JPH0785083A - 画像記憶装置 - Google Patents

画像記憶装置

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JPH0785083A
JPH0785083A JP5226122A JP22612293A JPH0785083A JP H0785083 A JPH0785083 A JP H0785083A JP 5226122 A JP5226122 A JP 5226122A JP 22612293 A JP22612293 A JP 22612293A JP H0785083 A JPH0785083 A JP H0785083A
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JP
Japan
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extracting
read
unit
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JP5226122A
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Inventor
Isao Tomishige
勲 富重
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、誤認識が減り、オペレータが認識
を正常に行っているか否かをチェックする作業を軽減で
きることを目的とする。 【構成】この発明の画像記憶装置は、画像記憶時、スキ
ャナ装置18の原稿送り装置18aによる原稿位置ずれ
を加味して、指示されたエリアよりも認識エリアを広く
することで位置ずれに対応できるようにしている。ま
た、認識エリア内の認識不要部分については、認識エリ
ア内の一部をマスクすることで認識不要部分の除去を行
っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば画像の登
録、検索等を行う画像ファイリング装置などの画像記憶
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多量に発生する文書などの画像を
スキャナ(2次元走査装置)によって読取り、この読取
った画像を光ディスクに記憶し、この記憶されている任
意の画像を検索して読出し、それを出力装置たとえばC
RTディスプレイ装置あるいは記録装置で目視し得る状
態に出力する画像ファイリング装置が実用化されてい
る。
【0003】このような装置では、検索のための検索情
報としての検索キーは、キーボードから入力されるよう
になっている。しかし最近では、キーボードからの入力
による入力ミス、オペレータの負担等を考慮して、登録
画像の所定領域に記載されている文字や記号等を認識
し、この認識した文字や記号等を検索キーとして利用し
て、画像の登録を行うことにより、登録処理の簡略化が
図れるものが提案されている(特願平3−158461
号、特願平4−68268号参照)。
【0004】たとえば、書類の1頁目の所定領域に記載
されている表紙を示す情報により表紙を判定し、この表
紙の所定領域に記載されている少なくとも1つの文字列
を検索キーとして読取り、この読取った検索キーにより
画像を登録するようになっている。
【0005】しかし、このような装置では、2件目以降
の書類の表紙を判定する領域や検索キーとして文字列を
読取る領域が、スキャナの原稿送り装置による位置ずれ
分を考慮していなかったため、正確な表紙の判定や検索
キーの読取りが行われない場合が生じる可能性があり、
表紙の判定や検索キーの読取り内容をチェックする作業
が必要となり、大変作業性が悪く、キー入力が不要であ
るというメリットを生かすことができず、登録処理の軽
減化が図れないという欠点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、原稿画
像の所定エリアの文字あるいは記号を確実に認識するこ
とができず、登録処理の軽減化が図れないという欠点を
除去するもので、原稿画像の所定エリアの文字あるいは
記号を確実に認識することができ、登録処理の軽減化が
図れる画像記憶装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の画像記憶装置
は、検索情報が記載されている原稿画像を順次読取る画
像読取手段、この画像読取手段により読取られる画像内
の認識領域を指示する指示手段、上記画像読取手段によ
り読取られた画像の中から上記指示手段により指示され
た認識領域より広い範囲の画像を抽出する抽出手段、こ
の抽出手段により抽出された画像により検索情報を認識
する認識手段、およびこの認識手段により認識された検
索情報に対応して上記画像読取手段により読取られた画
像を記憶する記憶手段から構成される。
【0008】この発明の画像記憶装置は、検索情報が記
載されている原稿画像を順次読取る画像読取手段、この
画像読取手段により読取られる画像内の認識領域を指示
する指示手段、上記画像読取手段により読取られた画像
の中から上記指示手段により指示された認識領域より広
い範囲の画像を抽出する抽出手段、この抽出手段により
抽出された画像の不要部分をマスクするマスク手段、こ
のマスク手段によりマスクされた画像から検索情報を認
識する認識手段、およびこの認識手段により認識された
検索情報に対応して上記画像読取手段により読取られた
画像を記憶する記憶手段から構成される。
【0009】この発明の画像記憶装置は、検索情報が記
載されている原稿画像を順次読取る画像読取手段、この
画像読取手段により読取られる画像内の認識領域を指示
する指示手段、上記画像読取手段により読取られた画像
の中から上記指示手段により指示された認識領域より広
い範囲の画像を抽出する抽出手段、この抽出手段により
抽出された画像の不要部分を判定する判定手段、この判
定手段により判定された不要部分を上記抽出手段により
抽出された画像からマスクするマスク手段、このマスク
手段によりマスクされた画像から検索情報を認識する認
識手段、およびこの認識手段により認識された検索情報
に対応して上記画像読取手段により読取られた画像を記
憶する記憶手段から構成される。
【0010】この発明の画像処理装置は、画像を検索情
報に対応して記憶したり、記憶されている画像を検索情
報に対応して検索するものにおいて、所定の領域に文字
列あるいは記号列等が記載されている画像を順次読取る
画像読取手段、この画像読取手段により読取られる画像
内の認識領域を指示する指示手段、上記画像読取手段に
より読取られた画像の中から上記指示手段により指示さ
れた認識領域より広い範囲の画像を抽出する抽出手段、
およびこの抽出手段により抽出された文字列あるいは記
号列等を認識する認識手段から構成される。
【0011】
【作用】この発明は、登録原稿が順次送られてくる原稿
送り装置付きの画像読取手段(スキャナ)を用いて画像
の登録を行うものにおいて、原稿の所定エリアに記載さ
れている文字列あるいは記号列を認識する際に、その認
識領域を設定される領域よりも広くして処理することに
より、上記画像読取手段による原稿の位置ずれを考慮す
るようにしたものである。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1はこの発明の画像記憶装置たとえ
ば電子ファイリング装置の構成例を示すものである。す
なわち、電子ファイリング装置は、制御モジュール1
0、メモリモジュール12、画像処理モジュール14、
通信制御モジュール16、スキャナ装置(画像読取手
段)18、光ディスク(記憶手段)20並びに光ディス
ク装置22、キーボード23a、マウス23b、CRT
ディスプレイ装置24、プリンタ装置25、磁気ディス
ク26並びに磁気ディスク装置27、文字認識部(認識
手段)29、システムバス30、および画像バス32に
よって構成されている。
【0013】制御モジュール10は、画像の記憶、検索
および編集処理等のための各種制御を行うCPU34、
および光ディスク装置22、キーボード23a、マウス
23b磁気ディスク装置27とCPU34を接続するイ
ンターフェース回路36から構成されている。
【0014】メモリモジュール12は、画像の記憶、検
索、編集等の各種制御プログラムおよび管理情報等を記
憶するメインメモリ38、A4サイズの原稿数頁分の画
像に対応する記憶容量を有する画像メモリとしてのペー
ジメモリ40、表示用インターフェースとしての表示メ
モリ42、および表示制御部44などから構成されてい
る。ページメモリ40の一部には、バッファメモリ領域
40aが設けられている。ページメモリ40は、例えば
光ディスク20に記憶する画像や光ディスク20から読
出された画像を一時記憶するメモリである。
【0015】表示メモリ42は、CRTディスプレイ装
置24によって表示される画像を一時記憶するためのも
のである。この表示メモリ42には、CRTディスプレ
イ装置24における表示ウインドウ内に実際に表示され
る画像、たとえばページメモリ40からの画像、あるい
はバッファメモリ40aからの画像に対して、拡大、縮
小、回転、挿入または白黒反転等を施された画像が記憶
されるものである。
【0016】上記画像処理モジュール14は、画像の拡
大、縮小処理を施す拡大縮小回路46、画像の回転処理
を行う縦横変換回路48、画像の圧縮(冗長度を少なく
する)を行う符号化処理を施しおよび伸長(少なくされ
た冗長度を元に戻す)を行う復号化処理を施す圧縮伸長
回路(CODEC)50、スキャナ装置18用のスキャ
ナインターフェース52、プリンタ装置25用のプリン
タインターフェース54、および拡大縮小回路46並び
に縦横変換回路48と、圧縮伸長回路50、スキャナイ
ンターフェース52、プリンタインターフェース54と
を接続する内部バス56によって構成されている。
【0017】圧縮伸長回路50は、MH(Modified Huff
man)方式、あるいはMR(ModifiedRead) 方式などを用
いて、帯域圧縮、あるいは帯域伸長が行われるものであ
る。通信制御モジュール16は、たとえばLANに接続
されるBCP (Bus Communic-ation Processor)等の通信イ
ンターフェース58によって構成されている。また、通
信制御モジュール16には、FCP(ファクシミリ接続
機構)、パソコン等の外部機器とインターフェースを介
して接続されるUCP (Universal Communication Process
or) が設けられたものであってもよい。
【0018】文字認識部29は、スキャナ装置18によ
り読取った画像データ(イメージデータ)を1文字ごと
に検出切出しを行い、この検出切出された文字パターン
と図示しない辞書に記憶されている文字パターンとの比
較により文字認識を行うものである。
【0019】システムバス30は、各種装置の制御信号
用のバスであり、制御モジュール10とメモリモジュー
ル12、画像処理モジュール14、通信制御モジュール
16とを接続するものである。また、画像バス32は画
像用のバスであり、メモリモジュール12と画像処理モ
ジュール14、通信制御モジュール16とを接続するも
のである。
【0020】スキャナ装置18はたとえば原稿送り装置
18a付きの2次元走査装置で、原稿送り装置18aか
ら順次供給される原稿(文書)O上をレーザビーム光で
2次元走査することにより、原稿O上の画像に応じた電
気信号(イメージデータ)を得るものである。
【0021】光ディスク装置22は、スキャナ装置18
で読取られた原稿Oの画像を光ディスク20に順次記憶
するものである。また、キーボード23aあるいは検索
シートCによって指定される検索条件式に対応した画像
を光ディスク20から検索するものである。
【0022】キーボード23aは、光ディスク20に記
憶する画像に対応する固有の検索コードおよび記憶、検
索、編集処理等の各種動作指令などを入力するものであ
る。またマウス23bは、たとえばCRTディスプレイ
装置24の表示ウインドウ上に表示されるカーソル(図
示せず)を上下、左右方向に任意に移動させ、所望の位
置で指示を与えることにより、カーソルが位置している
表示内容(種々の動作モード、タイトルあるいは画像編
集のための領域指定またはアイコン等)を選択または指
示するものである。
【0023】CRTディスプレイ装置(陰極線管表示装
置)24は、スキャナ装置18で読取られた画像並びに
光ディスク20から検索された画像を表示するものであ
る。このCRTディスプレイ装置24の表示ウインドウ
上の上端、下端、右端にアイコン等が表示される。
【0024】プリンタ装置25は、スキャナ装置18で
読取られた画像、光ディスク20から検索された画像ま
たはCRTディスプレイ装置24で表示している画像を
印字出力(ハードコピー)するものである。
【0025】磁気ディスク装置27は、この磁気ディス
ク装置27に装着された磁気ディスク26に各種制御プ
ログラムを記憶するとともに、スキャナ装置18によっ
て読取られた定義シートBから判断した検索コードとこ
の検索コードに対応する画像が記憶される光ディスク2
0上の記憶アドレス、画像サイズ等からなる検索データ
(検索情報)を記憶するものである。
【0026】上記検索データは文書管理テーブルによっ
て管理されるようになっており、この文書管理テーブル
は、図2の(a)(b)(c)に示すように、タイトル
管理テーブル26a、頁管理テーブル26b、およびレ
コード管理テーブル26cによって構成されている。上
記タイトル管理テーブル26aには、図2の(a)に示
すように、複数の検索キーからなる検索コード(画像
名)ごとに対応して1つの書類番号が記憶されている。
上記頁管理テーブル26bには、図2の(b)に示すよ
うに、1つの書類の頁単位にレコード番号が記憶される
もので、1つの頁ごとに1つのレコード番号が対応して
記憶されている。上記レコード管理テーブル26cに
は、図2の(c)に示すように、レコード番号ごとに画
像の光ディスク19における記憶アドレス(記憶開始位
置)、文書サイズ(画像サイズ)が記憶されている。
【0027】上記記憶アドレスは、論理アドレスであ
り、アクセス時にはここから物理トラックアドレスおよ
び物理セクタアドレスが算出されるようになっている。
次に、このような構成において電子ファイリング装置に
おける画像の記憶(登録)処理動作について説明する。
【0028】まず、複数の書類(登録単位)における各
書類の表紙の同一箇所にほぼ同一文字が記載された書類
群を登録する場合、例えば表紙の上部位置に、「特許公
報」の文字が存在する特許公報などの場合の書類毎の登
録について図3、図4に示すフローチャートを参照しつ
つ説明する。
【0029】たとえば今、キーボード23aの選択キー
を押下することにより、書類登録モードに選択設定する
(ST1)。次に登録しようとする複数の書類(文書)
の原稿O…をスキャナ装置18の原稿送り装置18aの
トレイ(図示しない)上に載置する(ST2)。この載
置により、スキャナ装置18の原稿送り装置18aが作
動を開始し、1枚目の原稿Oが搬送され、スキャナ装置
18により読取られ(ST3)、この読取り内容がスキ
ャナインターフェース52、内部バス56、画像バス3
2を介してページメモリ40に記憶される(ST4)。
すなわち、スキャナ装置18により1枚目の原稿Oの画
像が二次元的に走査され光電変換され、この光電変換さ
れた画像のライン情報がページメモリ40に順次記憶さ
れる。
【0030】このページメモリ40に記憶された画像は
表示メモリ42に記憶され、表示制御部44によって表
示メモリ42の記憶内容が、図5に示すように、CRT
ディスプレイ装置24で表示される(ST5)。
【0031】次に、CRTディスプレイ装置24に表示
されている画像に対して、図5に示すように、書類の表
紙を判定する表示画像領域の範囲をマウス23bで指定
する(ST6)。エリアA(一点鎖線内)を表紙を判定
するための領域として指定する。CPU34は、指定さ
れたエリアAよりも広い範囲(たとえば上下左右に2m
mずつ)を比較エリアA´(点線)として、その座標情
報をメインメモリ38に記憶する(ST7)。
【0032】続いて登録する書類単位に付与する検索タ
イトル(検索コード、検索キー)の読取範囲を設定する
(ST8)。すなわち、書類の検索タイトルとする表示
画像領域の範囲をマウス23aでエリア指定する。エリ
アB(一点鎖線内)を検索コードの領域として指定す
る。CPU34は、指定されたエリアBよりも広い範囲
(たとえば上下左右に2mmずつ)を比較エリアB´
(点線)として、その座標情報をメインメモリ38に記
憶する(ST9)。
【0033】これにより、スキャナ装置18の原稿送り
装置18aによる原稿位置ずれを加味して、指示された
エリアA1、A2、Bよりも認識エリアA´、B´を広
くすることで位置ずれに対応できるようにしている。
【0034】エリアA´の座標情報による書類の表紙を
判定する範囲の設定は、スキャナ装置18の原稿送り装
置18a上に載置された複数の書類における各書類の表
紙(1頁目)を判定するためである。
【0035】各書類の表紙に共通する文字として例えば
図6に示す特許公報においては、エリアAの「特許公
報」あるいは「特許」の文字が適当である。そこで、キ
ーボード23aを用いて表紙判定用文字として「特許公
報」および「特許」と入力する。CPU34は、指定さ
れた表紙判定用文字の内容「特許公報」をメインメモリ
38に記憶する(ST11)。
【0036】次に、CPU34は、メインメモリ38に
記憶されているエリアBの座標情報を読出し、すでにペ
ージメモリ40に記憶されている書類の1頁目(表紙)
の画像上のエリアBの画像データを文字認識部29で文
字認識させ(ST12)、認識した文字「昭56−29
298」をこの書類の検索コードとしてメインメモリ3
8に記憶する(ST13)。
【0037】ついで、CPU34はページメモリ40の
画像をライン情報ごとに圧縮伸長回路(CODEC)50にお
いて、周知のMR(Modified Read) 方式等により帯域圧
縮することにより符号化処理する。この符号化処理され
た画像は、光ディスク装置22に供給されて光ディスク
20に記憶される(ST14)。
【0038】光ディスク20への画像の記憶が終了する
と(ST15)、CPU34は検索コードを含む画像が
記憶された物理トラックアドレス、物理セクタアドレス
から決定される論理アドレス、ブロック長で表わされる
画像長、画像属性などを第1書類の第1頁の検索コード
(検索情報)に対応させてメインメモリ38に記憶し、
検索データを作成する(ST16)。ついで、CPU3
4はメインメモリ38に記憶した第1書類の第1頁の検
索データを磁気ディスク装置27に供給する。これによ
り、磁気ディスク装置27は、供給される検索データを
磁気ディスク26内の各テーブル26a〜26cに記憶
する。(ST17) ついで、CPU34は、原稿送り装置18aを作動さ
せ、次の原稿Oがスキャナ装置18により読取られ、こ
の読取内容がページメモリ40に記憶される(ST1
8)。
【0039】また、CPU34は、メインメモリ38に
記憶されている表紙判定用文字の内容「特許公報」とエ
リアA´の座標情報を読出す(ST19)。CPU34
は、読出した表紙判定用文字の内容である「特許公報」
とエリアA´の座標情報を用いて、ページメモリ40の
画像上のエリアA´の画像データを文字認識部29に文
字認識させ(ST20)、読取った文字に表紙判定用文
字の内容「特許公報」が存在するかどうかを比較する
(ST21)。
【0040】上記文字認識部29により文字認識を行う
際、エリアA´の画像データの射影を取ることにより、
認識不要部分を除去つまりマスクした画像データを用い
て文字認識を行う。
【0041】上記比較の結果、CPU34によりエリア
A´に表紙判定用文字なしの場合、CPU34は表紙の
1頁目に続く原稿Oとして光ディスク20に記憶する
(ST22)。この際、その検索データも作成されて磁
気ディスク26に記憶される(ST23、24)。
【0042】この後、CPU34は原稿送り装置18a
のトレイ上の原稿Oの有無を調べ(ST25)、原稿O
がある場合ステップ18に進み、原稿Oがない場合処理
を終了する。
【0043】CPU34によりエリアA1´で表紙判定
用文字ありと判定された場合、またはエリアA1´で表
紙判定用文字なしでエリアA2´で表紙判定用文字あり
と判定された場合、CPU34はこの画像を書類の表紙
(1頁目)とし、この書類の検索コードの認識動作に入
る。
【0044】すなわち、CPU34は、メインメモリ3
8に記憶されているエリアB´の座標情報を読出し、こ
のページメモリ40に記憶されている画像上のエリアB
´の画像データを文字認識部39で文字認識させ(ST
26)、認識した文字をこの書類の検索コードとしてメ
インメモリ38に記憶する(ST27)。
【0045】ついで、CPU34はページメモリ40の
画像をライン情報ごとに圧縮伸長回路(CODEC)50にお
いて、周知のMR(Modified Read) 方式等により帯域圧
縮することにより符号化処理する。この符号化処理され
た画像は、光ディスク装置22に供給されて光ディスク
20に記憶される(ST28)。
【0046】光ディスク20への画像の記憶が終了する
と(ST29)、CPU34は検索コードを含む画像が
記憶された物理トラックアドレス、物理セクタアドレス
から決定される論理アドレス、ブロック長で表わされる
画像長、画像属性などを第2書類の第1頁の検索コード
(検索情報)に対応させてメインメモリ38に記憶し、
検索データを作成する(ST30)。ついで、CPU3
4はメインメモリ38に記憶した第1書類の第1頁の検
索データを磁気ディスク装置27に供給する。これによ
り、磁気ディスク装置27は、供給される検索データを
磁気ディスク26内の各テーブル26a〜26cに記憶
する(ST31)。
【0047】この後、CPU34は原稿送り装置18a
のトレイ上の原稿Oの有無を調べ(ST32)、原稿O
がある場合ステップ18に進み、原稿Oがない場合処理
を終了する。
【0048】このように、CPU34によって画像の判
定が原稿Oごとに実行される。このCPU34の画像判
定は、スキャナ装置18の原稿送り装置18aにセット
された登録すべき原稿Oがなくなるまで続けられる。
【0049】上記したように、画像記憶時、スキャナ装
置18の原稿送り装置18aによる原稿位置ずれを加味
して文字認識させることにより、誤認識を減らし、オペ
レータのチェック作業を軽減するようにしたものであ
る。
【0050】すなわち、スキャナ装置18の原稿送り装
置18aによる原稿位置ずれを加味して、指示されたエ
リアよりも認識エリアを広くすることで位置ずれに対応
できるようにしている。また、認識エリア内の認識不要
部分については、認識エリア内の一部をマスクすること
で認識不要部分の除去を行っている。
【0051】これにより、誤認識が減り、オペレータが
認識を正常に行っているか否かをチェックする作業を軽
減できる。なお、上記実施例では、検索データが記憶さ
れるデータベースが磁気ディスクの場合について説明し
たが、光ディスクの画像が記憶されるエリアとは別エリ
アを検索データが記憶されるデータベースとするように
しても良い。
【0052】また、原稿ごとに検索コードを読取るもの
であっても良い。この場合、表紙の判定が不要となる。
また、原稿の所定エリアの画像の文字認識結果を検索用
のキーとして用いる場合も、指示されたエリアより広い
範囲を認識エリアとすることにより、上記同様に実施で
きる。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
原稿画像の所定エリアの文字あるいは記号を確実に認識
することができ、登録処理の軽減化が図れる画像記憶装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電子ファイリング装置の構成を概略
的に示すブロック図。
【図2】図1の磁気ディスクに記憶されている文書管理
テーブルの記憶例を説明するための図。
【図3】図1の電子ファイリング装置の記憶処理動作を
説明するためのフローチャート。
【図4】図1の電子ファイリング装置の記憶処理動作を
説明するためのフローチャート。
【図5】図1のCRTディスプレイ装置で表示されてい
る画像を示す図。
【符号の説明】
18…スキャナ装置 18a…原稿送り装置 20…光ディスク 22…光ディスク装置 23a…キーボード 23b…マウス 24…CRTディスプレイ装置 25…プリンタ装置 26…磁気ディスク 27…磁気ディスク装置 34…CPU 38…メインメモリ 40…ページメモリ 52…スキャナインターフェース O…原稿

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索情報が記載されている原稿画像を順
    次読取る画像読取手段と、 この画像読取手段により読取られる画像内の認識領域を
    指示する指示手段と、 上記画像読取手段により読取られた画像の中から上記指
    示手段により指示された認識領域より広い範囲の画像を
    抽出する抽出手段と、 この抽出手段により抽出された画像により検索情報を認
    識する認識手段と、 この認識手段により認識された検索情報に対応して上記
    画像読取手段により読取られた画像を記憶する記憶手段
    と、 を具備したことを特徴とする画像記憶装置。
  2. 【請求項2】 検索情報が記載されている原稿画像を順
    次読取る画像読取手段と、 この画像読取手段により読取られる画像内の認識領域を
    指示する指示手段と、 上記画像読取手段により読取られた画像の中から上記指
    示手段により指示された認識領域より広い範囲の画像を
    抽出する抽出手段と、 この抽出手段により抽出された画像の不要部分をマスク
    するマスク手段と、 このマスク手段によりマスクされた画像から検索情報を
    認識する認識手段と、 この認識手段により認識された検索情報に対応して上記
    画像読取手段により読取られた画像を記憶する記憶手段
    と、 を具備したことを特徴とする画像記憶装置。
  3. 【請求項3】 検索情報が記載されている原稿画像を順
    次読取る画像読取手段と、 この画像読取手段により読取られる画像内の認識領域を
    指示する指示手段と、 上記画像読取手段により読取られた画像の中から上記指
    示手段により指示された認識領域より広い範囲の画像を
    抽出する抽出手段と、 この抽出手段により抽出された画像の不要部分を判定す
    る判定手段と、 この判定手段により判定された不要部分を上記抽出手段
    により抽出された画像からマスクするマスク手段と、 このマスク手段によりマスクされた画像から検索情報を
    認識する認識手段と、 この認識手段により認識された検索情報に対応して上記
    画像読取手段により読取られた画像を記憶する記憶手段
    と、 を具備したことを特徴とする画像記憶装置。
  4. 【請求項4】 画像を検索情報に対応して記憶したり、
    記憶されている画像を検索情報に対応して検索する画像
    処理装置において、 所定の領域に文字列あるいは記号列等が記載されている
    画像を順次読取る画像読取手段と、 この画像読取手段により読取られる画像内の認識領域を
    指示する指示手段と、 上記画像読取手段により読取られた画像の中から上記指
    示手段により指示された認識領域より広い範囲の画像を
    抽出する抽出手段と、 この抽出手段により抽出された文字列あるいは記号列等
    を認識する認識手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
JP5226122A 1993-09-10 1993-09-10 画像記憶装置 Pending JPH0785083A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005124680A1 (en) * 2004-06-15 2005-12-29 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, its control method and data management method

Cited By (2)

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