軸にICVS車両7
の台数が表示されるとともに、横軸に時刻が表示されて
いる。なお、横軸の上側は、ICVS車両用のポート6
に返却されるICVS車両7の台数、横軸の下側は、I
CVS車両用のポート6から貸し出されるICVS車両
7の台数である。
【0054】図中70は、ICVS車両7を利用して通
勤のために前記居住地域2から駅1に来た人が、前記車
両を前記ポート6に返却した台数である。これは、昨
日、前記ポート6から前記車両7を借りて、帰宅した人
が出勤のために前記車両7を利用した後、前記ポート6
に返却したものである。また、ICVS車両7は、前記
駅1から駅周辺の工場の施設3へ出勤する人に貸し出さ
れる。この貸し出しは、前記居住地域2からの通勤者に
よる返却より、少し遅れた時間帯になされる貸し出しで
あり、その台数は、図中71の曲線で表示されている。
さらに、ICVS車両7は、この貸し出しより少し遅れ
た時間帯において、学校、病院の施設4に行く人に対し
て、貸し出されると共に(図中72参照)、それから少
し遅れて、商店街5に買い物に行く人に対しても貸し出
される(図中73参照)。また、ICVS車両7は、商
店街5から駅1に戻る人(図中74参照)、学校、病院
の施設4から駅1に戻る人(図中75参照)、駅周辺に
存在する中小の工場の施設3から駅1に戻る人によって
返却される(図中76参照)。更に、駅1から駅周辺の
居住地域2に帰る人に貸し出される(図中77参照)。
【0055】なお、ICVS車両7の貸し出し及び返却
は、正午ごろに、昼食のために移動する人に対しても行
なわれる。
【0056】図8は、図7に示されているICVS車両
7の貸し出し台数及び返却台数をモデル化して表わした
ものである。この図8も第7図と同様に、縦軸にICV
S車両7の台数が表示されるとともに、横軸に時刻が表
示されている。なお、横軸の上側は、ポート6に返却さ
れるICVS車両7の台数、横軸の下側はポート6から
貸し出されるICVS車両7の台数を示している。この
図8は、ICVS車両7の返却台数の多い時間帯に連続
する貸し出し台数の多い時間帯をモデル化したものであ
り、曲線81がICVS車両7の返却台数を示し、曲線
81がICVS車両7の貸し出し台数を示している。
【0057】ここで、この図8に表わされている曲線8
1と横軸で形成される領域、即ち返却領域及び曲線82
と横軸で形成される領域、即ち貸し出し領域を代表する
点を表現するために、「重心」の概念を導入する。図中
81の曲線と横軸で囲まれた領域の重心点は、図中83
で示される点である。また、図中82の曲線と横軸で囲
まれた領域の重心は、図中84で表わされる点である。
【0058】なお、「重心」とは、前記各領域をバラン
スさせる点である。
【0059】従ってこのように、各曲線の特徴を表現す
るために重心を用いることにより、各曲線の特徴を的確
に表現することができる。
【0060】この共用車両運用システムにおいては、返
却領域の重心点83と、貸し出し領域の重心点84との
間に、0.5時間〜2時間の時間的な差(図中85参
照)があることが必要である。この理由としては、この
0.5時間〜2時間の時間を利用して、ICVS車両7
の貸し出しのための整備、例えば、ICVS車両7が電
気自動車の場合には、バッテリーの充電等、ガソリン車
両の場合には燃料補給等が行なわれるからである。
【0061】このように、返却領域の重心点83と、貸
し出し領域の重心点84との間に、0.5時間〜2時間
の時間的な差を持たせることにより、ICVS車両7を
最も効率よく稼働させることができる。
【0062】ここで、ICVS車両7に搭載されるバッ
テリー22に対する、バッテリー充電電流と時間、バッ
テリー充電容量と時間との一般的な関係を説明する。
【0063】図9(a)は、バッテリー総容量(車両台
数)を一定とした場合におけるバッテリー充電電流(充
電器の数)と時間との関係を表わしている。このグラフ
から明らかなように、バッテリー総容量(車両台数)を
一定とした場合には、充電器の数が増加すれば短時間で
充電が可能である。
【0064】また、図9(b)は、充電電流(充電器の
数)を一定とした場合における充電総容量(車両台数)
と時間との関係を表わしている。このグラフから明らか
なように、充電電流(充電器の数)を一定とした場合に
は、車両台数が増加すれば充電時間が長時間となる。こ
の図9(a)および図9(b)を合成したのが図9
(c)である。
【0065】なお、この共用車両運用システムを適正に
運用するための、ICVS車両7の最低保有台数は、こ
のシステムを利用する会員の数、バッテリー充電時間等
から定められる。この図9(c)に基づき最低保有台数
を横軸に引いたときに図9(a)の充電電流のグラフと
0.5時間のところで交差すると共に、図9(b)の充
電総容量のグラフと2.0時間のところで交差すること
となる。
【0066】このように、図9(a)の充電電流のグラ
フと図9(b)の充電総容量のグラフとの関係を基にし
て、ICVS車両7の最低保有台数を考慮することによ
り、前記返却領域の重心点83と、前記貸し出し領域の
重心点84との間の最適な時間差(0.5時間〜2.0
時間)を割り出すことができる。
【0067】次に、図10〜図12を参照して第2の実
施例を説明する。
【0068】第2の実施例の説明において、第1の実施
例と共通する部分については、第1の実施例で用いた参
照番号を用いる。
【0069】図10で示すように、第2の実施例におい
ては、第1の実施例と同様、地域の中心に、鉄道の駅1
が存在するとともに、この駅1から自動車、バス等を利
用して通勤可能な範囲内(駅からの距離が10KM程
度)に団地等の居住地域2が存在し、更に駅1の近郊に
中小の工場の施設3、駅周辺に病院、学校の施設4およ
びショッピングセンターを中心とする商店街5が存在す
る。この第2の実施例では、駅1の近傍にICVS車両
用のメインポート6が設けられていると共に、病院4、
ショッピングセンター5にICVS車両用のミニポート
8が設けられている。このICVS車両用のミニポート
8は、ICVS車両用のメインポート6と同様にICV
S車両7の駐車区域を有するが、ICVS車両7のバッ
テリー22を充電するための設備は備えていない。
【0070】なお、ICVS車両用のメインポート6
は、第1の実施例のメインポートと同様の構成である。
【0071】図11は、ICVS車両用のミニポート8
の構成を説明するための概略図である。このICVS車
両用のミニポート8は、建造物の壁1101により外界
と遮断されることにより無人化されている。この建造物
の壁1101の一部には、ICVS車両7が出入りする
ための開閉扉1102が設けられている。また、前記壁
1101内に、ICVS車両用の駐車区域1103が設
けられていると共に、この駐車区域1103は、各車両
7が駐車する領域1104毎に、白線1105で区分さ
れ、更に、各領域1104ごとに車止め1106が備え
られている。
【0072】また、ICVS車両7が出入りするための
開閉扉1102の近傍には、ICVS車両7との間でデ
ータ通信を行なうデータ通信装置1107が設けられて
いる。このデータ通信装置1107は、現在の前記ミニ
ポート8の駐車状況をICVS車両用のメインポート6
(図10参照)に対して通信する。更に、データ通信装
置1107は、前記ミニポート8内の地図情報を記憶し
ている。また、データ通信装置1107には、ICVS
車両7の自動走行を指示するスタートボタン1108が
備えられている。
【0073】更に、ミニポート8の前記開閉扉1102
の前方には、白線によって形成されているスタートポイ
ント1109が設けられている。
【0074】次に、図12に示されているフローチャー
トを参照してメインポート6からミニポート8までのI
CVS車両用7の稼動状態について説明する。
【0075】まず、運転手は前記メインポート6から、
ICVS車両用7の貸し出しを受ける(ステップS
1)。運転手は、この貸し出されたICVS車両7を、
手動により運転する(ステップS2)。この場合におい
て、運転手は、メインポート6から各ミニポート8の空
車状況についてのデータ通信を受ける。
【0076】従って、運転手は、通信を受けた前記ミニ
ポート8の空車状況に基づき、ショッピングセンター、
病院等の混雑状況を判断し行き先を決定する。
【0077】所定のミニポートに到着したICVS車両
7の運転手は、前記ミニポート8の前記開閉扉1102
の前方のスタートポイント1109に車両7を位置させ
ると、車両7を停車させ、車両7から降りる(ステップ
S3)。その後、運転手が、データ通信装置1107に
備えられたスタートボタン1108を操作することによ
り、ICVS車両7の自動走行を指示すると(ステップ
S4)、この車両7の運転が手動から自動に切り換わ
り、ICVS車両7は、データ通信装置1107から、
ミニポート8内の地図のデータの通信を受ける(ステッ
プS5)。前記ミニポート8は、ミニポート8内の地図
のデータの通信が終了すると、開閉扉1102を開く。
その後、ICVS車両7は、前記ミニポート8内の地図
のデータに基づき、ミニポート8内を自動走行する(ス
テップS6)。ICVS車両7は、前記白線1105を
検出して(ステップS7)、各車両の駐車領域1104
に駐車する(ステップS8)。
【0078】従って、このようなICVS車両用のミニ
ポート8を、商店、病院等地域内移動の目的地となる場
所に設けることで、ICVS車両7の運用を効率的に行
なうことができる。
【0079】なお、この実施例においては、ICVS車
両7をICVS車両用の駐車区域1103に駐車する場
合に、ミニポート8内の地図のデータに基づきミニポー
ト8内を自動走行しているが、これに限らずICVS車
両7に、データ通信装置1107からの誘導電波を受信
させることにより、自動走行させることも可能である。
【0080】
【発明の効果】この発明は、手動走行及び自動走行の切
り換えが可能な車両と、この車両を駐車するポートと、
前記車両に人が乗っていないことを検出する検出手段
と、この検出手段が、前記車両に人が乗っていないこと
を検出すると前記車両に対し、前記ポート内の自動走行
を指示する指示手段とを備えるため、ポート内の安全性
を確保することができると共に、人が歩くためのスペー
スを確保する必要が無いため、ポート内のスペースを有
効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】共用車両運用システムを導入するのに適する地
域を説明するための概略図である。
【図2】ICVS車両の外観図である。
【図3】ICVS車両の航続距離とエネルギー密度との
関係を示した図である。
【図4】鉄道の駅に併設されるICVS車両用のポート
の構造を示した図である。
【図5】ICVS車両用のポートにICVS車両を駐車
する際の、ICVS車両用のポートの作用について示し
た図である。
【図6】ICVS車両用のポートの各駐車区域ごとの充
電パターンを説明するための図である。
【図7】ICVS車両用のポート6から貸し出されるI
CVS車両7の台数、及びICVS車両用のポート6に
返却されるICVS車両7の台数を説明するための図で
ある。
【図8】図7に示されているICVS車両の貸し出し台
数及び返却台数をモデル化して表わした図である。
【図9】バッテリー充電電流と時間、バッテリー充電容
量と時間の関係を示す図である。
【図10】第2の実施例を説明する概略図である。
【図11】ICVS車両用のミニポートの構成を説明す
るための図である。
【図12】ICVS車両用およびICVS車両用のミニ
ポートの動作について説明するための図である。
【符号の説明】
1…駅、2…居住地域、3…中小の工場の施設、4…学
校、病院の施設、5…商店街、6…ICVS車両用ポー
ト、7…ICVS車両、404…車重計(検出手段)、
406−1〜406−15…充電器、413…車両案内
装置(指示手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手動走行及び自動走行の切り換えが可能
    な車両と、 この車両を駐車するポートと、 前記車両に人が乗っていないことを検出する検出手段
    と、 この検出手段が、前記車両に人が乗っていないことを検
    出すると、前記車両に対し、前記ポート内の自動走行を
    指示する指示手段とを備えることを特徴とする車両用ポ
    ートシステム。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、車重を計測する車重計
    であることを特徴とする請求項1記載の車両用ポートシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記指示手段は、ポート内の駐車区域ま
    で誘導電波により車両を誘導することを特徴とする請求
    項1記載の車両用ポートシステム。
  4. 【請求項4】 手動走行及び自動走行の切り換えが可能
    な車両と、 この車両を駐車するポートと、 前記車両の自動走行を指定する指定手段と、 この指定手段による指定を解除する解除手段と、 前記指定手段による自動走行の指定後、所定の時間内
    に、前記解除手段により前記自動走行の指定の解除が行
    なわれなかった場合に、前記車両に対し、前記ポート内
    の自動走行を指示する指示手段とを備えることを特徴と
    する車両用ポートシステム。
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