JPH0737118A - メディア編集装置 - Google Patents

メディア編集装置

Info

Publication number
JPH0737118A
JPH0737118A JP15837293A JP15837293A JPH0737118A JP H0737118 A JPH0737118 A JP H0737118A JP 15837293 A JP15837293 A JP 15837293A JP 15837293 A JP15837293 A JP 15837293A JP H0737118 A JPH0737118 A JP H0737118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
story
information
environment information
stories
series
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15837293A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Abe
省三 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP15837293A priority Critical patent/JPH0737118A/ja
Publication of JPH0737118A publication Critical patent/JPH0737118A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、マルチメディア素材によって作成さ
れるストーリ展開を、動的に変更することによって効果
的な表現を行なうことを可能とする。 【構成】テキスト情報、図形情報、画像情報、映像情報
を含む複数種のメディア情報を組み合わせて、一連のス
トーリ中に設けられる分岐点毎に少なくとも1つのスト
ーリを作成するストーリ編集部5と、一連のストーリ中
の分岐点においてストーリ展開の変更要因となり得る情
報である環境情報を取得する環境情報取得部7と、環境
情報取得部7によって取得された環境情報に基づいて、
分岐点毎にストーリ編集部5によって作成されたストー
リから出力すべきストーリを選択して一連のストーリを
作成するストーリ変更部6と、ストーリ変更部6によっ
て決定された一連のストーリを出力するストーリ表示部
8を具備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テキスト、図形、画
像、映像等の各種メディア情報を使ってストーリ情報を
作成編集するメディア編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、メディア編集装置において、従来
から扱っているテキスト、図形などの情報に加えて、図
形情報を連続表示することによるアニメーション情報、
及び画像(静止画)や映像(動画)を取り入れ、多彩に
表現しようとする試みが成されるようになってきてい
る。
【0003】アニメーションや映像といったメディア
は、伝えたい事柄を一目瞭然に示すことができるため、
非常に有効な情報伝達手段である。一方、ハードウエア
の進歩により、コンピュータと映像機器の融合が実用的
な低価格システムで検討されるようになってきつつあ
る。
【0004】ところで、従来のメディア編集装置で各メ
ディアを一連のストーリをもつようにして作成する場合
には、最初にシナリオを決め、このシナリオに従ってス
トーリを作成するために各種メディアを収拾し、編集し
ている。通常、ストーリ作成には多大の時間と労力を要
している。
【0005】また、従来のメディア編集装置では、スト
ーリを一連のものとして作成するので、1度作成したス
トーリを変更することは、さらに苦労を要する作業とな
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のメ
ディア編集装置にあっては、複数のメディアを用いてス
トーリを作成することが、非常に手間の掛かる面倒な作
業となっている。また、一度作成したストーリは、周囲
の状況変化に関係なく、最後まで決められたストーリで
表示し続けなければならなかった。これに対し、再現中
のストーリを変更したり、表示を停止させるためには、
オペレータが常時端末について操作して、メディア編集
装置に対してストーリの変更や表示停止を指示すること
もできるが、非常に労力がかかってしまい実用的ではな
い。
【0007】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、マルチメディア素材によって作成されるス
トーリのストーリ展開を柔軟性をもって変更することに
よって効果的な表現を行なうことが可能なメディア編集
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数種のメデ
ィア情報を用いて一連のストーリを作成するメディア編
集装置において、前記一連のストーリ中に設けられる分
岐点毎に少なくとも1つのストーリを前記メディア情報
を組み合わせて作成するストーリ編集手段と、前記一連
のストーリ中の前記分岐点においてストーリ展開の変更
要因となり得る情報である環境情報を取得する環境情報
取得手段と、前記環境情報取得手段によって取得された
環境情報に基づいて、前記分岐点毎に前記ストーリ編集
手段によって作成されたストーリから出力すべきストー
リを選択して一連のストーリを作成するストーリ変更手
段と、前記ストーリ変更手段によって決定された一連の
ストーリを出力するストーリ出力手段とを具備したこと
を特長とする。
【0009】また、前記環境情報取得手段によって取得
された環境情報は、前記ストーリ変更手段によって前記
分岐点において参照されるものであって、前記ストーリ
変更手段は、前記環境情報がストーリの出力を必要とし
ない内容である場合に、前記ストーリ出力手段に対して
該当する分岐点でストーリ出力待ち状態として低電力消
費モードにすることを特徴とする。
【0010】また、前記環境情報取得手段によって取得
された環境情報がストーリの出力を必要とする内容とな
った場合に、前記ストーリ変更手段は、前記ストーリ出
力手段に対してストーリ出力待ち状態を解除し、ストー
リを出力させることを特徴とする。
【0011】また、前記環境情報取得手段は、複数種類
の環境情報を取得し、前記ストーリ変更手段は、前記環
境情報取得手段によって取得された複数種類の環境情報
を組み合わせた内容に基づいてストーリを作成すること
を特徴とする。
【0012】さらに、前記環境情報取得手段は、取得し
た環境情報を、同環境情報が取得された履歴を示す履歴
情報と共に保持し、前記ストーリ変更手段は、前記履歴
情報を参照して、保持された環境情報の内容に基づいて
ストーリを作成することを特徴とする。
【0013】
【作用】このような構成によれば、一連のストーリ中の
所定の位置(分岐点)で、それぞれ複数の短いストーリ
を、複数のメディア情報(テキスト情報、図形情報、画
像情報、映像情報等を含む)を選択的に組み合わせるこ
とによって作成しておく。これらの短いストーリを、各
分岐点毎に環境情報に基づいて選択し、一連のストーリ
を作成する。
【0014】環境情報としては、時間(昼間、夜間)、
気象(湿度、温度)、観客の集散状況、空港における発
着状況など、ストーリ展開の変更要因となり得る様々な
内容のものがある。
【0015】すなわち、これら環境情報に基づいて短い
ストーリが分岐点毎に選択されることにより、各種の環
境の変化に応じた、その環境下において効果的(最適)
なストーリ展開でストーリが作成されるため、ストーリ
の内容の出力によって大きな効果が得られる。
【0016】また、環境情報に基づいて、ストーリ出力
が扶養であると認識された場合には、表示装置等のスト
ーリ出力手段の機能を停止させることにより、電力消費
が押さえられる低電力消費モードにすることができる。
【0017】さらに、環境情報は、ストーリが展開され
るに従って取得するだけでなく、複数種の環境情報を組
み合わせたり、過去に取得した環境情報を履歴情報に従
って参照することにより、さらに有効に利用される。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は本発明の一実施例に係わるメディア編集
装置の構成を示すブロック図である。図1に示すよう
に、メディア編集装置は、テキスト情報編集部1、図形
情報編集部2、画像情報編集部3、映像情報編集部4、
ストーリ編集部5、ストーリ変更部6、環境情報取得部
7、及びストーリ表示部8によって構成されている。
【0019】テキスト情報編集部1は、文字に関する情
報の編集を行なう。図形情報編集部2は、各種図形に関
する情報の編集を行なう。画像情報編集部3は、画像
(静止画像)に関する情報の編集を行なう。映像情報編
集部4は、映像(動画像)に関する情報の編集を行な
う。
【0020】本実施例では、ストーリ作成の対象となる
メディアとして、テキスト情報編集部1、図形情報編集
部2、画像情報編集部3、映像情報編集部4の各処理部
で取得するメディア情報がある。ただし、これらのメデ
ィア情報は常時、全てを準備しておく必要はなく、任意
に必要なものを用意しておくようにしても良い。各編集
部1〜4でのメディア情報は、ストーリ編集部5の入力
素材となる。
【0021】ストーリ編集部5は、各編集部1〜4から
のメディア情報を時間方向に組み合わせることによりス
トーリの編集を行なう。ストーリ編集部5は、予め、各
場面ごとの複数の短いストーリをストーリ情報として生
成する。
【0022】ストーリ変更部6は、環境情報取得部7に
よって取得される環境情報に応じて、ストーリ編集部5
によって作成された短いストーリ(ストーリ情報)を組
み合わせて最終的な一連の流れのあるストーリを生成し
たり、ストーリ表示部8に対してストーリ表示を停止さ
せて低電力消費モードにする。
【0023】環境情報取得部7は、ストーリの流れを変
更する要因となる環境情報を取得する。環境情報として
は、例えば時計情報、気温、湿度、外部をカメラ等によ
って撮影した映像(観客の集散情報等)、外部から集音
した音声(雑踏音による観客の集散情報)の他、空港に
おける発着状況、遅延状況等、ストーリ展開の変更要因
となり得る各種情報が含まれる。
【0024】ストーリ表示部8は、ストーリ変更部6に
よって作成された最終的なストーリを表示するもので、
通常のテレビモニタ、または大型テレビモニタやLED
表示装置等によって構成される。また、ストーリ表示部
8は、ストーリ変更部6からストーリ表示待ちが指示さ
れた場合には、低電力消費モードとなり、表示を停止す
る。ストーリ表示部8は、環境情報取得部7よりストー
リ表示を再開させるべき情報が入力され、ストーリ変更
部6によりストーリ表示が指示された場合に、低電力消
費モードを解除し、ストーリ表示を再開する。
【0025】次に、本実施例の動作について説明する。
本実施例では、例えばテキストメディアを使って、指定
の時間帯で表示画面中の所定の位置にタイトル情報を表
示したり、映像や図形を使ったアニメーション情報を同
じ時間帯に表示画面の別の位置に表示するなどして時間
的に連続したストーリを生成するものである。
【0026】映像情報編集部4における映像メディアと
しては、VTR(Video tape recoder)、8mmVTR
等で扱われる磁気テープ媒体や、光ディスクなどに連続
して記録された所定の映像範囲を1つの素材として扱う
ことにより、他のメディアと組み合わせることが可能と
なる。
【0027】すなわち、ストーリ編集部5は、図2
(A)に示すような時間軸での編集処理と、図2
(B),(C)に示すような画面編集処理を行なうもの
である。図2(B)は、図2(A)のサンプリングポイ
ントaでの編集画面を示したものであり、映像情報V,
及びテキスト情報Tが図のように配置されている。図2
(C)は、図2(A)のサンプリングポイントbでの編
集画面を示したものであり、アニメーションGが図のよ
うに配置されていることを示している。
【0028】ここで、環境情報取得部7で取得した環境
情報を分岐条件として使用して、最終的なストーリを生
成する過程の一例を図3を用いて具体的に説明する。図
3において、左から右に向かって時間が経過しているも
のとする。また、本発明によるメディア編集装置によっ
て作成されたストーリの内容を表示する場所として、デ
パートなどの各種イベントが開催される場所(イベント
エリア)を想定している。
【0029】最初に、環境情報取得部7は、取得した各
種環境情報の中から、例えばビデオカメラを使って撮影
した映像から求められた観客の集散情報を分岐条件1と
して用いる。
【0030】ストーリ変更部6は、環境情報取得部7に
よって取得された観客の集散情報に応じて、観客が少な
い間、すなわちストーリの内容を表示するストーリ表示
部8(ディスプレイ)前にいる人が少ない間、ストーリ
1を流さないようにストーリ表示部8に指示する。スト
ーリ表示部8は、低電力消費モードとなり、ストーリ表
示を停止させる。
【0031】ストーリ変更部6は、環境情報取得部7か
らの観客の集散情報によって観客が混みだしたと判断で
きる時点でストーリ1を流し始める。(ストーリ表示部
8は、低電力消費モードを解除し、ストーリ表示を開始
する)。
【0032】ストーリ変更部6は、ストーリ1の表示が
終了した後、再度ストーリ1を表示するか否かは、次の
段階の分岐条件2の項目として定義することが可能であ
り、この時点での環境情報に基づいて決定する。
【0033】ストーリ変更部6は、ストーリ1を流した
後の分岐条件2で使用する環境情報として、環境情報取
得部7によって取得されたマイクを使った雑踏音から求
められた観客の集散情報を用いる。例えば、環境情報で
ある観客の集散情報(音声)から子供の声の特徴を抽出
することにより、現在、ディスプレイ前に子供連れの観
客がどの位いるかを判断する。ここで、所定の設定時間
内に連続して、ある値以上の特徴量が抽出されたら、例
えば子供向けのアニメーションであるストーリ2−1を
流す。
【0034】また、特徴量が設定時間内に連続していな
い場合は、例えば一般のイメージコマーシャルなどであ
るストーリ2−2を流す。ストーリ変更部6は、この
他、分岐条件2における、その他の環境情報の内容に応
じて、前述のようにしてストーリ2−3、ストーリ2−
4、…を流す。
【0035】次に、ストーリ変更部6は、分岐条件3に
おける環境情報に応じて、本来のコマーシャル映像、す
なわちデパートが売ろうとする商品のコマーシャル映像
を選択的に流す。
【0036】例えば、分岐条件3で使用する環境情報と
して湿度情報を用いる。この湿度情報は、環境情報取得
部7として屋外に湿度センサーを設置しておくことによ
り、天候状態を知ることができる。この環境情報の示す
値が非常に高い場合、すなわち天気が雨であると判断さ
れる場合には、例えば傘商品やレインコート類の商品を
紹介するコマーシャル映像であるストーリ3−1を流
す。
【0037】これらの商品紹介コマーシャル映像の中か
ら、環境情報の内容に従って何れを選択して流すかは、
例えば予め設定しておく。例えば、環境情報の示す値が
小さい場合、すなわち湿度の値が小さい場合、天気が晴
れであると判断し、別の商品紹介のコマーシャル映像を
流すことになる。
【0038】本来の商品紹介の映像を流した後、ストー
リ変更部6は、分岐条件4で使用する環境情報として時
計情報を用いる。すなわち、ストーリ変更部6は、時計
情報を参照しながら、予め設定された時間になるまで、
前述のようにして組み合わせた一連のストーリを繰り返
して流す。
【0039】設定された時間になったら、例えばデパー
トなどの閉店時間になったら、ストーリ変更部6は、い
くつか用意している閉店用のストーリ(エンディングス
トーリ)の何れかを流し、これに加えて、他の音声メデ
ィアを使って閉店等の挨拶をするといったことを行な
う。
【0040】このようにして、分岐条件1,2,3,4
を各ストーリの間に設定し、ストーリ変更部6は、分岐
条件毎に決定された環境情報の内容に応じて、短いスト
ーリを選択決定することにより、一連のストーリを生成
するので、周囲の状況の変化等に応じた動的なストーリ
を柔軟性をもって生成することができる。
【0041】また、環境の状況によってはストーリ表示
待ち状態、すなわち表示を中断して低電力消費モードに
なるので、電力消費の低減を図ることができる。なお、
本発明は前記実施例に限定されるものではない。
【0042】具体的には、空港ロビーなどに設置された
大型のディスプレイ、例えばLED表示装置などに表示
するシステムに対しても実施することができる。通常、
空港ロビーの表示装置には、航空便の発着状況を表示
し、空いている時間帯にCM情報を流していることが多
いが、例えば発着の遅延状況を環境情報として使用する
ことにより、例えば遅延した航空会社の「お詫びアニメ
ーション」をストーリに組み込んで流すなどして視覚的
に表示することにより、より効率的な情報表示システム
を構築することが可能となる。また、システムの異常状
態の情報についても同様に対応させることが可能とな
る。
【0043】また、ストーリを生成する素材となるメデ
ィアとして、前述したメディアの他に例えば、音声情
報、音響情報(音楽を含む)、テキスト情報に基づく音
声合成による情報、既存のCD−ROM情報といったも
のを組み合わせ、かつ同期させてストーリを生成するこ
とも十分考えられる。
【0044】また、前記実施例では環境情報を必要な時
(分岐条件1〜4)に取得しているが、複数の環境情報
を連続的に同時に取得しておき、これらの環境情報を組
み合わせた形で分岐条件を生成することによって、分岐
条件の柔軟な適用が可能となる。さらに、過去に入力さ
れた環境情報の履歴情報を(環境情報取得部7またはス
トーリ変更部6に)保存しておき、この履歴情報を参照
しながら、必要に応じて過去の環境情報を有効に利用し
て、ストーリを作成することができる。例えば、前日流
したストーリと同一のストーリを流す場合に、履歴情報
に従って、所定のタイミングで該当する環境情報を利用
してストーリを流す。
【0045】前述した実施例では、観客の集散情報を取
得するために、ビデオカメラによって撮影した映像をも
とにして認識しているが、この他の手軽な方法として
は、例えば周囲の音声をマイクによって集音した雑音
(人の声や雑踏音などが混じったもの)をもとに判断す
るといったことが考えられる。
【0046】一般に環境を認識する方法には、時間など
のようにシステム側から定期的に得られる情報をもとに
する方法、気象などのようにシステム側が加工する必要
がある情報をもとにする方法、さらにはビデオカメラを
使って周囲の環境を自動認識して、例えば観客の集散の
度合いや観客の細かな属性(男女、子供)を識別する高
度な自動認識による方法などがある。これらを選択的
に、任意に利用することができる。
【0047】本発明のメディア編集装置は、これらの方
法によって認識された環境情報をもとにして、ストーリ
展開を動的に変更することができる。さらに、ビデオカ
メラ等を使って、屋内において環境の状況を認識する技
術と組み合わせることによって、ストーリをその時の環
境に適した形で効率的に展開させることができ、多大な
効果を得ることができる。
【0048】例えば、時間帯によって男女、または子供
の比率が異なるデパート等の待ち合わせ場所等では、こ
の環境に合わせたストーリを展開させることにより、非
常に効果的なものとなる。特に、何十分という短い間隔
で変動する環境に対しては効果は非常に大きい。なお、
前記実施例においては、ストーリ表示を出力として説明
したが、音声による出力など、他の出力形態をとること
も可能である。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、環
境の状態を示す環境情報、例えば周囲の明るさの変動
(すなわち昼間、夜間といった状況)、気温変動、周囲
に観客がどの程度存在しているかといった状況等に応じ
て、ストーリを動的に展開するので、その場面(状況)
に適したストーリを出力でき、非常に効果的な表現が可
能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるメディア編集装置の
構成を示すブロック図。
【図2】本実施例におけるストーリ編集部5の時間軸で
の編集と画面編集を説明するための図。
【図3】本実施例における環境情報取得部7で取得した
環境情報を分岐条件として使用して最終的なストーリを
生成する過程の一例を説明するための図。
【符号の説明】
1…テキスト情報編集部、2…図形情報編集部、3…画
像情報編集部、4…映像情報編集部、5…ストーリ編集
部、6…ストーリ変更部、7…環境情報取得部、8…ス
トーリ表示部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種のメディア情報を用いて一連のス
    トーリを作成するメディア編集装置において、 前記一連のストーリ中に設けられる分岐点毎に少なくと
    も1つのストーリを前記メディア情報を組み合わせて作
    成するストーリ編集手段と、 前記一連のストーリ中の前記分岐点においてストーリ展
    開の変更要因となり得る情報である環境情報を取得する
    環境情報取得手段と、 前記環境情報取得手段によって取得された環境情報に基
    づいて、前記分岐点毎に前記ストーリ編集手段によって
    作成されたストーリから出力すべきストーリを選択して
    一連のストーリを作成するストーリ変更手段と、 前記ストーリ変更手段によって決定された一連のストー
    リを出力するストーリ出力手段と、 を具備したことを特長とするメディア編集装置。
  2. 【請求項2】 前記環境情報取得手段によって取得され
    た環境情報は、前記ストーリ変更手段によって前記分岐
    点において参照されるものであって、 前記ストーリ変更手段は、前記環境情報がストーリの出
    力を必要としない内容である場合に、前記ストーリ出力
    手段に対して該当する分岐点でストーリ出力待ち状態と
    して低電力消費モードにすることを特徴とする請求項1
    記載のメディア編集装置。
  3. 【請求項3】 前記環境情報取得手段は、前記ストーリ
    出力待ち状態においても継続して環境情報を取得し、 前記環境情報取得手段によってストーリの出力を必要と
    する内容の環境情報が取得された場合に、前記ストーリ
    変更手段は、前記ストーリ出力手段に対してストーリ出
    力待ち状態を解除し、ストーリを出力させることを特徴
    とする請求項2記載のメディア編集装置。
  4. 【請求項4】 前記環境情報取得手段は、複数種類の環
    境情報を取得し、 前記ストーリ変更手段は、前記環境情報取得手段によっ
    て取得された複数種類の環境情報を組み合わせた内容に
    基づいてストーリを作成することを特徴とする請求項1
    記載のメディア編集装置。
  5. 【請求項5】 前記環境情報取得手段は、取得した環境
    情報を、同環境情報が取得された履歴を示す履歴情報と
    共に保持し、 前記ストーリ変更手段は、前記履歴情報を参照して、保
    持された環境情報の内容に基づいてストーリを作成する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のメディ
    ア編集装置。
JP15837293A 1993-06-29 1993-06-29 メディア編集装置 Pending JPH0737118A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15837293A JPH0737118A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 メディア編集装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15837293A JPH0737118A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 メディア編集装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0737118A true JPH0737118A (ja) 1995-02-07

Family

ID=15670266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15837293A Pending JPH0737118A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 メディア編集装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0737118A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0776127A3 (en) * 1995-11-24 1999-06-09 Hitachi, Ltd. A video data transmitting method and a receiving apparatus therefor
US7333967B1 (en) * 1999-12-23 2008-02-19 International Business Machines Corporation Method and system for automatic computation creativity and specifically for story generation
JP5903187B1 (ja) * 2015-09-25 2016-04-13 株式会社グロリアス 映像コンテンツ自動生成システム
JP2019184655A (ja) * 2018-04-03 2019-10-24 株式会社ミクシィ 情報処理装置、コンテンツ表示方法及びコンテンツ表示プログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0776127A3 (en) * 1995-11-24 1999-06-09 Hitachi, Ltd. A video data transmitting method and a receiving apparatus therefor
US7333967B1 (en) * 1999-12-23 2008-02-19 International Business Machines Corporation Method and system for automatic computation creativity and specifically for story generation
JP5903187B1 (ja) * 2015-09-25 2016-04-13 株式会社グロリアス 映像コンテンツ自動生成システム
JP2019184655A (ja) * 2018-04-03 2019-10-24 株式会社ミクシィ 情報処理装置、コンテンツ表示方法及びコンテンツ表示プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Jacobs The intimate screen: early british television drama
US5655053A (en) Personal video capture system including a video camera at a plurality of video locations
US7015934B2 (en) Image displaying apparatus
JP4250301B2 (ja) 映像シーケンスを編集する方法及びシステム
US20030219708A1 (en) Presentation synthesizer
JP2001273505A (ja) ビジュアル言語分類システム
Allan Musical cinema, music video, music television
JP2011087017A (ja) 動画追尾による情報提供システム
CN112954390B (zh) 视频处理方法、装置、存储介质及设备
JPH09510798A (ja) デジタル映像効果のリアルタイム実行に適合させた静止画像のパイプライン処理
JP6473262B1 (ja) 配信サーバ、配信プログラムおよび端末
JP2003018491A (ja) 字幕表示装置および方法
JPH0737118A (ja) メディア編集装置
JP2000099524A (ja) マルチメディア情報視聴装置
US7933671B2 (en) Data outputting device, data outputting method, data outputting program, and recording medium
JP2002008052A (ja) プレゼンテーションシステムおよび記録媒体
US7525556B2 (en) Data creating device, data reproducing device, data processing system, and methods therefor
CN114419285A (zh) 应用于复合型剧场的虚拟人物表演控制方法和系统
JP3783222B2 (ja) 記録映画コンテンツ又はフィクション性コンテンツの場面展開システム
Latifah et al. A Semiotic Analysis Of Visual Signs And Meanings On Prince Ali Soundtrack Music Video From Aladdin Movie 2019
Coleman Produce moments and develop stories
Nagao The possibility of documentation through animation: A comparative study of the animated short Pica-Don and other artworks addressing social/historical issues
Baron et al. Stardom and the Indie Film Industry
Bordwell EBOOK: Film Art: An Introduction
Wieder et al. Documentaries are not data