JPH0771053B2 - バースト位置検出装置 - Google Patents
バースト位置検出装置Info
- Publication number
- JPH0771053B2 JPH0771053B2 JP2079422A JP7942290A JPH0771053B2 JP H0771053 B2 JPH0771053 B2 JP H0771053B2 JP 2079422 A JP2079422 A JP 2079422A JP 7942290 A JP7942290 A JP 7942290A JP H0771053 B2 JPH0771053 B2 JP H0771053B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- reference signal
- signal
- phase difference
- output
- Prior art date
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
- H04L7/04—Speed or phase control by synchronisation signals
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は時分割多重ディジタル移動通信等に利用する時
分割多重パースト信号の位置検出装置に関する。
分割多重パースト信号の位置検出装置に関する。
従来の技術 第２図は、従来のバースト位置検出装置の構成を示す図
である。第２図において、19はデータ入力端子であり、
13は、入力データに参照信号を挿入する参照信号挿入回
路である。12は、入力データに参照信号を挿入した信号
により搬送波cosω０ｔを変調する変調回路である。14
および15は、それぞれcos（ω０＋Δω）ｔとsin（ω０
＋Δω）ｔの搬送波と変調回路12から受信した信号を乗
算し、直交検波信号を出力する乗算器である。但し、Δ
ωは送受間の搬送角周波数偏差である。16は、乗算器14
および15の乗算結果を記憶する記憶回路、17は、参照信
号を変調する参照信号変調回路、18は、記憶回路16の信
号と、参照信号変調回路17の信号との位相差を検出する
位相差検出回路、20は、位相差検出回路18の出力が、あ
る識別値より小さいときバースト信号と識別する識別回
路である。
である。第２図において、19はデータ入力端子であり、
13は、入力データに参照信号を挿入する参照信号挿入回
路である。12は、入力データに参照信号を挿入した信号
により搬送波cosω０ｔを変調する変調回路である。14
および15は、それぞれcos（ω０＋Δω）ｔとsin（ω０
＋Δω）ｔの搬送波と変調回路12から受信した信号を乗
算し、直交検波信号を出力する乗算器である。但し、Δ
ωは送受間の搬送角周波数偏差である。16は、乗算器14
および15の乗算結果を記憶する記憶回路、17は、参照信
号を変調する参照信号変調回路、18は、記憶回路16の信
号と、参照信号変調回路17の信号との位相差を検出する
位相差検出回路、20は、位相差検出回路18の出力が、あ
る識別値より小さいときバースト信号と識別する識別回
路である。
次に、上記従来例の動作について図３を参照しながら説
明する。データ入力端子19に印加されたデータに、参照
信号挿入回路13によって図３（ａ）に示すように参照信
号が挿入され、その信号は変調回路によって搬送波に乗
せられて送りだされる。受信信号は、乗算回路14、15に
よって直交検波され、同相および直交成分として記憶回
路16に保存される。この成分より求められた位相特性を
図３（ｂ）に実線で示す。
明する。データ入力端子19に印加されたデータに、参照
信号挿入回路13によって図３（ａ）に示すように参照信
号が挿入され、その信号は変調回路によって搬送波に乗
せられて送りだされる。受信信号は、乗算回路14、15に
よって直交検波され、同相および直交成分として記憶回
路16に保存される。この成分より求められた位相特性を
図３（ｂ）に実線で示す。
次に参照信号変調回路17によって参照信号に対する同相
および直交成分を生成し、位相特性を求める（図３
（ｃ）参照）。次に位相差検出回路18によってこれら２
つの位相信号の参照信号区間に亘る位相差が検出される
（図３（ｄ）の実線参照）。次に参照信号区間における
位相差の総和を時々刻々求める（図３（ｅ）参照）。こ
の総和がある値より小さい時、その点に参照信号が存在
するとしてバースト位置検出信号を出力される（バース
ト位置検出信号を図３（ｆ）に示す）。
および直交成分を生成し、位相特性を求める（図３
（ｃ）参照）。次に位相差検出回路18によってこれら２
つの位相信号の参照信号区間に亘る位相差が検出される
（図３（ｄ）の実線参照）。次に参照信号区間における
位相差の総和を時々刻々求める（図３（ｅ）参照）。こ
の総和がある値より小さい時、その点に参照信号が存在
するとしてバースト位置検出信号を出力される（バース
ト位置検出信号を図３（ｆ）に示す）。
このように、上記従来のバースト位置検出装置でも参照
信号を上記の方法で検出することによりバースト位置を
検出することが出来る。
信号を上記の方法で検出することによりバースト位置を
検出することが出来る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のバースト位置検出装置では送
受の搬送周波数の偏差、無線回線のフェージング等によ
る位相変動が存在すると図３（ｂ）の破線に示す様に受
信信号の位相に偏差が生じ、その最終出力も図３（ｂ）
の破線に示す位相差信号が零に近付かず、参照信号区間
長にわたるその総和もある設定した値を越えバースト信
号を検出できないという問題があった（図３（ｅ）と
（ｆ）を参照）。本発明はこの様な従来の問題を解決す
るものであり、確実にバースト位置を検出できる優れた
バースト位置検出装置を提供することを目的とするもの
である。
受の搬送周波数の偏差、無線回線のフェージング等によ
る位相変動が存在すると図３（ｂ）の破線に示す様に受
信信号の位相に偏差が生じ、その最終出力も図３（ｂ）
の破線に示す位相差信号が零に近付かず、参照信号区間
長にわたるその総和もある設定した値を越えバースト信
号を検出できないという問題があった（図３（ｅ）と
（ｆ）を参照）。本発明はこの様な従来の問題を解決す
るものであり、確実にバースト位置を検出できる優れた
バースト位置検出装置を提供することを目的とするもの
である。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、送信データに参照
信号を挿入する参照信号挿入回路と、前記参照信号の挿
入された送信データにより、送信搬送波を変調する変調
回路とを送信側に備え、前記送信搬送波と角周波数偏差
Δωを持つ正弦波と余弦波をそれぞれ受信信号に乗ずる
乗算器と、前記乗算器からの出力を記憶する記憶回路
と、参照信号に対する変調信号を作る参照信号変調回路
と、前記記憶回路の信号と前記参照信号変調回路で発生
した信号との位相差を検出する位相差検出回路と、その
位相差出力を低次の関数で近似しその近似誤差を求める
近似誤差演算回路と、前記近似誤差演算回路出力がある
識別値よりも小さいことを検出する識別回路とを受信側
に備えたものである。
信号を挿入する参照信号挿入回路と、前記参照信号の挿
入された送信データにより、送信搬送波を変調する変調
回路とを送信側に備え、前記送信搬送波と角周波数偏差
Δωを持つ正弦波と余弦波をそれぞれ受信信号に乗ずる
乗算器と、前記乗算器からの出力を記憶する記憶回路
と、参照信号に対する変調信号を作る参照信号変調回路
と、前記記憶回路の信号と前記参照信号変調回路で発生
した信号との位相差を検出する位相差検出回路と、その
位相差出力を低次の関数で近似しその近似誤差を求める
近似誤差演算回路と、前記近似誤差演算回路出力がある
識別値よりも小さいことを検出する識別回路とを受信側
に備えたものである。
作用 本発明は上記のような構成により次の様な作用を有す
る。すなわち、送受間の搬送周波数の偏差または無線回
線のフェージング等で生じる緩やかな位相変動によって
位相差検出回路の出力に生じる雑音成分を除去できるの
で、より確実にバースト位置を検出できるという効果を
有する。
る。すなわち、送受間の搬送周波数の偏差または無線回
線のフェージング等で生じる緩やかな位相変動によって
位相差検出回路の出力に生じる雑音成分を除去できるの
で、より確実にバースト位置を検出できるという効果を
有する。
実施例 第１図は本発明の一実施例の構成を示すものである。第
１図において、１はデータ入力端子、３は、入力データ
の間に参照信号を挿入する参照信号挿入回路である。２
は、入力データに参照信号を挿入した信号により搬送波
cosω０ｔを変調する変調回路である。４および５は、
それぞれcos（ω０＋Δω）ｔとsin（ω０＋Δω）ｔの
搬送波と変調回路２から受信した信号を乗算し、直交検
波信号を出力する乗算器である。６は、乗算器４および
５の乗算結果を記憶する記憶回路、７は、参照信号を変
調する変調回路、８は、記憶回路６に記憶された信号と
参照信号変調回路７の信号との位相差を検出する位相差
検出回路、９は、位相差検出回路８の出力の経時変化を
直線近似し、その直線からの誤差の総和を出力する近似
誤差演算回路、10は、近似誤差演算回路９の信号がある
識別値より小さいときバースト信号と識別する識別回
路、11は、出力端子である。
１図において、１はデータ入力端子、３は、入力データ
の間に参照信号を挿入する参照信号挿入回路である。２
は、入力データに参照信号を挿入した信号により搬送波
cosω０ｔを変調する変調回路である。４および５は、
それぞれcos（ω０＋Δω）ｔとsin（ω０＋Δω）ｔの
搬送波と変調回路２から受信した信号を乗算し、直交検
波信号を出力する乗算器である。６は、乗算器４および
５の乗算結果を記憶する記憶回路、７は、参照信号を変
調する変調回路、８は、記憶回路６に記憶された信号と
参照信号変調回路７の信号との位相差を検出する位相差
検出回路、９は、位相差検出回路８の出力の経時変化を
直線近似し、その直線からの誤差の総和を出力する近似
誤差演算回路、10は、近似誤差演算回路９の信号がある
識別値より小さいときバースト信号と識別する識別回
路、11は、出力端子である。
次に、上記実施例の動作を説明する。１〜８の動作につ
いては、従来例の動作と同じであるので説明を省略す
る。
いては、従来例の動作と同じであるので説明を省略す
る。
もし、送受間の搬送角周波数に偏差Δωが有るとする
と、位相差検出回路出力は図３（ｄ）に示すように、零
レベルから徐々に離れていく。そのためデータ部分と位
相差を取った信号との差が少なくなり、回線等で雑音が
加わった時に、バースト位置を確実に取ることが困難に
なる（図３（ｅ），（ｆ）参照）。この時の位相差検出
回路出力を拡大して図４（ｄ）′に示す。
と、位相差検出回路出力は図３（ｄ）に示すように、零
レベルから徐々に離れていく。そのためデータ部分と位
相差を取った信号との差が少なくなり、回線等で雑音が
加わった時に、バースト位置を確実に取ることが困難に
なる（図３（ｅ），（ｆ）参照）。この時の位相差検出
回路出力を拡大して図４（ｄ）′に示す。
上記特性を改善するために、近似誤差演算回路９を設
け、先ず図４（ｄ）′に示すように位相誤差検出回路出
力信号を誤差が最小になるように直線で近似する。次に
この直線からの誤差を求め（図４（ｇ）参照）、参照信
号区間長の誤差の総和（例えば自乗和）を時々刻々求め
この値を識別回路10に送り込む。この信号を図４（ｈ）
に示す。識別回路10では上記誤差の総和が予め設定した
域値より小さいことを検出したとき、そこに参照信号が
存在すると判定し、バースト位置を検出する。ここで搬
送周波数の偏差が一定の場合は位相が直線的に変化する
ので上記のように直線で近似出来るが、フェージング等
で特性が変動する場合は２〜３次の高次関数で近似する
ことにより検出特性をより改善することができる。
け、先ず図４（ｄ）′に示すように位相誤差検出回路出
力信号を誤差が最小になるように直線で近似する。次に
この直線からの誤差を求め（図４（ｇ）参照）、参照信
号区間長の誤差の総和（例えば自乗和）を時々刻々求め
この値を識別回路10に送り込む。この信号を図４（ｈ）
に示す。識別回路10では上記誤差の総和が予め設定した
域値より小さいことを検出したとき、そこに参照信号が
存在すると判定し、バースト位置を検出する。ここで搬
送周波数の偏差が一定の場合は位相が直線的に変化する
ので上記のように直線で近似出来るが、フェージング等
で特性が変動する場合は２〜３次の高次関数で近似する
ことにより検出特性をより改善することができる。
発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように受信信号と受信
側で生成した参照信号に対する変調信号の位相差信号を
低次（送受の搬送周波数の偏差が一定の場合は１次）の
特性で近似し、その誤差の総和（通常自乗和）を用いて
参照信号を検出し、バースト位置を検出したものであ
り、送受の搬送周波数の偏差、無線回線のフェーシング
による位置歪が生じてもバースト位置を確実に検出でき
るという利点を有する。
側で生成した参照信号に対する変調信号の位相差信号を
低次（送受の搬送周波数の偏差が一定の場合は１次）の
特性で近似し、その誤差の総和（通常自乗和）を用いて
参照信号を検出し、バースト位置を検出したものであ
り、送受の搬送周波数の偏差、無線回線のフェーシング
による位置歪が生じてもバースト位置を確実に検出でき
るという利点を有する。
第１図は本発明の一実施例におけるバースト位置検出装
置の概略ブロック図、第２図は従来のバースト位置検出
装置のブロック図である。また第３図および第４図は従
来装置ならびに本装置の動作を説明するための図であ
る。 １……データ入力端子、２……変調回路、３……参照信
号挿入回路、4,5……乗算回路、６……記憶回路、７…
…参照信号変調回路、８……位相差検出回路、９……近
似誤差演算回路、10……識別回路、11……バースト位置
検出信号出力端子。
置の概略ブロック図、第２図は従来のバースト位置検出
装置のブロック図である。また第３図および第４図は従
来装置ならびに本装置の動作を説明するための図であ
る。 １……データ入力端子、２……変調回路、３……参照信
号挿入回路、4,5……乗算回路、６……記憶回路、７…
…参照信号変調回路、８……位相差検出回路、９……近
似誤差演算回路、10……識別回路、11……バースト位置
検出信号出力端子。
Claims (1)
- 【請求項１】送信データに参照信号を挿入する参照信号
挿入回路と、前記参照信号の挿入された送信データによ
り、送信搬送波を変調する変調回路とを送信側に備え、
前記送信搬送波と角周波数偏差Δωを持つ正弦波と余弦
波をそれぞれ受信信号に乗ずる乗算器と、前記乗算器か
らの出力を記憶する記憶回路と、参照信号に対する変調
信号を作る参照信号変調回路と、前記記憶回路の信号と
前記参照信号変調回路で発生した信号との位相差を検出
する位相差検出回路と、その位相差出力を低次の関数で
近似しその近似誤差を求める近似誤差演算回路と、前記
近似誤差演算回路出力がある識別値よりも小さいことを
検出する識別回路とを受信側に設けたバースト位置検出
装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2079422A JPH0771053B2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | バースト位置検出装置 |
| US07/672,938 US5524282A (en) | 1990-03-28 | 1991-03-21 | Apparatus and method for detecting place of burst signals in time division multiplex communication system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2079422A JPH0771053B2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | バースト位置検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03278733A JPH03278733A (ja) | 1991-12-10 |
| JPH0771053B2 true JPH0771053B2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=13689429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2079422A Expired - Fee Related JPH0771053B2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | バースト位置検出装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5524282A (ja) |
| JP (1) | JPH0771053B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2848420B2 (ja) * | 1991-10-16 | 1999-01-20 | 富士通株式会社 | バースト信号検出装置および方法 |
| US5701600A (en) * | 1995-07-17 | 1997-12-23 | Motorola, Inc. | Radio receiver and method of calibrating same |
| DE10001491A1 (de) * | 2000-01-14 | 2001-07-19 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und Vorrichtung zur Synchronisation von Datenübertragungseinrichtungen |
| WO2004054141A1 (en) * | 2002-12-11 | 2004-06-24 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Integrated circuit comprising a transmission channel with an integrated independent tester. |
| CN114280368B (zh) * | 2021-12-28 | 2023-08-11 | 成都爱科特科技发展有限公司 | 一种复杂环境下突发信号检测方法及检测系统 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4401860A (en) * | 1982-01-29 | 1983-08-30 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Frequency signaling method and apparatus with dynamic compensation for frequency errors |
-
1990
- 1990-03-28 JP JP2079422A patent/JPH0771053B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-03-21 US US07/672,938 patent/US5524282A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5524282A (en) | 1996-06-04 |
| JPH03278733A (ja) | 1991-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |