JPH0779249A - パケット中継方法およびその装置 - Google Patents

パケット中継方法およびその装置

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JPH0779249A
JPH0779249A JP22131793A JP22131793A JPH0779249A JP H0779249 A JPH0779249 A JP H0779249A JP 22131793 A JP22131793 A JP 22131793A JP 22131793 A JP22131793 A JP 22131793A JP H0779249 A JPH0779249 A JP H0779249A
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JP
Japan
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hop count
packet
relay device
network
upper limit
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JP22131793A
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Inventor
Toshiaki Kuwabara
利明 桑原
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】中継装置間で動的にルーティング情報をやりと
りするネットワークにおいて、ネットワーク上の資源利
用を局所的に制限できるようにする。 【構成】ネットワークを跨いでパケットを転送する場
合、ホップ数加算手段14で当該パケットのホップカウ
ント値を1増分し、判定手段15で前記ホップカウント
値と図示せぬルーティングテーブルから求めた転送先ネ
ットワークと対応するホップカウント上限値を比較す
る。ホップカウント値がホップカウント上限値を越えて
いる場合は、転送制御手段16からルーティング部12
にそのパケットを破棄するよう通知し、越えていない場
合は、転送制御手段16からルーティング部22にデー
タ送受信部21を通じて転送先ネットワークの経路とし
て適当な中継装置の回線へパケットを転送するよう通知
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、中継装置間で動的に
ルーティング情報をやりとりするネットワークシステム
に関し、詳しくは中継装置におけるホップ数の管理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】LANなどのネットワークに接続し、階
層構造を成すプロトコルに従って通信を行うネットワー
クシステムには、データの中継やルーティング情報の管
理などを行う中継装置が接続されている。この中継装置
は、終端装置(以下、ノードという)から送出されたデ
ータを転送先のネットワークへ最短ルートで送信するた
めに、自己の接続するネットワークから他のネットワー
クへの最短ルートに関する情報を記憶しており、転送先
のノードに応じて適宜に最短ルートを選択し、選択した
最短ルートを提供する中継装置に対してデータの中継を
依頼する。このような各ネットワーク間の最短ルートに
関する経路情報は各中継装置で管理され、ルーティング
情報として中継装置間で動的にやりとりされる。各中継
装置は前記ルーティング情報を記憶するが、ネットワー
クシステムの論理構成は随時変化することから、ルーテ
ィング情報は逐一更新され、定期的に相互通信される。
したがって、各中継装置はルーティング情報を定期的に
受信し、最新のルーティング情報をそれぞれ記憶して管
理することになる。
【0003】XSIS028112(Internet Transport Protoco
ls)では、パケットの中に、経由したネットワークの数
を表すホップカウント値(ホップ数)の領域が設定され
ている。この値はパケットがノードから送信されたとき
に0となり、以後、中継装置間で転送される毎にその数
値が1増分される。そして、この値があらかじめ設定さ
れた上限値を越えたとき、例えば上限値を15とした場
合はホップカウント値が16となったときに、そのパケ
ットは破棄される。このように、パケットの中継回数に
上限を設けることにより、中継回数が異常に増加したパ
ケットがネットワーク上に多数流出することを防止して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ネットワー
ク上にはホストコンピュータ、データベース、サーバな
どの各種の情報資源が接続されているが、これらの資源
の中には、その性格上利用を制限しなければならないも
のもある。例えば機密性の高いファイルを保持している
サーバでは、内容を知られたくない利用者からのアクセ
スを規制する必要がある。また、大量のデータを保持し
ているデータベースでは、回線の伝送速度が遅いネット
ワークからアクセスされると、他のユーザの処理が遅滞
するなどの不具合を生じることとなる。しかしながら、
従来のネットワークシステムでは特定のネットワークへ
のアクセスを制限する手段は提供されていなかったた
め、アクセスされたくない相手からのパケットを規制す
ることはできなかった。
【0005】この発明は、中継装置でパケットのホップ
数を管理・設定することにより、ネットワーク上の資源
利用を局所的に制限できるようにしたパケット中継方法
およびその装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わるパケ
ット中継方法は、データの中継やルーティング情報の管
理などを行う中継装置において、ネットワークを跨いで
パケットを転送する際に、そのパケットのホップカウン
ト領域のホップカウント値を1増分し、増分したホップ
カウント値が、パケットの転送先ネットワークに対応す
るホップカウント上限値を越えているかどうかを判定
し、ホップカウント値がホップカウント上限値を越えて
いるパケットを破棄し、またホップカウント値がホップ
カウント上限値を越えていないパケットについては、転
送先ネットワークの経路として選択した他の中継装置に
転送することを特徴とする。
【0007】第2の発明に係わる中継装置は、データの
中継やルーティング情報の管理などを行う中継装置にお
いて、ネットワークを跨いでパケットを転送する際に、
そのパケットのホップカウント領域のホップカウント値
を1増分するホップカウント値増分手段と、前記増分し
たホップカウント値が、パケットの転送先ネットワーク
に対応するホップカウント上限値を越えているかどうか
を判定する判定手段と、前記判定の結果、ホップカウン
ト値がホップカウント上限値を越えているパケットを破
棄し、ホップカウント値がホップカウント上限値を越え
ていないパケットを、転送先ネットワークの経路として
選択した他の中継装置に転送するパケット管理手段とを
具えたことを特徴とする。
【0008】第3の発明に係わるパケット中継方法は、
データの中継やルーティング情報の管理などを行う中継
装置において、自分の接続するネットワーク内のノード
から発信されたパケットを中継する際に、そのパケット
のホップカウント値を、当該パケットの転送先ネットワ
ークに対応するホップカウント上限値に見合った数値に
設定し、転送先ネットワークの経路として選択した他の
中継装置に転送することを特徴とする。
【0009】第4の発明に係わる中継装置は、データの
中継やルーティング情報の管理などを行う中継装置にお
いて、自分の接続するネットワーク内のノードから発信
されたパケットを中継する際に、そのパケットのホップ
カウント値を、当該パケットの転送先ネットワークに対
応するホップカウント上限値に見合った数値に設定し、
転送先ネットワークの経路として選択した他の中継装置
に転送するホップカウント上限値設定手段を設けたこと
を特徴とする。
【0010】
【作用】第1および第2の発明に係わるパケット中継方
法およびその装置では、ネットワークを跨いで転送され
るパケットを受信した場合は、そのパケットのホップカ
ウント領域のホップカウント値を1増分するとともに、
当該パケットの転送先ネットワークに対応したホップカ
ウント上限値を求め、増分したホップカウント値がホッ
プカウント上限値を越えているかどうかを判定する。こ
こで、ホップカウント値がホップカウント上限値を越え
ているときは、そのパケットを破棄し、ホップカウント
値がホップカウント上限値を越えていないときは、その
パケットを転送先ネットワークの経路として選択した他
の中継装置に転送する。
【0011】第3および第4の発明に係わるパケット中
継方法およびその装置では、自分の接続するネットワー
ク内のノードから発信されたパケットを他のネットワー
クに中継する場合は、当該パケットの転送先ネットワー
クに対応するホップカウント上限値を求め、ホップカウ
ント値を前記ホップカウント上限値に見合った分だけ増
分して設定してから、転送先ネットワークの経路として
選択した他の中継装置に転送する。
【0012】
【実施例】以下、この発明に係わるパケット中継方法お
よびその装置を適用した中継装置の一実施例を図面を参
照しながら説明する。なお、中継装置を構成する各機能
ブロックの処理内容や動作手順については主要な部分の
みを説明する。また、パケット通信を行う際の手順につ
いては説明を省略する。
【0013】実施例1 図1は、実施例1における中継装置10の機能的な構成
を示すブロック図である。この中継装置10は、データ
送受信部11、ルーティング部12、ホップ数管理部1
3により構成されている。
【0014】データ送受信部11は、図示せぬネットワ
ークに接続され、ネットワークを通じて送られてきたパ
ケットを所定の通信手順に従って受信し、また転送すべ
きパケットをネットワークに送出する。
【0015】ルーティング部12は、ルーティング情報
が記録されたルーティングテーブル(図示せず)を内部
に持ち、受信したパケットの転送先をルーティングテー
ブルで照合し、転送先ネットワークの経路として適当な
中継装置を決定する。ルーティング情報は中継装置間に
おいてルーティング情報パケットでやりとりされる。ル
ーティング情報パケットの一部を図2に示す。この実施
例の中継装置でやりとりされるルーティング情報には、
対象ネットワーク番号、その対象ネットワークまでのホ
ップ数(ディレイ)などの情報に加えて、対象ネットワ
ークに対応するホップカウント上限値が含まれている。
ホップカウント上限値は、それぞれの対象ネットワーク
にローカルに接続された中継装置によって設定/管理さ
れ、他の中継装置にルーティング情報とともに発信され
る。ルーティング情報を受信した中継装置は、自分が対
象ネットワークにローカルに接続されていない場合は、
対象ネットワークと上限値に関する情報を自己のテーブ
ルにコピーするとともに、ホップ数を1増分して、他の
中継装置にルーティング情報を発信する。また、対象ネ
ットワークにローカルに接続されている場合は、自分の
管理するホップカウント上限値を設定し、他の中継装置
にルーティング情報を発信する。これにより、各中継装
置は対象ネットワーク毎に対応するホップカウント上限
値を知ることができる。
【0016】また、ルーティング部12は、後述のホッ
プ数管理部13からの通知に従い、ホップカウント上限
値を越えているパケットを破棄し、ホップカウント上限
値を越えていないパケットについてはデータ送受信部1
1を通じて転送先ネットワークに対応した中継装置へ転
送する。
【0017】ホップ数管理部13は、受信したパケット
に含まれるホップカウント値を管理・設定する部分であ
り、ホップ数加算手段14、判定手段15、転送制御手
段16により構成されている。
【0018】ホップ数加算手段14は、ネットワークを
跨いで転送されるパケットについて、そのホップカウン
ト領域のホップカウント値を1増分する。
【0019】判定手段15は、ルーティング部12のル
ーティングテーブルから転送先ネットワークに対応する
ホップカウント上限値を求めるとともに、ホップ数加算
手段14で増分されたホップカウント値とホップカウン
ト上限値を比較し、増分されたホップカウント値がホッ
プカウント上限値を越えているかどうかを判定する。転
送制御手段16は、前記判定手段15による判定の結
果、ホップカウント値がホップカウント上限値を越えて
いる場合は、ルーティング部12にそのパケットを破棄
するよう通知する。また、ホップカウント値がホップカ
ウント上限値を越えていない場合は、そのパケットを転
送先ネットワークに対応した中継装置へ転送するように
ルーティング部12に通知する。
【0020】次に、中継装置10において、他のネット
ワークから発信されたパケットを中継する場合の動作を
図3の制御フローチャートにより説明する。
【0021】まず、データ送受信部11でパケットを受
信し(ステップ101)、ルーティング部12におい
て、そのパケットが自分がローカルに接続するネットワ
ーク宛のものかどうかを判断する(ステップ102)。
ここで、パケットがローカルのネットワーク宛であるな
らば、自己のネットワークの該当するノード宛に送信す
る(ステップ103)。また、パケットがローカルのネ
ットワーク宛でない場合は、これをホップ数管理部13
に通知する。ホップ数管理部13の判定手段15は、ル
ーティング部12のルーティングテーブルを参照し、転
送先ネットワークと対応するホップカウント上限値を求
める(ステップ104)。続いて、ホップ数加算手段1
4はパケットのホップカウント値を1増分して判定手段
15に渡す(ステップ105)。判定手段15は、増分
したホップカウント値と先に求めたホップカウント上限
値とを比較し、ホップカウント値がホップカウント上限
値を越えているかどうかを判定する(ステップ10
6)。判定手段15での判定の結果、ホップカウント値
がホップカウント上限値を越えている場合、転送制御手
段16はルーティング部12にそのパケットを破棄する
よう通知する(ステップ107)。また、ホップカウン
ト値がホップカウント上限値を越えていない場合は、そ
のパケットを転送先ネットワークに対応した中継装置へ
転送するようにルーティング部12に通知する。ルーテ
ィング部12は、データ送受信部11を通じて転送先ネ
ットワークの経路として適当な中継装置の回線へパケッ
トを転送する(ステップ108)。
【0022】ちなみに、自分がローカルに接続するネッ
トワーク内のノードから発信されたパケットを中継する
場合は、ルーティングテーブルから該当するネットワー
クに対応する中継先を求めるとともに、ホップカウント
値を1増分して、転送先ネットワークの経路として適当
な中継装置の回線へパケットを転送する。
【0023】次に、上述の中継装置10において、他の
ネットワークから発信されたパケットを中継する際の動
作の具体例を図4により説明する。図4において、中継
装置10のルーティングテーブルには、ネットワークn
et#02についてホップカウント上限値5が記録され
ているものとする。
【0024】まず、中継装置10でパケットAを中継す
る場合について見てみると、パケットAのホップカウン
ト値は5であり、ホップカウント値を1増分するとホッ
プカウント上限値5を越えてしまうことになる。しか
し、パケットAの転送先ネットワークは上限値の設定さ
れたnet#02ではないので、通常の処理としてホッ
プカウント値が1増分された後、転送先ネットワークに
対応した中継装置へ転送される。一方、パケットBを中
継する場合について見てみると、パケットBのホップカ
ウント値は5であり、ホップカウント値を1増分すると
ホップカウント上限値5を越えることになる。しかも、
転送先ネットワークは上限値の設定されたnet#02
であるため、この時点でパケットBは破棄される。
【0025】このように、パケットを中継する際に、そ
のパケットのホップカウント値と転送先ネットワークに
対応して設定されたホップカウント上限値とを比較し、
ホップカウント値が上限値を越えているパケットを破棄
することにより、ホップカウント上限値の小さく設定さ
れたネットワークに局所性を持たせることが可能とな
る。
【0026】なお、パケットを送出したノードが対象ネ
ットワークに近かったり、パケットの持つホップカウン
ト値が小さい場合には、上限値を小さく設定しても対象
ネットワークへのアクセスは可能となる。しかし、実際
にネットワーク資源の利用に制限を受けるのは、ホップ
数が多くなる外部からのアクセスや遠隔地のネットワー
クからのアクセスであるため、これらのネットワークか
らのパケットが中継される可能性はほとんどないと考え
られる。
【0027】実施例2 図5は、実施例2における中継装置20の機能的な構成
を示すブロック図である。この中継装置20は、データ
送受信部21、ルーティング部22、ホップ数管理部2
3により構成されている。なお、データ送受信部21と
ルーティング部22の機能は図1(実施例1)と同じで
あるため、ここではホップ数管理部23について説明す
る。
【0028】ホップ数管理部23は、受信したパケット
に含まれるホップカウント値を管理・設定する部分であ
り、ホップ数加算手段24、転送制御手段25により構
成されている。
【0029】ホップ数加算手段24は、ネットワークを
跨いで転送されるパケットについて、そのホップカウン
ト領域のホップカウント値を1増分する。
【0030】転送制御手段25は、自分がローカルに接
続するネットワーク内のノードから発信されたパケット
を中継する場合は、ルーティング部22のルーティング
テーブルから転送先ネットワークに対応するホップカウ
ント上限値を求めるとともに、当該パケットのホップカ
ウント値を、先に求めた転送先ネットワークに対応する
ホップカウント上限値に見合った数値に設定する。
【0031】次に、自分がローカルに接続するネットワ
ークから発信され、他のネットワークに向けて転送され
るパケットを中継する場合の動作を図6の制御フローチ
ャートにより説明する。
【0032】まず、データ送受信部21でローカルに接
続するネットワークからパケットを受信する(ステップ
201)。ホップ数管理部23の転送制御手段25は、
ルーティング部22のルーティングテーブルを参照し、
転送先ネットワークと対応するホップカウント上限値を
求める(ステップ202)。続いて、受信したパケット
のホップカウント値を、先に求めた転送先ネットワーク
に対応するホップカウント上限値に見合った数値に設定
し(ステップ203)、そのパケットを転送先ネットワ
ークに対応した中継装置へ転送するようにルーティング
部22に通知する。ルーティング部22は、データ送受
信部21を通じて転送先ネットワークの経路として適当
な中継装置の回線へパケットを転送する(ステップ20
4)ちなみに、他のネットワークから発信されたパケッ
トを中継する場合は、ルーティングテーブルから転送先
ネットワークを求めるとともに、ホップカウント値を1
増分し、この値が上限値(例えば15)を越えたときは
パケットを破棄し、上限値を越えていないときは転送先
ネットワークの経路として適当な中継装置の回線へパケ
ットを転送する。なお、ホップカウントの上限値はプロ
トコルに依存している。
【0033】次に、上述の中継装置20において、自分
がローカルに接続するネットワークから受信したパケッ
トを他のネットワークへ中継する際の動作例を図7によ
り説明する。図7において、中継装置20のルーティン
グテーブルには、ネットワークnet#xxについてホ
ップカウント上限値5が記録されているものとする。ま
ず、他のネットワークからのパケットAを中継する場合
は、そのホップカウント値を1増分し、上限値を越えて
いなければ転送先ネットワークへ送信する。また、上限
値を越えているときはパケットを破棄する。一方、ロー
カルに接続するネットワークのノードCから発信された
パケットBを中継する場合は、ホップカウント領域に、
転送先ネットワークに対応するホップカウント上限値5
に見合った数値(この例では9)に設定してから、転送
先ネットワークに対応した中継装置への回線に向けて送
信する。
【0034】このように、自分がローカルに接続するネ
ットワークから発信されたパケットを中継する際には、
ホップカウント値を転送先ネットワークに対応するホッ
プカウント上限値に見合った数値に設定することによ
り、ホップカウント上限値の小さく設定されたネットワ
ークに局所性を持たせることが可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
パケット中継方法およびその装置においては、パケット
の到達可能なホップ数を中継装置で管理・設定するよう
にしたため、ホップカウント上限値の小さく設定された
ネットワークに局所性を持たせることができるので、ネ
ットワークに接続されている資源の性格上、その利用を
制限する必要がある場合には、中継装置でホップカウン
ト上限値を適宜管理・設定することにより、資源利用を
局所的に制限することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における中継装置の機能的な構成を示
すブロック図。
【図2】ルーティング情報パケットの一部を示す説明
図。
【図3】実施例1におけるパケットの中継動作を示すフ
ローチャート。
【図4】実施例1におけるパケットの中継動作の具体例
を示す説明図。
【図5】実施例2における中継装置の機能的な構成を示
すブロック図。
【図6】実施例2におけるパケットの中継動作を示すフ
ローチャート。
【図7】実施例2におけるパケットの中継動作の具体例
を示す説明図。
【符号の説明】
10、20…中継装置、11、21…データ送受信部、
12、22…ルーティング部、13、23…ホップ数管
理部、14、24…ホップ数加算手段、15…判定手
段、16、25…転送制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中継装置を介して相互に接続され、前記中
    継装置間でルーティング情報をやりとりすることによっ
    て、パケットの経路選択を行うネットワークにおいて、 前記中継装置は、 ネットワークを跨いでパケットを転送する際に、そのパ
    ケットのホップカウント領域のホップカウント値を1増
    分し、 前記増分したホップカウント値が、パケットの転送先ネ
    ットワークに対応するホップカウント上限値を越えてい
    るかどうかを判定し、 ホップカウント値がホップカウント上限値を越えている
    パケットを破棄し、 ホップカウント値がホップカウント上限値を越えていな
    いパケットを、転送先ネットワークの経路として選択し
    た他の中継装置に転送することを特徴とするパケット中
    継方法。
  2. 【請求項2】中継装置を介して相互に接続され、前記中
    継装置間でルーティング情報をやりとりすることによっ
    て、パケットの経路選択を行うネットワークにおいて、 前記中継装置は、 ネットワークを跨いでパケットを転送する際に、そのパ
    ケットのホップカウント領域のホップカウント値を1増
    分するホップカウント値増分手段と、 前記増分したホップカウント値が、パケットの転送先ネ
    ットワークに対応するホップカウント上限値を越えてい
    るかどうかを判定する判定手段と、 前記判定の結果、ホップカウント値がホップカウント上
    限値を越えているパケットを破棄し、ホップカウント値
    がホップカウント上限値を越えていないパケットを、転
    送先ネットワークの経路として選択した他の中継装置に
    転送する転送制御手段と、 を具えたものであることを特徴とする中継装置。
  3. 【請求項3】中継装置を介して相互に接続され、前記中
    継装置間でルーティング情報をやりとりすることによっ
    て、パケットの経路選択を行うネットワークにおいて、 前記中継装置は、 自分の接続するネットワーク内のノードから発信された
    パケットを中継する際に、そのパケットのホップカウン
    ト値を、当該パケットの転送先ネットワークに対応する
    ホップカウント上限値に見合った数値に設定し、転送先
    ネットワークの経路として選択した他の中継装置に転送
    することを特徴とするパケット中継方法。
  4. 【請求項4】中継装置を介して相互に接続され、前記中
    継装置間でルーティング情報をやりとりすることによっ
    て、パケットの経路選択を行うネットワークにおいて、 前記中継装置は、 自分の接続するネットワーク内のノードから発信された
    パケットを中継する際に、そのパケットのホップカウン
    ト値を、当該パケットの転送先ネットワークに対応する
    ホップカウント上限値に見合った数値に設定し、転送先
    ネットワークの経路として選択した他の中継装置に転送
    するホップカウント上限値設定手段を設けたものである
    ことを特徴とする中継装置。
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