JPH07264650A - 小型基地局を備えた移動通信システム - Google Patents

小型基地局を備えた移動通信システム

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JPH07264650A
JPH07264650A JP6049056A JP4905694A JPH07264650A JP H07264650 A JPH07264650 A JP H07264650A JP 6049056 A JP6049056 A JP 6049056A JP 4905694 A JP4905694 A JP 4905694A JP H07264650 A JPH07264650 A JP H07264650A
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JP
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signal
unit
transmission
reception
optical
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JP6049056A
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Yoshiyuki Ota
喜幸 太田
Toru Ito
徹 伊藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/16Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
    • H04J3/1694Allocation of channels in TDM/TDMA networks, e.g. distributed multiplexers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 センタ局と小型基地局との間を光伝送路で接
続した移動通信システムに関し、簡単な構成により小型
基地局の制御を可能とする。 【構成】 センタ局1は、時分割多重化信号を変調する
変調部5と、この出力信号を光信号に変換して光伝送路
3に送出する電光変換部6と、小型基地局2からの光信
号を電気信号(高周波信号)に変換する光電変換部7
と、復調部8とを備え、小型基地局2は、センタ局1か
らの光信号を電気信号(高周波信号)に変換する光電変
換部9と、この出力信号を増幅して送信する送信増幅部
10と、移動機4からの信号を増幅する受信増幅部11
と、この出力信号を光信号に変換して光伝送路3に送出
する電光変換部12と、切替スイッチ又は送信側と受信
側との動作,非動作の切替えにより送受信の切替えを制
御する送受切替制御部13とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動機と無線通信を行
う小型基地局を光伝送路によりセンタ局と接続した小型
基地局を備えた移動通信システムに関する。自動車電話
や携帯電話等の移動機により通話を行う移動通信システ
ムは、既に各種の方式が提案され且つ実用化されてい
る。又ディジタル方式としてTDMA/TDD(Time
Division Multiple Access /Time Division Dup
lex )方式が知られている。又多数の基地局を必要とす
るか、小型且つ廉価な構成であることが要望されてい
る。
【0002】
【従来の技術】図15は従来例の移動通信システムの説
明図であり、201はセンタ局、202は基地局、20
1 ,2032 は下り伝送路及び上り伝送路、204は
自動車電話機や携帯電話機等の移動機、205は合成
器、206は変調器、207は高出力増幅器、208は
送受切替スイッチ、209は低雑音増幅器、210は復
調器、211は分離器、212は制御部、213はアン
テナを示す。
【0003】センタ局201と基地局202と同軸ケー
ブル等による下り伝送路2031 と上り伝送路2032
とにより接続され、変調器206により送信周波数に変
調された信号は、高出力増幅器207により増幅され
て、送受切替スイッチ208を介してアンテナ213か
ら送信される。又アンテナ213により移動機204か
ら受信した信号は、送受切替スイッチ208を介して低
雑音増幅器210により増幅され、復調器210により
ベースバンド信号に復調される。
【0004】図16はTDMA/TDD方式のフレーム
説明図であり、同一周波数による上り(移動機→基地
局)のU1〜U4と、下り(基地局→移動機)のD1〜
D4とにより1フレーム(5ms)が構成される。従っ
て、端末(移動機)A,B,C,Dに対するタイムスロ
ットは、例えば、端末Aに対して上りのU1と下りのD
1とのタイムスロットが割当てられ、端末Bに対して上
りのU2と下りのD2とのタイムスロットが割当てら
れ、端末Cに対して上りのU3と下りのD3とのタイム
スロットが割当てられ、端末Dに対して上りのU4と下
りのD4とのタイムスロットが割当てられる。
【0005】基地局202に於ける送受切替スイッチ2
08は、制御部212によって上りのタイムスロットに
ついては、アンテナ213と低雑音増幅器209とを接
続するように切替え、下りのタイムスロットについて
は、アンテナ213と高出力増幅器207とを接続する
ように切替えることになる。
【0006】前述のように基地局202には、変調器2
06や復調器210等を設けることより、小型化が困難
であった。そこで、変調器206や復調器210の機能
をセンタ局201に設けて基地局202の小型化を図
り、且つセンタ局201と基地局202との間を光伝送
路により接続する構成が提案されている。
【0007】図17は従来例の小型基地局を備えた移動
通信システムの説明図であり、前述のように、センタ局
と小型基地局との間を光伝送路により接続した構成を示
す。同図に於いて、221はセンタ局、222は小型基
地局、223は光伝送路、224は移動機、225は変
復調器(MODEM)、226は合成分配部、227は
電光変換部(EO)、228,229は光電変換部(O
E)、230は送信部、231は受信部、232は光電
変換部(OE)、233は送信増幅部(HPA)、23
4,235は受信増幅部(LNA)、236,237は
電光変換部(EO)、238は送信アンテナ、239,
240は受信アンテナであり、スペースダイバーシティ
方式を適用した場合の構成を示す。
【0008】小型基地局222は、光電変換部232と
送信増幅部233とからなる送信部230と、電光変換
部236,237と受信増幅部234,235からなる
受信部231とにより構成されており、変調部や復調部
等はセンタ局221に設け、このセンタ局221に於い
ては、各変復調器225毎に異なる送信周波数に変調し
た信号を、合成分配部226により合成し、電光変換部
227により光信号に変換して、小型基地局222へ光
伝送路223を介して伝送し、この小型基地局222は
光電変換部232により電気信号に変換し、それを送信
増幅部233により増幅して送信アンテナ238から送
信する。
【0009】又移動機224からの信号を受信アンテナ
239,240で受信し、受信増幅部234,235に
より増幅した受信周波数の変調信号を電光変換部23
6,237により光信号に変換して、センタ局221へ
光伝送路223を介して伝送する。又センタ局221
は、光電変換部228,229により電気信号に変換
し、合成分配部226により各変復調器225に分配
し、各変復調器225はベースバンド信号等に復調す
る。従って、小型基地局222は、変調器や復調器を設
けないことから、小型且つ廉価な構成となり、マイクロ
セル化した場合等に於いて好適な構成となる。
【0010】図18は光信号の送受信特性説明図であ
り、(a)は、電光変換部を構成する半導体レーザの特
性を示し、横軸は電流IL 、縦軸は光出力レベルPL
thは閾値電流、Ib はバイアス電流を示す。従って、
このバイアス電流Ib を中心とした駆動電流を半導体レ
ーザに供給することにより、駆動電流の振幅に対応した
光出力が得られる。又(b)は光電変換部を構成するフ
ォトダイオードの特性を示し、横軸は入力光PP 、縦軸
は出力電流IP を示す。従って、入力光の振幅に対応し
た電流IP が流れ、光信号を電気信号に変換することが
できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】変調器や復調器をセン
タ局に設け、且つセンタ局と基地局との間を光伝送路に
より接続することにより、基地局を小型化できることに
なる。その場合に、センタ局と基地局との間のインタフ
ェースが定められる。例えば、センタ局221の合成分
配部226の出力レベルと、小型基地局222の送信増
幅部233の入力レベルとを同じくし、又小型基地局2
22の低雑音増幅器234,235の出力レベルと、セ
ンタ局221の合成分配部226の入力レベルとを同じ
くすることが必要である。
【0012】しかし、キャリア数をn、そのレベルをP
O とすると、合成分配部226の出力Pa は、Pa =n
×PO となる。即ち、合成分配部226は、変復調器2
25の個数分のキャリアを合成することになり、そのキ
ャリア数nは、発呼,終話によって変動するから、合成
分配部226の出力レベルも変動することになる。又光
伝送路223を構成する光ファイバは、誘導ラマン散
乱,誘導ブリルアン散乱,自己位相変調,4波パラメト
リック混合等による非線形現象によって最大送信パワー
が制限される。又電光変換部を構成する半導体レーザ
も、その構造に対応した最大出力パワーがある。
【0013】従って、電光変換部を構成する半導体レー
ザは、出力光を検出して駆動電流源等にフィードバック
し、出力光を一定レベルに制御する自動出力制御機能を
設ける場合が一般的である。その場合、小型基地局22
2では、合成キャリア数nが変化した場合も、送信増幅
部233には同一のレベルの信号が入力され、一定利得
で増幅して送信することになり、合成キャリア数nが増
加した場合に、移動機の受信レベルが低下する問題があ
る。
【0014】又小型基地局222に於いては、1個の送
信アンテナ238と2個の受信アンテナ239,240
とを設けた場合を示すが、図15に示す基地局202と
同様に1個の送受共用のアンテナとすることにより、基
地局を更に小型化できることになる。その場合、TDM
A/TDD方式を適用すると、移動機に対する送信タイ
ムスロットと受信タイムスロットとに於いて、送受切替
えを行う必要が生じる。なお、サーキュレータを送受共
用器として用いた場合、送信周波数と受信周波数とが同
一であるから、回り込みの問題が生じる。本発明は、比
較的簡単な構成で小型基地局の制御を可能とすることを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の小型基地局を備
えた移動通信システムは、図1を参照して説明すると、
(1)センタ局1と小型基地局2との間を光伝送路3に
より接続し、小型基地局2と移動機4との間で無線通信
を行う移動通信システムに於いて、センタ局1は、時分
割多重化信号を変調する変調部5と、この変調部の出力
信号を光信号に変換して光伝送路3に送出する電光変換
部6と、小型基地局2から光伝送路3を介して受信した
光信号を電気信号に変換する光電変換部7と、この光電
変換部7の出力信号を復調する復調部8とを備え、小型
基地局2は、センタ局1から光伝送路3を介して受信し
た光信号を電気信号に変換する光電変換部9と、この光
電変換部9の出力信号を増幅して送信する送信増幅部1
0と、移動機4からの受信信号を増幅する受信増幅部1
1と、この受信増幅部11の出力信号を光信号に変換し
て光伝送路3を介してセンタ局1へ送出する電光変換部
12と、移動機4に対する送受切替制御部13とを備え
ている。
【0016】(2)又センタ局1と小型基地局2との間
を光伝送路3により接続し、小型基地局2と移動機4と
の間で同一周波数による送信タイムスロットと受信タイ
ムスロットとにより時分割的に送受信を行う移動通信シ
ステムに於いて、センタ局1は、時分割多重化信号を変
調する変調部5と、この変調部5の移動機4に対する送
信タイムスロットの出力信号を光信号に変換して光伝送
路3に送出する電光変換部6と、小型基地局2から光伝
送路3を介して移動機4に対する受信タイムスロットに
於ける光信号を受信して電気信号に変換する光電変換部
7と、この光電変換部7の出力信号を復調する復調部8
とを備え、小型基地局2は、センタ局1から光伝送路3
を介して受信した光信号を電気信号に変換する光電変換
部9と、この光電変換部9の出力信号を増幅して送信す
る送信増幅部10と、移動機4からの受信信号を増幅す
る受信増幅部11と、この受信増幅部11の出力信号を
光信号に変換して光伝送路3を介してセンタ局1へ送出
する電光変換部12と、光電変換部9の出力信号を検出
して移動機4に対する送信タイムスロットを識別し、移
動機4に対する送受信を切替える送受切替制御部13と
を備えている。
【0017】(3)小型基地局2の送受切替制御部13
は、光電変換部9の出力信号を検波した検波出力信号に
より移動機4に対する送信タイムスロットを識別する識
別部と、この識別部により識別した送信タイムスロット
に於いて送信増幅部10の出力信号をアンテナから送信
し、送信タイムスロットの次の受信タイムスロットに於
いてアンテナの受信信号を受信増幅部11に加えるよう
に切替える切替スイッチとを有する。
【0018】(4)又小型基地局2の送受切替制御部1
3は、光電変換部9の出力信号を検波した検波出力信号
により移動機4に対する送信タイムスロットを識別する
識別部と、この識別部により識別した送信タイムスロッ
トに於いて送信増幅部10を動作状態とすると共に受信
増幅部11を非動作状態とし、且つ送信タイムスロット
の次の受信タイムスロットに於いて送信増幅部10を非
動作状態とすると共に受信増幅部11を動作状態とする
制御部とを備えている。
【0019】(5)又小型基地局2の送受切替制御部1
3は、光電変換部9の出力信号を検波した検波出力信号
により移動機4に対する送信タイムスロットを識別する
識別部と、この識別部により識別した送信タイムスロッ
トに於いて送信増幅部10を動作状態とすると共に受信
増幅部11及び電光変換部12を非動作状態とし、且つ
送信タイムスロットの次の受信タイムスロットに於いて
送信増幅部10を非動作状態とすると共に受信増幅部1
1及び電光変換部12を動作状態とする制御部とを備え
ている。
【0020】(6)又小型基地局2の送受切替制御部1
3は、光電変換部9の出力信号を加えるバンドパスフィ
ルタと、このバンドパスフィルタの出力信号を加える包
絡線検波器と、この包絡線検波器の出力信号と基準電圧
とを比較する比較器と、この比較器の出力信号を遅延さ
せる遅延回路と、この遅延回路の出力信号を反転させる
反転回路と、この反転回路の出力信号を移動機4に対す
る受信タイムスロットの識別信号とし、比較器の出力信
号を移動機4に対する送信タイムスロットの識別信号と
する構成を備えている。
【0021】(7)又小型基地局2の送受切替制御部1
3は、反転回路の出力信号の受信タイムスロットの識別
信号と、比較器の出力信号の送信タイムスロットの識別
信号とを用いて、送受信の切替スイッチを制御する構成
を備えている。
【0022】(8)又小型基地局2の送受切替制御部1
3は、反転回路の出力信号の受信タイムスロットの識別
信号により、送信増幅部10を非動作状態とすると共に
受信増幅部11及び電光変換部12を動作状態とし、且
つ比較器の出力信号の送信タイムスロットの識別信号に
より、送信増幅部10を動作状態とすると共に受信増幅
部11と電光変換部12との何れか一方又は両方を非動
作状態とする構成を備えている。
【0023】(9)又センタ局1は、時分割多重化信号
を変調する変調部5と、この変調部5の移動機4に対す
る送信タイムスロットの出力信号を光信号に変換して光
伝送路3に送出する電光変換部6と、小型基地局2から
光伝送路3を介して移動機4に対する受信タイムスロッ
トに於ける光信号を受信して電気信号に変換する光電変
換部7と、この光電変換部7の出力信号を復調する復調
部8と、送信タイムスロットと受信タイムスロットとを
示す制御信号を変調部5の出力信号に、この出力信号と
異なる周波数によって重畳する制御信号重畳部とを備
え、小型基地局2は、センタ局1から光伝送路3を介し
て受信した光信号を電気信号に変換する光電変換部9
と、この光電変換部9の出力信号を増幅して送信する送
信増幅部10と、移動機4からの受信信号を増幅する受
信増幅部11と、この受信増幅部11の出力信号を光信
号に変換して光伝送路3を介してセンタ局1へ送出する
電光変換部12と、光電変換部9の出力信号から制御信
号を分離し、その制御信号によって移動機4に対する送
受信を切替える送受切替制御部13とを備えている。
【0024】(10)又小型基地局2の送受切替制御部
13は、光電変換部9の出力信号から制御信号を分離し
て検出する制御信号検出部と、制御信号による移動機4
に対する送信タイムスロットに於いて送信増幅部10の
出力信号をアンテナから送信し、受信タイムスロットに
於いてアンテナの受信信号を受信増幅部11に加えるよ
うに切替える切替スイッチとを備えている。
【0025】(11)又小型基地局2の送受切替制御部
13は、光電変換部9の出力信号から制御信号を分離し
て検出する制御信号検出部と、この制御信号による移動
機4に対する送信タイムスロットに於いて送信増幅部1
0を動作状態とすると共に受信増幅部11を非動作状態
とし、且つ受信タイムスロットに於いて送信増幅部10
を非動作状態とすると共に受信増幅部11を動作状態と
する制御部とを備えている。
【0026】(12)又小型基地局2の送受切替制御部
13は、光電変換部9の出力信号から制御信号を分離し
て検出する制御信号検出部と、制御信号による移動機4
に対する送信タイムスロットに於いて送信増幅部10を
動作状態とすると共に受信増幅部11及び電光変換部1
2を非動作状態とし、且つ受信タイムスロットに於いて
送信増幅部10を非動作状態とすると共に受信増幅部1
1及び電光変換部12を動作状態とする制御部とを備え
ている。
【0027】(13)又センタ局1の電光変換部6を、
移動機4に対する送信タイムスロットに於いて動作状態
とし、移動機4に対する受信タイムスロットに於いて非
動作状態とする構成を備えることができる。
【0028】(14)又センタ局1と小型基地局2との
間を光伝送路3により接続し、小型基地局2と移動機4
との間で無線通信を行う移動通信システムに於いて、セ
ンタ局1は、時分割多重化信号を変調する変調部5と、
この変調部5の出力信号を増幅する自動利得制御増幅部
と、この自動利得制御増幅部の出力信号とこの自動利得
制御増幅部の利得制御情報とを光信号に変換して光伝送
路3に送出する電光変換部6と、小型基地局2から光伝
送路3を介して受信した光信号を電気信号に変換する光
電変換部7と、この光電変換部7の出力信号を小型基地
局2からの利得制御情報に従って増幅する利得制御増幅
部と、この利得制御増幅部の出力信号を復調する復調部
8とを備え、小型基地局2は、センタ局1から光伝送路
3を介して受信した光信号を電気信号に変換する光電変
換部9と、この光電変換部9の出力信号を基地局1から
の利得制御情報に従って増幅する利得制御増幅部と、こ
の利得制御増幅部の出力信号を増幅して送信する送信増
幅部10と、移動機4からの受信信号を増幅する受信増
幅部11と、この受信増幅部11の出力信号を増幅する
自動利得制御増幅部と、この自動利得制御増幅部の出力
信号とこの自動利得制御増幅部の利得制御情報とを光信
号に変換して光伝送路3を介してセンタ局1へ送出する
電光変換部12とを備えている。
【0029】(15)又センタ局1の自動利得制御増幅
部は、電光変換部6の出力パワーが所定値となるように
電光変換部6の出力モニタ光を検出して利得制御を行う
構成を備え、且つ小型基地局2の自動利得制御増幅部
は、電光変換部12の出力パワーが所定値となるように
電光変換部12の出力モニタ光を検出して利得制御を行
う構成を備えている。
【0030】(16)又センタ局1の自動利得制御増幅
部は、この出力信号と合成する利得制御情報を補正処理
し、且つ小型基地局2からの利得制御情報を補正処理し
て利得制御増幅部に加えるプロセッサを備えている。
【0031】
【作用】
(1)小型基地局2は、光電変換部9と送信増幅部10
と受信増幅部11と電光変換部12と送受切替制御部1
3とを備え、センタ局1に変調部5と復調部8とを設け
て、センタ局1と小型基地局2との間を光伝送路3によ
り接続し、送信周波数の信号を光信号に変換してセンタ
局1と小型基地局2との間で伝送する。又送受切替制御
部13により、移動機4に対する送信タイムスロットと
受信タイムスロットとに対応して、送受信の切替えを行
う。
【0032】(2)又小型基地局2と移動機4との間で
は、同一周波数による送信タイムスロットと受信タイム
スロットとにより時分割的に送受信を行う。その為に、
センタ局1から送信タイムスロットに於いて電光変換部
6により変換された光信号が小型基地局2へ送出され
る。小型基地局2は、この光信号を光電変換部9により
電気信号に変換し、この電気信号を基に移動機4に対す
る送信タイムスロットを識別することができる。従っ
て、この送信タイムスロットを識別して送受信の切替制
御を行うことができる。
【0033】(3)又センタ局1からは、移動機4に対
する送信タイムスロットに於いて光信号を送出すること
になり、小型基地局2では、送受切替制御部13に於い
て光電変換部9の出力信号(高周波信号)を検波し、そ
の検波出力信号を基に送信タイムスロットを識別するこ
とができる。従って、その識別信号を用いて、送信タイ
ムスロットに於いては、送信増幅部10とアンテナとを
接続し、送信タイムスロットの次の受信タイムスロット
に於いては、受信増幅部11とアンテナとを接続するよ
うに、切替スイッチを制御することになる。
【0034】(4)又小型基地局2の送受切替制御部1
3は識別部と制御部とを備え、識別部は、光電変換部9
の出力信号(高周波信号)を検波して検波出力信号有り
の時に送信タイムスロットであると識別する。又制御部
は、識別部からの送信タイムスロットの識別信号によ
り、送信増幅部10を動作状態になるように制御し、且
つ受信増幅部11を非動作状態になるように制御する。
又送信タイムスロットの次の受信タイムスロットに於い
ては、受信増幅部11を動作状態になるように制御し、
且つ送信増幅部10を非動作状態になるように制御す
る。それによって、サーキュレータ等の送受共用器を用
いた場合でも回り込みの問題を解決することができる。
【0035】(5)又小型基地局2の送受切替制御部1
3は識別部と制御部とを備え、識別部は、光電変換部9
の出力信号(高周波信号)を検波して送信タイムスロッ
トを識別し、制御部は、識別部で識別した送信タイムス
ロットに於いて送信増幅部10を動作状態になるように
制御し、且つ受信増幅部11と電光変換部12とを非動
作状態になるように制御する。次の受信タイムスロット
に於いては、送信増幅部10を非動作状態になるように
制御し、且つ受信増幅部11と電光変換部12とを動作
状態になるように制御する。
【0036】(6)又小型基地局2の送受切替制御部1
3は、バンドパスフィルタによって移動機4に対する送
信信号成分を取り出し、これを包絡線検波器で包絡線検
波する。この包絡線検波出力信号と基準電圧とを比較器
により比較することにより、移動機4に対する送信タイ
ムスロットの識別信号が得られる。この識別信号を遅延
回路を介して反転回路に加えて反転させると、送信タイ
ムスロットの識別信号に対して受信タイムスロットの識
別信号が得られる。
【0037】(7)又小型基地局2が、アンテナを送信
増幅部10と受信増幅部11との何れかに切替える送受
信の切替スイッチを備えている場合に、反転回路の出力
信号の受信タイムスロットの識別信号により切替スイッ
チを制御して、アンテナを受信増幅部11に切替接続
し、比較器の出力信号の送信タイムスロットの識別信号
により切替スイッチを制御して、アンテナを送信増幅部
10に切替接続する。
【0038】(8)又反転回路の出力信号の受信タイム
スロットの識別信号により、送信増幅部10を非動作状
態としてアンテナから切り離した場合と同様にし、その
時は、受信増幅部11と電光変換部12とを動作状態と
して、移動機4からの受信信号を光信号に変換してセン
タ局1へ転送する。又比較器の出力信号の送信タイムス
ロットの識別信号により、送信増幅部10を動作状態と
してアンテナに接続した状態とし、その時は、受信増幅
部11と電光変換部12との何れか一方又は両方を非動
作状態として、送信信号の回り込みを防止する。
【0039】(9)センタ局1は、移動機4に対する送
信タイムスロットと受信タイムスロットとを示す制御信
号を、小型基地局2に対して主信号に重畳して伝送す
る。即ち、センタ局1の変調部5に於いて送信周波数に
変調された主信号と、この主信号と周波数が異なる周波
数による制御信号とを周波数多重化して電光変換部6に
加える。小型基地局2の送受切替制御部13は、光電変
換部9により変換された電気信号からフィルタによって
制御信号を抽出することができる。従って、この制御信
号を用いて移動機4に対する送受信の切替えを行うこと
ができる。
【0040】(10)又小型基地局2が、アンテナを送
信増幅部10と受信増幅部11との何れかに切替える送
受信の切替スイッチを備えている場合に、送受切替制御
部13は、光電変換部9の出力信号から分離した制御信
号によって、移動機4に対する送信タイムスロットに於
いては、送信増幅部10をアンテナに切替接続し、受信
タイムスロットに於いては、受信増幅部11をアンテナ
に切替接続することができる。
【0041】(11)又小型基地局2の送受切替制御部
13は、制御信号検出部によって光電変換部9の出力信
号から移動機4に対する送信タイムスロットと受信タイ
ムスロットとを示す制御信号を分離し、その制御信号に
より、送信タイムスロットに於いては送信増幅部10を
動作状態として移動機4に対して送信し、その時、受信
増幅部11を非動作状態とする。又受信タイムスロット
に於いては送信増幅部10を非動作状態とし、受信増幅
部11を動作状態として移動機4からの信号を受信増幅
する。
【0042】(12)又小型基地局2の送受切替制御部
13は、送信タイムスロットに於いて送信増幅部10を
動作状態とすると共に受信増幅部11と電光変換部12
とを非動作状態として、送信側のみが動作してアンテナ
から移動機4に対して送信される。又受信タイムスロッ
トに於いては、送信増幅部10を非動作状態とすると共
に受信増幅部11と電光変換部12とを動作状態とし
て、受信側のみが動作して、移動機4からの信号を受信
処理する。
【0043】(13)又センタ局1の電光変換部6を、
移動機4に対する送信タイムスロットに於いて動作状態
とし、受信タイムスロットに於いて非動作状態として、
受信タイムスロットに於ける電光変換部6の電力消費を
低減する。その場合、電光変換部6を半導体レーザによ
り構成した時は、バイアス電流の制御によって容易に動
作,非動作の制御が可能となる。
【0044】(14)又センタ局1と基地局2とに於い
て、自動利得制御増幅部を設けて、光伝送路3に送出さ
れる光信号レベルを、多重化されるキャリア数に関係な
く一定とし、安定な光信号伝送を行い、その自動利得制
御増幅部の利得制御情報を制御信号として主信号と異な
る周波数により重畳して光信号に変換する。そして、こ
の利得制御情報を受信して、利得制御増幅部を制御す
る。即ち、キャリア数が多い場合は利得を大きくし、反
対にキャリア数が少ない場合は利得を小さくすることに
より、キャリア数に対応した出力信号レベルとすること
ができる。
【0045】(15)又電光変換部6,12の出力光レ
ベルを一定化するように、その出力光を検出するか又は
半導体レーザの場合のモニタ光を検出して、自動利得制
御増幅部にフィードバックする。この場合のセンタ局1
に於ける利得制御情報を小型基地局2へ伝送し、小型基
地局2に於ける利得制御情報をセンタ局1へ伝送する。
センタ局1及び小型基地局2では、受信した利得制御情
報を用いて利得制御増幅部を制御して、例えば、多重化
したキャリア数に対応した出力レベルの信号を得ること
ができる。
【0046】(16)又センタ局1の自動利得制御増幅
部にプロセッサを設け、利得制御情報を例えば光伝送路
3の損失等を含めて補正して小型基地局2へ送出するこ
とができる。又小型基地局2からの利得制御情報につい
ても、光伝送路3の損失定電流度を含めて補正し、セン
タ局1の利得制御増幅部の利得を制御することができ
る。
【0047】
【実施例】図2は本発明の第1の実施例の説明図であ
り、11はセンタ局、12は小型基地局、13は光伝送
路、14はアンテナ、15は変調部(MOD)、16は
電光変換部(EO)、17は光電変換部(OE)、18
は復調部(DEM)、19は光電変換部(OE)、20
は高出力の送信増幅部(HPA)、21は低雑音の受信
増幅部(LNA)、22は電光変換部(EO)、23は
バンドパスフィルタ、24は包絡線検波器(DET)、
25は比較器(CMP)、26は切替スイッチ(SW)
である。
【0048】小型基地局12のバンドパスフィルタ23
と包絡線検波器24と比較器25と切替スイッチ26と
が、図1の送受切替制御部に相当する。そして、切替ス
イッチ26により、アンテナ14に対して送信増幅部2
0と受信増幅部21とを切替接続する。又この小型基地
局12と無線通信する移動機は図示を省略している。
【0049】センタ局11の変調部15は、ディジタル
音声信号等を800MHz帯或いは1.5GHz帯等の
送信周波数のキャリアによって変調するものであり、T
DMA/TDD方式に於いては、図16に示すようなフ
レーム構成となる。従って、一つの周波数により4個の
移動機と小型基地局12との間で時分割的に送受信が可
能となり、キャリア数nを増加することにより、4n個
の移動機との間の時分割的な送受信が可能となる。即
ち、変調部15は、複数のキャリアを用いて変調する場
合も含むものである。
【0050】電光変換部16は、変調部15の出力信号
(高周波信号)を光信号に変換するもので、例えば、半
導体レーザによって構成することができる。この光信号
を光伝送路13を介して小型基地局12へ送出する。
【0051】小型基地局12では、光伝送路13を介し
て受信した光信号を光電変換部19により電気信号(高
周波信号)に変換し、送信増幅部20により増幅する。
又バンドパスフィルタ23によりキャリア成分を抽出
し、包絡線検波器24により検波し、比較器25に加え
る。比較器25は検波出力信号を基準電圧と比較して送
信タイムスロットを示す識別信号を切替スイッチ26に
加える。
【0052】図3は本発明の第1の実施例の送受切替信
号検出説明図であり、(a)はTDMA/TDD方式に
於けるD1,D2,D3,D4の下り(図16参照)の
タイムスロットを示し、(b)は包絡線検波器24によ
る検波出力信号を示し、比較器25により基準電圧Vr
と比較すると、(c)に示す移動機に対する送信タイム
スロット(下り)の識別信号が得られる。又(d)は
(c)の識別信号を反転して得られる移動機に対する受
信タイムスロット(上り)の識別信号を示す。
【0053】切替スイッチ26は、比較器25の出力信
号によって制御され、図3の(c)に示す出力信号は移
動機に対する送信タイムスロット(下り)の識別信号を
示すので、送信増幅部20とアンテナ14とを接続する
ように切替えられて、図3の(a)に示す移動機への送
信信号がアンテナ14から送信される。又次の受信タイ
ムスロット(上り)の期間に於いて、切替スイッチ26
は、アンテナ14と受信増幅部21とを接続するように
切替えられ、アンテナ14により受信した移動機からの
信号を受信増幅部21により増幅し、電光変換部22に
より光信号に変換してセンタ局11へ送出することにな
る。
【0054】センタ局11では、光電変換部17により
電気信号(高周波信号)に変換し、復調部18によりベ
ースバンド信号等に復調する。従って、センタ局11
は、特別な制御信号を付加することなく、小型基地局1
2に於いて比較的簡単な構成の送受切替制御部を設ける
ことにより、TDMA/TDD方式に対応した切替スイ
ッチ26による送受切替えを行うことができる。
【0055】又光伝送路13は、上りと下りとの2本の
光ファイバにより構成した場合を示すが、既に知られて
いる合波分波器を設けることにより、1本の光ファイバ
により光伝送路13を構成することも可能である。その
場合、センタ局11の電光変換部16の光波長と、小型
基地局12の電光変換部22の光波長とを異ならせるこ
とができる。
【0056】図4は本発明の第2の実施例の説明図であ
り、図2と同一符号は同一部分を示し、27は駆動回路
(DV)、28は送受共用器を構成するサーキュレータ
である。この実施例は、送信増幅部(HPA)20と受
信増幅部(LNA)21とを、駆動回路27から動作状
態と非動作状態とに制御するものである。即ち、バンド
パスフィルタ23と包絡線検波器24と比較器25と駆
動回路27とサーキュレータ28とにより、図1の送受
切替制御部13を構成し、バンドパスフィルタ23によ
って光電変換部(OE)19により変換された送信周波
数の信号を抽出し、包絡線検波器(DET)24により
検波し、比較器(CMP)25により基準電圧と比較
し、移動機に対する送信タイミングの識別信号を示す出
力信号を駆動回路27に加え、駆動回路27は、その識
別信号に従って送信増幅部20を動作状態とすると共
に、受信増幅部21を非動作状態とする。それによっ
て、移動機に対する送信側がアンテナ14に接続され、
受信側が切り離された状態となる。
【0057】そして、送信タイムスロットの次の受信タ
イムスロットの期間に、送信増幅部20を非動作状態と
すると共に、受信増幅部21を動作状態とする。それに
よって、移動機に対する送信側がアンテナ14から切り
離され、受信側がアンテナ14に接続された状態とな
り、移動機からの信号を受信増幅部21により増幅し、
電光変換部22により光信号に変換してセンタ局11へ
送出する。従って、送信増幅部20と受信増幅部21と
をサーキュレータ28を介してアンテナ14に接続した
構成に於いて、TDMA/TDD方式に対応した送受信
の切替えが可能となる。
【0058】又移動機に対する送信タイムスロットの期
間は、受信増幅部21を非動作状態とするものであるか
ら、電光変換部(EO)22も駆動回路27から点線で
示す経路で制御して非動作状態とすることができる。又
移動機に対する受信タイムスロットの期間は、受信増幅
部21と共に電光変換部22を動作状態とすることにな
る。この場合の電光変換部22の動作,非動作の制御
は、例えば、図18に示す半導体レーザの特性に於い
て、動作時はバイアス電流Ib を供給し、非動作時は零
より大きく且つ閾値電流Ithより小さい電流を供給し、
受信タイムスロットの立上りタイミングで直ちに電光変
換動作が開始されるように制御することができる。
【0059】図5は本発明の第3の実施例の説明図であ
り、図2と同一符号は同一部分を示し、30は遅延回路
(DL)、31は反転回路(IV)、32は切替スイッ
チ(SW)である。バンドパスフィルタ23と包絡線検
波器(DET)24と比較器(CMP)25と遅延回路
(DL)30と反転回路(IV)31と切替スイッチ
(SW)32とにより、図1の送受切替制御部が構成さ
れている。
【0060】この実施例に於いても、前述の図4に示す
実施例と同様に、比較器25から移動機に対する送信タ
イムスロットを示す識別信号が得られる。この識別信号
を遅延回路30により送信タイムスロットと受信タイム
スロットとの間のガードタイム等に相当する時間を遅延
させ、反転回路31により反転すると、受信タイムスロ
ットを示す識別信号となる。即ち、図3の(c)を送信
タイムスロット(下り)の識別信号とすると、それを反
転した(d)を受信タイムスロット(上り)の識別信号
とすることができる。
【0061】そして、切替スイッチ32を制御して、送
信タイムスロットの識別信号によりアンテナ14と送信
増幅部20とを接続し、受信タイムスロットの識別信号
によりアンテナ14と受信増幅部21とを接続する。そ
れによって、TDMA/TDD方式に対応した送受信の
切替えが可能となる。
【0062】図6は本発明の第4の実施例の説明図であ
り、図5と同一符号は同一部分を示し、33は駆動回路
(DV)、34はサーキュレータである。この実施例に
於いても、図5に示す実施例と同様に、比較器25から
移動機に対する送信タイムスロットの識別信号が得ら
れ、反転回路31から移動機に対する受信タイムスロッ
トの識別信号が得られる。従って、駆動回路33は、送
信タイムスロットの識別信号により、送信増幅部(HP
A)20を動作状態とすると共に、受信増幅部(LN
A)21を非動作状態とする。それによって、移動機に
対する送信が行われる。
【0063】又駆動回路33は、受信タイムスロットの
識別信号により、送信増幅部20を非動作状態とすると
共に、受信増幅部21を動作状態とする。それによっ
て、移動機からの信号を受信することができる。又点線
で示すように、電光変換部(EO)22を、移動機に対
する送信タイムスロットに於いて受信増幅部21と共に
非動作状態とし、移動機に対する受信タイムスロットに
於いて受信増幅部21と共に動作状態とすることができ
る。前述のように、TDMA/TDD方式に対応した送
受信の切替えが可能となる。
【0064】図7は本発明の第5の実施例の説明図であ
り、51はセンタ局、52は小型基地局、53は光伝送
路、54はアンテナ、55は変調部(MOD)、56は
電光変換部(EO)、57は光電変換部(OE)、58
は復調部(DEM)、59は光電変換部(OE)、60
は送信増幅部(HPA)、61は受信増幅部(LN
A)、62は電光変換部(EO)、63はバンドパスフ
ィルタ、64は包絡線検波器(DET)、65は切替ス
イッチ(SW)、66は制御回路(CNT)、67は制
御信号発生回路(SV)、68は加算回路である。
【0065】この実施例は、センタ局51から小型基地
局52に対して移動機に対する送信タイムスロットと受
信タイムスロットとの識別信号を送出するものである。
例えば、変調部55に於いて、複数のキャリアをそれぞ
れ変調して多重化した主信号MFSに対して、それらの
周波数帯域外の周波数で制御信号SVSを多重化する。
即ち、制御回路66に於いてTDMA/TDD方式に従
った移動機に対する送信タイムスロットと受信タイムス
ロットとを制御し、且つ制御信号発生回路67を制御し
て、送信タイムスロットの識別信号と受信タイムスロッ
トの識別信号とを制御信号として発生させ、その制御信
号を加算回路68に加える。この加算回路68に於いて
復調部55からの周波数多重化された主信号MFSに、
制御信号SVSが周波数多重化されて、電光変換部56
に加えられ、光信号に変換されて小型基地局52に光伝
送路53を介して送出される。
【0066】小型基地局52に於いては、光電変換部5
9により電気信号(高周波信号)に変換し、バンドパス
フィルタ63により制御信号SVSを抽出する。この制
御信号SVSを包絡線検波器64により検波し、その検
波出力信号を送信タイムスロットと受信タイムスロット
との識別信号として切替スイッチ65に加える。従っ
て、送信タイムスロットに於いては送信増幅部60がア
ンテナ54に接続されて、センタ局51からの主信号M
FSが送信される。又受信タイムスロットに於いては、
移動機からの信号が受信増幅部61により増幅され、電
光変換部62により光信号に変換されて、センタ局51
へ光伝送路53を介して送出され、センタ局51では光
電変換部57により電気信号(高周波信号)に変換さ
れ、復調部58によりベースバンド信号等に復調され
る。即ち、TDMA/TDD方式に対応した送受信の切
替えが行われる。
【0067】図8は本発明の第5の実施例の動作説明図
であり、(a)はU1,U2,U3,U4からなる受信
タイムスロット(上り)、(b)はD1,D2,D3,
D4からなる送信タイムスロット(下り)、(c)は送
信タイムスロットと受信タイムスロットとの識別信号を
示す。なお、ガードタイムについては簡単化の為に図示
を省略している。又識別信号は、正負極性として受信タ
イムスロットと送信タイムスロットとの立上りのタイミ
ングを示し、主信号MFSに周波数多重化されて小型基
地局52に送出されるから、小型基地局52ではバンド
パスフィルタ63により制御信号成分を抽出し、包絡線
検波器64により検波することにより、(c)に示す識
別信号が得られる。なお、この識別信号は、送信タイム
スロットと受信タイムスロットとを識別できるものであ
れば、任意の信号波形を用いることが可能であり、例え
ば、図3の(c)又は(d)に示すような波形の信号と
することも可能である。
【0068】図9は本発明の第6の実施例の説明図であ
り、図7と同一符号は同一部分を示し、70は駆動回路
(DV)、71はサーキュレータである。この実施例に
於いては、図7に示す実施例と同様に、センタ局51に
於いて、移動機に対する送信タイムスロットと受信タイ
ムスロットとを示す識別信号を制御信号SVSとして、
主信号MFSに周波数多重化し、小型基地局52に送出
する。小型基地局52では、この制御信号SVSを抽出
し、識別信号を再生して駆動回路70に加え、駆動回路
70は、送信タイムスロットに於いて送信増幅部60を
動作状態とすると共に受信増幅部61を非動作状態と
し、受信タイムスロットに於いて送信増幅部60を非動
作状態とすると共に受信増幅部61を動作状態とする。
それによって、TDMA/TDD方式に対応した送受信
の切替えが行われる。
【0069】図10は本発明の第7の実施例の説明図で
あり、図9と同一符号は同一部分を示し、72は駆動回
路(DV)である。この実施例は、センタ局51の駆動
回路72により電光変換部56を制御して、移動機に対
する受信タイムスロットの期間、動作を停止させるもの
である。即ち、受信タイムスロットの識別信号を制御信
号SVSとして主信号MFSに周波数多重化して光電変
換部57により光信号に変換し、小型基地局52に送出
した後、駆動回路72によって光電変換部57の動作を
受信タイムスロットの期間、停止させる。
【0070】小型基地局52に於いては、バンドパスフ
ィルタ63,包絡線検波器64,駆動回路70を含む送
受切替制御部によって、センタ局51からの送信タイム
スロットと受信タイムスロットとの識別信号を再生し、
駆動回路70により送信タイムスロットの期間、電光変
換部62の動作を停止させる。即ち、移動機に対する受
信タイムスロットに於いて、センタ局51の電光変換部
56を非動作状態とし、送信タイムスロットに於いて、
小型基地局52の電光変換部62を非動作状態として、
送受信の切替えを行うものである。
【0071】この場合、駆動回路70から点線で示す経
路によって、送信タイムスロットの識別信号により、送
信増幅部60を動作状態とすると共に、受信増幅部61
を非動作状態とし、又受信タイムスロットの識別信号に
より、送信増幅部60を非動作状態とすると共に受信増
幅部61を動作状態とすることができる。このような制
御により、確実に送受信の切替えを行うことができる。
【0072】図11は本発明の第8の実施例の説明図で
あり、81はセンタ局、82は小型基地局、83は光伝
送路、84は送信アンテナ、84a,84bは受信アン
テナ、85は変復調部(MODEM)、86は合成分配
部、87は自動利得制御増幅部、88は電光変換部(E
O)、89は制御信号発生部(SVTX)、90は加算回
路、91は利得制御増幅器、92は検出部(DET)、
93はAGC部(AGC)、94a,94bは小型基地
局対応部、95は光電変換部(OE)、96,98はバ
ンドパスフィルタ(BPF)、97は利得制御増幅部、
99は制御信号受信部(SVRX)、100は光電変換部
(OE)、101,104はバンドパスフィルタ(BP
F)、102は利得制御増幅部、103は送信増幅部、
105は制御信号受信部(SVRX)、106a,106
bは受信部、107は受信増幅部、108は自動利得制
御増幅部、109は加算回路、110は電光変換部(E
O)、111は制御信号発生部(SVTX)、112は利
得制御増幅器、113は検出部(DET)、114はA
GC部(AGC)である。
【0073】小型基地局82は、1個の送信アンテナ8
4と2個の受信アンテナ84a,84bとを設けてスペ
ースダイバーシティ方式を適用した場合を示し、受信部
106a,106bは同一の構成を有し、又センタ局8
1の小型基地局対応部94a,94bも同一の構成を有
するものである。なお、前述の各実施例と同様に1個の
アンテナを送受信に共用化し、TDMA/TDD方式に
対応して送受信の切替えを行う構成を適用することもで
きる。又光伝送路83は、3本の光ファイバにより構成
された場合を示すが、公知の構成の合波分波器を設け
て、1本の光ファイバによる光伝送路とすることも可能
である。
【0074】又自動利得制御増幅部87,108は、利
得制御増幅器91,112の出力レベルを検出部92,
113により検出し、AGC部93,114により利得
制御増幅器91,112の利得制御情報を形成して、利
得制御増幅器91,112の利得を制御し、出力レベル
を一定化するものである。その時の利得制御情報を制御
信号発生部89,111に加えて、主信号の周波数帯と
異なる周波数帯の制御信号を発生させ、加算回路90,
109により主信号に加算して周波数多重化するもので
ある。
【0075】複数の変復調部85のそれぞれ周波数が異
なる出力信号を合成分配部86により合成した出力信号
は、キャリア数nに対応したパワーとなる。しかし、光
信号としては所定のパワーとして伝送することが要望さ
れるから、電光変換部88,110に入力する信号レベ
ルを一定化することにより、光信号レベルを一定化する
ことができる。その為に、前述のように自動利得制御増
幅部87,108を設けている。
【0076】又小型基地局82から移動機(図示せず)
に送信する周波数多重化信号は、キャリア対応に所定の
レベルであることが必要である。しかし、キャリア数n
に拘らず一定レベルに制御した光信号を電気信号に変換
すると、キャリア数nに対応したレベルの周波数多重化
信号となるべきところ、一定レベルの信号となり、キャ
リア数nが多い場合は、キャリア対応のレベルが低くな
るから、移動機の受信レベルが低くなり、C/N劣化の
問題がある。
【0077】そこで、自動利得制御増幅部87,108
の利得制御情報を、前述のように、制御信号発生部8
9,111から制御信号として加算回路90,109に
加えて主信号に加算することにより、主信号と制御信号
とを周波数多重化し、電光変換部88,110により光
信号に変換して送出する。
【0078】小型基地局82に於いては、光電変換部1
00により電気信号(高周波信号)に変換し、バンドパ
スフィルタ101により主信号を抽出し、利得制御増幅
部102に加え、その出力信号を送信増幅部103に加
えて増幅し、送信アンテナ84から送信する。又光電変
換部100の出力信号(高周波信号)からバンドパスフ
ィルタ104により制御信号成分を分離し、制御信号受
信部105により利得制御情報を受信識別し、利得制御
増幅部102を制御する。即ち、センタ局81に於ける
キャリア数nが多く、自動利得制御増幅部87の利得を
小さくした時の利得制御情報により、小型基地局82の
制御信号受信部105では、利得制御増幅部102の利
得を大きくするように制御し、送信増幅部103への入
力信号レベルを高くするものである。即ち、合成分配部
86の出力信号レベルと、送信増幅部103の入力信号
レベルとを同じくすることができる。
【0079】又小型基地局82の受信部106a,10
6bに於いても、電光変換部110への入力信号レベル
を一定化するように自動利得制御増幅部108が動作
し、その利得制御情報を前述の場合と同様に周波数多重
化してセンタ局81へ送出し、センタ局81ではバンド
パスフィルタ98により制御信号成分を抽出し、制御信
号受信部99により利得制御情報を識別して利得制御増
幅部97の利得を制御し、キャリア数nに対応したレベ
ルの信号を合成分配部86に加え、分配された各キャリ
ア対応の信号のレベルを一定化することができる。
【0080】図12は本発明の第9の実施例の説明図で
あり、図11と同一符号は同一部分を示す。この実施例
は、利得制御増幅器91,112の出力信号ではなく、
電光変換部88,110の出力光を検出して利得制御を
行うものである。電光変換部88,110が半導体レー
ザにより構成されている場合、半導体レーザの出力側と
反対側からのモニタ光をフォトダイオードによって検出
する公知の構成を用いることができる。そして、この検
出出力信号が所定値となるように、利得制御増幅器9
1,112の利得を制御し、その利得制御情報を主信号
に周波数多重化し、更に光信号に変換して送出するもの
である。
【0081】小型基地局82及びセンタ局81の小型基
地局対応部94a,94bに於いては、前述の実施例と
同様に、利得制御情報をバンドパスフィルタ98,10
4,制御信号受信部99,105により分離検出して利
得制御増幅部97,102を制御し、キャリア数nに対
応したレベルの信号を出力することができる。
【0082】図13は本発明の第10の実施例の説明図
であり、図12と同一符号は同一部分を示し、120は
プロセッサ(CPU)、121,125はAD変換器
(A/D)、122,124,126はDA変換器(D
/A)、123は利得制御増幅器91及び利得制御増幅
部97の利得設定用のメモリである。
【0083】この実施例に於ける自動利得制御増幅部
は、プロセッサ120を含むもので、利得制御増幅器9
1の出力信号を検出部92により検出し、AD変換器1
21によりディジタル信号に変換してプロセッサ120
に入力する、又メモリ123に記憶された利得制御増幅
器91の利得情報とを基に、利得制御増幅器91の利得
を演算して求め、DA変換器122によりアナログ利得
制御信号に変換して、利得制御増幅器91を制御する。
又その時の利得制御情報をDA変換器124にアナログ
信号に変換し、そのアナログ信号を基に制御信号発生部
89から主信号に周波数多重化する利得制御情報を示す
制御信号を発生する。
【0084】小型基地局82に於ける動作は、前述の各
実施例と同様であり、利得制御情報に従って利得制御増
幅部102が制御され、送信増幅部103からキャリア
数nに対応したレベルの信号が出力されて送信される。
又受信部106a,106bから主信号に周波数多重化
された利得制御情報は、センタ局81の小型基地局対応
部94a,94bのバンドパスフィルタ98により分離
され、制御信号受信部99により受信識別され、AD変
換器125によりディジタル信号に変換されてプロセッ
サ120に加えられる。
【0085】このプロセッサ120は、受信した利得制
御情報とメモリ123に設定された利得制御増幅部97
の利得とを基に、利得制御増幅部97の利得を求め、D
A変換器126によりアナログ利得制御信号に変換し
て、利得制御増幅部97を制御する。従って、キャリア
数nに対応したレベルの信号が合成分配部86に入力さ
れることになる。
【0086】又光伝送路83による損失は予め判るか
ら、利得制御を行うプロセッサ120に於いてこの損失
を含めて利得制御の補正を容易に行うことができる。従
って、呼量に対応して変化するキャリア数nに応じて各
部の特性を補正するように、利得制御を行うことができ
る。
【0087】図14は本発明の第11の実施例の説明図
であり、図13と同一符号は同一部分を示す。この実施
例は、図12に示す実施例と図13に示す実施例とを組
合せた構成に相当し、センタ局81の自動利得制御増幅
部は、電光変換部88の出力光又はモニタ光を検出し、
プロセッサ120の制御により利得制御増幅器91を制
御し、その時の利得制御情報を制御信号として制御信号
発生部89から発生させ、主信号に重畳して光信号に変
換するものである。小型基地局82では、その利得制御
情報を分離して利得制御増幅部102を制御し、キャリ
ア数nに対応したレベルの信号として送信増幅部103
に入力する。
【0088】又小型基地局82の受信部106a,10
6bは、前述の実施例と同様に自動利得制御増幅部の利
得制御情報を主信号に重畳して光信号に変換し、センタ
局81へ送出する。従って、センタ局81の小型基地局
対応部94a,94bに於いては、利得制御情報を分離
してプロセッサ120に入力し、プロセッサ120の制
御によって利得制御増幅部97を制御し、キャリア数n
に対応したレベルの信号として合成分配部86に入力す
る。
【0089】本発明は、前述の各実施例にのみ限定され
るものではなく、例えば、前述の各実施例の制御信号受
信部99,105を、光伝送路83の損失を補正した利
得制御信号を利得制御増幅部97,102に加える構成
とすることもできる。又小型基地局82に送受共用のア
ンテナを設けて、TDMA/TDD方式に対応した送受
信の切替えを行う場合、プロセッサ120又は制御信号
発生部89により、移動機に対する送信タイムスロット
と受信タイムスロットとの識別信号と、前述の利得制御
情報と共に、主信号に周波数多重化等により重畳し、小
型基地局82側で、利得制御情報と識別信号とを分離し
て制御する構成とすることも可能である。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、分散配
置される多数の小型基地局2とセンタ局1との間を光伝
送路3により接続し、変調部5や復調部8をセンタ局1
に設けることにより、小型基地局2の経済化並びに小型
化を図り、且つ小型基地局2に送受切替制御部13を設
けて、TDMA/TDD方式に対応して送受信の切替え
を行うものであり、送受切替制御部13をセンタ局1か
らの信号検出により行う構成とした場合は、センタ局1
は従来例の構成で済む利点がある。又センタ局1から移
動機4に対する送信タイムスロットと受信タイムスロッ
トとの識別信号を主信号に周波数多重化等により重畳し
て小型基地局2へ伝送する構成とした場合、小型基地局
2の送受信の切替制御が容易となる利点がある。
【0091】又小型基地局2から周波数多重化された信
号を送信する場合、自動利得制御増幅部を設けてセンタ
局1と小型基地局2との間の光信号レベルを所定値とし
た場合、利得制御情報を主信号に周波数多重化等により
重畳して伝送し、この利得制御情報により利得制御増幅
部を制御して、キャリア数対応のレベルの主信号を得る
ことができる。従って、安定な移動通信が可能となる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1の実施例の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施例の送受切替信号検出説明
図である。
【図4】本発明の第2の実施例の説明図である。
【図5】本発明の第3の実施例の説明図である。
【図6】本発明の第4の実施例の説明図である。
【図7】本発明の第5の実施例の説明図である。
【図8】本発明の第5の実施例の動作説明図である。
【図9】本発明の第6の実施例の説明図である。
【図10】本発明の第7の実施例の説明図である。
【図11】本発明の第8の実施例の説明図である。
【図12】本発明の第9の実施例の説明図である。
【図13】本発明の第10の実施例の説明図である。
【図14】本発明の第11の実施例の説明図である。
【図15】従来例の移動通信システムの説明図である。
【図16】TDMA/TDD方式のフレーム説明図であ
る。
【図17】従来例の小型基地局を備えた移動通信システ
ムの説明図である。
【図18】光信号の送受信特性説明図である。
【符号の説明】
1 センタ局 2 小型基地局 3 光伝送路 4 移動機 5 変調部 6 電光変換部 7 光電変換部 8 復調部 9 光電変換部 10 送信増幅部 11 受信増幅部 12 電光変換部 13 送受切替制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/30 H04B 10/00

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ局(1)と小型基地局(2)との
    間を光伝送路(3)により接続し、前記小型基地局
    (2)と移動機(4)との間で無線通信を行う移動通信
    システムに於いて、 前記センタ局(1)は、時分割多重化信号を変調する変
    調部(5)と、該変調部(5)の出力信号を光信号に変
    換して前記光伝送路(3)に送出する電光変換部(6)
    と、前記小型基地局(2)から前記光伝送路(3)を介
    して受信した光信号を電気信号に変換する光電変換部
    (7)と、該光電変換部(7)の出力信号を復調する復
    調部(8)とを備え、 前記小型基地局(2)は、前記センタ局(1)から前記
    光伝送路(3)を介して受信した光信号を電気信号に変
    換する光電変換部(9)と、該光電変換部(9)の出力
    信号を増幅して送信する送信増幅部(10)と、前記移
    動機(4)からの受信信号を増幅する受信増幅部(1
    1)と、該受信増幅部(11)の出力信号を光信号に変
    換して前記光伝送路(3)を介して前記センタ局(1)
    へ送出する電光変換部(12)と、前記移動機(4)に
    対する送受切替制御部(13)とを備えたことを特徴と
    する小型基地局を備えた移動通信システム。
  2. 【請求項2】 センタ局(1)と小型基地局(2)との
    間を光伝送路(3)により接続し、前記小型基地局
    (2)と移動機(4)との間で同一周波数による送信タ
    イムスロットと受信タイムスロットとにより時分割的に
    送受信を行う移動通信システムに於いて、 前記センタ局(1)は、時分割多重化信号を変調する変
    調部(5)と、該変調部(5)の前記移動機(4)に対
    する送信タイムスロットの出力信号を光信号に変換して
    前記光伝送路(3)に送出する電光変換部(6)と、前
    記小型基地局(2)から前記光伝送路(3)を介して前
    記移動機(4)に対する受信タイムスロットに於ける光
    信号を受信して電気信号に変換する光電変換部(7)
    と、該光電変換部(7)の出力信号を復調する復調部
    (8)とを備え、 前記小型基地局(2)は、前記センタ局(1)から前記
    光伝送路(3)を介して受信した光信号を電気信号に変
    換する光電変換部(9)と、該光電変換部(9)の出力
    信号を増幅して送信する送信増幅部(10)と、前記移
    動機(4)からの受信信号を増幅する受信増幅部(1
    1)と、該受信増幅部(11)の出力信号を光信号に変
    換して前記光伝送路(3)を介して前記センタ局(1)
    へ送出する電光変換部(12)と、前記光電変換部
    (9)の出力信号を検出して前記移動機(4)に対する
    送信タイムスロットを識別し、前記移動機(4)に対す
    る送受信を切替える送受切替制御部(13)とを備えた
    ことを特徴とする小型基地局を備えた移動通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記小型基地局(2)の前記送受切替制
    御部(13)は、前記光電変換部(9)の出力信号を検
    波した検波出力信号により前記移動機(4)に対する送
    信タイムスロットを識別する識別部と、該識別部により
    識別した前記送信タイムスロットに於いて前記送信増幅
    部(10)の出力信号をアンテナから送信し、前記送信
    タイムスロットの次の受信タイムスロットに於いて前記
    アンテナの受信信号を前記受信増幅部(11)に加える
    ように切替える切替スイッチとを有することを特徴とす
    る請求項2記載の小型基地局を備えた移動通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記小型基地局(2)の前記送受切替制
    御部(13)は、前記光電変換部(9)の出力信号を検
    波した検波出力信号により前記移動機(4)に対する送
    信タイムスロットを識別する識別部と、該識別部により
    識別した前記送信タイムスロットに於いて前記送信増幅
    部(10)を動作状態とすると共に前記受信増幅部(1
    1)を非動作状態とし、且つ前記送信タイムスロットの
    次の受信タイムスロットに於いて前記送信増幅部(1
    0)を非動作状態とすると共に前記受信増幅部(11)
    を動作状態とする制御部とを有することを特徴とする請
    求項2記載の小型基地局を備えた移動通信システム。
  5. 【請求項5】 前記小型基地局(2)の前記送受切替制
    御部(13)は、前記光電変換部(9)の出力信号を検
    波した検波出力信号により前記移動機(4)に対する送
    信タイムスロットを識別する識別部と、該識別部により
    識別した前記送信タイムスロットに於いて前記送信増幅
    部(10)を動作状態とすると共に前記受信増幅部(1
    1)及び前記電光変換部(12)を非動作状態とし、且
    つ前記送信タイムスロットの次の受信タイムスロットに
    於いて前記送信増幅部(10)を非動作状態とすると共
    に前記受信増幅部(11)及び前記電光変換部(12)
    を動作状態とする制御部とを有することを特徴とする請
    求項2記載の小型基地局を備えた移動通信システム。
  6. 【請求項6】 前記小型基地局(2)の前記送受切替制
    御部(13)は、前記光電変換部(9)の出力信号を加
    えるバンドパスフィルタと、該バンドパスフィルタの出
    力信号を加える包絡線検波器と、該包絡線検波器の出力
    信号と基準電圧とを比較する比較器と、該比較器の出力
    信号を遅延させる遅延回路と、該遅延回路の出力信号を
    反転させる反転回路と、該反転回路の出力信号を前記移
    動機(4)に対する受信タイムスロットの識別信号と
    し、前記比較器の出力信号を前記移動機(4)に対する
    送信タイムスロットの識別信号とする構成を有すること
    を特徴とする請求項2記載の小型基地局を備えた移動通
    信システム。
  7. 【請求項7】 前記小型基地局(2)の前記送受切替制
    御部(13)は、前記反転回路の出力信号の受信タイム
    スロットの識別信号と、前記比較器の出力信号の送信タ
    イムスロットの識別信号とを用いて、送受信の切替スイ
    ッチを制御する構成を有することを特徴とする請求項6
    記載の小型基地局を備えた移動通信システム。
  8. 【請求項8】 前記小型基地局(2)の前記送受切替制
    御部(13)は、前記反転回路の出力信号の受信タイム
    スロットの識別信号により、前記送信増幅部(10)を
    非動作状態とすると共に前記受信増幅部(11)及び前
    記電光変換部(12)を動作状態とし、且つ前記比較器
    の出力信号の送信タイムスロットの識別信号により、前
    記送信増幅部(10)を動作状態とすると共に前記受信
    増幅部(11)と前記電光変換部(12)との何れか一
    方又は両方を非動作状態とする構成を有することを特徴
    とする請求項6記載の小型基地局を備えた移動通信シス
    テム。
  9. 【請求項9】 センタ局(1)と小型基地局(2)との
    間を光伝送路(3)により接続し、前記小型基地局
    (2)と前記移動機(4)との間で同一周波数による送
    信タイムスロットと受信タイムスロットとにより時分割
    的に送受信を行う移動通信システムに於いて、 前記センタ局(1)は、時分割多重化信号を変調する変
    調部(5)と、該変調部(5)の前記移動機(4)に対
    する送信タイムスロットの出力信号を光信号に変換して
    前記光伝送路(3)に送出する電光変換部(6)と、前
    記小型基地局(2)から前記光伝送路(3)を介して前
    記移動機(4)に対する受信タイムスロットに於ける光
    信号を受信して電気信号に変換する光電変換部(7)
    と、該光電変換部(7)の出力信号を復調する復調部
    (8)と、前記送信タイムスロットと受信タイムスロッ
    トとを示す制御信号を前記変調部(5)の出力信号に該
    出力信号と異なる周波数によって重畳する制御信号重畳
    部とを備え、 前記小型基地局(2)は、前記センタ局(1)から前記
    光伝送路(3)を介して受信した光信号を電気信号に変
    換する光電変換部(9)と、該光電変換部(9)の出力
    信号を増幅して送信する送信増幅部(10)と、前記移
    動機(4)からの受信信号を増幅する受信増幅部(1
    1)と、該受信増幅部(11)の出力信号を光信号に変
    換して前記光伝送路(3)を介して前記センタ局(1)
    へ送出する電光変換部(12)と、前記光電変換部
    (9)の出力信号から前記制御信号を分離し、該制御信
    号によって前記移動機(4)に対する送受信を切替える
    送受切替制御部(13)とを備えたことを特徴とする小
    型基地局を備えた移動通信システム。
  10. 【請求項10】 前記小型基地局(2)の前記送受切替
    制御部(13)は、前記光電変換部(9)の出力信号か
    ら前記制御信号を分離して検出する制御信号検出部と、
    前記制御信号による前記移動機(4)に対する送信タイ
    ムスロットに於いて前記送信増幅部(10)の出力信号
    をアンテナから送信し、前記受信タイムスロットに於い
    て前記アンテナの受信信号を前記受信増幅部(11)に
    加えるように切替える切替スイッチとを有することを特
    徴とする請求項7記載の小型基地局を備えた移動通信シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 前記小型基地局(2)の前記送受切替
    制御部(13)は、前記光電変換部(9)の出力信号か
    ら前記制御信号を分離して検出する制御信号検出部と、
    前記制御信号による前記移動機(4)に対する送信タイ
    ムスロットに於いて前記送信増幅部(10)を動作状態
    とすると共に前記受信増幅部(11)を非動作状態と
    し、且つ受信タイムスロットに於いて前記送信増幅部
    (10)を非動作状態とすると共に前記受信増幅部(1
    1)を動作状態とする制御部とを有することを特徴とす
    る請求項9記載の小型基地局を備えた移動通信システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記小型基地局(2)の前記送受切替
    制御部(13)は、前記光電変換部(9)の出力信号か
    ら前記制御信号を分離して検出する制御信号検出部と、
    前記制御信号による前記移動機(4)に対する送信タイ
    ムスロットに於いて前記送信増幅部(10)を動作状態
    とすると共に前記受信増幅部(11)及び前記電光変換
    部(12)を非動作状態とし、且つ受信タイムスロット
    に於いて前記送信増幅部(10)を非動作状態とすると
    共に前記受信増幅部(11)及び前記電光変換部(1
    2)を動作状態とする制御部とを有することを特徴とす
    る請求項9記載の小型基地局を備えた移動通信システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記センタ局(1)の電光変換部
    (6)を、前記移動機(4)に対する送信タイムスロッ
    トに於いて動作状態とし、前記移動機(4)に対する受
    信タイムスロットに於いて非動作状態に制御する構成を
    備えたことを特徴とする請求項11又は12記載の小型
    基地局を備えた移動通信システム。
  14. 【請求項14】 センタ局(1)と小型基地局(2)と
    の間を光伝送路(3)により接続し、前記小型基地局
    (2)と移動機(4)との間で無線通信を行う移動通信
    システムに於いて、 前記センタ局(1)は、時分割多重化信号を変調する変
    調部(5)と、該変調部(5)の出力信号を増幅する自
    動利得制御増幅部と、該自動利得制御増幅部の出力信号
    と該自動利得制御増幅部の利得制御情報とを光信号に変
    換して前記光伝送路(3)に送出する電光変換部(6)
    と、前記小型基地局(2)から前記光伝送路(3)を介
    して受信した光信号を電気信号に変換する光電変換部
    (7)と、該光電変換部(7)の出力信号を前記小型基
    地局(2)からの利得制御情報に従って増幅する利得制
    御増幅部と、該利得制御増幅部の出力信号を復調する復
    調部(8)とを備え、 前記小型基地局(2)は、前記センタ局(1)から前記
    光伝送路(3)を介して受信した光信号を電気信号に変
    換する光電変換部(9)と、該光電変換部(9)の出力
    信号を前記小型基地局(2)からの利得制御情報に従っ
    て増幅する利得制御増幅部と、該利得制御増幅部の出力
    信号を増幅して送信する送信増幅部(10)と、前記移
    動機(4)からの受信信号を増幅する受信増幅部(1
    1)と、該受信増幅部(11)の出力信号を増幅する自
    動利得制御増幅部と、該自動利得増幅部の出力信号と該
    自動利得制御増幅部の利得制御情報とを光信号に変換し
    て前記光伝送路(3)を介して前記センタ局(1)へ送
    出する電光変換部(12)とを備えたことを特徴とする
    小型基地局を備えた移動通信システム。
  15. 【請求項15】 前記センタ局(1)の前記自動利得制
    御増幅部は、前記電光変換部(6)の出力パワーが所定
    値となるように該電光変換部(6)の出力モニタ光を検
    出して利得制御を行う構成を備え、且つ前記小型基地局
    (2)の前記自動利得制御増幅部は、前記電光変換部
    (12)の出力パワーが所定値となるように該電光変換
    部(12)の出力モニタ光を検出して利得制御を行う構
    成を備えたことを特徴とする請求項14記載の小型基地
    局を備えた移動通信システム。
  16. 【請求項16】 前記センタ局(1)の前記自動利得制
    御増幅部は、該自動利得制御増幅部の出力信号と合成す
    る利得制御情報を補正処理し、且つ前記小型基地局
    (2)からの利得制御情報を補正処理して利得制御増幅
    部に加えるプロセッサを備えたことを特徴とする請求項
    14記載の小型基地局を備えた移動通信システム。
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