JPH0778183A - デ−タベ−ス検索システム - Google Patents

デ−タベ−ス検索システム

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JPH0778183A
JPH0778183A JP5179861A JP17986193A JPH0778183A JP H0778183 A JPH0778183 A JP H0778183A JP 5179861 A JP5179861 A JP 5179861A JP 17986193 A JP17986193 A JP 17986193A JP H0778183 A JPH0778183 A JP H0778183A
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JP
Japan
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database
dictionary
phoneme
character string
search system
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Application number
JP5179861A
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English (en)
Inventor
Mitsugi Matsushita
貢 松下
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声対話によるデータベース検索において、
データベースにデータを容易に追加,削除,変更するこ
とが可能である。 【構成】 デ−タベ−ス記憶部1に記憶されるデ−タベ
−スの管理を行なうデ−タベ−ス管理部2と、デ−タベ
−スの検索語の音素ネットワ−クが登録される音声認識
用辞書7と、入力音声に対応した検索語文字列を音声認
識用辞書7を用いて求める音声認識部6と、音声認識部
6で得られた検索語文字列に基づきデ−タベ−ス記憶部
1からデ−タベ−スの検索を行なうデ−タベ−ス検索部
3とを有し、デ−タベ−ス記憶部1は、デ−タベ−スの
内容を更新可能に構成されており、デ−タベ−ス管理部
2は、デ−タベ−ス記憶部1へのデ−タベ−スの登録,
更新機能を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声認識技術を用いて
デ−タベ−スを検索可能なデ−タベ−ス検索システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音声認識技術をデータベースの検
索に用いたものとして、著者「小森」らによる文献
「“音声対話によるCD−ROM情報検索システムの構
築”,日本音響学会 平成5年度春期研究発表会講演論
文集3−4−14,ページ77−78,平成5年3月」
に開示されているような音声対話方式のデータベース検
索システムが知られており、このデータベース検索シス
テムでは、音声対話によってCD−ROMに記録されて
いるデータを検索することができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のデータベース検索システムでは、データベース
がCD−ROM上に構築されているために、データベー
スの内容は固定されたものとなっており、利用者がこれ
にデータを追加,削除,変更することは困難であるとい
う問題があった。
【0004】本発明は、音声対話によるデータベース検
索において、データベースにデータを容易に追加,削
除,変更することの可能なデータベース検索システムを
提供することを目的としている。さらに、本発明は、デ
ータベースにデータを追加,削除,変更する場合にも、
このデータベースから音声対話によりデータを精度良く
かつ効率的に検索することの可能なデータベース検索シ
ステムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、請求項1記載の発明は、デ−タベ−スが
記憶されるデ−タベ−ス記憶手段と、デ−タベ−ス記憶
手段に記憶されるデ−タベ−スの管理を行なうデ−タベ
−ス管理手段と、デ−タベ−スを検索するための検索語
の音素記号列または音素ネットワ−クが登録される音声
認識用辞書と、音声入力があるときに入力音声に対して
上記音声認識用辞書を用いて音声認識処理を行ない、入
力音声に対応した検索語文字列を求める音声認識手段
と、上記音声認識手段で得られた検索語文字列に基づい
てデ−タベ−ス記憶手段に記憶されているデ−タベ−ス
の検索を行なうデ−タベ−ス検索手段とを有し、上記デ
−タベ−ス記憶手段は、デ−タベ−スの内容を更新可能
に構成されており、上記デ−タベ−ス管理手段は、上記
デ−タベ−ス記憶手段へのデ−タベ−スの登録,更新機
能を有していることを特徴としている。これにより、デ
ータベースにデータを容易に追加,削除,変更すること
ができる。
【0006】また、請求項2記載の発明は、さらに、デ
−タベ−スを検索するための検索語の文字列を入力可能
に構成されており、上記デ−タベ−ス検索手段は、上記
音声認識手段から認識結果としての検索語文字列が与え
られたときに、または、上記データベース管理手段で入
力された検索語文字列が与えられたときに、デ−タベ−
スの検索を行なうようになっている。これにより、音声
認識手段で誤認識がなされ検索ができない場合でも、デ
−タベ−ス管理手段で入力された検索語文字列によって
データベースを確実に検索することができる。
【0007】また、請求項3乃至請求項6記載の発明
は、デ−タベ−ス中の文字列に基づき、該デ−タベ−ス
を検索するための検索語の音素記号列または音素ネット
ワ−クを生成して上記音声認識用辞書を作成する辞書作
成手段がさらに設けられている。これにより、データベ
ースが更新された場合にも、音声認識用辞書を更新する
ことができ、音声対話によるデータベースの検索を精度
良くかつ効率的に行なうことができる。
【0008】また、請求項7記載の発明は、デ−タベ−
ス中に文が含まれているときに、該文からキ−ワ−ドを
抽出し該キ−ワ−ドの文字列に対応した音素記号列また
は音素ネットワ−クを生成して音声認識用辞書に登録す
るようになっている。これにより、文章中のデータを検
索語とする音声入力による検索が可能となる。
【0009】また、請求項8乃至請求項10記載の発明
では、デ−タベ−ス管理手段は、デ−タベ−スの作成時
に、デ−タベ−ス中の所定の文字列に対して、音素記号
列または音素ネットワ−クを付してデ−タベ−ス記憶手
段に記憶させ、あるいはふりがなを平仮名列で付してデ
−タベ−ス記憶手段に記憶させ、辞書作成手段は、デ−
タベ−ス中の所定の文字列に付された音素記号列または
音素ネットワ−クを読み込み音声認識用辞書に登録する
か、あるいはデ−タベ−ス中の所定の文字列に付された
ふりがなの平仮名列から音素記号列または音素ネットワ
−クを生成して音声認識用辞書に登録するか、あるいは
デ−タベ−ス中の漢字を含む文字列に対して、漢字−仮
名変換を行ない、平仮名列に変換された文字列から音素
記号列または音素ネットワ−クを生成して音声認識用辞
書に登録するようになっている。これにより、データベ
ースに基づき音声認識用辞書を容易に作成することがで
きる。
【0010】また、請求項11記載の発明では、デ−タ
ベ−ス管理手段は、所定の項目別に分類した形にデ−タ
ベ−スを作成してデ−タベ−ス記憶手段に記憶し、辞書
作成手段は、デ−タベ−ス中の決められた項目に属する
文字列から音素記号列または音素ネットワ−クを生成し
て音声認識用辞書に登録するようになっている。これに
より、検索に不要なデータが音声認識用辞書に登録され
ずに済み、メモリを節約することができ、また、検索語
音声の認識率,処理速度を向上させることができる。
【0011】また、請求項12乃至請求項14記載の発
明では、音声認識用辞書が各項目毎に作成されるように
なっている。これにより、一回の認識処理において用い
られる認識用語彙数を低減でき、認識率,処理速度を向
上させることができる。
【0012】特に、請求項13記載の発明では、項目名
の音素ネットワーク辞書も作成するので、項目別の音素
ネットワーク辞書の切り換えが音声で行なえるようにな
り、より使いやすくなる。また、請求項14記載の発明
では、項目別の音素ネットワーク辞書にその他の項目名
の音素記号列または音素ネットワークも登録してあるの
で、項目別の音素ネットワーク辞書の切り換えを音声入
力によってより効率的に行なうことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係るデータベース検索システムの
一実施例の構成図である。図1を参照すると、このデー
タベース検索システムは、データベース記憶部1と、デ
ータベース管理部2と、データベース検索部3と、音声
認識部6と、音声認識用辞書部7とを有している。
【0014】ここで、データベース記憶部1には、検索
対象となる単語,文章などのデータがデータベースとし
て記憶されている。図2はデータベースの一例(飲食店
データベース)を示す図である。この飲食店データベー
スは、複数の飲食店データD1〜Dnで構成されてお
り、各飲食店データD1〜Dnは、“店名”,“駅
名”,“店種”,“料理”,“電話”,“その他”の項
目ごとに、個別データが区分されたものとなっている。
例えば、飲食店データD1では、上記各項目の項目名デ
ータ“店名”,“駅名”,“店種”,“料理”,“電
話”,“その他”ごとに、“りこー”“新横浜”,“居
酒屋”,“焼き鳥”,“おでん”,“0××−×××−
××××”,“日本酒がいっぱいある”の個別データが
区分されている。また、このデータベース記憶部1は、
CD−ROMなどのように内容が固定されたものとなっ
ておらず、RAM等のように、データの追加,削除,変
更が可能なものとして構成されている。
【0015】また、データベース管理部2は、主に、デ
ータベース記憶部1に記憶されているデータベースにつ
いての管理を行なうようになっている。具体的には、デ
ータベース管理部2は、データベースに対するデータの
追加,削除,変更を行なう機能などを有している。
【0016】また、データベース検索部3は、データベ
ース記憶部1に記憶されているデータベースを所定の検
索語により検索する機能を有している。なお、図2のよ
うなデータベースを検索する場合、検索語としては、
“りこー”,“新横浜”などの単語データ自体を用いる
こともできるし、あるいは、“日本酒がいっぱいある”
などの文章データにおけるキーワード,例えば“日本
酒”を用いることもできる。また、この検索語は、デー
タベース管理部2でオペレータによりキーボード入力さ
れてデータベース検索部3に与えることもできるし、あ
るいは、オペレータにより音声で発声され音声認識部6
で音声認識されてデータベース検索部3に与えることも
できる。
【0017】また、音声認識部6は、音声認識用辞書部
7を用いて、入力された音声の認識を行なうようになっ
ており、具体的には、例えば著者「室井」らによる文献
「“継続時間制御型状態遷移モデルを用いた音素認
識”,第16回応用情報学研究センタ−・シンポジウム
予稿集(東北大学)」に示されているような音声認識シ
ステム、あるいは、音素単位,音節単位の音声認識シス
テムなどにより音声認識部6を実現することができる。
【0018】また、音声認識用辞書部7には、音声認識
用の音素ネットワーク(ある言葉を音素記号でモデル化
したもの(発音記号のようなものを指す))が登録され
る音素ネットワーク辞書8と、音素ネットワーク辞書8
に登録されている音素ネットワークの全音素記号に対応
する音素(バンドパスフィルタ群により得られるスペク
トルや、線形予測分析により得られる線形予測係数や、
ケプストラムなどの音声認識に用いる特徴量)が登録さ
れる音素辞書5とが設けられている。ここで、上述のよ
うに、データベースを検索するために、音声認識部6が
検索語音声を認識対象とする場合、上記音素ネットワー
ク辞書8には、音素ネットワークとして、検索語の音素
ネットワークが登録されている必要がある。
【0019】ところで、検索語の音素ネットワークの音
素ネットワーク辞書8への登録作業を容易にし、かつ、
精度の高い音素ネットワーク辞書8を得るため、本実施
例では、データベースのデータから音素ネットワークを
作成して音素ネットワーク辞書8へ登録するための辞書
作成部4がさらに設けられている。なお、この場合、辞
書作成部4は、音素ネットワーク辞書8が予め作成され
ているときに、この辞書8を更新する機能を有している
とともに、音素ネットワーク辞書8を自ら作成する機能
をも有している。
【0020】次に、このような構成のデータベース検索
システムの処理動作例について説明する。検索処理がな
されるに先立って、データベース記憶部1にデータベー
スが登録されている必要があるが、本実施例では、この
登録作業をデータベース管理部2により行なうことがで
きる。また、データベース記憶部1に記憶されているデ
ータベースの内容の更新(追加,削除,変更等)もデー
タベース管理部2により、任意の時点で行なうことがで
きる。
【0021】また、音声入力により検索処理がなされる
ためには、音素ネットワーク辞書8に検索語の音素ネッ
トワークが登録されている必要があるが、本実施例で
は、この登録作業を辞書作成部4により行なうことがで
きる。また、データベースの内容が更新(追加,削除,
変更等)されるに伴なって、音素ネットワーク辞書8の
内容も更新(追加,削除,変更等)される必要がある
が、この更新も辞書作成部4によって行なうことができ
る。
【0022】なお、音素ネットワーク辞書8の更新処理
は、定期的になされても良いし、データベースを使用す
る際に(例えば、検索プログラムを立ち上げる際や、検
索コマンドを実行する際に)なされても良いし、あるい
は、データベース更新時に(例えば、デ−タベ−スに追
加,削除,変更の指示が与えられるのを検知したとき
に)なされても良い。ここで、更新処理を定期的に行な
う場合には、その時間帯を、システム上で行なわれてい
る業務の少ない時間帯に設定するのが良い。例えば1日
1回、検索業務の少ないと予想される夜中のある時刻に
なったときに、音素ネットワ−ク辞書8を自動的に作成
し直すように更新処理を行なうのが良い。これにより、
検索業務や同一システム上で行なわれている他の業務の
処理速度が遅くなるという事態が生ずるのを防止するこ
とができる。また、更新処理をデータベースを使用する
際に行なう場合には、常に最新のデータベースで音声入
力による検索を行なうことができる。但し、この場合に
は、更新処理が終了した後でなければ、データベースを
使用することができず、ある程度の待ち時間が生ずる場
合があるので、これを回避するためには、音素ネットワ
ーク辞書8の更新をデータベースの更新時に行なうのが
良い。
【0023】例えば、図2のデータベースの場合、辞書
作成部4は、図2のデータベース中のデータ,例えば
“リコー”,“新横浜”に基づき、これらに対応した
“/r//i//k//o//o,u/”,“/s//i//N//y//
o//k//o//h//a//m//a/”という音素記号から作
られた音素ネットワ−クを作成し、これを辞書8へ登録
することができる。なお、/o,u/は、/o/でも/u/で
も良いことを意味している。
【0024】また、辞書作成部4は、デ−タベ−ス中の
データに文章が含まれる場合、この文章の中からキ−ワ
−ドを例えば形態素解析によって自動的に抽出し、この
キ−ワ−ドの音素ネットワ−クを作成して音素ネットワ
−ク辞書8へ登録することもできる。例えば、図2のデ
−タベ−ス中の“日本酒がいっぱいある”という文章か
ら“日本酒”をキ−ワ−ドとして抽出し、このキ−ワ−
ド“日本酒”の音素ネットワ−ク“/n//i//h//o//
N//sy//u/”を作成することができる。このよう
に、文章中からキ−ワ−ドを自動抽出して、そのキ−ワ
−ドの音素ネットワ−クを辞書に登録することで、文章
で書かれたデ−タからの音声入力による検索が可能とな
る。
【0025】また、飲食店データD1において、当初、
“料理”の項目には“焼き鳥”の個別デ−タしか存在し
ておらず、後から、“おでん”の個別データをデータベ
ース管理部2から入力してデータベースに追加するよう
な場合にも、辞書作成部4は、更新されたデータベース
に基づき、音素ネットワーク辞書8を更新する。すなわ
ち、追加された“おでん”の個別データについて音素ネ
ットワーク“/o//d//e//N/”を作成して、音素ネッ
トワーク辞書8に登録する。
【0026】以上のように、本実施例のデ−タベ−ス検
索システムは、デ−タベ−ス記憶部1がその内容を追
加,削除,変更可能に構成されていることによって、デ
ータベース管理部2によりデ−タベ−スの内容の追加,
削除,変更を容易に行なうことができる。
【0027】また、デ−タベ−スの内容を追加,削除,
変更する場合、これに対応させて、デ−タベ−スを検索
するのに用いる検索語,すなわち、音声認識用辞書部7
の音素ネットワ−ク辞書8の内容の追加,削除,変更
も、辞書作成部4によって自動的に行なうことができ
る。これにより、デ−タベ−スに例えばあるデータが追
加された後、この追加されたデータが検索語としてオペ
レ−タによって音声で発声された場合にも、この検索語
の音素ネットワ−クが辞書作成部4により作成されて音
素ネットワ−ク辞書8に登録されているので、音声認識
部6は、この検索語音声に対応した検索語文字列を認識
結果として得ることができ、データベース検索部3で
は、この検索語文字列に基づいてデータベース記憶部1
からこれに対応したデ−タを検索することができる。ま
た、データベースからあるデータが削除されたときに
は、音素ネットワーク辞書8からもこのデータに対応し
た音素ネットワークが削除されるので、検索に必要な認
識用語彙数を最小限のものに抑え、音声認識部6におけ
る認識率の低下や処理速度の低下を防止できる。このよ
うに、本実施例によれば、データベースにデータを追
加,削除,変更する場合にも、このデータベースから音
声対話によってデータを精度良くかつ効率的に検索する
ことができる。
【0028】なお、このようにして、音声入力によりデ
ータベースの検索を行なう際、音声認識処理に誤認識が
生ずる場合がある。特に、辞書に誤まりがあると、ある
単語だけ認識できないというようなこともある。このよ
うなときに、本実施例では、データベース管理部2にお
いてキーボード入力で正しい検索語を入力することがで
き、キーボード入力によって正しい検索語をデータベー
ス検索部3に与えることで、データベースを確実に検索
することができる。
【0029】なお、上述の実施例では、デ−タベ−ス記
憶部1に、1つのデータについて1種類の文字列(より
具体的には仮名混在文字列)しか記憶されておらず、こ
の1種類の文字列に基づいて直接音素ネットワ−クを作
成する場合について述べたが、音素ネットワ−クの作成
をより容易にするため、さらに種々の変形が可能であ
る。
【0030】例えば、データベース管理部2においてデ
−タベ−スを作成する際に、各情報の文字列に音素記号
列または音素ネットワ−クを付してデ−タベ−ス記憶部
1に記憶しておき、辞書作成部4において、デ−タベ−
ス記憶部1に記憶されている各文字列の音素記号列また
は音素ネットワ−クを読み込んで、これをそのまま音素
ネットワ−ク辞書8に登録することも可能である。具体
的には、図2のデ−タベ−スにおいて、図3に示すよう
に、“りこ−(/r//i//k/o//o/)”,“新横浜(/
s//i//N//y//o//k//o//h//a//m/a/)”とい
う具合に、各文字列に音素記号列または音素ネットワ−
クを付して記憶することにより、辞書作成部4では、文
字例を音素ネットワ−クに変換する処理を行なわずと
も、デ−タベ−ス記憶部1に記憶されている文字列の音
素記号列,または、音素ネットワ−クをそのまま読み込
んで、音素ネットワ−ク辞書8に登録することができ
る。
【0031】しかしながら、各文字列に音素記号列また
は音素ネットワークを付して記憶する作業は、使用者に
とって負担が大きく、また、ある程度の知識も必要にな
る。そこで、データベース管理部2においてデ−タベ−
スを作成する際に、各データの文字列にふりがなを平仮
名列で付けてデ−タベ−ス記憶部1に記憶しておき、辞
書作成部4において、この平仮名列から音素ネットワ−
クを作成させるようにすることも可能である。具体的に
は、図2のデ−タベ−スにおいて、図4に示すように、
“りこ−(りこ−)”,“新横浜(しんよこはま)”と
いう具合に、各文字列にふりがなを平仮名で付して記憶
することにより、辞書作成部4では、このふりがなの平
仮名列から音素ネットワ−クを作成することもできる。
【0032】ふりがなを付す場合は、音素記号列または
音素ネットワ−クを付す場合に比べて、使用者による付
加作業を軽減することができるが、この付加作業をさら
に軽減することが望まれる場合がある。そこで、辞書作
成部4は、あるデータについて音素ネットワ−クを作成
する際に、このデータが漢字を含む文字列である場合、
これに対して、漢字−仮名変換を施して平仮名列を生成
し、この平仮名列から音素ネットワ−クを作成するよう
にすることもできる。具体的には、図2のデ−タベ−ス
中のデータ,例えば、“新横浜”からこれに対応した音
素ネットワ−クを作成するのに、先ず、文字列“新横
浜”を“しんよこはま”という平仮名列に漢字−仮名変
換し、この平仮名列“しんよこはま”から音素ネットワ
−ク"/s//i//N//y//o//k//o//h//a//m/a/”
を作成することができる。
【0033】さらに、データベース管理部2においてデ
−タベ−スを作成する際に、検索対象となるデ−タベ−
スの項目に所定の印を付してデ−タベ−ス記憶部1に記
憶しておき、辞書作成部4において、所定の印の付けら
れた項目のみについて音素ネットワ−クを作成するよう
にすることも可能である。具体的には、デ−タベ−スに
おいて、図5に示すように、“駅名”,“店種”,“料
理”の項目に印を付して記憶することにより、辞書作成
部4では、印の付された項目のデータ“新横浜”,“居
酒屋”,“焼き鳥”,“おでん”についてのみ、音素ネ
ットワ−ク“/s//i//N//y//o//k//o//h//a//
m/a/”,“/i//z//a//k//a//y//a/”,“/y//
a//k//i//t//o//r//i/”,“/o//d//e//N
/”を作成する。これにより、検索に必要な語の音素ネ
ットワ−クだけが登録された音素ネットワ−ク辞書8を
得ることができて、メモリの容量を節約し、また、認識
率,処理速度の低下を防止して検索精度を高めることが
できる。
【0034】また、辞書作成部4において、音素ネット
ワ−ク辞書8を作成する際に、デ−タ項目別に音素ネッ
トワ−ク辞書8を作成することも可能である。具体的に
は、デ−タベ−ス記憶部1に飲食店デ−タD1乃至Dn
図6に示すように記憶されているときに、辞書作成部4
では、図7(a),(b),(c)に示すような3種類
の音素ネットワ−ク辞書,すなわち、“駅名”の項目の
音素ネットワ−ク辞書8aと“店種”の項目の音素ネッ
トワ−ク辞書8bと“料理”の項目の音素ネットワ−ク
辞書8cとを作成することもできる。
【0035】この場合、音声認識部6は、項目別に作成
された音素ネットワ−ク辞書8a,8b,8cのうちの
少なくとも1つを用いて認識処理を行なうことができ
る。例えば、オペレ−タに最初、駅名を音声入力させ、
次いで、店種を音声入力させ、次いで、料理を音声入力
させるような規則を予め設けておけば、音声認識部6
は、最初の入力音声に対しては、音素ネットワ−ク辞書
8aだけを用いて音声認識処理を行ない、次の入力音声
に対しては、音素ネットワ−ク辞書8bだけを用いて音
声認識処理を行ない、さらに次の入力音声に対しては、
音素ネットワ−ク辞書8cだけを用いて音声認識処理を
行なうことができる。このように項目別に音素ネットワ
−ク辞書が作成されることによって、音声認識部6にお
いて一回の認識処理で使用される認識用語彙数を少なく
することができ、認識率,処理速度を向上させることが
可能となる。
【0036】また、項目別の音素ネットワ−ク辞書に加
えて、さらに、項目名の音素ネットワ−ク辞書をも作成
することが可能である。具体的には、デ−タベ−ス記憶
部1に飲食店デ−タD1乃至Dnが図6に示すように記憶
されているときに、辞書作成部4では、図8(a)乃至
(d)に示すような4種類の音素ネットワ−ク辞書,す
なわち、“駅名”の項目の音素ネットワ−ク辞書8a
と、“店種”の項目の音素ネットワ−ク辞書8bと、
“料理”の項目の音素ネットワ−ク辞書8cと、“項目
名”の音素ネットワ−ク辞書8dとを作成することもで
きる。
【0037】この場合、音声認識部6は、“項目名”の
音素ネットワ−ク辞書8dと、項目別に作成された音素
ネットワーク辞書8a乃至8cのうちの少なくとも1つ
とを用いて認識処理を行なうことができる。例えば、オ
ペレ−タに最初、項目名を音声入力させ、その認識結果
から項目別の音素ネットワ−ク辞書を割り出し、この音
素ネットワ−クを用いて次の音声入力に対する認識処理
を行なうことができる。より具体的には、オペレ−タが
最初、項目名として、“駅名”を音声入力すると、音声
認識部6は、“駅名”を音声認識し、次の音声入力に対
して、“駅名”の項目の音素ネットワ−ク辞書8aを用
いる。この際、次の音声入力として、例えば、“横浜”
が入力すると、音声認識部6は、この音声入力“横浜”
を“駅名”の項目の音素ネットワ−ク辞書8aを用いて
認識処理する。このように、項目名の音素ネットワ−ク
辞書8dをも作成することにより、項目別の音素ネット
ワ−ク辞書8a乃至8cの切替選択を音声入力で行なう
ことができるようになり、操作性をより高めることがで
きる。
【0038】また、辞書作成部4において音素ネットワ
−ク辞書を作成する際に、項目別に作成される音素ネッ
トワ−ク辞書8a,8b,8cに他の項目の項目名の音
素ネットワ−クを付加することも可能である。具体的に
は、各音素ネットワ−ク辞書8a,8b,8cをそれぞ
れ図9(a),(b),(c)に示すように作成するこ
とも可能である。
【0039】この場合には、音声認識部6は、ある項目
の音素ネットワ−ク辞書を用いて認識処理している際
に、他の項目の項目名が音声入力されると、この項目の
音素ネットワ−ク辞書を用いて他の項目の項目名を認識
し、他の項目の音素ネットワ−ク辞書に切替えることが
可能となる。より具体的には、いま、“駅名”の項目の
音素ネットワ−ク辞書8aを用いて認識処理を行なって
いるときに、項目名“料理”が音声入力されると、音声
認識部6は、“駅名”の項目の音素ネットワ−ク辞書8
aを用いて、“料理”の音声入力を認識することがで
き、これにより、次の入力音声に対しては、“料理”の
項目の音素ネットワ−ク辞書8cを用いるよう辞書の切
替えを行なうことができる。
【0040】このように、項目別に作成される音素ネッ
トワ−ク辞書8a,8b,8cに他の項目の項目名の音
素ネットワ−クをも付加することによって、“項目名”
の音素ネットワ−ク辞書を別途に作成せずとも、項目別
の音素ネットワ−ク辞書8a乃至8cの切替え選択を音
声入力で、より効率的に行なうことができる。
【0041】なお、上述の説明では、音素ネットワーク
辞書8(各項目毎の音素ネットワーク辞書8a,8b,
8c,項目名の音素ネットワーク辞書8d)を辞書作成
部4が作成するとしたが、音素ネットワーク辞書8(8
a,8b,8c,8d)を予め構築しておき、辞書の内
容を更新するときにのみ、辞書作成部4を用いるように
することも可能である。
【0042】また、上述の実施例では、辞書作成部4
は、データベース記憶部1に記憶されているデータベー
スに基づき、直接、音素ネットワークを生成するとした
が、図1に破線で示すように、データベース管理部2の
管理下でデータベース管理部2からの指示により音素ネ
ットワークを生成するよう構成することもできるし、あ
るいは、データベース管理部2自体に辞書作成部4の機
能をもたせることもできる。なお、データベース管理部
2自体に辞書作成部4の機能をもたせることには、辞書
作成部4を別途に設ける必要はない。
【0043】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
発明によれば、デ−タベ−スが記憶されるデ−タベ−ス
記憶手段と、デ−タベ−ス記憶手段に記憶されるデ−タ
ベ−スの管理を行なうデ−タベ−ス管理手段と、デ−タ
ベ−スを検索するための検索語の音素記号列または音素
ネットワ−クが登録される音声認識用辞書と、音声入力
があるときに入力音声に対して上記音声認識用辞書を用
いて音声認識処理を行ない、入力音声に対応した検索語
文字列を求める音声認識手段と、上記音声認識手段で得
られた検索語文字列に基づいてデ−タベ−ス記憶手段に
記憶されているデ−タベ−スの検索を行なうデ−タベ−
ス検索手段とを有し、上記デ−タベ−ス記憶手段は、デ
−タベ−スの内容を更新可能に構成されており、上記デ
−タベ−ス管理手段は、上記デ−タベ−ス記憶手段への
デ−タベ−スの登録,更新機能を有しているので、デー
タベースにデータを容易に追加,削除,変更することが
できる。
【0044】また、請求項2記載の発明によれば、さら
に、デ−タベ−スを検索するための検索語の文字列を入
力可能に構成されており、上記デ−タベ−ス検索手段
は、上記音声認識手段から認識結果としての検索語文字
列が与えられたときに、または、上記データベース管理
手段で入力された検索語文字列が与えられたときに、デ
−タベ−スの検索を行なうようになっているので、音声
認識手段で誤認識がなされ検索ができない場合でも、デ
−タベ−ス管理手段で入力された検索語文字列によって
データベースを確実に検索することができる。
【0045】また、請求項3乃至請求項6記載の発明に
よれば、デ−タベ−ス中の文字列に基づき、該デ−タベ
−スを検索するための検索語の音素記号列または音素ネ
ットワ−クを生成して上記音声認識用辞書を作成する辞
書作成手段がさらに設けられているので、データベース
が更新された場合にも、音声認識用辞書を更新すること
ができ、音声対話によるデータベースの検索を精度良く
かつ効率的に行なうことができる。
【0046】また、請求項7記載の発明によれば、デ−
タベ−ス中に文が含まれているときに、該文からキ−ワ
−ドを抽出し該キ−ワ−ドの文字列に対応した音素記号
列または音素ネットワ−クを生成して音声認識用辞書に
登録するので、文章中のデータを検索語とする音声入力
による検索が可能となる。
【0047】また、請求項8乃至請求項10記載の発明
によれば、デ−タベ−ス管理手段は、デ−タベ−スの作
成時に、デ−タベ−ス中の所定の文字列に対して、音素
記号列または音素ネットワ−クを付してデ−タベ−ス記
憶手段に記憶させ、あるいはふりがなを平仮名列で付し
てデ−タベ−ス記憶手段に記憶させ、辞書作成手段は、
デ−タベ−ス中の所定の文字列に付された音素記号列ま
たは音素ネットワ−クを読み込み音声認識用辞書に登録
するか、あるいはデ−タベ−ス中の所定の文字列に付さ
れたふりがなの平仮名列から音素記号列または音素ネッ
トワ−クを生成して音声認識用辞書に登録するか、ある
いはデ−タベ−ス中の漢字を含む文字列に対して、漢字
−仮名変換を行ない、平仮名列に変換された文字列から
音素記号列または音素ネットワ−クを生成して音声認識
用辞書に登録するので、データベースに基づき音声認識
用辞書を容易に作成することができる。
【0048】また、請求項11記載の発明によれば、デ
−タベ−ス管理手段は、所定の項目別に分類した形にデ
−タベ−スを作成してデ−タベ−ス記憶手段に記憶し、
辞書作成手段は、デ−タベ−ス中の決められた項目に属
する文字列から音素記号列または音素ネットワ−クを生
成して音声認識用辞書に登録するので、検索に不要なデ
ータが音声認識用辞書に登録されずに済み、メモリを節
約することができ、また、検索語音声の認識率,処理速
度を向上させることができる。
【0049】また請求項12乃至請求項14記載の発明
によれば、音声認識用辞書が各項目毎に作成されるの
で、一回の認識処理において用いられる認識用語彙数を
低減でき、認識率,処理速度を向上させることができ
る。
【0050】特に、請求項13記載の発明では、項目名
の音素ネットワーク辞書も作成するので、項目別の音素
ネットワーク辞書の切り換えが音声で行なえるようにな
り、より使いやすくなる。また、請求項14記載の発明
では、項目別の音素ネットワーク辞書にその他の項目名
の音素記号列または音素ネットワークも登録してあるの
で、項目別の音素ネットワーク辞書の切り換えを音声入
力によってより効率的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータベース検索システムの一実
施例の構成図である。
【図2】データベースの一例を示す図である。
【図3】データベースの一例を示す図である。
【図4】データベースの一例を示す図である。
【図5】データベースの一例を示す図である。
【図6】データベースの一例を示す図である。
【図7】音素ネットワーク辞書の一例を示す図である。
【図8】音素ネットワーク辞書の一例を示す図である。
【図9】音素ネットワーク辞書の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 データベース記憶部 2 データベース管理部 3 データベース検索部 4 辞書作成部 5 音素辞書 6 音声認識部 7 音声認識用辞書 8 音素ネットワーク辞書

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声認識技術を用いてデ−タベ−スを検
    索可能なデ−タベ−ス検索システムにおいて、デ−タベ
    −スが記憶されるデ−タベ−ス記憶手段と、デ−タベ−
    ス記憶手段に記憶されるデ−タベ−スの管理を行なうデ
    −タベ−ス管理手段と、デ−タベ−スを検索するための
    検索語の音素記号列または音素ネットワ−クが登録され
    る音声認識用辞書と、入力音声に対して前記音声認識用
    辞書を用いて音声認識処理を行ない、入力音声に対応し
    た検索語文字列を求める音声認識手段と、前記音声認識
    手段で得られた検索語文字列に基づいてデ−タベ−ス記
    憶手段に記憶されているデ−タベ−スの検索を行なうデ
    −タベ−ス検索手段とを有し、前記デ−タベ−ス記憶手
    段は、デ−タベ−スの内容を更新可能に構成されてお
    り、前記デ−タベ−ス管理手段は、前記デ−タベ−ス記
    憶手段へのデ−タベ−スの登録,更新機能を有している
    ことを特徴とするデ−タベ−ス検索システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデ−タベ−ス検索システ
    ムにおいて、前記デ−タベ−ス管理手段は、さらに、デ
    −タベ−スを検索するための検索語の文字列を入力可能
    に構成されており、前記デ−タベ−ス検索手段は、前記
    音声認識手段から認識結果としての検索語文字列が与え
    られたときに、または、前記データベース管理手段で入
    力された検索語文字列が与えられたときに、デ−タベ−
    スの検索を行なうようになっていることを特徴とするデ
    −タベ−ス検索システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のデ−タベ
    −ス検索システムにおいて、デ−タベ−ス中の文字列に
    基づき、該デ−タベ−スを検索するための検索語の音素
    記号列または音素ネットワ−クを生成して前記音声認識
    用辞書を作成する辞書作成手段がさらに設けられている
    ことを特徴とするデ−タベ−ス検索システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のデ−タベ−ス検索システ
    ムにおいて、前記辞書作成手段は、前記音声認識用辞書
    を定期的に更新することを特徴とするデ−タベ−ス検索
    システム。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のデ−タベ−ス検索システ
    ムにおいて、前記辞書作成手段は、前記デ−タベ−スの
    登録時および/または更新時に、音声認識用辞書を更新
    することを特徴とするデ−タベ−ス検索システム。
  6. 【請求項6】 請求項3記載のデ−タベ−ス検索システ
    ムにおいて、前記辞書作成手段は、前記デ−タベ−スを
    使用する際に、音声認識用辞書を更新することを特徴と
    するデ−タベ−ス検索システム。
  7. 【請求項7】 請求項3記載のデ−タベ−ス検索システ
    ムにおいて、前記辞書作成手段は、デ−タベ−ス中に文
    が含まれているときに、該文からキ−ワ−ドを抽出し、
    該キ−ワ−ドの文字列に対応した音素記号列または音素
    ネットワ−クを生成して音声認識用辞書に登録すること
    を特徴とするデ−タベ−ス検索システム。
  8. 【請求項8】 請求項3記載のデ−タベ−ス検索システ
    ムにおいて、前記デ−タベ−ス管理手段は、デ−タベ−
    スの作成時に、デ−タベ−ス中の所定の文字列に対し
    て、音素記号列または音素ネットワ−クを付してデ−タ
    ベ−ス記憶手段に記憶させるようになっており、前記辞
    書作成手段は、デ−タベ−ス中の所定の文字列に付され
    た音素記号列または音素ネットワ−クを読み込み音声認
    識用辞書に登録することを特徴とするデ−タベ−ス検索
    システム。
  9. 【請求項9】 請求項3記載のデ−タベ−ス検索システ
    ムにおいて、前記デ−タベ−ス管理手段は、デ−タベ−
    スの作成時に、デ−タベ−ス中の所定の文字列に対し
    て、ふりがなを平仮名列で付してデ−タベ−ス記憶手段
    に記憶させるようになっており、前記辞書作成手段は、
    デ−タベ−ス中の所定の文字列に付されたふりがなの平
    仮名列から音素記号列または音素ネットワ−クを生成し
    て音声認識用辞書に登録することを特徴とするデ−タベ
    −ス検索システム。
  10. 【請求項10】 請求項3記載のデ−タベ−ス検索シス
    テムにおいて、前記辞書作成手段は、デ−タベ−ス中の
    漢字を含む文字列に対しては、漢字−仮名変換を行な
    い、平仮名列に変換された文字列から音素記号列または
    音素ネットワ−クを生成して音声認識用辞書に登録する
    ことを特徴とするデ−タベ−ス検索システム。
  11. 【請求項11】 請求項3記載のデ−タベ−ス検索シス
    テムにおいて、前記デ−タベ−ス管理手段は、所定の項
    目別に分類した形にデ−タベ−スを作成してデ−タベ−
    ス記憶手段に記憶し、前記辞書作成手段は、デ−タベ−
    ス中の決められた項目に属する文字列から音素記号列ま
    たは音素ネットワ−クを生成して音声認識用辞書に登録
    することを特徴とするデ−タベ−ス検索システム。
  12. 【請求項12】 請求項3記載のデ−タベ−ス検索シス
    テムにおいて、前記デ−タベ−ス管理手段は、所定の項
    目別に分類した形にデ−タベ−スを作成してデ−タベ−
    ス記憶手段に記憶し、前記辞書作成手段は、デ−タベ−
    ス中の各項目に属する文字列から音素記号列または音素
    ネットワ−クを生成し、生成した音素記号列または音素
    ネットワ−クに基づき各項目毎の音声認識用辞書を作成
    することを特徴とするデ−タベ−ス検索システム。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のデ−タベ−ス検索シ
    ステムにおいて、前記辞書作成手段は、各項目毎の音声
    認識用辞書の他に、さらに、前記デ−タベ−スの各項目
    に付されている項目名の音素記号列または音素ネットワ
    −クが登録される項目名の音声認識用辞書をも作成する
    ことを特徴とするデ−タベ−ス検索システム。
  14. 【請求項14】 請求項12記載のデ−タベ−ス検索シ
    ステムにおいて、前記各項目毎の音声認識用辞書内に
    は、他の項目の項目名の音素記号列または音素ネットワ
    −クも登録されることを特徴とするデ−タベ−ス検索シ
    ステム。
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